JP6351457B2 - 3gpp無線lanインターワーキングのシグナリングのための方法及びユーザ装置 - Google Patents

3gpp無線lanインターワーキングのシグナリングのための方法及びユーザ装置 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信ネットワークに関し、特に、第3世代の移動体通信システムの標準化プロジェクト−無線ローカルエリアネットワーク(WLAN−3GPP)インターワーキングのシグナリングを用いる方法と装置に関するものである。
移動通信装置上で、大量のデータを通信する需要の急増に伴い、従来の移動音声通信ネットワークは、インターネットプロトコル(IP)データパケットと通信するネットワークに発展している。このようなIPデータパケット通信は、移動通信装置のユーザーにボイスオーバーIP、マルチメディア、マルチキャスト、およびオンデマンド通信サービスを提供することができる。
エボルブドユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)は常用のネットワーク構造である。E−UTRANシステムは、高いデータスループットを提供し、上述のボイスオーバーIPおよびマルチメディアサービスを実現する。E−UTRANシステムの標準化作業は、3GPP規格組織により実行される。よって、3GPP規格を進化させて完成させるために、最新の3GPP規格に対する修正が、提示され、考慮されている。
3GPP TR 37.384 v0.4.0
3GPP無線LANインターワーキングのシグナリングを用いる方法と装置を提供する。
WLAN−3GPPインターワーキングのシグナリングを用いる方法と装置が、特許請求の範囲、明細書及び図面により示される。本願では、1つ以上の実施形態が開示される。第1の態様に基づく方法は、個別信号によってインターワーキングパラメータの第1の設定を受信し、第1の設定は、UEがアイドルモードに入ったとき、解放されないステップを含む。この方法は、UEがアイドルモードにあるとき、ブロードキャスト信号によってインターワーキングパラメータの第2の設定を受信し、第2の設定で第1の設定をオーバーライドするステップも含む。
本発明の一実施形態によるマルチアクセス無線通信システムを示している。 例示的な実施形態に基づく、送信機システム(アクセスネットワークとしても知られている)および受信機システム(ユーザー端末またはUEとしても知られている)のブロック図である。 1つの例示的な実施形態に基づく、通信システムの機能ブロック図を示している。 1つの例示的な実施形態に基づく、図3のプログラムコードの機能的なブロック図である。 1つの例示的な実施形態に基づく、3GPP TR 37.384 v0.4.0の「解決策1: トラフィックステアリング」という題の図6.1.1.1−1の複製図である。 1つの例示的な実施形態に基づく、3GPP TR 37.384 v0.4.0の「解決策2: トラフィックステアリング」という題の図6.1.2.1−1の複製図である。 1つの例示的な実施形態に基づく、3GPP TR 37.384 v0.4.0の「解決策3: RRC CONNECTED/CELL_DCH状態でのUEのトラフィックステアリング」という題の図6.1.3.1−1の複製図である。 1つの例示的な実施形態に基づく、フローチャートである。 1つの例示的な実施形態に基づく、フローチャートである。 1つの例示的な実施形態に基づく、フローチャートである。 1つの例示的な実施形態に基づく、フローチャートである。 1つの例示的な実施形態に基づく、フローチャートである。 1つの例示的な実施形態に基づく、フローチャートである。
以下に記述される例示的な無線通信システムおよび装置は、無線通信システムを用いて、放送サービス(broadcast service)をサポートしている。無線通信システムは幅広く展開されて、音声、データ等の各種のタイプの通信を提供する。これらのシステムは、符号分割多元接続(code division multiple access; CDMA)、時分割多元接続(division multiple access; TDMA)、直交周波数分割多元接続(orthogonal frequency division multiple access; OFDMA)、3GPP LTE(Long Term Evolution)無線アクセス、3GPP LTE−A (Long Term Evolution Advanced)、3GPP2 UMB (Ultra Mobile Broadband)、WiMax、または別の変調技術に基づく。
特に、以下に記述される例示的な無線通信システムの装置は、一つ以上の規格、例えば、文献番号RP−122038、“New Study Item Proposal on WLAN/3GPP Radio Interworking”、Intel Corporationを含む3GPPと呼ばれる“第3世代移動体通信システムの標準化プロジェクト(3rd Generation Partnership Project)”、TR 37.384 V0.4.0、 “Study on WLAN/3GPP Radio Interworking (Release 12)”、R2−132797、“Dedicated Signaling to carry WLAN interworking Policy’s assistance Information”、 Broadcom Corporation、およびTS 36.331 V11.4.0、 “E−UTRA RRC protocol specification (Release 11)”により制定される規格をサポートするように設計されている。また、以下に記述される例示的な無線通信システムの装置は、IEEE 802.11 規格、 “IEEe Standard for Information technology − Telecommunications and information exchange between systems Local and metropolitan area networks − Specific requirements Part 11: Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) Specifications”により制定される規格をサポートするように設計されている。上述の規格と文献は明細書に組み込まれる。
図1は、本発明の一実施形態によるマルチアクセス無線通信システムを示している。アクセスネットワーク100(AN)は、複数のアンテナ群を含み、1つは104と106の群、もう1つは108と110の群、またもう1つは112と114の群を含む。図1では、各アンテナ群は、2つのアンテナだけが示されているが、2つ以上のアンテナが各アンテナ群に用いられてもよい。アクセス端子116(access terminal; AT)は、アンテナ112と114と通信し、アンテナ112と114は、順方向リンク(forward link)120によって、情報をアクセス端子116に送信し、逆方向リンク(reverse link)118によって、アクセス端子116から情報を受信する。アクセス端子(AT)122はアンテナ106と108と通信し、アンテナ106と108は、順方向リンク126によって、情報をアクセス端子(AT)122に送信し、逆方向リンク124によって、アクセス端子(AT)122から情報を受信する。周波数分割複信(Frequency division duplexing; FDD)システムでは、通信リンク118、120、124および126は異なる周波数を用いて通信する。例えば、順方向リンク120は、逆方向リンク118で用いられる周波数と異なる周波数を用いてもよい。
各アンテナ群および/または通信のために設計される領域は、通常、アクセスネットワークのセクター(sector)と称される。実施形態では、各アンテナ群は、アクセスネットワーク100でカバーされた領域のセクターのアクセス端子と通信するように設計されている。
