JP6359114B2 - 共有リソースに対する適応的な割り当て決定のための方法、システム、および装置 - Google Patents

共有リソースに対する適応的な割り当て決定のための方法、システム、および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6359114B2
JP6359114B2 JP2016554728A JP2016554728A JP6359114B2 JP 6359114 B2 JP6359114 B2 JP 6359114B2 JP 2016554728 A JP2016554728 A JP 2016554728A JP 2016554728 A JP2016554728 A JP 2016554728A JP 6359114 B2 JP6359114 B2 JP 6359114B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
server
residue
session
communication session
charging server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016554728A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017509242A (ja
Inventor
クラウディア オルトマンズ
クラウディア オルトマンズ
ウヴェ グレイニグ
ウヴェ グレイニグ
Original Assignee
レッドニー インコーポレイテッド
レッドニー インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by レッドニー インコーポレイテッド, レッドニー インコーポレイテッド filed Critical レッドニー インコーポレイテッド
Publication of JP2017509242A publication Critical patent/JP2017509242A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6359114B2 publication Critical patent/JP6359114B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M15/00Arrangements for metering, time-control or time indication ; Metering, charging or billing arrangements for voice wireline or wireless communications, e.g. VoIP
    • H04M15/70Administration or customization aspects; Counter-checking correct charges
    • H04M15/785Reserving amount on the account
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/02Details
    • H04L12/14Charging, metering or billing arrangements for data wireline or wireless communications
    • H04L12/1403Architecture for metering, charging or billing
    • H04L12/1407Policy-and-charging control [PCC] architecture
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/02Details
    • H04L12/14Charging, metering or billing arrangements for data wireline or wireless communications
    • H04L12/1432Metric aspects
    • H04L12/1435Metric aspects volume-based
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/02Details
    • H04L12/14Charging, metering or billing arrangements for data wireline or wireless communications
    • H04L12/1453Methods or systems for payment or settlement of the charges for data transmission involving significant interaction with the data transmission network
    • H04L12/1467Methods or systems for payment or settlement of the charges for data transmission involving significant interaction with the data transmission network involving prepayment
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M15/00Arrangements for metering, time-control or time indication ; Metering, charging or billing arrangements for voice wireline or wireless communications, e.g. VoIP
    • H04M15/70Administration or customization aspects; Counter-checking correct charges
    • H04M15/765Linked or grouped accounts, e.g. of users or devices
    • H04M15/7652Linked or grouped accounts, e.g. of users or devices shared by users
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/24Accounting or billing

