JP6298985B2 - センサーicの活用回路 - Google Patents

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Description

本発明は、電気機器に搭載する電子制御回路の全般に使用される周囲環境を検知し電気信号に変換するセンサーICの活用回路に関するものである。
近年、電子制御技術の高度化により様々な分野において電気機器の動作を制御するために電子制御回路が活用されている。
また、このような電子制御回路においては、合わせて制御要素となる周囲環境を検知し電気信号に変換する対象とする周囲環境の状態に応じた制御動作を成立させるための集積回路等で構成された多様なセンサーICが作成されて用いられている。
このようなセンサーICの多くは動作電力を得るための電源用の正極端子と負極端子(GND)の2端子と、対象環境の検知結果を電源用の端子のいずれかを基準電位とした電気信号として出力する1端子の出力端子からなる計3端子を備えた構成が基本となっている。
また、センサーICは許容される電源の規定電圧の範囲が定められていることが一般的であり、この規定電圧が電源用の正極端子と負極端子の間に印加されているとき正常に機能を果たせるように構成されている。
従来、この種の3端子型のセンサーICの活用回路の代表的な一例として、磁気を検知するためのホールICを用いたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、そのセンサーICの活用回路について図11を参照しながら説明する。
図に示すように、ホールIC100は、外部の許容電圧の電力の供給源であるバッテリー101の供給電圧を内部回路の仕様で規定される電圧に一定化する電圧の安定化回路である電源回路102と、印加される磁気の大きさに応じてホール効果により起電力を生じるホール素子103と、このホール素子103の起電力を増幅するための増幅回路104とを備えている。
電源回路102は、ホール素子103の一方の電流端子105aと他方の基準電位(GND)の側となる電流端子105bとおよび、増幅回路104に接続されて、動作電力を供給している。
また、増幅回路104の出力はスイッチ構成となる電界効果型トランジスターであるところのFET106のゲートに接続され、FET106のドレインには電源回路102との間に負荷抵抗107を直列に接続して備えている。
このような構成により、規定値以上のホール素子103の起電力があれば増幅回路104で電圧値が増幅されてFET106が導通状態に駆動されることから、FET106のドレインと負荷抵抗107との接続点の電位V1は電源回路102の安定電圧から基準電位(GND)に変化する。
この接続点の電位V1に生じる電圧の変化から図示されていない制御装置おいてホールIC100の周囲環境の磁力の変化の検知結果を判断し電気機器の動作制御に活用するものであった。
特開平8−288498号公報
このような従来のセンサーICの活用回路においては、電源回路102の正極端子と負極端子を接続するための2本の配線とおよび、電位V1を出力信号として制御装置に対して取り出すための出力端子となる1本の配線の計3本の配線が必要であった。
よって、特に電子制御回路の主要構成とセンサーICの間を、距離を離して配置することが求められる電気機器の構成であっても3本の配線の配置は不可欠であることから相応のコストを要するという課題を有していた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、電子制御回路の主要構成とセンサーICとの間の配線数を削減して要されるコストを低減することにより、一般的な電気機器おいてより応用し易いセンサーICの活用回路を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、一対の電源端子と、電気信号を出力するための出力端子と、を備え、周囲の対象とする環境情報を検知し、電気信号に変換して前記出力端子から出力するセンサーICと、少なくとも前記センサーICの電源端子に対して定電圧の電力を供給する電源手段、および前記電源手段に接続され前記センサーIC出力端子の状態に基づく電気信号