順方向リンク120と126による通信では、アクセスネットワーク100の送信アンテナは、異なるアクセス端子116と122の順方向リンクの信号対雑音比(signal−to−noise ratio)を改善するためにビーム形成(beamforming)を用いることができる。また、ビーム形成を用いて、その受信範囲にランダムに散乱したアクセス端子に送信するアクセスネットワークは、単一のアンテナによって、全てのそのアクセス端子に送信するアクセスネットワークよりも、隣接セルのアクセス端子への干渉が少ない。
アクセスネットワーク(AN)は、端子と通信するのに用いられる固定局(fixed station)または基地局(base station)であり、アクセスポイント(access point)、Node B、基地局、拡張基地局、eNB、または他の用語で呼ばれてもよい。アクセス端子(AT)は、ユーザー端末(UE)、無線通信装置、端子、アクセス端子、または他の用語で呼ばれてもよい。
図2は、MIMOシステム200の送信機システム210(アクセスネットワークとしても知られている)および受信機システム250(アクセス端子(AT)またはユーザー端末(UE)としても知られている)の実施形態の簡略ブロック図である。送信機システム210では、データストリームのトラフィックデータがデータソース212から送信(TX)データプロセッサ214に提供される。
1つの実施形態では、各データストリームは、各々の送信アンテナを介して送信される。TXデータプロセッサ214は、そのデータストリーム用に選択された特定の符号化方式に基づき、各データストリームのトラフィックデータをフォーマット(format)、符号化(code)およびインターリーブ(interleave)し、符号化データを提供する。
各データストリームの符号化データは、OFDM 技術を用いて、パイロットデータ(pilot data)と多重化される。パイロットデータは、一般に、既知の方法で処理された既知のデータパターンであり、受信機システムで用いられて、チャネル応答を推定する。次いで、各データストリームの多重化パイロットと符号化データは、そのデータストリーム用に選択された特定の変調方式(BPSK、QPSK、M−PSKまたはM−QAM)に基づき、変調され(即ち、シンボルマッピングされた)、変調シンボルを提供する。各データストリームのデータレート(data rate)、符号化、および変調は、プロセッサ230により実行される指示によって決められる。
次いで、全てのデータストリームの変調シンボルは、TX MIMOプロセッサ220に提供され、更に変調シンボルを続けて処理する(例えば、OFDMを用いて)。次いで、TX MIMOプロセッサ220は、N変調シンボルストリームをN送信機(TMTR)222a〜222tに提供する。ある実施形態では、TX MIMOプロセッサ220は、ビームフォーミングの重みをデータストリームのシンボルおよびシンボルが送信されているアンテナに提供する。
各送信機222は、各々のシンボルストリームを受信して処理し、一つ以上のアナログ信号を提供し、アナログ信号をさらに調節(例えば、増幅(amplifies)、フィルタリング(filter)、およびアップコンバート(upconvert))して、MIMOチャネルを介して送信されるのに好適な変調信号を提供する。次いで、送信機222a〜222tからのN変調信号は、それぞれNアンテナ224a〜224tから送信される。
受信機システム250では、送信された変調信号はNアンテナ252a〜252rによって受信され、各アンテナ252から受信された信号は各々の受信機(RCVR)254a〜254rに提供される。各受信機254は、各々の受信信号を調節(例えば、フィルタリング、増幅、およびダウンコンバート)し、調節した信号をデジタル化して、サンプルを提供し、サンプルを更に処理して、対応する“受信”シンボルストリームを提供する。
次いで、RXデータプロセッサ260は、特定の受信処理技術に基づき、N受信機254からN受信シンボルストリームを受信して処理し、N“検出”シンボルストリームを提供する。次いで、RXデータプロセッサ260は、各検出シンボルストリームを復調(demodulate)、デインターリーブ(deinterleave)および復号(decode)して、データストリームのトラフィックデータを復元する。RXデータプロセッサ260による処理は、送信機システム210でのTX MIMOプロセッサ220およびTXデータプロセッサ214によって実行される処理と相補される。
プロセッサ270は、どのプリコーディングマトリクス(pre−coding matrix)を用いるかを周期的に決める(後述される)。プロセッサ270は、マトリクスインデックス(matrix index)部分およびランク値(rank value)部分を含む逆方向リンクメッセージを公式化する。
逆方向リンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信データストリームに関する各種の情報を含む。次いで、逆方向リンクメッセージは、TXデータプロセッサ238によって処理され、データソース236からの複数のデータストリーム用のトラフィックデータも受信し、変調器280によって変調され、送信機254a〜254rによって調節され、送信機システム210に送信される。
送信機システム210では、受信機システム250からの変調信号がアンテナ224によって受信され、受信機222によって調節され、復調器240により復調され、RXデータプロセッサ242によって処理されて、受信機システム250によって送信された逆方向リンクメッセージを抽出する。次いで、プロセッサ230は、どのプレコーディングマトリクスを用いて、ビームフォーミングの重みを決めて、抽出されたメッセージを処理するか決める。
図3は、本発明の1つの実施形態に基づく、通信装置の代替の簡略化された機能ブロック図を示している。図3に示されるように、無線通信システムの通信装置300は、図1のUE(またはAT)116と122の実現に用いられ、無線通信システムは、LTEシステムであることが望ましい。通信装置300は、入力装置302、出力装置304、制御回路306、中央処理装置(CPU)308、メモリ310、プログラムコード312、およびトランシーバー314を含む。制御回路306は、CPU308により、メモリ310のプログラムコード312を実行し、これにより、通信装置300の動作を制御する。通信装置300は、例えば、キーボードまたはキーパッドなどの入力装置302を通じて、ユーザーにより入力された信号を受信し、例えば、モニタまたはスピーカーなどの出力装置304によって、イメージと音声を出力することができる。トランシーバー314は、無線信号を送受信し、受信した信号を制御回路306に送信し、制御回路306によって生成された信号を無線で出力するのに用いられる。
図4は、本発明の1つの実施形態に基づく図3に示されたプログラムコード312の簡略化されたブロック図である。この実施形態では、プログラムコード312は、アプリケーション層(application layer)400、層3部分402、層2部分404を含み、層1部分406に結合される。層3部分402は、一般に、無線リソース制御を実行する。層2部分404は、一般に、リンク制御を実行する。層1部分406は、一般に、物理的接続を実行する。
研究項目「WLAN/3GPPインターワーキング」は、リリース12で研究されることが同意されている。研究項目の説明は、通常、以下のように3GPP RP−122038で規定されている。研究中、以下の点に留意するものとする。
1.オペレーターにより配備されたWLANネットワークが、しばしば十分に活用されていない
2.UEが過負荷のWLANネットワークに接続するとき、ユーザーが感じる品質は最適ではない
3.不必要なWLANのスキャンは、バッテリ資源を消耗してしまうおそれがある。
また、研究項目の目的のいくつかは、以下のように3GPP RP−122038でも規定される:

