JP6294515B2 - Game machine - Google Patents
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Description
本発明は、演出表示部に演出図柄が変動表示される遊技機に関する。 The present invention relates to a gaming machine in which effect symbols are variably displayed on an effect display unit.
従来、始動口に遊技球が入球したことを条件として大役抽選が行われ、この大役抽選により大当たりに当選すると、大入賞口が開放される大役遊技が実行可能となる遊技機が知られている。こうした遊技機においては、演出表示部に演出図柄が変動表示された後に停止表示され、演出図柄の最終的な停止表示態様によって、大役抽選の結果が遊技者に報知される。こうした演出図柄の変動表示パターンは多数設けられており、演出図柄の変動表示パターンそれぞれに、大当たりの当選の期待値を設定することで、演出効果の向上が図られている。 Conventionally, a big game lottery has been performed on the condition that a game ball has entered the starting gate, and if a big win is won by this big game lottery, a gaming machine that can execute a big game that opens the big prize port is known Yes. In such a gaming machine, after the effect symbols are variably displayed on the effect display unit, the effect symbols are stopped and displayed, and the result of the big role lottery is notified to the player by the final stop display mode of the effect symbols. There are a large number of such variation display patterns of the effect symbols, and the effect of the effect is improved by setting the expected value of winning the jackpot for each variation display pattern of the effect symbols.
近年では、例えば、特許文献1に示されるように、所謂「擬似連演出」が広く採用されている。この擬似連演出では、複数の演出図柄が同時に演出表示部において変動表示されるが、演出表示部に複数の演出図柄が所定の組み合わせで仮停止表示されると、演出図柄が再変動表示される。このとき、再変動表示の回数が多くなるほど、大当たりの当選の期待値が高くなるように設定されており、遊技者は、演出図柄の再変動表示を示す組み合わせで仮停止表示されることを期待しながら、演出を見守ることとなる。
In recent years, for example, as shown in
しかしながら、上記の擬似連演出では、演出図柄の再変動表示の回数ばかりが遊技者に注目されてしまう結果、演出図柄の再変動表示の回数がある程度積み重ねられるまでは、遊技者の期待感を高めることができず、演出が間延びしてしまい、演出効果が低下するといった課題がある。 However, in the above-described pseudo-continuous production, only the number of re-variable display of the effect symbol is noticed by the player, so that the player's expectation is increased until the number of re-variation display of the effect symbol is accumulated to some extent. However, there is a problem that the production is delayed and the production effect is reduced.
本発明は、演出の間延びを抑制して高い演出効果を発揮することができる遊技機を提供することを目的とする。 An object of this invention is to provide the gaming machine which can exhibit the high production effect by suppressing the delay of production.
上記課題を解決するために、本発明の遊技機は、始動条件の成立により、遊技者に有利な大役遊技の実行可否を決定する大役遊技実行決定手段と、前記大役遊技実行決定手段の決定に基づき、画像表示部に表示される変動演出画像によって前記大役遊技の実行可否を示唆または報知する変動演出の実行態様を決定する変動演出決定手段と、前記変動演出決定手段によって決定された実行態様で前記変動演出を実行する変動演出実行手段と、を備え、前記変動演出の実行態様には、変動演出中に、前記変動演出画像の複数の表示パターンのいずれかに対応する複数種類の特定画像のうちのいずれかが1回もしくは複数回、前記画像表示部に表示される特定実行態様が含まれ、前記特定実行態様の変動演出において前記特定画像が前記画像表示部に表示されると、該特定画像に対応する表示パターンの変動演出画像が、当該変動演出または当該変動演出の次回以降の変動演出中に表示され、1回の変動演出中に2種類以上の前記特定画像が表示される場合、該1回の変動演出中に表示される特定画像のうち、最も期待値の高い特定画像に対応する表示パターンの変動演出画像が表示され、前記特定実行態様には、1回の変動演出中に1種類の前記特定画像が複数回、前記画像表示部に表示される場合が含まれることを特徴とする。 In order to solve the above-described problems, the gaming machine of the present invention is configured to determine whether or not to execute a big game that is advantageous to the player by establishing a starting condition, and to determine the big game execution decision means. Based on the variation effect image displayed on the image display unit, the variation effect determination unit that determines the execution mode of the variation effect suggesting or notifying whether or not the big game is executable, and the execution mode determined by the variation effect determination unit A variation effect execution means for executing the variation effect, and the execution mode of the variation effect includes a plurality of types of specific images corresponding to any one of the plurality of display patterns of the variation effect image during the variation effect. A specific execution mode in which any one of them is displayed once or a plurality of times on the image display unit is included, and the specific image is displayed in the image display unit in a variation effect of the specific execution mode. When displayed, the variation effect image of the display pattern corresponding to the specific image is displayed during the variation effect or the variation effect after the next of the variation effect, and two or more types of the identification are performed during one variation effect. When the image is displayed, the variation effect image of the display pattern corresponding to the specific image having the highest expected value among the specific images displayed during the one variation effect is displayed . one of the specific image multiple times during a single presentation of the variation, characterized Rukoto and cases to be displayed on the image display unit.
本発明によれば、演出の間延びを抑制して高い演出効果を発揮することができる。 According to the present invention, it is possible to exhibit a high effect by suppressing the delay of the effect.
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. The dimensions, materials, and other specific numerical values shown in the embodiments are merely examples for facilitating the understanding of the invention, and do not limit the present invention unless otherwise specified. In the present specification and drawings, elements having substantially the same function and configuration are denoted by the same reference numerals, and redundant description is omitted, and elements not directly related to the present invention are not illustrated. To do.
本発明の実施形態の理解を容易にするため、まず、遊技機の機械的構成および電気的構成を簡単に説明し、その後、各基板における具体的な処理を説明する。 In order to facilitate understanding of the embodiment of the present invention, first, the mechanical configuration and electrical configuration of the gaming machine will be briefly described, and then specific processing on each board will be described.
図1は、本実施形態の遊技機100の斜視図であり、扉が開放された状態を示している。図示のように、遊技機100は、略矩形状に組まれた四辺によって囲繞空間が形成される外枠102と、この外枠102にヒンジ機構によって開閉自在に取り付けられた中枠104と、この中枠104に、ヒンジ機構によって開閉自在に取り付けられた前枠106と、を備えている。
FIG. 1 is a perspective view of the
中枠104は、外枠102と同様に、略矩形状に組まれた四辺によって囲繞空間が形成されており、この囲繞空間に遊技盤108が保持されている。また、前枠106には、ガラス製または樹脂製の透過板110が保持されている。そして、これら中枠104および前枠106を外枠102に対して閉じると、遊技盤108と透過板110とが所定の間隔を維持して略平行に対面するとともに、遊技機100の正面側から、透過板110を介して遊技盤108が視認可能となる。
As with the
図2は、遊技機100の正面図である。この図に示すように、前枠106の下部には、遊技機100の正面側に突出する操作ハンドル112が設けられている。この操作ハンドル112は、遊技者が回転操作可能に設けられており、遊技者が操作ハンドル112を回転させて発射操作を行うと、当該操作ハンドル112の回転角度に応じた強度で、不図示の発射機構によって遊技球が発射される。このようにして発射された遊技球は、遊技盤108に設けられたレール114a、114b間を上昇して遊技領域116に導かれることとなる。
FIG. 2 is a front view of the
遊技領域116は、遊技盤108と透過板110との間隔に形成される空間であって、遊技球が流下または転動可能な領域である。遊技盤108には、多数の釘や風車が設けられており、遊技領域116に導かれた遊技球が釘や風車に衝突して、不規則な方向に流下、転動するようにしている。
The
遊技領域116は、発射機構の発射強度に応じて遊技球の進入度合いを互いに異にする第1遊技領域116aおよび第2遊技領域116bを備えている。第1遊技領域116aは、遊技機100に正対した遊技者から見て遊技領域116の左側に位置し、第2遊技領域116bは、遊技機100に正対した遊技者から見て遊技領域116の右側に位置している。レール114a、114bが遊技領域116の左側にあることから、発射機構によって所定の強度未満の発射強度で発射された遊技球は第1遊技領域116aに進入し、所定の強度以上の発射強度で発射された遊技球は第2遊技領域116bに進入することとなる。
The
また、遊技領域116には、遊技球が入球可能な一般入賞口118、第1始動口120、第2始動口122が設けられており、これら一般入賞口118、第1始動口120、第2始動口122に遊技球が入球すると、それぞれ所定の賞球が遊技者に払い出される。
In addition, the
なお、詳しくは後述するが、第1始動口120内には第1の始動領域が設けられ、また、第2始動口122内には第2の始動領域が設けられている。そして、第1始動口120または第2始動口122に遊技球が入球して第1の始動領域または第2の始動領域に遊技球が進入すると、予め設けられた複数の特別図柄の中からいずれか1の特別図柄を決定するための抽選が行われる。各特別図柄には、遊技者にとって有利な大役遊技の実行可否や、以後の遊技状態をどのような遊技状態にするかといった種々の遊技利益が対応付けられている。したがって、遊技者は、第1始動口120または第2始動口122に遊技球が入球すると、所定の賞球を獲得するのと同時に、種々の遊技利益を受ける権利獲得の機会を獲得することとなる。
As will be described in detail later, a first start region is provided in the
また、第2始動口122には、可動片122bが開閉可能に設けられており、この可動片122bの状態に応じて、第2始動口122への遊技球の進入容易性が変化するようになっている。具体的には、可動片122bが閉状態にあるときには、第2始動口122への遊技球の入球が不可能となっている。これに対して、遊技領域116に設けられたゲート124内の進入領域を遊技球が通過すると、後述する普通図柄の抽選が行われ、この抽選によって当たりに当選すると、可動片122bが所定時間、開状態に制御される。このように、可動片122bが開状態になると、当該可動片122bが遊技球を第2始動口122に導く受け皿として機能し、第2始動口122への遊技球の入球が容易となる。なお、ここでは、第2始動口122が閉状態にあるときに、当該第2始動口122への遊技球の入球が不可能であることとしたが、第2始動口122が閉状態にある場合にも一定の頻度で遊技球が入球可能となるように構成してもよい。
The
さらに、遊技領域116には、遊技球が入球可能な大入賞口128が設けられている。この大入賞口128には、開閉扉128bが開閉可能に設けられており、通常、開閉扉128bが大入賞口128を閉鎖して、大入賞口128への遊技球の入球が不可能となっている。これに対して、前述の大役遊技が実行されると、開閉扉128bが開放されて、大入賞口128への遊技球の入球が可能となる。そして、大入賞口128に遊技球が入球すると、所定の賞球が遊技者に払い出される。
Furthermore, the
なお、遊技領域116の最下部には、一般入賞口118、第1始動口120、第2始動口122、大入賞口128のいずれにも入球しなかった遊技球を、遊技領域116から遊技盤108の背面側に排出する排出口130が設けられている。
At the bottom of the
そして、遊技機100には、遊技の進行中等に演出を行う演出装置として、液晶表示装置からなる演出表示装置200、可動装置からなる演出役物装置202、さまざまな点灯態様や発光色に制御されるランプからなる演出照明装置204、スピーカからなる音声出力装置206、遊技者の操作を受け付ける演出操作装置208(演出操作部)が設けられている。
The
演出表示装置200は、画像を表示する画像表示部からなる演出表示部200aを備えており、この演出表示部200aを、遊技盤108の略中央部分において、遊技機100の正面側から視認可能に配置している。この演出表示部200aには、図示のように演出図柄210a、210b、210cが変動表示され、これら各演出図柄210a、210b、210cの停止表示態様によって大役抽選結果が遊技者に報知される変動演出が実行されることとなる。
The
演出役物装置202は、演出表示部200aよりも前面に配置され、通常、遊技盤108の背面側に退避しているが、上記の演出図柄210a、210b、210cの変動表示中などに、演出表示部200aの前面まで可動して、遊技者に大当たりの期待感を付与するものである。
The
演出照明装置204は、演出役物装置202や遊技盤108等に設けられており、演出表示部200aに表示される画像等に合わせて、さまざまに点灯制御される。
The
音声出力装置206は、前枠106の上部位置や外枠102の最下部位置に設けられ、演出表示部200aに表示される画像等に合わせて、遊技機100の正面側に向けてさまざまな音声を出力する。
The
演出操作装置208は、遊技者の押下操作を受け付けるボタンや回転操作を受け付けるダイヤルで構成され、遊技機100の幅方向略中央位置であって、かつ、透過板110よりも下方位置に設けられている。この演出操作装置208は、演出表示部200aに表示される画像等に合わせて有効化されるものであり、操作有効時間内に遊技者の操作を受け付けると、当該操作に応じて、さまざまな演出が実行される。
The
なお、図中符号132は、遊技機100から払い出される賞球や、遊技球貸出装置から貸し出される遊技球が導かれる上皿であり、この上皿132が遊技球で一杯になると、遊技球は下皿134に導かれることとなる。また、この下皿134の底面には、当該下皿134から遊技球を排出するための球抜き孔(不図示)が形成されている。この球抜き孔は、通常、開閉板(不図示)によって閉じられているが、球抜きつまみ134aを図中左右方向にスライドさせることにより、当該球抜きつまみ134aと一体となって開閉板がスライドし、球抜き孔から下皿134の下方に遊技球を排出することが可能となっている。
Note that
また、遊技盤108には、遊技領域116の外方であって、かつ、遊技者が視認可能な位置に、第1特別図柄表示器160、第2特別図柄表示器162、第1特別図柄保留表示器164、第2特別図柄保留表示器166、普通図柄表示器168、普通図柄保留表示器170、右打ち報知表示器172が設けられている。これら各表示器160〜172は、遊技に係る種々の状況を表示するための装置であるが、その詳細については後述する。
Further, the
(制御手段の内部構成)
図3は、遊技の進行を制御する制御手段の内部構成を示すブロック図である。
(Internal structure of control means)
FIG. 3 is a block diagram showing the internal configuration of the control means for controlling the progress of the game.
主制御基板300は遊技の基本動作を制御する。この主制御基板300は、メインCPU300a、メインROM300b、メインRAM300cを備えている。メインCPU300aは、各検出スイッチやタイマからの入力信号に基づいて、メインROM300bに格納されたプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、各装置や表示器を直接制御したり、あるいは演算処理の結果に応じて他の基板にコマンドを送信したりする。メインRAM300cは、メインCPU300aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。
The
上記主制御基板300には、一般入賞口118に遊技球が入球したことを検出する一般入賞口検出スイッチ118s、第1始動口120に遊技球が入球したことを検出する第1始動口検出スイッチ120s、第2始動口122に遊技球が入球したことを検出する第2始動口検出スイッチ122s、ゲート124を遊技球が通過したことを検出するゲート検出スイッチ124s、大入賞口128に遊技球が入球したことを検出する大入賞口検出スイッチ128sが接続されており、これら各検出スイッチから主制御基板300に検出信号が入力されるようになっている。
The
また、主制御基板300には、第2始動口122の可動片122bを作動する普通電動役物ソレノイド122cと、大入賞口128を開閉する開閉扉128bを作動する大入賞口ソレノイド128cと、が接続されており、主制御基板300によって、第2始動口122および大入賞口128の開閉制御がなされるようになっている。
Further, the
さらに、主制御基板300には、第1特別図柄表示器160、第2特別図柄表示器162、第1特別図柄保留表示器164、第2特別図柄保留表示器166、普通図柄表示器168、普通図柄保留表示器170、右打ち報知表示器172が接続されており、主制御基板300によって、これら各表示器の表示制御がなされるようになっている。
Further, the
また、本実施形態の遊技機100は、主に第1始動口120または第2始動口122への遊技球の入球によって開始される特別遊技と、ゲート124を遊技球が通過することによって開始される普通遊技とに大別される。そして、主制御基板300のメインROM300bには、特別遊技および普通遊技を進行するための種々のプログラムや、各種の遊技に必要なデータ、テーブルが記憶されている。
In addition, the
また、主制御基板300には、払出制御基板310および副制御基板330が接続されている。
The
払出制御基板310は、遊技球を発射させるための制御、および、賞球を払い出すための制御を行う。この払出制御基板310も、CPU、ROM、RAMを備えており、主制御基板300に対して双方向に通信可能に接続されている。この払出制御基板310には遊技情報出力端子板312が接続されており、主制御基板300から出力される遊技進行上の種々の情報が、払出制御基板310および遊技情報出力端子板312を介して、遊技店のホールコンピュータ等に出力されることとなる。
The
また、払出制御基板310には、貯留部に貯留された遊技球を賞球として遊技者に払い出すための払出モータ314が接続されている。払出制御基板310は、主制御基板300から送信された払出個数指定コマンドに基づいて払出モータ314を制御して所定の賞球を遊技者に払い出すように制御する。このとき、払い出された遊技球数が払出球計数スイッチ316sによって検出され、払い出すべき賞球が遊技者に払い出されたかが把握されるようになっている。
The
また、払出制御基板310には、下皿134の満タン状態を検出する皿満タン検出スイッチ318sが接続されている。この皿満タン検出スイッチ318sは、賞球として払い出される遊技球を下皿134に導く通路に設けられており、遊技球検出信号が払出制御基板310に入力されるようになっている。
Further, a dish full
そして、下皿134に所定量以上の遊技球が貯留されて満タン状態になると、下皿134に向かう通路内に遊技球が滞留し、皿満タン検出スイッチ318sから払出制御基板310に向けて、遊技球検出信号が連続的に入力される。払出制御基板310は、遊技球検出信号が所定時間連続して入力された場合に、下皿134が満タン状態であると判断し、皿満タンコマンドを主制御基板300に送信する。一方、皿満タンコマンドを送信した後、遊技球検出信号の連続入力が途絶えた場合には、満タン状態が解除されたと判断し、皿満タン解除コマンドを主制御基板300に送信する。
When a predetermined amount or more of the game balls are stored in the
また、払出制御基板310には、遊技球の発射制御を行う発射制御回路320が設けられている。払出制御基板310には、操作ハンドル112に設けられ、当該操作ハンドル112に遊技者が触れたことを検出するタッチセンサ112sと、操作ハンドル112の操作角度を検出する操作ボリューム112aと、が接続されている。そして、タッチセンサ112sおよび操作ボリューム112aから信号が入力されると、発射制御回路320において、遊技球発射装置に設けられた発射用ソレノイド112cを通電して遊技球を発射させる制御がなされる。
Further, the
副制御基板330は、主に遊技中や待機中等の各演出を制御する。この副制御基板330は、サブCPU330a、サブROM330b、サブRAM330cを備えており、主制御基板300に対して、当該主制御基板300から副制御基板330への一方向に通信可能に接続されている。サブCPU330aは、主制御基板300から送信されたコマンドやタイマからの入力信号等に基づいて、サブROM330bに格納されたプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、演出を実行制御する。このとき、サブRAM330cは、サブCPU330aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。
The
具体的には、副制御基板330では、サブCPU330a、サブROM330b、サブRAM330cが協働して、サブメイン332、画像制御部334、役物制御部336、照明制御部338、音声制御部340として機能する。サブメイン332は、各種入力コマンドに応じて、実行する演出の内容を決定したり、演出の実行を管理、統括したりする。画像制御部334は、上記演出表示部200aに画像を表示させる画像表示制御を行う。サブROM330bには、演出表示部200aに表示される図柄や背景、字幕等の画像データが多数格納されており、画像制御部334が、画像データをサブROM330bから不図示のVRAMに読み出して、演出表示部200aの画像表示を制御する。
Specifically, in the
また、役物制御部336は演出役物装置202を可動制御し、照明制御部338は演出照明装置204を点灯制御する。また、音声制御部340は、上記音声出力装置206から音声を出力させる音声出力制御を行う。サブROM330bには、音声出力装置206から出力される音声や楽曲等の音声データが多数格納されており、音声制御部340が、音声データをサブROM330bから読み出して、音声出力装置206の音声出力を制御する。
In addition, the
さらに、副制御基板330では、演出操作装置208が押下操作または回転操作されたことを検出する演出操作装置検出スイッチ208s(操作検出部)から操作検出信号が入力された際に、所定の演出を実行する。
Further, the
なお、各基板には、不図示の電源基板が接続されており、電源基板を介して商用電源から各基板に電力供給がなされている。また、電源基板にはコンデンサからなるバックアップ電源が設けられている。 Note that a power supply board (not shown) is connected to each board, and power is supplied to each board from a commercial power supply via the power supply board. The power supply board is provided with a backup power supply made of a capacitor.
次に、本実施形態の遊技機100における遊技について、メインROM300bに記憶されている各種テーブルと併せて説明する。
Next, games in the
前述したように、本実施形態の遊技機100は、特別遊技と普通遊技の2種類の遊技が並行して進行するものであり、これら両遊技を進行する際の遊技状態として、低確率遊技状態または高確率遊技状態のいずれかの遊技状態と、非時短遊技状態または時短遊技状態のいずれかの遊技状態と、が組み合わされたいずれかの遊技状態にて遊技が進行する。
As described above, in the
各遊技状態の詳細については後述するが、低確率遊技状態というのは、大入賞口128が開放される大役遊技を実行する権利獲得の確率が低く設定された遊技状態であり、高確率遊技状態というのは、大役遊技を実行する権利獲得の確率が高く設定された遊技状態である。
Although the details of each gaming state will be described later, the low probability gaming state is a gaming state in which the probability of acquiring a right to execute a major game in which the
また、非時短遊技状態というのは、可動片122bが開状態になりにくく、第2始動口122に遊技球が入球しにくい遊技状態であり、時短遊技状態というのは、非時短遊技状態よりも可動片122bが開状態になりやすく、第2始動口122に遊技球が入球しやすい遊技状態である。なお、遊技機100の初期状態は、低確率遊技状態および非時短遊技状態に設定され、この遊技状態を本実施形態では通常遊技状態と称する。
The non-short game state is a game state in which the
遊技者が操作ハンドル112を操作して遊技領域116に遊技球を発射させるとともに、遊技領域116を流下する遊技球が第1始動口120または第2始動口122に入球すると、遊技者に遊技利益を付与するか否かの抽選(以下、「大役抽選」という)が行われる。この大役抽選において、大当たりに当選すると、大入賞口128が開放されるとともに当該大入賞口128への遊技球の入球が可能となる大役遊技が実行され、また、当該大役遊技の終了後の遊技状態が、上記のいずれかの遊技状態に設定される。以下では、大役抽選方法について説明する。
When the player operates the operation handle 112 to fire a game ball in the
なお、詳しくは後述するが、第1始動口120または第2始動口122に遊技球が入球すると、大役抽選に係る種々の乱数値(大当たり決定乱数、当たり図柄乱数、リーチグループ決定乱数、リーチモード決定乱数、変動パターン乱数)が取得されるとともに、これら各乱数値がメインRAM300cの特図保留記憶領域に記憶される。以下では、第1始動口120に遊技球が入球して特図保留記憶領域に記憶された種々の乱数を総称して特1保留とよび、第2始動口122に遊技球が入球して特図保留記憶領域に記憶された種々の乱数を総称して特2保留とよぶ。
As will be described in detail later, when a game ball enters the
メインRAM300cの特図保留記憶領域は、第1特図保留記憶領域と第2特図保留記憶領域とを備えている。第1特図保留記憶領域および第2特図保留記憶領域は、それぞれ4つの記憶部(第1〜第4記憶部)を有している。そして、第1始動口120に遊技球が入球すると、特1保留を第1特図保留記憶領域の第1記憶部から順に記憶し、第2始動口122に遊技球が入球すると、特2保留を第2特図保留記憶領域の第1記憶部から順に記憶する。
The special figure reservation storage area of the
例えば、第1始動口120に遊技球が入球したとき、第1特図保留記憶領域の第1〜第4記憶部のいずれにも保留が記憶されていない場合には、第1記憶部に特1保留を記憶する。また、例えば、第1記憶部〜第3記憶部に特1保留が記憶されている状態で、第1始動口120に遊技球が入球した場合には、特1保留を第4記憶部に記憶する。また、第2始動口122に遊技球が入球した場合にも、上記と同様に、第2特図保留記憶領域の第1記憶部〜第4記憶部の中で、特2保留が記憶されていない、最も番号(序数)の小さい記憶部に特2保留が記憶される。
For example, when a game ball enters the
ただし、第1特図保留記憶領域および第2特図保留記憶領域に記憶可能な特1保留数(X1)および特2保留数(X2)は、それぞれ4つに設定されている。したがって、例えば、第1始動口120に遊技球が入球したときに、第1特図保留記憶領域に既に4つの特1保留が記憶されている場合には、当該第1始動口120への遊技球の入球によって新たに特1保留が記憶されることはない。同様に、第2始動口122に遊技球が入球したときに、第2特図保留記憶領域に既に4つの特2保留が記憶されている場合には、当該第2始動口122への遊技球の入球によって新たに特2保留が記憶されることはない。
However, the number of special 1 reservations (X1) and the number of special 2 reservations (X2) that can be stored in the first special figure reservation storage area and the second special figure reservation storage area are each set to four. Therefore, for example, when a game ball enters the first start opening 120, if four special 1 reservations are already stored in the first special figure storage area,
図4は、大当たり決定乱数判定テーブルを説明する図である。第1始動口120または第2始動口122に遊技球が入球すると、0〜65535の範囲内から1つの大当たり決定乱数が取得される。そして、大役抽選を開始するとき、すなわち、大当たりの判定を行うときの遊技状態に応じて大当たり決定乱数判定テーブルが選択され、当該選択された大当たり決定乱数判定テーブルと取得された大当たり決定乱数とによって大役抽選が行われる。
FIG. 4 is a diagram illustrating a jackpot determination random number determination table. When a game ball enters the
低確率遊技状態において、特1保留および特2保留について大役抽選を開始する場合には、図4(a)に示すように、低確時大当たり決定乱数判定テーブルが参照される。この低確時大当たり決定乱数判定テーブルによれば、大当たり決定乱数が10001〜10164であった場合に大当たりと判定し、その他の大当たり決定乱数であった場合にはハズレと判定する。したがって、この場合の大当たり確率は約1/399.6となる。 In the low-probability game state, when starting the big lottery for special 1 hold and special 2 hold, as shown in FIG. 4A, the low probability big hit decision random number determination table is referred. According to the low probability jackpot determined random number determination table, when the jackpot determined random number is 10001 to 10164, it is determined to be a jackpot, and when it is any other jackpot determined random number, it is determined to be lost. Therefore, the jackpot probability in this case is about 1 / 399.6.
また、高確率遊技状態において、特1保留および特2保留について大役抽選を開始する場合には、図4(b)に示すように、高確時大当たり決定乱数判定テーブルが参照される。この高確時大当たり決定乱数判定テーブルによれば、大当たり決定乱数が10001〜11640であった場合に大当たりと判定し、その他の大当たり決定乱数であった場合にはハズレと判定する。したがって、この場合の大当たり確率は約1/39.96となる。このように、高確率遊技状態である場合には、低確率遊技状態である場合に比べて、大当たり確率が10倍となる。なお、低確率遊技状態において「大当たり」となる大当たり決定乱数(10001〜10164)は、高確率遊技状態においても「大当たり」となる。 Also, in the high-probability gaming state, when starting the big role lottery for special 1 hold and special 2 hold, as shown in FIG. According to the high-accuracy jackpot determination random number determination table, if the jackpot determination random number is 10001-1640, it is determined to be a jackpot, and if it is any other jackpot determination random number, it is determined to be lost. Therefore, the jackpot probability in this case is about 1 / 39.96. Thus, in the case of a high probability gaming state, the jackpot probability is 10 times that in the case of a low probability gaming state. Note that the jackpot determination random number (10001 to 10164) that becomes “big hit” in the low probability gaming state becomes “big hit” even in the high probability gaming state.
