JP6262906B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、扉の前面にガラス板を配した冷蔵庫に関する。
従来の冷蔵庫は特許文献1に開示されている。この冷蔵庫は左右端でそれぞれ枢支される左右一対の扉を備えている。扉は周面及び背面を樹脂成形品から成るカバーで覆われ、前面をガラス板で覆われる。カバーの前端にはガラス板の側面及び背面を支持する断面L字状の枠部が形成される。
枠部によりガラス板を支持し、カバー及びガラス板で囲まれた内部に発泡断熱材(不図示)が充填される。これにより、ガラス板が発泡断熱材に固着され、扉と一体化される。枠部がガラス板の前面に配されないため、ガラス板上の汚れを容易に清掃することができる。
米国特許出願公開2011/0089790号明細書(第3頁、第6図)
しかしながら、上記従来の冷蔵庫によると、発泡断熱材を充填する際にガラス板が枠部に対して前方に離れるため、両面粘着テープによりガラス板の背面を枠部に仮固定する必要がある。このため、扉形成時の作業性が悪く、冷蔵庫の製造コストがかかる問題があった。また、ガラス板の周縁が露出するため枠部の加工精度により枠部に対してガラス板が突出する場合がある。この時、冷蔵庫の左右の端部において家具等の衝突によりガラス板のエッジが破損する問題もあった。
本発明は、コストを削減するとともにガラス板の破損を防止できる冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る冷蔵庫は、本体部に設けた貯蔵室を開閉する正面視略矩形の扉の前面にガラス板を配した冷蔵庫において、前記ガラス板が、枠部により周部を支持されるとともに前記扉に充填した発泡断熱材に背面を固着されて前記扉に一体化され、前記枠部が、前記ガラス板の周面に被嵌される断面コ字状に形成して前記ガラス板の少なくとも一辺を支持する第1支持部と、前記ガラス板の周面及び背面を覆う断面L字状に形成して前記ガラス板の少なくとも一辺を支持する第2支持部とを有し、前記ガラス板の少なくとも一対の対向する二辺のうちの一方の辺に前記第1支持部が配され、他方の辺に前記第2支持部が配され、前記ガラス板の背面は前記第2支持部に固定されていることを特徴とする。
本発明によると、ガラス板を支持する枠部が断面コ字状の第1支持部と断面L字状の第2支持部とを有して第1支持部が本体部の左右端に配される。このため、第1支持部により発泡断熱材を充填する際のガラス板の脱落を防止できるとともに、本体部の左右端において第1支持部によりガラス板のエッジを保護して衝突による破損を防止することができる。また、第2支持部を設けるため第2支持部を配した辺の端縁まで扉の前面を容易に清掃できるとともに、扉の解体を容易に行うことができる。
本発明の実施形態の冷蔵庫を示す正面図 図1のA−A断面図 図1のB−B断面図 図2のH1部詳細図 図2のH2部詳細図 図3のH3部詳細図 図3のH4部詳細図 図1のC−C断面図 図8のH5部詳細図 図8のH6部詳細図 図1のD−D断面図 図1のE−E断面図 図1のF−F断面図 図11のH7部詳細図 図12のH8部詳細図
<第1実施形態>
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は一実施形態の冷蔵庫を示す正面図である。冷蔵庫1は断熱箱体から成る本体部10の上部に冷蔵室2が設けられる。
冷蔵室2の下方には製氷室3及び冷凍室4が左右に並設される。製氷室3及び冷凍室4の下方には冷凍室5が設けられ、冷凍室5の下方には野菜室6が設けられる。
冷蔵室2は貯蔵物を冷蔵保存し、野菜室6は冷蔵室2よりも高温に維持して野菜等の貯蔵物を冷蔵保存する。製氷室3、冷凍室4及び冷凍室5は連通し、製氷室3で製氷及び貯氷を行うとともに冷凍室4、5で貯蔵物を冷凍保存する。
冷蔵室2は左右端でそれぞれ枢支された観音開きの扉11、12により開閉される。製氷室3は貯氷容器(不図示)と一体の引出し式の扉13により開閉される。冷凍室4、5は貯蔵物の収納ケース(不図示)と一体の引出し式の扉14、15によりそれぞれ開閉される。野菜室6は野菜ケース(不図示)と一体の引出し式の扉16により開閉される。扉11〜16は内部に発泡断熱材26(図4参照)が充填されている。