第1段階では:
● 既存の標準化されたメカニズムを考慮すると同時にRANレベルインターワーキングの要件を特定し、研究中に考えられるシナリオを明確にする

第2段階では:
● 既存の標準化されたメカニズムを用いて解決されることができない第1段階で、特定された要件に取り組む解決策の特定は、以下を含む
○ 向上されたオペレーターがWLANインターワーキングを制御するのを可能にし、WLANがオペレーターのセルラ方式の無線リソース管理に含まれるのを可能にする解決策
○ セルラおよびWLANの両方のアクセスに用いる、各UEの無線リンク品質、バックホール品質、負荷などの情報を考慮したネットワークのモビリティおよび選択へのアクセスの強化
● 利点、およびコアネットワークベースのWLANインターワーキングメカニズム(例えばANDSF)を含む、既存の機能を通して特定されたメカニズムの影響を評価する
一般的に、3GPP TR 37.384 V0.4.0は、研究の進展を捕えている。3GPP TR 37.384 V0.4.0は、一般的に以下のように仮定、要件、シナリオ、および研究の使用例を示している:
5.1 仮定
1.屋内および屋外の配置(deployment)シナリオを区別する必要がない
2.この研究の結果として開発された解決は、3GPPとWLAN RANノード間の標準化されたインターフェースに依頼すべきではない
3.WLANにアクセスするとき、3GPP RATのカバレッジにあるUEは、なお3GPPネットワークに登録されて、IDLEモードまたはCONNECTEDモードにある
4.住居向けWLAN APの配置は、この研究の一部として考慮されるべきではない
5.2 要件
この研究において考慮される候補解は、以下の要件を満たさなければならない。
1.解決策は、WLANと3GPP無線アクセスネットワーク間の向上された双方向負荷平衡化を提供しなければならない
2.解決策は、性能を改善しなければならない(WLANインターワーキングは、低下させるべきではなく、ユーザー体感品質を良くすることが好ましい)
3.解決策は、WLANが使用可能で、且つ混雑していないとき、WLANの使用を改善しなければならない
4.解決策は、バッテリの消耗を減少または維持しなければならない(例えば、WLANスキャン/ディスカバリーにより)
5.解決策は、全ての既存のCN WLAN関連の機能、例えば、シームレスと非シームレスオフロード、信頼と非信頼アクセス、MAPCONとIFOMなどと互換性がなければならない
6、解決策は、既存の3GPPとWLAN仕様と後方互換性、即ち、レガシーUEがこれらの解決策により 提供された改善から利益を得られなくても、レガシーUEを使用しなければならない
7.解決策は、既存のWLAN機能に依頼しなければならず、IEEEとWFA仕様の変更を避けなければならない
8.各ターゲットのWLANシステムの区別(例えばSSIDに基づく)は可能でなければならない
9.トラフィックステアリング用の各UEの制御は、可能でなければならない
10.解決策は、アクセス選択の決定がUTRAN/EUTRANとWLAN間のping−pongingに導くべきではないことを確保しなければならない
5.3 シナリオ
この研究において考慮されるシナリオは、オペレーターとそのパートナーによって配置されて 、制御されたWLANノードに焦点が当てられる。いくつかのWLANアクセスポイントが、単一のUTRAN/EUTRANセルのカバレッジ内にあることができる。eNB/RNCは、位置または他のWLAN APパラメータ(例えばBSSID、チャネルなど)を知っている可能性があるが、しかしながらこのような情報が利用可能でないシナリオも同様にサポートされなければならない。標準化されたインターフェースによって、H(E)NB/eNB/RNCとAP間を交換するRANレベル情報がない。後のステージで、WLAN APと3GPP RAN間の非標準化されたインターフェースが利用可能な場合、利益があるか、またはどんな利益があるかが、分析されることができる。
注意: いくつかの情報の交換はOAMによって可能であり得る。
5.4 使用例
以下の使用例は、この研究に考慮されるべきである。
A.UEはUTRAN/E−UTRANのカバレッジ内にあり、3GPPを用い、且つWLAN APのカバレッジに入る
B.UEはUTRAN/E−UTRANとWLANのカバレッジ内にあり、WLANを用い、且つWLAN APのカバレッジを出る
C.UEは両カバレッジ領域内にあり、UEは、WLANを用い、全てまたはサブセットのUEのトラフィックは、代わりにUTRAN/E−UTRANを介して送信されなければならない
D.UEは両カバレッジ領域内にあり、UEは、UTRAN/E−UTRANを用い、全てまたはサブセットのUEのトラフィックは、代わりにWLANを介して送信されなければならない
E.UEは、両アクセスを用い、1つだけ(WLAN股はUTRAN/EUTRAN)に接続されなければならないか、またはいくつかのトラフィックが他のアクセスに移動されなければならない
解候補の最新の更新は、以下のように3GPP TR 37.384 v0.4.0に提供される:

6.1.1 解決策1
この解決策では、RANは、ブロードキャスト信号(選択的な専用の信号)によってRAN補助情報をUEに提供する。UEは、WLANより提供されたRAN補助情報、UE測定と情報、およびANDSFを介して、または既存のOMA−DMメカニズムを介して得られた、またはUEで予め設定されたポリシーを用いて、トラフィックをWLANに、またはRANに導く。
この解決策は、E−UTRANのRRC IDLEとRRC CONNECTED状態、UTRANのUE IDLEモード、およびUTRANのCELL_DCH、CELL_FACH、CELL_PCHと、URA_PCH状態でUEに適用される。
6.1.1.1 説明
[図5(3GPP TR 37.384 v0.4.0の「解決策1: トラフィックステアリング」という題の図6.1.1.1−1の複製図である)]は、解決策1の候補コールフローを示している:

RAN補助情報
次の表は、RANによって提供されることができる候補補助パラメータを示している。
表6.1.1.1−1: RANによって提供される候補補助パラメータ
Figure 0006351457
ポリシー情報
UEに提供されるポリシーは、RAN補助情報を有することによって強化される:
ポリシーは、同時に複数の候補情報を含むことができる。このポリシーの例は、次のようにあることができる:

−3GPP → WLAN: RANのRSRPがしきい値sより小さく、RAN直接負荷がしきい値xより大きく、且つWLAN RSSIがしきい値rより大きく、WLAN BSS負荷がしきい値yより小さい場合、フローをWLANに移動する。
−WLAN → 3GPP: RANのRSRPがしきい値s’より大きく、RAN直接負荷がしきい値x’より小さく、且つWLAN RSSIがしきい値r’より小さく、WLAN BSS負荷がしきい値y’より大きい場合、フローをUMTS/LTEに移動する。
これは、例えば新しいポリシー構造(ISRPに類似する)で実現することができる。しきい値(例えば、RAN RSRP/RSCPしきい値)は、RANによって提供され、ANDSFポリシーで用いられる。でなければ、しきい値は、ANDSFそのものによって提供されることもできる。
UE特有のポリシーは、UEサブスクリプションに基づいて配置されるか、または予め提供されることができる。トラフィックステアリング用の選択的な各UEの制御は、接続モード中に専用の信号を用いて実現されることができる。
例えば、RANは、上述のパラメータの異なる値を接続モードでの異なるUEに送信することができる。ターゲットのWLANシステム(例えば、SSID、レルム)特有のポリシーは、設定されるか、または予め提供されることができる。
ポリシーおよびネットワーク関連情報は、いくつかのフローをWLANおよび3GPPに送信するのに用いられることもできる。
例えば、ヒステリシス、ランダム化、WLAN対3GPPネットワーク選択よりも3GPP対WLAN用の異なるしきい値、またはUEベースの決定に用いられ得る各ユーザーサブスクリプションレベルでのしきい値の、同時に大規模なアクセスネットワーク選択/トラフィックステアリングとピンポンのイベントを避ける可能なメカニズムがある。
...

