JP6297751B2 - マイクロフォン始動の遅延時間減少 - Google Patents

マイクロフォン始動の遅延時間減少 Download PDF

Info

Publication number
JP6297751B2
JP6297751B2 JP2017525054A JP2017525054A JP6297751B2 JP 6297751 B2 JP6297751 B2 JP 6297751B2 JP 2017525054 A JP2017525054 A JP 2017525054A JP 2017525054 A JP2017525054 A JP 2017525054A JP 6297751 B2 JP6297751 B2 JP 6297751B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microphone
command
power mode
input sound
low power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2017525054A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017536040A (ja
Inventor
ジョセフ・ロバート・フィッツジェラルド
ベングト・ステファン・グスタフソン
ルイス・ドミニク・オリヴェイラ
Original Assignee
クアルコム,インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by クアルコム,インコーポレイテッド filed Critical クアルコム,インコーポレイテッド
Publication of JP2017536040A publication Critical patent/JP2017536040A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6297751B2 publication Critical patent/JP6297751B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R3/00Circuits for transducers, loudspeakers or microphones
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R3/00Circuits for transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R3/005Circuits for transducers, loudspeakers or microphones for combining the signals of two or more microphones
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • G06F1/3234Power saving characterised by the action undertaken
    • G06F1/325Power saving in peripheral device
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • G06F1/3234Power saving characterised by the action undertaken
    • G06F1/3287Power saving characterised by the action undertaken by switching off individual functional units in the computer system
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • G06F1/3206Monitoring of events, devices or parameters that trigger a change in power modality
    • G06F1/3215Monitoring of peripheral devices
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2499/00Aspects covered by H04R or H04S not otherwise provided for in their subgroups
    • H04R2499/10General applications
    • H04R2499/11Transducers incorporated or for use in hand-held devices, e.g. mobile phones, PDA's, camera's
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R29/00Monitoring arrangements; Testing arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R29/00Monitoring arrangements; Testing arrangements
    • H04R29/004Monitoring arrangements; Testing arrangements for microphones
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Description

