JP6356818B2 - デバイス間(d2d)通信におけるデバイスおよびデバイス同期方法 - Google Patents

デバイス間(d2d)通信におけるデバイスおよびデバイス同期方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信技術の分野に関し、特に、デバイス間(D2D)通信におけるデバイスおよびデバイス同期方法に関する。
デバイス間(Device−to−Device、D2D)通信方式では、デバイスは、基地局によって中継されることなく特定のメカニズムを使用することによって互いと通信することができ、したがって、通信は、ネットワーク設備が不充分であるか、または何らのネットワークも利用できない場所で実施することができる。しかしながら、D2D通信の間、各デバイスは、通信を開始するための権利および機会を有するが、ユーザ機器(UE)の時間および周波数の安定性は、基地局のものより乏しく、さまざまなUEが、さまざまな時間および周波数基準を適用する。各UEが同期信号をランダムに送信する場合、受信側UEは、同期基準を判断することができず、結果的に、通信を確立することができない。
ロング・ターム・エボリューション(LTE)システムでは、2ステップ法に基づく同期メカニズムが提供される。本同期メカニズムは、1つの一次同期信号(PSS)および1つの二次同期信号(SSS)を含む。セル識別子が基地局に割り当てられ、PSSおよびSSSを使用して、セル識別子を指示する。UEは、起動後にサービングセルを選択し、PSSおよびSSSを使用することによって、選択したサービングセルに同期する。すなわち、異なるセルに属するUEは、異なる基地局に同期する。同期方法は、UEが、受信器を使用することによって、基地局により送信されたPSSおよびSSSを受信して、PSSおよびSSSを追跡し、時間および周波数を、UEに対してサービスを提供する基地局のものと合わせる。基地局は、全地球測位システム(GPS)などを使用することによって、統一同期元に時間および周波数を同期する。
LTEダウンリンク通信メカニズムでは、セルにおいて、1つの送信器のみが同期信号を送信し、全てのUEが、そのセルに同期する。しかしながら、D2D状況では、各UEが同期信号を送信することができ、LTE2ステップ同期メカニズムは、D2Dのそのような分散ネットワーク構造に適合しない。D2D通信でデバイス間の同期を実現する方法は、解決すべき問題であることが理解されよう。
本発明の実施形態は、D2D通信におけるデバイスおよびデバイス同期方法を提供し、D2D通信におけるデバイス間の同期を実現する。
本発明の実施形態で提供される具体的な技術的解決策は、以下の通りである。
第1の態様によれば、デバイス間D2D通信におけるデバイスは、
D2D通信における第1のデバイスによって送信された第1のD2D同期情報を受信するよう構成されて、第1のD2D同期情報が同期元識別子および転送ホップカウントを含む、受信ユニットと、
第1のD2D同期情報内の同期元識別子に対応する同期元と同期し、第1のD2D同期情報内の転送ホップカウントが設定閾値未満であると判断した場合に、第2のD2D同期情報を取得するために、第1のD2D同期情報内の転送ホップカウントを更新するよう構成される、処理ユニットと、
第2のD2D同期情報を送信するよう構成される、送信ユニットと、を含んで提供される。
第1の態様を参照すると、第1の可能な実装態様において、受信ユニットによって受信された第1のD2D同期情報は、第1のデバイスによって送信されたD2D同期信号で搬送されるか、
または、
受信ユニットによって受信された第1のD2D同期情報は、第1部分D2D同期情報および第2部分D2D同期情報を含み、第1部分D2D同期情報は、第1のデバイスによって送信されたD2D同期信号で搬送され、第2部分D2D同期情報は、物理的D2D同期チャネルPD2DSCHを介して第1のデバイスによって送信される。
第1の態様の第1の可能な実装態様を参照すると、第2の可能な実装態様において、D2D同期信号の送信サイクルおよびPD2DSCHの送信サイクルは異なる。
第1の態様の第1の可能な実装態様を参照すると、第3の可能な実装態様において、D2D同期信号は、一次D2D同期信号PD2DSSおよび/または二次D2D同期信号SD2DSSを含む。
第1の態様の第3の可能な実装態様を参照すると、第4の可能な実装態様において、処理ユニットは、
SD2DSSと同期元識別子との間の事前設定された対応関係に従って、D2D同期信号で搬送されて、受信ユニットによって受信された、SD2DSSに対応している同期元識別子を判断し、判断された同期元識別子に対応する同期元と同期し、
PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、D2D同期信号で搬送された、受信ユニットによって受信された、PD2DSSに対応している転送ホップカウントを判断し、
判断された転送ホップカウントが設定閾値未満である場合、判断された転送ホップカウントと設定値との合計を現在の転送ホップカウントとして使用し、PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、現在の転送ホップカウントに対応するPD2DSSを判断し、受信ユニットによって受信されたD2D同期信号内のPD2DSSが、判断されたPD2DSSと置き換えられると、置き換えられたPD2DSSを伴うD2D同期信号を、第2のD2D同期情報として使用するよう特に構成される。
第1の態様の第3の可能な実装態様を参照すると、第5の可能な実装態様において、処理ユニットは、
PD2DSCHに基づいて受信ユニットによって受信された、同期元識別子の指示情報に従って同期元識別子を判断し、判断された同期元識別子に対応する同期元と同期し、
PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、D2D同期信号で搬送されて、受信ユニットによって受信された、PD2DSSに対応している転送ホップカウントを判断し、
判断された転送ホップカウントが設定閾値未満である場合、判断された転送ホップカウントと設定値との合計を現在の転送ホップカウントとして使用し、PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、現在の転送ホップカウントに対応するPD2DSSを判断し、受信したD2D同期信号内のPD2DSSが、判断されたPD2DSSと置き換えられると、第2のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報としてPD2DSS置き換え後に取得されたD2D同期信号を使用し、PD2DSCHを介して送信されて、第2のD2D同期情報である第2部分D2D同期情報として同期元識別子の指示情報を使用して、第2のD2D同期情報を取得するよう特に構成される。
第1の態様の第3の可能な実装態様を参照すると、第6の可能な実装態様において、処理ユニットは、
SD2DSSと同期元識別子との間の事前設定された対応関係に従って、D2D同期信号で搬送されて、受信ユニットによって受信された、SD2DSSに対応している同期元識別子を判断し、判断された同期元識別子に対応する同期元と同期し、
PD2DSCHに基づいて受信ユニットによって受信された、転送ホップカウントの、指示情報に従って転送ホップカウントを判断し、判断された転送ホップカウントが設定閾値未満である場合、判断された転送ホップカウントと設定値との合計を、現在の転送ホップカウントとして使用し、第2のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報として、SD2DSSを搬送するD2D同期信号を使用し、PD2DSCHを介して送信されて、第2のD2D同期情報である第2部分D2D同期情報として現在の転送ホップカウントの指示情報を使用して、第2のD2D同期情報を取得するよう特に構成される。
第1の態様の第3の可能な実装態様を参照すると、第7の可能な実装態様において、処理ユニットは、
SD2DSSと同期元識別子との間の、およびSD2DSSと転送ホップカウントとの間の、事前設定された対応関係に従って、D2D同期信号で搬送されて、受信ユニットによって受信された、SD2DSSに対応している同期元識別子と転送ホップカウントとを判断し、判断された同期元識別子に対応する同期元と同期し、
判断された転送ホップカウントが設定閾値未満である場合、判断された転送ホップカウントと設定値との合計を現在の転送ホップカウントとして使用し、SD2DSSと同期元識別子との間の、およびSD2DSSと転送ホップカウントとの間の、事前設定された対応関係に従って、同期元識別子および現在の転送ホップカウントに対応するSD2DSSを判断し、D2D同期信号内のSD2DSSを判断されたSD2DSSで置き換え、第2のD2D同期情報としてSD2DSS置き換え後に取得されたD2D同期信号を使用するよう特に構成される。
第1の態様の第7の可能な実装態様を参照すると、第8の可能な実装態様において、SD2DSSと同期元識別子との間の、およびSD2DSSと転送ホップカウントとの間の、事前設定された対応関係は、
を満たすSD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係であって、Nkが転送ホップカウントを表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、Kが転送ホップカウントの事前設定された最大値を表し、modがモジュロ演算を表す、事前設定された対応関係と、
を満たすSD2DSSと同期元識別子との間の事前設定された対応関係であって、NIDが同期元識別子を表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、Kが転送ホップカウントの事前設定された最大値を表し、floorが切り捨て演算を表す、事前設定された対応関係とを含む。
第1の態様の第3の可能な実装態様を参照すると、第9の可能な実装態様において、処理ユニットは、
同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係に従って、D2D同期信号で搬送されて、受信ユニットによって受信された、PD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせに対応している同期元識別子を判断し、判断された同期元識別子に対応する同期元と同期し、
PD2DSCHに基づいて受信ユニットによって受信された、転送ホップカウントの、指示情報に従って転送ホップカウントを判断し、判断された転送ホップカウントが設定閾値未満である場合、判断された転送ホップカウントと設定値との合計を、現在の転送ホップカウントとして使用し、第2のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報としてD2D同期信号を使用し、PD2DSCHを介して送信される、第2のD2D同期情報である、第2部分D2D同期情報として現在の転送ホップカウントの指示情報を使用して、第2のD2D同期情報を取得するよう特に構成される。
第1の態様の第9の可能な実装態様を参照すると、第10の可能な実装態様において、同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係は、
を満たす同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係を含み、NIDが同期元識別子を表し、
がPD2DSSのシーケンス番号を表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、
であり、
であり、MsがPD2DSSの最大量を表し、NsがSD2DSSの最大量を表す。
第1の態様の第3の可能な実装態様を参照すると、第11の可能な実装態様において、処理ユニットは、
同期元識別子とPD2DSS−SD2DSSグループとの間の事前設定された対応関係に従って、D2D同期信号で搬送されて、受信ユニットによって受信された、PD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせが属するPD2DSS−SD2DSSグループに対応している同期元識別子を判断し、判断された同期元識別子に対応する同期元と同期し、
SD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、受信したD2D同期で搬送されるPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせにおけるSD2DSSに対応している転送ホップカウントを判断し、判断された転送ホップカウントが設定閾値未満である場合、判断された転送ホップカウントと設定値との合計を現在の転送ホップカウントとして使用し、SD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、現在の転送ホップカウントに対応するSD2DSSを取得し、取得されたSD2DSSに対応していて、D2D同期信号で搬送された、PD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせが属するPD2DSS−SD2DSSグループに含まれるPD2DSSとSD2DSSの組み合わせを判断し、D2D同期信号内のPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせを、PD2DSSおよびSD2DSSの判断された組み合わせと置き換え、PD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせの置き換え後に取得されたD2D同期信号を、第2のD2D同期情報として使用するよう特に構成される。
第1の態様の第11の可能な実装態様を参照すると、第12の可能な実装態様において、PD2DSS−SD2DSSグループの番号を使用して、同期元識別子を示し、
SD2DSSのシーケンス番号を使用して、SD2DSSが属するPD2DSS−SD2DSSグループの番号によって示された同期元識別子に対応するD2D同期信号内の転送ホップカウントを示す。
第1の態様の第12の可能な実装態様を参照すると、第13の可能な実装態様において、同期元識別子とPD2DSS−SD2DSSグループとの間の事前設定された対応関係は、
を満たす同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係を含み、NIDが同期元識別子を表し、
がPD2DSSのシーケンス番号を表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、
であり、
であり、MsがPD2DSSの最大量を表し、NsがSD2DSSのシーケンス番号の最大値を転送ホップカウントの最大値で割った後に取得された値を切り捨てることによって取得され、
同じ同期元識別子に対応するPD2DSSおよびSD2DSSの各組み合わせが、1つのPD2DSS−SD2DSSグループに属し、PD2DSS−SD2DSSグループの番号が、対応する同期元識別子である。
第1の態様から第1の態様の第13の可能な実装態様のいずれか1つを参照すると、第14の可能な実装態様において、処理ユニットは、
受信ユニットが2つ以上の第1のD2D同期情報を受信したと判断した場合、受信した第1のD2D同期情報で搬送された転送ホップカウントを別々に取得し、取得した転送ホップカウントの最小値を判断し、最小値が設定閾値未満であると判断した場合、最小値に対応する第1のD2D同期情報内の同期元識別子に対応する同期元と同期するようさらに構成される。
第1の態様の第14の可能な実装態様を参照すると、第15の可能な実装態様において、処理ユニットは、
最小値が2つ以上の第1のD2D同期情報に対応している場合、最小値に対応する第1のD2D同期情報の信号強度を判断し、信号距度の最大値に対応する第1のD2D同期情報に従って同期を実行するよう特に構成される。
第1の態様から第1の態様の第14の可能な実装態様のいずれか1つを参照すると、第16の可能な実装態様において、第1のD2D同期情報は、同期元タイプをさらに搬送し、
処理ユニットは、
受信ユニットが2つ以上の第1のD2D同期情報を受信したと判断した場合、第1のD2D同期情報で搬送された同期元タイプに従って、同期元がネットワークである第1のD2D同期情報を判断し、判断された第1のD2D同期情報に従って同期を実行するよう特に構成される。
第1の態様の第16の可能な実装態様を参照すると、第17の可能な実装態様において、処理ユニットは、同期元がネットワークである第1のD2D同期情報を判断した後、同期元がネットワークである判断された第1のD2D同期情報で搬送された転送ホップカウントを取得し、転送ホップカウントが設定閾値未満であると判断した場合、同期元がネットワークである判断された第1のD2D同期情報に従って同期を実行するか、または、
転送ホップカウントが設定閾値未満ではないと判断した場合、他の第1のD2D同期情報で搬送された転送ホップカウントを取得し、取得した転送ホップカウントの最小値を判断し、最小値が設定閾値未満であると判断した場合、最小値に対応する第1のD2D同期情報内の同期元識別子によって示された同期元と同期するよう特に構成される。
第1の態様の第16の可能な実装態様を参照すると、第18の可能な実装態様において、処理ユニットは、
転送ホップカウントの最大値を更新するよう特に構成され、ここで、更新後に取得された転送ホップカウントの最大値は、更新前に存在した転送ホップカウントの最大値より大きく、さらに処理ユニットは、第1のD2D同期情報で搬送された転送ホップカウントが更新後に取得された転送ホップカウントの最大値未満であると判断した場合、第1のD2D同期情報内の転送ホップカウントを更新し、第2のD2D同期情報を取得するよう特に構成され、ここで、送信ユニットは、第2のD2D同期情報を送信し、送信ユニットは、更新後に取得された転送ホップカウントの最大値を送信する。
第1の態様の第1の可能な実装態様から第14の可能な実装態様のいずれか1つを参照すると、第19の可能な実装態様において、送信ユニットは、
受信ユニットがD2D同期信号を送信するために使用された無線フレームのいずれか1つを使用することによってD2D同期信号を受信した場合、D2D同期信号を送信するために使用された他の無線フレームのいずれか1つを使用することによってD2D同期信号を送信するよう特に構成され、D2D同期信号を送信するために使用された2つ以上の無線フレームが、各送信サイクルに対して構成され、D2D同期信号を送信するために使用された各無線フレームにおいて、D2D同期信号のために使用されるただ1つのリソースが構成される。
第1の態様の第1の可能な実装態様から第14の可能な実装態様のいずれか1つを参照すると、第20の可能な実装態様において、送信ユニットは、
受信ユニットが、D2D同期信号のために使用されて、D2D同期信号を送信するために使用された無線フレームに含まれる、任意のリソースを使用することによってD2D同期信号を受信した場合、D2D同期信号のために使用されて、無線フレームに含まれる、他のリソースのいずれか1つを使用することによってD2D同期信号を送信するよう特に構成され、D2D同期信号を送信するために使用された1つまたは複数の無線フレームが、各送信サイクルに対して構成され、D2D同期信号を送信するために使用された各無線フレームにおいて、D2D同期信号のために使用される2つ以上のリソースが構成される。
第1の態様の第1の可能な実装態様から第14の可能な実装態様のいずれか1つを参照すると、第21の可能な実装態様において、送信ユニットは、D2D同期信号を送信する必要があると判断すると、設定された量の送信サイクル内でD2D同期信号のみを送信するよう特に構成され、
受信ユニットは、設定された量の送信サイクル内で何らのD2D同期信号も受信しない。
第2の態様によれば、デバイス間D2D通信におけるデバイスは、
同期元識別子と転送ホップカウントとを判断して、判断された同期元識別子と転送ホップカウントとを第1のD2D同期情報にカプセル化するよう構成される、メッセージ処理ユニットと、
メッセージ処理ユニットによって処理された第1のD2D同期情報を送信するよう構成される、送信ユニットとを含んで、提供される。
第2の態様を参照すると、第1の可能な実装態様において、第1のD2D同期情報は、同期元タイプをさらに含み、
デバイスは、検出ユニットおよび受信ユニットをさらに含み、
検出ユニットは、ネットワークによって送信されたダウンリンク同期信号を検出するよう構成され、
メッセージ処理ユニットは、
検出ユニットがダウンリンク同期信号を検出しなかったと判断した場合、送信ユニットに、第1のD2D同期情報を送信するよう指示するか、または、
検出ユニットがダウンリンク同期信号を検出したと判断すると、受信ユニットが別のデバイスによって送信された第3のD2D同期情報を受信したと判断し、第3のD2D同期情報内の同期元タイプに従って、同期元がネットワークデバイスではないと判断し、送信ユニットに、第1のD2D同期情報を送信するよう指示するようさらに構成される。
第2の態様の第1の可能な実装態様を参照すると、第2の可能な実装態様において、送信ユニットによって送信された第1のD2D同期情報によって占められる時間周波数は、ネットワークによって送信されて、受信ユニットによって受信されたダウンリンク同期信号によって占められる時間周波数リソースとは異なる。
第2の態様の第1の可能な実装態様を参照すると、第3の可能な実装態様において、送信ユニットは、
D2D同期信号を送信するよう特に構成され、ここで、D2D同期信号は、第1のD2D同期情報を搬送し、
または、
送信ユニットは、D2D同期信号を送信するよう特に構成され、ここで、D2D同期信号は、第1のD2D同期情報の第1部分D2D同期信号を搬送し、送信ユニットは、物理的D2D同期チャネルPD2DSCHを介して第1のD2D同期情報の第2部分D2D同期情報を送信するよう特に構成され、ここで、第1部分D2D同期情報と第2部分D2D同期情報とは、第1のD2D同期情報に組み合わされる。
第2の態様の第3の可能な実装態様を参照すると、第4の可能な実装態様において、D2D同期信号の送信サイクルおよびPD2DSCHの送信サイクルは異なる。
第2の態様の第3の可能な実装態様を参照すると、第5の可能な実装態様において、D2D同期信号は、一次D2D同期信号PD2DSSおよび/または二次D2D同期信号SD2DSSを含む。
第2の態様の第5の可能な実装態様を参照すると、第6の可能な実装態様において、メッセージ処理ユニットは、
PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、現在の転送ホップカウントに対応するPD2DSSを取得し、SD2DSSと同期元識別子との間の事前設定された対応関係に従って、判断された同期元識別子に対応するSD2DSSを取得し、取得したPD2DSSとSD2DSSとをD2D同期信号に加え、PD2DSSとSD2DSSとを搬送するD2D同期信号を、第1のD2D同期情報として使用するよう特に構成される。
第2の態様の第5の可能な実装態様を参照すると、第7の可能な実装態様において、メッセージ処理ユニットは、
PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、判断された転送ホップカウントに対応するPD2DSSを取得し、取得したPD2DSSをD2D同期信号に加え、PD2DSSを搬送するD2D同期信号を、第1のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報として使用し、判断された同期元識別子の指示情報を、PD2DSCHを介して送信される、第1のD2D同期情報の、第2部分D2D同期情報として使用するよう特に構成される。
第2の態様の第5の可能な実装態様を参照すると、第8の可能な実装態様において、メッセージ処理ユニットは、
SD2DSSと同期元識別子との間の事前設定された対応関係に従って、判断された同期元識別子に対応するSD2DSSを取得し、
取得したSD2DSSと事前設定されたPD2DSSとを、D2D同期信号に加え、D2D同期信号を、第1のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報として使用し、転送ホップカウントの指示情報を、PD2DSCHを介して送信される、第1のD2D同期情報の、第2部分D2D同期情報として使用するよう特に構成され、ここで、全ての同期元に対して事前設定されたPD2DSSは、D2D通信において同じである。
第2の態様の第5の可能な実装態様を参照すると、第9の可能な実装態様において、メッセージ処理ユニットは、
SD2DSSと同期元識別子との間の、およびSD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、判断された同期元識別子と転送ホップカウントとに対応するSD2DSSを取得し、
SD2DSSをD2D同期信号に加え、D2D同期信号を、第1のD2D同期情報として使用するよう特に構成される。
第2の態様の第9の可能な実装態様を参照すると、第10の可能な実装態様において、SD2DSSと同期元識別子との間の、およびSD2DSSと転送ホップカウントとの間の、事前設定された対応関係は、
を満たすSD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係であって、Nkが転送ホップカウントを表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、Kが転送ホップカウントの事前設定された最大値を表し、modがモジュロ演算を表す、事前設定された対応関係と、
を満たすSD2DSSと同期元識別子との間の事前設定された対応関係であって、NIDが同期元識別子を表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、Kが転送ホップカウントの事前設定された最大値を表し、floorが切り捨て演算を表す、事前設定された対応関係とを含む。
第2の態様の第5の可能な実装態様を参照すると、第11の可能な実装態様において、メッセージ処理ユニットは、
同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係に従って、判断された同期元識別子に対応するPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせを取得し、
PD2DSSおよびSD2DSSの取得した組み合わせを、D2D同期信号に加え、D2D同期信号を、第1のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報として使用し、転送ホップカウントの指示情報を、PD2DSCHを介して送信される、第1のD2D同期情報の、第2部分D2D同期情報として使用するよう特に構成される。
