JP6297679B2 - 中軌道衛星通信システムのための低コストケーブルレス地上局アンテナ - Google Patents

中軌道衛星通信システムのための低コストケーブルレス地上局アンテナ Download PDF

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Description

関連出願への相互参照
[0001] 本願は、本願の譲受人に譲渡され、これによって参照により明確に本明細書に組み込まれる、2013年10月4日に出願された「LOW COST CABLELESS GROUND STATION ANTENNA FOR MEDIUM EARTH ORBIT SATELLITE COMMUNICATION SYSTEMS」と題する米国特許出願第14/046662号の利益を主張する。
[0002] 本開示は一般に、衛星通信システムに関する。より具体的には、本開示は、中軌道(medium earth orbit)衛星通信システムのための低コストケーブルレス地上局アンテナに関する。
[0003] 中軌道(mid-earth orbit)(または、中軌道(medium earth orbit))(MEO)にある非静止衛星を追跡(track)するように設計された地上局アンテナは、多くの場合、高利得パラボラ反射器タイプのアンテナである。パラボラ反射器は、狭ビーム幅とより高い利得とを与えるものであり、衛星との通信を維持するように向けられている。反射器の動作(movement)は、大型で重いアンテナディッシュ構造の動作を行う高価で複雑な機械駆動型ジンバル式システムを用いて行われ得る。
[0004] MEO衛星の軌道ダイナミクスにより、2つの衛星との同時通信は、途切れないサービスを提供する。1つの衛星が地上局の視野(field of view)から出て行くと、別の衛星がその視野に入る。これは、多くの場合、2つの複雑かつ高価なジンバル式反射器システムを使用するシステムに帰着する。同様のアプローチは、固定の位相アレイアンテナを使用する。しかしながら、ビームをステアリングするためのビームフォーミングエレクトロニクスのコストおよび複雑性は高価かつ複雑である。加えて、固定の位相アレイアンテナソリューションの場合、ビームがボアサイト方向から離れて走査されるためビームパターン形状は歪むまたは広がり、これは、連邦通信委員会(FCC)または国際電気通信連合(ITU)のような様々な規制機関によって課せられる衛星通信(SATCOM)地球局アンテナについてのパターン規格を満たすことを困難にする。
[0005] 本開示のある態様に係る地上局アンテナは、トーラス(torus)形状の反射器を含み、ここで、反射器は、この反射器の前の焦点孤(focal arc)に沿って複数のフィードポイントを有する。そのような態様における地上局アンテナは、トランシーバフィードをさらに含み、ここで、トランシーバフィードは、それらの電気的な位相中心が焦点孤上に位置しており、回転フィードプラットフォームによって支持されている。トランシーバフィードは、このプラットフォームが回転するときに、上昇する(rising)および下降する(falling)衛星を同時に追跡するように構成される。そのような態様における地上局アンテナは、トランシーバフィードに電力供給する(power)ためにトランシーバフィードに結合されたワイヤレス電力受信機をさらに含む。そのような態様における地上局アンテナは、後続処理を行うためにベースユニットと信号を通信するための、トランシーバフィードに結合されたワイヤレス信号インターフェースをさらに含む。
[0006] 本開示の別の態様に係る地上局アンテナは、焦点孤に沿った複数のフィードポイント上に信号を反射する手段を含む。そのような態様における地上局アンテナは、上昇するおよび下降する衛星を同時に追跡する手段をさらに含む。そのような態様における地上局アンテナは、焦点孤に沿って追跡する手段を回転させる手段をさらに含む。回転させる手段は、追跡する手段に結合される。地上局アンテナは、追跡する手段にワイヤレスに電力供給する手段をさらに含む。地上局アンテナは、後続処理を行うために、追跡する手段からの信号をベースユニットにワイヤレスに通信する手段をさらに含む。
[0007] 本開示の別の態様に係る、トーラス形状の反射器を有する地上局アンテナを使用するワイヤレス通信の方法、ここで、反射器は、この反射器の前の焦点孤に沿って複数のフィードポイントを有する、は、焦点孤に沿ってトランシーバフィードを回転させることによって、上昇するおよび下降する衛星を同時に追跡することを含む。トランシーバフィードは、それらの電気的な位相中心が焦点孤上に位置している。方法はさらに、トランシーバフィードにワイヤレスに電力供給することを含む。方法は、後続処理を行うために、トランシーバフィードとベースユニットとの間で信号をワイヤレスに通信することをさらに含む。
[0008] 本開示の別の態様に係る、トーラス形状の反射器を有する地上局アンテナを使用するワイヤレス通信のために構成されたコンピュータプロラム製品、ここで、反射器は、この反射器の前の焦点孤に沿って複数のフィードポイントを有する、は、プログラムコードが記録されている非一時的なコンピュータ可読媒体を含む。プログラムコードは、焦点孤に沿ってトランシーバフィードを回転させることによって、上昇するおよび下降する衛星を同時に追跡するプログラムコードを含む。トランシーバフィードは、それらの電気的な位相中心が焦点孤上に位置している。プログラムコードはまた、トランシーバフィードにワイヤレスに電力供給するコードを含む。プログラムコードはまた、後続処理を行うために、トランシーバフィードとベースユニットとの間で信号をワイヤレスに通信するコードを含む。
[0009] これは、以下の詳細な説明がより良く理解され得るように、本開示の特徴および技術的利点を幾分幅広く概説している。本開示の追加の特徴および利点が以下に説明されるだろう。この開示が、本開示の目的と同じ目的を実行するために他の構造を改良または設計するための基礎として容易に利用され得ることは、当業者によって認識されるべきである。このような等価の構成が、添付の特許請求の範囲に示されている本開示の教示から逸脱しないことも、当業者によって理解されるべきである。さらなる目的および利点とともに、本開示の構成および動作(operation)の方法の両方についての、本開示の特性であると考えられる新規の特徴は、添付の図に関連して考慮されるとき、以下の説明からより良く理解されるであろう。しかしながら、図の各々が例示および説明の目的でのみ提供されており、本開示の限定の定義として意図されるものではないことは明確に理解されるべきである。
[0010] 本開示のより完全な理解のために、以下の説明を、添付の図面と併せて参照する。