図2、図3は図1のA−A断面図及びB−B断面図であり、冷蔵室2の右側の扉12の縦断面図及び横断面図を示している。尚、冷蔵室2の左側の扉11は扉12に対して左右を反転した構造に形成される。扉12は正面視矩形に形成され、上面カバー12a、下面カバー12b、側面カバー12c、12d、背面カバー12e及びガラス板25により覆われる。
上面カバー12a、下面カバー12b、側面カバー12c、12d及び背面カバー12eは樹脂成形品により形成され、それぞれ扉12の上面、下面、両側面及び背面を覆う。ガラス板25は例えば、厚さが3.2mmのソーダガラスにより形成され、扉12の前面を覆う。扉12は下面カバー12bに凹設した把手部31に手指を掛けて開かれる。
図4は図2のH1部詳細図を示している。下面カバー12bの前端にはガラス板25の下面を支持する第1支持部21が設けられる。第1支持部21はガラス板25の背面、下面及び前面にそれぞれ対向する背面部21a、側面部21b、前面部21cを有した断面コ字状に形成される。これにより、下面カバー12bの第1支持部21はガラス板25の下面に被嵌され、ガラス板25を支持する。
図5は図2のH2部詳細図を示している。上面カバー12aの前端にはガラス板25の上面を支持する第2支持部22が設けられる。第2支持部22はガラス板25の背面及び上面にそれぞれ対向する背面部22a、側面部22bを有した断面L字状に形成される。これにより、上面カバー12aの第2支持部22はガラス板25の上端が露出した状態でガラス板25を支持する。
図6は図3のH3部詳細図を示している。扉12の左側の側面カバー12cの前端には上面カバー12aと同様の第2支持部22が設けられる。また、第2支持部22の背面部22aとガラス板25の背面との間には上下方向に延びる両面粘着テープ27が配される。これにより、側面カバー12cの第2支持部22はガラス板25の左端が露出した状態でガラス板25を支持する。
図7は図3のH4部詳細図を示している。扉12の右側の側面カバー12dの前端には下面カバー12bと同様の第1支持部21が設けられる。これにより、側面カバー12dの第1支持部21はガラス板25の右側面に被嵌され、ガラス板25を支持する。
下面カバー12b及び側面カバー12dに設けた第1支持部21と、上面カバー12a及び側面カバー12cに設けた第2支持部22とにより、ガラス板25の周部の四辺を支持する枠部20が構成される。
扉12は上面カバー12a、下面カバー12b、側面カバー12c、12d、背面カバー12e及びガラス板25を連結した後、内部に発泡断熱材26が充填される。ガラス板25は背面を発泡断熱材26に固着して扉12に一体化される。この時、ガラス板25は両面粘着テープ27により左側端部が仮固定され、第1支持部21により下辺及び右辺が保持される。これにより、ガラス板25の少なくとも一対の対向する二辺が保持され、発泡断熱材26の充填時のガラス板25の脱落を防止することができる。従って、両面粘着テープ27の使用量を削減して扉11、12の製造時の作業性を向上することができる。
また、扉12の右辺及び扉11の左辺は第1支持部21の前面部21cによりガラス板25の前面を覆われる。このため、家具等(椅子やワゴン等)の衝突し易い冷蔵庫1の左右端においてガラス板25のエッジが保護され、ガラス板25の破損を防止することができる。
また、扉11、12の互いに対向する側面には第2支持部22が配されるため、ガラス板25の前面が覆われない。このため、隣接する扉11、12の前面を一体的に容易に清掃することができ、冷蔵庫1の利便性を向上することができる。
また、扉12の上辺及び左辺に第2支持部22を配しているため、右辺または下辺の第1支持部21を破壊して三辺の前面を開放することにより扉12を解体することができる。この時、両面粘着テープ27が扉12の左辺のみに配されるため、容易に扉12を解体することができる。
また、扉11、12の把手部31を配した下辺に第1支持部21を設けたので、把手部31に挿入される手指が接触し易いガラス板25のエッジが第1支持部21により覆われる。従って、ガラス板25のエッジによる手指の裂傷を防止し、冷蔵庫1の安全性を向上することができる。
