JP6339964B2 - 画像生成装置及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Description
(手順1)コンプリーション対象の領域の中から欠損領域と欠損周辺領域とを共に含む小領域(以下、「コンプリーション対象パッチ」という。)を選択する。この方法としては、欠損領域の輪郭上に存在し、かつ、周辺のエッジの強いパッチを選定する方法などが挙げられる(例えば、非特許文献2参照)。
(手順2)手順1で選択されたコンプリーション対象パッチの欠損周辺領域の画素を基に、類似パッチを探索する。探索範囲としては、同一画像又は動画像内やストレージ上に保存されている静止画像や動画像等が挙げられる。
(手順3)手順2で探索した類似パッチを、手順1で選択されたコンプリーション対象パッチにコピーする。
以上の手順1〜3がコンプリーション対象の領域が無くなるまで繰り返し行なわれる。
画像生成装置は、入力される静止画像又は動画像において指定される欠損領域における画像を補完することにより、欠損領域の画像を除去した静止画像又は動画像を生成する装置である。以下、静止画像と動画像とを区別しない場合に静止画像と動画像とを単に画像という。なお、動画像は、複数の連続した静止画像(フレーム)の集合である。
画像生成装置10は、欠損領域Damagedを補完するコンプリーション処理の対象とする画像である原画像I_Originalと、欠損領域Damagedを示すマスク情報Maskとを外部から入力する。画像生成装置10は、原画像I_Originalとマスク情報Maskとに基づいて原画像I_Originalから欠損領域Damagedの画像を除去することによって欠損領域Damagedの画像が除去された画像を(第1画像)生成する。
変換部103は、原画像I_OriginalをRGB特徴量空間から所定の変換後空間Fへ変換し、変換後原画像I_Convertedを生成する。変換はユーザ独自のアルゴリズムにより実施してもよいし、市販の画像処理ソフトウェア等により実施してもよい。
変換後空間Fの候補F(i)(1≦i≦N、N:特徴量候補の総数)を、特徴量Featureの組み合わせにより予め与えておく。与える特徴量Featureの具体例としては、画素値(RGB、グレースケールなど)、HOG特徴量、GIST特徴量などが挙げられる。特徴量Featureの組み合わせを与える方法に関して特に制限はないが、例えば図3のように与えることが可能である。
図3に示される例では、特徴量空間ID毎に、各特徴量の利用有無が示されている。特徴量空間IDは、原画像空間と異なる特徴量空間である変換後空間を識別するための識別情報を表す。変換後空間の具体例として、R空間、G空間、B空間、グレースケール空間、HOG特徴量空間などがある。また、特徴量空間ID毎に、特徴量R、G、B、Gray、HOG、GISTの各項目が0又は1で示されている。1の場合には変換後空間F(i)に該当特徴量を利用することを意味し、0の場合には利用しないことを意味する。例えば、特徴量空間ID“1”で示される変換後空間は、特徴量Rのみを利用することが示されている。つまり、特徴量空間ID“1”で示される変換後空間は、R空間である。同様に、特徴量空間ID“4”で示される変換後空間は、特徴量Grayのみを利用することが示されている。つまり、特徴量空間ID“4”で示される変換後空間は、グレースケール空間である。図3の例では、N通りの特徴量空間の候補が登録されている。ユーザは、上記のように与えた特徴量空間の候補F(i)から1つ以上の候補を選択し、その変換後空間F(i)への変換を実施する。
コンプリーション処理部105は、変換後原画像I_Convertedと、欠損領域Damagedと、変換後画像記憶部104に記憶されている変換後参照画像I_Source_convとに基づいて、コンプリーション処理を行うことによって欠損領域Damagedの画像が除去された変換後画像を生成する。以下、具体的な処理について説明する。
ステップ2:逆変換学習部106は、変換後原画像教師データI_train_convから原画像教師データI_train_origへの変換を学習することによって逆変換フィルタfを求める。逆変換フィルタfを求める手法は特に制限しないが、例えば以下の参考文献1の技術が用いられてもよい。
[参考文献1]A Hertzmann, CE Jacobs, N Oliver, B Curless, DH Salesin, “Image Analigies”, Proceedings of the 28th annual conference on Computer graphics and interactive techniques, pp.327-340, 2001.
