JP6283488B2 - Door handle - Google Patents
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Description
本発明は、ドア用ハンドルに関する。 The present invention relates to a door handle.
特許文献1には、ビスを用いることなく、内外のドア用レバーハンドルを簡易かつ迅速に連結できるとともに、その作業性を向上できるドア用レバーハンドルの連結構造が開示されている。具体的には、ドアの両側に配置される一対のレバーハンドルを設け、一方のレバーハンドルに心棒を設け、他方のレバーハンドルに心棒を挿入可能な係合口を設ける。そして、心棒を他方のレバーハンドルに連結する。また、心棒の周面に複数の係止溝を設けるとともに、係合口の内部に係止板をドア方向に斜状に配置する。また、この係止板に心棒を挿入可能な透孔を設け、透孔の開口縁部と係止溝とを係合可能にする。
ところで、ドア用ハンドルをドアに装着した後、ドアの開閉のためドア用ハンドルが繰り返し使用されることで、装着されたドア用ハンドルに緩みが生じることがあった。
本発明の目的は、ドア用ハンドルのドアへの装着を容易にするとともに、ドアへの装着後に緩みが生じることを抑制することにある。
By the way, after the door handle is mounted on the door, the door handle may be loosened due to repeated use of the door handle to open and close the door.
An object of the present invention is to make it easy to attach a door handle to a door and to prevent loosening after being attached to the door.
かかる目的のもと、本発明は、ドアに形成された貫通孔に挿入される軸部材と、前記軸部材の外周で周方向に沿って設けられ、当該軸部材の軸方向に対して傾斜することにともない当該軸部材の外周面に沿う部分が当該軸部材を固定する固定部材と、前記軸部材の一端が挿入され当該軸部材に対して固定されるハンドル本体とを備え、前記固定部材は、前記軸部材の周方向における互いの位置が異なる少なくとも3箇所にて互いに異なる方向に当該軸部材を押圧して当該軸部材を固定することを特徴とするドア用ハンドルである。
ここで、前記軸部材は、前記外周面に前記軸方向に沿って延びる複数の凹部を有し、前記固定部材は、前記軸部材の前記外周面に沿う部分にて当該軸部材の前記複数の凹部にそれぞれ掛かる複数の凸部を有し、当該複数の凸部が当該複数の凹部を押圧し当該軸部材を固定するとよい。
また、前記軸部材は、前記軸方向に直交する断面において一方向で弾性変形可能であり、前記固定部材は、前記一方向における一方側の端部に前記軸部材が進入する切り欠きを有するとともに、当該一方向における当該一方側の端部は当該切り欠きにより当該軸部材の周方向において連続していないとよい。
また、前記軸部材の前記軸方向に対して傾斜した傾斜面を備え、当該傾斜面によって前記固定部材を当該軸方向に対して傾斜した向きで支持する支持部材と、前記固定部材を前記支持部材の前記傾斜面に対して付勢する付勢部材と、前記支持部材との間に、前記固定部材および前記付勢部材を保持しながら当該支持部材に連結されるとともに、前記ハンドル本体内に配置される連結部材とを備えるとよい。
また、中心軸が前記軸部材とは同軸ではない位置に設けられるとともに、前記固定部材における当該軸部材の周方向における一部を付勢し前記軸方向に対して傾斜させる付勢部材を備えるとよい。
他の観点から捉えると、本発明は、ドアに形成された貫通孔に挿入される軸部材と、前記軸部材の外周で周方向に沿って設けられ、当該軸部材の軸方向に対して傾斜することにともない当該軸部材の外周面に沿う部分が当該軸部材を固定する固定部材と、前記軸部材の一端が挿入され当該軸部材に対して固定されるハンドル本体とを備え、前記固定部材は、前記軸部材の周方向における互いの位置が異なる3箇所にて当該軸部材を押圧するとともに、当該3箇所の各箇所が他の2つの箇所に向けて当該軸部材を押圧して当該軸部材を固定することを特徴とするドア用ハンドルである。
For this purpose, the present invention is provided with a shaft member inserted into a through-hole formed in a door, and an outer periphery of the shaft member along the circumferential direction, and is inclined with respect to the axial direction of the shaft member. Accordingly, a portion along the outer peripheral surface of the shaft member includes a fixing member that fixes the shaft member, and a handle main body into which one end of the shaft member is inserted and fixed to the shaft member, In the door handle, the shaft member is fixed by pressing the shaft member in directions different from each other at at least three positions where the positions of the shaft member in the circumferential direction are different .
Here, the shaft member has a plurality of recesses extending along the axial direction on the outer peripheral surface, and the fixing member is a plurality of the shaft member at a portion along the outer peripheral surface of the shaft member. It is good to have a plurality of convex parts which hang in a crevice, respectively, and a plurality of the convex parts press the plurality of crevices, and fix the shaft member.
The shaft member is elastically deformable in one direction in a cross section orthogonal to the axial direction, and the fixing member has a notch into which the shaft member enters at one end in the one direction. The one end in the one direction may not be continuous in the circumferential direction of the shaft member due to the notch.