[0011] 図1は、成形反射器アンテナ(shaped reflector antenna)を例示する図である。 [0012] 図2は、本開示のある態様に係る成形反射器アンテナを例示する図である。 [0013] 図3は、本開示のある態様が有利に用いられ得る例示的なワイヤレス通信システムを示す図である。 [0014] 図4は、本開示の一態様に係る、プロセスチャートを例示するブロック図である。
[0015] 添付の図面に関連して以下に示される詳細な説明は、様々な構成の説明を意図するものであり、本明細書において説明される概念が実施され得る唯一の構成を表すことを意図するものではない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を提供することを目的とした特定の詳細を含む。しかしながら、これらの概念がこれらの特定の詳細なしに実施され得ることは当業者には明らかであろう。そのような概念を曖昧にしないために、いくつかの事例では、周知の構造およびコンポーネントはブロック図の形式で示される。本明細書で説明されるように、「および/または」という用語の使用は、「包括的なまたは」を表すことを意図しており、「または」という用語の使用は「排他的なまたは」を表すことを意図している。
[0016] パラボラ反射器は、狭ビーム幅とより高い利得とを与えるものであり、衛星との通信を維持するように向けられている。反射器の動作は、大型で重いアンテナディッシュ構造の動作を行う高価で複雑な機械駆動型ジンバル式システムを用いて行われ得る。加えて、固定の位相アレイアンテナソリューションの場合、ビームがボアサイト方向から離れて走査されるためビームパターン形状は歪むまたは広がり、これは、連邦通信委員会(FCC)または国際電気通信連合(ITU)のような様々な規制機関によって課せられる衛星通信(SATCOM)地球局アンテナについてのパターン規格を満たすことを困難にする。
[0017] 本開示のある態様にしたがって、特別に成形された固定の反射器アンテナまたは成形反射器アンテナが提供される。成形反射器アンテナは、高品質で、二重の同時走査可能なアンテナビームを可能にする。一構成では、成形反射器アンテナの動作(performance)は、ビーム走査角から独立している。加えて、成形反射器アンテナのこの構成は、複雑な機械駆動型ジンバル式システムおよび/または固定の位相アレイアンテナソリューションのような他のシステムと比べて、より低いコストおよび複雑性で達成される。
[0018] 図1は、成形反射器アンテナを例示する図である。この構成では、アンテナ100は、反射器102、素子104、構造体106を備え、これらは、衛星108と通信するために使用され得る。反射器102は放物線状であり得、それにより、集束ビームパターン110を作り出すために、素子104が反射器102(例えば、パラボラ反射器)の焦点にまたはその近くに配置され得る。衛星108が静止している(または不動である)場合、構造体106は、単に、アンテナ100を支持する。しかしながら、衛星108が経路112に沿って動く場合、アンテナ100は、衛星108の経路112とおおまかに一致するように集束ビームパターン110の方向を維持するために動く。
[0019] 構造体106は、アンテナ100と衛星108との間の通信を維持するために、第1の位置114および第2の位置116へと集束ビームパターン110を動かす機械的/電気的なデバイスを含み得る。アンテナ100の利得および指向(pointing)の仕様が増加するに伴い、構造体106は極めて高価になる。システムにおいて複数の衛星が追跡されるため、通信コストはより一層高くなる。
[0020] 図2は、本開示のある態様に係る、成形アンテナ反射器(shaped antenna reflector)202を含むアンテナ200を例示する。この構成では、成形アンテナ反射器202は、可動式フィードプレート(moving feed plate)208に結合されているフィードホーン204およびフィードホーン206によって選択的に照射される。フィードホーン204および206は、トランシーバ、受信機、または送信機であり得るか、または、ダイプレクサまたは他の信号分割/結合装置を通してトランシーバ、受信機、および送信機に結合され得る。可動式フィードプレート208は、モータドライブ210によって駆動され得る。モータドライブ210は、電源230に、または、別の電力源(示されない)に結合され得る。可動式フィードプレート208は、軸212を中心に回転し得る。
[0021] 可動式フィードプレート208が軸212を中心に回転するか、別の方式で動くため、フィードホーン204およびフィードホーン206は、成形アンテナ反射器202に選択的に向けられる。フィードホーン204およびフィードホーン206の電気的な中心、またはボアサイト、または別の形式の照準(alignment)が、成形アンテナ反射器202に向けられ得る(例えば、「照射する」または「照射している」)。代替的に、可動式フィードプレート208上のそれらの位置により、フィードホーン204およびフィードホーン206のうちの1つ以上は、成形アンテナ反射器202に向けられていないだろう(pointed away from)。成形アンテナ反射器202の形状を設計することで、フィードホーン204およびフィードホーン206は、各々、通信用のアンテナビームを作り出すことができる。可動式フィードプレート208がフィードホーン204およびフィードホーン206を動かすことで、フィードホーン204およびフィードホーン206の電気的な中心またはボアサイトが動くため、これらフィードホーンによって作り出されるアンテナビームもまた動いている。本開示におけるアンテナビームの動作は、成形アンテナ反射器202を動かすための高価な構造体(例えば、構造体106)を除いて、図1で説明された集束ビームパターン110の動作に類似する。アンテナ200のコストは、アンテナ100の複数のものと比べて減らされ得る。
[0022] 反射器202は、オフセットフィード反射器(offset feed reflector)または主焦点反射器(prime focus reflector)あり得る。主焦点反射器は、反射器202の真正面にフィードホーン204および206を有する。主焦点反射器は、ビームパターンに何らかの劣化を引き起こし得る。反射器202を照射するために回転する可動式フィードプレート208について、反射器202が主焦点反射器である場合、アンテナ200を使用するシステムにおいて許容可能ではない可能性があるより多くのパターン歪みが存在し得る。パターン歪みを減らすために、本開示のある態様は、フィードホーン204および206が反射器202の軸からオフセットされているオフセットフィード反射器202を使用し得る。これは、フィードホーン204および206が反射器開口部をブロックすることを減らし、これにより、アンテナ200がすべての角度で高品質ビームを達成する能力を増加させる。
