JP6311282B2 - 起動制御プログラム、装置、及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、起動制御プログラム、起動制御装置、及び起動制御方法に関する。
例えば、災害対策システムなどで、被災した業務をバックアップサイトに復旧させる際など、複数の情報処理装置を起動する際には、どのような順序で情報処理装置を起動するかを指定する必要がある。例えば、認証サーバ、アプリケーションサーバ、Webサーバは、この順に起動する必要がある。また、例えば、ドメイン構成クラスタサーバに含まれる論理サーバの起動順序については、管理サーバと管理対象サーバとの接続の関係を考慮する必要がある。従来、複数の情報処理装置を起動する際の順序は、人手で決定し、管理システムに入力していた。なお、上述の認証サーバ、アプリケーションサーバ、Webサーバ、管理サーバ、及び管理対象サーバは情報処理装置の一例である。
例えば、業務システムのサービスレベルを遵守するためのクラスタシステムが提案されている。このクラスタシステムでは、業務システムの稼動目標であるサービスレベル、及び複数の仮想サーバの再起動順序を記憶し、仮想サーバの稼動実績を検出する。そして、仮想サーバのメンテナンス中に仮想サーバの再起動時間を計測して更新し、複数の仮想サーバの冗長度を算出する。また、このクラスタシステムは、算出した冗長度と、検出された稼動実績と、記憶されているサービスレベルと、更新された再起動時間とに基づいて、新たな再起動順序を決定している。
また、サーバ相互間でのワークフローの履歴情報に関する矛盾の有無を調べ、その結果に基づいてシステムを保守する方式が提案されている。この方式では、広域ネットワークに接続され、それぞれが作業の流れを規定するワークフローに従って自動的に作業を遂行する複数の各ワークフローシステムについての動作の履歴を保持する。そして、ワークフローシステムのシステムダウンからの復旧時に保持されている動作履歴を活用して信頼性を確保している。
特開2012−108651号公報 特開平09−050406号公報
しかし、複数の情報処理装置を起動する際の順序を人手で決定する場合には、入力忘れや入力ミスにより、複数の情報処理装置で運用される業務システムが正常に動作しないなどの問題が発生するリスクが高まる。また、新たに情報処理装置を配備する度に、情報処理装置の起動順序を人手で更新する必要がある。
さらに、クラウド環境では、起動順序を考慮すべき情報処理装置の台数が多くなるため、情報処理装置の起動順序を人手で決定し、管理システムに入力するには、大きな工数が発生する。
また、上述した稼働実績等を検出して、仮想サーバの再起動順序を決定する従来技術では、起動順序を誤ると正しく業務を提供できない業務システムにおける仮想サーバの正しい起動順序を、起動ルールとして人手で設定している。そのため、この従来技術では、上記のような、入力忘れや入力ミスによるリスク、及び大きな工数発生という問題を解決することはできない。
また、上述したワークフローの動作履歴に基づいてシステムを保守する従来の方式では、サーバ間の接続の関係を用いて動作履歴を解読することで、処理の簡略化を図っている。しかし、この方式では、情報処理装置の起動順序については考慮されていない。
本発明は、一つの側面として、通信の開始処理に配慮した複数の情報処理装置の起動順序を制御することを目的とする。
一つの実施形態では、複数の情報処理装置間の通信接続を開始するときの通信処理に関する情報を取得する。また、開示の技術は、取得した情報に基づいて、複数の情報処理装置を起動する際に、接続の開始の要求を送信した情報処理装置よりも、要求に対して応答を送信した情報処理装置が先に起動されるように制御する。
一つの側面として、通信の開始処理に配慮した複数の情報処理装置の起動順序を制御することができる。
本実施形態に係る起動制御システムの概略構成を示すブロック図である。 TCP通信のスリーウェイハンドシェイクを示す概略図である。 起動優先度の関係を示す情報の一例を示す図である。 通知済みリストの一例を示す図である。 電源停止情報の一例を示す図である。 除外リストの一例を示す図である。 管理テーブルの一例を示す図である。 情報処理装置の起動優先度の関係を示す図である。 本実施形態に係る起動制御装置として機能するコンピュータの概略構成を示すブロック図である。 通信監視処理を示すフローチャートである。 電源監視処理を示すフローチャートである。 起動優先度管理処理を示すフローチャートである。 管理テーブル更新処理を示すフローチャートである。 管理テーブルの一例を示す図である。 管理テーブルの一例を示す図である。 情報処理装置の起動優先度の関係を示す図である。 起動優先度整合処理を示すフローチャートである。 管理テーブルの一例を示す図である。 情報処理装置の起動優先度の関係を示す図である。
以下、図面を参照して開示の技術に係る実施形態の一例を詳細に説明する。
図1に示すように、起動制御システム10は、起動制御装置20、通信監視部21A、21B、及び電源監視部23A、23Bを含む。
起動制御システム10は、制御対象のネットワークに含まれる複数の情報処理装置を起動する際の起動順序を決定するための各情報処理装置の起動優先度を管理し、各情報処理装置の起動を制御する。制御対象の情報処理装置は、物理計算機及び仮想計算機を含む。図1の例では、物理計算機30A上で動作するVM(virtual machine)ソフトウェア31により構築された仮想計算機321及び仮想計算機322、並びに物理計算機30Bが制御対象の情報処理装置である。なお、VMソフトウェア31により構築された仮想計算機321及び仮想計算機322は、VMソフトウェア31により構築された仮想スイッチ33を介して、外部の物理スイッチ35と接続している。