6.1.2 解決策2
この解決策では、オフローディングルールは、RAN仕様で規定されている。RANは、このルールで用いられるしきい値を提供する(個別信号および/またはブロードキャスト信号によって)。個別信号(dedicated signal)は専用信号等と言及されてもよい。この解決策は、E−UTRANのRRC IDLEとRRC CONNECTED状態、UTRANのUE IDLEモード、およびUTRANのCELL_FACH、CELL_PCHとURA_PCH、とCELL_DCH状態でUEに適用される。

6.1.2.1 説明
この解決策は以下のステップを含み、
[図6(3GPP TR 37.384 v0.4.0の「解決策2: トラフィックステアリング」という題の図6.1.2.1−1の複製図である)]に述べられている。

上述のシグナリング手順では(図6に示される)、各ステップは、以下に詳述されている。

ステップ1:
RANは、個別信号および/またはブロードキャスト信号によってパラメータを提供する。
ステップ2:
UEは、RANルールに従って、3GPP RAN仕様に定義され、WLANと3GPP間の双方向オフロードを実行する。ユーザープリファレンス(preference)は、優先しなければならない。

ルール例:
Figure 0006351457
また、UEがANDSFルールで設定されている場合、ANDSFルールが破られてはならない。詳細はFFSである。
ANDSFが存在しない場合、各ベアラステアリングが行われても行われなくても、且つどのように行われてもFFSである。
...

6.1.3 解決策3
この解決策では、RRC CONNECTED/CELL_DCH状態のUEのトラフィックステアリングは、専用のトラフィックステアリングコマンドを用いたネットワークによって制御され、WLAN測定にも基づく(UEによって報告された)。
IDLEモードとCELL_FACH、CELL_PCHとURA_PCH状態のUEでは、解決策は解決策1または解決策2に類似する。また、これらのRRC状態でのUEは、RANに接続するように設定され、専用のトラフィックステアリングコマンドを待つ。
ユーザープリファレンスは、RANベースまたはANDSFベースのルールに常に優先する(例えば、非オペレーターのWLANが優先されているとき、またはWLANがオフにされているとき)。

この解決策では:
− ANDSFが存在しない場合、示されるように、UEはステアリングコマンドに示されたトラフィックをWLANまたは3GPPに移動する。
− 複数のアクセスネットワークがANDSFポリシーに応じて可能なとき、トラフィックステアリングコマンドは、アクセスネットワークの優先順位をオーバーライドすることができる。オーバーライドは上書き等と言及されてもよい。例えば、特定のIPフローに対してANDSFが3GPPアクセスとWLANの優先順序を示す場合、3GPPアクセスからWLANにトラフィックを向けるコマンドを受けると、UEは対応するフローをWLANに移動させる。
− 専用のトラフィックステアリングコマンドは、他の場合において、ANDSFをオーバーライドすることができない。即ち、UEは、可能性としてANSDFによって示されないアクセスネットワークにトラフィックを移動しない(即ち、示されないまたは禁止として示されない)。
注意: 上述のルールは、H−ANDSFまたはV−ANDSFポリシーが有効であるかどうかにかかわらず、用いられる。残りのFFSであるいくつかの領域は、例えば、ローミング要求、ピンポン、UEサブスクリプション、WLAN測定精度を処理する領域である。

6.1.3.1 説明
一例に、RRC CONNECTED/CELL_DCH状態のUEのトラフィックステアリングは、[図7(3GPP TR 37.384 v0.4.0の「RRC CONNECTED/CELL_DCH状態のUEのトラフィックステアリング」という題の図6.1.3.1−1の複製図である)]に示される次のステップを含む。

1. 測定制御: eNB/RNCは、測定されるターゲットWLANの識別を含むUE測定手順を設定する
2. 測定報告: UEは、トリガーされて測定制御によってセットされたルールで測定報告を送信する
3. トラフィックステアリング:eNB/RNCは、UEにステアリングコマンドメッセージを送信し、報告された測定に基づきトラフィックステアリングを行い、RANにローディングする

注意: 上述の手順は、ユーザープリファレンスおよび/またはWLAN無線状態を考慮に入れない。例えば、ユーザープリファレンスおよび/またはWLAN無線状態に基づき、UEは、設定された測定イベントを行うことができない可能性がある。また、前記手順は、UEが非オペレーターのWLANをオペレーターのWLANよりも優先させることができるようにする必要がある。例えば、UEは、測定プロセス中のいつでもオペレーターのWLANと接続を切り、高優先順位の非オペレーターのWLANと接続することができる。これがどのように管理されるかの詳細がFFSである。

注意: 上述の手順、および以下の説明は、UMTS CELL_FACHにも適用することができる。前記手順は、UMTS/LTEのアイドルモードとUMTS CELL/URA_PCH状態にも応用されることができる。例えば、UEは、RRC ULメッセージ、例えばRRC接続要求(UMTS/LTEのアイドル状態から)またはCELL UPDATE (UMTS CELL/URA_PCH状態で)でいくつかの指示(例えば、利用可能なWLAN測定で)を報告するように設定されることができる。

注意: 上述のいくつかのステップ、例えばステップ1&2は、RAN/UE設定に基づき、選択することができる。

ステップ1: 測定制御
測定制御では、以下の例がUEがオペレーターのWLANを測定するように設定されることができる情報のタイプである:
1. 表6.1.3.1−1に定義された報告をトリガーする測定イベント
2. 表6.1.3.1−2に定義されたターゲット識別子
3. 表6.1.3.1−3に定義された測定報告

TS 36.331とTS 25.331で定義された測定イベントに基づいて、表6.1.3.1−1は、WLAN用の候補測定イベントを示している。

表6.1.3.1−1: WLANを報告する候補測定イベント
Figure 0006351457
注意: しきい値は、表6.1.3.1−3に定義された測定値に基づいて報告する。

ターゲット識別子は、UEにどのWLANがターゲットWLAN IDとサーチ用の動作チャネルを含む測定制御手順を考慮するべきかを示すように用いられる。表6.1.3.1−2は、WLAN用の候補ターゲット識別子を示している。

注意: WLANからのステアリングトラフィック、即ち、W2/W4では、しきい値以下のサービングWLANであれば十分である可能性があることが報告されている。即ち、WLANのターゲット識別子は、必要でない。

表6.1.3.1−2: WLANの候補ターゲット識別子
Figure 0006351457
注意: 上述の情報が(E)NB/RNCで使用不可な場合,RANが一般のWLAN測定を設定することが可能である。
ステップ2: 測定報告
表6.1.3.1−3は、WLANに報告する候補測定を示している。

表6.1.3.1−3: WLANに報告する候補測定
Figure 0006351457
ステップ3: トラフィックステアリング
表6.1.3.1−4は、WLANに導く、またはWLANから導くトラフィックを識別する候補例を示している。

表6.1.3.1−4:
WLANに導く、またはWLANから導くトラフィックを識別する候補
Figure 0006351457
3GPP TR 37.384 V0.4.0に応じて、補助情報またはパラメータは、全ての解決策でUEに提供される必要がある。解決策3では、補助情報またはパラメータは、アイドルモードのUEに用いられることができる。補助情報またはパラメータは、ブロードキャスト信号または個別信号によって提供されることができる。
3GPP R2−132797は、以下の問題に取り組む: ブロードキャスト信号によって提供された値が個別信号によって提供された値と異なる場合、どの値が用いられるべきか?一般的に、3GPP R2−132797は、SIB(システム情報ブロードキャスト)で提供された補助情報と個別信号で提供された補助情報が異なるときに提示され、UEは、個別信号で提供された補助情報を用いなければならない。更に具体的に言えば、3GPP R2−132797は:
UEがシステム情報(一般値)から異なるRAN補助情報を受け、専用のRAN補助情報が有効になった場合、システム情報に提供された値を無視しなければならないことを示している。
...
提案2:
補助情報がSIBと個別信号間で異なるとき、UEは個別信号で提供された補助情報を用いなければならない。
3GPP R2−132797にそんなに多くの説明はないが、個別信号を用いる目的が各UEの制御を実現することを考慮すると、UEに特定の個別信号で提供された値は、より好適な選択となる。
また、同様の問題が他のパラメータに対して生じている。3GPP TS 36.331 V11.4.0に論じられるように、個別信号によって提供された値は、無線リンク障害(RLF)関連のタイマーと定数(例えばT310、T311、N310、および/またはN311)の設定のブロードキャスト信号によって提供された値に優先する。更に具体的に言えば、3GPP TS 36.331 V11.4.0は:

