JP6261886B2 - 無線基地局装置およびバッファ制御方法 - Google Patents
無線基地局装置およびバッファ制御方法 Download PDFInfo
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複数のユーザで共有されるバッファと、
前記バッファ内に蓄積される総データ量または空き容量を監視し、前記総データ量または前記空き容量が所定の条件を満たさなくなったときにデータ破棄制御を開始するバッファ管理部と、
前記データ破棄制御の開始に応じて、前記ユーザごとに、当該ユーザの帯域遅延積に基づいて破棄すべきデータ量を表すメトリックを算出するメトリック算出部と、
を有し、前記バッファ管理部は、前記算出されたメトリックに基づいて、前記バッファ内
のデータを前記所定の条件が満たされるまで破棄する
ことを特徴とする。
前記無線基地局にて、前記バッファに蓄積される総データ量または空き容量を監視し、
前記総データ量または前記空き容量が所定の条件を満たさなくなったときにデータ破棄制御を開始し、
前記データ破棄制御の開始に応じて、前記ユーザごとに、当該ユーザの帯域遅延積に基づき破棄すべきデータ量を表すメトリックを算出し、
前記算出されたメトリックに基づいて、前記バッファ内のデータを前記所定の条件が満たされるまで破棄する
ことを特徴とする。
<ステップ1>平均バッファ滞留量と平均RLC流出レートの算出
メトリック算出部18は、各UE20に対して、平均バッファ滞留量と平均RLC流出量を算出しておく。平均バッファ滞留量と平均RLC流出量は、メトリックの算出に用いられるパラメータである。
<ステップ2>バッファ空き容量の管理
バッファ管理部16は、バッファ17の容量と、バッファ17に滞留しているデータの合計量との差分を、空き容量として管理する。滞留データの合計量とは、バッファ17に設定されているすべてのセル、すべてのUE20のすべてのSRB/DRB(Signaling Radio Bearer/Data Radio Bearer)に関してバッファしているデータの合計量である。
<ステップ3>メトリックの算出
差分が閾値を下回ったとき、あるいは適切なタイミングで、バッファ管理部16はメトリック算出部18にメトリックMdiscardの算出を指示する。メトリックMdiscardは、式(4)で計算される。
<ステップ4>滞留データの破棄
バッファ管理部16は、ステップ3で算出したメトリックが大きい順に、バッファ17の空き容量が閾値以上となるまでデータを破棄する。バッファデータの破棄では、以下の少なくとも1つを考慮する。
(a) 各UE20に対しては、平均バッファ滞留量がバッファ帯域遅延積すなわちmax(RRLC,n[i],RRLC,min)・Tdiscardになるまで滞留データを破棄する。すなわち、Tdiscardの期間で送信可能なデータ量になるまでデータを破棄し、不当に占有していたバッファ領域を開放させる。
(b) 破棄は、ベストエフォートベアラなど、特定のLCP(Logical Channel Priority)にマッピングされている論理チャネルに対してのみ行ってもよい。
(c) RLC/PDCP SDUは、RLCの送信処理が開始されていないもの、すなわちPDCP SDUの一部でもまだトランスポートブロックにマッピングされていないもののみ破棄する。
(d) RLC/PDCP SDUは、最も古いものから破棄する。
(e) RLC/PDCP SDUをRLC機能部とPDCP機能部で二重にバッファする構成を採用する場合、両方のバッファからRLC/PDCP SDUを破棄する。
(f) バッファされたデータの全てのUEについて破棄を行っても、未だバッファ17の空き容量が閾値以上にならない場合には、さらにデータを破棄する。その際は、メトリックや帯域遅延積を考慮しなくてもよい。
10 無線基地局装置
11 無線通信部
14 MAC管理部
15 RLC/PDCP管理部
16 バファ管理部
17 バッファ
18 メトリック算出部
Claims (8)
- 複数のユーザで共有されるバッファと、
前記バッファ内に蓄積される総データ量または空き容量を監視し、前記総データ量または前記空き容量が所定の条件を満たさなくなったときにデータ破棄制御を開始するバッファ管理部と、
前記データ破棄制御の開始に応じて、前記ユーザごとに、当該ユーザの帯域遅延積に基づいて破棄すべきデータ量を表すメトリックを算出するメトリック算出部と、
を有し、
前記メトリック算出部は、各ユーザの平均バッファ滞留量を計算し、前記平均バッファ滞留量と前記帯域遅延積との差分を前記メトリックとして算出し、
前記バッファ管理部は、前記算出されたメトリックに基づいて、前記バッファ内のデータを前記所定の条件が満たされるまで破棄する
を前記所定の条件が満たされるまで破棄することを特徴とする無線基地局装置。 - 前記バッファ管理部は、前記メトリックが大きいユーザから順に、前記バッファ内にある当該ユーザのデータが前記帯域遅延積になるまで破棄することを特徴とする請求項1に記載の無線基地局装置。
- 前記バッファ管理部は、前記複数のユーザを優先度に応じたグループに分割し、前記優先度の高いグループから順に前記メトリックを算出することを特徴とする請求項1に記載の無線基地局装置。
- 前記バッファ管理部は、前記バッファを共有する前記複数のユーザのすべてに対して前記データ破棄制御を実施しても前記所定の条件が満たされない場合に、前記メトリックとかかわりなく前記所定の条件が満たされるまで追加のデータ破棄を実施することを特徴とする請求項1に記載の無線基地局装置。
- 複数のユーザで共有されるバッファを有する無線基地局で行われるバッファ制御方法であって、
前記無線基地局にて、前記バッファに蓄積される総データ量または空き容量を監視し、
前記総データ量または前記空き容量が所定の条件を満たさなくなったときにデータ破棄制御を開始し、
前記データ破棄制御の開始に応じて、前記ユーザごとに、当該ユーザの帯域遅延積に基づき破棄すべきデータ量を表すメトリックを算出し、
前記算出されたメトリックに基づいて、前記バッファ内のデータを前記所定の条件が満たされるまで破棄し、
前記メトリックの算出は、前記各ユーザの平均バッファ滞留量を計算し、前記平均バッファ滞留量と前記帯域遅延積との差分を前記メトリックとして算出することを特徴とする
バッファ制御方法。 - 前記データの破棄は、前記メトリックが大きいユーザから順に、当該ユーザのデータが当該ユーザの前記帯域遅延積になるまで破棄することを特徴とする請求項5に記載のバッファ制御方法。
- 前記メトリックの算出は、前記複数のユーザを優先度に応じたグループに分割し、前記優先度の高いグループから順に前記メトリックを算出することを特徴とする請求項5に記載のバッファ制御方法。
- 前記バッファを共有する前記複数のユーザのすべてに対して前記データ破棄制御を実施しても前記所定の条件が満たされない場合は、前記メトリックにかかわりなく前記所定の条件が満たされるまで追加のデータ破棄を行う工程をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載のバッファ制御方法。
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JP2013122485A JP6261886B2 (ja) | 2013-06-11 | 2013-06-11 | 無線基地局装置およびバッファ制御方法 |
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