優先権の主張
本出願は、その内容全体が参照により組み込まれる、「REDUCED MICROPHONE POWER-UP LATENCY」という題名の2014年11月12日に出願された米国出願第14/539,678号の優先権を主張する。
本開示は、一般に、マイクロフォン始動の遅延時間に関する。
技術の進歩によって、より小さく、よりパワフルなコンピューティングデバイスがもたらされている。たとえば、モバイルフォンおよびスマートフォンなどのワイヤレス電話、タブレット、ならびにラップトップコンピュータを含む、様々な携帯型個人用コンピューティングデバイスは、小型、軽量で、ユーザにより容易に持ち運ばれる。これらのデバイスは、ワイヤレスネットワークを介して音声およびデータパケットを通信することができる。さらに、多くのそのようなデバイスは、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、デジタルレコーダ、およびオーディオファイルプレイヤなどの、追加の機能性を搭載する。また、そのようなデバイスは、インターネットへのアクセスに使用することができるウェブブラウザアプリケーションなどのソフトウェアアプリケーションを含めて、実行可能命令を処理することができる。このように、これらのデバイスは、かなりのコンピューティング能力を含み得る。
ワイヤレスデバイスは、複数のマイクロフォンを含み、音響入力音(たとえば、音声、雑音、および/または環境雑音)を検出することができる。電力消費を減少させるため、単一のマイクロフォンがアクティブモードになることができ、他のマイクロフォンはスリープモードになることができる。ワイヤレスデバイス内の中央プロセッサ(たとえば、アプリケーションプロセッサ)は、アクティブなマイクロフォンからの音響入力音の指示を受け取ることができる。音響入力音の指示を受け取ると、中央プロセッサは、他のマイクロフォンを有効化するために、別のデバイス(たとえば、コーダ/デコーダ(CODEC))にコマンドを生成して送信することができる。ワイヤレスデバイス内の中央プロセッサにおいて音響入力音の指示を検出すること、および他のマイクロフォンをアクティブ化するために他のデバイスにコマンドを送信することは、比較的大量のシステム電力を消費する場合がある。加えて、中央プロセッサが他のマイクロフォンをアクティブ化する始動の遅延時間は、比較的長い場合がある。
マイクロフォン始動の遅延時間を減少するシステムおよび方法が開示される。複数のマイクロフォン(たとえば、第1のマイクロフォン、第2のマイクロフォン、第3のマイクロフォンなど)をCODECに、またはオーディオフロントエンドに結合することができ、CODECを、アプリケーションプロセッサに結合することができる。低電力状態の期間には、第1のマイクロフォンがアクティブモードになることができ、他のマイクロフォンはスリープモードになることができる。アクティブのときに、第1のマイクロフォンは、音響入力音(たとえば、音声、雑音、および/または環境雑音)を検出することができる。説明すると、第1のマイクロフォンは、第1のマイクロフォンの入力における活動状態(たとえば、音響入力音、雑音レベル、キーワードなど)を監視する論理回路(たとえば、マイクロフォン活動状態検出(MAD: Microphone Activity Detection)ユニットまたはプロセッサ)を含むことができる。活動状態に基づいて、論理回路は、他のマイクロフォンにコマンド(たとえば、「起動」コマンド)を送信することができる。たとえば、各マイクロフォンを共通のバスに接続することができ、論理回路が、共通のバスを介して他のマイクロフォンにコマンドを送信することができる。コマンドを受け取ると、他のマイクロフォン内の論理回路(たとえば、プロセッサ)は、他のマイクロフォンをアクティブ化することができる。
特定の態様では、方法は、第1のマイクロフォンにおいてコマンドを生成するステップと、第1のマイクロフォンから第2のマイクロフォンにコマンドを送信するステップとを含む。コマンドは、第1のマイクロフォンおよび第2のマイクロフォンに結合されるバスを介して、第2のマイクロフォンに送信される。
別の特定の態様では、マイクロフォンは、プロセッサと、動作を実施するためにプロセッサによって実行可能な命令を記憶するメモリとを含む。動作は、コマンドを生成することと、コマンドをマイクロフォンから第2のマイクロフォンに送信することとを含む。コマンドは、マイクロフォンおよび第2のマイクロフォンに結合されるバスを介して、第2のマイクロフォンに送信される。
別の特定の態様では、非一時的なコンピュータ可読媒体が、マイクロフォン内のプロセッサによって実行されると、プロセッサにコマンドを生成させる命令を含む。命令は、プロセッサに、マイクロフォンから第2のマイクロフォンに、マイクロフォンおよび第2のマイクロフォンに結合されるバスを介して、コマンドを送信させるようにやはり実行可能である。
別の特定の態様では、マイクロフォンは、コマンドを生成するための手段と、マイクロフォンから第2のマイクロフォンにコマンドを送信するための手段とを含む。コマンドは、マイクロフォンおよび第2のマイクロフォンに結合されるバスを介して、第2のマイクロフォンに送信される。
開示される態様の少なくとも1つにより提供される特定の利点としては、アプリケーションプロセッサ中のソフトウェアドライバがマイクロフォンをアクティブ化するためにCODECにコマンドを送信するアーキテクチャと比較して、マイクロフォン始動の遅延時間を減少させる能力が挙げられる。たとえば、アクティブなマイクロフォンとアプリケーションプロセッサとの間の信号伝達が減少し、アプリケーションプロセッサと「スリープ状態」のマイクロフォンとの間の信号伝達が減少する。本開示の他の態様、利点、および特徴は、以下の項目、すなわち図面の簡単な説明、詳細な説明、および請求項を含む、全出願を検討すれば、明らかとなるであろう。
マイクロフォン始動の遅延時間を減少させるように動作可能なシステムの特定の態様を図示する図である。 マイクロフォン始動の遅延時間を減少させるように動作可能なマイクロフォンの特定の態様を図示する図である。 マイクロフォン始動の遅延時間を減少させるように動作可能なシステムの別の特定の態様を図示する図である。 マイクロフォン始動の遅延時間を減少させるように動作可能なマイクロフォンの別の特定の態様を図示する図である。 マイクロフォン始動の遅延時間を減少させるための方法の特定の態様を図示するフローチャートである。 図1〜図5のシステムおよび方法による、信号処理動作を実施するように動作可能なワイヤレスデバイスのブロック図である。
図1を参照すると、マイクロフォン始動の遅延時間を減少させるように動作可能なシステム100の特定の態様が示される。システム100は、第1のマイクロフォン102、第2のマイクロフォン104、第3のマイクロフォン106、第4のマイクロフォン108、CODEC110(たとえば、「オーディオフロントエンド」デバイス)、およびアプリケーションプロセッサ112を含む。特定の実施形態では、システム100の構成要素は、ワイヤレスデバイス(たとえば、モバイルフォン)の中に実装することができる。あるいは、システム100は、セットトップボックス、音楽プレイヤ、ビデオプレイヤ、エンターテインメントユニット、ナビゲーションデバイス、PDA、固定位置データユニット、またはコンピュータの中に組み込むことができる。
マイクロフォン102〜108は、共通のバス120を介して互いに結合することができる。共通のバス120は、マイクロフォン102〜108間に直接接続を可能にすることができる。たとえば、共通のバス120は、シリアルバスまたはパラレルバスであってよい。別の特定の態様では、共通のバス120は、一方向通信または双方向通信を容易にする制御線であってよい。下に記載されるように、1つまたは複数のマイクロフォン102〜108間の信号伝達は、共通のバス120を使用して達成することができる。非限定的な例として、第1のマイクロフォン102が、共通のバス120を使用して、他のマイクロフォン104〜108のうちの1つまたは複数にコマンドを信号伝達する(たとえば送信する)ことができる。
加えて、マイクロフォン102〜108を、CODEC110に結合することができる。CODEC110は、アナログ信号(たとえば、マイクロフォン102〜108のうちの1つまたは複数からのアナログオーディオ信号)をデジタル信号へと変換するように構成することができる。たとえば、CODEC110は、アナログ信号をデジタル信号へと変換するように構成されるアナログ-デジタル変換器(ADC)を含むことができる。デジタル信号を、アプリケーションプロセッサ112に提供することができる。アプリケーションプロセッサ112は、デジタル信号に、アプリケーション固有の処理を実施するように構成することができる。非限定的な例として、アプリケーションプロセッサ112は、デジタル信号を使用する、音声認識機能および/または音声検出機能を実施することができる。
各マイクロフォン102〜108は、低電力モード(たとえば、「スリープモード」)または高電力モード(たとえば、「アクティブモード」)で動作するように構成することができる。低電力モードの期間に、特定のマイクロフォン102〜108を、バッテリ電力を節約するために「電源切断」することができる。結果として、低電力モードで動作している特定のマイクロフォン102〜108は、マイクロフォン入力における音響入力音(たとえば、音声、雑音、および/または環境雑音)を検出することが可能でない場合がある。しかし、低電力モードで動作している特定のマイクロフォンは、下で記載されるように、「起動」する(たとえば、高電力モードに入る)ためのコマンドを受信することが可能であってよい。高電力モードの期間に、特定のマイクロフォン102〜108内の回路は、マイクロフォン入力における音響入力音を検出するために「始動」することができる。
システム100が低電力状態で動作すると、第1のマイクロフォン102は、高電力モードであってよく、他のマイクロフォン104〜108は、低電力モードであってよい。アクティブのときに、第1のマイクロフォン102内の論理回路が、1つまたは複数のMAD機能を実施するように構成することができる。たとえば、論理回路は、第1のマイクロフォン102の入力において、音響入力音を検出するように構成することができる。第1のマイクロフォン102の入力における音響入力音の検出に応答して、論理回路は、コマンドを生成して、共通のバス120を介して他のマイクロフォン104〜108にコマンドを送信することができる。コマンドは、他のマイクロフォン104〜108内の論理回路に、他のマイクロフォン104〜108を低電力モードから高電力モードに移行させるように命令する「起動」コマンド150であってよい。特定の態様では、論理回路は、音響入力音中の「キーワード」またはフレーズの検出に応答する起動コマンド150を生成することができる。
別の特定の態様では、第1のマイクロフォン102内の論理回路は、第1のマイクロフォン102の入力において信号レベルを検出し、信号レベルに基づいて起動コマンド150を生成するように構成することができる。たとえば、第1のマイクロフォン102は、第1のマイクロフォン102の入力において雑音レベルを監視するプロセッサ(たとえば、MADユニット)を含むことができる。閾値を満足させる雑音レベルに応答して、第1のマイクロフォン102内のプロセッサは、共通のバス120を介して他のマイクロフォン104〜108に起動コマンド150を送信することができる。非限定的な例として、第1のマイクロフォン102の入力における5デシベルを超える雑音レベルに応答して、第1のマイクロフォン102内のプロセッサは、共通のバス120を介して他のマイクロフォン104〜108に起動コマンド150を送信することができる。
別の特定の態様では、第1のマイクロフォン102内の論理回路は、起動コマンド150が共通のバス120を介して他のマイクロフォン104〜108に周期的に送信されることを可能にするタイマを含むことができる。たとえば、タイマは、不活動な間隔(たとえば、音響入力音が検出されない間隔)の後に、論理回路に信号を送信することができる。非限定的な例として、タイマは、第1のマイクロフォン102内の論理回路に、20ミリ秒(ms)ごとに信号を送信することができる。信号を受信すると、論理回路は、共通のバス120を介して他のマイクロフォン104〜108に起動コマンド150を送信することができる。
第1のマイクロフォン102から起動コマンド150を受信すると、他のマイクロフォン104〜108内の論理回路は、他のマイクロフォン104〜108を低電力状態から高電力状態に移行させることができる。非限定的な例として、基準(たとえば、音響入力音の検出、信号レベル強度、不活動間隔など)の適合に応答して、第1のマイクロフォン102が第2のマイクロフォン104に起動コマンド150を送信する場合、第2のマイクロフォン104内の論理回路は、起動コマンド150の受信に応答して、第2のマイクロフォン104をアクティブ化することができる。第2のマイクロフォン104がアクティブ化されると、第2のマイクロフォン104は、音響入力音を検出し、アプリケーション固有の処理のために、検出された音響入力音を、CODEC110およびアプリケーションプロセッサ112に提供することができる。