図8は図1のC−C断面図であり、冷凍室4の扉14の縦断面図を示している。尚、製氷室3の扉13は扉14に対して左右を反転した構造に形成される。扉14は正面視矩形に形成され、扉11、12と同様に、上面カバー14a、下面カバー14b、側面カバー(不図示)、背面カバー14e及びガラス板25により覆われる。扉14は上面カバー14aに凹設した把手部32に手指を掛けて開かれる。
図9は図8のH5部詳細図を示している。上面カバー14aの前端には扉12の下面カバー12b(図4参照)と同様にガラス板25の上面を支持する断面コ字状の第1支持部21が設けられる。これにより、上面カバー14aの第1支持部21はガラス板25の上面に被嵌され、ガラス板25を支持する。
図10は図8のH6部詳細図を示している。下面カバー14bの前端には扉12の上面カバー12a(図5参照)と同様にガラス板25の下面を支持する断面L字状の第2支持部22が設けられる。これにより、下面カバー14bの第2支持部22はガラス板25の下端が露出した状態でガラス板25を支持する。
扉14の左端は前述の図6に示す扉12と同様に、第2支持部22によりガラス板25が支持される。扉14の右端は前述の図7に示す扉12と同様に、第1支持部21によりガラス板25が支持される。
これにより、扉13、14は扉11、12と同様に、発泡断熱材26の充填時のガラス板25の脱落を防止することができる。また、冷蔵庫1の左右端においてガラス板25のエッジが保護され、ガラス板25の破損を防止することができる。また、隣接する扉13
、14の前面を一体的に容易に清掃することができるとともに、扉13、14を容易に解体することができる。また、把手部32を配した上辺に第2支持部22を設けたので、冷蔵庫1の安全性を向上することができる。
図11、図12、図13は図1のD−D断面図、E−E断面図及びF−F断面図を示している。図11は冷凍室5の扉15の把手部33を通る縦断面図であり、図12は把手部33上から離れた縦断面図である。図13は扉15の横断面図である。尚、野菜室6の扉16も扉15と同様に形成される。
扉15は本体部10の左右端に渡って正面視矩形に形成され、扉11〜14と同様に、上面カバー15a、下面カバー15b、側面カバー15c、15d、背面カバー15e及びガラス板25により覆われる。
また、扉15の上辺に沿って扉15の左右方向の中央部には上面カバー31に連結される樹脂成形品の保持部材15fが配される。保持部材15fは扉15の上部の前面を覆い、上面及び前面を開放した凹部33aを形成する。ガラス板25には凹部33aに沿って切り欠かれた切欠き部25a(図1参照)が形成される。上面カバー15aは前端を下方に屈曲して凹部33aの前方に配される把手部33が形成される。扉15は凹部33aに挿入した手指を把手部33に掛けて開かれる。
図14は図11のH7部詳細図を示している。保持部材15fの前端には扉12の下面カバー12b(図4参照)と同様にガラス板25の上面を支持する断面コ字状の第1支持部21が設けられる。これにより、保持部材15fの第1支持部21はガラス板25の上面に被嵌され、ガラス板25を支持する。
図15は図12のH8部詳細図を示している。把手部33から離れた部分で上面カバー15aの前端には扉12の上面カバー12a(図5参照)と同様にガラス板25の上面を支持する断面L字状の第2支持部22が設けられる。これにより、上面カバー15aの第2支持部22はガラス板25の上端が露出した状態でガラス板25を支持する。
扉15の下辺は図15と同様に、断面L字状の第2支持部22によりガラス板25が支持される。また、扉15の左右の両辺は前述の図7と同様に、断面コ字状の第1支持部21によりガラス板25が支持される。
これにより、扉15、16は左右に対向する第1支持部21によりガラス板25を支持し、扉11、12と同様に、発泡断熱材26の充填時のガラス板25の脱落を防止することができる。また、冷蔵庫1の左右端においてガラス板25のエッジが保護され、ガラス板25の破損を防止することができる。また、左右の一方の第1支持部21を破壊して扉15、16を容易に解体することができる。また、扉15の把手部33を配した上辺の凹部33aに第2支持部22を設けたので、冷蔵庫1の安全性を向上することができる。