[0023] 例えば、中軌道(MEO:medium earth orbit)衛星の実質的に予測可能な軌道を使用することによって、成形アンテナ反射器202は、成形アンテナ反射器202の焦点(例えば、焦線、すなわち複数の焦点)が、通信が行われているMEO衛星の経路とおおまかに一致するように成形され得る。本開示の一態様では、成形アンテナ反射器202は、アンテナ200のために連続的な通信を提供するために、トーラス形状にしたがって配列される。一構成では、成形アンテナ反射器202(例えば、トーラス形状の)は、フィードホーン204およびフィードホーン206が、アンテナ200のロケーションにおいて実視地平線にわたって衛星を追跡することを可能にするのに十分な量の長さ214で設計される。
[0024] 本開示の一態様の成形アンテナ反射器202は、成形アンテナ反射器202の円弧(circular arc)に沿って位置する(lie)複数の焦点を提供する。成形アンテナ反射器202の形状もまた、フィードホーン204およびフィードホーン206が円弧状に移動するように設計され得る。さらに、成形アンテナ反射器202はオフセットされており、これは、アンテナビームが、アンテナ200の焦点のプレーンから外れて向けられていることを意味する。これにより、フィードホーン204およびフィードホーン206は、成形アンテナ反射器202の開口部をブロックすることを回避することができ、その結果、利得およびパターンサイドローブ特性が改善される。成形アンテナ反射器202がトロイド形状であるため、アンテナ200のビーム形状は、この弧(arc)上のフィードホーン204およびフィードホーン206のロケーションに関わらず、同じ状態のままであり得る。
[0025] フィードホーン204の照射が、可動式フィードプレート208の回転により成形アンテナ反射器202の長さ214を横切ると、フィードホーン204が通信する衛星は、水平線に近づき始める。可動式フィードプレート208上でフィードホーン204およびフィードホーン206の間隔を適切に空けることによって、別の衛星がアンテナ200の視野に現れた際に、フィードホーン206が、成形アンテナ反射器202を照射することによって、この衛星との通信を開始することができる。フィードホーン206によって提供される照射は、フィードホーン204によって提供される照射と重複し得る。しかしながら、成形アンテナ反射器202の長さ214により、フィードホーン204およびフィードホーン206は、成形アンテナ反射器202の異なる部分を照射し得る。
[0026] フィードホーン206と衛星との間の通信リンクが使用可能になると、フィードホーン204によってサポートされている通信リンクから、フィードホーン206から現在利用可能な通信リンクへのハンドオフが始まり得る。結果として、アンテナ200によってサポートされる通信リンクは、事実上、連続的であり得る。フィードホーン204が通信している衛星が、アンテナ200の視野から出て行き始める(例えば、水平線に近づき始めるか、またはフィードホーン204によってサポートされている通信リンクが劣化し始める)と、フィードホーン206は、アンテナ200のためのこの通信リンクを扱い(handle)得る。次いで、フィードホーン206は、長さ214の成形アンテナ反射器202を照射し、可動式フィードプレート208は、フィードホーン206の通信リンクを維持するために回転する。これにより、フィードホーン206は、衛星通信を維持するために、衛星を追う(例えば、「追跡する」)ことができる。
[0027] 同様の方式では、衛星と通信しているフィードホーン206がアンテナ200の視野から出て行き始めると、フィードホーン204が回転し戻される。この視野に入って来ている衛星への別のハンドオフプロシージャを開始するために、フィードホーン204の回転が、可動式フィードプレート208を調整することによって行われ得、それによって、アンテナ200のための連続的な通信を維持する。可動式フィードプレート208は、可動式フィードプレート208の中心を通る軸を中心に回転され得る。各フィードホーン204および206は、このプレートの中心から同一半径の固定のロケーションにあり得る。フィードホーン204および206は、適切な集束(focusing)を確実にするために、反射器202の焦点孤と同じ円弧上で回転する。これらフィードホーンは、円弧上で回転し得る。フィードホーン204および206は、可動式フィードプレート208上の、円弧と一致するこの可動式フィードプレート208の中心から半径に位置し得る。
[0028] フィードホーン204およびフィードホーン206は、可動式フィードプレート208上の固定の位置にあり得るか、または、成形アンテナ反射器202に対する照射の角度および位置が調整可能であり得る。フィードホーン204およびフィードホーン206の調整可能性(adjustability)により、アンテナ200と通信状態にある衛星の軌道ダイナミクスにおける僅かな違いが許容され得る。この調整可能性は、追加の衛星通信システムへの適応も可能にする。さらに、より多くのフィードホーンを可動式フィードプレート208に追加することは、追加の通信リンクを可能にし得、および/または、アンテナ200によって指定される視野を減らし得る。異なる速度で回転し得る複数の可動式フィードプレート208も存在し得る。複数の可動式フィードプレート208は、アンテナのための追加の通信リンクをサポートするために、異なる衛星108、すなわち異なる衛星通信システム、と通信するために使用され得る。
[0029] フィードホーン204およびフィードホーン206に電力を提供するために、および、フィードホーン204と206との間の信号相互動作に他のエレクトロニクスを提供するために、可動式フィードプレート208は、充電ループ216および電力インターフェース218を含み得る。充電ループ216は、固定のプレート220上におよび可動式フィードプレート208上に存在するループである。充電ループ216は、可動式フィードプレート208上のデバイスに電力供給するバッテリを充電するために使用され得る。バッテリは、電力インターフェース218内に位置し得る。
[0030] 電力インターフェース218は、可動式フィードプレート208上のデバイスに直接電力供給し得る。可動式フィードプレート208上の充電ループ216は、電源230および電力インターフェース218から電力を受信する。充電ループ216はまた、充電電力を変調することによって信号を送出し得る。これら信号は、例えば、100KHz未満の帯域幅を有する6.78MHzキャリアを使用して、低データレートであろう。充電ループ216および/または電力インターフェース218を通過するこれら信号は、健康状態モニタリング、組込み試験、ホーン位置合わせ、または制御信号のような低データレート通信に使用され得る。