ある種のシナリオでは、音響入力音検出(たとえば、音声、雑音、および/または環境雑音)が第1のマイクロフォン102において実質的に妨害されるような形で、第1のマイクロフォン102のポート(たとえば入力)がブロックされる場合がある。たとえば、第1のマイクロフォン102内の論理回路が第1のマイクロフォン102の入力において音響入力音を検出することを実質的に妨害されるように、第1のマイクロフォン102のポートが物体(たとえば、衣類、手など)によって覆われる場合がある。したがって、ポートのブロックに基づくある種のシナリオが発生する場合があり、それによって、第1のマイクロフォン102(たとえば、高電力モードのマイクロフォン)が、起動するように他のマイクロフォン104〜108(たとえば、低電力モードのマイクロフォン)に信号を送信しない。というのは、第1のマイクロフォン102がポートにおいて音響入力音を検出することが不可能であるためである。
上に記載したシナリオに起因する問題を回避するため、第1のマイクロフォン102内の論理回路は、他のマイクロフォン104〜108に、高電力モードに入って音響入力音を監視するように命令するコマンド(たとえば、「ハンドオーバ」コマンド160)を別のマイクロフォン104〜108に送信することができる(たとえば、ハンドオーバコマンド160が、MAD機能を他のマイクロフォン104〜108に、ハンドオーバする)。非限定的な例として、第1のマイクロフォン102は、第1のマイクロフォン102の入力において雑音レベルを監視するように構成される低雑音レベル検出器を含むことができる。第1のマイクロフォン102の入力における雑音レベルが閾値レベルを満足させることができない(たとえば、閾値レベルを超えることができない)と低雑音レベル検出器が判定する場合、低雑音レベル検出器は、第1のマイクロフォン102のポート(たとえば入力)が物体によってブロックされていると判定することができる。判定に基づいて、低雑音レベル検出器は、ハンドオーバコマンド160を生成し、共通のバス120を介して第2のマイクロフォン104に送信することができる。第2のマイクロフォン104に送信するハンドオーバコマンド160に応答して、第1のマイクロフォン102は、低電力モードに入ることができる。
第1のマイクロフォン102から受信するハンドオーバコマンド160に応答して、第2のマイクロフォン104が高電力モードに入ることができ、以前は第1のマイクロフォン102が実施していたMAD機能を実施することができる。たとえば、第1のマイクロフォン102から受信するハンドオーバコマンド160に応答して、第2のマイクロフォン104内の論理回路は、基準(たとえば、音響入力音の検出、信号レベル強度、不活動間隔など)の適合に応答して、他のマイクロフォン102、106、108に起動コマンドを送信することができる。
図1のシステム100は、アプリケーションプロセッサ112中のソフトウェアドライバが、他のマイクロフォン104〜108をアクティブ化するためにCODEC110にコマンドを送信する従来のアーキテクチャと比較して、マイクロフォン始動の遅延時間を減少させる(たとえば、音響入力音を検出することと、他のマイクロフォン104〜108を「起動させること」との間の時間の長さを減少させる)ことができる。たとえば、第1のマイクロフォン102内の論理回路は(アプリケーションプロセッサ112と反対に)、始動の期間に、他のマイクロフォン104〜108を起動するように判定する場合がある。したがって、第1のマイクロフォン102とアプリケーションプロセッサ112との間の信号伝達、およびアプリケーションプロセッサ112と他のマイクロフォン104〜108との間の信号伝達が減少される。アプリケーションプロセッサ112とマイクロフォン102〜108との間の信号伝達を減少させることによって、バッテリ消費を減少させることができる。
加えて、システム100は、ポートブロックに起因する活動状態検出問題を回避することができる。たとえば、第1のマイクロフォン102の入力が物体によってブロックされているとの判定に応答してハンドオーバコマンド160を生成し第2のマイクロフォン104に送信することによって、第1のマイクロフォン102がポートブロックに起因してMAD機能を実施することが不可能であるときに、第1のマイクロフォン102は、第2のマイクロフォン104にMAD機能をハンドオーバすることができる。
図2を参照すると、マイクロフォン始動の遅延時間を減少させるように動作可能なマイクロフォン200の特定の例示的な実装が示される。マイクロフォン200は、微小電気機械システム(MEMS)202、制御可能利得フィルタ204、MADユニット206、MEMS電荷ポンプ208、回路レギュレータ210、ADC212、および入出力(I/O)インターフェース214を含むことができる。特定の態様では、マイクロフォン200は、図1のマイクロフォン102〜108のうちの1つまたは複数に対応することができる。
電源電圧(Vdd)を、MEMS電荷ポンプ208、回路レギュレータ210、およびI/Oインターフェース214に結合することができる。クロック線(Clock)を、MEMS電荷ポンプ208、ADC212、およびI/Oインターフェース214に結合することができる。クロック線(Clock)は、マイクロフォン200の構成要素にクロック信号を提供して、マイクロフォン内動作を同期させることができる。加えて、クロック線(Clock)は、他のマイクロフォンにクロック信号を提供して、マイクロフォン間動作を同期させることができる。グランド電圧(Ground)を、ADC212、およびI/Oインターフェース214に結合することができ、データバス(DATA)をI/Oインターフェース214に結合することができる。
MEMS202は、空気中の音を電気信号へと変換するように構成される、音響-電気変換器(またはセンサ)であってよい。たとえば、MEMS202は、音響入力音230(たとえば、音声、雑音、環境雑音など)を電気信号へと変換するように構成することができる。MEMS202は、MEMS電荷ポンプ208によって提供される信号に応答することができる。MEMS202は、大気圧変動に応答して電気信号を生成するために、電磁誘導、容量変化、または圧電性を使用することができる。電気信号は、制御可能利得フィルタ204に提供することができる。
制御可能利得フィルタ204は、電気信号の成分をフィルタ処理し、フィルタ処理した成分をMADユニット206(たとえば、論理回路)およびADC212に提供することができる。制御可能利得フィルタ204は、回路レギュレータ210によって提供される信号に応答することができる。ADC212は、電気信号のフィルタ処理した成分をデジタル信号へと変換することができ、デジタル信号をI/Oインターフェース214へと提供することができる。I/Oインターフェース214は、デジタル信号をデータバスを介してCODEC(たとえば、図1のCODEC110)に提供することができる。
制御可能利得フィルタ204によって提供される電気信号のフィルタ処理された成分に基づいて、MAD機能を実施するようにMADユニット206を構成することができる。たとえば、MADユニット206は、コマンド(たとえば、図1の起動コマンド150および/または図1のハンドオーバコマンド160)を生成し、コマンドをマイクロフォン200から別のマイクロフォン(図示せず)に、マイクロフォン200および他のマイクロフォンに結合される共通のバス220(たとえば、双方向デジタルインターフェース)を介して送信するように構成することができる。説明すると、マイクロフォン200が図1の第1のマイクロフォン102に対応する場合、MADユニット206は、起動コマンド150および/またはハンドオーバコマンド160を生成し、生成したコマンド150、160を第2のマイクロフォン104に共通のバス220(たとえば、図1の共通のバス120)を介して送信することができる。
特定の態様では、マイクロフォン200のポートにおいて音響入力音230を検出するようにMADユニット206を構成することができる。MADユニット206は、音響入力音230の検出に応答して、起動コマンド(たとえば、図1の起動コマンド150)を他のマイクロフォンに(I/Oインターフェース214および共通のバス220を介して)送信することができる。たとえば、MADユニット206は、音響入力音230の検出に応答して、1つまたは複数の他のマイクロフォンに、(起動コマンドを送信することによって)低電力モードから高電力モードへと移行するように命令することができる。
別の特定の態様では、音響入力音230を検出し、音響入力音230の音声レベルを閾値と比較するようにMADユニット206を構成することができる。MADユニット206は、音響入力音230の音声レベルが閾値を満足する(たとえば、超える)との判定に応答して、起動コマンド150を他のマイクロフォンに(I/Oインターフェース214および共通のバス220を介して)送信することができる。
別の特定の態様では、音響入力音230中のキーワードを検出するようにMADユニット206を構成することができる。たとえば、MADユニット206は、音響入力音230中のキーワードを検出するために、(図4に関連してより詳細に記載されるように)キーワード検出モジュールを含むことができる。MADユニット206は、キーワードの検出に応答して、起動コマンド150を他のマイクロフォンに(I/Oインターフェース214および共通のバス220を介して)送信することができる。別の特定の態様では、MADユニット206は、他のマイクロフォンに低電力モードから高電力モードへと移行するように命じてから特定の時間期間が経過したかどうか(たとえば、起動コマンド150を生成および送信してから特定の時間期間が経過したかどうか)を判定することができる。非限定的な例として、起動コマンド150を少なくとも20ミリ秒(ms)に1回送信するようにMADユニット206を構成することができる。したがって、MADユニット206は、起動コマンド150を生成して送信してから、20msが経過したかどうかを判定することができる。MADユニット206は、特定の時間期間(たとえば、20ms)が経過したとの判定に応答して、起動コマンド150を他のマイクロフォンに(I/Oインターフェース214および共通のバス220を介して)送信することができる。
マイクロフォン200のポートがブロックされているかどうかを判定するようにMADユニット206を構成することもできる。たとえば、MADユニット206は、マイクロフォンのポートにおいて音響入力音230を検出することができ、音響入力音の音声レベルを閾値と比較することができる。音響入力音230の音声レベルが閾値より低い場合、MADユニット206は、マイクロフォン200のポートがブロックされていると判定することができる。マイクロフォン200のポートがブロックされているとの判定に応答して、MADユニット206は、ハンドオーバコマンド160を生成して、ハンドオーバコマンド160を他のマイクロフォンに(I/Oインターフェース214および共通のバス220を介して)送信することができる。MADユニット206は、マイクロフォンの階層順序に基づいて、他のマイクロフォン(たとえば、宛先マイクロフォン)を選択することができる。たとえば、各マイクロフォンは、固有識別(ID)番号を有することができる。MADユニット206は、ハンドオーバコマンド160の宛先フィールドに、宛先マイクロフォンのID番号を代入することができ、ハンドオーバコマンド160を、宛先マイクロフォン(たとえば、階層順序において次位であるマイクロフォン)に送信することができる。
ハンドオーバコマンド160は、低電力モードから高電力モードへと移行し、MAD機能を実施するように他のマイクロフォンに命令することができる。たとえば、ハンドオーバコマンド160の受信に応答して、他のマイクロフォン内のMADユニットが、MADユニット206において実施されたMAD機能を実施することができる。説明すると、他のマイクロフォン内のMADユニットが、他のマイクロフォンのポートにおいて音響入力音を検出し、音響入力音の音声レベルを閾値と比較し、キーワードを検出し、などを行うことができる。マイクロフォン200は、ハンドオーバコマンド160の送信に応答して、バッテリ電力を節約するために、高電力モードから低電力モードへと移行することができる。より低い電力モードでは、I/Oインターフェース214および電源電圧(Vdd)は電力供給され(たとえば、「存在し」)、マイクロフォン200の他の構成要素は電力供給されない場合がある。
図2のマイクロフォン200は、アプリケーションプロセッサ中のソフトウェアドライバが、他のマイクロフォンをアクティブ化するためにCODECにコマンドを送信するアーキテクチャと比較して、マイクロフォン始動の遅延時間を減少させる(たとえば、音響入力音230を検出することと、他のマイクロフォンを「起動させること」との間の時間の長さを減少させる)ことができる。たとえば、MADユニット206は、(アプリケーションプロセッサと反対に)、始動の期間に、他のマイクロフォンを起動するように判定する場合がある。マイクロフォン200は、ポートブロックに起因する活動状態検出問題を回避することがやはりできる。たとえば、マイクロフォン200のポートがブロックされているとの判定に応答してハンドオーバコマンド160を生成し別のマイクロフォンに送信することによって、MADユニット206がポートブロックに起因してMAD機能を実施することが不可能であるときに、MADユニット206は、別のマイクロフォンにMAD機能をハンドオーバすることができる。
図3を参照すると、マイクロフォン始動の遅延時間を減少させるように動作可能なシステム300の別の特定の態様が示される。システム300は、第1のマイクロフォン102、第2のマイクロフォン104、第3のマイクロフォン106、および第4のマイクロフォン108を含む。各マイクロフォン102〜108は、図1に関連して記載されたのとほぼ同様に動作することができる。加えて、各マイクロフォン102〜108は、図2のマイクロフォン200と類似のアーキテクチャを有することができ、マイクロフォン200とほぼ同様に動作することができる。
