JP6294987B2 - 再生装置、配信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、コンテンツを取得・再生する再生装置、コンテンツを送信する配信装置に関するものである。
従来、デジタル放送などのコンテンツ配信では、映像や音声などのコンポーネントを1つにまとめたものを1つのコンテンツとして、放送網のみを通じて配信されていたが、ブロードバンドインターネット接続の普及により、今日ではこれらがインターネットを通じて配信されるようになっている。
また、特許文献1、非特許文献1や非特許文献2に開示されているハイブリッド伝送技術により、放送網を介して映像コンテンツを構成する一部のコンポーネントを伝送し、通信網を介して残りのコンポーネントを伝送することも提案されている。ハイブリッド伝送では、多数の利用者が利用すると思われるコンポーネントを放送網で提供し、少数の利用者しか利用しないと思われるコンポーネントを個別に通信網で提供するなどコンポーネントの需要の大きさに応じて伝送路を使い分けるのが有効である。
さらに、異種ネットワークを使った複数映像、複数音声、複数データのコンポーネントから構成されるマルチコンポーネントコンテンツの配信が検討されつつある。受信機は受信したコンテンツを同期、合成するなどして画面に表示する。HTML5(HyperText Markup Languge 5)記述によるデータを配信することで、従来のデータ放送にはない、コンポーネント(映像、音声、テキスト、など)の組合せ再生や表示レイアウトの制御を行う。コンポーネントを別々に配信し、利用者の好みや受信端末の能力に応じて必要なものを選択して受信することで、コンテンツや受信端末の多様化に対応することが可能となる。
一方で、非特許文献3に開示されているデータ伝送方式により、放送網を介してデータのコンポーネントを伝送するデータ放送サービスも提供されている。
特開2012−244388号公報(2012年12月10日公開)
武智秀,馬場秋継,大亦寿之,"Hybridcast(登録商標)を支える技術",NHK技研R&D,No.133,2012年5月発行 ISO/IEC CD 23008−1.2 MPEG media transport(MMT), 2013年2月7日発行 ARIB STD−B24 5.9版(第三分冊) デジタル放送におけるデータ放送符号化方式と伝送方式,2014年3月18日発行
将来、マルチコンポーネントコンテンツによる放送が本格化した際には、放送自体(マルチコンポーネントを再生した1つのコンテンツ)が1つのコンポーネントとして扱われ、そこに含まれる各々のコンポーネントもまたそれぞれが1つのコンポーネントとして扱わ
れることが容易に想定し得る。しかし、そのためには、放送自体と放送各々のコンポーネントを別々のコンポーネントとして参照する仕組みがないという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、マルチコンポーネントによる放送を受信機に表示する再生装置、配信装置を実現することにある。
本発明に係る送信装置は、データ放送アプリケーションのアセットを送信する送信であって、アセットのデータ構造を管理する管理テーブルを作成する作成手段と、アセット及び管理テーブルを送信する送信手段を備え、作成手段は、アセットを識別するアセット識別、アセットのバージョンを示すアセットバージョン及びアセットに含まれるMPUの数を
作成し、MPUのうちの1つを識別するMPUシーケンス番号及び識別されたMPUに含まれるア
イテムの数を作成し、アイテムのうちの1つを識別するアイテム識別及び識別されたアイテムのバージョンを示すアイテムバージョンを作成し、アセット識別、アセットバージョン、MPUの数、MPUシーケンス番号、アイテムの数、アイテム識別及びアイテムバージョンを含む管理テーブルを作成することを特徴としている。
本発明の一態様によれば、マルチコンポーネントによる放送を適切な形態で受信機に提示することができる。
本発明の一実施形態に係る配信システムの構成および配信システムに含まれる各装置の要部構成を示した図である。 受信装置の動作を示すフローチャートを示す図である。 本発明で用いるコンポーネント参照のためのパラメータ記述例を示す図である。 本発明で用いるコンポーネント参照のためのパラメータ記述例を示す別の図である。 本発明で用いる複数コンポーネント参照のためのパラメータ記述例を示す図である。 受信装置に表示される画面遷移例を示す図である。 図1の配信システムとは別の実施形態に係る配信システムの構成および配信システムに含まれる各装置の要部構成を示した図である。 本発明で用いる管理テーブルの例を示す図である。 本発明で用いるデータ伝送メッセージの例を示す図である。 本発明で用いるデータコンポーネント更新記述子の例を示す図である。 本発明で用いるデータ伝送セクションメッセージの例を示す図である。 本発明で用いるデータコンポーネント更新記述子を利用してコンポーネントを更新する際の受信装置の動作を示すフローチャートを示す図である。 本発明で用いる汎用メッセージを利用して専用のテーブルを伝送する例を示す図である。 本発明で用いる汎用イベントメッセージ記述子の例を示す図である。
本発明の一実施形態について図1から図6に基づいて説明する。
本実施形態に係る配信システムは、映像コンテンツを放送により配信する送信装置(特許請求の範囲の「配信装置」に対応)と映像コンテンツを提示する受信装置(特許請求の範囲の「再生装置」に対応)とで構成されるシステムである。配信システムにおいて配信される映像コンテンツには複数映像、複数音声、データ等の複数のコンポーネントが含まれている。