本実施形態によると、ガラス板25を支持する枠部20が断面コ字状の第1支持部21と断面L字状の第2支持部22とを有して第1支持部21が冷蔵庫1(本体部10)の左右端に配される。このため、第1支持部21により発泡断熱材26を充填する際のガラス板25の脱落を防止できるとともに、本体部10の左右端において第1支持部21によりガラス板25のエッジを保護して衝突による破損を防止することができる。また、第2支持部22を設けるため第2支持部22を配した辺の端縁まで扉11〜16の前面を容易に清掃できるとともに、扉11〜16の解体を容易に行うことができる。
また、扉11、12や扉13、14が左右に隣接して設けられる。この時、扉11〜1
4の外側の側辺(扉11、13の左辺及び扉12、14の右辺)及び扉11〜14の下辺に第1支持部21を配している。また、隣接する扉に面した側辺(扉11、13の右辺及び扉12、14の左辺)に第2支持部22を配している。これにより、左右に隣接する扉11、12や扉13、14の前面を一体に清掃することができ、冷蔵庫1の利便性を向上することができる。
また、ガラス板25と第2支持部22とを接着する両面粘着テープ27が扉11〜14の一辺のみに配されるため、容易に扉11〜14を解体することができる。
また、扉15、16が本体部10の左右端にわたって設けられ、第1支持部21を扉15、16の両側端に配したので、対向する二辺が第1支持部21により支持される。これにより、両面粘着テープ27による仮固定を必要とせずに発泡断熱材26の充填時のガラス板25の脱落を防止することができる。従って、発泡断熱材26の充填時の作業性をより向上するとともに扉15、16をより容易に解体することができる。
また、扉11〜16の把手部31〜33を配した辺に第1支持部21を設けたので、把手部31〜33に挿入される手指が接触し易いガラス板25のエッジが第1支持部21により覆われる。従って、ガラス板25のエッジによる裂傷を防止し、冷蔵庫1の安全性を向上することができる。
本実施形態において、扉13、14と同様の把手部32を扉15、16に設けてもよい。また、扉15、16と同様の把手部33を扉13、14に設けてもよい。また、扉13、14は扉11、12に比して小さいため、隣接する二辺の第1支持部21により発泡断熱材26充填時のガラス板25の脱落を防止できる場合は両面粘着テープ27を省いてもよい。
<付記>
上記目的を達成するために本発明は、本体部に設けた貯蔵室を開閉する正面視略矩形の扉の前面にガラス板を配した冷蔵庫において、前記ガラス板が枠部により周部を支持されるとともに前記扉に充填した発泡断熱材に背面を固着され、前記枠部が前記ガラス板の周面に被嵌される断面コ字状に形成して前記ガラス板の少なくとも一辺を支持する第1支持部と、前記ガラス板の周面及び背面を覆う断面L字状に形成して前記ガラス板の少なくとも一辺を支持する第2支持部とを有し、前記本体部の左右端に第1支持部を配したことを特徴としている。
この構成によると、正面視略矩形の扉に設けた枠部の断面コ字状の第1支持部及び断面L字状の第2支持部によりガラス板の周部の四辺が支持される。扉の内部には発泡断熱材が充填され、ガラス板が発泡断熱材に固着して扉に一体化される。ガラス板は第1支持部を配した辺の前面が覆われ、発泡断熱材の充填時にガラス板の脱落を防止するとともにガラス板のエッジが保護される。また、第2支持部を配した辺はガラス板の前面を覆わないため、第2支持部を破壊せずに発泡断熱材からガラス板を剥離して扉が解体される。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、複数の前記扉が左右に隣接して設けられ、前記扉の外側の側辺及び前記扉の下辺に第1支持部を配し、隣接する前記扉に対向する側辺に第2支持部を配したことを特徴としている。この構成によると、左右の扉に設けた第1支持部が冷蔵庫の左右端に配される。また、左右の扉の境界部分に第2支持部を配してガラス板の前面が端縁まで露出し、左右の扉の前面が一体的に清掃される。