JP6262906B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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Description
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は一実施形態の冷蔵庫を示す正面図である。冷蔵庫1は断熱箱体から成る本体部10の上部に冷蔵室2が設けられる。
冷蔵室2の下方には製氷室3及び冷凍室4が左右に並設される。製氷室3及び冷凍室4の下方には冷凍室5が設けられ、冷凍室5の下方には野菜室6が設けられる。
、14の前面を一体的に容易に清掃することができるとともに、扉13、14を容易に解体することができる。また、把手部32を配した上辺に第2支持部22を設けたので、冷蔵庫1の安全性を向上することができる。
4の外側の側辺(扉11、13の左辺及び扉12、14の右辺)及び扉11〜14の下辺に第1支持部21を配している。また、隣接する扉に面した側辺(扉11、13の右辺及び扉12、14の左辺)に第2支持部22を配している。これにより、左右に隣接する扉11、12や扉13、14の前面を一体に清掃することができ、冷蔵庫1の利便性を向上することができる。
<付記>
上記目的を達成するために本発明は、本体部に設けた貯蔵室を開閉する正面視略矩形の扉の前面にガラス板を配した冷蔵庫において、前記ガラス板が枠部により周部を支持されるとともに前記扉に充填した発泡断熱材に背面を固着され、前記枠部が前記ガラス板の周面に被嵌される断面コ字状に形成して前記ガラス板の少なくとも一辺を支持する第1支持部と、前記ガラス板の周面及び背面を覆う断面L字状に形成して前記ガラス板の少なくとも一辺を支持する第2支持部とを有し、前記本体部の左右端に第1支持部を配したことを特徴としている。
この構成によると、正面視略矩形の扉に設けた枠部の断面コ字状の第1支持部及び断面L字状の第2支持部によりガラス板の周部の四辺が支持される。扉の内部には発泡断熱材が充填され、ガラス板が発泡断熱材に固着して扉に一体化される。ガラス板は第1支持部を配した辺の前面が覆われ、発泡断熱材の充填時にガラス板の脱落を防止するとともにガラス板のエッジが保護される。また、第2支持部を配した辺はガラス板の前面を覆わないため、第2支持部を破壊せずに発泡断熱材からガラス板を剥離して扉が解体される。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、複数の前記扉が左右に隣接して設けられ、前記扉の外側の側辺及び前記扉の下辺に第1支持部を配し、隣接する前記扉に対向する側辺に第2支持部を配したことを特徴としている。この構成によると、左右の扉に設けた第1支持部が冷蔵庫の左右端に配される。また、左右の扉の境界部分に第2支持部を配してガラス板の前面が端縁まで露出し、左右の扉の前面が一体的に清掃される。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、第2支持部と前記ガラス板とを接着する両面粘着テープを前記扉の一辺にのみ配したことを特徴としている。この構成によると、両面粘着テープによりガラス板が第2支持部に仮固定され、扉の内部に発泡断熱材が充填される。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記扉が前記本体部の左右端にわたって設けられ、第1支持部を前記扉の両側端に配したことを特徴としている。この構成によると、ガラス板の対向する二辺が第1支持部により支持され、扉の内部に発泡断熱材が充填される。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記扉を開く際に手指を掛ける把手部を前記扉の周部に備え、前記把手部を配した辺に第1支持部を設けたことを特徴としている。この構成によると、把手部に挿入される手指が接触し易いガラス板のエッジが第1支持部により覆われる。
本発明の別の態様に係る冷蔵庫は、本体部の前面の開口部を開閉する第1および第2の扉が隣接して設けられた冷蔵庫であって、前記第1および第2の扉は、正面視矩形に形成されると共に、扉の前面に配されたガラス板と、前記ガラス板の周縁を支持する枠部と、前記枠部の内部および前記ガラス板の背面に充填される発泡断熱材と、を備え、前記枠部は、前記ガラス板の前面外縁に掛かる第1支持部と、前記ガラス板の前面外縁に掛からない第2支持部と、を有し、前記第1支持部は、前記ガラス板の四辺のうちの二辺に配され、前記第2支持部は、前記ガラス板の四辺のうちの残りの二辺に配され、前記第1支持部と第2支持部とは、前記ガラス板の相対する二辺の一方と他方に位置しており、二つある前記第2支持部のうちの一つは、前記第1および第2の扉における互いが隣接し合う辺に配され、二つある前記第2支持部のうちの少なくとも前記隣接し合う辺に配された前記第2支持部と前記ガラス板とが両面粘着テープによって固定され、該両面粘着テープによって前記第2支持部と固定されている辺と相対する辺に配された前記第1支持部の内側面と、前記ガラス板の端面と、の間に隙間があることを特徴とする。
本発明の別の態様に係る冷蔵庫は、さらに、前記第1および第2の扉は左右に隣接しており、前記第1支持部は、前記第1および第2の扉における、前記本体部の外周側に位置する辺に配されている。
本発明の別の態様に係る冷蔵庫は、さらに、前記第1および第2の扉は回転式であるとともに左右に隣接しており、前記第1支持部は、前記第1および第2の扉におけるヒンジ側の辺と、前記第1および第2の扉における下辺と、に配されている。