各マイクロフォン102〜108を、第1のバイアス線(Bias1)、第2のバイアス線(Bias2)、クロック線(Clock)、共通のバス120、およびグランド線(Ground)に結合することができる。第1のバイアス線(Bias1)は、高い電源電圧であってよく、第2のバイアス線(Bias2)は、低い電源電圧であってよい。たとえば、第1のマイクロフォン102が高電力モードである場合、第1のバイアス線(Bias1)が、第1のマイクロフォン102に電力を供給することができる。他のマイクロフォン104〜108が低電力モードである場合、第2のバイアス線(Bias2)が、他のマイクロフォン104〜108に電力を供給することができる。クロック線(Clock)およびグランド線(Ground)は、図2に関連して記載されたのと同様に動作することができる。たとえば、第1のマイクロフォン102は、他のマイクロフォン104〜108にクロック線(Clock)を介してクロック信号を提供して、マイクロフォン間動作を同期させることができる。
共通のバス120は、マイクロフォン102〜108間でコマンド(たとえば、起動コマンド150および/またはハンドオーバコマンド160)を通信することができる。各マイクロフォン102〜108は、固有識別(ID)番号(たとえば、シリアル番号)を有することができる。マイクロフォン102〜108のID番号を、コマンド150、160の宛先フィールド中に代入することができる。たとえば、マイクロフォン104〜108のID番号を、第1のマイクロフォン102から送信された起動コマンド150の宛先フィールド中に代入することができる。別の例として、第2のマイクロフォン104のID番号を、第1のマイクロフォン102から第2のマイクロフォン104に送信されたハンドオーバコマンド160の宛先フィールド中に代入することができる。
図3のシステム300は、アプリケーションプロセッサ中のソフトウェアドライバが、他のマイクロフォン104〜108をアクティブ化するためにCODECにコマンドを送信するアーキテクチャと比較して、マイクロフォン始動の遅延時間を減少させる(たとえば、音響入力音を検出することと、他のマイクロフォン104〜108を「起動させること」との間の時間の長さを減少させる)ことができる。たとえば、第1のマイクロフォン102は、共通のバス120を介して他のマイクロフォン104〜108にコマンドを直接送信することができる。
図4を参照すると、マイクロフォン始動の遅延時間を減少させるように動作可能なマイクロフォン400の別の特定の例示的な態様が示される。特定の態様では、マイクロフォン400は、図1および図3のマイクロフォン102〜108のうちの1つまたは複数、ならびに/または図2のマイクロフォン200に対応することができる。マイクロフォン400は、MADユニット402を含むことができる。
MADユニット402は、音響レベル検出モジュール404、キーワード検出モジュール406、内部クロック源408、振動/タップセンサモジュール409、音響ポートブロック検出モジュール410、スリープモードモジュール412、およびマイクロフォン間通信モジュール414を含むことができる。各モジュール404〜414は、プロセッサにより実行可能な命令によって実装することができる。
音響レベル検出モジュール404は、マイクロフォン400のポートにおける音響入力音を検出するように構成することができる。音響レベル検出モジュール404は、音響入力音の検出に応答して、起動コマンド(たとえば、図1の起動コマンド150)を別のマイクロフォンに(マイクロフォン間通信モジュール414を介して)送信することができる。たとえば、音響レベル検出モジュール404は、音響入力音の検出に応答して、他のマイクロフォンに、(起動コマンドを送信することによって)低電力モードから高電力モードへと移行するように命令することができる。
キーワード検出モジュール406は、音響入力音中のキーワードを検出するように構成することができる。キーワード検出モジュール406は、キーワードの検出に応答して、起動コマンド(たとえば、図1の起動コマンド150)を別のマイクロフォンに(マイクロフォン間通信モジュール414を介して)送信することができる。たとえば、キーワード検出モジュール406は、キーワードの検出に応答して、他のマイクロフォンに、(起動コマンドを送信することによって)低電力モードから高電力モードへと移行するように命令することができる。
内部クロック源408は、別のマイクロフォンに低電力モードから高電力モードへと移行するように命じてから特定の時間期間が経過したかどうか(たとえば、起動コマンドを生成および送信してから特定の時間期間が経過したかどうか)を判定するように構成することができる。内部クロック源408は、特定の時間期間が経過したとの判定に応答して、起動コマンドを他のマイクロフォンに送信するようにマイクロフォン間通信モジュール414をトリガすることができる。別の態様では、内部クロック源408は、マイクロフォン400および共通のバス(たとえば、図1の共通のバス120)を介してマイクロフォンに接続される他のマイクロフォンを駆動することができる。たとえば、マイクロフォン400が「サーバデバイス」であってよく、マイクロフォン400に結合される他のマイクロフォンが「クライアントデバイス」であってよい。内部クロック源408は、他のマイクロフォンにおけるバッテリ電力を節約するために、他のマイクロフォンにクロック信号を提供することができる。たとえば、他のマイクロフォンにクロック信号を提供することによって、内部クロック源408は、他のマイクロフォンがクロック信号を生成する必要をなくすことができる(このことによって、バッテリ電力消費を減少させることができる)。
振動/タップセンサモジュール409は、マイクロフォン400の入力における、振動、タップ、または他の震動タイプの活動状態を検出するように構成することができる。振動/タップセンサモジュール409は、振動/タップの検出に応答して、起動コマンド(たとえば、図1の起動コマンド150)を別のマイクロフォンに(マイクロフォン間通信モジュール414を介して)送信することができる。たとえば、振動/タップセンサモジュール409は、振動/タップの検出に応答して、他のマイクロフォンに、低電力モードから高電力モードへと移行するように命令することができる。こうして、振動/タップセンサモジュール409を使用して、マイクロフォン400の入力における震動タイプの活動状態に応答して、他のマイクロフォンをアクティブ化することができる。
音響ポートブロックモジュール410は、マイクロフォン400のポートがブロックされているかどうかを判定するように構成することができる。たとえば、音響ポートブロックモジュール410は、マイクロフォンのポートにおける音響入力音を検出し、音響入力音の音声レベルを閾値と比較することができる。音響入力音の音声レベルが閾値より下である場合、音響ポートブロックモジュール410は、マイクロフォン400のポートがブロックされていると判定することができる。マイクロフォン400のポートがブロックされているとの判定に応答して、音響ポートブロックモジュール410は、ハンドオーバコマンド(たとえば、図1のハンドオーバコマンド160)を生成し、ハンドオーバコマンド160を別のマイクロフォンに(マイクロフォン間通信モジュール414を介して)送信することができる。特定の実施形態では、音響レベル検出モジュール404、キーワード検出モジュール406、振動/タップセンサモジュール409、および音響ポートブロック検出モジュール410を、単一のモジュールまたはユニット中に含むことができる。
スリープモードモジュール412は、マイクロフォン400を高電力モードから低電力モードへと移行するように構成することができる。バッテリ電力を節約するために、他のマイクロフォンにハンドオーバコマンドを送信すると、スリープモードモジュール412をアクティブ化することができる。たとえば、スリープモードモジュール412は、音響レベル検出モジュール404、キーワード検出モジュール406、振動/タップセンサモジュール409、および音響ポートブロック検出モジュール410を非活性化(たとえば、電源切断)することができる。
マイクロフォン400は、データをシステム内の1つまたは複数の外部構成要素に通信するように構成される、デジタルバスインターフェース416を含むこともできる。たとえば、デジタルバスインターフェース416は、データをCODEC(たとえば、図1のCODEC110)に通信することができる。マイクロフォン400は、マイクロフォンを高電力モードと低電力モードとの間で移行させるように動作可能なモード移行回路418を含むこともできる。特定の態様では、モード移行回路418は、スリープモードモジュール412と一緒に働くことができる。たとえば、モード移行回路418は、音響レベル検出モジュール404、キーワード検出モジュール406、振動/タップセンサモジュール409、および音響ポートブロック検出モジュール410を非活性化することがやはりできる。
マイクロフォン400は、周波数応答をもたらす場合がある、ハンドセットのポートへとマイクロフォン400がプラグ接続されるときに生成される周波数応答を修正するように動作可能な、周波数応答修正モジュール420を含むこともできる。マイクロフォン400は、比較的高い圧力を有する音(たとえば、図2の音響入力音230)に対応するため、高音圧レベル(SPL)特徴体422を含むこともできる。
マイクロフォン400は、音響入力の品質を高めるため、マイクロフォン400において検出される環境雑音(たとえば、反響、振動など)を「キャンセル」するように動作可能な、機械的フィードフォワード(FF)アクティブノイズキャンセル(ANC)424を含むこともできる。マイクロフォン400は、可聴周波数用にマイクロフォン400内の第1のMEMSを調整し、超音波周波数用にマイクロフォン400内の第2のMEMSを調整するように動作可能な超音波用マルチMEMSモジュール426を含むこともできる。第1のMEMSおよび第2のMEMSは、MADユニット402が可聴周波数および超音波周波数に基づいてMAD機能を実施することを可能にするように、MADユニット402に結合することができる。
図4のマイクロフォン400は、アプリケーションプロセッサ中のソフトウェアドライバが、他のマイクロフォンをアクティブ化するためにCODECにコマンドを送信するアーキテクチャと比較して、マイクロフォン始動の遅延時間を減少させる(たとえば、音響入力音を検出することと、他のマイクロフォンを「起動させること」との間の時間の長さを減少させる)ことができる。たとえば、MADユニット402は、(外部CODECと反対に)、始動の期間に、他のマイクロフォンを起動するように判定する場合がある。判定に基づいて、マイクロフォン400は、共通のバスを介して他のマイクロフォンに起動コマンドを直接通信することができる。マイクロフォン400および他のマイクロフォンに結合される共通のバスを介して起動コマンドを通信することによって、他の方法では、他のマイクロフォンをアクティブ化するためにアプリケーションプロセッサが起動コマンドをCODECに送信するアーキテクチャに関連する始動の遅延時間を減少させることができる。
図5を参照すると、マイクロフォン始動の遅延時間を減少させるための方法500の特定の態様を図示するフローチャートが示される。方法500は、図1および図3のマイクロフォン102〜108、図2のマイクロフォン200、図4のマイクロフォン400、またはそれらの任意の組合せのうちの1つまたは複数によって実施することができる。
方法500は、502で、第1のマイクロフォンにおいてコマンドを生成するステップを含む。たとえば、図1を参照すると、第1のマイクロフォン102は、本明細書に記載されるように、ある種の基準に基づいて、コマンド(たとえば、起動コマンド150および/またはハンドオーバコマンド160)を生成することができる。
504で、第1のマイクロフォンから第2のマイクロフォンに、第1のマイクロフォンおよび第2のマイクロフォンに結合されるバスを介してコマンドを送信することができる。たとえば、図1を参照すると、第1のマイクロフォン102は、起動コマンド150および/またはハンドオーバコマンド160を第2のマイクロフォン104に、マイクロフォン102、104に結合される共通のバス120を介して送信することができる。
特定の態様では、方法500は、第1のマイクロフォンのポートにおいて音響入力音を検出するステップを含むことができる。たとえば、図1を参照すると、第1のマイクロフォン102は、第1のマイクロフォン102のポートにおいて、音響入力音を検出することができる。第1のマイクロフォン102は、音響入力音の検出に応答して、起動コマンド150を第2のマイクロフォン104に共通のバス120を介して送信することができる。たとえば、第1のマイクロフォン102は、音響入力音の検出に応答して、第2のマイクロフォン104に、(起動コマンド150を送信することによって)低電力モードから高電力モードへと移行するように命令することができる。
特定の態様では、方法500は、音響入力音の音声レベルを閾値と比較するステップを含むことができる。たとえば、図1を参照すると、第1のマイクロフォン102は、音響入力音を検出し、音響入力音の音声レベルを閾値と比較することができる。第1のマイクロフォン102は、音響入力音の音声レベルが閾値を満足する(たとえば、超える)との判定に応答して、起動コマンド150を第2のマイクロフォン104に共通のバス120を介して送信することができる。たとえば、第1のマイクロフォン102は、閾値を満足する音声レベルに応答して、第2のマイクロフォン104に、(起動コマンド150を送信することによって)低電力モードから高電力モードへと移行するように命令することができる。