5.2.2.9 SystemInformationBlockType2の受信の動作
SystemInformationBlockType2を受けた後、UEは:
[...]
1> RRC_CONNECTEDで、UEがrlf−TimersAndConstants内で受信されたRLFのタイマーと定数の値で配置された場合:
2> タイマーT300の値を除き、ue−TimersAndConstantsで、タイマーと定数のその値を更新しない;
上述の2つの観点に基づき、ブロードキャスト信号の値より高優先順位の個別信号の値を与えることが論理的と思われる。しかしながら、個々のパラメータを考慮に入れた場合、設定の優先順位はより多くの考慮を必要とする可能性がある。
現在、補助パラメータの候補は: 負荷情報、リソース割り当て、WLANしきい値、および/またはRAN(無線アクセスネットワーク)しきい値を含むことができる。パラメータ間で、WLANしきい値とRANしきい値は、セル内のUEがWLANと3GPP RAN間で如何に容易に移動することができるかを制御するのに用いられると思われ、且つしきい値の設定は、現在のセル負荷(または可能ならばWLAN負荷)によって決まることができる。ネットワークが特定のUEを他(例えばUEのトラフィック要求を考慮して)よりもより容易に(またはより容易でなく)移動させたい場合、ネットワークは個別信号によってUEに特定のしきい値を与えることができる。
UEがWLANで動作しているとき、いくつかのパラメータが用いられなければならないため、UEがRRC_Idle状態に入ったとき、個別信号によって提供された値は、なお用いられなければならない(且つ解放されない)ものと考えられる。しかしながら、個別信号が常に優先する場合、その値はUEが再度RRC_Connected状態に入るまで、アップデートされることができない。このため、ネットワークがアイドルモードのUEのパラメータを再設定したい場合、ネットワークは、UEを接続モードに持っていき、次いで、個別信号を用いて再設定を実行する必要がある。しかしながら、ネットワークがそうした場合、それは効率的に見えず、アイドルから接続への変換により、大きなシグナリングオーバーヘッドを生じることになる。
上述の問題を解決するために、本発明の少なくとも1つの実施形態の本発明の第1の一般概念は、特にアイドルモードのUE用に、パラメータの設定をより細かく制御することを可能にすることである。本発明の第1の一般概念に基づいた1つの第1の実施形態では、UEのパラメータの設定に対して、ブロードキャスト信号で提供された値は、UEがアイドルモードにある個別信号で提供された値をオーバーライドすることができる。個別信号は、UEが接続モードにあるときに受信され、オーバーライドされる前になおアイドルモードに用いられる。UEが接続モードにあるとき、ブロードキャスト信号で提供された値は、個別信号で提供された値をオーバーライドすることができない。
UEのパラメータの設定に対して、本発明の第1の一般概念に基づいた第1の実施形態とも組み合わせられ得る、本発明の第1の一般概念に基づいたもう1つの第2の実施形態では、値がブロードキャスト信号で提供されたとき、ブロードキャスト信号は、個別信号で提供された値(ある場合)をオーバーライドすべきかどうかを示すことができる。前記指示は、アイドルモードにあるUEに用いられることができ、接続モードにあるUEに用いられない。
UEのパラメータの設定に対して、本発明の第1の一般概念に基づいた第1および/または第2の実施形態とも組み合わせられ得る、本発明の第1の一般概念に基づいたもう1つの第3の実施形態では、パラメータ(もう1つのパラメータでもよい)へのオフセット値は、個別信号で提供されることができる。個別信号によって提供された値が設定された場合、前記値は、ブロードキャスト信号によって提供された値に沿って用いられる必要がある。2つの値は、調整されるため、優先順位またはオーバーライドに関する問題がない。両値は、アイドルモードのUEに(および接続モードのUEにも)用いられることができる。
図8は、本発明の第1の一般概念に基づいた1つの第1の例示的な実施形態に基づくフローチャート800である。フローチャート800は、一般的に、UEの観点からWLAN−3GPP間のインターワーキングの信号を用いる方法を示している。ステップ805では、UEは、個別信号によってインターワーキングパラメータの第1の設定を受信し、前記第1の設定は、UEがアイドルモードに入る場合に解放されない。解放はリリース等と言及されてもよい。ステップ810では、UEは、UEがアイドルモードにあるとき、ブロードキャスト信号によってインターワーキングパラメータの第2の設定を受信する。ステップ815では、UEは、第2の設定で第1の設定をオーバーライドする。オーバーライドは上書き等と言及されてもよい。1つの実施形態では、UEは、UEが接続モードで第2の設定を受信したとき、第2の設定で第1の設定をオーバーライドしない。
図3と図4を再度参照に、1つの実施形態では、装置300は、メモリ310に保存され、UEの観点からWLAN−3GPP間のインターワーキングの信号を用いるプログラムコード312を含む。CPU308は、プログラムコード312を実行して、(i)UEに個別信号によってインターワーキングパラメータの第1の設定を受信させ、前記第1の設定は、UEがアイドルモードに入ったとき、解放されないようにし、(ii)UEがアイドルモードにあるとき、ブロードキャスト信号によってインターワーキングパラメータの第2の設定を受信し、且つ(iii)第2の設定で第1の設定をオーバーライドする。また、CPU308は、プログラムコード312を実行して、上述の動作およびステップ、またはここに記述された他の全てを実行することができ、特に、図8に関する上記の記述内容を実行することができる。
図9は、本発明の第1の一般概念に基づいた第2の例示的な実施形態によるフローチャート900である。フローチャート900は、一般的に、UEの観点からWLAN−3GPP間のインターワーキングの信号を用いる別の方法を示している。ステップ905では、UEは、ブロードキャスト信号によってインターワーキングパラメータの第2の設定を受信する。ステップ910では、ブロードキャスト信号は、UEが第2の設定を用いて、個別信号によって提供されたインターワーキングパラメータの第1の設定をオーバーライドすることができるかどうかを示す。
図3と図4を再度参照に、1つの実施形態では、装置300は、メモリ310に保存され、UEの観点からWLAN−3GPP間のインターワーキングの信号を用いるプログラムコード312を含む。CPU308は、プログラムコード312を実行して、(i)UEにブロードキャスト信号によってインターワーキングパラメータの第2の設定を受信させ、ブロードキャスト信号は、UEが第2の設定を用いて、個別信号によって提供されたインターワーキングパラメータの第1の設定をオーバーライドすることができるかどうかを示す。また、CPU308は、プログラムコード312を実行して、上述の動作およびステップ、またはここに記述された他の全てを実行することができ、特に、上記段落[0042]で記述された内容を実行することができる。
図10は、本発明の第1の一般概念に基づいた第3の例示的な実施形態によるフローチャート1000である。フローチャート1000は、一般的に、ネットワークの観点からWLAN−3GPP間のインターワーキングの信号を用いる別の方法を示している。ステップ1005では、ネットワークは、ブロードキャスト信号によってインターワーキングパラメータの第2の設定を送信する。ステップ1010では、ブロードキャスト信号は、UEが第2の設定を用いて、個別信号によって提供されたインターワーキングパラメータの第1の設定をオーバーライドすることができるかどうかを示す。
図3と図4を再度参照に、1つの実施形態では、装置300は、メモリ310に保存され、ネットワークの観点からWLAN−3GPP間のインターワーキングの信号を用いるプログラムコード312を含む。CPU308は、プログラムコード312を実行して、(i)ネットワークにブロードキャスト信号によってインターワーキングパラメータの第2の設定を送信させ、ブロードキャスト信号は、UEが第2の設定を用いて、個別信号によって提供されたインターワーキングパラメータの第1の設定をオーバーライドすることができるかどうかを示す。また、CPU308は、プログラムコード312を実行して、上述の動作およびステップ、またはここに記述された他の全てを実行することができ、特に、上記段落[0044]で記述された内容を実行することができる。
本発明の第1の一般概念に基づく全ての実施形態では、UEは、ブロードキャスト信号が、第2の設定が第1の設定をオーバーライドできることを示す場合、第2の設定で第1の設定をオーバーライドすることができる。また、UEは、ブロードキャスト信号が、第2の設定が第1の設定をオーバーライドできないことを示す場合、第2の設定で第1の設定をオーバーライドしないことが望ましい。また、UEは、ブロードキャスト信号が、第2の設定が第1の設定をオーバーライドできることを示さない場合、第2の設定で第1の設定をオーバーライドしないことが望ましい。また、ブロードキャスト信号の指示は、UEがアイドルモードにあるときに用いられ、UEが接続モードにあるときには用いられないことが望ましい。
代替的にまたは付加的に、本発明の第1の一般概念に基づく全ての実施形態では、第2の設定は、オーバーライド後、用いられることができる。
代替的にまたは付加的に、本発明の第1の一般概念による全ての実施形態では、第1の設定は、UEがアイドルモードにあるときに用いられることができ、オーバーライド前に用いられることができ、かつ/またはシステム情報によって受信されることができる。別の実施形態では、オーバーライド後、用いられることができる。もう1つの実施形態では、UEが第2の設定で第1の設定をオーバーライドする場合において:(i)UEは、オーバーライド前に第1の設定を用いてもよいし、(ii)UEは、オーバーライド後に第2の設定を用いてもよいし、及び(3)UEは、オーバーライド後に第1の設定を用いなくてもよい。
