JP6352698B2 - 包装材料及び包装充填装置 - Google Patents

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Description

本発明は、流動食品等を包装する包装材料及び包装材料に流動食品等を充填する包装充填装置に関する。
発酵乳飲料、牛乳、ミネラルウォーター、茶、ジュース、スープ、アルコール類等の流動食品を収容する包装容器を製造する場合、ウェブ状(帯状)の包装積層材料が使用され、包装積層材料がヒートシール、超音波シール等によってシールされることにより、包装容器が形成される。例えば、包装充填装置において、包装積層材料をチューブ状に成形し、縦シール装置によって長手方向(縦方向)にシールした後、チューブ状の包装積層材料の中に液体食品を充填しながら、横シール装置によって横方向にシールして切断し、枕状の予備成形容器を形成し、予備成形容器を更に最終形状に成形して包装容器を完成させる。
チューブ状の包装積層材料を搬送する場合、断面がほぼ円形であるためチューブ状の包装積層材料が横方向にずれやすい。チューブ状の包装積層材料が横方向にずれると、縦方向に延びるシール部分が正しい位置からずれてしまう。シール部分が正しい位置からずれたまま所定の形状に成形して包装容器を完成させると、正しい折り目の位置とならず、包装容器の外観が悪くなってしまう(特許文献1参照)。
特開2003−321005号公報
しかしながら、従来は、チューブ状の包装積層材料の横方向のずれを迅速かつ正確に測定することが困難であった。
本発明の目的は、横方向のずれを迅速かつ正確に測定することが可能な包装材料及び包装充填装置を提供することにある。
本発明の一態様による包装材料は、長手方向に沿って所定間隔毎に制御マークが形成された帯状の包装材料であって、前記制御マークは、前記長手方向に交差する第1の方向に延在する複数のバーを有し、前記複数のバーのうち少なくともひとつのバーの太さが前記第1の方向に沿って徐々に変化していることを特徴とする。
本発明の一態様による包装充填装置は、制御マークが形成された帯状の包装材料に流動食品を充填する包装充填装置であって、前記制御マークの複数のバーのうち予め定められたバーの太さを検出するバー太さ検出部と、前記バー太さ検出部により検出された前記バーの太さに基いて、前記包装材料の搬送位置のずれ量を検出するずれ量検出部とを有することを特徴とする。
以上の通り、本発明によれば、制御マークの複数のバーのうち少なくともひとつのバーの太さが第1の方向に沿って徐々に変化しているようにしたので、包装材料の横方向のずれを迅速かつ正確に測定することができる。
本発明の一実施形態による包装充填装置の概要を示す斜視図である。 本発明の一実施形態による包装充填装置の要部を示す図である。 本発明の一実施形態による包装充填装置の検出部と包装積層材料の位置関係を示す斜視図である。 本発明の一実施形態による包装充填装置で用いる包装積層材料を示す図である。 本発明の一実施形態による包装充填装置で用いる包装積層材料の制御マークと、包装充填装置による包装積層材料の横ずれ検出方法を説明するための図である。 従来の包装積層材料の制御マークを示す図である。 本発明の一実施形態による包装充填装置で用いる包装積層材料の制御マークの他の具体例を示す図である。 本発明の一実施形態による包装積層材料を用いた場合の包装充填装置の検出部の検出信号を示すグラフである。 従来の包装積層材料を用いた場合の包装充填装置の検出部の検出信号を示すグラフである。 本発明の一実施形態による包装充填装置のセンタリング装置を示す図(その1)である。 本発明の一実施形態による包装充填装置のセンタリング装置を示す図(その2)である。 本発明の一実施形態による包装充填装置のセンタリング装置を示す図(その3)である。
[一実施形態]
本発明の一実施形態による包装充填装置について図面を用いて説明する。
(包装充填装置)
本実施形態による包装充填装置について図面を用いて説明する。
(包装充填装置の概要)
まず、図1を用いて包装充填装置の概要について説明する。
帯状の包装積層材料1は、リールの状態で包装充填装置に供給される。包装積層材料1は、紙基材、及び紙基材の両面にポリエチレン樹脂が積層された可撓性の積層体から成り、必要に応じて紙基材とフィルムとの間にアルミニウム箔、ガスバリヤ性樹脂等から成るバリヤ層が形成され、包装容器14の表面に相当する部分にあらかじめ文字や模様などが印刷されている。
