JP6337710B2 - 通信制御装置および通信制御方法 - Google Patents

通信制御装置および通信制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信制御装置および通信制御方法に関するものである。
従来より、車載通信装置で取得された車両の情報(たとえば車載カメラで撮像された画像データ)を、無線通信により、ユーザが車内に持ち込んだスマートフォンや携帯電話機などの携帯通信端末に送信する技術が知られている。また、このような携帯通信端末として、電話回線網を利用してサーバーと無線通信を行う第1無線通信と、WiFi(登録商標)規格の無線LANなどを利用して車載通信装置と無線通信を行う第2無線通信とを切り替えて行うものが知られている(たとえば、特許文献1)。
特開2004−340864号公報
しかしながら、このような携帯通信端末では、第1無線通信と第2無線通信とを同時に行うことができず、従来技術では、第2無線通信により、車載通信装置から車両の情報を取得する必要がある場面においても、第1無線通信が行われてしまい、車載通信装置から車両の情報を適切に取得できない場合があった。
本発明が解決しようとする課題は、無線通信の切り替えを適切に行うことができる通信制御装置を提供することである。
本発明は、運転者が居眠り状態に変化したか否かを判断し、運転者が居眠り状態に変化した場合に、第1無線通信から第2無線通信へと切り替ることで、上記課題を解決する。
本発明によれば、運転者が居眠り状態に変化した場合に、第1無線通信から第2無線通信に切り替えることで、運転者が居眠りしている場面における車両の情報を、車載通信装置から適切に取得することができる。
本実施形態に係る通信制御システムを示す構成図である。 本実施形態に係る通信制御処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る通信制御システムを示す構成図である。図1に示すように、本実施形態に係る通信制御システムは、車両1に搭載された車載装置100および車載カメラ装置200と、車両1のユーザにより車両1の車室内に持ち込まれた携帯通信端末300と、自車両1の外部に設置されたサーバー400とから構成される。なお、図1においては、説明の便宜のため、車載装置100、車載カメラ装置200、および携帯通信端末300をそれぞれ1つずつ例示しているが、複数の車両1に、車載装置100、車載カメラ装置200、および携帯通信端末300がそれぞれ搭載されており、サーバー400は、複数の車両1の車室内に持ち込まれた複数の携帯通信端末300とそれぞれ情報の授受を行うことができる。
まず、本実施形態に係る車載装置100について説明する。車載装置100は、車両1に搭載されており、車両1の各種情報を検出する。また、本実施形態では、車載装置100と車載カメラ装置200とが有線または無線により接続されており、車載装置100は、車載カメラ装置200で撮像された画像を、車載カメラ装置200から取得することができる。
図1に示すように、車載装置100は、自車位置検出装置110、覚醒状態検出装置160、車載制御装置120、および車両側BT通信装置130を備えている。これらの構成は、CAN(Controller Area Network)その他の車載LANによって接続され、相互に情報の授受を行うことができる。また、図示していないが、車載装置100には、CANを介して、ナビゲーション装置や操舵センサなどの他の車載機器とも接続している。
自車位置検出装置110は、GPSユニット、ジャイロセンサ、および車速センサなどから構成されており、GPSユニットにより複数の衛星通信から送信される電波を検出して、自車両1の位置情報を、周期的に取得するとともに、取得した自車両1の位置情報と、ジャイロセンサから取得した角度変化情報と、車速センサから取得した車速とに基づいて、自車両の現在位置を検出する。自車位置検出装置110により検出された自車両の位置情報は、車載制御装置120に送信される。
覚醒状態検出装置160は、運転者の覚醒状態を検出する。たとえば、覚醒状態検出装置160は、車載カメラ装置200から取得した運転者の顔画像データに基づいて、運転者の眼の開閉判定を行い、所定時間内に発生した閉眼数の積算値を算出することで、運転者の覚醒状態を検出することができる。また、覚醒状態検出装置160は、車載カメラ装置200から取得した運転者の顔画像データに基づいて、運転者の表情変化の判定することで、運転者の覚醒状態を検出することもできる。この他、覚醒状態検出装置160は、たとえば、図示しない舵角センサにより検出されたステアリングの操舵角の時系列データについて周波数分析を行い、操舵角の時系列データの周波数成分のうち特定周波数の積分値を算出することで、運転者の覚醒状態を検出することもできる。さらに、覚醒状態検出装置160は、たとえば、図示しないアクセル開度センサにより検出されたストローク量の情報を取得し、取得したストローク量の情報に基づいて、運転者の覚醒状態を検出することもできる。