図5は、当たり図柄乱数判定テーブルを説明する図である。第1始動口120または第2始動口122に遊技球が入球すると、0〜99の範囲内から1つの当たり図柄乱数が取得される。そして、上記の大役抽選により「大当たり」の判定結果が導出された場合に、取得している当たり図柄乱数と当たり図柄乱数判定テーブルとによって、特別図柄の種別が決定される。このとき、特1保留によって「大当たり」に当選した場合には、図5(a)に示すように、特1用当たり図柄乱数判定テーブルが選択され、特2保留によって「大当たり」に当選した場合には、図5(b)に示すように、特2用当たり図柄乱数判定テーブルが選択される。以下では、当たり図柄乱数によって決定される特別図柄、すなわち、大当たりの判定結果が得られた場合に決定される特別図柄を大当たり図柄とよび、ハズレの判定結果が得られた場合に決定される特別図柄をハズレ図柄とよぶ。
FIG. 5 is a diagram for explaining the winning symbol random number determination table. When a game ball enters the
図5(a)に示す特1用当たり図柄乱数判定テーブル、および、図5(b)に示す特2用当たり図柄乱数判定テーブルによれば、取得した当たり図柄乱数の値に応じて、図示のとおり、特別図柄の種別(大当たり図柄)が決定される。具体的には、図5(a)に示す特1用当たり図柄乱数判定テーブルによれば、当たり図柄乱数が0〜19であれば特別図柄Aが決定される。同様に、当たり図柄乱数が20〜39であれば特別図柄Bが決定され、当たり図柄乱数が40〜59であれば特別図柄Cが決定され、当たり図柄乱数が60〜69であれば特別図柄Dが決定され、当たり図柄乱数が70〜79であれば特別図柄Eが決定され、当たり図柄乱数が80〜89であれば特別図柄Fが決定され、当たり図柄乱数が90〜92であれば特別図柄Gが決定され、当たり図柄乱数が93〜95であれば特別図柄Hが決定され、当たり図柄乱数が96〜97であれば特別図柄Iが決定され、当たり図柄乱数が98〜99であれば特別図柄Jが決定される。 According to the special symbol random number determination table for special 1 shown in FIG. 5 (a) and the special random number determination table for special 2 shown in FIG. 5 (b), depending on the value of the acquired random symbol random number, As described above, the type of special symbol (big hit symbol) is determined. Specifically, according to the special symbol random number determination table for special 1 shown in FIG. 5A, if the winning symbol random number is 0 to 19, the special symbol A is determined. Similarly, if the winning symbol random number is 20 to 39, the special symbol B is determined, if the winning symbol random number is 40 to 59, the special symbol C is determined, and if the winning symbol random number is 60 to 69, the special symbol D is determined. If the winning symbol random number is 70 to 79, the special symbol E is determined. If the winning symbol random number is 80 to 89, the special symbol F is determined. If the winning symbol random number is 90 to 92, the special symbol E is determined. G is determined, special symbol H is determined if the winning symbol random number is 93 to 95, special symbol I is determined if the winning symbol random number is 96 to 97, and special symbol I is determined if the winning symbol random number is 98 to 99 Symbol J is determined.
また、図5(b)に示す特2用当たり図柄乱数判定テーブルによれば、当たり図柄乱数が0〜19であれば特別図柄Aが決定され、当たり図柄乱数が20〜24であれば特別図柄Bが決定され、当たり図柄乱数が25〜29であれば特別図柄Cが決定され、当たり図柄乱数が30〜34であれば特別図柄Dが決定され、当たり図柄乱数が35〜44であれば特別図柄Eが決定され、当たり図柄乱数が45〜69であれば特別図柄Fが決定され、当たり図柄乱数が70〜74であれば特別図柄Gが決定され、当たり図柄乱数が75〜79であれば特別図柄Hが決定され、当たり図柄乱数が80〜89であれば特別図柄Iが決定され、当たり図柄乱数が90〜99であれば特別図柄Jが決定される。 In addition, according to the special symbol random number determination table for special 2 shown in FIG. 5B, the special symbol A is determined if the winning symbol random number is 0 to 19, and the special symbol is determined if the winning symbol random number is 20 to 24. If B is determined and the winning symbol random number is 25 to 29, the special symbol C is determined. If the winning symbol random number is 30 to 34, the special symbol D is determined. If the winning symbol random number is 35 to 44, the special symbol C is determined. If the symbol E is determined, the special symbol F is determined if the winning symbol random number is 45 to 69, the special symbol G is determined if the winning symbol random number is 70 to 74, and if the winning symbol random number is 75 to 79 The special symbol H is determined. If the winning symbol random number is 80 to 89, the special symbol I is determined. If the winning symbol random number is 90 to 99, the special symbol J is determined.
なお、本実施形態では、各特別図柄に特別図柄停止図柄番号が対応付けられており、特別図柄Aには特別図柄停止図柄番号として「0」が対応付けられ、特別図柄Bには特別図柄停止図柄番号として「1」が対応付けられ、特別図柄Cには特別図柄停止図柄番号として「2」が対応付けられ、特別図柄Dには特別図柄停止図柄番号として「3」が対応付けられ、特別図柄Eには特別図柄停止図柄番号として「4」が対応付けられ、特別図柄Fには特別図柄停止図柄番号として「5」が対応付けられ、特別図柄Gには特別図柄停止図柄番号として「6」が対応付けられ、特別図柄Hには特別図柄停止図柄番号として「7」が対応付けられ、特別図柄Iには特別図柄停止図柄番号として「8」が対応付けられ、特別図柄Jには特別図柄停止図柄番号として「9」が対応付けられている。 In the present embodiment, a special symbol stop symbol number is associated with each special symbol, special symbol A is associated with “0” as a special symbol stop symbol number, and special symbol B is suspended with a special symbol stop. “1” is associated with the symbol number, “2” is associated with the special symbol C with the special symbol C, and “3” is associated with the special symbol D with the symbol “3”. Symbol E is associated with “4” as the special symbol stop symbol number, special symbol F is associated with “5” as the special symbol stop symbol number, and special symbol G is associated with “6” as the special symbol stop symbol number. ”,“ 7 ”is associated with the special symbol H as the special symbol stop symbol number,“ 8 ”is associated with the special symbol I as the special symbol stop symbol number, and the special symbol J is special. Symbol stop symbol number "9" is associated as.
また、大役抽選結果が「ハズレ」であった場合に、当該抽選結果が特1保留によって導出されたときは、抽選を行うことなくハズレ図柄として特別図柄Xが決定され、当該抽選結果が特2保留によって導出されたときは、抽選を行うことなくハズレ図柄として特別図柄Yが決定される。つまり、当たり図柄乱数判定テーブルは、大役抽選結果が「大当たり」であった場合にのみ参照され、大役抽選結果が「ハズレ」であった場合に参照されることはない。 In addition, when the lottery result is “losing” and the lottery result is derived by special 1 hold, the special symbol X is determined as the lost symbol without performing the lottery, and the lottery result is the special 2 When derived by holding, the special symbol Y is determined as a lost symbol without performing a lottery. In other words, the winning symbol random number determination table is referred to only when the big drawing lottery result is “big win”, and is not referred to when the big drawing lottery result is “lost”.
図6は、リーチグループ決定乱数判定テーブルを説明する図である。このリーチグループ決定乱数判定テーブルは複数設けられており、保留種別や保留数、さらには遊技状態に対応付けて設定される変動状態等に応じて1のテーブルが選択される。第1始動口120または第2始動口122に遊技球が入球すると、0〜10006の範囲内から1つのリーチグループ決定乱数が取得される。上記のように、大役抽選結果が導出されると、当該大役抽選結果を報知する変動演出パターンを決定する処理が行われる。本実施形態では、大役抽選結果が「ハズレ」であった場合に、変動演出パターンを決定するにあたって、まず、リーチグループ決定乱数とリーチグループ決定乱数判定テーブルとによってグループ種別が決定される。
FIG. 6 is a diagram for explaining a reach group determination random number determination table. A plurality of reach group determination random number determination tables are provided, and one table is selected according to the hold type, the hold number, and the change state set in association with the game state. When a game ball enters the
例えば、遊技状態が非時短遊技状態に設定されており、変動状態が通常1変動状態に設定されているときに、特1保留に基づいて「ハズレ」の大役抽選結果が導出された場合において、大役抽選を行うときの特1保留数(以下、単に「保留数」という)が0個であれば、図6(a)に示すように、リーチグループ決定乱数判定テーブル1が選択される。同様に、保留数が1、2個であれば、図6(b)に示すように、リーチグループ決定乱数判定テーブル2が選択され、保留数が3個であれば、図6(c)に示すように、リーチグループ決定乱数判定テーブル3が選択される。なお、図6において、グループ種別の欄に記載しているグループxは、任意のグループ番号を示している。したがって、取得したリーチグループ決定乱数と、参照するリーチグループ決定乱数判定テーブルの種類とに応じて、グループ種別として種々のグループ番号が決定されることとなる。 For example, when the gaming state is set to the non-temporary gaming state and the variation state is normally set to 1 variation state, when the lottery result of “losing” is derived based on the special 1 hold, If the special 1 holding number (hereinafter simply referred to as “holding number”) when performing the lottery lottery is 0, the reach group determination random number determination table 1 is selected as shown in FIG. Similarly, if the number of holds is 1 or 2, the reach group determination random number determination table 2 is selected as shown in FIG. 6B. If the number of holds is 3, the figure shown in FIG. As shown, the reach group determination random number determination table 3 is selected. In FIG. 6, a group x described in the group type column indicates an arbitrary group number. Therefore, various group numbers are determined as the group type according to the acquired reach group determination random number and the type of the reach group determination random number determination table to be referred to.
このように、本実施形態では、変動演出パターンを決定するためのテーブルが、設定されている遊技状態に加えて、変動状態に基づいて決定される。つまり、変動状態とは、いずれのテーブルを参照して変動演出パターンを決定するかが規定されたものであり、遊技状態とは別に設定される概念である。 Thus, in this embodiment, the table for determining the variation effect pattern is determined based on the variation state in addition to the set game state. That is, the change state is defined as which table is used to determine the change effect pattern, and is a concept set separately from the game state.
なお、大役抽選結果が「大当たり」であった場合には、変動演出パターンを決定するにあたってグループ種別を決定することはない。つまり、リーチグループ決定乱数判定テーブルは、大役抽選結果が「ハズレ」であった場合にのみ参照され、大役抽選結果が「大当たり」であった場合に参照されることはない。 In addition, when the lottery lottery result is “big hit”, the group type is not determined in determining the variation effect pattern. That is, the reach group determination random number determination table is referred to only when the big drawing lottery result is “losing”, and is not referred to when the big drawing lottery result is “big hit”.
図7は、リーチモード決定乱数判定テーブルを説明する図である。このリーチモード決定乱数判定テーブルは、大役抽選結果が「ハズレ」であった場合に選択されるハズレ時リーチモード決定乱数判定テーブルと、大役抽選結果が「大当たり」であった場合に選択される大当たり時リーチモード決定乱数判定テーブルとに大別される。なお、ハズレ時リーチモード決定乱数判定テーブルは、上記のように決定されたグループ種別ごとに設けられており、大当たり時リーチモード決定乱数判定テーブルは、遊技状態や図柄種別ごとに設けられている。また、各リーチモード決定乱数判定テーブルは、保留種別ごとに設けてもよい。ここでは、所定の遊技状態および図柄種別において参照されるグループx用ハズレ時リーチモード決定乱数判定テーブルの一例を図7(a)に示し、大当たり時リーチモード決定乱数判定テーブルの一例を図7(b)に示す。 FIG. 7 is a diagram for explaining a reach mode determination random number determination table. This reach mode determination random number determination table is a lost mode reach mode determination random number determination table that is selected when the lottery lottery result is “losing”, and a jackpot that is selected when the lottery lottery result is “big hit” The time reach mode decision random number judgment table is roughly divided. The lose time reach mode determination random number determination table is provided for each group type determined as described above, and the big hit time reach mode determination random number determination table is provided for each gaming state and symbol type. Each reach mode determination random number determination table may be provided for each hold type. Here, FIG. 7 (a) shows an example of the group x lose time reach mode determination random number determination table referred to in the predetermined game state and symbol type, and FIG. 7 (a) shows an example of the big hit time reach mode determination random number determination table. Shown in b).
第1始動口120または第2始動口122に遊技球が入球すると、0〜250の範囲内から1つのリーチモード決定乱数が取得される。そして、上記の大役抽選の結果が「ハズレ」であった場合には、図7(a)に示すように、上記のグループ種別の抽選により決定されたグループ種別に対応するハズレ時リーチモード決定乱数判定テーブルが選択され、選択されたハズレ時リーチモード決定乱数判定テーブルとリーチモード決定乱数とに基づいて、変動モード番号が決定される。また、上記の大役抽選の結果が「大当たり」であった場合には、図7(b)に示すように、読み出された遊技状態や図柄の種別に対応する大当たり時リーチモード決定乱数判定テーブルが選択され、選択された大当たり時リーチモード決定乱数判定テーブルとリーチモード決定乱数とに基づいて、変動モード番号が決定される。
When a game ball enters the
また、各リーチモード決定乱数判定テーブルにおいては、リーチモード決定乱数に、変動モード番号とともに、後述する変動パターン乱数判定テーブルが対応付けられており、変動モード番号が決定されるのと同時に、変動パターン乱数判定テーブルが決定される。なお、図7において、変動パターン乱数判定テーブルの欄に記載しているテーブルxは、任意のテーブル番号を示している。したがって、取得したリーチモード決定乱数と、参照するリーチモード決定乱数判定テーブルの種類とに応じて、変動モード番号と、変動パターン乱数判定テーブルのテーブル番号とが決定されることとなる。また、本実施形態において、変動モード番号および後述する変動パターン番号は、16進数で設定されている。以下において、16進数を示す場合には「H」を付するが、図7〜図9に○○Hと記載しているのは、16進数で示される任意の値を示すものである。 In each reach mode determination random number determination table, the reach mode determination random number is associated with a change pattern random number determination table, which will be described later, together with the change mode number, and at the same time the change mode number is determined, the change pattern A random number determination table is determined. In FIG. 7, a table x described in the column of the fluctuation pattern random number determination table indicates an arbitrary table number. Therefore, the variation mode number and the table number of the variation pattern random number determination table are determined according to the acquired reach mode determination random number and the type of the reach mode determination random number determination table to be referred to. In the present embodiment, the variation mode number and the variation pattern number described later are set in hexadecimal. In the following description, “H” is added to indicate a hexadecimal number, but “H” in FIGS. 7 to 9 indicates an arbitrary value indicated by a hexadecimal number.
以上のように、大役抽選結果が「ハズレ」であった場合には、まず、図6に示すリーチグループ決定乱数判定テーブルとリーチグループ決定乱数とによってグループ種別が決定される。そして、決定されたグループ種別と遊技状態に応じ、図7に示すハズレ時リーチモード決定乱数判定テーブルとリーチモード決定乱数とによって、変動モード番号および変動パターン乱数判定テーブルが決定される。 As described above, when the lottery lottery result is “losing”, first, the group type is determined by the reach group determination random number determination table and the reach group determination random number shown in FIG. Then, the variation mode number and the variation pattern random number determination table are determined based on the lost reach mode determination random number determination table and the reach mode determination random number shown in FIG. 7 according to the determined group type and gaming state.
一方、大役抽選結果が「大当たり」であった場合には、決定された大当たり図柄(特別図柄の種別)、大当たり当選時の遊技状態等に応じ、図7に示す大当たり時リーチモード決定乱数判定テーブルとリーチモード決定乱数とによって、変動モード番号、変動パターン乱数判定テーブルが決定されることとなる。 On the other hand, if the lottery lottery result is “big hit”, the big hit time reach mode determination random number determination table shown in FIG. 7 according to the determined big hit symbol (special symbol type), the gaming state at the time of winning the big hit, etc. And the reach mode determination random number, the change mode number and change pattern random number determination table is determined.
図8は、変動パターン乱数判定テーブルを説明する図である。ここでは、所定のテーブル番号xの変動パターン乱数判定テーブルxを示すが、変動パターン乱数判定テーブルは、この他にも、テーブル番号ごとに多数設けられている。 FIG. 8 is a diagram for explaining a variation pattern random number determination table. Here, a variation pattern random number determination table x of a predetermined table number x is shown, but many other variation pattern random number determination tables are provided for each table number.
第1始動口120または第2始動口122に遊技球が入球すると、0〜238の範囲内から1つの変動パターン乱数が取得される。そして、上記の変動モード番号と同時に決定された変動パターン乱数判定テーブルと、取得した変動パターン乱数とに基づいて、図示のように変動パターン番号が決定される。
When a game ball enters the
このように、大役抽選が行われると、大役抽選結果、決定された図柄種別、遊技状態、保留数、保留種別等に応じて、変動モード番号、変動パターン番号が決定される。これら変動モード番号、変動パターン番号は、変動演出パターンを特定するものであり、そのそれぞれに、変動演出の態様および時間が対応付けられている。 As described above, when the big character lottery is performed, the variation mode number and the variation pattern number are determined according to the result of the big character lottery, the determined symbol type, the gaming state, the number of holds, the hold type, and the like. These variation mode number and variation pattern number specify the variation effect pattern, and the variation effect mode and time are associated with each of them.
図9は、変動時間決定テーブルを説明する図である。上記のように、変動モード番号が決定されると、図9(a)に示す変動時間1決定テーブルにしたがって変動時間1が決定される。この変動時間1決定テーブルによれば、変動モード番号ごとに変動時間1が対応付けられており、決定された変動モード番号に応じて、対応する変動時間1が決定される。
FIG. 9 is a diagram for explaining the variation time determination table. As described above, when the variation mode number is determined, the
また、上記のように、変動パターン番号が決定されると、図9(b)に示す変動時間2決定テーブルにしたがって変動時間2が決定される。この変動時間2決定テーブルによれば、変動パターン番号ごとに変動時間2が対応付けられており、決定された変動パターン番号に応じて、対応する変動時間2が決定される。このようにして決定された変動時間1、2の合計時間が、大役抽選結果を報知する変動演出の時間、すなわち、変動時間となる。
As described above, when the variation pattern number is determined, the
以上のようにして変動モード番号が決定されると、当該決定された変動モード番号に対応する変動モードコマンドが副制御基板330に送信され、変動パターン番号が決定されると、当該決定された変動パターン番号に対応する変動パターンコマンドが副制御基板330に送信される。副制御基板330においては、受信した変動モードコマンドに基づいて、主に変動演出の前半の態様が決定され、受信した変動パターンコマンドに基づいて、主に変動演出の後半の態様が決定されることとなる。以下では、変動モードコマンドおよび変動パターンコマンドを総称して変動コマンドと呼ぶ場合があるが、その詳細については後述する。
When the variation mode number is determined as described above, a variation mode command corresponding to the determined variation mode number is transmitted to the
図10は、特別電動役物作動ラムセットテーブルを説明する図である。この特別電動役物作動ラムセットテーブルは、大役遊技を制御するための各種データが記憶されたものであり、大役遊技中は、この特別電動役物作動ラムセットテーブルを参照して、大入賞口ソレノイド128cが通電制御される。なお、実際は、特別電動役物作動ラムセットテーブルは、大当たり図柄の種別ごとに複数設けられており、決定された大当たり図柄の種別に応じて、対応するテーブルが大役遊技の開始時にセットされるが、ここでは、説明の都合上、1つのテーブルに全ての大当たり図柄の制御データを示す。
FIG. 10 is a diagram for explaining the special electric accessory operating ram set table. The special electric accessory actuated ram set table stores various data for controlling the major actor game. During the major actor game, the special electric accessory actuated ram set table is referred to, The
大当たり図柄である特別図柄A〜Jが決定されると、図10に示すように、特別電動役物作動ラムセットテーブルを参照して大役遊技が実行される。大役遊技は、大入賞口128が所定回数開閉される複数回のラウンド遊技で構成されている。この特別電動役物作動ラムセットテーブルによれば、特別電動役物最大作動回数(1回の大役遊技中に実行されるラウンド遊技の回数)、特別電動役物開閉切替回数(1ラウンド中の大入賞口128の開放回数)、ソレノイド通電時間(大入賞口128の開放回数ごとの大入賞口ソレノイド128cの通電時間、すなわち、1回の大入賞口128の開放時間)、規定数(1回のラウンド遊技における大入賞口128への最大入賞可能数)が、大役遊技の制御データとして、大当たり図柄の種別ごとに、図示のように予め記憶されている。
When the special symbols A to J, which are jackpot symbols, are determined, as shown in FIG. 10, the big game is executed with reference to the special electric accessory actuated ram set table. The big game is composed of a plurality of round games in which the grand
この特別電動役物作動ラムセットテーブルによれば、特別図柄A、Bが決定された場合には、大役遊技としてラウンド遊技が4回実行され、特別図柄Cが決定された場合には、大役遊技としてラウンド遊技が6回実行され、特別図柄Dが決定された場合には、大役遊技としてラウンド遊技が8回実行され、特別図柄Eが決定された場合には、大役遊技としてラウンド遊技が10回実行され、特別図柄F〜Jが決定された場合には、大役遊技としてラウンド遊技が15回実行される。以下では、ラウンド遊技が4回実行される大役遊技を4R大役遊技と呼び、ラウンド遊技が6回実行される大役遊技を6R大役遊技と呼び、ラウンド遊技が8回実行される大役遊技を8R大役遊技と呼び、ラウンド遊技が10回実行される大役遊技を10R大役遊技と呼び、ラウンド遊技が15回実行される大役遊技を15R大役遊技と呼ぶ。なお、本実施形態では、全てのラウンド遊技において、ソレノイド通電時間が29.0秒に設定され、規定数が8個に設定されている。したがって、遊技者は、ラウンド遊技回数が多くなるほど、多量の賞球を獲得することができる。 According to this special electric accessory actuating ram set table, when the special symbols A and B are determined, the round game is executed four times as the main character game, and when the special symbol C is determined, the main character game When the round game is executed 6 times and the special symbol D is determined, the round game is executed 8 times as the main character game. When the special symbol E is determined, the round game is 10 times as the main character game. When it is executed and the special symbols F to J are determined, the round game is executed 15 times as the big game. In the following, a big game in which a round game is executed four times is called a 4R big game, a big game in which a round game is executed six times is called a 6R big game, and a big game in which a round game is executed eight times is called an 8R big game Called a game, a big game in which a round game is executed 10 times is called a 10R big game, and a big game in which a round game is executed 15 times is called a 15R big game. In this embodiment, in all round games, the solenoid energization time is set to 29.0 seconds, and the specified number is set to eight. Therefore, the player can acquire a large amount of prize balls as the number of round games increases.
図11は、大役遊技の終了後の遊技状態を設定するための遊技状態設定テーブルを説明する図である。図11に示すとおり、特別図柄Aが決定された場合には、大役遊技の終了後に低確率遊技状態に設定され、特別図柄B〜Jが決定された場合には、大役遊技の終了後に高確率遊技状態に設定されるとともに、高確率遊技状態の継続回数(以下、「高確回数」という)は10000回に設定される。これは、大役抽選結果が10000回確定するまでの間、高確率遊技状態が継続することを意味している。ただし、上記した高確回数は1の高確率遊技状態における最大継続回数を示すものであり、上記の継続回数に到達するまでの間に大当たりに当選した場合には、再度、遊技状態の設定が行われることとなる。したがって、大役遊技の終了後に高確率遊技状態に設定された場合に、当該高確率遊技状態において大当たりの抽選結果が導出されることなく、ハズレの抽選結果が10000回導出されると、低確率遊技状態に遊技状態が変更されることとなる。 FIG. 11 is a diagram for explaining a game state setting table for setting a game state after the end of the big game. As shown in FIG. 11, when the special symbol A is determined, it is set to the low probability gaming state after the end of the big game, and when the special symbols B to J are determined, the high probability is set after the end of the main character game. In addition to being set to the gaming state, the number of continuations of the high probability gaming state (hereinafter referred to as “high probability number”) is set to 10,000 times. This means that the high-probability gaming state continues until the big-game lottery result is determined 10,000 times. However, the above-mentioned high-accuracy count indicates the maximum number of continuations in the high probability gaming state of 1. If the jackpot is won before reaching the above continuation count, the gaming state is set again. Will be done. Accordingly, when the high probability gaming state is set after the end of the big game, if the lottery lottery result is derived 10,000 times without deriving the jackpot lottery result in the high probability gaming state, the low probability game The gaming state will be changed to the state.
また、特別図柄A〜Jが決定された場合には、大役遊技の終了後に時短遊技状態に設定される。具体的には、特別図柄Aが決定された場合には、大役遊技の終了後に時短遊技状態に設定されるとともに、このとき、時短遊技状態の継続回数(以下、「時短回数」という)は50回に設定される。これは、大役抽選結果が50回確定するまでの間、時短遊技状態が継続することを意味している。ただし、上記した時短回数は1の時短遊技状態における最大継続回数を示すものであり、上記の継続回数に到達するまでの間に大当たりに当選した場合には、再度、遊技状態の設定が行われることとなる。また、特別図柄B〜Jが決定された場合には、大役遊技の終了後に時短遊技状態に設定されるとともに、時短回数が10000回に設定される。 In addition, when the special symbols A to J are determined, the short time gaming state is set after the end of the big game. Specifically, when the special symbol A is determined, it is set to the short-time gaming state after the end of the big game, and at this time, the number of continuations of the short-time gaming state (hereinafter referred to as “short-time number”) is 50. Set to times. This means that the short-time gaming state continues until the big game lottery result is confirmed 50 times. However, the above short time count indicates the maximum number of continuations in the short time gaming state of 1, and if the big win is won before reaching the above continuation number of times, the gaming state is set again. It will be. Further, when the special symbols B to J are determined, the short-time game state is set after the end of the big game, and the short-time number is set to 10,000.
なお、ここでは、大当たり図柄の種別に応じて、大役遊技の終了後の遊技状態および時短回数を設定することとしたが、大当たり図柄の種別と大当たり当選時の遊技状態との双方に応じて、遊技状態や時短回数を設定してもよい。 In this case, according to the type of the jackpot symbol, the game state after the end of the big game and the number of times are set, but depending on both the type of jackpot symbol and the game state at the time of the jackpot winning, You may set a gaming state and the number of time savings.