繰り出された包装積層材料1は、搬送手段としての送り装置によって連続的に搬送され、ベンディングローラ、ダンパローラ等を経て、ストリップ付着装置3に送られ、ストリップ付着装置によって包装積層材料1の一方の縁部に沿ってストリップ2が付着される。
続いて、包装積層材料1は、必要に応じて、プルタブ付着装置によってプルタブが付着されている。包装積層材料1は、殺菌槽4に送られ、殺菌槽4において過酸化水素等の殺菌液によって殺菌される。
続いて、包装積層材料1は、アッパーチャンバ30に送られ、アッパーチャンバ30内のエアナイフ33によって乾燥させられた後、無菌室16の室内に送られる。
続いて、包装積層材料1は、フォーミングリング37等によって徐々に変形させられてチューブ状の形状に形成される。
続いて、包装積層材料1は、縦シール装置8の予熱手段からのホットエアーによって予熱されて、縦方向にシールされ、充填パイプ7を介して供給された流動性食品がチューブ状包装積層材料1内に充填される。
続いて、流動性食品が充填されたチューブ状包装積層材料1は、ローラによって案内され、横シール装置10に送られ、挟まれて横方向にシールされる。横シールされた包装積層材料は、ナイフなどで切断されて枕状の予備成形容器13が形成される。そして、予備成形容器13は、最終成形搬送装置15によって搬送されて最終の形状に成形され、流動性食品を収容する包装容器14が完成する。
(包装充填装置のチューブ状形成部)
次に、図2を用いて、包装積層材料がチューブ状の形状に成形される包装充填装置のチューブ状形成部について説明する。
包装積層材料1がアッパーチャンバ30に送られると、アッパーチャンバ30に供給された包装積層材料1は、搬送ローラ31、32によって挟まれた後、斜め上方に向けて搬送され、エアナイフ33に送られる。
続いて、包装積層材料1は、エアナイフ33内を斜め上方に向けて搬送され、その間にノズル(図示せず)から吐出される熱風によって、包装積層材料1に付着した殺菌剤等が除去される。
エアナイフ33から排出された包装積層材料1は、第1のガイドローラ34に送られ、この第1のガイドローラ34によって案内された後、下方に向けて搬送され、第2のガイドローラ35に送られる。
そして、包装積層材料1は、第2のガイドローラ35によって案内された後、斜め上方に向けて搬送され、第3のガイドローラ36に送られ、この第3のガイドローラ36によって案内された後、下方に向けて搬送される。
このように、アッパーチャンバ30内の第1〜第3のガイドローラ34〜36は、包装積層材料1の搬送方向におけるフォーミングリング37より上流側において、包装積層材料1を案内する。
そして、包装積層材料1は、フォーミングリング37等によって案内されながら徐々に湾曲させられ、チューブ状に成形される。チューブ状に整形されたチューブ状包装積層材料1は、縦シール装置8(図1参照)によって縦方向にシールされてチューブ状包装積層材料1となる。
第2のガイドローラ35はクリースローラとして構成され、包装積層材料1に折り目を形成する。そして、チューブ状包装積層材料1が下方に搬送される間に、充填パイプ7(図1参照)により、流動性食品が上方から供給され、チューブ状包装積層材料1内に充填される。
(包装充填装置のアッパーチャンバ)
チューブ状包装積層材料1を搬送する場合、断面がほぼ円形であるためチューブ状の包装積層材料1が横方向にずれやすい。チューブ状包装積層材料1が横方向にずれると、縦方向に延びるシール部が正しい位置からずれてしまう。シール部分が正しい位置からずれたまま所定の形状に成形して包装容器を完成させると、正しい折り目の位置とならず、包装容器の外観が悪くなってしまう。
そこで、本実施形態では、包装積層材料1の外側表面に形成されている制御マーク100の形状を工夫している。アッパーチャンバ30におけるチューブ状包装積層材料1の出口の近傍に検出部200を設け、制御マーク100を検出することによりチューブ状包装積層材料1の横方向のずれを検出する。
例えば、図3に示すように、搬送中のチューブ状包装積層材料1の制御マーク100が通過する位置に検出部200を設ける。
そして、検出部200の検出結果に基づいて、第1のガイドローラ34の一端を矢印B方向に移動させ、シール部が正しい位置に形成されるようにする。
この場合、矢印B方向は、包装積層材料1が搬送ローラ31、32と第1のガイドローラ34との間を搬送される方向、すなわち、第1のガイドローラ34に到達する際の包装積層材料1の搬送面と平行な方向に設定される。