車載制御装置120は、自車両1の位置情報を含むプローブ情報や、運転者の覚醒状態を示す覚醒情報を携帯通信端末300に送信するためのプログラムを格納したROM(Read Only Memory)と、このROMに格納されたプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)と、アクセス可能な記憶装置として機能するRAM(Random Access Memory)とから構成される。車載制御装置120は、ROMに格納されたプログラムをCPUにより実行することにより、プローブ情報および運転者の覚醒状態を各種機器から取得する取得機能と、プローブ情報および運転者の覚醒情報を携帯通信端末300に送信する送信機能と、を有する。
車載制御装置120の取得機能は、自車両1の位置情報を含むプローブ情報および運転者の覚醒状態を示す覚醒情報を各種機器から取得する。具体的には、取得機能は、自車両1の位置情報を自車位置検出装置110から取得し、また、自車両1の車速情報を車速センサ140から取得する。また、取得機能は、図示しない舵角センサなどから自車両1の舵角情報などのプローブ情報も取得する。加えて、取得機能は、運転者の覚醒状態を示す覚醒情報を覚醒状態検出装置160から取得する。
車載制御装置120の送信機能は、車両側BT通信装置130を介して、取得機能により取得されたプローブ情報および運転者の覚醒情報を携帯通信端末300に送信する。車両側BT通信装置130は、Bluetooth(登録商標)などの通信方式により、携帯通信端末300と無線接続を行うことで、プローブ情報を携帯通信端末300に送信する。なお、車載装置100と携帯通信端末300との接続は、Bluetoothなどの無線接続に限定されず、車載装置100と携帯通信端末300とを有線接続してもよい。
続いて、車載カメラ装置200について説明する。車載カメラ装置200は、自車両1を運転する運転者の顔画像を撮像する車内カメラ210と自車両1の周囲の画像データを撮像する車外カメラ240とを有しており、撮像した運転者の顔画像と自車1の周囲の画像とを携帯通信端末300へと送信する。具体的には、車載カメラ装置200は、WiFi規格の無線LANにより、携帯通信端末300との間で無線通信を行うことで、撮像した画像の画像データを携帯通信端末300に送信する。また、本実施形態においては、車載カメラ装置200と車載装置100とが有線または無線により接続されており、車載カメラ装置200により撮像された画像データが、車載装置100にも送信される。
図1に示すように、車載カメラ装置200は、車内カメラ210と、車外カメラ240と、カメラ制御装置220と、カメラ側WLAN通信装置230と、を備えている。以下に、車載カメラ装置200の各構成について説明する。
車内カメラ210は、自車両1のシートに着座した運転者の顔画像を撮像するように設置されており、一定の時間間隔で、運転者の顔画像を撮像する。車内カメラ210により撮像された運転者の顔画像データは、カメラ制御装置220に送信される。
車外カメラ240は、自車両1の周囲の画像を撮像するように設置されており、一定の時間間隔で、自車両1の周囲の画像を撮像する。車外カメラ240により撮像された自車両1の周囲の画像データは、カメラ制御装置220に送信される。
カメラ制御装置220は、ROMと、CPUと、RAMとから構成される。カメラ制御装置220は、ROMに格納されたプログラムをCPUにより実行することにより、車内カメラ210により撮像された運転者の顔画像データおよび車外カメラ240により撮像された自車両1の周囲の画像データを、カメラ側WLAN通信装置230を介して、携帯通信端末300に送信する。
カメラ側WLAN通信装置230は、カメラ制御装置220の指示により、WiFi規格の無線LANにより携帯通信端末300との間で無線通信を行うことで、車内カメラ210により撮像された運転者の顔画像データおよび車外カメラ240により撮像された自車両1の周囲の画像データを、携帯通信端末300に送信する。