図12は、当たり決定乱数判定テーブルを説明する図である。遊技領域116を流下する遊技球がゲート124を通過すると、第2始動口122の可動片122bを通電制御するか否かが対応付けられた普通図柄の判定処理(以下、「普図抽選」という)が行われる。
FIG. 12 is a diagram for explaining the hit determination random number determination table. When a game ball flowing down the
なお、詳しくは後述するが、遊技球がゲート124を通過すると、0〜99の範囲内から1つの当たり決定乱数が取得されるとともに、この乱数値がメインRAM300cの普図保留記憶領域に4つを上限として記憶される。つまり、普図保留記憶領域は、当たり決定乱数をセーブする4つの記憶部を備えている。したがって、普図保留記憶領域の4つの記憶部全てに当たり決定乱数が記憶された状態で、遊技球がゲート124を通過した場合には、当該遊技球の通過に基づいて当たり決定乱数が記憶されることはない。以下では、ゲート124を遊技球が通過して普図保留記憶領域に記憶された当たり決定乱数を普図保留とよぶ。
As will be described in detail later, when the game ball passes through the
非時短遊技状態において普図抽選を開始する場合には、図12(a)に示すように、非時短遊技状態用当たり決定乱数判定テーブルが参照される。この非時短遊技状態用当たり決定乱数判定テーブルによれば、当たり決定乱数が0であった場合に、普通図柄の種別として当たり図柄が決定され、当たり決定乱数が1〜99であった場合に、普通図柄の種別としてハズレ図柄が決定される。したがって、非時短遊技状態において当たり図柄が決定される確率、すなわち、当選確率は1/100となる。詳しくは後述するが、この普図抽選において当たり図柄が決定されると、第2始動口122の可動片122bが開状態に制御され、ハズレ図柄が決定された場合には、第2始動口122の可動片122bが閉状態に維持される。
When the general drawing lottery is started in the non-short game state, as shown in FIG. According to the per-determined random number determination table for the non-short-time gaming state, when the hit determined random number is 0, the hit symbol is determined as the normal symbol type, and when the hit determined random number is 1 to 99, The lost symbol is determined as the normal symbol type. Therefore, the probability that the winning symbol is determined in the non-short game state, that is, the winning probability is 1/100. As will be described in detail later, when the winning symbol is determined in this general drawing lottery, the
また、時短遊技状態において普図抽選を開始する場合には、図12(b)に示すように、時短遊技状態用当たり決定乱数判定テーブルが参照される。この時短遊技状態用当たり決定乱数判定テーブルによれば、当たり決定乱数が0〜98であった場合に、普通図柄の種別として当たり図柄が決定され、当たり決定乱数が99であった場合に、普通図柄の種別としてハズレ図柄が決定される。したがって、時短遊技状態において当たり図柄が決定される確率、すなわち、当選確率は99/100となる。 In addition, when the general drawing lottery is started in the short-time gaming state, as shown in FIG. According to the per-determined random number determination table for the short game state at this time, when the winning determined random number is 0 to 98, the winning symbol is determined as the normal symbol type, and when the winning determined random number is 99, A lost symbol is determined as the symbol type. Therefore, the probability that the winning symbol is determined in the short-time gaming state, that is, the winning probability is 99/100.
図13(a)は、普通図柄変動時間データテーブルを説明する図であり、図13(b)は、開閉制御パターンテーブルを説明する図である。上記のように、普図抽選が行われると、普通図柄の変動時間が決定される。普通図柄変動時間データテーブルは、普図抽選によって当たり図柄もしくはハズレ図柄が決定されたときに、当該普通図柄の変動時間を決定する際に参照されるものである。この普通図柄変動時間データテーブルによれば、遊技状態が非時短遊技状態に設定されている場合には変動時間が10秒に決定され、遊技状態が時短遊技状態に設定されている場合には変動時間が1秒に決定される。このようにして変動時間が決定されると、当該決定された時間にわたって普通図柄表示器168が変動表示(点滅表示)される。そして、当たり図柄が決定された場合には普通図柄表示器168が点灯し、ハズレ図柄が決定された場合には普通図柄表示器168が消灯する。
FIG. 13A is a diagram for explaining a normal symbol variation time data table, and FIG. 13B is a diagram for explaining an opening / closing control pattern table. As described above, when the regular drawing lottery is performed, the variation time of the normal symbol is determined. The normal symbol variation time data table is referred to when determining the variation time of the normal symbol when the winning symbol or the lost symbol is determined by the general symbol lottery. According to this normal symbol variation time data table, when the gaming state is set to the non-short-time gaming state, the variation time is determined to be 10 seconds, and when the gaming state is set to the short-time gaming state, the variation Time is determined to be 1 second. When the variation time is determined in this way, the
そして、普図抽選によって当たり図柄が決定されるとともに、普通図柄表示器168が点灯した場合には、第2始動口122の可動片122bが、図13(b)に示すように、開閉制御パターンテーブルを参照して通電制御される。なお、実際は、開閉制御パターンテーブルは、遊技状態ごとに設けられており、普通図柄が決定されたときの遊技状態に応じて、対応するテーブルが普通電動役物ソレノイド122cの通電開始時にセットされるが、ここでは、説明の都合上、1つのテーブルに各遊技状態に対応する制御データを示す。
When the winning symbol is determined by the regular symbol lottery and the
当たり図柄が決定されると、図13(b)に示すように、開閉制御パターンテーブルを参照して第2始動口122が開閉制御される。この開閉制御パターンテーブルによれば、普電開放前時間(第2始動口122の開放が開始されるまでの待機時間)、普通電動役物最大開閉切替回数(第2始動口122の開放回数)、ソレノイド通電時間(第2始動口122の開放回数ごとの普通電動役物ソレノイド122cの通電時間、すなわち、1回の第2始動口122の開放時間)、規定数(第2始動口122の全開放中における第2始動口122への最大入賞可能数)、普電閉鎖有効時間(第2始動口122の各開放間の閉鎖時間、すなわち、休止時間)、普電有効状態時間(第2始動口122の最後の開放終了からの待機時間)、普電終了ウェイト時間(普電有効状態時間の経過後、後述する普通図柄の変動表示が再開されるまでの待機時間)が、第2始動口122の制御データとして、遊技状態ごとに、図示のように予め記憶されている。
When the winning symbol is determined, the
このように、非時短遊技状態および時短遊技状態には、それぞれ、第2始動口122を開閉するための開閉制御条件が、遊技進行条件として対応付けられており、時短遊技状態においては、非時短遊技状態よりも第2始動口122に遊技球が入球しやすくなる。つまり、時短遊技状態においては、ゲート124を遊技球が通過する限りにおいて、次々と普図抽選がなされるとともに、第2始動口122が頻繁に開放状態となるため、遊技者は遊技球の費消を低減しながら、大役抽選を行うことが可能となる。
As described above, the non-time-saving gaming state and the time-saving gaming state are associated with the opening / closing control conditions for opening and closing the
なお、第2始動口122の開閉条件は、普通図柄の当選確率、普通図柄の変動表示の時間、第2始動口122の開放時間の3つの要素を規定するものである。そして、本実施形態では、この3つの要素のうち2つの要素において、非時短遊技状態よりも時短遊技状態の方を有利に設定することで、時短遊技状態の方が、非時短遊技状態よりも、第2始動口122に遊技球が入球しやすくなるように設定した。しかしながら、上記3つの要素のうち、1つまたは3つの要素について、時短遊技状態の方が、非時短遊技状態よりも有利に設定してもよい。いずれにしても、時短遊技状態の方が非時短遊技状態に比べて、少なくとも1つの要素について有利となることで、総合的に時短遊技状態の方が、非時短遊技状態よりも第2始動口122に遊技球が容易に入球するようにすればよい。つまり、遊技状態が非時短遊技状態に設定されている場合に、第1の条件にしたがって可動片122bが開閉制御され、遊技状態が時短遊技状態に設定されている場合に、第1の条件よりも開状態になりやすい第2の条件にしたがって可動片122bが開閉制御されればよい。
The opening / closing condition of the
次に、遊技機100における遊技の進行に伴う主制御基板300の主な処理について、フローチャートを用いて説明する。
Next, main processing of the
(主制御基板300のCPU初期化処理)
図14は、主制御基板300におけるCPU初期化処理(S100)を説明するフローチャートである。
(CPU initialization processing of main control board 300)
FIG. 14 is a flowchart for explaining the CPU initialization process (S100) in the
電源基板より電源が供給されると、メインCPU300aにシステムリセットが発生し、メインCPU300aは、以下のCPU初期化処理(S100)を行う。
When power is supplied from the power supply board, a system reset occurs in the
(ステップS100−1)
メインCPU300aは、電源投入に応じて、初期設定処理として、メインROM300bから起動プログラムを読み込むとともに、各種処理を実行するために必要な設定処理を行う。
(Step S100-1)
The
(ステップS100−3)
メインCPU300aは、タイマカウンタにウェイト処理時間を設定する。
(Step S100-3)
The
(ステップS100−5)
メインCPU300aは、電源断予告信号を検出しているかを判定する。なお、主制御基板300には、電源断検知回路が設けられており、電源電圧が所定値以下になると、電源検知回路から電源断予告信号が出力される。電源断予告信号を検出している場合には、上記ステップS100−3に処理を移し、電源断予告信号を検出していない場合には、ステップS100−7に処理を移す。
(Step S100-5)
The
(ステップS100−7)
メインCPU300aは、上記ステップS100−3で設定したウェイト時間が経過したか否かを判定する。その結果、ウェイト時間が経過したと判定した場合にはステップS100−9に処理を移し、ウェイト時間は経過していないと判定した場合には上記ステップS100−5に処理を移す。
(Step S100-7)
The
(ステップS100−9)
メインCPU300aは、メインRAM300cへのアクセスを許可するために必要な処理を実行する。
(Step S100-9)
The
(ステップS100−11)
メインCPU300aは、RAMクリアフラグがオンしているか否かを判定する。なお、遊技盤108の背面には不図示のRAMクリアボタンが設けられており、このRAMクリアボタンが押圧操作されると、RAMクリア検出スイッチがRAMクリアボタンの押圧操作を検出して、主制御基板300にRAMクリア信号が出力される。RAMクリアボタンが押圧操作された状態で電源が投入されると、RAMクリア信号が入力され、RAMクリアフラグがオンされる。そして、RAMクリアフラグがオンしていると判定した場合にはステップS100−13に処理を移し、RAMクリアフラグはオンしていないと判定した場合にはステップS100−19に処理を移す。
(Step S100-11)
The
(ステップS100−13)
メインCPU300aは、メインRAM300cのうち、電源投入時(メインRAM300cをクリアするリセット時)にクリアすべきクリア対象のデータをクリアする初期化処理を行う。
(Step S100-13)
The
(ステップS100−15)
メインCPU300aは、メインRAM300cがクリアされたことを副制御基板330に伝達するためのサブコマンド(RAMクリア指定コマンド)の送信処理(コマンドを送信バッファに格納)を行う。
(Step S100-15)
The
(ステップS100−17)
メインCPU300aは、メインRAM300cがクリアされたことを払出制御基板310に伝達するための払出コマンド(RAMクリア指定コマンド)の送信処理(コマンドを送信バッファに格納)を行う。
(Step S100-17)
The
(ステップS100−19)
メインCPU300aは、チェックサムを算出するために必要な処理を実行する。
(Step S100-19)
The
(ステップS100−21)
メインCPU300aは、上記ステップS100−19で算出したチェックサムが、電源断時に保存されたチェックサムと不一致であるかを判定する。その結果、両者が不一致であると判定した場合にはステップS100−13に処理を移し、両者が不一致ではない(一致する)と判定した場合にはステップS100−23に処理を移す。
(Step S100-21)
The
(ステップS100−23)
メインCPU300aは、メインRAM300cのうち、電源復帰時(メインRAM300cをクリアせずに、電源断前のデータを維持するとき)にクリアすべきクリア対象のデータをクリアする初期化処理を行う。
(Step S100-23)
The
(ステップS100−25)
メインCPU300aは、電源断から復帰したことを副制御基板330に伝達するためのサブコマンド(電源復帰指定コマンド)の送信処理(コマンドを送信バッファに格納)を行う。
(Step S100-25)
The
(ステップS100−27)
メインCPU300aは、電源断から復帰したことを払出制御基板310に伝達するための払出コマンド(電源復帰指定コマンド)の送信処理(コマンドを送信バッファに格納)を行う。
(Step S100-27)
The
(ステップS100−29)
メインCPU300aは、特別図柄の種別を示す電源投入時特図図柄種別指定コマンド、特1保留数(X1)を示す特1保留指定コマンド、特2保留数(X2)を示す特2保留指定コマンド、記憶されている特1保留および特2保留の入賞順序を示す特別図柄入賞順序コマンド等、電源投入時の初期状態の演出に必要なコマンドを副制御基板330に送信するための電源投入時サブコマンドセット処理(コマンドを送信バッファに格納)を実行する。
(Step S100-29)
The
(ステップS100−31)
メインCPU300aは、タイマ割込みの周期を設定する。
(Step S100-31)
The
(ステップS100−33)
メインCPU300aは、割込みを禁止するための処理を行う。
(Step S100-33)
The
(ステップS100−35)
メインCPU300aは、当たり図柄乱数用初期値更新乱数を更新する。なお、当たり図柄乱数用初期値更新乱数は、当たり図柄乱数の初期値および終了値を決定するためのものである。つまり、後述する当たり図柄乱数の更新処理によって当たり図柄乱数が、当たり図柄乱数用初期値更新乱数から、当該当たり図柄乱数用初期値更新乱数−1まで1周すると、当たり図柄乱数は、そのときの当たり図柄乱数用初期値更新乱数に更新されることとなる。
(Step S100-35)
The
(ステップS100−37)
メインCPU300aは、払出制御基板310から受信した受信データ(主コマンド)を解析し、受信データに応じた種々の処理を実行する。
(Step S100-37)
The
(ステップS100−39)
メインCPU300aは、送信バッファに格納されているサブコマンドを副制御基板330に送信するための処理を行う。
(Step S100-39)
The
(ステップS100−41)
メインCPU300aは、割込みを許可するための処理を行う。
(Step S100-41)
The
(ステップS100−43)
メインCPU300aは、リーチグループ決定乱数、リーチモード決定乱数、変動パターン乱数を更新し、以後、上記ステップS100−33から処理を繰り返す。なお、以下では、変動演出パターンを決定するためのリーチグループ決定乱数、リーチモード決定乱数、変動パターン乱数を総称して変動演出用乱数と呼ぶ。
(Step S100-43)
The
次に、主制御基板300における割込み処理について説明する。ここでは、電源断時退避処理(XINT割込み処理)およびタイマ割込み処理について説明する。
Next, interrupt processing in the
(主制御基板300の電源断時退避処理(XINT割込み処理))
図15は、主制御基板300における電源断時退避処理(XINT割込み処理)を説明するフローチャートである。メインCPU300aは、電源断検知回路を監視しており、電源電圧が所定値以下になると、CPU初期化処理の割込み許可期間中(ステップS100−41とステップS100−33の処理の間)に割り込んで電源断時退避処理を実行する。
(Evacuation processing when the
FIG. 15 is a flowchart for explaining the power-off saving process (XINT interrupt process) in the
(ステップS300−1)
電源断予告信号が入力されると、メインCPU300aは、レジスタを退避する。
(Step S300-1)
When the power-off notice signal is input, the
(ステップS300−3)
メインCPU300aは、電源断予告信号をチェックする。
(Step S300-3)
The
(ステップS300−5)
メインCPU300aは、電源断予告信号を検出しているかを判定する。その結果、電源断予告信号を検出していると判定した場合にはステップS300−11に処理を移し、電源断予告信号を検出していないと判定した場合にはステップS300−7に処理を移す。
(Step S300-5)
The
(ステップS300−7)
メインCPU300aは、レジスタを復帰させる。
(Step S300-7)
The
(ステップS300−9)
メインCPU300aは、割込みを許可するための処理を行い、当該電源断時退避処理を終了する。
(Step S300-9)
The
(ステップS300−11)
メインCPU300aは、出力ポートの出力を停止する出力ポートクリア処理を実行する。
(Step S300-11)
The
(ステップS300−13)
メインCPU300aは、チェックサムを算出して保存するチェックサム設定処理を実行する。
(Step S300-13)
The
(ステップS300−15)
メインCPU300aは、メインRAM300cへのアクセスを禁止するために必要なRAMプロテクト設定処理を実行する。
(Step S300-15)
The
(ステップS300−17)
メインCPU300aは、電源断発生監視時間を設定すべく、ループカウンタのカウンタ値に所定の電源断検出信号検出回数をセットする。
(Step S300-17)
The
(ステップS300−19)
メインCPU300aは、電源断予告信号をチェックする。
(Step S300-19)
The
(ステップS300−21)
メインCPU300aは、電源断予告信号を検出しているかを判定する。その結果、電源断予告信号を検出していると判定した場合にはステップS300−17に処理を移し、電源断予告信号を検出していないと判定した場合にはステップS300−23に処理を移す。
(Step S300-21)
The
(ステップS300−23)
メインCPU300aは、上記ステップS300−17でセットしたループカウンタの値を1減算する。
(Step S300-23)
The
(ステップS300−25)
メインCPU300aは、ループカウンタのカウンタ値が0でないかを判定する。その結果、カウンタ値が0ではないと判定した場合にはステップS300−19に処理を移し、カウンタ値が0であると判定した場合には上記したCPU初期化処理(ステップS100)に移行する。
(Step S300-25)
The
なお、実際に電源断が生じた場合には、ステップS300−17〜ステップS300−25をループしている間に遊技機100の稼働が停止する。
Note that when the power is actually cut off, the operation of the
(主制御基板300のタイマ割込み処理)
図16は、主制御基板300におけるタイマ割込み処理を説明するフローチャートである。主制御基板300には、所定の周期(本実施形態では4ミリ秒、以下「4ms」という)毎にクロックパルスを発生させるリセット用クロックパルス発生回路が設けられている。そして、リセット用クロックパルス発生回路によって、クロックパルスが発生すると、CPU初期化処理(ステップS100)に割り込んで、以下のタイマ割込み処理が実行される。
(Timer interrupt processing of main control board 300)
FIG. 16 is a flowchart for explaining timer interrupt processing in the
(ステップS400−1)
メインCPU300aは、レジスタを退避する。
(Step S400-1)
The
(ステップS400−3)
メインCPU300aは、割込みを許可するための処理を行う。
(Step S400-3)
The
(ステップS400−5)
メインCPU300aは、コモン出力バッファにセットされたコモンデータを出力ポートに出力し、第1特別図柄表示器160、第2特別図柄表示器162、第1特別図柄保留表示器164、第2特別図柄保留表示器166、普通図柄表示器168、普通図柄保留表示器170、右打ち報知表示器172を点灯制御するダイナミックポート出力処理を実行する。
(Step S400-5)
The
(ステップS400−7)
メインCPU300aは、各種の入力ポート情報を読み込み、最新のスイッチ状態を正確に取得するためのポート入力処理を実行する。
(Step S400-7)
The
(ステップS400−9)
メインCPU300aは、各種タイマカウンタを更新するタイマ更新処理を行う。ここで、各種タイマカウンタは、特に断る場合を除き、当該主制御基板300のタイマ割込み処理の度に減算され、0になると減算を停止する。
(Step S400-9)
The
(ステップS400−11)
メインCPU300aは、上記ステップS100−35と同様、当たり図柄乱数用初期値更新乱数の更新処理を実行する。
(Step S400-11)
The
(ステップS400−13)
メインCPU300aは、当たり図柄乱数を更新する処理を行う。具体的には、乱数カウンタを1加算して更新し、加算した結果が乱数範囲の最大値を超えた場合には、乱数カウンタを0に戻し、乱数カウンタが1周した場合には、その時の当たり図柄乱数用初期値更新乱数の値から乱数を更新する。
(Step S400-13)
The
なお、詳しい説明は省略するが、本実施形態では、大当たり決定乱数および当たり決定乱数は、主制御基板300に内蔵されたハードウェア乱数生成部によって更新されるハードウェア乱数を用いている。ハードウェア乱数生成部は、大当たり決定乱数および当たり決定乱数を、いずれも一定の規則にしたがって更新し、乱数列が一巡するごとに自動的に乱数列を変更するとともに、システムリセット毎にスタート値を変更している。
Although detailed description is omitted, in this embodiment, the jackpot determined random number and the hit determined random number are hardware random numbers updated by a hardware random number generator built in the
(ステップS500)
メインCPU300aは、第1始動口検出スイッチ120s、第2始動口検出スイッチ122s、ゲート検出スイッチ124sから信号の入力があったか否か判定するスイッチ管理処理を実行する。なお、このスイッチ管理処理の詳細については後述する。
(Step S500)
The
(ステップS600)
メインCPU300aは、上記の特別遊技を進行制御するための特別遊技管理処理を実行する。なお、この特別遊技管理処理の詳細については後述する。
(Step S600)
The
(ステップS700)
メインCPU300aは、上記の普通遊技を進行制御するための普通遊技管理処理を実行する。なお、この普通遊技管理処理の詳細については後述する。
(Step S700)
The
(ステップS400−15)
メインCPU300aは、各種エラーの判定およびエラー判定結果に応じた設定を行うためのエラー管理処理を実行する。
(Step S400-15)
The
(ステップS400−17)
メインCPU300aは、一般入賞口検出スイッチ118s、第1始動口検出スイッチ120s、第2始動口検出スイッチ122s、大入賞口検出スイッチ128sのチェックを行い、該当する賞球制御用のカウンタ等を加算するための入賞口スイッチ処理を実行する。
(Step S400-17)
The
(ステップS400−19)
メインCPU300aは、上記ステップS400−17でセットされた賞球制御用のカウンタのカウンタ値等に基づく払出コマンドの作成および送信を行うための払出制御管理処理を実行する。
(Step S400-19)
The
(ステップS400−21)
メインCPU300aは、遊技情報出力端子板312から外部へ出力する外部情報用の出力データをセットするための外部情報管理処理を実行する。
(Step S400-21)
The
(ステップS400−23)
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器160、第2特別図柄表示器162、第1特別図柄保留表示器164、第2特別図柄保留表示器166、普通図柄表示器168、普通図柄保留表示器170、右打ち報知表示器172等の各種表示器(LED)を点灯制御するためのコモンデータをコモン出力バッファにセットするLED表示設定処理を実行する。
(Step S400-23)
The
(ステップS400−25)
メインCPU300aは、普通電動役物ソレノイド122cおよび大入賞口ソレノイド128cのソレノイド出力イメージを合成し、出力ポートバッファに格納するためのソレノイド出力イメージ合成処理を実行する。
(Step S400-25)
The
(ステップS400−27)
メインCPU300aは、各出力ポートバッファに格納されたコモン出力バッファの値を出力ポートに出力するためのポート出力処理を実行する。
(Step S400-27)
The
(ステップS400−29)
メインCPU300aは、レジスタを復帰してタイマ割込み処理を終了する。
(Step S400-29)
The
以下に、上記したタイマ割込み処理のうち、ステップS500のスイッチ管理処理、ステップS600の特別遊技管理処理、ステップS700の普通遊技管理処理について、詳細に説明する。 Hereinafter, the switch management process in step S500, the special game management process in step S600, and the normal game management process in step S700 among the timer interrupt processes described above will be described in detail.