[0031] 充電ループ216は、固定のプレート220からフィードホーン204およびフィードホーン206への電力(そして、可能であれば低データレート信号)のワイヤレス伝達を可能にする。充電ループ216はまた、可動式フィードプレート208上のエレクトロニクス222または他のデバイスに電力を提供し得る。充電ループ216には、導電性コイル、スリップリング(slip ring)、および/または他の電力/信号配線が実装され得る。電力インターフェース218には、バッテリ、電力変換器、または他の電源コンポーネントが実装され得る。可動式フィードプレート208と固定のプレート220との間の電力伝達のあらゆる手法が、本開示の範囲内であると想定される。
[0032] フィードホーン204および206によって受信および/または送信される電子信号は、可動式フィードプレート208と固定のプレート220との間で送信し易い周波数に変換され得る。例えば、電子信号は、より高い周波数から、中間周波数(IF)またはより一層低い周波数(「ベースバンド」)であり得るより低い周波数に変換(「ダウンコンバート」)され得る。これら信号は、パーソナルエリアネットワーク(PAN)(例えば、Bluetooth(登録商標))、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)(例えば、WiFi)、またはフィードホーン204および206に取り付けられている他のトランシーバを使用して、ワイヤレス送信を通じて可動式フィードプレート208と固定のプレート220との間で交わされ(pass)得るか、または、可動式フィードプレート208上の他のエレクトロニクス222の一部であり得る。PANまたはWLANトランシーバのようなワイヤレストランシーバを含み得るエレクトロニクス222は、可動式フィードプレート208から離れて位置する1つ以上の固定のエレクトロニクス228とワイヤレス方式で通信し得る。固定のエレクトロニクス228は、固定のプレート220上に、または、システム内の他の場所に位置し得る。次いで、これら固定のエレクトロニクス228は、他のデバイスへの通信リンクを提供するために、固定のプレート220とコンピュータ224との間で信号を伝達し得るか、または信号を他のベースユニットに伝達し得る。
[0033] 充電ループ216、電力インターフェース218、および/またはエレクトロニクス222および固定のエレクトロニクス228を介した可動式フィードプレート208から固定のプレート220への信号および電力のワイヤレス伝達は、可動式フィードプレート208と固定のプレート220との間の固定のワイヤ接続を取り除く。これは、可動式フィードプレート208を結び付け得るワイヤまたは他の拘束物体(restrictive object)が単一方向に過度の角度回転することで絡まることを気にせずに、可動式フィードプレート208が自由に回転することを可能にする。例えば、ある特定の長さのワイヤが、フィードホーン204およびフィードホーン206に電力供給するために使用される場合、最終的には、可動式フィードプレート208の回転は、可動式フィードプレート208の軸212の周りにワイヤを縺れさせるだろう。可動式フィードプレート208がワイヤの縺れを解くために「リセット」されなければならないいため、これは、アンテナ200が衛星との連続的な通信を維持することを阻むだろう。さらに、そのような制限は、可動式フィードプレート208と固定のプレート220との間のワイヤまたは他の信号/電力搬送デバイスが可動式フィードプレート208の過度の回転を受けて破損することになった場合、アンテナ200を操作不可能にさせ得る。
[0034] この構成では、固定のプレート220および可動式フィードプレート208の両方の軸が位置合わせされる。充電ループ216および電力インターフェース218は、可動式フィードプレート208内/上に配置され、そして、同様の構造が、固定のプレート220内/上に配置され得る。固定のプレート220と可動式フィードプレート208との間の間隔空けは、電力が充電ループ216および電力インターフェース218から高効率で(例えば、90%よりも高い効率で)伝達されるように設計、多くの場合には最小化、される。固定のプレート220と可動式フィードプレート208との間の電力は、エレクトロニクス222、フィードホーン204および206に電力供給するために、あるいは、バッテリを充電するかまたは可動式フィードプレート208上の電力インターフェース218に電力供給するために、整流、調整、および使用され得る。
[0035] 固定のプレート220と可動式フィードプレート208との間の電力伝達は、フィードホーン204およびフィードホーン206が、反射器202を照射すること、および、望みどおりに(as desired)衛星と通信することを可能にする。モータドライブ210は、望みどおりに衛星を追跡するように可動式フィードプレート208を動かす。
[0036] いくつかの衛星システムでは、フィードホーン204とフィードホーン206との間の角距離は、80度であり得るある特定の角度で固定である。しかしながら、本開示は、フィードホーン204とフィードホーン206との間の固定の角距離に限定されるわけではない。さらに、フィードホーン204および206は、アンテナ200によって生成されたビームパターンの方位および高度を調整するために小さい調整モータを有し得る。上下に、または、成形アンテナ反射器202の近くにまたは遠くに、フィードホーン204およびフィードホーン206を動かすことで、結果として得られる反射されたアンテナビームパターンは、このアンテナビームが成形アンテナ反射器202から反射するため、変化する。互いに対するフィードホーン204および206の動作は、他の衛星108と通信するようにアンテナ200を調整するために反射器202のオフセット、衛星108の軌道の変化、の影響を中和する(counteract)ためにまたは他の理由で用いられ得る。
[0037] メモリ226を有するコンピュータ224は、モータドライブ210に接続され得、および/または、フィードホーン204およびフィードホーン206またはエレクトロニクス222または固定のエレクトロニクス228に電気的に接続され得る。コンピュータ224は、可動式フィードプレート208の回転および/またはフィードホーン204およびフィードホーン206の動作を制御するために、メモリ226からの命令を介して、または、他の方法で、モータドライブ210を制御し得る。コンピュータ224は、メモリ226または他のシステム介して、エレクトロニクス222および/または固定のエレクトロニクス228の送信、受信、ハンドオフ、または他の信号処理機能を制御し得る。コンピュータ224は、エレクトロニクス222および/または228からデータ信号を受信し得る。コンピュータは、ワイヤレス方式で、または、固定のエレクトロニクス228にワイヤ接続されることによって、固定のエレクトロニクス228からデータ信号を受信し得る。