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2014年4月25日出願の米国特許仮出願第61/984356号の優先権を請求し、前記米国特許仮出願は参照することにより本明細書に組み込まれる。
分野
本明細書は、一般に電気通信に関し、具体的には、通信システムにおける共有リソースに対する適応的な割り当て決定のための方法、システムおよび装置に関する。
携帯電話およびスマートフォンなど一部のモバイルデバイスは、共有予約制に関連付けられており、これらの予約制では、いくつかのかかるデバイスの間で、データの単一のプールが共有で利用可能である。
モバイルネットワークの技術の進歩によって、どの一つのモバイルデバイスもより大きなデータの量を消費することが可能になり、その結果、異なるデバイスの使用量挙動の間でのギャップが増大し得るようになってきた。例えば、単一のデータプールを共有しているデバイスのセットの一つが、デバイスの別のセットよりも何倍も高いレートでデータを消費することがある。両方のデバイスとも使用の間一定の割り当てを配分されているが、「高使用量」のデバイスは、自分への割り当てを使い果たしたのに、プールの残量が「低使用量」のデバイスにまだ引き当てられているので、別の割り当てを確保できず、繰り返し中断させられることがある。デバイスのセットに対する割り当てを平衡させる現在のやり方は、前述の中断、過度に高いシグナリングトラフィック、またはその両方をもたらし得る。
明細書の態様によれば、ネットワークの共有リソースに対する割り当てを適応させる方法が提供される。前記方法は、前記共有リソースに関連付けられた複数の通信セッションの各々の使用量レベルを追跡するステップと、前記共有リソースの割り当てを、前記通信セッションの各々に配分するステップと、前記使用量レベルおよび前記共有リソースの残りの量に基づいて、前記割り当てを動的に適応させるステップと、を含む。
以下の図面を参照しながら、実施形態を説明する。
非限定の実施形態による、通信システムを示す。 非限定の実施形態による、図1のシステムにおける割り当て配分の方策を示す。 非限定の実施形態による、図1のチャージングサーバのいくつかの内部コンポーネントを示す。 非限定の実施形態による、図1のチャージングサーバのいくつかの機能コンポーネントを示す。 非限定の実施形態による、図1のシステムにおいて割り当てを適応する方法を示す。 非限定の実施形態による、図1のシステムにおいて割り当てを適応する方法を示す。 非限定の実施形態による、図1のシステムにおいて割り当てを適応する方法を示す。
図1は通信システム100を示す。システム100は、複数のモバイルデバイス104−1、104−2、104−3(モバイルデバイス104として総称され、一般にモバイルデバイス104という)を含み、これらの各々は、様々なモバイルコンピューティングデバイスの任意のものであってよく、しかして、処理ユニット、揮発性および不揮発性メモリ、ネットワークインターフェース、入力および出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカ、マイクロフォン、タッチスクリーンなど)を含むハードウェア要素を有する。モバイルデバイス104の処理ユニットは、いくつかのネットワークを介するデータ通信の開始を含む様々な機能を遂行するため、メモリに格納されるプログラミング命令を実行する。
本明細書で説明する実施形態において、モバイルデバイス104は、(例えば、LTE:Long Term Evolutionの)パケット交換方式、および(例えば、GSM:Global System for Mobile communicationsの)回路交換方式ネットワークの一つまたは両方に接続可能な、携帯電話またはスマートフォンである。しかして、モバイルデバイス104は、コアモバイルネットワーク108と通信するため必要な、ネットワークインターフェースハードウェア、および格納されたプログラミング命令を含む。本例において、コア移動ネットワーク108は、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)によるロングタームエボリューション(LTE)規格のセットに沿って構築される。当業者には当然のことながら、本明細書に記述される特徴はその他のネットワークにも同様に適用が可能である。
コア移動ネットワーク108は、ゲートウェイサーバ112、ポリシーサーバ116、およびチャージングサーバ120を含む。また、コアネットワーク108がLTEコアネットワークである本例では、ゲートウェイサーバ112は、パケットデータネットワークゲートウェイ(PDN GatewayまたはP−GW:Packet Data Network Gateway)と呼ばれることもあり、ポリシーサーバ116は、ポリシーおよびチャージングルール機能(PCRF:Policy and Charging Rules Function)と呼ばれることもあり、チャージングサーバ120は、オンラインチャージングシステム(OCS:Online Charging System)と呼ばれることもある。当業者は、LTEネットワークにおけるP−GW、PCRF、およびOCSの諸特徴について発行された3GPP仕様書から周知していよう。但し、チャージングサーバ120は、本明細書で説明する、3GPP仕様書に記載されたものを超えたさらなる特徴を含む。
コア移動ネットワーク108の他の要素(モビリティ管理エンティティ(MME:Mobility Management Entity)およびホーム加入者サーバ(HSS:Home Subscriber Server)など)は従来方式で実装することができ、したがって、簡明化のため本明細書には示さない。
ゲートウェイサーバ112は、モバイルデバイス104が、コアマルチメディアネットワーク124および広域ネットワーク(WAN:wide area network)128を含む他のデータネットワークにアクセスすることを可能にする。本例において、コアマルチメディアネットワーク124は、IPマルチメディアサブシステム(IMS:IP Multimedia Subsystem)ネットワークであり、WAN128はインターネットである。モバイルデバイス104は、ゲートウェイサーバ112との通信を確立し、その後に(ゲートウェイサーバ112を介して)モバイルデバイス104に様々なサービスを提供する他のネットワーク要素と通信することができる。
ポリシーサーバ116は、モバイルデバイス104とゲートウェイ112との間の通信セッションに対するルールを生成する。かかるルールによって、サービスの品質(QoS:Quality of Service)パラメータ、チャージパラメータなどを統制することが可能である。ポリシーサーバ116は、これらのルールをゲートウェイサーバ112に提供し、ゲートウェイサーバ112は、これらルールをモバイルデバイス104との自分の通信セッションに適用する。
モバイルデバイス104がゲートウェイ112を介して通信可能なネットワーク要素の例には、コアマルチメディアネットワーク124のアプリケーション機能(AF:Application Function)サーバ132、およびWAN128のウェブサーバ136が含まれる。AFサーバ132は、例えば、モバイルデバイス104と他のデバイス(例えば、他のモバイルデバイス、WAN128のメディアサーバなど)との間の着信および発信メディアセッション(例えば、ボイスオーバーアイピー電話、映像ストリーミングなど)のセットアップに参加するプロキシ呼セッション制御サーバ(P−CSCF:Proxy Call Session Control Server)として知られる、呼セッションおよび制御サーバとすることができる。ウェブサーバ136は、モバイルデバイス104がアクセス可能な一つ以上のウェブページをホストすることが可能である。