したがって、第1のガイドローラ34に送られる包装積層材料1の搬送面と第1のガイドローラ34の一端が移動させられる方向とが一致するので、包装積層材料1の搬送状態が大きく変化するのを防止することができる。
なお、本実施形態では、シール部が正しい位置に形成されるようにするために、第1のガイドローラ34の一端を移動させるようにしているが、第2のガイドローラ35の一端を移動させたり、第1、第2のガイドローラ34、35の一端を移動させたりしてもよい。
また、第2のガイドローラ35の一端を移動させる場合、第2のガイドローラ35の一端を移動させる方向は、包装積層材料1が第1、第2のガイドローラ34、35間を搬送される方向、すなわち、第2のガイドローラ35に到達する際の包装積層材料1の搬送面と平行な方向に設定される。
(包装積層材料の制御マーク)
本実施形態では包装積層材料1の外側表面に形成されている制御マーク100の形状に特徴がある。この特徴について図面を用いて説明する。
図4に本実施形態の包装積層材料を示す。包装積層材料1は帯状であり、この帯状の包装積層材料1の外側表面の左端部分に所定間隔毎に制御マーク100が描かれている。帯状の包装積層材料1は矢印方向に搬送される。制御マーク100間の包装積層材料1からひとつの包装容器14を形成する。
制御マーク100の詳細を図5に示す。
制御マーク100は、タイミング信号であるタイミングパルスを生成するための第1制御マーク110と、包装容器14の種類や形状等を示すコードを生成するための第2制御マーク120とから構成されている。
第1制御マーク110は、帯状の包装積層材料1の搬送に応じたタイミングパルスを生成するためのものである。第1制御マーク110は、帯状の包装積層材料1の長手方向と直交する方向に延在する複数本、例えば、4本のバー111、112、113、114により構成されている。4本のバー111、112、113、114は同じ一定の太さを有している。4本のバー111、112、113、114間の間隔は、それぞれ、バー111、112、113、114の太さと同じである。
第2制御マーク120は、帯状の包装積層材料1の搬送に応じて、形成する包装容器14のコードを生成するためのものである。第2制御マーク120は、帯状の包装積層材料1の長手方向と交差する方向、例えば、直交する方向に延在する複数本、例えば、3本のバー121、122、123により構成されている。タイミングパルスを生成する第1制御マーク110に対する3本のバー121、122、123の形成位置により包装容器14のコードを示している。例えば、3本のバー121、122、123の太さと3本のバー121、122、123間の間隔により包装容器14のコードを示している。
第1制御マーク110の4本のバー111、112、113、114の右端は連結バー131により連結されている。第2制御マーク120の3本のバー121、122、123の左端は連結バー132により連結されている。第1制御マーク110の4本のバー111、112、113、114の左端と第2制御マーク120の3本のバー121、122、123の左端は連結バー133により連結されている。
本実施形態では、第2制御マーク120の3本のバー121、122、123のうちの下側で最も外側のバー121の太さが、バー121の延在方向に沿って、図5の左側から右側に向かって徐々に太くなっている。すなわち、バー121の上側の縁部121aは、第2制御マークの他のバー122、123の縁部と平行であるが、バー121の下側の縁部121bの右側が下方に傾くことにより、バー121が左側から右側に向かって徐々に太くなっている。
比較のため、図6に従来の制御マーク100の形状を示す。従来の制御マーク100の形状は、基本的には、図5に示す本実施形態の制御マーク100の形状と同じであるが、第2制御マーク120のうちの下側で最も外側のバー121の形状が本実施形態とは異なる。図6に示す従来の制御マーク100では第2制御マーク120のバー121は他のバー122、123と同様に太さが一定であるのに対し、図5に示す本実施形態の制御マーク100では第2制御マーク120のバー121の太さが、バー121の延在方向に沿って、図5の左側から右側に向かって徐々に太くなっている。
本実施形態による包装積層材料1の制御マーク100の形状は図5に示すものに限らず他の形状でもよい。
