JP6257996B2 - Game machine - Google Patents
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Description
本発明は、可変表示を行い、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機に関する。 The present invention performs a variable display, about the control that can be a game machine to an advantageous advantageous state for Yu technique's.
遊技機として、遊技媒体である遊技球を発射装置によって遊技領域に発射し、遊技領域に設けられている入賞口などの入賞領域に遊技球が入賞すると、所定の入賞価値を遊技者に与えるように構成されたものがある。さらに、識別情報を可変表示(「変動」ともいう。)可能な可変表示部が設けられ、可変表示部において識別情報の可変表示の表示結果が特定表示結果となった場合に、所定の遊技価値を遊技者に与えるように構成されたものがある。 As a gaming machine, a game ball, which is a game medium, is launched into a game area by a launching device, and when a game ball wins a prize area such as a prize opening provided in the game area, a predetermined prize value is given to the player There is something that was configured. Further, a variable display unit capable of variably displaying the identification information (also referred to as “fluctuation”) is provided, and a predetermined game value is obtained when the display result of the variable display of the identification information in the variable display unit becomes a specific display result. Are configured to give the player.
なお、入賞価値とは、入賞領域への遊技球の入賞に応じて賞球を払い出したり得点や景品を付与したりすることである。また、遊技価値とは、特定表示結果となった場合に遊技機の遊技領域に設けられた可変入賞球装置の状態が打球が入賞しやすい遊技者にとって有利な状態になることや、遊技者にとって有利な状態になるための権利を発生させたりすることや、賞球払出の条件が成立しやすくなる状態になることである。 The winning value means that a winning ball is paid out or a score or a prize is given in accordance with the winning of a game ball in the winning area. In addition, the game value means that when a specific display result is obtained, the state of the variable winning ball apparatus provided in the gaming area of the gaming machine becomes an advantageous state for a player who is easy to win, and for the player. For example, a right to be advantageous can be generated, and a condition for paying out a winning ball can be easily established.
パチンコ遊技機では、始動入賞口(始動領域)に遊技球が入賞し、所定の開始条件が成立したことにもとづいて可変表示部において開始される特別図柄(識別情報)の可変表示の表示結果として、あらかじめ定められた特定の表示態様(特定表示結果)が導出表示された場合に、「大当り(特定遊技状態)」が発生する。なお、導出表示とは、図柄を停止表示させることである。大当りが発生すると、例えば、大入賞口が所定回数開放して打球が入賞しやすい大当り遊技状態に移行する。そして、各開放期間において、所定個(例えば10個)の大入賞口への入賞があると大入賞口は閉成する。そして、大入賞口の開放回数は、所定回数(例えば15ラウンド)に固定されている。なお、各開放について開放時間(例えば29秒)が決められ、入賞数が所定個に達しなくても開放時間が経過すると大入賞口は閉成する。以下、各々の大入賞口の開放期間をラウンドということがある。 In the pachinko gaming machine, as a display result of variable display of a special symbol (identification information) that is started in the variable display unit based on the fact that a game ball wins at a start winning opening (starting area) and a predetermined start condition is established When a predetermined specific display mode (specific display result) is derived and displayed, a “big hit (specific game state)” occurs. The derived display is to stop and display the symbol. When the big hit occurs, for example, the big winning opening is opened a predetermined number of times, and the game shifts to a big hit gaming state where the hit ball is easy to win. And in each open period, if there is a prize for a predetermined number (for example, 10) of the big prize opening, the big prize opening is closed. And the number of times the special winning opening is opened is fixed to a predetermined number (for example, 15 rounds). An opening time (for example, 29 seconds) is determined for each opening, and even if the number of winnings does not reach a predetermined number, the big winning opening is closed when the opening time elapses. Hereinafter, the opening period of each special winning opening may be referred to as a round.
そのような遊技機において、始動入賞口(始動領域)に遊技球が入賞したことにもとづく可変表示を開始する前に、乱数値を先読みして表示結果が特定表示結果となるか否かを判定し、判定結果にもとづいて予告演出を実行するように構成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、始動領域を遊技球が通過したにもかかわらず未だ開始条件が成立していない可変表示について、保留記憶として記憶するとともに保留表示として表示し、所定の場合に、特定の保留表示を指差すキャラクタ画像を表示する演出を行い、この演出が行われているときに遊技者が所定の操作を行うと、特定の保留表示の表示態様を通常態様から特別態様に変化させる演出を行うことが記載されている。
In such a gaming machine, before starting the variable display based on the winning of the game ball in the starting winning opening (starting area), it is determined whether or not the display result becomes the specific display result by pre-reading the random number value. However, there is one configured to execute a notice effect based on the determination result (see, for example, Patent Document 1). In
上記特許文献1に記載された遊技機は、遊技者の操作にもとづいて保留表示の表示態様を通常態様から特別態様に変化させる演出を行い、操作有効期間内に操作が行われなかった場合には変化させないように構成されている。上記特許文献1には操作有効期間内に操作が行われなかった場合にも変化させるようにしてもよいとも記載されているが、いずれにしても保留表示の表示態様が変化するタイミングは固定されている。具体的には、遊技者による操作時または操作有効期間終了時に保留表示の表示態様を変化させる演出が行われる。したがって、上記特許文献1に記載された遊技機では、保留表示の表示態様を変化させる演出が行われるものの、変化させるタイミングが固定されているため、十分に遊技興趣を向上させることができない。
The gaming machine described in
そこで、本発明は、保留表示の表示態様を変化させる演出に多様性を持たせ、遊技興趣を向上させることができる遊技機を提供することを目的とする。 In view of the above, an object of the present invention is to provide a gaming machine that can provide a variety of effects for changing the display mode of the on-hold display and improve the game entertainment.
前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の遊技機は、
可変表示を行い、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
未だ開始していない可変表示に関する情報を、保留記憶として記憶可能な保留記憶手段と、
前記保留記憶手段に記憶されている保留記憶に対応した保留表示を表示する保留表示手段と、
前記有利状態に制御するか否かを決定する決定手段と、
前記決定手段の決定前に、前記有利状態に制御されるか否かを判定する判定手段と、
を備え、
前記保留表示手段による保留表示の表示態様は、通常態様と、該通常態様とは異なる態様である特殊態様と、該通常態様および該特殊態様とは異なる態様である特別態様とを含み、
前記判定手段の判定にもとづいて、判定対象となった保留記憶に対応する保留表示を特別態様で表示する保留予告演出を実行可能な演出実行手段と、
保留表示の表示態様が特別態様に変化することを示唆する示唆演出を実行する示唆演出実行手段と、
をさらに備え、
前記演出実行手段は、
複数のタイミングで保留表示を特別態様に変化させて表示することが可能であり、
特殊態様で保留表示が表示されたときは、該保留表示に対応する保留記憶にもとづく可変表示が開始されるまでに該保留表示を特殊態様から特別態様に変化させて表示することが可能であるとともに、該保留表示を特殊態様のまま変化させずに表示することも可能であり、
前記示唆演出実行手段は、保留表示が特殊態様で表示されているときには、保留表示が特殊態様で表示されていないときに比べて高い頻度で示唆演出を実行するとともに、第1示唆演出と該第1示唆演出とは異なる第2示唆演出とを実行可能であって、
前記第2示唆演出が実行される場合は、前記第1示唆演出が実行される場合よりも保留表示の表示態様が特別態様に変化する割合が高いとともに、前記有利状態に制御される割合も高く、
前記示唆演出実行手段は、特殊態様の保留表示がそのまま変化せずに表示される場合に、前記第1示唆演出または前記第2示唆演出を異なるタイミングで実行可能であって、各タイミングにおいて前記第1示唆演出または前記第2示唆演出を共通する割合で実行可能である
ことを特徴としている。
また、本発明の請求項2に記載の遊技機は、請求項1に記載の遊技機であって、
前記第1示唆演出または前記第2示唆演出が実行されるそれぞれの割合は、保留表示の表示態様が特殊態様で表示される場合と表示されない場合とで異なる
ことを特徴としている。
さらに、本発明の請求項3に記載の遊技機は、請求項1または請求項2に記載の遊技機であって、
前記示唆演出は、保留表示が特別態様に変化する場合に実行可能な第1態様と保留表示が特別態様に変化しない場合に実行可能な第2態様があり、当該第1態様と当該第2態様は示唆演出の途中まで共通の演出態様を有する
ことを特徴としている。
さらに、本発明の手段1の遊技機は、
遊技領域に設けられた始動領域(例えば、第1始動入賞口13または第2始動入賞口14)を遊技媒体(例えば、遊技球)が通過した後に開始条件(例えば、保留記憶数が0でない場合であって、第1特別図柄および第2特別図柄の可変表示が実行されていない状態であり、かつ、大当り遊技が実行されていない状態)が成立したことにもとづいて各々を識別可能な複数種類の識別情報の可変表示(例えば、第1特別図柄や第2特別図柄、演出図柄の変動表示)を行い、可変表示の表示結果としてあらかじめ定められた特定表示結果(例えば、大当り図柄)が導出表示されたときに遊技者にとって有利な特定遊技状態(例えば、大当り遊技状態)に制御する遊技機であって、
前記始動領域を遊技媒体が通過したときに、数値データを抽出する数値データ抽出手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560がステップS1216,S1227を実行する部分)と、
前記始動領域を遊技媒体が通過したにもかかわらず未だ前記開始条件が成立していない可変表示について、所定の上限数(例えば、4)を限度に、前記数値データ抽出手段が抽出した前記数値データを保留記憶(例えば、第1保留記憶や第2保留記憶)として記憶可能な保留記憶手段(例えば、第1保留記憶バッファや第2保留記憶バッファ)と、
前記保留記憶手段に記憶されている保留記憶を保留表示として表示する保留表示手段(例えば、合算保留記憶表示部18c)と、
前記開始条件が成立したことにもとづいて、可変表示の表示結果を前記特定表示結果とするか否かを決定する事前決定手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560がS61,S62,S73を実行する部分)と、
前記事前決定手段の決定前に、前記保留記憶手段に記憶されている保留記憶にもとづく可変表示の表示結果が前記特定表示結果となるか否かを判定する特定判定手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560がS1217,S1228を実行する部分)と、
前記識別情報の可変表示を開始してから可変表示の表示結果を導出表示するまでの可変表示時間を決定する可変表示時間決定手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560がS301の変動パターン設定処理を実行する部分)と、
前記識別情報が可変表示されている所定期間(例えば、短縮可能期間)にて、短縮条件の成立(例えば、遊技者による操作ボタン50の操作)にもとづいて可変表示時間を短縮させるか否かを決定する可変表示中短縮決定手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560が操作ボタンの操作を検出したときに、特別図柄変動中処理のS121において、変動時間の短縮を決定する部分)と、
前記識別情報の可変表示を開始した後、前記可変表示中短縮決定手段によって短縮させる旨が決定されたことにもとづいて、可変表示中の可変表示時間を短縮された可変表示時間に変更する可変表示時間短縮手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560が、S122において短縮変動時間を再セットする部分)と、
を備え、
前記保留表示手段による保留表示の表示態様は、通常態様(本例では「○」:図33(A)参照)と、該通常態様とは異なる態様である特殊態様(本例では「○」の外側に6本の線が描かれている:図34(B)参照)と、該通常態様および該特殊態様とは異なる態様である第1特別態様(本例では「○」内に「×」が含まれる:図33(B1)参照)と第2特別態様(本例では「○」内に「×」が2つ含まれる:図33(B2)参照)とを含み、
前記特定判定手段の判定結果に応じて、異なる割合で該特定判定手段の判定対象となった保留記憶に対応する保留表示を前記第1特別態様または前記第2特別態様で表示する保留予告演出(例えば、先読み演出)を実行可能な演出実行手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がS67106,S67114,S1813,S1845等を実行する部分。図25(B)参照)をさらに備え、
前記演出実行手段は、
複数のタイミング(例えば、始動入賞のタイミングや、任意のシフトタイミング、他の任意のタイミングなど)で保留表示を前記第1特別態様または前記第2特別態様に変化させて表示することが可能であり、
前記特殊態様で保留表示が表示されたとき(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がステップS67107で先読み演出を第2先読み演出パターンで実行すると決定し、ステップS67112を実行したとき)は、該保留表示に対応する保留記憶にもとづく可変表示が開始されるまでに該保留表示を該特殊態様から前記第1特別態様または前記第2特別態様に変化させて表示する(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がS1803,S1811,S1813,S1845等を実行する部分。図30,図34〜図35参照)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、複数のタイミングで保留表示を特別態様に変化させて表示することが可能であるため、保留表示の表示態様を変化させるタイミングに多様性を持たせることができるとともに、保留表示が特殊態様で表示されたときには、保留表示を特殊態様から特別態様に変化させて表示するため、遊技興趣を向上させることができる。
In order to solve the above-mentioned problem, a gaming machine according to
A gaming machine that performs variable display and can be controlled to an advantageous state advantageous to the player,
A hold storage means capable of storing information relating to variable display that has not yet started as a hold storage;
A hold display means for displaying a hold display corresponding to the hold storage stored in the hold storage means;
Determining means for determining whether to control to the advantageous state;
A determination means for determining whether or not to be controlled to the advantageous state before the determination means;
With
The display mode of the hold display by the hold display means includes a normal mode, a special mode that is a mode different from the normal mode, and a special mode that is a mode different from the normal mode and the special mode,
On the basis of the determination by the determination means, an effect execution means capable of executing a hold notice effect that displays the hold display corresponding to the hold memory that is the determination target in a special mode;
Suggestion effect execution means for executing an suggestion effect suggesting that the display mode of the hold display changes to a special mode;
Further comprising
The production execution means
It is possible to change the hold display to a special mode and display it at multiple timings,
When the hold display is displayed in a special mode, the display can be changed from the special mode to the special mode before the variable display based on the hold memory corresponding to the hold display is started. At the same time, it is possible to display the hold display without changing it in a special mode,
The suggestion effect execution means executes the suggestion effect at a higher frequency when the hold display is displayed in the special mode than when the hold display is not displayed in the special mode, and the first suggestion effect and the first It is possible to execute a second suggestion effect different from the first suggestion effect,
When the second suggestion effect is executed, the ratio of the display mode of the hold display changing to the special mode is higher than that when the first suggestion effect is executed, and the rate of control to the advantageous state is also higher. The
The suggestion effect executing means can execute the first suggestion effect or the second suggestion effect at different timings when the special mode hold display is displayed as it is, and the first suggestion effect execution unit can execute the first suggestion effect at each timing. The first suggestion effect or the second suggestion effect can be executed at a common rate .
A gaming machine according to
Each ratio at which the first suggestion effect or the second suggestion effect is executed is different depending on whether the display mode of the hold display is displayed in a special mode or not.
Furthermore, the gaming machine according to
Before Symbol suggestion effect is hold display is a second aspect viable when the hold display an executable first embodiment when varying the particular embodiment does not change a special embodiment, the first embodiment and the second The aspect is characterized in that it has a common effect aspect until the middle of the suggestion effect.
Furthermore, the gaming machine of
When a start condition (for example, the number of reserved memories is not 0) after a game medium (for example, a game ball) passes through a start area (for example, the first
Numerical data extraction means for extracting numerical data when the game medium passes through the starting area (for example, a part where the
The numerical data extracted by the numerical data extraction means up to a predetermined upper limit number (for example, 4) for variable display in which the start condition is not yet established even though the game medium has passed through the start area A holding storage means (for example, a first holding memory buffer or a second holding memory buffer) capable of storing as a holding memory (for example, a first holding memory or a second holding memory),
Hold display means (for example, a combined hold
Predetermining means (for example, the
Specific determination means (for example, for game control) that determines whether or not the display result of variable display based on the hold storage stored in the hold storage means becomes the specific display result before the determination by the prior determination means A portion in which the
Variable display time determining means (for example, the
Whether or not to shorten the variable display time based on the establishment of a shortening condition (for example, operation of the
A variable display for changing the variable display time during variable display to a shortened variable display time based on the fact that the variable display shortening determination means determines that the variable information is shortened after starting the variable display of the identification information Time shortening means (for example, a part where the
With
The display mode of the hold display by the hold display means is a normal mode (“◯” in this example: see FIG. 33A) and a special mode (“○” in this example) that is different from the normal mode. Six lines are drawn on the outside (see FIG. 34 (B)), and the first special mode (in this example, “x” in “○”) that is different from the normal mode and the special mode. Is included: (see FIG. 33 (B1)) and the second special mode (in this example, two “x” are included in “◯”: refer to FIG. 33 (B2)),
Depending on the determination result of the specific determination means, a hold notice effect that displays the hold display corresponding to the hold memory determined by the specific determination means at a different rate in the first special mode or the second special mode ( For example, it further includes an effect execution means (for example, a portion where the
The production execution means
It is possible to change the hold display to the first special mode or the second special mode and display it at a plurality of timings (for example, start winning timing, arbitrary shift timing, other arbitrary timing, etc.). ,
When the hold display is displayed in the special mode (for example, when the
It is characterized by that.
According to this feature, the hold display can be changed to a special mode and displayed at a plurality of timings, so that the timing for changing the display mode of the hold display can be varied, and the hold display can be provided. Is displayed in a special mode, the on-hold display is changed from the special mode to the special mode and displayed.
本発明の手段2の遊技機は、手段1に記載の遊技機であって、
前記識別情報の可変表示として、特定可変表示(例えば、演出図柄がリーチ状態となるリーチ変動パターンの変動表示)を含む複数種類の可変表示(例えば、図3に示す各変動パターン)を実行可能であって、
前記開始条件が成立したときに該開始条件の成立によって開始する可変表示の種類を、前記複数種類の可変表示のうちから決定する可変表示決定手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560がS301の変動パターン設定処理を実行する部分)と、
前記可変表示決定手段の決定前に、前記保留記憶手段に記憶されている保留記憶にもとづく可変表示の種類が前記特定可変表示となるか否かを判定する可変表示判定手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560がS1217の入所時判定処理を実行する宇分)と、
を備え、
前記演出実行手段は、前記可変表示判定手段の判定結果にもとづいて、該可変表示判定手段の判定対象となった保留記憶に対応する可変表示において前記特定可変表示となる可能性を、該可変表示が開始される前に予告する特定可変表示予告演出を実行可能であり(例えば、図25に示すように、非リーチの入賞時判定結果よりもリーチの入賞時判定結果の方が高い割合で先読み演出が実行される部分)、
前記短縮条件は、実行中の可変表示が前記特定可変表示(例えば、リーチ変動パターン)であることを含む(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560がS112においてリーチ変動パターンであるか否かを判定する部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、短縮対象となる特定可変表示となることが予告されるようになるので、遊技興趣を向上させることができる。
The gaming machine of
As the variable display of the identification information, a plurality of types of variable display (for example, each variation pattern shown in FIG. 3) including a specific variable display (for example, a variation display of a reach variation pattern in which the effect symbol is in a reach state) can be executed. There,
Variable display determining means for determining the type of variable display that starts when the start condition is satisfied, from among the plurality of types of variable display (for example, the
Before determining the variable display determining means, variable display determining means (for example, for game control) for determining whether or not the type of variable display based on the hold storage stored in the hold storage means is the specific variable display. The
With
Based on the determination result of the variable display determination unit, the effect execution unit determines whether the variable display corresponding to the hold storage that is the determination target of the variable display determination unit may be the specific variable display. The specific variable display notice effect that is announced before the start of the game can be executed (for example, as shown in FIG. 25, the reach determination result at the time of winning the reach is higher than the determination result at the time of winning the non-reach) Part where the production is performed),
The shortening condition includes that the variable display being executed is the specific variable display (for example, reach variation pattern) (for example, whether or not the
It is characterized by that.
According to this feature, the specific variable display to be shortened is notified in advance, so that it is possible to improve the game entertainment.
本発明の手段3の遊技機は、手段2に記載の遊技機であって、
前記識別情報(例えば、特別図柄)の可変表示に対応して演出用識別情報(例えば、演出図柄)の可変表示を行う演出可変表示手段(例えば、演出表示装置9)を備え、
前記演出可変表示手段は、前記特定可変表示(例えば、リーチ変動パターン)に対応する前記演出用識別情報の可変表示としてリーチ状態が成立する可変表示を実行可能であって、
前記可変表示時間短縮手段は、前記リーチ状態となる前の期間を短縮する(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がS1850の処理を実行することで、リーチ状態となる前の短縮可能期間を短縮する部分(図18参照))
ことを特徴としている。
この特徴によれば、リーチ状態となった後に実行されるリーチ演出が短縮されてしまうことがないので、遊技興趣を向上させることができる。
A gaming machine according to means 3 of the present invention is the gaming machine according to
Production variable display means (for example, production display device 9) that performs variable display of production identification information (for example, production design) corresponding to the variable display of the identification information (for example, special design),
The production variable display means can execute variable display in which a reach state is established as variable display of the identification information for production corresponding to the specific variable display (for example, reach variation pattern),
The variable display time shortening means shortens the period before the reach state is reached (for example, the
It is characterized by that.
According to this feature, since the reach effect executed after reaching the reach state is not shortened, the game entertainment can be improved.
本発明の手段4の遊技機は、手段1〜手段3のいずれかに記載の遊技機であって、
前記演出実行手段は、可変表示の実行中において複数種類の可変表示中演出(例えば、擬似連の演出や、変形例における「滑り」の演出やキャラクタ予告演出やセリフ予告演出)を実行可能であって、前記可変表示時間短縮手段により可変表示時間が短縮されたときに、該短縮によって実行しなかった前記可変表示中演出が存在するときには、該実行しなかった前記可変表示中演出に応じた報知演出を実行する(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がS1853aの処理を実行することで、図36(E)に示す実行されなかった演出を表示して報知する部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、短縮によって実行されなかった可変表示中演出に応じた報知演出が実行されることで該実行されなかった可変表示中演出を遊技者が認識できるようになるので、遊技興趣を向上させることができる。
The gaming machine of
The effect executing means can execute a plurality of types of variable display effects (for example, pseudo-continuous effects, “slip” effects, character notice effects, and line notice effects) in a variable display. When the variable display time is shortened by the variable display time shortening means, and there is the variable display effect that has not been executed due to the reduction, a notification according to the variable display effect that has not been executed The effect is executed (for example, the
It is characterized by that.
According to this feature, the player can recognize the variable display effect that was not executed by executing the notification effect according to the variable display effect that was not executed by the shortening. Can be improved.
本発明の手段5の遊技機は、手段1〜手段4のいずれかに記載の遊技機であって、
前記演出実行手段は、前記可変表示時間短縮手段により可変表示時間が短縮されたときに、前記保留表示の表示態様を、前記特殊態様、前記第1特別態様、前記第2特別態様のいずれかに変化可能である(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がS1853cの処理を実行することで、示唆演出が実行されなかったときには、短縮時において示唆演出の対象の保留表示の表示態様を、特殊態様または特別態様に変化させる部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、可変表示時間が短縮されたときに保留表示が変化するので、遊技興趣を向上させることができる。
When the variable display time is shortened by the variable display time shortening means, the presentation executing means sets the display mode of the hold display to any of the special mode, the first special mode, and the second special mode. Changeable (for example, when the suggestion effect is not executed by the
It is characterized by that.
According to this feature, since the hold display changes when the variable display time is shortened, it is possible to improve the game entertainment.
本発明の手段6の遊技機は、手段1〜手段5のいずれかに記載の遊技機であって、
前記演出実行手段は、所定条件が成立したとき(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100が、ステップS67107で先読み演出を第2先読み演出パターンで実行すると決定し、ステップS67112を実行したとき(始動入賞のタイミング)や、始動入賞後からその始動入賞にもとづく変動表示が開始されるまでの任意のシフトタイミングまたはその他の任意のタイミングで通常態様から特殊態様に変化させると決定し、そのタイミングに至ったとき)に保留表示を前記特殊態様で表示し、該保留表示に対応する保留記憶にもとづく可変表示が開始されるまでの第1タイミング(例えば、始動入賞後に1回目の保留表示のシフトが行われるタイミングや、任意のタイミング)または該第1タイミングとは異なる第2タイミング(例えば、始動入賞後に2回目の保留表示のシフトが行われるタイミングや、任意のタイミング)で該保留表示を該特殊態様から前記第1特別態様または前記第2特別態様に変化させて表示することが可能であり(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がステップS1803,S1811,S1813,S1845等を実行する部分。図30,図34〜図35参照)、前記特定判定手段が前記特定表示結果となると判定したときと該特定判定手段が前記特定表示結果とならないと判定したときとで、異なる割合で前記第1タイミングまたは前記第2タイミングで保留表示を前記特殊態様から前記第1特別態様または前記第2特別態様に変化させて表示する(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がステップS67108等を実行する部分。図24参照)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、保留表示が特殊態様で表示されたときに、どのタイミングで表示態様が変化するかに注目させることができ、遊技興趣を向上させることができる。
When the predetermined condition is satisfied (for example, the
It is characterized by that.
According to this feature, when the hold display is displayed in a special mode, it is possible to focus on the timing at which the display mode changes, so that the game entertainment can be improved.
本発明の手段7の遊技機は、手段1〜手段6のいずれかに記載の遊技機であって、
前記特殊態様で保留表示が表示されているときには新たに保留表示を前記特殊態様で表示することを制限する制限手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がステップS67101,S67111等を実行する部分)を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、複数の保留表示が特殊態様で表示されたときに、どの保留表示に注目すればよいか遊技者を混乱させてしまうことを防止することができる。
When the hold display is displayed in the special mode, limiting means (for example, a portion where the
According to this feature, it is possible to prevent the player from being confused as to which hold display should be noted when a plurality of hold displays are displayed in a special manner.
本発明の手段8の遊技機は、手段1〜手段7のいずれかに記載の遊技機であって、
前記演出実行手段は、前記特定判定手段が前記特定表示結果となると判定したときには、前記特定判定手段が前記特定表示結果とならないと判定したときに比べて高い割合で該特定判定手段の判定対象となった保留記憶に対応する保留表示を前記第2特別態様で表示する保留予告演出を実行し、(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がステップS67106,S67114,S1813,S1845等を実行する部分。図25(B)参照)、保留表示を前記特殊態様から前記第1特別態様または前記第2特別態様に変化させて表示する保留予告演出パターン(例えば、第2先読み演出パターン)で保留予告演出を行うときに、第1演出(例えば、黒い矢が飛んできて保留表示に刺さる示唆演出(成功パターン))を行い該保留表示を該特殊態様から前記第1特別態様または前記第2特別態様に変化させて表示するときと、該第1演出とは異なる第2演出(例えば、白い矢が飛んできて保留表示に刺さる示唆演出(成功パターン))を行い該保留表示を前記特殊態様から前記第1特別態様または前記第2特別態様に変化させて表示するときとがあり、該第1演出が行われるときと該第2演出が行われるときとで異なる割合で該保留表示を前記特殊態様から前記第1特別態様または前記第2特別態様に変化させて表示する(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がステップS67106,S67110,S1813,S1845等を実行する部分。図25(B),図28参照)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、保留表示が特殊態様で表示されたときに、第1演出と第2演出とのいずれが行われるかに注目させることができ、遊技興趣を向上させることができる。
When the specific determination unit determines that the specific display result is the specific display result, the effect execution unit determines that the specific determination unit determines that the specific determination unit is not the specific display result. The hold notice effect that displays the hold indication corresponding to the hold memory that has become in the second special mode is executed (for example, the
It is characterized by that.
According to this feature, when the hold display is displayed in a special manner, it can be noted which one of the first effect and the second effect is performed, and the game entertainment can be improved.