チャージングサーバ120には、モバイルデバイス104に関連付けられたアカウント(すなわち、三つのモバイルデバイス104−1、104−2、および104−3の全てに関連付けられた共有アカウント)を維持する責任がある。モバイルデバイス104がゲートウェイサーバ112を介して通信セッションに従事しているとき、チャージングサーバ120は、そのセッションに関連する使用量(例えばデータの量)に基づいて該アカウントから差し引く。従来方式では(3GPP仕様書32.296で定義されているように)、チャージングサーバ120は、セッションの開始時点で、およびセッション全体を通して合間あいまに(例えば、金銭的単位、時間、データユニットなどで)割り当てをリンク140を介してゲートウェイサーバ112に提供する。通信セッションが進行するのに応じ、ゲートウェイサーバ112は、セッション内でのデータ使用量を検出し、割り当てから検出された使用量を差し引く。また、ゲートウェイサーバ112は、リンク140を介しチャージングサーバ120に、この使用量および差し引きを連絡する。リンク140は、例えば、Roインターフェース(3GPP仕様書32.299、32.251、32.260などに定義されている)またはRoのGyインスタンスに基づくことが可能である。
割り当てが使い果たされた場合、チャージングサーバ120は、セッションの継続を可能にするために、新規の割り当てを決めリンク140を介してゲートウェイサーバ112に提供する。割り当ては、モバイルデバイス104に関連付けられたアカウントの残余に照らして引き当てされる。割り当てが消費される場合、その割り当てはアカウントの残余から差し引かれ、アカウント残余の追加の部分が、後続の割り当てに対する引き当てとしてマークされる。
前述のように、チャージングサーバ120によって維持されているアカウントは、図1に示された三つのモバイルデバイス104の間で共有されている。言い換えれば、モバイルデバイス104−1、104−2、および104−3の各々が、データを消費すると、チャージングサーバ120からゲートウェイサーバ112に提供された割り当ては、全て同一のアカウント残余から引き当てされる。図2に示されるように、この状況は、サービスの中断をもたらす可能性がある。
図2は、従来式の割り当て配分方式を用いた例示の方策であり、該方策において、モバイルデバイス104−1およびモバイルデバイス104−2の両方が、ゲートウェイサーバ112を介して通信セッションを開始している。この例において、モバイルデバイス104−1は、比較的に小さな帯域幅消費を必要とするウェブブラウジングセッションに従事しているので「低使用量」デバイスと呼ばれる。他方、モバイルデバイス104−2は、一般に、ウェブブラウジングより多くの帯域幅を消費する映像ストリーミングに従事しているので「高使用量」デバイスと呼ばれる。ステップ200で、モバイルデバイス104−1は、必要な割り当て(必要サービス単位(RSU:Requested Service Unit))を包含する要求(クレジット管理要求(CCR:Credit Control Request))をチャージングサーバ120に送信することによってセッションを開始する。当然のことながら、いくつかの実施形態において、図2に示されるモバイルデバイス104−1および104−2からのメッセージは、実際は、モバイルデバイス104−1および104−2の代わりに、ゲートウェイ112または他のネットワークコンポーネントによって送信されることになる。これに応じ、チャージングサーバ20は、そのセッションのために、デバイス104−1と104−2とが共有するアカウントの150単位の残余から50単位の(これは要求された量であってよいが必ずそうする必要はない)割り当てを引き当てる。残余およびその引き当てられた部分が図2の右側沿いに示されている。チャージングサーバ120は、モバイルデバイス104−1に、50単位が供与されたこと(供与サービス単位(GSU:Granted Service Unit))の表示を包含するクレジット管理応答(CCA:Credit Control Answer)メッセージで割り当ての引き当てを連絡する。また、割り当てを示すチャージングサーバ120からの応答は、該割り当てに対する10分間の有効時間(VT:validity time)を指定する、すなわち割り当ての未使用の部分は、10分の間は他のセッションに利用可能に解放されないことになる。
ステップ204で、デバイス104−2は、チャージングサーバ120に要求を送信することによってセッションを開始し、同様な引き当て処理が続いて行われ、その過程でチャージングサーバ120は、第二セッションのため別の50単位を引き当て、デバイス104−2にその引き当てを連絡する。その結果、二つの50単位の割り当てが、各セッションに一つずつ150単位のアカウント残余から引き当てられたことになる。
ステップ208で、モバイルデバイス104−2は、最初の50単位の割り当てを使い果たしており、50単位が消費されたこと(消費サービス単位(USU:Used Service Unit))を示しさらなる引き当てを要求するメッセージをチャージングサーバ120に送信する。これに応じ、チャージングサーバ120は、別の50単位の割り当てを引き当て、アカウント残余は(デバイス104−2に対する最初に割り当ての消費により)100単位に低減され、50単位の割り当てが各セッションに充てられている。かくして、今や、全100単位の残余が、既存の割り当てによって引き当て済みとなっている。
ステップ212で、モバイルデバイス104−2は、ステップ208で設定された50単位の第二の割り当てを消費し、(例えば、ゲートウェイサーバ112によって)別の50単位の割り当てを引き当てる試みが行われる。しかしながら、モバイルデバイス104−2による第二の割り当ての消費の後では、アカウントに残る残余は50単位だけとなり、残りの残余の全体は、モバイルデバイス104−1がまだその割り当てのどれも消費していないという事実にかかわらず、モバイルデバイス104−1のセッションのため引き当てが保たれる。しかして、ステップ212でのさらなる要求に応答して、チャージングサーバ120は、要求を満たすための利用可能な残余がないことを示す、結果コード(RC:result code)「4012」または同等のエラーコードを返す。さらにまた、モバイルデバイス104−1に対する引き当てがさらに数分の間有効なことがある(「高使用量」モバイルデバイス104−2は、実際上、図2に示された割り当てをわずか数秒で使い果たすかもしれない)。したがって、モバイルデバイス104−2のセッションは、モバイルデバイス104−1に対して引き当てられている未使用の割り当てが解放されるまで、さらなる数分間の間中断される。
図2のような状況の発生を低減するために、チャージングサーバ120は、従来のチャージングサーバのアクティビティを超えた特定の機能を遂行する。これらの機能を説明する前に、チャージングサーバ120のコンポーネントの説明を提示することにする。