最初に本実施形態に係る配信システムを構成する受信装置、送信装置およびコンテンツサーバの要部構成について図1を参照しながら以下に説明する。
図1は各装置の要部構成を示したブロック図である。図1に示すように、配信システム1は、送信装置2、受信装置3およびコンテンツサーバ4から構成されている。
送信装置2は、電波を用いてコンテンツを放送し、受信装置3は、電波を受信して放送されたコンテンツを受信できるものとする。ただし、これに限るものではなく、送信装置2と受信装置3とは、ネットワークを介して通信接続されており、データを送信できるものとしてもよい。この場合、送信装置2と受信装置3とは、データの送受信ができるように、少なくともネットワークを介して通信接続されていればよい。
また、送信装置2は、受信装置3に対して、コンテンツをリアルタイムで配信(リアルタイム配信)してもよいし、受信装置3からの要求に応じて配信(オンデマンド配信)してもよい。この場合、送信装置2と受信装置3とは、データの送受信ができるように、少なくともネットワークを介して通信接続されていればよい。
また、図1に示す例では、配信システム1は、送信装置2と受信装置3を1つずつ含んでいるがこれに限るものではない。配信システム1は、送信装置2および受信装置3をそれぞれ複数含んでいてもよい。すなわち、配信システム1は、送信装置2および受信装置3をそれぞれ1または複数含んでいてよい。
また、送信装置2は、電波を用いてコンテンツを放送する送信装置と、ネットワークを介して通信接続されてデータを送信する送信装置から構成され、コンポーネントを別々に配信するハイブリッド配信が可能なものでもよい。
(送信装置2)
送信装置2は、コンテンツ作成部21、メタデータ記憶部22および放送送信部23を備えている。
コンテンツ作成部21は、送信装置2の外部にあるコンテンツサーバ4から入力される映像信号に対して符号化処理を施すことで映像コンテンツを作成する。
放送送信部23は、映像コンテンツ、および、その映像コンテンツのメタデータを放送波にのせて送信する。
メタデータ記憶部22は、放送送信部23により送出される映像コンテンツのメタデータが記憶されている。このメタデータは、配信者の意向を反映するように予め編集されたものとなっている。
(受信装置3)
受信装置3は、放送受信部31、コンポーネント判断部32、操作部33、コンポーネント分離部34、映像復号部35、音声復号部36、データ放送抽出部37、合成部38、ディスプレイ39、および、スピーカ40を備えている。
受信装置3は、送信装置2から取得した映像コンテンツを再生するコンテンツ再生装置である。受信装置3は、例えば、デジタルテレビ、レコーダ、STB(Set Top Box)、PC(Personal Computer)、携帯電話機、スマートフォン、ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)、デジ
タルカメラ、デジタルビデオ等である。
放送受信部31は、放送波を受信するチューナである。
コンポーネント判断部32は、放送受信部31から映像コンテンツ(映像コンポーネントと音声コンポーネントとデータコンポーネントを含む)、および、その映像コンテンツのメタデータを取得し、映像コンテンツのメタデータを参照し、各コンポーネントを映像復号部35に供給するか否か、および、音声復号部36に供給するか否か、および、データ放送抽出部37に供給するか否かを決定する。ここで、各コンポーネントの数は1個に限定されず、例えば映像コンポーネントが複数個存在してもよい。
操作部33は、ユーザが受信装置3に指示信号を入力し、受信装置3を操作するためのものである。操作部33は、操作ボタン、キーボード、マウス、キーパッドなどの入力機器等で構成されているものであってもよい。また、操作部33とディスプレイ39とが一体となっているタッチパネルであってもよい。また、操作部33は、受信装置3と別体のリモートコントローラ等の遠隔制御装置であってもよい。また、操作部33は、ユーザのジェスチャを認識するジェスチャ認識装置であってもよい。
なお、操作部33において、コンポーネント判断部32から映像コンテンツのメタデータを取得し、ユーザが所望の映像コンポーネントを選択した結果をコンポーネント判断部32に応答しても構わない。この場合は、コンポーネント判断部32において、映像コンテンツのメタデータは置き換えられる。
コンポーネント分離部34は、コンポーネント判断結果を取得し、放送波の受信により得られた映像コンテンツを映像コンポーネントと音声コンポーネントとデータコンポーネントに分離する。映像コンポーネントは、映像復号部35に供給する。また、音声コンポーネントは、音声復号部36に供給する。また、データコンポーネントは、データ放送抽出部37に供給する。
映像復号部35は、コンポーネント分離部34から供給された映像コンポーネントを復号する。
音声復号部36は、コンポーネント分離部34から供給された音声コンポーネントを復号する。
データ放送抽出部37は、コンポーネント分離部34から供給されるデータストリームから、データ放送用のデータコンポーネントであるJPEGやPNG形式の静止画データやテキストデータなどの各種メディアデータや、データ放送用のアプリケーションを抽出する。データ放送用のアプリケーションは、例えばJava(登録商標)技術を適用することが挙げられるが、これに限定されない。
合成部38には、映像復号部35からの映像信号と、データ放送抽出部37からのデータコンポーネントが供給される。合成部38は、番組等の映像信号とデータ放送用のデータのビデオ信号を合成し、ディスプレイ39に供給する。これにより、ディスプレイ39には、例えば、番組に対してデータ放送用のデータが重畳された映像が表示される。