画像の全ての領域をA_trainとする方法。
この方法では、逆変換学習部106は、原画像I_Originalの全ての領域を原画像教師データI_train_origとする。また、逆変換学習部106は、変換後原画像I_Convertedの全ての領域を変換後原画像教師データI_train_convとする。
学習に用いる画像の割合を指定する方法。
具体的には、逆変換学習部106は、予め定められた0以上100以下の実数で表される、学習に用いる教師データの割合Rを用いて原画像I_Originalの解像度のR%を学習用教師データとして用いる。Rは、学習に要する所望の計算時間から定めればよい。例えば、学習アルゴリズムの計算時間オーダーがO(n)、ここでnはデータ画像の画素数で表され、画像中の全ての領域をA_trainとする場合の半分の時間で学習したい場合には、R=0.5としデータ画像の画素数を半分に指定すればよい。
この方法では、逆変換学習部106は、指定された割合Rで示される原画像I_Originalの領域を原画像教師データI_train_origとする。また、逆変換学習部106は、変換後原画像I_Convertedに対しても上記で求めた原画像I_Originalの領域に対応する領域を変換後原画像教師データI_train_convとする。
顕著性のある領域を用いる方法。
具体的には、まず逆変換学習部106は、フィルタを畳み込み、原画像I_Originalのエッジを求める。フィルタとしてはラプラシアン・フィルタなどを適用することができる。次に、逆変換学習部106は、エッジが所定の閾値以上である領域は顕著性が高いと判断し、予め定められた0以上100以下の実数で表される、学習に用いる教師データの割合Rに応じて顕著性の高い領域を原画像教師データI_train_origとする。また、逆変換学習部106は、変換後原画像I_Convertedに対しても上記で求めた原画像I_Originalのエッジが所定の閾値以上である領域に対応する領域を変換後原画像教師データI_train_convとする。
一方、コンプリーション対象領域全てに対してコンプリーション処理を行っていない場合(ステップS106−NO)、画像生成装置10はコンプリーション対象領域全てに対してコンプリーション処理が終了するまでステップS103〜105の処理を繰り返し実行する。
画像生成装置10は、コンプリーション処理を行う対象の原画像を、原画像であるカラー画像の画像空間と異なる画像空間に変換してからコンプリーション処理を行う。画像生成装置10は、コンプリーション処理が施された画像(変換後画像I_Completed_conv)を、変換前の画像空間に逆変換するための変換処理を学習により求める。そして、画像生成装置10は、学習の結果に基づいて、コンプリーション処理が施された画像に対して逆変換フィルタfの畳み込み演算を施すことによって、変換前の画像空間に逆変換することができる。このように、画像生成装置10は、学習によって逆変換するための変換処理を学習して逆変換を行うため、所定の変換後の特徴量空間から変換前の特徴量空間への変換を容易に行うことが可能になる。
本実施形態では、コンプリーション対象となる画像を外部から画像生成装置10に入力する構成を示したが、これに限定される必要はない。例えば、画像生成装置10がコンプリーション対象となる画像を記憶する画像記憶部をさらに備え、画像記憶部に記憶されている画像に対してコンプリーション処理を行ってもよい。このように構成される場合、マスク情報は、外部から入力される。
画像取得部101、参照画像記憶部102、変換部103、変換後画像記憶部104、コンプリーション処理部105、逆変換学習部106、特徴量空間逆変換部107の各機能部は、それぞれ別の装置に実装されてもよいし、各機能部の一部が別の装置に実装されてもよい。
Claims (5)
- 欠損領域の除去対象の原画像と前記欠損領域を示すマスク情報とに基づいて前記原画像から前記欠損領域の画像を除去することによって第1画像を生成する画像生成装置であって、
前記原画像を表すパラメータで定められる原画像空間と異なる画像空間への変換を前記原画像に対して行うことにより、前記異なる画像空間における第2画像を生成する変換部と、
前記マスク情報と前記第2画像とに基づいて、前記第2画像における前記欠損領域に対するコンプリーション処理を行うことにより第3画像を生成するコンプリーション処理部と、
前記原画像及び前記第2画像において前記欠損領域に該当しない領域をそれぞれ第1教師データ及び第2教師データとし、前記第1教師データと前記第2教師データとに基づいて、前記第2教師データにおける前記異なる画像空間から前記第1教師データにおける原画像空間への変換に用いられる逆変換を学習する逆変換学習部と、
前記第3画像に対して、学習された前記逆変換を用いることによって、前記第3画像を前記異なる画像空間から前記原画像空間へ変換することによって前記第1画像を生成する特徴量空間逆変換部と、
を備える画像生成装置。 - 前記逆変換学習部は、前記原画像及び前記第2画像の全ての領域を前記第1教師データ及び前記第2教師データとする、請求項1に記載の画像生成装置。
- 前記逆変換学習部は、所定の割合で示される前記原画像の領域及び前記原画像の領域に対応する前記第2画像の領域を前記第1教師データ及び前記第2教師データとする、請求項1に記載の画像生成装置。
- 前記逆変換学習部は、前記原画像及び前記第2画像において、エッジが所定の閾値以上である領域のうち、所定の割合で示される領域を前記第1教師データ及び前記第2教師データとする、請求項1に記載の画像生成装置。
- 請求項1から4のいずれか一項に記載の画像生成装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。
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