図3を参照すると、チャージングサーバ120のいくつかの内部コンポーネントが示されている。チャージングサーバ120は、本明細書ではプロセッサ300とも称する、メモリ304と相互接続された中央処理装置(CPU:central processing unit)300を含む。プロセッサ300およびメモリ304は、一般に一つ以上の集積回路(IC:integrated circuit)で構成され、ここで当業者が気付くように様々な構造を有することができる(例えば、複数のCPUを設けることも可能である)。
メモリ304は、揮発性(例えば、ランダムアクセスメモリ(「RAM:Random Access Memory」))および不揮発性(例えば、読取専用メモリ(「ROM:read only memory」)、電気的消去可能読取専用メモリ(「EEPROM:Electrically Erasable Programmable Read Only Memory」)、フラッシュメモリ、磁気コンピュータストレージデバイス、または光ディスクなど)メモリの任意の適切な組み合わせであってよい。本例において、メモリ304は、揮発性および不揮発性ストレージの両方を含む。
また、プロセッサ300は、チャージングサーバ120がネットワーク108、124および128の他のコンピューティングデバイスに接続することを可能にする、ネットワークインターフェースコントローラ(NIC:network interface controller)308などの一つ以上のネットワークインターフェースにも相互接続されている。NIC308は、しかして前述のネットワークを介して通信するため必要なハードウェアを含む。また、チャージングサーバ120は、キーボードおよびマウスなどプロセッサ300に相互接続された入力デバイス(図示せず)、並びにディスプレイなどプロセッサ300に相互接続された出力デバイス(図示せず)も含むことが可能である。いくつかの実施形態において、これら入力および出力デバイスは、NIC308、および別のコンピューティングデバイスを介してプロセッサ300に接続されてもよい。言い換えれば、入力および出力デバイスは、チャージングサーバ120に対しローカルであってもリモートであってもよい。
メモリ304は、プロセッサ300によって実行可能な複数のコンピュータ可読プログラミング命令を、様々なアプリケーションの形で格納し、また、これらのアプリケーションの実行の過程で使われる様々な種類のデータも格納する。当業者には当然のことながら、プロセッサ300は、これら命令内に定義された様々なオペレーションを遂行するために、一つ以上のかかるアプリケーションの命令を実行することが可能である。以降の説明において、プロセッサ300およびチャージングサーバ120は、或る機能を遂行するために「構成される」または「作動される」と言う。当然のことながら、チャージングサーバ120は、メモリ304に格納されたアプリケーションの命令の処理を用いるように構成される。
メモリ304に格納されるアプリケーションに、本明細書では割り当てアプリケーション312とも称する割り当て配分アプリケーション312がある。さらに、メモリ304は、アカウントデータベース316および料金表データベース320を包含する。アカウントデータベース316は、モバイルデバイス104−1、104−2、および104−3に関連付けられた共有アカウントを含め、複数のアカウントに対するアカウント残余を包含する。料金表データベース320は、通信セッションを評価する(例えば、様々なサービスに対し評価を行う)ために使われるデータを包含する。
チャージングサーバ120の別の概略図が図4に示されている。割り当てアプリケーション312は、単独でまたはチャージングサーバ120上で実行可能な他のアプリケーションと連携して、チャージ機能(例えば、図4に示されるセッションベースおよびイベントベースのチャージ機能)を実装することができる。チャージングサーバ120は、ゲートウェイサーバ112を含め、様々な他のネットワーク要素と相互作用し、必要に応じデータベース316のアカウント残余を更新する。
チャージングサーバ120は、割り当てアプリケーション312の実行を介して、モバイルデバイス104が関与するメディアセッションに対する割り当ておよび有効時間を算定し、ゲートウェイサーバ112に提示するように構成される。この割り当ておよびそれらの有効時間は、現在の使用量パターンに適応させ、どの一つのセッションの中断をも回避するためセッション全体を通して調整することができる。ここで図5を参照し、チャージングサーバ120によって遂行されるオペレーションの一例を説明することとする。
図5は、システム100における、具体的にはチャージングサーバ120での適応的な割り当て決定の方法500を示す。方法500の遂行の開始の前に、各モバイルデバイス104−1、104−2、および104−3(または、実際は他の任意の数のモバイルデバイス104)は、ゲートウェイサーバ112を介する通信セッションを確立しており、しかして、これら3つのデバイス104の間で共有されるリソースを消費するものと仮定する。
モバイルデバイス104によるリソースの消費の開始を許すために、チャージングサーバ120は、各デバイス104に対して割り当てを配分する。この割り当ての性質について特に限定はないが、本説明では、割り当てがデータの量(例えば100メガバイト)であると仮定するものとする。他の実施形態では、割り当ては、例えば金銭価値であってもよい。各サービスに対しどれだけの割り当てを配分するかの算定はブロック505で開始される。方法500のブロックは、3つのセッション各々に対して一回、並行して複数回が遂行されると想定する。
ブロック505で、チャージングサーバ120は、前の期間(例えば、ゲートウェイサーバ112から、或る所与のセッションに対する前回の使用量レポートが、チャージングサーバ120で受信されてから経過した時間)に対する使用量データを検索する。かかる使用量データは、ゲートウェイサーバ112から受信されると、メモリ304に格納される。さらに具体的には、各セッションに対し、チャージングサーバ120は、セッション識別子と、セッションに対する最新の報告イベントのタイムスタンプと、使用量(例えば、前回の報告イベント以降に消費されたデータの量)と、当該セッションに配分された最新の割り当てに対する最新の有効時間と、の値を格納する。また、チャージングサーバ120は、以前の複数の期間に対する使用量の移動平均も格納することが可能である。ブロック505で、チャージングサーバは、これらにより、以前の期間の対する(単位時間当たりのデータ量で)帯域幅を算定する。
所与のセッションに対するブロック505の初めての遂行については、いかなる以前の使用量データもないことがある。この場合、チャージングサーバ120は、ブロック505のその初回の遂行に対し、当該セッションが最大の利用可能な帯域幅を消費することになると仮定すればよい。他の実施形態において、チャージングサーバ120は、代わりに、当該セッションが最大の利用可能な帯域幅の50%、または最大の利用可能な帯域幅の任意の他の比率を消費することになると仮定することも可能である。