第2の態様の第11の可能な実装態様を参照すると、第12の可能な実装態様において、同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係は、
を満たす同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係を含み、NIDが同期元識別子を表し、
がPD2DSSのシーケンス番号を表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、
であり、
であり、MsがPD2DSSの最大量を表し、NsがSD2DSSの最大量を表す。
第2の態様の第5の可能な実装態様を参照すると、第13の可能な実装態様において、メッセージ処理ユニットは、
同期元識別子とPD2DSS−SD2DSSグループとの間の事前設定された対応関係に従って、判断された同期元識別子に対応するPD2DSS−SD2DSSグループを取得するよう特に構成され、ここで、各PD2DSS−SD2DSSグループは、PD2DSSおよびSD2DSSの複数の組み合わせを含み、
メッセージ処理ユニットは、SD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、判断された転送ホップカウントに対応するSD2DSSを取得し、取得されたSD2DSSを含む、取得されたPD2DSS−SD2DSSグループにおける、PD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせを判断し、
PD2DSSおよびSD2DSSの判断された組み合わせを、D2D同期信号に加え、D2D同期信号を、第1のD2D同期情報として使用するよう特に構成される。
第2の態様の第13の可能な実装態様を参照すると、第14の可能な実装態様において、PD2DSS−SD2DSSグループの番号を使用して、同期元識別子を示し、
SD2DSSのシーケンス番号を使用して、SD2DSSが属するPD2DSS−SD2DSSグループの番号によって示された同期元識別子に対応するD2D同期信号内の転送ホップカウントを示す。
第2の態様の第14の可能な実装態様を参照すると、第15の可能な実装態様において、同期元識別子とPD2DSS−SD2DSSグループとの間の事前設定された対応関係は、
を満たす同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係を含み、NIDが同期元識別子を表し、
がPD2DSSのシーケンス番号を表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、
であり、
であり、MsがPD2DSSの最大量を表し、NsがSD2DSSのシーケンス番号の最大値を転送ホップカウントの最大値で割った後に取得された値を切り捨てることによって取得され、
同じ同期元識別子に対応するPD2DSSおよびSD2DSSの各組み合わせが、1つのPD2DSS−SD2DSSグループに属し、PD2DSS−SD2DSSグループの番号が、対応する同期元識別子である。
第2の態様の第3の可能な実装態様から第15の可能な実装態様のいずれか1つを参照すると、第16の可能な実装態様において、メッセージ処理ユニットは、
設定サイクルに従って、第1のD2D同期情報で搬送された同期元識別子を変換するようさらに構成される。
第2の態様の第16の可能な実装態様を参照すると、第17の可能な実装態様において、メッセージ処理ユニットは、
設定サイクルに従って、D2D同期信号で搬送されたSD2DSSを変換するか、
または、
設定サイクルに従って、D2D同期信号で搬送されたPD2DSSを変換するか、
または、
設定サイクルに従って、D2D同期信号で搬送されたPD2DSSを変換して、設定サイクルに従って、D2D同期信号で搬送されたSD2DSSを変更するようさらに構成される。
第2の態様の第17の可能な実装態様を参照すると、第18の可能な実装態様において、メッセージ処理ユニットは、
第mの設定サイクルにおいて、PD2DSS/SD2DSSのシーケンス番号が
であるようさらに構成され、ここで、
が、PD2DSS/SD2DSSのシーケンス番号または同期元識別子を表し、IMSIが、国際移動加入者識別番号であり、Nframe(m)が、D2D同期信号で搬送されたPD2DSS/SD2DSSが第mの時間の間に変更された場合にデバイスが位置していた無線フレームの番号を表し、Nsが、PD2DSS/SD2DSSの最大量または識別可能な同期元の最大量を表す。
第2の態様の第17の可能な実装態様を参照すると、第19の可能な実装態様において、メッセージ処理ユニットは、
第mの設定サイクルにおいて、PD2DSS/SD2DSSのシーケンス番号が
であるようさらに構成され、ここで、
mが0である場合、
であり、
が、PD2DSS/SD2DSSのシーケンス番号または同期元識別子を表し、IMSIが、国際移動加入者識別番号であり、Nsが、PD2DSS/SD2DSSの最大量または識別可能な同期元の最大量を表し、aが、ゼロ以外の整数を表し、Nframe(0)が、D2D同期信号が最初に送信されたときにデバイスが位置していた無線フレームの番号を表す。
第2の態様の第3の可能な実装態様から第15の可能な実装態様のいずれか1つを参照すると、第20の可能な実装態様において、送信ユニットは、
受信ユニットがD2D同期信号を送信するために使用された無線フレームのいずれか1つを使用することによってD2D同期信号を受信した場合、D2D同期信号を送信するために使用された他の無線フレームのいずれか1つを使用することによってD2D同期信号を送信するよう特に構成され、D2D同期信号を送信するために使用された2つ以上の無線フレームが、各送信サイクルに対して構成され、D2D同期信号を送信するために使用された各無線フレームにおいて、D2D同期信号のために使用されるただ1つのリソースが構成される。
第2の態様の第3の可能な実装態様から第15の可能な実装態様のいずれか1つを参照すると、第21の可能な実装態様において、送信ユニットは、
受信ユニットが、D2D同期信号のために使用されて、D2D同期信号を送信するために使用された無線フレームに含まれる任意のリソースを使用することによってD2D同期信号を受信した場合、D2D同期信号のために使用されて、無線フレームに含まれる、他のリソースのいずれか1つを使用することによってD2D同期信号を送信するよう特に構成され、D2D同期信号を送信するために使用された1つまたは複数の無線フレームが、各送信サイクルに対して構成され、D2D同期信号を送信するために使用された各無線フレームにおいて、D2D同期信号のために使用される2つ以上のリソースが構成される。
第2の態様の第3の可能な実装態様から第15の可能な実装態様のいずれか1つを参照すると、第22の可能な実装態様において、送信ユニットは、
D2D同期信号を送信する必要があると判断すると、設定された量の送信サイクル内でD2D同期信号のみを送信するよう特に構成され、
受信ユニットは、設定された量の送信サイクル内で何らのD2D同期信号も受信しない。
第3の態様によれば、デバイス間D2D通信で同期情報を送信する方法は、
D2D通信における第1のデバイスによって、同期元識別子と転送ホップカウントとを判断するステップと、判断された同期元識別子と転送ホップカウントとを第1のD2D同期情報にカプセル化するステップと、
第1のD2D同期情報を送信するステップとを含んで提供され、D2D通信における第2のデバイスが、第1のD2D同期情報を受信し、第1のD2D同期情報内の同期元識別子に対応する同期元と同期し、第1のD2D同期情報内の転送ホップカウントが設定閾値未満であると判断した場合に第1のD2D同期情報内の転送ホップカウントを更新し、転送ホップカウントの更新後に取得された第2のD2D同期情報を送信する。
第3の態様を参照すると、第1の可能な実装態様において、第1のD2D同期情報は、同期元タイプをさらに含み、
第1のD2D同期情報を送信するステップの前に、本方法は、
第1のデバイスによって、ネットワークにより送信されたダウンリンク同期信号を検出するステップと、ダウンリンク同期信号が検出されなかったと判断するステップ、または、
第1のデバイスによって、ネットワークにより送信されたダウンリンク同期信号を検出するステップと、ダウンリンク同期信号が検出されたと判断した後、別のデバイスにより送信された第3のD2D同期情報を受信するステップと、第3のD2D同期情報内の同期元タイプに従って、同期元がネットワークデバイスではないと判断するステップとを含む。
第3の態様の第1の可能な実装態様を参照すると、第2の可能な実装態様において、第1のD2D同期情報によって占められる時間周波数は、ネットワークによって送信されたダウンリンク同期信号によって占められる時間周波数とは異なる。
第3の態様を参照すると、第3の可能な実装態様において、第1のD2D同期情報を送信するステップは、
D2D同期信号を送信するステップであって、D2D同期信号が、第1のD2D同期情報を搬送する、ステップ、
または、
D2D同期信号を送信するステップであって、D2D同期信号が、第1のD2D同期情報の第1部分D2D同期信号を搬送する、ステップと、物理的D2D同期チャネルPD2DSCHを介して第1のD2D同期情報の第2部分D2D同期情報を送信するステップであって、第1部分D2D同期情報と第2部分D2D同期情報とが、第1のD2D同期情報に組み合わされるステップと、を含む。
第3の態様の第3の可能な実装態様を参照すると、第4の可能な実装態様において、D2D同期信号の送信サイクルおよびPD2DSCHの送信サイクルは異なる。
第3の態様の第4の可能な実装態様を参照すると、第5の可能な実装態様において、D2D同期信号は、一次D2D同期信号PD2DSSおよび/または二次D2D同期信号SD2DSSを含む。
第3の態様の第5の可能な実装態様を参照すると、第6の可能な実装態様において、判断された同期元識別子と転送ホップカウントとを第1のD2D同期情報にカプセル化するステップは、
PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、判断された転送ホップカウントに対応するPD2DSSを取得するステップと、SD2DSSと同期元識別子との間の事前設定された対応関係に従って、判断された同期元識別子に対応するSD2DSSを取得するステップと、取得したPD2DSSとSD2DSSとをD2D同期信号に加えるステップと、D2D同期信号を第1のD2D同期情報として使用するステップとを含む。
第3の態様の第5の可能な実装態様を参照すると、第7の可能な実装態様において、判断された同期元識別子と転送ホップカウントとを第1のD2D同期情報にカプセル化するステップは、
PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、判断された転送ホップカウントに対応するPD2DSSを取得するステップと、取得したPD2DSSをD2D同期信号に加えるステップと、D2D同期信号を、第1のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報として使用するステップと、判断された同期元識別子の指示情報を、PD2DSCHに基づいて送信される、第1のD2D同期情報の、第2部分D2D同期情報として使用するステップとを含む。
第3の態様の第5の可能な実装態様を参照すると、第8の可能な実装態様において、判断された同期元識別子と転送ホップカウントとを第1のD2D同期情報にカプセル化するステップは、
SD2DSSと同期元識別子との間の事前設定された対応関係に従って、判断された同期元識別子に対応するSD2DSSを取得するステップと、
取得したSD2DSSと事前設定されたPD2DSSとをD2D同期信号に加えるステップと、D2D同期信号を第1のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報として使用するステップと、判断された転送ホップカウントの指示情報を、PD2DSCHを介して送信される、第1のD2D同期情報の、第2部分D2D同期情報として使用するステップとを含み、全ての同期元に対して事前設定されたPD2DSSは、D2D通信において同じである。
第3の態様の第5の可能な実装態様を参照すると、第9の可能な実装態様において、判断された同期元識別子と転送ホップカウントとを第1のD2D同期情報にカプセル化するステップは、
SD2DSSと同期元識別子との間の、およびSD2DSSと転送ホップカウントとの間の、事前設定された対応関係に従って判断された同期元識別子と転送ホップカウントとに対応するSD2DSSを取得するステップと、SD2DSSをD2D同期信号に加えるステップと、D2D同期信号を第1のD2D同期情報として使用するステップとを含む。
第3の態様の第9の可能な実装態様を参照すると、第10の可能な実装態様において、SD2DSSと同期元識別子との間の、およびSD2DSSと転送ホップカウントとの間の、事前設定された対応関係は、
を満たすSD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係であって、Nkが転送ホップカウントを表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、Kが転送ホップカウントの事前設定された最大値を表し、modがモジュロ演算を表す、事前設定された対応関係と、
を満たすSD2DSSと同期元識別子との間の事前設定された対応関係であって、NIDが同期元識別子を表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、Kが転送ホップカウントの事前設定された最大値を表し、floorが切り捨て演算を表す、事前設定された対応関係とを含む。
第3の態様の第5の可能な実装態様を参照すると、第11の可能な実装態様において、判断された同期元識別子と転送ホップカウントとを第1のD2D同期情報にカプセル化するステップは、
同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係に従って、判断された同期元識別子に対応するPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせを取得するステップと、
PD2DSSおよびSD2DSSの取得した組み合わせをD2D同期信号に加えるステップと、D2D同期信号を第1のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報として使用するステップと、判断された転送ホップカウントの指示情報を、PD2DSCHを介して送信される、第1のD2D同期情報の、第2部分D2D同期情報として使用するステップとを含む。
第3の態様の第11の可能な実装態様を参照すると、第12の可能な実装態様において、同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係は、
を満たす同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係を含み、NIDが同期元識別子を表し、
がPD2DSSのシーケンス番号を表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、
であり、
であり、MsがPD2DSSの最大量を表し、NsがSD2DSSの最大量を表す。
第3の態様の第5の可能な実装態様を参照すると、第13の可能な実装態様において、判断された同期元識別子と転送ホップカウントとを第1のD2D同期情報にカプセル化するステップは、
同期元識別子とPD2DSS−SD2DSSグループとの間の事前設定された対応関係に従って、判断された同期元識別子に対応するPD2DSS−SD2DSSグループを取得するステップであって、各PD2DSS−SD2DSSグループが、PD2DSSおよびSD2DSSの複数の組み合わせを含む、ステップと、
SD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、判断された転送ホップカウントに対応するSD2DSSを取得するステップと、取得されたSD2DSSを含む、取得されたPD2DSS−SD2DSSグループにおける、PD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせを判断するステップと、
PD2DSSおよびSD2DSSの判断された組み合わせを、D2D同期信号に加えるステップと、D2D同期信号を、第1のD2D同期情報として使用するステップとを含む。
第3の態様の第13の可能な実装態様を参照すると、第14の可能な実装態様において、PD2DSS−SD2DSSグループの番号を使用して、同期元識別子を示し、
SD2DSSのシーケンス番号を使用して、SD2DSSが属するPD2DSS−SD2DSSグループの番号によって示された同期元識別子に対応するD2D同期信号内の転送ホップカウントを示す。
第3の態様の第14の可能な実装態様を参照すると、第15の可能な実装態様において、同期元識別子とPD2DSS−SD2DSSグループとの間の事前設定された対応関係は、
を満たす同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係を含み、NIDが同期元識別子を表し、
がPD2DSSのシーケンス番号を表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、
であり、
であり、MsがPD2DSSの最大量を表し、NsがSD2DSSのシーケンス番号の最大値を転送ホップカウントの最大値で割った後に取得された値を切り捨てることによって取得され、
同じ同期元識別子に対応するPD2DSSおよびSD2DSSの各組み合わせが、1つのPD2DSS−SD2DSSグループに属し、PD2DSS−SD2DSSグループの番号が、対応する同期元識別子である。
第3の態様の第5の可能な実装態様から第15の可能な実装態様のいずれか1つを参照すると、第16の可能な実装態様において、同期元識別子を判断するステップは、
設定サイクルに従って、第1のD2D同期情報で搬送された同期元識別子を変換するステップを含む。
第3の態様の第16の可能な実装態様を参照すると、第17の可能な実装態様において、設定サイクルに従って、第1のD2D同期情報で搬送される同期元識別子を変換するステップは、
設定サイクルに従って、D2D同期信号で搬送されたSD2DSSを変換するステップか、
または、
設定サイクルに従って、D2D同期信号で搬送されたPD2DSSを変換するステップか、
または、
設定サイクルに従って、D2D同期信号で搬送されたPD2DSSを変換するステップと、設定サイクルに従って、D2D同期信号で搬送されたSD2DSSを変更するステップを含む。
第3の態様の第17の可能な実装態様を参照すると、第18の可能な実装態様において、設定サイクルに従って、D2D同期信号で搬送されたPD2DSS/SD2DSSを変換するステップが、
第mの設定サイクルにおいて、PD2DSS/SD2DSSのシーケンス番号が
であることを含み、ここで、
が、PD2DSS/SD2DSSのシーケンス番号または同期元識別子を表し、IMSIが、国際移動加入者識別番号であり、Nframe(m)が、D2D同期信号で搬送されたPD2DSS/SD2DSSが第mの時間の間に変更された場合にデバイスが位置していた無線フレームの番号を表し、Nsが、PD2DSS/SD2DSSの最大量または識別可能な同期元の最大量を表す。
第3の態様の第17の可能な実装態様を参照すると、第19の可能な実装態様において、設定サイクルに従って、D2D同期信号で搬送されたPD2DSS/SD2DSSを変換するステップが、
第mの設定サイクルにおいて、PD2DSS/SD2DSSのシーケンス番号が
であることを含み、ここで、
mが0である場合、
であり、
が、PD2DSS/SD2DSSのシーケンス番号または同期元識別子を表し、IMSIが、国際移動加入者識別番号であり、Nsが、PD2DSS/SD2DSSの最大量または識別可能な同期元の最大量を表し、aが、ゼロ以外の整数を表し、Nframe(0)が、D2D同期信号が最初に送信されたときに第1のデバイスが位置していた無線フレームの番号を表す。
第3の態様の第5の可能な実装態様から第15の可能な実装態様のいずれか1つを参照すると、第20の可能な実装態様において、第1のD2D同期情報を送信するステップが、
D2D同期信号を送信するために使用された無線フレームのいずれか1つを使用することによってD2D同期信号を受信した場合、D2D同期信号を送信するために使用された他の無線フレームのいずれか1つを使用することによってD2D同期信号を送信するステップを含み、D2D同期信号を送信するために使用された2つ以上の無線フレームが、各送信サイクルに対して構成され、D2D同期信号を送信するために使用された各無線フレームにおいて、D2D同期信号のために使用されるただ1つのリソースが構成される。
第3の態様の第5の可能な実装態様から第15の可能な実装態様のいずれか1つを参照すると、第21の可能な実装態様において、第1のD2D同期情報を送信するステップが、
D2D同期信号に対して使用されて、D2D同期信号を送信するために使用される無線フレームに含まれる、任意のリソースを使用することによってD2D同期信号を受信した場合、D2D同期信号に対して使用されて、無線フレームに含まれる、別のリソースを使用することによってD2D同期信号を送信するステップを含み、D2D同期信号を送信するために使用される1つまたは複数の無線フレームが、各送信サイクルに対して構成され、D2D同期信号を送信するために使用される各無線フレームにおいて、D2D同期信号に対して使用される2つ以上のリソースが構成される。
第3の態様の第5の可能な実装態様から第15の可能な実装態様のいずれか1つを参照すると、第22の可能な実装態様において、第1のD2D同期情報を送信するステップが、
D2D同期信号を送信する必要があると判断すると、第1のデバイスによって、設定された量の送信サイクル内でD2D同期信号のみを送信するステップと、設定された量の送信サイクル内で任意のD2D同期信号を受信することをスキップするステップとを含む。
第4の態様によれば、デバイス間D2D通信におけるデバイス同期方法は、
D2D通信における第2のデバイスによって、第1のデバイスにより送信された第1のD2D同期情報を受信するステップであって、第1のD2D同期情報が同期元識別子と転送ホップカウントとを含む、ステップと、
第1のD2D同期情報内の同期元識別子に対応する同期元と同期するステップと、第1のD2D同期情報内の転送ホップカウントが設定閾値未満であると判断した場合に、第2のD2D同期情報を取得するために、第1のD2D同期情報内の転送ホップカウントを更新するステップと、
第2のD2D同期情報を送信するステップとを含んで、提供される。
第4の態様を参照すると、第1の可能な実装態様において、第1のD2D同期情報は、第1のデバイスによって送信されたD2D同期信号で搬送されるか、
または、
第1のD2D同期情報は、第1部分D2D同期情報および第2部分D2D同期情報を含み、第1部分D2D同期情報は、第1のデバイスによって送信されたD2D同期信号で搬送され、第2部分D2D同期情報は、物理的D2D同期チャネルPD2DSCHを介して第1のデバイスによって送信される。
第4の態様の第1の可能な実装態様を参照すると、第2の可能な実装態様において、D2D同期信号の送信サイクルおよびPD2DSCHの送信サイクルは異なる。
第4の態様の第1の可能な実装態様を参照すると、第3の可能な実装態様において、D2D同期信号は、一次D2D同期信号PD2DSSおよび/または二次D2D同期信号SD2DSSを含む。
第4の態様の第3の可能な実装態様を参照すると、第4の可能な実装態様において、第1のD2D同期情報内の同期元識別子に対応する同期元と同期するステップが、
SD2DSSと同期元識別子との間の事前設定された対応関係に従って、SD2DSSに対応していて、受信したD2D同期信号で搬送される、同期元識別子を判断するステップと、判断された同期元識別子に対応する同期元と同期するステップとを含み、
第1のD2D同期情報内の転送ホップカウントが設定閾値未満であると判断した場合、第2のD2D同期情報を取得するために、第1のD2D同期情報内の転送ホップカウントを更新するステップが、
PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、PD2DSSに対応していて、受信したD2D同期信号で搬送される、転送ホップカウントを判断するステップと、
判断された転送ホップカウントが設定閾値未満である場合、判断された転送ホップカウントと設定値との合計を現在の転送ホップカウントとして使用するステップと、PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、現在の転送ホップカウントに対応するPD2DSSを判断するステップと、受信したD2D同期信号内のPD2DSSを、判断されたPD2DSSと置き換えた後、置き換えたPD2DSSを伴うD2D同期信号を、第2のD2D同期情報として使用するステップとを含む。
第4の態様の第3の可能な実装態様を参照すると、第5の可能な実装態様において、第1のD2D同期情報内の同期元識別子に対応する同期元と同期するステップが、
PD2DSCHに基づいて、同期元識別子の指示情報を受信するステップと、同期元識別子の指示情報に従って同期元識別子を判断するステップと、判断された同期元識別子に対応する同期元と同期するステップとを含み、
第1のD2D同期情報内の転送ホップカウントが閾値未満であると判断した場合、第2のD2D同期情報を取得するために、第1のD2D同期情報内の転送ホップカウントを更新するステップが、
PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、PD2DSSに対応していて、受信したD2D同期信号で搬送される、転送ホップカウントを判断するステップと、
判断された転送ホップカウントが設定閾値未満である場合、判断された転送ホップカウントと設定値との合計を現在の転送ホップカウントとして使用するステップと、PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、現在の転送ホップカウントに対応するPD2DSSを判断するステップと、受信したD2D同期信号内のPD2DSSを、判断されたPD2DSSと置き換えるステップと、PD2DSSの置き換え後に取得したD2D同期信号を、第2のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報として使用するステップと、同期元識別子の指示情報を、PD2DSCHを介して送信される、第2のD2D同期情報の第2部分D2D同期情報として、第2のD2D同期情報を取得するために使用するステップとを含む。
