JP6291985B2 - デュアルアクセス技術セルのための無線リソース制御 - Google Patents

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Description

本願明細書で議論される実施形態は、無線リソース制御に関する。
スマートフォン及び他のモバイル装置の増大する普及と共に、モバイルインターネットアプリケーションの使用の増加は、一般的に認可無線スペクトル(認可スペクトル)リソースを用いるセルラシステムにおけるデータレート需要の指数関数的成長をもたらしている。同時に、限られたスペクトルリソースのみが、現在及び将来のデータレート需要を満たすためにモバイルネットワーク事業者(MNO)に利用可能である。
さらに、MNOは、特に通信システムセルの端における粗悪な屋内カバレッジの問題に直面している。大部分のデータトラフィック及び音声呼は屋内から生じるので、粗悪な屋内カバレッジは、MNOにとって重要な課題である。
未曾有のデータレート需要の増大に適合する及び粗悪な屋内カバレッジの問題を解決するために、幾つかのソリューションは、フェムトセルを頼みにしている。一般的に、フェムトセルは、屋内カバレッジを拡張し特定のトラフィックをマクロセルからオフロードするために配置できる小範囲低電力セルである。フェムトセルへのトラフィックのオフロードは、マクロセルネットワーク内の輻輳を低減し、したがって、マクロセルを介して通信システムに接続されるユーザの経験を向上するのを助けることができる。フェムトセルのように、ピコセルのような他のスモールセルも、マクロセルの輻輳を低減し及び/又は屋内カバレッジを改善するために用いることができる。
同時に、公衆IEEE802.11無線ホットスポットは、増え続けるエリアに渡り顧客にインターネットアクセスを提供するために、数が増大している。一般的に、IEEE802.11無線ホットスポットは、未認可無線スペクトル(未認可スペクトル)リソースを介して無線インターネットアクセスを提供する。
大部分のモデムユーザ機器(UE)は、セルラ技術とIEEE802.11技術の両方を介して通信するよう装備されている。さらに、3GPP(3rd Generation Partnership Project)の規格は、ユーザの介入を有しないで、セルラシステム及びIEEE802.11無線ホットスポットに渡り、UEのシームレスな相互運用を可能にするアーキテクチャを提供する。
3GPPは、LTE(Long Term Evolution)規格において認可スペクトルトラフィックを未認可スペクトルにオフロードする幾つかのアプローチを提示した。ローカルIPアクセス(LIPA)アプローチは、MNOのコアネットワークを用いることなく、UEがフェムトセルのような3GPP装置を通じてローカルな設備又は統合ネットワークにアクセスすることを可能にする。選択IPトラフィックオフロード(SIPTO)アプローチは、UEトラフィックが、3GPP装置からインターネットへローカルパケットゲートウェイ(L−PGW)を介して直接流れ、それによりMNOのコアネットワークを回避することを可能にする。LIPA及びSIPTOの両方のアプローチは、UEまで透過であり、MNOのコアネットワーク内の輻輳を回避することを目的とする。さらに、LIPA及びSIPTOアプローチでは、UEにおけるトラフィックは、UEの3GPP通信機を介して認可スペクトルで生じる。IPフローモビリティ(IFOM)アプローチは、UEを利用して、認可スペクトルを介して3GPP装置、例えばLTEを使用するか、又は未認可スペクトルを介してIEEE802.11アクセスポイント(AP)を使用するかを決定する。LIPA及びSIPTOアプローチと異なり、IFOMは、無線アクセスネットワーク(RAN)透過であり、UE透過ではない。
本願明細書で請求される主題は、上述のような欠点を解決する実施形態や上述のような環境でのみ機能する実施形態に限定されない。むしろ、この背景技術は、単に、本願明細書に記載される複数の実施形態が実施される技術分野の一例を説明するために提供される。
一実施形態の一態様によると、基地局は、第1のインタフェース、第2のインタフェース、第3のインタフェース、及び割り当て部を有する。第1のインタフェースは、認可無線スペクトルを介して複数の端末と通信する。第2のインタフェースは、未認可無線スペクトルを介して前記複数の端末と通信する。第3のインタフェースは、中央制御部から、認可無線スペクトルに関連付けられた割り当てられた物理リソースブロックの集合を含む認可無線スペクトル割り当てを受信する。割り当て部は、前記複数の端末の間で、未認可無線スペクトルリソース、及び認可スペクトル物理リソースブロックを割り当てる。
実施形態の目的及び利点が理解され、少なくとも特に特許請求の範囲で指摘された要素、特徴及び組合せを用いて達成されるだろう。
上述の全体的説明及び以下の詳細な説明の両方は、例示及び説明のためであり、本発明の範囲を限定しないことが理解される。
例示的な実施形態は、添付の図面を用いて、更なる特異性及び詳細事項と共に記載され説明される。
通信システムセルの例示的なネットワークアーキテクチャを図示する。 中央制御部及び基地局を含む通信システムを図示する。 例示的な負荷推定方法のフローチャートである。 例示的なグラフ彩色方法のフローチャートである。 無線リソースを制御する例示的な方法のフローチャートである。
フェムトセル及び他のスモールセルは、多数の環境で用いられ得る。望ましくは、ここでは概してエンタープライズ環境として記載する、比較的狭い領域内での多数のモバイル装置及び/又はデータレートの高い要求を経験する環境では、高密度のフェムトセルが用いられても良い。エンタープライズ環境は、企業建物、ショッピング複合施設、スタジアム、アリーナ、会議開催地、密集住宅領域、密集商業領域、重交通都市領域、等を含んでも良い。
複数のフェムトセル又は他のスモールセルが比較的狭い領域内に配置されるとき、近隣フェムトセル間の干渉は、主な問題を提示し得る。特に、フェムトセルは、認可無線スペクトル(認可スペクトル)と未認可無線スペクトル(未認可スペクトル)トラフィックの両方を収容し得る。認可スペクトルと未認可スペクトルトラフィックを収容し得るフェムトセルは、ここでは概してデュアルアクセス技術フェムトセルとして記載される。同様に、デュアルアクセス技術セルは、認可及び未認可スペクトルトラフィックの両方を収容し得るセルを表しても良い。
セル間の干渉制御に関して、及び認可スペクトルと未認可スペクトルの間のリソース割り当てに関して研究が行われている。しかしながら、このような研究は、エンタープライズ環境におけるデュアルアクセス技術セルを考慮していない。幾つかの研究は、エンタープライズ環境におけるセルラスペクトルのみのフェムトセルを検討している。他の研究は、単一のデュアルアクセス技術フェムトセルの認可及び未認可スペクトル管理を検討している。これらは概して、デュアルアクセス技術セルの広範な配置に拡張することができず、特にエンタープライズ環境にあるデュアルアクセス技術フェムトセル又は他のスモールセルに拡張できない。
有利なことに、本願明細書に記載する実施形態は、デュアルアクセス技術フェムトセル及び他のスモールセルをエンタープライズ環境に成功裏に配置させることができる。本願明細書に記載する実施形態は、有利なことに、全てではないが大部分のネットワークユーザのためにスループットを増大し公平を達成できる。しかしながら、本願明細書に記載する実施形態は、デュアルアクセス技術フェムトセルを超えて拡張されても良い。概して、本願明細書に記載する実施形態は、複数種類の無線スペクトルリソ―スが利用可能であり複数の装置によりアクセス可能である他の設定で用いられても良い。
本願明細書に記載のように幾つかの実施形態は、3GPP(3rd Generation Partnership Project)のLTE(Long Term Evolution)無線アクセスネットワークに基づく通信システムに関連しても良い。LTEに関する記載は、3GPPのLTE−A(Long Term Evolution Advanced)無線アクセスネットワーク又はWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)無線アクセスネットワークにも適用できる。しかしながら、本願明細書に記載の実施形態は、記載の例示的な通信システムに限定されない。むしろ、本願明細書に記載の実施形態は、他の通信システムに適用可能である。
本発明の実施形態を、添付の図面を参照して以下に説明する。
図1は、通信システムセルの例示的なネットワークアーキテクチャを図示する。幾つかの実施形態では、ネットワークアーキテクチャは、E−UMTS(Evolved Universal Mobile Telecommunications System)のネットワークアーキテクチャを含んでも良い。E−UMTSは、LTE無線アクセスネットワーク等を含んでも良い。無線アクセスネットワークは、eUTRAN(E-UMTS Terrestrial Radio Access Network)を含んでも良い。しかしながら、他の種類のネットワークアーキテクチャが用いられても良い。
通信システム100は、第1の基地局104a乃至第Nの基地局104b(集合的に「基地局104」)として示される複数の基地局を有しても良い。基地局104は、無線通信設備の整ったノード(「無線ノード」)との無線通信を可能にするハードウェア及び/又はソフトウェアを含む基地局機器を有しても良い。基地局104は、概して、無線ノードが互いに無線通信することを可能にし、及び/又はコアネットワーク及び/又はIPネットワーク等に無線アクセスすることを可能にしても良い。