図5では第2制御マーク120の下方に最も外側のバー121の太さが左側から右側に向かって徐々に太くなっているが、図7(a)に示すように、バー121の太さが右側から左側に向かって徐々に太くなっていてもよい。すなわち、バー121の上側の縁部121aは、第2制御マークの他のバー122、123の縁部と平行であるが、バー121の下側の縁部121bの左側が下方に傾くことにより、バー121が右側から左側に向かって徐々に太くなっていてもよい。
また、図7(b)に示すように、包装容器14のコードを生成するための第2制御マーク120の3本のバー121、122、123のうちの上側で最も外側のバー123の太さが、図5の左側から右側に向かって徐々に太くなっていてもよい。すなわち、バー123の下側の縁部123bは、第2制御マークの他のバー121、122の縁部と平行であるが、バー123の上側の縁部123aの右側が上方に傾くことにより、バー123が左から右側に向かって徐々に太くなっていてもよい。更に、図示はしないが、図7(b)の場合と反対に、バー123の太さが右側から左側に向かって徐々に太くなっていてもよい。
このように、本実施形態では、第2制御マーク120のうち下側又は上側の最も外側に位置するバー121又は123の太さを変更するようにしている。更に、バー121又は123の内側の縁部は他のバーの縁部と平行とし、外側の縁部を傾かせることにより、バー121又は123の太さを変更するようにしている。ことにより、第2制御マーク120により示す、包装容器14の種類や形状等を示すコードへの影響を与えないようにしている。
(包装積層材料のずれ量検出)
本実施形態では包装積層材料1の外側表面に形成されている制御マーク100を用いて包装積層材料1の横方向のずれ量を検出する。この特徴について図面を用いて説明する。
包装充填装置の検出部200は、包装積層材料1の制御マーク100に合わせて設けられている。検出部200は、第1制御マーク110を検出する位置に設けられた第1検出部210と、第2制御マーク120を検出する位置に設けられた第2検出部220とを有している。
第1検出部210は第1発光部211と第1受光部212を有しており、第1発光部211から発光した光は包装積層材料1の第1制御マーク110で反射し、その反射光を第1受光部212で受光する。
第2検出部220は第2発光部221と第2受光部222を有しており、第2発光部221から発光した光は包装積層材料1の第2制御マーク120で反射し、その反射光を第2受光部222で受光する。
図8に検出部200からの信号を示す。図8(a)は第2制御マーク120を検出する第2検出部220の第2受光部222の受光信号を示すグラフであり、図8(b)は第1制御マーク110を検出する第1検出部210の第1受光部212の受光信号を示すグラフであり、図8(c)はデザイン信号である。
図5に示すように、包装積層材料1が図5の上方から下方に搬送されると、第1検出部210の第1受光部212は、図8(b)に示すように、第1制御マーク110の4本のバー111、112、113、114の通過に基づくパルスを出力する。このパルス信号が包装積層材料1の搬送に応じたタイミング信号となる。
また、第2検出部220の第2受光部222は、図8(a)に示すように、第2制御マーク120の3本のバー121、122、123の通過に基づくコード信号を出力する。図8(b)のタイミング信号であるパルス信号の立ち上がり及び/又は立ち下がり時における、コード信号の値、すなわち、ハイレベル(1)又はローレベル(0)の組合せが検出コードとなる。例えば、図8(a)のコード信号であれば「10011001」が検出コードとなる。
図8(c)のデザイン信号は、図8(a)のコード信号と図8(b)のタイミング信号に基づいて出力される。
本実施形態では、第2制御マーク120の下方で最も外側のバー121の太さが左側から右側に向かって徐々に太くなっている。このため、図8(a)に示す第2制御マーク120のバー121に応じたパルス信号に付加される幅Wが、第2検出部220に対する包装積層材料1の横方向のずれに応じて変化する。すなわち、第2検出部220に対して包装積層材料1が右方向にずれると幅Wが小さくなり、第2検出部220に対して包装積層材料1が左方向にずれると幅Wが大きくなる。したがって、幅Wの値から包装積層材料1のずれ量を検出することができる。
図5のバー太さ検出部230は、第1検出部210の検出信号と第2検出部220の検出信号とに基づいて第2制御マーク120のバー121の太さを検出する。バー太さ検出部230は、まず、第2検出部220の検出信号からバー121に応じたパルス信号に付加される幅Wを検出する。次に、その検出した幅Wを、第1検出部210の検出信号によるタイミング信号により校正して、バー121の太さを求める。