ディスプレイ39は、映像復号部から映像信号を受信し、映像を表示するためのものである。例えば、LCD(液晶ディスプレイ)、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイなどを適用することが可能である。
スピーカ40は、音声復号部から電気信号を受信し、受信した電気信号を音に変換し、外部に音を出力するものである。
また、配信システム1の構成は図1に示す例に限るものではない。例えば、配信システム1は、送信装置2を複数含んでいてもよいし、受信装置3を複数含んでいてもよい。また、送信装置2は、コンテンツサーバを含んでいてもよい。
以下では、受信装置3が映像コンテンツの提示を開始する際の動作について図2〜図6を参照しながら説明する。図2は受信装置3の動作を示すフローチャートである。また、図3〜図5はメタデータの具体例を模式的に示した図で、HTML形式で記述されたものである。図3(a)において「FF」は映像、音声およびデータを含めた全体コンポーネントの参照(即ち番組コンテンツ自体への参照)を示しており、図3(b)において「01」〜「03」はそれぞれ特定のコンポーネントの参照を示している。図4はコンポーネントの参照の別の例を示しており、図5は複数コンポーネントの参照の例を示している。図6は受信装置3のディスプレイ39に表示される映像の一例を示している。
図2に示すように、最初に、受信装置3の放送受信部31は、映像コンテンツのメタデータを取得するとともに、映像コンテンツの受信を開始する(S1)。
ここで、図3の例において、番組コンテンツが“01”, “02”, “03”の合計3コンポーネントから構成されるとする。映像コンテンツのメタデータには、映像コンテンツに含まれる各コンポーネントについて、番組コンテンツ自体を受信装置3に提示すべき旨を示す情報または一部コンポーネントを受信装置3に提示すべき旨を示す情報が含まれている。図3(a)の例では“FF”が前者の情報に該当し、図3(b)の例では“01”, “02”, “03”が後者の情報に該当する。すなわち、図3(a)のメタデータは、“FF”と対応付けられている番組コンテンツ自体を受信装置3に提示することを示している。同様に、図3(b)のメタデータは、“01”, “02”, “03”と対応付けられている番組コンテンツの各コンポーネントを受信装置3に提示することを示している。番組コンテンツ自体とそこに含まれる各々のコンポーネントを別々に参照することで、番組コンテンツの提示形態に合った参照が可能となる。
受信装置3のコンポーネント判断部32は、メタデータのコンポーネントの名称に“FF”が関連付けられているかを判定する(S2)。具体的には、メタデータがHTML形式のデータである場合、コンポーネント判断部32は、メタデータの「object」タグの属性「value」の属性値が“FF”であるかを判定する。
受信装置3は、「“FF”が関連付けられている」と判定した場合(S2において「Yes」)、コンポーネント分離部34を介してデータ放送抽出部に全てのコンポーネントの送信を開始し(S3)、S4の処理に進む。
一方、受信装置3は、「“FF”が関連付けられていない」、「“01”, “02”, “03”のいずれかが関連付けられている」と判定した場合(S2においてNO)、S6の処理に進む。
次に、受信装置3のコンポーネント判断部32は、メタデータの先頭からi番目(直前のステップがS1の場合にはi=1)のコンポーネントの名称に“01”, “02”, “03”
とのいずれが関連付けられているかを判定し、「“01”, “02”, “03”とのいずれかが関連付けられている」と判定した場合、コンポーネント分離部34を介してデータ放送抽出部にi番目のコンポーネントの送信を開始し(S6)、S7の処理に進む。具体的には、メタデータがHTML形式のデータである場合、コンポーネント判断部32は、メタデ
ータの先頭からi番目の「object」タグの属性「value」の属性値が“01”, “02”, “03”とのいずれであるかを判定する。
S7において、受信装置3のコンポーネント分離部34は、全コンポーネントについてS6の処理を行ったか否かを判定する。
受信装置3は、「S6の処理を行っていないコンポーネントが存在する」と判定した場合(S7において「Yes」)、処理対象をi+1番目のコンポーネントとするS6の処
理に戻る。一方、受信装置3は、「全コンポーネントについてS6の処理を行った」と判定した場合(S7において「No」)、S4の処理に進む。
S4において、受信装置3は、復号された映像コンポーネントとデータ放送用のデータコンポーネントを合成し、ディスプレイ39に供給する。
S5において、受信装置3は、ディスプレイ39において、合成された映像信号とデータ放送用のデータの映像信号が表示される。例えば、番組に対してデータ放送用のデータが重畳された映像が表示されることになる。
S5の処理を以って、受信装置3の動作を完了する。
(複数コンポーネントの提示制御を行った場合の画面遷移)
ところで、前述の映像コンテンツの提示制御を実行することで、受信装置3においては、例えば図6に示すような画面遷移が可能となる。
図6は、受信装置3に表示される画面の遷移例を示す図である。
図6に示すように、受信装置3等において、ユーザによるリモートコントローラ等の操作によって、所定のチャンネルが選局されると、ディスプレイ39には、所定の番組の映像が表示された状態となる。また、データ放送の受信も開始される。このとき、番組の映像が表示された状態となるが、データ放送用の映像は非表示である。