代替的にまたは付加的に、本発明の第1の一般概念に基づく全ての実施形態では、インターワーキングパラメータは、3GPPとWLANとの間のインターワーキング(すなわち、相互作用)のために用いられることができる。また、インターワーキングパラメータは、無線アクセスネットワーク(RAN)しきい値または無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)しきい値であることができる。具体的に言えば、インターワーキングパラメータは、UEがそのトラフィックをWLANに移すべきかどうかを判定するために用いられるしきい値であってもよいし、或いは、UEがそのトラフィックを3GPP RAN(例えば、エボルブドユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)またはユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(UTRAN)など)に移すべきかどうかを判定するために用いられるしきい値であってもよい。また、インターワーキングパラメータは、負荷情報、オフロードプリファレンスインジケータ、リソース割り当て等を示してもよい。
図11は、本発明の第1の一般概念に基づいた第4の例示的な実施形態に基づくフローチャート1100である。フローチャート1100は、一般的に、UEの観点からWLAN−3GPP間のインターワーキングのシグナリングを適用する別の方法を示している。ステップ1105では、UEは、ブロードキャスト信号によって受信された第1のインターワーキングパラメータの設定を用いている。ステップ1110では、UEは、個別信号によって受信された第2のインターワーキングパラメータの設定を利用し、その場合の第2のインターワーキングパラメータは、第1のインターワーキングパラメータに対するオフセット値である。ステップ1115では、第1のインターワーキングパラメータの設定と第2のインターワーキングパラメータの設定とが、UEがアイドルモードにあるときに用いられる。
1つの第1の望ましい実施形態では、第1のインターワーキングパラメータの設定は、システム情報によって受信される。
第1の望ましい実施形態と組み合わせられてもよい1つの第2の望ましい実施形態では、第1と第2のインターワーキングパラメータは、3GPPとWLANと間のインターワーキング(相互作用)のために用いられることができる。更に、第1のインターワーキングパラメータは、RANしきい値またはWLANしきい値であってもよい。また、第1のインターワーキングパラメータは、UEがそのトラフィックをWLANに移すべきかどうかを判定するために用いられるしきい値であってもよいし、或いは、UEがトラフィックを3GPP RAN(例えば、E−UTRANまたはUTRANなど)に移すべきか否かを判定するために用いられるしきい値であってもよい。3GPP RAN、例えば、エボルブドユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)またはユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(UTRAN)などに移動すべきかどうかを判定するように用いられるしきい値であることができる。また、インターワーキングパラメータは、負荷情報、オフロードプリファレンスインジケータ、リソース割り当てであることができる。また、インターワーキングパラメータは、負荷情報、オフロードプリファレンスインジケータ、リソース割り当て等を示してもよい。
第1および/または第2の望ましい実施形態と組み合わせられてもよい1つの第3の望ましい実施形態では、UEは、3GPP RANアクセスとWLANアクセスとを実行できる。より具体的に言えば、UEは、3GPP RANとWLANとを同時に接続することができる。また、UEは、UEがアイドルモードにあるとき、WLANで動作することができる。アイドルモードは、3GPP TS 36.331 V11.4.0で論じられるように、無線リソース制御(RRC)接続が確立されていないRRC_IDLEを指している。RRC接続は、RRCコネクション等と言及されてもよい。また、接続モードは、3GPP TS 36.331 V11.4.0で論じられるように、RRC接続が確立されているRRC_CONNECTEDを指している。また、WLANは、IEEE 802.11標準に基づいている。
図3と図4を再度参照に、1つの実施形態では、装置300は、メモリ310に保存され、UEの観点からWLAN−3GPP間のインターワーキングの信号を用いるプログラムコード312を含む。CPU308は、プログラムコード312を実行して、(i)UEにブロードキャスト信号によって受信された第1のインターワーキングパラメータの設定を受信させ、(ii)個別信号で受信された第2のインターワーキングパラメータの設定を受信し、第2のインターワーキングパラメータは、第1のインターワーキングパラメータに対するオフセット値である。(iii)UEがアイドルモードにあるとき、第1のインターワーキングパラメータの設定と第2のインターワーキングパラメータの設定を用いる。また、CPU308は、プログラムコード312を実行して、上述の動作およびステップ、またはここに記述された他の全てを実行することができ、特に、図11に関する上記の記述内容を実行することができる。
上述の問題を解決するための本発明の第2の一般概念は、個別信号により及びブロードキャスト信号により設定可能なインターワーキングパラメータに関し、インターワーキングパラメータの個別シグナリングで提供される設定値の有効性を制御するためにタイマーが使用可能である。本発明の第2の一般概念とその実施形態の全ては、本発明の第1の一般概念とその実施形態の全てと組み合わせられることができる。本発明の第2の一般概念に基づく第1の実施形態では、タイマーが満了したとき、UEは、個別信号で提供された設定値を解放し、ブロードキャスト信号に提供された値を用いる。更に具体的に言えば、UEは、タイマーが満了したとき、アイドルモードになる。タイマー値は、インターワーキングパラメータの値とともにシグナリングされることができる。また、タイマー値は、UEの無線リソース制御(RRC)接続を解放するためのメッセージでシグナリングされてもよいし、またはシステム情報で通知されても良いし、または3GPP標準仕様で予め定義されていてもよい。タイマーは、専用設定(個別的な設定)の通知を受信した後、またはアイドルモードに入ったときに、開始されることができる。
図12は、本発明の第2の一般概念による第1の例示的な実施形態に基づくフローチャート1200である。フローチャート1200は、一般的に、UEの観点からWLAN−3GPP間のインターワーキングの信号を用いる別の方法を示している。ステップ1205では、UEは、個別信号によって受信されたインターワーキングパラメータの第1の設定を使用しており、第1の設定は、接続モードとアイドルモードとに用いることができる。ステップ1210では、第1の設定と関連するタイマーが満了したとき、UEは、ブロードキャスト信号によって受信したインターワーキングパラメータの第2の設定を用いる。
図3と図4を再度参照に、1つの実施形態では、装置300は、メモリ310に保存され、UEの観点からWLAN−3GPP間のインターワーキングの信号を用いるプログラムコード312を含む。CPU308は、プログラムコード312を実行して、(i)UEに個別信号によって受信されたインターワーキングパラメータの第1の設定を使用させ、第1の設定は、接続モードとアイドルモードに用いることができ、(ii)第1の設定と関連するタイマーが満了したとき、ブロードキャスト信号によって受信されたインターワーキングパラメータの第2の設定を用いる。また、CPU308は、プログラムコード312を実行して、上述の動作およびステップ、またはここに記述された他の全てを実行することができ、特に、上記段落[0056]で記述された内容を実行することができる。
図13は、本発明の第2の一般概念による1つの第2の例示的な実施形態に基づくフローチャート1300である。フローチャート1300は、一般的に、UEの観点からWLAN−3GPP間のインターワーキングの信号を用いる別の方法を示している。ステップ1305では、UEは、接続モードで個別信号によって受信されたインターワーキングパラメータの第1の設定を用いる。ステップ1310では、UEは、アイドルモードに入り、第1の設定と関連するタイマーを開始する。ステップ1315では、第1の設定と関連するタイマーが満了したとき、UEは、ブロードキャスト信号によって受信されたインターワーキングパラメータの第2の設定を用いる。
図3と図4を再度参照に、1つの実施形態では、装置300は、メモリ310に保存され、UEの観点からWLAN−3GPP間のインターワーキングの信号を用いるプログラムコード312を含む。CPU308は、プログラムコード312を実行して、(i)UEに個別信号によって受信されたインターワーキングパラメータの第1の設定を使用させ、第1の設定は、接続モードとアイドルモードに用いることができ、(ii)アイドルモードに入り、第1の設定と関連するタイマーを開始し、(iii)第1の設定と関連するタイマーが満了したとき、ブロードキャスト信号によって受信されたインターワーキングパラメータの第2の設定を用いる。また、CPU308は、プログラムコード312を実行して、上述の動作およびステップ、またはここに記述された他の全てを実行することができ、特に、上記の図13に関する記述内容を実行することができる。
本発明の第2の一般概念による全ての実施形態では、UEは、タイマーが満了したとき、第2の設定で第1の設定をオーバーライドすることができる。また、UEは、タイマーが満了したとき、アイドルモードであることが望ましい。代替的にまたは付加的に、本発明の第1の一般概念による全ての実施形態では、UEが接続モードにあるとき、第2の設定は、第1の設定をオーバーライドしないことが望ましい。