第4の態様の第3の可能な実装態様を参照すると、第6の可能な実装態様において、第1のD2D同期情報内の同期元識別子に対応する同期元と同期するステップが、
SD2DSSと同期元識別子との間の事前設定された対応関係に従って、SD2DSSに対応していて、受信したD2D同期信号で搬送される、同期元識別子を判断するステップと、判断された同期元識別子に対応する同期元と同期するステップとを含み、
第1のD2D同期情報内の転送ホップカウントが設定閾値未満であると判断した場合、第2のD2D同期情報を取得するために、第1のD2D同期情報内の転送ホップカウントを更新するステップが、
PD2DSCHに基づいて、転送ホップカウントの指示情報を受信するステップと、転送ホップカウントの指示情報に従って転送ホップカウントを判断するステップと、判断された転送ホップカウントが設定閾値未満である場合、判断された転送ホップカウントと設定値との合計を現在の転送ホップカウントとして使用するステップと、SD2DSSを搬送する同期信号を第2のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報として使用するステップと、現在の転送ホップカウントの指示情報を、PD2DSCHを介して送信される、第2のD2D同期情報の、第2部分D2D同期情報として、第2のD2D同期情報を取得するために使用するステップとを含む。
第4の態様の第3の可能な実装態様を参照すると、第7の可能な実装態様において、第1のD2D同期情報内の同期元識別子に対応する同期元と同期するステップと、第1のD2D同期情報内の転送ホップカウントが設定閾値未満であると判断した場合、第2のD2D同期情報を取得するため、第1のD2D同期情報内の転送ホップカウントを更新するステップとが、
SD2DSSと同期元識別子との間の、およびSD2DSSと転送ホップカウントとの間の、事前設定された対応関係に従って、受信したD2D同期信号で搬送されたSD2DSSに対応している同期元識別子と転送ホップカウントとを判断し、判断された同期元識別子に対応する同期元と同期するステップと、
判断された転送ホップカウントが設定閾値未満である場合、判断された転送ホップカウントと設定値との合計を現在の転送ホップカウントとして使用するステップと、SD2DSSと同期元識別子との間の、およびSD2DSSと転送ホップカウントとの間の、事前設定された対応関係に従って、同期元識別子および現在の転送ホップカウントに対応するSD2DSSを判断するステップと、D2D同期信号内のSD2DSSを、判断されたSD2DSSと置き換えるステップと、SD2DSS置き換え後に取得したD2D同期信号を、第2のD2D同期情報として使用するステップとを含む。
第4の態様の第7の可能な実装態様を参照すると、第8の可能な実装態様において、SD2DSSと同期元識別子との間の、およびSD2DSSと転送ホップカウントとの間の、事前設定された対応関係は、
を満たすSD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係であって、Nkが転送ホップカウントを表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、Kが転送ホップカウントの事前設定された最大値を表し、modがモジュロ演算を表す、事前設定された対応関係と、
を満たすSD2DSSと同期元識別子との間の事前設定された対応関係であって、NIDが同期元識別子を表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、Kが転送ホップカウントの事前設定された最大値を表し、floorが切り捨て演算を表す、事前設定された対応関係とを含む。
第4の態様の第3の可能な実装態様を参照すると、第9の可能な実装態様において、第1のD2D同期情報内の同期元識別子に対応する同期元と同期するステップが、
同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係に従って、PD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせならびに受信したD2D同期信号で搬送されるSD2SSに対応している同期元識別子を判断するステップと、判断された同期元識別子に対応する同期元と同期するステップとを含み、
第1のD2D同期情報内の転送ホップカウントが設定閾値未満であると判断した場合、第2のD2D同期情報を取得するために、第1のD2D同期情報内の転送ホップカウントを更新するステップが、
PD2DSCHに基づいて、転送ホップカウントの指示情報を受信するステップと、転送ホップカウントの指示情報に従って転送ホップカウントを判断するステップと、判断された転送ホップカウントが設定閾値未満である場合、判断された転送ホップカウントと設定値との合計を現在の転送ホップカウントとして使用するステップと、にD2D同期信号を第2のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報として使用するステップと現在の転送ホップカウントの指示情報を、PD2DSCHを介して送信される、第2のD2D同期情報の、第2部分D2D同期情報として、第2のD2D同期情報を取得するために使用するステップとを含む。
第4の態様の第9の可能な実装態様を参照すると、第10の可能な実装態様において、同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係は、
を満たす同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係を含み、NIDが同期元識別子を表し、
がPD2DSSのシーケンス番号を表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、
であり、
であり、MsがPD2DSSの最大量を表し、NsがSD2DSSの最大量を表す。
第4の態様の第3の可能な実装態様を参照すると、第11の可能な実装態様において、第1のD2D同期情報内の同期元識別子に対応する同期元と同期するステップが、
同期元識別子とPD2DSS−SD2DSSグループとの間の事前設定された対応関係に従って、受信したD2D同期信号で搬送されたPD2DSSとSD2DSSとの組み合わせが属するPD2DSS−SD2DSSグループに対応している同期元識別子を判断するステップと、判断された同期元識別子に対応する同期元と同期するステップとを含み、
第1のD2D同期情報内の転送ホップカウントが設定閾値未満であると判断した場合、第2のD2D同期情報を取得するために、第1のD2D同期情報内の転送ホップカウントを更新するステップが、
SD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、受信したD2D同期信号で搬送されたPD2DSSとSD2DSSとの組み合わせ内のSD2DSSに対応している転送ホップカウントを判断するステップと、判断された転送ホップカウントと設定値との合計を現在の転送ホップカウントとして使用するステップと、SD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、現在の転送ホップカウントに対応するSD2DSSを取得するステップと、取得したSD2DSSに対応していて、受信したD2D同期信号で搬送されたPD2DSSとSD2DSSとの組み合わせに属するPD2DSS−SD2DSSグループに含まれる、PD2DSSとSD2DSSとの組み合わせを判断するステップと、D2D同期信号内のPD2DSSとSD2DSSとの組み合わせを、PD2DSSとSD2DSSとの判断された組み合わせと置き換えるステップと、およびPD2DSSとSD2DSSとの組み合わせの置き換え後に取得したD2D同期信号を、第2のD2D同期情報として使用するステップとを含む。
第4の態様の第11の可能な実装態様を参照すると、第12の可能な実装態様において、PD2DSS−SD2DSSグループの番号を使用して、同期元識別子を示し、
SD2DSSのシーケンス番号を使用して、SD2DSSが属するPD2DSS−SD2DSSグループの番号によって示された同期元識別子に対応するD2D同期信号内の転送ホップカウントを示す。
第4の態様の第12の可能な実装態様を参照すると、第13の可能な実装態様において、同期元識別子とPD2DSS−SD2DSSグループとの間の事前設定された対応関係は、
を満たす同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係を含み、NIDが同期元識別子を表し、
がPD2DSSのシーケンス番号を表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、
であり、
であり、MsがPD2DSSの最大量を表し、NsがSD2DSSのシーケンス番号の最大値を転送ホップカウントの最大値で割った後に取得された値を切り捨てることによって取得され、
同じ同期元識別子に対応するPD2DSSおよびSD2DSSの各組み合わせが、1つのPD2DSS−SD2DSSグループに属し、PD2DSS−SD2DSSグループの番号が、対応する同期元識別子である。
第4の態様から第4の態様の第13の可能な実装態様のいずれか1つを参照すると、第14の可能な実装態様において、第1のD2D同期情報を受信するステップと、第1のD2D同期情報内の同期元識別子に対応する同期元と同期するステップとが、
第1のD2D同期情報を受信するステップと、2つ以上の第1のD2D同期情報を受信したと判断した場合、受信した第1のD2D同期情報で搬送された転送ホップカウントを別々に取得するステップと、取得した転送ホップカウントの最小値を判断するステップと、最小値が設定閾値未満であると判断した場合、最小値に対応する第1のD2D同期情報内の同期元識別子に対応する同期元と同期するステップとを含む。
第4の態様の第14の可能な実装態様を参照すると、第15の可能な実装態様において、最小値に対応する第1のD2D同期情報に従って同期を実行するステップが、
最小値が2つ以上の第1のD2D同期情報に対応している場合、最小値に対応する複数の第1のD2D同期情報の信号強度を判断するステップと、信号強度の最大値に対応する第1のD2D同期情報に従って同期を実行するステップとを含む。
第4の態様から第4の態様の第13の可能な実装態様のいずれか1つを参照すると、第16の可能な実装態様において、第1のD2D同期情報を受信するステップと、第1のD2D同期情報内の同期元識別子に対応する同期元と同期するステップとが、
第1のD2D同期情報を受信するステップと、2つ以上の第1のD2D同期情報を受信したと判断した場合、第1のD2D同期信号で搬送された同期元タイプに従って、同期元がネットワークである第1のD2D同期情報を判断するステップと、判断された第1のD2D同期情報に従って同期を実行するステップとを含む。
第4の態様の第16の可能な実装態様を参照すると、第17の可能な実装態様において、同期元がネットワークである第1のD2D同期情報を判断した後、本方法は、
同期元がネットワークである判断された第1のD2D同期情報で搬送された転送ホップカウントを取得するステップと、転送ホップカウントが設定閾値未満と判断した場合、同期元がネットワークである判断された第1のD2D同期情報に従って同期を実行するステップ、または、
転送ホップカウントが設定閾値未満ではないと判断した場合、他の第1のD2D同期情報で搬送された転送ホップカウントを取得するステップと、取得した転送ホップカウントの最小値を判断するステップと、最小値が設定閾値未満であると判断した場合、最小値に対応する第1のD2D同期情報内の同期元識別子によって示された同期元と同期するステップとをさらに含む。
第4の態様の第16の可能な実装態様を参照すると、第18の可能な実装態様において、同期元がネットワークである第1のD2D同期情報を判断するステップと、判断された第1のD2D同期情報に従って同期を実行するステップとが、
転送ホップカウントの最大値を更新するステップであって、更新後に取得された転送ホップカウントの最大値が、更新前に存在した転送ホップカウントの最大値より大きい、ステップと、第1のD2D同期情報内の転送ホップカウントが更新後に取得された転送ホップカウントの最大値未満であると判断した場合、第2のD2D同期情報を取得するよう、第1のD2D同期情報内の転送ホップカウントを更新するステップと、第2のD2D同期情報を送信するステップと、更新後に取得された転送ホップカウントの最大値を送信するステップとをさらに含む。
第4の態様の第1の可能な実装態様から第4の態様の第13の可能な実装態様のいずれか1つを参照すると、第19の可能な実装態様において、本方法は、
D2D同期信号を送信するために使用された無線フレームのいずれか1つを使用することによってD2D同期信号を受信した場合、D2D同期信号を送信するために使用された他の無線フレームのいずれか1つを使用することによってD2D同期信号を送信するステップをさらに含み、D2D同期信号を送信するために使用された2つ以上の無線フレームが、各送信サイクルに対して構成され、D2D同期信号を送信するために使用された各無線フレームにおいて、D2D同期信号のために使用されるただ1つのリソースが構成される。
第4の態様の第1の可能な実装態様から第4の態様の第13の可能な実装態様のいずれか1つを参照すると、第20の可能な実装態様において、本方法は、
D2D同期信号のために使用されて、D2D同期信号を送信するために使用された無線フレームに含まれる、任意のリソースを使用することによってD2D同期信号を受信した場合、D2D同期信号のために使用されて、無線フレームに含まれる、他のリソースのいずれか1つを使用することによってD2D同期信号を送信するステップをさらに含み、D2D同期信号を送信するために使用された1つまたは複数の無線フレームが、各送信サイクルに対して構成され、D2D同期信号を送信するために使用された各無線フレームにおいて、D2D同期信号のために使用される2つ以上のリソースが構成される。
第4の態様の第1の可能な実装態様から第4の態様の第13の可能な実装態様のいずれか1つを参照すると、第21の可能な実装態様において、本方法は、
D2D同期信号を送信する必要があると第2のデバイスが判断すると、設定された量の送信サイクル内でD2D同期信号のみを送信するステップと、設定された量の送信サイクル内で任意のD2D同期信号を受信することをスキップするステップとをさらに含む。
上記の技術的解決策に基づいて、本発明の実施形態において、D2D通信におけるデバイスは、別のデバイスによって送信されたD2D同期情報を受信し、およびD2D同期情報で搬送された同期元識別子に対応する同期元と同期して、デバイスと別のデバイスとの間の同期を実施し、D2D同期情報で搬送された転送ホップカウントが設定閾値を超過しないと判断した場合、D2D同期情報内の転送ホップカウントを更新し、更新されたD2D同期情報を送信し、その結果、そのデバイスに隣接するデバイスが、そのデバイスと同期することができ、それにより、D2D通信におけるデバイス間の同期を実施することができる。さらに、デバイス間の通信の複雑度を、転送ホップカウントを制限することによって、効率的に制御することができる。
本発明の実施形態1によるD2D通信におけるデバイスの概略構造図である。 本発明の実施形態2によるD2D通信におけるデバイスの概略構造図である。 本発明の実施形態3によるD2D通信におけるデバイスの概略構造図である。 本発明の実施形態4によるD2D通信におけるデバイスの概略構造図である。 本発明の一実施形態による、D2D通信におけるデバイスにより同期情報を送信する模式的なフローチャートである。 本発明の一実施形態による、ネットワークカバレッジ状態に従ってUEにより同期を実行する模式的なフローチャートである。 本発明の一実施形態による、部分的ネットワークカバレッジの状況の概略図である。 本発明の一実施形態による、ネットワークカバレッジ領域外のUEの間の同期を示す概略図である。 本発明の一実施形態による、ネットワークカバレッジ領域外のUEと、ネットワークカバレッジ領域内のUEとの間の同期を示す概略図である。 本発明の一実施形態による、PD2DSSを使用して、転送ホップカウントを表す、同期処理の一例を示す図である。 データ伝送で使用されるPD2DSCHおよびD2D同期信号の概略図である。 既存のD2D同期信号の概略構造図である。 2つのD2D同期信号伝送フレームが各T0サイクルで構成される概略構造図である。 2つの独立伝送窓の全体が、各D2D同期信号伝送フレームに含まれる、概略構造図である。 D2D同期信号を送信するための伝送フレームが、受信するための沈黙時間として使用される、概略構造図である。 本発明の実施形態6による、D2D通信におけるデバイス同期方法の概略図である。 本発明の一実施形態による、複数のD2D同期信号を同期的に受信する一例を示す図である。
本発明の目的、技術的解決策、および利点を明確にするために、以下に、添付図面を参照して、詳細に本発明をさらに説明する。明らかに、説明する実施形態は、本発明の実施形態の単なる一部であり、全てではない。創造的努力無しに本発明の実施形態に基づいて当業者によって得られる他の全ての実施形態は、本発明の保護範囲内にある。
本発明におけるD2D通信でのデバイスの間の同期を実行する核となる概念は、D2D通信におけるいくつかのデバイスが、同期元として働き、D2D情報をカプセル化して、送信し、同期元として働くデバイスに隣接する別のデバイスが、D2D同期情報を受信し、D2D同期情報によって指示された同期元と同期し、同期元を示すD2D同期情報内の転送ホップカウントが設定閾値に到達しない場合、別の隣接デバイスに、同期元を示すD2D同期情報を転送し、デバイス間の同期を実施することである。
以下の実施形態は、同期信号で搬送される一次D2D同期シーケンス(PD2DSS)が、LTEネットワーク内の同期チャネルにおける一次同期シーケンス(PSS)のものと同じ生成方法を使用して生成され、二次D2D同期シーケンス(SD2DSS)が、LTEの同期チャネルにおける二次同期シーケンス(SSS)のものと同じ生成方法を使用して生成される、一例を使用することによって説明する。本発明の実施形態において、PSSは、PD2DSSとして使用することができ、SSSは、SD2DSSとして使用することができ、またはPD2DSSおよびSD2DSSの生成方法は、再定義することができ、またはPD2DSSおよびSD2DSSは、別の既存のシーケンス生成方式で生成することができる。要するに、本発明の保護範囲は、PD2DSSおよびSD2DSSの生成方式によって限定されない。
実施形態1では、図1に示すように、D2D通信におけるデバイスを提供する。デバイスは、受信ユニット101、処理ユニット102、および送信ユニット103を含む。
受信ユニット101は、D2D通信における第1のデバイスによって送信された第1のD2D同期情報を受信し、第1のD2D同期情報は、同期元識別子および転送ホップカウントを含む。
処理ユニット102は、受信ユニット101によって受信された第1のD2D同期情報内の同期元識別子に従って同期元を判断し、同期元と同期し、第1のD2D同期情報内の転送ホップカウントが設定閾値未満であると判断した場合、第2のD2D同期情報を取得するために、第1のD2D同期情報で搬送された転送ホップカウントを更新する。
送信ユニット103は、第2のD2D同期情報を、各隣接デバイスに送信する。
好ましくは、第1のD2D同期情報は、第1のデバイスによって送信されたD2D同期信号で搬送され、
または、
第1のD2D同期情報は、第1部分D2D同期情報および第2部分D2D同期情報を含み、第1部分D2D同期情報は、第1のデバイスによって送信されたD2D同期信号で搬送され、第2部分D2D同期情報は、物理的D2D同期チャネル(PD2DSCH)を介して第1のデバイスによって送信される。
特定の実装態様において、D2D同期信号の送信サイクルおよびPD2DSCHの送信サイクルは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
D2D同期信号は、一次D2D同期信号(PD2DSS)または二次D2D同期信号(SD2DSS)を含むことができ、またはPD2DSSおよびSD2DSSの両方を含むことができる。
本発明のこの実施形態において、第1のD2D同期情報が同期元識別子および転送ホップカウントを搬送するさまざまな方式に従って、以下のいくつかのオプションの実装方式が存在し得る。
方式1:処理ユニットは、
SD2DSSと同期元識別子との間の事前設定された対応関係に従って、D2D同期信号で搬送されて、受信ユニットによって受信された、SD2DSSに対応している同期元識別子を判断し、判断された同期元識別子に対応する同期元と同期し、
PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、D2D同期信号で搬送された、受信ユニットによって受信された、PD2DSSに対応している転送ホップカウントを判断し、
判断された転送ホップカウントが設定閾値未満である場合、判断された転送ホップカウントと設定値との合計を現在の転送ホップカウントとして使用し、PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、現在の転送ホップカウントに対応するPD2DSSを判断し、受信したD2D同期信号におけるPD2DSSが、判断されたPD2DSSと置き換えられると、置き換えられたPD2DSSを伴うD2D同期信号を、第2のD2D同期情報として使用するよう特に構成される。
方式2:処理ユニットは、
PD2DSCHに基づいて受信ユニットによって受信された、同期元識別子の指示情報に従って同期元識別子を判断し、判断された同期元識別子に対応する同期元と同期し、
PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、D2D同期信号で搬送されて、受信ユニットによって受信された、PD2DSSに対応している転送ホップカウントを判断し、
判断された転送ホップカウントが設定閾値未満である場合、判断された転送ホップカウントと設定値との合計を現在の転送ホップカウントとして使用し、PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、現在の転送ホップカウントに対応するPD2DSSを判断し、受信したD2D同期信号内のPD2DSSが、判断されたPD2DSSと置き換えられると、第2のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報としてPD2DSS置き換え後に取得されたD2D同期信号を使用し、PD2DSCHを介して送信される、第2のD2D同期情報の、第2部分D2D同期情報として同期元識別子の指示情報を使用して、第2のD2D同期情報を取得するよう特に構成される。
方式3:処理ユニットは、
SD2DSSと同期元識別子との間の事前設定された対応関係に従って、D2D同期信号で搬送されて、受信ユニットによって受信された、SD2DSSに対応している同期元識別子を判断し、判断された同期元識別子に対応する同期元と同期し、
PD2DSCHに基づいて受信ユニットによって受信された、転送ホップカウントの、指示情報に従って転送ホップカウントを判断し、判断された転送ホップカウントが設定閾値未満である場合、判断された転送ホップカウントと設定値との合計を、現在の転送ホップカウントとして使用し、第2のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報として、SD2DSSを搬送するD2D同期信号を使用し、PD2DSCHを介して送信される、第2のD2D同期情報の、第2部分D2D同期情報として現在の転送ホップカウントの指示情報を使用して、第2のD2D同期情報を取得するよう特に構成される。
送信ユニットは、
第2のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報を送信し、PD2DSCHに基づいて、第2のD2D同期情報の第2部分D2D同期情報を送信するよう特に構成される。
方式4:処理ユニットは、
SD2DSSと同期元識別子との間の、およびSD2DSSと転送ホップカウントとの間の、事前設定された対応関係に従って、D2D同期信号で搬送されて、受信ユニットによって受信された、SD2DSSに対応している同期元識別子と転送ホップカウントとを判断し、判断された同期元識別子に対応する同期元と同期し、
判断された転送ホップカウントが設定閾値未満である場合、判断された転送ホップカウントと設定値との合計を現在の転送ホップカウントとして使用し、SD2DSSと同期元識別子との間の、およびSD2DSSと転送ホップカウントとの間の、事前設定された対応関係に従って、同期元識別子および現在の転送ホップカウントに対応するSD2DSSを判断し、D2D同期信号内のSD2DSSを判断されたSD2DSSで置き換え、第2のD2D同期情報としてSD2DSS置き換え後に取得されたD2D同期信号を使用するよう特に構成される。
SD2DSSと同期元識別子との間の、およびSD2DSSと転送ホップカウントとの間の、事前設定された対応関係は、
を満たすSD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係であって、Nkが転送ホップカウントを表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、Kが転送ホップカウントの事前設定された最大値を表し、modがモジュロ演算を表す、事前設定された対応関係と、
を満たすSD2DSSと同期元識別子との間の事前設定された対応関係であって、NIDが同期元識別子を表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、Kが転送ホップカウントの事前設定された最大値を表し、floorが切り捨て演算を表す、事前設定された対応関係とを含む。
方式5:処理ユニットは、
同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係に従って、D2D同期信号で搬送されて、受信ユニットによって受信された、PD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせに対応している同期元識別子を判断し、判断された同期元識別子に対応する同期元と同期し、