幾つかの実施形態では、基地局104は、エンタープライズ設定で設置される複数のスモールセル基地局104を有する。例えば、基地局104は、企業建物、ショッピング複合施設、スタジアム、アリーナ、会議開催地、密集住宅領域、密集商業領域、重交通都市領域、等のような閉じた地理的領域内に設置されるHeNB(home eNodeB)のような複数のフェムトセルを有しても良い。
概して、基地局104は、認可スペクトル及び未認可スペクトルの両者に渡り無線通信を可能にするハ―ドウェア及びソフトウェアを有しても良い。認可スペクトルは、通常、セルラデータの送信のために許可された無線スペクトルの部分を有しても良い。例えば、基地局104は、3GPP仕様リリース8−12のようなLTEに従うセルラデータを送信するよう構成されても良い。未認可スペクトルは、通常、認可不要な無線通信のために用意された無線スペクトルの部分を有しても良い。例えば、基地局104は、IEEE802.11インタフェース又は他の無線通信インタフェースを介して通信するよう構成されても良い。
基地局104は、基地局104と中央制御部102との間に形成されるインタフェースを介して中央制御部102と通信しても良い。例えば、インタフェース105aは、第1の基地局104aと中央制御部102との間に形成されても良く、インタフェース105bは、第Nの基地局104bと中央制御部102との間に形成されても良い。インタフェース105a及びインタフェース105b(集合的に「インタフェース105」)は、有線接続を含んでも良いが、幾つかの例では、インタフェース105は、交互に無線接続を含んでも良い。本願明細書に開示のように、中央制御部102は、基地局104がエンタープライズ環境に配置できるように、基地局104間の干渉管理及び/又は認可スペクトルのリソース管理を支援しても良い。
基地局104は、概して、プロセッサ107a及び107b(集合的に「プロセッサ107」)と、メモリ109a及び109b(集合的に「メモリ109」)と、を有しても良い。命令は、メモリ109に格納されても良い。命令がプロセッサ107により実行されると、基地局104は、本願明細書に記載の処理に関連する及び/又はそれを含む動作を実行しても良い。
通信システム100は、認可及び/又は未認可スペクトルを介して基地局104と通信する複数の無線ノードを有しても良い。認可及び未認可スペクトルの両方を介して通信し得る無線ノードは、本願明細書では概して端末として記載される。例えば、端末は、IEEE802.11通信と共にLTEセルラ通信を可能にするスマートフォンを含んでも良い。未認可スペクトルのみを介して通信するよう構成される無線ノードは、本願明細書では概して装置として記載される。例えば、装置は、IEEE802.11通信を可能にするが、セルラ通信のための設備の整っていない若しくは一時的にセルラ通信を無向にされたラップトップコンピュータを含んでも良い。
図1に開示するように、複数の端末110a、110b、110c、及び110d(集合的に「端末110」)は、基地局104に関連付けられても良い。例えば、第1の端末110a(端末1と指定される)乃至第Sの端末110b(端末Sと指定される)は、第1の基地局104aに関連付けられても良い。
端末110は、それらの関連する基地局104と共に、認可スペクトルインタフェース106a及び106b(集合的に「認可スペクトルインタフェース106」)を形成しても良い。同様に、端末110は、それらの関連する基地局104と共に、未認可スペクトルインタフェース108a及び108b(集合的に「未認可スペクトルインタフェース108」)を形成しても良い。例えば、第1の端末110a乃至第Sの端末110bは、認可スペクトルインタフェース106a及び未認可スペクトルインタフェース108aを、第1の基地局104aと共に形成しても良い。端末110は、通常、認可スペクトルで、関連付けられていない基地局104からの干渉114a及び114b(集合的に「干渉114」)も経験しても良い。認可スペクトルインタフェース106及び未認可スペクトルインタフェース108は、通常、端末110と基地局104との間でデータを通信させる、端末110と基地局104との間の無線接続である。
複数の装置112a、112b、112c及び112d(集合的に「装置112」)は、基地局104に関連付けられても良い。例えば、第1の装置112a(装置1と指定される)乃至第Wの装置112b(装置Wと指定される)は、第1の基地局104aに関連付けられても良い。装置112は、それらの関連付けられた基地局104と共に未認可スペクトルインタフェース108を形成しても良い。例えば、第1の装置112a乃至第Wの装置112bは、未認可スペクトルインタフェース108aを、第1の基地局104aと共に形成しても良い。
中央制御部102、端末110、及び装置112は、基地局104のプロセッサ107とメモリ109と同様の、プロセッサとメモリ(図示しない)を有しても良い。
各端末110は、通常、異なる最少通信レート要件で、多数の接続を有しても良い。各最少通信レート要件は、各接続のトラフィック要件の関数であっても良い。例えば、端末110aは、会話音声接続及びTCP(transmission control protocol)に基づく接続を同時に有しても良い。各端末110の各接続のサービス品質(QoS)要件に従って、基地局104は、端末110の各々に対して最小レート要件を設定しても良い。特定の端末110a、110b、110c又は110dのための最小レート要件は、特定の端末110a、110b、110c又は110dの全ての接続の最小レート要件の和に設定されても良い。最小レート要件は、通常、認可及び/又は未認可スペクトルを介して達成されても良い。
本願明細書に記載の実施形態は、公平な方法で、全ての端末110の最小レート要件を達成するために用いられても良い。例えば、通信システム100内の端末110の最小レートを最大化するための試みが行われても良い。しかしながら、異なる端末110は、異なる最小レート要件を有しても良い。幾つかの実施形態では、最小比例レートが最大化されても良い。ここで、端末110aのような特定の端末の比例レートは、端末110aの全ての接続について認可及び未認可スペクトルの両方を介して端末110aにより達成されるレートの和を、端末110aの全ての接続について端末110aにより要求される最小レートの和で除算したものとして定められても良い。しかしながら、代替の目的関数は、MNOの選好に依存して定められても良い。例えば、目的関数は、通信システム100全体の合計スループットを最大化しても良い。例示的な最適化の式を、式1として以下に記載する。
本願明細書に開示する式及び関連する議論は、通常、ダウンリンク通信を参照して記載される。アップリンク通信は、同様の方法で代替又は追加で考えられても良い。さらに、LTEレート計算に関連する計算では、シャノンキャパシティが開示を簡単にするために用いられ得る。しかしながら、他のレート計算が導入されても良い。例えば、レート計算は、循環的プレフィックス及びパイロットのような異なるオ―バヘッドによる帯域幅の効率を説明しても良い。さらに、レート計算は、受信機アルゴリズム及びサポートされる変調符号方式(MCS)による信号対干渉及び雑音比(SINR)の実装効率を説明しても良い。
式1及び/又は本願明細書に開示の他の式で用いられる多数の変数を以下に説明する。追加変数は、特定の式に関連して説明されても良く、変数の文脈から理解され得る。
変数Nは、基地局104の数を表す。変数nは、特定の基地局104を表す。したがって、nは、通常、1からNの間の包括的な整数の集合である。
Snは、基地局nに接続される認可スペクトルインタフェース106及び未認可スペクトルインタフェース108の両方を有する端末110の数を表す。Sは、ネットワーク内の端末110の合計数、つまりN個の基地局104の全てのSの和を表す。式1で、iは、通常、通信システム100全体の特定の端末110を表す。したがって、式1では、iは、通常、1からSまでの間の包括的な整数の集合に含まれる。しかしながら、全ての他の式では、iは、通常、特定の基地局nに関連する特定の端末を表す。したがって、他の式では、iは、通常、1からSまでの包括的な整数の集合に含まれる。
cは、端末の接続を表す。
Figure 0006291985
は、基地局nに関連付けられた端末iの接続cの集合を表す。
は、基地局nに接続された未認可スペクトルインタフェース108のみを有する装置112の数を表す。Wは、ネットワーク内の装置112の合計数、つまりN個の基地局104の全てのWの和を表す。装置jは、通常、特定の基地局nに関連付けられた特定の装置を表す。したがって、jは、通常、1からWまでの包括的な整数の集合に含まれる。
Figure 0006291985
は、基地局nの最大送信電力を表す。
Kは、認可スペクトルに関連付けられた物理リソースブロック(physical resource block:PRB)の合計数を表す。物理リソースブロックkは、通常、特定のPRBを表す。したがって、kは、1からKの間の包括的な整数の集合に含まれる。しかしながら、幾つかの例では、kは、PRBの1又は複数のサブキャリアを表しても良い。
Figure 0006291985
は、基地局nから端末iへのPRBkでの送信電力を表す。
Figure 0006291985
は、基地局nから端末iへのPRBkでのチャネル利得を表す。
σは、認可スペクトル内のPRB毎のノイズ分散を表す。
Bは、合計システム帯域幅を表す。