A support member that includes an inclined surface that is inclined with respect to the axial direction of the shaft member, and that supports the fixing member in a direction inclined with respect to the axial direction by the inclined surface; and the fixing member that is the support member Between the urging member for urging the inclined surface and the support member, the fixing member and the urging member are held and connected to the support member and disposed in the handle body. It is good to provide the connecting member made.
The center axis may be provided at a position that is not coaxial with the shaft member, and a biasing member that biases a part of the fixing member in the circumferential direction of the shaft member to be inclined with respect to the axial direction is provided. Good.
From another point of view, the present invention is provided with a shaft member inserted into a through-hole formed in the door, and an outer periphery of the shaft member along the circumferential direction, and inclined with respect to the axial direction of the shaft member. Accordingly, a portion along the outer peripheral surface of the shaft member includes a fixing member that fixes the shaft member, and a handle main body into which one end of the shaft member is inserted and fixed to the shaft member. Presses the shaft member at three places where the positions of the shaft members in the circumferential direction are different from each other, and each of the three places presses the shaft member toward the other two places to A door handle characterized by fixing a member.
本発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、ドア用ハンドルのドアへの装着を容易にするとともに、ドアへの装着後に緩みが生じることを抑制することができる。 According to the present invention, it is possible to facilitate the mounting of the door handle to the door and to prevent the loosening after the mounting to the door, as compared with the case where the present configuration is not provided.
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<ドア用ハンドル100>
図1は、本実施の形態が適用されるドア用ハンドル100の分解斜視図である。
図1に示すドア用ハンドル100は、室内ドア1の両面にそれぞれ設けられる把手対10と、室内ドア1の貫通孔5を貫通して配置されるとともに両端に把手対10が固定される芯材20(詳細は後述)と、室内ドア1に対して把手対10を取り付ける取付部材30と、芯材20が挿入されかつこの芯材20の移動を制限する固定ユニット40(詳細は後述)と、室内ドア1の側端に設けられた開口3に埋め込まれるケース錠50とを備える。
Embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the accompanying drawings.
<Door
FIG. 1 is an exploded perspective view of a
A
把手対10は、室内ドア1を挟んで設けられる第1把手部(ハンドル本体)11および第2把手部13を有する。第1把手部11は、略L字状を形成する把手本体11Aと、内部に芯材20が挿入される軸部11Bと、軸部11Bの側面に設けられ固定ピン19が挿入される固定ピン孔11Cとを備える。また、第2把手部13は、略L字状を形成する把手本体13Aと、内部に固定ユニット40が挿入される軸部13Bと、軸部13Bの側面に設けられ固定ピン49が挿入される固定ピン孔13Cと、固定ユニット40の芯材20に対する固定を解除する際に操作具95(後述する図6(a)参照)を挿入する操作窓13Dとを備える。
なお、第1把手部11および第2把手部13は、例えばアルミや亜鉛合金などにより形成される。また、図示の例においては、固定ピン孔13C、操作窓13Dおよび後述する開口40Aは、図中上側に向けて開口しているが、他の向きに形成されてももちろんよく、例えばこれらが図中下側に向けて開口してもよい。
The
In addition, the