図17は、主制御基板300におけるスイッチ管理処理(ステップS500)を説明するフローチャートである。
FIG. 17 is a flowchart for explaining switch management processing (step S500) in the
(ステップS500−1)
メインCPU300aは、ゲート検出スイッチオン検出時であるか、すなわち、ゲート124を遊技球が通過してゲート検出スイッチ124sからの検出信号がオンされたかを判定する。その結果、ゲート検出スイッチオン検出時であると判定した場合にはステップS510に処理を移し、ゲート検出スイッチオン検出時ではないと判定した場合にはステップS500−3に処理を移す。
(Step S500-1)
The
(ステップS510)
メインCPU300aは、ゲート124への遊技球の通過に基づいてゲート通過処理を実行する。なお、このゲート通過処理の詳細については後述する。
(Step S510)
The
(ステップS500−3)
メインCPU300aは、第1始動口検出スイッチオン検出時であるか、すなわち、第1始動口120に遊技球が入球して第1始動口検出スイッチ120sから検出信号が入力されたかを判定する。その結果、第1始動口検出スイッチオン検出時であると判定した場合にはステップS520に処理を移し、第1始動口検出スイッチオン検出時ではないと判定した場合にはステップS500−5に処理を移す。
(Step S500-3)
The
(ステップS520)
メインCPU300aは、第1始動口120への遊技球の入球に基づいて第1始動口通過処理を実行する。なお、この第1始動口通過処理の詳細については後述する。
(Step S520)
The
(ステップS500−5)
メインCPU300aは、第2始動口検出スイッチオン検出時であるか、すなわち、第2始動口122に遊技球が入球して第2始動口検出スイッチ122sから検出信号が入力されたかを判定する。その結果、第2始動口検出スイッチオン検出時であると判定した場合にはステップS530に処理を移し、第2始動口検出スイッチオン検出時ではないと判定した場合にはステップS500−7に処理を移す。
(Step S500-5)
The
(ステップS530)
メインCPU300aは、第2始動口122への遊技球の入球に基づいて第2始動口通過処理を実行する。なお、この第2始動口通過処理の詳細については後述する。
(Step S530)
The
(ステップS500−7)
メインCPU300aは、大入賞口検出スイッチオン検出時であるか、すなわち、大入賞口128に遊技球が入球して大入賞口検出スイッチ128sから検出信号が入力されたかを判定する。その結果、大入賞口検出スイッチオン検出時であると判定した場合にはステップS500−9に処理を移し、大入賞口検出スイッチオン検出時ではないと判定した場合には当該スイッチ管理処理を終了する。
(Step S500-7)
The
(ステップS500−9)
メインCPU300aは、現在、大役遊技中であるか否かを判定し、大入賞口128への遊技球の入球が適正になされたものであるかを判定する。ここでは、大役遊技中ではないと判定した場合には、所定の不正検出処理を実行し、大役遊技中であり、大入賞口128への遊技球の入球が適正になされたと判定した場合には、大入賞口入賞球数カウンタを1加算して、当該スイッチ管理処理(ステップS500)を終了する。
(Step S500-9)
The
図18は、主制御基板300におけるゲート通過処理(ステップS510)を説明するフローチャートである。
FIG. 18 is a flowchart for explaining the gate passing process (step S510) in the
(ステップS510−1)
メインCPU300aは、ハードウェア乱数生成部によって更新された当たり決定乱数をロードする。
(Step S510-1)
The
(ステップS510−3)
メインCPU300aは、普通図柄保留球数カウンタのカウンタ値が最大値以上であるか、つまり、普通図柄保留球数カウンタのカウンタ値が4以上であるかを判定する。その結果、普通図柄保留球数カウンタのカウンタ値が最大値以上であると判定した場合には当該ゲート通過処理を終了し、普通図柄保留球数カウンタは最大値以上ではないと判定した場合にはステップS510−5に処理を移す。
(Step S510-3)
The
(ステップS510−5)
メインCPU300aは、普通図柄保留球数カウンタのカウンタ値を、現在のカウンタ値に「1」加算した値に更新する。
(Step S510-5)
The
(ステップS510−7)
メインCPU300aは、普図保留記憶領域の4つの記憶部のうち、取得した当たり決定乱数をセーブする対象となる対象記憶部を算定する。
(Step S510-7)
The
(ステップS510−9)
メインCPU300aは、上記ステップS510−1で取得した当たり決定乱数を、上記ステップS510−7で算定した対象記憶部にセーブする。
(Step S510-9)
The
(ステップS510−11)
メインCPU300aは、普図保留記憶領域に記憶されている普図保留数を示す普図保留指定コマンドを送信バッファにセットし、当該ゲート通過処理を終了する。
(Step S510-11)
The
図19は、主制御基板300における第1始動口通過処理(ステップS520)を説明するフローチャートである。
FIG. 19 is a flowchart illustrating the first start port passage process (step S520) in the
(ステップS520−1)
メインCPU300aは、特別図柄識別値として「00H」をセットする。なお、特別図柄識別値は、保留種別として特1保留および特2保留のいずれであるかを識別するためのもので、特別図柄識別値(00H)は特1保留を示し、特別図柄識別値(01H)は特2保留を示す。
(Step S520-1)
The
(ステップS520−3)
メインCPU300aは、特別図柄1保留球数カウンタのアドレスをセットする。
(Step S520-3)
The
(ステップS535)
メインCPU300aは、特別図柄乱数取得処理を実行して、当該第1始動口通過処理を終了する。なお、この特別図柄乱数取得処理は、第2始動口通過処理(ステップS530)と共通のモジュールを利用して実行される。したがって、特別図柄乱数取得処理の詳細は、第2始動口通過処理の説明後に説明する。
(Step S535)
The
図20は、主制御基板300における第2始動口通過処理(ステップS530)を説明するフローチャートである。
FIG. 20 is a flowchart for explaining the second start port passage process (step S530) in the
(ステップS530−1)
メインCPU300aは、特別図柄識別値として「01H」をセットする。
(Step S530-1)
The
(ステップS530−3)
メインCPU300aは、特別図柄2保留球数カウンタのアドレスをセットする。
(Step S530-3)
The
(ステップS535)
メインCPU300aは、後述する特別図柄乱数取得処理を実行する。
(Step S535)
The
(ステップS530−5)
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズをロードする。なお、詳しくは後述するが、普通遊技管理フェーズは、普通遊技の実行処理の段階、すなわち、普通遊技の進行状況を示すものであり、普通遊技の実行処理の段階に応じて更新される。
(Step S530-5)
The
(ステップS530−7)
メインCPU300aは、上記ステップS530−5でロードした普通遊技管理フェーズが「04H」ではないかを判定する。なお、普通遊技管理フェーズの「04H」は、普通電動役物入賞口開放制御処理中であることを示すものである。この普通電動役物入賞口開放制御処理においては、普通電動役物ソレノイド122cが通電されて第2始動口122の可動片122bが開状態に制御されることから、ここでは、第2始動口122が適正に開放され得る状態にあるかを判定することとなる。その結果、普通遊技管理フェーズが「04H」ではないと判定した場合には当該第2始動口通過処理を終了し、普通遊技管理フェーズが「04H」であると判定した場合にはステップS530−9に処理を移す。
(Step S530-7)
The
(ステップS530−9)
メインCPU300aは、普通電動役物入賞球数カウンタのカウンタ値を、現在のカウンタ値に「1」加算した値に更新し、当該第2始動口通過処理を終了する。
(Step S530-9)
The
図21は、主制御基板300における特別図柄乱数取得処理(ステップS535)を説明するフローチャートである。この特別図柄乱数取得処理は、上記した第1始動口通過処理(ステップS520)および第2始動口通過処理(ステップS530)において、共通のモジュールを用いて実行される。
FIG. 21 is a flowchart for explaining the special symbol random number acquisition process (step S535) in the
(ステップS535−1)
メインCPU300aは、上記ステップS520−1またはステップS530−1でセットした特別図柄識別値をロードする。
(Step S535-1)
The
(ステップS535−3)
メインCPU300aは、対象特別図柄保留球数をロードする。ここでは、上記ステップS535−1でロードした特別図柄識別値が「00H」であれば、特別図柄1保留球数カウンタのカウンタ値、すなわち、特1保留数をロードする。また、上記ステップS535−1でロードした特別図柄識別値が「01H」であれば、特別図柄2保留球数カウンタのカウンタ値、すなわち、特2保留数をロードする。
(Step S535-3)
The
(ステップS535−5)
メインCPU300aは、ハードウェア乱数生成部によって更新された大当たり決定乱数をロードする。
(Step S535-5)
The
(ステップS535−7)
メインCPU300aは、上記ステップS535−3でロードした対象特別図柄保留球数が上限値以上であるかを判定する。その結果、上限値以上であると判定した場合には、ステップS535−23に処理を移し、上限値以上ではないと判定した場合には、ステップS535−9に処理を移す。
(Step S535-7)
The
(ステップS535−9)
メインCPU300aは、対象特別図柄保留球数カウンタのカウンタ値を、現在のカウンタ値に「1」加算した値に更新する。
(Step S535-9)
The
(ステップS535−11)
メインCPU300aは、特図保留記憶領域の記憶部のうち、取得した大当たり決定乱数をセーブする対象となる対象記憶部を算定する。
(Step S535-11)
The
(ステップS535−13)
メインCPU300aは、上記ステップS535−5でロードした大当たり決定乱数、上記ステップS400−13で更新された当たり図柄乱数、上記ステップS100−43で更新されたリーチグループ決定乱数、リーチモード決定乱数、変動パターン乱数を取得し、上記ステップS535−11で算定した対象記憶部に格納する。
(Step S535-13)
The
(ステップS535−15)
メインCPU300aは、特図保留記憶領域に記憶されている特1保留および特2保留の入賞順序を更新して記憶する特別図柄保留球入賞順序設定処理を行う。
(Step S535-15)
The
(ステップS536)
メインCPU300aは、上記ステップS535−13で対象記憶部に格納した各種の乱数に基づいて、取得時演出判定処理を実行する。この取得時演出判定処理では、新たに記憶された特1保留または特2保留によってもたらされる大役抽選結果や、変動演出の態様にかかる変動情報を、これら特1保留または特2保留が記憶された時点で判定する。この取得時演出判定処理の詳細については後述する。
(Step S536)
The
(ステップS535−19)
メインCPU300aは、特別図柄1保留球数カウンタおよび特別図柄2保留球数カウンタのカウンタ値をロードする。
(Step S535-19)
The
(ステップS535−21)
メインCPU300aは、特1保留数または特2保留数の増加を示す特図保留指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S535-21)
The
(ステップS535−23)
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズをロードする。
(Step S535-23)
The
(ステップS535−25)
メインCPU300aは、上記ステップS535−23でロードした普通遊技管理フェーズを確認し、後述する普通電動役物入賞口開放制御状態未満(普通遊技管理フェーズ<04H)であるかを判定する。その結果、普通電動役物入賞口開放制御状態未満であると判定した場合にはステップS535−27に処理を移し、普通電動役物入賞口開放制御状態未満ではないと判定した場合には当該特別図柄乱数取得処理を終了する。
(Step S535-25)
The
(ステップS535−27)
メインCPU300aは、異常入賞があったか否かを判定するとともに、異常入賞があったと判定した場合には、所定の処理を行う始動口異常入賞エラー処理を実行し、当該特別図柄乱数取得処理(ステップS535)を終了する。
(Step S535-27)
The
図22は、主制御基板300における取得時演出判定処理(ステップS536)を説明するフローチャートである。
FIG. 22 is a flowchart for explaining the presentation effect determination process (step S536) in the
(ステップS536−1)
メインCPU300aは、低確率遊技状態であるか高確率遊技状態であるかを識別する確率状態識別カウンタのカウンタ値(j)をリセット(0に)する。なお、確率状態識別カウンタのカウンタ値(j)=0は低確率遊技状態を示し、カウンタ値(j)=1は高確率遊技状態を示す。
(Step S536-1)
The
(ステップS536−3)
メインCPU300aは、確率状態識別カウンタのカウンタ値(j)に基づいて、対応する大当たり決定乱数判定テーブルを選択する。具体的には、カウンタ値(j)が「0」であれば、低確時大当たり決定乱数判定テーブル(図4(a)参照)を選択し、カウンタ値(j)が「1」であれば、高確時大当たり決定乱数判定テーブル(図4(b)参照)を選択する。そして、選択したテーブルと、上記ステップS535−13で対象記憶部に記憶した大当たり決定乱数とに基づいて、大当たりまたはハズレのいずれかを仮判定する特別図柄当たり仮判定処理を行う。
(Step S536-3)
The
(ステップS536−5)
メインCPU300aは、特別図柄を仮決定するための特別図柄図柄仮判定処理を実行する。ここでは、上記ステップS536−3の仮大役抽選の結果(特別図柄当たり仮判定処理によって導出された結果)が大当たりであった場合には、上記ステップS535−13で対象記憶部に記憶した当たり図柄乱数、保留種別をロードし、対応する当たり図柄乱数判定テーブル(図5参照)を選択して特別図柄判定データを抽出し、抽出した特別図柄判定データ(大当たり図柄の種別)をセーブする。また、上記ステップS536−3の仮大役抽選の結果がハズレであった場合には、保留種別に対応するハズレ用の特別図柄判定データ(ハズレ図柄の種別)をセーブする。このようにして、特別図柄判定データをセーブしたら、当該特別図柄判定データに対応する取得時図柄種別指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S536-5)
The
(ステップS536−7)
メインCPU300aは、上記ステップS536−3の特別図柄当たり仮判定処理によって導出された結果が、大当たりであるかを判定する。その結果、大当たりであると判定した場合にはステップS536−9に処理を移し、大当たりではない(ハズレである)と判定した場合にはステップS536−11に処理を移す。
(Step S536-7)
The
(ステップS536−9)
メインCPU300aは、大当たり時リーチモード決定乱数判定テーブル(図7(b)参照)をセットし、ステップS536−19に処理を移す。
(Step S536-9)
The
(ステップS536−11)
メインCPU300aは、確率状態識別カウンタのカウンタ値および保留種別に基づいて、対応するリーチグループ決定乱数判定テーブル(図6参照)をセットする。なお、リーチグループ決定乱数判定テーブルは、保留数に応じて複数種類設けられているが、ここでは、保留数が0のときに用いられるテーブルが選択される。そして、セットしたリーチグループ決定乱数判定テーブルと、上記ステップS535−13で対象記憶部に記憶したリーチグループ決定乱数とに基づいて、リーチグループ(グループ種別)を仮決定する。
(Step S536-11)
The
(ステップS536−13)
メインCPU300aは、上記ステップS536−11で導出されたグループ種別が、保留数に応じて異なるグループ種別であるか否かを判定する。より詳細に説明すると、リーチグループ決定乱数判定テーブルは、保留数に応じて複数種類設けられているが、各リーチグループ決定乱数判定テーブルにおいては、リーチグループ決定乱数の値が所定値以上である場合には、いずれのテーブルによっても同一のグループ種別が決定されるように置数が割り振られている。したがって、ここでは、リーチグループ決定乱数の値が所定値未満であれば、グループ種別が保留数で変化すると判定し、リーチグループ決定乱数の値が所定値以上であれば、グループ種別は保留数で変化しないと判定する。そして、グループ種別が保留数で変化すると判定した場合にはステップS536−15に処理を移し、グループ種別は保留数で変化しないと判定した場合にはステップS536−17に処理を移す。
(Step S536-13)
The
(ステップS536−15)
メインCPU300aは、対象記憶部に新たに記憶された保留について、当該保留が読み出されたときの保留数に応じて、グループ種別、すなわち、変動演出パターンが変化することを示す不定値コマンドを先読み指定コマンドとして送信バッファにセットし、ステップS536−27に処理を移す。
(Step S536-15)
For the hold newly stored in the target storage unit, the
(ステップS536−17)
メインCPU300aは、上記ステップS536−11で導出されたグループ種別に対応するハズレ時リーチモード決定乱数判定テーブル(図7(a)参照)をセットし、ステップS536−19に処理を移す。
(Step S536-17)
The
(ステップS536−19)
メインCPU300aは、上記ステップS536−9または上記ステップS536−17でセットしたリーチモード決定乱数判定テーブルと、上記ステップS535−13で対象記憶部に記憶したリーチモード決定乱数とに基づいて、変動モード番号を仮決定する。また、ここでは、変動モード番号とともに、変動パターン乱数判定テーブルが仮決定される。
(Step S536-19)
The
(ステップS536−21)
メインCPU300aは、上記ステップS536−19で仮決定した変動モード番号に対応する先読み指定変動モードコマンド(先読み指定コマンド)を送信バッファにセットする。
(Step S536-21)
The
(ステップS536−23)
メインCPU300aは、上記ステップS536−19で仮決定した変動パターン乱数判定テーブルと、上記ステップS535−13で対象記憶部に記憶した変動パターン乱数とに基づいて、変動パターン番号を仮決定する。
(Step S536-23)
The
(ステップS536−25)
メインCPU300aは、上記ステップS536−23で仮決定した変動パターン番号に対応する先読み指定変動パターンコマンド(先読み指定コマンド)を送信バッファにセットする。
(Step S536-25)
The
(ステップS536−27)
メインCPU300aは、確率状態識別カウンタのカウンタ値(j)が最大(1)であるかを判定し、最大であると判定した場合には当該取得時演出判定処理を終了し、最大ではないと判定した場合には、ステップS536−29に処理を移す。
(Step S536-27)
The
(ステップS536−29)
メインCPU300aは、確率状態識別カウンタのカウンタ値(j)を、現在のカウンタ値(j)に「1」を加算した値に更新し、上記ステップS536−3から処理を繰り返す。これにより、新たに記憶された保留が、低確率遊技状態であるときに読み出された場合に決定される変動モード番号および変動パターン番号と、高確率遊技状態であるときに読み出された場合に決定される変動モード番号および変動パターン番号とが、当該保留の記憶時に導出されることとなる。
(Step S536-29)
The
図23は、特別遊技管理フェーズを説明する図である。既に説明したとおり、本実施形態では、第1始動口120または第2始動口122への遊技球の入球を契機とする特別遊技と、ゲート124への遊技球の通過を契機とする普通遊技とが、同時並行して進行する。特別遊技に係る処理は、段階的に、かつ、繰り返し実行されるが、主制御基板300では、こうした特別遊技に係る各処理を特別遊技管理フェーズによって管理している。
FIG. 23 is a diagram for explaining the special game management phase. As already described, in the present embodiment, a special game triggered by a game ball entering the
図23に示すように、メインROM300bには、特別遊技を実行制御するための複数の特別遊技制御モジュールが格納されており、これら特別遊技制御モジュールごとに、特別遊技管理フェーズが対応付けられている。具体的には、特別遊技管理フェーズが「00H」である場合には、「特別図柄変動待ち処理」を実行するためのモジュールがコールされ、特別遊技管理フェーズが「01H」である場合には、「特別図柄変動中処理」を実行するためのモジュールがコールされ、特別遊技管理フェーズが「02H」である場合には、「特別図柄停止図柄表示処理」を実行するためのモジュールがコールされ、特別遊技管理フェーズが「03H」である場合には、「大入賞口開放前処理」を実行するためのモジュールがコールされ、特別遊技管理フェーズが「04H」である場合には、「大入賞口開放制御処理」を実行するためのモジュールがコールされ、特別遊技管理フェーズが「05H」である場合には、「大入賞口閉鎖有効処理」を実行するためのモジュールがコールされ、特別遊技管理フェーズが「06H」である場合には、「大入賞口終了ウェイト処理」を実行するためのモジュールがコールされる。
As shown in FIG. 23, the
図24は、主制御基板300における特別遊技管理処理(ステップS600)を説明するフローチャートである。
FIG. 24 is a flowchart for explaining the special game management process (step S600) in the
(ステップS600−1)
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズをロードする。
(Step S600-1)
The
(ステップS600−3)
メインCPU300aは、上記ステップS600−1でロードした特別遊技管理フェーズに対応する特別遊技制御モジュールを選択する。
(Step S600-3)
The
(ステップS600−5)
メインCPU300aは、上記ステップS600−3で選択した特別遊技制御モジュールをコールして処理を開始する。
(Step S600-5)
The
(ステップS600−7)
メインCPU300aは、特別遊技の制御時間を管理する特別遊技タイマをロードし、当該特別遊技管理処理を終了する。
(Step S600-7)
The
図25は、主制御基板300における特別図柄変動待ち処理を説明するフローチャートである。この特別図柄変動待ち処理は、特別遊技管理フェーズが「00H」であった場合に実行される。
FIG. 25 is a flowchart for explaining special symbol variation waiting processing in the
(ステップS610−1)
メインCPU300aは、特別図柄2保留球数カウンタのカウンタ値、すなわち、特2保留数(X2)が「1」以上であるかを判定する。その結果、特2保留数(X2)が「1」以上であると判定した場合にはステップS610−7に処理を移し、特2保留数(X2)は「1」以上ではないと判定した場合にはステップS610−3に処理を移す。
(Step S610-1)
The
(ステップS610−3)
メインCPU300aは、特別図柄1保留球数カウンタのカウンタ値、すなわち、特1保留数(X1)が「1」以上であるかを判定する。その結果、特1保留数(X1)が「1」以上であると判定した場合にはステップS610−7に処理を移し、特1保留数(X1)は「1」以上ではないと判定した場合にはステップS610−5に処理を移す。
(Step S610-3)
The
(ステップS610−5)
メインCPU300aは、客待ちコマンドを送信バッファにセットするとともに、客待ち状態に設定するための客待ち設定処理を実行し、当該特別図柄変動待ち処理を終了する。
(Step S610-5)
The
(ステップS610−7)
メインCPU300aは、第2特図保留記憶領域の第1記憶部〜第4記憶部に記憶されている特2保留、または、第1特図保留記憶領域の第1記憶部〜第4記憶部に記憶されている特1保留を、1つ序数の小さい記憶部にブロック転送する。具体的には、上記ステップS610−1において、特別図柄2保留球数が「1」以上であると判定した場合には、第2特図保留記憶領域の第2記憶部〜第4記憶部に記憶されている特2保留を、第1記憶部〜第3記憶部に転送する。また、メインRAM300cには、処理対象となる第0記憶部が設けられており、第1記憶部に記憶されている特2保留を、第0記憶部にブロック転送する。また、上記ステップS610−3において、特別図柄1保留球数が「1」以上であると判定した場合には、第1特図保留記憶領域の第2記憶部〜第4記憶部に記憶されている特1保留を、第1記憶部〜第3記憶部に転送するとともに、第1記憶部に記憶されている特1保留を、第0記憶部にブロック転送する。なお、この特別図柄記憶エリアシフト処理においては、第0記憶部に転送された保留種別に対応する対象特別図柄保留球数カウンタのカウンタ値を「1」減算するとともに、特1保留または特2保留が「1」減算したことを示す、保留減指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S610-7)
The
(ステップS610−9)
メインCPU300aは、第0記憶部に転送された大当たり決定乱数、保留種別、高確率遊技状態であるか低確率遊技状態であるかを識別する特別図柄確率状態フラグをロードし、対応する大当たり決定乱数判定テーブルを選択して大役抽選を行い、その抽選結果を記憶する特別図柄当たり判定処理を実行する。
(Step S610-9)
The
(ステップS610−11)
メインCPU300aは、特別図柄を決定するための特別図柄図柄判定処理を実行する。ここでは、上記ステップS610−9の大役抽選の結果が大当たりであった場合には、第0記憶部に転送された当たり図柄乱数、保留種別をロードし、対応する当たり図柄乱数判定テーブルを選択して特別図柄判定データを抽出し、抽出した特別図柄判定データ(大当たり図柄の種別)をセーブする。また、上記ステップS610−9の大役抽選の結果がハズレであった場合には、保留種別に対応するハズレ用の特別図柄判定データ(ハズレ図柄の種別)をセーブする。このようにして、特別図柄判定データをセーブしたら、当該特別図柄判定データに対応する図柄種別指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S610-11)
The
(ステップS610−13)
メインCPU300aは、上記ステップS610−11で抽出した特別図柄判定データに対応する特別図柄停止図柄番号をセーブする。なお、第1特別図柄表示器160および第2特別図柄表示器162は、それぞれ7セグで構成されており、7セグを構成する各セグメントには番号(カウンタ値)が対応付けられている。ここで決定する特別図柄停止図柄番号は、最終的に点灯するセグメントの番号(カウンタ値)を示すものである。
(Step S610-13)
The
(ステップS612)
メインCPU300aは、変動モード番号および変動パターン番号を決定する特別図柄変動番号決定処理を実行する。この特別図柄変動番号決定処理の詳細は後述する。
(Step S612)
The
(ステップS610−15)
メインCPU300aは、上記ステップS612で決定された変動モード番号および変動パターン番号をロードするとともに、変動時間決定テーブルを参照して、変動時間1および変動時間2を決定する。そして、決定した変動時間1、2の合計時間を、特別図柄変動タイマにセットする。
(Step S610-15)
The
(ステップS610−17)
メインCPU300aは、上記ステップS610−9における大役抽選の結果が大当たりであるか否かを判定し、大当たりであった場合には、上記ステップS610−11でセーブした特別図柄判定データをロードして、大当たり図柄の種別を確認する。そして、遊技状態設定テーブルを参照して、大役遊技終了後に設定される遊技状態および高確回数を判定し、その判定結果を特別図柄確率状態予備フラグおよび高確回数切り予備カウンタにセーブする。また、ここでは、大当たり当選時に設定されている遊技状態が記憶される。
(Step S610-17)
The
(ステップS610−19)
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器160または第2特別図柄表示器162において、特別図柄の変動表示を開始するために、特別図柄表示図柄カウンタを設定する処理を実行する。第1特別図柄表示器160および第2特別図柄表示器162を構成する7セグの各セグメントにはカウンタ値が対応付けられており、特別図柄表示図柄カウンタに設定されたカウンタ値に対応するセグメントが点灯制御される。ここでは、特別図柄の変動表示の開始時に点灯させるセグメントに対応するカウンタ値が特別図柄表示図柄カウンタに設定されることとなる。なお、特別図柄表示図柄カウンタは、第1特別図柄表示器160に対応する特別図柄1表示図柄カウンタと、第2特別図柄表示器162に対応する特別図柄2表示図柄カウンタとが別個に設けられており、ここでは、保留種別に対応するカウンタにカウンタ値が設定される。
(Step S610-19)
The
(ステップS610−21)
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを「01H」に更新し、当該特別図柄変動待ち処理を終了する。
(Step S610-21)
The
図26は、主制御基板300における特別図柄変動番号決定処理(ステップS612)を説明するフローチャートである。
FIG. 26 is a flowchart for explaining the special symbol variation number determination process (step S612) in the
(ステップS612−1)
メインCPU300aは、上記ステップS610−9における大役抽選の結果が大当たりであるかを判定する。その結果、大当たりであると判定した場合にはステップS612−3に処理を移し、大当たりではない(ハズレである)と判定した場合にはステップS612−5に処理を移す。
(Step S612-1)
The
(ステップS612−3)
メインCPU300aは、現在の変動状態、大当たり図柄の種別、保留種別に対応する大当たり時リーチモード決定乱数判定テーブルをセットする。
(Step S612-3)
The
(ステップS612−5)
メインCPU300aは、読み出した保留の保留種別が特2保留である場合には、特別図柄2保留球数カウンタのカウンタ値を確認し、読み出した保留の保留種別が特1保留である場合には、特別図柄1保留球数カウンタのカウンタ値を確認する。
(Step S612-5)
The
(ステップS612−7)
メインCPU300aは、現在の変動状態、上記ステップS612−5で確認した保留数、保留種別に基づいて、対応するリーチグループ決定乱数判定テーブルをセットする。そして、セットしたリーチグループ決定乱数判定テーブルと、上記ステップS610−7で第0記憶部に転送したリーチグループ決定乱数とに基づいて、リーチグループ(グループ種別)を決定する。
(Step S612-7)
The
(ステップS612−9)
メインCPU300aは、上記ステップS612−7で決定されたグループ種別に対応するハズレ時リーチモード決定乱数判定テーブルをセットする。
(Step S612-9)
The
(ステップS612−11)
メインCPU300aは、上記ステップS612−3または上記ステップS612−9でセットしたリーチモード決定乱数判定テーブルと、上記ステップS612で第0記憶部に転送したリーチモード決定乱数とに基づいて、変動モード番号を決定する。また、ここでは、変動モード番号とともに、変動パターン乱数判定テーブルが決定される。
(Step S612-11)
The
(ステップS612−13)
メインCPU300aは、上記ステップS612−11で決定した変動モード番号に対応する変動モードコマンドを送信バッファにセットする。
(Step S612-13)
The
(ステップS612−15)
メインCPU300aは、上記ステップS612−11で決定した変動パターン乱数判定テーブルと、上記ステップS612で第0記憶部に転送した変動パターン乱数とに基づいて、変動パターン番号を決定する。
(Step S612-15)
The
(ステップS612−17)
メインCPU300aは、上記ステップS612−15で決定した変動パターン番号に対応する変動パターンコマンドを送信バッファにセットして、当該特別図柄変動番号決定処理を終了する。
(Step S612-17)
The
図27は、主制御基板300における特別図柄変動中処理を説明するフローチャートである。この特別図柄変動中処理は、特別遊技管理フェーズが「01H」であった場合に実行される。
FIG. 27 is a flowchart for explaining the special symbol changing process in the
(ステップS620−1)
メインCPU300aは、特別図柄変動ベースカウンタを更新する処理を実行する。なお、特別図柄変動ベースカウンタは、所定周期(例えば100ms)で1周するようにカウンタ値が設定される。具体的には、特別図柄変動ベースカウンタのカウンタ値が「0」であった場合には、所定のカウンタ値(例えば25)がセットされ、カウンタ値が「1」以上であった場合には、現在のカウンタ値から「1」減算した値にカウンタ値を更新する。
(Step S620-1)
The
(ステップS620−3)
メインCPU300aは、上記ステップS620−1で更新した特別図柄変動ベースカウンタのカウンタ値が「0」であるかを判定する。その結果、カウンタ値が「0」であった場合にはステップS620−5に処理を移し、カウンタ値が「0」ではなかった場合にはステップS620−9に処理を移す。
(Step S620-3)
The
(ステップS620−5)
メインCPU300aは、上記ステップS610−15で設定された特別図柄変動タイマのタイマ値を所定値減算する特別図柄変動タイマ更新処理を行う。
(Step S620-5)
The
(ステップS620−7)
メインCPU300aは、上記ステップS620−5で更新した特別図柄変動タイマのタイマ値が「0」であるかを判定する。その結果、タイマ値が「0」であった場合にはステップS620−15に処理を移し、タイマ値が「0」ではなかった場合にはステップS620−9に処理を移す。
(Step S620-7)
The
(ステップS620−9)
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器160および第2特別図柄表示器162を構成する7セグの各セグメントの点灯時間を計時する特別図柄表示タイマを更新する。具体的には、特別図柄表示タイマのタイマ値が「0」であった場合には、所定のタイマ値がセットされ、タイマ値が「1」以上であった場合には、現在のタイマ値から「1」減算した値にタイマ値を更新する。
(Step S620-9)
The
(ステップS620−11)
メインCPU300aは、特別図柄表示タイマのタイマ値が「0」であるかを判定する。その結果、特別図柄表示タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS620−13に処理を移し、特別図柄表示タイマのタイマ値が「0」でないと判定した場合には当該特別図柄変動中処理を終了する。
(Step S620-11)
The
(ステップS620−13)
メインCPU300aは、更新対象の特別図柄表示図柄カウンタのカウンタ値を更新する。これにより、7セグを構成する各セグメントが、所定時間おきに順次点灯することとなる。
(Step S620-13)
The
(ステップS620−15)
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを「02H」に更新する。
(Step S620-15)
The
(ステップS620−17)
メインCPU300aは、対象の特別図柄表示図柄カウンタに、上記ステップS610−13で決定した特別図柄停止図柄番号(カウンタ値)をセーブする。これにより、第1特別図柄表示器160または第2特別図柄表示器162に、決定された特別図柄が停止表示されることとなる。
(Step S620-17)
The
(ステップS620−19)
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器160または第2特別図柄表示器162に特別図柄が停止表示されたことを示す特図停止指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S620-19)
The
(ステップS620−21)
メインCPU300aは、特別図柄を停止表示する時間である特別図柄変動停止時間を特別遊技タイマにセットし、当該特別図柄変動中処理を終了する。
(Step S620-21)
The
図28は、主制御基板300における特別図柄停止図柄表示処理を説明するフローチャートである。この特別図柄停止図柄表示処理は、特別遊技管理フェーズが「02H」であった場合に実行される。
FIG. 28 is a flowchart for explaining special symbol stop symbol display processing in the
(ステップS630−1)
メインCPU300aは、上記ステップS620−21でセットした特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、特別遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該特別図柄停止図柄表示処理を終了し、特別遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS630−3に処理を移す。
(Step S630-1)
The
(ステップS630−3)
メインCPU300aは、大役抽選の結果を確認する。
(Step S630-3)
The
(ステップS630−5)
メインCPU300aは、大役抽選の結果が大当たりであるかを判定する。その結果、大当たりであると判定した場合にはステップS630−17に処理を移し、大当たりではないと判定した場合にはステップS630−7に処理を移す。
(Step S630-5)
The
(ステップS630−7)
メインCPU300aは、回数切り管理処理を実行する。ここでは、特別図柄確率状態フラグをロードして、現在の遊技状態が低確率遊技状態であるか高確率遊技状態であるかを確認する。そして、遊技状態が高確率遊技状態であった場合には、高確回数切りカウンタのカウンタ値を、現在のカウンタ値から「1」減算した値に更新する。なお、高確回数切りカウンタを更新した結果、カウンタ値が「0」になった場合には、低確率遊技状態に対応する特別図柄確率状態フラグをセットする。これにより、高確率遊技状態において、大当たりに当選することなく、特別図柄が所定回数確定したところで、遊技状態が低確率遊技状態に移行することとなる。
(Step S630-7)
The
また、ここでは、遊技状態が非時短遊技状態であるか時短遊技状態であるかを識別するための普通図柄時短状態フラグをロードして、現在の遊技状態が非時短遊技状態であるか時短遊技状態であるかを確認する。そして、遊技状態が時短遊技状態であった場合には、時短回数切りカウンタのカウンタ値を、現在のカウンタ値から「1」減算した値に更新する。なお、時短回数切りカウンタを更新した結果、カウンタ値が「0」になった場合には、非時短遊技状態に対応する普通図柄時短状態フラグをセットする。これにより、時短遊技状態において、大当たりに当選することなく、特別図柄が所定回数確定したところで、遊技状態が非時短遊技状態に移行することとなる。 Also, here, a normal symbol short-time state flag for identifying whether the gaming state is a non-short-time gaming state or a short-time gaming state is loaded, and whether the current gaming state is a non-short-time gaming state or a short-time gaming state Check if it is in a state. If the gaming state is the short-time gaming state, the counter value of the short-time count cut counter is updated to a value obtained by subtracting “1” from the current counter value. When the counter value becomes “0” as a result of updating the hour / hour count cut counter, the normal symbol hour / short state flag corresponding to the non-time / short game state is set. As a result, in the short-time gaming state, the game state shifts to the non-short-time gaming state when the special symbol is determined a predetermined number of times without winning a jackpot.