特定の態様では、方法500は、第1のマイクロフォンにおいてキーワードを検出するステップを含むことができる。たとえば、図1を参照すると、第1のマイクロフォン102は、音響入力音中のキーワードを検出することができる。第1のマイクロフォン102は、キーワードの検出に応答して、起動コマンド150を第2のマイクロフォン104に共通のバス120を介して送信することができる。たとえば、第1のマイクロフォン102は、キーワードの検出に応答して、第2のマイクロフォン104に、(起動コマンド150を送信することによって)低電力モードから高電力モードへと移行するように命令することができる。
特定の態様では、方法500は、第2のマイクロフォンに低電力モードから高電力モードへと移行するように命じてから特定の時間期間が経過したかどうかを判定するステップを含むことができる。たとえば、図1を参照すると、第1のマイクロフォン102は、第2のマイクロフォン104に起動コマンド150を生成および送信してから特定の時間期間が経過したかどうかを判定することができる。第1のマイクロフォン102は、特定の時間期間が経過したとの判定に応答して、起動コマンド150を第2のマイクロフォン104に共通のバス120を介して送信することができる。たとえば、第1のマイクロフォン102は、特定の時間期間が経過したとの判定に応答して、第2のマイクロフォン104に、(起動コマンド150を送信することによって)低電力モードから高電力モードへと移行するように命令することができる。
特定の態様では、方法500は、第1のマイクロフォンのポートがブロックされているかどうかを判定するステップを含むことができる。たとえば、図1を参照すると、第1のマイクロフォン102のポートがブロックされているかどうかについての判定を行うことができる。説明すると、図2のMADユニット206は、マイクロフォン200のポートにおいて音響入力音230を検出することができ、音響入力音230の音声レベルを閾値と比較することができる。音響入力音230の音声レベルが閾値より低い場合、MADユニット206は、マイクロフォン200のポートがブロックされていると判定することができる。マイクロフォン200のポートがブロックされているとの判定に応答して、MADユニット206は、ハンドオーバコマンド160を生成して、ハンドオーバコマンド160を宛先マイクロフォン(たとえば、図1の第2のマイクロフォン104)に送信することができる。ハンドオーバコマンド160の宛先フィールドに、宛先マイクロフォンのID番号を代入することができる。
ハンドオーバコマンド160は、低電力モードから高電力モードへと移行し、MAD機能を実施するように第2のマイクロフォン104に命令することができる。たとえば、ハンドオーバコマンド160の受信に応答して、第2のマイクロフォン104内のMADユニットが、MAD機能を実施することができる。
図5の方法500は、アプリケーションプロセッサ112中のソフトウェアドライバが、他のマイクロフォン104〜108をアクティブ化するためにCODEC110にコマンドを送信するアーキテクチャと比較して、マイクロフォン始動の遅延時間を減少させる(たとえば、音響入力音を検出することと、他のマイクロフォン104〜108を「起動させること」との間の時間の長さを減少させる)ことができる。たとえば、第1のマイクロフォン102内の論理回路は(アプリケーションプロセッサ112と反対に)、始動の期間に、他のマイクロフォン104〜108を起動するように判定する場合がある。したがって、第1のマイクロフォン102とアプリケーションプロセッサ112との間の信号伝達、およびアプリケーションプロセッサ112と他のマイクロフォン104〜108との間の信号伝達が減少される。アプリケーションプロセッサ112とマイクロフォン102〜108との間の信号伝達を減少させることによって、バッテリ消費を減少させることができる。
加えて、方法500は、ポートブロックに起因するアドレス検出問題を回避することができる。たとえば、第1のマイクロフォン102の入力が物体によってブロックされているとの判定に応答してハンドオーバコマンド160を生成し第2のマイクロフォン104に送信することによって、第1のマイクロフォン102がポートブロックに起因してMAD機能を実施することが不可能であるときに、第1のマイクロフォン102は、第2のマイクロフォン104にMAD機能をハンドオーバすることができる。
特定の態様では、図5の方法500は、中央処理装置(CPU)、DSP、またはコントローラなどの処理ユニットのハードウェア(たとえば、FPGAデバイス、ASICなど)を介して、ファームウェアデバイス、またはそれらの任意の組合せを介して実装することができる。たとえば、方法500は、図1および図3のマイクロフォン102〜108、図2のマイクロフォン200(たとえば、図2のMADユニット206)、図4のマイクロフォン400(たとえば、図4のMADユニット402)、またはそれらの任意の組合せのうちの1つまたは複数によって実施することができる。
図6を参照すると、ワイヤレス通信デバイスの特定の例示的な態様のブロック図が描かれており、全体的に600と指定される。デバイス600は、メモリ632に結合されるプロセッサ610(たとえば、中央処理装置(CPU))を含む。メモリ632は、プロセッサ610、CODEC110、またはアプリケーションプロセッサ112によって実行可能な命令660を含むことができる。
第1のマイクロフォン102、第2のマイクロフォン104、第3のマイクロフォン106、および第4のマイクロフォン108は、CODEC110に結合することができる。マイクロフォン102〜108は、共通のバス120を介して互いに結合することもできる。第1のマイクロフォン102は、コマンド(たとえば、図1の起動コマンド150および/または図1のハンドオーバコマンド160)を生成し、コマンドを他のマイクロフォン104〜108に、共通のバス120を介して送信するように構成することができる。各マイクロフォン102〜108は、プロセッサ実行可能命令を含む非一時的なコンピュータ可読媒体を含むことができる。たとえば、プロセッサ実行可能命令は、マイクロフォン102〜108内のプロセッサに、図5の方法500を実施させることができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MRAM)、スピントルクトランスファMRAM(STT-MRAM)、フラッシュメモリ、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、コンパクトディスク読取り専用メモリ(CD-ROM)などのメモリデバイスであってよい。
図6は、プロセッサ610およびディスプレイ628に結合されるディスプレイコントローラ626をやはり示す。スピーカ636をCODEC110に結合することができる。また、図6は、また、ワイヤレスインターフェース640がプロセッサ610およびアンテナ642に結合できることを示す。特定の態様では、プロセッサ610、ディスプレイコントローラ626、メモリ632、CODEC110およびワイヤレスコントローラ640は、システムインパッケージデバイスまたはシステムオンチップデバイス622に含まれる。特定の態様では、タッチスクリーンおよび/またはキーパッドなどの入力デバイス630ならびに電源644は、システムオンチップデバイス622に結合される。さらに、特定の態様では、図6に示されるように、ディスプレイ628、入力デバイス630、スピーカ636、マイクロフォン638、アンテナ642、および電源644は、システムオンチップデバイス622の外部にある。しかし、ディスプレイ628、入力デバイス630、スピーカ636、マイクロフォン638、アンテナ642、および電源644の各々を、インターフェースまたはコントローラなどの、システムオンチップデバイス622の構成要素に結合することができる。
記載される態様に関連して、マイクロフォンは、コマンドを生成するための手段を含む。たとえば、コマンドを生成するための手段としては、図2のMADユニット206、図4のMADユニット402、1つまたは複数のデバイス(たとえば、非一時的コンピュータ可読記憶媒体における命令を実行するプロセッサ)、またはそれらの任意の組合せが挙げられる。
マイクロフォンは、マイクロフォンから第2のマイクロフォンに、マイクロフォンおよび第2のマイクロフォンに結合されるバスを介してコマンドを送信するための手段を含むこともできる。たとえば、コマンドを送信するための手段としては、図2のMADユニット206、図2のI/Oインターフェース214、図4のMADユニット402、1つまたは複数のデバイス(たとえば、非一時的コンピュータ可読記憶媒体における命令を実行するプロセッサ)、またはそれらの任意の組合せが挙げられる。
本明細書に開示された態様に関連して記載した、様々な例示の論理ブロック、構成、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子的ハードウェア、ハードウェアプロセッサなどの処理デバイスにより実行されるコンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装できることを当業者ならさらに理解するであろう。様々な例示の構成要素、ブロック、構成、モジュール、回路、およびステップを、一般的にそれらの機能性に関して上で記載してきた。そのような機能性がハードウェアまたは実行可能なソフトウェアとして実装されるかどうかは、特定の用途および全体的なシステムに課せられる設計制約に依存する。当業者は、各特定の用途について様々なやり方で記載された機能性を実装することができるが、そのような実装判断は、本開示の範囲からの逸脱を引き起こすと解釈するべきでない。
本明細書に開示される態様に関して記載される方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェア中で直接、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュール中で、または2つの組合せで具現化することができる。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MRAM)、スピントルクトランスファMRAM(STT-MRAM)、フラッシュメモリ、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、コンパクトディスク読取り専用メモリ(CD-ROM)などのメモリデバイス中に常駐することができる。プロセッサがメモリデバイスから情報を読み取り、メモリデバイスに情報を書き込むことができるように、例示的なメモリデバイスがプロセッサに結合される。代替実施形態では、メモリデバイスは、プロセッサと一体であってよい。プロセッサおよび記憶媒体は、ASIC中に存在してよい。ASICは、コンピューティングデバイスまたはユーザ端末中に存在してよい。代替実施形態では、プロセッサおよび記憶媒体は、コンピューティングデバイスまたはユーザ端末中のディスクリート構成要素として存在してよい。
開示された態様の上の記載は、当業者が開示された態様を作るまたは使用することを可能にするように提供される。これらの態様への種々の変更は当業者には容易に明らかになり、本明細書において規定された原理は本開示の範囲から逸脱することなく他の態様にも適用される場合がある。したがって、本開示は、本明細書において示される態様に限定されることを意図するものではなく、以下の特許請求の範囲によって規定されるような原理および新規の特徴と一致する可能な最も広い範囲を与えられるべきである。
100 システム
102 第1のマイクロフォン
104 第2のマイクロフォン
106 第3のマイクロフォン
108 第4のマイクロフォン
110 CODEC
112 アプリケーションプロセッサ
120 共通のバス
150 起動コマンド
160 ハンドオーバコマンド
200 マイクロフォン
202 微小電気機械システム、MEMS
204 制御可能利得フィルタ
206 MADユニット
208 MEMS電荷ポンプ
210 回路レギュレータ
212 ADC
214 入出力(I/O)インターフェース
220 共通のバス
230 音響入力音
300 システム
400 マイクロフォン
402 MADユニット
404 音響レベル検出モジュール
406 キーワード検出モジュール
408 内部クロック源
409 振動/タップセンサモジュール
410 音響ポートブロック検出モジュール、音響ポートブロックモジュール
412 スリープモードモジュール
414 マイクロフォン間通信モジュール
416 デジタルバスインターフェース
418 モード移行回路
420 周波数応答修正モジュール
422 高音圧レベル(SPL)特徴体、高SPL
424 機械的フィードフォワード(FF)アクティブノイズキャンセル(ANC)、機械的FF ANC
426 超音波用マルチMEMSモジュール
500 方法
600 デバイス
610 プロセッサ
622 システムオンチップデバイス
626 ディスプレイコントローラ
628 ディスプレイ
630 入力デバイス
632 メモリ
636 スピーカ
638 マイクロフォン
640 ワイヤレスインターフェース、ワイヤレスコントローラ
642 アンテナ
644 電源
660 命令