取付部材30は、一対のパイプ33Aを突設した略円環状の第1基材33と、第1基材33を覆う第1基材カバー31と、室内ドア1を挟んで第1基材33と対峙して設けられかつ通孔35Aを備える略円環状の第2基材35と、第2基材35を覆う第2基材カバー37とを備える。なお、図示は省略するがパイプ33Aの内周面には雌ねじが形成されている。また、図示の例における第1基材カバー31および第2基材カバー37は、略円形の板状部材であるが、例えば多角形や楕円形の板状部材等他の形状であってもよい。
The
ケース錠50は、室内ドア1の側端部から突出してドア枠の凹部(不図示)に係合するラッチ51と、このラッチ51を進退させる回転カム(不図示)と、この回転カムのカム孔に配置されカム孔の内周面を覆う樹脂カバー55と、それぞれパイプ33Aに挿入される一対のパイプ孔57とを備える。このケース錠50においては、樹脂カバー55によって保護されたカム孔に芯材20が挿入される。そして、この芯材20が回転することにともない、回転カムが駆動し、ラッチ51を進退させる。
The
次に、このドア用ハンドル100の組み立て工程について説明をする。まず、第1把手部11の軸部11B内には、芯材20の一方の端部が予め挿入されるとともに、固定ピン孔11Cに固定ピン19が挿入されることにより芯材20が固定される。また、第2把手部13の軸部13B内には、予め固定ユニット40の一方の端部が挿入されるとともに、ピン孔13Cに固定ピン49が挿入されることにより固定ユニット40が固定される。
Next, an assembly process of the
そして、ケース錠50を室内ドア1の開口3に挿入した状態で、第1基材33を室内ドア1の取付孔5の一方側に配置し、そのパイプ33Aをパイプ孔57に挿入する。また、第2基材35を取付孔5の他方側に配置し、通孔35Aを介して連結ねじ36をパイプ33Aの雌ねじ(不図示)にねじ込むことにより、第1基材33および第2基材35が連結され固定される。そして、第1基材33および第2基材35を覆う位置に、第1基材カバー31および第2基材カバー37をそれぞれ装着する。
Then, with the
その後、第1把手部11に固定された芯材20を、室内ドア1の取付孔5の一方側から、樹脂カバー55よって保護されたカム孔(不図示)に挿入する。そして、室内ドア1の取付孔5の他方側から突出した芯材20の先端を、第2把手部13に一方の端部が固定された固定ユニット40の他方の端部内に挿入する。本実施形態においては、この固定ユニット40内に芯材20を挿入することにより、固定ユニット40および芯材20の互いの位置が固定される。その結果、第1把手部11および第2把手部13が連結され、ドア用ハンドル100が室内ドア1に装着される。
Thereafter, the
以下、この固定ユニット40および芯材20の互いの位置を固定する機構について詳細に説明をする。
Hereinafter, a mechanism for fixing the positions of the fixing
なお、以下の説明においては、芯材20の軸方向を単に軸方向といい、図1における上下方向を単に上下方向といい、図1における上側を単に上側といい、図1における下側を単に下側ということがある。また、図1における軸方向の右下側(第2把手部13側)を単に手前側といい図1における軸方向の左上側(第1把手部11側)を単に奥側ということがある。さらに、軸方向における第1把手部11から第2把手部13に向かう向きを第1方向(矢印D1参照)といい、軸方向における第2把手部13から第1把手部11に向かう向きを第2方向(矢印D2参照)ということがある。
In the following description, the axial direction of the
<芯材20>
図2(a)は芯材20の斜視図を示し、図2(b)は図2(a)のIIbにおける芯材20の断面図を示し、図2(c)は図2(a)のIIcからみた芯材20の側面図である。なお、図2(c)における芯材20は、明瞭化のため図中上下方向の寸法が左右方向の寸法に比して大きくなるようして描かれている。
<
2A shows a perspective view of the
まず、図2(a)に示すように、軸部材の一例である芯材20は、それぞれ断面略6角形の長尺状部材である第1部材21と第2部材23とを有する。この第1部材21および第2部材23は上下方向に重ねられて固定されている。
また、図示の例においては、第1部材21が第2部材23よりも上側に配置されている。
また、図示の例においては、第1部材21と第2部材23とは、芯材20の一方の端部にて、スポット溶接が施された溶接部25(図2(c)参照)を介して固定されている。さらに説明をすると、芯材20の他方の端部においては、第1部材21と第2部材23とは固定されていない。なお、第1部材21と第2部材23との固定は、接着材を用いる等の周知の技術により実現されてもよい。
First, as shown in FIG. 2A, the
In the illustrated example, the
Moreover, in the example of illustration, the
ここで、図2(b)に示すように、第1部材21の上面21Aは、軸方向における所定の範囲にわたって複数の固定溝21Dが形成されている。また、第1部材21の側面のうち下側の面、すなわち第1部材21の中心軸を挟んで上面21Aと対峙する第1側下面21Bおよび第2側下面21Cは、それぞれの軸方向における所定の範囲にわたって複数の固定溝21E,21Fを有する。図示の例における固定溝21D,21E,21Fは、軸方向と直交(交差)する方向に延びる断面略三角形の溝として形成され、第1部材21の軸方向中央部よりも一方の端部寄り(手前側)に位置する所定の範囲にわたって形成されている。
Here, as shown in FIG. 2B, the
また、図2(c)に示すように、第1部材21および第2部材23は、プレス加工等により湾曲した形状である。具体的には、第1部材21は軸方向中央部が上側に突出するように湾曲し、第2部材23は軸方向中央部が下側に突出するように湾曲している。さらに説明をすると、第1部材21および第2部材23は軸方向中央部で離間し、芯材20全体としては軸方向中央部が上下方向で膨らんだ形状となる。また、芯材20は、軸方向中央部が上下方向(一方向)において弾性変形可能である。このように構成された芯材20がケース錠50に挿入されると、弾性変形可能な軸方向中央部が、樹脂カバー55を介して回転カムのカム孔(不図示)の内周面を突っ張るように押圧する。このことにより、挿入された芯材20がカム孔内でがたつくことが抑制される。
