JP6358399B2 - 情報処理装置、情報処理方法および制御プログラム - Google Patents
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Description
本発明は、情報処理装置、情報処理方法および制御プログラムに関する。
特許文献1において、切替間隔は、直接24時間または1時間に設定されている。非特許文献1の段落0059には、「その領域におけるRRUごとに、全アンテナ中のいずれかのk本のアンテナが現在の決められている間隔で選択され、k個の下りベースバンド信号がそれぞれk本アンテナから伝送される」と記載されている。さらに、実際のトラフィックは時間変動をするため、切替間隔が固定値に設定されていると、実際のコスト削減効果は常によいとは限らない。
CHINACOM2012論文「集中型無線アクセスネットワーク用BBU−RRH切替方法」
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
本発明の一態様は、ベースバンドユニットのアクティベーション状態を変更する2つの切替動作の間隔で定義する切替間隔を調整する情報処理装置を提供する。この情報処理装置は、トラフィック履歴を記録するトラフィック履歴記録部と、トラフィック履歴記録部に記録されたトラフィック履歴に基づく切替間隔を決定する制御部を有する。
本発明によれば、切替間隔は、トラフィックの変化に応じて最適なコスト削減効果を得るように決定され、調整される。
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態について例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の技術範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(第1実施形態)
図1を参照して、本発明の第1実施形態に係る情報処理装置100について説明する。情報処理装置100は、ベースバンドユニットの動作状態を変更する2つの切替動作の間隔を示す、切替間隔を調整する。
図1を参照して、本発明の第1実施形態に係る情報処理装置100について説明する。情報処理装置100は、ベースバンドユニットの動作状態を変更する2つの切替動作の間隔を示す、切替間隔を調整する。
情報処理装置100は、トラフィック履歴記録部101および履歴制御部102を含む。トラフィック履歴記録部101は、トラフィック履歴を記録する。履歴制御部102は、トラフィック履歴記録部において記憶されたトラフィック履歴に基づいて切替間隔を決定する。
上記の装置によれば、トラフィックの変化に応じて切替間隔を調整することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態は、トラフィックに応じて切替間隔を決定、調整するためのアーキテクチャおよび方法に関する。コスト削減を最大化する切替間隔を、トラフィック履歴に基づいて、算出する。切替間隔内において、トラフィックデータが記録される。トラフィック履歴期間は、トラフィック履歴データの変化に基づいて更新される。したがって、事前に決めた切替間隔よりもコスト削減ができるようにトラフィック変動にあわせて切替間隔を調整できる。
本発明の第2実施形態は、トラフィックに応じて切替間隔を決定、調整するためのアーキテクチャおよび方法に関する。コスト削減を最大化する切替間隔を、トラフィック履歴に基づいて、算出する。切替間隔内において、トラフィックデータが記録される。トラフィック履歴期間は、トラフィック履歴データの変化に基づいて更新される。したがって、事前に決めた切替間隔よりもコスト削減ができるようにトラフィック変動にあわせて切替間隔を調整できる。
[前提技術]
まず、本実施形態に係る装置に関連する基地局アーキテクチャの前提技術について説明する。無線通信システムにおける無線アクセスネットワーク(RAN)のための基地局アーキテクチャは、一体型基地局アーキテクチャから、分散基地局アーキテクチャへと変化してきている。一体型基地局アーキテクチャでは、アナログ回路、デジタル回路および電源回路が、大きく、専用の設置環境を必要とするキャビネットに実装されていた。分散基地局の開発は、無線機能装置とデジタル機能装置に分離されている。このアーキテクチャでは、無線機能装置は、通常、リモートラジオヘッド(RRH)、リモートラジオユニット(RRU)またはラジオユニット(RU)と呼ばれる装置を形成する。一方、デジタル機能装置は、通常、ベースバンドユニット(BBU)、またはデジタルユニット(DU)と呼ばれる装置を形成する。一つのBBUは、所定の標準技術(例えばCommon Public Radio Interface (CPRI))を用いた光ファイバーによって、複数のRRU202に接続される。その光ファイバーは何キロにもなり、基地局の設置の柔軟性を大幅に向上させる。