Figure 0006291985
は、基地局nが未認可スペクトルを介してダウンリンクで得る最大スループットを表す。各基地局104は、通常、未認可スペクトルでのリソースを争う基地局の合計数が与えられると、
Figure 0006291985
を計算しても良い。IEEE802.11を未認可スペクトルとして用いる実施形態では、IEEE802.11MAC(medium access control)性能は、未認可スペクトルのリソースを争う基地局の数に大いに依存し得る。例えば、第1の基地局104aにおいて未認可スペクトルリソースを争う基地局は、第1の基地局104a、第Wの装置112bを通じて第1の装置112a、及び第Sの端末110bを通じて第1の端末110aを有しても良い。しかしながら、幾つかの端末は、未認可スペクトルリソースを争わなくても良い。したがって、基地局nに関連付けられた全ての端末が未認可スペクトルで基地局nに送信している場合、争っている基地局の合計数は、S+W+1に等しい。幾つかの実施形態では、比較的多数の装置112が基地局104aに接続する場合、基地局104aは、幾つかの端末110の未認可スペクトル接続を解除して、未認可スペクトルリソースに対する競合を軽減できる。
幾つかの実施形態では、各基地局104は異なる未認可スペクトルチャネルで動作し、又は少なくとも近隣基地局は異なる未認可スペクトルチャネルを使用して、モバイルセルラ通信での周波数再利用の概念と同様に、基地局104の集合内で同じ未認可スペクトルチャネルが遠くの基地局のために再利用されても良いことを前提とする。その結果、他の基地局に接続された装置又は端末からのある基地局の未認可スペクトルに対する競合は無視されても良い。このような前提は、装置又は端末が、通常、最も近い基地局から来る最強の受信信号電力を有する未認可スペクトルチャネルで通常競合しようとするので、妥当である。しかしながら、この前提は、本願明細書に記載の他の前提と同様に、幾つかの実施形態の提示を簡単にするためであり、本開示を限定するものではない。例えば<全ての装置及び端末が任意の基地局104の任意の未認可スペクトルで競合し得る、又は全ての基地局104が同じ未認可スペクトルチャネルを使用することを前提とするときでも、本願明細書に開示の実施形態は、依然として適用可能である。
Figure 0006291985
は、未認可スペクトルにおける基地局nに接続された装置jの要求ダウンリンクデータレートを表す。
Figure 0006291985
は、基地局nに関連する端末iの接続cに割り当てられる未認可スペクトルにおける推定ダウンリンクデータレートを表す。
Figure 0006291985
は、基地局nに関連付けられた端末iの接続cの最小レート要件を表す。
Figure 0006291985
は、基地局nに関連付けられた端末iの接続cに割り当てられるPRBの数を表す。
Ωは、基地局nに接続される端末の集合を表す。
は、基地局nに割り当てられるPRBの集合を表す。
式1
Figure 0006291985
式1では、
Figure 0006291985
Figure 0006291985
は、それぞれ、基地局nから端末iへの、PRBkで又は幾つかの例ではサブキャリアkで割り当てられた電力及びチャネル利得を表す。
式1b〜1gは、式1の種々の制約を表す。例えば、式1bは、各基地局104の合計送信電力制約を表す。
さらに、式1cは、基地局nに関連付けられた端末110に割り当てられる合計未認可スペクトルレートが利用可能未認可スペクトルキャパシティにより上限を定められることを保証する。未認可スペクトルでの輻輳を回避するために、各基地局nは、先ずW個の装置112に供するために望ましい未認可スペクトルキャパシティを決定し、次に残りの未認可スペクトルキャパシティに依存して未認可スペクトルでのダウンリンク送信をS個の端末110のうちの全部又は一部に提供することを前提とする。したがって、未認可スペクトルでの最適化は、各基地局104が自身のレートをダウンリンクで異なる端末110の間でどのように分けるかに関連する。
Figure 0006291985
の項は、利用可能未認可スペクトルキャパシティを表す。利用可能未認可スペクトルキャパシティは、IEEE802.11ネットワーク内の利用可能キャパシティを計算する既存の技術のような多数の既存の論理式又は実用的方法を用いて計算されても良い。
式1d、1eは、それぞれ、非負送信電力及び非負未認可スペクトルレートを保証する。
式1fを参照すると、通信システム100がS個全ての端末110に供するために十分なキャパシティを有する場合、N個全ての基地局104についての和集合Ωは、集合{1,2,...,S}に等しくても良い。その他の場合、幾つかの端末110は許可を与えられないので、式1fのように、集合Ωの和集合は{1,2,...,S}の部分集合になる。
式1gは、各端末110が基地局104のうちの1つにのみ接続されることを保証する。つまり、式1gは、集合Ωnが互いに素であることを保証する役割を果たす。
式1中の最適化変数は、集合Ω、基地局nの中の各端末i毎の及びPRBk毎の最適電力割り当て、つまり
Figure 0006291985
、並びに異なる端末110への最適未認可スペクトルレート分配、つまりRUi,cを見付けることを通じて、最適な端末及び基地局の関連付けを表す。これらの変数の最適値を見付けることは、最適なネットワーク全体に渡る最大最小レートの公平性を示す。
しかしながら、式1は、非凸型混合整数計画問題であり、部分的にはΩに関連する2進関連付け変数に起因する。さらに、中央制御部102において解を見付けるために、通常、中央制御部102は全てのPRBでの端末110のチャネル利得を知る必要がある。その結果、式1を解くことは、多くの場合非常に困難であり計算的に非現実的であり得る。
幾つかの実施形態では、認可及び未認可スペクトルリソースを公平に分配するために、準最適階層的アプローチが用いられても良い。準最適階層的アプローチに関連するタスクは、基地局104と中央制御部102との間で分けられても良い。
幾つかの実施形態では、各基地局104は、関連付けられた端末110の数、端末110のレート要件、通信システム100のチャネル状態、及び/又は端末110が未認可スペクトルを介して達する可能性のあるレートに基づき、認可スペクトルにおける要求リソースの数を推定しても良い。各基地局104は、要求されるリソースに関する情報を中央制御部102に提供しても良い。代替で又は追加で、中央制御部102は、各基地局104について認可スペクトルの中で要求されるリソースを推定しても良い。
中央制御部102は、グラフ彩色(graph coloring)方法等を介して干渉管理を実施しても良い。中央制御部102は、各基地局に関連付けられた要求リソースに基づき、基地局104間の認可スペクトルリソース割り当てを実施しても良い。
基地局104は、端末110及び装置112の間で、認可スペクトルリソース割り当て及び未認可スペクトルリソース割り当てを微調整しても良い。有利なことに、本願明細書に開示の実施形態は、端末110及び/又は装置112のデータレート要件及びサービス品質(QoS)要件を満たすことができる。さらに、実施形態は、端末110及び/又は装置112の間で公平性を達成できる。
幾つかの実施形態では、各端末110は、特定の端末110において最大平均受信信号電力を有する基地局104に関連付けられることを前提とする。したがって、各端末110は、特定の端末110において最大観測信号対雑音比(SNR)を有する基地局104に関連付けられることを前提としても良い。このような前提では、2進関連付け値Ωが通常知られているので、式1に概略を示した最適化問題は、より簡単に解くことができる。同様に、幾つかの実施形態では、各装置112は、未認可スペクトルで特定の装置110において最大平均受信信号電力を有する基地局104に関連付けられると考えられる。したがって、各装置112は、未認可スペクトルで特定の装置112において最大観測SNRを有する基地局104に関連付けられると考えられる。
図2は、中央制御部102及び基地局104aを含む通信システム200を図示する。基地局104aが説明されるが、基地局104aの説明は、通常、図1の基地局104のうちの任意の個々の基地局に適用できる。したがって、図2には基地局104aのみが示されるが、基地局104が参照され得る。
通信システム200は、本願明細書に記載の多くの機能を実行しても良い。幾つかの実施形態では、例えば、通信システム200は、干渉グラフを構築し208、負荷推定を実行し204、グラフ彩色を実行し206、リソース及び電力割り当てを実行し212、パケット分配を実行し214、未認可スペクトルスケジューリングを実行し216、任意で認可スペクトルスケジューリングを実行しても良い218。
中央制御部102は、基地局104aから受信した基地局測定値209に基づき及び/又は端末レポート220に基づき、干渉グラフを構築しても良い208。任意で、通常、図1の端末110に対応する端末は、端末レポート220を中央制御部102に提供しても良い。端末レポート220は、ハンドオーバ処理中に得られた近隣基地局の受信信号強度指標(RSSI)を有しても良い。
幾つかの実施形態では、基地局測定値209は、基地局104aの電源が入りのとき、少なくとも部分的に基地局104aにより決定されても良い。基地局104aは、近隣基地局の制御チャネル及び参照信号伝送を傾聴しても良い。集められた情報から、基地局104aは、近隣基地局104のセル識別情報を決定するとともに、各近隣基地局104からの経路損失を決定しても良い。