を入力として判断することにより周囲の環境情報に基づいた電気機器の動作制御を行う主制御手段とから構成される主制御回路とを備え、前記センサICと主制御回路との間を二本の配線で接続するセンサーICの活用回路において、前記電源手段と前記電源端子を接続する配線のどちらか一方にのみ直列に接続し、前記主制御回路側に配置する第一の抵抗体と、前記電源端子のどちらか一方と前記出力端子の間に接続し、前記センサーIC側に配置する第二の抵抗体とを備えて、前記第二の抵抗体は、前記センサーICの出力端子の状態に基づき該センサーIC側のインピーダンスを低下させることのできるものであって、前記主制御手段は、前記第一の抵抗体の前記センサーIC側の接続点に生じる電圧を該主制御手段のグランドを基準にして検出し、前記主制御手段のグランドを基準にした所定の閾値に対する前記接続点に生じる電圧の大小から前記センサーICにおける周囲の環境情報の検知状態を判断する構成としたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、一対の電源端子と、電気信号を出力するための出力端子と、を備え、周囲の対象とする環境情報を検知し、電気信号に変換して前記出力端子から出力するセンサーICと、少なくとも前記センサーICの電源端子に対して定電圧の電力を供給する電源手段、および前記電源手段に接続され前記センサーIC出力端子の状態に基づく電気信号を入力として判断することにより周囲の環境情報に基づいた電気機器の動作制御を行う主制御手段とから構成される主制御回路とを備え、前記センサICと主制御回路との間を二本の配線で接続するセンサーICの活用回路において、前記電源手段と前記電源端子を接続する配線のどちらか一方にのみ直列に接続し、前記主制御回路側に配置する第一の抵抗体と、前記電源端子のどちらか一方と前記出力端子の間に接続し、前記センサーIC側に配置する第二の抵抗体とを備えて、前記第二の抵抗体は、前記センサーICの出力端子の状態に基づき該センサーIC側のインピーダンスを低下させることのできるものであって、前記主制御手段は、前記第一の抵抗体の前記センサーIC側の接続点に生じる電圧を該主制御手段のグランドを基準にして検出し、前記主制御手段のグランドを基準にした所定の閾値に対する前記接続点に生じる電圧の大小から前記センサーICにおける周囲の環境情報の検知状態を判断する構成としたことにより、前記主制御手段とセンサーICの間を接続する配線は前記第一の抵抗体の接続されるセンサーICの前記電源端子の片側とおよび、第一の抵抗体が接続されない前記電源端子のもう一つの片側との2本となり電子制御回路の主要構成とセンサーICの間の距離を離して配置することが要求される電気機器の構成であっても接続のための配線の数を3本から2本に削減して、要されるコストを低減できることとなるので、一般的な電気機器おける応用性をより高めることができるという効果を得ることができる。
本発明の実施の形態1の回路構成の概略を示す回路図 同回路構成にセンサーIC構成の詳細を付加した回路図 同回路構成におけるセンサーICの電気信号の状態を示すチャート図 同回路構成の他の一例におけるセンサーICの電気信号の状態を示すチャート図 他の回路構成の一例の概略を示す回路図 同回路構成におけるセンサーICの電気信号の状態を示すチャート図 他の回路構成の一例の概略を示す回路図 他の回路構成の一例の概略を示す回路図 他の回路構成の一例の概略を示す回路図 同回路構成におけるセンサーICの電気信号の状態を示すチャート図 従来の活用回路の構成の概略を示す回路図
本発明の請求項1記載のセンサーICの活用回路は、一対の電源端子と、電気信号を出力するための出力端子と、を備え、周囲の対象とする環境情報を検知し、電気信号に変換して前記出力端子から出力するセンサーICと、少なくとも前記センサーICの電源端子に対して定電圧の電力を供給する電源手段、および前記電源手段に接続され、前記センサーIC出力端子の状態に基づく電気信号を入力として判断することにより周囲の環境情報に基づいた電気機器の動作制御を行う主制御手段とから構成される主制御回路とを備え、前記センサICと主制御回路との間を二本の配線で接続するセンサーICの活用回路において、前記電源手段と前記