次に、携帯通信端末300について説明する。携帯通信端末300は、スマートフォン、携帯電話機、タブレットなどのユーザが携帯可能な通信機器であり、図1に示すように、ユーザが車両1を運転する際に、ユーザにより車内まで持ち込まれるものである。携帯通信端末300は、自車両1の車内において、車載装置100、車載カメラ装置200、およびサーバー400とそれぞれ情報の授受が可能となっており、車載装置100から自車両1のプローブ情報を受信して、受信したプローブ情報をサーバー400に送信するとともに、車載カメラ装置200から運転者の顔画像データおよび自車両1の周囲の画像データを受信して、受信した画像データを記憶し、あるいは、携帯通信端末300のディスプレイ画面に表示する。
図1に示すように、携帯通信端末300は、端末側BT通信装置310と、端末側WLAN通信装置320と、端末側電話通信装置330と、端末制御装置340と、ディスプレイ350と、メモリ360とを備えている。以下に、携帯通信端末300の各構成について説明する。
端末側BT通信装置310は、Bluetoothなどの通信方式により、車載装置100と無線接続を行い、自車両1の位置情報を含むプローブ情報および運転者の覚醒状態を示す覚醒情報を車載装置100から受信する。なお、端末側BT通信装置310により受信されたプローブ情報および運転者の覚醒情報は、端末制御装置340に送信される。
端末側WLAN通信装置320は、WiFi規格の無線LANを利用して、車載カメラ装置200と無線通信を行うことで、運転者の顔画像データおよび自車両1の周囲の画像データを車載カメラ装置200から受信する。なお、端末側WLAN通信装置320により受信された画像データは、端末制御装置340に送信される。
端末側電話通信装置330は、電話回線網を利用して、サーバー400と無線通信を行うことで、車載装置100から取得したプローブ情報をサーバー400に送信する。
ディスプレイ350は、たとえば、携帯通信端末300が備える液晶ディスプレイなどである。本実施形態において、ディスプレイ350は、端末制御装置340の制御に基づいて、車載カメラ装置200により撮像された運転者の顔画像を、ディスプレイ350が備えるディスプレイ画面に表示する。これにより、自車両1の運転者に、車載カメラ装置200により撮像された運転者の顔画像を提示することができる。
端末制御装置340は、携帯通信端末300の通信を制御するためのプログラムを格納したROMと、CPUと、RAMとから構成される。端末制御装置340は、ROMに格納されたプログラムをCPUにより実行することにより、プローブ情報および運転者の覚醒情報を車載装置100から取得する車両情報取得機能と、車載装置100から取得したプローブ情報および車載カメラ装置200から受信した自車両1の周囲の画像データをサーバー400に送信する第1通信機能と、運転者の顔画像データおよび自車両1の周囲の画像データを車載カメラ装置200から受信する第2通信機能と、無線通信の切り替えを制御する制御機能と、車載カメラ装置200から取得した運転者の顔画像をディスプレイ350に表示させる表示機能と、車載カメラ装置200から受信した自車両1の周囲の画像データをメモリ360に記憶する記憶機能と、運転者に警報を報知する報知機能と、を有する。
端末制御装置340の車両情報取得機能は、自車両1の位置情報を含むプローブ情報と、運転者の覚醒状態を示す覚醒情報とを車載装置100から取得する。具体的には、車両情報取得機能は、端末側BT通信装置310を介して、Bluetoothなどの通信方式により車載装置100と無線接続することで、プローブ情報および運転者の覚醒情報を車載装置100から取得する。
端末制御装置340の第1通信機能は、車載装置100から取得したプローブ情報をサーバー400に送信する。具体的には、第1通信機能は、端末側電話通信装置330を介して、電話回線網を利用してサーバー400と無線通信を行うことで、車載装置100により検出されたプローブ情報および車載カメラ装置200により撮像された自車両1の周囲の画像データを、サーバー400に送信する。なお、以下においては、電話回線網を利用した、携帯通信端末300とサーバー400との間の無線通信を、第1無線通信として説明する。
端末制御装置340の第2通信機能は、運転者の顔画像データおよび自車両1の周囲の画像データを車載カメラ装置200から受信する。具体的には、第2通信機能は、端末側WLAN通信装置320を介して、WiFi規格の無線LANを利用して車載カメラ装置200と無線通信を行うことで、車載カメラ装置200により撮像された運転者の顔画像データおよび自車両1の周囲の画像データを車載カメラ装置200から受信する。なお、以下においては、WiFi規格の無線LANを利用した、携帯通信端末300と車載カメラ装置200との間の無線通信を、第2無線通信として説明する。