代替的にまたは付加的に、本発明の第2の一般概念による全ての実施形態では、UEは、3GPP RANアクセスとWLANアクセスとを実行できることが望ましい。より具体的に言えば、UEは、3GPP RANとWLANとに同時に接続することができる。また、UEがアイドルモードにあるとき、UEはWLANで動作することが望ましい。アイドルモードは、3GPP TS 36.331 V11.4.0で論じられるように、無線リソース制御(RRC)接続が確立されていないRRC_IDLEを指している。また、接続モードは、3GPP TS 36.331 V11.4.0で論じられるように、RRC接続が確立されているRRC_CONNECTEDを指している。また、WLANは、IEEE 802.11標準に基づいている。
代替的にまたは付加的に、本発明の第2の一般概念による全ての実施形態では、UEが第1の設定を受信した場合、UEがタイマーの設定を受信した場合、またはUEがアイドルモードに入った場合に、タイマーが開始されることができる。また、タイマーの設定は、第1の設定とともに受信されてもよいし、またはUEのRRC接続を解放するためのメッセージで受信されることができる。また、タイマー値は、システム情報でブロードキャストされる、または予め定義されていてもよい。
代替的にまたは付加的に、本発明の第2の一般概念による全ての実施形態では、インターワーキングパラメータは、3GPPとWLANと間の相互作用のために用いられることができる。また、インターワーキングパラメータは、無線アクセスネットワーク(RAN)しきい値または無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)しきい値であることができる。具体的に言えば、インターワーキングパラメータは、UEがそのトラフィックをWLANに移すべきかどうかを判定するために用いられるしきい値、またはUEがそのトラフィックを3GPP RAN、(例えば、E−UTRANまたはUTRANなど)に移すべきかどうかを判定するために用いられるしきい値であることができる。また、インターワーキングパラメータは、負荷情報、オフロードプリファレンスインジケータ、リソース割り当てであることができる。
本発明の第1及び第2の一般概念による全ての上述の実施形態では、より細かい制御が、インターワーキングパラメータの専用値で既に設定されているアイドルモードのUEに用いられることができる。また、インターワーキングパラメータの専用値で既に設定されているアイドルモードのUEは、最新値で更新されることができる。
この開示の種々の態様は上記に記述されている。ここでの教示が種々様々の形式で具体化されてもよいこと、および、ここに開示されている任意の特定の構造、機能または両方は単に代表に過ぎないことは明らかである。ここでの教示に基づいて、当業者は、ここで開示されたある態様が他の態様と無関係に実行され、2つ以上のこれらの態様が種々の方法で合成されてもよいことを認識するべきである。例えば、ここで説明された任意の数の態様を用いて、装置は実装されてもよいし、または方法は実践されてもよい。更に、他の構造、機能性、またはここで説明された態様の1つ以上に加えてまたはこれら以外での構造および機能性を用いて実行されてもよい。上記の概念のうちのいくつかの例として、いくつかの態様では、同時チャネルはパルス繰返周波数に基づいて確立されてもよい。ある態様では、同時チャネルはパルス位置またはオフセットに基づいて確立されてもよい。ある態様では、同時チャネルは時間ホッピングシーケンスに基づいて確立されてもよい。ある態様では、同時チャネルは、パルス繰返周波数、パルス位置またはオフセット、および時間ホッピングシーケンスに基づいて確立されてもよい。
情報および信号は、様々な異なる技術および技法のうちのいずれかを使用して表され得ることを当業者は理解するであろう。例えば、以上の説明の至るところで参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、記号、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁性粒子、光場もしくは光粒子、またはそれらの任意の組み合わせによって表され得る。
当業者は、種々の例示的な論理ブロック、モジュール、プロセッサ、手段、回路、およびここで開示された態様に関連して記述されたアルゴリズムステップが電子ハードウェア(例えば、デジタル実装、アナログ実装またはソースコーディングまたは他のいくつかの技術を用いて設計されてもよい2つの組み合わせ)、命令を取り込むプログラムまたは設計コードの種々の形式(ここでは便宜上、「ソフトウェア」または「ソフトウェアモジュール」と呼ぶ)、または、この両方の組み合わせとして実装されてもよいことをさらに認識するだろう。ハードウェアおよびソフトウェアのこの交換可能性を明瞭に例示するために、様々な例示的な要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、一般的に、それらの機能性に関して記述されている。かかる機能性がハードウェアまたはソフトウェアとして実装されるかどうかは、システム全体に課せられた特定の応用および設計制約に依存する。当業者は、記述された機能性を、それぞれの特定の応用に関して様々な方法で実装してもよいが、かかる実装決定は、本開示範囲からの逸脱を引き起こすと解釈されるべきではない。
ここで開示された態様に関連して記述される種々の例示の論理ブロック、モジュール、および回路は、集積回路(「IC」)内に実装されてもよいし、ICによって実行されてもよい。ICは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、徳定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブルロジックデバイス、個別のゲートまたはトランジスタロジック、個別のハードウェア構成機器、電子的コンポーネント、光学コンポーネント、機械的なコンポーネントまたはここに記述された機能を行うことを目指した任意のそれらの組み合わせを具備してもよく、またIC内部、IC外部、またはその両方に存在するコードまたは命令を実行してもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでもよいが、代わりに、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラまたは状態機械でもよい。プロセッサはまた、コンピューティング装置の組み合わせ(例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連動する1以上のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成)として実装されてもよい。
ここで開示されるプロセスのあらゆる特定の順序または分層の工程は例のアプローチである。デザイン嗜好に基づくと、理解できることは、本プロセスにおける特定の順序または分層の工程は、本発明の範囲内で再構成される。付随する方法は、例の順序で各種工程の素子の提示を要求し、提示される特定の順序または分層に制限されることを意味するのではない。
ここで開示された態様に関連して記述された方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュール、または2つの組み合わせにおいて具現化されてもよい。(例えば、実行可能命令および関連するデータを含む)ソフトウェアモジュールおよび他のデータは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術において既知のコンピュータ読取可能記憶媒体の任意の他の形式のようなデータメモリに存在してもよい。サンプル記憶媒体は、例えば(利便性上ここでは「プロセッサ」と呼ばれてもよい)コンピュータ/プロセッサのような機械につながれてもよく、そのようなプロセッサは情報(例えば符号)を記憶媒体から読み出し、記憶媒体へ書き込みすることができる。サンプル記憶媒体はプロセッサに不可欠かもしれない。プロセッサ及び記憶媒体はASIC内に存在してもよい。ASICはユーザー機器に存在してもよい。代替案では、プロセッサと記憶媒体はユーザー機器において個別部品として存在してもよい。さらに、いくつかの態様では、いずれか適切なコンピュータプログラム製品も、この開示の態様の1つ以上に関連する符号を具備するコンピュータ読取可能媒体を具備してもよい。ある態様では、コンピュータプログラム製品は包装材料を具備してもよい。
この発明は種々の態様に関連して記述されているが、この発明がさらなる変更ができることは理解される。本用途は、本発明の一般的な原理を用いて、本発明の任意の変形、使用または改造を含むことが意図される。さらに、本用途は、本発明が属する分野において公知の、または慣例的実施の範囲内に入るような本開示からの逸脱を含むことが意図される。
100 アクセスネットワーク
104、106、108、110、112、114 アンテナ
116、122 アクセス端子
118、124 逆方向リンク
120、126 順方向リンク
210 送信機システム
212、236 データソース
214、238 データプロセッサ
220 TX MIMOプロセッサ
222a〜222t、314 送信機
224a〜224t、252a〜252r アンテナ
230、270 プロセッサ
232、272 メモリ
240 復調器
242、260 RXデータプロセッサ
250 受信機システム
254a〜254r 受信機
280 変調器
300 通信装置
302 入力装置
304 出力装置
306 制御回路
308 中央処理装置(CPU)
310 メモリ
312 プログラムコード
314 トランシーバー
400 アプリケーション層
402 層3部分
404 層2部分
406 層1部分
500、600、700 メッセージシーケンスチャート
800、900、1000、1100、1300 フローチャート
805、810、815、905、910、1005、1010、1105、1110、1115、1205、1210、1215、1305、1310、1315 ステップ