電源端子を接続する配線のどちらか一方にのみ直列に接続し、前記主制御回路側に配置する第一の抵抗体と、前記電源端子のどちらか一方と前記出力端子の間に接続し、前記センサーIC側に配置する第二の抵抗体とを備えて、前記第二の抵抗体は、前記センサーICの出力端子の状態に基づき該センサーIC側のインピーダンスを低下させることのできるものであって、前記主制御手段は、前記第一の抵抗体の前記センサーIC側の接続点に生じる電圧を該主制御手段のグランドを基準にして検出し、前記主制御手段のグランドを基準にした所定の閾値に対する前記接続点に生じる電圧の大小から前記センサーICにおける周囲の環境情報の検知状態を判断する構成を有する。これにより、前記主制御手段とセンサーICの間を接続する配線は、前記第一の抵抗体の接続されるセンサーICの前記電源端子の片側と、第一の抵抗体が接続されない前記電源端子のもう一つの片側との2本となり電子制御回路の主要構成とセンサーICの間の距離を離して配置することが要求される電気機器の構成であっても接続のための配線の数を3本から2本に削減して、要されるコストを低減できることとなるので、一般的な電気機器における応用性をより高めることができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、電子機器を制御するための主要の回路構成と成る主制御回路1は回路の動作のための電力を供給する電源手段2と検知対象となる環境情報に基づいた機器の動作制御を行う主制御手段3を備えている。
また、周囲の環境情報を検知し、電気信号に変換して出力するセンサーIC4は主制御回路1の構成から距離を離して配置することが求められるものである。
この、センサーIC4は電源手段2から動作のための電力を得るための電源端子5aと基準電位端子5bとおよび、周囲の環境情報を検知し電気信号に変換して出力するための出力端子5cを備えた前述した3端子型のデバイスである。
また、電源手段2の正電位側とセンサーIC4の電源端子5aの間とおよび、出力端子5cと基準電位端子5b(電源手段2の基準電位側)の間の配線経路にはそれぞれ電流導通を抑制する固定値の抵抗素子である第一の抵抗体6aと、第二の抵抗体6bを接続している。
さらには、センサーIC4の電源端子5aの配線経路は、主制御手段3に備える入力端子7にも接続して、主制御手段3においては入力端子7より基準電位側と電源端子5aの間に生じる電圧値の変化を周囲の環境情報に基づいた電気信号として読み取ることにより機器の動作制御を行う構成としている。
ここで、電源手段2は安定化した直流の電力を供給するものであれば構わない。
例えば、交流高圧の商用電源を電力供給源として交流電圧を整流後にトランスの1次側に断続電流を導通させることによりトランスの2次側に降圧した電圧を生じ発生させた後、整流化し直流電圧を得て、同直流電圧の値を帰還し基準電圧と比較して断続電流の周期や間隔を変化させることで規定値の電圧に安定化し出力する、いわゆるスイッチングレギュレーターの構成を用いることができる。
また、電荷を蓄えることにより規定値の電圧にて負荷側に対して一定時間の電力を供給するバッテリー等の蓄電池を用いても良い。
このように、電源手段2は安定化した直流の電力を供給できるものであれば特定するものではなく無く、構成の違いは本実施の形態の要旨には関係しないことから詳細の説明は省く。
ここで、主制御手段3は、例えば、1チップのマイクロコンピューターを用いるものである。
このマイクロコンピューターは、演算や判断処理を行う中央演算装置や外部の電圧変化の信号を取り込み、且つ出力できる入出力端子やアナログ電圧信号をデジタル値に変換して取り込めるA/D入力端子や動作手順をソフトウェアーとして記憶するためのリードオンリーメモリーや更に演算や判定状態を一時的に保存するランダムアクセスメモリー等を一体としたものである。
また、リードオンリーメモリー上に一連の制御処理の手順をソフトウェアー記述のプログラムとして記憶させ、この記憶した制御処理を規定のタイミングに合わせて実行することにより、機器の制御動作を処理して実行できるものである。