通信監視部21Aは、仮想スイッチ33内に配置されている。通信監視部21Aは、仮想計算機321と仮想計算機322との通信、並びに仮想計算機321及び仮想計算機322と外部の情報処理装置との通信を監視する。通信監視部21Aは、後述する通知済みリスト22Aを有している。また、通信監視部21Bは、物理計算機30Bの入出力をスイッチングする物理スイッチ37内に配置されている。通信監視部21Bは、物理計算機30Bと外部の情報処理装置との通信を監視する。また、通信監視部21Bは、後述する通知済みリスト22Bを有している。
なお、通信監視部21A及び通信監視部21Bの配置箇所はスイッチ内に限定されず、情報処理装置間の通信を監視可能な通信経路上であればよい。
以下、通信監視部21Aと通信監視部21Bとを区別なく説明する場合には、単に「通信監視部21」と表記する。また、通知済みリスト22Aと通知済みリスト22Bとを区別なく説明する場合には、単に「通知済みリスト22」と表記する。
通信監視部21は、複数の情報処理装置間の通信を監視して、依頼側情報処理装置と応答側情報処理装置との間の通信処理に関する情報に関連する情報を有する通信を検知する。依頼側情報処理装置とは、情報処理装置間の通信接続の開始の要求を送信した情報処理装置であり、例えば、クライアント/サーバ構成におけるクライアント側の情報処理装置である。また、応答側情報処理装置とは、情報処理装置間の通信接続の開始の要求に対して応答を送信した情報処理装置であり、例えば、クライアント/サーバ構成におけるサーバ側の情報処理装置である。また、通信監視部21は、検知した通信処理に関する情報に関連する情報に基づいて、依頼側情報処理装置と応答側情報処理装置との間の起動優先度の関係を判定する。
本実施形態では、通信監視部21は、起動優先度の関係に関連する情報を有する通信として、スリーウェイハンドシェイク接続時における通信を検知する。スリーウェイハンドシェイク接続とは、2台の情報処理装置間における接続を確立するための接続手法である。例えば、図2に示すように、TCP通信のスリーウェイハンドシェイクでは、まず、クライアント側の情報処理装置Aがサーバ側の情報処理装置Bへ、通信の要求を示すSYNパケットを送信する。次に、情報処理装置Bが情報処理装置Aへ、接続の許可を示すSYN−ACKパケットを送信する。そして、情報処理装置Aが情報処理装置Bへ、接続開始を示すACKパケットを送信する。
例えば、サーバ/クライアント構成におけるサーバ側の情報処理装置は、クライアント側の情報処理装置よりも先に起動している必要がある。すなわち、サーバ側の情報処理装置の方が、クライアント側の情報処理装置よりも、起動優先度が高い。そこで、通信監視部21は、上記のスリーウェイハンドシェイク接続における通信に基づいて、2台の情報処理装置のいずれが依頼側(クライアント側)情報処理装置で、いずれが応答側(サーバ側)情報処理装置かを特定する。そして、通信監視部21は、応答側情報処理装置の方が、依頼側情報処理装置より起動優先度が高いという起動優先度の関係を示す情報を生成し、起動制御装置20へ通知する。
図3に、通信監視部21が通知する起動優先度の関係を示す情報の一例を示す。図3の例では、起動優先度の関係を示す情報であることを示すイベントタブ、起動優先度が高い情報処理装置のIPアドレス及びポート番号、並びに起動優先度が低い情報処理装置のIPアドレス及びポート番号の情報が含まれている。なお、ポート番号は、後述する除外リスト判定部25で、起動優先度の関係を判定するために用いた通信の内容を特定するために用いる情報である。
また、通信監視部21は、起動制御装置20へ起動優先度の関係を通知する際、過去に通知済みの起動優先度の関係と同一の起動優先度の関係を示す情報を再度通知しないようにする。具体的には、通信監視部21は、通信監視部21が有する通知済みリスト22に、通知済みの起動優先度の関係を判定した元になった通信の内容を登録する。そして、通信監視部21は、検知した通信の内容と通知済みリスト22に登録された通信の内容とを照合する。通信監視部21は、通知済みリスト22に一致する内容が存在する通信については、起動優先度の関係の判定に用いない。これにより、通知済みの起動優先度の関係が再度通知されることを防止し、通信監視部21と起動制御装置20間の不要な通信を削減することができる。
図4に、通知済みリスト22の一例を示す。図4の例では、起動優先度が低い情報処理装置のIPアドレス及びポート番号、並びに起動優先度が高い情報処理装置のIPアドレス及びポート番号の情報が含まれている。
電源監視部23Aは、物理計算機30Aに配置され、電源監視部23Bは、物理計算機30Bに配置されている。以下、電源監視部23Aと電源監視部23Bとを区別なく説明する場合には、単に「電源監視部23」と表記する。また、物理計算機30Aと物理計算機30Bとを区別なく説明する場合には、単に「物理計算機30」と表記する。
電源監視部23は、各物理計算機30の起動状況を監視する。電源監視部23は、物理計算機30の電源が停止したこと、すなわち電源がON状態からOFF状態に変わったことを検知すると、電源が停止した情報処理装置を示す電源停止情報を、起動制御装置20へ通知する。図5に、電源監視部23が通知する電源停止情報の一例を示す。図5の例では、電源停止情報であることを示すイベントタブ、及び電源が停止した情報処理装置のIPアドレスの情報が含まれている。
図1に示すように、起動制御装置20は、通知取得部24、除外リスト判定部25、及び制御部26を含む。
通知取得部24は、通信監視部21から通知された起動優先度の関係を示す情報を取得し、除外リスト判定部25へ受け渡す。また、電源監視部23から通知された電源停止情報を取得し、制御部26へ受け渡す。