[0038] マルチビームのトーラス反射器アンテナのための典型的なアプローチは、円状のフィード孤に沿って固定のロケーションに配置された複数のフィードホーンを使用し得る。動いている衛星を追跡するために、無線周波数(RF)スイッチングが、これら複数のフィードホーン間で行われる。しかしながら、典型的なアプローチは、フィードホーンがアンテナ反射器サーフェス上への適切な照射を生成するために、大きな開口サイズを使用する。ビームロケーションは、円状の焦点孤上の所与のフィードホーン204または206の物理的なロケーションによって決定され得る。しかしながら、各フィードホーン204または206は、フィードホーン204または206についてのスピルオーバ損失(spill over loss)を減らすように、反射器202を照射するために、有限の幅または直径のビームを有する。フィードホーン204および206の物理的な幅、すなわちサイズ、は、フィードホーン204および206が互いに対してどれだけ近くに配置され得るかを決定する。ゆえに、物理的なサイズは、これらビームが角度的にどれだけ間隔空けされ得るかにインパクトを与える。一般に、衛星が1つのフィードホーン204のビームピークと次の隣接したホーン206のビームピークとの間を通過(go)するときにカバレッジホールを回避するための固定のフィードホーンロケーションにより、フィードホーン204および206と、それらのビームとは、互いから十分近くになるように間隔空けされ得ない。この関連アプローチは、動いている衛星の連続的な追跡のために隣接ビーム間で微量の角度の間隔開けを達成することを困難にする。
[0039] 本開示は、ギアを有する小型の高価でないモータを使用することによって、関連技術における欠点を回避する。本開示は、モータドライブ210に対して直接駆動モータを用い得るか、または、望まれる場合には、軸外れギア駆動型モータを使用し得る。例えば、モータドライブ210または他の小型モータは、フィードホーン204およびフィードホーン206の位置を調整するため、フィードホーン204およびフィードホーン206を動かすために使用され得る。可動式フィードプレート208のマス(mass)および/またはフィードホーン204およびフィードホーン206のマスは、従来の走査反射器システムにおけるかなり大きいアンテナ反射器を動かすよりも小型かつ軽量である。
[0040] アンテナ200は、本開示の一態様によれば、方位方向への、フィードホーン204およびフィードホーン206の複数の360度回転を達成する。可動式フィードプレート208上のフィードホーン204および206の相対的な角度位置に対して調整がなされる場合であっても、この動きは、根本的に単純な円状の動きになる(reduced to)。本開示のこの態様はまた、衛星追跡アルゴリズムの複雑性を低減し得る。さらに、本開示の一態様は、同じく軽量であり、高価でないモータドライブを使用する、低コストかつ小さいサイズの機械的なステアリングシステムを含む。複数のアンテナビームのための単一の開口システムもまた、他のシステムにあるような、2つの機械的にステアリングされたディッシュアンテナを使用することとは対照的に、提供される。ワイドアングル走査もまた、スイッチされたフィードパラボラ反射器または位相アレイアプローチと比べて、ビーム歪みまたは利得低減なしに行われ得る。
[0041] 本開示は、一態様において、可動式フィードプレート208が回転されるとき、反射器202から固定の距離に配置されているフィードホーン204および206を用いる。反射器202の焦点のカーブまたは孤は、少なくともおおまかに、反射器202から固定の距離にある円と一致する。この孤は、フィードホーン204および206の電気的な中心が配置される場所であり、これにより、フィードホーン204および206は、反射器202を適切に照射することができる。円状の焦点カーブに沿ってフィードホーン204および206を少数の度数動かすことができる小型モータは、フィードホーン204と206との間の相対的な角度を変更するため、または、フィードホーン204および206の焦点(すなわち、電気的な中心の配置)を微調整するための「バーニア(vernier)」として機能することができる。フィードホーン204および206はまた、高度が少量動かされ得る。フィードホーン204および206の高度を動かすことによって、主ビームが歪められ得るが、高度におけるこの動作は、反射器202のあらゆるオフセット反射特性を中和することができる。
[0042] アンテナ200は、スイッチされたビーム反射器またはアクティブな位相アレイの場合の20〜30個のトランシーバモジュールに対して2つのトランシーバモジュールを有することで、ビームフォーミングまたはステアリング無線周波数(RF)エレクトロニクスを減らし得る。また、単純で正確な走査技法は、高速のトレースバックモードを実装しなければならないことに対して、単純な連続円形(CC)パターンを使用し得る。また、データおよび電力に対するワイヤレスインターフェースの使用は、ケーブルとケーブルとが、纏められることおよび互いに結ばれることを回避する。また、これは、動いている電気的な接続がないため、より良い信頼性をもたらす。一実装では、成形アンテナ反射器202のトーラス反射器のサイズが、同じ利得を有するパラボラディッシュのサイズよりも大きくまたは小さくなるように変えられ得る。
[0043] 図3は、本開示のある態様が有利に用いられ得る例示的な無線通信システム300を示す図である。本開示のこの態様では、アンテナ200は、軌道304に沿って移動している1つ以上の衛星302と通信する。軌道304は、中軌道、低軌道(low-earth orbit)、または、衛星302がアンテナ200の視野を横切って移動している任意の軌道であり得る。衛星302は、ダウンリンク(逆方向リンク)304およびアップリンク(順方向リンク)306上でアンテナ200と通信する。
[0044] アンテナ200はまた、インターフェース310と通信する。インターフェース310は、セルラ電話基地局、セルラ電話塔、有線電話線、あるいは任意の他の通信中継器または他の通信システムであり得る。インターフェース310は、アップリンク312およびダウンリンク314を介してアンテナ200と通信する。インターフェース310はまた、アップリンク318およびダウンリンク320を介してデバイス316と通信する。デバイス316は、モバイル電話、ハンドヘルドパーソナル通信システム(PCS)ユニット、パーソナルデータアシスタントのようなポータブルデータユニット、GPS対応デバイス、ナビゲーションデバイス、セットトップボックス、ミュージックプレーヤ、ビデオプレーヤ、エンターテインメントユニット、メータ読取機器のような固定ロケーションデータユニット、あるいはデータまたはコンピュータ命令を記憶するまたは取り出す他のデバイス、あるいはそれらの組み合わせであり得る。