Claims (30)

  1. 高電力モードで動作する第1のマイクロフォンにおいてコマンドを生成するステップであって、前記第1のマイクロフォンは、マイクロフォン活動状態検出機能を実施する、ステップと、
    前記第1のマイクロフォンから、低電力モードで動作する第2のマイクロフォンに、前記第1のマイクロフォンおよび前記第2のマイクロフォンに結合されるバスを介して前記コマンドを送信するステップであって、前記コマンドが、前記第2のマイクロフォンに低電力モードから高電力モードへと移行するように命令する、ステップと
    を含
    前記低電力モードで動作しているマイクロフォンは、音響入力音を検出することが可能でない、方法。
  2. 前記コマンドが、起動コマンドである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のマイクロフォンのポートにおいて音響入力音を検出するステップと、
    前記音響入力音の検出に応答して、前記起動コマンドを前記第2のマイクロフォンに送信するステップと
    をさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のマイクロフォンのポートにおいて音響入力音を検出するステップと、
    前記音響入力音の音声レベルを閾値と比較するステップと、
    前記音響入力音の前記音声レベルが前記閾値を満足するとの判定に応答して、前記起動コマンドを前記第2のマイクロフォンに送信するステップと
    をさらに含む、請求項2に記載の方法。
  5. 前記第1のマイクロフォンにおいてキーワードを検出するステップと、
    前記キーワードの検出に応答して、前記第2のマイクロフォンに前記起動コマンドを送信するステップと
    をさらに含む、請求項2に記載の方法。
  6. 前記第2のマイクロフォンに前記低電力モードから前記高電力モードへと移行するように命じてから特定の時間期間が経過したかどうかを判定するステップと、
    前記特定の時間期間が経過したとの判定に応答して、前記起動コマンドを前記第2のマイクロフォンに送信するステップと
    をさらに含む、請求項2に記載の方法。
  7. 前記コマンドが、前記第2のマイクロフォンに、マイクロフォン活動状態検出機能を実施するようにさらに命令するハンドオーバコマンドである、請求項1に記載の方法。
  8. 前記マイクロフォン活動状態検出機能が、前記第2のマイクロフォンのポートにおいて音響入力音を検出すること、前記音響入力音の音声レベルを閾値と比較すること、前記第2のマイクロフォンにおいてキーワードを検出すること、または別のマイクロフォンに前記低電力モードから前記高電力モードへと移行するように命じてから特定の時間期間が経過したかどうかを判定することのうちの少なくとも1つを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記マイクロフォン活動状態検出機能が、起動コマンドを別のマイクロフォンに前記バスを介して送信することをさらに含む、請求項7に記載の方法。
  10. 前記ハンドオーバコマンドを前記第2のマイクロフォンに送信した後に前記低電力モードへと移行するステップをさらに含む、請求項7に記載の方法。
  11. 方法であって、
    第1のマイクロフォンにおいてコマンドを生成するステップと、
    前記第1のマイクロフォンから第2のマイクロフォンに、前記第1のマイクロフォンおよび前記第2のマイクロフォンに結合されるバスを介して前記コマンドを送信するステップであって、前記コマンドが、前記第2のマイクロフォンに低電力モードから高電力モードへと移行するように命令する、ステップと
    を含み、
    前記コマンドが、前記第2のマイクロフォンに、マイクロフォン活動状態検出機能を実施するようにさらに命令するハンドオーバコマンドであり、
    前記方法が、
    前記第1のマイクロフォンのポートがブロックされているかどうかを判定するステップと、
    前記第1のマイクロフォンの前記ポートがブロックされているとの判定に応答して前記ハンドオーバコマンドを前記第2のマイクロフォンに送信するステップと
    をさらに含む、方法。
  12. 前記第1のマイクロフォンの前記ポートがブロックされているかどうかを判定するステップが、
    前記第1のマイクロフォンの前記ポートにおいて音響入力音を検出するステップと、
    前記音響入力音の音声レベルを閾値と比較するステップと
    を含み、前記音声レベルが前記閾値より下である場合、前記第1のマイクロフォンの前記ポートがブロックされている、
    請求項11に記載の方法。
  13. プロセッサと、
    動作を実施するように前記プロセッサによって実行可能な命令を記憶するメモリとを備え、前記動作が、
    コマンドを生成することであって、前記マイクロフォンは、マイクロフォン活動状態検出機能を実施する、ことと
    高電力モードで動作するマイクロフォンから、低電力モードで動作する第2のマイクロフォンに、前記マイクロフォンおよび前記第2のマイクロフォンに結合されるバスを介して前記コマンドを送信することと
    を含み、前記コマンドが、前記第2のマイクロフォンに低電力モードから高電力モードへと移行するように命令し、
    前記低電力モードで動作しているマイクロフォンは、音響入力音を検出することが可能でない、マイクロフォン。
  14. 前記コマンドが、起動コマンドである、請求項13に記載のマイクロフォン。
  15. 前記動作が
    前記マイクロフォンのポートにおいて音響入力音を検出することと、
    前記音響入力音の検出に応答して、前記起動コマンドを前記第2のマイクロフォンに送信することと
    をさらに含む、請求項14に記載のマイクロフォン。
  16. 前記動作が
    前記マイクロフォンのポートにおいて音響入力音を検出することと、
    前記音響入力音の音声レベルを閾値と比較することと、
    前記音響入力音の前記音声レベルが前記閾値を満足するとの判定に応答して、前記起動コマンドを前記第2のマイクロフォンに送信することと
    をさらに含む、請求項14に記載のマイクロフォン。
  17. 前記動作が
    前記マイクロフォンにおいてキーワードを検出することと、
    前記キーワードの検出に応答して、前記第2のマイクロフォンに前記起動コマンドを送信することと
    をさらに含む、請求項14に記載のマイクロフォン。
  18. 前記動作が
    前記第2のマイクロフォンに前記低電力モードから前記高電力モードへと移行するように命じてから特定の時間期間が経過したかどうかを判定することと、
    前記特定の時間期間が経過したとの判定に応答して、前記起動コマンドを前記第2のマイクロフォンに送信することと
    をさらに含む、請求項14に記載のマイクロフォン。
  19. 前記コマンドが、前記第2のマイクロフォンに、マイクロフォン活動状態検出機能を実施するようにさらに命令するハンドオーバコマンドである、請求項13に記載のマイクロフォン。
  20. プロセッサと、
    動作を実施するように前記プロセッサによって実行可能な命令を記憶するメモリとを備え、前記動作が、
    コマンドを生成することと、
    マイクロフォンから第2のマイクロフォンに、前記マイクロフォンおよび前記第2のマイクロフォンに結合されるバスを介して前記コマンドを送信することと
    を含み、前記コマンドが、前記第2のマイクロフォンに低電力モードから高電力モードへと移行するように命令し、
    前記コマンドが、前記第2のマイクロフォンに、マイクロフォン活動状態検出機能を実施するようにさらに命令するハンドオーバコマンドであり、
    前記動作が
    前記マイクロフォンのポートがブロックされているかどうかを判定することと、
    前記マイクロフォンの前記ポートがブロックされているとの判定に応答して前記ハンドオーバコマンドを前記第2のマイクロフォンに送信することと
    をさらに含む、マイクロフォン。
  21. マイクロフォン内のプロセッサによって実行されると、前記プロセッサに
    コマンドを生成することであって、前記マイクロフォンは、マイクロフォン活動状態検出機能を実施する、ことおよび
    高電力モードで動作する前記マイクロフォンから、低電力モードで動作する第2のマイクロフォンに、前記マイクロフォンおよび前記第2のマイクロフォンに結合されるバスを介して前記コマンドを送信すること
    を行わせる命令を含み、
    前記コマンドは、低電力モードから高電力モードに移行するように、前記第2のマイクロフォンに命令し、
    前記低電力モードで動作しているマイクロフォンは、音響入力音を検出することが可能でない、コンピュータ可読記録媒体。
  22. 前記コマンドが、起動コマンドである、請求項21に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  23. 前記命令が、前記プロセッサに、前記マイクロフォンのポートにおける音響入力音の検出に応答して前記起動コマンドを前記第2のマイクロフォンに送信させるようにさらに実行可能である、請求項22に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  24. 前記命令が、前記プロセッサに、前記マイクロフォンのポートにおいて検出される音響入力音の音声レベルが閾値を満足するとの判定に応答して前記起動コマンドを前記第2のマイクロフォンに送信させるようにさらに実行可能である、請求項22に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  25. 前記命令が、前記プロセッサに、キーワードの検出に応答して前記起動コマンドを前記第2のマイクロフォンに送信させるようにさらに実行可能である、請求項22に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  26. 前記コマンドが、前記第2のマイクロフォンに、マイクロフォン活動状態検出機能を実施するようにさらに命令するハンドオーバコマンドである、請求項21に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  27. マイクロフォン内のプロセッサによって実行されると、前記プロセッサに
    コマンドを生成させ、
    前記マイクロフォンから第2のマイクロフォンに、前記マイクロフォンおよび前記第2のマイクロフォンに結合されるバスを介して前記コマンドを送信させる
    命令を含み、
    前記コマンドは、低電力モードから高電力モードに移行するように、前記第2のマイクロフォンに命令し、
    前記コマンドが、前記第2のマイクロフォンに、マイクロフォン活動状態検出機能を実施するようにさらに命令するハンドオーバコマンドであり、
    前記命令が、前記プロセッサに、
    前記マイクロフォンのポートがブロックされているかどうかを判定させ、
    前記マイクロフォンの前記ポートがブロックされているとの判定に応答して前記ハンドオーバコマンドを前記第2のマイクロフォンに送信させる
    ようにさらに実行可能である、コンピュータ可読記録媒体。
  28. マイクロフォンであって、
    コマンドを生成するための手段であって、前記マイクロフォンは、マイクロフォン活動状態検出機能を実施する、手段と、
    高電力モードで動作する前記マイクロフォンから、低電力モードで動作する第2のマイクロフォンに、前記マイクロフォンおよび前記第2のマイクロフォンに結合されるバスを介して前記コマンドを送信するための手段であって、前記コマンドが、前記第2のマイクロフォンに低電力モードから高電力モードへと移行するように命令する、手段と
    を備え、
    前記低電力モードで動作しているマイクロフォンは、音響入力音を検出することが可能でない、マイクロフォン。
  29. 前記コマンドが、起動コマンドである、請求項28に記載のマイクロフォン。
  30. 前記コマンドが、前記第2のマイクロフォンに、マイクロフォン活動状態検出機能を実施するようにさらに命令するハンドオーバコマンドである、請求項28に記載のマイクロフォン。
JP2017525054A 2014-11-12 2015-10-15 マイクロフォン始動の遅延時間減少 Expired - Fee Related JP6297751B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/539,678 US9699550B2 (en) 2014-11-12 2014-11-12 Reduced microphone power-up latency
US14/539,678 2014-11-12
PCT/US2015/055685 WO2016077023A1 (en) 2014-11-12 2015-10-15 Reduced microphone power-up latency