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。まず、遊技機の一例であるパチンコ遊技機1の全体の構成について説明する。図1はパチンコ遊技機1を正面からみた正面図である。尚、本実施の形態におけるパチンコ遊技機1の前面とは、遊技者側からパチンコ遊技機1を見たときに該遊技者と対向する対向面である。尚、本実施の形態におけるフローチャートの各ステップの説明において、例えば「ステップS1」と記載する箇所を「S1」と略記する場合がある。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. First, the overall configuration of a
パチンコ遊技機1は、縦長の方形状に形成された外枠(図示せず)と、外枠の内側に開閉可能に取り付けられた遊技枠とで構成される。また、パチンコ遊技機1は、遊技枠に開閉可能に設けられている額縁状に形成されたガラス扉枠2を有する。遊技枠は、外枠に対して開閉自在に設置される前面枠(図示せず)と、機構部品等が取り付けられる機構板(図示せず)と、それらに取り付けられる種々の部品(後述する遊技盤6を除く)とを含む構造体である。
The
ガラス扉枠2の下部表面には打球供給皿(上皿)3がある。打球供給皿3の下部には、打球供給皿3に収容しきれない遊技球を貯留する余剰球受皿4や、打球を発射する打球操作ハンドル(操作ノブ)5が設けられている。尚、打球供給皿3の上面には、遊技者が操作可能な操作ボタン50が設けられており、該操作ボタン50を操作することによって、後述するように、遊技者が変動時間を短縮させることができるようになっている。
On the lower surface of the
また、ガラス扉枠2の背面には、遊技盤6が着脱可能に取り付けられている。なお、遊技盤6は、それを構成する板状体と、その板状体に取り付けられた種々の部品とを含む構造体である。また、遊技盤6の前面には、打ち込まれた遊技球が流下可能な遊技領域7が形成されている。
A
遊技領域7の中央付近には、液晶表示装置(LCD)で構成された演出表示装置9が設けられている。演出表示装置9の表示画面には、第1特別図柄または第2特別図柄の可変表示に同期した演出図柄の可変表示を行う演出図柄表示領域がある。よって、演出表示装置9は、演出図柄の可変表示を行う可変表示装置に相当する。演出図柄表示領域には、例えば「左」、「中」、「右」の3つの装飾用(演出用)の演出図柄を可変表示する図柄表示エリアがある。図柄表示エリアには「左」、「中」、「右」の各図柄表示エリアがあるが、図柄表示エリアの位置は、演出表示装置9の表示画面において固定的でなくてもよいし、図柄表示エリアの3つ領域が離れてもよい。演出表示装置9は、演出制御基板80に搭載されている演出制御用マイクロコンピュータ100によって制御される。演出制御用マイクロコンピュータ100が、第1特別図柄表示器8aで第1特別図柄の可変表示が実行されているときに、その可変表示に伴って演出表示装置9で演出表示を実行させ、第2特別図柄表示器8bで第2特別図柄の可変表示が実行されているときに、その可変表示に伴って演出表示装置9で演出表示を実行させるので、遊技の進行状況を把握しやすくすることができる。
An
遊技盤6における演出表示装置9の上部の左側には、識別情報としての第1特別図柄を可変表示する第1特別図柄表示器(第1可変表示手段)8aが設けられている。この実施の形態では、第1特別図柄表示器8aは、0〜9の数字を可変表示可能な簡易で小型の表示器(例えば7セグメントLED)で実現されている。すなわち、第1特別図柄表示器8aは、0〜9の数字(または、記号)を可変表示するように構成されている。遊技盤6における演出表示装置9の上部の右側には、識別情報としての第2特別図柄を可変表示する第2特別図柄表示器(第2可変表示手段)8bが設けられている。第2特別図柄表示器8bは、0〜9の数字を可変表示可能な簡易で小型の表示器(例えば7セグメントLED)で実現されている。すなわち、第2特別図柄表示器8bは、0〜9の数字(または、記号)を可変表示するように構成されている。
A first special symbol display (first variable display means) 8 a that variably displays a first special symbol as identification information is provided on the left side of the top of the
この実施の形態では、第1特別図柄の種類と第2特別図柄の種類とは同じ(例えば、ともに0〜9の数字)であるが、種類が異なっていてもよい。また、第1特別図柄表示器8aおよび第2特別図柄表示器8bは、それぞれ、例えば、00〜99の数字(または、2桁の記号)を可変表示するように構成されていてもよい。
In this embodiment, the type of the first special symbol and the type of the second special symbol are the same (for example, both 0 to 9), but the types may be different. Further, the first
以下、第1特別図柄と第2特別図柄とを特別図柄と総称することがあり、第1特別図柄表示器8aと第2特別図柄表示器8bとを特別図柄表示器と総称することがある。
Hereinafter, the first special symbol and the second special symbol may be collectively referred to as a special symbol, and the first
なお、この実施の形態では、2つの特別図柄表示器8a,8bを備える場合を示しているが、遊技機は、特別図柄表示器を1つのみ備えるものであってもよい。
Although this embodiment shows a case where two
第1特別図柄または第2特別図柄の可変表示は、可変表示の実行条件である第1始動条件または第2始動条件が成立(例えば、遊技球が第1始動入賞口13または第2始動入賞口14に入賞したこと)した後、可変表示の開始条件(例えば、保留記憶数が0でない場合であって、第1特別図柄および第2特別図柄の可変表示が実行されていない状態であり、かつ、大当り遊技が実行されていない状態)が成立したことにもとづいて開始され、可変表示時間(変動時間)が経過すると表示結果(停止図柄)を導出表示する。なお、入賞とは、入賞口などのあらかじめ入賞領域として定められている領域に遊技球が入ったことである。また、表示結果を導出表示するとは、図柄(識別情報の例)を最終的に停止表示させることである。
For the variable display of the first special symbol or the second special symbol, the first start condition or the second start condition, which is the variable display execution condition, is satisfied (for example, the game ball has the first
演出表示装置9の下方には、第1始動入賞口13を有する入賞装置が設けられている。第1始動入賞口13に入賞した遊技球は、遊技盤6の背面に導かれ、第1始動口スイッチ13aによって検出される。
A winning device having a first
また、第1始動入賞口(第1始動口)13を有する入賞装置の下方には、遊技球が入賞可能な第2始動入賞口14を有する可変入賞球装置15が設けられている。第2始動入賞口(第2始動口)14に入賞した遊技球は、遊技盤6の背面に導かれ、第2始動口スイッチ14aによって検出される。可変入賞球装置15は、ソレノイド16によって開状態とされる。可変入賞球装置15が開状態になることによって、遊技球が第2始動入賞口14に入賞可能になり(始動入賞し易くなり)、遊技者にとって有利な状態になる。可変入賞球装置15が開状態になっている状態では、第1始動入賞口13よりも、第2始動入賞口14に遊技球が入賞しやすい。また、可変入賞球装置15が閉状態になっている状態では、遊技球は第2始動入賞口14に入賞しない。なお、可変入賞球装置15が閉状態になっている状態において、入賞はしづらいものの、入賞することは可能である(すなわち、遊技球が入賞しにくい)ように構成されていてもよい。
A variable winning
以下、第1始動入賞口13と第2始動入賞口14とを総称して始動入賞口または始動口ということがある。
Hereinafter, the first
なお、この実施の形態では、図1に示すように、第2始動入賞口14に対してのみ開閉動作を行う可変入賞球装置15が設けられているが、第1始動入賞口13および第2始動入賞口14のいずれについても開閉動作を行う可変入賞球装置が設けられている構成であってもよい。
In this embodiment, as shown in FIG. 1, the variable winning
可変入賞球装置15が開放状態に制御されているときには可変入賞球装置15に向かう遊技球は第2始動入賞口14に極めて入賞しやすい。そして、第1始動入賞口13は演出表示装置9の直下に設けられているが、演出表示装置9の下端と第1始動入賞口13との間の間隔をさらに狭めたり、第1始動入賞口13の周辺で釘を密に配置したり、第1始動入賞口13の周辺での釘配列を遊技球を第1始動入賞口13に導きづらくして、第2始動入賞口14の入賞率の方を第1始動入賞口13の入賞率よりもより高くするようにしてもよい。
When the variable winning
第1特別図柄表示器8aの下部には、第1始動入賞口13に入った有効入賞球数すなわち第1保留記憶数(保留記憶を、始動記憶または始動入賞記憶ともいう。)を表示する4つの表示器(例えば、LED)からなる第1特別図柄保留記憶表示器18aが設けられている。第1特別図柄保留記憶表示器18aは、有効始動入賞がある毎に、点灯する表示器の数を1増やす。そして、第1特別図柄表示器8aでの可変表示が開始される毎に、点灯する表示器の数を1減らす。例えば、後述するタイマ割込処理の表示制御処理(S22)において表示制御を行う処理が実行されることによって実現される。
Below the first
第2特別図柄表示器8bの下部には、第2始動入賞口14に入った有効入賞球数すなわち第2保留記憶数を表示する4つの表示器(例えば、LED)からなる第2特別図柄保留記憶表示器18bが設けられている。第2特別図柄保留記憶表示器18bは、有効始動入賞がある毎に、点灯する表示器の数を1増やす。そして、第2特別図柄表示器8bでの可変表示が開始される毎に、点灯する表示器の数を1減らす。例えば、後述するタイマ割込処理の表示制御処理(S22)において表示制御を行う処理が実行されることによって実現される。
Below the second
また、演出表示装置9の表示画面の下部には、第1保留記憶数と第2保留記憶数との合計である合計数(合算保留記憶数)を表示する合算保留記憶表示部18cが設けられている。この実施の形態では、合算保留記憶表示部18cにおいて、第1保留記憶と第2保留記憶とに対応する保留表示が第1始動入賞口13および第2始動入賞口14への入賞順に並べて表示される。なお、合算保留記憶表示部18cにおいて、第1保留記憶であるか第2保留記憶であるかを認識可能な態様で表示されるようにしてもよい(例えば、第1保留記憶は赤色で表示され、第2保留記憶は青色で表示されるようにしてもよい)。また、合算保留記憶表示部18cに代えて、第1保留記憶数を表示する第1保留記憶表示部と第2保留記憶数を表示する第2保留記憶表示部とを設けるように構成してもよい。
In addition, at the lower part of the display screen of the
演出表示装置9は、第1特別図柄表示器8aでの第1特別図柄の可変表示時間中、および第2特別図柄表示器8bでの第2特別図柄の可変表示時間中に、装飾用(演出用)の図柄としての演出図柄の可変表示を行う。第1特別図柄表示器8aにおける第1特別図柄の可変表示と、演出表示装置9における演出図柄の可変表示とは同期している。また、第2特別図柄表示器8bにおける第2特別図柄の可変表示と、演出表示装置9における演出図柄の可変表示とは同期している。同期とは、可変表示の開始時点および終了時点がほぼ同じ(全く同じでもよい。)であって、可変表示の期間がほぼ同じ(全く同じでもよい。)であることをいう。また、第1特別図柄表示器8aにおいて大当り図柄が停止表示されるときと、第2特別図柄表示器8bにおいて大当り図柄が停止表示されるときには、演出表示装置9において大当りを想起させるような演出図柄の組み合わせが停止表示される。
The
また、図1に示すように、可変入賞球装置15の下方には、特別可変入賞球装置20が設けられている。特別可変入賞球装置20は開閉板を備え、第1特別図柄表示器8aに特定表示結果(大当り図柄)が導出表示されたとき、および第2特別図柄表示器8bに特定表示結果(大当り図柄)が導出表示されたときに生起する特定遊技状態(大当り遊技状態)においてソレノイド21によって開閉板が開放状態に制御されることによって、入賞領域となる大入賞口が開放状態になる。大入賞口に入賞した遊技球はカウントスイッチ23で検出される。
Further, as shown in FIG. 1, a special variable winning
遊技盤6の右側方下部には、普通図柄表示器10が設けられている。普通図柄表示器10は、普通図柄と呼ばれる複数種類の識別情報(例えば、「○」および「×」)を可変表示する。
A
遊技球がゲート32を通過しゲートスイッチ32aで検出されると、普通図柄表示器10の表示の可変表示が開始される。この実施の形態では、上下のランプ(点灯時に図柄が視認可能になる)が交互に点灯することによって可変表示が行われ、例えば、可変表示の終了時に下側のランプが点灯すれば当りとなる。そして、普通図柄表示器10における停止図柄が所定の図柄(当り図柄)である場合に、可変入賞球装置15が所定回数、所定時間だけ開状態になる。すなわち、可変入賞球装置15の状態は、普通図柄の停止図柄が当り図柄である場合に、遊技者にとって不利な状態から有利な状態(第2始動入賞口14に遊技球が入賞可能な状態)に変化する。普通図柄表示器10の近傍には、ゲート32を通過した入賞球数を表示する4つの表示器(例えば、LED)を有する普通図柄保留記憶表示器41が設けられている。ゲート32への遊技球の通過がある毎に、すなわちゲートスイッチ32aによって遊技球が検出される毎に、普通図柄保留記憶表示器41は点灯する表示器を1増やす。そして、普通図柄表示器10の可変表示が開始される毎に、点灯する表示器を1減らす。さらに、通常状態に比べて大当りとすることに決定される確率が高い状態である確変状態では、普通図柄表示器10における停止図柄が当り図柄になる確率が高められるとともに、可変入賞球装置15の開放時間が長くなり、かつ、開放回数が増加される。すなわち、遊技球が始動入賞しやすくなる(つまり、特別図柄表示器8a,8bや演出表示装置9における可変表示の実行条件が成立しやすくなる)ように制御された遊技状態である高ベース状態に移行する。また、この実施の形態では、時短状態(特別図柄の可変表示時間が短縮される遊技状態)においても、可変入賞球装置15の開放時間が長くなり、かつ、開放回数が増加される。
When the game ball passes through the
なお、可変入賞球装置15が開状態となる時間を延長する(開放延長状態ともいう)のでなく、普通図柄表示器10における停止図柄が当り図柄になる確率が高められる普通図柄確変状態に移行することによって、高ベース状態に移行してもよい。普通図柄表示器10における停止図柄が所定の図柄(当り図柄)となると、可変入賞球装置15が所定回数、所定時間だけ開状態になる。この場合、普通図柄確変状態に移行制御することによって、普通図柄表示器10における停止図柄が当り図柄になる確率が高められ、可変入賞球装置15が開状態となる頻度が高まる。従って、普通図柄確変状態に移行すれば、可変入賞球装置15の開放時間と開放回数が高められ、始動入賞しやすい状態(高ベース状態)となる。すなわち、可変入賞球装置15の開放時間と開放回数は、普通図柄の停止図柄が当り図柄であったり、特別図柄の停止図柄が確変図柄である場合等に高められ、遊技者にとって不利な状態から有利な状態(始動入賞しやすい状態)に変化する。なお、開放回数が高められることは、閉状態から開状態になることも含む概念である。
Instead of extending the time during which the variable winning
また、普通図柄表示器10における普通図柄の変動時間(可変表示期間)が短縮される普通図柄時短状態に移行することによって、高ベース状態に移行してもよい。普通図柄時短状態では、普通図柄の変動時間が短縮されるので、普通図柄の変動が開始される頻度が高くなり、結果として普通図柄が当りとなる頻度が高くなる。従って、普通図柄が当りとなる頻度が高くなることによって、可変入賞球装置15が開状態となる頻度が高くなり、始動入賞しやすい状態(高ベース状態)となる。
Moreover, you may transfer to a high base state by shifting to the normal symbol time short state where the fluctuation time (variable display period) of the normal symbol in the
また、特別図柄や演出図柄の変動時間(可変表示期間)が短縮される時短状態に移行することによって、特別図柄や演出図柄の変動時間が短縮されるので、有効な始動入賞が発生しやすくなり大当り遊技が行われる可能性が高まる。 Also, by shifting to the short time state when the variation time (variable display period) of special symbols and production symbols is shortened, the variation time of special symbols and production symbols is shortened, so that effective start winnings are likely to occur. The possibility that a big hit game is played increases.
さらに、上記に示した全ての状態(開放延長状態、普通図柄確変状態、普通図柄時短状態および特別図柄時短状態)に移行させることによって、始動入賞しやすくなる(高ベース状態に移行する)ようにしてもよい。また、上記に示した各状態(開放延長状態、普通図柄確変状態、普通図柄時短状態および特別図柄時短状態)のうちのいずれか複数の状態に移行させることによって、始動入賞しやすくなる(高ベース状態に移行する)ようにしてもよい。 Furthermore, by shifting to all the states shown above (open extended state, normal symbol probability changing state, normal symbol short time state, and special symbol short time state), it will be easier to win a start (shift to a high base state). May be. In addition, it is easier to win a start (high base) by shifting to any one of the above states (open extended state, normal symbol probability changing state, normal symbol short time state, and special symbol short time state). Transition to a state).
遊技盤6の遊技領域7の左右周辺には、遊技中に点滅表示される装飾LED25が設けられ、下部には、入賞しなかった打球が取り込まれるアウト口26がある。また、遊技領域7の外側の左右上部には、所定の音声出力として効果音や音声を発声する2つのスピーカ27R,27Lが設けられている。遊技領域7の外周上部、外周左部および外周右部には、前面枠に設けられた天枠LED28a、左枠LED28bおよび右枠LED28cが設けられている。また、左枠LED28bの近傍には賞球残数があるときに点灯する賞球LED51が設けられ、右枠LED28cの近傍には補給球が切れたときに点灯する球切れLED52が設けられている。天枠LED28a、左枠LED28bおよび右枠LED28cおよび装飾LED25は、パチンコ遊技機1に設けられている演出用の発光体の一例である。なお、上述した演出用(装飾用)の各種LEDの他にも演出のためのLEDやランプが設置されている。
On the left and right sides of the
遊技機には、遊技者が打球操作ハンドル5を操作することに応じて駆動モータを駆動し、駆動モータの回転力を利用して遊技球を遊技領域7に発射する打球発射装置(図示せず)が設けられている。打球発射装置から発射された遊技球は、遊技領域7を囲むように円形状に形成された打球レールを通って遊技領域7に入り、その後、遊技領域7を下りてくる。遊技球が第1始動入賞口13に入り第1始動口スイッチ13aで検出されると、第1特別図柄の可変表示を開始できる状態であれば(例えば、特別図柄の可変表示が終了し、第1の開始条件が成立したこと)、第1特別図柄表示器8aにおいて第1特別図柄の可変表示(変動)が開始されるとともに、演出表示装置9において演出図柄の可変表示が開始される。すなわち、第1特別図柄および演出図柄の可変表示は、第1始動入賞口13への入賞に対応する。第1特別図柄の可変表示を開始できる状態でなければ、第1保留記憶数が上限値に達していないことを条件として、第1保留記憶数を1増やす。
In the gaming machine, a ball striking device (not shown) that drives a driving motor in response to a player operating the batting operation handle 5 and uses the rotational force of the driving motor to launch a gaming ball to the gaming area 7. ) Is provided. A game ball launched from the ball striking device enters the
遊技球が第2始動入賞口14に入り第2始動口スイッチ14aで検出されると、第2特別図柄の可変表示を開始できる状態であれば(例えば、特別図柄の可変表示が終了し、開始条件が成立したこと)、第2特別図柄表示器8bにおいて第2特別図柄の可変表示(変動)が開始されるとともに、演出表示装置9において演出図柄の可変表示が開始される。すなわち、第2特別図柄および演出図柄の可変表示は、第2始動入賞口14への入賞に対応する。第2特別図柄の可変表示を開始できる状態でなければ、第2保留記憶数が上限値に達していないことを条件として、第2保留記憶数を1増やす。
When the game ball enters the second
図2は、主基板(遊技制御基板)31における回路構成の一例を示すブロック図である。なお、図2には、払出制御基板37および演出制御基板80等も示されている。主基板31には、プログラムに従ってパチンコ遊技機1を制御する遊技制御用マイクロコンピュータ(遊技制御手段に相当)560が搭載されている。遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ゲーム制御(遊技進行制御)用のプログラム等を記憶するROM54、ワークメモリとして使用される記憶手段としてのRAM55、プログラムに従って制御動作を行うCPU56およびI/Oポート部57を含む。この実施の形態では、ROM54およびRAM55は遊技制御用マイクロコンピュータ560に内蔵されている。すなわち、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、1チップマイクロコンピュータである。1チップマイクロコンピュータには、少なくともCPU56のほかRAM55が内蔵されていればよく、ROM54は外付けであっても内蔵されていてもよい。また、I/Oポート部57は、外付けであってもよい。遊技制御用マイクロコンピュータ560には、さらに、ハードウェア乱数(ハードウェア回路が発生する乱数)を発生する乱数回路503が内蔵されている。
FIG. 2 is a block diagram showing an example of the circuit configuration of the main board (game control board) 31. 2 also shows the
なお、遊技制御用マイクロコンピュータ560においてCPU56がROM54に格納されているプログラムに従って制御を実行するので、以下、遊技制御用マイクロコンピュータ560(またはCPU56)が実行する(または、処理を行う)ということは、具体的には、CPU56がプログラムに従って制御を実行することである。このことは、主基板31以外の他の基板に搭載されているマイクロコンピュータについても同様である。
In the
乱数回路503は、特別図柄の可変表示の表示結果により大当りとするか否か判定するための判定用の乱数を発生するために用いられるハードウェア回路である。乱数回路503は、初期値(例えば、0)と上限値(例えば、65535)とが設定された数値範囲内で、数値データを、設定された更新規則に従って更新し、ランダムなタイミングで発生する始動入賞時が数値データの読出(抽出)時であることにもとづいて、読出される数値データが乱数値となる乱数発生機能を有する。
The
乱数回路503は、数値データの更新範囲の選択設定機能(初期値の選択設定機能、および、上限値の選択設定機能)、数値データの更新規則の選択設定機能、および数値データの更新規則の選択切換え機能等の各種の機能を有する。このような機能によって、生成する乱数のランダム性を向上させることができる。
The
また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、乱数回路503が更新する数値データの初期値を設定する機能を有している。例えば、ROM54等の所定の記憶領域に記憶された遊技制御用マイクロコンピュータ560のIDナンバ(遊技制御用マイクロコンピュータ560の各製品ごとに異なる数値で付与されたIDナンバ)を用いて所定の演算を行なって得られた数値データを、乱数回路503が更新する数値データの初期値として設定する。そのような処理を行うことによって、乱数回路503が発生する乱数のランダム性をより向上させることができる。
Further, the
遊技制御用マイクロコンピュータ560は、第1始動口スイッチ13aまたは第2始動口スイッチ14aへの始動入賞が生じたときに乱数回路503から数値データをランダムRとして読み出し、特別図柄および演出図柄の変動開始時にランダムRにもとづいて特定の表示結果としての大当り表示結果にするか否か、すなわち、大当りとするか否かを決定する。そして、大当りとすると決定したときに、遊技状態を遊技者にとって有利な特定遊技状態としての大当り遊技状態に移行させる。
The
また、RAM55は、その一部または全部が電源基板において作成されるバックアップ電源によってバックアップされている不揮発性記憶手段としてのバックアップRAMである。すなわち、遊技機に対する電力供給が停止しても、所定期間(バックアップ電源としてのコンデンサが放電してバックアップ電源が電力供給不能になるまで)は、RAM55の一部または全部の内容は保存される。特に、少なくとも、遊技状態すなわち遊技制御手段の制御状態に応じたデータ(特別図柄プロセスフラグや合算保留記憶数カウンタの値など)と未払出賞球数を示すデータは、バックアップRAMに保存される。遊技制御手段の制御状態に応じたデータとは、停電等が生じた後に復旧した場合に、そのデータにもとづいて、制御状態を停電等の発生前に復旧させるために必要なデータである。また、制御状態に応じたデータと未払出賞球数を示すデータとを遊技の進行状態を示すデータと定義する。なお、この実施の形態では、RAM55の全部が、電源バックアップされているとする。
The
遊技制御用マイクロコンピュータ560のリセット端子には、電源基板からのリセット信号(図示せず)が入力される。電源基板には、遊技制御用マイクロコンピュータ560等に供給されるリセット信号を生成するリセット回路が搭載されている。なお、リセット信号がハイレベルになると遊技制御用マイクロコンピュータ560等は動作可能状態になり、リセット信号がローレベルになると遊技制御用マイクロコンピュータ560等は動作停止状態になる。従って、リセット信号がハイレベルである期間は、遊技制御用マイクロコンピュータ560等の動作を許容する許容信号が出力されていることになり、リセット信号がローレベルである期間は、遊技制御用マイクロコンピュータ560等の動作を停止させる動作停止信号が出力されていることになる。なお、リセット回路をそれぞれの電気部品制御基板(電気部品を制御するためのマイクロコンピュータが搭載されている基板)に搭載してもよい。
A reset signal (not shown) from the power supply board is input to the reset terminal of the
さらに、遊技制御用マイクロコンピュータ560の入力ポートには、電源基板からの電源電圧が所定値以下に低下したことを示す電源断信号が入力される。すなわち、電源基板には、遊技機において使用される所定電圧(例えば、DC30VやDC5Vなど)の電圧値を監視して、電圧値があらかじめ定められた所定値にまで低下すると(電源電圧の低下を検出すると)、その旨を示す電源断信号を出力する電源監視回路が搭載されている。また、遊技制御用マイクロコンピュータ560の入力ポートには、RAMの内容をクリアすることを指示するためのクリアスイッチが操作されたことを示すクリア信号(図示せず)が入力される。
Furthermore, a power-off signal indicating that the power supply voltage from the power supply board has dropped below a predetermined value is input to the input port of the
また、ゲートスイッチ32a、第1始動口スイッチ13a、第2始動口スイッチ14a、カウントスイッチ23および操作ボタン50の操作を検出するための操作検出スイッチ50aからの検出信号を遊技制御用マイクロコンピュータ560に与える入力ドライバ回路58も主基板31に搭載されている。また、可変入賞球装置15を開閉するソレノイド16、および大入賞口を形成する特別可変入賞球装置20を開閉するソレノイド21を遊技制御用マイクロコンピュータ560からの指令に従って駆動する出力回路59も主基板31に搭載されている。さらに、大当り遊技状態の発生を示す大当り情報等の情報出力信号をホールコンピュータ等の外部装置に対して出力する情報出力回路(図示せず)も主基板31に搭載されている。
Further, detection signals from the operation detection switch 50a for detecting the operation of the
この実施の形態では、演出制御基板80に搭載されている演出制御手段(演出制御用マイクロコンピュータで構成される。)が、中継基板77を介して遊技制御用マイクロコンピュータ560から演出内容を指示する演出制御コマンドを受信し、演出図柄を可変表示する演出表示装置9との表示制御を行う。
In this embodiment, the effect control means (configured by the effect control microcomputer) mounted on the
演出制御基板80は、演出制御用CPU101およびRAMを含む演出制御用マイクロコンピュータ100を搭載している。なお、RAMは外付けであってもよい。演出制御基板80において、演出制御用CPU101は、内蔵または外付けのROM(図示せず)に格納されたプログラムに従って動作し、中継基板77を介して入力される主基板31からの取込信号(演出制御INT信号)に応じて演出制御コマンドを受信する。また、演出制御用CPU101は、演出制御コマンドにもとづいて、VDP(ビデオディスプレイプロセッサ)109に演出表示装置9の表示制御を行わせる。
The
また、演出制御用マイクロコンピュータ100が備えるRAMは、その一部が電源基板において作成されるバックアップ電源によってバックアップされている不揮発性記憶手段としてのバックアップRAMである。すなわち、遊技機に対する電力供給が停止しても、所定期間(バックアップ電源としてのコンデンサが放電してバックアップ電源が電力供給不能になるまで)は、演出制御用マイクロコンピュータ100が備えるRAMの一部の内容は保存される。特に、少なくとも、遊技状態を示すデータ(後述する、確変状態フラグや時短状態フラグ)は、バックアップRAMに保存される。ただし、この実施の形態では、後述する時短状態移行後の変動回数をカウントするための時短後回数カウンタの値は、バックアップRAMには保存されない。
Further, the RAM included in the
この実施の形態では、演出制御用マイクロコンピュータ100と共動して演出表示装置9の表示制御を行うVDP109が演出制御基板80に搭載されている。VDP109は、演出制御用マイクロコンピュータ100とは独立したアドレス空間を有し、そこにVRAMをマッピングする。VRAMは、VDP109によって生成された画像データを展開するためのバッファメモリである。そして、VDP109は、VRAM内の画像データを演出表示装置9に出力する。
In this embodiment, a
演出制御用CPU101は、受信した演出制御コマンドに従ってキャラクタROM(図示せず)から必要なデータを読み出す。キャラクタROMは、演出表示装置9に表示されるキャラクタ画像データ、具体的には、人物、文字、図形または記号等(演出図柄を含む)をあらかじめ格納しておくためのものである。演出制御用CPU101は、キャラクタROMから読み出したデータをVDP109に出力する。VDP109は、演出制御用CPU101から入力されたデータにもとづいて表示制御を実行する。
The
中継基板77から入力される演出制御コマンドおよび演出制御INT信号は、演出制御基板80において、まず、図示しない入力ドライバに入力する。中継基板77には、主基板31から入力された信号を演出制御基板80に向かう方向にしか通過させない(演出制御基板80から中継基板77への方向には信号を通過させない)信号方向規制手段としての単方向性回路が搭載されている。
The effect control command and the effect control INT signal input from the
さらに、演出制御用CPU101は、図示しない出力ポートを介してランプドライバ基板35に対してLEDを駆動する信号を出力する。また、演出制御用CPU101は、出力ポートを介して音声出力基板70に対して音番号データを出力する。
Further, the
ランプドライバ基板35において、LEDを駆動する信号は、図示しないLEDドライバに入力される。LEDドライバは、駆動信号を天枠LED28a、左枠LED28b、右枠LED28cなどの枠側に設けられている各LEDに供給する。また、遊技盤側に設けられている装飾LED25に駆動信号を供給する。なお、LED以外の発光体が設けられている場合には、それを駆動する駆動回路(ドライバ)がランプドライバ基板35に搭載される。
In the
音声出力基板70において、音番号データは、入力ドライバを介して図示しない音声合成用ICに入力される。音声合成用ICは、音番号データに応じた音声や効果音を発生し増幅回路に出力する。増幅回路は、音声合成用ICの出力レベルを、ボリュームで設定されている音量に応じたレベルに増幅した音声信号をスピーカ27R,27Lに出力する。音声合成用ICに接続された音声データROMには、音番号データに応じた制御データが格納されている。音番号データに応じた制御データは、所定期間(例えば演出図柄の変動期間)における効果音または音声の出力態様を時系列的に示すデータの集まりである。
In the
次に、遊技機の動作について説明する。主基板31では、所定の電源基板からの電力供給が開始されると、遊技制御用マイクロコンピュータ560が起動し、CPU56によって遊技制御メイン処理となる所定の処理が実行される。遊技制御メイン処理を開始すると、CPU56は、割込み禁止に設定した後、必要な初期設定を行う。この初期設定では、例えばRAM55がクリアされる。また、遊技制御用マイクロコンピュータ560に内蔵されたCTC(カウンタ/タイマ回路)のレジスタ設定を行う。これにより、以後、所定時間(例えば、2ミリ秒)ごとにCTCから割込み要求信号がCPU56へ送出され、CPU56は定期的にタイマ割込み処理を実行することができる。初期設定が終了すると、割込みを許可した後、ループ処理に入る。尚、遊技制御メイン処理では、パチンコ遊技機1の内部状態を前回の電力供給停止時における状態に復帰させるための処理を実行してから、ループ処理に入るようにしてもよい。
Next, the operation of the gaming machine will be described. In the
こうした遊技制御メイン処理を実行したCPU56は、CTCからの割込み要求信号を受信して割込み要求を受付けると、図10に示すS20〜S34のタイマ割込処理を実行する。タイマ割込処理において、まず、電源断信号が出力されたか否か(オン状態になったか否か)を検出する電源断検出処理を実行する(S20)。電源断信号は、例えば電源基板に搭載されている電源監視回路が、遊技機に供給される電源の電圧の低下を検出した場合に出力する。そして、電源断検出処理において、CPU56は、電源断信号が出力されたことを検出したら、必要なデータをバックアップRAM領域に保存するための電力供給停止時処理を実行する。次いで、入力ドライバ回路58を介して、ゲートスイッチ32a、第1始動口スイッチ13a、第2始動口スイッチ14aおよびカウントスイッチ23の検出信号を入力し、それらの状態判定を行う(スイッチ処理:S21)。
When the
次に、CPU56は、第1特別図柄表示器8a、第2特別図柄表示器8b、普通図柄表示器10、第1特別図柄保留記憶表示器18a、第2特別図柄保留記憶表示器18b、普通図柄保留記憶表示器41の表示制御を行う表示制御処理を実行する(S22)。第1特別図柄表示器8a、第2特別図柄表示器8bおよび普通図柄表示器10については、S32,S33で設定される出力バッファの内容に応じて各表示器に対して駆動信号を出力する制御を実行する。
Next, the
また、遊技制御に用いられる普通図柄当り判定用乱数等の各判定用乱数を生成するための各カウンタのカウント値を更新する処理を行う(判定用乱数更新処理:S23)。CPU56は、さらに、初期値用乱数および表示用乱数を生成するためのカウンタのカウント値を更新する処理を行う(初期値用乱数更新処理,表示用乱数更新処理:S24,S25)。
Further, a process of updating the count value of each counter for generating each random number for determination such as a random number for normal symbol determination used for game control is performed (determination random number update process: S23). The
さらに、CPU56は、特別図柄プロセス処理を行う(S26)。特別図柄プロセス処理では、第1特別図柄表示器8a、第2特別図柄表示器8bおよび大入賞口を所定の順序で制御するための特別図柄プロセスフラグに従って該当する処理を実行する。CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を、遊技状態に応じて更新する。
Further, the
次いで、普通図柄プロセス処理を行う(S27)。普通図柄プロセス処理では、CPU56は、普通図柄表示器10の表示状態を所定の順序で制御するための普通図柄プロセスフラグに従って該当する処理を実行する。CPU56は、普通図柄プロセスフラグの値を、遊技状態に応じて更新する。
Next, the normal symbol process is performed (S27). In the normal symbol process, the
また、CPU56は、演出制御用マイクロコンピュータ100に演出制御コマンドを送出する処理を行う(演出制御コマンド制御処理:S28)。
Further, the
さらに、CPU56は、例えばホール管理用コンピュータに供給される大当り情報、始動情報、確率変動情報などのデータを出力する情報出力処理を行う(S29)。
Further, the
また、CPU56は、第1始動口スイッチ13a、第2始動口スイッチ14aおよびカウントスイッチ23の検出信号にもとづく賞球個数の設定などを行う賞球処理を実行する(S30)。具体的には、第1始動口スイッチ13a、第2始動口スイッチ14aおよびカウントスイッチ23のいずれかがオンしたことにもとづく入賞検出に応じて、払出制御基板37に搭載されている払出制御用マイクロコンピュータに賞球個数を示す払出制御コマンド(賞球個数信号)を出力する。払出制御用マイクロコンピュータは、賞球個数を示す払出制御コマンドに応じて球払出装置97を駆動する。
Further, the
この実施の形態では、出力ポートの出力状態に対応したRAM領域(出力ポートバッファ)が設けられているのであるが、CPU56は、出力ポートの出力状態に対応したRAM領域におけるソレノイドのオン/オフに関する内容を出力ポートに出力する(S31:出力処理)。
In this embodiment, a RAM area (output port buffer) corresponding to the output state of the output port is provided. However, the
また、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値に応じて特別図柄の演出表示を行うための特別図柄表示制御データを特別図柄表示制御データ設定用の出力バッファに設定する特別図柄表示制御処理を行う(S32)。CPU56は、例えば、特別図柄プロセス処理でセットされる開始フラグがセットされると終了フラグがセットされるまで、変動速度が1コマ/0.2秒であれば、0.2秒が経過する毎に、出力バッファに設定される表示制御データの値を+1する。また、CPU56は、出力バッファに設定された表示制御データに応じて、S22において駆動信号を出力することによって、第1特別図柄表示器8aおよび第2特別図柄表示器8bにおける第1特別図柄および第2特別図柄の可変表示を実行する。
Further, the
さらに、CPU56は、普通図柄プロセスフラグの値に応じて普通図柄の演出表示を行うための普通図柄表示制御データを普通図柄表示制御データ設定用の出力バッファに設定する普通図柄表示制御処理を行う(S33)。CPU56は、例えば、普通図柄の変動に関する開始フラグがセットされると終了フラグがセットされるまで、普通図柄の変動速度が0.2秒ごとに表示状態(「○」および「×」)を切り替えるような速度であれば、0.2秒が経過する毎に、出力バッファに設定される表示制御データの値(例えば、「○」を示す1と「×」を示す0)を切り替える。また、CPU56は、出力バッファに設定された表示制御データに応じて、S22において駆動信号を出力することによって、普通図柄表示器10における普通図柄の演出表示を実行する。
Further, the
その後、割込許可状態に設定し(S34)、処理を終了する。以上の制御によって、この実施の形態では、遊技制御処理は2ms毎に起動されることになる。なお、遊技制御処理は、タイマ割込処理におけるS21〜S33(S29を除く。)の処理に相当する。また、この実施の形態では、タイマ割込処理で遊技制御処理が実行されているが、タイマ割込処理では例えば割込が発生したことを示すフラグのセットのみがなされ、遊技制御処理はメイン処理において実行されるようにしてもよい。 Thereafter, the interrupt permission state is set (S34), and the process ends. With the above control, in this embodiment, the game control process is started every 2 ms. The game control process corresponds to the processes of S21 to S33 (excluding S29) in the timer interrupt process. In this embodiment, the game control process is executed by the timer interrupt process. However, in the timer interrupt process, for example, only a flag indicating that an interrupt has occurred is set, and the game control process is performed by the main process. May be executed.