除外リスト判定部25は、通知取得部24で取得した起動優先度の関係を示す情報のうち、情報処理装置の起動順序に関係しない情報を除外する。具体的には、除外リスト判定部25は、取得された起動優先度の関係を示す情報と、除外する起動優先度の関係を示す情報を予め登録した除外リスト27とを照合して、取得された起動優先度の関係を示す情報を除外するか否かを判定する。
除外リスト27には、例えば、Telnet通信、UDP通信、特定のアプリケーションにおける通信等、情報処理装置の起動順序に関係しない通信に基づいて判定される起動優先度の関係を示す除外情報を登録しておく。特定のアプリケーションにおける通信か否かは、ポート番号の情報を用いて判定する。除外リスト判定部25は、図示しないマウス、キーボード、ディスプレイ等の入出力装置を介してユーザにより入力された除外情報を受け付け、除外リスト27に登録する。
図6に、除外リスト27の一例を示す。図6の例では、送信先のポート番号及びIPアドレス、並びに送信元のポート番号及びIPアドレスの情報が含まれている。本実施形態では、起動優先度の関係を示す情報における起動優先度が高い情報処理装置が送信先に相当し、起動優先度が低い情報処理装置が送信元に相当する。
除外リスト判定部25は、除外しないと判定した起動優先度の関係を示す情報を、制御部26へ受け渡す。
制御部26は、起動制御装置20の最初の起動後に、各情報処理装置の起動優先度を管理するための管理テーブル28の初期化を行う。また、制御部26は、管理テーブル28の初期化後、除外リスト判定部25から受け渡された起動優先度の関係を示す情報、及び通知取得部24から受け渡された電源停止情報に基づいて、管理テーブル28を更新する。管理テーブル28には、制御対象の複数の情報処理装置を示す情報、及び各情報処理装置の起動優先度が登録されている。
図7に、管理テーブル28の一例を示す。図7の例では、情報処理装置番号、IPアドレス、優先起動情報処理装置番号リスト、及び起動優先度の情報が含まれている。情報処理装置番号は、管理テーブル28において、各情報処理装置を識別するための情報である。優先起動情報処理装置番号リストは、その情報処理装置より優先して起動する情報処理装置を、情報処理装置番号で特定した情報である。図7の例では、情報処理装置番号0の情報処理装置(以下、「情報処理装置0」と表記する。他の情報処理装置番号の情報処理装置についても同様)の優先起動情報処理装置番号リストに、「1,2」が登録されている。これは、情報処理装置0より情報処理装置1及び情報処理装置2を優先して起動することを表す。起動優先度は、複数の情報処理装置を起動する際の起動順序を決定する情報である。制御部26は、起動優先度が高い情報処理装置から順に起動するように制御する。図7の例では、数字が大きいほど優先度が高いことを表している。
図8に、図7の管理テーブル28が示す情報処理装置の起動優先度の関係を示す。図8において、各ノード(丸印)が各情報処理装置を表している。また、各ノードの中の数字は、各ノードが表す情報処理装置の情報処理装置番号、及び各ノードの下に付与した数字は各ノードが表す情報処理装置の起動優先度である。また、エッジで接続されたノードが表す情報処理装置間には、接続関係があることを示しており、また、エッジの始点が起動優先度の低い情報処理装置を表すノードであり、エッジの終点が起動優先度の高い情報処理装置を表すノードである。
起動制御装置20は、例えば図9に示すコンピュータ40で実現することができる。コンピュータ40はCPU42、メモリ44、不揮発性の記憶部46、入出力インターフェース(I/F)47、及びネットワークI/F48を備えている。CPU42、メモリ44、記憶部46、入出力I/F47、及びネットワークI/F48は、バス49を介して互いに接続されている。
記憶部46はHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等によって実現できる。記録媒体としての記憶部46には、コンピュータ40を起動制御装置20として機能させるための起動制御プログラム50が記憶されている。また、記憶部46は、除外リスト記憶領域57、及び管理テーブル記憶領域58を有する。CPU40は、起動制御プログラム50を記憶部46から読み出してメモリ44に展開し、起動制御プログラム50が有するプロセスを順次実行する。
起動制御プログラム50は、通知取得プロセス54、除外リスト判定プロセス55、及び制御プロセス56を有する。
CPU42は、通知取得プロセス54を実行することで、図1に示す通知取得部24として動作する。また、CPU42は、除外リスト判定プロセス55を実行することで、図1に示す除外リスト判定部25として動作する。また、CPU42は、制御プロセス56を実行することで、図1に示す制御部26として動作する。
起動制御装置20がコンピュータ40で実現される場合、除外リスト記憶領域57は、図1に示す除外リスト27を記憶する記憶領域として用いられる。また、管理テーブル記憶領域58は、図1に示す管理テーブル28を記憶する記憶領域として用いられる。これにより、起動制御プログラム50を実行したコンピュータ40が、起動制御装置20として機能することになる。
なお、起動制御装置20は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC(Application Specific Integrated Circuit)等で実現することも可能である。