Moreover, as shown in FIG.2 (c), the
<固定ユニット40>
図3(a)は固定ユニット40の分解斜視図であり、図3(b)は固定板43の正面図であり、図3(c)は軸方向における固定ユニット40の断面図である。
図3(a)に示すように、固定ユニット40は、一部が切り欠かれた略円筒状の保持部材41と、この保持部材41によって軸方向に対して傾斜する向きで支持される固定板43と、軸方向に沿って設けられる支持ピン(位置決め部材)44と、支持ピン44に支持され固定板43を保持部材41側に付勢するコイルばね45と、軸方向において保持部材41との間に固定板43、支持ピン44およびコイルばね45を挟みこむカバー部材47とを備える。
<
3A is an exploded perspective view of the fixed
As shown in FIG. 3A, the fixing
支持部材の一例である保持部材41は、内部に芯材20が挿入される貫通孔41T、手前側の端部にて軸方向に対して傾斜する傾斜面41Aと、保持部材41の上側の面に設けられ軸方向と交差する向きに固定ピン49が挿入される固定ピン孔41Bと、傾斜面41Aにおける上側の部分に設けられ軸方向に沿う向きに支持ピン44が挿入される支持ピン孔41Cと、手前側の端部から第1方向に突出して設けられる突起41Dと、手前側の端部から第2方向に没入して設けられる溝41Eと、傾斜面41Aの上方であって手前側の端部から第2方向に没入して設けられる凹部41Fとを備える。
The holding
固定板43は、図3(b)に示すように、芯材20(図1参照)の外周に沿うように設けられる板状の部材である。図示の例においては、固定板43は、芯材20の外周に沿う略半円型の基部43Aと、基部43Aから上側に突出して設けられる舌片部43Bと、基部43Aおよび舌片部43Bにわたって形成され支持ピン44が貫通する貫通孔43Cと、基部43Aにおける下側の領域に形成され芯材20がその内側に配置される切り欠き43Tとを備える。したがって、図示の例の固定板43は、内側に芯材20が配置される略円弧型の板材として捉えることもできる。
また、この固定板43は、軸部材の外周で周方向に沿って設けられ、軸部材の軸方向に対して傾斜することにともない軸部材の外周面に沿う部分が軸部材を固定する固定部材として捉えることができる。
As shown in FIG. 3B, the fixed
Further, the fixing
ここで、貫通孔43Cは、長手方向が上下方向に沿う長孔であり、内部に挿入される支持ピン44に対し上下方向で余裕を持たせた寸法で形成されている。このことにより、支持ピン44に対する固定板43の相対位置と角度とが変化し得る。
また、基部43Aは、切り欠き43T(基部43A)の内周面の一部であり、基部43Aの周方向中央部に形成される平面である受け面43Eと、切り欠き43Tの内周面における互いに対向する位置から中心側に向けて突出して設けられる略三角形状の第1爪部43Fおよび第2爪部43Gとを備える。なお、この第1爪部43Fの側面であって受け面43Eと対向する側(上側)の平面を第1爪受け面43Hとし、第2爪部43Gの側面であって受け面43Eと対向する側の平面を第2爪受け面43Jとする。
Here, the through
The
再び図3(a)を参照しながら説明をすると、支持ピン44は、芯材20の中心軸から上側に離間した位置を中心軸として、この芯材20の軸方向に沿って配置される略円柱状の部材である
付勢部材の一例であるコイルばね45は、芯材20からの中心軸から上側に離間した位置を中心軸として、すなわち芯材20とは同軸ではない位置に配置され、かつこの芯材20の軸方向に沿って配置される。図示の例においては、コイルばね45内に支持ピン44が挿入されることにより支持される。
3A again, the support pins 44 are arranged along the axial direction of the
連結部材の一例であるカバー部材47は、軸方向に沿う向きに支持ピン44が挿入される支持ピン孔47Aと、下側の端部に設けられ保持部材41の溝41Eと嵌まり合うよう形成された突起47Bと、奥側の端部に設けられ保持部材41の突起41Dと嵌まり合うよう形成された溝47Cと、奥側の端部に設けられ第1方向に没入して設けられる凹部47Dと、内部に芯材20が配置される切り欠き47Tとを備える。
The
さて、図3(c)を参照しながら固定ユニット40の組み立て工程について説明をする。
まず、保持部材41の支持ピン孔41Cに支持ピン44の一端を挿入する。そして、支持ピン44の他端に、固定板43の貫通孔43C、コイルばね45、およびカバー部材47の支持ピン孔47Aを通しながら、保持部材41の突起41Dおよびカバー部材47の溝47Cと、保持部材41の溝41Eおよびカバー部材47の突起47Bとをそれぞれ嵌め合わせ(図3(a)参照)、所謂圧入により固定する。
このことにより、保持部材41およびカバー部材47によって固定板43、支持ピン44、およびコイルばね45を軸方向において挟み込んだ略円筒状の固定ユニット40が組み立てられる。なお、この固定ユニット40内に配置されたコイルばね45は、圧縮状態である。
Now, the assembly process of the fixed
First, one end of the
Thus, the substantially cylindrical fixing
次に、固定ユニット40内における各部材の配置について説明をする。
まず、固定板43は、コイルばね45によって第2方向(矢印D2参照)に付勢され、保持部材41の傾斜面41Aに押しつけられている。このことにともない、固定板43は軸方向に対して傾斜して配置される。さらに説明をすると、固定板43は、上側の端部が下側の端部よりも、芯材20が挿入される入口側(図3(c)における左側)となる向きに傾斜する。
Next, the arrangement of each member in the fixed
First, the fixing
また、この固定板43は、軸方向に対する傾斜角(角度α参照)が変化する向きに回転可能である。詳細は後述するが、固定板43は、傾斜面41Aに沿う傾斜位置(図中実線の固定板43参照)と、傾斜位置よりも傾斜角が大きい起立位置(図中破線の固定板43参照)との間で変位可能である。また、固定板43は、傾斜位置と起立位置との間で、芯材20と噛み合う噛合位置(図4(a)の固定板43参照)を取り得る。