中央制御部102は、基地局104を表す頂点と、基地局104間の干渉及び/又は輻輳状態を表す有向エッジと、を有する干渉グラフ208を構築しても良い。幾つかの実施形態では、干渉及び/又は輻輳状態は、端末により経験される関連付けられた基地局と干渉する基地局とからのチャネル利得間の差が、所定の閾を超えるとき、断言される。その結果、弱い干渉信号は無視できる。有利なことに、弱い干渉信号を無視することにより、干渉グラフの複雑性は低減され、本願明細書に記載のグラフ彩色処理は簡略化できる。代替で、全ての可能な干渉状態は、任意の2つの基地局間の有向エッジについて考慮されても良い。
幾つかの実施形態では、干渉グラフ及びグラフ彩色206は、Sadr, S.; Adve, R., "Hierarchical resource allocation in femtocell networks using graph algorithms," 2012 IEEE International Conference on Communications(ICC), pp.4416−4420, June 2012に記載の方法と同様の方法で達成されても良い。代替で、グラフ彩色206は、ここに開示の修正反復欲張り法により実行されても良い。
干渉グラフの構築208に加えて、通信システム200は、負荷推定204を実行しても良い。負荷推定204はグラフ彩色206で用いられても良い。幾つかの実施形態では、基地局104は、負荷推定204を実行しても良い。代替で、1又は複数の基地局104についての負荷推定204は、中央制御部102により実行されても良い。
負荷推定を実行する際、基地局104aは、基地局104aに関連付けられた端末110の最小レート要件を設定しても良い。最小レート要件は、通常、トラフィック種類及び認可及び/又は未認可スペクトルのキャパシティに基づき、認可及び/又は未認可スペクトルにより達成されても良い。
負荷推定204を実行する際、基地局104aは、各端末が各端末の最小レート要件を達成するために認可スペクトルの中で要求するリソース、つまりPRBの推定を試みても良い。負荷推定204は、例えば、基地局104aに関連付けられた端末の数、並びに端末のレート要件205、チャネル状態、及び未認可スペクトルにおける期待レートに基づいても良い。
幾つかの実施形態では、基地局104aは、関連付けられた端末の要件を満たすPRBの最小数の決定を試みても良い。これは、近隣基地局で生成される干渉を最小化するのを助け得る。例えば、負荷推定204は、以下に開示し議論する式2を用いて決定されても良い。
式2
Figure 0006291985
式2は、最適化制御変数
Figure 0006291985
Figure 0006291985
Figure 0006291985
を通じて、基地局n毎の合計要求負荷、つまりPRBの数を最小化し得る。変数
Figure 0006291985
は、接続cのために基地局nに接続された端末iに割り当てられたPRBの数を表す。変数
Figure 0006291985
は、基地局nに接続された端末iに割り当てられたPRBの平均割り当て電力を表す。変数
Figure 0006291985
は、接続cのために基地局nに接続された端末iに割り当てられた未認可スペクトルレートを表す。
式2は、最適化変数
Figure 0006291985
Figure 0006291985
Figure 0006291985
内の凸型最適化問題である。したがって、式2を解くことは、式1に定められたネットワーク全体の最適化問題よりも扱いやすい。
式2及び以下の式では、添え字iは、特定の基地局nに接続された端末の集合、つまりΩに含まれる端末のインデックスである。例えば、基地局nについて、iは、通常、1乃至Sの間の整数の包括的な集合に含まれる。
式2bは、関連付けられた端末、つまり集合Ωの中の端末の最小レート要件制約を表す。
Figure 0006291985
の項は、接続cのために基地局nに接続された端末iの認可スペクトルレートを表す。また、変数
Figure 0006291985
は、接続cのために基地局nに接続された端末iの未認可スペクトルでのレートを表す。
パラメータβは、可能性パラメータを表し、初めに1に設定されても良く、各端末iの各接続cのために認可及び未認可スペクトルの両方により達成されるレートが、変数
Figure 0006291985
により表される対応する最小レート要件より大きい又はそれに等しくなるようにしても良い。しかしながら、システムキャパシティは、特に幾つかの接続若しくは端末が高い要求レートを有するとき、又は端末110若しくは装置112の数が非常に多いとき、このような最小レート要件を達成するには不十分であっても良い。その結果、部分的には全ての関連付けられた端末の全ての接続のレート要件を満たすために、基地局nは特定のシステム帯域幅に対して利用可能なよりも多くのPRBを必要とするので、式2は許容解を有しなくても良い。言い換えると、式2は、式2b及び2eが同時に満足できないとき、許容解を有しなくても良い。
したがって、基地局nに関連付けられた端末の要求レートは低下され、基地局nが式2を都合良く解くことがききるようにしても良い。例えば、βの値は適切に減少されても良い。
幾つかの実施形態では、適切に減少されたβの値は、二分アプローチにより識別されても良い。例えば、β=1のとき式2が不可能である場合、式2の実現可能性は、β=0.5で再チェックされても良い。問題が依然として不可能である場合、βの値は0.25まで減少され、実現可能性は再びチェックされる。しかしながら、β=0.5が許容解を生じる場合、β=0.75が評価される。二分アプローチは、2分ステップの最大数まで、又は1以下のβの最大値が見付かるまで、続けられても良い。
式2の許容解を推進するためにβの値を減少する他のアプローチが用いられても良い。幾つかの実施形態では、別個のパラメータβは、QoS要件又はQoSクラス指標(QCI)レベルに依存して、接続c毎に定められても良い。低優先度のQCIを有する接続のβパラメータが最初に減少されても良い。その結果、各接続の要求レートは、計算的複雑性の増大の妥協点を有し、別個に調整されても良い。
式2bは、各基地局nが各関連付けられた端末の平均チャネル電力、つまり
Figure 0006291985
を知っていることを前提とする。さらに、式2bは、同じ端末に割り当てられた全てのPRBへの均一な電力割り当てを想定する。平均チャネル電力値が用いられるので、推定負荷、つまり項
Figure 0006291985
は、要求端末負荷の粗推定を表しても良い。基地局n毎の合計負荷の粗推定は、中央制御部102におけるグラフ彩色206の目的に適しても良い。幾つかの実施形態では、グラフ彩色の後に、基地局は、本願明細書に記載のように、リソース及び電力割り当てステップ212で、チャネル変化を検討しても良い。
式2cは、基地局nの端末に割り当てられた未認可スペクトルレートの和が、基地局nにおける利用可能未認可スペクトルキャパシティにより上限を定められることを保証する。式2dは、基地局nの最大送信電力を制約する。式2eは、基地局毎の要求PRBの和が、システム内のPRBの合計数を超えないことを保証する。式2f及び2gは、それぞれ、非負割り当て電力及び非負推定負荷を保証する役割を果たす。
式2hは、基地局nに接続された端末iの接続cのための未認可レートの境界を定める。この境界は、0に等しい下限、
Figure 0006291985
に等しい上限を有する。上限は、基地局nに接続された各端末iの各接続cのレートの分配が、接続cのトラフィック種類に部分的に基づくことを保証し得る。
認可スペクトル通信にLTEを用い、未認可スペクトル通信にIEEE802.11を用いる実施形態では、IEEE802.11に基づく通信は、通常、GBR(Guaranteed Bit Rate)又は遅延に敏感なトラフィック種類には望ましくない。幾つかの実施形態では、LTE又はIEEE802.11でのレートの分配は、3GPPにより種々の接続種類について定められるQCIに基づき実行される。QCIの値は、通常、各端末の接続種類について基地局において知られている。端末iの各接続cのQCIの値に基づき、基地局nは、未認可スペクトルレートの上限を設定しても良い。
以下に示す表1は、種々の例示的な接続種類の例示的なQCIを有する。
表1
Figure 0006291985
幾つかの実施形態では、式2hの未認可スペクトル上限変数、つまり
Figure 0006291985
は、
Figure 0006291985
に等しく設定されても良い。ここで、μQCIの値はQCI値に依存し、0≦μQCI≦1である。μQCIの値はQCI値に基づいても良く、トラフィックは、相対的に認可スペクトル又は未認可スペクトルを支持しても良い。例えば、1のQCIレベルを有する接続では、接続がIEEE802.11レートを獲得しないこと、つまり接続のレート要件がLTEリソースを用いて完全に満たされることを保証するために、μQCIの値は0に設定されても良い。反対に、9のQCIを有する接続のような、低い優先度を有する非GBR(non-GBR)接続では、接続の要求レート全体がIEEE802.11で得られるように、基地局はμQCIを1に設定しても良い。他の種類の接続では、基地局は、優先度、特性及び/又は接続のQCIに従って、μQCIを0と1の間の値に設定しても良い。