このようなマイクロコンピューターを主要構成とする主制御手段3においては、備える入力端子7に印加される対象とするセンサーIC4から出力される電気信号の仕様で規定される電源の電圧電位となるHi電位や基準電位(GND)となるLo電位、あるいはアナログ電圧値の変化からなる電気信号をデジタル値としてマイクロコンピューターの内部へ読み込みを行う。
また、この内部に読み込んだ電気信号のデジタル値の変化に基づいてソフトウェアー記述のプログラムとしてリードオンリーメモリー上に一連の制御処理の手順として記憶させ、この手順を規定のタイミングに合わせて実行することにより、検知対象となる環境情報に基づいた機器の動作制御を行うものである。
なお、この主制御手段3におけるソフトウェアーにて記述する制御処理の手順そのものは本実施の形態の要旨には関係しないことから、以下、詳細の説明は省く。
ここで、センサーIC4は従来技術の説明において示した例えば周囲の磁気を検知するホールICである。
前述したとおり、ホールIC等のセンサーIC4は内部の構成として印加される磁気の大きさに応じて起電力を生じるホール素子は元より、外部から電源端子5aに印加される電源手段2の電源電圧を内部回路の仕様にて規定値に一定化する電源回路やホール素子の起電力を増幅するための増幅回路を備えている。
また、増幅回路の出力側にはスイッチ構成となるFETを配置して、FETのドレインと電源回路との間に負荷抵抗を接続して備えることで、規定値以上のホール素子の起電力があればFETのドレインと負荷抵抗との接続点に出力信号を生じて、この接続点に生じる電位を磁力の検知結果に基づく電気信号として出力端子5cから出力するものである。
また、このようなセンサーIC4においては正常に動作する電源端子5aに印加される電源電圧は規定電圧の範囲が仕様上、定められていることが一般的であることは前述したとおりである。
なお、内部の各回路要素において外部の電源手段2から供給される電源電圧以外の特定の安定電圧の供給が不要であるように構成されたものも一般的であり、必須の構成では無いことから省かれている場合もある。
また、内部において出力端子5cに接続される負荷抵抗12は省かれ、スイッチ構成の出力端子(事例の場合はFETのドレイン端子)のみが接続された、いわゆるオープンドレイン構成のものもある。
また、スイッチ構成としてはFETの他、一般的なトランジスターを用いているものもある。
また、同様に内部において出力端子5cに接続される負荷抵抗の代わりに別のスイッチ構成を配置することで、出力端子5cから出力される電圧が外部の電源手段2の供給電位(または、内部電源回路の出力電位)と基準電位端子5bに接続される電源手段2の基準電位との間で切り替える、いわゆるコンプリメンタリー構成としたものも多い。
更には、負荷抵抗とスイッチ構成も省かれ、増幅回路の出力と出力端子5cが直接的に接続することで増幅回路の出力電圧が出力端子5cから出力される構成としたものもある。
このように、各種センサーIC4の内部要素の詳細構成は、各々の仕様の要件により異なる。
しかしながら、このような内部構成の違いは本実施の形態の要旨には大きくは影響しない。そのため、説明の複雑化を避けるために、以降は図2に示しているように内部電源回路と負荷抵抗を搭載せず、また出力の電位を切り替えるスイッチ構成としてコンプリメンタリー構成のスイッチング素子8を搭載したセンサーIC4の構成に基づいてセンサーIC4から出力される電気信号の変化に基づく主制御手段3における検知対象となる環境情報の判断の詳細を説明する。
よって、この一例としたセンサーIC4においては出力端子5cに出力される電圧はスイッチング素子8の上段側スイッチが導通状態となっているときには、ほぼ電源端子5aに印加されている電圧値となり、またスイッチング素子8の下段側スイッチが導通状態となっているときは、ほぼ基準電位端子5bと同一の電位に変化することとなる。
なお、第一の抵抗体6aとおよび、第二の抵抗体6bは、センサーIC4の検知対象となる環境情報の検知の有無においてセンサーIC4が正常に動作する範囲以内の電圧が電源端子5aに印加される抵抗値をそれぞれ選定するものであるが、その選定の詳細は次に説明する。
また、センサーIC4は自身が動作するために電源手段2の電力を消費し、検知対象の検知状態に応じて消費する電流も変化する。