Further, the fixed
また、この固定ユニット40の内部には、芯材20が挿入可能となるように、保持部材41の貫通孔41Tおよびカバー部材47の切り欠き47Tが軸方向で連続して配置される。また、固定板43の切り欠き43Tも、保持部材41の貫通孔41Tおよびカバー部材47の切り欠き47Tによって形成される空間内に開口するように配置される。なお、図示の例においては、固定板43の受け面43Eにおける芯材20の入口側(図中左側)の端である入口側端43Kが、傾斜面41Aよりも下側に位置する。すなわち、入口側端43Kは、保持部材41の貫通孔41Tおよびカバー部材47の切り欠き47Tによって形成される空間内に突出した配置となる。
Further, inside the fixed
また、保持部材41およびカバー部材47は、保持部材41の凹部41Fと、カバー部材47の凹部47Dとが軸方向に連続することにより、固定ユニット40の上側面に開口40Aを形成する。この開口40Aを介して、固定ユニット40の上側に向けて固定ユニット40の内部に設けられた固定板43の舌片部43Bが露出する。
Further, the holding
なお、固定ユニット40は上記のように組み立てられた状態で、第2把手部13内に挿入される。このことにより、第2把手部13内に装着する際に、例えばコイルばね45が弾かれることなどが抑制され、第2把手部13内への設置作業が容易となる。また、固定ユニット40は、ドア用ハンドル100のメンテナンスを行う際等に、固定ユニット40自体を交換することが可能となる。
The fixed
<固定ユニット40および芯材20の配置>
次に、芯材20が固定ユニット40内に挿入された状態における各部材の配置を説明する。なお、図4(a)は固定ユニット40内に芯材20が挿入された状態における軸方向の断面図であり、図4(b)は図4(a)のIVbからみた断面図である。
<Arrangement of Fixed
Next, the arrangement of each member in a state where the
まず、図4(a)に示すように、固定ユニット内40内に芯材20が挿入される(矢印D1参照)と、保持部材41の貫通孔41Tおよびカバー部材47の切り欠き47Tによって形成される固定ユニット40内部の空間に芯材20が配置された状態となる。
First, as shown in FIG. 4A, when the
この状態においては、図4(b)に示すように、固定板43の切り欠き43T(図3(b)参照)内に、芯材20の第1部材21が配置される。さらに説明をすると、固定板43の受け面43E、第1爪受け面43H、および第2爪受け面43Jが、第1部材21の上面21A、第1側下面21Bおよび第2側下面21Cとそれぞれ接触する。
In this state, as shown in FIG. 4B, the
<固定板43および芯材20の配置>
ここで、固定ユニット40内に芯材20が挿入された状態における固定板43および芯材20の配置について詳細に説明をする。なお、図5(a)は、固定板43および芯材20の配置を説明するための斜視図であり、図5(b)は図5(a)のVbからみた断面図であり、図5(c)は図5(a)のVcからみた断面図である。
<Arrangement of Fixing
Here, the arrangement of the fixed
図5(a)に示すように、固定板43は、貫通孔43Cに支持ピン44が貫通した状態で、芯材20の上側に跨るように配置される。そして、この固定板43は、上述のように支持ピン44の外周に設けられたコイルばね45(図4(a)参照)によって付勢されて軸方向に対して傾斜する。このとき、固定板43は、コイルばね45によって、貫通孔43Cの周囲が押圧される。言い換えると、固定板43においては、芯材20の周方向における一部の領域のみがコイルばね45によって押圧される。
As shown in FIG. 5A, the fixing
このコイルばね45(図4(a)参照)によって付勢され軸方向に対して傾斜する固定板43は、芯材20を噛み込んだ状態となる。このことにより、芯材20が固定ユニット40に対して固定された状態となる。具体的に説明をすると、図5(b)に示すように、固定板43の受け面43E、第1爪受け面43H、および第2爪受け面43Jが、第1部材21の上面21Aに設けられた固定溝21D、第1側下面21Bに設けられた固定溝21E、および第2側下面21Cに設けられた固定溝21Fとそれぞれと噛み合うように接触する。
The fixed
したがって、軸方向と直交する断面において、固定板43が芯材20の周方向における互いの位置が異なる3箇所でこの芯材20を押圧しながら固定する。言い換えると、固定板43の受け面43E、第1爪受け面43H、および第2爪受け面43Jからなる3つの箇所のうちの1つの箇所が、この3つの箇所のうちの他の2箇所に向けて芯材20の第1部材21を押圧することで、固定板43が芯材20を固定する。さらに説明をすると、固定板43の受け面43E、第1爪受け面43H、および第2爪受け面43Jそれぞれが、芯材20の第1部材21の中心側に向けて押圧する(矢印F1,F2,F3参照)ことにより、芯材20の図中左右方向におけるずれも抑制される。
Therefore, in the cross section orthogonal to the axial direction, the fixing
さて、固定板43は所謂円環状の部材ではなく、略円弧状の部材として捉えることができ、固定板43の下方側は周方向で連続せずに切り欠き43T(図3(c)参照)によって開放されている。そして、固定板43は、芯材20を噛み込んだ状態において第1部材21のみを抱え込むように保持する。言い換えると、固定板43は、芯材20を固定している際に、第1部材21の外周面を押圧するが、第2部材23の外周面からは離間した状態となる。
The fixing
また、図2(c)を参照しながら説明をしたように、芯材20は上下方向で弾性変形可能であり、例えば樹脂カバー55やカム孔の寸法に応じて、芯材20の上下方向の寸法は変化し得る。ここで、本実施形態とは異なり、固定板43が芯材20を構成する第1部材21および第2部材23の両者を抱え込むように保持する構成を想定すると、例えば芯材20の上下方向の寸法が大き過ぎる場合には、固定板43内に芯材20が挿入できない状態となる。一方で、本実施形態のように固定板43が芯材20における上側の部材(第1部材21)のみを抱え込むように保持すると、芯材20の上下方向の寸法が変化した場合であっても、芯材20が切り欠き43T内に確実に配置される。