基地局104aは、負荷推定204からの要求負荷を、グラフ彩色206での使用のために中央制御部102に出力する207。代替で、負荷推定204は、中央制御部102により直接実行されても良い。負荷推定204の出力207は、基地局104aの要求PRBの和を表す数値、つまりMであっても良い。幾つかの実施形態では、切り上げ又は丸め込み演算子がMに適用され、PRBの整数が求められるようにする。例えば、Mnは、通常、次式で定められる。
Figure 0006291985
幾つかの実施形態では、式2は、その複雑性を低減するために簡略化されても良い。1つの簡略化は、全ての端末への均一な電力割り当てを前提とすること、端末に電力を割り当てるためにリソース及び電力割り当て212に依存すること、を含んでも良い。簡略化された式は、式3として開示される。
式3
Figure 0006291985
式3は、変数
Figure 0006291985
及び
Figure 0006291985
における線形計画問題である。結果として、式3は、内点法又はシンプレックス法のような方法を用いて効率的に解くことができる。
代替で又は追加で、式2は、未認可スペクトルレートの推定、つまり
Figure 0006291985
を認可スペクトルレート、つまり
Figure 0006291985
から切り離す発見的解決法により簡略化できる。
図3は、例示的な負荷推定方法300のフローチャートである。方法300は、ブロック302で、未認可スペクトルレートを計算するステップで開始しても良い。未認可スペクトルレートは、式4で定められる変数
Figure 0006291985
により表せる。
式4
Figure 0006291985
式4の変数
Figure 0006291985
は、基地局nに接続された端末iの接続cの特定のQCIの優先度を表す。変数PQthは、通信システム200により経験される未認可スペクトル輻輳に基づき調整され得る閾を表す。例えば、通信システム200が未認可スペクトルで比較的低いトラフィックを経験しているとき、未認可スペクトルを介してより多くの通信を促すために、PQthは低下されても良い。反対に、未認可スペクトルが比較的混雑してきたとき、認可スペクトルへ高優先度トラフィックを要請するために、PQthは上昇されても良い。
Figure 0006291985
がPQthよりも低いとき、通信は認可スペクトルに制限されても良い。しかしながら、
Figure 0006291985
がPQthよりも大きい又は等しいとき、対応する接続及び端末の最小レート要件を達成するために、通信は、認可及び未認可スペクトルを介して生じても良い。
集合
Figure 0006291985
は、PQthよりも大きい又は等しいQCI値を有する基地局nに関連付けられた端末の集合を表す。利用可能未認可スペクトルキャパシティ、つまり
Figure 0006291985
は、端末の要求レート、つまり
Figure 0006291985
に比例して、端末間で分配されても良い。
最小化演算子は、いずれの端末にも該端末の要求レートより高いレートを割り当てることを回避することにより、端末間で公平性を促すことができる。しかしながら、幾つかの例では、
Figure 0006291985
の中の端末の要求レートが満たされた後に、依然として、未認可スペクトルはキャパシティを超過し得る。超過キャパシティは、決定され、端末に分配されても良い。したがって、超過キャパシティは、端末が端末の要求レートを超えたレートを割り当てられ得るように、端末に分配されても良い。幾つかの実施形態では、超過未認可スペクトルキャパシティ、つまりRexcessは、式5に開示されるように決定されても良い。
式5
Figure 0006291985
さらに、端末の未認可スペクトルレート、つまり
Figure 0006291985
は、式6に開示されるように超過キャパシティを含むように調整されても良い。
式6
Figure 0006291985
方法は続いて、ブロック304で、認可スペクトル負荷が推定される。ブロック306で、認可スペクトル電力が割り当てられる。幾つかの実施形態では、負荷推定304及び電力割り当て306は、ブロック308に示すように、反復的方法として実行されても良い。幾つかの実施形態では、ブロック304−308を含む反復的方法は、注水(water-filling)の従来の概念に基づいても良く、式7、8、9に開示されるように実行されても良い。
式7
Figure 0006291985
式8
Figure 0006291985
式9
Figure 0006291985
式7、8、9の中の変数tは、反復インデックスを表す。集合
Figure 0006291985
は、未認可スペクトルで未だ完全に満たされていない最小レート要件を有する端末の集合を表す。
パラメータ
Figure 0006291985
は、注水のための中間パラメータを表す。変数
Figure 0006291985
は、
Figure 0006291985
として定められ、基地局nに接続されたi番目の端末の平均SNRを表す。
式7−9は、停止基準が満たされるまで(図3のブロック308で「Yes」)、繰り返し実行される。幾つかの実施形態では、停止基準は、最大反復数に達したとき、又は
Figure 0006291985
若しくは
Figure 0006291985
が定常状態値に達したときに、満たされても良い。
再び図2を参照すると、中央制御部102は、基地局104について、干渉管理及び認可スペクトルリソース割り当てを実行しても良い。幾つかの実施形態では、干渉管理及び認可スペクトルリソース割り当ては、グラフ彩色206を介して実行されても良い。グラフ彩色206は、ブロック208で構築された干渉グラフ、並びに各基地局104又は中央制御部102により実行された負荷推定204の出力207に基づいても良い。グラフ彩色に基づき、中央制御部102は、認可スペクトルリソース、つまりPRBの集合を各基地局104に割り当てても良い210。
最適グラフ彩色は、従来経験則を用いて解かれる非決定的多項式時間困難(NP−hard)問題である。幾つかの実施形態では、本願明細書に開示の反復的欲張りアルゴリズムが用いられても良い。反復的欲張りアルゴリズムは、有意な干渉が予期されない場合、基地局104間の周波数再利用を可能に出来る。その結果、システムキャパシティは、増大され得る。反復的欲張りアルゴリズムを実行するために、従来の干渉グラフの式は、重み付け干渉グラフに変更されても良い。ここで、各有向エッジの重み、つまりρnmは式10により与えられる。
式10
Figure 0006291985
式10の変数Gnmは、基地局nと基地局mとの間の平均経路損失を表し、基地局nと基地局mに関連付けられた端末との間の平均経路損失として定められても良い。代替で、Gnmは、基地局nと基地局mに位置する架空の端末との間の経路損失として定められても良い。

Figure 0006291985
は、基地局nのPRB当たりの平均電力を表す。
干渉グラフに重み付けを導入することは、要求負荷の観点で、グラフ彩色スキームの基地局の要求への適応を促すことができる。例えば、全ての基地局104の合計要求負荷が、システム内の利用可能PRB及び/又はチャネルの合計数より少ない又は等しい場合、つまり
Figure 0006291985
の場合、直交周波数割り当ては、基地局104間の相互干渉を有しないでグラフ彩色アルゴリズムにより提供されても良い。しかしながら、基地局104が通信システム200で利用可能なものより多くのPRBを要求する場合、本願明細書に開示のグラフ彩色アルゴリズムは、各基地局104に要求されたより少ないPRBを割り当てるのではなく、各基地局104により見える干渉を最小化する方法で、PRBの周波数、つまり色を再利用しても良い。
図4は、例示的なグラフ彩色方法400のフローチャートである。グラフ彩色方法400は、周波数再利用を用いても良い。方法400はブロック402で開始しても良い。ブロック402では、関連付けテーブル及びコストテーブルは、関連付け及びコストテーブル内の全てのエントリを0に設定することにより初期化されても良い。さらに、集合V‘は、構築された干渉グラフ内の未彩色頂点の集合を表し、構築された干渉グラフ内の全ての頂点の集合を表すVに等しくなるよう定められる。図2のブロック208を参照して開示したように、構築された干渉グラフの各頂点は、基地局104のうちの1つを表し得る。
関連付けテーブルは、2進エントリanjを有するN×Jテーブルであっても良い。Nは基地局104の合計数であり、Jは色の合計数であっても良い。パラメータJはKに等しく設定されても良い。つまり、1つの色は、利用可能なPRB毎に示されても良い。代替で、パラメータJはK/vに等しく設定されても良い。つまり、1つの色は、v個のPRB毎に示されても良い。1より大きいvの値は、グラフ彩色の複雑性を低減し得るが、粗く柔軟性の少ないチャネル割り当ての生成を代償とする。基地局nが色jを割り当てられる場合、関連付けテーブル内のエントリanjは、1に設定されても良い。その他の場合、エントリanjは0に設定されても良い。
コストテーブルは、基地局nについて色jを用いるコストを表す実数値エントリcnjを有するN×Jテーブルであっても良い。コストは、色jを割り当てられた全ての他の基地局104からの干渉電力の和として定められても良い。エントリcnjは、式11に開示されるように定められても良い。
式11
Figure 0006291985
方法400は、ブロック404で係属しても良い。ブロック404で、最大和干渉を生じる基地局n’が見付けられても良い。幾つかの実施形態では、これは、式12に開示されるように最大の外向きエッジ重み和を有する基地局n’を選択することを含んでも良い。
式12
Figure 0006291985