端末制御装置340の制御機能は、携帯通信端末300において第1無線通信を行うか、第2無線通信を行うかを制御する。具体的には、制御機能は、車載装置100から取得した運転者の覚醒情報に基づいて、運転者が居眠り状態に変化したか否かを判断する。そして、制御機能は、運転者が居眠り状態に変化したと判断した場合には、運転者の顔画像および自車両1の周囲の画像データを取得するために、サーバー400と無線通信を行う第1無線通信から、車載カメラ装置200から運転者の顔画像データおよび自車両1の周囲の画像データを受信する第2無線通信へと切り替える。一方、運転者が居眠り状態に変化していない場合には、自車両1のプローブ情報をサーバー400に送信するために、電話回線網を利用してサーバー400にプローブ情報を送信する第1無線通信を実行する。
なお、制御機能は、運転者が居眠り状態に変化したと判断し、第1無線通信から第2無線通信へと切り替えた後に、運転者が居眠り状態から回復した場合には、第2無線通信から第1無線通信へと切り替える。これにより、運転者が居眠り状態である場面以外では、第1無線通信によりサーバー400にプローブ情報を送信することができる。
端末制御装置340の表示機能は、車載カメラ装置200から受信した運転者の顔画像データをディスプレイ350に表示させる。具体的には、表示機能は、運転者が居眠り状態となった場合に、車載カメラ装置200から受信した運転者の顔画像データをディスプレイ350に出力し、ディスプレイ350に、運転者の顔画像を表示させる。これにより、運転者に運転者の居眠り状態を把握させ、運転者の注意を喚起することができる。
端末制御装置340の記憶機能は、車載カメラ装置200から受信した自車両1の周囲の画像データをメモリ360に記憶する。すなわち、記憶機能は、第2無線通信により、車載カメラ装置200から自車両1の周囲の画像データが受信された場合に、受信した自車両1の周囲の画像データを、メモリ360に記憶する。これにより、運転者が居眠りしている際の自車両1の周囲の画像を、携帯通信端末300に記憶することができる。
端末制御装置340の報知機能は、運転者の居眠りに対する警告を報知する。たとえば、報知機能は、携帯通信端末300のディスプレイ350に、居眠りを防止するための警告を表示し、また、携帯通信端末300が備えるスピーカー(不図示)から、居眠りを防止するための音声を出力することで、運転者の居眠りに対する警告を報知する。
次に、サーバー400について説明する。サーバー400は、自車両1の外部に設置され、電話回線網を介して携帯通信端末300と無線通信を行うことで、携帯通信端末300を介して、自車両1の位置情報を含むプローブ情報を取得する。そして、サーバー400は、このように複数の車両から受信したプローブ情報を収集することで、自車両1を含む複数の車両に、各種交通情報を適切に提供することができる。
続いて、図2を参照して、本実施形態に係る通信制御処理について説明する。図2は、本実施形態に係る通信制御処理を示すフローチャートである。なお、以下に説明する通信制御処理は、携帯通信端末300の端末制御装置340により実行される。
まず、ステップS101では、車両情報取得機能により、プローブ情報および運転者の覚醒情報の取得が行われる。具体的には、車両情報取得機能は、Bluetoothなどの通信方式により車載装置100と無線接続することで、自車両1の位置情報を含むプローブ情報と運転者の覚醒状態を示す覚醒情報を車載装置100から取得する。
ステップS102では、第1通信機能により、電話通信網を利用してサーバー400と無線通信を行う第1無線通信により、ステップS101で取得されたプローブ情報がサーバー400に送信される。これにより、サーバー400は、自車両1の位置情報を含むプローブ情報を、携帯通信端末300から受信することができる。
ステップS103では、制御機能により、ステップS101で取得された運転者の覚醒情報に基づいて、運転者が居眠り状態に変化したか否かの判断が行われる。運転者が居眠り状態に変化していない場合には、ステップS101に戻り、携帯通信端末300からサーバー400に対してプローブ情報を送信する処理が繰り返される。一方、運転者が居眠り状態に変化した場合には、ステップS104に進む。