(ステップS630−9)
メインCPU300aは、変動状態更新処理を実行する。ここでは、現在、変動状態が特殊変動状態であるかを判定する。そして、特殊変動状態であると判定した場合には、特殊変動回数カウンタのカウンタ値を確認し、特殊変動状態から通常変動状態に切り替えるか否かを判定する。その結果、通常変動状態に切り替えると判定した場合、すなわち、特殊変動状態における最後の特別図柄の変動表示が終了したと判定した場合には、変動状態識別フラグを通常変動状態用のフラグに更新する。
(Step S630-9)
The
(ステップS630−11)
メインCPU300aは、特別図柄が確定したときの遊技状態を示す特図確定時遊技状態確認指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S630-11)
The
(ステップS630−13)
メインCPU300aは、上記ステップS630−7で更新した高確回数および時短回数を副制御基板330に伝達するための回数コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S630-13)
The
(ステップS630−15)
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを「00H」に更新し、当該特別図柄停止図柄表示処理を終了する。これにより、1の保留に基づく特別遊技管理処理が終了し、特1保留または特2保留が記憶されている場合には、次の保留に基づく特別図柄の変動表示を開始するための処理が行われることとなる。
(Step S630-15)
The
(ステップS630−17)
メインCPU300aは、確定した特別図柄の種別に応じて、特別電動役物作動ラムセットテーブルのデータをセットする。
(Step S630-17)
The
(ステップS630−19)
メインCPU300aは、特別電動役物最大作動回数設定処理を行う。具体的には、上記ステップS630−17でセットしたデータを参照し、特別電動役物最大作動回数カウンタに、カウンタ値として所定数(特別図柄の種別に対応するカウンタ値=ラウンド数)をセットする。なお、この特別電動役物最大作動回数カウンタは、これから開始する大役遊技において実行可能なラウンド数を示すものである。一方、メインRAM300cには、特別電動役物連続作動回数カウンタが設けられており、各ラウンド遊技の開始時に、特別電動役物連続作動回数カウンタのカウンタ値を「01H」加算することで、現在のラウンド遊技数が管理される。ここでは、大役遊技の開始に伴って、この特別電動役物連続作動回数カウンタのカウンタ値をリセット(「00H」に更新)する処理が併せて実行される。
(Step S630-19)
The
(ステップS630−21)
メインCPU300aは、停止表示された大当たり図柄の種別と、大当たり当選時の遊技状態とに基づいて、予め設定されたオープニング時間を特別遊技タイマにセーブする。
(Step S630-21)
The
(ステップS630−23)
メインCPU300aは、大役遊技の開始を副制御基板330に伝達するためのオープニング指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S630-23)
The
(ステップS630−25)
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを「03H」に更新し、当該特別図柄停止図柄表示処理を終了する。これにより、大役遊技が開始されることとなる。
(Step S630-25)
The
図29は、主制御基板300における大入賞口開放前処理を説明するフローチャートである。この大入賞口開放前処理は、特別遊技管理フェーズが「03H」であった場合に実行される。
FIG. 29 is a flowchart illustrating the pre-opening process for the special winning opening on the
(ステップS640−1)
メインCPU300aは、上記ステップS630−21でセットした特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、特別遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該大入賞口開放前処理を終了し、特別遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS640−3に処理を移す。
(Step S640-1)
The
(ステップS640−3)
メインCPU300aは、特別電動役物連続作動回数カウンタのカウンタ値を、現在のカウンタ値に「01H」加算した値に更新する。
(Step S640-3)
The
(ステップS640−5)
メインCPU300aは、大入賞口128の開放開始(ラウンド遊技の開始)を副制御基板330に伝達するための大入賞口開放指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S640-5)
The
(ステップS641)
メインCPU300aは、大入賞口開閉切替処理を実行する。この大入賞口開閉切替処理については後述する。
(Step S641)
The
(ステップS640−7)
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを「04H」に更新し、当該大入賞口開放前処理を終了する。
(Step S640-7)
The
図30は、主制御基板300における大入賞口開閉切替処理(ステップS641)を説明するフローチャートである。
FIG. 30 is a flowchart for explaining the special winning opening opening / closing switching process (step S641) in the
(ステップS641−1)
メインCPU300aは、特別電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値が、特別電動役物開閉切替回数(1回のラウンド遊技中における大入賞口128の開閉回数)の上限値であるかを判定する。その結果、カウンタ値が上限値であると判定した場合には当該大入賞口開閉切替処理を終了し、カウンタ値は上限値ではないと判定した場合にはステップS641−3に処理を移す。
(Step S641-1)
The
(ステップS641−3)
メインCPU300aは、特別電動役物作動ラムセットテーブルのデータを参照し、特別電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値に基づいて、大入賞口ソレノイド128cを通電制御するためのソレノイド制御データ、および、大入賞口ソレノイド128cの通電時間もしくは通電停止時間であるタイマデータを抽出する。
(Step S641-3)
The
(ステップS641−5)
メインCPU300aは、上記ステップS641−3で抽出したソレノイド制御データに基づいて、大入賞口ソレノイド128cの通電を開始するか、もしくは、大入賞口ソレノイド128cの通電を停止するための大入賞口ソレノイド通電制御処理を実行する。この大入賞口ソレノイド通電制御処理の実行により、上記ステップS400−25およびステップS400−27において、大入賞口ソレノイド128cの通電開始もしくは通電停止の制御がなされることとなる。
(Step S641-5)
Based on the solenoid control data extracted in step S641-3, the
(ステップS641−7)
メインCPU300aは、上記ステップS641−3で抽出したタイマデータに基づくタイマ値を、特別遊技タイマにセーブする。なお、ここで特別遊技タイマにセーブされるタイマ値は、大入賞口128の1回の最大開放時間となる。
(Step S641-7)
The
(ステップS641−9)
メインCPU300aは、大入賞口ソレノイド128cの通電開始状態か、すなわち、上記ステップS641−5において、大入賞口ソレノイド128cの通電を開始する制御処理がなされたかを判定する。その結果、通電開始状態であると判定した場合にはステップS641−11に処理を移し、通電開始状態ではないと判定した場合には当該大入賞口開閉切替処理を終了する。
(Step S641-9)
The
(ステップS641−11)
メインCPU300aは、特別電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値を、現在のカウンタ値に「1」加算した値に更新し、当該大入賞口開閉切替処理を終了する。
(Step S641-11)
The
図31は、主制御基板300における大入賞口開放制御処理を説明するフローチャートである。この大入賞口開放制御処理は、特別遊技管理フェーズが「04H」であった場合に実行される。
FIG. 31 is a flowchart for explaining a special winning opening opening control process in the
(ステップS650−1)
メインCPU300aは、上記ステップS641−7でセーブした特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、特別遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合にはステップS650−5に処理を移し、特別遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS650−3に処理を移す。
(Step S650-1)
The
(ステップS650−3)
メインCPU300aは、特別電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値が、特別電動役物開閉切替回数の上限値であるかを判定する。その結果、カウンタ値が上限値であると判定した場合にはステップS650−7に処理を移し、カウンタ値は上限値ではないと判定した場合にはステップS641に処理を移す。
(Step S650-3)
The
(ステップS641)
上記ステップS650−3において、特別電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値が、特別電動役物開閉切替回数の上限値ではないと判定した場合には、メインCPU300aは、上記ステップS641の処理を実行する。
(Step S641)
If it is determined in step S650-3 that the counter value of the special electric accessory opening / closing switching counter is not the upper limit value of the special electric accessory opening / closing switching count, the
(ステップS650−5)
メインCPU300aは、上記ステップS500−9で更新された大入賞口入賞球数カウンタのカウンタ値が規定数に到達していないか、すなわち、大入賞口128に、1ラウンド中の最大入賞可能数と同数の遊技球が入球していないかを判定する。その結果、規定数に到達していないと判定した場合には当該大入賞口開放制御処理を終了し、規定数に到達したと判定した場合にはステップS650−7に処理を移す。
(Step S650-5)
The
(ステップS650−7)
メインCPU300aは、大入賞口ソレノイド128cの通電を停止して大入賞口128を閉鎖するために必要な大入賞口閉鎖処理を実行する。これにより、大入賞口128が閉鎖状態となる。
(Step S650-7)
The
(ステップS650−9)
メインCPU300aは、大入賞口閉鎖有効時間(インターバル時間)を特別遊技タイマにセーブする。ここで、大入賞口閉鎖有効時間は、どのラウンドであっても一律に決定されており、例えば、0.2秒である。
(Step S650-9)
The
(ステップS650−11)
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを「05H」に更新する。
(Step S650-11)
The
(ステップS650−13)
メインCPU300aは、大入賞口128が閉鎖されたことを示す大入賞口閉鎖指定コマンドを送信バッファにセットし、当該大入賞口開放制御処理を終了する。
(Step S650-13)
The
図32は、主制御基板300における大入賞口閉鎖有効処理を説明するフローチャートである。この大入賞口閉鎖有効処理は、特別遊技管理フェーズが「05H」であった場合に実行される。
FIG. 32 is a flowchart for explaining a special winning opening closing effective process in the
(ステップS660−1)
メインCPU300aは、上記ステップS650−9でセーブした特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないと判定した場合には当該大入賞口閉鎖有効処理を終了し、特別遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS660−3に処理を移す。
(Step S660-1)
The
(ステップS660−3)
メインCPU300aは、特別電動役物連続作動回数カウンタのカウンタ値が、特別電動役物最大作動回数カウンタのカウンタ値と一致するか、すなわち、予め設定された回数のラウンド遊技が終了したかを判定する。その結果、特別電動役物連続作動回数カウンタのカウンタ値が、特別電動役物最大作動回数カウンタのカウンタ値と一致すると判定した場合にはステップS660−9に処理を移し、一致しないと判定した場合にはステップS660−5に処理を移す。
(Step S660-3)
The
(ステップS660−5)
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを「03H」に更新する。
(Step S660-5)
The
(ステップS660−7)
メインCPU300aは、所定の大入賞口閉鎖時間を特別遊技タイマにセーブし、当該大入賞口閉鎖有効処理を終了する。これにより、次のラウンド遊技が開始されることとなる。
(Step S660-7)
The
(ステップS660−9)
メインCPU300aは、大役遊技の実行契機となった大当たり図柄の種別と、大当たり当選時の遊技状態とに基づいて、所定のエンディング時間を特別遊技タイマにセーブするエンディング時間設定処理を実行する。
(Step S660-9)
The
(ステップS660−11)
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを「06H」に更新する。
(Step S660-11)
The
(ステップS660−13)
メインCPU300aは、エンディングの開始を示すエンディング指定コマンドを送信バッファにセットし、当該大入賞口閉鎖有効処理を終了する。
(Step S660-13)
The
図33は、主制御基板300における大入賞口終了ウェイト処理を説明するフローチャートである。この大入賞口終了ウェイト処理は、特別遊技管理フェーズが「06H」であった場合に実行される。
FIG. 33 is a flowchart for explaining the special winning opening end weight process in the
(ステップS670−1)
メインCPU300aは、上記ステップS660−9でセーブした特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、特別遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該大入賞口終了ウェイト処理を終了し、特別遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS670−3に処理を移す。
(Step S670-1)
The
(ステップS670−3)
メインCPU300aは、大役遊技終了後の遊技状態を設定するための状態設定処理を実行する。ここでは、上記ステップS610−17でセーブした特別図柄確率状態予備フラグおよび高確回数切り予備カウンタをロードして、状態データをセーブする。また、ここでは、特別図柄(大当たり図柄)の種別に応じて、普通図柄時短状態フラグおよび時短回数切りカウンタに所定の状態データをセーブする。さらに、ここでは、大役遊技の実行契機となった大当たり図柄と、大役遊技の実行前の遊技状態(大当たり当選時の遊技状態)とに基づいて、大役遊技の終了後の変動状態を設定する。また、変動状態が特殊変動状態に設定された場合には、以後、特殊変動状態がどのように切り替わるのかにかかる情報が同時に記憶され、以後、ここで記憶された情報に基づいて、変動状態の切り替え処理がなされることとなる。
(Step S670-3)
The
(ステップS670−5)
メインCPU300aは、大役遊技の終了後に設定される遊技状態を伝達するための遊技状態変化指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S670-5)
The
(ステップS670−7)
メインCPU300aは、上記ステップS670−3でセーブした高確回数および時短回数に対応する回数コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S670-7)
The
(ステップS670−9)
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを「00H」に更新し、当該大入賞口終了ウェイト処理を終了する。これにより、特1保留または特2保留が記憶されている場合には、特別図柄の変動表示が再開されることとなる。
(Step S670-9)
The
図34は、普通遊技管理フェーズを説明する図である。既に説明したとおり、本実施形態では、ゲート124への遊技球の通過を契機とする普通遊技に係る処理が、段階的に、かつ、繰り返し実行されるが、主制御基板300では、こうした普通遊技に係る各処理を普通遊技管理フェーズによって管理している。
FIG. 34 is a diagram for explaining the normal game management phase. As already described, in the present embodiment, the process related to the normal game triggered by the passage of the game ball to the
図34に示すように、メインROM300bには、普通遊技を実行制御するための複数の普通遊技制御モジュールが格納されており、これら普通遊技制御モジュールごとに、普通遊技管理フェーズが対応付けられている。具体的には、普通遊技管理フェーズが「00H」である場合には、「普通図柄変動待ち処理」を実行するためのモジュールがコールされ、普通遊技管理フェーズが「01H」である場合には、「普通図柄変動中処理」を実行するためのモジュールがコールされ、普通遊技管理フェーズが「02H」である場合には、「普通図柄停止図柄表示処理」を実行するためのモジュールがコールされ、普通遊技管理フェーズが「03H」である場合には、「普通電動役物入賞口開放前処理」を実行するためのモジュールがコールされ、普通遊技管理フェーズが「04H」である場合には、「普通電動役物入賞口開放制御処理」を実行するためのモジュールがコールされ、普通遊技管理フェーズが「05H」である場合には、「普通電動役物入賞口閉鎖有効処理」を実行するためのモジュールがコールされ、普通遊技管理フェーズが「06H」である場合には、「普通電動役物入賞口終了ウェイト処理」を実行するためのモジュールがコールされる。
As shown in FIG. 34, the
図35は、主制御基板300における普通遊技管理処理(ステップS700)を説明するフローチャートである。
FIG. 35 is a flowchart for explaining the normal game management process (step S700) in the
(ステップS700−1)
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズをロードする。
(Step S700-1)
The
(ステップS700−3)
メインCPU300aは、上記ステップS700−1でロードした普通遊技管理フェーズに対応する普通遊技制御モジュールを選択する。
(Step S700-3)
The
(ステップS700−5)
メインCPU300aは、上記ステップS700−3で選択した普通遊技制御モジュールをコールして処理を開始する。
(Step S700-5)
The
(ステップS700−7)
メインCPU300aは、普通遊技の制御時間を管理する普通遊技タイマをロードする。
(Step S700-7)
The
図36は、主制御基板300における普通図柄変動待ち処理を説明するフローチャートである。この普通図柄変動待ち処理は、普通遊技管理フェーズが「00H」であった場合に実行される。
FIG. 36 is a flowchart for explaining the normal symbol variation waiting process in the
(ステップS710−1)
メインCPU300aは、普通図柄保留球数カウンタのカウンタ値をロードし、カウンタ値が「0」であるか、すなわち、普図保留が「0」であるかを判定する。その結果、カウンタ値が「0」であると判定した場合には当該普通図柄変動待ち処理を終了し、カウンタ値は「0」ではないと判定した場合にはステップS710−3に処理を移す。
(Step S710-1)
The
(ステップS710−3)
メインCPU300aは、普図保留記憶領域の第1記憶部〜第4記憶部に記憶されている普図保留(当たり決定乱数)を、1つ序数の小さい記憶部にブロック転送する。具体的には、第2記憶部〜第4記憶部に記憶されている普図保留を、第1記憶部〜第3記憶部に転送する。また、メインRAM300cには、処理対象となる第0記憶部が設けられており、第1記憶部に記憶されている普図保留を、第0記憶部に転送する。なお、この普通図柄記憶エリアシフト処理においては、普通図柄保留球数カウンタのカウンタ値を「1」減算するとともに、普図保留が「1」減算したことを示す、普図保留減指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S710-3)
The
(ステップS710−5)
メインCPU300aは、第0記憶部に転送された当たり決定乱数をロードし、現在の遊技状態に対応する当たり決定乱数判定テーブルを選択して普図抽選を行い、その抽選結果を記憶する普通図柄当たり判定処理を実行する。
(Step S710-5)
The
(ステップS710−7)
メインCPU300aは、上記ステップS710−5の普図抽選の結果に対応する普通図柄停止図柄番号をセーブする。なお、本実施形態では、普通図柄表示器168は1つのLEDランプで構成されており、当たりの場合には普通図柄表示器168を点灯させ、ハズレの場合には普通図柄表示器168を消灯させる。ここで決定する普通図柄停止図柄番号は、最終的に普通図柄表示器168を点灯するか否かを示すものであり、例えば、当たりに当選した場合には、普通図柄停止図柄番号として「0」が決定され、ハズレの場合には、普通図柄停止図柄番号として「1」が決定される。
(Step S710-7)
The
(ステップS710−9)
メインCPU300aは、現在の遊技状態を確認し、対応する普通図柄変動時間データテーブルを選択してセットする。
(Step S710-9)
The
(ステップS710−11)
メインCPU300aは、上記ステップS710−3で第0記憶部に転送した当たり決定乱数と、上記ステップS710−9でセットした普通図柄変動時間データテーブルとに基づいて、普通図柄変動時間を決定する。
(Step S710-11)
The
(ステップS710−13)
メインCPU300aは、上記ステップS710−11で決定した普通図柄変動時間を普通遊技タイマにセーブする。
(Step S710-13)
The
(ステップS710−15)
メインCPU300aは、普通図柄表示器168において、普通図柄の変動表示を開始するために、普通図柄表示図柄カウンタを設定する処理を実行する。この普通図柄表示図柄カウンタに、カウンタ値として例えば「0」が設定されている場合には普通図柄表示器168が点灯制御され、カウンタ値として「1」が設定されている場合には普通図柄表示器168が消灯制御される。ここでは、普通図柄の変動表示の開始時に所定のカウンタ値が普通図柄表示図柄カウンタに設定されることとなる。
(Step S710-15)
In the
(ステップS710−17)
メインCPU300aは、普図保留記憶領域に記憶されている普図保留数を示す普図保留指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S710-17)
The
(ステップS710−19)
メインCPU300aは、上記ステップS710−7で決定された普通図柄停止図柄番号、すなわち、普通図柄当たり判定処理によって決定された図柄種別(当たり図柄またはハズレ図柄)に基づいて、普通図柄指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S710-19)
The
(ステップS710−21)
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「01H」に更新し、当該普通図柄変動待ち処理を終了する。
(Step S710-21)
The
図37は、主制御基板300における普通図柄変動中処理を説明するフローチャートである。この普通図柄変動中処理は、普通遊技管理フェーズが「01H」であった場合に実行される。
FIG. 37 is a flowchart for explaining normal symbol variation processing in the
(ステップS720−1)
メインCPU300aは、上記ステップS710−13でセーブした普通遊技タイマのタイマ値が「0」であるかを判定する。その結果、タイマ値が「0」であった場合にはステップS720−9に処理を移し、タイマ値が「0」ではなかった場合にはステップS720−3に処理を移す。
(Step S720-1)
The
(ステップS720−3)
メインCPU300aは、普通図柄表示器168の点灯時間および消灯時間を計時する普通図柄表示タイマを更新する。具体的には、普通図柄表示タイマのタイマ値が「0」であった場合には、所定のタイマ値がセットされ、タイマ値が「1」以上であった場合には、現在のタイマ値から「1」減算した値にタイマ値を更新する。
(Step S720-3)
The
(ステップS720−5)
メインCPU300aは、普通図柄表示タイマのタイマ値が「0」であるかを判定する。その結果、普通図柄表示タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS720−7に処理を移し、普通図柄表示タイマのタイマ値が「0」でないと判定した場合には当該普通図柄変動中処理を終了する。
(Step S720-5)
The
(ステップS720−7)
メインCPU300aは、普通図柄表示図柄カウンタのカウンタ値を更新する。ここでは、普通図柄表示図柄カウンタのカウンタ値が、普通図柄表示器168の消灯を示すカウンタ値であった場合には点灯を示すカウンタ値に更新し、普通図柄表示器168の点灯を示すカウンタ値であった場合には消灯を示すカウンタ値に更新し、当該普通図柄変動中処理を終了する。これにより、普通図柄表示器168は、普通図柄変動時間にわたって、所定時間おきに点灯、消灯を繰り返す(点滅する)こととなる。
(Step S720-7)
The
(ステップS720−9)
メインCPU300aは、普通図柄表示図柄カウンタに、上記ステップS710−7で決定した普通図柄停止図柄番号(カウンタ値)をセーブする。これにより、普通図柄表示器168が最終的に点灯もしくは消灯制御され、普図抽選の結果が報知されることとなる。
(Step S720-9)
The
(ステップS720−11)
メインCPU300aは、普通図柄を停止表示する時間である普通図柄変動停止時間を普通遊技タイマにセットする。
(Step S720-11)
The
(ステップS720−13)
メインCPU300aは、普通図柄の停止表示が開始されたことを示す普図停止指定コマンドを送信バッファにセットする。
(Step S720-13)
The
(ステップS720−15)
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「02H」に更新し、当該普通図柄変動中処理を終了する。
(Step S720-15)
The
図38は、主制御基板300における普通図柄停止図柄表示処理を説明するフローチャートである。この普通図柄停止図柄表示処理は、普通遊技管理フェーズが「02H」であった場合に実行される。
FIG. 38 is a flowchart for explaining a normal symbol stop symbol display process in the
(ステップS730−1)
メインCPU300aは、上記ステップS720−11でセットした普通遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、普通遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該普通図柄停止図柄表示処理を終了し、普通遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS730−3に処理を移す。
(Step S730-1)
The
(ステップS730−3)
メインCPU300aは、普図抽選の結果を確認する。
(Step S730-3)
The
(ステップS730−5)
メインCPU300aは、普図抽選の結果が当たりであるかを判定する。その結果、当たりであると判定した場合にはステップS730−9に処理を移し、当たりではない(ハズレである)と判定した場合にはステップS730−7に処理を移す。
(Step S730-5)
The
(ステップS730−7)
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「00H」に更新し、当該普通図柄停止図柄表示処理を終了する。これにより、1の普図保留に基づく普通遊技管理処理が終了し、普図保留が記憶されている場合には、次の保留に基づく普通図柄の変動表示を開始するための処理が行われることとなる。
(Step S730-7)
The
(ステップS730−9)
メインCPU300aは、開閉制御パターンテーブルのデータを参照し、普通遊技タイマに、タイマ値として普電開放前時間をセーブする。
(Step S730-9)
The
(ステップS730−11)
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「03H」に更新し、当該普通図柄停止図柄表示処理を終了する。これにより、第2始動口122の開閉制御が開始されることとなる。
(Step S730-11)
The
図39は、主制御基板300における普通電動役物入賞口開放前処理を説明するフローチャートである。この普通電動役物入賞口開放前処理は、普通遊技管理フェーズが「03H」であった場合に実行される。
FIG. 39 is a flowchart for explaining the process for opening the ordinary electric accessory winning opening on the
(ステップS740−1)
メインCPU300aは、上記ステップS730−9でセットした普通遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、普通遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該普通電動役物入賞口開放前処理を終了し、普通遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS741に処理を移す。
(Step S740-1)
The
(ステップS741)
メインCPU300aは、普通電動役物入賞口開閉切替処理を実行する。この普通電動役物入賞口開閉切替処理については後述する。
(Step S741)
The
(ステップS740−3)
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「04H」に更新し、当該普通電動役物入賞口開放前処理を終了する。
(Step S740-3)
The
図40は、主制御基板300における普通電動役物入賞口開閉切替処理(ステップS741)を説明するフローチャートである。
FIG. 40 is a flowchart for explaining the ordinary electric accessory prize opening / closing switching process (step S741) in the
(ステップS741−1)
メインCPU300aは、普通電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値が、普通電動役物開閉切替回数(1回の開閉制御中における第2始動口122の可動片122bの開閉回数)の上限値であるかを判定する。その結果、カウンタ値が上限値であると判定した場合には当該普通電動役物入賞口開閉切替処理を終了し、カウンタ値は上限値ではないと判定した場合にはステップS741−3に処理を移す。
(Step S741-1)
In the
(ステップS741−3)
メインCPU300aは、開閉制御パターンテーブルのデータを参照し、普通電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値に基づいて、普通電動役物ソレノイド122cを通電制御するためのソレノイド制御データ(通電制御データまたは通電停止制御データ)、および、普通電動役物ソレノイド122cの通電時間(ソレノイド通電時間)もしくは通電停止時間(普電閉鎖有効時間=休止時間)であるタイマデータを抽出する。
(Step S741-3)
The
(ステップS741−5)
メインCPU300aは、上記ステップS741−3で抽出したソレノイド制御データに基づいて、普通電動役物ソレノイド122cの通電を開始するか、もしくは、普通電動役物ソレノイド122cの通電を停止するための普通電動役物ソレノイド通電制御処理を実行する。この普通電動役物ソレノイド通電制御処理の実行により、上記ステップS400−25およびステップS400−27において、普通電動役物ソレノイド122cの通電開始もしくは通電停止の制御がなされることとなる。
(Step S741-5)
Based on the solenoid control data extracted in step S741-3, the
(ステップS741−7)
メインCPU300aは、上記ステップS741−3で抽出したタイマデータに基づくタイマ値を、普通遊技タイマにセーブする。なお、ここで普通遊技タイマにセーブされるタイマ値は、第2始動口122の1回の最大開放時間となる。
(Step S741-7)
The
(ステップS741−9)
メインCPU300aは、普通電動役物ソレノイド122cの通電開始状態か、すなわち、上記ステップS741−5において、普通電動役物ソレノイド122cの通電を開始する制御処理がなされたかを判定する。その結果、通電開始状態であると判定した場合にはステップS741−11に処理を移し、通電開始状態ではないと判定した場合には当該普通電動役物入賞口開閉切替処理を終了する。
(Step S741-9)
The
(ステップS741−11)
メインCPU300aは、普通電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値を、現在のカウンタ値に「1」加算した値に更新する。
(Step S741-11)
The
図41は、主制御基板300における普通電動役物入賞口開放制御処理を説明するフローチャートである。この普通電動役物入賞口開放制御処理は、普通遊技管理フェーズが「04H」であった場合に実行される。
FIG. 41 is a flowchart for explaining the ordinary electric accessory prize opening opening control process in the
(ステップS750−1)
メインCPU300aは、上記ステップS741−7でセーブした普通遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、普通遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合にはステップS750−5に処理を移し、普通遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS750−3に処理を移す。
(Step S750-1)
The
(ステップS750−3)
メインCPU300aは、普通電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値が、普通電動役物開閉切替回数の上限値であるかを判定する。その結果、カウンタ値が上限値であると判定した場合にはステップS750−7に処理を移し、カウンタ値は上限値ではないと判定した場合にはステップS741に処理を移す。
(Step S750-3)
The
(ステップS741)
上記ステップS750−3において、普通電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値が、普通電動役物開閉切替回数の上限値ではないと判定した場合には、メインCPU300aは、上記ステップS741の処理を実行する。
(Step S741)
If the
(ステップS750−5)
メインCPU300aは、上記ステップS530−9で更新された普通電動役物入賞球数カウンタのカウンタ値が規定数に到達していないか、すなわち、第2始動口122に、1回の開閉制御中の最大入賞可能数と同数の遊技球が入球していないかを判定する。その結果、規定数に到達していないと判定した場合には当該普通電動役物入賞口開放制御処理を終了し、規定数に到達したと判定した場合にはステップS750−7に処理を移す。