[0045] この構成では、デバイス316は、通信リンク322および324のインターネットまたは他のものに、インターフェース310およびアンテナ200を通して接続され得る。デバイス316は、リンク326よび328を介してアンテナ200と直接通信し得る。図3に示されるように、デバイス316は、衛星302によってサービス提供される任意の通信リンク322および/または324に接続され得る。アンテナ200が、衛星302のうち複数の衛星を追跡することができるため(例えば、図2に関連して説明されたように)、アンテナ200は、アンテナ200におけるハンドオフプロシージャを通じて通信リンク322および/または324に連続的に接続され得る。
[0046] 図4は、本開示の一態様に係る、トーラス形状の反射器を有する地上局アンテナを使用するワイヤレス通信の方法400を例示するフローチャートであり、ここで、反射器は、この反射器の前の焦点孤に沿って複数のフィードポイントを有する。ブロック402において、反射器の前の焦点孤に沿って複数のトランシーバフィードを回転させることによって、上昇するおよび下降する衛星が同時に追跡される。この構成では、トランシーバフィードは、それらの電気的な位相中心が焦点孤上に位置している。ブロック404において、トランシーバフィードは、ワイヤレスに電力供給される。例えば、図2は、ワイヤレス電力供給が、電力インターフェース218または充電ループ216を使用することによって行われ得ることを例示する。ワイヤレス電力伝達は、15MHzを下回る周波数で行われ得る。
[0047] 再度図4を参照すると、ブロック406において、信号は、後続処理のために、トランシーバフィードとベースユニットとの間でワイヤレスに通信される。例えば、図2は、ワイヤレス通信技法による、可動式フィードプレート208上に設置されているエレクトロニクス222から固定のプレート220への固定のエレクトロニクス228を介した信号の伝達を例示する。電力はまた、充電ループ216および電力インターフェース218を介して送信され得る。充電ループ216および電力インターフェース218には、誘導コイル、スリップリング、および/またはワイヤレス接続が実装され得る。
[0048] 本開示の一構成では、地上局アンテナは、焦点孤に沿った複数のフィードポイント上に信号を反射する手段を含む。反射する手段は、フィードホーン204およびフィードホーン206、あるいは、反射する手段によって挙げられた機能を行うように構成された他の手段であり得る。この構成では、地上局アンテナはまた、上昇するおよび下降する衛星を同時に追跡する手段を含む。本開示の一態様では、追跡する手段は、成形アンテナ反射器202、または、追跡する手段によって挙げられた機能を行うように構成された他の手段であり得る。地上局アンテナはまた、追跡する手段を焦点孤に沿って回転させる手段を含む。回転させる手段は、可動式フィードプレート208および/またはモータドライブ210、あるいは、回転させる手段によって挙げられた機能を行うように構成された他の手段であり得る。
[0049] 地上局アンテナは、追跡する手段にワイヤレスに電力供給する手段をさらに含む。電力供給する手段は、充電ループ216および/または電力インターフェース218、あるいは、電力供給する手段によって挙げられた機能を行うように構成された他の手段であり得る。地上局アンテナはまた、信号を、追跡する手段からベースユニットにワイヤレスに通信する手段を含む。通信する手段は、エレクトロニクス222、または、ワイヤレス通信する手段によって挙げられた機能を行うように構成された他の手段であり得る。別の態様では、前述の手段は、これらの前述の手段によって挙げられた機能を行うように構成された任意のモジュールまたは任意の装置であり得る。
[0050] 本開示の一部のファームウェアおよび/またはソフトウェア実装の場合、これら方法論は、本明細書で説明された機能を行うモジュール(例えば、プロシージャ、機能、等)で実装され得る。命令を実体的に具現化する機械可読媒体が、本明細書で説明された方法論を実装するのに使用され得る。例えば、ソフトウェアコードは、メモリに記憶され、プロセッサユニットによって実行され得る。メモリは、プロセッサユニット内にまたはプロセッサユニットの外側に実装され得る。本明細書で使用される場合、「メモリ」という用語は、長期、短期、揮発性、不揮発性のタイプ、または他のメモリを指し、特定のタイプのメモリまたはメモリの数、あるいはメモリが記憶される媒体のタイプに限定されるわけではない。
[0051] ファームウェアおよび/またはソフトウェアで実現される場合、これらの機能は、コンピュータ可読媒体上の1つ以上の命令またはコードとして記憶され得る。例には、データ構造で符号化されたコンピュータ可読媒体およびコンピュータプログラムで符号化されたコンピュータ可読媒体が含まれる。コンピュータ可読媒体は、物理的なコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされることができる入手可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形式で所望のプログラムコードを記憶するために使用されることができ、かつ、コンピュータによってアクセスされることができる他の媒体を含むことができる。ディスク(disk)およびディスク(disc)は、本明細書で使用される場合、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびBlu-ray(登録商標)ディスクを含み、ディスク(disk)は通常、磁気的にデータを再生するが、ディスク(disc)は、レーザーを用いて光学的にデータを再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0052] コンピュータ可読媒体への記憶に加えて、命令および/またはデータは、通信装置に含まれる送信媒体上の信号として提供され得る。例えば、通信装置は、命令およびデータを示す信号を有するトランシーバを含み得る。これら命令およびデータは、1つ以上のプロセッサに、特許請求の範囲において概説される機能を実装させるように構成される。