次に、本実施形態に係る起動制御システム10の作用について説明する。通信監視部21は、図10に示す通信監視処理を実行することにより、起動優先度の関係を示す情報を起動制御装置20へ通知する。電源監視部23は、図11に示す電源監視処理を実行することにより、電源停止情報を起動制御装置20へ通知する。起動制御装置20は、図12に示す起動優先度管理処理を実行することにより、情報処理装置間の通信処理に関する情報に基づいて、複数の情報処理装置の起動優先度を管理する管理テーブル28を更新する。以下、各処理について詳述する。なお、図10に示す通信監視処理は、1つの通信監視部21において実行される処理であり、図11に示す電源監視処理は、1つの電源監視部23において実行される処理である。
図10に示す通信監視処理のステップS10で、通信監視部21が、複数の情報処理装置間の通信を監視する。次に、ステップS11で、通信監視部21が、情報処理装置間の通信を検知したか否かを判定する。通信が検知された場合には、ステップS12へ移行し、通信が検知されなかった場合には、ステップS10に戻る。
ステップS12では、通信監視部21が、検知した通信の内容と通知済みリスト22(例えば図4)に登録された通信の内容とを照合し、検知した通信の内容が通知済みリスト22に登録されているか否かを判定する。検知した通信の内容が通知済みリスト22に登録されていない場合には、ステップS13へ移行し、登録されている場合には、ステップS10へ戻る。
ステップS13では、通信監視部21が、検知した通信が、スリーウェイハンドシェイク接続時における通信か否かを判定する。この判定は、通信監視部21が、通信を検知した情報処理装置のOS(Operating System)から、スリーウェイハンドシェイク接続が確立したことを示すログを取得して行うことができる。このログには、いずれが依頼側(クライアント側)情報処理装置で、いずれが応答側(サーバ側)情報処理装置かを示す情報も含まれる。また、別の方法として、通信監視部21が、例えば図2に示すような3つの通信が、スリーウェイハンドシェイクのタイムアウト時間内に行われたか否かを判定してもよい。検知した通信がスリーウェイハンドシェイク接続時における通信の場合には、ステップS14へ移行し、スリーウェイハンドシェイク接続時における通信ではない場合には、ステップS10へ戻る。
ステップS14では、通信監視部21が、上記のスリーウェイハンドシェイク接続における通信に基づいて、2台の情報処理装置のいずれが依頼側(クライアント側)情報処理装置で、いずれが応答側(サーバ側)情報処理装置かを特定する。上記ステップS13で、OSからログを取得している場合には、そのログに基づいて特定することができる。また、上記ステップS13で、通信の内容に基づいて、通信監視部21がスリーウェイハンドシェイク接続における通信か否かを判定した場合には、例えば、最初のSYNパケットを送信した情報処理装置を依頼側情報処理装置として特定することができる。そして、通信監視部21が、応答側情報処理装置の方が、依頼側情報処理装置より起動優先度が高いという起動優先度の関係を示す情報(例えば図3)を生成し、起動制御装置20へ通知する。
次に、ステップS15で、通信監視部21が、通知済みリスト22に、通知済みの起動優先度の関係を判定した元になった通信の内容を登録して、ステップS10へ戻る。
次に、図11に示す電源監視処理のステップS21で、電源監視部23が、各物理計算機30の起動状況を監視する。次に、ステップS22で、電源監視部23が、物理計算機30の電源が停止したか否かを判定する。電源が停止した場合には、ステップS23へ移行し、停止していない場合には、ステップS21へ戻る。
ステップS23では、電源監視部23が、電源が停止した情報処理装置(物理計算機30)を示す電源停止情報を、起動制御装置20へ通知して、ステップS21へ戻る。
次に、図12に示す起動優先度管理処理のステップS31で、制御部26が、管理テーブル28を初期化する。具体的には、まず、制御部26が、管理する複数の情報処理装置を含むネットワークを管理するリソース運用管理システム等が有する情報処理装置の情報を取得し、管理テーブル28に登録する。例えば、図7に示す管理テーブル28であれば、情報処理装置の情報としてIPアドレスを取得し、取得したIPアドレスに情報処理装置番号を付与して、管理テーブル28に登録する。そして、制御部26は、各情報処理装置の起動優先度を全て「1」に設定する。なお、この段階では、優先起動情報処理装置番号リストの項目は空欄である。
さらに、除外リスト判定部25が、除外リスト27を初期化する。具体的には、除外リスト判定部25が、図示しないマウス、キーボード、ディスプレイ等の入出力装置を介してユーザにより入力された除外情報を受け付け、除外リスト27(例えば図6)に登録する。
次に、ステップS32で、通知取得部24が、通信監視部21から起動優先度の関係を示す情報が通知されたか、または電源監視部23から電源停止情報が通知されたか否かを判定する。いずれかの通知を取得した場合には、ステップS33へ移行し、いずれの通知も取得していない場合には、本ステップの判定を繰り返す。
ステップS33では、通知取得部24が、上記ステップS32で取得した通知が、起動優先度の関係を示す情報の通知か否かを判定する。起動優先度の関係を示す情報の通知の場合には、ステップS34へ移行し、電源停止情報の通知の場合には、ステップS35へ移行する。
ステップS34では、除外リスト判定部25が、取得した起動優先度の関係を示す情報が、除外リスト27に登録されているか否かを判定することにより、情報処理装置の起動順序に関係しない情報か否かを判定する。取得した起動優先度の関係を示す情報が除外リスト27に登録されている場合には、ステップS32に戻る。取得した起動優先度の関係を示す情報が除外リスト27に登録されていない場合には、ステップS35へ移行する。
ステップS35では、制御部26が、図13に示す管理テーブル更新処理を実行する。