ここで、ユーザによりリモートコントローラ等のデータ放送表示ボタンが操作された場合、データ放送用のデータが、番組の映像に対して分離型配置で表示された状態となる(図6(a))。なお、番組や特定のシーンの切り替えなどによる所定のデータイベントが発生した場合、当該データイベントに応じて、データ放送用データの表示内容が切り替えられる。また、データ放送用データが表示されている状態で、データ放送表示ボタンが再度操作されると、データ放送用データの表示が終了され、番組の映像のみが表示されている状態に戻る。
また、ディスプレイ39に、上記の番組の映像、又はデータ放送用データが表示されている状態で、ディスプレイ39は現在放送中のコンポーネント51、コンポーネント52を、ユーザによりリモートコントローラ等のボタンにより、選択して視聴ができる状態となる。ユーザによりコンポーネント52を選択して視聴する操作がなされると、現在放送中のコンポーネント51とコンポーネント52はディスプレイ39に縮小してコンポーネント51’とコンポーネント52’として表示され、選択したコンポーネント52が同時にディスプレイ39に拡大してコンポーネント52’’として表示され、当該コンポーネントの関連データ53も同時にディスプレイ39に表示される状態になる(図6(b))。
なお、ディスプレイ39には、選択したコンポーネント52’’が番組の映像に対して
分離型配置で表示されているが、選択したコンポーネントが番組の映像に対してオーバーレイ型配置で表示されていてもよい。
そして、選択したコンポーネントが表示されている状態で、ユーザが選択視聴を終了させる操作を行うと、実行中の選択コンポーネントの表示が終了し、番組の映像のみが表示されている状態に戻る。
このように、受信装置3においては、データ放送によるデータ放送と番組の全コンポーネントの同時表示と、選択したコンポーネントの同時表示、の双方を、番組に連動して実行させることができる。
(変形例1)
映像コンテンツのメタデータにおいて、全体コンポーネントまたは一部コンポーネントを受信装置3に提示すべき旨を示す情報は、「object」タグの属性「value」の属性値に
記録されていなくともよい。すなわち、図4に示すように、「object」タグの属性「type」の属性値に“-full”と記録されている場合は全体コンポーネントであると判定し、「object」タグの属性「type」の属性値に“-comp”と記録されている場合は一部コンポーネントであると判定するなど、提示すべき旨を示す情報がメタデータの中に記述されていればよい。
(変形例2)
映像コンテンツのメタデータには、映像コンテンツのコンポーネント毎に当該コンポーネントを受信装置3に提示すべき旨を示す情報を記録されていなくともよい。すなわち、図5に示すように、メタデータに同時に提示する複数のコンポーネントの情報を「object」タグの属性「type」の属性値に“-partial”等の提示情報が記録されている場合は、同時に提示するコンポーネントであると判定してもよい。
本発明の別の実施形態について、図7から図14に基づいて説明する。
本実施形態では、配信システムにおいて、映像コンテンツに含まれるデータコンポーネントの一部を更新する場合について説明する。なお、説明の便宜上、前記の実施形態において示した部材と同一の機能を有する部材には、同一の符号を付し、その説明を省略する。以下では、前述の実施形態と異なる点について主に説明する。
最初に本実施形態に係る配信システムを構成する受信装置、送信装置およびコンテンツサーバの要部構成について図7を参照しながら以下に説明する。
図7は各装置の要部構成を示したブロック図である。図7に示すように、配信システム1´は、送信装置2´、受信装置3´およびコンテンツサーバ4から構成されている。
送信装置2´は、電波及びネットワークを介してコンテンツを放送し、受信装置3´は、電波を受信、およびネットワークを介して放送されたコンテンツを受信し、ネットワークを介してデータの送受信ができるものとする。
また、図7に示す例では、配信システム1´は、送信装置2´と受信装置3´を1つずつ含んでいるがこれに限るものではない。配信システム1´は、送信装置2´および受信装置3´をそれぞれ複数含んでいてもよい。すなわち、配信システム1´は、送信装置2´および受信装置3´をそれぞれ1または複数含んでいてもよい。
また、送信装置2´、受信装置3´は、それぞれ電波を用いてコンテンツを放送する送
信装置と、コンテンツを受信する受信装置のみで構成するものでもよい。また、送信装置2´は、コンテンツサーバ4を含んでいてもよい。
(送信装置2´)
まず、図7に基づいて本実施形態に係る送信装置2´の構成について説明する。図7は送信装置2´の構成の一例を示すブロック図である。
送信装置2´は、コンテンツ作成部21´、放送送信部23、通信送受信部24を備える。なお、送信装置2´は、表示部、操作部等の部材を備えていてもよいが、発明の特徴点とは関係ないため当該部材を図示していない。
コンテンツ作成部21´は、コンテンツサーバ4から入力される、信号データ(映像信号、音声信号、データを含む)を符号化し、上記符号化データおよび関連するメタデータに対して多重化処理を施すことで映像コンテンツ(映像コンポーネントと音声コンポーネントとデータコンポーネントを含む)を作成する。また、映像コンテンツに含まれるデータコンポーネントの一部を更新する場合は、受信側でデータコンポーネントの一部を更新するための制御信号の生成、映像コンテンツへの多重化処理も行う。
(受信装置3´)
受信装置3´は、放送受信部31、コンポーネント判断部32、操作部33、コンポーネント分離部34´、映像復号部35、音声復号部36、データ放送抽出部37´、合成部38´、ディスプレイ39、スピーカ40、および、通信送受信部41を備えている。
受信装置3´は、送信装置2´から取得した映像コンテンツを再生するコンテンツ再生装置である。