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、第2支持部と前記ガラス板とを接着する両面粘着テープを前記扉の一辺にのみ配したことを特徴としている。この構成によると、両面粘着テープによりガラス板が第2支持部に仮固定され、扉の内部に発泡断熱材が充填される。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記扉が前記本体部の左右端にわたって設けられ、第1支持部を前記扉の両側端に配したことを特徴としている。この構成によると、ガラス板の対向する二辺が第1支持部により支持され、扉の内部に発泡断熱材が充填される。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記扉を開く際に手指を掛ける把手部を前記扉の周部に備え、前記把手部を配した辺に第1支持部を設けたことを特徴としている。この構成によると、把手部に挿入される手指が接触し易いガラス板のエッジが第1支持部により覆われる。
本発明の別の態様に係る冷蔵庫は、本体部の前面の開口部を開閉する第1および第2の扉が隣接して設けられた冷蔵庫であって、前記第1および第2の扉は、正面視矩形に形成されると共に、扉の前面に配されたガラス板と、前記ガラス板の周縁を支持する枠部と、前記枠部の内部および前記ガラス板の背面に充填される発泡断熱材と、を備え、前記枠部は、前記ガラス板の前面外縁に掛かる第1支持部と、前記ガラス板の前面外縁に掛からない第2支持部と、を有し、前記第1支持部は、前記ガラス板の四辺のうちの二辺に配され、前記第2支持部は、前記ガラス板の四辺のうちの残りの二辺に配され、前記第1支持部と第2支持部とは、前記ガラス板の相対する二辺の一方と他方に位置しており、二つある前記第2支持部のうちの一つは、前記第1および第2の扉における互いが隣接し合う辺に配され、二つある前記第2支持部のうちの少なくとも前記隣接し合う辺に配された前記第2支持部と前記ガラス板とが両面粘着テープによって固定され、該両面粘着テープによって前記第2支持部と固定されている辺と相対する辺に配された前記第1支持部の内側面と、前記ガラス板の端面と、の間に隙間があることを特徴とする。
本発明の別の態様に係る冷蔵庫は、さらに、前記第1および第2の扉は左右に隣接しており、前記第1支持部は、前記第1および第2の扉における、前記本体部の外周側に位置する辺に配されている。
本発明の別の態様に係る冷蔵庫は、さらに、前記第1および第2の扉は回転式であるとともに左右に隣接しており、前記第1支持部は、前記第1および第2の扉におけるヒンジ側の辺と、前記第1および第2の扉における下辺と、に配されている。
本発明の別の態様に係る冷蔵庫は、さらに、前記第1および第2の扉は引き出し式であるとともに左右に隣接している。
本発明の別の態様に係る冷蔵庫の扉の製造方法は、冷蔵庫本体の前面の開口部を開閉する冷蔵庫の扉の製造方法であって、前記扉は、正面視矩形に形成されると共に、当該扉の前面に配されたガラス板と、前記ガラス板の周縁を支持する枠部と、を備え、前記枠部は、前記ガラス板の前面外縁に掛かる第1支持部と、前記ガラス板の前面外縁に掛からない第2支持部と、を有し、前記第1支持部は、前記ガラス板の四辺のうちの二辺に配され、前記第2支持部は、前記ガラス板の四辺のうちの残りの二辺に配され、前記第1支持部と第2支持部とは、前記ガラス板の相対する二辺の一方と他方に位置しており、二つある前記第2支持部のうちの少なくとも一つの前記第2支持部に前記ガラス板を両面粘着テープを用いて固定する工程と、前記ガラス板における、前記両面粘着テープを用いて前記第2支持部に固定される辺と相対する辺に前記第1支持部を被せる工程と、前記第1支持部および第2支持部によって四辺を支持された前記ガラス板の背面側に発泡断熱材を充填して前記ガラス板を発泡断熱材に固着させて前記枠部と一体化する工程と、を含み、前記一体化する工程後における、前記両面粘着テープによって前記第2支持部と固定されている辺と相対する辺に配された前記第1支持部の内側面と、前記ガラス板の端面と、の間に隙間があることを特徴とする。