[0053] 本開示およびそれの利点が詳細に説明されてきたが、添付の特許請求の範囲によって定義される本開示の技術から逸脱することなく、様々な変更、置換、および代替が、本明細書で行われ得ることが理解されるべきである。例えば、「上(above)」および「下(below)」といった相関用語が、基板または電子デバイスに対して使用される。当然ながら、基板または電子デバイスが反転している場合、上が下になり、逆もまた同様である。追加的に、横向きに傾けられている場合、上および下は、基板または電子デバイスの両端を指し得る。さらに、本願の範囲は、本明細書で説明されたプロセス、機械、製造物、組成物(composition of matter)、手段、方法、およびステップの特定の構成に限定されるようには意図されない。当業者が本開示から容易に理解するであろうように、本明細書で説明された対応する構成と実質的に同じ結果を達成するかあるいは実質的に同じ機能を行う、既存のまたは後に開発されるプロセス、機械、製造物、組成物、手段、方法、またはステップが本開示にしたがって利用され得る。したがって、添付の特許請求の範囲は、このようなプロセス、機械、製造物、組成物、手段、方法、またはステップを、その範囲内に含むように意図される。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
地上局アンテナであって、
トーラス形状の反射器と、ここで、前記反射器は、前記反射器の前の焦点孤に沿って複数のフィードポイントを有する、
複数のトランシーバフィードと、ここで、前記複数のトランシーバフィードは、それらの電気的な位相中心が前記焦点孤上に位置しており、回転フィードプラットフォームによって支持されており、前記複数のトランシーバフィードは、前記プラットフォームが回転するときに、上昇するおよび下降する衛星を同時に追跡するように構成される、
前記トランシーバフィードに電力供給するために前記複数のトランシーバフィードに結合されたワイヤレス電力受信機と、
後続処理を行うために、ベースユニットと信号を通信するための、前記複数のトランシーバフィードに結合されたワイヤレス信号インターフェースと
を備える地上局アンテナ。
[C2]
前記ベースユニットと通信する前に、受信信号を低周波数信号に変換するための前記複数のトランシーバフィードに結合された変換器をさらに備える、C1に記載の地上局アンテナ。
[C3]
前記低周波数信号は、中間周波数信号である、C2に記載の地上局アンテナ。
[C4]
前記低周波数信号は、ベースバンド信号である、C2に記載の地上局アンテナ。
[C5]
前記複数のトランシーバフィードは、略80度にわたって、上昇するおよび下降する衛星を同時に追跡する、C1に記載の地上局アンテナ。
[C6]
前記ワイヤレス信号インターフェースは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、ローカルエリアネットワーク、および/または広域ネットワークデバイスを使用して通信する、C1に記載の地上局アンテナ。
[C7]
前記ワイヤレス電力受信機は、充電ループを有する固定のプレートを介して前記複数のトランシーバフィードに結合される、C1に記載の地上局アンテナ。
[C8]
地上局アンテナであって、
焦点孤に沿った複数のフィードポイント上に信号を反射する手段と、
上昇するおよび下降する衛星を同時に追跡する手段と、
前記追跡する手段を前記焦点孤に沿って回転させる手段と、ここで、前記回転させる手段は、前記追跡する手段に結合される、
前記追跡する手段にワイヤレスに電力供給する手段と、
後続処理を行うために、前記追跡する手段からの信号をベースユニットにワイヤレスに通信する手段と
を備える地上局アンテナ。
[C9]
前記ベースユニットと通信する前に、受信信号を低周波数信号に変換する手段をさらに備える、C8に記載の地上局アンテナ。
[C10]
前記低周波数信号は、中間周波数信号である、C9に記載の地上局アンテナ。
[C11]
前記低周波数信号は、ベースバンド信号である、C9に記載の地上局アンテナ。
[C12]
前記追跡する手段が、略80度をカバーする、C8に記載の地上局アンテナ。
[C13]
前記通信する手段は、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、ローカルエリアネットワーク、および/または広域ネットワークデバイスを備える、C8に記載の地上局アンテナ。
[C14]
トーラス形状の反射器を有する地上局アンテナを使用したワイヤレス通信の方法であって、ここで、前記反射器は、前記反射器の前の焦点孤に沿って複数のフィードポイントを有し、前記方法は、
前記焦点孤に沿って複数のトランシーバフィードを回転させることによって、上昇するおよび下降する衛星を同時に追跡することと、ここで、前記複数のトランシーバフィードは、それらの電気的位相中心が前記焦点孤上に位置している、
前記複数のトランシーバフィードにワイヤレスに電力供給することと、
後続処理を行うために、前記複数のトランシーバフィードとベースユニットとの間で信号をワイヤレスに通信することと
を備える方法。
[C15]
前記ベースユニットと通信する前に、前記複数のトランシーバフィードにおいて受信された信号を、低周波数信号に変換することをさらに備える、C14に記載の方法。
[C16]
前記低周波数信号は、中間周波数信号またはベースバンド信号である、C15に記載の方法。
[C17]
前記上昇するおよび下降する衛星を追跡することは、略80度をカバーする、C14に記載の方法。
[C18]
ワイヤレス通信信号通信は、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、ローカルエリアネットワーク、および/または広域ネットワークプロトコルを使用して行われる、C14に記載の方法。
[C19]
トーラス形状の反射器を有する地上局アンテナを使用してワイヤレス通信を提供するコンピュータプログラム製品であって、ここで、前記反射器は、前記反射器の前の焦点孤に沿って複数のフィードポイントを有し、前記コンピュータプログラム製品は、
プログラムコードを記録している非一時的コンピュータ可読媒体
を備え、前記プログラムコードは、
前記焦点孤に沿って複数のトランシーバフィードを回転させることによって、上昇するおよび下降する衛星を同時に追跡するプログラムコードと、ここで、前記複数のトランシーバフィードは、それらの電気的位相中心が前記焦点孤上に位置している、
前記複数のトランシーバフィードにワイヤレスに電力供給するプログラムコードと、
後続処理を行うために、前記複数のトランシーバフィードとベースユニットとの間で信号をワイヤレスに通信するプログラムコードと
を備える、コンピュータプログラム製品。

Claims (19)

  1. 地上局アンテナであって、
    トーラス形状の反射器と、ここで、前記反射器は、前記反射器の前の焦点孤に沿って複数のフィードポイントを有する、
    複数のトランシーバフィードと、ここで、前記複数のトランシーバフィードは、それらの電気的な位相中心が前記焦点孤上に位置しており、回転フィードプラットフォームによって支持されており、前記複数のトランシーバフィードは、前記回転フィードプラットフォームが、固定のプレートに対して回転するときに、上昇するおよび下降する衛星を同時に追跡するように構成される、
    前記トランシーバフィードに電力供給するために、前記固定のプレートを介して前記複数のトランシーバフィードに結合されたワイヤレス電力受信機と、