コンポーネント分離部34´は、コンポーネント判断結果を取得し、放送波の受信により得られた映像コンテンツを映像コンポーネントと音声コンポーネントとデータコンポーネントに分離する。映像コンポーネントは、映像復号部35に供給する。また、音声コンポーネントは、音声復号部36に供給する。また、データコンポーネントは、データ放送抽出部37´に供給する。また、データコンポーネントの一部を更新する制御信号を受信した場合は、その制御信号およびデータコンポーネントの一部を更新するデータをデータ放送抽出部´に供給する。
データ放送抽出部37´は、コンポーネント分離部34´から供給されるデータストリームから、データ放送用のデータコンポーネントであるJPEGやPNG形式の静止画データ、MP4形式の動画データやテキストデータなどの各種メディアデータや、データ放送用のアプリケーションを抽出する。データ放送用のアプリケーションは、例えばHTML5技術を適用することが挙げられるが、これに限定されない。また、データコンポーネントの一部を更新する制御信号および更新データが供給された場合は、制御信号に従いデータコンポーネントの更新を行う。ここで、制御信号および更新データは、コンポーネント分離部34´から供給されることとしたが、通信送受信部41を用いて、ネットワークを介して送信装置2´から取得することとしてもよい。
合成部38´には、映像復号部35からの映像信号と、データ放送抽出部37からのデータコンポーネントが供給される。合成部38´は、番組等の映像信号とデータ放送用のデータのビデオ信号を合成し、ディスプレイ39に供給する。これにより、ディスプレイ39には、例えば、番組に対してデータ放送用のデータが重畳された映像が表示される。また、合成する信号は映像復号部35およびデータ放送抽出部37´から供給されることとしたが、通信送受信部41を用いて、ネットワークを介して送信装置2´から取得した
映像コンポーネントも合成することとしてもよい。
以下では、受信装置3´がデータコンポーネントの一部を更新する際の動作について図8〜図14を参照しながら説明する。図12はデータコンポーネントの一部を更新する際の受信装置3´の動作を示すフローチャートである。図8はデータコンポーネントのデータ構造を管理テーブルとして具体的に摸した図で、MMT形式で構成した場合の一例である。また、図9はデータコンポーネントの一部を更新するための制御信号をデータ伝送メッセージとして具体的に示した場合の一例である。
まず、コンポーネント分離部34´がデータコンポーネントを分離する処理について説明する。本実施例では、MMTで定義されたシグナリングメッセージ形式を参照して、データコンポーネント(asset)を構成するデータ(item)を管理する管理テーブルを伝送する場合の例について説明する。図8に管理テーブル、図9に管理テーブルを伝送するデータ伝送メッセージの具体的な一例を示す。
図8(a)に示す管理テーブルのデータ構造の例は、アセットを構成する情報を記述したものである。なお、管理テーブルにデータコンポーネント更新記述子を格納する構成とし、このテーブルがデータコンポーネントの更新を示す構成としてもよい(図8(b))。管理テーブルに記述されているデータ構造の意味は、以下のとおりである。
・table_id(テーブル識別):管理テーブルを識別するものである。
・version(バージョン):テーブルのバージョン番号を書き込む領域とする。
・length(テーブル長):このフィールドより後に続くデータバイト数を書き込む領域とする。
・asset_ID(アセット識別):アセットを識別するIDを示す。
・asset_version(アセットIDバージョン):アセットのバージョンを示す。
・num_of_MPUs(MPU数):MPUの数を書き込む領域とする。
・MPU_sequence_number(MPUシーケンス番号):MPUを識別する番号を示す。
・MPU_version(MPUシーケンス番号バージョン):MPUのバージョンを示す。
・num_of_items(アイテム数):itemの数を書き込む領域とする。
・item_ID(アイテム識別):MPU with non-timed mediaで伝送されるアイテムを識別す
るIDを示す。
・item_version(アイテムバージョン):アイテムのバージョンを示す。
・item_info_length(アイテム情報長):後続のアイテム情報領域のバイト長を示す。
・item_info_byte(アイテム情報バイト):一連の領域に当該アイテムに関する情報を格納する。
・descriptor_loop_length(記述子長):後続の記述子の全バイト長を示す。
・descriptor(記述子領域):一連の領域に記述子を格納する。格納される記述子は別途定義する。
・update_descriptor(記述子領域):データコンポーネント更新記述子を格納する。
図9に示すデータ伝送メッセージの例は、テーブルを格納して伝送するものである。データ伝送メッセージに記述されているデータ構造の意味は、以下のとおりである。
・message_id(メッセージ識別):データ伝送メッセージを識別するIDを示す。
・version(バージョン):データ伝送メッセージのバージョン番号を書き込む領域とす
る。
・length(メッセージ長):このフィールドの直後から、メッセージの最後までの大きさをバイト単位で示す。
・num_of_tables(テーブル数):このデータ伝送メッセージに格納するテーブルの数を
示す。
table_ID(テーブル識別):このデータ伝送メッセージに格納するテーブルのテーブル識別を示す。
table(テーブル):このデータ伝送メッセージに格納するテーブルを示す。