第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bおよび演出表示装置9にはずれ図柄が停止表示される場合には、演出図柄の可変表示が開始されてから、演出図柄の可変表示状態がリーチ状態にならずに、リーチにならない所定の演出図柄の組み合わせが停止表示されることがある。このような演出図柄の可変表示態様を、可変表示結果がはずれ図柄になる場合における「非リーチ」(「通常はずれ」ともいう)の可変表示態様という。
When the shifted symbol is stopped and displayed on the first
第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bおよび演出表示装置9にはずれ図柄が停止表示される場合には、演出図柄の可変表示が開始されてから、演出図柄の可変表示状態がリーチ状態となった後にリーチ演出が実行され、最終的に大当り図柄とはならない所定の演出図柄の組み合わせが停止表示されることがある。このような演出図柄の可変表示結果を、可変表示結果が「はずれ」となる場合における「リーチ」(「リーチはずれ」ともいう)の可変表示態様という。
When the shifted symbol is stopped and displayed on the first
この実施の形態では、第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bに大当り図柄が停止表示される場合には、演出図柄の可変表示状態がリーチ状態になった後にリーチ演出が実行され、最終的に演出表示装置9における「左」、「中」、「右」の各図柄表示エリア9L、9C、9Rに、演出図柄が揃って停止表示される。
In this embodiment, when the jackpot symbol is stopped and displayed on the first
第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bに小当りである「5」が停止表示される場合には、演出表示装置9において、演出図柄の可変表示態様が「突然確変大当り」である場合と同様に演出図柄の可変表示が行われた後、所定の小当り図柄(突然確変大当り図柄と同じ図柄。例えば「135」)が停止表示されることがある。第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bに小当り図柄である「5」が停止表示されることに対応する演出表示装置9における表示演出を「小当り」の可変表示態様という。
When “5”, which is a small hit, is stopped and displayed on the first
ここで、小当りとは、大当りと比較して大入賞口の開放回数が少ない回数(この実施の形態では0.1秒間の開放を2回)まで許容される当りである。なお、小当り遊技が終了した場合、遊技状態は変化しない。すなわち、確変状態から通常状態に移行したり通常状態から確変状態に移行したりすることはない。また、突然確変大当りとは、大当り遊技状態において大入賞口の開放回数が少ない回数(この実施の形態では0.1秒間の開放を2回)まで許容されるが大入賞口の開放時間が極めて短い大当りであり、かつ、大当り遊技後の遊技状態を確変状態に移行させるような大当りである(すなわち、そのようにすることにより、遊技者に対して突然に確変状態となったかのように見せるものである)。つまり、この実施の形態では、突然確変大当りと小当りとは、大入賞口の開放パターンが同じである。そのように制御することによって、大入賞口の0.1秒間の開放が2回行われると、突然確変大当りであるか小当りであるかまでは認識できないので、遊技者に対して高確率状態(確変状態)を期待させることができ、遊技の興趣を向上させることができる。 Here, the small win is a hit that is allowed up to a small number of times that the big winning opening is opened compared to the big win (in this embodiment, the opening for 0.1 second is twice). When the small hit game ends, the game state does not change. That is, there is no transition from the probability variation state to the normal state or from the normal state to the certain variation state. In addition, the sudden probability change big hit is allowed up to a small number of times of opening of the big prize opening in the big hit gaming state (in this embodiment, the opening for 0.1 second is twice), but the opening time of the big prize opening is extremely large. It is a big hit that is a short jackpot and the game state after the big hit game is shifted to a probable state (that is, by doing so, it appears to the player as if it suddenly became a probable state) Is). In other words, in this embodiment, the sudden winning odds and the small wins have the same opening pattern of the big prize opening. By controlling in such a way, if the winning opening is opened twice for 0.1 seconds, it is impossible to recognize whether it is suddenly a big hit or a small hit, so a high probability state for the player (Probable change state) can be expected, and the interest of the game can be improved.
図3は、あらかじめ用意された演出図柄の変動パターンを示す説明図である。図3に示すように、この実施の形態では、可変表示結果が「はずれ」であり演出図柄の可変表示態様がリーチ状態を伴わない場合に対応した変動パターンとして、短縮非リーチはずれ及び非リーチはずれが用意されている。また、可変表示結果が「はずれ」であり演出図柄の可変表示態様がリーチ状態を伴う場合に対応した変動パターンとして、ノーマルはずれ、擬似連1ノーマルはずれ、スーパーはずれ、擬似連2スーパーはずれ及び擬似連3スーパーはずれが用意されている。なお、図3に示すように、擬似連の演出を伴う変動パターンのうち、擬似連1ノーマルはずれを用いる場合には、再変動が1回行われる。また、擬似連の演出を伴う変動パターンのうち、擬似連2スーパーはずれを用いる場合には、再変動が2回行われる。さらに、擬似連の演出を伴う変動パターンのうち、擬似連3スーパーはずれを用いる場合には、再変動が3回行われる。なお、再変動とは、演出図柄の可変表示が開始されてから表示結果が導出表示されるまでに一旦はずれとなる演出図柄を仮停止させた後に演出図柄の可変表示を再度実行することである。また、図3に示す変動パターンのうち、短縮非リーチはずれは、非リーチはずれに対応して設けられた、非リーチはずれよりも変動時間が短い短縮用の変動パターンである。
FIG. 3 is an explanatory diagram showing a variation pattern of the effect symbol prepared in advance. As shown in FIG. 3, in this embodiment, the variable display result is “out of” and the variation pattern corresponding to the case where the variable display mode of the effect design does not involve the reach state, the shortened non-reach shift and the non-reach shift Is prepared. In addition, as a variation pattern corresponding to the case where the variable display result is “out of” and the variable display mode of the production symbol is associated with the reach state, normal deviation, pseudo-ream 1 normal deviation, super-relief, pseudo-ream 2 super-off and pseudo-ream Three supermarkets are prepared. Note that, as shown in FIG. 3, in the variation pattern accompanied with the effect of the pseudo-continuous, when the
また、図3に示すように、この実施の形態では、特別図柄の可変表示結果が通常大当りまたは確変大当りになる場合に対応した変動パターンとして、ノーマル当り、擬似連1当り、スーパー当り、擬似連2スーパー当り及び擬似連3スーパー当りが用意されている。また、図3に示すように、擬似連の演出を伴う変動パターンのうち、擬似連1ノーマル当りを用いる場合には、再変動が1回行われる。また、擬似連の演出を伴う変動パターンのうち、擬似連2スーパー当りを用いる場合には、再変動が2回行われる。さらに、擬似連の演出を伴う変動パターンのうち、擬似連3スーパー当りを用いる場合には、再変動が3回行われる。
Further, as shown in FIG. 3, in this embodiment, as a variation pattern corresponding to the case where the variable symbol display result of the special symbol becomes a normal big hit or a probable big hit, the normal pattern, the pseudo-unit per unit, the super unit, the pseudo-unit Two supermarkets and three pseudo-supermarkets are available. In addition, as shown in FIG. 3, in the case of using one normal per pseudo-continuation among the variation patterns accompanied with the effect of the pseudo-continuous, the re-variation is performed once. In addition, among the variation patterns accompanied by the effect of the pseudo-ream, when the per-
また、図3に示すように、この実施の形態では、特別図柄の可変表示結果が突然確変大当りまたは小当りになる場合に対応した変動パターンとして、特殊当りが用意されている。 As shown in FIG. 3, in this embodiment, a special hit is prepared as a variation pattern corresponding to the case where the variable symbol display result of the special symbol suddenly becomes a big hit or a small hit.
なお、この実施の形態では、図3に示すように、リーチの種類に応じて変動時間が固定的に定められている場合(例えば、擬似連(3回)ありのスーパーリーチの場合には変動時間が40秒で固定であり、擬似連なしのスーパーリーチの場合には変動時間が25秒で固定である)を示しているが、例えば、同じ種類のスーパーリーチの場合であっても、合算保留記憶数に応じて、変動時間を異ならせるようにしてもよい。例えば、同じ種類のスーパーリーチを伴う場合であっても、合算保留記憶数が多くなるに従って、変動時間が短くなるようにしてもよい。また、例えば、同じ種類のスーパーリーチの場合であっても、第1特別図柄の変動表示を行う場合には、第1保留記憶数に応じて、変動時間を異ならせるようにしてもよく、第2特別図柄の変動表示を行う場合には、第2保留記憶数に応じて、変動時間を異ならせるようにしてもよい。この場合、第1保留記憶数や第2保留記憶数の値ごとに別々のテーブルを用意しておき(例えば、保留記憶数0〜2用の変動パターン判定テーブルと保留記憶数3,4用の変動パターン判定テーブルとを用意しておき)、第1保留記憶数または第2保留記憶数の値に応じて判定テーブルを選択して、変動時間を異ならせるようにしてもよい。
In this embodiment, as shown in FIG. 3, when the variation time is fixedly determined according to the type of reach (for example, in the case of super reach with pseudo-ream (three times), the variation occurs. The time is fixed at 40 seconds, and the fluctuation time is fixed at 25 seconds in the case of super reach without pseudo-ream). The variation time may be varied according to the number of reserved storage. For example, even with the same type of super reach, the variation time may be shortened as the total number of pending storage increases. Also, for example, even in the case of the same type of super reach, when the variable display of the first special symbol is performed, the variable time may be varied according to the first reserved memory number. When the variable display of the two special symbols is performed, the variable time may be varied according to the second reserved memory number. In this case, separate tables are prepared for each value of the first reserved memory number and the second reserved memory number (for example, the variation pattern determination table for the
また、この実施の形態では、遊技状態が通常状態である場合と時短状態である場合とで、変動時間が異なるように構成されているが(図3に示す例では、時短状態である場合には、他の変動パターンに比べて変動時間が短い「短縮非リーチはずれ」が選択される割合が、図6に示すように、高くなるように判定値が設定されている)、これに限らず、通常状態(または時短状態)であっても、合算保留記憶数に応じて、変動時間が異なる(すなわち、変動時間が短い変動パターンが選択される割合が異なる)ように構成してもよい。例えば、合算保留記憶数が多くなるに従って、変動時間が短くなる(すなわち、変動時間が短い変動パターンが選択される割合が高くなる)ようにしてもよい。また、例えば、第1特別図柄の変動表示を行う場合には、第1保留記憶数に応じて、変動時間を異ならせる(すなわち、変動時間が短い変動パターンが選択される割合を異ならせる)ようにしてもよく、第2特別図柄の変動表示を行う場合には、第2保留記憶数に応じて、変動時間を異ならせる(すなわち、変動時間が短い変動パターンが選択される割合を異ならせる)ようにしてもよい。この場合、第1保留記憶数や第2保留記憶数の値ごとに別々のテーブルを用意しておき(例えば、保留記憶数0〜2用の変動パターン判定テーブルと保留記憶数3,4用の変動パターン判定テーブルとを用意しておき)、第1保留記憶数または第2保留記憶数の値に応じて判定テーブルを選択して、変動時間を異ならせるようにしてもよい。
Further, in this embodiment, the game time is configured so that the variation time is different between the normal state and the short time state (in the example shown in FIG. The determination value is set so that the ratio of selecting “shortened non-reach out” that has a shorter variation time than other variation patterns is set as shown in FIG. 6), but is not limited thereto. Even in the normal state (or in the short time state), the variation time may be different (that is, the rate of selection of the variation pattern with a short variation time is different) according to the total number of pending storage. For example, the variation time may be shortened (that is, the rate at which a variation pattern having a short variation time is selected increases) as the total number of pending storage increases. Further, for example, when the variable display of the first special symbol is performed, the variable time is varied according to the number of the first reserved memory (that is, the ratio at which the variable pattern with the short variable time is selected is varied). Alternatively, in the case of performing the variation display of the second special symbol, the variation time is varied according to the second reserved memory number (that is, the proportion of variation patterns having a short variation time is selected). You may do it. In this case, separate tables are prepared for each value of the first reserved memory number and the second reserved memory number (for example, the variation pattern determination table for the
保留記憶数に応じて異なる変動パターン判定テーブルを用いるように構成するときには、例えば、表示結果がはずれであって、合算保留記憶数が3以上である場合に用いられる変動パターン判定テーブルは、合算保留記憶数が0〜2である場合に用いられる変動パターン判定テーブルと比較して、リーチ(ノーマルリーチ、スーパーリーチ)となる割合が少なくなるように判定値が割り当てられる。また、合算保留記憶数が3以上である場合に用いられる変動パターン判定テーブルは、他の変動パターンに比べて変動時間が短い「短縮非リーチはずれ」が選択される割合が高くなるように判定値が設定される。このことによって、合算保留記憶数が多くなるに従って平均的な変動時間を短くすることができ、可変表示の作動率が低下してしまう事態を極力防止することができる。 When configured to use a different variation pattern determination table depending on the number of reserved storage, for example, the variation pattern determination table used when the display result is out of order and the total number of reserved storage is 3 or more is Compared to the variation pattern determination table used when the number of memories is 0 to 2, determination values are assigned so that the ratio of reach (normal reach, super reach) is reduced. In addition, the variation pattern determination table used when the total number of pending storages is 3 or more has a determination value that increases the rate at which “shortened non-reach out” is selected that has a shorter variation time than other variation patterns. Is set. As a result, the average fluctuation time can be shortened as the total number of pending storage increases, and a situation where the variable display operating rate is reduced can be prevented as much as possible.
また、合算保留記憶数が3以上である場合に用いられる変動パターン判定テーブルと、合算保留記憶数が0〜2である場合に用いられる変動パターン判定テーブルとには、特定の演出(例えばスーパーリーチ)を伴う変動パターン(またはそのような変動パターンの集合)に対して、共通の判定値(例えば、950〜997など)が割り当てられる。そのため、合算保留記憶数にかかわらず(つまり用いる変動パターン判定テーブルが異なっても)、始動入賞時において、抽出した変動パターン判定用乱数(ランダム3)の値さえ確認すれば、特定の演出(例えばスーパーリーチ)を伴うか否かをあらかじめ容易に判定することができる。従って、その始動入賞に対応した可変表示よりも以前に、特定の演出(例えばスーパーリーチ)を伴うことを報知することができ(例えば、その旨を示す演出制御コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信し、演出制御コマンドを受信した演出制御用マイクロコンピュータ100において先読み演出等の演出を実行することによって実現される)、遊技に対する興趣を向上させることができる。
In addition, there are specific effects (for example, super reach) in the variation pattern determination table used when the total number of reserved storage is 3 or more and the variation pattern determination table used when the total number of stored storage is 0-2. ) Is assigned a common determination value (for example, 950 to 997). Therefore, regardless of the total number of pending storages (that is, even if the variation pattern determination table to be used is different), if the value of the extracted random number for variation pattern determination (random 3) is confirmed at the time of start winning, a specific effect (for example, It can be easily determined in advance whether or not it is accompanied by (super reach). Therefore, prior to the variable display corresponding to the start winning prize, it can be notified that a specific effect (for example, super reach) is accompanied (for example, an effect control command indicating that effect is sent to the effect control microcomputer 100). This is realized by executing an effect such as a pre-reading effect in the
なお、合算保留記憶数が0〜2であるか3以上であるかの2種類について、判定値の割り当てを異ならせる場合を示したが、これに限らず、例えば、合算保留記憶数に応じてさらに細かく段階的に割り当てを異ならせてもよい。この場合、例えば、合算保留記憶数が0,1用の変動パターン判定テーブルと、合算保留記憶数2個用、合算保留記憶数3個用および合算保留記憶数4個用の変動パターン判定テーブルとをあらかじめ用意しておき、リーチを伴う変動パターンや短縮変動の変動パターンに対する判定値の割り当てさらに段階的に異ならせるようにしてもよい。
In addition, although the case where the allocation of the determination value is different is shown for two types of the total pending storage number being 0 to 2 or 3 or more, for example, according to the total pending storage number Further, the assignment may be changed in a stepwise manner. In this case, for example, the fluctuation pattern determination table for the total
図4は、各乱数を示す説明図である。各乱数は、以下のように使用される。
(1)ランダム1(MR1):大当りの種類(後述する通常大当り、確変大当り、突然確変大当り)を決定する(大当り種別判定用)
(2)ランダム3(MR3):変動パターン(変動時間)を決定する(変動パターン判定
用)
(3)ランダム4(MR4):普通図柄にもとづく当りを発生させるか否か決定する(普通図柄当り判定用)
(4)ランダム5(MR5):ランダム4の初期値を決定する(ランダム4初期値決定用)
FIG. 4 is an explanatory diagram showing each random number. Each random number is used as follows.
(1) Random 1 (MR1): Determines the type of jackpot (normal jackpot, probability variation jackpot, sudden probability variation jackpot described later) (for jackpot type determination)
(2) Random 3 (MR3): Determines the variation pattern (variation time) (for variation pattern determination)
(3) Random 4 (MR4): Determines whether or not to generate a hit based on the normal symbol (for normal symbol hit determination)
(4) Random 5 (MR5): Determine the initial value of random 4 (for determining the initial value of random 4)
なお、この実施の形態では、変動パターンは、変動パターン判定用乱数(ランダム3)を用いて、変動パターン判定テーブルに含まれるいずれかの変動パターンに決定する。 In this embodiment, the variation pattern is determined as any variation pattern included in the variation pattern determination table using a variation pattern determination random number (random 3).
図10に示された遊技制御処理におけるS23では、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、(1)の大当り種別判定用乱数、および(4)の普通図柄当り判定用乱数を生成するためのカウンタのカウントアップ(1加算)を行う。すなわち、それらが判定用乱数であり、それら以外の乱数が表示用乱数(ランダム3)または初期値用乱数(ランダム5)である。なお、遊技効果を高めるために、上記の乱数以外の乱数も用いてもよい。また、この実施の形態では、大当り判定用乱数として、遊技制御用マイクロコンピュータ560に内蔵されたハードウェア(遊技制御用マイクロコンピュータ560の外部のハードウェアでもよい。)が生成する乱数を用いる。
In S23 in the game control process shown in FIG. 10, the
図5(A)は、大当り判定テーブルを示す説明図である。大当り判定テーブルとは、ROM54に記憶されているデータの集まりであって、ランダムRと比較される大当り判定値が設定されているテーブルである。大当り判定テーブルには、通常状態(確変状態でない遊技状態)において用いられる通常時大当り判定テーブルと、確変状態において用いられる確変時大当り判定テーブルとがある。通常時大当り判定テーブルには、図5(A)の左欄に記載されている各数値が設定され、確変時大当り判定テーブルには、図5(A)の右欄に記載されている各数値が設定されている。図5(A)に記載されている数値が大当り判定値である。
FIG. 5A is an explanatory diagram showing a jackpot determination table. The jackpot determination table is a collection of data stored in the
図5(B),(C)は、小当り判定テーブルを示す説明図である。小当り判定テーブルとは、ROM54に記憶されているデータの集まりであって、ランダムRと比較される小当り判定値が設定されているテーブルである。小当り判定テーブルには、第1特別図柄の変動表示を行うときに用いられる小当り判定テーブル(第1特別図柄用)と、第2特別図柄の変動表示を行うときに用いられる小当り判定テーブル(第2特別図柄用)とがある。小当り判定テーブル(第1特別図柄用)には、図5(B)に記載されている各数値が設定され、小当り判定テーブル(第2特別図柄用)には、図5(C)に記載されている各数値が設定されている。また、図5(B),(C)に記載されている数値が小当り判定値である。
5B and 5C are explanatory diagrams showing a small hit determination table. The small hit determination table is a collection of data stored in the
CPU56は、所定の時期に、乱数回路503のカウント値を抽出して抽出値を大当り判定用乱数(ランダムR)の値とするのであるが、大当り判定用乱数値が図5(A)に示すいずれかの大当り判定値に一致すると、特別図柄に関して大当り(後述する通常大当り、確変大当り、突然確変大当り)にすることに決定する。また、大当り判定用乱数値が図5(B),(C)に示すいずれかの小当り判定値に一致すると、特別図柄に関して小当りにすることに決定する。なお、図5(A)に示す「確率」は、大当りになる確率(割合)を示す。また、図5(B),(C)に示す「確率」は、小当りになる確率(割合)を示す。また、大当りにするか否か決定するということは、大当り遊技状態に移行させるか否か決定するということであるが、第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bにおける停止図柄を大当り図柄にするか否か決定するということでもある。また、小当りにするか否か決定するということは、小当り遊技状態に移行させるか否か決定するということであるが、第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bにおける停止図柄を小当り図柄にするか否か決定するということでもある。
The
なお、この実施の形態では、図5(B),(C)に示すように、小当り判定テーブル(第1特別図柄用)を用いる場合には300分の1の割合で小当りと決定されるのに対して、小当り判定テーブル(第2特別図柄)を用いる場合には3000分の1の割合で小当りと決定される場合を説明する。従って、この実施の形態では、第1始動入賞口13に始動入賞して第1特別図柄の変動表示が実行される場合には、第2始動入賞口14に始動入賞して第2特別図柄の変動表示が実行される場合と比較して、「小当り」と決定される割合が高い。
In this embodiment, as shown in FIGS. 5B and 5C, when the small hit determination table (for the first special symbol) is used, the small hit is determined at a ratio of 1/300. On the other hand, when using the small hit determination table (second special symbol), a case where the small hit is determined at a ratio of 1/3000 will be described. Therefore, in this embodiment, when the start winning prize is given to the first
図5(D),(E)は、ROM54に記憶されている大当り種別判定テーブル131a,131bを示す説明図である。このうち、図5(D)は、遊技球が第1始動入賞口13に入賞したことにもとづく保留記憶を用いて(すなわち、第1特別図柄の変動表示が行われるとき)大当り種別を決定する場合の大当り種別判定テーブル(第1特別図柄用)131aである。また、図5(E)は、遊技球が第2始動入賞口14に入賞したことにもとづく保留記憶を用いて(すなわち、第2特別図柄の変動表示が行われるとき)大当り種別を決定する場合の大当り種別判定テーブル(第2特別図柄用)131bである。
FIGS. 5D and 5E are explanatory diagrams showing the jackpot type determination tables 131a and 131b stored in the
大当り種別判定テーブル131a,131bは、可変表示結果を大当り図柄にする旨の判定がなされたときに、大当り種別判定用の乱数(ランダム1)にもとづいて、大当りの種別を「通常大当り」、「確変大当り」、「突然確変大当り」のうちのいずれかに決定するために参照されるテーブルである。なお、この実施の形態では、図5(D),(E)に示すように、大当り種別判定テーブル131aには「突然確変大当り」に対して10個の判定値が割り当てられている(40分の10の割合で突然確変大当りと決定される)のに対して、大当り種別判定テーブル131bには「突然確変大当り」に対して3個の判定値が割り当てられている(40分の3の割合で突然確変大当りと決定される)場合を説明する。従って、この実施の形態では、第1始動入賞口13に始動入賞して第1特別図柄の変動表示が実行される場合には、第2始動入賞口14に始動入賞して第2特別図柄の変動表示が実行される場合と比較して、「突然確変大当り」と決定される割合が高い。なお、第1特別図柄用の大当り種別判定テーブル131aにのみ「突然確変大当り」を振り分けるようにし、第2特別図柄用の大当り種別判定テーブル131bには「突然確変大当り」の振り分けを行わない(すなわち、第1特別図柄の変動表示を行う場合にのみ、「突然確変大当り」と決定される場合がある)ようにしてもよい。なお、テーブルに設定される判定値は、個数が異なるとともに重複して割り当てられないようになっている。
The jackpot type determination tables 131a and 131b, when it is determined that the variable display result is a jackpot symbol, based on the random number (random 1) for determining the jackpot type, the jackpot type is set to “normal jackpot”, “ This table is referred to in order to determine one of “probability big hit” and “sudden probability big hit”. In this embodiment, as shown in FIGS. 5D and 5E, 10 determination values are assigned to “suddenly probable big hit” in the big hit type determination table 131a (40 minutes). 3 is assigned to the jackpot type determination table 131b for “sudden probability change big hit” (a ratio of 3/40). Will suddenly be determined to be a promising big hit). Therefore, in this embodiment, when the start winning prize is given to the first
なお、この実施の形態では、図5(D),(E)に示すように、所定量の遊技価値を付与する第1特定遊技状態として2ラウンドの突然確変大当りと、該遊技価値よりも多い量の遊技価値を付与する第2特定遊技状態として15ラウンドの大当り(確変大当りまたは通常大当り)と決定する場合を説明するが、第1特別図柄の変動表示が実行される場合に高い割合で第1特定遊技状態とすることに決定する場合を示しているが、付与される遊技価値は、この実施の形態で示したようなラウンド数に限られない。例えば、第1特定遊技状態と比較して、遊技価値として1ラウンドあたりの大入賞口への遊技球の入賞数(カウント数)の許容量を多くした第2特定遊技状態を決定するようにしてもよい。また、例えば、第1特定遊技状態と比較して、遊技価値として大当り中の1回あたりの大入賞口の開放時間を長くした第2特定遊技状態を決定するようにしてもよい。また、例えば、同じ15ラウンドの大当りであっても、1ラウンドあたり大入賞口を1回開放する第1特定遊技状態と、1ラウンドあたり大入賞口を複数回開放する第2特定遊技状態とを用意し、大入賞口の開放回数が実質的に多くなるようにして第2特定遊技状態の遊技価値を高めるようにしてもよい。この場合、例えば、第1特定遊技状態または第2特定遊技状態いずれの場合であっても、大入賞口を15回開放したときに(この場合、第1特定遊技状態の場合には15ラウンド全てを終了し、第2特定遊技状態の場合には未消化のラウンドが残っていることになる)、大当りがさらに継続するか否かを煽るような態様の演出を実行するようにしてもよい。そして、第1特定遊技状態の場合には内部的に15ラウンド全てを終了していることから大当り遊技を終了し、第2特定遊技状態の場合には内部的に未消化のラウンドが残っていることから、大当り遊技が継続する(恰も15回開放の大当りを終了した後にさらにボーナスで大入賞口の開放が追加で始まったような演出)ようにしてもよい。 In this embodiment, as shown in FIGS. 5D and 5E, as the first specific gaming state to which a predetermined amount of gaming value is given, there are two rounds of sudden probability change big hits and more than the gaming value. The case where 15 rounds of big hit (probable big hit or normal big hit) is determined as the second specific gaming state to which the amount of gaming value is given will be explained. However, when the variable display of the first special symbol is executed, Although the case where it is determined to be one specific gaming state is shown, the gaming value to be given is not limited to the number of rounds as shown in this embodiment. For example, as compared with the first specific gaming state, the second specific gaming state in which the allowable amount of the winning number (count number) of game balls to the big winning opening per round is increased as the gaming value is determined. Also good. Further, for example, as compared with the first specific gaming state, the second specific gaming state in which the opening time of the big winning opening per game during the big hit may be determined as the gaming value. In addition, for example, even if the same 15 round big hits, the first specific gaming state that opens the big winning opening once per round and the second specific gaming state that opens the big winning opening multiple times per round It may be prepared to increase the gaming value of the second specific gaming state by substantially increasing the number of times the special winning opening is opened. In this case, for example, in any case of the first specific gaming state or the second specific gaming state, when the big winning opening is opened 15 times (in this case, all 15 rounds in the case of the first specific gaming state) In the case of the second specific gaming state, there is an undigested round remaining), and it is possible to execute an effect in such a manner as to inquire whether or not the jackpot continues further. And in the case of the first specific gaming state, all the 15 rounds have been finished internally, so the big hit game is finished, and in the case of the second specific gaming state, there remains an undigested round internally. For this reason, the jackpot game may be continued (the effect that the bonus winning opening is additionally started with a bonus after finishing the bonus hit of 15 times).
この実施の形態では、図5(D),(E)に示すように、大当り種別として、「通常大当り」、「確変大当り」および「突然確変大当り」がある。 In this embodiment, as shown in FIGS. 5D and 5E, the types of jackpots include “normal jackpot”, “probability variation jackpot”, and “sudden probability variation jackpot”.
「確変大当り」とは、15ラウンドの大当り遊技状態に制御し、その大当り遊技状態の終了後に確変状態に移行させる大当りである(この実施の形態では、確変状態に移行されるとともに時短状態にも移行される。後述するS170,S171参照)。そして、確変状態に移行した後、次の大当りが発生するまで確変状態が維持される(後述するS134参照)。 The “probable big hit” is a big hit that is controlled to 15 rounds of the big hit gaming state and shifts to the probable change state after the big hit gaming state is finished (in this embodiment, it is changed to the probable change state and the short time state is also entered. (See S170 and S171 described later). After the transition to the probability variation state, the probability variation state is maintained until the next big hit occurs (see S134 described later).
また、「通常大当り」とは、15ラウンドの大当り遊技状態に制御し、その大当り遊技状態の終了後に確変状態に移行されず、時短状態にのみ移行される大当りである(後述するS167参照)。そして、時短状態に移行した後、特別図柄および演出図柄の変動表示の実行を所定回数(例えば、100回)終了するまで時短状態が維持される(後述するS142〜S145参照)。なお、この実施の形態では、時短状態に移行した後、所定回数の変動表示の実行を終了する前に大当りが発生した場合にも、時短状態が終了する(後述するS134参照)。 Further, the “ordinary big hit” is a big hit that is controlled to a 15-round big hit gaming state and is not shifted to the probable change state after the big hit gaming state is ended (see S167 described later). Then, after shifting to the time reduction state, the time reduction state is maintained until the execution of the variable symbol special display and the effect symbol display is completed a predetermined number of times (for example, 100 times) (see S142 to S145 described later). In this embodiment, after the shift to the time reduction state, the time reduction state also ends when a big hit occurs before the execution of the predetermined number of variable displays is ended (see S134 described later).
また、「突然確変大当り」とは、「確変大当り」や「通常大当り」と比較して大入賞口の開放回数が少ない回数(この実施の形態では0.1秒間の開放を2回)まで許容される大当りである。すなわち、「突然確変大当り」となった場合には、2ラウンドの大当り遊技状態に制御される。そして、この実施の形態では、その2ラウンドの大当り遊技状態の終了後に確変状態に移行される(この実施の形態では、確変状態に移行されるとともに時短状態にも移行される。後述するS170,S171参照)。そして、確変状態に移行した後、次の大当りが発生するまで確変状態が維持される(後述するS134参照)。 In addition, “suddenly promising big hit” means that the number of times of opening the big winning opening is smaller than in “probable big hit” or “normal big hit” (in this embodiment, opening for 0.1 second is allowed twice). Is a big hit. In other words, when “suddenly promising big hit”, the game is controlled to a two round big hit gaming state. In this embodiment, after the two-round jackpot gaming state is finished, the state is shifted to the probability changing state (in this embodiment, the state is shifted to the probability changing state and also to the short time state. S170, which will be described later). (See S171). After the transition to the probability variation state, the probability variation state is maintained until the next big hit occurs (see S134 described later).
なお、前述したように、この実施の形態では、「小当り」となった場合にも、大入賞口の開放が0.1秒間ずつ2回行われ、「突然確変大当り」による大当り遊技状態と同様の制御が行われる。そして、「小当り」となった場合には、大入賞口の2回の開放が終了した後、遊技状態は変化せず、「小当り」となる前の遊技状態が維持される(後述するS147〜S151参照)。そのようにすることによって、「突然確変大当り」であるか「小当り」であるかを認識できないようにし、遊技の興趣を向上させている。 As described above, in this embodiment, even in the case of “small hit”, the big winning opening is opened twice for 0.1 seconds each, Similar control is performed. In the case of “small hit”, the game state does not change after the opening of the big winning opening twice, and the game state before “small hit” is maintained (described later). S147 to S151). By doing so, it is made impossible to recognize whether it is “suddenly promising big hit” or “small hit”, and the interest of the game is improved.
大当り種別判定テーブル131a,131bには、ランダム1の値と比較される数値であって、「通常大当り」、「確変大当り」、「突然確変大当り」のそれぞれに対応した判定値(大当り種別判定値)が設定されている。CPU56は、ランダム1の値が大当り種別判定値のいずれかに一致した場合に、大当りの種別を、一致した大当り種別判定値に対応する種別に決定する。
The big hit type determination tables 131a and 131b are numerical values to be compared with a random 1 value, and corresponding to the “normal big hit”, “probability variable big hit”, and “sudden probable big hit” (big hit type determination value) ) Is set. When the value of random 1 matches any of the jackpot type determination values, the
図6は、ROM54に記憶されている変動パターン判定テーブルを示す説明図である。変動パターン判定テーブルは、大当り種別や遊技状態などに応じて、変動パターン判定用の乱数(ランダム3)にもとづいて、変動パターンを複数種類のうちのいずれかに決定するために参照されるテーブルである。CPU56は、抽出したランダム3の(1〜997)の値が変動パターンごとに割り当てられたデータ(判定値)と一致した場合に、変動パターンを、一致した変動パターンの判定値に対応するパターンに決定する。なお、図6に示す例では、変動パターンごとに割り当てられる判定値の割合が示されている。例えば、通常遊技状態において可変表示結果を「はずれ」にする旨の判定がなされている場合(図6の「はずれ」フィールド)においては、ランダム3の値(1〜997)に対応する判定値のうちの50%が、変動パターン「非リーチはずれ」に設定されている。つまり、図6に示す例では、変動パターン判定テーブルに設定された各値は、可変表示結果が「はずれ」、「はずれ(時短時)」、「通常大当り/確変大当り」または「突然確変大当り/小当り時」である場合に、対応付けられた変動パターンに決定される割合を示している。
FIG. 6 is an explanatory diagram showing a variation pattern determination table stored in the
図6に示すように、例えば、通常遊技状態において可変表示結果を「はずれ」にする旨の判定がなされている場合(図6の「はずれ」フィールド)においては、複数種類の変動パターンのうち、「非リーチはずれ」と判定される割合が最も高く、「擬似連3スーパーはずれ」と判定される割合が最も低い。また、例えば、時短状態において可変表示結果を「はずれ」にする旨の判定がなされている場合(図6の「はずれ(時短時)」フィールド)においては、「はずれ」フィールドとは異なり、「非リーチはずれ」と判定されることがなく、「短縮非リーチはずれ」と判定される割合が高くなるように判定値が割り当てられている。このように設定することによって、時短状態においては変動時間が短い変動パターンが選択されやすくなる。 As shown in FIG. 6, for example, when it is determined that the variable display result is “out” in the normal gaming state (“out” field in FIG. 6), among a plurality of types of variation patterns, The ratio determined as “non-reach out” is the highest, and the ratio determined as “pseudo-continuous 3 super out” is the lowest. Further, for example, when it is determined that the variable display result is “out” in the time reduction state (the “out (time reduction)” field in FIG. 6), unlike the “out” field, The determination value is assigned such that the ratio of “reach out of shortened non-reach” is high without being determined as “reach out of reach”. By setting in this way, a fluctuation pattern with a short fluctuation time can be easily selected in the short time state.
また、可変表示結果を「通常大当り」または「確変大当り」にする旨の判定がなされている場合(図6の「通常大当り/確変大当り」フィールド)においては、擬似連演出を伴う変動パターンのうち、「擬似連3スーパー当り」と判定される割合が最も高く、「擬似連1ノーマル当り」と判定される割合が最も低くなるように判定値が割り当てられている。すなわち、「通常大当り/確変大当り」フィールドにおいては、擬似連演出を伴う変動パターンのうち擬似連回数が多い方の変動パターンが選択されやすい。したがって、擬似連演出は、擬似連回数が多い方が、可変表示結果が大当りとなる期待度が高い。また、図6に示す例では、ノーマルリーチを伴う変動パターン(ノーマルはずれ、擬似連1ノーマルはずれ、ノーマル当り及び擬似連1ノーマル当り)は、スーパーリーチを伴う変動パターン(スーパーはずれ、擬似連2スーパーはずれ、擬似連3スーパーはずれ、スーパー当り、擬似連2スーパー当り及び擬似連3スーパー当り)よりも、可変表示結果が「はずれ」のに選択されやすい。逆に、スーパーリーチを伴う変動パターン(スーパーはずれ、擬似連2スーパーはずれ、擬似連3スーパーはずれ、スーパー当り、擬似連2スーパー当り及び擬似連3スーパー当り)は、ノーマルリーチを伴う変動パターン(ノーマルはずれ、擬似連1ノーマルはずれ、ノーマル当り及び擬似連1ノーマル当り)よりも、可変表示結果が「通常大当り」または「確変大当り」のときに選択されやすい。したがって、この実施の形態では、ノーマルリーチを伴う変動パターンよりもスーパーリーチを伴う変動パターンの方が、可変表示結果が大当りとなる期待度が高い。
In addition, when it is determined that the variable display result is “normal big hit” or “probable big hit” (“normal big hit / probable big hit” field in FIG. 6), The determination values are assigned such that the ratio determined to be “per
また、図6に示す例では、可変表示結果を「突然確変大当り」または「小当り」にする旨の判定がなされている場合(図6の「突然確変大当り/小当り」フィールド)においては、変動パターンは「特殊当り」と判定される。 Further, in the example shown in FIG. 6, when it is determined that the variable display result is “sudden probability change big hit” or “small hit” (the “sudden probability change big hit / small hit” field in FIG. 6), The fluctuation pattern is determined as “special hit”.
図7および図8は、遊技制御用マイクロコンピュータ560が送信する演出制御コマンドの内容の一例を示す説明図である。図7および図8に示す例において、コマンド80XX(H)は、特別図柄の可変表示に対応して演出表示装置9において可変表示される演出図柄の変動パターンを指定する演出制御コマンド(変動パターンコマンド)である(それぞれ変動パターンXXに対応)。つまり、図3に示された使用されうる変動パターンのそれぞれに対して一意な番号を付した場合に、その番号で特定される変動パターンのそれぞれに対応する変動パターンコマンドがある。なお、「(H)」は16進数であることを示す。また、変動パターンを指定する演出制御コマンドは、変動開始を指定するためのコマンドでもある。従って、演出制御用マイクロコンピュータ100は、コマンド80XX(H)を受信すると、演出表示装置9において演出図柄の可変表示を開始するように制御する。
7 and 8 are explanatory diagrams showing an example of the contents of the effect control command transmitted by the
コマンド8C01(H)〜8C05(H)は、大当りとするか否か、小当りとするか否か、および大当り種別を示す演出制御コマンドである。演出制御用マイクロコンピュータ100は、コマンド8C01(H)〜8C05(H)の受信に応じて演出図柄の表示結果を決定するので、コマンド8C01(H)〜8C05(H)を表示結果指定コマンドという。
Commands 8C01 (H) to 8C05 (H) are effect control commands indicating whether or not to make a big hit, whether or not to make a big hit, and a big hit type. The
コマンド8D01(H)は、第1特別図柄の可変表示(変動)を開始することを示す演出制御コマンド(第1図柄変動指定コマンド)である。コマンド8D02(H)は、第2特別図柄の可変表示(変動)を開始することを示す演出制御コマンド(第2図柄変動指定コマンド)である。第1図柄変動指定コマンドと第2図柄変動指定コマンドとを特別図柄特定コマンド(または図柄変動指定コマンド)と総称することがある。なお、第1特別図柄の可変表示を開始するのか第2特別図柄の可変表示を開始するのかを示す情報を、変動パターンコマンドに含めるようにしてもよい。 Command 8D01 (H) is an effect control command (first symbol variation designation command) indicating that variable display (variation) of the first special symbol is started. Command 8D02 (H) is an effect control command (second symbol variation designation command) indicating that variable display (variation) of the second special symbol is started. The first symbol variation designation command and the second symbol variation designation command may be collectively referred to as a special symbol specifying command (or symbol variation designation command). Note that information indicating whether to start variable display of the first special symbol or variable display of the second special symbol may be included in the variation pattern command.
コマンド8E01Hは、変動時間を短縮することが可能な短縮可能期間となったときに、操作ボタン50の操作有効を表示することを指定する短縮準備指定コマンドである。後述するように、この短縮準備指定コマンドを受信した演出制御基板80は、例えば、図18及び図36(C)に示すように、操作ボタン50の操作が有効であることを示唆する短縮操作可能表示を演出表示装置9に表示する制御を行う。コマンド8E02Hは、操作ボタン50の操作検知により変動時間を短縮することを指定する操作検知指定コマンドである。後述するように、この操作検知指定コマンドを受信した演出制御基板80は、例えば、図18及び図36(D)に示すように、リーチ前演出を短縮する制御を行う。
Command 8E01H is an abbreviated preparation designation command for designating that the operation validity of the
コマンド8F00(H)は、演出図柄の可変表示(変動)を終了して表示結果(停止図柄)を導出表示することを示す演出制御コマンド(図柄確定指定コマンド)である。演出制御用マイクロコンピュータ100は、図柄確定指定コマンドを受信すると、演出図柄の可変表示(変動)を終了して表示結果を導出表示する。
The command 8F00 (H) is an effect control command (symbol confirmation designation command) indicating that the variable display (fluctuation) of the effect symbol is terminated and the display result (stop symbol) is derived and displayed. When receiving the symbol confirmation designation command, the
コマンド9000(H)は、遊技機に対する電力供給が開始されたときに送信される演出制御コマンド(初期化指定コマンド:電源投入指定コマンド)である。コマンド9200(H)は、遊技機に対する電力供給が再開されたときに送信される演出制御コマンド(停電復旧指定コマンド)である。遊技制御用マイクロコンピュータ560は、遊技機に対する電力供給が開始されたときに、バックアップRAMにデータが保存されている場合には、停電復旧指定コマンドを送信し、そうでない場合には、初期化指定コマンドを送信する。
Command 9000 (H) is an effect control command (initialization designation command: power-on designation command) transmitted when power supply to the gaming machine is started. Command 9200 (H) is an effect control command (power failure recovery designation command) transmitted when power supply to the gaming machine is resumed. When the power supply to the gaming machine is started, the
コマンド95XX(H)は、入賞時判定結果の内容を示す演出制御コマンド(入賞時判定結果指定コマンド)である。この実施の形態では、後述する入賞時判定処理(図14参照)において、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、始動入賞時にいずれの変動パターンとなるかを判定する。そして、入賞時判定結果指定結果コマンドのEXTデータに判定結果としての変動パターンを指定する値を設定し、演出制御用マイクロコンピュータ100に対して送信するための制御(送信設定)を行う。
Command 95XX (H) is an effect control command (winning time determination result designation command) indicating the contents of the winning time determination result. In this embodiment, in the winning determination process (see FIG. 14), which will be described later, the
図9は、入賞時判定結果指定コマンドの内容の一例を示す説明図である。図9に示すように、この実施の形態では、始動入賞時にいずれの変動パターンになると判定したとかに応じて、EXTデータに値が設定され、入賞時判定結果指定コマンドが送信される。例えば、第1始動入賞口13または第2始動入賞口14への始動入賞時に変動パターンが「短縮非リーチはずれ」となると判定した場合には、EXTデータに「01(H)」を設定した入賞時判定結果指定コマンドが送信される。また、例えば、第1始動入賞口13または第2始動入賞口14への始動入賞時に変動パターンが「特殊当り」となると判定した場合には、EXTデータに「13(H)」を設定した入賞時判定結果指定コマンドが送信される。
FIG. 9 is an explanatory diagram showing an example of the contents of the winning determination result designation command. As shown in FIG. 9, in this embodiment, a value is set in the EXT data and a winning determination result designation command is transmitted according to which variation pattern is determined at the time of starting winning. For example, when it is determined that the variation pattern is “out of shortened non-reach” at the time of starting winning at the first
コマンド9F00(H)は、客待ちデモンストレーションを指定する演出制御コマンド(客待ちデモ指定コマンド)である。 Command 9F00 (H) is an effect control command (customer waiting demonstration designation command) for designating a customer waiting demonstration.
コマンドA001〜A003(H)は、ファンファーレ画面を表示すること、すなわち大当り遊技の開始を指定する演出制御コマンド(大当り開始指定コマンド:ファンファーレ指定コマンド)である。大当り開始指定コマンドには、大当りの種類に応じた大当り開始1指定コマンド、大当り開始指定2指定コマンドおよび小当り/突然確変大当り開始指定コマンドがある。なお、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、突然大当りである場合に突然確変大当り開始指定用のファンファーレ指定コマンドを送信するものの、小当りである場合にはファンファーレ指定コマンドを送信しないように構成してもよい。
The commands A001 to A003 (H) are effect control commands for displaying the fanfare screen, that is, designating the start of the big hit game (big hit start designation command: fanfare designation command). The jackpot start designation command includes a
コマンドA1XX(H)は、XXで示す回数目(ラウンド)の大入賞口開放中の表示を示す演出制御コマンド(大入賞口開放中指定コマンド)である。A2XX(H)は、XXで示す回数目(ラウンド)の大入賞口閉鎖を示す演出制御コマンド(大入賞口開放後指定コマンド)である。 The command A1XX (H) is an effect control command (special command during opening of a big winning opening) indicating a display during the opening of the big winning opening for the number of times (round) indicated by XX. A2XX (H) is an effect control command (designation command after opening the big winning opening) indicating the closing of the big winning opening for the number of times (round) indicated by XX.
コマンドA301(H)は、大当り終了画面を表示すること、すなわち大当り遊技の終了を指定するとともに、通常大当りであったことを指定する演出制御コマンド(大当り終了1指定コマンド:エンディング1指定コマンド)である。コマンドA302(H)は、大当り終了画面を表示すること、すなわち大当り遊技の終了を指定するとともに、確変大当りであったことを指定する演出制御コマンド(大当り終了2指定コマンド:エンディング2指定コマンド)である。コマンドA303(H)は、小当りの遊技の終了または突然確変大当りの遊技の終了を指定する演出制御コマンド(小当り/突然確変大当り終了指定コマンド:エンディング3指定コマンド)である。なお、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、突然大当りである場合に突然確変大当り終了指定用のエンディング指定コマンドを送信するものの、小当りである場合にはエンディング指定コマンドを送信しないように構成してもよい。
The command A301 (H) is an effect control command for displaying the jackpot end screen, that is, the end of the jackpot game and specifying that the jackpot game is normally a big jackpot (a
コマンドB000(H)は、遊技状態が通常状態であることを指定する演出制御コマンド(通常状態指定コマンド)である。コマンドB001(H)は、遊技状態が時短状態(確変状態を含まない)であることを指定する演出制御コマンド(時短状態指定コマンド)である。コマンドB002(H)は、遊技状態が確変状態であることを指定する演出制御コマンド(確変状態指定コマンド)である。 Command B000 (H) is an effect control command (normal state designation command) that designates that the gaming state is a normal state. Command B001 (H) is an effect control command (time-short state designation command) for designating that the gaming state is a time-short state (not including the probability variation state). Command B002 (H) is an effect control command (probability change state designation command) for designating that the gaming state is a probability change state.
コマンドC0XX(H)は、第1保留記憶数を指定する演出制御コマンド(第1保留記憶数指定コマンド)である。コマンドC0XX(H)における「XX」が、第1保留記憶数を示す。コマンドC1XX(H)は、第2保留記憶数を指定する演出制御コマンド(第2保留記憶数指定コマンド)である。コマンドC1XX(H)における「XX」が、第2保留記憶数を示す。 Command C0XX (H) is an effect control command (first reserved memory number designation command) for designating the first reserved memory number. “XX” in the command C0XX (H) indicates the first reserved storage number. Command C1XX (H) is an effect control command (second reserved memory number designation command) for designating the second reserved memory number. “XX” in the command C1XX (H) indicates the second reserved storage number.
演出制御基板80に搭載されている演出制御用マイクロコンピュータ100(具体的には、演出制御用CPU101)は、主基板31に搭載されている遊技制御用マイクロコンピュータ560から上述した演出制御コマンドを受信すると、図7および図8に示された内容に応じて演出表示装置9の表示状態を変更したり、ランプの表示状態を変更したり、音声出力基板70に対して音番号データを出力したりする。
The effect control microcomputer 100 (specifically, the effect control CPU 101) mounted on the
例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、始動入賞があり第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bにおいて特別図柄の可変表示が開始される度に、演出図柄の変動パターンを指定する変動パターンコマンドおよび表示結果指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する。
For example, the
この実施の形態では、演出制御コマンドは2バイト構成であり、1バイト目はMODE(コマンドの分類)を表し、2バイト目はEXT(コマンドの種類)を表す。MODEデータの先頭ビット(ビット7)は必ず「1」に設定され、EXTデータの先頭ビット(ビット7)は必ず「0」に設定される。なお、そのようなコマンド形態は一例であって他のコマンド形態を用いてもよい。例えば、1バイトや3バイト以上で構成される制御コマンドを用いてもよい In this embodiment, the effect control command has a 2-byte structure, the first byte represents MODE (command classification), and the second byte represents EXT (command type). The first bit (bit 7) of the MODE data is always set to “1”, and the first bit (bit 7) of the EXT data is always set to “0”. Note that such a command form is an example, and other command forms may be used. For example, a control command composed of 1 byte or 3 bytes or more may be used.
なお、演出制御コマンドの送出方式として、演出制御信号CD0〜CD7の8本のパラレル信号線で1バイトずつ主基板31から中継基板77を介して演出制御基板80に演出制御コマンドデータを出力し、演出制御コマンドデータの他に、演出制御コマンドデータの取込を指示するパルス状(矩形波状)の取込信号(演出制御INT信号)を出力する方式を用いる。演出制御コマンドの8ビットの演出制御コマンドデータは、演出制御INT信号に同期して出力される。演出制御基板80に搭載されている演出制御用マイクロコンピュータ100は、演出制御INT信号が立ち上がったことを検知して、割込処理によって1バイトのデータの取り込み処理を開始する。
In addition, as the transmission method of the effect control command, the effect control command data is output from the
図7および図8に示す例では、変動パターンコマンドおよび表示結果指定コマンドを、第1特別図柄表示器8aでの第1特別図柄の変動に対応した演出図柄の可変表示(変動)と第2特別図柄表示器8bでの第2特別図柄の変動に対応した演出図柄の可変表示(変動)とで共通に使用でき、第1特別図柄および第2特別図柄の可変表示に伴って演出を行う演出表示装置9などの演出用部品を制御する際に、遊技制御用マイクロコンピュータ560から演出制御用マイクロコンピュータ100に送信されるコマンドの種類を増大させないようにすることができる。
In the example shown in FIG. 7 and FIG. 8, the variable pattern command and the display result designation command are displayed as variable display (variation) of the effect symbol corresponding to the variation of the first special symbol on the first
図11は、主基板31に搭載される遊技制御用マイクロコンピュータ560(具体的には、CPU56)が実行する特別図柄プロセス処理(S26)のプログラムの一例を示すフローチャートである。上述したように、特別図柄プロセス処理では第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bおよび大入賞口を制御するための処理が実行される。特別図柄プロセス処理において、CPU56は、第1始動入賞口13に遊技球が入賞したことを検出するための第1始動口スイッチ13aがオンしていたら、または第2始動入賞口14に遊技球が入賞したことを検出するための第2始動口スイッチ14aがオンしていたら、すなわち、第1始動入賞口13または第2始動入賞口14への始動入賞が発生していたら、始動口スイッチ通過処理を実行する(S311,S312)。そして、S300〜S310のうちのいずれかの処理を行う。第1始動口スイッチ13aまたは第2始動口スイッチ14aがオンしていなければ、内部状態に応じて、S300〜S310のうちのいずれかの処理を行う。
FIG. 11 is a flowchart showing an example of a special symbol process (S26) program executed by the game control microcomputer 560 (specifically, the CPU 56) mounted on the
S300〜S310の処理は、以下のような処理である。 The processes of S300 to S310 are as follows.
特別図柄通常処理(S300):特別図柄プロセスフラグの値が0であるときに実行される。遊技制御用マイクロコンピュータ560は、特別図柄の可変表示が開始できる状態になると、保留記憶数バッファに記憶される数値データの記憶数(合算保留記憶数)を確認する。保留記憶数バッファに記憶される数値データの記憶数は合算保留記憶数カウンタのカウント値により確認できる。また、合算保留記憶数カウンタのカウント値が0でなければ、第1特別図柄または第2特別図柄の可変表示の表示結果を大当りとするか否かを決定する。大当りとする場合には大当りフラグをセットする。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をS301に応じた値(この例では1)に更新する。なお、大当りフラグは、大当り遊技が終了するときにリセットされる。
Special symbol normal processing (S300): Executed when the value of the special symbol process flag is zero. When the
変動パターン設定処理(S301):特別図柄プロセスフラグの値が1であるときに実行される。また、変動パターンを決定し、その変動パターンにおける変動時間(可変表示時間:可変表示を開始してから表示結果を導出表示(停止表示)するまでの時間)を特別図柄の可変表示の変動時間とすることに決定する。また、特別図柄の変動時間を計測する変動時間タイマをスタートさせる。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をS302に対応した値(この例では2)に更新する。 Fluctuation pattern setting process (S301): This process is executed when the value of the special symbol process flag is 1. Also, the variation pattern is determined, and the variation time in the variation pattern (variable display time: the time from the start of variable display until the display result is derived and displayed (stop display)) is defined as the variation display variation time of the special symbol. Decide to do. Also, a variable time timer for measuring the special symbol variable time is started. Then, the internal state (special symbol process flag) is updated to a value corresponding to S302 (2 in this example).
表示結果指定コマンド送信処理(S302):特別図柄プロセスフラグの値が2であるときに実行される。演出制御用マイクロコンピュータ100に、表示結果指定コマンドを送信するための制御(送信設定)を行う。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をS303に対応した値(この例では3)に更新する。
Display result designation command transmission process (S302): This process is executed when the value of the special symbol process flag is 2. Control (transmission setting) for transmitting a display result designation command to the
特別図柄変動中処理(S303):特別図柄プロセスフラグの値が3であるときに実行される。変動パターン設定処理で選択された変動パターンの変動時間が経過(S301でセットされる変動時間タイマがタイムアウトすなわち変動時間タイマの値が0になる)すると、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をS304に対応した値(この例では4)に更新する。 Special symbol changing process (S303): This process is executed when the value of the special symbol process flag is 3. When the variation time of the variation pattern selected in the variation pattern setting process elapses (the variation time timer set in S301 times out, that is, the variation time timer value becomes 0), the internal state (special symbol process flag) is set to S304. Update to the corresponding value (4 in this example).
特別図柄停止処理(S304):特別図柄プロセスフラグの値が4であるときに実行される。第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bにおける可変表示を停止して停止図柄を導出表示させる。また、演出制御用マイクロコンピュータ100に、図柄確定指定コマンドを送信するための制御(送信設定)を行う。そして、大当りフラグがセットされている場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をS305に対応した値(この例では5)に更新する。また、小当りフラグがセットされている場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をS308に対応した値(この例では8)に更新する。大当りフラグおよび小当りフラグのいずれもセットされていない場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をS300に対応した値(この例では0)に更新する。なお、演出制御用マイクロコンピュータ100は、遊技制御用マイクロコンピュータ560が送信する図柄確定指定コマンドを受信すると演出表示装置9において演出図柄が停止されるように制御する。
Special symbol stop process (S304): Executed when the value of the special symbol process flag is 4. The variable display on the first
大入賞口開放前処理(S305):特別図柄プロセスフラグの値が5であるときに実行される。大入賞口開放前処理では、大入賞口を開放する制御を行う。具体的には、カウンタ(例えば、大入賞口に入った遊技球数をカウントするカウンタ)などを初期化するとともに、ソレノイド21を駆動して大入賞口を開放状態にする。また、タイマによって大入賞口開放中処理の実行時間を設定し、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をS306に対応した値(この例では6)に更新する。なお、大入賞口開放前処理は各ラウンド毎に実行されるが、第1ラウンドを開始する場合には、大入賞口開放前処理は大当り遊技を開始する処理でもある。
Preliminary winning opening opening process (S305): This is executed when the value of the special symbol process flag is 5. In the pre-opening process for the big prize opening, control for opening the big prize opening is performed. Specifically, a counter (for example, a counter that counts the number of game balls that have entered the big prize opening) is initialized and the
大入賞口開放中処理(S306):特別図柄プロセスフラグの値が6であるときに実行される。大当り遊技状態中のラウンド表示の演出制御コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信するための制御(送信設定)や大入賞口の閉成条件の成立を確認する処理等を行う。大入賞口の閉成条件が成立し、かつ、まだ残りラウンドがある場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をS305に対応した値(この例では5)に更新する。また、全てのラウンドを終えた場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をS307に対応した値(この例では7)に更新する。
Large winning opening open process (S306): This process is executed when the value of the special symbol process flag is 6. A control (transmission setting) for transmitting an effect control command of round display during the big hit gaming state to the
大当り終了処理(S307):特別図柄プロセスフラグの値が7であるときに実行される。大当り遊技状態が終了したことを遊技者に報知する表示制御を演出制御用マイクロコンピュータ100に行わせるための制御を行う。また、遊技状態を示すフラグ(例えば、確変フラグや時短フラグ)をセットする処理を行う。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をS300に対応した値(この例では0)に更新する。
Big hit end process (S307): This process is executed when the value of the special symbol process flag is 7. Control is performed to cause the
小当り開放前処理(S308):特別図柄プロセスフラグの値が8であるときに実行される。小当り開放前処理では、大入賞口を開放する制御を行う。具体的には、カウンタ(例えば、大入賞口に入った遊技球数をカウントするカウンタ)などを初期化するとともに、ソレノイド21を駆動して大入賞口を開放状態にする。また、タイマによって大入賞口開放中処理の実行時間を設定し、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をS309に対応した値(この例では9)に更新する。なお、小当り開放前処理は各ラウンド毎に実行されるが、第1ラウンドを開始する場合には、小当り開放前処理は小当り遊技を開始する処理でもある。
Small hit release pre-processing (S308): executed when the value of the special symbol process flag is 8. In the pre-opening process for small hits, control is performed to open the big prize opening. Specifically, a counter (for example, a counter that counts the number of game balls that have entered the big prize opening) is initialized and the
小当り開放中処理(S309):特別図柄プロセスフラグの値が9であるときに実行される。大入賞口の閉成条件の成立を確認する処理等を行う。大入賞口の閉成条件が成立し、かつ、まだ残りラウンドがある場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をS308に対応した値(この例では8)に更新する。また、全てのラウンドを終えた場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をS310に対応した値(この例では10(10進数))に更新する。 Small hit release processing (S309): This process is executed when the value of the special symbol process flag is 9. Processing to confirm the establishment of the closing condition of the big prize opening is performed. If the closing condition for the special prize opening is satisfied and there are still remaining rounds, the internal state (special symbol process flag) is updated to a value corresponding to S308 (8 in this example). When all the rounds are finished, the internal state (special symbol process flag) is updated to a value corresponding to S310 (in this example, 10 (decimal number)).
小当り終了処理(S310):特別図柄プロセスフラグの値が10であるときに実行される。小当り遊技状態が終了したことを遊技者に報知する表示制御を演出制御用マイクロコンピュータ100に行わせるための制御を行う。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をS300に対応した値(この例では0)に更新する。
Small hit end process (S310): This process is executed when the value of the special symbol process flag is 10. Control is performed to cause the
図12は、S312の始動口スイッチ通過処理を示すフローチャートである。始動口スイッチ通過処理において、CPU56は、まず、第1始動口スイッチ13aがオン状態であるか否かを確認する(S1211)。第1始動口スイッチ13aがオン状態でなければ、S1222に移行する。第1始動口スイッチ13aがオン状態であれば、CPU56は、第1保留記憶数が上限値に達しているか否か(具体的には、第1保留記憶数をカウントするための第1保留記憶数カウンタの値が4でるか否か)を確認する(S1212)。第1保留記憶数が上限値に達していれば、S1222に移行する。
FIG. 12 is a flowchart showing the start port switch passing process in S312. In the start port switch passing process, the
第1保留記憶数が上限値に達していなければ、CPU56は、第1保留記憶数カウンタの値を1増やす(S1213)とともに、合算保留記憶数をカウントするための合算保留記憶数カウンタの値を1増やす(S1214)。また、CPU56は、第1始動入賞口13および第2始動入賞口14への入賞順を記憶するための保留記憶特定情報記憶領域(保留特定領域)において、合算保留記憶数カウンタの値に対応した領域に、「第1」を示すデータをセットする(S1215)。
If the first reserved memory number has not reached the upper limit value, the
この実施の形態では、第1始動口スイッチ13aがオン状態となった場合(すなわち、第1始動入賞口13に遊技球が始動入賞した場合)には「第1」を示すデータをセットし、第2始動口スイッチ14aがオン状態となった場合(すなわち、第2始動入賞口14に遊技球が始動入賞した場合)には「第2」を示すデータをセットする。例えば、CPU56は、保留記憶特定情報記憶領域(保留特定領域)において、第1始動口スイッチ13aがオン状態となった場合には「第1」を示すデータとして01(H)をセットし、第2始動口スイッチ14aがオン状態となった場合には「第2」を示すデータとして02(H)をセットする。なお、この場合、対応する保留記憶がない場合には、保留記憶特定情報記憶領域(保留特定領域)には、00(H)がセットされている。
In this embodiment, when the first
図13(A)は、保留記憶特定情報記憶領域(保留特定領域)の構成例を示す説明図である。図13(A)に示すように、保留特定領域には、合算保留記憶数カウンタの値の最大値(この例では8)に対応した領域が確保されている。なお、図13(A)には、合算保留記憶数カウンタの値が5である場合の例が示されている。図13(A)に示すように、保留特定領域には、合算保留記憶数カウンタの値の最大値(この例では8)に対応した領域が確保されており、第1始動入賞口13または第2始動入賞口14への入賞にもとづき入賞順に「第1」または「第2」であることを示すデータがセットされる。従って、保留記憶特定情報記憶領域(保留特定領域)には、第1始動入賞口13および第2始動入賞口14への入賞順が記憶される。なお、保留特定領域は、RAM55に形成されている。
FIG. 13A is an explanatory diagram showing a configuration example of a reserved storage specifying information storage area (holding specified area). As shown in FIG. 13A, an area corresponding to the maximum value (8 in this example) of the value of the total reserved memory number counter is secured in the reserved specific area. FIG. 13A shows an example in which the value of the total pending storage number counter is 5. As shown in FIG. 13 (A), an area corresponding to the maximum value (8 in this example) of the total reserved memory number counter is secured in the reserved specific area. 2. Data indicating “first” or “second” is set in the order of winning based on winning in the
次いで、CPU56は、乱数回路503やソフトウェア乱数を生成するためのカウンタから値を抽出し、それらを、第1保留記憶バッファ(図13(B)参照)における保存領域に格納する処理を実行する(S1216)。なお、S1216の処理では、ハードウェア乱数であるランダムR(大当り判定用乱数)や、ソフトウェア乱数である大当り種別判定用乱数(ランダム1)および変動パターン判定用乱数(ランダム3)が抽出され、保存領域に格納される。なお、変動パターン判定用乱数(ランダム3)を始動口スイッチ通過処理(始動入賞時)において抽出して保存領域にあらかじめ格納しておくのではなく、第1特別図柄の変動開始時に抽出するようにしてもよい。例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、後述する変動パターン設定処理において、変動パターン判定用乱数(ランダム3)を生成するための変動パターン判定用乱数カウンタから値を直接抽出するようにしてもよい。
Next, the
図13(B)は、保留記憶に対応する乱数等を保存する領域(保留バッファ)の構成例を示す説明図である。図13(B)に示すように、第1保留記憶バッファには、第1保留記憶数の上限値(この例では4)に対応した保存領域が確保されている。また、第2保留記憶バッファには、第2保留記憶数の上限値(この例では4)に対応した保存領域が確保されている。この実施の形態では、第1保留記憶バッファおよび第2保留記憶バッファには、ハードウェア乱数であるランダムR(大当り判定用乱数)や、ソフトウェア乱数である大当り種別判定用乱数(ランダム1)および変動パターン判定用乱数(ランダム3)が記憶される。なお、第1保留記憶バッファおよび第2保留記憶バッファは、RAM55に形成されている。
FIG. 13B is an explanatory diagram showing a configuration example of an area (hold buffer) for storing random numbers and the like corresponding to the hold memory. As shown in FIG. 13B, a storage area corresponding to the upper limit value (4 in this example) of the first reserved storage number is secured in the first reserved storage buffer. In addition, a storage area corresponding to the upper limit value of the second reserved storage number (4 in this example) is secured in the second reserved storage buffer. In this embodiment, the first reserved storage buffer and the second reserved storage buffer include a random R (big hit determination random number) that is a hardware random number, a big hit type determination random number (random 1) that is a software random number, and a variation. A random number for pattern determination (random 3) is stored. The first reserved storage buffer and the second reserved storage buffer are formed in the
次いで、CPU56は、検出した始動入賞にもとづく変動がその後実行されたときの変動表示結果や変動パターンを始動入賞時にあらかじめ判定する入賞時判定処理を実行する(S1217)。そして、CPU56は、第1保留記憶数カウンタの値にもとづいて第1保留記憶数指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信するための制御(送信設定)を行い、その後、入賞時判定処理の判定結果にもとづいて入賞時判定結果指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信するための制御(送信設定)を行う(S1218)。
Next, the
なお、S1218の処理を実行することによって、この実施の形態では、遊技状態(高確率状態や高ベース状態であるか否か、大当り遊技状態であるか否か)にかかわらず、CPU56は、第1始動入賞口13に始動入賞するごとに、必ず第1保留記憶数指定コマンドおよび入賞時判定結果指定コマンドの両方を演出制御用マイクロコンピュータ100に対して送信する。
By executing the processing of S1218, in this embodiment, regardless of the gaming state (whether it is a high probability state, a high base state, or a big hit gaming state), the
なお、この実施の形態では、第1始動入賞口13と第2始動入賞口14とに遊技球が入賞した始動入賞順に従って、第1特別図柄の変動表示または第2特別図柄の変動表示が実行されるが、第1特別図柄と第2特別図柄とのいずれか一方の変動表示を優先して実行するように構成してもよい。例えば、高ベース状態に移行された場合には可変入賞球装置15が設けられた第2始動入賞口14に始動入賞しやすくなり第2保留記憶が溜まりやすくなるのであるから、第2特別図柄の変動表示を優先して実行するようにしてもよい。この場合には、S1215の処理を省略可能であるとともに、図13(A)に示す保留記憶特定情報記憶領域(保留特定領域)が不要となる。また、この場合には、CPU56は、高ベース状態でなく(時短フラグがセットされていない場合)、大当り遊技中でないことを条件に、第1始動入賞口13に始動入賞したことにもとづく入賞時判定処理(S1217)を行うようにしてもよい。すなわち、条件を満たさない場合には、入賞時判定処理(S1217)の実行を制限するようにし、特定の変動表示の表示結果が大当りやスーパーリーチとなることを予告する先読み演出(詳細については後述する)を実行させないようにしてもよい。第2特別図柄の変動表示を優先して実行する構成において、第2始動入賞口14に始動入賞しやすい遊技状態では、第1始動入賞口13に始動入賞したことにもとづく第1特別図柄の変動表示が後回しにされ続けることがあるため、先読み演出を実行しても、予告対象の変動表示がなかなか実行されない状態が生じてしまう可能性がある。しかし、入賞時判定処理(S1217)の実行を制限することで、第1始動入賞口13に始動入賞したことにもとづく先読み演出を実行させないようにすることができ、そのような状態を回避することができる。また、高ベース状態や大当り遊技中に入賞時判定処理を制限することによって、大当りとなる保留記憶が記憶されていることが認識できる状態で遊技が行われることを防止することができる。なお、大当り遊技中であるか否かは、例えば、特別図柄プロセスフラグの値で確認される。その場合、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値が5〜7のいずれかであるときに大当り遊技中であると判定する。また、例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560側では入賞時判定処理を常に行い、演出制御用マイクロコンピュータ100側で、高ベース状態であるか否か、大当り遊技中であるか否かを判定し、先読み演出の実行を制限するようにしてもよい。
In this embodiment, the first special symbol variation display or the second special symbol variation display is executed in accordance with the start winning order in which the game balls have won the first
次いで、CPU56は、第2始動口スイッチ14aがオン状態であるか否かを確認する(S1222)。第2始動口スイッチ14aがオン状態でなければ、そのまま処理を終了する。第2始動口スイッチ14aがオン状態であれば、CPU56は、第2保留記憶数が上限値に達しているか否か(具体的には、第2保留記憶数をカウントするための第2保留記憶数カウンタの値が4でるか否か)を確認する(S1223)。第2保留記憶数が上限値に達していれば、そのまま処理を終了する。
Next, the
第2保留記憶数が上限値に達していなければ、CPU56は、第2保留記憶数カウンタの値を1増やす(S1224)とともに、合算保留記憶数をカウントするための合算保留記憶数カウンタの値を1増やす(S1225)。また、CPU56は、保留記憶特定情報記憶領域(保留特定領域)において、合算保留記憶数カウンタの値に対応した領域に、「第2」を示すデータをセットする(S1226)。
If the second reserved memory number has not reached the upper limit value, the
次いで、CPU56は、乱数回路503やソフトウェア乱数を生成するためのカウンタから値を抽出し、それらを、第2保留記憶バッファ(図13(B)参照)における保存領域に格納する処理を実行する(S1227)。なお、S1227の処理では、ハードウェア乱数であるランダムR(大当り判定用乱数)や、ソフトウェア乱数である大当り種別判定用乱数(ランダム1)および変動パターン判定用乱数(ランダム3)が抽出され、保存領域に格納される。なお、変動パターン判定用乱数(ランダム3)を始動口スイッチ通過処理(始動入賞時)において抽出して保存領域にあらかじめ格納しておくのではなく、第2特別図柄の変動開始時に抽出するようにしてもよい。例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、後述する変動パターン設定処理において、変動パターン判定用乱数(ランダム3)を生成するための変動パターン判定用乱数カウンタから値を直接抽出するようにしてもよい。
Next, the
次いで、CPU56は、入賞時判定処理を実行する(S1228)。そして、CPU56は、第2保留記憶数カウンタの値にもとづいて第2保留記憶数指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信するための制御(送信設定)を行い、その後、入賞時判定処理の判定結果にもとづいて入賞時判定結果指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信するための制御(送信設定)を行う(S1229)。
Next, the
なお、S1229の処理を実行することによって、この実施の形態では、遊技状態(高確率状態や高ベース状態であるか否か、大当り遊技状態であるか否か)にかかわらず、CPU56は、第2始動入賞口14に始動入賞するごとに、必ず第2保留記憶数指定コマンドおよび入賞時判定結果指定コマンドの両方を演出制御用マイクロコンピュータ100に対して送信する。
By executing the processing of S1229, in this embodiment, regardless of the gaming state (whether it is a high probability state, a high base state, or a big hit gaming state), the
図14は、S1217,S1218の入賞時判定処理を示すフローチャートである。入賞時判定処理では、CPU56は、まず、S1216,S1227で抽出した大当り判定用乱数(ランダムR)と図5(A)の左欄に示す通常時の大当り判定値とを比較し、それらが一致するか否かを確認する(S220)。この実施の形態では、特別図柄および演出図柄の変動を開始するタイミングで、後述する特別図柄通常処理において大当りや小当りとするか否か、大当り種別を決定したり、変動パターン設定処理において変動パターンを決定したりするのであるが、それとは別に、遊技球が第1始動入賞口13や第2始動入賞口14に始動入賞したタイミングで、その始動入賞にもとづく変動表示が開始される前に、入賞時判定処理を実行することによって、あらかじめいずれの変動パターンとなるか否かを確認する。そのようにすることによって、演出図柄の変動表示が実行されるより前にあらかじめ変動パターンを予測し、後述するように、入賞時の判定結果にもとづいて、演出制御用マイクロコンピュータ100によって大当りやスーパーリーチとなることを予告する先読み演出を実行する。
FIG. 14 is a flowchart showing the winning determination process in S1217 and S1218. In the winning determination process, the
大当り判定用乱数(ランダムR)が通常時の大当り判定値と一致しなければ(S220のN)、CPU56は、遊技状態が確変状態であることを示す確変フラグがセットされているか否かを確認する(S221)。確変フラグがセットされていれば、CPU56は、S1216,S1227で抽出した大当り判定用乱数(ランダムR)と図5(A)の右欄に示す確変時の大当り判定値とを比較し、それらが一致するか否かを確認する(S222)。なお、始動入賞時にS221で確変状態であるか否かを確認してから、実際にその始動入賞にもとづく変動表示が開始されるまでの間には、複数の変動表示が実行される可能性がある。そのため、始動入賞時にS221で確変状態であるか否かを確認してから、実際にその始動入賞にもとづく変動表示が開始されるまでの間に遊技状態が変化している(例えば、変動開始前に確変大当りが発生した場合には通常状態から確変状態に変化している。)場合がある。そのため、始動入賞時にS221で判定する遊技状態と変動開始時に判定する遊技状態(後述するS61参照)とは、必ずしも一致するとは限らない。
If the big hit determination random number (random R) does not match the normal big hit determination value (N in S220), the
大当り判定用乱数(ランダムR)が確変時の大当り判定値とも一致しなければ(S222のN)、CPU56は、S1216,S1227で抽出した大当り判定用乱数(ランダムR)と図5(B),(C)に示す小当り判定値とを比較し、それらが一致するか否かを確認する(S223)。この場合、CPU56は、第1始動入賞口13への始動入賞があった場合(図12に示す始動口スイッチ通過処理で入賞時判定処理(S1217参照)を実行する場合)には、図5(B)に示す小当り判定テーブル(第1特別図柄用)に設定されている小当り判定値と一致するか否かを判定する。また、第2始動入賞口14への始動入賞があった場合(図12に示す始動口スイッチ通過処理で入賞時判定処理(S1228参照)を実行する場合)には、図5(C)に示す小当り判定テーブル(第2特別図柄用)に設定されている小当り判定値と一致するか否かを判定する。
If the jackpot determination random number (random R) does not match the jackpot determination value at the time of probability change (N in S222), the
大当り判定用乱数(ランダムR)が小当り判定値とも一致しなければ(S223のN)、CPU56は、現在の遊技状態を判定する処理を行う(S224)。この実施の形態では、CPU56は、S224において、遊技状態が確変状態または時短状態であるか否か(具体的には、時短フラグがセットされているか否か)を判定する。なお、始動入賞時にS224で確変状態や時短状態であるか否かを確認してから、実際にその始動入賞にもとづく変動表示が開始されるまでの間には、複数の変動表示が実行される可能性がある。そのため、始動入賞時にS224で確変状態や時短状態であるか否かを確認してから、実際にその始動入賞にもとづく変動表示が開始されるまでの間に遊技状態が変化している(例えば、変動開始前に確変大当りが発生した場合には通常状態から確変状態に変化している。)場合がある。そのため、始動入賞時にS224で判定する遊技状態と変動開始時に判定する遊技状態(後述するS61参照)とは、必ずしも一致するとは限らない。
If the big hit determination random number (random R) does not match the small hit determination value (N in S223), the
そして、CPU56は、S224の判定結果に応じて、変動パターン判定テーブルのフィールドを選択する(S225)。具体的には、CPU56は、遊技状態が確変状態もしくは時短状態であると判定した場合には、図6に示す変動パターン判定テーブルの「はずれ(時短時)」フィールドを選択する。また、遊技状態が通常状態であると判定した場合には、図6に示す変動パターン判定テーブルの「はずれ」フィールドを選択する。
Then, the
大当り判定用乱数(ランダムR)が小当り判定値と一致した場合には(S223のY)、CPU56は、図6に示す変動パターン判定テーブルの「突然確変大当り/小当り」フィールドを選択する(S226)。
Jackpot determining random number if (random R) matches the Koatari determination value (S223 of Y),
S220またはS222で大当り判定用乱数(ランダムR)が大当り判定値と一致した場合には、CPU56は、S1216,S1227で抽出した大当り種別判定用乱数(ランダム1)にもとづいて大当りの種別を判定する(S227)。この場合、CPU56は、第1始動入賞口13への始動入賞があった場合(図12に示す始動口スイッチ通過処理で入賞時判定処理(S1217参照)を実行する場合)には、図5(D)に示す大当り種別判定テーブル(第1特別図柄用)131aを用いて大当り種別が「通常大当り」、「確変大当り」または「突然確変大当り」のいずれとなるかを判定する。また、第2始動入賞口14への始動入賞があった場合(図12に示す始動口スイッチ通過処理で入賞時判定処理(S1228参照)を実行する場合)には、図5(E)に示す大当り種別判定テーブル(第2特別図柄用)131bを用いて大当り種別が「通常大当り」、「確変大当り」または「突然確変大当り」のいずれとなるかを判定する。
When the jackpot determination random number (random R) matches the jackpot determination value in S220 or S222, the
そして、CPU56は、S227で判定した大当り種別に応じて、変動パターン判定テーブルのフィールドを選択する(S228)。具体的には、CPU56は、「通常大当り」または「確変大当り」と判定した場合には、変動パターン判定テーブルの「通常大当り/確変大当り」フィールドを選択する。また、「突然確変大当り」と判定した場合には、変動パターン判定テーブルの「突然確変大当り/小当り」フィールドを選択する。
Then,
次いで、CPU56は、S225,S226,S228で設定した変動パターン判定テーブルのフィールドと、S1216,S1227で抽出した変動パターン判定用乱数(ランダム3)とを用いて、変動パターンを判定する(S229)。
Next, the
そして、CPU56は、判定した変動パターンを入賞時判定結果指定コマンドに設定する処理を行う(S230)。具体的には、CPU56は、S229でいずれの変動パターンになると判定したかに応じて、図9に示すような「00(H)」〜「51(H)」のいずれかの値を入賞時判定結果指定コマンドのEXTデータに設定する処理を行う。
Then, the
例えば、第1始動入賞口13への始動入賞があった場合(図12に示す始動口スイッチ通過処理で入賞時判定処理(S1217A参照)を実行する場合)には、S229で「非リーチはずれ」の変動パターンになると判定した場合には、MODEデータ「95(H)」で構成される入賞時判定結果指定コマンドのEXTデータに「02(H)」を設定する処理を行う。また、S229で「擬似連3スーパー当り」の変動パターン種別になると判定した場合には、MODEデータ「95(H)」で構成される入賞時判定結果指定コマンドのEXTデータに「12(H)」を設定する処理を行う。 For example, when there is a start winning at the first start winning opening 13 (when a winning determination process (see S1217A) is executed in the start opening switch passing process shown in FIG. 12), “Non-reach” is determined in S229. If it is determined that the variation pattern is, the process of setting “02 (H)” to the EXT data of the winning determination result specifying command composed of the MODE data “95 (H)” is performed. If it is determined in S229 that the variation pattern type is “per 3 pseudo-supermarkets”, the EXT data of the winning determination result designation command composed of MODE data “95 (H)” is set to “12 (H)”. ”Is set.
なお、この実施の形態では、保留記憶数が異なっていても同じ変動パターン判定テーブルを用いて変動パターンが判定されるが、保留記憶数に応じて異なる変動パターン判定テーブルを用いるようにしてもよい。この場合には、保留記憶数にかかわらず、例えば、ノーマルリーチやスーパーリーチなどを伴う変動パターンになるか否かを変動パターン判定用乱数(または変動パターン種別判定用乱数)から判定し、判定結果にもとづいて入賞時判定結果指定コマンドを送信するようにしてもよいし、特定の変動パターン(例えば、特定のリーチ演出を行う変動パターンや、特定の擬似連回数の変動パターンなど)になると判定されたときに、判定結果を示す入賞時判定結果指定コマンドを送信するようにしてもよい。また、例えば、表示結果が「通常大当り」または「確変大当り」であるか否かを判定し、判定結果を示す入賞時判定結果指定コマンドを送信するようにしてもよい。 In this embodiment, the fluctuation pattern is determined using the same fluctuation pattern determination table even if the number of reserved memories is different. However, a different fluctuation pattern determination table may be used depending on the number of reserved memories. . In this case, for example, it is determined from the random number for determining the variation pattern (or random number for determining the variation pattern type) whether the variation pattern is accompanied by normal reach, super reach, etc. The winning determination result designation command may be transmitted based on a specific variation pattern (for example, a variation pattern for performing a specific reach effect or a variation pattern for a specific number of simulated consecutive times). Sometimes, a winning determination result specifying command indicating the determination result may be transmitted. Further, for example, it may be determined whether the display result is “ordinary big hit” or “probability big hit”, and a winning determination result designation command indicating the determination result may be transmitted.
図15は、特別図柄プロセス処理における特別図柄通常処理(S300)を示すフローチャートである。特別図柄通常処理において、CPU56は、合算保留記憶数の値を確認する(S51)。具体的には、合算保留記憶数カウンタのカウント値を確認する。合算保留記憶数が0であれば処理を終了する。
FIG. 15 is a flowchart showing the special symbol normal process (S300) in the special symbol process. In the special symbol normal process, the
合算保留記憶数が0でなければ、CPU56は、保留特定領域(図13(A)参照)に設定されているデータのうち1番目のデータが「第1」を示すデータであるか否か確認する(S52)。保留特定領域に設定されている1番目のデータが「第1」を示すデータでない(すなわち、「第2」を示すデータである)場合(S52のN)、CPU56は、特別図柄ポインタ(第1特別図柄について特別図柄プロセス処理を行っているのか第2特別図柄について特別図柄プロセス処理を行っているのかを示すフラグ)に「第2」を示すデータを設定する(S54)。保留特定領域に設定されている1番目のデータが「第1」を示すデータである場合(S52のY)、CPU56は、特別図柄ポインタに「第1」を示すデータを設定する(S53)。
If the total pending storage number is not 0, the
S52〜S54の処理が実行されることによって、この実施の形態では、第1始動入賞口13と第2始動入賞口14とに遊技球が入賞した始動入賞順に従って、第1特別図柄の変動表示または第2特別図柄の変動表示が実行される。なお、この実施の形態では、第1始動入賞口13と第2始動入賞口14とに遊技球が入賞した始動入賞順に従って、第1特別図柄の変動表示または第2特別図柄の変動表示が実行される場合を示しているが、第1特別図柄と第2特別図柄とのいずれか一方の変動表示を優先して実行するように構成してもよい。例えば、第2特別図柄の変動表示を優先して実行する場合には、S52において第2保留記憶数バッファにおける第2保留記憶数が1以上であるか否かを確認し、1以上であればS54に移行し、0であればS53に移行するようにする。
By executing the processing of S52 to S54, in this embodiment, the variation display of the first special symbol is performed according to the start winning order in which the game balls have won the first
次いで、CPU56は、RAM55において、特別図柄ポインタが示す方の保留記憶数=1に対応する保存領域に格納されている各乱数値を読み出してRAM55の乱数バッファ領域に格納する(S55)。具体的には、CPU56は、特別図柄ポインタが「第1」を示している場合には、第1保留記憶数バッファにおける第1保留記憶数=1に対応する保存領域に格納されている各乱数値を読み出してRAM55の乱数バッファ領域に格納する。また、CPU56は、特別図柄ポインタが「第2」を示している場合には、第2保留記憶数バッファにおける第2保留記憶数=1に対応する保存領域に格納されている各乱数値を読み出してRAM55の乱数バッファ領域に格納する。
Next, the
そして、CPU56は、特別図柄ポインタが示す方の保留記憶数カウンタのカウント値を1減算し、かつ、各保存領域の内容をシフトする(S56)。具体的には、CPU56は、特別図柄ポインタが「第1」を示している場合には、第1保留記憶数カウンタのカウント値を1減算し、かつ、保留特定領域および第1保留記憶バッファにおける各保存領域の内容をシフトする。また、特別図柄ポインタが「第2」を示している場合に、第2保留記憶数カウンタのカウント値を1減算し、かつ、保留特定領域および第2保留記憶バッファにおける各保存領域の内容をシフトする。
Then, the
すなわち、CPU56は、特別図柄ポインタが「第1」を示している場合に、RAM55の第1保留記憶バッファにおいて第1保留記憶数=n(n=2,3,4)に対応する保存領域に格納されている各乱数値を、第1保留記憶数=n−1に対応する保存領域に格納する。また、特別図柄ポインタが「第2」を示す場合に、RAM55の第2保留記憶バッファにおいて第2保留記憶数=n(n=2,3,4)に対応する保存領域に格納されている各乱数値を、第2保留記憶数=n−1に対応する保存領域に格納する。また、CPU56は、保留特定領域において合算保留記憶数=m(m=2〜8)に対応する保存領域に格納されている値(「第1」または「第2」を示す値)を、合算保留記憶数=m−1に対応する保存領域に格納する。
That is, when the special symbol pointer indicates “first”, the
よって、各第1保留記憶数(または、各第2保留記憶数)に対応するそれぞれの保存領域に格納されている各乱数値が抽出された順番は、常に、第1保留記憶数(または、第2保留記憶数)=1,2,3,4の順番と一致するようになっている。また、各合算保留記憶数に対応するそれぞれの保存領域に格納されている各値が抽出された順番は、常に、合算保留記憶数=1〜8の順番と一致するようになっている。 Therefore, the order in which each random value stored in each storage area corresponding to each first reserved memory number (or each second reserved memory number) is extracted is always the first reserved memory number (or (Second reserved storage number) = 1, 2, 3, 4 in order. Further, the order in which the values stored in the respective storage areas corresponding to the total number of pending storages are extracted always matches the order of the total number of pending storages = 1-8.
なお、CPU56は、S56において、特別図柄ポインタが示す方の保留記憶数カウンタのカウント値を1減算すると、減算された保留記憶数カウンタのカウント値にもとづいて第1特別図柄保留記憶表示器18aまたは第2特別図柄保留記憶表示器18bの表示を変更する制御も行う。
In S56, when the count value of the reserved memory number counter indicated by the special symbol pointer is decremented by 1, the
そして、CPU56は、合算保留記憶数カウンタのカウント値をRAM55の所定の領域に保存した後(S57)、合算保留記憶数の値を1減らす。すなわち、合算保留記憶数カウンタのカウント値を1減算する(S58)。なお、CPU56は、カウント値が1減算される前の合算保留記憶数カウンタの値をRAM55の所定の領域に保存する。
Then, the
また、CPU56は、減算後の特別図柄ポインタが示す方の保留記憶数カウンタの値にもとづいて、特別図柄ポインタが示す方の保留記憶数指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信するための制御(送信設定)を行う(S59)。この場合、特別図柄ポインタに「第1」を示す値が設定されている場合には、CPU56は、第1保留記憶数指定コマンドを送信するための制御(送信設定)を行う。また、特別図柄ポインタに「第2」を示す値が設定されている場合には、CPU56は、第2保留記憶数指定コマンドを送信するための制御(送信設定)を行う。
Further, the
特別図柄通常処理では、最初に、第1始動入賞口13を対象として処理を実行することを示す「第1」を示すデータすなわち第1特別図柄を対象として処理を実行することを示す「第1」を示すデータ、または第2始動入賞口14を対象として処理を実行することを示す「第2」を示すデータすなわち第2特別図柄を対象として処理を実行することを示す「第2」を示すデータが、特別図柄ポインタに設定される。そして、特別図柄プロセス処理における以降の処理では、特別図柄ポインタに設定されているデータに応じた処理が実行される。よって、S300〜S310の処理を、第1特別図柄を対象とする場合と第2特別図柄を対象とする場合とで共通化することができる。
In the special symbol normal process, first, data indicating “first” indicating that the process is executed for the first
次いで、CPU56は、乱数バッファ領域からランダムR(大当り判定用乱数)を読み出し、大当り判定モジュールを実行する。なお、この場合、CPU56は、第1始動口スイッチ通過処理のS214Aや第2始動口スイッチ通過処理のS214Bで抽出し第1保留記憶バッファや第2保留記憶バッファにあらかじめ格納した大当り判定用乱数を読み出し、大当り判定を行う。大当り判定モジュールは、あらかじめ決められている大当り判定値や小当り判定値(図5参照)と大当り判定用乱数とを比較し、それらが一致したら大当りや小当りとすることに決定する処理を実行するプログラムである。すなわち、大当り判定や小当り判定の処理を実行するプログラムである。
Next, the
大当り判定の処理では、遊技状態が確変状態(高確率状態)の場合は、遊技状態が非確変状態(通常遊技状態および時短状態)の場合よりも、大当りとなる確率が高くなるように構成されている。具体的には、あらかじめ大当り判定値の数が多く設定されている確変時大当り判定テーブル(ROM54における図5(A)の右側の数値が設定されているテーブル)と、大当り判定値の数が確変大当り判定テーブルよりも少なく設定されている通常時大当り判定テーブル(ROM54における図5(A)の左側の数値が設定されているテーブル)とが設けられている。そして、CPU56は、遊技状態が確変状態であるか否かを確認し、遊技状態が確変状態であるときは、確変時大当り判定テーブルを使用して大当りの判定の処理を行い、遊技状態が通常遊技状態や時短状態であるときは、通常時大当り判定テーブルを使用して大当りの判定の処理を行う。すなわち、CPU56は、大当り判定用乱数(ランダムR)の値が図5(A)に示すいずれかの大当り判定値に一致すると、特別図柄に関して大当りとすることに決定する。大当りとすることに決定した場合には(S61)、S71に移行する。なお、大当りとするか否か決定するということは、大当り遊技状態に移行させるか否か決定するということであるが、特別図柄表示器における停止図柄を大当り図柄とするか否か決定するということでもある。
The jackpot determination process is configured such that when the gaming state is a probable change state (high probability state), the probability of a big hit is higher than when the gaming state is a non-probability change state (normal game state and short-time state). ing. Specifically, a jackpot determination table (a table in which the numerical value on the right side of FIG. 5A in the
なお、現在の遊技状態が確変状態であるか否かの確認は、確変フラグがセットされているか否かにより行われる。確変フラグは、遊技状態を確変状態に移行するときにセットされ、確変状態を終了するときにリセットされる。具体的には、確変大当りまたは突然確変大当りとすることに決定され、大当り遊技を終了する処理においてセットされ、大当りと決定されたときに特別図柄の変動表示を終了して停止図柄を停止表示するタイミングでリセットされる。 Note that whether or not the current gaming state is the probability variation state is determined by whether or not the probability variation flag is set. The probability variation flag is set when the gaming state is shifted to the probability variation state, and is reset when the probability variation state is terminated. Specifically, it is determined to be a probable big hit or suddenly probable big hit, and is set in the process of ending the big hit game. When the big hit is decided, the special symbol variation display is terminated and the stop symbol is stopped and displayed. Reset at timing.
大当り判定用乱数(ランダムR)の値がいずれの大当り判定値にも一致しなければ(S61のN)、CPU56は、小当り判定テーブル(図5(B),(C)参照)を使用して小当りの判定の処理を行う。すなわち、CPU56は、大当り判定用乱数(ランダムR)の値が図5(B),(C)に示すいずれかの小当り判定値に一致すると、特別図柄に関して小当りとすることに決定する。この場合、CPU56は、特別図柄ポインタが示すデータを確認し、特別図柄ポインタが示すデータが「第1」である場合には、図5(B)に示す小当り判定テーブル(第1特別図柄用)を用いて小当りとするか否かを決定する。また、特別図柄ポインタが示すデータが「第2」である場合には、図5(C)に示す小当り判定テーブル(第2特別図柄用)を用いて小当りとするか否かを決定する。そして、小当りとすることに決定した場合には(S62)、CPU56は、小当りであることを示す小当りフラグをセットし(S63)、S75に移行する。
If the value of the big hit determination random number (random R) does not match any of the big hit determination values (N in S61), the
なお、ランダムRの値が大当り判定値および小当り判定値のいずれにも一致しない場合には(S62のN)、すなわち、はずれである場合には、そのままS75に移行する。 If the random R value does not match either the big hit determination value or the small hit determination value (N in S62), that is, if it is out of place, the process proceeds to S75 as it is.
S71では、CPU56は、大当りであることを示す大当りフラグをセットする。そして、大当り種別を複数種類のうちのいずれかに決定するために使用するテーブルとして、特別図柄ポインタが示す方の大当り種別判定テーブルを選択する(S72)。具体的には、CPU56は、特別図柄ポインタが「第1」を示している場合には、図5(D)に示す第1特別図柄用の大当り種別判定テーブル131aを選択する。また、CPU56は、特別図柄ポインタが「第2」を示している場合には、図5(E)に示す第2特別図柄用の大当り種別判定テーブル131bを選択する。
In S71, the
次いで、CPU56は、選択した大当り種別判定テーブルを用いて、乱数バッファ領域に格納された大当り種別判定用の乱数(ランダム1)の値と一致する値に対応した種別(「通常大当り」、「確変大当り」または「突然確変大当り」)を大当りの種別に決定する(S73)。なお、この場合、CPU56は、第1始動口スイッチ通過処理のS214Aや第2始動口スイッチ通過処理のS214Bで抽出し第1保留記憶バッファや第2保留記憶バッファにあらかじめ格納した大当り種別判定用乱数を読み出し、大当り種別の決定を行う。また、この場合に、図5(D),(E)に示すように、第1特別図柄の変動表示が実行される場合には、第2特別図柄の変動表示が実行される場合と比較して、突然確変大当りが選択される割合が高い。
Next, the
また、CPU56は、決定した大当りの種別を示すデータをRAM55における大当り種別バッファに設定する(S74)。例えば、大当り種別が「通常大当り」の場合には大当り種別を示すデータとして「01」が設定され、大当り種別が「確変大当り」の場合には大当り種別を示すデータとして「02」が設定され、大当り種別が「突然確変大当り」の場合には大当り種別を示すデータとして「03」が設定される。
Further, the
次いで、CPU56は、特別図柄の停止図柄を決定する(S75)。具体的には、大当りフラグおよび小当りフラグのいずれもセットされていない場合には、はずれ図柄となる「−」を特別図柄の停止図柄に決定する。大当りフラグがセットされている場合には、大当り種別の決定結果に応じて、大当り図柄となる「1」、「3」、「7」のいずれかを特別図柄の停止図柄に決定する。すなわち、大当り種別を「突然確変大当り」に決定した場合には「1」を特別図柄の停止図柄に決定し、「通常大当り」に決定した場合には「3」を特別図柄の停止図柄に決定し、「確変大当り」に決定した場合には「7」を特別図柄の停止図柄に決定する。また、小当りフラグがセットされている場合には、小当り図柄となる「5」を特別図柄の停止図柄に決定する。
Next, the
そして、特別図柄プロセスフラグの値を変動パターン設定処理(S301)に対応した値に更新する(S76)。 Then, the value of the special symbol process flag is updated to a value corresponding to the variation pattern setting process (S301) (S76).
図16は、特別図柄プロセス処理における変動パターン設定処理(S301)を示すフローチャートである。変動パターン設定処理において、CPU56は、大当りフラグがセットされているか否か確認する(S91)。大当りフラグがセットされている場合には、CPU56は、大当り種別が通常大当りまたは確変大当りである場合には(S92のY)、変動パターン判定テーブルの「通常大当り/確変大当り」フィールドを選択し(S93)、大当り種別が通常大当りまたは確変大当りでない場合には(S92のN)、変動パターン判定テーブルの「突然確変大当り/小当り」フィールドを選択する(S94)。そして、S101に移行する。
FIG. 16 is a flowchart showing the variation pattern setting process (S301) in the special symbol process. In the variation pattern setting process, the
大当りフラグがセットされていない場合には、CPU56は、小当りフラグがセットされているか否かを確認する(S93)。小当りフラグがセットされている場合には、CPU56は、変動パターン判定テーブルの「突然確変大当り/小当り」フィールドを選択する(S96)。そして、S101に移行する。
When the big hit flag is not set, the
小当りフラグもセットされていない場合には、CPU56は、時短状態であることを示す時短フラグがセットされているか否かを確認する(S97)。なお、時短フラグは、遊技状態を時短状態に移行するとき(確変状態に移行するときを含む)にセットされ、時短状態を終了するときにリセットされる。具体的には、通常大当り、確変大当りまたは突然確変大当りとすることに決定され、大当り遊技を終了する処理においてセットされ、時短回数を消化したタイミングや、大当りと決定されたときに特別図柄の変動表示を終了して停止図柄を停止表示するタイミングでリセットされる。時短フラグがセットされていれば(S97のY)、CPU56は、変動パターン判定テーブルの「はずれ(時短時)」フィールドを選択する(S98)。そして、S101に移行する。
If the small hit flag is not set, the
時短フラグがセットされていなければ(S97のN)、CPU56は、変動パターン判定テーブルの「はずれ」フィールドを選択する(S99)。そして、S101に移行する。
If the time reduction flag is not set (N in S97), the
次いで、CPU56は、乱数バッファ領域(第1保留記憶バッファまたは第2保留記憶バッファ)からランダム3(変動パターン判定用乱数)を読み出し(S101)、S93、S94、S96,S98またはS99の処理で選択した変動パターン判定テーブルのフィールドを参照することによって、変動パターンを複数種類のうちのいずれかに決定する(S102)。
Next, the
次いで、CPU56は、決定した変動パターンに対応する演出制御コマンド(変動パターンコマンド)を、演出制御用マイクロコンピュータ100に送信するための制御(送信設定)を行う(S103)。また、CPU56は、特別図柄ポインタが示す図柄変動指定コマンドを、演出制御用マイクロコンピュータ100に送信するための制御(送信設定)を行う(S104)。
Next, the
また、特別図柄の変動を開始する(S105)。例えば、S33の特別図柄表示制御処理で参照される特別図柄に対応した開始フラグをセットする。また、RAM55に形成されている変動時間タイマに、選択された変動パターンに対応した変動時間に応じた値を設定する(S106)。そして、特別図柄プロセスフラグの値を表示結果指定コマンド送信処理(S302)に対応した値に更新する(S107)。
Also, the special symbol change is started (S105). For example, the start flag corresponding to the special symbol referred to in the special symbol display control process of S33 is set. Further, a value corresponding to the variation time corresponding to the selected variation pattern is set in the variation time timer formed in the RAM 55 (S106). Then, the value of the special symbol process flag is updated to a value corresponding to the display result designation command transmission process (S302) (S107).
図17は、特別図柄変動中処理として、図11のS303にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図17の特別図柄変動中処理においてCPU56は、まず、変動時間タイマの値を1減算する(S110)。次いで、変動時間が短縮されたことを示す短縮済みフラグがセットされているか否かを判定する(S111)。ここで、短縮済みフラグがセットされていない場合は、S126に進む。一方、短縮済みフラグがセットされていない場合は、S112に進む。
FIG. 17 is a flowchart illustrating an example of a process executed in S303 of FIG. 11 as the special symbol changing process. In the special symbol changing process of FIG. 17, the
S112においてCPU56は、図11のS301にて実行される変動パターン設定処理にて設定されている変動パターンがリーチ変動パターンであるか否かを判定する。リーチ変動パターンでない場合は、S126に進む。一方、リーチ変動パターンである場合は、S113に進む。
In S112, the
S113においてCPU56は、遊技者による操作ボタン50の操作が有効であることを示す操作有効フラグがセットされているか否かを判定する。ここで、操作有効フラグがセットされている場合は、S120に進む。一方、操作有効フラグがセットされてない場合は、S114に進む。
In S113, the
S114においてCPU56は、リーチ変動パターンにおける短縮待機期間内であるか否かを判定する。ここで、短縮待機期間とは、図18に示すように、特別図柄と同期して変動する演出図柄の変動速度が加速して一定の変動速度になるまでの期間が設定されている。短縮待機期間内である場合は、S126に進む。一方、短縮待機期間内でない場合は、S115に進む。また、S115においてCPU56は、リーチ変動パターンにおいて短縮操作が禁止される短縮禁止期間(図18参照)内であるか否かを判定する。ここで、短縮禁止期間内である場合は、S126に進む。一方、短縮禁止期間内でない場合は、S116に進む。
In S114, the
尚、本実施の形態においては、図18に示すように、リーチ変動パターンでは、遊技者が操作ボタン50の操作を行うことによって短縮が可能な短縮可能期間と、短縮が不可能な短縮待機期間及び短縮禁止期間が設けられている。第1または第2図柄の変動パターン指定コマンドを演出制御基板80に送信する変動表示の開始時点から短縮待機期間が開始される。この短縮待機期間では、上記したように、演出表示装置9において、「左」、「中」、「右」の演出図柄(全図柄)の変動速度の加速(例えば上下方向のスクロール表示の加速)が行われているので、これら加速の期間中に変動時間の短縮が実行されることを防ぐために設定されている。また、短縮禁止期間としては、図18に示すように、演出表示装置9において「左」、「右」の演出図柄が減速して停止表示される直前のタイミングより後の変動期間が設定されていることで、特別図柄や演出図柄の変動表示が開始されて短縮待機期間が経過した時点から、演出表示装置9において「左」、「右」の演出図柄が減速して停止表示される直前のタイミングまでの期間、すなわち、リーチ状態となる前において擬似連等のリーチ前演出が実行される期間が短縮可能期間として設定されている。
In the present embodiment, as shown in FIG. 18, in the reach variation pattern, a shortening period that can be shortened by the player operating the
よって、変動表示を開始してから短縮待機期間が終了したときに、短縮準備指定コマンドを演出制御基板80に送信することで、操作ボタン50の操作が有効とされる短縮可能期間が開始される。この短縮可能期間においては、前述したように、図36(C)に示す短縮操作示可能表示が表示されるとともに、リーチ前演出が実行される場合がある。これらリーチ前演出が実行されるリーチ前変動期間は、短縮可能期間とほぼ同一期間とされているが、短縮可能期間は、上述したように、演出表示装置9において「左」、「右」の演出図柄が減速して停止表示されるリーチ前変動期間が終了するタイミングの直前において終了するように設定されている。
Therefore, when the shortening standby period ends after the variable display is started, a shortenable period in which the operation of the
よって、変動パターンが擬似連の演出を伴うリーチ変動パターンである場合には、このリーチ前変動期間内で擬似連の演出が実行される。また、遊技者が操作ボタン50の操作を行った旨を通知する操作検知指定コマンドは、この操作ボタン50の操作が有効とされる短縮可能期間(リーチ前変動期間内)で送信可能となっている。
Therefore, when the variation pattern is a reach variation pattern accompanied by a pseudo-ream effect, the pseudo-ream effect is executed within the pre-reach variation period. In addition, the operation detection designation command for notifying that the player has operated the
尚、本実施の形態では、図18に示すように、演出表示装置9において「左」、「右」の演出図柄が減速して停止表示される直前までの期間を短縮可能期間とした形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら短縮可能期間を、演出表示装置9において「中」の演出図柄が減速する直前までの期間を短縮可能期間とすることで、これら短縮可能期間にリーチ状態成立後においてリーチ演出が実行される期間も含めるようにしても良い。
In the present embodiment, as shown in FIG. 18, a mode in which the period immediately before the “left” and “right” effect symbols are decelerated and stopped and displayed on the
尚、このように、「中」の演出図柄が減速する直前までの期間を短縮可能期間としたときには、本実施の形態のように、操作ボタン50が操作されてから短縮可能期間の終了時点である「左」、「右」の演出図柄が減速して停止表示される直前時点)までの任意の期間が短縮されるのと同様に、操作ボタン50が操作されてから短縮可能期間の終了時点である「中」の演出図柄が減速する直前時点までの任意の期間が短縮されることになる、つまり、短縮によって移行する時点が同じ時点となる形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、操作ボタン50が操作されたときにおける残り変動時間内の任意の期間までを短縮することで、短縮によって移行する時点が、その都度異なる時点となるようにしても良い。
As described above, when the period immediately before the “medium” effect symbol is decelerated is defined as a shortenable period, the
図17に戻り、S116においてCPU56は、RAM55内に設定された合算保留記憶数カウンタのカウント値が合計短縮判定値(例えば4)以上であるか否かを判定する。尚、本実施の形態では、合計短縮判定値を、第1保留記憶数や第2保留記憶数の上限値と同じ4とした形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら合計短縮判定値は、適宜に決定されれば良い。また、これら合計短縮判定値を、例えば、時短フラグがセットされている高ベース状態にあっては、合計短縮判定値を通常状態よりも多くする等のように、遊技状態に応じて変化させても良い。
Returning to FIG. 17, in S <b> 116, the
ここで、カウント値が合計短縮判定値未満である場合、つまり、合算保留記憶数カウンタのカウント値が3以下である場合には、S126に進む。一方、カウント値が合計短縮判定値以上である場合は、短縮準備指定コマンド送信設定を行い(S117)、操作有効フラグをセットし(S118)、S126に進む。 If the count value is less than the total shortening determination value, that is, if the count value of the total pending storage number counter is 3 or less, the process proceeds to S126. On the other hand, if the count value is equal to or greater than the total shortening determination value, the shortening preparation designation command transmission setting is performed (S117), the operation valid flag is set (S118), and the process proceeds to S126.
このように、本実施の形態では、S112の処理において、リーチ変動パターンであるか否かの判定を行うことで、リーチ変動パターンについてのみ変動時間の短縮を可能としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらリーチ変動パターン以外の変動パターンである非リーチ変動パターンについても変動時間の短縮を可能としても良い。 As described above, in the present embodiment, it is possible to reduce the variation time only for the reach variation pattern by determining whether or not it is the reach variation pattern in the process of S112. However, the present invention is not limited, and the non-reach variation pattern that is a variation pattern other than the reach variation pattern may be shortened.
また、本実施の形態では、S116の処理において、合算保留記憶数カウンタのカウント値、つまり保留記憶数が所定数である4以上であるか否かを判定し、所定数以上である場合に、操作ボタン50の操作を有効にし、遊技者の意思による変動時間の短縮を可能としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、保留記憶数が所定数以上であるか否かにかかわらず、常に遊技者の意思により変動時間を短縮させることを可能にしても良い。
Further, in the present embodiment, in the process of S116, it is determined whether or not the count value of the total pending storage number counter, that is, the pending storage number is 4 or more which is a predetermined number. Although the operation of the
前述したS113にて操作有効フラグがセットされている場合には、S113からS120に進んで、CPU56は、操作ボタン50の操作があるか否か、つまり操作ボタン50の操作を検出するための操作検出スイッチ50aから所定の操作検出信号の入力があるか否かを判定する。ここで、操作ボタン50の操作がない場合は、S124に進む。一方、操作ボタン50の操作がある場合は、変動時間の短縮を決定して操作検知指定コマンドの送信設定を行い(S121)、変動時間に短縮変動時間、具体的には、短縮禁止期間に該当する変動時間を再セットし(S122)、短縮済みフラグをセットし(S123)、S126に進む。
When the operation valid flag is set in S113 described above, the process proceeds from S113 to S120, and the
操作ボタン50の操作がない場合に移行するS124においてCPU56は、短縮禁止期間の開始タイミングであるか否か、つまり、短縮可能期間の終了タイミングであるか否かを判定する。ここで、短縮禁止期間の開始タイミングでない場合は、S126に進む一方、短縮禁止期間の開始タイミングである場合は、操作有効フラグをリセット(クリア)し(S125)、S126に進む。
In S124 that is shifted to when the
S126においてCPU56は、変動時間(再セットされた短縮変動時間を含む)が経過したか否かを判定する。ここで、変動時間が経過していない場合は、当該特別図柄変動中処理を終了する。一方、変動時間が経過した場合は、S127に進んで、短縮済みフラグがセットされていれば、当該短縮済みフラグをリセットし、特図プロセスフラグの値を特別図柄停止処理に対応した値である“3”に更新してから(S128)、当該特別図柄変動処理を終了する。
In S126, the
図19は、特別図柄プロセス処理における特別図柄停止処理(S304)を示すフローチャートである。特別図柄停止処理において、CPU56は、S32の特別図柄表示制御処理で参照される終了フラグをセットして特別図柄の変動を終了させ、第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bに停止図柄を導出表示する制御を行う(S131)。なお、特別図柄ポインタに「第1」を示すデータが設定されている場合には第1特別図柄表示器8aでの第1特別図柄の変動を終了させ、特別図柄ポインタに「第2」を示すデータが設定されている場合には第2特別図柄表示器8bでの第2特別図柄の変動を終了させる。また、演出制御用マイクロコンピュータ100に図柄確定指定コマンドを送信するための制御(送信設定)を行う(S132)。そして、大当りフラグがセットされていない場合には、S140に移行する(S133)。
FIG. 19 is a flowchart showing the special symbol stop process (S304) in the special symbol process. In the special symbol stop process, the
大当りフラグがセットされている場合には、CPU56は、セットされていれば、確変状態であることを示す確変フラグ、および時短状態であることを示す時短フラグをリセットし(S134)、演出制御用マイクロコンピュータ100に大当り開始指定コマンドを送信するための制御(送信設定)を行う(S135)。具体的には、大当りの種別が通常大当りである場合には大当り開始1指定コマンドを送信する。大当りの種別が確変大当りである場合には大当り開始2指定コマンドを送信する。大当りの種別が突然確変大当りである場合には小当り/突然確変大当り開始指定コマンドを送信する。なお、大当りの種別が通常大当り、確変大当りまたは突然確変大当りのいずれであるかは、RAM55に記憶されている大当り種別を示すデータ(大当り種別バッファに記憶されているデータ)にもとづいて判定される。
If the big hit flag is set, the
また、CPU56は、演出制御用マイクロコンピュータ100に通常状態指定コマンドを送信するための制御(送信設定)を行う(S136)。
Further, the
また、大当り表示時間タイマに大当り表示時間(大当りが発生したことを、例えば、演出表示装置9において報知する時間)に相当する値を設定する(S137)。また、大入賞口開放回数カウンタに開放回数(例えば、通常大当りまたは確変大当りの場合には15回。突然確変大当りの場合には2回。)をセットする(S138)。そして、特別図柄プロセスフラグの値を大入賞口開放前処理(S305)に対応した値に更新する(S139)。
In addition, a value corresponding to the jackpot display time (a time for which the
S140では、CPU56は、確変状態であることを示す確変フラグがセットされているか否かを確認する。確変フラグがセットされていなければ、CPU56は、時短状態であることを示す時短フラグがセットされているか否か確認する(S141)。時短フラグがセットされている場合には(すなわち、確変状態をともなわず、時短状態にのみ制御されている場合には)、時短状態における特別図柄の変動可能回数を示す時短回数カウンタの値を−1する(S142)。
In S140, the
次いで、CPU56は、減算後の時短回数カウンタの値が0になった場合には(S144)、時短フラグをリセットする(S145)。また、CPU56は、演出制御用マイクロコンピュータ100に対して通常状態指定コマンドを送信するための制御(送信設定)を行う(S146)。
Next, when the value of the time reduction counter after subtraction becomes 0 (S144), the
次いで、CPU56は、小当りフラグがセットされているか否かを確認する(S147)。小当りフラグがセットされていれば、CPU56は、演出制御用マイクロコンピュータ100に小当り/突然確変大当り開始指定コマンドを送信する(S148)。また、小当り表示時間タイマに小当り表示時間(小当りが発生したことを、例えば、演出表示装置9において報知する時間)に相当する値を設定する(S149)。また、大入賞口開放回数カウンタに開放回数(例えば2回)をセットする(S150)。そして、特別図柄プロセスフラグの値を小当り開始前処理(S308)に対応した値に更新する(S151)。
Next, the
小当りフラグもセットされていなければ(S147のN)、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を特別図柄通常処理(S300)に対応した値に更新する(S152)。
If the small hit flag is not set (N in S147), the
図20は、特別図柄プロセス処理における大当り終了処理(S307)を示すフローチャートである。大当り終了処理において、CPU56は、大当り終了表示タイマが設定されているか否か確認し(S160)、大当り終了表示タイマが設定されている場合には、S164に移行する。大当り終了表示タイマが設定されていない場合には、大当りフラグをリセットし(S161)、大当り終了指定コマンドを送信するための制御(送信設定)を行う(S162)。ここで、通常大当りであった場合には大当り終了1指定コマンドを送信し、確変大当りであった場合には大当り終了2指定コマンドを送信し、突然確変大当りであった場合には小当り/突然確変大当り終了指定コマンドを送信する。そして、大当り終了表示タイマに、演出表示装置9において大当り終了表示が行われている時間(大当り終了表示時間)に対応する表示時間に相当する値を設定し(S163)、処理を終了する。
FIG. 20 is a flowchart showing the jackpot end process (S307) in the special symbol process. In the jackpot end process, the
S164では、大当り終了表示タイマの値を1減算する。そして、CPU56は、大当り終了表示タイマの値が0になっているか否か、すなわち大当り終了表示時間が経過したか否か確認する(S165)。経過していなければ処理を終了する。
In S164, 1 is subtracted from the value of the big hit end display timer. Then, the
大当り終了表示時間を経過していれば(S165のY)、CPU56は、大当りの種別が確変大当りまたは突然確変大当りであるか否かを確認する(S166)。なお、確変大当りまたは突然確変大当りであるか否かは、具体的には、特別図柄通常処理のS74で大当り種別バッファに設定されたデータが「02」〜「03」であるか否かを確認することによって判定できる。確変大当りおよび突然確変大当りのいずれでもなければ(すなわち、通常大当りであれば)、CPU56は、時短フラグをセットして遊技状態を時短状態に移行させる(S167)。また、CPU56は、時短回数をカウントするための時短回数カウンタに所定回数(例えば100回)をセットする(S168)。また、CPU56は、時短状態指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信するための制御(送信設定)を行う(S169)。そして、S173に移行する。
If the big hit end display time has elapsed (Y in S165), the
確変大当りまたは突然確変大当りであれば、CPU56は、確変フラグをセットして遊技状態を確変状態に移行させる(S170)。また、CPU56は、時短フラグをセットする(S171)。また、CPU56は、確変状態指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信するための制御(送信設定)を行う(S172)。そして、S173に移行する。
If the probability change big hit or the sudden probability change big hit, the
なお、この実施の形態では、S167,S171でセットした時短フラグは、可変入賞球装置15の開放時間を長くしたり開放回数を増加させたりするか否かを判定するためにも用いられる。この場合、具体的には、CPU56は、普通図柄プロセス処理(S27参照)において、普通図柄の変動表示結果が当りとなったときに、時短フラグがセットされているか否かを確認し、セットされていれば、開放時間を長くしたり開放回数を増加させたりして可変入賞球装置15を開放する制御を行う。また、S167,S171でセットした時短フラグは、特別図柄の変動時間を短縮するか否かを判定するために用いられる。
In this embodiment, the time reduction flag set in S167 and S171 is also used to determine whether or not to increase the opening time of the variable winning
そして、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値を特別図柄通常処理(S300)に対応した値に更新する(S173)。
Then, the
次に、演出制御手段の動作を説明する。図21は、演出制御基板80に搭載されている演出制御手段としての演出制御用マイクロコンピュータ100(具体的には、演出制御用CPU101)が実行するメイン処理を示すフローチャートである。演出制御用CPU101は、電源が投入されると、メイン処理の実行を開始する。メイン処理では、まず、RAM領域のクリアや各種初期値の設定、また演出制御の起動間隔(例えば、2ms)を決めるためのタイマの初期設定等を行うための初期化処理を行う(S701)。その後、演出制御用CPU101は、タイマ割込フラグの監視(S702)を行うループ処理に移行する。タイマ割込が発生すると、演出制御用CPU101は、タイマ割込処理においてタイマ割込フラグをセットする。メイン処理において、タイマ割込フラグがセットされていたら、演出制御用CPU101は、そのフラグをクリアし(S703)、以下の演出制御処理を実行する。
Next, the operation of the effect control means will be described. FIG. 21 is a flowchart showing a main process executed by the effect control microcomputer 100 (specifically, the effect control CPU 101) as effect control means mounted on the
演出制御処理において、演出制御用CPU101は、まず、受信した演出制御コマンドを解析し、受信した演出制御コマンドに応じたフラグのセットやデータを格納する処理等を行う(コマンド解析処理:S704)。次いで、演出制御用CPU101は、演出制御プロセス処理を行う(S705)。演出制御プロセス処理では、制御状態に応じた各プロセスのうち、現在の制御状態(演出制御プロセスフラグ)に対応した処理を選択して演出表示装置9の表示制御を実行する。
In the effect control process, the
次いで、大当り図柄決定用乱数などの各種乱数を生成するためのカウンタのカウント値を更新する乱数更新処理を実行する(S706)。その後、S702に移行する。 Next, a random number update process for updating the count value of the counter for generating various random numbers such as the jackpot symbol determining random number is executed (S706). Thereafter, the process proceeds to S702.
図22〜図23は、コマンド解析処理(S704)の具体例を示すフローチャートである。主基板31から受信された演出制御コマンドは受信コマンドバッファに格納されるが、コマンド解析処理では、演出制御用CPU101は、コマンド受信バッファに格納されているコマンドの内容を確認する。
22 to 23 are flowcharts showing specific examples of the command analysis processing (S704). The effect control command received from the
コマンド受信バッファは、2バイト構成の演出制御コマンドを6個格納可能なリングバッファ形式のコマンド受信バッファが用いられる。従って、コマンド受信バッファは、受信コマンドバッファ1〜12の12バイトの領域で構成される。そして、受信したコマンドをどの領域に格納するのかを示すコマンド受信個数カウンタが用いられる。コマンド受信個数カウンタは、0〜11の値をとる。なお、必ずしもリングバッファ形式でなくてもよい。なお、遊技制御用マイクロコンピュータ560から送信された演出制御コマンドは、演出制御INT信号にもとづく割込処理で受信され、RAMに形成されているバッファ領域に保存されている。
As the command receiving buffer, a ring buffer type command receiving buffer capable of storing six 2-byte effect control commands is used. Therefore, the command reception buffer is configured by a 12-byte area of
コマンド解析処理において、演出制御用CPU101は、まず、コマンド受信バッファに受信コマンドが格納されているか否か確認する(S611)。格納されているか否かは、コマンド受信個数カウンタの値と読出ポインタとを比較することによって判定される。両者が一致している場合が、受信コマンドが格納されていない場合である。コマンド受信バッファに受信コマンドが格納されている場合には、演出制御用CPU101は、コマンド受信バッファから受信コマンドを読み出す(S612)。なお、読み出したら読出ポインタの値を+2しておく(S613)。+2するのは2バイト(1コマンド)ずつ読み出すからである。
In the command analysis process, the
受信した演出制御コマンドが変動パターンコマンドであれば(S621)、演出制御用CPU101は、その変動パターンコマンドを、RAMに形成されている変動パターンコマンド格納領域に格納する(S622)。そして、変動パターンコマンド受信フラグをセットする(S623)。
If the received effect control command is a variation pattern command (S621), the
受信した演出制御コマンドが表示結果指定コマンドであれば(S625)、演出制御用CPU101は、受信した表示結果指定コマンド(表示結果1指定コマンド〜表示結果5指定コマンド)を、RAMに形成されている表示結果指定コマンド格納領域に格納する(S626)。
If the received effect control command is a display result designation command (S625), the
受信した演出制御コマンドが図柄確定指定コマンドであれば(S627)、演出制御用CPU101は、確定コマンド受信フラグをセットする(S628)。
If the received effect control command is a symbol confirmation designation command (S627), the
受信した演出制御コマンドが第1保留記憶数指定コマンドであれば(S651)、演出制御用CPU101は、その第1保留記憶数指定コマンドの2バイト目のデータ(EXTデータ)を第1保留記憶数として第1保留記憶数保存領域に格納する(S652)。
If the received effect control command is the first reserved memory number designation command (S651), the
受信した演出制御コマンドが第2保留記憶数指定コマンドであれば(S654)、演出制御用CPU101は、その第2保留記憶数指定コマンドの2バイト目のデータ(EXTデータ)を第2保留記憶数として第2保留記憶数保存領域に格納する(S655)。
If the received effect control command is the second reserved memory number designation command (S654), the
受信した演出制御コマンドが短縮準備指定コマンドであれば(S656)、演出制御用CPU101は、短縮準備指定受信フラグをセットする(S657)。
If the received effect control command is a shortening preparation designation command (S656), the
受信した演出制御コマンドが操作検知指定コマンドであれば(S658)、演出制御用CPU101は、操作検知指定受信フラグをセットする(S659)。
If the received effect control command is an operation detection designation command (S658), the
次いで、受信した演出制御コマンドがいずれかの入賞時判定結果指定コマンドであれば(S664)、演出制御用CPU101は、受信した入賞時判定結果指定コマンドに応じた入賞時判定結果を入賞時判定結果記憶バッファにおいて合算保留記憶数に対応付けられた領域に保存し(S665)、先読み演出決定処理を行う(S671)。
Next, if the received effect control command is any winning determination result designation command (S664), the
なお、この実施の形態では、合算保留記憶数は、第1保留記憶数保存領域に格納されている第1保留記憶数と、第2保留記憶数保存領域に格納されている第2保留記憶数とを合算することで求められる。第1保留記憶数は、第1保留記憶数指定コマンドを受信した後に、S652において更新され、第2保留記憶数は、第2保留記憶数指定コマンドを受信した後に、S655において更新されるため、合算保留記憶数も同じタイミングで更新される。また、入賞時判定結果指定コマンドは、始動口スイッチ通過処理のS1218においては、第1保留記憶数指定コマンドを送信した後に送信され、S1228においては、第2保留記憶数指定コマンドを送信した後に送信される。そのため、演出制御用マイクロコンピュータ100は、合算保留記憶数を更新した後に、入賞時判定結果指定コマンドを受信する。なお、演出制御用CPU101は、S665の処理で、例えば、入賞時判定結果指定コマンドの2バイト目のデータを入賞時判定結果バッファにおいて合算保留記憶数に対応付けられた保存領域にセットする。入賞時判定結果指定コマンドの2バイト目のデータ(EXTデータ)で、入賞時判定結果が特定されるからである(図9参照)。また、入賞時判定結果バッファにセットされたデータは、後述する演出図柄変動開始処理(S1800の処理が実行されるタイミングなど)において、先にセットされたものから順に削除される。
In this embodiment, the total reserved memory number is the first reserved memory number stored in the first reserved memory number storage area and the second reserved memory number stored in the second reserved memory number storage area. It is calculated by adding together. The first reserved memory number is updated in S652 after receiving the first reserved memory number designation command, and the second reserved memory number is updated in S655 after receiving the second reserved memory number designation command. The total pending storage number is also updated at the same timing. The winning determination result designation command is transmitted after the first reserved memory number designation command is transmitted in S1218 of the start port switch passing process, and is transmitted after the second reserved memory number designation command is transmitted in S1228. Is done. Therefore, the
図23(A)は、入賞時判定結果を保存する領域(入賞時判定結果記憶バッファ)の構成例を示す説明図である。図23(A)に示すように、この実施の形態では、入賞時判定結果記憶バッファにおいて合算保留記憶数に対応付けられた8個の保存領域が確保されている。なお、第1特別図柄と第2特別図柄とのいずれか一方の変動表示を優先して実行するように構成されている場合には、いずれの入賞時判定結果であるかを区別するために、第1始動入賞口13への始動入賞時の入賞時判定結果を保存する第1入賞時判定結果記憶バッファと、第2始動入賞口14への始動入賞時の入賞時判定結果を保存する第2入賞時判定結果記憶バッファとを用意するようにしてもよい。この場合には、第1入賞時判定結果記憶バッファには、第1保留記憶数の上限値(この例では4)に対応した保存領域が確保されていれば良く、また、第2入賞時判定結果記憶バッファには、第2保留記憶数の上限値(この例では4)に対応した保存領域が確保されていれば良い。また、この場合には、第1入賞時判定結果記憶バッファおよび第2入賞時判定結果記憶バッファには、受信した入賞時判定結果指定コマンドのEXTデータが記憶される。なお、入賞時判定結果記憶バッファ(第1入賞時判定結果記憶バッファおよび第2入賞時判定結果記憶バッファ)は、演出制御用マイクロコンピュータ100が備えるRAMに形成されれば良い。
FIG. 23A is an explanatory diagram showing a configuration example of an area (a winning determination result storage buffer) for storing a winning determination result. As shown in FIG. 23A, in this embodiment, eight storage areas associated with the total number of pending storages are secured in the winning determination result storage buffer. In addition, in order to distinguish which winning determination result when it is configured to preferentially execute either one of the first special symbol and the second special symbol, A first winning determination result storage buffer for storing a winning determination result at the time of starting winning at the first
また、受信した演出制御コマンドがその他のコマンドであれば、演出制御用CPU101は、受信した演出制御コマンドに応じたフラグをセットする(S683)。そして、S611に移行する。
If the received effect control command is another command, the
次に、先読み演出について説明する。先読み演出とは、演出の対象となる変動表示が開始されるよりも前に実行され、演出の対象となる変動表示が大当りとなることや特定の変動(例えば、リーチ演出を含むなど)となることを予告する予告演出のことである。この実施の形態では、先読み演出として、合算保留記憶表示部18cにおいて、予告対象となる変動表示(保留記憶)に対応する保留表示が、通常の表示態様(以下、通常態様)とは異なる表示態様(後述する特殊態様または第1特別態様もしくは第2特別態様)で表示される演出が行われる。
Next, the prefetching effect will be described. The pre-reading effect is executed before the start of the variable display that is the target of the effect, and the variable display that is the target of the effect is a big hit or a specific change (for example, a reach effect is included). It is a notice effect that warns you. In this embodiment, as a pre-reading effect, in the total hold
図24は、先読み演出決定処理を示すフローチャートである。先読み演出決定処理において、演出制御用CPU101は、先読み演出の実行が制限されていることを示す先読み演出制限フラグがセットされているか否かを確認する(S67101)。なお、先読み演出制限フラグは、後述するS67111においてセットされる。先読み演出制限フラグがセットされていれば、演出制御用CPU101は、合算保留記憶表示部18cにおいて、最新の保留記憶に対応する新たな保留表示を通常態様で表示する(S67116)。例えば、合算保留記憶表示部18cの1つ目〜5つ目の保留表示が表示されていた場合には、演出制御用CPU101は、6つ目の保留表示を通常態様で表示するように制御する。
FIG. 24 is a flowchart showing prefetch effect determination processing. In the prefetch effect determination process, the
先読み演出制限フラグがセットされていなければ、演出制御用CPU101は、入賞時判定結果記憶バッファが記憶する過去の入賞時判定結果(今回受信した入賞時判定結果指定コマンドに示される入賞時判定結果を除く)を全て抽出する(S67102)。
If the pre-reading effect restriction flag is not set, the
次いで、演出制御用CPU101は、抽出した入賞時判定結果が全て「非リーチ」を示す判定結果であるか否かを確認する(S67103)。この実施の形態では、演出制御用CPU101は、S67103において、抽出した入賞時判定結果が、全て変動パターンが「短縮非リーチはずれ」または「非リーチはずれ」になることを示す値(具体的には、「01(H)」または「02(H)」。図9参照)であるか否かを判定する(すなわち、リーチを伴わないはずれ変動となるか否かを確認する)。
Next, the
S67103において抽出した入賞時判定結果が全て「非リーチ」を示す判定結果である場合には、演出制御用CPU101は、S67104に移行する。一方、抽出した入賞時判定結果が全て「非リーチ」を示す判定結果でない場合には、演出制御用CPU101は、合算保留記憶表示部18cにおいて、最新の保留記憶に対応する新たな保留表示を通常態様で表示する(S67116)。すなわち、この実施の形態では、リーチ演出を伴う変動表示が行われる保留記憶がある場合には、新たに受信した入賞時判定結果指定コマンドにもとづいて先読み演出を実行しないように構成されている。なお、図24に示す例に限らず、リーチ演出を伴う変動表示が行われる保留記憶がある場合であっても、新たに受信した入賞時判定結果指定コマンドにもとづいて先読み演出を実行するようにしてもよい。
When the winning determination results extracted in S67103 are all determination results indicating “non-reach”, the
S67104では、演出制御用CPU101は、入賞時判定結果記憶バッファが記憶する最新の入賞時判定結果(今回受信した入賞時判定結果指定コマンドに示される入賞時判定結果)を抽出し、抽出した入賞時判定結果にもとづいて、先読み演出を実行するか否かを決定する(S67104)。
In S67104, the
この実施の形態では、演出制御用CPU101は、図25(A)に示す先読み演出実行決定テーブルを用いて、先読み演出を実行するか否かを決定する。
In this embodiment, the
図25(A)は、先読み演出実行決定テーブルを示す説明図である。先読み演出実行決定テーブルには、入賞時判定結果ごとに決定事項(「先読み演出を実行する」または「先読み演出を実行しない」)に対応する判定値が割り当てられているが、図25(A)に示す例では、説明を簡略化するために、割り当てられた判定値の割合が示されている。演出制御用CPU101は、例えば、先読み演出を実行するか否かを決定するための乱数を抽出し、抽出した乱数に一致する判定値が割り当てられている決定事項(「先読み演出を実行する」または「先読み演出を実行しない」)に決定する。したがって、図25(A)に示す例では、各入賞時判定結果における「先読み演出を実行する」と「先読み演出を実行しない」とに対応する数値は、決定事項として「先読み演出を実行する」または「先読み演出を実行しない」が選択される割合(%)を示している。
FIG. 25A is an explanatory diagram showing a prefetch effect execution determination table. In the pre-reading effect execution determination table, a determination value corresponding to a determination item (“execute a pre-reading effect” or “not execute a pre-reading effect”) is assigned to each determination result at the time of winning, but FIG. In the example shown, the ratio of the assigned determination value is shown to simplify the explanation. The
なお、この実施の形態では、図25(A)に示す先読み演出実行決定テーブルの他に、図25(B)に示す最終表示態様決定テーブル、図26に示す先読み演出パターン決定テーブル、図27に示す先読み演出変化タイミング決定テーブルおよび図28に示す示唆演出態様決定テーブルについても、実際には判定値が割り当てられているが、説明を簡略化するために割り当てられた判定値の割合が示されている。また、それらのテーブルが用いられる後述するS67106、S67107、S67108、S67110、S67115においても、S67104と同様に、演出制御用CPU101は、例えば、最終表示態様、先読み演出パターン、変化タイミング(シフト回数)または示唆演出の演出態様を決定するための乱数を抽出し、抽出した乱数に一致する判定値が割り当てられている事項に決定する。
In this embodiment, in addition to the pre-reading effect execution determination table shown in FIG. 25A, the final display mode determination table shown in FIG. 25B, the pre-reading effect pattern determination table shown in FIG. The prefetch effect change timing determination table shown and the suggested effect mode determination table shown in FIG. 28 are also actually assigned determination values, but the ratio of the determination values assigned is shown to simplify the explanation. Yes. Also in S67106, S67107, S67108, S67110, and S67115, which will be described later, in which those tables are used, the
S67104では、演出制御用CPU101は、抽出した最新の入賞時判定結果にもとづいて、図25(A)に示す先読み演出実行決定テーブルにおいて入賞時判定結果ごとに定められた割合で、先読み演出を実行するか否かを決定する。例えば、入賞時判定結果で「短縮非リーチはずれ」であることが示されているときには、演出制御用CPU101は、100%の割合で先読み演出を実行しないと決定する。また、例えば、入賞時判定結果で「擬似連3スーパー当り」であることが示されているときには、演出制御用CPU101は、99%の割合で先読み演出を実行すると決定する。
In S67104, the
図25(A)に示す先読み演出実行決定テーブルにおいて特徴的なことは、表示結果が「はずれ」である場合(入賞時判定結果1指定〜入賞時判定結果7指定に相当)に比べて、表示結果が「通常大当り」または「確変大当り」である場合(入賞時判定結果8指定〜入賞時判定結果12指定に相当)の方が、先読み演出が実行される割合が高くなるように判定値が設定されていることである。また、図25(A)に示す先読み演出実行決定テーブルにおいて特徴的なことは、同じ表示結果であっても、期待度が高いリーチ演出が行われる方が(例えばノーマルリーチよりもスーパーリーチが行われる方が)、先読み演出が実行される割合が高くなるように判定値が設定されていることである。このような特徴を備えていることによって、先読み演出が実行されたときには、先読み演出が実行されないときに比べて、予告対象の変動表示において大当りが発生する割合を高くすることや、大当りとなる期待度が高いリーチ演出が行われる割合を高くすることができる。したがって、先読み演出が実行されることに対して遊技者に期待感を持たせることができる。
What is characteristic in the pre-reading effect execution determination table shown in FIG. 25A is that the display result is “out of” (corresponding to the
また、 図25(A)に示すように、非リーチの変動パターン(入賞時判定結果1指定、入賞時判定結果2指定に相当)と判定されたときによりも、変動時間の短縮が可能なリーチ状態となるリーチの変動パターン(入賞時判定結果3指定〜入賞時判定結果12指定に相当)と判定されたときの方が、先読み演出が実行される割合が高くなるように判定値が設定されており、このような特徴を備えていることによって、先読み演出によって、変動時間の短縮が可能なリーチ状態となることが予め、遊技者に対して示唆されるようになる。
Further, as shown in FIG. 25 (A), a reach that can shorten the variation time even when it is determined to be a non-reach variation pattern (corresponding to designation of winning
なお、図25(A)に示す例では、入賞時判定結果で「非リーチはずれ」である場合にも1%の割合で先読み演出を実行すると決定されるが、「非リーチ」(「短縮非リーチはずれ」または「非リーチはずれ」)の場合には、先読み演出を実行すると決定されないようにしてもよい。また、図25(A)に示す例では、入賞時判定結果で示される変動パターンごとに先読み演出を実行するか否かを決定するための判定値(割合)が設定されているが、例えば、表示結果ごと(例えば、「はずれ」、「通常大当り」もしくは「確変大当り」または「突然確変大当り」もしくは「小当り」)に先読み演出を実行するか否かを決定するための判定値(割合)が設定されていてもよい。 In the example shown in FIG. 25A, it is determined that the pre-reading effect is executed at a rate of 1% even when the determination result at the time of winning is “non-reach”, but “non-reach” (“short non-reach”) is determined. In the case of “reach out” or “non-reach out”), it may not be determined to execute the pre-reading effect. In the example shown in FIG. 25A, a determination value (ratio) for determining whether or not to perform the pre-reading effect is set for each variation pattern indicated by the determination result at the time of winning. For example, Judgment value (ratio) for determining whether to perform the pre-reading effect for each display result (for example, “out of”, “normal big hit” or “probable big hit”, “suddenly probable big hit” or “small hit”) May be set.
次いで、演出制御用CPU101は、先読み演出を実行すると決定した場合には(S67105のY)、S67105aに移行する。一方、先読み演出を実行しないと決定した場合には(S67105のN)、演出制御用CPU101は、合算保留記憶表示部18cにおいて、最新の保留記憶に対応する新たな保留表示を通常態様で表示する(S67116)。
Next, when the
S67105aでは、演出制御用CPU101は、先読み演出の対象となる保留表示を特定するための演出用合算保留記憶数カウンタに、合計保留記憶数をセットする(S67105a)。演出用合算保留記憶数カウンタの値は、演出図柄変動開始処理のS1802aにおいて1減算され、S1811において、先読み演出の対象となる保留表示を特定するために用いられる。例えば、演出用合算保留記憶数カウンタの値が4である場合には、合算保留記憶表示部18cの4つ目の保留表示の表示態様を変化させる先読み演出が実行される。なお、この実施の形態では、合算保留記憶数は、第1保留記憶数保存領域に格納されている第1保留記憶数と、第2保留記憶数保存領域に格納されている第2保留記憶数とを合算することで求められる。第1保留記憶数は、第1保留記憶数指定コマンドを受信した後に、S652において更新され、第2保留記憶数は、第2保留記憶数指定コマンドを受信した後に、S655において更新されるため、合算保留記憶数も同じタイミングで更新される。また、入賞時判定結果指定コマンドは、始動口スイッチ通過処理のS1218においては、第1保留記憶数指定コマンドを送信した後に送信され、S1228においては、第2保留記憶数指定コマンドを送信した後に送信される。そのため、演出制御用マイクロコンピュータ100は、合算保留記憶数を更新した後に、入賞時判定結果指定コマンドを受信する。
In S67105a, the
次いで、演出制御用CPU101は、先読み演出において、予告対象となる変動表示(保留情報)に対応する保留表示を、最終的にどの表示態様で表示するかを決定する(S67106)。この実施の形態では、保留表示の表示態様として、通常態様の他に、特殊態様、第1特別態様および第2特別態様が設けられている。ただし、後述するように、特殊態様で表示された保留表示は、その保留表示に対応する保留情報にもとづく変動表示が開始されるまでに、特殊態様から第1特別態様または第2特別態様に変化して表示される。したがって、S67106では、最終的な表示態様は第1特別態様または第2特別態様のいずれかに決定される。以下、第1特別態様と第2特別態様とを特別態様と総称することがある。
Next, the
図25(B)は、最終表示態様決定テーブルを示す説明図である。S67106において、演出制御用CPU101は、図25(B)に示す最終表示態様決定テーブルを用いて、最終的にどの表示態様で表示するか(以下、最終表示態様ともいう)を決定する。具体的には、抽出した最新の入賞時判定結果にもとづいて、最終表示態様決定テーブルにおいて入賞時判定結果(変動表示の表示結果)ごとに定められた割合で、最終表示態様を決定する。例えば、入賞時判定結果で変動表示の表示結果が「はずれ」であることが示されている場合(入賞時判定結果1指定〜入賞時判定結果7指定に相当)には、演出制御用CPU101は、80%の割合で最終表示態様を第1特別態様に決定する。また、例えば、入賞時判定結果で変動表示の表示結果が「通常大当り」または「確変大当り」であることが示されている場合(入賞時判定結果8指定〜入賞時判定結果12指定に相当)には、演出制御用CPU101は、80%の割合で最終表示態様を第2特別態様に決定する。
FIG. 25B is an explanatory diagram showing a final display mode determination table. In S67106, the
図25(B)に示す最終表示態様決定テーブルにおいて特徴的なことは、表示結果が「はずれ」である場合(入賞時判定結果1指定〜入賞時判定結果7指定に相当)に比べて、表示結果が「通常大当り」または「確変大当り」である場合(入賞時判定結果8指定〜入賞時判定結果12指定に相当)の方が、第2特別態様に決定される割合が高くなるように判定値が設定されていることである。このような特徴を備えていることによって、保留表示が第2特別態様で表示されたときには、第1特別態様で表示されたときに比べて、予告対象の変動表示において大当りが発生する割合を高くすることができる。したがって、第1特別態様よりも第2特別態様で表示された方が大当りとなる期待度を高くすることができ、先読み演出が実行されたときに、保留表示がどの表示態様で表示されるかについて着目させることができる。
What is characteristic in the final display mode determination table shown in FIG. 25B is that the display result is “out of” (compared to designation of the determination result at the time of winning 1 to designation of the determination result at the time of winning 7). When the result is “ordinary big hit” or “probability big hit” (equivalent to the
なお、図25(B)に示す例では、入賞時判定結果で示される表示結果ごと(「はずれ」、「通常大当り」もしくは「確変大当り」または「突然確変大当り」もしくは「小当り」)に最終表示態様を決定するための判定値(割合)が設定されているが、例えば、図25(A)の先読み演出実行決定テーブルと同様に、入賞時判定結果で示される変動パターンごとに最終表示態様を決定するための判定値(割合)が設定されていてもよい。そのようにすることで、保留表示が第2特別態様で表示されたときに、予告対象の変動表示において大当りが発生する割合を高くすることの他に、期待度が高いリーチ演出が行われる割合も高くすることができる。 In the example shown in FIG. 25 (B), the final display results (“out-going”, “ordinary big hit” or “probable big hit”, “suddenly probable big hit” or “small win”) are displayed for each display result shown in the winning determination result. Although the determination value (ratio) for determining the display mode is set, for example, in the same manner as the pre-reading effect execution determination table in FIG. A determination value (ratio) for determining the value may be set. By doing so, when the hold display is displayed in the second special mode, in addition to increasing the rate at which the big hit is generated in the variable display of the notice target, the rate at which the reach effect with high expectation is performed Can also be high.
また、この実施の形態では、最終表示態様として第1特別態様と第2特別態様との2種類の表示態様が設けられているが、これに限らず、3種類以上の表示態様を設け、それぞれ期待度が異なる(表示結果に応じて選択される割合が異なる)ようにしてもよい。 In this embodiment, two types of display modes, the first special mode and the second special mode, are provided as the final display mode, but not limited to this, three or more types of display modes are provided, The degree of expectation may be different (the ratio selected according to the display result is different).
次いで、演出制御用CPU101は、先読み演出の演出パターン(以下、先読み演出パターンともいう)を決定する(S67107)。
Next, the
この実施の形態では、先読み演出パターンとして、第1先読み演出パターンと第2先読み演出パターンとが設けられている。第1先読み演出パターンでは、予告対象の変動表示(保留情報)に対応する保留表示が、一旦特殊態様で表示されることなく、第1特別態様または第2特別態様で表示される。なお、第1先読み演出パターンは、始動入賞のタイミングで予告対象の変動表示(保留情報)に対応する保留表示が第1特別態様または第2特別態様で表示されるものと、予告対象の変動表示(保留情報)が開始されるまでの任意のシフトタイミングで予告対象の変動表示(保留情報)に対応する保留表示が通常態様から第1特別態様または第2特別態様に変化して表示されるものとを含む。一方、第2先読み演出パターンでは、予告対象の変動表示に対応する保留表示が、始動入賞のタイミングで特殊態様で表示され、その予告対象の変動表示が開始されるまでの任意のシフトタイミングで、特殊態様から第1特別態様または第2特別態様に変化して表示される。 In this embodiment, a first prefetch effect pattern and a second prefetch effect pattern are provided as prefetch effect patterns. In the first look-ahead effect pattern, the hold display corresponding to the change display (hold information) to be notified is displayed in the first special mode or the second special mode without being displayed once in the special mode. Note that the first look-ahead effect pattern includes a display in which the hold display corresponding to the change display (hold information) for the advance notice is displayed in the first special mode or the second special form at the timing of the start winning prize, and the change display of the advance notice target. The hold display corresponding to the fluctuating display (hold information) to be notified is changed from the normal mode to the first special mode or the second special mode at any shift timing until the (hold information) starts. Including. On the other hand, in the second look-ahead effect pattern, the hold display corresponding to the variation display of the advance notice target is displayed in a special manner at the timing of the start winning prize, and at any shift timing until the advance display of the advance notice subject is changed, The display is changed from the special mode to the first special mode or the second special mode.
保留表示のシフトタイミングとは、後述する演出図柄変動開始処理において、合算保留記憶表示部18cにおける1つ目の保留表示を消去し、残りの保留表示を1つずつシフトして、合算保留記憶表示部18cにおける合算保留記憶数表示を更新するタイミング(具体的には、S1800が実行されるタイミング)である。例えば、合算保留記憶表示部18cの1つ目〜5つ目の保留表示が表示されていた場合に、シフトタイミングで1つ目の保留表示が消去されるとともに、2つ目に表示されていた保留表示が1つ目の表示領域にシフトされ、3つ目に表示されていた保留表示が2つ目の表示領域にシフトされ、4つ目に表示されていた保留表示が3つ目の表示領域にシフトされ、5つ目に表示されていた保留表示が4つ目の表示領域にシフトされる。
The shift timing of the hold display means that the first hold display in the combined hold
図26は、先読み演出パターン決定テーブルを示す説明図である。S67107において、演出制御用CPU101は、先読み演出パターン決定テーブルと合計保留記憶数とにもとづいて、先読み演出パターンを決定する。具体的には、演出制御用CPU101は、抽出した最新の入賞時判定結果によって示される変動表示の表示結果が当り(例えば、「通常大当り」、「確変大当り」、「突然確変大当り」または「小当り」)である場合(すなわち、入賞時判定結果8指定〜入賞時判定結果13指定の場合)、図26(A)に示す当り時先読み演出パターン決定テーブルを用いる。そして、演出制御用CPU101は、図26(A)に示す当り時先読み演出パターン決定テーブルにおいて合計保留記憶数ごとに定められた割合で、先読み演出パターンを第1先読み演出パターンと第2先読み演出パターンとのいずれかに決定する。
FIG. 26 is an explanatory diagram of a prefetch effect pattern determination table. In step S67107, the
また、演出制御用CPU101は、抽出した最新の入賞時判定結果によって示される変動表示の表示結果が「はずれ」である場合(すなわち、入賞時判定結果1指定〜入賞時判定結果7指定の場合)、図26(B)に示すはずれ時先読み演出パターン決定テーブルを用いる。そして、演出制御用CPU101は、図26(B)に示すはずれ時先読み演出パターン決定テーブルにおいて合計保留記憶数ごとに定められた割合で、先読み演出パターンを第1先読み演出パターンと第2先読み演出パターンとのいずれかに決定する。
Further, the
例えば、入賞時判定結果によって示される変動表示の表示結果が当り(例えば、「通常大当り」、「確変大当り」、「突然確変大当り」または「小当り」)であり、合計保留記憶数が2である場合には、演出制御用CPU101は、先読み演出パターンを、35%の割合で第1先読み演出パターンに、65%の割合で第2先読み演出パターンに決定する。また、例えば、入賞時判定結果によって示される変動表示の表示結果が「はずれ」であり、合計保留記憶数が2である場合には、演出制御用CPU101は、先読み演出パターンを、65%の割合で第1先読み演出パターンに、35%の割合で第2先読み演出パターンに決定する。
For example, the display result of the variable display indicated by the determination result at the time of winning is a win (for example, “normal big hit”, “probable big hit”, “suddenly probable big hit” or “small win”), and the total number of reserved memories is 2. In some cases, the
図26に示す先読み演出パターン決定テーブルにおいて特徴的なことは、変動表示の表示結果が「はずれ」である場合に比べて、変動表示の表示結果が当り(例えば、「通常大当り」、「確変大当り」、「突然確変大当り」または「小当り」)である場合の方が、第2先読み演出パターンに決定される割合が高くなるように判定値が設定されていることである。このような特徴を備えていることによって、第2先読み演出パターンで先読み演出が行われたとき(すなわち始動入賞時に保留表示が特殊態様で表示され、その後、特別態様に変化して表示されるとき)には、第1先読み演出パターンで先読み演出が行われたとき(すなわち保留表示が一旦特殊態様で表示されることなく特別態様で表示されたとき)に比べて、予告対象の変動表示において当りが発生する割合を高くすることができる。また、変動表示の表示結果が「通常大当り」または「確変大当り」の場合には、最終表示態様が第2特別態様に決定される割合が高いため、第2先読み演出パターンで先読み演出が行われたとき(すなわち始動入賞時に保留表示が特殊態様で表示され、その後、特別態様に変化して表示されるとき)には、特殊態様で表示された保留表示が、第1特別態様よりも大当りとなる期待度が高い第2特別態様に変化する割合が高くなる。したがって、先読み演出がどの先読み演出パターンで実行されるかについて着目させることができる。また、第2先読み演出パターンで先読み演出が行われたとき(すなわち始動入賞時に保留表示が特殊態様で表示されたとき)には、特殊態様で表示された保留表示が第1特別態様よりも期待度が高い第2特別態様に変化しやすいため、期待感を高めることができ、遊技興趣を向上させることができる。また、この実施の形態では、特殊態様で表示された保留表示は、その保留表示(保留情報)に対応する変動表示が開始されるまでに、第1特別態様または第2特別態様に変化して表示されるため、保留表示が特殊態様で表示されてから特別態様に変化するまで、期待感を持続させることができる。 The prefetch effect pattern determination table shown in FIG. 26 is characterized in that the display result of the variable display is a hit (for example, “normal big hit”, “probability big hit” compared to the case where the display result of the variable display is “out of place”. ”,“ Suddenly probable big hit ”or“ Small hit ”), the determination value is set so that the ratio determined in the second look-ahead effect pattern is higher. By having such a feature, when a pre-reading effect is performed with the second pre-reading effect pattern (that is, when the hold display is displayed in a special mode at the time of start winning, and then changed to a special mode and displayed) ) In the variable display of the notice target compared to when the prefetch effect is performed in the first prefetch effect pattern (that is, when the hold display is displayed in the special mode without being displayed once in the special mode). The rate of occurrence of can be increased. In addition, when the display result of the variable display is “normal big hit” or “probable big hit”, since the final display mode is determined to be the second special mode, the pre-read effect is performed in the second pre-read effect pattern. (That is, when the hold display is displayed in a special mode at the time of winning the start, and then changed to a special mode and displayed), the hold display displayed in the special mode is a big hit than the first special mode. The rate of change to the second special mode having a high expectation level becomes high. Therefore, attention can be paid to which prefetch effect pattern is used for the prefetch effect. Further, when the pre-reading effect is performed in the second pre-reading effect pattern (that is, when the hold display is displayed in the special mode at the time of starting winning), the hold display displayed in the special mode is expected more than the first special mode. Since it is easy to change to the 2nd special mode with a high degree, a sense of expectation can be raised and game entertainment can be improved. Further, in this embodiment, the hold display displayed in the special mode changes to the first special mode or the second special mode until the variable display corresponding to the hold display (holding information) is started. Since it is displayed, the expectation can be maintained from when the hold display is displayed in a special mode until it changes to a special mode.
また、図26に示す先読み演出パターン決定テーブルにおいて特徴的なことは、合算保留記憶数が1の場合には、第2先読み演出パターンに決定されないように判定値が設定されていることである。この実施の形態では、第2先読み演出パターンにおいて、始動入賞時に特殊態様で表示された保留表示を、特殊態様から第1特別態様または第2特別態様に変化して表示させるタイミングは、予告対象の変動表示が開始されるまでの任意のシフトタイミングである。しかし、合算保留記憶数が1の場合(すなわち予告対象の変動表示に対応する保留表示のみが表示される場合)には、保留表示のシフトが1回行われると、予告対象の変動表示に対応する保留表示は消去されてしまう。そのため、合算保留記憶数が1の場合には、シフトタイミングで予告対象の変動表示に対応する保留表示の表示態様を変化させることができない。したがって、合算保留記憶数が1の場合には、第2先読み演出パターンに決定されないように判定値が設定されている。 In addition, what is characteristic in the prefetch effect pattern determination table shown in FIG. 26 is that the determination value is set so as not to be determined as the second prefetch effect pattern when the total number of reserved storage is 1. In this embodiment, in the second look-ahead effect pattern, the timing for displaying the hold display displayed in the special mode at the time of starting winning a prize is changed from the special mode to the first special mode or the second special mode. This is an arbitrary shift timing until the variable display is started. However, if the total number of pending storage is 1 (that is, only the pending display corresponding to the variable display of the notice target is displayed), if the hold display is shifted once, the variable display of the notice target is supported. The hold display to be erased. For this reason, when the total number of pending storage is 1, the display mode of the pending display corresponding to the noticed change display cannot be changed at the shift timing. Therefore, when the total pending storage number is 1, the determination value is set so that the second prefetch effect pattern is not determined.
なお、この実施の形態では、説明を簡略化するために、第1先読み演出パターンにおいて、保留表示が通常態様から第1特別態様または第2特別態様に変化して表示されるタイミングと、第2先読み演出パターンにおいて、保留表示が特殊態様から第1特別態様または第2特別態様に変化して表示されるタイミングとを、予告対象の変動表示が開始されるまでの任意のシフトタイミングとしているが、これに限らず、他のタイミングであってもよい。例えば、予告対象の変動表示が開始されるまでに実行される変動表示中(1つの変動表示または複数の変動表示にまたがった期間)の任意のタイミングで表示態様を変化させるようにしてもよい。この場合には、例えば、合計保留記憶数が1の場合にも、第2先読み演出パターンに決定可能とし、始動入賞時に保留表示を特殊態様で表示し、その保留表示(保留情報)に対応する変動表示が開始されるまでに特殊態様から第1特別態様または第2特別態様に変化して表示させるようにしてもよい。 In this embodiment, in order to simplify the description, in the first look-ahead effect pattern, the timing at which the hold display is changed from the normal mode to the first special mode or the second special mode, and the second In the pre-reading production pattern, the timing at which the hold display is changed from the special mode to the first special mode or the second special mode is set as an arbitrary shift timing until the change display of the notice target is started. However, the timing is not limited to this, and may be other timing. For example, the display mode may be changed at an arbitrary timing during the variation display (a period spanning one variation display or a plurality of variation displays) that is executed until the variation display of the notice target is started. In this case, for example, even when the total number of reserved memories is 1, the second look-ahead effect pattern can be determined, the hold display is displayed in a special manner at the time of starting winning, and the hold display (hold information) corresponds to the hold display. The display may be changed from the special mode to the first special mode or the second special mode before the variable display is started.
なお、図26に示す例では、入賞時判定結果で示される表示結果が当りの場合(例えば、「通常大当り」、「確変大当り」、「突然確変大当り」または「小当り」)と「はずれ」の場合とに対応する先読み演出パターン決定テーブルがそれぞれ設けられているが、例えば、表示結果が当りであっても、「通常大当り」または「確変大当り」の場合と、「突然確変大当り」または「小当り」の場合とで、異なる割合でいずれかの先読み演出パターンに決定する先読み演出パターン決定テーブルを設けるようにしてもよい。また、例えば、図25(A)の先読み演出実行決定テーブルと同様に、入賞時判定結果で示される変動パターンごとに、異なる割合でいずれかの先読み演出パターンに決定する先読み演出パターン決定テーブルを設けるようにしてもよい。そのようにすることで、先読み演出が第1先読み演出パターンで実行されたときに、予告対象の変動表示において大当りが発生する割合を高くすることの他に、期待度が高いリーチ演出が行われる割合も高くすることができる。 In the example shown in FIG. 26, when the display result indicated by the winning determination result is a win (for example, “ordinary big hit”, “probable big hit”, “suddenly probable big hit” or “small win”) For example, even if the display result is a hit, the case of “normal big hit” or “probable big hit” and “suddenly probable big hit” or “ A prefetch effect pattern determination table for determining any one of the prefetch effect patterns at a different rate in the case of “small hit” may be provided. Further, for example, as with the pre-reading effect execution determination table in FIG. 25A, a pre-reading effect pattern determination table for determining any pre-reading effect pattern at a different ratio is provided for each variation pattern indicated by the winning determination result. You may do it. By doing so, when the pre-reading effect is executed with the first pre-reading effect pattern, a high-expectation reach effect is performed in addition to increasing the ratio of occurrence of big hits in the variable display of the notice target. The ratio can also be increased.
先読み演出パターンを決定すると、演出制御用CPU101は、予告対象の変動表示(保留情報)に対応する保留表示の表示態様を変化させる変化タイミング(本例では、保留表示のシフト回数)を決定し、決定した変化タイミング(シフト回数)を、変化タイミング(シフト回数)を特定するためのシフト回数カウンタにセットする(S67108)。この実施の形態では、予告対象の変動表示(保留情報)に対応する保留表示の表示態様が変化するタイミングは、任意の保留表示のシフトタイミングである。したがって、変化タイミング(シフト回数)を決定することによって、予告対象の変動表示に対応する保留表示に対して何回目のシフトが行われるタイミングで表示態様を変化させるかが決定される。例えば、変化タイミング(シフト回数)を2と決定すると、予告対象の変動表示に対応する保留表示に対して2回目のシフトが行われるタイミングで、その保留表示の表示態様を変化させる。
When the pre-read effect pattern is determined, the
図27は、変化タイミング決定テーブルを示す説明図である。S67108において、演出制御用CPU101は、変化タイミング決定テーブルと合計保留記憶数とにもとづいて、予告対象の変動表示に対応する保留表示の変化タイミング(シフト回数)を決定する。具体的には、演出制御用CPU101は、抽出した最新の入賞時判定結果によって示される変動表示の表示結果が当り(例えば、「通常大当り」、「確変大当り」、「突然確変大当り」または「小当り」)であり(すなわち、入賞時判定結果8指定〜入賞時判定結果13指定の場合)、S67107で決定した先読み演出パターンが第1先読み演出パターンである場合に、図27(A)に示す当り時第1先読み演出変化タイミング決定テーブルを用いる。そして、演出制御用CPU101は、図27(A)に示す当り時第1先読み演出変化タイミング決定テーブルにおいて合計保留記憶数ごとに定められた割合で、予告対象の変動表示に対応する保留表示の変化タイミング(シフト回数)を0(入賞時)〜7のいずれかに決定する。
FIG. 27 is an explanatory diagram of a change timing determination table. In S67108, the
なお、図27に示す例において、変化タイミング(シフト回数)が0であるということは、始動入賞のタイミングで保留表示が第1特別態様または第2特別態様で表示されることである。始動入賞のタイミングで第1特別態様または第2特別態様で保留表示を表示させる場合には、例えば、新たな保留表示を最初から第1特別態様または第2特別態様で表示することによって実現してもよいし、新たな保留表示を一旦通常態様で表示し、直後に第1特別態様または第2特別態様に変化させて表示することによって実現してもよい。 In the example shown in FIG. 27, the change timing (number of shifts) being 0 means that the hold display is displayed in the first special mode or the second special mode at the start winning timing. When displaying the hold display in the first special mode or the second special mode at the timing of the start winning prize, for example, it is realized by displaying the new hold display from the beginning in the first special mode or the second special mode. Alternatively, it may be realized by displaying the new hold display once in the normal mode and immediately changing to the first special mode or the second special mode.