まず、本実施形態に係る装置に関連する基地局アーキテクチャの前提技術について説明する。無線通信システムにおける無線アクセスネットワーク(RAN)のための基地局アーキテクチャは、一体型基地局アーキテクチャから、分散基地局アーキテクチャへと変化してきている。一体型基地局アーキテクチャでは、アナログ回路、デジタル回路および電源回路が、大きく、専用の設置環境を必要とするキャビネットに実装されていた。分散基地局の開発は、無線機能装置とデジタル機能装置に分離されている。このアーキテクチャでは、無線機能装置は、通常、リモートラジオヘッド(RRH)、リモートラジオユニット(RRU)またはラジオユニット(RU)と呼ばれる装置を形成する。一方、デジタル機能装置は、通常、ベースバンドユニット(BBU)、またはデジタルユニット(DU)と呼ばれる装置を形成する。一つのBBUは、所定の標準技術(例えばCommon Public Radio Interface (CPRI))を用いた光ファイバーによって、複数のRRU202に接続される。その光ファイバーは何キロにもなり、基地局の設置の柔軟性を大幅に向上させる。
分散アーキテクチャに基づき、基地局資源の共有(ベースバンド資源クラスタリング、ベースバンド資源の集中化とも呼ばれる)方法がRANに導入される。図2は、この方法を示す図である。複数のBBU201は、集合体として、互いに組み合わされる。各BBU201は、特定のRRU202には、制限されない。つまり、BBU201は、任意のRRU202からの信号を処理できる。RRUの総数は分離されたBBUの数と同じであるという前提のもと、ベースバンド資源共有システムはトラフィックの変化に合わせて稼働するBBU201の数を変更できる。結果として、基地局の全消費エネルギーを削減することができ、モバイルネットワークの運営コストを削減できる。図3は、エネルギー削減効果の例を示す図である。時刻t1においては、トラフィック全体が低いため、BBU301を1つ稼働するのみで十分である。つまり、他のBBUは、休止となる。時刻t2においては、トラフィックが高いため、全てのBBU302を稼働させる。ベースバンド資源共有方法は、また、C−RAN(Cloud RANまたはCentralized-RAN)アーキテクチャの重要な技術の一つである。
ベースバンド資源共有方法に対して、理想的な状況とは、いつでもトラフィックに応じて、BBUの稼働状態を変更できることにある。実際に、BBUの状態の切替には時間(いわゆる切替間隔)がかかる。切替間隔は、エネルギー消費削減効果に直接影響する要素である。通常、切替間隔が短かければ、より大きくエネルギー消費を削減できる。図4は、小さな切替間隔が、エネルギーコストを削減することを例示している。この図において、曲線は、異なる時刻におけるトラフィックに起因する全てのBBUの消費電力の変化を示している。白く描かれたエリア401は、処理に用いられるエネルギーを表わしている。灰色に描かれたエリア402は、切替間隔によってもたらされた追加のエネルギーを表わしている。
一方、切替間隔は、短ければ短いほどよいわけでもない。切替ごとに、ハードウェアとソフトウェアの状態を変更するには、最少の時間が必要である。切替間隔は、その時間以下にはできない。図5は、その切替間隔の最少時間501を示す図である。さらに、状態変更中においては、関連するBBUは、通常の処理を提供できないので、図5において灰色のエリア502で描かれた追加エネルギーの消費が発生する。つまり、切替間隔が短くなるにつれて、追加エネルギーの消費量は大きくなる。さらに、切替間隔が短くなるにつれて、頻繁な切替がデバイスの信頼性を損ない、デバイスの減価償却費を増大させてしまう。
したがって、切替間隔としては、最大のコスト軽減効果を達成するために適切な値を設定すべきである。
[機能的なアレンジの説明]
図6は、第2実施形態による、分散基地局アーキテクチャ600のブロック図である。切替間隔を決定するために、制御ユニット(CU)601とトラフィック履歴記録部(THSU)602が、通常のベースバンド資源共有アーキテクチャに加えられる。THSU602は、ある期間のトラフィック履歴を記録する。トラフィック履歴としては、測定されたシステムのスループット、および、必要であれば、ユーザー数などの他の対応するデータを記録する。様々な形式で記録できる。例えば、ある期間の1秒ごとを表わすそれぞれの列を伴ったTHSU602に蓄えられたタイムテーブルリストがあり、上記のスループットおよび他のデータが、測定時刻に対応付けられて記録される。