一方、包装積層材料1が予定された横ずれのない状態で搬送された場合に検出されるバー121の太さを予め求めておき、その太さを基準太さとして基準太さ部240に格納しておく。
ずれ量検出部250は、バー太さ検出部230から出力されたバー12の太さと、基準太さ部240に格納された基準太さとから、包装積層材料1の横ずれ量を検出する。
センタリング装置260は、ずれ量検出部250から出力された包装石像材料1の横ずれ量に基いて包装積層材料1のずれを修正するずれ修正装置の一例である。センタリング装置260の具体例については後述する。
比較のため、図6に示す従来の制御マーク100を検出した場合の検出部200からの信号を図9に示す。図9(a)は第2制御マーク120を検出する第2検出部220の第2受光部222の受光信号を示すグラフであり、図9(b)は第1制御マーク110を検出する第1検出部210の第1受光部212の受光信号を示すグラフであり、図9(c)はデザイン信号である。
図9の信号は、上述した図8の信号と基本的に同じであるが、第2制御マーク120のバー121の太さは一定であるので、包装積層材料1の横方向のずれがあっても、図9(a)に示す第2制御マーク120のバー121に応じたパルス信号の幅は同じとなる。
(センタリング装置)
本実施形態による包装充填装置のセンタリング装置の一具体例について図10乃至図12を用いて説明する。
本実施形態による包装充填装置のセンタリング装置260では、ガイドローラ支持機構により第1のガイドローラ34の一端を移動させる。
第1のガイドローラ34は、筒状部51、及び筒状部51の内周面における両端の近傍に取り付けられた一対のボス52を備える。また、第1のガイドローラ34を回転自在に支持するためにシャフト53が配設され、シャフト53の両端にベアリングB1が配設され、各ベアリングB1にボス52が外嵌(かん)される。
そして、ガイドローラ支持機構は、第1のガイドローラ34の一端を移動自在に支持する支持部56、第1のガイドローラ34の一端を移動させるための駆動部57、及び第1のガイドローラ34の他端を揺動自在に支持する支点部58を備える。ガイドローラ支持機構において、第1のガイドローラ34の一端を矢印B方向に移動させることができる。
なお、フォーミングリング37、第1のガイドローラ34、支持部56、駆動部57及び支点部58によってチューブ状包装積層材料1のセンタリング装置260が構成される。
支持部56は、アッパーチャンバ30に固定されたフランジ81、このフランジ81に対して上下方向に移動自在に配設されたセンタシャフト82、このセンタシャフト82に取り付けられ、かつ、フランジ81に対して摺(しゅう)動自在に配設され、アッパーチャンバ30内を気密に保つシールプレート83、センタシャフト82の一端に外嵌された筒状のジョイントカラー84、このジョイントカラー84を介してセンタシャフト82の一端に取り付けられたスライダ85、及びこのスライダ85の両縁に配設され、スライダ85を上下方向に案内するスライドガイド86を備える。
また、センタシャフト82の他端には径大部88が形成され、この径大部88内に凹部89が形成される。そして、この凹部89に玉軸受け91が配設され、この玉軸受け91によって、シャフト53の一端がセンタシャフト82に対してピボット支持される。なお、スライダ85が上下方向に移動するのに伴ってセンタシャフト82が上下方向に移動することができるように、フランジ81にはセンタシャフト82を貫通させる貫通孔81aが形成され、この貫通孔81aの内径がセンタシャフト82の中央部の外径より大きくされる。
また、駆動部57は、フランジ81の上端に取り付けられた第1プレート71、この第1プレート71の上方にスペーサ72を介して取り付けられた第2プレート73、この第2プレート73に取り付けられた駆動手段としてのモータ74、このモータ74を駆動することによって発生させられた回転を減速させる減速機75、及びこの減速機75によって減速させられた回転の回転運動を直線運動に変換する運動方向変換手段としてのボールねじ76を備える。
そして、減速機75は、モータ74の出力軸74aに取り付けられた小径の第1ギヤg1、及び第2プレート73に対して回転自在に配設されたシャフト77に取り付けられた大径の第2ギヤg2を備える。シャフト77は、第2プレート73にボルトb3によって取り付けられたベアリングケース78内のベアリングB2によって支持される。