(Step S750-5)
The
(ステップS750−7)
メインCPU300aは、普通電動役物ソレノイド122cの通電を停止して第2始動口122を閉鎖するために必要な普通電動役物閉鎖処理を実行する。これにより、第2始動口122が閉鎖状態となる。
(Step S750-7)
The
(ステップS750−9)
メインCPU300aは、普電有効状態時間を普通遊技タイマにセーブする。
(Step S750-9)
The
(ステップS750−11)
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「05H」に更新し、当該普通電動役物入賞口開放制御処理を終了する。
(Step S750-11)
The
図42は、主制御基板300における普通電動役物入賞口閉鎖有効処理を説明するフローチャートである。この普通電動役物入賞口閉鎖有効処理は、普通遊技管理フェーズが「05H」であった場合に実行される。
FIG. 42 is a flowchart for explaining the normal electric accessory prize opening closing effective process in the
(ステップS760−1)
メインCPU300aは、上記ステップS750−9でセーブした普通遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、普通遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該普通電動役物入賞口閉鎖有効処理を終了し、普通遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS760−3に処理を移す。
(Step S760-1)
The
(ステップS760−3)
メインCPU300aは、普電終了ウェイト時間を普通遊技タイマにセーブする。
(Step S760-3)
The
(ステップS760−5)
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「06H」に更新し、当該普通電動役物入賞口閉鎖有効処理を終了する。
(Step S760-5)
The
図43は、主制御基板300における普通電動役物入賞口終了ウェイト処理を説明するフローチャートである。この普通電動役物入賞口終了ウェイト処理は、普通遊技管理フェーズが「06H」であった場合に実行される。
FIG. 43 is a flow chart for explaining the ordinary electric accessory winning opening end weight process in the
(ステップS770−1)
メインCPU300aは、上記ステップS760−3でセーブした普通遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、普通遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該普通電動役物入賞口終了ウェイト処理を終了し、普通遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS770−3に処理を移す。
(Step S770-1)
The
(ステップS770−3)
メインCPU300aは、普通遊技管理フェーズを「00H」に更新し、当該普通電動役物入賞口終了ウェイト処理を終了する。これにより、普図保留が記憶されている場合には、普通図柄の変動表示が再開されることとなる。
(Step S770-3)
The
以上のように、主制御基板300において各種の処理が実行されることにより、特別遊技および普通遊技が進行することとなるが、こうした遊技の進行中には、主制御基板300から送信されるコマンドに基づいて、副制御基板330において、さまざまな演出を実行するための制御が行われる。以下では、主制御基板300から送信されるコマンドに基づいて実行される演出のうち、大役抽選の結果を報知する変動演出の一例と、副制御基板330において、変動演出を実行制御する処理について説明する。
As described above, a special game and a normal game proceed by executing various processes in the
(演出図柄の説明)
図44は、演出図柄210a、210b、210cを説明する図である。上記したように、主制御基板300では、大役抽選が行われると、変動モード番号および変動パターン番号が決定され、変動モードコマンドおよび変動パターンコマンドが副制御基板330に送信される。副制御基板330では、受信した変動モードコマンドおよび変動パターンコマンドに基づいて変動演出の実行パターンを決定するとともに、決定した実行パターンで変動演出を実行制御する。
(Description of production design)
FIG. 44 is a diagram for explaining the
変動演出の実行パターンは多数設けられているが、いずれも、演出表示部200aに、3つの図柄構成群210A、210B、210Cが変動表示された後に、いずれかの演出図柄210a、210b、210cが演出表示部200aに停止表示され、演出表示部200aにおける演出図柄210a、210b、210cの最終的な停止表示態様によって、大役抽選の結果が報知される点で共通している。
There are many variation effect execution patterns. Any of the
図44(a)に示すように、図柄構成群210Aは、1〜9の数字が記された9種類の演出図柄210aで構成されている。ここでは図示を省略しているが、各演出図柄210aには、数字とともにキャラクタ等が記されており、図柄構成群210Aを構成する各演出図柄210aを遊技者が容易に識別できるようになっている。また、図柄構成群210B、210Cも、図柄構成群210Aと同様、それぞれ9種類の演出図柄210b、210cで構成されている。なお、ここでは説明の都合上、図柄構成群210Aが9種類の演出図柄210aで構成され、図柄構成群210Bが9種類の演出図柄210bで構成され、図柄構成群210Cが9種類の演出図柄210cで構成されていることとするが、図柄構成群210A、210B、210Cは、いずれも同一表示態様の9種類の演出図柄210b、210cで構成されている。
As shown in FIG. 44 (a), the
変動演出においては、図柄構成群210A、210B、210Cが演出表示部200aにおいて、同時に高さ方向にスクロール表示され、最終的にいずれか1つの演出図柄210a、210b、210cが、演出表示部200aの高さ方向の中央に停止表示される。
In the variable effect, the
そして、大役抽選によって大当たりに当選した場合には、図44(b)に示すように、大当たり図柄として、特別図柄A〜Jが決定される。大当たりに当選した場合、つまり、大当たりの当選を報知する変動演出では、最終的に、演出表示部200aの高さ方向の中央において、一直線上に同一の演出図柄210a、210b、210cが停止表示される。
Then, when the big win is won by the big game lottery, as shown in FIG. 44 (b), special symbols A to J are determined as the big win symbols. In the case of winning the jackpot, that is, in the variable effect that notifies the winning of the jackpot, finally, the
ただし、特別図柄Aが決定されると、大役遊技の終了後に遊技状態が低確率遊技状態に設定されるが、この場合には、「2」、「4」、「6」、「8」の偶数の数字が記された演出図柄210a、210b、210c(以下、単に「偶数図柄」と呼ぶ)が停止表示される。一方、特別図柄B〜Jが決定されると、大役遊技の終了後に遊技状態が高確率遊技状態に設定されるが、この場合には、上記の偶数図柄に加えて、「1」、「3」、「5」、「7」、「9」の奇数の数字が記された演出図柄210a、210b、210c(以下、単に「奇数図柄」と呼ぶ)が停止表示される。
However, when the special symbol A is determined, the gaming state is set to the low-probability gaming state after the end of the big game. In this case, “2”, “4”, “6”, “8”
したがって、演出図柄210a、210b、210cが、同一の奇数図柄で演出表示部200aに停止表示されることで、大役遊技の終了後の遊技状態が高確率遊技状態に設定されることが報知される。また、演出図柄210a、210b、210cが、同一の偶数図柄で演出表示部200aに停止表示された場合には、大役遊技の終了後の遊技状態が低確率遊技状態および高確率遊技状態のいずれに設定されるかが不明となっている。なお、詳しい説明は省略するが、特別図柄B〜Jが決定され、演出図柄210a、210b、210cが偶数図柄で停止表示された場合には、大役遊技中等に実行される別の演出により、大役遊技の終了後の遊技状態が報知される。
Therefore, the
また、大役抽選の結果がハズレであった場合、つまり、ハズレ図柄が決定された場合には、演出表示部200aの高さ方向の中央において、最終的に、全て同一の演出図柄210a、210b、210cが停止表示されることはない。以下に、演出図柄210a、210b、210cが変動表示される変動演出の一例について説明する。
Further, when the result of the lottery lottery is lost, that is, when the lost symbol is determined, finally, in the center in the height direction of the
(演出の一例)
図45は、リーチなし変動パターンの変動演出の一例を説明する図である。上記のように、主制御基板300において大役抽選が行われると、特別図柄の変動表示中、すなわち、特別図柄の変動時間に亘って、大役抽選の結果を報知する変動演出が実行される。この変動演出においては、演出表示部200aにおいて種々の背景画像が表示されるとともに、この背景画像に重畳して、演出図柄210a、210b、210cが変動表示(スクロール表示)される。なお、変動演出中は、演出表示部200aに表示される画像に伴って、音声出力装置206から音声が出力されるとともに、演出照明装置204が点灯制御され、また、演出役物装置202が可動制御されるが、ここでは詳細な説明は省略する。
(Example of production)
FIG. 45 is a diagram for explaining an example of the variation effect of the variation pattern without reach. As described above, when the big game lottery is performed on the
本実施形態の変動演出は、リーチなし変動パターン、リーチ変動パターンに大別される。リーチなし変動パターンの変動演出では、演出表示部200aに背景画像(図示を省略)が表示されるとともに、この背景画像に演出図柄210a、210b、210cが重畳して変動表示される。例えば、図45(a)に示すように、大役抽選結果がハズレであったことを示す組み合わせで演出図柄210a、210b、210cが停止表示されているとする。この状態で、新たに特別図柄の変動表示が行われると、当該特別図柄の変動表示の開始に伴って、図45(b)に示すように、3つの演出図柄210a、210b、210cが変動表示(スクロール表示)を開始する。なお、図中下向きの矢印は、演出図柄210a、210b、210cが高さ方向にスクロール表示されていることを示している。
The variation effects of this embodiment are roughly classified into a reachless variation pattern and a reach variation pattern. In the variation effect of the reachless variation pattern, a background image (not shown) is displayed on the
そして、図45(c)に示すように、まず、演出図柄210aが停止表示され、その後、図45(d)に示すように、演出図柄210aと異なる演出図柄210cが停止表示される。そして、特別図柄の変動表示が終了して、第1特別図柄表示器160または第2特別図柄表示器162に特別図柄が停止表示するのとほぼ同じタイミングで、図45(e)に示すように、演出図柄210bが停止表示され、このときの3つの演出図柄210a、210b、210cの最終的な停止表示態様によって、大役抽選結果が遊技者に報知される。
Then, as shown in FIG. 45 (c), the
図46は、リーチ変動パターンの変動演出の一例を説明する図である。リーチ変動パターンの変動演出は、リーチなし変動パターンの変動演出と同様に、特別図柄の変動表示の開始に伴って、演出図柄210a、210b、210cの変動表示が開始され、図46(a)に示すように、演出図柄210aがまず停止表示される。その後、図46(b)に示すように、演出図柄210aと同一の演出図柄210cが停止表示される。
FIG. 46 is a diagram for explaining an example of the variation effect of the reach variation pattern. The variation effect of the reach variation pattern is the same as the variation effect of the non-reach variation pattern, and the variation display of the
このように、演出表示部200aにおいて、同一の演出図柄210a、210cが停止表示されるリーチ態様で表示されると、図46(c)に示すように、演出表示部200aにおいて、演出図柄210a、210cに重畳して「リーチ」と表示される。なお、リーチ態様は複数種類設けられており、「1」〜「9」のいずれかの数字が記された同一の演出図柄210a、210cが停止表示される。その後、図46(d)に示すように、演出図柄210a、210b、210cの形状を、リーチ態様になる前と異にして変動表示が継続される。そして、その後、演出表示部200aには、図46(e)に示すように、所定の発展画像(動画)が再生表示されるリーチ発展演出が実行され、発展画像(動画)の表示中もしくは発展画像(動画)の表示後に、演出図柄210a、210b、210cが最終的に停止表示されて大役抽選結果が遊技者に報知されることとなる。なお、図46(e)に示すように、リーチ発展演出中は、演出図柄210a、210b、210cが演出表示部200aの右上に小さく変動表示を継続している。
In this way, when the
ここで、上記のように、リーチ発展演出の実行前の演出図柄210a、210b、210cの変動表示中は、演出表示部200aに背景画像が表示されている。この演出表示部200aに表示される背景画像は、遊技状態に応じて設定される演出モードごとに設けられており、背景画像によって、現在の遊技状態を遊技者が識別できるようにしている。
Here, as described above, the background image is displayed on the
(演出決定テーブルの一例)
次に、上記の変動演出の態様の決定方法について説明する。図47は変動演出決定テーブルの一例および信頼度を説明する図である。本実施形態では、変動モード番号(変動モードコマンド)に基づいて前半の変動演出の態様が決定され、変動パターン番号(変動パターンコマンド)に基づいて後半の変動演出の態様が決定される。
(Example of production determination table)
Next, a description will be given of a method for determining the aspect of the fluctuation effect. FIG. 47 is a diagram for explaining an example of the variation effect determination table and the reliability. In this embodiment, the aspect of the first half variation effect is determined based on the variation mode number (variation mode command), and the second half variation effect aspect is determined based on the variation pattern number (variation pattern command).
具体的には、リーチ変動パターンの変動演出においては、発展画像(リーチ発展演出)が再生表示されるまでの変動演出の態様が、変動モード番号(変動モードコマンド)に基づいて決定され、発展画像(動画)の種類、すなわち、発展画像パターンが、変動パターン番号(変動パターンコマンド)に基づいて決定される。したがって、例えば、図46に示すリーチ変動パターンの変動演出においては、図46(a)〜図46(d)に示す変動演出の態様が変動モード番号(変動モードコマンド)に基づいて決定されており、図46(e)に示す変動演出の態様(発展画像)が変動パターン番号(変動パターンコマンド)に基づいて決定されている。 Specifically, in the variation effect of the reach variation pattern, the variation effect mode until the development image (reach development effect) is reproduced and displayed is determined based on the variation mode number (variation mode command). The type of (moving image), that is, the developed image pattern is determined based on the variation pattern number (variation pattern command). Therefore, for example, in the variation effect of the reach variation pattern shown in FIG. 46, the modes of the variation effect shown in FIGS. 46 (a) to 46 (d) are determined based on the variation mode number (variation mode command). 46 (e), the variation effect mode (developed image) is determined based on the variation pattern number (variation pattern command).
なお、リーチなし変動パターンの変動演出は、前半の変動演出が実行されないことを示す変動モード番号(変動モードコマンド)と、所定の変動パターン番号(変動パターンコマンド)とが決定された場合に実行される。例えば、前半の変動演出が実行されないことを示す「00H」の変動モード番号に対応する変動モードコマンドを受信すると、副制御基板330では、必ず、前半の変動演出の態様として「なし」が決定される。また、同時に受信した変動パターンコマンドに基づいて、開始から終了までの変動演出の態様が決定される。したがって、図45に示す変動演出の態様は、変動パターン番号(変動パターンコマンド)に基づいて決定されることとなる。
The variation effect of the variation pattern without reach is executed when a variation mode number (variation mode command) indicating that the variation effect of the first half is not executed and a predetermined variation pattern number (variation pattern command) are determined. The For example, when a variation mode command corresponding to a variation mode number of “00H” indicating that the first half variation effect is not executed is received, the
図47(a)に示すように、副制御基板330のサブROM330bには、受信し得る変動モードコマンド(変動モード番号)のそれぞれに、前半の変動演出の態様が対応付けられた前半変動演出決定テーブルが記憶されている。副制御基板330では、変動モードコマンドを受信すると、0〜249の範囲から1の演出乱数を取得するとともに、前半変動演出決定テーブルをセットする。そして、取得した演出乱数および変動モードコマンド(変動モード番号)に基づいて、前半の変動演出の態様が決定される。
As shown in FIG. 47A, the
なお、図47(a)において、変動モード番号と前半の変動演出の態様とが対応付けられた各選択領域に記された数字は、当該選択領域に割り振られた乱数の範囲、すなわち、当該選択領域の選択比率を示している。例えば、変動モード番号=00Hに対応する変動モードコマンドを受信した場合には、前半の変動演出の態様として、必ず、「なし」が決定され、変動モード番号=01Hに対応する変動モードコマンドを受信した場合には、前半の変動演出の態様として、必ず、「リーチA」の変動演出が決定され、変動モード番号=02Hに対応する変動モードコマンドを受信した場合には、前半の変動演出の態様として、必ず、「リーチB」の変動演出が決定されることとなる。 In FIG. 47 (a), the number written in each selection area in which the variation mode number is associated with the first half variation effect mode is the range of random numbers assigned to the selection area, that is, the selection The area selection ratio is shown. For example, when a variation mode command corresponding to variation mode number = 00H is received, “None” is always determined as the variation effect mode in the first half, and a variation mode command corresponding to variation mode number = 01H is received. In this case, the variation effect of “Reach A” is always determined as the variation effect mode of the first half, and when the variation mode command corresponding to the variation mode number = 02H is received, the variation effect mode of the first half is determined. As a result, the variation effect of “reach B” is always determined.
ここで、前半の変動演出の態様のうち「なし」は、前半の変動演出を実行しないことを示しており、この「なし」が決定された場合には、後述する変動パターンコマンドに基づいて決定される後半の変動演出のみが実行されることとなる。また、図47(a)において、前半の変動演出の態様における「リーチA」や「リーチB」は、それぞれ、リーチ変動パターンの変動演出のうち、演出図柄210a、210b、210cがリーチ態様になるまでの態様、すなわち、演出表示部200aに表示される変動演出画像の画像表示パターン、および、演出図柄210a、210b、210cの変動表示態様を示している。これら前半の変動演出の態様は、変動モード番号に対応付けられた特別図柄の変動表示の時間と一致するように予め設計されている。
Here, "None" in the first half variation effect mode indicates that the first half variation effect is not executed, and when this "None" is determined, it is determined based on a later-described variation pattern command. Only the second half variation effect will be executed. In addition, in FIG. 47A, “reach A” and “reach B” in the first half of the variation production mode are respectively the
したがって、演出表示部200aにおいて、リーチなし変動パターンの変動演出が実行される場合には、必ず、変動モード番号=00Hに対応する変動モードコマンドを受信していることとなる。換言すれば、変動モード番号=00Hに対応する変動モードコマンドを受信すると、必ず、演出表示部200aにおいて、リーチなし変動パターンの変動演出が実行されることとなる。これに対して、演出表示部200aにおいて、リーチ変動パターンの変動演出が実行される場合には、必ず、変動モード番号=00H以外の変動モード番号に対応する変動モードコマンドを受信していることとなる。換言すれば、変動モード番号=00Hに対応する変動モードコマンド以外の変動モードコマンドを受信すると、必ず、演出表示部200aにおいて、リーチ変動パターンの変動演出が実行されることとなる。
Therefore, when the
また、図47(b)に示すように、副制御基板330のサブROM330bには、受信し得る変動パターンコマンド(変動パターン番号)のそれぞれに、後半の変動演出の態様が対応付けられた後半変動演出決定テーブルが記憶されている。副制御基板330では、変動パターンコマンドを受信すると、0〜249の範囲から1の演出乱数を取得するとともに、後半変動演出決定テーブルをセットする。そして、取得した演出乱数および変動パターンコマンド(変動パターン番号)に基づいて、後半の変動演出の態様が決定される。
In addition, as shown in FIG. 47B, the
なお、図47(b)において、変動パターン番号と後半の変動演出の態様とが対応付けられた各選択領域に記された数字は、図47(a)と同様に、当該選択領域に割り振られた乱数の範囲、すなわち、当該選択領域の選択比率を示している。例えば、変動パターン番号=00Hに対応する変動パターンコマンドを受信した場合には、後半の変動演出の態様として、必ず、「ハズレ4秒」の変動演出が実行され、変動パターン番号=01Hに対応する変動パターンコマンドを受信した場合には、後半の変動演出の態様として、必ず、「ハズレ8秒」の変動演出が実行され、変動パターン番号=02Hに対応する変動パターンコマンドを受信した場合には、後半の変動演出の態様として、必ず、「ハズレ12秒」の変動演出が実行されることとなる。 In FIG. 47 (b), the numbers written in each selection area in which the variation pattern number is associated with the variation effect mode in the latter half are assigned to the selection area, as in FIG. 47 (a). The range of random numbers, that is, the selection ratio of the selection area is shown. For example, when a variation pattern command corresponding to variation pattern number = 00H is received, a variation effect of “losing 4 seconds” is always executed as a variation effect mode in the latter half, and variation pattern number = 01H is supported. When a variation pattern command is received, a variation effect of “losing 8 seconds” is always executed as a variation rendering mode in the latter half, and when a variation pattern command corresponding to variation pattern number = 02H is received, As a mode of variation production in the latter half, a variation production of “losing 12 seconds” is always executed.
なお、「ハズレ4秒」、「ハズレ8秒」、「ハズレ12秒」の変動演出の態様は、演出図柄210a、210b、210cが、変動表示を開始してから、リーチ態様になることなく、それぞれ4秒、8秒、12秒で、ハズレを報知する態様で停止表示するものである。したがって、主制御基板300において、「00H」、「01H」、「02H」の変動パターン番号が決定される場合には、前半の変動演出の態様として「なし」が決定されるように、必ず、「00H」の変動モード番号(変動モードコマンド)が決定されるように設計されている。
It should be noted that the variation effect modes of “Lose 4 seconds”, “Lose 8 seconds”, and “Lose 12 seconds” are not reached after the
また、主制御基板300において、例えば、変動パターン番号=04Hが決定された場合には、後半の変動演出の態様として、「パターン1」および「パターン2」のいずれかが決定される。「パターン1」、「パターン2」は、図46(e)に示す発展画像(動画)の種類を示すものであり、演出表示部200aに表示される画像は異なるものの、その構成時間は、変動パターン番号=04Hに対応付けられた変動表示の時間と一致している。
Further, in the
ここで、本実施形態では、リーチ変動パターンの変動演出においては、演出図柄210a、210cがリーチ態様となった後に発展画像が表示されるが、この発展画像パターンは、図47(c)に示すように、「通常発展画像パターン」、「特殊発展画像パターン」、「7ゾーン発展画像パターン」の3種類の発展画像パターンに大別されている。そして、変動パターンコマンドには、通常発展画像パターン用の変動パターンコマンド、特殊発展画像パターン用の変動パターンコマンド、7ゾーン発展画像パターン用の変動パターンコマンドが含まれており、通常発展画像パターンの発展画像は、通常発展画像パターン用の変動パターンコマンドを受信した場合に選択され、特殊発展画像パターンの発展画像は、特殊発展画像パターン用の変動パターンコマンドを受信した場合に選択され、7ゾーン発展画像パターンの発展画像は、7ゾーン発展画像パターン用の変動パターンコマンドを受信した場合に選択される。
Here, in this embodiment, in the variation production of the reach variation pattern, the developed image is displayed after the
通常発展画像パターンは、例えば、図柄構成群210A、210B、210Cを構成する、1〜9の数字とともに演出図柄210a、210b、210cに記されるキャラクタ(以下、「味方キャラクタ」とよぶ)が、敵キャラクタと対戦する内容の発展画像(動画)である。この通常発展画像パターンに分類される発展画像は、登場するキャラクタや対戦内容等を異にして複数種類(例えば50〜100)設けられている。
The normal developed image pattern is, for example, characters (hereinafter referred to as “friend characters”) described in the
上記のように、副制御基板330においては、リーチ変動パターンに対応する変動パターンコマンドを受信した場合には、受信した変動パターンコマンドに基づいて、発展画像パターンが決定される。通常発展画像パターンは、大当たり用の通常発展画像パターンとハズレ用の通常発展画像パターンとに区分けされており、大当たり用の変動パターンコマンドを受信した場合には、通常発展画像パターンのうち、大当たり用の通常発展画像パターンのみが選択され、ハズレ用の変動パターンコマンドを受信した場合には、通常発展画像パターンのうち、ハズレ用の通常発展画像パターンのみが選択される。
As described above, in the
大当たり用の通常発展画像パターンは、味方キャラクタが敵キャラクタに勝利する内容の発展画像(動画)であり、ハズレ用の通常発展画像パターンは、味方キャラクタが敵キャラクタに敗北する内容の発展画像(動画)である。なお、上記したように、通常発展画像パターンは、登場するキャラクタや対戦内容等を異にして複数種類設けられているが、同一の登場キャラクタおよび対戦内容の発展画像(動画)それぞれについて、大当たり用とハズレ用とが設けられている。そして、同一の登場キャラクタおよび対戦内容の発展画像(動画)では、大当たり用とハズレ用とで、その途中までは内容が等しく、最終的に味方キャラクタが勝利するか敗北するかといった点が異なっている。したがって、遊技者は、大当たり用の通常発展画像パターンに属する発展画像が表示されているのか、ハズレ用の通常発展画像パターンに属する発展画像が表示されているのかを、最後まで識別することができない。これにより、遊技者は、味方キャラクタが勝利することを期待しながら、発展画像(動画)を見守ることとなる。 The normal development image pattern for jackpot is a development image (moving image) of the content that the ally character wins over the enemy character, and the normal development image pattern for loss is a development image (moving image of the content that the ally character loses to the enemy character) ). In addition, as described above, there are a plurality of types of normal development image patterns with different characters and content of battle, etc., but for each of the same appearance characters and development images (movies) of the battle content, And for lost. And in the same appearance character and the developed image (video) of the content of the battle, the content is the same for the jackpot and the loser, and the point is that the teammate character will eventually win or lose Yes. Therefore, the player cannot identify to the end whether the development image belonging to the normal development image pattern for jackpot is displayed or the development image belonging to the normal development image pattern for loss is displayed. . Thereby, the player watches the developed image (moving image) while expecting the teammate character to win.