ステップS104では、制御機能により、電話回線網を利用してサーバー400と無線通信を行う第1無線通信から、WiFi規格の無線LANを利用して車載カメラ装置200と無線通信を行う第2無線通信への切り替えが行われる。これにより、ステップS105では、第2通信機能により、運転者の顔画像データおよび自車両1の周囲の画像データが、WiFiなどの無線LANを利用した第2無線通信により、周期的に車載カメラ装置200から受信される。
そして、ステップS106では、記憶機能により、ステップS105で受信した自車両1の周囲の画像データが、携帯通信端末300のメモリ360に記憶される。また、ステップS107では、表示機能により、ステップS105で受信した運転者の顔画像が、ディスプレイ350のディスプレイ画面に表示される。これにより、運転者の注意を喚起することができる。さらに、ステップ107においては、報知機能より、運転者の居眠りを防止するための警告が報知される。
そして、ステップS108では、制御機能により、運転者が居眠り状態から回復したか否かの判断が行われる。本実施形態において、携帯通信端末300は、ステップS101以降においても、車載装置100から運転者の覚醒情報を繰り返し取得しており、制御機能は、最新の覚醒情報に基づいて、運転者が居眠り状態であるか否かを判断する。そして、運転者が居眠り状態ではなく、運転者が居眠り状態から回復していると判断できた場合には、ステップS109に進む。一方、運転者が居眠り状態のままである場合には、ステップS105に戻り、運転者の顔画像データおよび自車両1の周囲の画像データの受信、受信した画像データに基づく画像の表示および記憶を繰り返し実行する。なお、ステップS108においては、運転者の居眠り状態が検出されてから一定時時間が経過している場合に、ステップS109に進む構成としてもよい。
ステップS109では、運転者が居眠り状態から回復しているため、制御機能により、車載カメラ装置200と無線通信を行う第2無線通信から、サーバー400と無線通信を行う第1無線通信への切り替えが行われる。これにより、ステップS110では、第1通信機能により、運転者が居眠り状態であった際に撮像された自車両1の周囲の画像データと、自車両1の位置情報を含むプローブ情報とが、電話回線網を介して、サーバー400に送信される。
以上のように、本実施形態では、運転者の居眠り状態を検出した場合に、携帯通信端末300の無線通信を、電話回線網を利用してサーバー400と無線通信を行う第1無線通信から、WiFi規格の無線LANを利用して車載カメラ装置200と無線通信を行う第2無線通信へと切り替える。これにより、運転者が居眠りをしている場合に、居眠りをしている運転者の顔画像データおよび自車両1の周囲の画像データを、車載カメラ装置200から適切に受信することができる。また、車載カメラ装置200から受信した運転者の顔画像データを、ディスプレイ350に表示することで、運転者の注意を喚起することができる。
また、本実施形態では、運転者が居眠り状態から回復した場合に、車載カメラ装置200と無線通信を行う第2無線通信から、サーバー400と無線通信を行う第1無線通信に切り替えて、運転者が居眠り状態であった際に撮像された自車両1の周囲の画像データをサーバー400に送信する。これにより、サーバー400は、転者が居眠り状態であった際に撮像された自車両1の周囲の画像データを携帯通信端末300から適切に受信することができる。その結果、サーバー400のオペレーターは、運転者が居眠り状態であった際に撮像された自車両1の周囲の画像データに基づいて、運転者が居眠り状態であって際の状況をより正確に把握することができる。
また、本実施形態では、運転者が居眠り状態でない間は、電話回線網を利用する第1無線通信が実行される。ここで、第1無線通信は、第2無線通信と比べて、携帯通信端末300のバッテリ消費量が少ないため、運転者が居眠り状態である場面を除いて、電話回線網を利用する第1無線通信を行うことで、携帯通信端末300のバッテリ消費量の低減を防止することができる。また、携帯通信端末300は、運転者が居眠り状態である場面を除いて、電話回線網を利用する第1無線通信を行うことで、電話やメールなどの電話回線網を利用するサービスの使用機会を確保することもできる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
たとえば、上述した実施形態では、車載装置100において、運転者の覚醒状態を検出する構成を例示したが、この構成に限定されず、たとえば、携帯通信端末300において、運転者の覚醒状態を検出する構成とすることができる。この場合、携帯通信端末300は、たとえば、車載カメラ装置200から運転者の顔画像を取得することで、運転者の覚醒状態を検出することができる。