As described with reference to FIG. 2C, the
さらに、固定板43は芯材20における上側の外周に設けられ、かつ下側の外周には配置されない構成であり、上下方向の外寸法が抑制されている。ここで、芯材20の強度を確保する観点からは芯材20の太さを大きくすることが望まれるのに対して、デザイン上の観点からは第2把手部13の軸部13B(図1参照)の径を小さくすることが望まれる場合がある。この場合、第2把手部13の軸部13B内において固定板43を配置するための空間が小さくなるが、上下方向の外寸法が抑制された固定板43であればこの空間内に配置され得ることになり、デザインの自由度が増大する。
Further, the fixing
次に、図5(c)を参照しながら、芯材20が固定ユニット40内に挿入される際における固定板43および芯材20の配置の変化について説明をする。まず、上述のように、固定板43は、傾斜角度(角度α参照)が変化することにより、傾斜位置と起立位置との間で変位するとともに、傾斜位置と起立位置との間にて噛合位置を取り得る。そして、噛合位置(図中実線の固定板43参照)においては、上述のように固定板43は芯材20と噛み合い、芯材20の軸方向の移動が制限される。一方、起立位置(図中破線の固定板43参照)においては、固定板43は芯材20との噛み合いが解放され、芯材20の軸方向の移動が可能となる。
Next, changes in the arrangement of the fixing
ここで、固定ユニット40内に芯材20が配置されていない状態においては、固定板43はコイルばね45によって傾斜位置に配置されている。
そして、固定ユニット40内に芯材20が挿入されることにともない、芯材20が固定板43の切り欠き43T内を進入する。このとき、芯材20は、固定板43の切り欠き43Tの周辺(例えば固定板43の入口側端43K)と掛かり合うことで、固定板43をコイルばね45の弾性力に抗して、起立位置へと移動させる。このため、固定板43の受け面43E、第1爪受け面43H、および第2爪受け面43Jにおける、第1部材21の上面21A、第1側下面21Bおよび第2側下面21Cそれぞれとの噛み合いが解除された状態で、芯材20が切り欠き43T内を押し進む。
Here, in a state where the
As the
そして、例えば芯材20が内部に挿入された第1把手部11(図1参照)が、第1基材33(図1参照)に突き当たるなどして、芯材20が所定の位置に到達すると、芯材20による押圧力がなくなるため、固定板43は再び傾斜位置側へと戻る過程において噛合位置で芯材20と噛み合う。このことにより、芯材20の移動が制限された状態となる。
Then, for example, when the
さらに説明をすると、この状態において、芯材20を引き抜こうとした場合(矢印D2参照)、噛合位置に配置された固定板43は、芯材20の固定を開放する起立位置とは反対向きに押圧させる力を芯材20から受け、固定板43の受け面43E、第1爪受け面43H、および第2爪受け面43Jが第1部材21の上面21A、第1側下面21Bおよび第2側下面21Cそれぞれと噛み合う力が、より強固となる。
More specifically, in this state, when the
さて、本実施形態においては、固定板43は、コイルばね45によって、貫通孔43Cの周囲が押圧される(矢印F5参照)。言い換えると、固定板43は、固定板43の上側の端部がコイルばね45によって第2方向(矢印D2参照)に押圧され、固定板43の下側の端部は第2方向に押圧されない。したがって、コイルばね45は、固定板43を傾斜位置となるように付勢する力のみを加え、固定板43を起立位置に付勢する力(傾斜位置に向かう付勢力とは反対方向のモーメント)を加えることがない。すなわち、コイルばね45は固定板43を傾斜位置に配置するために必要な部分のみを押圧する。
In the present embodiment, the fixed
このことにより、固定板43を起立させる向き、すなわち固定板43が芯材20を解放する向きにコイルばね45によって力が加わることが回避され、固定された芯材20が緩むことが抑制される。また、固定板43を付勢する力を調整するためにコイルばね45の弾性力を変更することが必要な場合であっても、コイルばね45は傾斜位置に向かう付勢力とは反対方向のモーメントを固定板43に加えることがないため、弾性力の調整が容易である。
As a result, it is avoided that a force is applied by the
次に、固定ユニット40内で固定された芯材20を引き抜く際における固定板43および芯材20の配置について説明をする。図6(a)は固定ユニット40内で芯材20を引き抜く状態における軸方向の断面図であり、図6(b)は図6(a)のVIbからみた断面図である。
図6(a)に示すように、固定ユニット40内で固定された芯材20を引き抜く際には、第2把手部13の操作窓13Dから、傾斜面41Aと固定板43の舌片部43B(図3(b)参照)との間隙にドライバ等の操作具95を入れる。そして、操作具95が、固定板43を起立位置へと引き起す。
Next, the arrangement of the fixing
As illustrated in FIG. 6A, when the
すると、図6(b)に示すように、固定板43の受け面43E、第1爪受け面43H、および第2爪受け面43Jが、第1部材21の上面21A、第1側下面21Bおよび第2側下面21Cからそれぞれ離間し、固定板43が芯材20を解放する。この状態において、芯材20が固定ユニット40内から引き抜かれる。
Then, as shown in FIG. 6 (b), the receiving
<変形例>
次に、上述の実施形態の変形例を説明する。図7(a)は固定板43の変形例を説明するための図であり、図7(b)は芯材20の変形例を説明するための図である。
<Modification>
Next, a modification of the above embodiment will be described. FIG. 7A is a diagram for explaining a modification of the fixing