図6は、第2実施形態による、分散基地局アーキテクチャ600のブロック図である。切替間隔を決定するために、制御ユニット(CU)601とトラフィック履歴記録部(THSU)602が、通常のベースバンド資源共有アーキテクチャに加えられる。THSU602は、ある期間のトラフィック履歴を記録する。トラフィック履歴としては、測定されたシステムのスループット、および、必要であれば、ユーザー数などの他の対応するデータを記録する。様々な形式で記録できる。例えば、ある期間の1秒ごとを表わすそれぞれの列を伴ったTHSU602に蓄えられたタイムテーブルリストがあり、上記のスループットおよび他のデータが、測定時刻に対応付けられて記録される。
CU601は、BBU603からトラフィック情報を受信し、THSU602に対し、記録されたトラフィック情報を提供する。CU601は、また、外部設定・制御部604にも接続される。トラフィック履歴情報と外部設定・制御部604からの情報に従い、CU601は、BBUの切替間隔を決定する。
図7は、本実施形態の動作フローを示す図である。まず、S701において、初期化処理を行なうか否かを判定する。初期化処理を行なう場合、ステップS706に進み、外部設定・制御ユニット604は、計算のためのトラフィック履歴期間を初期化する。ステップS707に進むと、その期間中のトラフィック履歴も初期化する。次に、トラフィック履歴に基づいて、最大のコスト削減を実現する次の切替間隔の値を算出する(S708)。次の切替動作の後、切替間隔内に、次の切替間隔を決定するため、トラフィックが記録される(S709)。初期化を行なわない場合には、ステップS701からステップS702に進み、トラフィック履歴の変更に基づいて、計算のためのトラフィック履歴期間を更新する。更新された期間内のトラフィック履歴は、THSU602から取り出される(S703)。トラフィック履歴に基づいて、コスト削減を最大化する次の切替間隔の値を算出する(S704)。そして、次の切替動作の後で、切替間隔内に、トラフィックデータを記録し、次の切替間隔の決定に用いる(S705)。この処理はループになっており、トラフィックの変化に従って、切替間隔が随時更新されることを保証する。
(第3実施形態)
図8に第3実施形態のアーキテクチャを示す。この実施形態において、BBUは、相互にクラスター化されたベースバンド処理カードとして実行され、BBUカード803は、同一のキャビネットに格納されている。CU801は、THSU802のためのメモリーデバイスを伴った計算デバイスにおいて実行される。
図8に第3実施形態のアーキテクチャを示す。この実施形態において、BBUは、相互にクラスター化されたベースバンド処理カードとして実行され、BBUカード803は、同一のキャビネットに格納されている。CU801は、THSU802のためのメモリーデバイスを伴った計算デバイスにおいて実行される。
BBU状態切替のため、CU801は、全てのBBUカード803の消費電力供給を制御する。トラフィックに合わせて、必要量のBBUカード803が稼働状態となる。
図9は本実施形態の動作フローを示す図である。まず、ステップS901において、初期化処理を行なうか否か判定する。初期化処理を行なう場合、ステップS902に進み、外部設定・制御ユニット804は、コスト計算を実行する期間TCALを初期化する。次にステップS903に進むと、その期間内のトラフィック履歴パラメータkを初期化する。このトラフィック履歴パラメータkは、トラフィックデータを取り出す期間を示すために用いられる。その期間kTCAL中のトラフィック履歴も初期化される。次に、期間kTCAL中のトラフィック履歴に基づいて、異なる切替間隔で削減されるコストを計算する(S905)。同時に、切替間隔を変えるための追加コストも算出する(S906)。削減されるコストと追加コストを比較して、コスト削減を最大化する最適値TINTが切替間隔ごとに選択される(S907)。次の切替動作の後、切替間隔期間TINT内に、次の切替間隔を決定するため、トラフィックが記録される(S708)。一方、初期化を行なわない場合には、コスト計算が実行される期間TCALは、トラフィック履歴の更新に基づいて、更新される(S909)。トラフィック履歴パラメータkは、最新の切替間隔に記録されたトラフィックデータと同じ期間のトラフィック履歴との違いに基づいて更新される(S910)。このステップS910の目的は、トラフィックの変化を検知し、パラメータkを調整することにある。2つの項目の違いとしてトラフィックの変化が検知される。一つ目の項目は、最新の切替間隔TINT間に記録されたトラフィックデータである。2つ目の項目は、同じ期間中ではあるが、前回の履歴に記録されたトラフィックデータである。例えば、最後のTINTが1時間であって現在時刻が10時の場合、一つ目の項目は、本日9時から10時までに記録されたトラフィックデータである。2つ目の項目は、昨日または他の過去の日の9時から10時までに記録されたトラフィックデータである。