図13に示す管理テーブル更新処理のステップS41で、制御部26が、上記ステップS32で取得された通知が、起動優先度の関係を示す情報の通知か、または電源停止情報の通知かを判定する。起動優先度の関係を示す情報の通知の場合には、ステップS42へ移行し、電源停止情報の通知の場合には、ステップS48へ移行する。
ステップS42では、制御部26が、起動優先度の関係を示す情報に含まれる起動優先度が高い情報処理装置または起動優先度が低い情報処理装置の情報が、管理テーブル28に未登録か否かを判定する。未登録の場合には、ステップS43へ移行し、登録済みの場合には、ステップS44へ移行する。
ステップS43では、制御部26が、管理テーブル28に未登録の情報処理装置のIPアドレスを、起動優先度の関係を示す情報から取得し、管理テーブル28に登録し、情報処理装置番号を付与する。例えば、現在の各情報処理装置の起動優先度の状態が、図7及び図8であり、取得された起動優先度の関係を示す情報が、図3に示すものであったとする。この場合、図7に示す管理テーブル28に、IPアドレスが「192.168.10.2」の情報処理装置は登録されていない。そこで、制御部26は、図14に示すように、管理テーブル28にIPアドレスが「192.168.10.2」の情報処理装置の情報を登録し、情報処理装置番号「5」を付与すると共に、起動優先度を「1」に設定する。なお、図3に示す起動優先度の関係を示す情報に含まれるIPアドレスが「192.168.10.1」の情報処理装置は、図7に示す管理テーブル28の情報処理装置0に該当するため、登録しない。
次に、ステップS44で、制御部26が、起動優先度の関係を示す情報を、管理テーブル28に登録する。例えば、起動優先度の関係を示す情報に、起動優先度が低い情報処理装置として情報処理装置Aの情報が含まれ、起動優先度が高い情報処理装置として情報処理装置Bの情報が含まれていたとする。この場合、制御部26は、管理テーブル28における情報処理装置Aの「優先起動情報処理装置番号リスト」欄に、情報処理装置Bの情報処理装置番号を追加する。
より具体的に、上述の図3の起動優先度の関係を示す情報を取得して、図14に示す管理テーブル28の状態になっている場合について説明する。図3の起動優先度の関係を示す情報では、起動優先度が低い情報処理装置Aは情報処理装置5であり、起動優先度が高い情報処理装置Bは情報処理装置0である。そのため、図15に示すように、情報処理装置5の「優先起動情報処理装置番号リスト」欄に「0」を追加する。
次に、ステップS45で、制御部26が、管理テーブル28において、情報処理装置Bの起動優先度が、情報処理装置Aの起動優先度より大きいか否かを判定する。情報処理装置Bの起動優先度>情報処理装置Aの起動優先度の場合には、取得した起動優先度の関係を示す情報と、管理テーブル28に登録されている情報とが整合しているため、管理テーブル更新処理を終了し、図12に示す起動制御処理へリターンする。
一方、情報処理装置Bの起動優先度≦情報処理装置Aの起動優先度の場合には、取得した起動優先度の関係を示す情報と、管理テーブル28に登録されている情報とが整合していないことを表す。そこで、ステップS46へ移行し、制御部26が、情報処理装置Bの起動優先度が情報処理装置Aの起動優先度より高くなるように更新する。例えば、情報処理装置Bの起動優先度を、情報処理装置Aの起動優先度に1加算した値に更新する。
上記ステップS44〜S46で、取得した起動優先度の関係を示す情報に基づく管理テーブル28の更新を行った場合には、取得した起動優先度の関係を示す情報に含まれる情報処理装置間の起動優先度の整合性は図られる。しかし、図16に示すように、取得した起動優先度の関係を示す情報に含まれる情報処理装置間の起動優先度を更新することにより、制御対象の情報処理装置全体での起動優先度の整合がとれなくなってしまう場合がある。
そこで、ステップS47で、制御部26が、図17に示す起動優先度整合処理(B)を実行する。なお、「(B)」は、取得した起動優先度の関係を示す情報に含まれる起動優先度が高い情報処理装置Bを基準に行われる起動優先度整合処理であることを表す。
図17に示す起動優先度整合処理のステップS51で、制御部26が、変数Xに情報処理装置Bの情報処理装置番号を設定する。また、制御部26が、変数Y(i)に、管理テーブル28の情報処理装置Xの優先起動情報処理装置番号リストに登録されている情報処理装置番号を設定する。なお、iはi=1,2,・・・,size(i)であり、size(i)は、優先起動情報処理装置番号リストに登録されている情報処理装置番号の個数である。ここでは、X=0、Y(1)=1、Y(2)=2が設定される。
次に、ステップS52で、制御部26が、Y(i)に設定された値があるか否かを判定する。Y(i)に設定された値がない場合には、上記ステップS44〜S46の処理で、他の情報処理装置の起動優先度に影響を与えないため、そのまま図13に示す管理テーブル更新処理へリターンする。ここでは、Y(i)に設定された値があるため、ステップS53へ移行する。
ステップS53では、制御部26が、変数iに1をセットし、変数iがsize(i)になるまで、変数iを1インクリメントしながら、ステップS54〜S56の比較ループを実行する。
ステップS54では、制御部26が、管理テーブル28において、情報処理装置Y(i)の起動優先度が、情報処理装置Xの起動優先度より大きいか否かを判定する。情報処理装置Y(i)の起動優先度≦情報処理装置Xの起動優先度の場合には、情報処理装置全体の起動優先度が整合していないことを表す。そこで、ステップS55へ移行し、制御部26が、情報処理装置Y(i)の起動優先度が情報処理装置Xの起動優先度より高くなるように更新する。例えば、情報処理装置Y(i)の起動優先度を、情報処理装置Xの起動優先度に1加算した値に更新する。