また、上述した実施形態では、携帯通信端末300を、車載カメラ装置200およびサーバー400と無線通信を行う通信装置として例示して本発明を説明したが、この構成に限定されず、たとえば、車両1に搭載された車載装置100を、車載カメラ装置200およびサーバー400と無線通信を行う通信装置として用いる構成としてもよい。すなわち、この場合、車載装置100は、電話回線網を利用してサーバー400と第1無線通信を行う電話通信装置と、WiFi規格の無線LANを利用して車載カメラ装置200と第2無線通信を行うWLAN通信装置とを備え、運転者が居眠り状態に変化した場合に、第1無線通信から第2無線通信に切り替える構成とすることができる。
さらに、上述した実施形態では、運転者の覚醒状態に基づいて、運転者が居眠り状態であるか否かを判断し、運転者が居眠り状態である場合に、第1無線通信から第2無線通信へと切り替える構成を例示したが、この構成に限定されず、たとえば、運転者が発作や意識喪失などを生じたか否かを判断し、運転者が発作や意識喪失などを生じている場合に、第1無線通信から第2無線通信へと切り替える構成としてもよい。
さらに、上述した実施形態では、携帯通信端末300が、運転者の顔画像データおよび自車両1の周囲の画像データを車載カメラ装置200から受信する構成を例示したが、この構成に限定されず、たとえば、運転者の顔画像データおよび自車両1の周囲の画像データのうち一方を車載カメラ装置200から受信する構成としてもよい。また、運転者が居眠り状態であった場合に、自車両1の周囲の画像をディスプレイ350に表示させる構成としてもよいし、あるいは、運転者が居眠り状態であった場合に、運転者の顔画像をサーバー400に送信させる構成としてもよい。この場合、たとえば、第1無線通信を介して、サーバー400のオペレーターにより、運転者を居眠り状態から回復するように声をかけることができる。
なお、上述した端末制御装置340は本発明の取得手段、制御手段、および提示手段に、車載カメラ装置200は本発明の車載通信機器に、車載装置100は本発明の車載機器に、それぞれ相当する。
100…車載装置
110…自車位置検出装置
120…車載制御装置
130…車両側BT通信装置
160…覚醒状態検出装置
200…車載カメラ装置
210…カメラ
220…カメラ制御装置
230…カメラ側WiFi通信装置
300…携帯通信端末
310…端末側BT通信装置
320…端末側WiFi通信装置
330…端末側電話通信装置
340…端末制御装置
350…ディスプレイ
360…メモリ
400…サーバー

Claims (5)

  1. 第1の無線通信方式によりサーバーと無線通信を行う第1無線通信と、前記第1の無線通信方式とは異なる第2の無線通信方式により、車両に搭載された車載通信機器と無線通信を行う第2無線通信とを切り替えて、無線通信を行う通信装置の通信制御装置であって、
    運転者の覚醒状態を示す覚醒情報を取得する取得手段と、
    前記第1無線通信と前記第2無線通信との切り替えを制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記運転者の覚醒情報に基づいて、前記運転者が居眠り状態に変化したか否かを判断し、前記運転者が居眠り状態に変化した判断した場合に、前記通信装置の無線通信を、前記第1無線通信から前記第2無線通信へと切り替えることを特徴とする通信制御装置。
  2. 請求項1に記載の通信制御装置において、
    前記車載通信機器は、前記運転者の顔画像を撮像する撮像機器であることを特徴とする通信制御装置。
  3. 請求項1に記載の通信制御装置において、
    前記車載通信機器は、前記車両の周囲の画像を撮像する撮像機器であることを特徴とする通信制御装置。
  4. 請求項2または3に記載の通信制御装置において、
    前記運転者の顔画像を前記運転者に提示する提示手段をさらに備えることを特徴とする通信制御装置。
  5. 第1の無線通信方式によりサーバーと無線通信を行う第1無線通信と、前記第1の無線通信方式とは異なる第2の無線通信方式により、車両に搭載された車載通信装置と無線通信を行う第2無線通信とが可能な通信装置の通信制御方法であって、
    前記車両の運転者の覚醒状態に基づいて、前記運転者が居眠り状態であるか否かを判断し、前記運転者が居眠り状態に変化した場合に、前記通信装置の無線通信を、前記第1無線通信から前記第2無線通信に切り替えることを特徴とする通信制御方法。
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