ブロック510で、チャージングサーバ120は、次の割り当て配分に対して使われることになる期間を設定する。ブロック510で設定される期間には特に限定はなく、ブロック510の初回の遂行に対して(すなわち、まだ使用量データが利用可能でない新規のセッションに対して)、配分される割り当てを最小化するため、比較的に短い期間(例えば5〜10秒)を選択し、他方で、実際の使用量に適合させるための十分なウィンドウをなお設けることが可能である。既知の使用量を使って確立されたセッション(例えば、メモリ304で、一つ以上の以前の期間をカバーする以前の使用量データが利用可能なセッション)に対しては、ブロック510で選択される期間をより長く(例えば15分)すればよい。また、各セッションに対し選択する期間は、セッションの性質に基づいて変えることが可能である。ブロック510で、例えば、(ウェブブラウジングセッションなどの)低量セッションは、より長い期間を有して設定されてもよい。セッションの種類(例えば、映像ストリーミングに対するウェブブラウジングなど)は、チャージングサーバ120で受信されたゲートウェイサーバ112からのトラフィックデータに基づいて、チャージングサーバ120によって判定することができる。あるいは、ブロック510で、全セッションに同じ期間を設定してもよい。
ブロック515で、チャージングサーバ120は、全三つのセッションに対し、ブロック510で設定された期間に亘ってブロック505で検索された使用量を満たすために、モバイルデバイス104によって共有されるアカウントに十分なリソースがあるかどうかを判定する。ブロック515で勘定されるリソースには、共有のアカウントの一切の未引き当て残余、およびまだ使われていない可能性の高い一切の引き当て済み割り当てを含めることが可能である(未使用の割り当ての算定については後記で説明する)。上記に換えて、ブロック515では、未引き当てのアカウント残余だけを考慮に入れてもよい。他の実施形態において、ブロック515の遂行では、利用可能なリソースの一部(例えば1/X、このXはセッションの数)が当該期間の間のセッションの以前の使用量を満たすのに十分であるかどうかを判定することによって、一つのセッションだけを考慮することもできよう。いくつかの実施形態において、ブロック515で評価される利用可能なリソースは、新規のまだ存在しないセッションを、所定の期間(一般に10秒など短い期間)の間、サポートするため必要なリソースの見積もり量まで、低減することが可能である。この所定の期間は、新規のセッションが、別のセッションが共有リソースの一部を解放するまで生存させるのに十分なように選択される。かかる新規のセッションは、基底となるプロトコルが許せば、例えば、新規セッションに対する帯域幅を一時的に縮小することによって、他のセッションがそれらの報告時間に達し未使用のリソースを解放するまでの時間を可能にするため、人為的に遅延させることができる。
ブロック515での判定が肯定的な場合、すなわち、各サービスが、選択された期間の間(例えば15分)、該サービスの以前の使用量を継続することを可能にするために十分な利用可能リソースがある場合は、方法500の遂行はブロック520に進み、該ブロックで、使用量データおよび期間に基づいて、方法500のただ今の遂行対象のサービスに対し割り当てが配分される。割り当てを配分するステップは、割り当てパラメータ(例えば、割り当てに対するデータの量)、およびそのデータの量がセッションに対しどの位の長さの間留保されるかを定義する有効時間(VT)パラメータを設定するステップを含む。また、割り当て配分は、随意的に、ゲートウェイサーバ116がセッションに対する早期の使用量報告を開始するための閾値を定義する量割り当て閾値(VQT:volume quota threshold)パラメータ、およびセッションが非アクティブの場合に、それを超えると割り当てが解放されることになる時間切れ期間を定義する割り当て保持時間(QHT:quota holding time)パラメータを設定するステップを含んでもよい。QHTは一般にVTよりも小さい。VQTは、管理を行うネットワーク要素(例えば、ゲートウェイサーバ112)が、割り当て報告と、次の報告間隔の過充てん制限有りまたは無しの新規割り当て指定との間のギャップをカバーすることを可能にするため、1〜5秒で使われるデータ予測量と等価である値に設定することができる。各セッションに対する方法500の並列の遂行によって、割り当ては、ブロック520の繰り返しの遂行による前述の仕方で共有セッションの各々に配分されることになろう。
ブロック515での判定が否定的な場合、すなわち、各サービスが、選択された期間の間、その以前の使用量を継続することを可能にするために十分な利用可能リソースがない場合は、方法500の遂行はブロック525に進む。ブロック525で、チャージングサーバ120は、利用可能な(すなわち、既存の割り当てによって引き当てられていない)残余、および既存の割り当てのまだ使用されていない可能性の高い部分の両方を含む、利用可なリソースの合計を算定する。ブロック525での算定は、以下のように遂行されてよい。
未引き当て残余の算出:Remaining_available_quota=Balance_Value−Authorized_Quota:残りの利用可能な割り当て=残余値−認可済み割り当て。
まだ消費されていない可能性の高い既存の割り当ての部分の算出:Remaining_authorized_quota=sum for each session[(VT−Current_TimeStamp)×(quota/VT):残っている認可済み割り当て=各セッションに対する和[(VT−Current_TimeStamp)×(割り当て/VT)];すなわち、各セッションに対し、現在のタイムスタンプから始まる、有効時間の残余に、割り当てを有効時間で除して与えられる予測帯域幅消費率を乗ずる。
利用可能な残余および未使用割り当ての算出:Unused_quota=Remaining_available_quota+Remaining_authorized_quota:未使用割り当て=残余の利用可能な割り当て+残余の認可済み割り当て。
チャージングサーバ120は、これらセッションに割り当てることになる全ての利用可能なリソースの計算をした後、ブロック530で、各セッションが配分を受けたリソースをほぼ同時に使い果たすように、利用可能リソースが消費される間の低減された期間を決定する(いくつかの実施形態において、全ての割り当てが同時に終了する際のシグナリングピークを回避するために、各セッションに対するVTパラメータはずらして配置されてもよい)。この低減された期間の決定は以下のように行えばよい。
1秒の間の全並行セッションの累積使用量の算出:Accumulated_Usage=Sum for all sessions[Usage]:累積使用量=全セッションの[使用量]の和(すなわち、ブロック505で検索されたデータに基づく、全セッションによって消費される合計帯域幅)。
全並行セッションに対する共通の低減期間の算出:Reduced_consumption_time=(Unused_quota−lnitial_Quota_for_new_session)/Accumulated_Usage:低減消費時間=(未使用の割り当て−新規セッションに対する初期割り当て)/累積使用量(この新規セッションに対する初期割り当ては、前述の潜在的新規セッションに対する引き当てリソースである)。
ブロック530で、チャージングサーバ120は、低減された期間が所定の最小値を上回ってどうかを判定する。この所定の最小値は任意の値でよい。例えば、本実施形態ではこの所定の最小値は10秒である。ブロック535での判定が肯定的な場合、チャージングサーバ120は、ブロック525および530での判定に基づいて、ブロック540で割り当てをただ今のセッションに配分する(そして、方法500の並行遂行として他の共有セッションにも割り当てを配分する)。