本発明の別の態様に係る冷蔵庫は、さらに、前記第1および第2の扉は引き出し式であるとともに左右に隣接している。
本発明の別の態様に係る冷蔵庫の扉の製造方法は、冷蔵庫本体の前面の開口部を開閉する冷蔵庫の扉の製造方法であって、前記扉は、正面視矩形に形成されると共に、当該扉の前面に配されたガラス板と、前記ガラス板の周縁を支持する枠部と、を備え、前記枠部は、前記ガラス板の前面外縁に掛かる第1支持部と、前記ガラス板の前面外縁に掛からない第2支持部と、を有し、前記第1支持部は、前記ガラス板の四辺のうちの二辺に配され、前記第2支持部は、前記ガラス板の四辺のうちの残りの二辺に配され、前記第1支持部と第2支持部とは、前記ガラス板の相対する二辺の一方と他方に位置しており、二つある前記第2支持部のうちの少なくとも一つの前記第2支持部に前記ガラス板を両面粘着テープを用いて固定する工程と、前記ガラス板における、前記両面粘着テープを用いて前記第2支持部に固定される辺と相対する辺に前記第1支持部を被せる工程と、前記第1支持部および第2支持部によって四辺を支持された前記ガラス板の背面側に発泡断熱材を充填して前記ガラス板を発泡断熱材に固着させて前記枠部と一体化する工程と、を含み、前記一体化する工程後における、前記両面粘着テープによって前記第2支持部と固定されている辺と相対する辺に配された前記第1支持部の内側面と、前記ガラス板の端面と、の間に隙間があることを特徴とする。
本発明の別の態様に係る冷蔵庫は、本体部の前面の開口部を開閉する引き出し式の扉を備える冷蔵庫であって、前記扉は、正面視矩形に形成されると共に、扉の前面に配されたガラス板と、前記ガラス板の周縁を支持する枠部と、前記枠部の内部および前記ガラス板の背面に充填される発泡断熱材と、を備え、前記枠部は、前記ガラス板の前面外縁に掛かる第1支持部と、前記ガラス板の前面外縁に掛からない第2支持部と、を有し、前記第1支持部は、前記ガラス板の四辺のうちの二辺に配され、前記第2支持部は、前記ガラス板の四辺のうちの残りの二辺に配され、前記第1支持部と第2支持部とは、前記ガラス板の相対する二辺の一方と他方に位置しており、前記扉を開く際に手指を掛ける把手部を前記扉の周部に備え、前記把手部を配した辺に前記第1支持部が設けられ、二つ有る前記第2支持部のうちの少なくとも一方の前記第2支持部と前記ガラス板とが両面粘着テープによって固定され、該両面粘着テープによって前記第2支持部と固定されている辺と相対する辺に配された前記第1支持部の内側面と、前記ガラス板の端面と、の間に隙間があることを特徴とする。
2 冷蔵室
3 製氷室
4、5 冷凍室
6 野菜室
10 本体部
11〜16 扉
12a、14a、15a 上面カバー
12b、14b、15b 下面カバー
12c、12d、15c、15d 側面カバー
12e、14e、15e 背面カバー
15f 保持部材
20 枠部
21 第1支持部
21a、22a 背面部
21b、22b 側面部
21c 前面部
22 第2支持部
25 ガラス板
25a 切欠き部
26 発泡断熱材
27 両面粘着テープ
31、32、33 把手部
33a 凹部
Claims (6)
- 本体部に設けた貯蔵室を開閉する正面視略矩形の扉の前面にガラス板を配した冷蔵庫において、
前記ガラス板が、枠部により周部を支持されるとともに前記扉に充填した発泡断熱材に背面を固着されて前記扉に一体化され、
前記枠部が、前記ガラス板の周面に被嵌される断面コ字状に形成して前記ガラス板の少なくとも一辺を支持する第1支持部と、前記ガラス板の周面及び背面を覆う断面L字状に形成して前記ガラス板の少なくとも一辺を支持する第2支持部とを有し、
前記ガラス板の少なくとも一対の対向する二辺のうちの一方の辺に前記第1支持部が配され、他方の辺に前記第2支持部が配され、
前記ガラス板の背面は前記第2支持部に固定されていることを特徴とする冷蔵庫。 - 対向する他方の辺に前記第2支持部が配されている前記第1支持部の内側面と前記ガラス板の周面との間に隙間があることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
- 前記第2支持部と前記ガラス板の背面とが接着固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
- 前記扉は、前記第1支持部が配された側が当該冷蔵庫の外周側になるように設けられていることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の冷蔵庫。
- 本体部に設けた貯蔵室を開閉する正面視略矩形の扉であり、前面にガラス板を配した冷蔵庫の扉の製造方法において、
前記ガラス板の四辺が枠部によって支持された状態で、前記ガラス板の背面側に発泡断熱材を充填して、前記ガラス板を前記発泡断熱材に固着させて前記扉に一体化する工程を有し、
該工程において、前記ガラス板の少なくとも一対の対向する二辺のうちの一方の辺が、前記ガラス板の周面に被嵌される断面コ字状に形成した第1支持部によって支持され、かつ、前記二辺の内の他方の辺が、前記ガラス板の周面及び背面を覆う断面L字状に形成した第2支持部に固定された状態で、前記発泡断熱材が充填されることを特徴とする冷蔵庫の扉の製造方法。 - 前記第1支持部の内側面と前記ガラス板の周面との間に隙間を設け、前記第2支持部と前記ガラス板の背面とを接着固定した状態で、前記発泡断熱材が充填されることを特徴とする請求項5に記載の冷蔵庫の扉の製造方法。
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