また、発展画像の種類、すなわち、登場キャラクタや対戦内容は、受信した大当たり用またはハズレ用の変動パターンコマンドごとに予め選択比率が設定されている。したがって、発展画像ごとに、換言すれば、登場キャラクタや対戦内容ごとに、その演出で大当たりの当選が報知される確率(以下、「信頼度」とよぶ)が設定されることとなる。なお、通常発展画像パターンにおいては、信頼度が3〜10%となるように設定されている。 In addition, a selection ratio is set in advance for each type of developed image, that is, the appearance character and the content of the battle, for each received variation pattern command for jackpot or lose. Therefore, for each developed image, in other words, for each appearance character or battle content, a probability (hereinafter referred to as “reliability”) that the jackpot winning is notified by the production is set. In the normal development image pattern, the reliability is set to be 3 to 10%.
特殊発展画像パターンは、例えば、図柄構成群210A、210B、210Cを構成する9種類の演出図柄210a、210b、210cのいずれにも記されていない、特殊なキャラクタ(以下、「特殊キャラクタ」とよぶ)が、所定のミッションに挑む内容の発展画像(動画)である。この特殊発展画像パターンも、大当たり用の特殊発展画像パターンとハズレ用の特殊発展画像パターンとに区分けされており、大当たり用の変動パターンコマンドを受信した場合には、特殊発展画像パターンのうち、大当たり用の特殊発展画像パターンのみが選択され、ハズレ用の変動パターンコマンドを受信した場合には、特殊発展画像パターンのうち、ハズレ用の特殊発展画像パターンのみが選択される。
The specially developed image pattern is, for example, a special character (hereinafter referred to as “special character”) that is not described in any of the nine types of
大当たり用の特殊発展画像パターンは、特殊キャラクタがミッションに成功する内容の発展画像(動画)であり、ハズレ用の特殊発展画像パターンは、特殊キャラクタがミッションに失敗する内容の発展画像(動画)である。そして、特殊発展画像パターンでは、大当たり用とハズレ用とで、その途中までは内容が等しく、最終的に特殊キャラクタがミッションに成功するか否かといった点が異なっている。これら大当たり用の特殊発展画像パターンおよびハズレ用の特殊発展画像パターンは、信頼度が約25%となるように、大当たり用またはハズレ用の変動パターンコマンドごとに予め選択比率が設定されている。 The special development image pattern for jackpots is the development image (video) of the content that the special character succeeds in the mission, and the special development image pattern for loss is the development image (video) of the content that the special character fails in the mission is there. In the specially developed image pattern, the contents for the jackpot and the loss are the same until the middle, and the difference is whether or not the special character finally succeeds in the mission. The special development image pattern for jackpots and the special development image pattern for loses have a selection ratio set in advance for each variation pattern command for jackpots or loses so that the reliability is about 25%.
7ゾーン発展画像パターンは、上記の通常発展画像パターンおよび特殊発展画像パターンと異なる、所定の内容の発展画像(動画)である。この7ゾーン発展画像パターンも、大当たり用の7ゾーン発展画像パターンとハズレ用の7ゾーン発展画像パターンとに区分けされており、大当たり用の変動パターンコマンドを受信した場合には、7ゾーン発展画像パターンのうち、大当たり用の7ゾーン発展画像パターンのみが選択され、ハズレ用の変動パターンコマンドを受信した場合には、7ゾーン発展画像パターンのうち、ハズレ用の7ゾーン発展画像パターンのみが選択される。この7ゾーン発展画像パターンにおいても、大当たり用とハズレ用とで、途中までは内容が等しく、最終的な内容のみが異なっている。 The 7-zone developed image pattern is a developed image (moving image) having a predetermined content different from the normal developed image pattern and the special developed image pattern. This 7-zone developed image pattern is also divided into a 7-zone developed image pattern for jackpot and a 7-zone developed image pattern for loss. When a variation pattern command for jackpot is received, the 7-zone developed image pattern Among them, only the 7-zone development image pattern for jackpot is selected, and when the change pattern command for loss is received, only the 7-zone development image pattern for loss is selected from the 7-zone development image pattern. . Also in the 7-zone developed image pattern, the contents are the same for the jackpot and for the loss, and only the final contents are different up to the middle.
これら大当たり用の7ゾーン発展画像パターンおよびハズレ用の7ゾーン発展画像パターンは、信頼度が約50%となるように、大当たり用またはハズレ用の変動パターンコマンドごとに予め選択比率が設定されている。なお、大当たり用の7ゾーン発展画像パターンは、主制御基板300において、大当たり図柄として特別図柄B〜Jが決定された場合にのみ出現するように設定されている。つまり、特別図柄B〜Jが決定されたときに選択される大当たり用の変動パターンコマンドを受信した場合に限り、大当たり用の7ゾーン発展画像パターンが決定される。したがって、7ゾーン発展画像パターンの変動演出によって大当たりの当選が報知された場合には、必ず、大役遊技後の遊技状態が高確率遊技状態となる。
These 7-zone developed image patterns for jackpots and 7-zone developed image patterns for lose are preset with a selection ratio for each of the variation patterns commands for jackpot or lose so that the reliability is about 50%. . It should be noted that the 7-zone developed image pattern for jackpot is set to appear only when the special symbols B to J are determined as the jackpot symbols on the
以上のように、リーチ変動パターンの変動演出では、演出図柄210a、210cがリーチ態様で停止表示された後に、複数種類の発展画像(動画)のうちのいずれかが演出表示部200aに表示される。この発展画像は、変動パターンコマンドに基づいて決定されるが、リーチ変動パターンの変動演出のうち、演出図柄210a、210cがリーチ態様となるまでの変動演出画像や、演出図柄210a、210b、210cの変動表示態様は、変動モードコマンドに基づいて決定される。つまり、リーチ変動パターンの変動演出のうち、演出図柄210a、210cがリーチ態様となるまでを前半部分とし、リーチ態様となった後の発展画像の表示を後半部分とすると、前半部分の演出内容が変動モードコマンドに基づいて決定され、後半部分の演出内容が変動パターンコマンドに基づいて決定される。
As described above, in the variation effect of the reach variation pattern, after the
そして、本実施形態では、演出図柄210a、210b、210cの変動表示態様を特定変動表示態様とすることが対応付けられた特定変動モードコマンドが含まれている。この特定変動モードコマンドは、リーチ変動パターンの変動パターンコマンドとの組み合わせでのみ決定されるように、予め主制御基板300において設定されている。特定変動モードコマンドと、リーチ変動パターンの変動パターンコマンドとが組み合わされて送信されると、副制御基板330においては、変動演出の前半部分でカウントダウン演出を実行する。以下に、カウントダウン演出について詳述する。
And in this embodiment, the specific fluctuation mode command matched with making the fluctuation display mode of
図48は、カウントダウン演出を説明する第1の図であり、図49は、カウントダウン演出を説明する第2の図である。図48および図49に示すカウントダウン演出は、リーチ変動パターンの変動演出のうち、前半部分の演出の一態様として実行されるものである。このカウントダウン演出では、まず、図48(a)に示すように、演出図柄210a、210b、210cの変動表示が開始されると、図48(b)に示すように、演出表示部200aに「3」と表示され、その直後に、図48(c)に示すように、演出図柄210a、210b、210cが、予め設けられた複数種類の特定態様のうちのいずれかで仮停止表示される。
FIG. 48 is a first diagram for explaining a countdown effect, and FIG. 49 is a second diagram for explaining a countdown effect. The countdown effects shown in FIGS. 48 and 49 are executed as one aspect of the effects of the first half of the variation effects of the reach variation pattern. In this countdown effect, first, as shown in FIG. 48 (a), when the variation display of the
演出図柄210a、210b、210cが特定態様で仮停止表示されると、図48(d)に示すように、演出図柄210a、210b、210cの変動表示が再開される。その後、図48(e)に示すように、演出表示部200aに「2」と表示され、その直後に、図48(f)に示すように、演出図柄210a、210b、210cが、再び特定態様で仮停止表示される。
When the
そして、図48(g)に示すように、演出図柄210a、210b、210cの変動表示が再開されると、図48(h)に示すように、演出表示部200aに「1」と表示され、その直後に、図48(i)に示すように、演出図柄210a、210b、210cが、再び特定態様で仮停止表示される。
Then, as shown in FIG. 48 (g), when the variable display of the
その後、図48(j)に示すように、演出図柄210a、210b、210cの変動表示が再開され、図49(a)に示すように、演出表示部200aに「0」と表示され、その直後に、図49(b)に示すように、演出図柄210a、210cがリーチ態様で表示される。このようにしてカウントダウン演出が実行されると、以後は、上記のリーチ変動パターンと同様、図49(c)に示すように、演出表示部200aにおいて、演出図柄210a、210cに重畳して「リーチ」と表示され、その後、図49(d)に示すように、演出図柄210a、210b、210cの形状を、リーチ態様になる前と異にして変動表示が継続される。そして、その後、演出表示部200aには、図49(e)に示すように、所定の発展画像(動画)が再生表示されるリーチ発展演出が実行され、最終的に、演出図柄210a、210b、210cが停止表示されて大役抽選結果が遊技者に報知される。
After that, as shown in FIG. 48 (j), the variation display of the
このように、カウントダウン演出は、演出図柄210a、210cがリーチ態様となるまでの変動演出の前半部分の一態様であるが、カウントダウン演出の実行パターンは複数設けられており、実行パターンごとに、カウントダウンの回数、すなわち、演出図柄210a、210b、210cの仮停止表示の回数が異なっている。なお、カウントダウン演出の実行パターンは、変動モードコマンドによって決定され、カウントダウン演出において演出図柄210a、210b、210cの仮停止表示の回数が多くなるほど、信頼度が高くなるように、主制御基板300における変動モードコマンドの選択比率が設定されている。
Thus, the countdown effect is one aspect of the first half of the variable effect until the
変動演出では、演出図柄210a、210b、210cがさまざまな態様で変動表示されるが、カウントダウン演出における演出図柄210a、210b、210cの変動表示態様は、演出図柄210a、210b、210cが変動演出中に、1回もしくは複数回、演出表示部200aに仮停止表示された後に最終的に停止表示される特定変動表示態様となっている。そして、カウントダウン演出では、演出表示部200aにおける仮停止表示時の演出図柄210a、210b、210cの特定態様の種類により、当該変動演出において、その後に演出表示部200aに表示される発展画像(動画)の種類が示唆される。
In the variation effect, the
図50は、演出図柄210a、210b、210cの特定態様とリーチ発展演出との関係を説明する図である。図50(a)に示すように、カウントダウン演出における演出図柄210a、210b、210cの仮停止表示時の特定態様は、「偶数図柄仮停止パターン」、「奇数図柄仮停止パターン」、「特殊図柄仮停止パターン」、「専用図柄仮停止パターン」の4種類に大別される。偶数図柄仮停止パターンは、図50(a)に示すように、演出図柄210a、210b、210cが全て偶数図柄で仮停止表示される表示態様であり、「2,2,4」、「4,4,6」、「6,6,8」の3パターンが設けられている。同様に、奇数図柄仮停止パターンは、図50(a)に示すように、演出図柄210a、210b、210cが全て奇数図柄で仮停止表示される表示態様であり、「1,1,3」、「3,3,5」、「5,5,7」、の3パターンが設けられている。
FIG. 50 is a diagram for explaining the relationship between the specific aspects of the
一方、特殊図柄仮停止パターンは、図50(a)に示すように、所定のキャラクタが記された特殊図柄で演出図柄210a、210b、210cが仮停止表示される表示態様であり、1パターンのみ設けられている。この特殊図柄は、図柄構成群210A、210B、210Cに含まれておらず、演出図柄210a、210b、210cの通常の変動表示時もしくは停止表示時に出現することはない。また、特殊図柄に示される特殊キャラクタは、上記したリーチ変動パターンの発展画像パターンのうち、特殊発展画像パターンで登場するキャラクタとなっている。
On the other hand, the special symbol temporary stop pattern, as shown in FIG. 50A, is a display mode in which the
専用図柄仮停止パターンは、図50(a)に示すように、演出図柄210a、210cが互いに異なる所定の図柄で仮停止表示され、演出図柄210bが、「7」の数字のみ中央に大きく記された専用図柄で仮停止表示される表示態様であり、複数パターン設けられている。この専用図柄も、上記の特殊図柄と同様に、図柄構成群210A、210B、210Cに含まれておらず、演出図柄210a、210b、210cの通常の変動表示時もしくは停止表示時に出現することはない。
As shown in FIG. 50 (a), the dedicated symbol temporary stop pattern is temporarily stopped and displayed with predetermined symbols different from each other in the
上記したように、カウントダウン演出では、演出図柄210a、210cがリーチ態様となるまでの間に、上記の4種類に大別されるいずれかの特定態様で、演出図柄210a、210b、210cが1回もしくは複数回、仮停止表示される。そして、演出図柄210a、210b、210cが1回もしくは複数回、特定態様で仮停止表示されると、その後、演出図柄210a、210cがリーチ態様となり、演出表示部200aに発展画像が必ず表示される。
As described above, in the countdown effect, the
ここで、図50(b)に示すように、カウントダウン演出の後に実行されるリーチ発展演出の発展画像パターンが、通常発展画像パターンである場合には、カウントダウン演出における演出図柄210a、210b、210cの仮停止表示時の特定態様が、偶数図柄仮停止パターンまたは奇数図柄仮停止パターンに限られる。つまり、カウントダウン演出の後に実行されるリーチ発展演出の発展画像パターンが、通常発展画像パターンである場合には、カウントダウン演出における演出図柄210a、210b、210cの仮停止表示時の特定態様が、特殊図柄仮停止パターンまたは専用図柄仮停止パターンとなることはない。
Here, as shown in FIG. 50B, when the development image pattern of the reach development effect executed after the countdown effect is a normal development image pattern, the
また、カウントダウン演出の後に実行されるリーチ発展演出の発展画像パターンが、特殊発展画像パターンである場合には、カウントダウン演出における演出図柄210a、210b、210cの仮停止表示時の特定態様は、偶数図柄仮停止パターン、奇数図柄仮停止パターン、特殊図柄仮停止パターンに限られる。つまり、カウントダウン演出の後に実行されるリーチ発展演出の発展画像パターンが、特殊発展画像パターンである場合には、カウントダウン演出における演出図柄210a、210b、210cの仮停止表示時の特定態様が、専用図柄仮停止パターンとなることはない。
When the development image pattern of the reach development effect executed after the countdown effect is a special development image pattern, the specific mode at the time of temporary stop display of the
一方、カウントダウン演出の後に実行されるリーチ発展演出の発展画像パターンが、7ゾーン発展画像パターンである場合には、カウントダウン演出における演出図柄210a、210b、210cの仮停止表示時の特定態様は、偶数図柄仮停止パターン、奇数図柄仮停止パターン、特殊図柄仮停止パターン、専用図柄仮停止パターンのいずれかとなる。
On the other hand, when the development image pattern of the reach development effect executed after the countdown effect is a 7-zone development image pattern, the specific mode at the time of temporary stop display of the
このことからも明らかなように、カウントダウン演出において、演出図柄210a、210b、210cが特殊図柄仮停止パターンで仮停止表示された場合には、以後のリーチ発展演出において、特殊発展画像または7ゾーン発展画像が表示される。また、カウントダウン演出において、演出図柄210a、210b、210cが専用図柄仮停止パターンで仮停止表示された場合には、以後のリーチ発展演出において、必ず、7ゾーン発展画像が表示される。
As is clear from this, in the countdown effect, when the
上記のように、発展画像パターンは、通常発展画像パターン<特殊発展画像パターン<7ゾーン発展画像パターンの順で信頼度が高くなるように設定されている。カウントダウン演出において、演出図柄210a、210b、210cが1度でも特殊図柄仮停止パターンで仮停止表示された場合には、必ず、以後に、特殊発展画像パターンもしくは7ゾーン発展画像パターンの発展画像が表示される。また、カウントダウン演出において、演出図柄210a、210b、210cが1度でも専用図柄仮停止パターンで仮停止表示された場合には、必ず、以後に、7ゾーン発展画像パターンの発展画像が表示される。
As described above, the developed image pattern is set so that the reliability increases in the order of the normal developed image pattern <special developed image pattern <7 zone developed image pattern. In the countdown effect, if the
つまり、カウントダウン演出における特殊図柄仮停止パターンは、特殊発展画像パターン以上の信頼度の発展画像が表示されることを示唆し、カウントダウン演出における専用図柄仮停止パターンは、最も信頼度の高い7ゾーン発展画像パターンで発展画像が表示されることを示唆していると言える。 In other words, the special symbol temporary stop pattern in the countdown effect suggests that a developed image with higher reliability than the specially developed image pattern is displayed, and the dedicated symbol temporary stop pattern in the countdown effect has the 7-zone development with the highest reliability. It can be said that the developed image is displayed with the image pattern.
図51は、仮停止パターン決定テーブルを説明する図である。カウントダウン演出を実行する場合には、変動演出の開始時に、演出図柄210a、210b、210cの仮停止時の特定態様の種類、すなわち、仮停止パターンを決定する。なお、上記のように、カウントダウン演出の実行パターンによっては、演出図柄210a、210b、210cが複数回、仮停止表示される場合があるが、この場合には、演出図柄210a、210b、210cの仮停止表示の回数ごとに、仮停止パターンが決定される。
FIG. 51 is a diagram for explaining a temporary stop pattern determination table. When the countdown effect is executed, the type of specific mode at the time of temporary stop of the
図51に示すように、仮停止パターン決定テーブルによれば、変動パターンコマンドごとに、偶数図柄仮停止パターン、奇数図柄仮停止パターン、特殊図柄仮停止パターン、専用図柄仮停止パターンの各仮停止パターンの選択比率が設定されている。例えば、50H〜53Hの変動パターンコマンドを受信した場合、上記の後半変動演出決定テーブル(図47(b)参照)によって、発展画像パターンとして通常発展画像パターンが決定されるとする。この仮停止パターン決定テーブルによれば、通常発展画像パターンが決定される変動パターンコマンドには、偶数図柄仮停止パターンおよび奇数図柄仮停止パターンのいずれかのみが決定されるように置数が割り振られている。 As shown in FIG. 51, according to the temporary stop pattern determination table, for each variation pattern command, each temporary stop pattern of even number design temporary stop pattern, odd number design temporary stop pattern, special symbol temporary stop pattern, dedicated symbol temporary stop pattern The selection ratio is set. For example, when a variation pattern command of 50H to 53H is received, it is assumed that the normal development image pattern is determined as the development image pattern by the latter half variation effect determination table (see FIG. 47B). According to this temporary stop pattern determination table, the variable pattern command for determining the normal developed image pattern is assigned a numerical value so that only the even symbol temporary stop pattern or the odd symbol temporary stop pattern is determined. ing.
また、例えば、54H、55Hの変動パターンコマンドを受信した場合、上記の後半変動演出決定テーブル(図47(b)参照)によって、発展画像パターンとして特殊発展画像パターンが決定されるとする。この仮停止パターン決定テーブルによれば、特殊発展画像パターンが決定される変動パターンコマンドには、偶数図柄仮停止パターン、奇数図柄仮停止パターン、特殊図柄仮停止パターンのいずれかのみが決定されるように置数が割り振られている。 Further, for example, when 54H and 55H variation pattern commands are received, it is assumed that the special developed image pattern is determined as the developed image pattern by the latter half variation effect determination table (see FIG. 47B). According to this temporary stop pattern determination table, only the even symbol temporary stop pattern, the odd symbol temporary stop pattern, or the special symbol temporary stop pattern is determined as the variation pattern command for determining the special developed image pattern. A number is assigned to.
また、例えば、56H、57Hの変動パターンコマンドを受信した場合、上記の後半変動演出決定テーブル(図47(b)参照)によって、発展画像パターンとして7ゾーン発展画像パターンが決定されるとする。この仮停止パターン決定テーブルによれば、7ゾーン発展画像パターンが決定される変動パターンコマンドには、偶数図柄仮停止パターン、奇数図柄仮停止パターン、特殊図柄仮停止パターン、専用図柄仮停止パターンの全てが決定され得るように置数が割り振られている。 Further, for example, when 56H and 57H variation pattern commands are received, it is assumed that the 7-zone developed image pattern is determined as the developed image pattern by the latter half variation effect determination table (see FIG. 47B). According to the temporary stop pattern determination table, the variation pattern command for determining the 7-zone developed image pattern includes all of the even symbol temporary stop pattern, the odd symbol temporary stop pattern, the special symbol temporary stop pattern, and the dedicated symbol temporary stop pattern. Numbers are allocated so that can be determined.