PD2DSCHに基づいて受信ユニットによって受信された、転送ホップカウントの、指示情報に従って転送ホップカウントを判断し、判断された転送ホップカウントが設定閾値未満である場合、判断された転送ホップカウントと設定値との合計を、現在の転送ホップカウントとして使用し、第2のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報としてD2D同期信号を使用し、PD2DSCHを介して送信される、第2のD2D同期情報の、第2部分D2D同期情報として現在の転送ホップカウントの指示情報を使用して、第2のD2D同期情報を取得するよう特に構成される。
送信ユニットは、
第2のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報を送信し、PD2DSCHに基づいて、第2のD2D同期情報の第2部分D2D同期情報を送信するよう特に構成される。
同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係は、
を満たす同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係を含み、NIDが同期元識別子を表し、
がPD2DSSのシーケンス番号を表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、
であり、
であり、MsがPD2DSSの最大量を表し、NsがSD2DSSの最大量を表す。
方式6:処理ユニットは、
同期元識別子とPD2DSS−SD2DSSグループとの間の事前設定された対応関係に従って、D2D同期信号で搬送されて、受信ユニットによって受信された、PD2DSSとSD2DSSの組み合わせが属するPD2DSS−SD2DSSグループに対応している同期元識別子を判断し、判断された同期元識別子に対応する同期元と同期し、
SD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、D2D同期で搬送されて、受信ユニットによって受信される、PD2DSSとSD2DSSとの組み合わせにおけるSD2DSSに対応している転送ホップカウントを判断し、判断された転送ホップカウントが設定閾値未満である場合、判断された転送ホップカウントと設定値との合計を現在の転送ホップカウントとして使用し、SD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、現在の転送ホップカウントに対応するSD2DSSを取得し、取得されたSD2DSSに対応していて、受信したD2D同期信号で搬送されたPD2DSSとSD2DSSの組み合わせが属するPD2DSS−SD2DSSグループに含まれるPD2DSSとSD2DSSの組み合わせを判断し、D2D同期信号内のPD2DSSとSD2DSSとの組み合わせを、PD2DSSとSD2DSSとの判断された組み合わせと置き換え、PD2DSSとSD2DSSの組み合わせの置き換え後に取得されたD2D同期信号を、第2のD2D同期情報として使用するよう特に構成される。
PD2DSS−SD2DSSグループの番号を使用して、同期元識別子を示し、
SD2DSSのシーケンス番号を使用して、SD2DSSが属するPD2DSS−SD2DSSグループの番号によって示された同期元識別子に対応するD2D同期信号内の転送ホップカウントを示す。
特に、同期元識別子とPD2DSS−SD2DSSグループとの間の事前設定された対応関係は、
を満たす同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係を含み、NIDが同期元識別子を表し、
がPD2DSSのシーケンス番号を表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、
であり、
であり、MsがPD2DSSの最大量を表し、NsがSD2DSSのシーケンス番号の最大値を転送ホップカウントの最大値で割った後に取得された値を切り捨てることによって取得され、
同じ同期元識別子に対応するPD2DSSとSD2DSSの各組み合わせが、1つのPD2DSS−SD2DSSグループに属し、PD2DSS−SD2DSSグループの番号が、対応する同期元識別子である。
特定の実装態様において、D2D通信におけるデバイスは、複数の第1のD2D同期情報を同時に受信することができる。この場合、第1のD2D同期情報の1つは、事前設定された選択規則に従って選択される必要があり、同期が実行される。
第1のD2D同期情報は、同期元タイプをさらに搬送する。本発明のこの実施形態において、同期元タイプは、ネットワーク、デバイス、または全地球測位システム(GPS)などとすることができる。
複数の第1のD2D同期情報を受信した場合、第1のD2D同期情報で搬送された同期元タイプに従って、以下の2つの処理方式が存在する。
方式1:複数の第1のD2D同期情報が受信され、複数の第1のD2D同期情報で搬送された同期元タイプに従って、複数の第1のD2D同期情報が同じ同期元タイプのものであると判断される。例えば、同期元タイプに従って、第1のD2D同期情報が、D2D通信における異なるデバイスから来たと判断し、または同期元タイプに従って、第1のD2D同期情報がネットワーク側から来たと判断する。
好ましくは、第1のD2D同期情報で搬送された転送ホップカウントに従って選択を実行するステップは、
受信ユニットが2つ以上の第1のD2D同期情報を受信したと判断した場合、受信した第1のD2D同期情報で搬送された転送ホップカウントを、処理ユニットによって、別々に取得するステップと、取得した転送ホップカウントの最小値を判断するステップと、最小値が設定閾値未満であると判断した場合、最小値に対応する第1のD2D同期情報内の同期元識別子に対応する同期元と同期するステップとを含む。
さらに、最小値が2つ以上の第1のD2D同期情報に対応している場合、処理ユニットは、最小値に対応する第1のD2D同期情報の信号強度を判断し、信号距度の最大値に対応する第1のD2D同期情報に従って同期を実行する。
同様に、この特定の実施形態において、受信ユニットによって受信された第1のD2D同期情報で搬送された転送ホップカウントが同じであり、転送ホップカウントが設定閾値未満であると判断した場合、処理ユニットは、第1のD2D同期情報の信号強度を判断し、信号強度の最大値に対応する第1のD2D同期情報に従って同期を実行する。
好ましくは、この特定の実施形態において、第1のD2D同期情報で搬送された転送ホップカウントが取得された後、転送ホップカウントが設定閾値未満ではないと判断された場合、処理ユニットは、全ての第1のD2D同期情報を破棄する。任意選択的に、受信ユニットは、設定期間内で、別のデバイスによって送信された第1のD2D同期情報を受信する。受信ユニットが設定期間内に第1のD2D同期情報を受信しなかったと判断した場合、処理ユニットは、デバイスを同期元として、デバイスの識別子を同期元識別子として使用することによって、および現在の転送ホップカウントを初期値に設定することによって、第2のD2D同期情報を生成し、送信ユニットに、第2のD2D同期情報を送信するよう指示し、その結果、別の隣接デバイスおよびそのデバイスが、時間的および周波数的に同期する。
方式2:複数の第1のD2D同期情報が受信され、複数の第1のD2D同期情報で搬送された同期元タイプに従って、複数の第1のD2D同期情報が異なる同期元タイプのものであると判断される。例えば、同期元タイプに従って、第1のD2D同期情報の1つがネットワーク側から来たと判断し、または他の第1のD2D同期情報が、それぞれ、D2D通信内の他のデバイスから来たと判断する。
好ましくは、受信ユニットが、2つ以上の第1のD2D同期情報を受信したと判断した場合、処理ユニットが、第1のD2D同期情報で搬送された同期元タイプに従って、同期元がネットワークである第1のD2D同期情報を判断し、判断された第1のD2D同期情報に従って同期を実行する。
好ましくは、同期元がネットワークである第1のD2D同期情報を判断すると、処理ユニットは、同期元がネットワークである判断された第1のD2D同期情報で搬送された転送ホップカウントを取得し、転送ホップカウントが設定閾値未満であると判断した場合、同期元がネットワークである判断された第1のD2D同期情報に従って同期を実行し、または、
転送ホップカウントが設定閾値未満ではないと判断した場合、上記第1の処理方式における他の第1のD2D同期情報から1つの第1のD2D同期情報を選択し、同期を実行する。
事前設定閾値を前もって設定する。実際の用途において、事前設定された閾値は、ネットワーク側での同期精度、およびデバイスの間の(転送ホップカウントの)毎回の転送に起因する同期精度の低減値に従って判断することができ、すなわち、事前設定された閾値に対応する同期精度が閾値より高いことを確実にし、D2D通信におけるデバイス間の同期精度を保証し、さらに、過剰なデバイスが同じ同期元と同期した場合に起こる安定性の低減を避ける。
任意選択的に、D2D通信における任意のデバイスが、同期元タイプがネットワークである第1のD2D同期情報を受信した後、デバイスが以前に別の同期元タイプ(例えば、D2D通信における別のデバイス)と同期していた場合、デバイスは、ネットワークと同期するようになる。好ましくは、デバイスがネットワークと同期するようになった後、転送ホップカウントの最大値がリセットされ、同期元タイプがネットワークである第1のD2D同期情報が、変更された転送ホップカウントに従って転送される。
具体的には、同期元がネットワークである判断された第1のD2D同期情報に従って同期を実行した後、処理ユニットは、転送ホップカウントの最大値を更新し、ここで、更新後に取得された転送ホップカウントの最大値は、更新前に存在した転送ホップカウントの最大値より大きく、さらに処理ユニットは、現在の転送ホップカウントが更新後に取得された転送ホップカウントの最大値未満であると判断した場合、第2のD2D同期情報を取得するよう、第1のD2D同期情報内の転送ホップカウントを更新する。送信ユニットは、第2のD2D同期情報を送信し、送信ユニットは、更新後に取得された転送ホップカウントの最大値を送信する。
実際の用途では、送信器での信号は、受信器での信号をサブマージするので、デバイスは、同時リソースで信号を送受信できない。デバイスが同時リソースでD2D同期信号を送受信することを避けるために、以下の3つのオプションの実装方式を使用する。
方式1:受信ユニットがD2D同期信号を送信するために使用された無線フレームのいずれか1つを使用することによってD2D同期信号を受信した場合、送信ユニットは、D2D同期信号を送信するために使用された他の無線フレームのいずれか1つを使用することによってD2D同期信号を送信し、D2D同期信号を送信するために使用された2つ以上の無線フレームが、各送信サイクルに対して構成され、D2D同期信号を送信するために使用された各無線フレームにおいて、D2D同期信号のために使用されるただ1つのリソースが構成される。
方式2:受信ユニットが、D2D同期信号のために使用されて、D2D同期信号を送信するために使用された無線フレームに含まれる、任意のリソースを使用することによってD2D同期信号を受信した場合、送信ユニットは、D2D同期信号のために使用されて、無線フレームに含まれる、他のリソースのいずれか1つを使用することによってD2D同期信号を送信し、D2D同期信号を送信するために使用された1つまたは複数の無線フレームが、各送信サイクルに対して構成され、D2D同期信号を送信するために使用された各無線フレームにおいて、D2D同期信号のために使用される2つ以上のリソースが構成される。
方式3:D2D同期信号を送信する必要があると判断すると、送信ユニットは、設定量の送信サイクル内でD2D同期信号のみを送信し、受信ユニットは、設定量の送信サイクル内で何らのD2D同期信号も受信しない。
実施形態2において、図2に示すように、D2D通信における別の構造のデバイスが提供され、デバイスは、トランシーバ201およびプロセッサ202を含む。
トランシーバ201は、D2D通信における第1のデバイスによって送信された第1のD2D同期情報を受信し、第1のD2D同期情報は、同期元識別子および転送ホップカウントを含む。
プロセッサ202は、トランシーバ201によって受信した第1のD2D同期情報内の同期元識別子に従って同期元を判断し、その同期元と同期し、第1のD2D同期情報内の転送ホップカウントが設定閾値未満であると判断した場合、第2のD2D同期情報を取得するために、第1のD2D同期情報で搬送された転送ホップカウントを更新し、トランシーバ201に、第2のD2D同期情報を送信する。
好ましくは、第1のD2D同期情報は、第1のデバイスによって送信されたD2D同期信号で搬送され、
または、
第1のD2D同期情報は、第1部分D2D同期情報および第2部分D2D同期情報を含み、第1部分D2D同期情報は、第1のデバイスによって送信されたD2D同期信号で搬送され、第2部分D2D同期情報は、物理的D2D同期チャネル(PD2DSCH)を介して第1のデバイスによって送信される。
特定の実装態様において、D2D同期信号の送信サイクルおよびPD2DSCHの送信サイクルは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
D2D同期信号は、一次D2D同期信号または二次D2D同期信号(SD2DSS)を含むことができ、またはPD2DSSおよびSD2DSSの両方を含むことができる。
本発明のこの実施形態において、同期情報が、同期元識別子および転送ホップカウントを搬送するさまざまな方式に従って、以下のいくつかのオプションの実装方式が存在し得る。
方式1:プロセッサ202は、
SD2DSSと同期元識別子との間の事前設定された対応関係に従って、D2D同期信号で搬送されて、トランシーバ201によって受信された、SD2DSSに対応している同期元識別子を判断し、判断された同期元識別子に対応する同期元と同期し、
PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、D2D同期信号で搬送され、トランシーバ201によって受信された、PD2DSSに対応している転送ホップカウントを判断し、
判断された転送ホップカウントが設定閾値未満である場合、判断された転送ホップカウントと設定値との合計を現在の転送ホップカウントとして使用し、PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、現在の転送ホップカウントに対応するPD2DSSを判断し、受信したD2D同期信号におけるPD2DSSが、判断されたPD2DSSと置き換えられると、置き換えられたPD2DSSを伴うD2D同期信号を、第2のD2D同期情報として使用し、トランシーバ201に、第2のD2D同期情報を送信するよう指示するように特に構成される。
方式2:プロセッサ202は、
PD2DSCHに基づいてトランシーバ201によって受信された、同期元識別子の指示情報に従って同期元識別子を判断し、判断された同期元識別子に対応する同期元と同期し、
PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、D2D同期信号で搬送されて、受信ユニットによって受信された、PD2DSSに対応している転送ホップカウントを判断し、
判断された転送ホップカウントが設定閾値未満である場合、判断された転送ホップカウントと設定値との合計を現在の転送ホップカウントとして使用し、PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、現在の転送ホップカウントに対応するPD2DSSを判断し、受信したD2D同期信号内のPD2DSSが、判断されたPD2DSSと置き換えられると、第2のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報としてPD2DSS置き換え後に取得されたD2D同期信号を使用し、PD2DSCHを介して送信される、第2のD2D同期情報の、第2部分D2D同期情報として同期元識別子の指示情報を使用して、第2のD2D同期情報を取得し、トランシーバ201に、第2のD2D同期情報を送信するよう指示するように特に構成される。
方式3:プロセッサ202は、
SD2DSSと同期元識別子との間の事前設定された対応関係に従って、D2D同期信号で搬送されて、トランシーバ201によって受信された、SD2DSSに対応している同期元識別子を判断し、判断された同期元識別子に対応する同期元と同期し、
転送ホップカウントのPD2DSCHに基づいてトランシーバ201によって受信された、指示情報に従って転送ホップカウントを判断し、判断された転送ホップカウントが設定閾値未満である場合、判断された転送ホップカウントと設定値との合計を、現在の転送ホップカウントとして使用し、第2のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報として、SD2DSSを搬送するD2D同期信号を使用し、PD2DSCHを介して送信される、第2のD2D同期情報の、第2部分D2D同期情報として現在の転送ホップカウントの指示情報を使用して、第2のD2D同期情報を取得し、トランシーバに、第2のD2D同期情報を送信するよう指示するように特に構成される。
方式4:プロセッサ202は、
SD2DSSと同期元識別子との間の、およびSD2DSSと転送ホップカウントとの間の、事前設定された対応関係に従って、D2D同期信号で搬送されて、トランシーバ201によって受信された、SD2DSSに対応している同期元識別子と転送ホップカウントとを判断し、判断された同期元識別子に対応する同期元と同期し、
判断された転送ホップカウントが設定閾値未満である場合、判断された転送ホップカウントと設定値との合計を現在の転送ホップカウントとして使用し、SD2DSSと同期元識別子との間の、およびSD2DSSと転送ホップカウントとの間の、事前設定された対応関係に従って、同期元識別子と現在の転送ホップカウントとに対応するSD2DSSを判断し、D2D同期信号内のSD2DSSを判断されたSD2DSSで置き換え、第2のD2D同期情報としてSD2DSS置き換え後に取得されたD2D同期信号を使用し、トランシーバ201に、第2のD2D同期情報を送信するよう指示するように特に構成される。
SD2DSSと同期元識別子との間の、およびSD2DSSと転送ホップカウントとの間の、事前設定された対応関係は、
を満たすSD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係であって、Nkが転送ホップカウントを表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、Kが転送ホップカウントの事前設定された最大値を表し、modがモジュロ演算を表す、事前設定された対応関係と、
を満たすSD2DSSと同期元識別子との間の事前設定された対応関係であって、NIDが同期元識別子を表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、Kが転送ホップカウントの事前設定された最大値を表し、floorが切り捨て演算を表す、事前設定された対応関係とを含む。
方式5:プロセッサ202は、
同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係に従って、D2D同期信号で搬送されて、トランシーバ201によって受信された、PD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせに対応している同期元識別子を判断し、判断された同期元識別子に対応する同期元と同期し、
転送ホップカウントのPD2DSCHに基づいてトランシーバによって受信された、指示情報に従って転送ホップカウントを判断し、判断された転送ホップカウントが設定閾値未満である場合、判断された転送ホップカウントと設定値との合計を、現在の転送ホップカウントとして使用し、第2のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報としてD2D同期信号を使用し、PD2DSCHを介して送信される、第2のD2D同期情報の、第2部分D2D同期情報として現在の転送ホップカウントの指示情報を使用して、第2のD2D同期情報を取得し、トランシーバ201に、第2のD2D同期情報を送信するよう指示するように特に構成される。
同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係は、
を満たす同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係を含み、NIDが同期元識別子を表し、
がPD2DSSのシーケンス番号を表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、
であり、
であり、MsがPD2DSSの最大量を表し、NsがSD2DSSの最大量を表す。
方式6:処理ユニット202は、
同期元識別子とPD2DSS−SD2DSSグループとの間の事前設定された対応関係に従って、D2D同期信号で搬送されて、トランシーバ201によって受信された、PD2DSSとSD2DSSの組み合わせが属するPD2DSS−SD2DSSグループに対応している同期元識別子を判断し、判断された同期元識別子に対応する同期元と同期し、
SD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、D2D同期で搬送されて、トランシーバ201によって受信される、PD2DSSとSD2DSSとの組み合わせにおけるSD2DSSに対応している転送ホップカウントを判断し、判断された転送ホップカウントが設定閾値未満である場合、判断された転送ホップカウントと設定値との合計を現在の転送ホップカウントとして使用し、SD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、現在の転送ホップカウントに対応するSD2DSSを取得し、取得されたSD2DSSに対応していて、受信したD2D同期信号で搬送されたPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせが属するPD2DSS−SD2DSSグループに含まれるPD2DSSとSD2DSSの組み合わせを判断し、D2D同期信号内のPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせを、PD2DSSおよびSD2DSSの判断された組み合わせと置き換え、PD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせの置き換え後に取得されたD2D同期信号を、第2のD2D同期情報として使用し、トランシーバ201に、第2のD2D同期情報を送信するよう指示するように特に構成される。
PD2DSS−SD2DSSグループの番号を使用して、同期元識別子を示し、
SD2DSSのシーケンス番号を使用して、SD2DSSが属するPD2DSS−SD2DSSグループの番号によって示された同期元識別子に対応するD2D同期信号内の転送ホップカウントを示す。
特に、同期元識別子とPD2DSS−SD2DSSグループとの間の事前設定された対応関係は、
を満たす同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係を含み、NIDが同期元識別子を表し、
がPD2DSSのシーケンス番号を表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、
であり、
であり、MsがPD2DSSの最大量を表し、NsがSD2DSSのシーケンス番号の最大値を転送ホップカウントの最大値で割った後に取得された値を切り捨てることによって取得され、
同じ同期元識別子に対応するPD2DSSおよびSD2DSSの各組み合わせが、1つのPD2DSS−SD2DSSグループに属し、PD2DSS−SD2DSSグループの番号が、対応する同期元識別子である。
特定の実装態様において、D2D通信におけるデバイスは、複数の第1のD2D同期情報を同時に受信することができる。この場合、第1のD2D同期情報の1つは、事前設定された選択規則に従って選択される必要があり、同期が実行される。
複数の第1のD2D同期情報を受信した場合、第1のD2D同期情報で搬送された同期元タイプに従って、以下の2つの処理方式が存在する。
方式1:トランシーバ201は、複数の第1のD2D同期情報を受信し、プロセッサ202は、トランシーバ201によって受信された複数の第1のD2D同期情報で搬送された同期元タイプに従って、複数の第1のD2D同期情報が、同じ同期元タイプのものであると判断する。例えば、プロセッサ202は、同期元タイプに従って、第1のD2D同期情報が、D2D通信における異なるデバイスから来たと判断し、または同期元タイプに従って、第1のD2D同期情報がネットワーク側から来たと判断する。
好ましくは、第1のD2D同期情報で搬送された転送ホップカウントに従って選択を実行するステップは、
トランシーバ201が2つ以上の第1のD2D同期情報を受信したと判断した場合、受信した第1のD2D同期情報で搬送された転送ホップカウントを、プロセッサ202によって、別々に取得するステップと、取得した転送ホップカウントの最小値を判断するステップと、最小値が設定閾値未満であると判断した場合、最小値に対応する第1のD2D同期情報内の同期元識別子に対応する同期元と同期するステップとを含む。
さらに、最小値が2つ以上の第1のD2D同期情報に対応している場合、プロセッサ202は、最小値に対応する第1のD2D同期情報の信号強度を判断し、信号距度の最大値に対応する第1のD2D同期情報に従って同期を実行する。
同様に、この特定の実施形態において、トランシーバ201によって受信された第1のD2D同期情報で搬送された転送ホップカウントが同じであり、転送ホップカウントが設定閾値未満であると判断した場合、プロセッサ202は、第1のD2D同期情報の信号強度を判断し、信号強度の最大値に対応する第1のD2D同期情報に従って同期を実行する。
好ましくは、この特定の実施形態において、第1のD2D同期情報で搬送された転送ホップカウントが取得された後、転送ホップカウントが設定閾値未満ではないと判断された場合、プロセッサ202は、全ての第1のD2D同期情報を破棄する。任意選択的に、トランシーバ201は、設定期間内で、別のデバイスによって送信された第1のD2D同期情報を受信する。受信ユニットが設定期間内に第1のD2D同期情報を受信しなかったと判断した場合、プロセッサ202は、デバイスを同期元として、デバイスの識別子を同期元識別子として使用することによって、および現在の転送ホップカウントを初期値に設定することによって、第2のD2D同期情報を生成し、送信ユニットに、第2のD2D同期情報を送信するよう指示し、その結果、別の隣接デバイスおよびそのデバイスが、時間的および周波数的に同期する。