コンポーネント分離部34´は、受信したデータ伝送メッセージに管理テーブルが含まれている場合に、上記テーブルの情報に従い該当するデータコンポーネントを分離し、分離したデータコンポーネントとデータのテーブル管理情報をデータ放送抽出部37´に供給する。
次に、データコンポーネントの一部を更新する処理について説明する。本実施例では、ARIB STD−B24で定義されたイベントメッセージ伝送方式を参照して、データコンポーネントの一部を更新する制御信号を送る場合の例について説明する。イベントメッセージ伝送方式では、送信装置2´から受信装置3´で動作しているアプリケーションに対して、即座に、あるいは指定した時刻に、メッセージ情報(イベントメッセージ)を送る手段を提供する。
図7に示すように、受信装置3´の放送受信部31は、イベントメッセージの取得を開始するとともに、映像コンテンツの受信を開始する(S11)。
ここで、図10は、イベントメッセージで送られるデータコンポーネントの一部を更新する制御信号の情報を具体的に記述子形式でデータコンポーネント更新記述子として記載した場合の一例である。また、図11は、イベントメッセージ伝送方式を用いて、データコンポーネント更新記述子を伝送するメッセージの構造を具体的に記載した場合の一例である。
ここでは、イベントメッセージは送信装置2´から送信される映像コンテンツに一定の間隔で多重化されているものとし、コンポーネント分離部34´は定期的にイベントメッセージを取得し、図12のフローチャートに示す処理を行うこととする。
図10(a)に示すデータコンポーネント更新記述子の意味は、以下のとおりである。
・descriptor_tag(記述子タグ):データコンポーネント更新記述子を示すタグを示す。・descriptor_length(記述子長):このフィールドより後に続くデータバイト数を書き
込む領域とする。
・Data_Asset_Update_flag(データコンポーネント更新フラグ):データ更新の種類を示すフラグを示す。フラグが”asset”の場合はコンポーネントが更新され、フラグが”MPU”の場合は”asset”を構成するデータである”MPU”が更新され、フラグが”item”の場合は”MPU”を構成するデータである”item”が更新されることを意味する。
・asset_ID(アセット識別):アセットを識別するIDを示す。
・MPU_sequence_number(MPUシーケンス番号):MPUを識別する番号を示す。
・item_ID(アイテム識別):MPU with non-timed mediaで伝送されるアイテムを識別す
る。
・Data_Asset_Update_version(データコンポーネント更新バージョン):データ更新に
よるバージョンを示す。
・data_event_id(データイベント識別): このフィールドは、個々のデータイベントメッセージを識別するための識別子を示す。
なお、”MPU”と”item”が同じデータである場合は、図10(b)に示すデータコン
ポーネント更新記述子の例として表すことができる。
図11に示すイベントメッセージに記述されているデータ構造の意味は、以下のとおりである。
・message_id(メッセージ識別):イベントメッセージを識別するIDを示す。
・version(バージョン):イベントメッセージのバージョン番号を書きこむ領域とする

・length(メッセージ長):このフィールドより後に続くデータバイト数を書き込む領域とする。
・table_id(テーブル識別):セクションのペイロードにストリーム記述子が格納されていることを示す。
・section_syntax_indicator(セクションシンタクス指示):拡張形式を示す‘1’とす
る。
・private_indicator(プライベート指示):この1ビットのフィールドは、セクションシンタクス指示の値の反転値を格納する。
・section_length(セクション長):セクション長領域より後に続くデータバイト数を書き込む領域とする。
・data_event_id(データイベント識別):このフィールドは、イベントメッセージを利
用する時間的に相隣り合うデータイベントを区別し、それらのデータイベントで配信されるローカルコンテンツ間でイベントメッセージが誤配信されることを避けることを目的とした識別子である。
・event_msg_group_id(メッセージグループ識別):このフィールドは、アプリケーションが受信すべきメッセージ群を識別する識別子を示す。
・version_number(バージョン番号):テーブルのバージョン番号を書き込む領域とする。
・current_next_indicator(カレントネクスト指示):テーブルが現在使用可能である場合は‘1’とし、テーブルが現在使用不可であり次に有効となることを示す場合は‘0’とする。
・section_number(セクション番号):テーブルを構成するセクション番号を書き込む領域とする。
・last_section_number(最終セクション番号):テーブルを構成する最後のセクション
番号を書き込む領域とする。
・CRC_32(CRC):ITU-T勧告H.222.0に従うものとする。