以上のように、仮停止パターン決定テーブルを参照して仮停止パターンを決定することで、カウントダウン演出において、演出図柄210a、210b、210cが1回でも専用図柄仮停止パターンで仮停止表示された場合には、必ず、以後に7ゾーン発展画像が表示され、カウントダウン演出において、演出図柄210a、210b、210cが1回でも特殊図柄仮停止パターンで仮停止表示された場合には、必ず、以後に、特殊発展画像または7ゾーン発展画像が表示されることとなる。
As described above, when the temporary stop pattern is determined with reference to the temporary stop pattern determination table, the
なお、ここでは、例えば、特殊発展画像が表示される場合のカウントダウン演出において、偶数図柄仮停止パターンおよび奇数図柄仮停止パターンのみが選択され、特殊図柄仮停止パターンが選択されないこともあることとした。つまり、カウントダウン演出において、演出図柄210a、210b、210cが特殊図柄仮停止パターンで仮停止表示しない場合にも、以後に、特殊発展画像が表示される場合がある。しかしながら、特殊発展画像が表示される場合には、必ず、少なくとも1回は特殊図柄仮停止パターンで演出図柄210a、210b、210cが仮停止表示されるように設定してもよい。
Here, for example, in the countdown effect when the special development image is displayed, only the even symbol temporary stop pattern and the odd symbol temporary stop pattern may be selected, and the special symbol temporary stop pattern may not be selected. . That is, in the countdown effect, even if the
同様に、7ゾーン発展画像が表示される場合のカウントダウン演出において、演出図柄210a、210b、210cが専用図柄仮停止パターンで仮停止表示しない場合にも、以後に、7ゾーン発展画像が表示される場合があることとしたが、7ゾーン発展画像が表示される場合には、必ず、少なくとも1回は専用図柄仮停止パターンで演出図柄210a、210b、210cが仮停止表示されるように設定してもよい。
Similarly, in the countdown effect when the 7-zone developed image is displayed, the 7-zone developed image is also displayed afterward when the
ここまでは、1回の変動演出において、その前半でカウントダウン演出が実行され、後半でリーチ発展演出が実行される場合について説明した。しかしながら、本実施形態では、カウントダウン演出が所謂「先読み演出」として実行される場合がある。先読み演出とは、メインRAM300cに記憶された保留が読み出された際に実行される変動演出の実行パターンを、当該保留が読み出されるよりも前の段階で示唆する演出である。つまり、先読み演出とは、1の変動演出において、その変動演出の次回以降(本実施形態では次回)の変動演出の内容を示唆する演出である。
So far, in the case of one variation effect, the case where the countdown effect is executed in the first half and the reach development effect is executed in the second half has been described. However, in this embodiment, the countdown effect may be executed as a so-called “prefetch effect”. The pre-reading effect is an effect that suggests the execution pattern of the changing effect that is executed when the hold stored in the
図52は、先読み演出によるカウントダウン演出を説明する図である。先読み演出によるカウントダウン演出は、上記と同様に、変動演出が開始すると、図52(a)に示すように、演出表示部200aに「3」と表示され、その直後に、図52(b)に示すように、演出図柄210a、210b、210cが、予め設けられた複数種類の特定態様のうちのいずれかで仮停止表示される。
FIG. 52 is a diagram for explaining the countdown effect by the prefetch effect. As described above, the countdown effect by the pre-reading effect is displayed as “3” on the
演出図柄210a、210b、210cが特定態様で仮停止表示されると、演出図柄210a、210b、210cの変動表示が再開され、その後、図52(c)に示すように、演出表示部200aに「2」と表示され、その直後に、図52(d)に示すように、演出図柄210a、210b、210cが、再び特定態様で仮停止表示される。
When the
そして、演出図柄210a、210b、210cの変動表示が再開されると、図52(e)に示すように、演出表示部200aに「1」と表示され、その直後に、図52(f)に示すように、演出図柄210a、210b、210cが特定態様で停止表示され、1回の変動演出が終了となる。つまり、図52(f)に示すように、演出図柄210a、210b、210cの最終的な停止表示態様には、特定態様が含まれることとなり、ここでは、特定態様で演出図柄210a、210b、210cが最終的に停止表示されることで、大役抽選の結果がハズレであったことが報知されることとなる。
Then, when the variation display of the
そして、カウントダウン演出が実行された変動演出の次の変動演出では、その開始時に、図52(g)に示すように、演出表示部200aに「0」と表示され、その後、図52(h)に示すように、演出図柄210a、210b、210cの変動表示が開始される。そして、この変動演出では、図52(i)および図52(j)に示すように、演出図柄210a、210cがリーチ態様で表示され、以後、上記のリーチ変動パターンと同様に、リーチ発展演出が実行される。
Then, in the variation effect next to the variation effect in which the countdown effect is executed, “0” is displayed on the
この先読み演出によるカウントダウン演出では、当該カウントダウン演出が実行される変動演出の後半のリーチ発展演出の内容、すなわち、発展画像の種類を示唆するのではなく、次の変動演出のリーチ発展演出の内容を示唆する。こうした先読み演出によるカウントダウン演出の実行時においても、上記の仮停止パターン決定テーブルを参照して、演出図柄210a、210b、210cの仮停止表示時の特定態様の種類(仮停止パターン)が決定される。ただし、先読み演出によるカウントダウン演出では、変動パターンコマンドではなく、先読み指定変動パターンコマンドに基づいて、演出図柄210a、210b、210cの仮停止表示時の特定態様の種類(仮停止パターン)が決定される。
In the countdown effect by the pre-reading effect, the content of the reach development effect in the latter half of the variation effect in which the countdown effect is executed, that is, the content of the reach development effect of the next variation effect is not suggested, that is, the type of the developed image. Suggest. Even during the execution of the countdown effect by such a pre-reading effect, the type of temporary mode (temporary stop pattern) at the time of displaying the temporary stop of the
以上説明したように、本実施形態によれば、演出図柄210a、210b、210cの変動表示態様として、変動演出中に、予め設定された複数種類の特定態様(仮停止パターン)のうちのいずれかで演出図柄210a、210b、210cが1回もしくは複数回、演出表示部200aに仮停止表示された後に、最終的に停止表示される特定変動表示態様が含まれている。そして、演出表示部200aにおける仮停止表示時または停止表示時の演出図柄210a、210b、210cの特定態様の種類により、当該変動演出または当該変動演出の次回以降の変動演出において演出表示部200aに表示される、変動演出画像の画像表示パターン(発展画像パターン)が示唆されることとなる。
As described above, according to the present embodiment, any one of a plurality of types of specific modes (temporary stop patterns) set in advance during the variation production as the variation display mode of the
より詳細に説明すると、1回の変動演出の実行パターンを決定する際には、演出図柄210a、210b、210cの変動表示態様と、演出表示部200aに表示される変動演出画像の画像表示パターンとがそれぞれ決定される。そして、演出図柄210a、210b、210cの変動表示態様として特定変動表示態様が決定されるとともに、変動演出画像の画像表示パターンとして、複数種類の発展画像のうちのいずれかの発展画像が演出表示部200aに表示される発展画像表示パターンが決定される場合がある。この場合には、演出図柄210a、210b、210cが特定態様で1回もしくは複数回、演出表示部200aに仮停止表示された後に、発展画像が演出表示部200aに表示され、発展画像の表示中または発展画像の表示後に、演出図柄210a、210b、210cが最終的に停止表示されて大役抽選の結果が報知される。このとき、演出表示部200aにおける演出図柄210a、210b、210cの仮停止表示時の特定態様の種類(仮停止パターン)により、当該変動演出において演出表示部200aに表示される発展画像の種類(発展画像パターン)が示唆される。
More specifically, when determining the execution pattern of one variation effect, the variation display mode of the
また、本実施形態では、リーチ変動パターン(発展画像表示パターン)の変動演出が実行される保留がメインRAM300cに記憶されている場合に、当該保留に基づく変動演出よりも先に実行される変動演出における演出図柄210a、210b、210cの変動表示態様として特定変動表示態様が決定される場合がある。この場合には、演出表示部200aにおける仮停止表示時または停止表示時の演出図柄210a、210b、210cの特定態様の種類により、当該変動演出の次回以降の変動演出において演出表示部200aに表示される発展画像の種類が示唆される。
Further, in the present embodiment, when the hold for executing the change effect of the reach change pattern (developed image display pattern) is stored in the
これにより、演出図柄210a、210b、210cの仮停止表示が多数繰り返されることについての期待感に加えて、仮停止表示される際の演出図柄210a、210b、210cの仮停止パターンについての期待感をも遊技者に付与することができる。したがって、変動演出中に演出が間延びすることがなく、継続的に遊技者に期待感が付与されることとなり、高い演出効果を発揮することができる。
Thereby, in addition to the expectation that the temporary stop display of the
以下に、上記の変動演出に関わる副制御基板330における処理について説明する。
Below, the process in the
(副制御基板330のサブCPU初期化処理)
図53は、副制御基板330のサブCPU初期化処理(ステップS1000)を説明するフローチャートである。
(Sub CPU initialization process of sub control board 330)
FIG. 53 is a flowchart for explaining the sub CPU initialization process (step S1000) of the
(ステップS1000−1)
サブCPU330aは、電源投入に応じて、サブROM330bからCPU初期化処理プログラムを読み込むとともに、サブRAM330cに記憶されるフラグ等の初期化、設定処理を行う。
(Step S1000-1)
The
(ステップS1000−3)
次に、サブCPU330aは、各演出乱数を更新する処理を行うとともに、以後は、割込み処理が行われるまで当該ステップS1000−3の処理を繰り返し行う。なお、演出乱数は複数種類設けられており、ここでは、それぞれの演出乱数が非同期的に更新されている。
(Step S1000-3)
Next, the
(副制御基板330のサブタイマ割込み処理)
図54は、副制御基板330のサブタイマ割込み処理(ステップS1100)を説明するフローチャートである。副制御基板330には、所定の周期でクロックパルスを発生するリセット用クロックパルス発生回路(不図示)が設けられている。そして、このリセット用クロックパルス発生回路によるクロックパルスの発生により、サブCPU330aはタイマ割込み処理プログラムを読み込んで当該サブタイマ割込み処理を開始する。
(Sub timer interrupt processing of sub control board 330)
FIG. 54 is a flowchart for explaining sub-timer interrupt processing (step S1100) of the
(ステップS1100−1)
サブCPU330aは、レジスタを退避する。
(Step S1100-1)
The
(ステップS1100−3)
サブCPU330aは、割込みを許可するための処理を行う。
(Step S1100-3)
The
(ステップS1100−5)
サブCPU330aは、副制御基板330で用いられる各種タイマカウンタの更新処理を行う。ここで、各種タイマカウンタは、特に断る場合を除き、当該副制御基板330のサブタイマ割込み処理の度に1ずつ減算され、0になると減算を停止する。
(Step S1100-5)
The
(ステップS1200)
サブCPU330aは、サブRAM330cの受信バッファに格納されているコマンドを解析するとともに、受信したコマンドに応じた種々の処理を行う。副制御基板330においては、主制御基板300からコマンドが送信されると、コマンド受信割込み処理が行われ、主制御基板300から送信されたコマンドが受信バッファに格納される。ここでは、コマンド受信割込み処理によって受信バッファに格納されたコマンドを解析することとなる。
(Step S1200)
The
(ステップS1300)
サブCPU330aは、変動演出の経過時間を計時するとともに、変動演出ごとにセットされるタイムテーブルを参照して、当該タイムテーブルに記憶された該当時間に対応する処理を実行するタイムスケジュール管理処理を行う。
(Step S1300)
The
(ステップS1100−7)
サブCPU330aは、レジスタを復帰して当該サブタイマ割込み処理を終了する。
(Step S1100-7)
The
図55は、副制御基板330における上記コマンド解析処理のうち、先読み指定コマンド(不定値コマンド、先読み指定変動モードコマンドおよび先読み指定変動パターンコマンド)を受信した際に実行される先読み指定コマンド受信処理を説明するフローチャートである。上記したとおり、不定値コマンドは、主制御基板300において、図22のステップS536−15でセットされ、先読み指定変動モードコマンドは、主制御基板300において、図22のステップS536−21でセットされ、先読み指定変動パターンコマンドは、主制御基板300において、図22のステップS536−25でセットされた後、ステップS100−39のサブコマンド送信処理(図14参照)によって副制御基板330に送信される。
FIG. 55 shows a prefetching designation command reception process executed when a prefetching designation command (an indefinite value command, a prefetching designation variation mode command and a prefetching designation variation pattern command) is received among the command analysis processes in the
(ステップS1210−1)
先読み指定コマンドを受信すると、サブCPU330aは、まず、受信した先読み指定コマンドを解析し、変動モード番号および変動パターン番号にかかる事前判定情報をサブRAM330cの保留記憶領域に記憶する。
(Step S1210-1)
When receiving the prefetching designation command, the
なお、サブRAM330cには、第1保留記憶領域と第2保留記憶領域とが設けられており、これら第1保留記憶領域および第2保留記憶領域は、それぞれ第1〜4記憶部の4つの記憶部を有している。第1保留記憶領域の第1〜4記憶部は、それぞれ主制御基板300における第1特図保留記憶領域の第1〜4記憶部に対応しており、第2保留記憶領域の第1〜4記憶部は、それぞれ主制御基板300における第2特図保留記憶領域の第1〜4記憶部に対応している。ここでは、主制御基板300において新たに記憶された特1保留または特2保留を対象保留とし、副制御基板330に設けられた記憶部のうち、主制御基板300において対象保留が記憶された記憶部に対応する記憶部に、事前判定情報が記憶されることとなる。
The
(ステップS1210−3)
サブCPU330aは、上記ステップS1210−1で記憶された対象保留の事前判定情報が、リーチ変動パターンであるか、つまり、対象保留について、リーチ変動パターンの変動パターン番号を示す先読み指定変動パターンコマンドを受信したかを判定する。その結果、対象保留の事前判定情報がリーチ変動パターンであると判定した場合にはステップS1210−5に処理を移し、対象保留の事前判定情報はリーチ変動パターンではないと判定した場合には当該先読み指定コマンド受信処理を終了する。
(Step S1210-3)
The
(ステップS1210−5)
サブCPU330aは、対象保留の1つ前に読み出される保留である対象前保留の事前判定情報を確認する。例えば、第1保留記憶領域の第3記憶部に対象保留の事前判定情報が記憶された場合には、第1保留記憶領域の第2記憶部に記憶されている事前判定情報を確認する。
(Step S1210-5)
The
(ステップS1210−7)
サブCPU330aは、対象前保留の事前判定情報が、先読み演出としてのカウントダウン演出を実行可能な事前判定情報であるかを判定する。例えば、対象前保留の変動演出が、大当たり用の変動演出である場合、リーチ変動パターンの変動演出となる場合、リーチなし変動パターンの変動演出であっても、カウントダウン演出を実行するために必要な時間を確保することができない場合等には、対象前保留の変動演出でカウントダウン演出を実行することができない。したがって、ここでは、対象前保留の事前判定情報が、先読み演出としてのカウントダウン演出を実行可能なものとして予め設定された事前判定情報であるかを判定する。その結果、対象前保留はカウントダウン演出を実行可能であると判定した場合にはステップS1210−9に処理を移し、対象前保留はカウントダウン演出を実行不可能であると判定した場合には当該先読み指定コマンド受信処理を終了する。
(Step S1210-7)
The
(ステップS1210−9)
サブCPU330aは、対象前保留の変動演出において、カウントダウン演出を実行するか否か、つまり、先読み演出としてのカウントダウン演出を実行するかを抽選により決定するカウントダウン演出実行抽選処理を行う。
(Step S1210-9)
The
(ステップS1210−11)
サブCPU330aは、上記ステップS1210−9において、先読み演出としてのカウントダウン演出の実行が決定されたかを判定する。その結果、先読み演出としてのカウントダウン演出の実行が決定されたと判定した場合にはステップS1210−13に処理を移し、先読み演出としてのカウントダウン演出の実行は決定されなかったと判定した場合には当該先読み指定コマンド受信処理を終了する。
(Step S1210-11)
In step S1210-9, the
(ステップS1210−13)
サブCPU330aは、先読み演出としてのカウントダウン演出の実行を示す先読み演出実行情報をサブRAM330cにセットし、当該先読み指定コマンド受信処理を終了する。なお、この先読み演出実行情報は、カウントダウン演出をいずれの保留(対象前保留)についての変動演出で実行するか、また、カウントダウン演出の示唆対象となる保留(対象保留)がいずれの保留であるかを識別可能な情報である。
(Step S1210-13)
The
図56は、副制御基板330における上記コマンド解析処理のうち、変動コマンド(変動モードコマンドおよび変動パターンコマンド)を受信した際に実行される変動コマンド受信処理を説明するフローチャートである。上記したとおり、変動モードコマンドは、主制御基板300において、図26のステップS612−13でセットされ、変動パターンコマンドは、主制御基板300において、図26のステップS612−17でセットされた後、ステップS100−39のサブコマンド送信処理(図14参照)によって副制御基板330に送信される。
FIG. 56 is a flowchart for explaining a variation command reception process executed when a variation command (a variation mode command and a variation pattern command) is received among the command analysis processes in the
(ステップS1220−1)
変動モードコマンドを受信すると、サブCPU330aは、まず、第1保留記憶領域の第1〜4記憶部に記憶されている事前判定情報、または、第2保留記憶領域の第1〜4記憶部に記憶されている事前判定情報を、1つ序数の小さい記憶部にブロック転送する。具体的には、受信した変動コマンドが特1保留にかかる変動コマンドである場合には、第1保留記憶領域の第2記憶部〜第4記憶部に記憶されている事前判定情報を、第1記憶部〜第3記憶部に転送する。また、受信した変動コマンドが特2保留にかかる変動コマンドである場合には、第2保留記憶領域の第2記憶部〜第4記憶部に記憶されている事前判定情報を、第1記憶部〜第3記憶部に転送する。
(Step S1220-1)
When the variable mode command is received, the
(ステップS1220−3)
サブCPU330aは、先読み演出実行情報を確認し、主制御基板300において読み出された保留が、先読み演出としてのカウントダウン演出の実行が決定されている対象前保留であるかを判定する。その結果、主制御基板300において読み出された保留が対象前保留であると判定した場合にはステップS1220−25に処理を移し、主制御基板300において読み出された保留は対象前保留ではないと判定した場合にはステップS1220−5に処理を移す。
(Step S1220-3)
The
(ステップS1220−5)
サブCPU330aは、先読み演出実行情報を確認し、主制御基板300において読み出された保留が、先読み演出としてのカウントダウン演出の示唆対象となる対象保留であるかを判定する。その結果、対象保留であると判定した場合にはステップS1220−7に処理を移し、対象保留ではないと判定した場合にはステップS1220−9に処理を移す。
(Step S1220-5)
The
(ステップS1220−7)
サブCPU330aは、変動演出の開始時に、演出表示部200aにおいて「0」と表示する(図52(g)参照)ための変動開始時カウントダウン表示挿入処理を実行する。これにより、先読み演出としてのカウントダウン演出の示唆対象となる対象保留の変動演出の開始時に、「0」と表示されるカウントダウンが行われることとなる。
(Step S1220-7)
The
(ステップS1220−9)
サブCPU330aは、受信した変動モードコマンドを解析して、記憶する。
(Step S1220-9)
The
(ステップS1220−11)
サブCPU330aは、受信した変動パターンコマンドを解析して、記憶する。
(Step S1220-11)
The
(ステップS1220−13)
サブCPU330aは、上記ステップS1000−3で更新された演出乱数(0〜249)を取得し、当該取得した演出乱数および上記ステップS1220−9およびステップS1220−11における解析結果に基づいて、変動演出の実行パターンを決定する。ここでは主に、演出表示部200aに表示する背景画像、予告演出画像、発展画像等の変動演出画像と、演出図柄210a、210b、210cの変動表示態様および停止表示態様とを決定する。
(Step S1220-13)
The
(ステップS1220−15)
サブCPU330aは、上記ステップS1220−13で決定した変動演出の実行パターンが、カウントダウン演出であるか、換言すれば、演出図柄210a、210b、210cの変動表示態様が特定変動表示態様であるかを判定する。その結果、カウントダウン演出の実行が決定されたと判定した場合にはステップS1220−17に処理を移し、カウントダウン演出の実行は決定されていないと判定した場合にはステップS1220−23に処理を移す。
(Step S1220-15)
The
(ステップS1220−17)
サブCPU330aは、上記ステップS1220−11における変動パターンコマンドの解析結果を確認する。つまり、ここでは、変動パターンコマンドを確認することで、当該変動演出で実行されるリーチ発展演出の発展画像パターンを確認することとなる。
(Step S1220-17)
The
(ステップS1220−19)
サブCPU330aは、図51に示す仮停止パターン決定テーブルを参照し、上記ステップS1220−17で確認した変動パターンコマンドに基づいて、仮停止パターンを決定する仮停止パターン決定処理を行う。この仮停止パターン決定処理では、演出図柄210a、210b、210cの仮停止表示の回数分だけ、繰り返し仮停止パターンを決定する。なお、詳しい説明は省略するが、ここでは、仮停止パターンとして偶数図柄仮停止パターンまたは奇数図柄仮停止パターンが決定された場合には、さらに、仮停止表示させる演出図柄210a、210b、210cを決定するための処理が行われる。また、専用図柄仮停止パターンが決定された場合にも、仮停止表示させる演出図柄210a、210cの種類を決定する。
(Step S1220-19)
The
(ステップS1220−21)
サブCPU330aは、上記ステップS1220−19で決定された仮停止パターンで演出図柄210a、210b、210cを仮停止表示させてカウントダウン演出を実行するために必要な処理を行うカウントダウン演出実行処理を行う。
(Step S1220-21)
The
(ステップS1220−23)
サブCPU330aは、上記各ステップの決定に基づいてタイムテーブルをセットして、当該変動コマンド受信処理を終了する。なお、ここでセットされたタイムテーブルに基づいて、変動演出画像が演出表示部200aに表示され、また、変動演出画像に対応する音声出力や、演出照明装置204の点灯がなされることとなる。
(Step S1220-23)
The
(ステップS1220−25)
サブCPU330aは、対象前保留の変動演出において、先読み演出としてのカウントダウン演出を実行すべく、先読みカウントダウン演出実行処理を行う。この先読みカウントダウン演出実行処理では、受信した変動モードコマンドおよび変動パターンコマンドに対応付けられた変動時間に応じて、演出図柄210a、210b、210cの仮停止表示回数を決定する。
(Step S1220-25)
The
(ステップS1220−27)
サブCPU330aは、サブRAM330cに記憶されている対象保留の事前判定情報(変動パターン番号にかかる情報)を確認し、上記ステップS1220−19に処理を移す。これにより、ステップS1220−19では、対象保留の事前判定情報(変動パターン番号)に基づいて、上記ステップS1220−25で決定された回数分だけ、仮停止パターンが決定されることとなる。
(Step S1220-27)
The
図57は、副制御基板330による上記タイムスケジュール管理処理(ステップS1300)を説明するフローチャートである。
FIG. 57 is a flowchart for explaining the time schedule management process (step S1300) by the
(ステップS1300−1)
サブCPU330aは、まず、変動時間計時タイマのカウンタ値を加算し、変動演出の実行時間を更新する。
(Step S1300-1)
First, the
(ステップS1300−3)
サブCPU330aは、変動演出の実行中においてセットされるタイムテーブルを参照し、現在の変動演出の実行時間に応じて、各種のフラグをON/OFFしたり、各種のコマンドをセットしたりして、当該タイムスケジュール管理処理を終了する。
(Step S1300-3)
The
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。 As mentioned above, although preferred embodiment of this invention was described referring an accompanying drawing, it cannot be overemphasized that this invention is not limited to this embodiment. It will be apparent to those skilled in the art that various changes and modifications can be made within the scope of the claims, and these are naturally within the technical scope of the present invention. Is done.
なお、上記の遊技性、すなわち、遊技の進行条件や各種制御方法は一例に過ぎず、例えば、大役遊技の実行可否を決定する大役抽選を開始するための始動条件や、大役遊技の種別、数、内容は、本発明の目的を実現可能な範囲で適宜設計可能である。また、上記実施形態では、遊技者に付与する遊技利益として、大役遊技の実行可否と、大役遊技が実行された場合における当該大役遊技の終了後の遊技状態とを決定することとしたが、遊技者に付与する遊技利益はこれに限らず、適宜設定すればよい。 In addition, the above-described game characteristics, that is, the game progress conditions and various control methods are merely examples. The contents can be appropriately designed as long as the object of the present invention can be realized. In the above embodiment, the game profit to be given to the player is determined as to whether or not the big game is executed and the game state after the completion of the big game when the big game is executed. The game profit to be given to the person is not limited to this, and may be set as appropriate.
また、上記実施形態における変動演出の内容は一例に過ぎない。いずれにしても、本発明は、画像表示部に変動演出画像が表示されるとともに、変動演出画像に複数種類の演出図柄が重畳して変動表示され、画像表示部に最終的に停止表示された演出図柄の停止表示態様により、遊技者に有利な大役遊技の実行可否が報知される遊技機に広く適用可能である。 In addition, the contents of the fluctuating effects in the above embodiment are merely examples. In any case, according to the present invention, the variation effect image is displayed on the image display unit, and a plurality of types of effect symbols are superimposed on the variation effect image, and are finally displayed in a stopped state on the image display unit. The present invention can be widely applied to gaming machines that are informed of whether or not the execution of the big game that is advantageous to the player can be made by the stop display mode of the effect symbol.
また、上記実施形態では、3つの演出図柄210a、210b、210cが同時に変動表示されることとしたが、変動表示される演出図柄の数はこれに限らない。また、上記実施形態では、図柄構成群210A、210B、210Cが、いずれも9つの演出図柄210a、210b、210cで構成されることとしたが、図柄構成群の数や、1の図柄構成群を構成する演出図柄の数は適宜設定すればよい。
In the above embodiment, the three
また、上記実施形態では、特定態様(仮停止パターン)を4種類設けることとしたが、その数や表示態様は適宜設定することができる。また、特定態様(仮停止パターン)では、3つの演出図柄210a、210b、210cが仮停止表示されることとしたが、特定態様は予め設定されていればよく、例えば、所定の演出図柄が1つのみ仮停止表示されてもよい。
Moreover, in the said embodiment, although four types of specific modes (temporary stop patterns) were provided, the number and display mode can be set suitably. In addition, in the specific mode (temporary stop pattern), the three
また、上記実施形態では、カウントダウン演出により、当該変動演出で表示される発展画像の種類(変動演出画像の画像表示パターン)を示唆する場合と、次回の変動演出で表示される発展画像の種類(変動演出画像の画像表示パターン)を示唆する場合とがあることとした。しかしながら、上記の先読み演出としてのカウントダウン演出は必須ではなく、カウントダウン演出では、必ず、当該変動演出において以後に表示される発展画像の種類を示唆することとしてもよい。また、これとは逆に、先読み演出としてのカウントダウン演出のみを実行することとし、カウントダウン演出が実行される変動演出の次回以降のいずれかの変動演出において表示される発展画像の種類を示唆することとしてもよい。 Further, in the above embodiment, the type of the developed image displayed in the variation effect (image display pattern of the variation effect image) is suggested by the countdown effect, and the type of the developed image displayed in the next variation effect ( In some cases, the image display pattern of the variation effect image is suggested. However, the countdown effect as the pre-reading effect is not essential, and the countdown effect may always indicate the type of the developed image displayed thereafter in the variation effect. On the contrary, only the countdown effect as the pre-reading effect is executed, and the type of the developed image displayed in any one of the changing effects after the next of the changing effects in which the countdown effect is executed is suggested. It is good.
また、上記実施形態では、先読み演出としてのカウントダウン演出により、次回の変動演出における発展画像の種類を示唆することとしたが、次回に限らず、2回以上後の変動演出における発展画像の種類を示唆するとしてもよい。
また、上記実施形態では、取得時演出判定処理により、保留が記憶された時点で、変動情報としての変動モード番号および変動パターン番号を事前判定することとしたが、変動情報を事前判定するタイミングはこれに限らない。いずれにしても、メインRAM300cに記憶された保留について、当該保留が読み出されて決定される変動情報または画像表示パターンを、当該保留が大役抽選の際に読み出されるよりも前に判定すれば、そのタイミングは適宜設定可能である。
In the above embodiment, the type of the developed image in the next variation effect is suggested by the countdown effect as the pre-reading effect. However, the type of the development image in the variation effect after two or more times is not limited to the next time. It may be suggested.
In the above embodiment, the change mode number and the change pattern number as the change information are determined in advance at the time when the hold is stored by the effect determination process at the time of acquisition. Not limited to this. In any case, regarding the hold stored in the
なお、上記実施形態における演出表示部200aが本発明の画像表示部に相当する。
また、上記実施形態において、図25のステップS610−9およびステップS610−11の処理を実行するメインCPU300aが、本発明の大役遊技実行決定手段に相当する。
また、上記実施形態において、図26の処理を実行するメインCPU300a、図56の処理を実行するサブCPU330aが、本発明の変動演出決定手段に相当する。
また、上記実施形態において、図57の処理を実行するサブCPU330aが、本発明の変動演出実行手段に相当する。
In addition, the
Moreover, in the said embodiment, main CPU300a which performs the process of FIG.25 S610-9 and step S610-11 corresponds to the big game execution determination means of this invention.
In the above embodiment, the
Moreover, in the said embodiment, sub CPU330a which performs the process of FIG. 57 is corresponded to the variation production execution means of this invention.
また、上記実施形態において、図21のステップS535−13の処理を実行するメインCPU300aが、本発明の保留記憶手段に相当する。
また、上記実施形態における大当たり決定乱数および当たり図柄乱数が、本発明の大役遊技決定用乱数値に相当する。なお、上記実施形態では、2種類の乱数および段階的な抽選によって大役遊技の実行可否と大役遊技の種類とを決定することとしたが、大役遊技決定用乱数値は1種類もしくは3種類以上で構成してもよい。
また、上記実施形態におけるリーチグループ決定乱数、リーチモード決定乱数、変動パターン乱数が、本発明の変動用乱数値に相当する。なお、変動用乱数値は、3種類で構成する場合に限らず、1種類であってもよいし、3種類以外の複数種類で構成してもよい。
また、上記実施形態において、図22の処理を実行するメインCPU300aが、本発明の事前判定手段に相当する。
In the above-described embodiment, the
Further, the jackpot determination random number and the winning symbol random number in the above embodiment correspond to the big game determination random number value of the present invention. In the above embodiment, whether or not to execute the big game and the type of big game are determined by two types of random numbers and stepwise lottery, but the random number for determining the big game is one type or three or more types. It may be configured.
In addition, the reach group determination random number, the reach mode determination random number, and the variation pattern random number in the above embodiment correspond to the random number value for variation of the present invention. Note that the random number value for variation is not limited to three types, but may be one type or a plurality of types other than the three types.
In the above embodiment, the
100 遊技機
108 遊技盤
116 遊技領域
120 第1始動口(始動領域)
122 第2始動口(始動領域)
200a 演出表示部(画像表示部)
210a、210b、210c 演出図柄
300 主制御基板
300a メインCPU
300b メインCPU
300c メインRAM
330 副制御基板
330a サブCPU
330b サブROM
330c サブRAM
100
122 2nd starting port (starting area)
200a Production display section (image display section)
210a, 210b,
300b Main CPU
300c main RAM
330
330b Sub ROM
330c Sub RAM
Claims (1)
前記大役遊技実行決定手段の決定に基づき、画像表示部に表示される変動演出画像によって前記大役遊技の実行可否を示唆または報知する変動演出の実行態様を決定する変動演出決定手段と、
前記変動演出決定手段によって決定された実行態様で前記変動演出を実行する変動演出実行手段と、
を備え、
前記変動演出の実行態様には、変動演出中に、前記変動演出画像の複数の表示パターンのいずれかに対応する複数種類の特定画像のうちのいずれかが1回もしくは複数回、前記画像表示部に表示される特定実行態様が含まれ、
前記特定実行態様の変動演出において前記特定画像が前記画像表示部に表示されると、該特定画像に対応する表示パターンの変動演出画像が、当該変動演出または当該変動演出の次回以降の変動演出中に表示され、
1回の変動演出中に2種類以上の前記特定画像が表示される場合、該1回の変動演出中に表示される特定画像のうち、最も期待値の高い特定画像に対応する表示パターンの変動演出画像が表示され、
前記特定実行態様には、1回の変動演出中に1種類の前記特定画像が複数回、前記画像表示部に表示される場合が含まれることを特徴とする遊技機。 A major player game execution determining means for determining whether or not to execute a major player game that is advantageous to the player by establishing a start condition;
Fluctuation effect determining means for determining the execution mode of the variable effect that suggests or notifies whether or not the execution of the main character game is possible by the variable effect image displayed on the image display unit based on the determination of the big character game execution determination means;
Fluctuating effect execution means for executing the fluctuating effect in the execution mode determined by the fluctuating effect determination means;
With
In the execution mode of the variation effect, any one of a plurality of types of specific images corresponding to any of the plurality of display patterns of the variation effect image is performed once or a plurality of times during the variation effect. The specific execution mode displayed in
When the specific image is displayed on the image display unit in the variation effect of the specific execution mode, the variation effect image of the display pattern corresponding to the specific image is the variation effect or the variation effect after the next time of the variation effect. Displayed on
When two or more types of specific images are displayed during one variation effect, the display pattern variation corresponding to the specific image with the highest expected value among the specific images displayed during the one variation effect. A production image is displayed ,
Wherein the specific execution mode, one of the specific image multiple times, gaming machines, wherein Rukoto and cases to be displayed on the image display unit during one effect of the variation.
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