方式2:トランシーバ201は、複数の第1のD2D同期情報を受信し、プロセッサ202は、トランシーバ201によって受信された複数の第1のD2D同期情報で搬送された同期元タイプに従って、複数の第1のD2D同期情報が、異なる同期元タイプのものであると判断する。例えば、プロセッサ202が、同期元タイプに従って、第1のD2D同期情報の1つがネットワーク側から来たと判断し、または他の第1のD2D同期情報が、それぞれ、D2D通信内の他のデバイスから来たと判断する。
好ましくは、トランシーバ201が、1つより多くの第1のD2D同期情報を受信したと判断した場合、プロセッサ202が、第1のD2D同期情報で搬送された同期元タイプに従って、同期元がネットワークである第1のD2D同期情報を判断し、判断された第1のD2D同期情報に従って同期を実行する。
好ましくは、同期元がネットワークである第1のD2D同期情報を判断すると、プロセッサ202は、同期元がネットワークである判断された第1のD2D同期情報で搬送された転送ホップカウントを取得し、転送ホップカウントが設定閾値未満であると判断した場合、同期元がネットワークである判断された第1のD2D同期情報に従って同期を実行し、または
転送ホップカウントが設定閾値未満ではないと判断した場合、上記第1の処理方式における他の第1のD2D同期情報から1つの第1のD2D同期情報を選択し、同期を実行する。
事前設定閾値を前もって設定する。実際の用途において、事前設定された閾値は、ネットワーク側での同期精度、およびデバイスの間の(転送ホップカウントの)毎回の転送に起因する同期精度の低減値に従って判断することができ、すなわち、事前設定された閾値に対応する同期精度が閾値より高いことを確実にし、D2D通信におけるデバイス間の同期精度を保証し、さらに、過剰なデバイスが同じ同期元と同期した場合に起こる安定性の低減を避ける。
任意選択的に、D2D通信におけるデバイスが、同期元タイプがネットワークである第1のD2D同期情報を受信した後、デバイスが以前に別の同期元タイプ(例えば、D2D通信における別のデバイス)と同期していた場合、デバイスは、ネットワークと同期するようになる。好ましくは、デバイスがネットワークと同期するようになった後、転送ホップカウントの最大値がリセットされ、同期元タイプがネットワークである第1のD2D同期情報が、変更された転送ホップカウントに従って転送される。
具体的には、同期元がネットワークである判断された第1のD2D同期情報に従って同期を実行した後、プロセッサ202は、転送ホップカウントの最大値を更新し、ここで、更新後に取得された転送ホップカウントの最大値は、更新前に存在した転送ホップカウントの最大値より大きく、第1のD2D同期情報で搬送された転送ホップカウントが更新後に取得された転送ホップカウントの最大値未満であると判断した場合、プロセッサ202は、第2のD2D同期情報を取得するために、第1のD2D同期情報内の転送ホップカウントを更新し、トランシーバ201に、第2のD2D同期情報を送信するよう指示し、トランシーバ201に、更新後に取得された転送ホップカウントの最大値を送信するよう指示する。
実際の用途では、送信器での信号は、受信器での信号をサブマージするので、デバイスは、同時リソースで信号を送受信できない。デバイスが同時リソースでD2D同期信号を送受信することを避けるために、以下の3つのオプションの実装方式を使用する。
方式1:D2D同期信号を送信するために使用された無線フレームのいずれか1つを使用することによってD2D同期信号を受信した場合、トランシーバ201は、D2D同期信号を送信するために使用された他の無線フレームのいずれか1つを使用することによってD2D同期信号を送信し、D2D同期信号を送信するために使用された2つ以上の無線フレームが、各送信サイクルに対して構成され、D2D同期信号を送信するために使用された各無線フレームにおいて、D2D同期信号のために使用されるただ1つのリソースが構成される。
方式2:D2D同期信号のために使用されて、D2D同期信号を送信するために使用された無線フレームに含まれる、任意のリソースを使用することによってD2D同期信号を受信した場合、トランシーバ201は、D2D同期信号のために使用されて、無線フレームに含まれる、他のリソースのいずれか1つを使用することによってD2D同期信号を送信し、D2D同期信号を送信するために使用された1つまたは複数の無線フレームが、各送信サイクルに対して構成され、D2D同期信号を送信するために使用された各無線フレームにおいて、D2D同期信号のために使用される2つ以上のリソースが構成される。
方式3:D2D同期信号を送信する必要があると判断すると、トランシーバ201は、設定量の送信サイクル内でD2D同期信号のみを送信し、トランシーバ201は、設定量の送信サイクル内で何らのD2D同期信号も受信しない。
実施形態3において、図3に示すように、D2D通信における別のデバイスが提供され、デバイスは、
同期元識別子と転送ホップカウントとを判断して、判断された同期元識別子と転送ホップカウントとを第1のD2D同期情報にカプセル化するよう構成される、メッセージ処理ユニット301と、
メッセージ処理ユニット301によって処理された第1のD2D同期情報を送信するよう構成される、送信ユニット302とを含む。
デバイスが同期元として働く場合、メッセージ処理ユニット301によって判断された同期元識別子は、デバイスの識別子である。ネットワークデバイス(例えば、基地局)が同期元として働く場合、メッセージ処理ユニット301によって判断された同期元識別子は、デバイスが同期するネットワークデバイスの識別子である。
第1のD2D同期情報は、同期元タイプをさらに含むことが好ましい。
第1のデバイスが、検出ユニット303と受信ユニット304とをさらに含むことが好ましい。
検出ユニット303は、ネットワークによって送信されたダウンリンク同期信号を検出するよう構成される。
検出ユニット303がダウンリンク同期信号を検出しなかったと判断した場合、メッセージ処理ユニット301は、送信ユニットに、第1のD2D同期情報を送信するよう指示し、または、
検出ユニット303がダウンリンク同期信号を検出したと判断した後、受信ユニット304が別のデバイスによって送信された第3のD2D同期情報を受信したと判断し、第3のD2D同期情報内の同期元タイプに従って、同期元がネットワークデバイスではないと判断し、送信ユニットに、第1のD2D同期情報を送信するよう指示する。
特定の実装態様において、送信ユニット302によって送信された第1のD2D同期情報は、ネットワークによって送信されて、受信ユニット303によって受信されるダウンリンク同期信号が位置付けられる時間−周波数リソースとは異なってもよいし、または同じでもよい。
任意選択的に、送信ユニット302は、
D2D同期信号を送信するようさらに構成され、ここで、D2D同期信号は、第1のD2D同期情報を搬送し、
または、
送信ユニットは、D2D同期信号を送信するようさらに構成され、ここで、D2D同期信号は、第1のD2D同期情報の第1部分D2D同期信号を搬送し、送信ユニットは、物理的D2D同期チャネルPD2DSCHを介して第1のD2D同期情報の第2部分D2D同期情報を送信するようさらに構成され、ここで、第1部分D2D同期情報と第2部分D2D同期情報とは、第1のD2D同期情報に組み合わされる。
実際の用途では、D2D同期信号の送信サイクルおよびPD2DSCHの送信サイクルは、異なっていてもよいし、または同じであってもよい。
D2D同期信号は、一次D2D同期信号PD2DSSおよび/または二次D2D同期信号SD2DSSを含むことが好ましい。
実施形態1に対応して、この実施形態において、同期情報が、同期元識別子および転送ホップカウントを搬送するさまざまな方式に従って、以下のいくつかのオプションの実装方式が存在し得る。
方式1:メッセージ処理ユニット301は、
PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、判断された転送ホップカウントに対応するPD2DSSを取得し、SD2DSSと同期元識別子との間の事前設定された対応関係に従って、判断された同期元識別子に対応するSD2DSSを取得し、取得したPD2DSSとSD2DSSとをD2D同期信号に加え、PD2DSSとSD2DSSとを搬送するD2D同期信号を、第1のD2D同期情報として使用するよう特に構成される。
方式2:メッセージ処理ユニット301は、
PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、判断された転送ホップカウントに対応するPD2DSSを取得し、取得したPD2DSSをD2D同期信号に加え、PD2DSSを搬送するD2D同期信号を、第1のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報として使用し、判断された同期元識別子の指示情報を、PD2DSCHを介して送信される、第1のD2D同期情報の第2部分D2D同期情報として使用するよう特に構成される。
方式3:メッセージ処理ユニット301は、
SD2DSSと同期元識別子との間の事前設定された対応関係に従って、判断された同期元識別子に対応するSD2DSSを取得し、
取得したSD2DSSと事前設定されたPD2DSSとを、D2D同期信号に加え、D2D同期信号を、第1のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報として使用し、転送ホップカウントの指示情報を、PD2DSCHを介して送信される、第1のD2D同期情報の、第2部分D2D同期情報として使用するよう特に構成され、ここで、全ての同期元に対して事前設定されたPD2DSSは、D2D通信において同じである。
方式4:メッセージ処理ユニット301は、
SD2DSSと同期元識別子との間の、およびSD2DSSと転送ホップカウントとの間の、事前設定された対応関係に従って、判断された同期元識別子と転送ホップカウントとに対応するSD2DSSを取得し、
SD2DSSをD2D同期信号に加え、D2D同期信号を、第1のD2D同期情報として使用するよう特に構成される。
具体的には、SD2DSSと同期元識別子との間の、およびSD2DSSと転送ホップカウントとの間の、事前設定された対応関係は、
を満たすSD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係であって、Nkが転送ホップカウントを表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、Kが転送ホップカウントの事前設定された最大値を表し、modがモジュロ演算を表す、事前設定された対応関係と、
を満たすSD2DSSと同期元識別子との間の事前設定された対応関係であって、NIDが同期元識別子を表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、Kが転送ホップカウントの事前設定された最大値を表し、floorが切り捨て演算を表す、事前設定された対応関係とを含む。
方式5:メッセージ処理ユニット301は、
同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係に従って、判断された同期元識別子に対応するPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせを取得し、
PD2DSSおよびSD2DSSの取得した組み合わせを、D2D同期信号に加え、D2D同期信号を、第1のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報として使用し、転送ホップカウントの指示情報を、PD2DSCHを介して送信される、第1のD2D同期情報の、第2部分D2D同期情報として使用するよう特に構成される。
具体的には、同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係は、
を満たす同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係を含み、NIDが同期元識別子を表し、
がPD2DSSのシーケンス番号を表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、
であり、
であり、MsがPD2DSSの最大量を表し、NsがSD2DSSの最大量を表す。
方式6:メッセージ処理ユニット301は、
同期元識別子とPD2DSS−SD2DSSグループとの間の事前設定された対応関係に従って、判断された同期元識別子に対応するPD2DSS−SD2DSSグループを取得するよう特に構成され、ここで、各PD2DSS−SD2DSSグループは、PD2DSSおよびSD2DSSの複数の組み合わせを含み、
メッセージ処理ユニットは、SD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、判断された転送ホップカウントに対応するSD2DSSを取得し、取得されたSD2DSSを含む、取得されたPD2DSS−SD2DSSグループにおける、PD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせを判断し、
PD2DSSおよびSD2DSSの判断された組み合わせを、D2D同期信号に加え、D2D同期信号を、第1のD2D同期情報として使用するよう特に構成される。
好ましくは、PD2DSS−SD2DSSグループの番号を使用して、同期元識別子を示し、
SD2DSSのシーケンス番号を使用して、SD2DSSが属するPD2DSS−SD2DSSグループの番号によって示された同期元識別子に対応するD2D同期信号内の転送ホップカウントを示す。
特に、同期元識別子とPD2DSS−SD2DSSグループとの間の事前設定された対応関係は、
を満たす同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係を含み、NIDが同期元識別子を表し、
がPD2DSSのシーケンス番号を表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、
であり、
であり、MsがPD2DSSの最大量を表し、NsがSD2DSSのシーケンス番号の最大値を転送ホップカウントの最大値で割った後に取得された値を切り捨てることによって取得され、
同じ同期元識別子に対応するPD2DSSおよびSD2DSSの各組み合わせが、1つのPD2DSS−SD2DSSグループに属し、PD2DSS−SD2DSSグループの番号が、対応する同期元識別子である。
好ましくは、D2D通信での、同期元として働く複数の異なるデバイスが、同じ同期元識別子を第1のD2D同期情報に加えることを避けるために、本発明のこの実施形態において、処理ユニットは、設定サイクルに従って、第1のD2D同期情報で搬送される同期元識別子を変換するようさらに構成される。
第1のD2D同期情報が同期元識別子を搬送するさまざまな方式に従って、同期情報で搬送される同期元識別子を変換する目的は、以下の特定の変更方式で達成することができ、すなわち、
処理ユニットによって、設定サイクルに従って、D2D同期信号で搬送されたSD2DSSを変換するステップか、
または、
設定サイクルに従って、D2D同期信号で搬送されたPD2DSSを変換するステップか、
または、
設定サイクルに従って、D2D同期信号で搬送されたPD2DSSを変換するステップと、設定サイクルに従って、D2D同期信号で搬送されたSD2DSSを変更するステップとを含む。
特定の実装態様において、同期元識別子を示すために使用されるPD2DSSおよび/またはSD2DSSを変更するための特定の方法は、
第mの設定サイクルにおいて、PD2DSS/SD2DSSのシーケンス番号が
であるようさらに構成され、ここで、
が、PD2DSS/SD2DSSのシーケンス番号または同期元識別子を表し、IMSIが、国際移動加入者識別番号であり、Nframe(m)が、D2D同期信号で搬送されたPD2DSS/SD2DSSが第mの時間の間に変更された場合にデバイスが位置していた無線フレームの番号を表し、Nsが、PD2DSS/SD2DSSの最大量または識別可能な同期元の最大量を表す。
別の特定の実装態様において、同期元識別子を示すために使用されるPD2DSSおよび/またはSD2DSSを変更するための特定の方法は、
第mの設定サイクルにおいて、PD2DSS/SD2DSSのシーケンス番号が
であるようさらに構成され、ここで、
mが0である場合、
であり、
が、PD2DSS/SD2DSSのシーケンス番号または同期元識別子を表し、IMSIが、国際移動加入者識別番号であり、Nsは、PD2DSS/SD2DSSの最大量または識別可能な同期元の最大量を表し、aは、ゼロ以外の整数を表し、Nframe(0)は、D2D同期信号が最初に送信されたときにデバイスが位置していた無線フレームの番号を表す。
同期元識別子を示すために使用されて、D2D同期信号内にあるPD2DSSおよび/またはSD2DSSは、同一チャネル干渉を避けるために、および隣接する同期元識別子の検出を容易にするために、変換され、複数の隣接同期元が同じ同期元識別子を搬送する問題を避けることができる。
本発明のこの実施形態において、デバイスが同期元として働く場合、第1のD2D同期情報が送信されると、ネットワークからのダウンリンク同期信号を受信することができ、または別の同期元からの同期信号を受信することができる。実際の用途では、送信器での信号は、受信器での信号をサブマージするので、デバイスは、同時リソースで信号を送受信できない。デバイスが同時リソースでD2D同期信号を送受信することを避けるために、以下の3つのオプションの実装方式を使用する。
方式1:送信ユニットは、
受信ユニットがD2D同期信号を送信するために使用された無線フレームのいずれか1つを使用することによってD2D同期信号を受信した場合、D2D同期信号を送信するために使用された他の無線フレームのいずれか1つを使用することによってD2D同期信号を送信するよう特に構成され、D2D同期信号を送信するために使用された2つ以上の無線フレームが、各送信サイクルに対して構成され、D2D同期信号を送信するために使用された各無線フレームにおいて、D2D同期信号のために使用されるただ1つのリソースが構成される。
方式2:送信ユニットは、
受信ユニットが、D2D同期信号のために使用されて、D2D同期信号を送信するために使用された無線フレームに含まれる、任意のリソースを使用することによってD2D同期信号を受信した場合、D2D同期信号のために使用されて、無線フレームに含まれる、他のリソースのいずれか1つを使用することによってD2D同期信号を送信するよう特に構成され、D2D同期信号を送信するために使用された1つまたは複数の無線フレームが、各送信サイクルに対して構成され、D2D同期信号を送信するために使用された各無線フレームにおいて、D2D同期信号のために使用される2つ以上のリソースが構成される。
方式3:送信ユニットは、
D2D同期信号を送信する必要があると判断すると、設定量の送信サイクル内でD2D同期信号のみを送信するよう特に構成され、受信ユニットは、設定量の送信サイクル内で何らのD2D同期信号も受信しない。
実施形態4において、図4に示すように、D2D通信における別の構造のデバイスが提供され、デバイスは、プロセッサ401およびトランシーバ402を含む。
プロセッサ401は、同期元識別子と転送ホップカウントとを判断し、判断された同期元識別子と転送ホップカウントとを、第1のD2D同期情報にカプセル化する。
トランシーバ402は、プロセッサ401によって処理された第1のD2D同期情報を送信する。
第1のD2D同期情報は、同期元タイプをさらに含むことが好ましい。
トランシーバ402は、ネットワークによって送信されたダウンリンク同期信号を検出するようさらに構成される。
トランシーバ402がダウンリンク同期信号を検出しなかったと判断した場合、プロセッサ401は、トランシーバ402に、第1のD2D同期情報を送信するよう指示し、または、
トランシーバ402がダウンリンク同期信号を検出したと判断した後、トランシーバ402が別のデバイスによって送信された第3のD2D同期情報を受信したと判断し、第3のD2D同期情報内の同期元タイプに従って、同期元がネットワークデバイスではないと判断し、トランシーバ402に、第1のD2D同期情報を送信するよう指示する。
特定の実装態様において、トランシーバ402によって送信された第1のD2D同期情報は、ネットワークによって送信された受信ダウンリンク同期信号が位置付けられる時間−周波数リソースとは異なってもよいし、または同じでもよい。
任意選択的に、トランシーバ402は、
D2D同期信号を送信するようさらに構成され、ここで、D2D同期信号は、第1のD2D同期情報を搬送し、
または、
トランシーバ402は、D2D同期信号を送信するようさらに構成され、ここで、D2D同期信号は、第1のD2D同期情報の第1部分D2D同期信号を搬送し、トランシーバ402は、物理的D2D同期チャネルPD2DSCHを介して第1のD2D同期情報の第2部分D2D同期情報を送信するようさらに構成され、ここで、第1部分D2D同期情報と第2部分D2D同期情報とは、D2D同期情報に組み合わされる。
実際の用途では、D2D同期信号のサイクルおよびPD2DSCHのサイクルは、異なっていてもよいし、または同じであってもよい。
D2D同期信号は、一次D2D同期信号PD2DSSおよび/または二次D2D同期信号SD2DSSを含むことが好ましい。
実施形態1および実施形態2に対応して、この実施形態において、同期情報が、同期元識別子および転送ホップカウントを搬送するさまざまな方式に従って、以下のいくつかのオプションの実装方式が存在し得る。
方式1:プロセッサ401は、
PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、判断された転送ホップカウントに対応するPD2DSSを取得し、SD2DSSと同期元識別子との間の事前設定された対応関係に従って、判断された同期元識別子に対応するSD2DSSを取得し、取得したPD2DSSとSD2DSSとをD2D同期信号に加え、PD2DSSとSD2DSSとを搬送するD2D同期信号を、第1のD2D同期情報として使用するよう特に構成される。
任意選択的に、デバイスは、PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係を格納するよう構成される、メモリをさらに含む。プロセッサは、メモリから対応関係を取得する。
方式2:プロセッサ401は、
PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、判断された転送ホップカウントに対応するPD2DSSを取得し、取得したPD2DSSをD2D同期信号に加え、PD2DSSを搬送するD2D同期信号を、第1のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報として使用し、判断された同期元識別子の指示情報を、PD2DSCHを介して送信される、第1のD2D同期情報の、第2部分D2D同期情報として使用するよう特に構成される。
任意選択的に、デバイスは、PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係を格納するよう構成される、メモリをさらに含む。プロセッサは、メモリから対応関係を取得する。
方式3:プロセッサ401は、
SD2DSSと同期元識別子との間の事前設定された対応関係に従って、判断された同期元識別子に対応するSD2DSSを取得し、
取得したSD2DSSと事前設定されたPD2DSSとを、D2D同期信号に加え、D2D同期信号を、第1のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報として使用し、転送ホップカウントの指示情報を、PD2DSCHを介して送信される、第1のD2D同期情報の第2部分D2D同期情報として使用するよう特に構成され、ここで、全ての同期元に対して事前設定されたPD2DSSは、D2D通信において同じである。
任意選択的に、デバイスは、SD2DSSと同期元識別子との間の事前設定された対応関係を格納するよう構成される、メモリをさらに含む。プロセッサは、メモリから対応関係を取得する。
方式4:プロセッサ401は、
SD2DSSと同期元識別子との間の、およびSD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、判断された同期元識別子と転送ホップカウントとに対応するSD2DSSを取得し、
SD2DSSをD2D同期信号に加え、D2D同期信号を、第1のD2D同期情報として使用するよう特に構成される。
具体的には、SD2DSSと同期元識別子との間の、およびSD2DSSと転送ホップカウントとの間の、事前設定された対応関係は、
を満たすSD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係であって、Nkが転送ホップカウントを表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、Kが転送ホップカウントの事前設定された最大値を表し、modがモジュロ演算を表す、事前設定された対応関係と、
を満たすSD2DSSと同期元識別子との間の事前設定された対応関係であって、NIDが同期元識別子を表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、Kが転送ホップカウントの事前設定された最大値を表し、floorが切り捨て演算を表す、事前設定された対応関係とを含む。
任意選択的に、デバイスは、SD2DSSと同期元識別子との間の、およびSD2DSSと転送ホップカウントとの間の、事前設定された対応関係を格納するよう構成される、メモリをさらに含む。プロセッサは、メモリから対応関係を取得する。
方式5:プロセッサ401は、
同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係に従って、判断された同期元識別子に対応するPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせを取得し、
PD2DSSおよびSD2DSSの取得した組み合わせを、D2D同期信号に加え、D2D同期信号を、第1のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報として使用し、転送ホップカウントの指示情報を、PD2DSCHを介して送信される、第1のD2D同期情報の第2部分D2D同期情報として使用するよう特に構成される。
具体的には、同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係は、
を満たす同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係を含み、NIDが同期元識別子を表し、
がPD2DSSのシーケンス番号を表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、
であり、
であり、MsがPD2DSSの最大量を表し、NsがSD2DSSの最大量を表す。
任意選択的に、デバイスは、同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係を格納するよう構成される、メモリをさらに含む。プロセッサは、メモリから対応関係を取得する。
方式6:プロセッサ401は、
同期元識別子とPD2DSS−SD2DSSグループとの間の事前設定された対応関係に従って、判断された同期元識別子に対応するPD2DSS−SD2DSSグループを取得するよう特に構成され、ここで、各PD2DSS−SD2DSSグループは、PD2DSSおよびSD2DSSの複数の組み合わせを含み、
プロセッサ401は、SD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、判断された転送ホップカウントに対応するSD2DSSを取得し、取得されたSD2DSSを含む、取得されたPD2DSS−SD2DSSグループにおける、PD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせを判断し、
PD2DSSおよびSD2DSSの判断された組み合わせを、D2D同期信号に加え、D2D同期信号を、第1のD2D同期情報として使用するよう特に構成される。
好ましくは、PD2DSS−SD2DSSグループの番号を使用して、同期元識別子を示し、
SD2DSSのシーケンス番号を使用して、SD2DSSが属するPD2DSS−SD2DSSグループの番号によって示された同期元識別子に対応するD2D同期信号内の転送ホップカウントを示す。
特に、同期元識別子とPD2DSS−SD2DSSグループとの間の事前設定された対応関係は、
を満たす同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係を含み、NIDが同期元識別子を表し、
がPD2DSSのシーケンス番号を表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、
であり、
であり、MsがPD2DSSの最大量を表し、NsがSD2DSSのシーケンス番号の最大値を転送ホップカウントの最大値で割った後に取得された値を切り捨てることによって取得され、
同じ同期元識別子に対応するPD2DSSおよびSD2DSSの各組み合わせが、1つのPD2DSS−SD2DSSグループに属し、PD2DSS−SD2DSSグループの番号が、対応する同期元識別子である。
任意選択的に、デバイスは、同期元識別子とPD2DSS−SD2DSSグループとの間の事前設定された対応関係を格納し、SD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係を格納するよう構成される、メモリをさらに含む。プロセッサは、メモリから対応関係を取得する。
好ましくは、D2D通信での、同期元として働く複数の異なるデバイスが、同じ同期元識別子を第1のD2D同期情報に加えることを避けるために、本発明のこの実施形態において、プロセッサは、設定サイクルに従って、第1のD2D同期情報で搬送される同期元識別子を変換するようさらに構成される。
第1のD2D同期情報が同期元識別子を搬送するさまざまな方式に従って、同期情報で搬送される同期元識別子を変換する目的は、以下の特定の変更方式で達成することができ、すなわち、
プロセッサによって、設定サイクルに従って、D2D同期信号で搬送されたSD2DSSを変換するステップか、
または、
設定サイクルに従って、D2D同期信号で搬送されたPD2DSSを変換するステップか、
または、
設定サイクルに従って、D2D同期信号で搬送されたPD2DSSを変換するステップと、設定サイクルに従って、D2D同期信号で搬送されたSD2DSSを変更するステップとを含む。
特定の実装態様において、同期元識別子を示すために使用されるPD2DSSおよび/またはSD2DSSを変更するための特定の方法は、
第mの設定サイクルにおいて、PD2DSS/SD2DSSのシーケンス番号が
であるようさらに構成され、ここで、
が、PD2DSS/SD2DSSのシーケンス番号または同期元識別子を表し、IMSIが、国際移動加入者識別番号であり、Nframe(m)が、D2D同期信号で搬送されたPD2DSS/SD2DSSが第mの時間の間に変更された場合にデバイスが位置していた無線フレームの番号を表し、Nsが、PD2DSS/SD2DSSの最大量または識別可能な同期元の最大量を表す。
別の特定の実装態様において、同期元識別子を示すために使用されるPD2DSSおよび/またはSD2DSSを変更するための特定の方法は、
第mの設定サイクルにおいて、PD2DSS/SD2DSSのシーケンス番号が
であるようさらに構成され、ここで、
mが0である場合、
であり、
が、PD2DSS/SD2DSSのシーケンス番号または同期元識別子を表し、IMSIが、国際移動加入者識別番号であり、Nsは、PD2DSS/SD2DSSの最大量または識別可能な同期元の最大量を表し、aは、ゼロ以外の整数を表し、Nframe(0)は、D2D同期信号が最初に送信されたときにデバイスが位置していた無線フレームの番号を表す。
同期元識別子を示すために使用されて、D2D同期信号内にあるPD2DSSおよび/またはSD2DSSは、同一チャネル干渉を避けるために、および隣接する同期元識別子の検出を容易にするために、変換され、複数の隣接同期元が同じ同期元識別子を搬送する問題を避けることができる。
本発明のこの実施形態において、デバイスが同期元として働く場合、第1のD2D同期情報が送信されると、ネットワークからのダウンリンク同期信号を受信することができ、または別の同期元からの同期信号を受信することができる。実際の用途では、送信器での信号は、受信器での信号をサブマージするので、デバイスは、同時リソースで信号を送受信できない。デバイスが同時リソースでD2D同期信号を送受信することを避けるために、以下の3つのオプションの実装方式を使用する。
方式1:D2D同期信号を送信するために使用された無線フレームのいずれか1つを使用することによってD2D同期信号を受信した場合、トランシーバは、D2D同期信号を送信するために使用された他の無線フレームのいずれか1つを使用することによってD2D同期信号を送信し、D2D同期信号を送信するために使用された2つ以上の無線フレームが、各送信サイクルに対して構成され、D2D同期信号を送信するために使用された各無線フレームにおいて、D2D同期信号のために使用されるただ1つのリソースが構成される。
方式2:D2D同期信号のために使用されて、D2D同期信号を送信するために使用された無線フレームに含まれる、任意のリソースを使用することによってD2D同期信号を受信した場合、トランシーバは、D2D同期信号のために使用されて、無線フレームに含まれる、他のリソースのいずれか1つを使用することによってD2D同期信号を送信し、D2D同期信号を送信するために使用された1つまたは複数の無線フレームが、各送信サイクルに対して構成され、D2D同期信号を送信するために使用された各無線フレームにおいて、D2D同期信号のために使用される2つ以上のリソースが構成される。
方式3:D2D同期信号を送信する必要があると判断すると、トランシーバは、設定量の送信サイクル内でD2D同期信号のみを送信し、設定量の送信サイクル内で何らのD2D同期信号も受信しない。
実施形態5では、同じ原理に基づいて、D2D通信におけるデバイスによって同期情報を送信する方法を提供する。図5aに示すように、本方法は、以下のステップを主に含む。
ステップ51:D2D通信における第1のデバイスは、同期元識別子と転送ホップカウントとを判断し、判断された同期元識別子と転送ホップカウントとを、第1のD2D同期情報にカプセル化する。
ステップ52:第1のD2D同期情報を送信し、D2D通信における第2のデバイスが、第1のD2D同期情報を受信し、第1のD2D同期情報内の同期元識別子に対応する同期元と同期し、第1のD2D同期情報内の転送ホップカウントが設定閾値未満である場合、第1のD2D同期情報内の転送ホップカウントを更新し、転送ホップカウントの更新後に取得した第2のD2D同期情報を送信する。
D2D通信における第1のデバイスは、同期元として働く。
任意選択的に、第1のD2D同期情報は、同期元タイプをさらに含む。
好ましくは、本発明のこの実施形態において、同期元として働くデバイスは、ネットワークカバレッジ領域外にあり、デバイスは、第1のD2D同期情報を生成および送信し、第1のD2D同期情報で搬送された、判断された同期元識別子は、同期元として働くデバイスの識別子である。同期元として働くデバイスがネットワークカバレッジ領域内にある場合、デバイスは、ネットワークとまず同期し、ネットワークカバレッジ領域外にある別の隣接デバイスと同期する必要があると判断した場合、デバイスは、第1のD2D同期情報を送信し、第1のD2D同期情報で搬送された、判断された同期元識別子は、同期元として働くデバイスが同期するネットワークデバイスの識別子である。
具体的には、第1のD2D同期情報を送信する前に、D2D通信における第1のデバイスは、ネットワークによって送信されたダウンリンク同期信号を検出し、ダウンリンク同期信号が検出されないと判断し、または、
第1のデバイスが、ネットワークによって送信されたダウンリンク同期信号を検出し、ダウンリンク同期信号が検出されたと判断した後、別のデバイスによって送信された第3のD2D同期情報を受信し、第3のD2D同期情報内の同期元タイプに従って、同期元がネットワークデバイスではないと判断する。
第1のデバイスによって送信された第1のD2D同期情報により占められる時間−周波数は、ネットワークによって送信されたダウンリンク同期信号により占められる時間−周波数リソースと異なる。
例えば、図5bに示すように、ユーザ機器(UE)がネットワークカバレッジ状態に従って同期を実行する特定の処理は、以下の通りである。
ステップ501:UEは、LTEネットワークからのダウンリンク同期信号をスキャンする。
ステップ502:UEがダウンリンク同期信号を検出したかどうかを判断し、検出した場合、ステップ503を実行し、検出しなかった場合、ステップ504を実行する。
ステップ503:UEがネットワークカバレッジ領域内にある場合に、別のデバイスのD2D同期情報が受信された場合、D2D同期情報の同期元はネットワークではないと判断し、同期元識別子がネットワークであるD2D同期情報を送信する。
ステップ504:UEがネットワークカバレッジ領域外にある場合、UEは、D2DリソースでD2D同期情報をスキャンする。
ステップ505:UEがD2D同期情報を検出したかどうかを判断し、検出した場合、ステップ507を実行し、検出しなかった場合、ステップ506を実行する。
ステップ506:UEが、同期元として働き、D2D同期情報を生成し、D2D同期情報を送信する。
ステップ507:UEが、検出されたD2D同期情報に従って同期を実行し、D2D同期情報を転送する。
好ましくは、同期元タイプがネットワークであるD2D同期情報を受信した後、ネットワークカバレッジ領域外のUEは、代わりにD2D同期情報に従ってネットワークに同期し、転送ホップカウントの最大値を変更し、変更後に取得された最大値は、同期元がネットワークではないD2D同期情報内の転送ホップカウントの最大値より大きい。
例えば、図5cに示すように、D2D通信において、一部のUE(例えば、UE1)は、ネットワークカバレッジ領域内にあり、一部のUE(UE2、UE3、およびUE4)は、ネットワークカバレッジ領域外にある。D2D通信における全てのUEは、D2DリソースでD2D同期情報を検出する。ネットワークカバレッジ領域外のUEから何らのD2D同期情報も検出されなかった場合、ネットワークカバレッジ領域内のUE1は、何らのD2D同期情報も送信しない。ネットワークカバレッジ領域外のUEは、ネットワークカバレッジ領域からのD2D同期情報があるかどうかを周期的に検出する。ネットワークカバレッジ領域から何らのD2D同期情報も検出されない場合、図5dに示すように、ネットワークカバレッジ領域外のUE3は、同期元として働き、D2D同期情報を生成して、UE2およびUE4に送信し、UE2は、同期元がUE3であるD2D同期情報をUE1に転送し、UE1は、受信したD2D同期情報に従って、D2D同期情報の同期元がネットワークカバレッジ領域外のUEであると判断し、図5eに示すように、同期元が基地局であるD2D同期情報を、UE2に送信する。D2D同期情報の同期元が基地局であると判断した場合、UE2は、代わりに基地局に同期し、同期元が基地局であるD2D同期情報を、UE3およびUE4に転送する。
任意選択的に、デバイスは、D2D同期信号を送信し、ここで、D2D同期信号は、第1のD2D同期情報を搬送し、
または、
デバイスは、D2D同期信号を送信するようさらに構成され、ここで、D2D同期信号は、第1のD2D同期情報の第1部分D2D同期信号を搬送し、デバイスは、物理的D2D同期チャネルPD2DSCHを介して第1のD2D同期情報の第2部分D2D同期情報を送信するようさらに構成され、ここで、第1部分D2D同期情報と第2部分D2D同期情報とは、第1のD2D同期情報に組み合わされる。
任意選択的に、第1のD2D同期情報は、同期元タイプを含み、同期元タイプの指示情報は、D2D同期信号で搬送および送信することができ、またはPD2DSCHを介して送信することができる。
実際の用途では、D2D同期信号の送信サイクルおよびPD2DSCHの送信サイクルは、同じであってもよいし、または異なっていてもよい。
任意選択的に、D2D同期信号は、一次D2D同期信号PD2DSSおよび/または二次D2D同期信号SD2DSSを含む。
本発明のこの実施形態において、同期情報が、同期元識別子および転送ホップカウントを搬送するさまざまな方式に従って、以下のいくつかのオプションの実装方式が存在し得る。
方式1:判断された転送ホップカウントに対応するPD2DSSが、PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って取得され、判断された同期元識別子に対応するSD2DSSが、SD2DSSと同期元識別子との間の事前設定された対応関係に従って取得され、取得されたPD2DSSおよびSD2DSSが、D2D同期信号に加えられ、D2D同期信号が、第1のD2D同期情報として使用される。
例えば、M個のPD2DSSがあると仮定すると、UEがD2D同期信号を転送するための転送ホップカウントとM個のPD2DSSとの間のマッピング関係が事前設定される単純マッピング方法では、同じ同期元からのD2D同期信号に対して、最大K回の転送が可能であり、すなわち、転送ホップカウントの最大値がKであり、ここで、KはMより大きくなく、第iの転送は、第iのPD2DSSに対応しており、すなわち、転送ホップカウントiは、第iのPD2DSSに対応している。表1に示すように、表において、Mは3であり、すなわち、PD2DSSの量が3であり、本明細書における単なる一例であり、本発明に制限を課すために使用されない。同じように、PD2DSSの数は、0、1、および2とすることができ、対応する転送ホップカウントもまた、0、1、および2とすることができ、開始点においてのみ表1に示した内容とは異なるが、表現方法は違いがなく、同じ方法と考えるべきである。また、ルートシーケンス番号25、29、および34を伴うZCシーケンスのみが、表において例として使用され、一方、実際の用途では、別のZCシーケンスも使用することができる。
別の例の場合、さらに上記の例において、特定の同期処理は、次の通りであり、すなわち、UE1がD2D同期信号を検出し、D2D同期信号が第iのPD2DSSを搬送すると仮定し、UE1がUE1の受信器のタイミングおよび周波数を、受信したD2Dによって示された同期元に同期する。UE1は、iとKとを比較する。iがKより大きい場合、UE1は、同期元のD2D同期信号を転送せず、iがKより大きくない場合、UE1は、D2D同期信号で搬送された第iのPD2DSSを、第(i+1)のPD2DSSと置き換え、D2D同期信号を送信する。UE1が何らのD2D同期信号も検出しなかったと仮定すると、UE1は、D2DリソースでD2D同期信号を送信し、D2D同期信号は、第1のPD2DSSを搬送する。
さらに上記の例において、図6に示すように、UE1が同期元であり、UE1によって送信されたD2D同期信号がPD2DSS1を搬送すると仮定すると、UE2とUE3の両方が、PD2DSS1を搬送するD2D同期信号を受信し、同期元のD2D同期信号が、UE1からUE2およびUE3に一度転送される。UE2およびUE3は、それぞれの受信器のタイミングおよび周波数を、UE1に別々に同期し、UE2およびUE3は、同期元に対して2回目の転送を実行し、D2D同期信号内のPD2DSS1を、PD2DSS2に置き換える。UE4は、PD2DSS2を搬送するD2D同期信号を受信し、UE4の受信器のタイミングおよび周波数を同期元UE1に同期し、3度目の転送を実行し、D2D同期信号内のPD2DSS2をPD2DSS3に置き換える。UE5は、PD2DSS3を搬送するD2D同期信号を受信し、UE5の受信器のタイミングおよび周波数を、同期元UE1に同期する。この場合では、最大転送ホップカウント3に達するので、UE5は、同期元がUE1であるD2D同期信号を転送しない。UE6は、D2D同期信号を受信することができず、新規同期元として働き、D2D同期信号を生成および送信し、ここで、D2D同期信号は、PD2DSS1を搬送する。UE5およびUE7は、UE6からD2D同期信号を受信し、さらに、最大転送ホップカウントに到達するまで、本転送方式で転送を実行する。
この実装態様では、SD2DSSがLTEでSSSにより表される場合、少なくとも167の異なるSD2DSSが存在する可能性があり、それに対応して、少なくとも167の同期元識別子が存在する可能性がある。
この実装態様において、同じ転送ホップカウントを伴う複数のD2D同期信号が同じ同期元から来た場合、複数のD2D同期信号は、組み合わせ利得を得るために直接組み合わせることができる。
方式2:判断された転送ホップカウントに対応するPD2DSSが、PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って取得され、取得されたPD2DSSがD2D同期信号に加えられ、D2D同期信号が第1のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報として使用され、判断された同期元識別子の指示情報が、PD2DSCHに基づいて送信される、第1のD2D同期情報の、第2部分D2D同期情報として使用される。
例えば、図7に示すように、D2D同期信号(D2DSS)の伝送の間、データは、PD2DSCHを介して送信することができ、データは、同期元識別子の少なくとも指示情報を含むことができ、PD2DSCH信号が現れるサイクルは、D2D同期信号が現れるサイクル以上である。すなわち、一部のD2D同期信号付近には何らのPD2DSCHも存在しないが、PD2DSCH信号付近にD2D同期信号が存在しなければならない。
同じ同期元からの同じ転送ホップカウントを伴うD2D同期信号は同じであり、PD2DSCHに基づいて送信されたコンテンツも同じである。
この実装態様において、同期元を選択する段階で、PD2DSCH信号は、構文解析される必要がなく、PD2DSCH信号は、同期元が選択された後にのみ、構文解析される必要がある。さらに、同じ転送ホップカウントを伴う複数のD2D同期信号が同じ同期元から来た場合、複数のD2D同期信号は、組み合わせ利得を得るために直接組み合わせることができる。
方式3:判断された同期元識別子に対応するSD2DSSがSD2DSSと同期元識別子との間の事前設定された対応関係に従って取得され、
取得されたSD2DSSおよび事前設定PD2DSSがD2D同期信号に加えられ、D2D同期信号が第1のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報として使用され、判断された転送ホップカウントの指示情報が、PD2DSCHを介して送信される、第1のD2D同期情報の、第2部分D2D同期情報として使用され、ここで、全ての同期元に対して事前設定されたPD2DSSは、D2D通信において同じである。
例えば、異なるSD2DSSは、異なる同期元を示す。合計でN個のSD2DSSが存在すると仮定すると、N個のSD2DSSは、N個の異なる同期元を示すことができ、転送ホップカウントの指示情報が、PD2DSCHを介して送信される。
この実装態様において、ただ1つのPD2DSSのみが、全てのUEおよび異なる転送ホップカウントに対して事前設定される。UEがPD2DSSを受信した場合、重畳PD2DSSを受信することによって、より大きなエネルギを得ることができる。さらに、UEは、ただ1つのPD2DSSのみを検出すればよく、検出の複雑さが低減する。UEの受信器は、複数のPD2DSS同期位置を発見した後、その同期位置でSD2DSSを復調すればよい。
方式4:判断された同期元識別子および転送ホップカウントに対応するSD2DSSが、SD2DSSと同期元識別子との間の、およびSD2DSSと転送ホップカウントとの間の、事前設定された対応関係に従って取得され、
SD2DSSは、D2D同期信号に加えられ、D2D同期信号は、第1のD2D同期情報として使用される。
例えば、SD2DSSは、M個のグループに分割され、グループの番号は、転送ホップカウントに対応しており、グループ内のPD2DSSのシーケンス番号は、同期元識別子に対応している。
具体的には、SD2DSSと同期元識別子との間の、およびSD2DSSと転送ホップカウントとの間の、事前設定された対応関係は、
を満たすSD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係であって、Nkが転送ホップカウントを表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、Kが転送ホップカウントの事前設定された最大値を表し、modがモジュロ演算を表す、事前設定された対応関係と、
を満たすSD2DSSと同期元識別子との間の事前設定された対応関係であって、NIDが同期元識別子を表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、Kが転送ホップカウントの事前設定された最大値を表し、floorが切り捨て演算を表す、事前設定された対応関係とを含む。
例えば、検出されたD2D同期信号で搬送されたSD2DSSのシーケンス番号が125であり、転送ホップカウントの事前設定された最大値は3であると仮定すると、転送ホップカウントは2であり、同期元識別子は41であると算出することができる。
この実装態様において、同じPD2DSSのみを、全てのUEおよび転送ホップカウントに対して事前設定することができ、その結果、重畳PD2DSSを受信することによって、より多くのエネルギを得ることができる。さらに、UEは、ただ1つのPD2DSSを検出すればよく、検出の複雑さが低減し、PD2DSSを受信する速度が向上し、PD2DSCHを受信する必要無く、同期元を選択する。
方式5:判断された同期元識別子に対応するPD2DSSとSD2DSSとの組み合わせが、同期元識別子と、PD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係に従って取得され、
PD2DSSおよびSD2DSSの取得された組み合わせが、D2D同期信号に加えられ、D2D同期信号が、第1のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報として使用され、判断された転送ホップカウントの指示情報が、PD2DSCHを介して送信される、第1のD2D同期情報の、第2部分D2D同期情報として使用される。
具体的には、同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係は、
を満たす同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係を含み、NIDが同期元識別子を表し、
がPD2DSSのシーケンス番号を表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、
であり、
であり、MsがPD2DSSの最大量を表し、NsがSD2DSSの最大量を表す。
方式6:判断された同期元識別子に対応するPD2DSS−SD2DSSグループが、同期元識別子とPD2DSS−SD2DSSグループの間の事前設定された対応関係に従って取得され、ここで、各PD2DSS−SD2DSSグループは、PD2DSSおよびSD2DSSの複数の組み合わせを含み、
判断された転送ホップカウントに対応するSD2DSSが、SD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って取得され、取得されたSD2DSSを含み、取得されたPD2DSS−SD2DSSグループ内にある、PD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせが判断され、
PD2DSSおよびSD2DSSの判断された組み合わせが、D2D同期信号に加えられ、D2D同期信号が、第1のD2D同期情報として使用される。
任意選択的に、PD2DSS−SD2DSSグループの番号を使用して、同期元識別子を示し、
SD2DSSのシーケンス番号を使用して、SD2DSSが属するPD2DSS−SD2DSSグループの番号によって示された同期元識別子に対応するD2D同期信号内の転送ホップカウントを示す。
特に、同期元識別子とPD2DSS−SD2DSSグループとの間の事前設定された対応関係は、
を満たす同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係を含み、NIDが同期元識別子を表し、
がPD2DSSのシーケンス番号を表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、
であり、
であり、MsがPD2DSSの最大量を表し、NsがSD2DSSのシーケンス番号の最大値を転送ホップカウントの最大値で割った後に取得された値を切り捨てることによって取得され、
同じ同期元識別子に対応するPD2DSSおよびSD2DSSの各組み合わせが、1つのPD2DSS−SD2DSSグループに属し、PD2DSS−SD2DSSグループの番号が、対応する同期元識別子である。