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017536040A JP2017536040A (ja) 2017-11-30
JP6297751B2 true JP6297751B2 (ja) 2018-03-20

Family

ID=54365387

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017525054A Expired - Fee Related JP6297751B2 (ja) 2014-11-12 2015-10-15 マイクロフォン始動の遅延時間減少

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9699550B2 (ja)
EP (1) EP3219109B1 (ja)
JP (1) JP6297751B2 (ja)
CN (1) CN107079220B (ja)
WO (1) WO2016077023A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021520521A (ja) * 2018-05-09 2021-08-19 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツングRobert Bosch Gmbh 車両の外室および/または内室を空気伝播音音響式に監視するための方法および装置、車両並びにコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Families Citing this family (85)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150053779A1 (en) 2013-08-21 2015-02-26 Honeywell International Inc. Devices and methods for interacting with an hvac controller
FR3030177B1 (fr) * 2014-12-16 2016-12-30 Stmicroelectronics Rousset Dispositif electronique comprenant un module de reveil d'un appareil electronique distinct d'un coeur de traitement
EP3381205A4 (en) * 2015-11-23 2019-08-14 Essence Smartcare Ltd ANALOGIC AND DIGITAL MICROPHONE
US10509626B2 (en) 2016-02-22 2019-12-17 Sonos, Inc Handling of loss of pairing between networked devices
US10264030B2 (en) 2016-02-22 2019-04-16 Sonos, Inc. Networked microphone device control
US9947316B2 (en) 2016-02-22 2018-04-17 Sonos, Inc. Voice control of a media playback system
US10095470B2 (en) 2016-02-22 2018-10-09 Sonos, Inc. Audio response playback
US9965247B2 (en) 2016-02-22 2018-05-08 Sonos, Inc. Voice controlled media playback system based on user profile
US10743101B2 (en) 2016-02-22 2020-08-11 Sonos, Inc. Content mixing
KR102556821B1 (ko) * 2016-02-29 2023-07-17 퀄컴 테크놀로지스, 인크. 음향 자극의 검출을 나타내는 신호를 생성하기 위한 압전 mems 장치
US9978390B2 (en) 2016-06-09 2018-05-22 Sonos, Inc. Dynamic player selection for audio signal processing
US10152969B2 (en) 2016-07-15 2018-12-11 Sonos, Inc. Voice detection by multiple devices
US10134399B2 (en) 2016-07-15 2018-11-20 Sonos, Inc. Contextualization of voice inputs
US10115400B2 (en) 2016-08-05 2018-10-30 Sonos, Inc. Multiple voice services
US10057698B2 (en) * 2016-09-02 2018-08-21 Bose Corporation Multiple room communication system and method
US9942678B1 (en) 2016-09-27 2018-04-10 Sonos, Inc. Audio playback settings for voice interaction
US9743204B1 (en) 2016-09-30 2017-08-22 Sonos, Inc. Multi-orientation playback device microphones
US10181323B2 (en) 2016-10-19 2019-01-15 Sonos, Inc. Arbitration-based voice recognition
GB201715824D0 (en) * 2017-07-06 2017-11-15 Cirrus Logic Int Semiconductor Ltd Blocked Microphone Detection
US10475449B2 (en) 2017-08-07 2019-11-12 Sonos, Inc. Wake-word detection suppression
US10571989B2 (en) * 2017-09-07 2020-02-25 Verisilicon Microelectronics (Shanghai) Co., Ltd. Low energy system for sensor data collection and measurement data sample collection method
US10048930B1 (en) 2017-09-08 2018-08-14 Sonos, Inc. Dynamic computation of system response volume
US11093554B2 (en) 2017-09-15 2021-08-17 Kohler Co. Feedback for water consuming appliance
US10887125B2 (en) 2017-09-15 2021-01-05 Kohler Co. Bathroom speaker
US11099540B2 (en) 2017-09-15 2021-08-24 Kohler Co. User identity in household appliances
US11314214B2 (en) 2017-09-15 2022-04-26 Kohler Co. Geographic analysis of water conditions
US10446165B2 (en) 2017-09-27 2019-10-15 Sonos, Inc. Robust short-time fourier transform acoustic echo cancellation during audio playback
US10051366B1 (en) 2017-09-28 2018-08-14 Sonos, Inc. Three-dimensional beam forming with a microphone array
US10482868B2 (en) 2017-09-28 2019-11-19 Sonos, Inc. Multi-channel acoustic echo cancellation
US10621981B2 (en) 2017-09-28 2020-04-14 Sonos, Inc. Tone interference cancellation
US10466962B2 (en) 2017-09-29 2019-11-05 Sonos, Inc. Media playback system with voice assistance
US10524046B2 (en) * 2017-12-06 2019-12-31 Ademco Inc. Systems and methods for automatic speech recognition
US10880650B2 (en) 2017-12-10 2020-12-29 Sonos, Inc. Network microphone devices with automatic do not disturb actuation capabilities
US10818290B2 (en) 2017-12-11 2020-10-27 Sonos, Inc. Home graph
US11343614B2 (en) 2018-01-31 2022-05-24 Sonos, Inc. Device designation of playback and network microphone device arrangements
US11151991B2 (en) * 2018-03-30 2021-10-19 Verizon Media Inc. Electronic message transmission
US11175880B2 (en) 2018-05-10 2021-11-16 Sonos, Inc. Systems and methods for voice-assisted media content selection
US10847178B2 (en) 2018-05-18 2020-11-24 Sonos, Inc. Linear filtering for noise-suppressed speech detection
US10959029B2 (en) 2018-05-25 2021-03-23 Sonos, Inc. Determining and adapting to changes in microphone performance of playback devices
US10924873B2 (en) * 2018-05-30 2021-02-16 Signify Holding B.V. Lighting device with auxiliary microphones
US10681460B2 (en) 2018-06-28 2020-06-09 Sonos, Inc. Systems and methods for associating playback devices with voice assistant services
CN112334977B (zh) * 2018-08-14 2024-05-17 华为技术有限公司 一种语音识别方法、可穿戴设备及系统
US10461710B1 (en) 2018-08-28 2019-10-29 Sonos, Inc. Media playback system with maximum volume setting
US11076035B2 (en) 2018-08-28 2021-07-27 Sonos, Inc. Do not disturb feature for audio notifications
US10587430B1 (en) 2018-09-14 2020-03-10 Sonos, Inc. Networked devices, systems, and methods for associating playback devices based on sound codes
US10878811B2 (en) 2018-09-14 2020-12-29 Sonos, Inc. Networked devices, systems, and methods for intelligently deactivating wake-word engines
US11024331B2 (en) 2018-09-21 2021-06-01 Sonos, Inc. Voice detection optimization using sound metadata
US10811015B2 (en) 2018-09-25 2020-10-20 Sonos, Inc. Voice detection optimization based on selected voice assistant service
US11100923B2 (en) 2018-09-28 2021-08-24 Sonos, Inc. Systems and methods for selective wake word detection using neural network models
US10692518B2 (en) 2018-09-29 2020-06-23 Sonos, Inc. Linear filtering for noise-suppressed speech detection via multiple network microphone devices
US11899519B2 (en) * 2018-10-23 2024-02-13 Sonos, Inc. Multiple stage network microphone device with reduced power consumption and processing load
EP3654249A1 (en) 2018-11-15 2020-05-20 Snips Dilated convolutions and gating for efficient keyword spotting
US11183183B2 (en) 2018-12-07 2021-11-23 Sonos, Inc. Systems and methods of operating media playback systems having multiple voice assistant services
US11132989B2 (en) 2018-12-13 2021-09-28 Sonos, Inc. Networked microphone devices, systems, and methods of localized arbitration
US10602268B1 (en) 2018-12-20 2020-03-24 Sonos, Inc. Optimization of network microphone devices using noise classification
CN109672434A (zh) * 2018-12-24 2019-04-23 优数通(北京)科技有限公司 一种汽车电子控制器电源电压延迟开启保护电路
US11315556B2 (en) 2019-02-08 2022-04-26 Sonos, Inc. Devices, systems, and methods for distributed voice processing by transmitting sound data associated with a wake word to an appropriate device for identification
US10867604B2 (en) 2019-02-08 2020-12-15 Sonos, Inc. Devices, systems, and methods for distributed voice processing
US10863296B1 (en) * 2019-03-26 2020-12-08 Amazon Technologies, Inc. Microphone failure detection and re-optimization
US11120794B2 (en) 2019-05-03 2021-09-14 Sonos, Inc. Voice assistant persistence across multiple network microphone devices
US10873809B2 (en) * 2019-05-24 2020-12-22 Bose Corporation Dynamic control of multiple feedforward microphones in active noise reduction devices
US11361756B2 (en) 2019-06-12 2022-06-14 Sonos, Inc. Conditional wake word eventing based on environment
US10586540B1 (en) 2019-06-12 2020-03-10 Sonos, Inc. Network microphone device with command keyword conditioning
US11200894B2 (en) 2019-06-12 2021-12-14 Sonos, Inc. Network microphone device with command keyword eventing
CN110220589A (zh) * 2019-06-20 2019-09-10 华电重工股份有限公司 一种噪音在线检测装置及系统
US10871943B1 (en) 2019-07-31 2020-12-22 Sonos, Inc. Noise classification for event detection
US11138969B2 (en) 2019-07-31 2021-10-05 Sonos, Inc. Locally distributed keyword detection
US11138975B2 (en) 2019-07-31 2021-10-05 Sonos, Inc. Locally distributed keyword detection
WO2021043414A1 (en) 2019-09-05 2021-03-11 Huawei Technologies Co., Ltd. Microphone blocking detection control
US11474970B2 (en) 2019-09-24 2022-10-18 Meta Platforms Technologies, Llc Artificial reality system with inter-processor communication (IPC)
US11487594B1 (en) 2019-09-24 2022-11-01 Meta Platforms Technologies, Llc Artificial reality system with inter-processor communication (IPC)
US11189286B2 (en) 2019-10-22 2021-11-30 Sonos, Inc. VAS toggle based on device orientation
US11520707B2 (en) 2019-11-15 2022-12-06 Meta Platforms Technologies, Llc System on a chip (SoC) communications to prevent direct memory access (DMA) attacks
US11190892B2 (en) 2019-11-20 2021-11-30 Facebook Technologies, Llc Audio sample phase alignment in an artificial reality system
US11200900B2 (en) 2019-12-20 2021-12-14 Sonos, Inc. Offline voice control
US11562740B2 (en) 2020-01-07 2023-01-24 Sonos, Inc. Voice verification for media playback
US11556307B2 (en) 2020-01-31 2023-01-17 Sonos, Inc. Local voice data processing
US11308958B2 (en) 2020-02-07 2022-04-19 Sonos, Inc. Localized wakeword verification
US11308962B2 (en) 2020-05-20 2022-04-19 Sonos, Inc. Input detection windowing
US11482224B2 (en) 2020-05-20 2022-10-25 Sonos, Inc. Command keywords with input detection windowing
US11727919B2 (en) 2020-05-20 2023-08-15 Sonos, Inc. Memory allocation for keyword spotting engines
US11698771B2 (en) 2020-08-25 2023-07-11 Sonos, Inc. Vocal guidance engines for playback devices
US11984123B2 (en) 2020-11-12 2024-05-14 Sonos, Inc. Network device interaction by range
US11551700B2 (en) 2021-01-25 2023-01-10 Sonos, Inc. Systems and methods for power-efficient keyword detection
CN114979355B (zh) * 2022-05-30 2024-09-24 维沃移动通信有限公司 麦克风的控制方法、装置及电子设备