しかしながら、その検知状態における消費電流の差異は本実施の形態の要旨には大きく影響しないことから、説明の複雑化を避けるために電源手段2の電源電圧を5Vとして、一律50μAの電流を消費するセンサーIC4を一例として説明を行う。
よって、センサーIC4はこの事例においては電源手段2に対しては100kΩのインピーダンスを持つ抵抗体と見なせることとなる。
図に示しているとおり、第一の抵抗体6aは主制御回路1側に備えて、例えば電源手段2とセンサーIC4の電源端子5aの配線経路中に接続して配置し、また第二の抵抗体6bはセンサーIC4の出力端子5cと基準電位端子5bの間の経路中に接続して配置するものである。
また、主制御手段3の入力端子7は第一の抵抗体6aからセンサーIC4の電源端子5aに繋がる配線経路に接続する構成としている。
よって、主制御手段3は図上Vsで示しているセンサーIC4の電源端子5aに生じる電圧値を周囲の環境情報に基づいた電気信号として読み取ることにより機器の動作制御を行うこととなる。
この、主制御手段3の読み取る電気信号は、センサーIC4が環境情報を検知している状態に応じて図3に示しているように変化することとなる。
ここで、図3は、センサーIC4の備えるスイッチング素子8の導通状態の変化に対する電気信号であるVsの変化を示している。
図に示しているように、センサーIC4の備えるスイッチング素子8の下段側スイッチが導通状態となって出力端子5cが基準電位端子5bと同一の電位に変化している状態にあっては、電気信号は、電源手段2の供給電圧である5Vを第一の抵抗体6aとセンサーIC4自体のインピーダンスで分圧した、図上、Vs1で示した電圧となる。
また、スイッチング素子8の上段側スイッチが導通状態となって電源端子5aと出力端子5cとの間が導通状態であるときは、電気信号は、図上、Vs2で示すVs1よりも低い電圧となる。この電気信号は、電源手段2の供給電圧である5Vを第一の抵抗体6aと、センサーIC4自体のインピーダンスと第二の抵抗体6bが並列接続されたことによって、より低い抵抗値で分圧されている。
よって、主制御手段3に備える入力端子7としてA/D入力端子を選定し用いるなどすれば、この電気信号の電圧値の変化をデジタル値の変化として認識できることから、このデジタル値の変化を、図上に示しているような閾値電圧Vcと比較することでセンサーIC4の検知対象となる環境情報の検知状態を主制御手段3において把握することができることとなる。
なお、センサーIC4の基本的な仕様によって検知状態に対する電気信号の変化の関係は一律に決定されるために、ここではセンサーIC4の環境情報の検知状態に対するスイッチング素子8の導通状態の変化の関係は特に示さない。
なお、センサーIC4は前述したとおり、正常に動作する電源端子5aに印加される電源電圧の許容値は規定の範囲が定められていることから、この規定電圧の範囲で電気信号が変化するように第一の抵抗体6aと第二の抵抗体6bの抵抗値を選定する必要がある。
ここで、例えばセンサーIC4の仕様における電源電圧の許容範囲が3Vから電源手段2の供給電圧とした5Vが正常動作の範囲であるとすれば各抵抗体は次のように抵抗値を決定することとなる。
先ず、スイッチング素子8の下段側スイッチが導通状態であるときには電気信号は前述したとおり電源手段2の供給電圧である5Vを第一の抵抗体6aとセンサーIC4自体の100kΩのインピーダンスで分圧した値となる。
ことから、このときの電気信号であるところのVs1をセンサーIC4の正常動作の電圧範囲内となる例えば4Vとなるよう決定して、このときは第一の抵抗体6aは25kΩを選定すれば良い。
また、スイッチング素子8の上段側スイッチが導通状態であるときには電気信号は前述したとおり電源手段2の供給電圧である5Vを第一の抵抗体6aと、センサーIC4自体のインピーダンスと第二の抵抗体6bを並列接続した、より低い抵抗値で分圧した値となる。
このときの電気信号Vs2をセンサーIC4の正常動作の電圧範囲となる例えば3.5Vとなるよう決定すると、第一の抵抗体6aは25kΩとしたことから第二の抵抗体6bは140kΩを選定すれば良いこととなる。