まず、図7(a)に示す固定板430のように、受け面430E、第1爪受け面430Hおよび第2爪受け面430Jの少なくとも一つが、それぞれの面から中心側に向けて突出する複数の突起(溝)を備える構成であってもよい。すなわち、受け面430E、第1爪受け面430Hおよび第2爪受け面430Jに鋸刃状の凹凸を設けてもよい。
このように受け面430E、第1爪受け面430Hおよび第2爪受け面430Jに鋸刃状の凹凸を設けることにより、芯材20との摩擦力が増加し、固定板430が芯材20を保持する力が向上する。
First, as in the fixing
Thus, by providing the receiving
また、上記の説明においては、固定板43が略半円型の基部43Aを備えることを説明したが、下側に切り欠き43Tが形成されているものであれば、この形状に限定されるものではなく、略長方形状等他の形状であってももちろんよい。
In the above description, the fixing
次に、図7(b−1)に示す芯材200のように、固定溝21D,21E,21Fに替えて、各々の表面を砂目粗面210D,210Fとしてもよい。すなわち、芯材200の他の部分と比較して、表面粗さ(例えば算術平均粗さRa)を大きくする(粗面加工を施す)ことにより、固定板43の受け面43E、第1爪受け面43Hおよび第2爪受け面43Jとの摩擦力を増加させる構成であってもよい。
Next, instead of the fixing
あるいは、図7(b−2)に示す芯材210のように、外周面全体を砂目粗面とし、粗面加工を施す前よりも、外周面全体の表面粗さを大きくすることにより、固定板43との摩擦力を確保する構成であってもよい。
Alternatively, like the
付言すると、芯材20に固定溝21D等や砂目粗面210D等を形成しなくともよい。すなわち、図7(b−3)に示す芯材220のように、芯材220に特段表面加工を施さない構成であってもよい。例えば、図7(a)に示す固定板430のように、受け面430E、第1爪受け面430Hおよび第2爪受け面430Jに鋸刃状の凹凸が形成されることで、固定板430との間で生じる摩擦力が大きい構成において、芯材220に特段表面加工を施さない構成を採用し得る。
In addition, it is not necessary to form the fixing
また、上記の説明における芯材20は、断面略正方形の長尺部材であり、断面略V字状で軸方向に沿う溝(凹部)が側面にそれぞれ形成されている部材として捉えることができる。そして、この芯材20は、上面、および断面略V字状の溝の上側の面に、固定溝21D,21E,21Fが形成された構成として捉えることができる。また、第1爪部43(凸部)Fおよび第2爪部43Gは、このV字状の溝に掛かる構成として捉えることができる。
また、上記の説明においては、芯材20が第1部材21と第2部材23との2つの部材を有することを説明したが、芯材20が単体の部材により構成されてもよい。また、固定板43との間で摩擦力が確保される場合であれば、芯材20の断面形状も四角形等他の形状であってももちろんよい。
The
In the above description, it has been described that the
また、上記の説明においては、固定板43が芯材20を3箇所で支持することを説明したが、芯材20の軸方向と交差する方向における移動が抑制される構成であれば、4箇所以上で支持する構成であってもよい。
In the above description, it has been described that the fixing
さらに、上記の説明においては、室内ドア1を挟んで設けられる第1把手部11および第2把手部13を有することを説明したが、第1把手部11および第2把手部13のいずれか一方のみを有し、他方は把手を有さない軸受等などにより構成されてもよい。また、室内ドア1以外に、室外ドアや窓等の建具、あるいは収納棚の扉等の家具に、上記ドア用ハンドル100を用いてももちろんよい。
Furthermore, in the above description, it has been described that the
1…室内ドア、11…第1把手部、13…第2把手部、20…芯材、21…第1部材、40…固定ユニット、43…固定板、45…コイルばね、100…ドア用ハンドル
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記軸部材の外周で周方向に沿って設けられ、当該軸部材の軸方向に対して傾斜することにともない当該軸部材の外周面に沿う部分が当該軸部材を固定する固定部材と、
前記軸部材の一端が挿入され当該軸部材に対して固定されるハンドル本体と
を備え、
前記固定部材は、前記軸部材の周方向における互いの位置が異なる少なくとも3箇所にて互いに異なる方向に当該軸部材を押圧して当該軸部材を固定する
ことを特徴とするドア用ハンドル。 A shaft member inserted into a through hole formed in the door;
A fixing member that is provided along the circumferential direction on the outer periphery of the shaft member, and a portion along the outer peripheral surface of the shaft member that is inclined with respect to the axial direction of the shaft member fixes the shaft member;
A handle body inserted into one end of the shaft member and fixed to the shaft member;
The door handle, wherein the fixing member fixes the shaft member by pressing the shaft member in directions different from each other at at least three positions where the positions of the shaft member in the circumferential direction are different .