更新された期間kTCAL中のトラフィック履歴は、THSU802によって取りだされる(S911)。期間kTCAL中のトラフィック履歴に基づいて、異なる切替間隔で削減されるコストが算出される(S912)。同時に、異なる切替間隔で追加で必要になるコストも算出される(S913)。削減されるコストと追加で必要になるコストとを比較して、最大コスト削減を実現する切替間隔の最適値TINTを選択する(S914)。続く切替動作の後、次の切替間隔を決定するため、切替間隔期間TINT中に、トラフィックを記録する(S915)。
図10は、削減されるコストの算出例を示す図である。曲線1000は、所定の期間TCAL中のトラフィック変化による、全BBUの消費電力の変化を示す。白い色で描かれたエリア1001は、実際に処理に用いられたエネルギーを表わしている。この例では、切替間隔がTINTに設定され、灰色で描かれたエリア1002は、切替間隔TINTによって必要になる追加エネルギーを表わしている。いうまでもなく、インターバルがTCALに設定されると、追加エネルギーが最大になる。格子で描かれたエリア1003は、TCALからTINTへの切替間隔の変化によって削減されるエネルギーを表わしている。それぞれの切替間隔ごとにエネルギー削減量を算出する。
同時に、切替間隔をTCALからTINTに変更することによって追加で必要になるコストを算出する。追加コストは、少なくとも2つの部分を含む。一つは、切替中に消費されるエネルギー、そしてもう一つは、デバイスの増大する減価償却費である。切替間隔が短くなれば、切替時間が増え、そのため、切替中のエネルギー消費と、デバイスの減価償却費が増大する。切替間隔ごとに、削減できるコストと追加で必要になるコストを算出する。算出された値は、異なるカーブを形成する。図11は、削減コスト1101と追加コスト1102を示している。切替間隔の最適値は、最大のコスト削減を実現するように選択される。その計算の精度は、切替間隔の算出回数に応じて決まる。
計算期間TCALの更新は、トラフィック履歴に基づいている。このパラメータは、トラフィック履歴の期間特性を反映するために用いられている。
パラメータkの更新は、最新の切替間隔の間、記録されたトラフィックデータとトラフィック計算期間において、同一期間のトラフィック履歴との相違に基づいている。もし、相違が大きい場合には、パラメータkは、小さくされ、その逆の場合もある。
(第4実施形態)
図12に第4実施形態のアーキテクチャが示されている。この実施形態において、BBUは、仮想的形式として理解される。汎用プロセッサ(CPU)を用いたサーバ1200において、BBUは、仮想的なBBU(vBBU)1203として、仮想技術を通じて実行される。CU1201とTHSU1202は、仮想によって実行される。
図12に第4実施形態のアーキテクチャが示されている。この実施形態において、BBUは、仮想的形式として理解される。汎用プロセッサ(CPU)を用いたサーバ1200において、BBUは、仮想的なBBU(vBBU)1203として、仮想技術を通じて実行される。CU1201とTHSU1202は、仮想によって実行される。
BBU状態切替のために、CU1201は、サーバ1200を仮想BBUに対応するコンピュータ資源の割り当てを有効または無効にする。 トラフィックに合わせて、必要なコンピュータ資源のみが処理に割当られる。
図13に第2実施形態の動作が示されている。まず、初期化するか否かを判断する。初期化プロセスにおいて、外部設定・制御部は、コスト計算が実行されている間、期間TCALを初期化する(S1302)。トラフィック履歴(S1303)の長さを示すために用いられるトラフィック履歴パラメータkも初期化される(S1303)。期間kTCALの間のトラフィック履歴もまた初期化される(S1304)。期間kTCALの間のトラフィックデータに基づいて、最大コスト削減を伴った最適値TINTが次の式によって計算される(S1305)。
この式において、ESWは、それぞれの切替のためのエネルギーコストであり、外部設定制御部によって設定される定数である。ラムダは、kTCAL期間の履歴データから計算される。
図14にラムダの計算値の例が示されている。この図において、曲線は、 kTCAL期間の平均トラフィックデータに従っている。A〜Iポイントは、TCALのために同一の間隔を有している。ラムダは、次の式によって計算される。
計算の精度は、ラムダを計算するために選ばれるポイント数によって決定される。