以上のように環境情報を検知している状態に応じてセンサーIC4が正常に動作する電圧範囲内となる3.5Vから4Vの間で電気信号の電圧が変化するように第一の抵抗体6aと第二の抵抗体6bの抵抗値を決定すれば、この電気信号の変化からセンサーIC4の環境情報の検知状態を主制御手段3において把握することができることとなる。
なお、第一の抵抗体6aと第二の抵抗体6bは以上の説明のとおり高抵抗のもが使用できることで1mW程度以下の消費電力に耐える抵抗素子を用いることが可能である。
このような耐電力性能の小さな抵抗素子は、一般的に安価に入手できることから活用回路全体の構成においてコスト上昇に対する影響を考慮する必要はほとんどない。
このような構成によれば、主制御回路1とセンサーIC4の間は、主制御回路1側に備えている第一の抵抗体6aとセンサーIC4の電源端子5aの間を接続する経路とおよび主制御回路1の側に備えている電源手段2の基準電位側とセンサーIC4の基準電位端子5bの間の経路を構成する計2本の配線経路の接続のみで正常に機能することとなる。
よって、電子制御回路の主要構成となる主制御回路1に対してセンサーIC4を配線で接続し、距離を離して配置することが求められる電気機器の構成であっても配線は2本のみを配置すれば良いこととなり、配線の1本を削減できることからセンサーIC4を活用するための構成に要するコストを低減することができる。
なお、第一の抵抗体6aと第二の抵抗体6bの抵抗値はセンサーIC4の仕様で定められる正常に動作する規定値の電圧が電源端子5aに印加されるように選定する必要があるのは前述したとおりである。
しかしながら、電源端子5aへの印加電圧が仕様外であってもセンサーIC4が破壊することが無ければ、図2で示した回路構成において第二の抵抗体6bは抵抗値として0Ωを含む低抵抗のものを選定することも可能である。
このときには、主制御手段3の読み取る電気信号は図4に示しているように変化することとなる。
ここで、図4もセンサーIC4の備えるスイッチング素子8の導通状態の変化に対する電気信号であるVsの変化を示している。
図に示しているとおり、Vsはスイッチング素子8の下段側スイッチが導通状態であるときには前述したVs1の値と変わらない。
しかしながら、スイッチング素子8の上段側スイッチが導通状態であるときには低抵抗であるところの第二の抵抗体6bによりセンサーIC4の電源端子5aは基準電位との間で、ほぼ短絡状態で接続されるために、Vs2の値は、一旦図に示しているように基準電位に向かい低下する。
これは電源端子5aの印加電圧が基準電位への低下することである、つまりはセンサーIC4への電源印加を遮断したこととほぼ同じであるために、センサーIC4は電源端子5aの電圧が規定範囲以下に低下した時点において、その基本的な環境検知機能が停止する。
このときセンサーIC4が機能を停止した状態においてスイッチング素子8は不定状態となるが、センサーIC4の検知対象の環境情報に変化がなければ、例えば一旦はスイッチング素子8の下段側スイッチが導通状態となって電源端子5aの電圧がVs1の値方向に復帰することになる。
電源端子5aの電圧が上昇しセンサーIC4が正常に動作する規定電圧の下限を超えたならば上段側スイッチが再度導通状態となることから、以降規定電圧の下限に近い値と基準電位との間の電圧変化を繰り返すこととなる。
また、例えばスイッチング素子8の上段側スイッチの導通状態が維持される場合には電源端子5aの電圧もセンサーIC4が正常に動作する規定電圧の下限程度に維持されることとなる。
このことから、第二の抵抗体6bとして低抵抗のものを選定したものであっても電気信号としてVs1に対して低電圧と成るVs2は判断可能であることからセンサーIC4の環境情報の検知状態を主制御手段3において把握することが可能である。
よって、第二の抵抗体6bは0Ωから選定できる場合もある。
なお、図5に示しているように、図2に示した構成に対して第一の抵抗体6aの接続の位置は同一として第二の抵抗体6bをセンサーIC4の電源端子5aと出力端子5cの間に接続して配置する構成としても構わない。
この時には、スイッチング素子8の下段側スイッチが導通していればセンサーIC4自体のインピーダンスに対して第二の抵抗体6bが並列に接続されることとなってセンサーIC4側の合成インピーダンスが低下する。