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6070140A (en) * 1995-06-05 2000-05-30 Tran; Bao Q. Speech recognizer
US6505057B1 (en) 1998-01-23 2003-01-07 Digisonix Llc Integrated vehicle voice enhancement system and hands-free cellular telephone system
DE19943875A1 (de) * 1999-09-14 2001-03-15 Thomson Brandt Gmbh System zur Sprachsteuerung mit einem Mikrofonarray
US6397186B1 (en) 1999-12-22 2002-05-28 Ambush Interactive, Inc. Hands-free, voice-operated remote control transmitter
JP2007503657A (ja) * 2003-05-26 2007-02-22 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 家電装置用の信号接続及びエネルギー供給装置
US20050136848A1 (en) 2003-12-22 2005-06-23 Matt Murray Multi-mode audio processors and methods of operating the same
US20070030984A1 (en) * 2005-08-02 2007-02-08 Gotfried Bradley L Conference system
CN201216024Y (zh) * 2008-03-26 2009-04-01 上海华平信息技术股份有限公司 一种带有主席功能的麦克风组装置
US8798289B1 (en) 2008-08-05 2014-08-05 Audience, Inc. Adaptive power saving for an audio device
WO2010034358A1 (en) * 2008-09-29 2010-04-01 Nokia Siemens Networks Oy Apparatus, method, system and program for power control or power setting
EP2394441A4 (en) * 2009-02-09 2016-07-06 Revolabs Inc WIRELESS MULTI-USER AUDIO SYSTEM
US9226069B2 (en) * 2010-10-29 2015-12-29 Qualcomm Incorporated Transitioning multiple microphones from a first mode to a second mode
US9549251B2 (en) 2011-03-25 2017-01-17 Invensense, Inc. Distributed automatic level control for a microphone array
US20120250881A1 (en) * 2011-03-29 2012-10-04 Mulligan Daniel P Microphone biasing
JP5289517B2 (ja) * 2011-07-28 2013-09-11 株式会社半導体理工学研究センター センサネットワークシステムとその通信方法
JP6090120B2 (ja) 2012-11-12 2017-03-08 ヤマハ株式会社 信号処理システムおよび信号処理方法
US9704486B2 (en) * 2012-12-11 2017-07-11 Amazon Technologies, Inc. Speech recognition power management
CN113470641B (zh) 2013-02-07 2023-12-15 苹果公司 数字助理的语音触发器
US9542933B2 (en) 2013-03-08 2017-01-10 Analog Devices Global Microphone circuit assembly and system with speech recognition
US9361885B2 (en) 2013-03-12 2016-06-07 Nuance Communications, Inc. Methods and apparatus for detecting a voice command
US9467777B2 (en) * 2013-03-15 2016-10-11 Cirrus Logic, Inc. Interface for a digital microphone array
US20140321664A1 (en) * 2013-04-25 2014-10-30 Fortemedia, Inc. Methods for dynamically programming a microphone
EP3000241B1 (en) * 2013-05-23 2019-07-17 Knowles Electronics, LLC Vad detection microphone and method of operating the same
CN203504751U (zh) * 2013-08-16 2014-03-26 上海耐普微电子有限公司 具有语音唤醒功能的麦克风及一种移动终端
US9549273B2 (en) * 2014-08-28 2017-01-17 Qualcomm Incorporated Selective enabling of a component by a microphone circuit

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021520521A (ja) * 2018-05-09 2021-08-19 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツングRobert Bosch Gmbh 車両の外室および/または内室を空気伝播音音響式に監視するための方法および装置、車両並びにコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP7282804B2 (ja) 2018-05-09 2023-05-29 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 車両の外室および/または内室を空気伝播音音響式に監視するための方法および装置、車両並びにコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
CN107079220A (zh) 2017-08-18
US20160134966A1 (en) 2016-05-12
WO2016077023A1 (en) 2016-05-19
JP2017536040A (ja) 2017-11-30
EP3219109A1 (en) 2017-09-20
US9699550B2 (en) 2017-07-04
CN107079220B (zh) 2019-04-26
EP3219109B1 (en) 2020-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6297751B2 (ja) マイクロフォン始動の遅延時間減少
US10332524B2 (en) Speech recognition wake-up of a handheld portable electronic device
US11617041B2 (en) Piezoelectric MEMS device for producing a signal indicative of detection of an acoustic stimulus
EP3892009B1 (en) Wearable audio device with head on/off state detection
US9326063B2 (en) Microphone with voice wake-up function
US9628909B2 (en) Systems and methods for using a speaker as a microphone
US10102853B2 (en) Monitoring and activating speech process in response to a trigger phrase
US9549273B2 (en) Selective enabling of a component by a microphone circuit
US20160232899A1 (en) Audio device for recognizing key phrases and method thereof
US11310594B2 (en) Portable smart speaker power control
CN113016195A (zh) 传声器装置和包括传声器装置的系统
US9799337B2 (en) Microphone apparatus for enhancing power conservation
JP2013536529A (ja) プロセッサにおける電源切断イベントの間割込みを監視するための方法および装置
US9781679B2 (en) Electronic systems and method of operating electronic systems
US9622183B2 (en) Mobile device
US11637921B2 (en) Enabling vibration notification based on environmental noise

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170515

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170810

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170810

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20170810

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20170919

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6297751

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees