JP6258345B2 - 限定されたアクセス・ウィンドウを用いて節電するシステムおよび方法 - Google Patents

限定されたアクセス・ウィンドウを用いて節電するシステムおよび方法 Download PDF

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Description

[0001]本願は、一般に、ワイヤレス通信に関し、より詳細には、限定されたアクセス・ウィンドウを用いて電力を節約するシステム、方法、およびデバイスに関する。
[0002]多くの通信システムでは、空間的に分離されたいくつかのインタラクトするデバイス間でメッセージを交換するために通信ネットワークが使用される。ネットワークは、例えば、都市エリア、ローカル・エリア、またはパーソナル・エリアでありうる地理的な適用範囲に従って分類されうる。このようなネットワークは、広域ネットワーク(WAN)、都市エリア・ネットワーク(MAN)、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、またはパーソナル・エリア・ネットワーク(PAN)としてそれぞれ指定される。ネットワークはまた、さまざまなネットワーク・ノードおよびデバイス(例えば、回線交換対パケット交換)、送信のために適用される物理媒体のタイプ(例えば有線か無線か)、および使用される通信プロトコルのセット(例えば、インターネット・プロトコル・スイート、SONET(シンクロナス光ネットワーク)、イーサネット(登録商標)等)を相互接続するために使用される切換/ルーティング技法に従って異なる。
[0003]ワイヤレスネットワークは、ネットワーク要素がモバイルであり、したがって動的な接続のニーズがあるとき、あるいは、ネットワーク・アーキテクチャが固定されたトポロジではなくアド・ホックで形成されている場合にしばしば好まれる。ワイヤレスネットワークは、無線、マイクロ波、赤外線、光等のような周波数帯域における電磁波を用いて、ガイドされていない伝搬モードで、無形の物理媒体を用いる。ワイヤレスネットワークは、固定の有線ネットワークと比較された場合、有利なことに、ユーザ・モビリティおよび迅速なフィールド展開を容易にする。
[0004]ワイヤレスネットワークにおけるデバイスは、互いの間で情報を送信/受信しうる。この情報は、いくつかの態様ではデータ・ユニットと呼ばれる、パケットを備えうる。これらパケットは、ネットワークを通じてパケットを経路指定する際、パケット内のデータを特定する際、パケット等を処理する際などに役立つオーバヘッド情報(例えば、ヘッダ情報、パケットプロパティ等)、ならびに、パケットのペイロードにおいて搬送されうるような、データ、例えばユーザ・データ、マルチメディア・コンテンツ等を含みうる。
[0005]添付の特許請求の範囲内のシステム、方法、およびデバイスのさまざまな実施は各々、いくつかの態様を有しており、それらのうちの何れも、単独で本明細書に記載された所望の属性を担うものではない。特許請求の範囲を限定することなく、いくつかの顕著な特徴が、本明細書において記載される。この記載を考慮し、さらに特には「詳細な説明」と題されたセクションを読めば、さまざまな実施形態の構成がどのようにしてアクセスポイントに関するスリープ時間を可能にするのかが理解されるだろう。
[0006]本開示の1つの態様は、アクセスポイントを提供する。アクセスポイントは、アクセスポイントがどの無線局からのパケットをも無視する時間期間を特定するメッセージを生成するように構成されたプロセッサと、プロセッサに接続されており、このメッセージを、アクセスポイントに関連付けられた1つまたは複数の無線局へ送信するように構成された送信機と、を含む。
[0007]本開示の別の態様は、ワイヤレス通信の方法を提供する。この方法は、アクセスポイントがどの無線局からのパケットをも無視する時間期間を特定するメッセージを、アクセスポイントにおいて生成することを含む。この方法はさらに、このメッセージを、アクセスポイントから、アクセスポイントに関連付けられた1つまたは複数の無線局へ送信することを含む。
[0008]本開示の別の態様は、アクセスポイントを提供する。アクセスポイントは、アクセスポイントがどの無線局からのパケットをも無視する時間期間を特定するメッセージを生成する手段を含む。アクセスポイントはさらに、このメッセージを、アクセスポイントに関連付けられた1つまたは複数の無線局へ送信する手段を含む。
[0009]本開示の別の態様は、局によるワイヤレス通信のための方法を実施するように構成されたコンピュータ実行可能な命令群を含む非一時的な物理コンピュータ・ストレージを提供する。この方法は、アクセスポイントがどの無線局からのパケットをも無視する時間期間を特定するメッセージを、アクセスポイントにおいて生成することを含む。この方法はさらに、このメッセージを、アクセスポイントから、アクセスポイントに関連付けられた1つまたは複数の無線局へ送信することを含む。
[0010]本開示の別の態様は、無線局を提供する。該局は、アクセスポイントがどの無線局からのパケットをも無視する時間期間を特定するメッセージを、アクセスポイントから受信するように構成された受信機と、受信機に接続されており、特定された時間期間中、アクセスポイントへパケットを送信することを控えるように構成されたプロセッサと、を含む。
[0011]本開示の別の態様は、ワイヤレス通信の方法を提供する。この方法は、無線局において、アクセスポイントがどの無線局からのパケットをも無視する時間期間を特定するメッセージをアクセスポイントから受信することを含む。この方法はさらに、無線局において、特定された時間期間中、アクセスポイントへパケットを送信することを控えることを含む。
[0012]本開示の別の態様は、無線局を提供する。この局は、アクセスポイントがどの無線局からのパケットをも無視する時間期間を特定するメッセージをアクセスポイントから受信する手段を含む。この局はさらに、特定された時間期間中、アクセスポイントへパケットを送信することを控える手段を含む。
[0013]本開示の別の態様は、局によるワイヤレス通信のための方法を実施するように構成されたコンピュータ実行可能な命令群を含む非一時的な物理コンピュータ・ストレージを提供する。この方法は、無線局において、アクセスポイントがどの無線局からのパケットをも無視する時間期間を特定するメッセージをアクセスポイントから受信することを含む。この方法はさらに、特定された時間期間中、無線局において、アクセスポイントへパケットを送信することを控えることを含む。
[0014]図1は、本開示の諸態様が採用されうるワイヤレス通信システムの一例を示す図である。 [0015]図2は、図1のワイヤレス通信システム内で採用されうるワイヤレスデバイスの一例を示す図である。 [0016]図3は、ワイヤレス通信を送信するために図2のワイヤレスデバイス内に含まれうる構成要素の一例を示す図である。 [0017]図4は、ワイヤレス通信を送信するために図2のワイヤレスデバイス内に含まれうる構成要素の一例を示す図である。 [0018]図5は、一実施形態によるワイヤレス通信の方法のフローチャートである。 [0019]図6は、一実施形態によるワイヤレス通信の方法のフローチャートである。 [0020]図7は、アクセスポイントのためのスリープ時間を特定するメッセージの1つの実施形態を示す。 [0021]図8は、アクセスポイントのためのスリープ時間を特定するメッセージの別の実施形態を示す。 [0022]図9は、アクセスポイントのためのスリープ時間を特定するメッセージの別の実施形態を示す。 [0023]図10は、アクセスポイントのためのスリープ時間を特定するメッセージの別の実施形態を示す。 [0024]図11は、アクセス・ウィンドウのための最小予約時間を特定するメッセージの1つの実施形態を示す。 [0025]図12は、アクセス・ウィンドウのための最大予約時間を特定するメッセージの1つの実施形態を示す。
詳細な説明
[0026]新規のシステム、装置、および方法のさまざまな態様が、添付図面を参照して以下でより詳細に記載される。しかしながら、本教示および開示は、異なる多くの形態で具体化され、本開示を通じて示されたいかなる具体的な構成または機能にも限定されるとは解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が十分で完全なものとなり、本開示の範囲を当業者に十分に伝達できるように提供される。本明細書における教示に基づいて、当業者は、本開示の範囲は、独立して実施されようが、あるいは、本発明の任意の他の態様と組み合わされようが、本明細書で開示された新規なシステム、装置、および方法のあらゆる態様をカバーすることが意図されていることを認識すべきである。例えば、本明細書に記載された任意の数の態様を用いて、装置が実施され、方法が実現されうる。さらに、本発明の範囲は、他の構成、機能、または、本明細書に記載された発明のさまざまな態様に加えて、もしくはそれら以外の構成および機能を用いて実現される、装置または方法をカバーすることが意図されている。本明細書で開示されたあらゆる態様は、特許請求の範囲に記載の1つまたは複数の要素によって具体化されうることを理解すべきである。
[0027]本明細書では、特定の態様が記載されているが、これら態様の多くの変形および置換が、本開示の範囲内にある。好適な態様のいくつかの利点および長所が述べられているが、本開示の範囲は、特定の利点、使用、および目的に限定されることは意図されていない。むしろ、本開示の態様は、このうちのいくつかが図面および以下の好ましい態様の説明において例示されている、異なるワイヤレス技術、システム構成、ネットワーク、および伝送プロトコルに広く適用可能であることが意図されている。詳細な説明および図面は、限定するものではなく開示の単なる例示であり、本開示の範囲は、特許請求の範囲およびその均等物によって定義される。
[0028]ワイヤレスネットワーク技法は、さまざまなタイプのワイヤレスローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)を含みうる。WLANは、近くのデバイスをともに相互接続するために使用されており、広く使用されているネットワーキング・プロトコルを採用している。本明細書に開示されたさまざまな態様は、例えばWiFi(登録商標)、さらに詳しくは、ワイヤレスプロトコルのIEEE802.11規格の何れかのメンバのような任意の通信規格に適合しうる。例えば、本明細書に記載されたさまざまな態様は、サブ1GHz帯域を用いるIEEE802.11ahプロトコルの一部として使用されうる。
[0029]いくつかの態様では、サブ・ギガ・ヘルツ帯域におけるワイヤレス信号が、直交周波数−分割多重(OFDM)通信、ダイレクト−シーケンス拡散スペクトル(DSSS)通信、OFDM通信とDSSS通信との組み合わせ、またはその他のスキームを用いて、802.11ahプロトコルにしたがって送信されうる。802.11ahプロトコルの実施は、センサ、メータリング、およびスマート・グリッド・ネットワークのために使用されうる。有利なことに、802.11ahプロトコルを実装する、特定のデバイスの態様は、その他のワイヤレスプロトコルを実装するデバイスよりも少ない電力しか消費しない場合があり得、および/または、例えば約1キロメートルまたはそれ以上のように、比較的長距離にわたってワイヤレス信号を送信するために使用されうる。
[0030]いくつかの実施形態では、WLANは、ワイヤレスネットワークにアクセスする構成要素であるさまざまなデバイスを含んでいる。例えば、2種類のデバイス、すなわち、アクセスポイント(「AP」)およびクライアント(局または「STA」とも呼ばれる)が存在しうる。一般に、APは、WLANのためのハブまたは基地局の役割を果たし、STAは、WLANのユーザの役割を果たす。例えば、STAは、ラップトップ・コンピュータ、携帯情報端末(PDA)、モバイル電話等でありうる。一例では、STAは、インターネットまたはその他の広域ネットワークへの一般的な接続を得るために、WiFi(例えば、802.11ahのようなIEEE802.11プロトコル)準拠のワイヤレスリンクを介してAPに接続する。いくつかの実施形態では、STAはAPとしても使用されうる。
[0031]アクセスポイント(「AP」)は、また、ノードB、無線ネットワーク・コントローラ(「RNC」)、eノードB、基地局コントローラ(「BSC」)、基地トランシーバ局(「BTS」)、基地局(「BS」)、トランシーバ機能(「TF」)、無線ルータ、無線トランシーバ、またはその他の用語を含み、それらとして実装され、またはそれらとして知られる。アクセスポイントは、メインまたはリレー基地局でありうる。リレー基地局は、無線局と、メイン基地局または別のリレー基地局である別の基地局との間でデータを中継する。
[0032]局(「STA」)はまた、アクセス端末(「AT」)、加入者局、加入者ユニット、移動局、リモート局、リモート端末、ユーザ端末、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、ユーザ機器、またはその他の何らかの用語を含み、それらとして実装され、またはそれらとして知られる。いくつかの実施形態において、アクセス端末は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(「SIP」)電話、ワイヤレス・ローカル・ループ(「WLL」)局、携帯情報端末(「PDA」)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルド・デバイス、あるいはワイヤレスモデムに接続されたその他の何らかの適切な処理デバイスを含みうる。したがって、本明細書で教示された1つまたは複数の態様は、電話(例えば、セルラ電話またはスマートフォン)、コンピュータ(例えば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ヘッドセット、ポータブル・コンピューティング・デバイス(例えば、携帯情報端末)、エンタテイメント・デバイス(例えば、音楽またはビデオ・デバイス、または衛星無線機)、ゲーム・デバイスまたはシステム、全地球測位システム・デバイス、またはワイヤレス媒体を介して通信するように構成されたその他任意の適切なデバイスに組み込まれうる。
[0033]前述したように、本明細書に記載されたデバイスのうちの特定のものは、例えば802.11ah規格を実装しうる。このようなデバイスは、STAまたはAPまたはその他のデバイスとして使用されていようといまいと、スマート・メータリングのために、または、スマート・グリッド・ネットワークにおいて使用されうる。このようなデバイスは、センサ・アプリケーションを提供しうるか、ホーム・オートメーションにおいて使用されうる。これらデバイスは、その代わりに、あるいはそれに加えて、例えばパーソナル・ヘルスケアのために、ヘルスケア・コンテキストにおいて使用されうる。それらは、また、(例えば、ホットスポットで使用するために)拡張範囲インターネット接続を可能にするため、または、マシンツーマシン通信を実施するための、サーベイランス用にも使用されうる。
[0034]図1は、本開示の態様が採用されうるワイヤレス通信システム100の一例を示す。ワイヤレス通信システム100は、例えば802.11ah規格のようなワイヤレス規格に準拠して動作しうる。ワイヤレス通信システム100は、STA106と通信するAP104を含みうる。
[0035]さまざまな処理および方法が、ワイヤレス通信システム100におけるAP104とSTA106との間の送信のために使用されうる。例えば、信号が、OFDM/OFDMA技術にしたがってAP104とSTA106との間で送信および受信されうる。この場合、ワイヤレス通信システム100は、OFDM/OFDMAシステムと呼ばれうる。あるいは、信号が、CDMA技術にしたがってAP104とSTA106との間で送信および受信されうる。この場合、ワイヤレス通信システム100は、CDMAシステムと呼ばれうる。
[0036]AP104からSTA106のうちの1つまたは複数への送信を容易にする通信リンクは、ダウンリンク(DL)108と呼ばれ、STA106のうちの1つまたは複数からAP104への送信を容易にする通信リンクは、アップリンク(UL)110と呼ばれうる。あるいは、ダウンリンク108は、順方向リンクまたは順方向チャネルとも呼ばれ、アップリンク110は、逆方向リンクまたは逆方向チャネルとも呼ばれうる。
[0037]AP104は、基地局として動作し、基本サービス・エリア(BSA)102においてワイヤレス通信カバレッジを提供しうる。AP104に関連付けられた、通信のためにAP104を用いるSTA106とともに、AP104は、基本サービス・セット(BSS)と呼ばれる。ワイヤレス通信システム100は、中央AP104を有していないことがあり、代わりに、STA106間のピアツーピア・ネットワークとして機能しうることが注目されるべきである。したがって、本明細書に記載されたAP104の機能は、代替的に、STA106のうちの1つまたは複数によって実行されうる。
[0038]STA106は、タイプが制限されておらず、種々の異なるSTAを含みうる。例えば、図1に例示されるように、STA106は、いくつか例を挙げると、セルラ電話106a、テレビ106b、ラップトップ106c、およびいくつかのセンサ106d(例えば、天候センサ、または、ワイヤレスプロトコルを用いて通信することが可能なその他のセンサ)を含みうる。
[0039]図2は、ワイヤレス通信システム100内で採用されうるワイヤレスデバイス202において用いられうるさまざまな構成要素を示す。ワイヤレスデバイス202は、本明細書で説明されるさまざまな方法を実施するために構成されうるデバイスの一例である。例えば、ワイヤレスデバイス202は、STA106のうちの1つ、またはAP104を含みうる。
[0040]ワイヤレスデバイス202は、ワイヤレスデバイス202の動作を制御するプロセッサ204を含みうる。プロセッサ204は、中央処理装置(CPU)とも呼ばれうる。読取専用メモリ(ROM)とランダム・アクセス・メモリ(RAM)との両方を含みうるメモリ206が、プロセッサ204に命令およびデータを提供する。メモリ206の一部は、また、不揮発性ランダム・アクセス・メモリ(NVRAM)を含みうる。プロセッサ204は、通常、メモリ206内に格納されたプログラム命令に基づいて、論理演算および算術演算を実行する。メモリ206内の命令は、本明細書で説明される方法を実施するために実行可能である。
[0041]プロセッサ204は、1つまたは複数のプロセッサで実現される処理システムの構成要素でありうるか、これら構成要素を備えうる。1つまたは複数のプロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、コントローラ、ステート・マシン、ゲート・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、専用ハードウェア有限ステート・マシン、または、情報の計算またはその他の操作を実行できるその他任意の適切なエンティティ、からなる任意の組み合わせを用いて実現されうる。
[0042]処理システムはまた、ソフトウェアを格納するための機械読取可能な媒体を含みうる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはその他のいずれで呼ばれようと、任意のタイプの命令群を意味すると広く解釈されるものとする。命令群は、コード(例えば、ソース・コード・フォーマット、バイナリ・コード・フォーマット、実行可能コード・フォーマット、または、その他任意の適切なコードのフォーマット)を含みうる。これら命令群は、1つまたは複数のプロセッサによって実行された場合、処理システムに対して、本明細書に記載されたさまざまな機能を実行させる。
[0043]ワイヤレスデバイス202はまた、ワイヤレスデバイス202とリモート位置との間のデータの送受信を可能にするために送信機210および受信機212を含みうる。さらに、送信機210および受信機212は、例えばAPを含むリモート位置とワイヤレスデバイス202との間のコンフィギュレーション・パケットまたはフレームおよび/またはセットアップの送信および受信を可能にするように構成されうる。送信機210および受信機212は、トランシーバ214に結合されうる。アンテナ216をハウジング208に取り付け、トランシーバ214に電気的に接続することができる。代替的に、または追加的に、ワイヤレスデバイス202は、ハウジング208の一部として形成されたアンテナ216を含みうるか、または、内部アンテナでありうる。ワイヤレスデバイス202は、(図示されていない)マルチプルな送信機、マルチプルな受信機、マルチプルなトランシーバ、および/またはマルチプルなアンテナを含むこともできる。
[0044]ワイヤレスデバイス202は、また、トランシーバ214によって受信された信号を検出し、そのレベルを定量化する目的で使用されうる信号検出器218を含みうる。信号検出器218は、そのような信号を、合計エネルギー、シンボル毎のサブキャリア毎のエネルギー、電力スペクトル密度、およびその他の信号として検出しうる。ワイヤレスデバイス202は、また、信号を処理する際に使用されるデジタル信号プロセッサ(DSP)220を含みうる。DSP220は、送信のためのデータ・ユニットを生成するように構成されうる。いくつかの態様では、データ・ユニットは、物理レイヤ・データ・ユニット(PPDU)を含みうる。いくつかの態様では、PPDUは、パケットまたはフレームと呼ばれる。
[0045]ワイヤレスデバイス202はさらに、いくつかの態様では、ユーザ・インタフェース222を備えうる。ユーザ・インタフェース222は、キーパッド、マイクロホン、スピーカ、および/またはディスプレイを含みうる。ユーザ・インタフェース222は、ワイヤレスデバイス202のユーザに情報を搬送し、および/またはユーザから入力を受信する、任意の要素または構成要素を含みうる。
[0046]ワイヤレスデバイス202のさまざまな構成要素は、ハウジング208内に収納されうる。さらに、ワイヤレスデバイス202のさまざまな構成要素は、バス・システム226によってともに結合されうる。バス・システム226は、たとえば、データ・バス、ならびに、データ・バスに加えて、電力バス、制御信号バス、および状態信号バスを含みうる。当業者であれば、ワイヤレスデバイス202の構成要素は、その他いくつかのメカニズムを用いてともに結合されうるか、または、入力を受け付けうるか、または、入力を互いに提供しうることを認識するだろう。
[0047]いくつかの個別の構成要素が図2に例示されているが、当業者であれば、これら構成要素のうちの1つまたは複数は、組み合わせて、または、共通して実現されうることを認識するだろう。例えば、プロセッサ204は、プロセッサ204に関して前述された機能のみならず、信号検出器218および/またはDSP220に関して前述された機能をも実施するために使用されうる。さらに、図2に例示された構成要素の各々は、複数の個別の要素を用いて実現されうる。
[0048]前述したように、ワイヤレスデバイス202は、AP104またはSTA106を含み、通信を送信および/または受信するために使用されうる。図3は、ワイヤレス通信を送信するためにワイヤレスデバイス202において利用されうるさまざまな構成要素を例示する。図3に例示される構成要素は、例えば、OFDM通信を送信するために使用されうる。いくつかの態様では、図3に例示された構成要素は、以下にさらに詳細に記載されるように、可能な限り低いピーク対平均電力比のトレーニング・フィールドを有するデータ・ユニットを送信するために使用される。参照の容易のために、図3において例示された構成要素を用いて構成されるワイヤレスデバイス202を、以下において、ワイヤレスデバイス202aと呼ぶ。
[0049]ワイヤレスデバイス202aは、送信のためのビットを変調するように構成された変調器302を備えうる。例えば、変調器302は、例えば、コンステレーションにしたがってビットを複数のシンボルにマップすることによって、プロセッサ204またはユーザ・インタフェース222から受信したビットから、複数のシンボルを決定しうる。これらのビットは、ユーザ・データまたは制御情報に対応しうる。いくつかの態様では、これらのビットは、コードワードで受信される。1つの態様では、変調器302は、例えば16−QAM変調器または64−QAM変調器のようなQAM(直交振幅変調)変調器を備える。その他の態様では、変調器302は、二位相偏移変調(BPSK)変調器または四位相偏移変調(QPSK)変調器を備える。
[0050]ワイヤレスデバイス202aはさらに、変調器302からのシンボル、あるいは他の何らかの形で変調されたビットを、時間領域に変換するように構成された変換モジュール304を備えうる。図3では、変換モジュール304は、逆高速フーリエ変換(IFFT)モジュールによって実現されるものとして例示されている。いくつかの実施では、異なるサイズのデータ・ユニットを変換するマルチプルな変換モジュール(図示せず)が存在しうる。
[0051]図3では、変調器302および変換モジュール304は、DSP220において実現されるものとして例示されている。しかしながら、いくつかの態様では、変調器302および変換モジュール304のうちの一方または両方は、プロセッサ204において、またはワイヤレスデバイス202の別の要素において実現される。
[0052]前述したように、DSP220は、送信のためのデータ・ユニットを生成するように構成されうる。いくつかの態様では、変調器302および変換モジュール304は、複数のデータ・シンボルおよび制御情報を含む複数のフィールドを備えるデータ・ユニットを生成するように構成されうる。制御情報を含むフィールドは、1つまたは複数のトレーニング・フィールドと、例えば1つまたは複数の信号(SIG)フィールドとを備えうる。トレーニング・フィールドの各々は、ビットまたはシンボルからなる既知のシーケンスを含みうる。SIGフィールドの各々は、データ・ユニットに関する情報、例えば、データ・ユニットのデータ・レートまたは長さの記述を含みうる。
[0053]図3の説明に戻って、ワイヤレスデバイス202aはさらに、変換モジュールの出力をアナログ信号に変換するように構成されたデジタル・アナログ変換器306を備えうる。例えば、変換モジュール306の時間領域出力は、デジタル・アナログ変換器306によってベースバンドOFDM信号に変換されうる。デジタル・アナログ変換器306は、プロセッサ204において、または、ワイヤレスデバイス202の別の要素において、実現されうる。いくつかの態様では、デジタル・アナログ変換器306は、トランシーバ214において、またはデータ送信プロセッサにおいて、実現されうる。
[0054]アナログ信号は、送信機210によってワイヤレスで送信されうる。アナログ信号はさらに、例えば、フィルタされることによって、または、中間周波数またはキャリア周波数にアップコンバートされることによって、送信機210によって送信される前に処理されうる。図3に例示された実施形態では、送信機210は、送信増幅器308を含む。送信される前に、アナログ信号は、送信増幅器308によって増幅されうる。いくつかの態様では、増幅器308は、低ノイズ増幅器(LNA)を含む。
[0055]送信機210は、アナログ信号に基づいて、ワイヤレス信号において、1つまたは複数のパケット、フレーム、またはデータ・ユニットを送信するように構成される。データ・ユニットは、例えば、前述したように、変調器302および変換モジュール304を用いて、プロセッサ204および/またはDSP220を用いて生成されうる。
[0056]図4は、ワイヤレス通信を受信するためにワイヤレスデバイス202において利用されうるさまざまな構成要素を例示する。図4に例示される構成要素は、例えば、OFDM通信を受信するために使用されうる。いくつかの実施形態では、図4に例示された構成要素は、以下にさらに詳細に記載されるように、1つまたは複数のトレーニング・フィールドを含むデータ・ユニット、フレーム、またはパケットを受信するために使用される。例えば、図4に例示される構成要素は、図3に関して前述された構成要素によって送信されたデータ・ユニットを受信するために使用されうる。参照を容易にするために、図4に例示された構成要素を用いて構成されたワイヤレスデバイス202は、以降、ワイヤレスデバイス202bと呼ばれる。
[0057]受信機212は、ワイヤレス信号で1つまたは複数のパケット、フレーム、またはデータ・ユニットを受信するように構成される。
[0058]図4に例示された実施形態では、受信機212は、受信増幅器401を含む。受信増幅器401は、受信機212によって受信されたワイヤレス信号を増幅するように構成されうる。いくつかの態様では、受信機212は、自動利得制御(AGC)プロシージャを用いて、受信増幅器401の利得を調節するように構成される。いくつかの態様では、自動利得制御は、利得を調節するために、例えば受信されたショート・トレーニング・フィールド(STF)のような、1つまたは複数の受信されたトレーニング・フィールドにおける情報を用いる。当該技術分野において通常のスキルを有する者であれば、AGCを実行する方法を理解するであろう。いくつかの態様では、増幅器401はLNAを備える。
[0059]ワイヤレスデバイス202bは、受信機212からの増幅されたワイヤレス信号をそのデジタル表現に変換するように構成されたアナログ・デジタル変換器402を備えうる。さらに増幅されるために、ワイヤレス信号は、デジタル・アナログ変換器402によって変換される前に、例えば、フィルタされることによって、または、中間周波数またはベースバンド周波数にダウンコンバートされることによって、処理されうる。アナログ・デジタル変換器402は、プロセッサ204において、または、ワイヤレスデバイス202の別の要素において、実現されうる。いくつかの態様では、アナログ・デジタル変換器402は、トランシーバ214において、または、データ受信プロセッサにおいて、実現されうる。
[0060]ワイヤレスデバイス202bはさらに、ワイヤレス信号の表現を周波数スペクトルに変換するように構成された変換モジュール404を備えうる。図4では、変換モジュール404は、高速フーリエ変換(FFT)モジュールによって実現されるものとして例示される。いくつかの態様では、変換モジュールは、それが使用する各ポイントのシンボルを識別しうる。
[0061]ワイヤレスデバイス202bはさらに、データ・ユニットが受信されるチャネルの推定値を生成するように、および、このチャネル推定値に基づいてチャネルのいくつかの影響を除去するように構成された、チャネル推定器および等化器405を備えうる。例えば、チャネル推定器は、チャネルの関数(a function of the channel)を概算するように構成され、チャネル等化器は、この関数の逆関数を、周波数スペクトルにおけるデータへ適用するように構成されうる。
[0062]いくつかの態様では、チャネル推定器および等化器405は、チャネルを推定するために、たとえばロング・トレーニング・フィールド(LTF)のような1つまたは複数の受信されたトレーニング・フィールドにおける情報を用いる。チャネル推定値は、データ・ユニットの先頭において受信された1つまたは複数のLTFに基づいて生成されうる。このチャネル推定値は、その後、1つまたは複数のLTFに続くデータ・シンボルを等値化するために使用されうる。ある特定の時間期間後、または、ある特定の数のデータ・シンボル後、1つまたは複数のさらなるLTFが、データ・ユニットにおいて受信されうる。さらなるLTFを用いて新たな推定値が生成されるか、またはチャネル推定値が更新されうる。この新たな推定値または更新されたチャネル推定値は、さらなるLTFに続くデータ・シンボルを等値化するために使用されうる。いくつかの態様では、さらなるLTFに先行するデータ・シンボルを再等値化するために、新たな推定値または更新されたチャネル推定値が使用される。当業者であれば、チャネル推定値を生成するための方法を理解するであろう。
[0063]ワイヤレスデバイス202bはさらに、等値化されたデータを復調するように構成された復調器406を備えうる。例えば、復調器406は、例えば、ビットのマッピングを、コンステレーションにおけるシンボルに逆変換することによって、変換モジュール404およびチャネル推定器および等化器405によって出力されたシンボルから、複数のビットを決定しうる。これらビットは、プロセッサ204によって処理または評価されうるか、または、情報をユーザ・インタフェース222へ表示するまたは他の何らかの形で出力するために使用されうる。このようにして、データおよび/または情報は復号されうる。いくつかの態様では、これらビットは、コードワードに対応する。1つの態様では、復調器406は、例えば16−QAM復調器または64−QAM復調器のようなQAM(直交振幅変調)復調器を含む。他の態様では、復調器406は、二位相偏移変調(BPSK)復調器または四位相偏移変調(QPSK)復調器を含む。
[0064]図4では、変換モジュール404、チャネル推定器および等化器405、および復調器406は、DSP220において実装されるものとして例示されている。しかしながら、いくつかの態様では、変換モジュール404、チャネル推定器および等化器405、および復調器406のうちの1つまたは複数は、プロセッサ204において、または、ワイヤレスデバイス202の別の要素において実装される。
[0065]前述したように、受信機212において受信されたワイヤレス信号は、1つまたは複数のデータ・ユニットを備える。前述した関数または構成要素を用いて、そのデータ・ユニットまたはデータ・シンボルは、復号され評価され、または他の何らかの形で評価されもしくは処理されうる。例えば、プロセッサ204および/またはDSP220は、変換モジュール404、チャネル推定器および等化器405、および復調器406を用いて、データ・ユニットにおけるデータ・シンボルを復号するために使用されうる。
[0066]前述したように、AP104およびSTA106によって交換されるデータ・ユニットは、制御情報またはデータを含みうる。物理(PHY)レイヤにおいて、これらのデータ・ユニットは、物理レイヤ・プロトコル・データ・ユニット(PPDU)と呼ばれうる。いくつかの態様では、PPDUは、パケット、フレーム、または物理レイヤ・パケットと呼ばれうる。各PPDUは、プリアンブルおよびペイロードを備えうる。プリアンブルは、トレーニング・フィールドおよびSIGフィールドを含みうる。ペイロードは、例えば、ユーザ・データ、および/または、他のレイヤのデータまたは媒体アクセス制御(MAC)ヘッダを備えうる。ペイロードは、1つまたは複数のデータ・シンボルを用いて送信されうる。本明細書のシステム、方法、およびデバイスは、ピーク対電力比が最小限に抑えられているトレーニング・フィールドを持つデータ・ユニットを利用しうる。
[0067]ワイヤレスプロトコルのIEEE802.11ファミリーにおいて指定されるようなワイヤレス通信では、マルチプルな局が、媒体アクセス制御プロトコルを用いて送信媒体を共有する。データ転送をサポートする管理および制御フレームのうちの1つであるビーコン・フレームは、順序付けられた方式で通信を確立および維持するために使用されうる。802.11ahプロトコルにおいて指定されたもののようないくつかのアプリケーションでは、アクセスポイントが無線局の選択されたグループのために予約されていると宣言する時間期間を定義するために、限定されたアクセス・ウィンドウが使用されうる。しかしながら、限定されたアクセス・ウィンドウは、アクセスポイントのためのスリープ時間を提供しない。したがって、アクセスポイントにおける省電力を可能にするために、アクセスポイントが、無線局からのパッケージを、無視する、検討に失敗する、あるいは受け取らない時間期間を定義するメッセージを有することが有益である。本明細書で使用されるとき、用語「無視する(ignore)」は、到来するパケット、PPDU、またはその他のデータ・メッセージを検討したり、応答したりすることに対する能動的な拒否ではなく、このようなメッセージによって指定された「スリープ」または省電力時間中の、APの一部における動作の欠如を表すために使用される。
[0068]後述する実施形態では、アクセスポイント(AP)は、アクセスポイントがどの無線局からのパケットも無視する時間期間を特定するメッセージを生成し、このメッセージを、関連付けられた無線局へ送信する。無線局は、このメッセージを受信すると、特定された時間期間中、パケットをアクセスポイントへ送信することを控える。1つの実施形態では、このメッセージは、アクセスポイントに関連付けられたすべての無線局へ送信される。これらの実施形態は、とりわけ、IEEE802.11および/または802.11ahに関連付けられた規格および処理において適用されうる。
[0069]図5は、一実施形態によるワイヤレス通信の方法のフローチャートである。この方法500は、アクセスポイント(AP)104(図1に図示されている)のようなワイヤレス通信のための装置によって実行されうる。ブロック502において、この方法は、アクセスポイントがどの無線局からのパケットも無視する時間期間を特定するメッセージを、アクセスポイントにおいて生成することを含む。1つの実施形態では、このメッセージは、アクセスポイントがどの無線局からのデータ・パケットをも無視する時間期間を特定する。メッセージは、順序付けられた方式で通信を確立および維持するために使用される管理および制御フレームであるビーコン・フレームの一部として送信されうる。メッセージは、例えばプロセッサ204(図2に図示されている)によって生成されうる。ブロック504に進むと、この方法は、アクセスポイントから、アクセスポイントに関連付けられた1つまたは複数の無線局へメッセージを送信することを含む。このメッセージは、例えば送信機210(図2に図示されている)によって送信されうる。したがって、方法500は、APがスリープ時間を指定することを可能にする。スリープ時間のいくつかの実施形態は、受信機212のような受信回路が電源を落とされる、または、アクセスポイントが省電力モードに入ることを可能にするように他の何らかの形で動作不能にされる期間を含みうる。他の実施形態では、APは、代替的に、無線局のグループからの到来パケットを能動的に無視するように指令されうる。
[0070]図6は、一実施形態によるワイヤレス通信の方法のフローチャートである。方法600は、局106(図1に図示されている)のようなワイヤレス通信のための装置によって実行されうる。ブロック602において、この方法は、アクセスポイントがスリープ・モードに入り、どの無線局からのパケットまたはいずれのPPDUも無視する時間期間を特定するメッセージを、無線局において、アクセスポイントから受信することを含む。このメッセージは、図5に関して前述したアクセスポイントによって送信されるメッセージでありうる。このメッセージは、例えば受信機212(図2に図示されている)によって受信されうる。ブロック604に進むと、この方法は、アクセスポイントからのメッセージによって特定された時間期間中、無線局において、パケットをアクセスポイントへ送信することを控えることを含む。ブロック604は、例えば、プロセッサ204(図2に図示されている)によって実行されうる。
[0071]アクセスポイントのためのスリープ時間を特定するメッセージは、さまざまな方式で構成されうる。図7は、アクセスポイントについてのスリープ時間を特定するメッセージの1つの実施形態を示す。メッセージ700は、図5に関して前述したように、APから、関連付けられた無線局へ送信されうる。メッセージ700は、APから局への送信に適した任意の処理および方法を用いて送信されうる。
[0072]例示的な実施形態では、メッセージは、例えば、802.11ahプロトコルにおいて指定されるもののような、無線局の選択されたグループのために予約されているとしてアクセスポイントが宣言する時間期間である、限定されたアクセス・ウィンドウを定義する。このメッセージは、限定されたアクセス・ウィンドウの開始時間を示すRAW開始時間702を含む。メッセージはまた、限定されたアクセス・ウィンドウの持続期間を示すRAW持続期間704を含む。メッセージはまた、限定されたアクセス・ウィンドウの間、アクセスポイントへパケットを送信することを許可された無線局の選択されたグループをリストするグループID706を含む。
[0073]さらに、メッセージは、限定されたアクセス・ウィンドウ外では、どの無線局もアクセスポイントへパケットを送信することを許可されていないことを示すためのフラグ708を含む。フラグ708は、0または1の論理値に設定されうる1ビットを含みうる。ここで、論理値1は、限定されたアクセス・ウィンドウ外では、どの無線局も、アクセスポイントへパケットを送信することを許可されないことを示す。限定されたアクセス・ウィンドウを定義し、限定されたアクセス・ウィンドウ外ではいずれのアクセスも許可されないことを示すことによって、メッセージ700は、指定された限定されたアクセス・ウィンドウ外のどの時間も、アクセスポイントのためのスリープ時間として定義し、アクセスポイントの電力消費を低減する。1つの実施形態では、フラグ708はさらに、限定されたアクセス・ウィンドウ外ではアクセスポイントはいずれのパケットも送信しないことを示しうる。これは、限定されたアクセス・ウィンドウ外ではアップリンク通信とダウンリンク通信の両方とも可能ではないことを無線局に通知し、これらの局がスリープ・モードに入ることを可能にする。
[0074]あるいは、フラグ708は、アクセスポイントが、グループID706によって特定された無線局の選択されたグループからのどのパケットも無視することを示すものとして定義されうる。
[0075]図8は、アクセスポイントのためのスリープ時間を特定するメッセージの別の実施形態を示す。例示的な実施形態では、メッセージ800は、どの無線アクセス局もアクセスポイントへパケットを送信することを許可されていないことをアクセスポイントが宣言する時間期間として定義された、特別なタイプの限定されたアクセス・ウィンドウを指定する。メッセージ800は、このように、SRAWの開始時間を示すSRAW開始時間802と、SRAWの持続期間を示すSRAW持続期間804と、を含む。あるいは、このようなメッセージ800は、電力消費を最小限に抑えるためにどのパケットもその期間中は受け取られない、アクセスポイントスリープ時間を示しうる。
[0076]図9は、アクセスポイントについてのスリープ時間を特定するメッセージの別の実施形態を示す。例示的な実施形態では、メッセージは、例えば802.11ahプロトコルで指定されるもののような、無線局の選択されたグループまたはセクタのために予約されているとしてアクセスポイントが宣言する時間期間である、限定されたアクセス・ウィンドウを定義する。メッセージは、限定されたアクセス・ウィンドウの開始時間を示すRAW開始時間702と、限定されたアクセス・ウィンドウの持続期間を示すRAW持続期間704と、含む。
[0077]さらに、このメッセージは、選択されたグループがエンプティ(empty)グループであることを示すフラグ902を含む。フラグ902は、0または1の論理値に設定されうる1ビットを含みうる。ここで、論理値1は、選択されたグループがエンプティグループであることを示す。限定されたアクセス・ウィンドウを定義し、限定されたアクセスについての選択されたグループがエンプティ(empty)であることを示すことによって、メッセージ900は、アクセスポイントのためのスリープ時間として時間ウィンドウを定義する。1つの実施では、フラグ902はさらに、限定されたアクセス・ウィンドウ外ではアクセスポイントはいずれのパケットも送信しないことを示しうる。これは、限定されたアクセス・ウィンドウ外ではアップリンク通信とダウンリンク通信の両方が可能ではないことを無線局に通知して、同様に、局がスリープ・モードに入ることを可能にする。
[0078]図10は、アクセスポイントについてのスリープ時間を特定するメッセージの別の実施形態を示す。例示的な実施形態では、メッセージ1000は、802.11ahプロトコルで指定されるもののような、無線局の選択されたグループのために予約されているとしてアクセスポイントが宣言する時間期間である、限定されたアクセス・ウィドウを定義する。このメッセージは、限定されたアクセス・ウィンドウの開始時間を示すRAW開始時間702と、限定されたアクセス・ウィンドウの持続期間を示すRAW持続期間704と、限定されたアクセス・ウィンドウの間にアクセスポイントへパケットを送信することを許可された無線局の選択されたグループをリストするグループID706と、を含む。アクセスポイントは、選択されたグループが無線局を含まないように、グループID706に値を設定しうる。言い換えれば、グループID706は、選択されたグループとしてエンプティグループを特定する。限定されたアクセス・ウィンドウを定義し、限定されたアクセスに関して選択されたグループに無線局を割り当てないことによって、メッセージ1000は、アクセスポイントのためのスリープ時間、時間ウィンドウを定義する。
[0079]1つの実施形態では、グループID706は、802.11ahプロトコルに定義されているように、少なくとも3つの部分を含みうる。第1の部分1002は、無線局の選択されたグループの階層的な関連付け識別情報(AID)についてのページ・インデクスを示すページIDを含む。第2の部分1004は、選択されたグループの開始ブロック・インデクスを示すブロック・オフセットを含む。第3の部分1006は、ブロック・オフセットから始まる、選択されたグループのためのブロックの数を示すブロック範囲を含む。1つの実施形態では、3つの部分1002,1004,1006すべてにおける値が0であることは、無線局の選択されたグループがエンプティ(empty)であることを示すことが定義されうる。あるいは、有効なAIDをもたらさない、3つの部分に割り当てられた任意の組み合わせが、無線局の選択されたグループがエンプティ(empty)であることを示し得ることが定義されうる。1つの実施形態では、有効なAIDをもたらさない、このような組み合わせは、例えば、6000と2^13との間の任意の固定の数でありうる。
[0080]図7〜図10に関して上記で例示されたメッセージは各々、限定されたアクセス・ウィンドウの持続期間をリストする。いくつかの実施形態では、このメッセージは、固定された持続期間を示すフィールドを、最小または最大の予約時間を示すフィールドと置き換えられる。
[0081]図11は、アクセス・ウィンドウのための最小予約時間を特定するメッセージの1つの実施形態を示す。例示された実施形態では、メッセージ1100は、限定されたアクセス・ウィンドウのための最小予約時間を示す最小予約持続期間を含む。したがって、メッセージ1100は、最小予約時間の間、無線局の選択されたグループへ、アクセスポイントへのアクセスを許可している。選択されたグループ内の何れかの無線局が、メッセージで特定された最小予約時間を超えるデータを送りたい場合、無線局は、限定されたアクセス・ウィンドウのアクティブな持続期間を延長するようにとの要求を、アクセスポイントに送りうる。例えば、無線局は、論理値1に設定されたモア・データ(More Data)フラグを有するパケットを送り、局が、さらに送るべきデータを有していることを示す。これに応答して、アクセスポイントは、限定されたアクセス・ウィンドウが所与の量の時間だけ延長されることを示すメッセージを送ることができる。
[0082]図12は、アクセス・ウィンドウのための最大予約時間を特定するメッセージの1つの実施形態を示す。例示的な実施形態では、メッセージ1200は、限定されたアクセス・ウィンドウのための最大予約時間を示す最大予約持続期間を含む。したがって、メッセージ1200は、最大予約時間の間、無線局の選択されたグループへ、アクセスポイントへのアクセスを許可している。最大予約時間に達する前に、選択されたグループの無線局のすべてがスリープしていることをアクセスポイントが知っている場合、アクセスポイントは、限定されたアクセス・ウィンドウが最大予約時間よりも早く終了することを示すメッセージを送りうる。その結果、アクセスポイントは、最大予約時間の残りの間に、スリープ・モードに切り換わりうる。
[0083]前述した実施のうちのいくつかでは、アクセスポイントからのメッセージは、限定されたアクセス・ウィンドウ、すなわち、802.11ahプロトコルで指定されるもののような、無線局の選択されたグループの無線局のために予約されているものとしてアクセスポイントが宣言する時間期間を指定する。あるいは、このメッセージは、媒体へのアクセスがすべての無線局に許可されている時間期間であるアクセス・ウィンドウを指定しうる。言い換えれば、アクセスポイントは、アクセス・ウィンドウの期間中、すべての無線局からのパケットを受け付ける。1つの実施形態では、メッセージはさらに、フラグ708(図7参照)のように、アクセス・ウィンドウ外のアクセスがないことを示すためのフラグを含みうる。これは、アクセスポイントが、アクセスポイントのためのアクティブおよび非アクティブな時間期間を定義することを可能にする。
[0084]本明細書で使用される場合、用語「決定すること(determining)」は、さまざまな動作を含む。例えば、「決定すること」は、計算、コンピューティング、処理、導出、調査、ルックアップ(例えば、テーブル、データベース、または他のデータ構造内のルックアップ)、確認等を行うことを含みうる。また、「決定すること」は、受信(例えば、情報の受信)、アクセス(例えば、メモリ内のデータへのアクセス)等を行うことを含みうる。また、「決定すること」は、解決、選択、選定、確立等を行うことを含みうる。さらに、本明細書で使用されるような「チャネル幅」は、ある態様において、帯域幅と呼ばれうるか、または、帯域幅を包含しうる。
[0085]本明細書に記載されるように、項目のリストのうちの「少なくとも1つ」と称する文言は、単数を含むこれら項目のうちの任意の組み合わせを称する。例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−cをカバーすることが意図されている。
[0086]前述した方法のさまざまな動作は、例えばさまざまなハードウェア構成要素および/またはソフトウェア構成要素、回路、および/または、モジュールのように、動作を実行することが可能な任意の適切な手段によって実行されうる。通常、図面に例示される何れの動作も、これら動作を実行することが可能な対応する機能的手段によって実行されうる。
[0087]本開示に関して記載された例示的なさまざまな論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログマブル・ゲート・アレイ信号(FPGA)またはその他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、ディスクリート・ゲートまたはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または、本明細書に記載された機能を実行するように設計されたこれら任意の組み合わせを用いて実施または実行されうる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサでありうるが、代替案では、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または順序回路でありうる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
[0088]1つまたは複数の態様では、説明された機能が、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせで実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能な媒体上に格納されるか、あるいは、コンピュータ読取可能な媒体上の1つまたは複数の命令群またはコードとして送信されうる。コンピュータ読取可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体との両方を含む。これらは、コンピュータ・プログラムのある場所から別の場所への転送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされうる利用可能な任意の媒体である。例として、限定することなく、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望のプログラム・コード手段を命令群またはデータ構造の形式で搬送または格納するために使用され、しかも、コンピュータによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。さらに、いかなる接続も、コンピュータ読取可能な媒体として適切に呼ばれる。同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、対より線、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他のリモートソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、対より線、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるdiskおよびdiscは、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)(登録商標)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含む。ここでdiskは、通常、データを磁気的に再生する一方、discは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ読取可能な媒体は、非一時的なコンピュータ読取可能な媒体(例えば、実体的な媒体)を備えうる。さらに、いくつかの態様では、コンピュータ読取可能な媒体は、一時的なコンピュータ読取可能な媒体(例えば、信号)を備えうる。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0089]本明細書で開示された方法は、説明された方法を達成するための1つまたは複数のステップまたは動作を備える。方法ステップおよび/または動作は、特許請求の範囲から逸脱せずに相互に置換されうる。言い換えると、ステップまたは動作の特定の順序が指定されていない限り、特定のステップおよび/または動作の順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱せずに変更されうる。
[0090]記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいは、これらの任意の組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能な媒体に、1つまたは複数の命令群として格納される。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされうる利用可能な任意の媒体である。例として、限定することなく、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望のプログラム・コード手段を命令群またはデータ構造の形式で搬送または格納するために使用され、しかも、コンピュータによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。本明細書で使用されるディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)(登録商標)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルー・レイ(登録商標)・ディスク(disc)を含む。これらdiscは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。それに対して、diskは、通常、データを磁気的に再生する。
[0091]したがって、ある態様は、本明細書に記載された動作を実行するためのコンピュータ・プログラム製品を備えうる。例えば、このようなコンピュータ・プログラム製品は、格納された(および/またはエンコードされた)命令群を有するコンピュータ読取可能な媒体を備える。これら命令群は、本明細書において記載された動作を実行するために、1つまたは複数のプロセッサによって実行されることが可能である。ある態様の場合、コンピュータ・プログラム製品は、パッケージング・マテリアルを含みうる。
[0092]ソフトウェアまたは命令群は、送信媒体を介しても送信されうる。例えば、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、対より線、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他のリモートソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、対より線、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。
[0093]さらに、本明細書で説明された方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段を、適宜、ユーザ端末および/または基地局によってダウンロードし、かつ/または他の形式で入手することができることを理解されたい。例えば、このようなデバイスは、本明細書で説明した方法を実行するための手段の転送を容易にするためにサーバに結合されうる。代替案では、本明細書に記載されたさまざまな方法は、記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクト・ディスク(CD)またはフロッピー(登録商標)ディスクなどの物理記憶媒体など)を介して提供され、ユーザ端末および/または基地局は、記憶手段をデバイスに結合するか提供するときにさまざまな方法を取得しうる。さらに、本明細書で説明された方法および技法をデバイスに提供するために、その他任意の適切な技法が利用されうる。
[0094]特許請求の範囲は、前述した正確な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。さまざまな修正、変更、および変形が、特許請求の範囲の範囲から逸脱せずに、前述した方法および装置の構成、動作、および詳細において実施されうる。
[0095]以上の説明は、本開示の諸態様を対象としているが、これら開示のその他およびさらなる態様が、本願の基本的な範囲から逸脱することなく考案され、それらの範囲は、添付の特許請求の範囲によって決定される。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] アクセスポイントであって、
前記アクセスポイントがどの無線局からのパケットをも無視する時間期間を特定するメッセージを生成するように構成されたプロセッサと、
前記プロセッサに接続されており、前記メッセージを、前記アクセスポイントに関連付けられた1つまたは複数の無線局へ送信するように構成された送信機と、を備えるアクセスポイント。
[C2] 前記アクセスポイントは、複数の無線局に関連付けられるように構成され、前記送信機は、前記メッセージを、前記複数の無線局へ送信するように構成された、C1に記載のアクセスポイント。
[C3] 無線局の選択されたグループからのパケットを前記アクセスポイントが受け取る、限定されたアクセス・ウィンドウを、前記メッセージが特定することをさらに備え、前記メッセージはさらに、前記アクセスポイントが前記限定されたアクセス・ウィンドウ外のどのパケットをも無視することを示す、C1に記載のアクセスポイント。
[C4] 前記メッセージが、前記限定されたアクセス・ウィンドウのための最小予約時間を含むことをさらに備え、前記送信機はさらに、前記限定されたアクセス・ウィンドウを、前記最小予約時間を超えて延長するようにとの、無線局からの要求に応答して、前記限定されたアクセス・ウィンドウが、特定の時間量だけ延長されることを示すメッセージを送信するように構成された、C3に記載のアクセスポイント。
[C5] 前記メッセージが、前記限定されたアクセス・ウィンドウのための最大予約時間を含むことをさらに備え、前記送信機はさらに、前記最大予約時間に達する前に、前記選択されたグループにおけるすべての無線局がスリープしていることが検出されると、前記限定されたアクセス・ウィンドウが終了していることを示すメッセージを送信するように構成された、C3に記載のアクセスポイント。
[C6] 前記限定されたアクセス・ウィンドウの間、前記アクセスポイントは、どの無線局からのパケットをも無視することを前記メッセージが示すこと、をさらに備える、C3に記載のアクセスポイント。
[C7] 前記メッセージが、限定されたアクセス・ウィンドウを特定し、前記メッセージがまた、前記限定されたアクセス・ウィンドウの間前記アクセスポイントがどのパケットをも無視することを示すこと、をさらに備える、C1に記載のアクセスポイント。
[C8] 前記アクセスポイントがどのパケットをも無視する時間ウィンドウを、前記限定されたアクセス・ウィンドウが定義すること、をさらに備える、C7に記載のアクセスポイント。
[C9] 無線局の選択されたグループによるアクセスを許可する、限定されたアクセス・ウィンドウを、前記メッセージが特定することをさらに備え、前記メッセージはさらに、前記選択されたグループが無線局を含んでいないことを示すフラグを含む、C7に記載のアクセスポイント。
[C10] 3つのフィールドによって定義されるべき無線局の選択されたグループによるアクセスを許可する限定されたアクセス・ウィンドウを前記メッセージが特定することをさらに備え、前記3つのフィールドは、前記選択されたグループの階層的な関連付け識別情報(AID)についてのページ・インデクスを示すページ識別情報と、前記選択されたグループの開始ブロック・インデクスを示すブロック・オフセットと、前記選択されたグループのブロックの数を示すブロック範囲とを含み、前記メッセージは、3つのフィールドすべてに0の値を割り当てることによって、または、有効なAIDをもたらさない任意の組み合わせを前記3つのフィールドに割り当てることによって、前記選択されたグループがエンプティであることを示す、C7に記載のアクセスポイント。
[C11] ワイヤレス通信の方法であって、
アクセスポイントにおいて、どの無線局からのパケットをも前記アクセスポイントが無視する時間期間を特定するメッセージを生成することと、
前記メッセージを、前記アクセスポイントから、前記アクセスポイントに関連付けられた1つまたは複数の無線局へ送信することと、を備える方法。
[C12] 前記アクセスポイントを、複数の無線局に関連付けることをさらに備え、前記メッセージが、前記複数の無線局へ送信される、C11に記載の方法。
[C13] 無線局の選択されたグループからのパケットを前記アクセスポイントが受け取る、限定されたアクセス・ウィンドウを、前記メッセージが特定することをさらに備え、前記メッセージはさらに、前記アクセスポイントが前記限定されたアクセス・ウィンドウ外のどのパケットをも無視することを示す、C11に記載の方法。
[C14] 前記限定されたアクセス・ウィンドウのための最小予約時間を前記メッセージが含むことをさらに備え、
前記限定されたアクセス・ウィンドウを、前記最小予約時間を超えて延長するようにとの要求を、前記無線局から受信することと、
前記限定されたアクセス・ウィンドウが特定の時間量だけ延長されることを示すメッセージを、前記アクセスポイントから前記無線局へ送信することとをさらに備える、C13に記載の方法。
[C15] 前記メッセージが、前記限定されたアクセス・ウィンドウのための最大予約時間を含むことをさらに備え、前記方法はさらに、
前記最大予約時間に達する前に、前記選択されたグループにおけるすべての無線局がスリープしていることが検出されると、前記限定されたアクセス・ウィンドウが終了したことを示すメッセージを送信することを備える、C13に記載の方法。
[C16] 前記限定されたアクセス・ウィンドウの間、前記アクセスポイントがどの無線局からのパケットをも受け取ることを前記メッセージが示すことをさらに備える、C13に記載の方法。
[C17] 前記メッセージが、限定されたアクセス・ウィンドウを特定し、前記メッセージがまた、前記限定されたアクセス・ウィンドウの間前記アクセスポイントがどのパケットをも無視することを示すこと、をさらに備える、C11に記載の方法。
[C18] 前記アクセスポイントがどのパケットをも無視する時間ウィンドウとして、前記限定されたアクセス・ウィンドウが定義される、C17に記載の方法。
[C19] 無線局の選択されたグループによるアクセスを許可する、限定されたアクセス・ウィンドウを前記メッセージが特定することをさらに備え、前記メッセージはさらに、前記選択されたグループが無線局を含んでいないことを示すフラグを含む、C17に記載の方法。
[C20] 3つのフィールドによって定義されるべき無線局の選択されたグループによるアクセスを許可する限定されたアクセス・ウィンドウを特定する前記メッセージをさらに備え、前記3つのフィールドは、前記選択されたグループの階層的な関連付け識別情報(AID)についてのページ・インデクスを示すページ識別情報と、前記選択されたグループの開始ブロック・インデクスを示すブロック・オフセットと、前記選択されたグループのブロックの数を示すブロック範囲とを含み、
前記メッセージは、3つのフィールドすべてに0の値を割り当てることによって、または、有効なAIDをもたらさない任意の組み合わせを前記3つのフィールドに割り当てることによって、前記選択されたグループがエンプティであることを示す、C17に記載の方法。
[C21] アクセスポイントであって、
前記アクセスポイントがどの無線局からのパケットも無視する時間期間を特定するメッセージを生成する手段と、
前記メッセージを、前記アクセスポイントに関連付けられた1つまたは複数の無線局へ送信する手段と、を備えるアクセスポイント。
[C22] 局によるワイヤレス通信のための方法を実施するように構成されたコンピュータ実行可能な命令群を備える非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、前記方法は、
アクセスポイントにおいて、前記アクセスポイントがどの無線局からのパケットをも無視する時間期間を特定するメッセージを生成することと、
前記メッセージを、前記アクセスポイントから、前記アクセスポイントに関連付けられた1つまたは複数の無線局へ送信することと、を備える、非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C23] 無線局であって、
アクセスポイントがどの無線局からのパケットをも無視する時間期間を特定するメッセージを、前記アクセスポイントから受信するように構成された、受信機と、
前記受信機に接続されており、前記特定された時間期間中、前記アクセスポイントへパケットを送信することを控えるように構成された、プロセッサと、を備える無線局。
[C24] 無線局の選択されたグループからのパケットを前記アクセスポイントが受け取る、限定されたアクセス・ウィンドウを、前記メッセージが特定することをさらに備え、前記メッセージは、前記アクセスポイントが前記限定されたアクセス・ウィンドウ外のどのパケットをも無視することをさらに示す、C23に記載の無線局。
[C25] 前記メッセージがさらに、前記限定されたアクセス・ウィンドウのための最小予約時間を含むことをさらに備え、前記プロセッサはさらに、前記限定されたアクセス・ウィンドウを、前記最小予約時間を超えて延長するようにとの要求を、前記アクセスポイントへ送信するように構成された、C24に記載の無線局。
[C26] 前記メッセージがさらに、前記限定されたアクセス・ウィンドウのための最大予約時間を含むことをさらに備え、前記受信機はさらに、前記限定されたアクセス・ウィンドウが終了したことを示すメッセージを前記アクセスポイントから受信するように構成された、C24に記載の無線局。
[C27] 無線局の選択されたグループからのパケットを前記アクセスポイントが受け取る、限定されたアクセス・ウィンドウを、前記メッセージが特定することをさらに備え、前記メッセージはさらに、前記アクセスポイントが前記限定されたアクセス・ウィンドウ外のどのパケットをも無視することを示す、C23に記載の無線局。
[C28] 前記メッセージが、限定されたアクセス・ウィンドウを特定し、前記メッセージがまた、前記限定されたアクセス・ウィンドウの間前記アクセスポイントがどのパケットをも無視することを示すこと、をさらに備える、C23に記載の無線局。
[C29] 前記限定されたアクセス・ウィンドウは、前記アクセスポイントがどのパケットをも無視する時間ウィンドウとして定義される、C28に記載の無線局。
[C30] 前記メッセージは、無線局の選択されたグループによるアクセスを許可する、限定されたアクセス・ウィンドウを特定し、前記メッセージはさらに、前記選択されたグループが、どの無線局も含んでいないことを示すフラグを含む、C31に記載の無線局。
[C31] 3つのフィールドによって定義されるべき無線局の選択されたグループによるアクセスを許可する限定されたアクセス・ウィンドウを前記メッセージが特定することをさらに備え、前記3つのフィールドは、前記選択されたグループの階層的な関連付け識別情報(AID)についてのページ・インデクスを示すページ識別情報と、前記選択されたグループの開始ブロック・インデクスを示すブロック・オフセットと、前記選択されたグループのブロックの数を示すブロック範囲とを含み、
前記メッセージは、3つのフィールドすべてに0の値を割り当てることによって、または、有効なAIDをもたらさない任意の組み合わせを前記3つのフィールドに割り当てることによって、前記選択されたグループがエンプティであることを示す、C28に記載の無線局。
[C32] ワイヤレス通信の方法であって、
無線局において、アクセスポイントがどの無線局からのパケットも無視する時間期間を特定するメッセージを、前記アクセスポイントから受信することと、
前記無線局において、前記特定された時間期間中、前記アクセスポイントへパケットを送信することを控えることと、を備える方法。
[C33] 無線局の選択されたグループからのパケットを前記アクセスポイントが受け取る、限定されたアクセス・ウィンドウを、前記メッセージが特定することをさらに備え、前記メッセージはさらに、前記アクセスポイントが前記限定されたアクセス・ウィンドウ外のどのパケットをも無視することを示す、C32に記載の方法。
[C34] 前記限定されたアクセス・ウィンドウのための最小予約時間を前記メッセージが含むことをさらに備え、前記方法はさらに、前記限定されたアクセス・ウィンドウを、前記最小予約時間を超えて延長するようにとの要求を、前記無線局から前記アクセスポイントへ送信することを備える、C33に記載の方法。
[C35] 前記メッセージが、前記限定されたアクセス・ウィンドウのための最大予約時間を含むことをさらに備え、前記無線局において、前記限定されたアクセス・ウィンドウが終了したことを示すメッセージを前記アクセスポイントから受信することをさらに備える、C36に記載の方法。
[C36] 前記限定されたアクセス・ウィンドウの間、前記アクセスポイントがどの無線局からのパケットをも受け取ることを前記メッセージが示すことをさらに備える、C33に記載の方法。
[C37] 前記メッセージが、限定されたアクセス・ウィンドウを特定し、前記メッセージがまた、前記限定されたアクセス・ウィンドウの間前記アクセスポイントがどのパケットをも無視することを示すこと、をさらに備える、C32に記載の方法。
[C38] 前記限定されたアクセス・ウィンドウは、前記アクセスポイントがどのパケットをも無視する時間ウィンドウとして定義される、C37に記載の方法。
[C39] 無線局の選択されたグループによるアクセスを許可する、限定されたアクセス・ウィンドウを前記メッセージが特定することをさらに備え、前記メッセージはさらに、前記選択されたグループが、どの無線局も含んでいないことを示すフラグを含む、C37に記載の方法。
[C40] 3つのフィールドによって定義されるべき無線局の選択されたグループによるアクセスを許可する限定されたアクセス・ウィンドウを前記メッセージが特定することをさらに備え、前記3つのフィールドは、前記選択されたグループの階層的な関連付け識別情報(AID)についてのページ・インデクスを示すページ識別情報と、前記選択されたグループの開始ブロック・インデクスを示すブロック・オフセットと、前記選択されたグループのブロックの数を示すブロック範囲とを含み、
前記メッセージは、3つのフィールドすべてに0の値を割り当てることによって、または、有効なAIDをもたらさない任意の組み合わせを前記3つのフィールドに割り当てることによって、前記選択されたグループがエンプティであることを示す、C37に記載の方法。
[C41] 無線局であって、
アクセスポイントがどの無線局からのパケットをも無視する時間期間を特定するメッセージを、前記アクセスポイントから受信する手段と、
前記特定された時間期間中、前記アクセスポイントへパケットを送信することを控える手段と、を備える無線局。
[C42] 局によるワイヤレス通信のための方法を実施するように構成されたコンピュータ実行可能な命令群を備える非一時的な物理コンピュータ・ストレージであって、
前記方法は、無線局において、アクセスポイントがどの無線局からのパケットをも無視する時間期間を特定するメッセージを前記アクセスポイントから受信することと、前記無線局において、前記特定された時間期間中、前記アクセスポイントへパケットを送信することを控えることとを備える、非一時的な物理コンピュータ・ストレージ。

Claims (26)

  1. アクセスポイントであって、
    前記アクセスポイントが無線局の選択されたグループのために予約されていると宣言する、限定されたアクセス・ウィンドウを特定するメッセージを生成するように構成されたプロセッサと、ここで、前記メッセージは、前記限定されたアクセス・ウィンドウに関連したビットフラグをさらに含み、ここにおいて、前記ビットフラグは、前記限定されたアクセス・ウィンドウが予約されている、無線局の前記選択されたグループが、エンプティグループであることを示す所定の値に設定され、前記メッセージはさらに、前記限定されたアクセス・ウィンドウの間、前記アクセスポイントがどの無線局からのパケットをも無視することを示し、
    前記プロセッサに接続されており、無線局の前記選択されたグループのために予約されている前記限定されたアクセス・ウィンドウを特定する前記メッセージを、前記アクセスポイントに関連付けられた1つまたは複数の無線局へ送信するように構成された送信機と、
    を備えるアクセスポイント。
  2. 前記アクセスポイントは、複数の無線局に関連付けられるように構成され、前記送信機は、前記メッセージを、前記複数の無線局へ送信するように構成された、請求項1に記載のアクセスポイント。
  3. 記限定されたアクセス・ウィンドウのための最小予約時間を前記メッセージが含むことをさらに備え、前記送信機はさらに、前記限定されたアクセス・ウィンドウを、前記最小予約時間を超えて延長するようにとの、無線局からの要求に応答して、前記限定されたアクセス・ウィンドウが、特定の時間量だけ延長されることを示すメッセージを送信するように構成された、請求項に記載のアクセスポイント。
  4. 前記メッセージが、前記限定されたアクセス・ウィンドウのための最大予約時間を含むことをさらに備え、前記送信機はさらに、前記最大予約時間に達する前に、前記選択されたグループにおけるすべての無線局がスリープしていることが検出されると、前記限定されたアクセス・ウィンドウが終了していることを示すメッセージを送信するように構成された、請求項に記載のアクセスポイント。
  5. 前記限定されたアクセス・ウィンドウの間、前記アクセスポイントがどのパケットをも無視することを前記限定されたアクセス・ウィンドウが示すことをさらに備える、請求項に記載のアクセスポイント。
  6. 前記限定されたアクセス・ウィンドウが3つのフィールドによって定義されることをさらに備え、前記3つのフィールドは、前記選択されたグループの階層的な関連付け識別情報(AID)についてのページ・インデクスを示すページ識別情報フィールドと、前記選択されたグループの開始ブロック・インデクスを示すブロック・オフセット・フィールドと、前記選択されたグループのブロックの数を示すブロック範囲フィールドとを含み、前記メッセージは、0の値を前記ページ識別情報フィールドと、前記ブロック・オフセット・フィールドと、前記ブロック範囲フィールドとに割り当てることによって、または、有効なAIDをもたらさない値の任意の組み合わせを前記3つのフィールドに割り当てることによって、前記選択されたグループがエンプティであることを示す、請求項に記載のアクセスポイント。
  7. ワイヤレス通信の方法であって、
    アクセスポイントにおいて、前記アクセスポイントが無線局の選択されたグループのために予約されていると宣言する、限定されたアクセス・ウィンドウを特定するメッセージを生成することと、ここで、前記メッセージは、前記特定された限定されたアクセス・ウィンドウに関連したビットフラグをさらに含み、ここにおいて、前記ビットフラグは、前記限定されたアクセス・ウィンドウが予約されている、無線局の前記選択されたグループが、エンプティグループであることを示す所定の値に設定され、前記メッセージはさらに、前記限定されたアクセス・ウィンドウの間、前記アクセスポイントがどの無線局からのパケットをも無視することを示し、
    無線局の前記選択されたグループのために予約されている前記限定されたアクセス・ウィンドウを特定する前記メッセージを、前記アクセスポイントから、前記アクセスポイントに関連付けられた1つまたは複数の無線局へ送信することと、
    を備える方法。
  8. 前記アクセスポイントを、複数の無線局に関連付けることをさらに備え、前記メッセージが、前記複数の無線局へ送信される、請求項に記載の方法。
  9. 前記限定されたアクセス・ウィンドウのための最小予約時間を前記メッセージが含むことをさらに備え、
    前記限定されたアクセス・ウィンドウを、前記最小予約時間を超えて延長するようにとの要求を、無線局から受信することと、
    前記限定されたアクセス・ウィンドウが特定の時間量だけ延長されることを示すメッセージを、前記アクセスポイントから前記無線局へ送信することと
    をさらに備える、請求項に記載の方法。
  10. 前記メッセージが、前記限定されたアクセス・ウィンドウのための最大予約時間を含むことをさらに備え、前記方法はさらに、
    前記最大予約時間に達する前に、前記選択されたグループにおけるすべての無線局がスリープしていることが検出されると、前記限定されたアクセス・ウィンドウが終了していることを示すメッセージを送信することを備える、請求項に記載の方法。
  11. 前記限定されたアクセス・ウィンドウは、前記限定されたアクセス・ウィンドウの間、前記アクセスポイントがどのパケットをも無視することを示す、請求項に記載の方法。
  12. 前記限定されたアクセス・ウィンドウが3つのフィールドによって定義されることをさらに備え、前記3つのフィールドは、前記選択されたグループの階層的な関連付け識別情報(AID)についてのページ・インデクスを示すページ識別情報フィールドと、前記選択されたグループの開始ブロック・インデクスを示すブロック・オフセット・フィールドと、前記選択されたグループのブロックの数を示すブロック範囲フィールドとを含み、前記メッセージは、0の値を前記ページ識別情報フィールドと、前記ブロック・オフセット・フィールドと、前記ブロック範囲フィールドとに割り当てることによって、または、有効なAIDをもたらさない値の任意の組み合わせを前記3つのフィールドに割り当てることによって、前記選択されたグループがエンプティであることを示す、請求項に記載の方法。
  13. アクセスポイントであって、
    前記アクセスポイントが無線局の選択されたグループのために予約されていると宣言する、限定されたアクセス・ウィンドウを特定するメッセージを生成する手段と、ここで、前記メッセージは、前記限定されたアクセス・ウィンドウに関連したビットフラグをさらに含み、ここにおいて、前記ビットフラグは、前記限定されたアクセス・ウィンドウが予約されている、無線局の前記選択されたグループが、エンプティグループであることを示す所定の値に設定され、前記メッセージはさらに、前記限定されたアクセス・ウィンドウの間、前記アクセスポイントがどの無線局からのパケットをも無視することを示し、
    無線局の前記選択されたグループのために予約されている前記限定されたアクセス・ウィンドウを特定する前記メッセージを、前記アクセスポイントに関連付けられた1つまたは複数の無線局へ送信する手段と、
    を備えるアクセスポイント。
  14. 局によるワイヤレス通信のための方法を実施するように構成されたコンピュータ実行可能な命令を備える非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、前記方法は、
    アクセスポイントにおいて、前記アクセスポイントが無線局の選択されたグループのために予約されていると宣言する、限定されたアクセス・ウィンドウを特定するメッセージを生成することと、ここで、前記メッセージは、前記限定されたアクセス・ウィンドウに関連してビットフラグをさらに含み、ここにおいて、前記ビットフラグは、前記限定されたアクセス・ウィンドウが予約されている、無線局の前記選択されたグループが、エンプティグループであることを示す所定の値に設定され、前記メッセージはさらに、前記限定されたアクセス・ウィンドウの間、前記アクセスポイントがどの無線局からのパケットをも無視することを示し、
    無線局の前記選択されたグループのために予約されている前記限定されたアクセス・ウィンドウを特定する前記メッセージを、前記アクセスポイントから、前記アクセスポイントに関連付けられた1つまたは複数の無線局へ送信することと、
    を備える、非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  15. 無線局であって、
    アクセスポイントが無線局の選択されたグループのために予約されていると宣言する、限定されたアクセス・ウィンドウを特定するメッセージを、前記アクセスポイントから受信するように構成された受信機と、ここで、前記メッセージは、前記限定されたアクセス・ウィンドウに関連したビットフラグをさらに含み、ここにおいて、前記ビットフラグは、前記限定されたアクセス・ウィンドウが予約されている、無線局の前記選択されたグループが、エンプティグループであることを示す所定の値に設定され、前記メッセージはさらに、前記限定されたアクセス・ウィンドウの間、前記アクセスポイントがどの無線局からのパケットをも無視することを示し、
    前記受信機に接続されており、前記特定された時間期間中、前記アクセスポイントへパケットを送信することを控えるように構成された、プロセッサと、
    を備える無線局。
  16. 前記メッセージがさらに、前記限定されたアクセス・ウィンドウのための最小予約時間を含むことをさらに備え、前記プロセッサはさらに、前記限定されたアクセス・ウィンドウを、前記最小予約時間を超えて延長するようにとの要求を、前記アクセスポイントへ送信するように構成された、請求項15に記載の無線局。
  17. 前記メッセージがさらに、前記限定されたアクセス・ウィンドウのための最大予約時間を含むことをさらに備え、前記受信機はさらに、前記限定されたアクセス・ウィンドウが終了したことを示すメッセージを前記アクセスポイントから受信するように構成された、請求項15に記載の無線局。
  18. 前記限定されたアクセス・ウィンドウは、前記限定されたアクセス・ウィンドウの間、前記アクセスポイントがどのパケットをも無視することを示す、請求項15に記載の無線局。
  19. 前記限定されたアクセス・ウィンドウが3つのフィールドによって定義されることをさらに備え、前記3つのフィールドは、前記選択されたグループの階層的な関連付け識別情報(AID)についてのページ・インデクスを示すページ識別情報フィールドと、前記選択されたグループの開始ブロック・インデクスを示すブロック・オフセット・フィールドと、前記選択されたグループのブロックの数を示すブロック範囲フィールドとを含み、前記メッセージは、0の値を前記ページ識別情報フィールドと、前記ブロック・オフセット・フィールドと、前記ブロック範囲フィールドとに割り当てることによって、または、有効なAIDをもたらさない値の任意の組み合わせを前記3つのフィールドに割り当てることによって、前記選択されたグループがエンプティであることを示す、請求項15に記載の無線局。
  20. ワイヤレス通信の方法であって、
    無線局において、アクセスポイントが無線局の選択されたグループのために予約されていると宣言する、限定されたアクセス・ウィンドウを特定するメッセージを、前記アクセスポイントから受信することと、ここで、前記メッセージは、前記限定されたアクセス・ウィンドウに関連したビットフラグをさらに含み、ここにおいて、前記ビットフラグは、前記限定されたアクセス・ウィンドウが予約されている、無線局の前記選択されたグループが、エンプティグループであることを示す所定の値に設定され、前記メッセージはさらに、前記限定されたアクセス・ウィンドウの間、前記アクセスポイントがどの無線局からのパケットをも無視することを示し、
    前記無線局において、前記特定された時間期間中、前記アクセスポイントへパケットを送信することを控えることと、を備える方法。
  21. 前記限定されたアクセス・ウィンドウのための最小予約時間を前記メッセージが含むことをさらに備え、前記方法はさらに、前記限定されたアクセス・ウィンドウを、前記最小予約時間を超えて延長するようにとの要求を、前記無線局から前記アクセスポイントへ送信することを備える、請求項20に記載の無線局
  22. 前記メッセージが、前記限定されたアクセス・ウィンドウのための最大予約時間を含むことをさらに備え、前記無線局において、前記限定されたアクセス・ウィンドウが終了したことを示すメッセージを前記アクセスポイントから受信することをさらに備える、請求項20に記載の無線局
  23. 前記限定されたアクセス・ウィンドウは、前記限定されたアクセス・ウィンドウの間、前記アクセスポイントがどのパケットをも無視することを示す、請求項20に記載の方法。
  24. 前記限定されたアクセス・ウィンドウが3つのフィールドによって定義されることをさらに備え、前記3つのフィールドは、前記選択されたグループの階層的な関連付け識別情報(AID)についてのページ・インデクスを示すページ識別情報フィールドと、前記選択されたグループの開始ブロック・インデクスを示すブロック・オフセット・フィールドと、前記選択されたグループのブロックの数を示すブロック範囲フィールドとを含み、前記メッセージは、0の値を前記ページ識別情報フィールドと、前記ブロック・オフセット・フィールドと、前記ブロック範囲フィールドとに割り当てることによって、または、有効なAIDをもたらさない値の任意の組み合わせを前記3つのフィールドに割り当てることによって、前記選択されたグループがエンプティであることを示す、請求項20に記載の方法。
  25. 無線局であって、
    アクセスポイントが無線局の選択されたグループのために予約されていると宣言する、限定されたアクセス・ウィンドウを特定するメッセージを、前記アクセスポイントから受信する手段と、ここで、前記メッセージは、前記限定されたアクセス・ウィンドウに関連したビットフラグをさらに含み、ここにおいて、前記ビットフラグは、前記限定されたアクセス・ウィンドウが予約されている、無線局の前記選択されたグループが、エンプティグループであることを示す所定の値に設定され、前記メッセージはさらに、前記限定されたアクセス・ウィンドウの間、前記アクセスポイントがどの無線局からのパケットをも無視することを示し、
    前記特定された時間期間中、前記アクセスポイントへパケットを送信することを控える手段と、
    を備える無線局。
  26. 局によるワイヤレス通信のための方法を実施するように構成されたコンピュータ実行可能な命令を備える非一時的な物理コンピュータ・ストレージであって、前記方法は、
    線局において、アクセスポイントが無線局の選択されたグループのために予約されていると宣言する、限定されたアクセス・ウィンドウを特定するメッセージを前記アクセスポイントから受信することと、ここで、前記メッセージは、前記限定されたアクセス・ウィンドウに関連したビットフラグをさらに含み、ここにおいて、前記ビットフラグは、前記限定されたアクセス・ウィンドウが予約されている、無線局の前記選択されたグループが、エンプティグループであることを示す所定の値に設定され、前記メッセージはさらに、前記限定されたアクセス・ウィンドウの間、前記アクセスポイントがどの無線局からのパケットをも無視することを示し、
    前記無線局において、前記特定された時間期間中、前記アクセスポイントへパケットを送信することを控えることと
    を備える、非一時的な物理コンピュータ・ストレージ。
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