例えば、M個のPD2DSSが有ると仮定すると、同期元のPD2DSSを受信した後、UEは、同じPD2DSSを使用して、転送を実行し、最大K回の転送が可能になる。UE1が、UE Aから第kホップのD2D同期信号で搬送された第mのPD2DSSと第nkのSD2DSSとを受信した場合、UE1は、UE1の受信器のタイミングおよび周波数を、PD2DSSによって指示された同期元に同期する。UE1は、kとKとを比較する。kがKより大きい場合、UE1は、D2D同期信号を送信せず、kがK以下である場合、UE1は、D2D同期信号を送信し、ここで、送信されたD2D同期信号は、第mのPD2DSSと第nk+1のSD2DSSを搬送する。
好ましくは、第1から第6の実装態様において、同じ同期元に対応するD2D同期信号が同じPD2DSSを搬送する場合、同じPD2DSSを搬送し、設定時間内に受信されたD2D同期信号を、組み合わせの後に受信し、受信から組み合わせ利得を取得することができる。
好ましくは、第1から第6の実装態様において、PD2DSCHを使用することによって送信されて、同じ転送ホップカウントを有し、同じ同期元に対応しているデータコンテンツが同じである場合、データコンテンツはまた、組み合わせ利得を取得するために組み合わせることができる。
好ましくは、D2D通信での、同期元として働く複数の異なるデバイスが、同じ同期元識別子を第1のD2D同期情報に加えることを避けるために、本発明のこの実施形態において、第1のD2D同期情報で搬送される同期元識別子が、設定サイクルに従って変換される。
第1のD2D同期情報が同期元識別子を搬送するさまざまな方式に従って、同期情報で搬送される同期元識別子を変換する目的は、以下の特定の変更方式で達成することができ、すなわち、
設定サイクルに従って、D2D同期信号で搬送されたSD2DSSを変換するステップか、
または、
設定サイクルに従って、D2D同期信号で搬送されたPD2DSSを変換するステップか、
または、
設定サイクルに従って、D2D同期信号で搬送されたPD2DSSを変換するステップ、および設定サイクルに従って、D2D同期信号で搬送されたSD2DSSを変更するステップを含む。
第1の特定の実装態様において、同期元識別子を示すために使用されるPD2DSSおよび/またはSD2DSSを変更するための特定の方法は、
第mの設定サイクルにおいて、PD2DSS/SD2DSSのシーケンス番号が
であるようさらに構成され、ここで、
が、PD2DSS/SD2DSSのシーケンス番号または同期元識別子を表し、IMSIが、国際移動加入者識別番号であり、Nframe(m)が、D2D同期信号で搬送されたPD2DSS/SD2DSSが第mの時間の間に変更された場合にデバイスが位置していた無線フレームの番号を表し、Nsが、PD2DSS/SD2DSSの最大量または識別可能な同期元の最大量を表す。
第2の特定の実装態様において、同期元識別子を示すために使用されるPD2DSSおよび/またはSD2DSSを変更するための特定の方法は、
第mの設定サイクルにおいて、PD2DSS/SD2DSSのシーケンス番号が
であるようさらに構成され、ここで、
mが0である場合、
であり、
が、PD2DSS/SD2DSSのシーケンス番号または同期元識別子を表し、IMSIが、国際移動加入者識別番号であり、Nsは、PD2DSS/SD2DSSの最大量または識別可能な同期元の最大量を表し、aは、ゼロ以外の整数を表し、Nframe(0)は、D2D同期信号が最初に送信されたときにデバイスが位置していた無線フレームの番号を表す。
同期元識別子を示すために使用されて、D2D同期信号内にあるPD2DSSおよび/またはSD2DSSは、同一チャネル干渉を避けるために、および隣接する同期元識別子の検出を容易にするために、変換され、複数の隣接同期元が同じ同期元識別子を搬送する問題を避けることができる。
本発明のこの実施形態において、デバイスが同期元として働く場合、第1のD2D同期情報が送信されると、ネットワークからのダウンリンク同期信号を受信することができ、または別の同期元からの同期信号を受信することができる。実際の用途では、送信器での信号は、受信器での信号をサブマージするので、デバイスは、同時リソースで信号を送受信できない。
例えば、図8aに示すように、先行技術では、各長期サイクルT0での固定位置で、D2D同期信号フレームおよび対応するD2D同期信号が現れ、UEが固定位置でD2D同期信号を送受信する必要がある場合、UEは、D2D同期信号のために使用されるチャネルで動作できないことが明記される。
デバイスが同時リソースでD2D同期信号を送受信することに起因する相互干渉を避けるために、以下の3つのオプションの実装方式を使用する。
方式1:D2D同期信号がD2D同期信号を送信するために使用された無線フレームのいずれか1つを使用することによって受信された場合、D2D同期信号がD2D同期信号を送信するために使用された他の無線フレームのいずれか1つを使用することによって送信され、D2D同期信号を送信するために使用された2つ以上の無線フレームが、各送信サイクルに対して構成され、D2D同期信号を送信するために使用された各無線フレームにおいて、D2D同期信号のために使用されるただ1つのリソースが構成される。
例えば、図8bに示すように、各長期サイクルT0では、D2D同期信号のために使用される複数の無線フレームが構成される。T0が1秒であると仮定すると、D2D同期信号のために使用される複数の無線フレームが、100無線フレームで構成することができ、D2D同期信号のために使用される各無線フレームでは、D2D同期信号のために使用されるただ1つのリソースが構成される。
方式2:D2D同期信号が、D2D同期信号のために使用されて、D2D同期信号を送信するために使用された無線フレームに含まれる、任意のリソースを使用することによって受信された場合、D2D同期信号が、D2D同期信号のために使用されて、無線フレームに含まれる、他のリソースのいずれか1つを使用することによって送信され、D2D同期信号を送信するために使用された1つまたは複数の無線フレームが、各送信サイクルに対して構成され、D2D同期信号を送信するために使用された各無線フレームにおいて、D2D同期信号のために使用される2つ以上のリソースが構成される。
例えば、図8cに示すように、各長期サイクルT0では、2つの独立したD2D同期信号フレーム送信窓が構成される。D2D同期信号を受信した場合、UEは、2つの送信窓の両方を追跡し、D2D同期信号を検出することができる。UEがタイミングを各送信窓のD2D同期信号に同期する必要があると判断すると、UEはまた、D2D同期信号を送信する必要がある。この場合、UEのタイミングが同期したD2D同期信号に対応する送信窓を追跡した場合、UEは、他の送信窓で別のD2D同期信号を送信する。
D2D同期信号を送信するために使用される無線フレームは、1つの無線フレームとしてもよく、または時間的に連続した、または不連続の、複数の無線フレームとしてもよい。
方式3:D2D同期信号を送信する必要があると判断すると、D2D同期信号のみが、設定量の送信サイクル内で送信され、何らのD2D同期信号も、設定量の送信サイクル内で受信されない。
例えば、図8dに示すように、UEが、第1のT0サイクルにおいてD2D同期信号を受信した後、UEの受信器は、第2のT0サイクルにおいて任意の同期元からデータを受信せず、すなわち、受信のための沈黙時間として第2のT0を使用し、D2D同期信号の送信のみを行う。送信が成功すると、UEは、次のT0サイクルにおいて、D2D同期信号を受信する。
実施形態6において、図9に示すように、D2D通信におけるデバイス同期方法は、同じ原理に基づいて提供され、本方法は、以下のステップを主に含む。
ステップ901:D2D通信における第2のデバイスが、第1のデバイスによって送信された第1のD2D同期情報を受信し、第1のD2D同期情報は、同期元識別子および転送ホップカウントを含む。
ステップ902:第1のD2D同期情報内の同期元識別子に対応する同期元と同期し、第1のD2D同期情報内の転送ホップカウントが設定閾値未満であると判断された場合、第1のD2D同期情報内の転送ホップカウントを更新し、第2のD2D同期情報を取得する。
ステップ903:第2のD2D同期情報を送信する。
任意選択的に、第1のD2D同期情報は、別のデバイスによって送信されたD2D同期信号で搬送され、
または、
第1のD2D同期情報は、第1部分D2D同期情報および第2部分D2D同期情報を含み、第1部分D2D同期情報は、第1のデバイスによって送信されたD2D同期信号で搬送され、第2部分D2D同期情報は、物理的D2D同期チャネルPD2DSCHを介して第1のデバイスによって送信される。
D2D同期信号の送信サイクルおよびPD2DSCHの送信サイクルは異なる。
任意選択的に、D2D同期信号は、一次D2D同期信号PD2DSSおよび/または二次D2D同期信号SD2DSSを含む。
実施形態5に対応して、本発明のこの実施形態において、同期情報が、同期元識別子および転送ホップカウントを搬送するさまざまな方式に従って、以下のいくつかのオプションの実装方式が存在し得る。
方式1:実施形態5で提供される第1の実装態様に対応して、SD2DSSに対応している、受信されたD2D同期信号で搬送された、同期元識別子が、SD2DSSと同期元識別子との間の事前設定された対応関係に従って判断され、判断された同期元識別子に対応する同期元との同期が実行され、
PD2DSSに対応している、受信されたD2D同期信号で搬送された、転送ホップカウントが、PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って判断され、
判断された転送ホップカウントが設定閾値未満である場合、判断された転送ホップカウントと設定値との合計が、現在の転送ホップカウントとして使用され、現在の転送ホップカウントに対応するPD2DSSが、PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って判断され、受信されたD2D同期信号内のPD2DSSが、判断されたPD2DSSと置き換えられると、置き換えられたPD2DSSを伴うD2D同期信号が、第2のD2D同期情報として使用される。
方式2:実施形態5で提供される第2の実装態様に対応して、同期元識別子の指示情報が、PD2DSCHに基づいて受信され、同期元識別子が、同期元識別子の指示情報に従って判断され、判断された同期元識別子に対応する同期元との同期が実行され、
PD2DSSに対応していて、受信されたD2D同期信号で搬送された、転送ホップカウントが、PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って判断され、
判断された転送ホップカウントが設定閾値未満である場合、判断された転送ホップカウントと設定値との合計が、現在の転送ホップカウントとして使用され、現在の転送ホップカウントに対応するPD2DSSが、PD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って判断され、受信されたD2D同期信号内のPD2DSSが、判断されたPD2DSSと置き換えられ、PD2DSSの置き換え後に取得されたD2D同期信号が、第2のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報として使用され、同期元識別子の指示情報が、第2のD2D同期情報を取得するために、PD2DSCHを介して送信される、第2のD2D同期情報の、第2部分D2D同期情報として使用される。
方式3:実施形態5で提供される第3の実装態様に対応して、受信されたD2D同期信号で搬送されたSD2DSSに対応している同期元識別子が、SD2DSSと同期元識別子との間の事前設定された対応関係に従って判断され、判断された同期元識別子に対応する同期元との同期が実行され、
転送ホップカウントの指示情報がPD2DSCHに基づいて受信され、転送ホップカウントが、転送ホップカウントの指示情報に従って判断され、判断された転送ホップカウントが設定閾値未満である場合、判断された転送ホップカウントと設定値との合計が、現在の転送ホップカウントとして使用され、SD2DSSを搬送する同期信号が、第2のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報として使用され、現在の転送ホップカウントの指示情報が、第2のD2D同期情報を取得するために、PD2DSCHを介して送信される、第2のD2D同期情報の、第2部分D2D同期情報として使用される。
方式4:実施形態5で提供される第4の実装態様に対応して、D2D同期信号で搬送され、SD2DSSに対応している、同期元識別子および転送ホップカウントが、SD2DSSと同期元識別子との間の、およびSD2DSSと転送ホップカウントとの間の、事前設定された対応関係に従って判断され、判断された同期元識別子に対応する同期元との同期が実行され、
判断された転送ホップカウントが設定閾値未満である場合、判断された転送ホップカウントと設定値との合計が、現在の転送ホップカウントとして使用され、同期元識別子と現在の転送ホップカウントとに対応するSD2DSSが、SD2DSSと同期元識別子との間の、およびSD2DSSと転送ホップカウントとの間の、事前設定された対応関係に従って判断され、D2D同期信号内のSD2DSSが、判断されたSD2DSSと置き換えられ、SD2DSSの置き換え後に取得されたD2D同期信号が、第2のD2D同期情報として使用される。
具体的には、SD2DSSと同期元識別子との間の、およびSD2DSSと転送ホップカウントとの間の、事前設定された対応関係は、
を満たすSD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係であって、Nkが転送ホップカウントを表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、Kが転送ホップカウントの事前設定された最大値を表し、modがモジュロ演算を表す、事前設定された対応関係と、
を満たすSD2DSSと同期元識別子との間の事前設定された対応関係であって、NIDが同期元識別子を表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、Kが転送ホップカウントの事前設定された最大値を表し、floorが切り捨て演算を表す、事前設定された対応関係とを含む。
方式5:実施形態5で提供される第5の実装態様に対応して、PD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせに対応していて、受信されたD2D同期信号で搬送された、同期元識別子が、同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係に従って判断され、判断された同期元識別子に対応する同期元との同期が実行され、
転送ホップカウントの指示情報がPD2DSCHに基づいて受信され、転送ホップカウントが、転送ホップカウントの指示情報に従って判断され、判断された転送ホップカウントが設定閾値未満である場合、判断された転送ホップカウントと設定値との合計が、現在の転送ホップカウントとして使用され、D2D同期信号が、第2のD2D同期情報の第1部分D2D同期情報として使用され、現在の転送ホップカウントの指示情報が、第2のD2D同期情報を取得するために、PD2DSCHを介して送信される、第2のD2D同期情報の、第2部分D2D同期情報として使用される。
具体的には、同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係は、
を満たす同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係を含み、NIDが同期元識別子を表し、
がPD2DSSのシーケンス番号を表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、
であり、
であり、MsがPD2DSSの最大量を表し、NsがSD2DSSの最大量を表す。
方式6:実施形態5で提供される第6の実装態様に対応して、受信されたD2D同期信号で搬送されたPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせが属するPD2DSS−SD2DSSグループに対応している同期元識別子が、同期元識別子とPD2DSS−SD2DSSグループとの間の事前設定された対応関係に従って判断され、判断された同期元識別子に対応する同期元との同期が実行され、
受信されたD2D同期信号で搬送されたPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせ内のSD2DSSに対応している転送ホップカウントが、SD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って判断され、判断された転送ホップカウントが、設定閾値未満である場合、判断された転送ホップカウントと設定閾値との合計が、現在の転送ホップカウントとして使用され、現在の転送ホップカウントに対応するSD2DSSが、SD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って取得され、取得されたSD2DSSに対応していて、受信されたD2D同期信号で搬送されたPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせが属するPD2DSS−SD2DSSグループに含まれる、PD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせが判断され、D2D同期信号内のPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせが、PD2DSSおよびSD2DSSの判断された組み合わせと置き換えられ、PD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせの置き換え後に取得されたD2D同期信号が、第2のD2D同期情報として使用される。
任意選択的に、PD2DSS−SD2DSSグループの番号を使用して、同期元識別子を示し、
SD2DSSのシーケンス番号を使用して、SD2DSSが属するPD2DSS−SD2DSSグループの番号によって示された同期元識別子に対応するD2D同期信号内の転送ホップカウントを示す。
特に、同期元識別子とPD2DSS−SD2DSSグループとの間の事前設定された対応関係は、
を満たす同期元識別子とPD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせとの間の事前設定された対応関係を含み、NIDが同期元識別子を表し、
がPD2DSSのシーケンス番号を表し、
がSD2DSSのシーケンス番号を表し、
であり、
であり、MsがPD2DSSの最大量を表し、NsがSD2DSSのシーケンス番号の最大値を転送ホップカウントの最大値で割った後に取得された値を切り捨てることによって取得され、
同じ同期元識別子に対応するPD2DSSおよびSD2DSSの各組み合わせが、1つのPD2DSS−SD2DSSグループに属し、PD2DSS−SD2DSSグループの番号が、対応する同期元識別子である。
特定の実装態様において、D2D通信におけるデバイスは、複数の第1のD2D同期情報を同時に受信することができる。この場合、第1のD2D同期情報の1つは、事前設定された選択規則に従って選択される必要があり、同期が実行される。
第1のD2D同期情報は、同期元タイプをさらに搬送する。具体的には、同期元タイプは、D2D同期信号またはPD2DSCHを使用することによって、示すことができる。
例えば、ネットワークカバレッジ領域内のUEは、D2DリソースでD2D信号を送信し、PD2DSCHを使用することによって、同期元タイプがLTEネットワークであることを指示する。
本発明のこの実施形態において、同期元タイプは、ネットワーク、デバイス、または全地球測位システム(GPS)などとすることができる。
複数の第1のD2D同期情報を受信した場合、第1のD2D同期情報で搬送された同期元タイプに従って、以下の2つの処理方式が存在する。
方式1:複数の第1のD2D同期情報が受信され、複数の第1のD2D同期情報で搬送された同期元タイプに従って、複数の第1のD2D同期情報が同じ同期元タイプのものであると判断される。例えば、同期元タイプに従って、第1のD2D同期情報が、D2D通信における異なるデバイスから来たと判断し、または同期元タイプに従って、第1のD2D同期情報がネットワーク側から来たと判断する。
好ましくは、第1のD2D同期情報で搬送された転送ホップカウントに従って選択を実行するステップは、
第1のD2D同期情報を受信するステップと、2つ以上の第1のD2D同期情報を受信したと判断した場合、受信した第1のD2D同期情報で搬送された転送ホップカウントを、別々に取得するステップと、取得した転送ホップカウントの最小値を判断するステップと、最小値が設定閾値未満であると判断した場合、最小値に対応する第1のD2D同期情報内の同期元識別子に対応する同期元と同期するステップとを含む。
さらに、最小値が2つ以上の第1のD2D同期情報に対応している場合、最小値に対応する第1のD2D同期情報の信号強度が判断され、信号強度の最大値に対応する第1のD2D同期情報に従って同期が実行される。
同様に、この特定の実施形態において、受信された第1のD2D同期情報で搬送された転送ホップカウントが同じであり、転送ホップカウントが設定閾値未満であると判断した場合、第1のD2D同期情報の信号強度が判断され、信号強度の最大値に対応する第1のD2D同期情報に従って同期を実行する。
好ましくは、この特定の実施形態において、第1のD2D同期情報で搬送された転送ホップカウントが取得された後、転送ホップカウントが設定閾値未満ではないと判断された場合、全ての第1のD2D同期情報が破棄される。任意選択的に、別のデバイスによって送信された第1のD2D同期情報が、設定期間内に受信される。設定期間内に第1のD2D同期情報が受信されなかったと判断した場合、第2のD2D同期情報が、同期元としてデバイスを、および同期元識別子としてデバイスの識別子を使用することによって、ならびに現在の転送ホップカウントを初期値に設定することによって、生成され、第2のD2D同期情報が送信され、その結果、他の隣接デバイスおよびそのデバイスが、時間的および周波数的に同期する。
例えば、図10に示すように、同じ同期元のD2D同期信号のPD2DSSが同じであり、最大転送ホップカウントが3であると仮定する。UE1からのD2D同期信号は、PD2DSS1を搬送し、D2D同期信号は、第1のホップを介してUE2およびUE3に転送され、第2のホップ転送を介してUE2およびUE3によってUE4に別々に転送され、UE4によって第3のホップ転送を介してUE5に転送され、UE5は、D2D同期信号を転送しない。UE6は、同期元として、PD2DSS1を搬送するD2D同期信号を送信し、D2D同期信号は、第1のホップを使用することによって、UE5およびUE7に転送され、UE5がまた、第2のホップを介してD2D同期信号をUE4に転送した場合、UE4は、2つの異なる同期元からD2D同期信号を受信する可能性があり、2つのD2D同期信号の転送ホップカウントが、同じであり、どちらも第2のホップである。UE4が、同期元UE1からの、第2のホップを介してUE2およびUE3によって転送された、D2D同期信号を同時に受信するので、同期元UEからのD2D同期信号の強度は、同期元UE6からの、第2のホップを介して転送された、D2D同期信号の強度よりも高い。したがって、UE4は、同期元がUE1であるD2D同期信号に従って、同期を実行する。
方式2:複数の第1のD2D同期情報が受信され、複数の第1のD2D同期情報で搬送された同期元タイプに従って、複数の第1のD2D同期情報が異なる同期元タイプのものであると判断される。例えば、同期元タイプに従って、第1のD2D同期情報の1つがネットワーク側から来たと判断し、または他の第1のD2D同期情報が、それぞれ、D2D通信内の他のデバイスから来たと判断する。
好ましくは、2つ以上の第1のD2D同期情報が受信されたと判断された場合、同期元がネットワークである第1のD2D同期情報が、D2D同期信号で搬送された同期元タイプに従って判断され、判断された第1のD2D同期情報に従って、同期が実行される。
好ましくは、同期元がネットワークである第1のD2D同期情報が判断されると、同期元がネットワークである、判断された第1のD2D同期情報で搬送された転送ホップカウントが取得され、転送ホップカウントが設定閾値未満であると判断された場合、同期元がネットワークである、判断された第1のD2D同期情報に従って、同期が実行され、または、
転送ホップカウントが、設定閾値以上であると判断された場合、1つの第1のD2D同期情報が、上記の第1の処理方法で他の第1のD2D同期情報から選択され、同期が実行される。
事前設定閾値を前もって設定する。実際の用途において、事前設定された閾値は、ネットワーク側での同期精度、およびデバイスの間の(転送ホップカウントの)毎回の転送に起因する同期精度の低減値に従って判断することができ、すなわち、事前設定された閾値に対応する同期精度が閾値より高いことを確実にし、D2D通信におけるデバイス間の同期精度を保証し、さらに、過剰なデバイスが同じ同期元と同期した場合に起こる安定性の低減を避ける。
任意選択的に、D2D通信における第2のデバイスが、同期元タイプがネットワークであるD2D同期情報を受信した後、第2のデバイスが以前に別の同期元タイプ(例えば、D2D通信における別のデバイス)と同期していた場合、デバイスは、ネットワークと同期するようになる。好ましくは、デバイスがネットワークと同期するようになった後、転送ホップカウントの最大値がリセットされ、同期元タイプがネットワークであるD2D同期情報が、変更された転送ホップカウントに従って転送される。
具体的には、同期元がネットワークである、判断された第1のD2D同期情報に従って同期が実行されると、転送ホップカウントの最大値が更新され、更新後に取得された転送ホップカウントの最大値は、更新前に存在した転送ホップカウントの最大値より大きい。第1のD2D同期情報で搬送された転送ホップカウントが、更新後に取得された転送ホップカウントの最大値未満であると判断された場合、第1のD2D同期情報内の転送ホップカウントが更新され、第2のD2D同期情報を取得する。第2のD2D同期情報が送信され、更新後に取得された、転送ホップカウントの最大値もまた送信される。
実際の用途では、送信器での信号は、受信器での信号をサブマージするので、デバイスは、同時リソースで信号を送受信できない。デバイスが同時リソースでD2D同期信号を送受信することを避けるために、以下の3つのオプションの実装方式を使用する。
方式1:D2D同期信号がD2D同期信号を送信するために使用された無線フレームのいずれか1つを使用することによって受信された場合、D2D同期信号がD2D同期信号を送信するために使用された他の無線フレームのいずれか1つを使用することによって送信され、D2D同期信号を送信するために使用された2つ以上の無線フレームが、各送信サイクルに対して構成され、D2D同期信号を送信するために使用された各無線フレームにおいて、D2D同期信号のために使用されるただ1つのリソースが構成される。
方式2:D2D同期信号が、D2D同期信号のために使用されて、D2D同期信号を送信するために使用された無線フレームに含まれる、任意のリソースを使用することによって受信された場合、D2D同期信号が、D2D同期信号のために使用されて、無線フレームに含まれる、他のリソースのいずれか1つを使用することによって送信され、D2D同期信号を送信するために使用された1つまたは複数の無線フレームが、各送信サイクルに対して構成され、D2D同期信号を送信するために使用された各無線フレームにおいて、D2D同期信号のために使用される2つ以上のリソースが構成される。
方式3:D2D同期信号を送信する必要があると判断すると、D2D同期信号のみが、設定量の送信サイクル内で送信され、何らのD2D同期信号も、設定量の送信サイクル内で受信されない。
上記の技術的解決策に基づいて、本発明の実施形態において、D2D通信におけるデバイスは、別のデバイスによって送信されたD2D同期情報を受信し、およびD2D同期情報で搬送された同期元識別子に対応する同期元と同期して、デバイスと別のデバイスとの間の同期を実施し、D2D同期情報で搬送された転送ホップカウントが設定閾値を超過しないと判断した場合、D2D同期情報内の転送ホップカウントを更新し、更新されたD2D同期情報を送信し、その結果、そのデバイスに隣接するデバイスが、そのデバイスと同期することができ、それにより、D2D通信におけるデバイス間の同期を実施することができる。さらに、デバイス間の通信の複雑度を、転送ホップカウントを制限することによって、効率的に制御することができる。同じ転送ホップカウントを有する、同じ同期元からの、D2D同期情報が、組み合わせ後に受信され、単一周波数ネットワーク(Single Frequency Network、SFN)受信利得を取得することができる。
当業者は、本発明の実施形態が、方法、システム、またはコンピュータプログラム製品として提供され得ることを理解するべきである。したがって、本発明は、ハードウェアのみの実施形態、ソフトウェアのみの実施形態、またはソフトウェアおよびハードウェアの組み合わせによる実施形態の形式を使用することができる。さらに、本発明は、コンピュータ使用可能プログラムコードを含む1つまたは複数のコンピュータ使用可能ストレージ媒体(これらに限定されないが、ディスクメモリ、および光学メモリなど)で実施されるコンピュータプログラム製品の形式を使用することができる。
本発明は、本発明の実施形態による方法、デバイス(システム)、およびコンピュータプログラム製品のフローチャートおよび/またはブロック図を参照して説明される。コンピュータプログラム命令を使用して、フローチャートおよび/もしくはブロック図内の各処理および/もしくは各ブロック、およびフローチャートおよび/もしくはブロック図内の処理および/もしくはブロックの組み合わせを実施することができることを理解すべきである。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組込みプロセッサ、または機械を生成するための他の任意のプログラム可能データ処理デバイスに対して提供することができ、コンピュータまたは他の任意のプログラム可能データ処理デバイスのプロセッサによって実行される命令は、フローチャート内の1つまたは複数の処理で、および/またはブロック図内の1つまたは複数のブロックで、特定の機能を実施するための装置を生成する。
これらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ読込み可能メモリに格納することができ、コンピュータまたは他の任意のプログラム可能データ処理デバイスに特定の方式で動作するよう指示することができ、その結果、コンピュータ読込み可能メモリに格納された命令は、命令装置を含む製品を生成する。命令装置は、フローチャート内の1つまたは複数の処理で、および/またはブロック図内の1つまたは複数のブロックで、特定の機能を実施する。
これらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータまたは別のコンピュータプログラム可能処理デバイスにロードすることができ、その結果、一連の動作およびステップが、コンピュータまたは別のプログラム可能デバイスで実行され、それにより、コンピュータ実施処理を生成する。したがって、コンピュータまたは別のプログラム可能デバイスで実行される命令は、フローチャート内の1つまたは複数の処理で、および/またはブロック図内の1つまたは複数のブロックで、特定の機能を実施するためのステップを提供する。
明らかに、当業者は、本発明の主旨および範囲から逸脱することなく、本発明に、さまざまな修正および変形を行うことができる。本発明は、添付の特許請求の範囲およびそれらの同等技術によって定義される保護の範囲内にあるとして提供されるこれらの修正および変形を網羅することが意図される。
101 受信ユニット
102 処理ユニット
103 送信ユニット
201 トランシーバ
202 プロセッサ
301 メッセージ処理ユニット
302 送信ユニット
303 検出ユニット
304 受信ユニット
401 プロセッサ
402 トランシーバ

Claims (15)

  1. デバイス間(D2D)通信におけるデバイスであって、
    D2D通信における第1のデバイスによって送信される第1のD2D同期情報を受信するよう構成される受信ユニットであって、前記第1のD2D同期情報が同期元識別子および転送ホップカウントを備える、受信ユニットと、
    前記第1のD2D同期情報内の前記同期元識別子に対応する同期元と同期し、前記第1のD2D同期情報内の前記転送ホップカウントが設定閾値未満であると判断した場合に、第2のD2D同期情報を取得するために、前記第1のD2D同期情報内の前記転送ホップカウントを更新するよう構成される、処理ユニットと、
    前記第2のD2D同期情報を送信するよう構成される、送信ユニットと、
    を備える、デバイス間D2D通信におけるデバイスであって、
    前記受信ユニットによって受信された前記第1のD2D同期情報が、前記第1のデバイスによって送信されるD2D同期信号で搬送され、
    または、
    前記受信ユニットによって受信された前記第1のD2D同期情報が、第1部分D2D同期情報および第2部分D2D同期情報を備え、前記第1部分D2D同期情報が、前記第1のデバイスによって送信されるD2D同期信号で搬送され、前記第2部分D2D同期情報が、物理的D2D同期チャネルPD2DSCHを介して前記第1のデバイスによって送信され、
    前記送信ユニットが、D2D同期信号を送信する必要があると判断すると、設定量の送信サイクル内で前記D2D同期信号のみを送信するよう特に構成され、
    前記受信ユニットが、前記設定量の送信サイクル内で何らのD2D同期信号も受信しない、
    デバイス。
  2. 前記処理ユニットが、
    前記受信ユニットが2つ以上の第1のD2D同期情報を受信したと判断した場合、前記受信した第1のD2D同期情報で搬送された転送ホップカウントを別々に取得し、前記取得した転送ホップカウントの最小値を判断し、前記最小値が前記設定閾値未満であると判断した場合、前記最小値に対応する前記第1のD2D同期情報内の同期元識別子に対応する同期元と同期するようさらに構成される
    請求項1記載のデバイス。
  3. 前記処理ユニットが、
    前記最小値が2つ以上の第1のD2D同期情報に対応している場合、前記最小値に対応する前記第1のD2D同期情報の信号強度を判断し、前記信号強度の最大値に対応する前記第1のD2D同期情報に従って同期を実行するよう特に構成される、
    請求項2に記載のデバイス。
  4. 前記受信ユニットが、D2D同期信号のために使用されて、D2D同期信号を送信するために使用される無線フレームに備えられる、任意のリソースを使用することによってD2D同期信号を受信し、
    前記信ユニットが、D2D同期信号のために使用されて、前記無線フレームに備えられる、他のリソースのいずれか1つを使用することによってD2D同期信号を送信するよう特に構成され、D2D同期信号を送信するために使用された1つまたは複数の無線フレームが、各送信サイクルに対して構成され、D2D同期信号を送信するために使用された各無線フレームにおいて、D2D同期信号のために使用される2つ以上のリソースが構成される、
    請求項2または3に記載のデバイス。
  5. デバイス間(D2D)通信におけるデバイスであって、
    同期元識別子と転送ホップカウントとを判断して、前記判断された同期元識別子と転送ホップカウントとを第1のD2D同期情報にカプセル化するよう構成される、メッセージ処理ユニットと、
    前記メッセージ処理ユニットによって処理された前記第1のD2D同期情報を送信するよう構成される、送信ユニットとを備
    前記第1のD2D同期情報が、同期元タイプをさらに備え、
    前記デバイスが、検出ユニットおよび受信ユニットをさらに備え、
    前記検出ユニットが、ネットワークによって送信されるダウンリンク同期信号を検出するよう構成され、
    前記メッセージ処理ユニットが、
    前記検出ユニットが前記ダウンリンク同期信号を検出しなかったと判断した場合、前記送信ユニットに、前記第1のD2D同期情報を送信するよう指示し、または、
    前記検出ユニットが前記ダウンリンク同期信号を検出したと判断すると、前記受信ユニットが別のデバイスによって送信された第3のD2D同期情報を受信したと判断し、前記第3のD2D同期情報内の同期元タイプに従って、同期元がネットワークデバイスではないと判断し、前記送信ユニットに、前記第1のD2D同期情報を送信するよう指示する、ようさらに構成され、
    前記送信ユニットが、D2D同期信号を送信するようさらに構成され、前記D2D同期信号が、前記第1のD2D同期情報を搬送し、
    または、
    前記送信ユニットが、D2D同期信号を送信するようさらに構成され、前記D2D同期信号が、前記第1のD2D同期情報の第1部分D2D同期信号を搬送し、前記送信ユニットが、物理的D2D同期チャネル(PD2DSCH)を介して前記第1のD2D同期情報の第2部分D2D同期情報を送信するようさらに構成され、前記第1部分D2D同期情報と前記第2部分D2D同期情報とが、前記第1のD2D同期情報に組み合わされ、
    前記D2D同期信号が、一次D2D同期信号(PD2DSS)および/または二次D2D同期信号(SD2DSS)を備え、
    前記メッセージ処理ユニットが、
    SD2DSSと同期元識別子との間の、およびSD2DSSと転送ホップカウントとの間の、事前設定された対応関係に従って、前記判断された同期元識別子と転送ホップカウントとに対応するSD2DSSを取得し、
    前記SD2DSSを前記D2D同期信号に加え、前記D2D同期信号を、前記第1のD2D同期情報として使用する、
    よう特に構成される、デバイス。
  6. デバイス間(D2D)通信におけるデバイスであって、
    同期元識別子と転送ホップカウントとを判断して、前記判断された同期元識別子と転送ホップカウントとを第1のD2D同期情報にカプセル化するよう構成される、メッセージ処理ユニットと、
    前記メッセージ処理ユニットによって処理された前記第1のD2D同期情報を送信するよう構成される、送信ユニットとを備え、
    前記第1のD2D同期情報が、同期元タイプをさらに備え、
    前記デバイスが、検出ユニットおよび受信ユニットをさらに備え、
    前記検出ユニットが、ネットワークによって送信されるダウンリンク同期信号を検出するよう構成され、
    前記メッセージ処理ユニットが、
    前記検出ユニットが前記ダウンリンク同期信号を検出しなかったと判断した場合、前記送信ユニットに、前記第1のD2D同期情報を送信するよう指示し、または、
    前記検出ユニットが前記ダウンリンク同期信号を検出したと判断すると、前記受信ユニットが別のデバイスによって送信された第3のD2D同期情報を受信したと判断し、前記第3のD2D同期情報内の同期元タイプに従って、同期元がネットワークデバイスではないと判断し、前記送信ユニットに、前記第1のD2D同期情報を送信するよう指示する、ようさらに構成され、
    前記送信ユニットが、D2D同期信号を送信するようさらに構成され、前記D2D同期信号が、前記第1のD2D同期情報を搬送し、
    または、
    前記送信ユニットが、D2D同期信号を送信するようさらに構成され、前記D2D同期信号が、前記第1のD2D同期情報の第1部分D2D同期信号を搬送し、前記送信ユニットが、物理的D2D同期チャネル(PD2DSCH)を介して前記第1のD2D同期情報の第2部分D2D同期情報を送信するようさらに構成され、前記第1部分D2D同期情報と前記第2部分D2D同期情報とが、前記第1のD2D同期情報に組み合わされ、
    前記D2D同期信号が、一次D2D同期信号(PD2DSS)および/または二次D2D同期信号(SD2DSS)を備え、
    前記メッセージ処理ユニットが、
    同期元識別子とPD2DSS−SD2DSSグループとの間の事前設定された対応関係に従って、前記判断された同期元識別子に対応するPD2DSS−SD2DSSグループを取得するよう特に構成され、各PD2DSS−SD2DSSグループは、PD2DSSおよびSD2DSSの複数の組み合わせを備え、
    前記メッセージ処理ユニットが、SD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、前記判断された転送ホップカウントに対応するSD2DSSを取得し、前記取得されたSD2DSSを備える、前記取得されたPD2DSS−SD2DSSグループにおける、PD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせを判断し、
    PD2DSSおよびSD2DSSの前記判断された組み合わせを、前記D2D同期信号に加え、前記D2D同期信号を、前記第1のD2D同期情報として使用する、
    よう特に構成される、デバイス。
  7. デバイス間(D2D)通信におけるデバイスであって、
    同期元識別子と転送ホップカウントとを判断して、前記判断された同期元識別子と転送ホップカウントとを第1のD2D同期情報にカプセル化するよう構成される、メッセージ処理ユニットと、
    前記メッセージ処理ユニットによって処理された前記第1のD2D同期情報を送信するよう構成される、送信ユニットとを備え、
    前記第1のD2D同期情報が、同期元タイプをさらに備え、
    前記デバイスが、検出ユニットおよび受信ユニットをさらに備え、
    前記検出ユニットが、ネットワークによって送信されるダウンリンク同期信号を検出するよう構成され、
    前記メッセージ処理ユニットが、
    前記検出ユニットが前記ダウンリンク同期信号を検出しなかったと判断した場合、前記送信ユニットに、前記第1のD2D同期情報を送信するよう指示し、または、
    前記検出ユニットが前記ダウンリンク同期信号を検出したと判断すると、前記受信ユニットが別のデバイスによって送信された第3のD2D同期情報を受信したと判断し、前記第3のD2D同期情報内の同期元タイプに従って、同期元がネットワークデバイスではないと判断し、前記送信ユニットに、前記第1のD2D同期情報を送信するよう指示する、ようさらに構成され、
    前記送信ユニットが、D2D同期信号を送信するようさらに構成され、前記D2D同期信号が、前記第1のD2D同期情報を搬送し、
    または、
    前記送信ユニットが、D2D同期信号を送信するようさらに構成され、前記D2D同期信号が、前記第1のD2D同期情報の第1部分D2D同期信号を搬送し、前記送信ユニットが、物理的D2D同期チャネル(PD2DSCH)を介して前記第1のD2D同期情報の第2部分D2D同期情報を送信するようさらに構成され、前記第1部分D2D同期情報と前記第2部分D2D同期情報とが、前記第1のD2D同期情報に組み合わされ、
    前記送信ユニットが、
    D2D同期信号を送信する必要があると判断すると、設定量の送信サイクル内で前記D2D同期信号のみを送信するよう特に構成され、
    前記受信ユニットが、前記設定量の送信サイクル内で何らのD2D同期信号も受信しない、
    デバイス。
  8. デバイス間(D2D)通信で同期情報を送信する方法であって、
    D2D通信における第1のデバイスによって、同期元識別子と転送ホップカウントとを判断して、前記判断された同期元識別子と転送ホップカウントとを第1のD2D同期情報にカプセル化するステップと、
    前記第1のデバイスによって、前記第1のD2D同期情報を送信するステップとを備え、
    前記第1のD2D同期情報が、同期元タイプをさらに備え、
    前記第1のD2D同期情報を送信する前記ステップの前に、前記方法が、
    前記第1のデバイスによって、ネットワークにより送信されるダウンリンク同期信号を検出して、前記ダウンリンク同期信号が検出されなかったと判断した場合、前記第1のD2D同期情報を送信するステップ、
    を備え、
    前記第1のD2D同期情報を送信する前記ステップが、
    D2D同期信号を送信するステップであって、前記D2D同期信号が、前記第1のD2D同期情報を搬送する、ステップ、
    または、
    D2D同期信号を送信ステップであって、前記D2D同期信号が、前記第1のD2D同期情報の第1部分D2D同期信号を搬送する、ステップと、物理的D2D同期チャネルPD2DSCHを介して前記第1のD2D同期情報の第2部分D2D同期情報を送信するステップであって、前記第1部分D2D同期情報と前記第2部分D2D同期情報とが、前記第1のD2D同期情報に組み合わされる、ステップとを備え、
    前記D2D同期信号が、一次D2D同期信号(PD2DSS)および/または二次D2D同期信号(SD2DSS)を備え、
    前記判断された同期元識別子と転送ホップカウントとを第1のD2D同期情報にカプセル化する前記ステップが、
    SD2DSSと同期元識別子との間の、およびSD2DSSと転送ホップカウントとの間の、事前設定された対応関係に従って、前記判断された同期元識別子と転送ホップカウントとに対応するSD2DSSを取得するステップと、
    前記SD2DSSを前記D2D同期信号に加えるステップと、前記D2D同期信号を前記第1のD2D同期情報として使用するステップとを備える、
    方法。
  9. デバイス間(D2D)通信で同期情報を送信する方法であって、
    D2D通信における第1のデバイスによって、同期元識別子と転送ホップカウントとを判断して、前記判断された同期元識別子と転送ホップカウントとを第1のD2D同期情報にカプセル化するステップと、
    前記第1のデバイスによって、前記第1のD2D同期情報を送信するステップとを備え、
    前記第1のD2D同期情報が、同期元タイプをさらに備え、
    前記第1のD2D同期情報を送信する前記ステップの前に、前記方法が、
    前記第1のデバイスによって、ネットワークにより送信されるダウンリンク同期信号を検出して、前記ダウンリンク同期信号が検出されなかったと判断した場合、前記第1のD2D同期情報を送信するステップ、
    を備え、
    前記第1のD2D同期情報を送信する前記ステップが、
    D2D同期信号を送信するステップであって、前記D2D同期信号が、前記第1のD2D同期情報を搬送する、ステップ、
    または、
    D2D同期信号を送信ステップであって、前記D2D同期信号が、前記第1のD2D同期情報の第1部分D2D同期信号を搬送する、ステップと、物理的D2D同期チャネルPD2DSCHを介して前記第1のD2D同期情報の第2部分D2D同期情報を送信するステップであって、前記第1部分D2D同期情報と前記第2部分D2D同期情報とが、前記第1のD2D同期情報に組み合わされる、ステップとを備え、
    前記D2D同期信号が、一次D2D同期信号(PD2DSS)および/または二次D2D同期信号(SD2DSS)を備え、
    前記判断された同期元識別子と転送ホップカウントとを第1のD2D同期情報にカプセル化する前記ステップが、
    同期元識別子とPD2DSS−SD2DSSグループとの間の事前設定された対応関係に従って、前記判断された同期元識別子に対応するPD2DSS−SD2DSSグループを取得するステップであって、各PD2DSS−SD2DSSグループが、PD2DSSおよびSD2DSSの複数の組み合わせを備える、ステップと、
    SD2DSSと転送ホップカウントとの間の事前設定された対応関係に従って、前記判断された転送ホップカウントに対応するSD2DSSを取得するステップと、前記取得されたSD2DSSを備える、前記取得されたPD2DSS−SD2DSSグループにおける、PD2DSSおよびSD2DSSの組み合わせを判断するステップと、
    PD2DSSおよびSD2DSSの前記判断された組み合わせを、前記D2D同期信号に加えるステップと、前記D2D同期信号を、前記第1のD2D同期情報として使用するステップとを備える、
    方法。
  10. デバイス間(D2D)通信で同期情報を送信する方法であって、
    D2D通信における第1のデバイスによって、同期元識別子と転送ホップカウントとを判断して、前記判断された同期元識別子と転送ホップカウントとを第1のD2D同期情報にカプセル化するステップと、
    前記第1のデバイスによって、前記第1のD2D同期情報を送信するステップとを備え、
    前記第1のD2D同期情報が、同期元タイプをさらに備え、
    前記第1のD2D同期情報を送信する前記ステップの前に、前記方法が、
    前記第1のデバイスによって、ネットワークにより送信されるダウンリンク同期信号を検出して、前記ダウンリンク同期信号が検出されなかったと判断した場合、前記第1のD2D同期情報を送信するステップ、
    を備え、
    前記第1のD2D同期情報を送信する前記ステップが、
    D2D同期信号を送信するステップであって、前記D2D同期信号が、前記第1のD2D同期情報を搬送する、ステップ、
    または、
    D2D同期信号を送信ステップであって、前記D2D同期信号が、前記第1のD2D同期情報の第1部分D2D同期信号を搬送する、ステップと、物理的D2D同期チャネルPD2DSCHを介して前記第1のD2D同期情報の第2部分D2D同期情報を送信するステップであって、前記第1部分D2D同期情報と前記第2部分D2D同期情報とが、前記第1のD2D同期情報に組み合わされる、ステップとを備え、
    前記第1のD2D同期情報を送信する前記ステップが、
    D2D同期信号を送信する必要があると判断すると、前記第1のデバイスによって、設定された量の送信サイクル内で前記D2D同期信号のみを送信するステップと、前記設定された量の送信サイクル内で任意のD2D同期信号を受信することをスキップするステップと、
    を備える、方法。
  11. D2D通信における第2のデバイスによって、第1のデバイスにより送信される第1のD2D同期情報を受信するステップであって、前記第1のD2D同期情報が同期元識別子と転送ホップカウントとを備える、ステップと、
    前記第1のD2D同期情報内の前記同期元識別子に対応する同期元と同期するステップと、前記第1のD2D同期情報内の前記転送ホップカウントが設定閾値未満であると判断した場合に、第2のD2D同期情報を取得するために、前記第1のD2D同期情報内の前記転送ホップカウントを更新するステップと、
    前記第2のD2D同期情報を送信するステップと、
    を備える、デバイス間D2D通信におけるデバイス同期方法であって、
    前記第1のD2D同期情報が、前記第1のデバイスによって送信されたD2D同期信号で搬送されるか、
    または、
    前記第1のD2D同期情報が、第1部分D2D同期情報および第2部分D2D同期情報を備え、前記第1部分D2D同期情報が、前記第1のデバイスによって送信されたD2D同期信号で搬送され、前記第2部分D2D同期情報が、物理的D2D同期チャネル(PD2DSCH)を介して前記第1のデバイスによって送信される、
    方法であって、
    D2D同期信号を送信する必要があると前記第2のデバイスが判断すると、設定された量の送信サイクル内で前記D2D同期信号のみを送信するステップと、前記設定された量の送信サイクル内で任意のD2D同期信号を受信することをスキップするステップとを備える、
    方法。
  12. 第1のD2D同期情報を受信する前記ステップと、前記第1のD2D同期情報内の前記同期元識別子に対応する同期元と同期するステップとが、
    前記第1のD2D同期情報を受信するステップと、2つ以上の第1のD2D同期情報を受信したと判断した場合、前記受信した第1のD2D同期情報で搬送された転送ホップカウントを別々に取得するステップと、前記取得した転送ホップカウントの最小値を判断するステップと、前記最小値が前記設定閾値未満であると判断した場合、前記最小値に対応する第1のD2D同期情報内の同期元識別子に対応する同期元と同期するステップとを備える、
    請求項11に記載の方法。
  13. 前記最小値に対応する第1のD2D同期情報に従って同期を実行する前記ステップが、
    前記最小値が2つ以上の第1のD2D同期情報に対応している場合、前記最小値に対応する前記複数の第1のD2D同期情報の信号強度を判断するステップと、前記信号強度の最大値に対応する前記第1のD2D同期情報に従って同期を実行するステップと、
    を備える、請求項12に記載の方法。
  14. 請求項から10のいずれか一項に記載のステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  15. 請求項11から13のいずれか一項に記載のステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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