最大和干渉を生じる基地局を選択することは、選択された基地局n’が基地局104のうちで最も厄介であると考えられるので、有利である。幾つかの実施形態では、1より多い基地局n’が同じ最大外向きエッジ重み和を有する場合、最大値Mを有する基地局n’が選択され得る。
方法400はブロック406で継続しても良い。ブロック406で、ブロック404で選択された基地局n’について、
Figure 0006291985
個の最低コストを有する色が選択されても良い。色は、式13に開示のように決定されても良い。
式13
Figure 0006291985
幾つかの実施形態では、
Figure 0006291985
より多くの色が同じ最小コストをもたらす場合、最も頻繁に用いられる色が選択される。最も頻繁に用いられる色は、関連付けテーブルから識別されても良い。最も頻繁に用いられる色を選択することは、あまり頻繁に用いられない色は通常、後続の基地局に対してより低いコストを有するより高い可能性を有するので、彩色処理で後続の基地局に少ない干渉しかもたらさない。
方法400はブロック408で継続しても良い。ブロック408で、割り当てテーブル及びコストテーブルは更新される。割り当てテーブル及びコストテーブルは、通常、ブロック406で基地局n’に割り当てられた色、つまりPRBを反映するために更新される。ブロック410で、未彩色頂点の集合V‘は、集合から基地局n’と関連付けられた頂点を削除することにより更新される。
ブロック412で、未彩色頂点の集合V‘は、集合が空か否かを決定するために調べられる。V‘が空の場合、つまり全ての頂点が彩色された場合、方法400はブロック414に続く。しかしながら、V‘が空でない場合、つまり1又は複数の頂点が未だ彩色されていない場合、方法400は、ブロック404に戻り新しい基地局n’が選択され、次にブロック406で彩色される。
ブロック414で、停止基準が満たされるか否かが決定されても良い。停止基準が満たされる場合、方法400はブロック416に続いても良い。停止基準が満たされない場合、方法400はブロック420へ続き、未彩色頂点の集合V‘が再び全頂点の集合Vとして定められ、方法400のブロック404―414が繰り返されても良い。ブロック414及び420により導入されるグラフ彩色の反復的アプローチは、グラフ彩色方法400を強化しても良い。幾つかの実施形態では、方法400は連続的方法で頂点の彩色を実行するので、彩色された基地局の、前に彩色された基地局のコストに及ぼす影響は考慮されない。これは、ブロック404で、基地局が生じる干渉量の降順で、基地局を彩色することにより軽減され得る。この連続的動作は、ブロック404−414を繰り返すことにより反復的アプローチにより強化される。停止基準は、最大反復数、再利用メトリックの定常状態値、等を含んでも良い。再利用メトリックは、基地局により引き起こされる相互干渉電力の合計量として定められても良い。
ブロック414で停止基準が満たされたとき、方法400はブロック416に続いても良い。ブロック416で、任意の未使用色、つまり未割り当てPRBは、基地局に分配されても良い。幾つかの実施形態では、未割り当てPRBは、全ての基地局の関連する端末の要求レートに渡り、個々の基地局の関連する端末の要求レートの和に比例する量で、各基地局に分配されても良い。幾つかの実施形態では、次に、関連付けテーブルは、ブロック416で分配されたPRBを含むよう更新されても良い。
方法400は、ブロック418で、関連付けテーブルに従って、PRBの最終的な集合、つまりMnを各基地局に割り当てることにより終了する。幾つかの実施形態では、各基地局は、各PRBkでの干渉基地局の集合、及び干渉基地局の集合の中の全ての干渉基地局からの平均干渉電力を提供されても良い。
再び図2を参照すると、基地局104は、方法400の結果として割り当てられたPRBの集合を受信しても良い210。
次に、基地局104aは、基地局104aに割り当てられた端末(図示しない)毎に、リソース及び電力割り当て212を実行しても良い。リソース及び電力割り当て212は、各端末へのリソース割り当てを微調整すること、及び認可スペクトルの中のリソースについてPRB毎に電力割り当てを実行することを含んでも良い。リソース及び電力割り当て212は、関連付けられた端末のための未認可スペクトルリソース割り当てを更に含んでも良い。認可及び未認可スペクトルの両方でのリソース割り当ては、端末のデータレート要件を満たすために及び端末間の公平性を達成するために、連帯して行われても良い。
中央制御部102は、通常、基地局104より長い時間尺度で、通常、グラフ彩色206を通じて粗分解能リソース割り当てを実行しても良い。リソース割り当ては、基地局測定値209及び/又は端末レポート220により提供される長期間干渉管理統計に基づいても良い。各基地局104に割り当てられたPRBの集合210は、基地局104間の干渉制御とスペクトル再利用との間のトレードオフを達成するために割り当てられ、総システムスループットを向上させても良い。
比較すると、基地局104aは、通常、中央制御部102より短い時間尺度で、リソース及び電力割り当て212を介して、認可及び未認可スペクトルの両方で、端末110への精細分解能リソース割り当てを実行しても良い。例えば、LTE−Aを用いる実施形態では、リソース割り当ては、通常、1ミリ秒(ms)に等しい伝送時間間隔(Transmission Time Interval:TTI)毎に許されても良い。幾つかの実施形態では、中央制御部102は、数百TTIの時間尺度でグラフ彩色206及びリソース割り当てを実行しても良く、一方で、基地局104aはTTI毎に又は数TTI毎にリソース割り当て212を実行しても良い。
幾つかの実施形態では、端末間の公平性を保証するために、ブロック212で、基地局104aは、式14に記載される最大−最小公平性基準に従って、認可スペクトル割り当て、PRB毎電力割り当て、及び未認可スペクトル割り当てを実行する。
式14
Figure 0006291985
式14は、通常、基地局nに関連付けられた全ての端末のついて、達成レートの要求レートに対する最悪の比を最大化し得る。式14aから分かるように、達成レートは、認可スペクトル、未認可スペクトル、又は両者に渡り得られる。特定の端末の要求レートは、特定の端末の全ての接続についての要求レートの和として定められる。
式14では、集合Iは、各PRBkでの干渉基地局の集合を表す。変数
Figure 0006291985
は、集合I内の全ての干渉基地局jから基地局nへのPRBkでの平均干渉電力を表す。変数
Figure 0006291985
は、基地局nの中の端末iについてPRBkの時分割係数を表す。幾つかの実施形態では、基地局nは、PRBの一部分を端末に割り当てても良い。例えば、1又は複数の端末は、一部分の時間の間、PRBkを割り当てられても良い。
式14bは、集合Mの中の全てのPRBに渡り及び基地局nに関連付けられた全ての端末に渡り、PRB毎の電力の和が基地局nの最大送信電力に制限されることを保証する。
式14cは、基地局nの端末に割り当てられた未認可スペクトルレートの和が、基地局nにおける利用可能未認可スペクトルキャパシティにより上限を定められることを保証する。
式14dは、PRBkの全ての時分割の和が1に等しいことを保証する。
式14e、14fは、
Figure 0006291985
Figure 0006291985
Figure 0006291985
の範囲を定める。幾つかの実施形態では、端末により要求される接続cの間の各端末i毎の認可スペクトルリソースの分配、つまり
Figure 0006291985
は、基地局104aの任意認可スペクトルスケジューラ218の中の精細分解能スケジューリングの中で達成されても良い。認可スペクトルリソースの分配は、式14により計算されるように、各接続の要求レート、つまり
Figure 0006291985
並びに各接続の割り当て未認可スペクトルレート、つまり
Figure 0006291985
に依存しても良い。
有利なことに、式14は、効率的に且つ簡易な方法で解ける凸型最適化問題である。しかしながら、幾つかの実施形態では、式14は簡略化されても良い。例えば、
Figure 0006291985
は、
Figure 0006291985
に近似されても良い。ここで、
Figure 0006291985
及び
Figure 0006291985
は負荷推定204で得られる。
代替で又は追加で、式14は、式2を参照して記載した分離簡略化と同様に、認可及び未認可スペクトルに渡るリソース割り当てを分離することにより簡略化されても良い。認可及び未認可スペクトルに渡るリソース割り当ての分離は、式15に開示のように簡略化された問題をもたらす。有利なことに、式15は、式14より計算的に簡単に解ける線形計画問題である。
式15
Figure 0006291985
式14及び式15は、中央制御部102から基地局104へ送信された平均干渉情報を用いても良い。有利なことに、平均干渉情報は、実際の達成レートに比較的近い、個々の最適化問題からの達成レートをもたらし得る。しかしながら<幾つかの実施形態では、平均干渉情報は、中央制御部102により基地局104へ送信されなくても良い。したがって、中央制御部102と基地局104との間の通信オーバヘッドが低減される。
幾つかの実施形態では、SINRとは対照的に、SNRが考慮されても良い。SNRが考慮されるとき、中央制御部102は、割り当てられたPRBの集合のみを基地局104に送信し、中央制御部102と基地局104との間の通信オーバヘッドを低減しても良い。しかしながら、特に全ての端末の平均要求レートが比較的高く、干渉が無視すると決定するには大き過ぎる場合、性能は低下し得る。