前記軸部材の外周で周方向に沿って設けられ、当該軸部材の軸方向に対して傾斜することにともない当該軸部材の外周面に沿う部分が当該軸部材を固定する固定部材と、
前記軸部材の一端が挿入され当該軸部材に対して固定されるハンドル本体と
を備え、
前記軸部材は、前記外周面に前記軸方向に沿って延びる複数の凹部を有し、
前記固定部材は、前記軸部材の前記外周面に沿う部分にて当該軸部材の前記複数の凹部にそれぞれ掛かる複数の凸部を有し、当該複数の凸部が当該複数の凹部を押圧し当該軸部材を固定する
ことを特徴とするドア用ハンドル。 A shaft member inserted into a through hole formed in the door;
A fixing member that is provided along the circumferential direction on the outer periphery of the shaft member, and a portion along the outer peripheral surface of the shaft member that is inclined with respect to the axial direction of the shaft member fixes the shaft member;
A handle main body into which one end of the shaft member is inserted and fixed to the shaft member;
With
The shaft member has a plurality of recesses extending along the axial direction on the outer peripheral surface,
The fixing member has a plurality of convex portions that respectively hang on the plurality of concave portions of the shaft member at a portion along the outer peripheral surface of the shaft member, and the plurality of convex portions press the plurality of concave portions, and door handle you, characterized in that to secure the shaft member.
前記軸部材の外周で周方向に沿って設けられ、当該軸部材の軸方向に対して傾斜することにともない当該軸部材の外周面に沿う部分が当該軸部材を固定する固定部材と、
前記軸部材の一端が挿入され当該軸部材に対して固定されるハンドル本体と
を備え、
前記軸部材は、前記軸方向に直交する断面において一方向で弾性変形可能であり、
前記固定部材は、前記一方向における一方側の端部に前記軸部材が進入する切り欠きを有するとともに、当該一方向における当該一方側の端部は当該切り欠きにより当該軸部材の周方向において連続していない
ことを特徴とするドア用ハンドル。 A shaft member inserted into a through hole formed in the door;
A fixing member that is provided along the circumferential direction on the outer periphery of the shaft member, and a portion along the outer peripheral surface of the shaft member that is inclined with respect to the axial direction of the shaft member fixes the shaft member;
A handle main body into which one end of the shaft member is inserted and fixed to the shaft member;
With
The shaft member is elastically deformable in one direction in a cross section perpendicular to the axial direction,
The fixing member has a notch into which the shaft member enters one end portion in the one direction, and the one end portion in the one direction is continuous in the circumferential direction of the shaft member by the notch. door handle shall be the features that you are not.
前記固定部材を前記支持部材の前記傾斜面に対して付勢する付勢部材と、
前記支持部材との間に、前記固定部材および前記付勢部材を保持しながら当該支持部材に連結されるとともに、前記ハンドル本体内に配置される連結部材と
を備える
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のドア用ハンドル。 A support member that includes an inclined surface that is inclined with respect to the axial direction of the shaft member, and that supports the fixing member in a direction inclined with respect to the axial direction by the inclined surface;
A biasing member that biases the fixing member against the inclined surface of the support member;
2. A connecting member disposed between the support member and the support member while being connected to the support member while holding the fixing member and the biasing member. The door handle according to any one of claims 1 to 3.
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のドア用ハンドル。 A central shaft is provided at a position that is not coaxial with the shaft member, and further includes a biasing member that biases a part of the fixing member in the circumferential direction of the shaft member to be inclined with respect to the axial direction. The door handle according to any one of claims 1 to 4.
前記軸部材の外周で周方向に沿って設けられ、当該軸部材の軸方向に対して傾斜することにともない当該軸部材の外周面に沿う部分が当該軸部材を固定する固定部材と、A fixing member that is provided along the circumferential direction on the outer periphery of the shaft member, and a portion along the outer peripheral surface of the shaft member that is inclined with respect to the axial direction of the shaft member fixes the shaft member;
前記軸部材の一端が挿入され当該軸部材に対して固定されるハンドル本体とA handle main body into which one end of the shaft member is inserted and fixed to the shaft member;
を備え、With
前記固定部材は、前記軸部材の周方向における互いの位置が異なる3箇所にて当該軸部材を押圧するとともに、当該3箇所の各箇所が他の2つの箇所に向けて当該軸部材を押圧して当該軸部材を固定するThe fixing member presses the shaft member at three positions that are different from each other in the circumferential direction of the shaft member, and each of the three positions presses the shaft member toward the other two locations. To fix the shaft member
ことを特徴とするドア用ハンドル。A door handle characterized by that.
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