次に、ステップS56で、制御部26が、起動優先度整合処理(Y(i))を実行する。起動優先度整合処理(Y(i))は、ステップS51において、Xに情報処理装置Y(i)の情報処理装置番号を設定する点を除けば、図17に示す起動優先度整合処理(B)と同様である。
一方、ステップS54で、情報処理装置Y(i)の起動優先度>情報処理装置Xの起動優先度と判定された場合には、ステップS55及びS56はスキップする。
変数iがsize(i)になった場合には、ステップS53の比較ループを終了して、図13に示す管理テーブル更新処理へリターンする。これにより、管理テーブル28が、図18に示すように更新される。図18に示す管理テーブル28に登録された情報は、図19に示すように、制御対象の全情報処理装置間での起動優先度の整合性がとれた状態を表す。
一方、図13に示す管理テーブル更新処理のステップS48では、制御部26が、管理テーブル28において、取得された電源停止情報が示す情報処理装置の「優先起動情報処理装置番号リスト」の情報を削除すると共に、「起動優先度」を1に設定する。これにより、各情報処理装置の起動直後に行われたスリーウェイハンドシェイク接続時における通信に基づいて判定された起動優先度の関係が管理テーブル28に登録されることになるため、より確実な管理テーブル28の更新を行うことができる。
制御部26は、複数の情報処理装置を起動する際には、上記のように更新された管理テーブル28に登録された起動優先度が高い順に、各情報処理装置を起動するように制御する。
以上説明したように、本実施形態に係る起動制御システムによれば、情報処理装置間の通信から情報処理装置間の起動優先度の関係を取得し、情報処理装置間の起動優先度の関係に基づいて、情報処理装置の起動優先度を管理する。そのため、制御対象の情報処理装置数が増加した場合でも、人手に依ることなく、通信の開始処理に配慮した複数の情報処理装置の起動順序を制御することができる。
なお、上記実施形態では、通信監視部が、情報処理装置間の起動優先度の関係を判定する場合について説明したが、これに限定されない。例えば、通信監視部は、検知した情報処理装置間の通信の内容を示す情報を、起動優先度の関係を判定することなく起動制御装置へ通知してもよい。この場合、通知取得部が、通信の内容を示す情報を取得し、取得した通信の内容を示す情報に基づいて、情報処理装置間の起動優先度の関係を判定して、起動優先度の関係を示す情報を取得することができる。この場合、元々スイッチ等が備えるネットワークの通信を監視する機能を、通信監視部として利用することができる。これにより、起動優先度の関係を判定する機能を別途スイッチ等に持たせる必要がなく、簡易な設定のみで、現状システムへ開示の技術を適用することができる。
一方、実施形態のように、スイッチ等に配置された通信監視部が、起動優先度の関係を判定する場合には、処理負荷を分散することができ、起動制御装置の処理負荷を低減することができる。また、通信監視部と起動制御装置との間のトラフィック量を低減することができる。
また、上記では、起動制御プログラム50が記憶部46に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体に記録された形態で提供することも可能である。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
コンピュータに、
複数の情報処理装置間の通信接続を開始するときの通信処理に関する情報を取得し、
取得した前記通信処理に関する情報に基づいて、前記複数の情報処理装置を起動する際に、前記接続の開始の要求を送信した情報処理装置よりも、前記要求に対して応答を送信した情報処理装置が先に起動されるように制御する
ことを含む処理を実行させるための起動制御プログラム。
(付記2)
前記コンピュータに、取得した前記通信処理に関する情報のうち、情報処理装置の起動順序に関係しない情報が、起動制御で使用されないように除外することを含む処理を実行させるための付記1記載の起動制御プログラム。
(付記3)
前記コンピュータに、複数の情報処理装置間の通信経路上に配置され、前記複数の情報処理装置間の通信を監視して、前記通信処理に関する情報を有する通信を検知し、前記通信処理に関する情報に基づいて、前記要求を送信した情報処理装置と前記要求に対して応答を送信した情報処理装置との間の起動優先度の関係を判定する通信監視部から、前記通信処理に関する情報として、前記通信監視部により判定された起動優先度の関係を示す情報を取得することを含む処理を実行させるための付記1または付記2記載の起動制御プログラム。
(付記4)
前記コンピュータに、複数の情報処理装置間の通信経路上に配置され、前記複数の情報処理装置間の通信を監視する通信監視部から、前記通信処理に関する情報として、前記複数の情報処理装置間の通信の内容を示す情報を取得し、前記通信の内容を示す情報に基づいて、前記要求を送信した情報処理装置と前記要求に対して応答を送信した情報処理装置との間の起動優先度の関係を判定することを含む処理を実行させるための付記1または付記2記載の起動制御プログラム。
(付記5)
前記コンピュータに、過去に前記通信監視部から取得済みの前記通信処理に関する情報と同一の情報を取得しないようにすることを含む処理を実行させるための付記3または付記4記載の起動制御プログラム。
(付記6)
前記コンピュータに、前記通信処理に関する情報を、スリーウェイハンドシェイク接続時における通信に基づいて、前記要求を送信した情報処理装置と前記要求に対して応答を送信した情報処理装置とを特定した情報とすることを含む処理を実行させるための付記1〜付記5のいずれか1つに記載の起動制御プログラム。
(付記7)
前記コンピュータに、前記複数の情報処理装置の各々に配置され、前記複数の情報処理装置の各々の電源が停止したか否かを監視する電源監視部から、電源が停止した情報処理装置の情報を取得し、