また、次の間隔に対する各個別のセッションの割り当ても、算式:Quota=Reduced_consumption_time*Usage:割り当て=低減消費時間×使用量:として計算することができる。
また一方、ブロック535での判定が否定的な場合、方法500の遂行はブロック545に進む。ブロック545で、チャージングサーバ120は、ブロック525で算定された全体の未使用リソースを単一のセッションに配分する。どのセッションがこの残りの未使用リソースを受領するかについて特定の制限はない。例えば、最高の使用量を有するセッションが選ばれてもよい。残り全部の未使用リソースを割り当てとして一つの特定のセッションに配分した後に、チャージングサーバ120は、ブロック550で、他のセッションの一つ以上に対し中間使用量報告をトリガすることができる。また、この中間報告は、方法500のもっと早期にトリガされてよい。
中間報告は、宛先のセッションにそれらの現在使用量を報告させ、それらの既存の割り当ての一切の未使用部分を解放させる。中間報告の対象セッションは、次の予期される使用量報告までの時間の長さ、次の予期される使用量報告がブロック530からの低減期間の後になるかどうか、未使用の割り当ての量などを含む、様々な要因に基づいて選択すればよい。中間報告によって、他のセッションに割り当てを配分し、それら他のセッションの中断を防止するのに十分な割り当てを解放することが可能である。チャージングサーバ120によってセッションに適用される、どのセッションが中間報告のため「ウェークアップする」のかを決める基準の例は、最小VTより低いVT値を有さないセッションで、現在割り当ての最近時の(すなわち今後の最早の)終了を有するセッション、以前に認可された割り当ての最大値を有するセッションなどである。
ブロック520、540、および550のうちのいずれかの遂行の後、方法500の遂行は、次の期間の満了時に、割り当ての再配分のためブロック505に戻ればよい。方法500の多くの遂行を介して、セッションのそれぞれに配分される割り当ては、したがって、他のセッションの活動および共有アカウントの残りの利用可能なリソースに応じて動的に変更することが可能である。結果として、図2に関連して説明したような、どの所与のセッションでの中断の発生も低減ができよう。
図6および7は、適応的な割り当て決定に対する、方法600の遂行の別の例を示す。以降の説明から分かるように、方法600は、方法500の特定の実装であると見なすことができる。方法500と同様に、方法600の遂行は、各同時進行のセッションに対し並行して繰り返される。さらに、方法500と同様に、方法600は、各セッションに対し(動的に割り当てを更新するために)複数回繰り返すことも可能である。
(ただ今対象のセッションが、新規のセッションか、既存セッションの継続かの如何によって)ブロック605または610で開始され、チャージングサーバ120は、(既存のセッションに対する)以前の使用量に基づいて、または、最大帯域幅消費もしくは最大帯域幅消費の或る部分を想定するか、のいずれかによって、セッションに対する見積もり帯域幅使用量レートを生成する。ブロック615および620で、チャージングサーバ120は、ブロック605および610からの帯域幅の見積もりに基づいて、所定の期間(例えば、15分)に亘って消費されるであろう「最適割り当て」を算定する。
いくつかの実施形態において、チャージングサーバ120は、新規セッションに対し或る特定の帯域幅を仮定するのではなく、使用量データを採取するために、新規セッションに対し少量の割り当てを配分することができる。なにがしかの使用量データ(例えば、5秒の使用量について)の受信に続いて、チャージングサーバ120は、新規セッションを代わりに継続のセッションとして取り扱うことが可能になり、ブロック615でなく620を遂行することが可能になる。このように、ブロック605〜620は、方法500のブロック505および510に対応する。
チャージングサーバ120は、全てのアクティブなセッションに対する最適割り当てを決めた場合、ブロック625で、残存している割り当て(未引き当て残余だけであるか、未引き当て残余に配分済みではあるが消費されない可能性の高い割り当てを加えたものであるかのいずれかを問わず)が、最適割り当ておよび新規(まだ存在しない)セッションの両方を、或る特定の時間の間(例えば、10秒)サポート可能であるかどうかを判定するように構成される。しかして、方法600のブロック625は、方法500のブロック515に対応する。
判定ブロック625での判定が肯定的な場合、方法600の遂行は、ブロック630に次いで635に進み、これらブロックで、前述の最適割り当てがアクティブなセッションに配分され、方法500のブロック520に関連して上記で説明したように、それに応じ他のセッションパラメータが設定される。
また一方、判定ブロック625での判定が否定的な場合、方法600の遂行は、ブロック640に進む。チャージングサーバ120は、ブロック640で、残りの割り当てが前述の期間の間(例えば10秒)新規セッションをサポートできるか、また、低減された最適期間の間アクティブなセッションをサポートできるかどうかを判定するように構成される。低減された最適期間は、ブロック530に関連して前に説明したようにして決めることができる。
ブロック640での判定が肯定的な場合、方法600の遂行は、ブロック705(図7に示す)に続く。チャージングサーバ120は、ブロック705で、低減された期間を設定し、(ブロック605および610からの使用量に基づいて)対応する低減された最適割り当てを決めるように構成される。チャージングサーバ120は、次いで、ブロック710で、アクティブなセッションのどれかが、通常なら終了するであろう前述の低減期間、の後の報告期間を有するかどうかを判定するように構成される。かかるセッションが存在する場合、チャージングサーバ120は、ブロック715で、(方法500のブロック550におけるように)中間報告をトリガするため、対応するデバイス104にメッセージを送信するように構成される。次いで方法600の遂行は、ブロック635(これは、このシーケンスにおいて、方法500のブロック540に相当する)に進む。
ブロック640での判定が否定的な場合(例えば、残りの割り当てが、単一のセッションを短い期間の間だけサポートする場合)、方法600の遂行は、図7に示すように、ブロック720に進む。チャージングサーバ120は、ブロック720(これは方法500のブロック545に対応する)で、残りの全部の割り当てを単一のセッションに配分し、次いで、ブロック725でいずれかの並行するセッションがアクティブかどうかを判定するように構成される。ブロック725での判定が否定的な場合、方法600の遂行はブロック635に戻る。また一方、ブロック725での判定が肯定的な場合、チャージングサーバ120は、前に説明したように、ブロック715を遂行する。
また、ブロック720の遂行に続いて、チャージングサーバ120によってオフラインの再購入(re−purchase)プロセスが開始されてもよい。例えば、チャージングサーバ120は、関連するデバイス104への、デバイスが追加の資金(fund)を提供することを提言するSMSまたは他のメッセージの送信を開始することができる。
当業者は、これらの実施形態の実装のため可能なまださらなる別の実装および修改が在り、前述の実装および例が一つ以上の実施形態の単なる例示であることを十分理解していよう。したがって、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲だけによって限定される。

Claims (22)

  1. ネットワークの共有アカウント残余に対する割り当てを適応させる方法であって、
    チャージングサーバにおいて、前記共有アカウント残余に関連付けられた複数の通信セッションの各々に対する使用量レベルおよび期間を検索するステップであって、前記通信セッションは前記ネットワークに接続されたそれぞれのクライアントデバイスに対応する、ステップと、
    前記チャージングサーバにおいて、前記共有アカウント残余が、対応する検索された使用量レベルおよび期間に対する前記通信セッションの総予測使用量を超えるかどうかを判定するステップと、
    前記判定が否定的な場合、前記チャージングサーバにおいて、前記通信セッションの各々に対して共通の低減された期間を決めるステップと、
    前記低減された期間が所定の閾値を上回る場合、前記チャージングサーバにおいて、前記使用量レベルおよび前記低減された期間に基づいて、前記通信セッションの各々に前記共有アカウント残余から割り当てを配分するステップと、
    を含む、方法。
  2. 前記チャージングサーバにおいてゲートウェイサーバから受信されたサービスの種類に基づいて、前記期間を選択するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記チャージングサーバにおいて、
    前記共有アカウント残余の配分可能な残余を算定し、
    前記配分可能な残余と、各通信セッションに対する前記期間および前記使用量レベルの積の和とを比較する、
    ことによって、前記共有アカウント残余が前記通信セッションの各々をサポートできるかどうかを判定するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記配分可能な残余は、前記チャージングサーバのメモリに格納された前記共有アカウント残余の未引き当て残余を含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記配分可能な残余は、未引き当て残余と、前記通信セッションに対して前に配分された前記共有アカウント残余の未消費量との和を含む、請求項3に記載の方法。
  6. 前記通信セッションが新規の場合、前記通信セッションに利用可能な最大帯域幅の所定割り部分を選択し、
    前記通信セッションが新規でない場合、前記チャージングサーバのメモリから以前の使用量レベルを検索する、
    ことによって、各通信セッションに対する使用量レベルを検索するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記低減された期間が前記所定の閾値を上回らない場合、全部の配分可能な残余を、前記通信セッションの単一の選択されたセッションに配分するステップをさらに含む、請求項2〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記通信セッションの少なくとも一つにおいて使用量報告をトリガするために、前記チャージングサーバからメッセージを送信するステップをさらに含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 割り当てを配分するステップは、前記チャージングサーバから、前記クライアントデバイスに接続されたゲートウェイサーバにメッセージを送信するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記メッセージは、配分された残余の表示を含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記メッセージは、前記配分された残余に対応する有効時間をさらに含む、請求項10に記載の方法。
  12. ネットワークの共有アカウント残余に対して割り当てを適応させるためのサーバであって、
    メモリと、
    ネットワークインターフェースと、
    前記メモリおよび前記ネットワークインターフェースに相互接続されたプロセッサであって、前記プロセッサは、
    前記共有アカウント残余に関連付けられた複数の通信セッションの各々に対する使用量レベルおよび期間を検索し、前記通信セッションは前記ネットワークに接続されたそれぞれのクライアントデバイスに対応しており、
    前記共有アカウント残余が、対応する検索された使用量レベルおよび期間に対し、前記通信セッションの総予測使用量を超えるかどうかを判定し、
    前記判定が否定的な場合、前記通信セッションの各々に対し共通の低減された期間を決め、
    前記低減された期間が所定の閾値を上回る場合、前記使用量レベルおよび前記低減された期間に基づいて、前記通信セッションの各々に、前記共有アカウント残余から割り当てを配分する、
    ように構成される前記プロセッサと、
    を含むサーバ。
  13. 前記プロセッサは、前記ネットワークインターフェースを介してゲートウェイサーバから受信されたサービスの種類に基づいて、前記期間を選択するようにさらに構成される、請求項12に記載のサーバ。
  14. 前記プロセッサは、
    前記共有アカウント残余の配分可能な残余を算定し、
    前記配分可能な残余と、各通信セッションに対する前記期間および前記使用量レベルの積の和とを比較する、
    ことによって、前記共有アカウント残余が前記通信セッションの各々をサポートできるかどうかを判定する、
    ようにさらに構成される、請求項12に記載のサーバ。
  15. 前記配分可能な残余は、チャージングサーバのメモリに格納された前記共有アカウント残余の未引き当て残余を含む、請求項14に記載のサーバ。
  16. 前記配分可能な残余は、未引き当て残余と、前記通信セッションに前に配分された前記共有アカウント残余の未消費量との和を含む、請求項14に記載のサーバ。
  17. 前記プロセッサは、
    前記通信セッションが新規の場合、前記通信セッションに利用可能な最大帯域幅の所定割り部分を選択し、
    前記通信セッションが新規でない場合、前記メモリから以前の使用量レベルを検索する、
    ことによって、各通信セッションに対する使用量レベルを検索する、
    ようにさらに構成される、請求項12に記載のサーバ。
  18. 前記プロセッサは、
    前記低減された期間が前記所定の閾値を上回らない場合、全部の配分可能な残余を、前記通信セッションの単一の選択されたセッションに配分する、
    ようにさらに構成される、請求項12〜17のいずれか一項に記載のサーバ。
  19. 前記プロセッサは、
    前記通信セッションの少なくとも一つにおいて使用量報告をトリガするために、前記ネットワークインターフェースを介してメッセージを送信する
    ようにさらに構成される、請求項12〜18のいずれか一項に記載のサーバ。
  20. 割り当てを配分することは、チャージングサーバから、前記クライアントデバイスに接続されたゲートウェイサーバにメッセージを送信することを含む、請求項12に記載のサーバ。
  21. 前記メッセージは、配分された残余の表示を含む、請求項20に記載のサーバ。
  22. 前記メッセージは、前記配分された残余に対応する有効時間をさらに含む、請求項21に記載のサーバ。
JP2016554728A 2014-04-25 2015-04-24 共有リソースに対する適応的な割り当て決定のための方法、システム、および装置 Active JP6359114B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201461984356P 2014-04-25 2014-04-25
US61/984,356 2014-04-25
PCT/CA2015/000269 WO2015161361A1 (en) 2014-04-25 2015-04-24 Method, system and apparatus for adaptive quota determination for shared resources