電気信号の電圧はほぼ電源手段2の供給電圧を第一の抵抗体6aと前記合成インピーダンスの直列接続で分圧した値となることから、スイッチング素子8の下段側スイッチが導通状態であるときに図6に示すよう電気信号はVs1がVs2に対して低電圧となるように変化する。
よって、このVs1に対するVs2の電圧値の違いからこれまでと同様にセンサーIC4の環境情報の検知状態を主制御手段3において把握できることとなる。
なお、図7に示しているように、図2に示した構成に対して第二の抵抗体6bの接続の位置は同一として第一の抵抗体6aを電源手段2の基準電位側とセンサーIC4の基準電位端子5bの間の配線経路に接続して配置し、主制御手段3の入力端子7を第一の抵抗体6aからセンサーIC4の基準電位端子5bに繋がる配線経路に接続する構成としても構わない。
この時には、スイッチング素子8の上段側スイッチが導通していればセンサーIC4自体のインピーダンスに対して第二の抵抗体6bが並列に接続されることとなってセンサーIC4側の合成インピーダンスが低下する。
ことから、電気信号の電圧はほぼ電源手段2の供給電圧を前記合成インピーダンスと第一の抵抗体6aとの直列接続で分圧した値となることから、スイッチング素子8の上段側スイッチが導通状態であるときに図6に示したのと同じく電気信号はVs1がVs2に対して低電圧となるように変化する。
よって、本構成においても、このVs1に対するVs2の電圧値の違いからこれまでと同様にセンサーIC4の環境情報の検知状態を主制御手段3において把握できることとなる。
なお、図8に示しているように、図2に示した構成に対して第一の抵抗体6aを電源手段2の基準電位側とセンサーIC4の基準電位端子5bの間の配線経路に接続し、第二の抵抗体6bをセンサーIC4の電源端子5aと出力端子5cの間に接続して配置して、主制御手段3の入力端子7を第一の抵抗体6aからセンサーIC4の基準電位端子5bに繋がる配線経路に接続する構成としても構わない。
この時には、スイッチング素子8の下段側スイッチが導通していればセンサーIC4自体のインピーダンスに対して第二の抵抗体6bが並列に接続されることとなってセンサーIC4側の合成インピーダンスが低下する。
電気信号の電圧は、ほぼ電源手段2の供給電圧を前記合成インピーダンスと第一の抵抗体6aとの直列接続で分圧した値となることから、スイッチング素子8の下段側スイッチが導通状態であるときに図3に示したのと同じく電気信号はVs2がVs1に対して低電圧となるように変化する。
よって、本構成においても、このVs1に対するVs2の電圧値の違いからこれまでと同様にセンサーIC4の環境情報の検知状態を主制御手段3において把握できることとなる。
なお、以上の説明においてはセンサーIC4としては内部電源回路や負荷抵抗を搭載せず、またコンプリメンタリー構成のスイッチング素子8を備えたものを用いた回路構成に基づいて説明してきた。
しかしながら、図9に示しているように内部に内部電源9や負荷抵抗体10を備えて、スイッチング素子8として単一の素子(オープンドレイン構成)のを備えた、説明の当初に示したようなセンサーIC4を用いる場合であっても、以上の説明と同様に活用できる。
同構成のセンサーIC4においては、例えば第一の抵抗体6aは主制御回路1側に備えて電源手段2とセンサーIC4の電源端子5aの配線経路中に接続して配置し、第二の抵抗体6bをセンサーIC4の電源端子5aと出力端子5cの間に接続して配置するものである。
また、主制御手段3の入力端子7は第一の抵抗体6aからセンサーIC4の電源端子5aに繋がる配線経路に接続するものである。
同構成においては、スイッチング素子8が導通状態にあれば第二の抵抗体6bはセンサーIC4の内部の負荷抵抗体10と並列の関係で接続されることからセンサーIC4側の合成インピーダンスが低下することとなる。
電気信号の電圧はほぼ電源手段2の供給電圧を第一の抵抗体6aと前記合成インピーダンスとの直列接続で分圧した値となることから、スイッチング素子8が非導通の場合に対して導通状態であるときに図10に示しているように電気信号はVs2がVs1に対して低電圧となるように変化する。
よって、このVs1に対するVs2の電圧値の違いからこれまでと同様にセンサーIC4の環境情報の検知状態を主制御手段3において把握できることとなる。