干渉が無視される実施形態では、最適化問題は式14として定式化できるが、干渉項、つまり
Figure 0006291985
を有する。結果として得る式は、式15と同様に更に簡略化され、式16に開示される。有利なことに、式16は、式14より計算的に簡単に解ける線形計画問題である。
式16
Figure 0006291985
ブロック212でリソース及び電力分配を決定すると、基地局104aはパケット分配214を実行しても良い。リソース及び電力分配212から各接続c及び端末iのために定められる最適化変数
Figure 0006291985
及び
Figure 0006291985
は、通常、パケット分配214へ送信される。相応して、パケット分配214は、認可及び未認可スペクトルに渡り、ダウンリンクパケットを端末に分割しても良い。
各端末に割り当てられたPRBの数、及びTにより示されるリソース割り当ての期間が与えられると、パケット分配214は、期間Tで認可スペクトルで送信されるビット数を計算しても良い。さらに、パケット分配214は、端末への未認可スペクトルダウンリンクレート、つまり
Figure 0006291985
を用いて、期間Tで未認可スペクトルで送信されるビット数を計算しても良い。
認可及び未認可スペクトルで送信されるビット数が与えられると、認可及び未認可スペクトルの間でパケットを分けるために、単純なスケジューリング技術が適用できる。例えば、パケット分配214は、各端末について、仮想バケツ対を有しても良い。バケツは、通常、従来のトークンバケツデータレート監視技術で用いられるバケツに対応しても良い。一方のバケツは認可スペクトルに関連付けられても良く、他方のバケツは未認可スペクトルに関連付けられても良い。端末iのダウンリンクパケットを受信すると、パケット分配214は、認可スペクトルレートと、未認可スペクトルレートと、及びバケツにより追跡されるときスペクトルで送信された累積ビット数との比に基づき、パケットを認可及び/又は未認可スペクトルに比例して割り当てても良く幾つかの実施形態では、バケツは、期間Tの始めにリセットされても良い。例えば、バケツは、バケツが期間Tの始めに空であるように、リセットされても良い。
未認可スペクトルスケジューラ216はパケット分配214からパケットを、並びに図1を参照して記載したように通常、装置112に対応する装置(図示しない)へのパケットを受信しても良い。未認可スペクトルスケジューラ216は、未認可スペクトルでの競合のためにパケットを多重化しても良い。未認可スペクトルスケジューラ216は、未認可スペクトルに関する情報222を、リソース及び電力割り当て212に提供しても良い。例えば、未認可スペクトルスケジューラが大きなビジー期間を経験する場合、提供された情報222は、リソース及び電力割り当て212に、本願明細書に記載の1又は複数の式を用いて又は特定の他の方法により、未認可スペクトルトラフィックを減少させても良い。
任意の認可スペクトルスケジューラ218は、追加スケジューリング要件を管理しても良い。例えば、LTEを用いる実施形態では、認可スペクトルスケジューラ218は、HARQ(hybrid automatic repeat request)誤り訂正スケジューリングに対応しても良い。他の実施形態では、認可スペクトルスケジューリング218は、他の誤り検査及び/又はスケジューリング機能に対応しても良い。
認可スペクトルスケジューラ218は、パケット分配214からパケットを受信し、従来の認可スペクトルスケジューリングメカニズムを適用しても良い。例えば、認可スペクトルスケジューラ218は、チャネルの変化する特性、端末のアップリンクCQIレポート、及び/又は端末からの肯定応答(ACK)若しくは否定応答(NAK)フィードバックを考慮に入れるスケジューリングメカニズムに従って、ダウンリンクパケットをスケジューリングしても良い。
認可スペクトルスケジューラ218は、リソース及び電力割り当て212よりも頻繁に実行し、よりチャネル状態に適応した良好なスケジューリング分解能を助けても良い。
図5は、無線リソースを制御する例示的な方法500のフローチャートである。幾つかの実施形態では、方法500は、図1の基地局104のような基地局により実行されても良い。方法は、ブロック502で、認可無線スペクトルを介して複数の端末と通信することにより、開始しても良い。端末は、通常、図1を参照して記載した端末110に対応しても良い。認可無線スペクトルは、通常、図1を参照して記載した認可スペクトルに対応しても良い。認可無線スペクトルを介した複数の端末との通信は、アップリンク及び/又はダウンリンク通信を含んでも良い。
方法500は、ブロック504で継続し、未認可無線スペクトルを介して複数の端末と通信するステップを含んでも良い。未認可無線スペクトルは、通常、図1を参照して記載した未認可スペクトルに対応しても良い。未認可無線スペクトルを介した複数の端末との通信は、アップリンク及び/又はダウンリンク通信を含んでも良い。
方法500は、ブロック506で継続し、中央制御部から、認可無線スペクトルに関連付けられた割り当てられた物理リソースブロックの集合を含む認可無線スペクトル割り当てを受信するステップを含んでも良い。中央制御部は、通常、図1及び2を参照して記載した中央制御部102に対応しても良い。割り当てられた物理リソースブロックは、通常、図2を参照して記載したような割り当てられたPRBの集合、つまりMに対応しても良い。
方法500は、ブロック508で継続し、未認可無線スペクトルリソース及び認可スペクトル物理リソースブロックを複数の端末の間で割り当てるステップを含んでも良い。未認可無線スペクトルリソース及び認可スペクトル物理リソースブロックを複数の端末の間に割り当てるステップは、通常、図2を参照して記載したリソース及び電力割り当て212に対応しても良い。
幾つかの実施形態では、方法500は、認可無線スペクトル及び未認可無線スペクトルの両方について、複数の端末により所望される無線リソースを推定するステップを更に含んでも良い。認可無線スペクトル及び未認可無線スペクトルの両方について、複数の端末により所望される無線リソースを推定するステップは、通常、図2を参照して記載した負荷推定204に対応しても良い。幾つかの実施形態では、認可無線スペクトル及び未認可無線スペクトルの両方について、複数の端末により所望される無線リソースは、未認可無線スペクトルレートの推定を認可無線スペクトルレートから分離することにより少なくとも部分的に推定されても良い。幾つかの実施形態では、認可無線スペクトル及び未認可無線スペクトルの両方について、複数の端末により所望される無線リソースは、複数の端末のレート要件を満たす物理リソースブロックの最小数を決定することにより少なくとも部分的に推定されても良い。
さらに、方法500は、中央制御部へ、推定した、認可無線スペクトルについて複数の端末により所望される無線リソースを送信するステップを含んでも良い。中央制御部へ、推定した、認可無線スペクトルについて複数の端末により所望される無線リソースを送信するステップは、通常、図2を参照して記載した中央制御部102への負荷推定の出力207に対応しても良い。
幾つかの実施形態では、方法500は、複数の端末のうちの1つの端末へ通信されるべきパケットを、認可無線スペクトルと未認可無線スペクトルとの間で分配するステップを更に含んでも良い。パケットを分配するステップは、通常、図2を参照して記載したパケット分配214に対応しても良い。幾つかの実施形態では、未認可無線スペクトルを介して通信されるパケットは、未認可スペクトルスケジューラに分配され、認可無線スペクトルを介して通信されるパケットは、認可スペクトルスケジューラへ分配される。未認可スペクトルスケジューラ及び認可スペクトルスケジューラは、通常、それぞれ図2を参照して記載した未認可スペクトルスケジューラ216及び認可スペクトルスケジューラ218に対応しても良い。
本願明細書に記載した実施形態は、以下に更に詳細に議論するように、種々のコンピュータハードウェア又はソフトウェアモジュールを備えた特定用途又は汎用コンピュータの使用を含み得る。
本願明細書に記載した実施形態は、コンピュータにより実行可能な命令又はデータ構造を伝える又は格納しているコンピュータ可読媒体を用いて実施され得る。このようなコンピュータ可読媒体は、汎用又は特定目的コンピュータによりアクセスできる利用可能な媒体であり得る。例として且つ限定ではなく、このようなコンピュータ可読媒体は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read-Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、CD−ROM(Compact Disc Read-Only Memory)又は他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置又は他の磁気記憶装置、フラッシュメモリ装置(例えば、固体メモリ素子)を含む非一時的コンピュータ可読記憶媒体、又はコンピュータにより実行可能な命令若しくはデータ構造の形式で所望のプログラムコード手段を伝える若しくは格納するために用いられ汎用若しくは特定目的コンピュータによりアクセス可能な他の媒体を有し得る。上述の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲に包含され得る。