取得した前記電源が停止した情報処理装置の情報が示す情報処理装置について、前記電源が停止した情報処理装置の情報が取得された後初めて取得した前記スリーウェイハンドシェイク接続時における通信に基づいて、前記要求を送信した情報処理装置と前記要求に対して応答を送信した情報処理装置とを特定した情報を、前記通信処理に関する情報として使用する
ことを含む処理を実行させるための付記6記載の起動制御プログラム。
(付記8)
複数の情報処理装置間の通信処理を開始するときの通信処理に関連する情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記通信処理に関する情報に基づいて、前記複数の情報処理装置を起動する際に、前記接続の開始の要求を送信した情報処理装置よりも、前記要求に対して応答を送信した情報処理装置が先に起動されるように制御する制御部と、
を含む起動制御装置。
(付記9)
前記取得部により取得された前記通信処理に関する情報のうち、情報処理装置の起動順序に関係しない情報が、起動制御で使用されないように除外する除外部を含む付記7記載の起動制御装置。
(付記10)
前記取得部は、複数の情報処理装置間の通信経路上に配置され、前記複数の情報処理装置間の通信を監視して、前記通信処理に関する情報を有する通信を検知し、前記通信処理に関する情報に基づいて、前記要求を送信した情報処理装置と前記要求に対して応答を送信した情報処理装置との間の起動優先度の関係を判定する通信監視部から、前記通信処理に関する情報として、前記通信監視部により判定された起動優先度の関係を示す情報を取得する付記8または付記9記載の起動制御装置。
(付記11)
前記取得部は、複数の情報処理装置間の通信経路上に配置され、前記複数の情報処理装置間の通信を監視する通信監視部から、前記通信処理に関する情報として、前記複数の情報処理装置間の通信の内容を示す情報を取得し、前記通信の内容を示す情報に基づいて、前記要求を送信した情報処理装置と前記要求に対して応答を送信した情報処理装置との間の起動優先度の関係を判定する付記8または付記9記載の起動制御装置。
(付記12)
前記取得部は、過去に前記通信監視部から取得済みの前記通信処理に関する情報と同一の情報を取得しない付記10または付記11記載の起動制御装置。
(付記13)
前記通信処理に関する情報を、スリーウェイハンドシェイク接続時における通信に基づいて、前記要求を送信した情報処理装置と前記要求に対して応答を送信した情報処理装置とを特定した情報とした付記8〜付記12のいずれか1つに記載の起動制御装置。
(付記14)
前記取得部は、前記複数の情報処理装置の各々に配置され、前記複数の情報処理装置の各々の電源が停止したか否かを監視する電源監視部から、電源が停止した情報処理装置の情報を取得し、
前記制御部は、取得した前記電源が停止した情報処理装置の情報が示す情報処理装置について、前記電源が停止した情報処理装置の情報が取得された後初めて取得した前記スリーウェイハンドシェイク接続時における通信に基づいて、前記要求を送信した情報処理装置と前記要求に対して応答を送信した情報処理装置とを特定した情報を、前記通信処理に関する情報として使用する
付記13記載の起動制御装置。
(付記15)
コンピュータに、
複数の情報処理装置間の通信接続を開始するときの通信処理に関する情報を取得し、
取得した前記通信処理に関する情報に基づいて、前記複数の情報処理装置を起動する際に、前記接続の開始の要求を送信した情報処理装置よりも、前記要求に対して応答を送信した情報処理装置が先に起動されるように制御する
ことを含む処理を実行させる起動制御方法。
(付記16)
前記コンピュータに、取得した前記通信処理に関する情報のうち、情報処理装置の起動順序に関係しない情報が、起動制御で使用されないように除外することを含む処理を実行させる付記15記載の起動制御方法。
(付記17)
前記コンピュータに、複数の情報処理装置間の通信経路上に配置され、前記複数の情報処理装置間の通信を監視して、前記通信処理に関する情報を有する通信を検知し、前記通信処理に関する情報に基づいて、前記要求を送信した情報処理装置と前記要求に対して応答を送信した情報処理装置との間の起動優先度の関係を判定する通信監視部から、前記通信処理に関する情報として、前記通信監視部により判定された起動優先度の関係を示す情報を取得することを含む処理を実行させる付記15または付記16記載の起動制御方法。
(付記18)
前記コンピュータに、複数の情報処理装置間の通信経路上に配置され、前記複数の情報処理装置間の通信を監視する通信監視部から、前記通信処理に関する情報として、前記複数の情報処理装置間の通信の内容を示す情報を取得し、前記通信の内容を示す情報に基づいて、前記要求を送信した情報処理装置と前記要求に対して応答を送信した情報処理装置との間の起動優先度の関係を判定することを含む処理を実行させる付記15または付記16記載の起動制御方法。
(付記19)
前記コンピュータに、過去に前記通信監視部から取得済みの前記通信処理に関する情報と同一の情報を取得しないようにすることを含む処理を実行させる付記17または付記18記載の起動制御方法。
(付記20)
前記コンピュータに、前記通信処理に関する情報を、スリーウェイハンドシェイク接続時における通信に基づいて、前記要求を送信した情報処理装置と前記要求に対して応答を送信した情報処理装置とを特定した情報とすることを含む処理を実行させる付記15〜付記19のいずれか1つに記載の起動制御方法。
(付記21)
前記コンピュータに、前記複数の情報処理装置の各々に配置され、前記複数の情報処理装置の各々の電源が停止したか否かを監視する電源監視部から、電源が停止した情報処理装置の情報を取得し、