Claims (7)

  1. 無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)と第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ネットワークとの間でインターワーキングのシグナリングを適用するためにユーザ装置(UE)により実行される方法であって、
    個別信号によって受信されたインターワーキングパラメータの第1の設定を利用するステップであって、前記第1の設定は、接続モード及びアイドルモードにおいて使用可能である、ステップ、
    前記UEが前記アイドルモードに入る場合に前記第1の設定に関連するタイマーを開始するステップ、及び
    前記第1の設定に関連する前記タイマーが満了した場合、ブロードキャスト信号によって受信されたインターワーキングパラメータの第2の設定を利用するステップ
    を含む方法。
  2. 前記UEは、前記タイマーが満了した場合に、前記第1の設定を解放する請求項1に記載の方法。
  3. 前記タイマーの設定は、前記第1の設定とともに受信される、或いは、前記UEの無線リソース制御(RRC)接続を解放するためのメッセージで受信される、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記インターワーキングパラメータは、3GPPとWLANとの間のインターワーキングのために用いられる、請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記インターワーキングパラメータは、前記UEがそのトラフィックをWLANに移すべきか否かを判定するために使用される閾値、又は、前記UEがそのトラフィックを、エボルブドユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)又はユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(UTRAN)等のような3GPP−RANに移すべきか否かを判定するために使用される閾値である、請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記UEは、3GPP−RANとWLANとを同時に接続することが可能である、請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  7. 無線通信システムにおいて、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)と第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ネットワークとの間のインターワーキングのシグナリングを受信するユーザ装置(UE)であって、
    制御回路と、
    前記制御回路に組み込まれるプロセッサと、
    前記制御回路に組み込まれ、前記プロセッサに動作可能に接続されたメモリとを含み、
    前記プロセッサは、前記メモリに保存されたプログラムコードを実行し、請求項1〜のいずれか一項に記載の方法により、無線通信システムの中でWLANと3GPPとの間でインターワーキングのシグナリングを適用するように構成されているユーザ装置。
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