コンピュータにより実行可能な命令は、例えば、汎用コンピュータ、特定目的コンピュータ又は特定目的処理装置に特定の機能又は機能グループを実行させる命令及びデータを有する。本発明の主題は構造的特徴及び/又は方法論的動作に特有の言葉で記載されたが、本発明の主題は、特許請求の範囲に定められる上述の特定の特徴又は動作に限定されないことが理解されるべきである。むしろ、上述の特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲の実施の例示的携帯として開示されたものである。
本願明細書で用いられるように、用語「モジュール」又は「コンポーネント」は、コンピューティングシステムで実行されるソフトウェアオブジェクト又はルーチンを表し得る。本願明細書に記載されたのと異なるコンポーネント、モジュール、エンジン及びサービスは、(例えば、別個のスレッドとして)コンピューティングシステムで実行されるオブジェクト又は処理として実施されても良い。本願明細書に記載されたシステム及び方法の幾つかはソフトウェアで実施されるとして記載されたが、ハードウェアによる実装又はソフトウェアとハードウェアの組合せも、可能であり想定される。この説明では、「コンピュータエンティティ」は、本願明細書で先に定められたようにコンピューティングシステム、又はコンピューティングシステムで実行されるモジュール若しくはモジュールの組合せであっても良い。
本願明細書に記載された全ての例及び条件文は、教育上の目的で、読者が本発明の原理及び発明者により考案された概念を理解するのを助け、技術を促進させるためであり、これらの特に記載された例及び条件に限定されないものと考えられるべきである。本発明の実施形態が詳細に記載されたが、種々の変更、置換及び修正が本発明の精神及び範囲から逸脱することなく行われうることが理解されるべきである。
100 通信システム
102 中央制御部
104 基地局1〜N
105 インタフェース
106 認可スペクトルインタフェース
107 プロセッサ
108 未認可スペクトルインタフェース
109 メモリ
110 端末1〜端末S
112 装置1〜装置W
114 干渉
204 負荷推定
205 レート要件
206 グラフ彩色
208 干渉グラフ構築
209 基地局測定値
212 リソース&電力割り当て
214 パケット分配
216 未認可スペクトルスケジューラ
218 認可スペクトルスケジューラ
220 端末レポート

Claims (14)

  1. 認可無線スペクトルを介して複数の端末と通信するよう構成される第1のインタフェースと、
    未認可無線スペクトルを介して前記複数の端末と通信するよう構成される第2のインタフェースと、
    中央制御部から、前記認可無線スペクトルに関連付けられた割り当てられた物理リソースブロックの集合を含む認可無線スペクトル割り当てを受信するよう構成される第3のインタフェースと、
    前記複数の端末の間で、未認可無線スペクトルリソースと前記物理リソースブロックを割り当てるよう構成される割り当て部と、
    前記認可無線スペクトル及び前記未認可無線スペクトルの両方について前記複数の端末により所望される無線リソースを推定するよう構成される推定部と、
    を有し、
    前記第3のインタフェースは、前記中央制御部へ、前記の推定された前記認可無線スペクトルについて前記複数の端末により所望される無線リソースを送信するよう更に構成される、
    基地局。
  2. 前記推定部は、少なくとも部分的に、未認可無線スペクトルレートの推定を認可無線スペクトルレートから分離することにより、前記認可無線スペクトル及び前記未認可無線スペクトルの両方について前記複数の端末により所望される無線リソースを推定するよう更に構成される、請求項に記載の基地局。
  3. 前記推定部は、少なくとも部分的に、前記複数の端末のレート要件を満たす物理リソースブロックの最小数を決定することにより、前記認可無線スペクトル及び前記未認可無線スペクトルの両方について前記複数の端末により所望される無線リソースを推定するよう更に構成される、請求項に記載の基地局。
  4. 前記割り当て部は、全ての端末について接続毎にトラフィック種類に基づき、QoS(Quality of Service)保証を有する前記未認可無線スペクトルリソース及び前記物理リソースブロックを割り当てるよう更に構成される、請求項に記載の基地局。
  5. 前記複数の端末のうちの1つの端末に、通信されるパケットを分配するよう構成される分配部を有し、
    前記分配部は、前記認可無線スペクトルと前記未認可無線スペクトルとの間で前記パケットを分配するよう更に構成され、
    前記未認可無線スペクトルを介して通信される前記パケットは、未認可スペクトルスケジューラに分配され、前記認可無線スペクトルを介して通信されるパケットは、認可スペクトルスケジューラに分配される、請求項1に記載の基地局。
  6. 通信システム内の無線リソースを制御する動作を実行するために処理装置により実行可能なコンピュータ命令を格納した非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記動作は、
    認可無線スペクトルを介して複数の端末と通信するステップと、
    未認可無線スペクトルを介して前記複数の端末と通信するステップと、
    中央制御部から、前記認可無線スペクトルに関連付けられた割り当てられた物理リソースブロックの集合を含む認可無線スペクトル割り当てを受信するステップと、
    前記複数の端末の間で未認可無線スペクトルリソース及び前記物理リソースブロックを割り当てるステップと、
    前記認可無線スペクトル及び前記未認可無線スペクトルの両方について、前記複数の端末により所望される無線リソースを推定するステップと、
    前記中央制御部へ、前記の推定された、前記認可無線スペクトルについて前記複数の端末により所望される無線リソースを送信するステップと、
    を有する、非一時的コンピュータ可読媒体。
  7. 前記認可無線スペクトル及び前記未認可無線スペクトルの両方について前記複数の端末により所望される無線リソースは、少なくとも部分的に、未認可無線スペクトルレートの推定を認可無線スペクトルレートから分離することにより推定される、請求項に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  8. 前記認可無線スペクトル及び前記未認可無線スペクトルの両方について前記複数の端末により所望される無線リソースは、少なくとも部分的に、前記複数の端末のレート要件を満たす物理的リソースブロックの最小数を決定することにより推定される、請求項に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  9. 前記未認可無線スペクトルリソース及び前記物理リソースブロックは、全ての端末の各接続のトラフィック種類に基づきQoS(Quality of Service)保証を有し割り当てられる、請求項に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  10. 前記動作は、前記複数の端末のうちの1つの端末へ通信されるパケットを、前記認可無線スペクトルと前記未認可無線スペクトルとの間で分配するステップを更に有し、前記未認可無線スペクトルを介して通信されるパケットは、未認可スペクトルスケジューラに分配され、前記認可無線スペクトルを介して通信されるパケットは、認可スペクトルスケジューラに分配される、請求項に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  11. 無線リソースを制御する方法であって、
    認可無線スペクトルを介して複数の端末と通信するステップと、
    未認可無線スペクトルを介して前記複数の端末と通信するステップと、
    中央制御部から、前記認可無線スペクトルに関連付けられた割り当てられた物理リソースブロックの集合を含む認可無線スペクトル割り当てを受信するステップと、
    前記複数の端末の間で、未認可無線スペクトルリソース及び前記物理リソースブロックを割り当てるステップと、
    前記認可無線スペクトル及び前記未認可無線スペクトルの両方について、前記複数の端末により所望される無線リソースを推定するステップと、
    前記中央制御部へ、前記の推定された、前記認可無線スペクトルについて前記複数の端末により所望される無線リソースを送信するステップと、
    を有する方法。
  12. 前記認可無線スペクトル及び前記未認可無線スペクトルの両方について前記複数の端末により所望される無線リソースは、少なくとも部分的に、未認可無線スペクトルレートの推定を認可無線スペクトルレートから分離することにより推定される、請求項11に記載の方法。
  13. 前記認可無線スペクトル及び前記未認可無線スペクトルの両方について前記複数の端末により所望される無線リソースは、少なくとも部分的に、前記複数の端末のレート要件を満たす物理的リソースブロックの最小数を決定することにより推定される、請求項11に記載の方法。
  14. 前記方法は、前記複数の端末のうちの1つの端末へ通信されるパケットを、前記認可無線スペクトルと前記未認可無線スペクトルとの間で分配するステップを更に有し、前記未認可無線スペクトルを介して通信されるパケットは、未認可スペクトルスケジューラに分配され、前記認可無線スペクトルを介して通信されるパケットは、認可スペクトルスケジューラに分配される、請求項11に記載の方法。
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