図の例において、イベントメッセージにデータコンポーネント更新記述子が含まれていた場合には(S12においてYes)、データコンポーネント更新記述子のData_asset_Update_flagの内容を確認する。データコンポーネント更新記述子のData_asset_Update_flagに“asset_ID”が設定されていた場合には(S13においてYes)、“asset_ID“に対応する”asset_version”を取得し、指定されたasset_IDの対象のasset全体のデータおよびバージョンを更新する(S14)。データコンポーネント更新記述子のData_asset_Update_flagに“MPU_sequence_number”が設定された場合には(S13においてNo、S15においてYes)、“MPU_sequence_number”に対応する“MPU_version”を取得し、指定された“MPU_sequence_number”の対象のグループに対応するMPUとMPUに対応するバージョンを更新する(S16)。データコンポーネント更新記述子のData_asset_Update_flagに“item_ID”が設定された場合には(S13においてNo、S15においてNо)、指定された“item_ID”に対応するitemとitemに対応するバージョンを更新する(S17)。イベントメッセージにデータコンポーネント更新記述子が含まれていなかった場合には(S12におい
てNo)、次のイベントメッセージが取得されるのを待ち、定期的にイベントメッセージの処理を行う。
(変型例1)
次に、上記データコンポーネントの一部を更新する制御信号の情報を示すデータコンポーネント更新記述子を、MMTで定義されたシグナリングメッセージ形式を参照して伝送する例について、図9と図13を用いて説明する。図9と図13は、データコンポーネントの一部を更新する制御信号の情報を示すデータコンポーネント更新記述子を具体的にシグナリングメッセージ形式で記載した場合の一例である。
ここで、データコンポーネント更新テーブルを伝送するデータ伝送メッセージの具体的な一例は前述の図9に説明があるため、省略する。
図13に示すデータコンポーネント更新テーブルのデータ構造の意味は、以下のとおりである。
・table_id(テーブル識別):管理テーブルを識別するものである。
・version(バージョン):テーブルのバージョン番号を書き込む領域とする。
・length(テーブル長):このフィールドより後に続くデータバイト数を書き込む領域とする。
・descriptor_length(記述子長):このフィールドより後に続くデータバイト数を書き
込む領域とする。
・Data_Asset_Update_descriptor(記述子領域):データコンポーネント更新記述子を格納する。
受信装置3´は、受信したデータ伝送メッセージから、データ伝送メッセージに含まれるデータコンポーネント更新テーブルを抽出し、データコンポーネント更新テーブルに含まれるデータコンポーネント更新記述子に従って、該当するデータコンポーネントのassetもしくはitemを更新する。ここで、本実施例では、データ伝送メッセージを受信した際に、該当するデータコンポーネントのassetもしくはitemを更新することとしたが、ARIB STD−B24で定義されたイベントメッセージ伝送方式の汎用イベントメッセージを参照して、上述したデータ伝送メッセージに含まれる汎用イベントメッセージ記述子で指定されたイベントの発生する時刻に従って、汎用イベントメッセージ記述子に含まれるdata_event_idに該当するデータ更新記述子で指定されたassetもしくはitemを更新してもよい。図14は、汎用イベントメッセージ記述子の具体的な一例である。
図14に示す汎用イベントメッセージ記述子の意味は、以下のとおりである。
・descriptor_tag(記述子タグ):汎用イベントメッセージ記述子を示すタグである。
・descriptor_length(記述子長):このフィールドより後に続くデータバイト数を書き
込む領域とする。
・event_msg_group_id(メッセージグループ識別):このフィールドは、アプリケーショ
ンが受信すべきメッセージ群を識別する識別子を示す。
・time_mode(時間モード):このフィールドは、イベントメッセージの発生する時刻の
指定方法を示す。0x00の場合、受信後すぐにイベントメッセージを発生する。0x02の場合、NPT時刻データに合わせてイベントメッセージを発生する。
・event_msg_NPT:このフィールドは、time_mode=0x02 の場合に符号化され、Normal Play Time(NPT)によって、イベントメッセージが発生する時刻を表す。
・event_msg_type(メッセージ種別):イベントメッセージの種類を識別する識別子を示
す。
・data_event_id(メッセージ識別):このフィールドは、個々のイベントメッセージを
識別するための識別子を示す。
・private_data_byte(プライベートデータ):このフィールドは、データ符号化方式毎
に規定されるevent_msg_typeの値に応じて定義されるイベントメッセージの関連情報を格納する。
なお、上記送信装置および上記受信装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記送信装置および上記受信装置の各手段として動作させることにより、上記送信装置および上記受信装置をコンピュータにて実現させる制御プログラム、及びそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明の範疇に入る。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
(ソフトウェアによる実現例)
最後に、受信装置3の各ブロック、特にコンポーネント判断部32は、集積回路(ICチップ)上に形成された論理回路によってハードウェア的に実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェア的に実現してもよい。