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017509242A JP2017509242A (ja) 2017-03-30
JP6359114B2 true JP6359114B2 (ja) 2018-07-18

Family

ID=54331521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016554728A Active JP6359114B2 (ja) 2014-04-25 2015-04-24 共有リソースに対する適応的な割り当て決定のための方法、システム、および装置

Country Status (9)

Country Link
US (1) US9794421B2 (ja)
EP (1) EP3135002A4 (ja)
JP (1) JP6359114B2 (ja)
BR (1) BR112016020755A2 (ja)
CA (1) CA2935246C (ja)
MX (1) MX361969B (ja)
PH (1) PH12016502128B1 (ja)
WO (1) WO2015161361A1 (ja)
ZA (1) ZA201604368B (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10044879B1 (en) * 2016-05-16 2018-08-07 Amdocs Development Limited System, method, and computer program for monitoring and allocating a quota for a user session associated with a service corresponding to a communication service provider (CSP)
EP3258680A1 (en) * 2016-06-17 2017-12-20 Nokia Solutions and Networks Oy Multi subscription network prioritization
WO2017222434A1 (en) * 2016-06-23 2017-12-28 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and apparatus for charging in a telecommunication network
US10680838B2 (en) * 2016-07-13 2020-06-09 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Aggregated handling of quota in a network node
US10277514B2 (en) * 2016-07-21 2019-04-30 Viasat, Inc. Methods and systems for dynamic policy based traffic steering over multiple access networks
CN108259196B (zh) * 2016-12-28 2023-06-06 华为技术有限公司 一种配额管理方法及装置
CN110519069B (zh) * 2017-08-03 2020-07-14 华为技术有限公司 一种计费方法及设备
EP3447964A1 (en) * 2017-08-25 2019-02-27 Vestel Elektronik Sanayi ve Ticaret A.S. Method and device for allocating data allowance
FR3081588A1 (fr) * 2018-06-22 2019-11-29 Orange Procede et dispositif de repartition par un agent conversationnel d'une depense engagee par un utilisateur au sein d'un groupe d'utilisateurs

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5446737A (en) 1994-02-07 1995-08-29 International Business Machines Corporation Method and apparatus for dynamically allocating shared resource access quota
US8175575B2 (en) * 2008-04-16 2012-05-08 Alcatel Lucent Online charging for roaming users in a proxy online charging system of a visited network
ES2430056T3 (es) * 2009-08-18 2013-11-18 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Método, aparato y programa de ordenador para imponer una política a través de sesiones asociadas teniendo en cuenta la cuota de uso para un usuario asociado
CN103430166A (zh) * 2010-10-04 2013-12-04 海德沃特合作I有限公司 用于提供用户通知的系统和方法
US9576307B2 (en) * 2011-05-05 2017-02-21 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and apparatus for controlling charging of a service
US9178767B2 (en) * 2011-12-09 2015-11-03 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Intelligent traffic quota management in split-architecture networks
US10192261B2 (en) * 2012-08-23 2019-01-29 Openet Telecom Ltd. System and method for performing offline revenue assurance of data usage
US9253101B2 (en) * 2012-10-17 2016-02-02 Alcatel Lucent Method and apparatus of group credit control for wireless networks
US10063712B2 (en) * 2013-06-21 2018-08-28 Openet Telecom Ltd. System and method for dynamically allocating quota for shared balances in distributed telecommunications networks

Also Published As

Publication number Publication date
EP3135002A1 (en) 2017-03-01
PH12016502128A1 (en) 2017-01-09
JP2017509242A (ja) 2017-03-30
MX2016009671A (es) 2016-09-22
WO2015161361A1 (en) 2015-10-29
US9794421B2 (en) 2017-10-17
MX361969B (es) 2018-12-19
CA2935246A1 (en) 2015-10-29
ZA201604368B (en) 2017-07-26
CA2935246C (en) 2016-10-11
PH12016502128B1 (en) 2017-01-09
BR112016020755A2 (pt) 2018-08-07
EP3135002A4 (en) 2017-09-13
US20160373590A1 (en) 2016-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6359114B2 (ja) 共有リソースに対する適応的な割り当て決定のための方法、システム、および装置
US10609225B2 (en) Charging method, apparatus, and system
CN110971419B (zh) 一种计费会话管理方法、装置
US9825768B2 (en) Real-time charging system and method for managing QoS and charging rule of service
US11689669B2 (en) Quota allocation to subscribers based on consumption speed, location, allowance, or combinations of the same
JP2016509789A5 (ja)
JP2016510535A (ja) 通信クォータ割当て方法および対応するオンライン課金システム
JP7108628B2 (ja) Ocsが非応答である間のオンライン課金機構
US9936082B2 (en) Method, system and apparatus for processing low-balance data session requests
JP7132239B2 (ja) マシンツーマシンネットワーク最適化およびオンライン課金
CN108512770B (zh) 数据流量分配方法及相关设备
EP3854029B1 (en) Method and apparatus for providing a communication service in a communication network using preallocated usage units
KR102144746B1 (ko) 사용자 장치의 한도를 충전하는 장치, 방법 및 시스템
CN109417683B (zh) 中间网络交通转向的核心网络在线计费控制
JP2016042679A (ja) 通信制御方法及び通信制御装置
WO2021245683A1 (en) Operation of ocs when recovering from overload condition
JP2018182516A (ja) 通信量管理装置、通信量管理方法、通信量管理システム、及び通信量管理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160913

A529 Written submission of copy of amendment under article 34 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A529

Effective date: 20160826

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171024

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180123

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180323

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180522

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180619

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6359114

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250