本発明の別の態様に係る冷蔵庫は、本体部の前面の開口部を開閉する引き出し式の扉を備える冷蔵庫であって、前記扉は、正面視矩形に形成されると共に、扉の前面に配されたガラス板と、前記ガラス板の周縁を支持する枠部と、前記枠部の内部および前記ガラス板の背面に充填される発泡断熱材と、を備え、前記枠部は、前記ガラス板の前面外縁に掛かる第1支持部と、前記ガラス板の前面外縁に掛からない第2支持部と、を有し、前記第1支持部は、前記ガラス板の四辺のうちの二辺に配され、前記第2支持部は、前記ガラス板の四辺のうちの残りの二辺に配され、前記第1支持部と第2支持部とは、前記ガラス板の相対する二辺の一方と他方に位置しており、前記扉を開く際に手指を掛ける把手部を前記扉の周部に備え、前記把手部を配した辺に前記第1支持部が設けられ、二つ有る前記第2支持部のうちの少なくとも一方の前記第2支持部と前記ガラス板とが両面粘着テープによって固定され、該両面粘着テープによって前記第2支持部と固定されている辺と相対する辺に配された前記第1支持部の内側面と、前記ガラス板の端面と、の間に隙間があることを特徴とする。
本発明によると、扉の前面にガラス板を配した冷蔵庫に利用することができる。
1 冷蔵庫
2 冷蔵室
3 製氷室
4、5 冷凍室
6 野菜室
10 本体部
11〜16 扉
12a、14a、15a 上面カバー
12b、14b、15b 下面カバー
12c、12d、15c、15d 側面カバー
12e、14e、15e 背面カバー
15f 保持部材
20 枠部
21 第1支持部
21a、22a 背面部
21b、22b 側面部
21c 前面部
22 第2支持部
25 ガラス板
25a 切欠き部
26 発泡断熱材
27 両面粘着テープ
31、32、33 把手部
33a 凹部

Claims (6)

  1. 本体部に設けた貯蔵室を開閉する正面視略矩形の扉の前面にガラス板を配した冷蔵庫において、
    前記ガラス板が、枠部により周部を支持されるとともに前記扉に充填した発泡断熱材に背面を固着されて前記扉に一体化され、
    前記枠部が、前記ガラス板の周面に被嵌される断面コ字状に形成して前記ガラス板の少なくとも一辺を支持する第1支持部と、前記ガラス板の周面及び背面を覆う断面L字状に形成して前記ガラス板の少なくとも一辺を支持する第2支持部とを有し、
    前記ガラス板の少なくとも一対の対向する二辺のうちの一方の辺に前記第1支持部が配され、他方の辺に前記第2支持部が配され
    前記ガラス板の背面は前記第2支持部に固定されていることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 対向する他方の辺に前記第2支持部が配されている前記第1支持部の内側面と前記ガラス板の周面との間に隙間があることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記第2支持部と前記ガラス板の背面とが接着固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記扉は、前記第1支持部が配された側が当該冷蔵庫の外周側になるように設けられていることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の冷蔵庫。
  5. 本体部に設けた貯蔵室を開閉する正面視略矩形の扉であり、前面にガラス板を配した冷蔵庫の扉の製造方法において、
    前記ガラス板の四辺が枠部によって支持された状態で、前記ガラス板の背面側に発泡断熱材を充填して、前記ガラス板を前記発泡断熱材に固着させて前記扉に一体化する工程を有し、
    該工程において、前記ガラス板の少なくとも一対の対向する二辺のうちの一方の辺が、前記ガラス板の周面に被嵌される断面コ字状に形成した第1支持部によって支持され、かつ、前記二辺の内の他方の辺が、前記ガラス板の周面及び背面を覆う断面L字状に形成した第2支持部に固定された状態で、前記発泡断熱材が充填されることを特徴とする冷蔵庫の扉の製造方法。
  6. 前記第1支持部の内側面と前記ガラス板の周面との間に隙間を設け、前記第2支持部と前記ガラス板の背面とを接着固定した状態で、前記発泡断熱材が充填されることを特徴とする請求項5に記載の冷蔵庫の扉の製造方法。
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