後者の場合、受信装置3は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM(Read Only Memоry)、上記プログラムを展開するRAM(Randоm Access Memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである送信装置2および受信装置3の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記送信装置2および受信装置3に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、一時的でない有形の媒体(nоn−transitоry tangible medium)、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ類、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク類、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード類、マスクROM/EPROM/EEPROM(登録商標)/フラッシュROM等の半導体メモリ類、あるいはPLD(Programmable logic device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の論理回路類などを用いることができる。
また、送信装置2および受信装置3を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークは、プログラムコードを伝送可能であればよく、特に限定されない。例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line
)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11無線、HDR(High Data Rate)、NFC(Near Field Communication)、DLNA(登録商標、Digital Living Network Alliance)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、テレビ、タブレット端末、スマートフォンなどに適用することができる。
1、1’ 配信システム
2、2’ 送信装置
3、3’ 受信装置
21、21’ コンテンツ作成部
22 メタデータ記憶部
23 放送送信部
31 放送受信部
32 コンポーネント判断部
33 操作部
34、34’ コンポーネント分離部
35 映像復号部
36 音声復号部
37、37’ データ放送抽出部
38、38’ 合成部
39 ディスプレイ
40 スピーカ
51、51’、52、52’、52’’ コンポーネント
53 関連データ

Claims (2)

  1. データ放送アプリケーションのアセットを送信する送信装置であって、
    前記アセットのデータ構造を管理する管理テーブルを作成する第1の作成手段と、
    前記アプリケーションに対して送信するイベントメッセージを作成する第2の作成手段と、
    前記アセット前記管理テーブル及び前記イベントメッセージを送信する送信手段を備え、
    前記第1の作成手段は、
    前記アセットを識別するアセット識別、前記アセットのバージョンを示すアセットバージョン及び前記アセットに含まれるMPUの数を作成し、
    前記MPUのうちの1つを識別するMPUシーケンス番号及び識別された前記MPUに含まれる
    アイテムの数を作成し、
    前記アイテムのうちの1つを識別するアイテム識別及び識別された前記アイテムのバージョンを示すアイテムバージョンを作成し、
    第1のデータイベント識別を作成し、
    前記アセット識別、前記アセットバージョン、前記MPUの数、前記MPUシーケンス番号、前記アイテムの数、前記アイテム識別前記アイテムバージョン及び前記第1のデータイベント識別を含む前記管理テーブルを作成し、
    前記第2の作成手段は、
    第2のデータイベント識別を作成し、
    前記第2のデータイベント識別を含む前記イベントメッセージを作成することを特徴とする送信装置。
  2. データ放送アプリケーションのアセットを受信する受信装置であって、
    前記アセットのデータ構造を管理する管理テーブル及び前記アプリケーションに対して送信されるイベントメッセージを受信する受信手段と、
    前記管理テーブル及び前記イベントメッセージに従って前記アセットの取得を制御する制御手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記管理テーブルから前記アセットを識別するアセット識別、前記アセットのバージョンを示すアセットバージョン及び前記アセットに含まれるMPUの数を識別し、
    前記管理テーブルから前記MPUのうちの1つを識別するMPUシーケンス番号及び識別された前記MPUに含まれるアイテムの数を識別し、
    前記管理テーブルから前記アイテムのうちの1つを識別するアイテム識別及び識別された前記アイテムのバージョンを示すアイテムバージョンを識別し、
    前記管理テーブルから第1のデータイベント識別を識別し、
    前記イベントメッセージから第2のデータイベント識別を識別し、
    前記アセット識別、前記アセットバージョン、前記MPUの数、前記MPUシーケンス番号、前記アイテムの数、前記アイテム識別前記アイテムバージョン、前記第1のデータイベント識別及び前記第2のデータイベント識別に基づいて前記アセットを取得することを特徴とする受信装置。
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