また、ボールねじ76は、シャフト77の下半部に形成されたボールねじ軸部79、及びこのボールねじ軸部79と螺(ら)合させられ、かつ、スライダ85の上端に固定されたボールナット80から成る。
そして、支点部58は、アッパーチャンバ30に取り付けられたブラケット61、このブラケット61にボルトb1、b2によって取り付けられた支持ブロック62、及びこの支持ブロック62を貫通して配設され、第1のガイドローラ34の揺動中心になるピン63を備え、このピン63によって、シャフト53の他端に形成された突片54が回動自在に支持される。
[変形実施形態]
本発明は上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。
上記実施形態では、第2制御マークの複数のバーうちのひとつのバーの太さをバーの延在方向に沿って線形的に徐々に変化させたが、非線形的に徐々に変化させてもよい。
また、上記実施形態では、第2制御マークの複数のバーうち最も外側に位置するバーの太さを変化させたが、内側に位置するバーの太さを変化させてもよい。
また、上記実施形態では、第2制御マークの複数のバーうちのひとつのバーの太さを変化させたが、複数のバーの太さを変化させてもよいし、すべてのバーの太さを変化させてもよい。
また、包装積層材料のずれを修正するずれ修正装置としては、上記実施形態によるセンタリング装置に限らず、他の構成のセンタリング装置でもよい。また、包装積層材料のずれを修正する他の態様のずれ修正装置でもよい。
1…包装積層材料
2…ストリップ
3…ストリップ付着装置
4…殺菌槽
8…縦シール装置
7…充填パイプ
10…横シール装置
13…予備成形容器
14…包装容器
15…最終成形搬送装置
30…アッパーチャンバ
31、32…搬送ローラ
33…エアナイフ
34…第1のガイドローラ
35…第2のガイドローラ
36…第3のガイドローラ
37…フォーミングリング
51…筒状部
52…ボス
53…シャフト
54…突片
56…支持部
57…駆動部
58…支点部
61…ブラケット
62…支持ブロック
63…ピン
71…第1プレート
72…スペーサ
73…第2プレート
74…モータ
74a…出力軸
75…減速機
76…ボールねじ
77…シャフト
78…ベアリングケース
79…ボールねじ軸部
80…ボールナット
81…フランジ
81a…貫通孔
82…センタシャフト
83…シールプレート
84…ジョイントカラー
85…スライダ
86…スライドガイド
88…径大部
89…凹部
91…玉軸受け
100…制御マーク
110…第1制御マーク
120…第2制御マーク
111、112、113、114…バー
121、122、123…バー
121a、121b…縁部
123a、123b…縁部
200…検出部
210…第1検出部
211…第1発光部
212…第1受光部
220…第2検出部
221…第2発光部
222…第2受光部
230…バー太さ検出部
240…基準太さ部
250…ずれ量検出部
260…センタリング装置
b1、b2、b3…ボルト
B1、B2…ベアリング
g1、g2…第1ギヤ

Claims (4)

  1. 長手方向に沿って所定間隔毎に制御マークが形成された帯状の包装材料であって、
    前記制御マークは、第1制御マークと第2制御マークを含み、前記第1制御マークと前記第2制御マークが連結バーにより連結され、
    前記第1制御マークは、タイミングパルスを生成するための複数のタイミング用バーを有し、前記複数のタイミング用バーは前記長手方向に交差する第1の方向に延在し、
    前記第2制御マークは、包装容器の種類や形状等を示すための第1バー、第2バー、第3バーを有し、前記第1〜第3バーは前記第1の方向に延在し、前記第1〜第3バーのうち、少なくともひとつのバーの太さが前記第1の方向に沿って徐々に変化する、包装材料。
  2. 請求項1記載の包装材料において、
    前記ひとつのバーは前記複数のバーの最も外側に位置している
    ことを特徴とする包装材料。
  3. 請求項1又は2記載の包装材料において、
    前記ひとつのバーの長手方向で対向する縁部のうち一方の縁部は前記第1の方向と平行である
    ことを特徴とする包装材料。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の包装材料において、
    前記タイミング用バーの対向する縁部は前記第1の方向と平行である
    ことを特徴とする包装材料。
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