    後続処理を行うために、ベースユニットと信号を通信するために前記複数のトランシーバフィードに結合されたワイヤレス信号インターフェースと
    を備える地上局アンテナ。
  2. 前記ベースユニットと通信する前に、受信信号を低周波数信号に変換するための前記複数のトランシーバフィードに結合された変換器をさらに備える、請求項1に記載の地上局アンテナ。
  3. 前記低周波数信号は、中間周波数信号である、請求項2に記載の地上局アンテナ。
  4. 前記低周波数信号は、ベースバンド信号である、請求項2に記載の地上局アンテナ。
  5. 前記複数のトランシーバフィードは、略80度にわたって、上昇するおよび下降する衛星を同時に追跡する、請求項1に記載の地上局アンテナ。
  6. 前記ワイヤレス信号インターフェースは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、ローカルエリアネットワーク、および/または広域ネットワークデバイスを使用して通信する、請求項1に記載の地上局アンテナ。
  7. 前記固定のプレートは、前記回転フィードプラットフォーム上の別の充電ループに誘導結合された充電ループを有する、請求項1に記載の地上局アンテナ。
  8. 地上局アンテナであって、
    焦点孤に沿った複数のフィードポイント上に信号を反射する手段と、
    上昇するおよび下降する衛星を同時に追跡する手段と、
    前記追跡する手段を前記焦点孤に沿って回転させる手段と、ここで、前記回転させる手段は、前記追跡する手段に結合される、
    前記追跡する手段にワイヤレスに電力供給する手段と、ここにおいて、前記追跡する手段に前記ワイヤレスに電力供給する手段は、ワイヤレス電力信号を前記追跡する手段に提供する手段を備える、
    後続処理を行うために、前記追跡する手段からの信号をベースユニットにワイヤレスに通信する手段と、ここにおいて、前記信号をワイヤレスに通信する手段は、前記ワイヤレス電力信号を変調することによって、データ信号をワイヤレスに通信する手段を備える、
    を備える地上局アンテナ。
  9. 前記ベースユニットと通信する前に、受信信号を低周波数信号に変換する手段をさらに備える、請求項8に記載の地上局アンテナ。
  10. 前記低周波数信号は、中間周波数信号である、請求項9に記載の地上局アンテナ。
  11. 前記低周波数信号は、ベースバンド信号である、請求項9に記載の地上局アンテナ。
  12. 前記追跡する手段は、略80度をカバーする、請求項8に記載の地上局アンテナ。
  13. 前記通信する手段は、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、ローカルエリアネットワーク、および/または広域ネットワークデバイスを備える、請求項8に記載の地上局アンテナ。
  14. トーラス形状の反射器を有する地上局アンテナを使用したワイヤレス通信の方法であって、ここで、前記反射器は、前記反射器の前の焦点孤に沿って複数のフィードポイントを有し、前記方法は、
    固定のプレートに対して前記焦点孤に沿って複数のトランシーバフィードを回転させることによって、上昇するおよび下降する衛星を同時に追跡することと、ここで、前記複数のトランシーバフィードは、それらの電気的な位相中心が前記焦点孤上に位置している、
    前記固定のプレートを介して前記複数のトランシーバフィードにワイヤレスに電力供給することと、
    後続処理を行うために、前記複数のトランシーバフィードとベースユニットとの間で信号をワイヤレスに通信することと
    を備える方法。
  15. 実行されるとき、コンピュータのプロセッサに、トーラス形状の反射器を有する地上局アンテナを使用してワイヤレス通信を提供させるような、プロセッサ可読命令を有する非一時的コンピュータ可読媒体であって、ここで、前記反射器は、前記反射器の前の焦点孤に沿って複数のフィードポイントを有し、前記プロセッサ可読命令は、
    固定のプレートに対して前記焦点孤に沿って複数のトランシーバフィードを回転させることによって、上昇するおよび下降する衛星を同時に追跡することと、ここで、前記複数のトランシーバフィードは、それらの電気的な位相中心が前記焦点孤上に位置している、
    前記固定のプレートを介して前記複数のトランシーバフィードにワイヤレスに電力供給することと、
    後続処理を行うために、前記複数のトランシーバフィードとベースユニットとの間で信号をワイヤレスに通信することと
    を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
  16. 前記ワイヤレス信号インターフェースによって通信される前記信号は、第1のデータ信号であり、
    前記ワイヤレス電力受信機は、前記トランシーバフィードに供給されるワイヤレス電力に関連付けられた帯電周波数を変調することによって、第2のデータ信号を通信するように構成される、
    請求項1に記載の地上局アンテナ。
  17. 前記ワイヤレス電力受信機は、6.78MHキャリアを使用して低データレート信号を通信するように構成される、請求項16に記載の地上局アンテナ。
  18. 地上局アンテナであって、
    トーラス形状の反射器と、ここで、前記反射器は、前記反射器の前の焦点孤に沿って複数のフィードポイントを有する、
    複数のトランシーバフィードと、ここで、前記複数のトランシーバフィードは、それらの電気的な位相中心が前記焦点孤上に位置しており、回転フィードプラットフォームによって支持されており、前記複数のトランシーバフィードは、前記回転フィードプラットフォームが回転するときに、上昇するおよび下降する衛星を同時に追跡するように構成される、
    前記トランシーバフィードに電力供給するために、前記複数のトランシーバフィードに結合されたワイヤレス電力受信機と、
    後続処理を行うために、ベースユニットと信号を通信するために前記複数のトランシーバフィードに結合されたワイヤレス信号インターフェースと
    を備え、
    前記ワイヤレス電力受信機は、第1の信号経路を提供し、
    前記ワイヤレス信号インターフェースは、第2の信号経路を提供し、
    前記第1の信号経路および前記第2の信号経路は、異なる信号経路である、
    地上局アンテナ。
  19. ワイヤレスに電力供給することは、前記複数のトランシーバフィードにワイヤレス電力信号を提供することを備え、
    信号をワイヤレスに通信することは、前記ワイヤレス電力信号を変調することによって、データ信号をワイヤレスに通信することを備える、
    請求項14に記載の方法。
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