取得した前記電源が停止した情報処理装置の情報が示す情報処理装置について、前記電源が停止した情報処理装置の情報が取得された後初めて取得した前記スリーウェイハンドシェイク接続時における通信に基づいて、前記要求を送信した情報処理装置と前記要求に対して応答を送信した情報処理装置とを特定した情報を、前記通信処理に関する情報として使用する
ことを含む処理を実行させる付記20記載の起動制御方法。
(付記22)
複数の情報処理装置間の通信経路上に配置され、前記複数の情報処理装置間の通信を監視して、前記通信処理に関する情報を有する通信を検知し、前記通信処理に関する情報に基づいて、前記要求を送信した情報処理装置と前記要求に対して応答を送信した情報処理装置との間の起動優先度の関係を判定する通信監視部と、
前記通信監視部から、前記起動優先度の関係を示す情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された起動優先度の関係を示す情報に基づいて、前記複数の情報処理装置を起動する際に、前記接続の開始の要求を送信した情報処理装置よりも、前記要求に対して応答を送信した情報処理装置が先に起動されるように制御する制御部と、を含む起動制御装置と、
を含む起動制御システム。
10 起動制御システム
20 起動制御装置
21 通信監視部
22 通知済みリスト
23 電源監視部
24 通知取得部
25 除外リスト判定部
26 制御部
27 除外リスト
28 管理テーブル
30 物理計算機
321,322 仮想計算機
40 コンピュータ
42 CPU
46 記憶部

Claims (9)

  1. コンピュータに、
    複数の情報処理装置間の通信接続を開始するときの通信処理を監視する監視装置から前記通信処理に関する情報を取得し、
    取得した前記通信処理に関する情報に基づいて、前記複数の情報処理装置を起動する際に、前記通信接続の開始の要求を送信した情報処理装置よりも、前記要求に対して応答を送信した情報処理装置が先に起動されるように制御する
    ことを含む処理を実行させるための起動制御プログラム。
  2. 前記コンピュータに、取得した前記通信処理に関する情報のうち、情報処理装置の起動順序に関係しない情報が、起動制御で使用されないように除外することを含む処理を実行させるための請求項1記載の起動制御プログラム。
  3. 前記監視装置は、複数の情報処理装置間の通信経路上に配置され、前記複数の情報処理装置間の通信を監視して、前記通信処理に関する情報を有する通信を検知し、前記通信処理に関する情報に基づいて、前記要求を送信した情報処理装置と前記要求に対して応答を送信した情報処理装置との間の起動優先度の関係を判定し、
    前記処理は、前記通信処理に関する情報として、前記監視装置により判定された起動優先度の関係を示す情報を取得することをさらにむ請求項1または請求項2記載の起動制御プログラム。
  4. 前記監視装置は、複数の情報処理装置間の通信経路上に配置され、前記複数の情報処理装置間の通信を監視し、
    前記処理は、前記通信処理に関する情報として、前記複数の情報処理装置間の通信の内容を示す情報を取得し、前記通信の内容を示す情報に基づいて、前記要求を送信した情報処理装置と前記要求に対して応答を送信した情報処理装置との間の起動優先度の関係を判定することをさらにむ請求項1または請求項2記載の起動制御プログラム。
  5. 前記コンピュータに、過去に前記監視装置から取得済みの前記通信処理に関する情報と同一の情報を取得しないようにすることを含む処理を実行させるための請求項3または請求項4記載の起動制御プログラム。
  6. 前記コンピュータに、前記通信処理に関する情報を、スリーウェイハンドシェイク接続時における通信に基づいて、前記要求を送信した情報処理装置と前記要求に対して応答を送信した情報処理装置とを特定した情報とすることを含む処理を実行させるための請求項1〜請求項5のいずれか1項記載の起動制御プログラム。
  7. 前記コンピュータに、前記複数の情報処理装置の各々に配置され、前記複数の情報処理装置の各々の電源が停止したか否かを監視する電源監視部から、電源が停止した情報処理装置の情報を取得し、
    取得した前記電源が停止した情報処理装置の情報が示す情報処理装置について、前記電源が停止した情報処理装置の情報が取得された後初めて取得した前記スリーウェイハンドシェイク接続時における通信に基づいて、前記要求を送信した情報処理装置と前記要求に対して応答を送信した情報処理装置とを特定した情報を、前記通信処理に関する情報として使用する
    ことを含む処理を実行させるための請求項6記載の起動制御プログラム。
  8. 複数の情報処理装置間の通信接続を開始するときの通信処理を監視する監視装置から前記通信処理に関連する情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記通信処理に関する情報に基づいて、前記複数の情報処理装置を起動する際に、前記通信接続の開始の要求を送信した情報処理装置よりも前記要求に対して応答を送信した情報処理装置が先に起動されるように制御する制御部と、
    を含む起動制御装置。
  9. コンピュータに、
    複数の情報処理装置間の通信接続を開始するときの通信処理を監視する監視装置から前記通信処理に関する情報を取得し、
    取得した前記通信処理に関する情報に基づいて、前記複数の情報処理装置を起動する際に、前記通信接続の開始の要求を送信した情報処理装置よりも前記要求に対して応答を送信した情報処理装置が先に起動されるように制御する
    ことを含む処理を実行させる起動制御方法。
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