ここで、第一の抵抗体6aと第二の抵抗体6bの抵抗値はセンサーIC4の仕様で定められる正常に動作する規定値の電圧が電源端子5aに印加されるように選定することはこれまでと同じである。
ここで、同構成においては第二の抵抗体6bを省いた状態にあってもスイッチング素子8が導通状態である時には負荷抵抗体10に電源端子5aへの印加電源から電流が流れるために電気信号の電圧は低下することとなる。
よって、センサーIC4の電源端子5aに印加される電圧がセンサーIC4の仕様で定められた正常に動作する規定の範囲であって、且つセンサーIC4の環境情報の検知状態を主制御手段3において把握可能な電気信号の電圧変化が得られるようであれば第二の抵抗体6bは省いても構わない。
以上、その他の内部構成の異なるセンサーIC4に応じた活用例の個別の詳細の説明は省く。
しかしながら、センサーIC4が正常に動作する規定値の電圧が電源端子5aに印加されるように第一の抵抗体6aと第二の抵抗体6bの配線経路への接続の配置経路と各抵抗体の抵抗値を検討し、決定すれば、主制御手段3において電気信号の電圧値の違いからセンサーIC4における環境情報の検知状態を把握できる。
よって、これまでの説明と同様に主制御回路1とセンサーIC4の接続配線を2本に削減できることとなって、センサーIC4を活用するための構成に要するコストを低減できることとなる。
なお、本実施例においては主制御手段3としてマイクロコンピューターを用いて入力端子7としてA/D入力端子を選定し用いることで電気信号の電圧の変化をデジタル値の変化として認識することでセンサーIC4の検知対象となる環境情報の検知状態を主制御手段3において把握する構成を一例として説明を実施してきた。
しかしながら、電気信号の電圧値の変化はコンパレーター等を用いた一般的な比較回路で閾値電圧Vcを比較判定できることからセンサーIC4の検知対象となる環境情報の検知状態を判断する主制御手段3の主要構成はマイクロコンピューターを用いないものであっても構わない。
本発明にかかるセンサーICの活用回路は3端子型となるセンサーICを電子制御回路の主要構成に対して配線で接続し、距離を離して配置することが求められる電気機器の構成であっても2本配線での活用を可能とし、配線の1本を削減できることで要されるコストを低減できるものであるために、各種センサーICを多く搭載する家庭向けは元よりコスト要求の厳しい一般的な電気機器に使用されるセンサーICの活用回路等として有用である。
1 主制御回路
2 電源手段
3 主制御手段
4 センサーIC
5a 電源端子
5b 基準電位端子
5c 出力端子
6a 第一の抵抗体
6b 第二の抵抗体

Claims (1)

  1. 一対の電源端子と、電気信号を出力するための出力端子と、を備え、周囲の対象とする環境情報を検知し、電気信号に変換して前記出力端子から出力するセンサーICと、少なくとも前記センサーICの電源端子に対して定電圧の電力を供給する電源手段、および前記電源手段に接続され前記センサーIC出力端子の状態に基づく電気信号を入力として判断することにより周囲の環境情報に基づいた電気機器の動作制御を行う主制御手段とから構成される主制御回路とを備え、前記センサICと主制御回路との間を二本の配線で接続するセンサーICの活用回路において
    前記電源手段と前記電源端子を接続する配線のどちらか一方にのみ直列に接続し、前記主制御回路側に配置する第一の抵抗体と、
    前記電源端子のどちらか一方と前記出力端子の間に接続し、前記センサーIC側に配置する第二の抵抗体とを備えて、
    前記第二の抵抗体は、前記センサーICの出力端子の状態に基づき該センサーIC側のインピーダンスを低下させることのできるものであって、
    前記主制御手段は、前記第一の抵抗体の前記センサーIC側の接続点に生じる電圧を該主制御手段のグランドを基準にして検出し、
    前記主制御手段のグランドを基準にした所定の閾値に対する前記接続点に生じる電圧の大小から前記センサーICにおける周囲の環境情報の検知状態を判断する構成としたセンサーICの活用回路。
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