期間TINTと次の切替動作を決定した後、間隔時間TINTの間、トラフィックは、次の切替間隔を決定するために記録される(S1306)。
初期化がないプロセスにおいて、コスト計算が実行される間、TCALの期間は、トラフィックト履歴更新に基づいて更新される(S1307)。トラフィック履歴パラメータkは、同じ期間内のトラフィック最新の切替間隔トラフィックと履歴との相違に基づいて更新される(S1308)。
更新された期間kTCALの間、トラフィック履歴データは、THSU1202から取り出される(S1309)。
期間kTCALの間、トラフィックヒ履歴に基づいて、最大コスト削減を伴った最適値TINTは、同じ工程において算出される(S1310)。次の切替動作の後、切替間隔TINTの間、トラフィックは、次の切替間隔決定のために記録される(S1311)。
(他の実施形態)クライアントまたはカスタマーに対応する情報処理は、必ずしも情報処理の手順を操作するクライアントのみに限定される必要はなく、あらかじめ決定された条件下において、他のクライアントに開かれていてもよい。このケースにおいても、情報処理の結果へのアクセスは、むしろ認証されたクライアントのみに認められる方が好ましい。
本発明について、典型的な実施形態を参酌することにより述べたが、本発明は、開示された典型的な実施形態に限定されるものと理解されるものではない。特許請求の範囲は、全て、そのような改変、均等な構造、機能を包含するために最も広く解釈されるべきものである。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用されてもよいし、単体の装置に適用されてもよい。さらに、本発明は、実施形態の機能を実現する制御プログラムが、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給される場合にも適用可能である。したがって、本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラム、あるいはそのプログラムを格納した媒体、そのプログラムをダウンロードさせるWWW(World Wide Web)サーバも、本発明の範疇に含まれる。
Claims (9)
- ベースバンドユニットのアクティベーション状態が変化する2つの切替動作の間隔を定義する切替間隔を調整するための情報処理装置であって、
トラフィック履歴を記録するトラフィック履歴記録部と、
前記トラフィック履歴記録部に記憶された履歴に基づいて切替間隔を決定する制御部と、 を備えた情報処理装置。 - 前記制御部は、選択された期間において、トラフィック履歴に基づいて異なる切替間隔のために削減されるコストを算出する、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記制御部は、さらに、前記選択された期間において、トラフィック履歴に基づいて異なる切替間隔ごとに追加コストを算出する、請求項2に記載の情報処理装置。
- 前記制御部は、削減されるコストの一つと追加コストの一つとの間の相違を最大化する切替間隔を決定する、請求項3に記載の情報処理装置。
- ベースバンドユニットのアクティベーションス状態が変化する2つの切替動作の間隔を定義する切替間隔を調整するための情報処理方法であって、
トラフィック履歴記録部に記憶されたトラフィック履歴に基づいた異なる切替間隔のための削減されたコストを算出するステップと、
異なる切替間隔の中から削減されたコストを用いることによって、切替間隔を決定するステップとを含む情報処理方法。 - 選択された時間において、トラフィック履歴に基づいて異なる切替間隔のそれぞれのために削減されたコストを算出するステップ、をさらに含む請求項5に記載の情報処理方法。
- トラフィック履歴に基づいた異なる切替間隔のそれぞれのために追加コストを算出するステップ、
前記切替間隔は、算出された削減されたコストと算出された追加コストとの間の相違に基づいた異なる切替間隔の中から選択される、請求項6に記載の情報処理方法。 - 前記切替間隔は、削減されるコストの一つと追加コストの一つとの間の相違を最大化し、決定する、請求項7に記載の方法。
- ベースバンドユニットのアクティベート状態が変化する2つの切替動作の間隔を定義する切替間隔を調整する装置の制御プログラムであって、
トラフィック履歴記録部に記録されたトラフィック履歴に基づいた異なる切替間隔のための削減されるコストを算出するステップと、
算出された削減されるコストを用いることによって、異なる切替間隔の中から切替間隔を決定するステップと、
をコンピュータに実行させる制御プログラム。
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