また、演出制御用CPU101は、抽出した最新の入賞時判定結果によって示される変動表示の表示結果が「はずれ」であり(すなわち、入賞時判定結果1指定〜入賞時判定結果7指定の場合)、S67107で決定した先読み演出パターンが第1先読み演出パターンである場合に、図27(B)に示すはずれ時第1先読み演出変化タイミング決定テーブルを用いる。そして、演出制御用CPU101は、図27(B)に示すはずれ時第1先読み演出変化タイミング決定テーブルにおいて合計保留記憶数ごとに定められた割合で、予告対象の変動表示に対応する保留表示の変化タイミング(シフト回数)を0(入賞時)〜7のいずれかに決定する。
In addition, in the
また、演出制御用CPU101は、抽出した最新の入賞時判定結果によって示される変動表示の表示結果が当り(例えば、「通常大当り」、「確変大当り」、「突然確変大当り」または「小当り」)であり(すなわち、入賞時判定結果8指定〜入賞時判定結果13指定の場合)、S67107で決定した先読み演出パターンが第2先読み演出パターンである場合に、図27(C)に示す当り時第2先読み演出変化タイミング決定テーブルを用いる。そして、演出制御用CPU101は、図27(C)に示す当り時第2先読み演出変化タイミング決定テーブルにおいて合計保留記憶数ごとに定められた割合で、予告対象の変動表示に対応する保留表示の変化タイミング(シフト回数)を0(入賞時)〜7のいずれかに決定する。
Further, the
また、演出制御用CPU101は、抽出した最新の入賞時判定結果によって示される変動表示の表示結果が「はずれ」であり(すなわち、入賞時判定結果1指定〜入賞時判定結果7指定の場合)、S67107で決定した先読み演出パターンが第2先読み演出パターンである場合に、図27(D)に示すはずれ時第2先読み演出変化タイミング決定テーブルを用いる。そして、演出制御用CPU101は、図27(D)に示すはずれ時第2先読み演出変化タイミング決定テーブルにおいて合計保留記憶数ごとに定められた割合で、予告対象の変動表示に対応する保留表示の変化タイミング(シフト回数)を0(入賞時)〜7のいずれかに決定する。
In addition, in the
例えば、当り時第1先読み演出変化タイミング決定テーブルを用いるときに、合計保留記憶数が3である場合には、演出制御用CPU101は、50%の割合で変化タイミング(シフト回数)を0(入賞時)と決定し、30%の割合で変化タイミング(シフト回数)を1と決定し、20%の割合で変化タイミング(シフト回数)を2と決定する。また、はずれ時第1先読み演出変化タイミング決定テーブルを用いるときに、合計保留記憶数が3である場合には、演出制御用CPU101は、20%の割合で変化タイミング(シフト回数)を0(入賞時)と決定し、30%の割合で変化タイミング(シフト回数)を1と決定し、50%の割合で変化タイミング(シフト回数)を2と決定する。
For example, when using the first pre-reading effect change timing determination table for winning, if the total number of reserved memories is 3, the
また、例えば、当り時第2先読み演出変化タイミング決定テーブルを用いるときに、合計保留記憶数が3である場合には、演出制御用CPU101は、30%の割合で変化タイミング(シフト回数)を1と決定し、70%の割合で変化タイミング(シフト回数)を2と決定する。また、はずれ時第2先読み演出変化タイミング決定テーブルを用いるときに、合計保留記憶数が3である場合には、演出制御用CPU101は、70%の割合で変化タイミング(シフト回数)を1と決定し、30%の割合で変化タイミング(シフト回数)を2と決定する。
Also, for example, when using the second pre-reading effect change timing determination table at the time of hitting, if the total number of reserved memories is 3, the
図27に示す先読み演出変化タイミング決定テーブルにおいて特徴的なことは、第1先読み演出パターンの場合には、変動表示の表示結果が「はずれ」である場合に比べて、変動表示の表示結果が当り(例えば、「通常大当り」、「確変大当り」、「突然確変大当り」または「小当り」)である場合の方が、シフト回数が少ない変化タイミングに決定する割合が高くなるように判定値が設定されていることである。このような特徴を備えていることによって、第1先読み演出パターンで先読み演出が行われるとき(すなわち保留表示が一旦特殊態様で表示されることなく特別態様で表示されるとき)には、保留表示がより少ないシフト回数で通常態様から特別態様に変化した方が、予告対象の変動表示において当りが発生する割合を高くすることができ、さらに始動入賞時(シフト回数0)に特別態様で表示された方が、より当りが発生する割合を高くすることができる。したがって、保留表示が変化するタイミングに関心を持たせることができ、遊技興趣を高めることができる。 The prefetch effect change timing determination table shown in FIG. 27 is characterized in that the display result of the variable display is more positive in the case of the first prefetch effect pattern than in the case where the display result of the variable display is “out of place”. (For example, “normal big hit”, “probable big hit”, “sudden probability big hit” or “small hit”) It has been done. By having such a feature, when a prefetch effect is performed in the first prefetch effect pattern (that is, when the hold display is displayed in a special mode without being displayed once in a special mode), the hold display is performed. If the number of shifts is changed from the normal mode to the special mode with a smaller number of shifts, the percentage of occurrence of hits in the variable display of the notice target can be increased, and is displayed in a special mode at the time of start winning (shift number 0) Therefore, the rate of occurrence of hits can be increased. Therefore, interest can be given to the timing at which the hold display changes, and the game entertainment can be enhanced.
図27に示す先読み演出変化タイミング決定テーブルにおいて特徴的なことは、第2先読み演出パターンの場合には、変動表示の表示結果が「はずれ」である場合に比べて、変動表示の表示結果が当り(例えば、「通常大当り」、「確変大当り」、「突然確変大当り」または「小当り」)である場合の方が、シフト回数が多い変化タイミングに決定する割合が高くなるように判定値が設定されていることである。このような特徴を備えていることによって、第2先読み演出パターンで先読み演出が行われるとき(すなわち始動入賞時に保留表示が特殊態様で表示され、その後、特別態様に変化されるとき)には、特殊態様の保留表示がより多くのシフト回数で(つまり多くのシフトが行われた後に)特別態様に変化した方が、予告対象の変動表示において当りが発生する割合を高くすることができる。すなわち、保留表示が特殊態様で表示されてから特別態様に変化するまでの期間が長くなるほど(つまり変化のタイミングが遅くなるほど)、予告対象の変動表示において当りが発生する割合を高くすることができる。したがって、保留表示を複数のタイミングで変化させることができるとともに、特殊態様で表示された保留表示が変化するタイミングに注目させることができ、遊技興趣を高めることができる。 In the prefetch effect change timing determination table shown in FIG. 27, the second prefetch effect pattern is characterized by the display result of the variable display compared to the case where the display result of the variable display is “out”. (For example, “Normal big hit”, “Probability big hit”, “Sudden probability big hit” or “Small hit”) It has been done. By having such a feature, when a pre-reading effect is performed in the second pre-reading effect pattern (that is, when the hold display is displayed in a special mode at the time of winning a start and then changed to a special mode), When the special mode hold display is changed to the special mode with a larger number of shifts (that is, after many shifts are performed), the ratio of occurrence of hit in the variable display of the notice target can be increased. In other words, the longer the period from when the hold display is displayed in the special mode to when it changes to the special mode (that is, the slower the timing of the change), the higher the rate of occurrence of the hit in the variable display of the notice target. . Therefore, the hold display can be changed at a plurality of timings, and attention can be paid to the timing at which the hold display displayed in a special mode changes, so that the game entertainment can be enhanced.
なお、この実施の形態では、説明を簡略化するために、保留表示の表示態様を変化させるタイミングを、予告対象の変動表示が開始されるまでの任意のシフトタイミングとしているが、予告対象の変動表示が開始されるまでの任意のタイミングで表示態様を変化可能とする場合には、例えば、変化させるタイミング(特定のシフトタイミングや特定の変動表示中など)を特定可能な複数種類の変化タイミングパターンを設け、入賞時判定結果に応じていずれかを選択するようにしてもよい。 In this embodiment, in order to simplify the explanation, the timing of changing the display mode of the hold display is set as an arbitrary shift timing until the display of the change of the notice target is started. In the case where the display mode can be changed at an arbitrary timing until the display is started, for example, a plurality of types of change timing patterns that can specify the timing to change (such as during specific shift timing or during specific fluctuation display). May be provided, and either one may be selected according to the determination result at the time of winning.
また、図27に示す例では、第1先読み演出パターンの場合にはシフト回数が少ない方(つまり変化のタイミングが早いほど)が有利になり、第2先読み演出パターンの場合にはシフト回数が多い方(つまり変化のタイミングが遅いほど)が有利になるように設定されているが、遊技者にわかりやすくするため、例えば、第1先読み演出パターンの場合にもシフト回数が多い方(つまり変化のタイミングが遅いほど)が有利になるように設定してもよい。また、例えば、第2先読み演出パターンの場合にもシフト回数が少ない方(つまり変化のタイミングが早いほど)が有利になるように設定してもよい。 In the example shown in FIG. 27, in the case of the first look-ahead effect pattern, it is advantageous to have a smaller number of shifts (that is, the earlier the change timing), and in the case of the second look-ahead effect pattern, the number of shifts is large. However, in order to make it easier for the player to understand, for example, in the case of the first look-ahead effect pattern, the number of shifts is greater (that is, the change is changed). It may be set such that the later the timing is, the more advantageous. Further, for example, in the case of the second look-ahead effect pattern, it may be set such that the smaller the number of shifts (that is, the earlier the change timing), the more advantageous.
また、図27に示す例では、入賞時判定結果で示される表示結果が当りの場合(例えば、「通常大当り」、「確変大当り」、「突然確変大当り」または「小当り」)と「はずれ」の場合とに対応する先読み演出パターン決定テーブルがそれぞれ設けられているが、例えば、表示結果が当りであっても、「通常大当り」または「確変大当り」の場合と、「突然確変大当り」または「小当り」の場合とで、異なる割合でいずれかの変化タイミング(シフト回数)に決定する変化タイミング決定テーブルを設けるようにしてもよい。また、例えば、図25(A)の先読み演出実行決定テーブルと同様に、入賞時判定結果で示される変動パターンごとに、異なる割合でいずれかの変化タイミング(シフト回数)に決定する変化タイミング決定テーブルを設けるようにしてもよい。そのようにすることで、予告対象の変動表示に対応する保留表示の変化タイミングに応じて、予告対象の変動表示において大当りが発生する割合を異ならせるとともに、期待度が高いリーチ演出が行われる割合も異ならせることができる。 In the example shown in FIG. 27, the display result shown in the determination result at the time of winning is a win (for example, “normal big hit”, “probable big hit”, “suddenly probable big hit” or “small win”) and “out of”. For example, even if the display result is a hit, the case of “normal big hit” or “probable big hit” and “suddenly probable big hit” or “ A change timing determination table for determining any change timing (number of shifts) at a different rate in the case of “small hit” may be provided. Further, for example, as in the prefetch effect execution determination table of FIG. 25A, a change timing determination table that determines any change timing (number of shifts) at a different rate for each variation pattern indicated by the winning determination result. May be provided. By doing so, according to the change timing of the hold display corresponding to the change display of the notice target, the ratio of occurrence of the big hit in the change display of the notice target is different and the ratio that the reach effect with high expectation is performed Can also be different.
なお、この実施の形態では、第2先読み演出パターンでは、始動入賞のタイミングで新たな保留表示が特殊態様で表示されるが、始動入賞のタイミングでは保留表示を通常態様で表示し、その後の任意のタイミングで通常態様から特殊態様に変化させ、さらに後の任意のタイミングで特殊態様から特別態様に変化させるようにしてもよい。 In this embodiment, in the second look-ahead effect pattern, a new hold display is displayed in a special mode at the timing of the start winning prize. The normal mode may be changed to the special mode at the timing, and the special mode may be changed to the special mode at any later timing.
変化タイミング(シフト回数)を決定すると、演出制御用CPU101は、S67107において決定した先読み演出パターンが、第2先読み演出パターンである場合には(S67109のY)、保留表示の変化タイミングで行う示唆演出の演出態様を決定する(S67110)。この実施の形態では、保留表示の表示態様が変化することを示唆する示唆演出がシフトタイミングで実行可能である。また、示唆演出は、第1演出態様または第2演出態様で実行される。S67110では、保留表示の変化タイミングで実行される示唆演出の演出態様が、第1演出態様または第2演出態様のいずれかに決定される。
When the change timing (number of shifts) is determined, the
この実施の形態では、示唆演出の演出態様に応じて、異なる割合で保留表示が第1特別態様または第2特別態様に変化する。具体的には、示唆演出が第1演出態様で実行される場合には、保留表示が第1特別態様に変化する割合が高く、示唆演出が第2演出態様で実行される場合には、保留表示が第2特別態様に変化する割合が高い。したがって、示唆演出が実行されることによって、保留表示の表示態様が変化することが示唆され、示唆演出がいずれの演出態様で実行されるかに応じて、いずれの特別態様に変化しやすいかが示唆される。なお、詳細については後述するが、示唆演出は、保留表示の変化タイミング以外のシフトタイミングでも実行される。そのため、これらを区別するために、保留表示の変化タイミングで実行される示唆演出を示唆演出(成功パターン)ともいい、保留表示の変化タイミング以外のシフトタイミングで実行される示唆演出を示唆演出(通過パターン)ともいう。この実施の形態では、示唆演出(成功パターン)と示唆演出(通過パターン)とのいずれについても、第1演出態様または第2演出態様で実行される。そのため、示唆演出の演出態様に応じて、保留表示の表示態様が変化する割合が異なるようにしてもよい。例えば、示唆演出が第1演出態様(例えば、この実施の形態の第1演出態様および第2演出態様とは異なる第1演出態様Aとしてもよい)で実行される場合には、保留表示が変化する割合が低く、示唆演出が第2演出態様(例えば、この実施の形態の第1演出態様、第2演出態様および第1演出態様Aとは異なる第1演出態様Bとしてもよい)で実行される場合には、保留表示が変化する割合が高くなるようにしてもよい。すなわち、示唆演出が第1演出態様(第1演出態様A)で実行される場合には、示唆演出(成功パターン)である割合が高く、示唆演出が第2演出態様(第1演出態様B)で実行される場合には、示唆演出(通過パターン)である割合が高くなるようにしてもよい。 In this embodiment, the hold display changes to the first special mode or the second special mode at a different rate according to the effect mode of the suggestion effect. Specifically, when the suggestion effect is executed in the first effect mode, the ratio of the hold display changing to the first special mode is high, and when the suggestion effect is executed in the second effect mode, the hold effect is held. The rate at which the display changes to the second special mode is high. Therefore, it is suggested that the display mode of the hold display changes by executing the suggestion effect, and depending on which effect mode the suggestion effect is executed, which special mode is likely to change? It is suggested. Although the details will be described later, the suggestion effect is also executed at a shift timing other than the change timing of the hold display. Therefore, in order to distinguish these, the suggestion effect executed at the change timing of the hold display is also referred to as the suggestion effect (success pattern), and the suggestion effect executed at the shift timing other than the change timing of the hold display is indicated as the suggestion effect (passing) It is also called a pattern. In this embodiment, both the suggestion effect (success pattern) and the suggestion effect (passage pattern) are executed in the first effect mode or the second effect mode. Therefore, the ratio at which the display mode of the hold display changes may vary depending on the presentation mode of the suggestion effect. For example, when the suggestion effect is executed in the first effect mode (for example, the first effect mode A different from the first effect mode and the second effect mode of this embodiment), the hold display changes. The suggestion effect is executed in the second effect mode (for example, the first effect mode B may be different from the first effect mode, the second effect mode, and the first effect mode A of this embodiment). In such a case, the rate at which the hold display changes may be increased. That is, when the suggestion effect is executed in the first effect mode (first effect mode A), the ratio of the suggestion effect (success pattern) is high, and the suggestion effect is the second effect mode (first effect mode B). In the case where it is executed, the ratio of the suggestion effect (passing pattern) may be increased.
図28は、示唆演出態様決定テーブルを示す説明図である。S67110において、演出制御用CPU101は、図28に示す示唆演出態様決定テーブルを用いて、保留表示の変化タイミングで行う示唆演出の演出態様を決定する。具体的には、抽出した最新の入賞時判定結果にもとづいて、最終表示態様決定テーブルにおいて入賞時判定結果(変動表示の表示結果)ごとに定められた割合で、演出態様を第1演出態様または第2演出態様のいずれかに決定する。例えば、入賞時判定結果で変動表示の表示結果が「はずれ」であることが示されている場合(入賞時判定結果1指定〜入賞時判定結果7指定に相当)には、演出制御用CPU101は、80%の割合で演出態様を第1演出態様に決定し、20%の割合で演出態様を第2演出態様に決定する。また、例えば、入賞時判定結果で変動表示の表示結果が「通常大当り」または「確変大当り」であることが示されている場合(入賞時判定結果8指定〜入賞時判定結果12指定に相当)には、演出制御用CPU101は、20%の割合で演出態様を第1演出態様に決定し、80%の割合で演出態様を第2演出態様に決定する。また、例えば、入賞時判定結果で変動表示の表示結果が「突然確変大当り」または「小当り」であることが示されている場合(入賞時判定結果13指定に相当)には、演出制御用CPU101は、50%の割合で演出態様を第1演出態様に決定し、50%の割合で演出態様を第2演出態様に決定する。
FIG. 28 is an explanatory diagram of a suggestion effect mode determination table. In S67110, the
図28に示す示唆演出態様決定テーブルにおいて特徴的なことは、表示結果が「はずれ」である場合(入賞時判定結果1指定〜入賞時判定結果7指定に相当)に比べて、表示結果が「通常大当り」または「確変大当り」である場合(入賞時判定結果8指定〜入賞時判定結果12指定に相当)の方が、第2演出態様に決定される割合が高くなるように設定されていることである。このような特徴を備えていることによって、示唆演出が第2演出態様で実行されたときには、第1演出態様で表示されたときに比べて、予告対象の変動表示において大当りが発生する割合を高くすることができる。また、変動表示の表示結果が「通常大当り」または「確変大当り」の場合には、保留表示の最終表示態様が第2特別態様になる割合が高いため、示唆演出が第2演出態様で実行されたときには、保留表示の表示態様が第1特別態様よりも期待度が高い第2特別態様に変化する割合が高くなる。したがって、示唆演出に多様性を持たせることができるとともに、いずれの演出態様の示唆演出が実行されるかに着目させることができ、遊技興趣を向上させることができる。
The suggestion effect mode determination table shown in FIG. 28 is characterized in that the display result is “compared to the case where the display result is“ disappear ”” (corresponding to the
なお、図28に示す例では、入賞時判定結果で示される表示結果ごと(「はずれ」、「通常大当り」もしくは「確変大当り」または「突然確変大当り」もしくは「小当り」)に示唆演出の演出態様を決定するための割合が定められているが、例えば、図25(A)の先読み演出実行決定テーブルと同様に、入賞時判定結果で示される変動パターンごとに示唆演出の演出態様を決定するための判定値(割合)を設定するようにしてもよい。そのようにすることで、示唆演出が第2演出態様で実行されたときに、予告対象の変動表示において大当りが発生する割合を高くすることの他に、期待度が高いリーチ演出が行われる割合も高くすることができる。 In the example shown in FIG. 28, the production of the suggested effect is performed for each display result (“out-going”, “ordinary big hit” or “probable big hit”, “suddenly probable big hit” or “small win”) shown in the winning determination result. Although the ratio for determining the mode is determined, for example, as in the pre-reading effect execution determination table in FIG. 25A, the effect mode of the suggested effect is determined for each variation pattern indicated by the determination result at the time of winning. A determination value (ratio) may be set. By doing so, when the suggestion effect is executed in the second effect mode, in addition to increasing the rate at which the big hit is generated in the variable display of the notification target, the rate at which the reach effect with high expectation is performed Can also be high.
なお、この実施の形態では、保留表示の表示態様が変化するシフトタイミングで、示唆演出が必ず実行されるように構成されているが、示唆演出が実行されないことがあってもよい。この場合には、示唆演出によって示唆されることなく、保留表示の表示態様を突然変化させることができるため、意外感を高めることができる。 In this embodiment, the suggestion effect is always executed at the shift timing at which the display mode of the hold display changes. However, the suggestion effect may not be executed. In this case, since the display mode of the hold display can be suddenly changed without being suggested by the suggestion effect, an unexpected feeling can be enhanced.
また、この実施の形態では、示唆演出の演出態様として第1演出態様と第2演出態様との2種類の演出態様が設けられているが、これに限らず、3種類以上の演出態様を設け、それぞれ期待度が異なる(表示結果に応じて選択される割合が異なる)ようにしてもよい。 Further, in this embodiment, two types of effect modes, the first effect mode and the second effect mode, are provided as the effect modes of the suggestion effect, but not limited to this, three or more effect modes are provided. The degree of expectation may be different (the ratio selected according to the display result is different).
示唆演出の演出態様を決定すると、演出制御用CPU101は、先読み演出の実行が制限されていることを示す先読み演出制限フラグをセットする(S67111)。
When the effect mode of the suggestion effect is determined, the
先読み演出制限フラグがセットされると、S67101の処理によって、先読み演出を重ねて実行しないように制御される。すなわち、この実施の形態では、いずれかの保留表示が特殊態様で表示されている場合には、新たに先読み演出を実行しないように制御される。そのため、複数の保留表示が特殊態様で表示されることが制限される。したがって、複数の保留表示が特殊態様で表示されることで、どの保留表示に注目すればよいか遊技者を混乱させてしまうことを防止することができる。 When the prefetch effect restriction flag is set, the process of S67101 controls the prefetch effect so as not to be executed repeatedly. That is, in this embodiment, when any one of the hold displays is displayed in a special manner, control is performed so as not to newly perform a prefetch effect. Therefore, it is restricted that a plurality of hold displays are displayed in a special manner. Therefore, by displaying a plurality of hold displays in a special manner, it is possible to prevent the player from being confused about which hold display should be noted.
なお、この実施の形態では、いずれかの保留表示が特殊態様で表示されている場合には、先読み演出を重ねて実行しないように制御されるが、これに限らず、先読み演出を重ねて実行することを一定の割合で許容してもよいし、完全に許容してもよい。すなわち、S67111の処理を一定の割合または完全に省略することで、複数の保留表示が特殊態様で表示されることを一定の割合または完全に許容するようにしてもよい。また、例えば、いずれかの保留表示が、特殊態様に限らず、第1特別態様または第2特別態様で表示されている場合にも、先読み演出を重ねて実行しないように制御してもよい。例えば、S67114の処理を実行するときや、S67115の処理を実行するとき、または後述する演出図柄変動開始処理で保留表示を通常態様から特別態様に変化させるタイミングであると判断したとき(例えば、S1803など)に先読み演出制限フラグをセットすることによって実現できる。また、この場合には、特別態様で表示された保留表示が消去されたときに先読み演出制限フラグをリセットするようにしてもよい(すなわち、保留表示が特別態様で表示されている間は先読み演出の実行が制限される)。このようにすることで、いずれかの保留表示が通常態様以外の表示態様で表示されているときには、新たな先読み演出によって他の保留表示が通常態様以外の表示態様で表示されることが制限されるため、どの保留表示に注目すればよいか遊技者が分かりやすくなる。 In this embodiment, when any one of the hold displays is displayed in a special mode, control is performed so that the pre-reading effect is not executed repeatedly. However, the present invention is not limited to this, and the pre-reading effect is executed repeatedly. This may be allowed at a fixed rate or completely. In other words, the processing of S67111 may be omitted at a constant rate or completely, thereby allowing a plurality of hold displays to be displayed in a special manner at a fixed rate or completely. In addition, for example, even when any one of the hold displays is displayed in the first special mode or the second special mode without being limited to the special mode, the pre-reading effect may be controlled not to be repeatedly executed. For example, when the process of S67114 is executed, when the process of S67115 is executed, or when it is determined that it is the timing to change the hold display from the normal mode to the special mode in the effect symbol variation start process described later (for example, S1803). Etc.) can be realized by setting a prefetch effect restriction flag. In this case, the prefetch effect restriction flag may be reset when the hold display displayed in the special mode is erased (that is, the prefetch effect is displayed while the hold display is displayed in the special mode. Execution is restricted). By doing in this way, when any hold display is displayed in a display mode other than the normal mode, it is restricted that other hold display is displayed in a display mode other than the normal mode due to a new prefetch effect. Therefore, it becomes easy for the player to know which hold display should be noted.
また、例えば、いずれかの保留表示が特殊態様や第1特別態様または第2特別態様で表示されている場合には、新たな先読み演出が実行されやすくなるようにしてもよい。すなわち先読み演出が重ねて実行されやすくなるようにしてもよい。また、例えば、特定の遊技状態(例えば、確変状態や時短状態)の場合には、先読み演出が重ねて実行されやすくなるようにしてもよい。例えば、先読み演出を重ねて実行することを一定の割合で許容する構成において、特定の遊技状態である場合には、許容する割合を高くすることによって実現できる。 Further, for example, when any one of the hold displays is displayed in the special mode, the first special mode, or the second special mode, a new prefetch effect may be easily executed. In other words, the pre-reading effects may be easily executed repeatedly. Further, for example, in the case of a specific gaming state (for example, a probable change state or a short time state), the pre-reading effect may be easily executed repeatedly. For example, in a configuration that allows a pre-read effect to be executed repeatedly at a certain rate, it can be realized by increasing the allowed rate in a specific gaming state.
次いで、演出制御用CPU101は、合算保留記憶表示部18cにおいて、新たな保留表示を特殊態様で表示させるように制御する(S67112)。なお、S67112では、演出制御用CPU101は、新たな保留表示を特殊態様で表示させるように制御するとともに、S67106で決定した最終表示態様を示す情報と、S67110で決定した示唆演出の演出態様を示す情報とを、RAMに形成された保存領域に格納する。これらの情報を記憶させておくことで、後述する演出図柄変動開始処理において、いずれの最終表示態様と示唆演出の演出態様とに決定されているかを特定することができる。
Next, the
また、S67107において決定した先読み演出パターンが、第2先読み演出パターンでない場合には(S67109のN)、すなわち第1先読み演出パターンに決定した場合には、演出制御用CPU101は、S67108で決定した変化タイミングが始動入賞時であるか否かを確認する(S67113)。具体的には、シフト回数カウンタの値が0であるか否かを確認する。そして、変化タイミングが始動入賞時であれば(S67113のY)、演出制御用CPU101は、合算保留記憶表示部18cにおいて、新たな保留表示をS67107で決定した最終表示態様で表示させるように制御する(S67114)。
If the prefetch effect pattern determined in S67107 is not the second prefetch effect pattern (N in S67109), that is, if it is determined to be the first prefetch effect pattern, the
また、S67113において変化タイミングが入賞時でなければ(S67113のN)、演出制御用CPU101は、上述のS67110と同様に、保留表示の変化タイミングで行う示唆演出の演出態様を決定する(S67115)。次いで、演出制御用CPU101は、合算保留記憶表示部18cにおいて、新たな保留表示を通常態様で表示させるように制御する(S67116)。なお、S67116においても(例えば、S67115から移行した場合のみ)、S67112と同様に、演出制御用CPU101は、新たな保留表示を表示させるように制御するとともに、S67106で決定した最終表示態様を示す情報と、S67115で決定した示唆演出の演出態様を示す情報とを、RAMに形成された保存領域に格納する。これらの情報を記憶させておくことで、後述する演出図柄変動開始処理において、いずれの最終表示態様と示唆演出の演出態様とに決定されているかを特定することができる。
If the change timing is not the time of winning in S67113 (N of S67113), the
以上のように、この実施の形態では、入賞時判定結果指定コマンドを受信すると、先読み演出決定処理において、新たな保留表示を通常態様、特殊態様、第1特別態様または第2特別態様のいずれかで表示する処理が行われる。 As described above, in this embodiment, when a winning determination result designation command is received, in the pre-reading effect determination process, a new hold display is any one of the normal mode, the special mode, the first special mode, or the second special mode. The display process is performed.
なお、この実施の形態では、第1特別図柄と第2特別図柄とのいずれか入賞順に変動表示が実行されるが、第1特別図柄と第2特別図柄とのいずれか一方の変動表示を優先して実行するように構成されている場合には、(1)第1特別図柄の変動表示のみを対象として先読み演出を行うように構成することと、(2)第2特別図柄の変動表示のみを対象として先読み演出を行うように構成することと、(3)第1特別図柄および第2特別図柄の変動表示を対象として先読み演出を行うように構成することとの3種類の構成が考えられる。 In this embodiment, the variable display is executed in the order of winning one of the first special symbol and the second special symbol. However, priority is given to the variable display of either the first special symbol or the second special symbol. And (2) only the variable display of the second special symbol, and (2) only the variable display of the second special symbol. There are three types of configurations: a configuration in which a pre-reading effect is performed on the subject, and (3) a configuration in which a pre-reading effect is performed on the variable display of the first special symbol and the second special symbol. .
第2特別図柄の変動表示を優先して実行する構成に、上記(1)の構成を加えた場合には、第1保留記憶数の上限値(本例では4)に応じて、シフト回数カウンタには最大4がセットされる。ただし、上記(1)の構成で、第1特別図柄の変動表示に対応する保留表示の表示態様を変化させる先読み演出を実行しても、第2始動入賞口14への入賞が発生すると、第2特別図柄の変動表示が割り込んで(入賞順ではなく優先して)実行されるため、例えば、第2特別図柄の変動表示が行われる場合には、シフトタイミングであっても、後述する演出図柄変動開始処理のS1802bでシフト回数カウンタの値を減算しないように構成することが望ましい。また、上記(3)の構成で、第1特別図柄の変動表示に対応する保留表示の表示態様を変化させる先読み演出を実行した場合も同様に、第2特別図柄の変動表示が行われる場合には、後述する演出図柄変動開始処理のS1802bでシフト回数カウンタの値を減算しないように構成することが望ましい。 When the configuration of (1) above is added to the configuration in which the variable display of the second special symbol is preferentially executed, the shift number counter according to the upper limit value (4 in this example) of the first reserved memory count A maximum of 4 is set in. However, even if the pre-reading effect that changes the display mode of the hold display corresponding to the variable display of the first special symbol is executed in the configuration of (1) above, 2 Since the special symbol variation display is interrupted and executed (prioritized rather than in winning order), for example, when the second special symbol variation display is performed, an effect symbol which will be described later is provided even at the shift timing. It is desirable that the shift counter value is not subtracted in step S1802b of the fluctuation start process. Similarly, in the configuration of (3) above, when the pre-reading effect that changes the display mode of the hold display corresponding to the variation display of the first special symbol is executed, the variation display of the second special symbol is similarly performed. Is preferably configured so as not to subtract the value of the shift number counter in S1802b of the effect symbol variation start process described later.
また、第2特別図柄の変動表示を優先して実行する構成に、上記(2)の構成を加えた場合には、第2保留記憶数の上限値(本例では4)に応じて、シフト回数カウンタには最大4がセットされる。この場合には、上記(1)の構成とは異なり、第1特別図柄または第2特別図柄のいずれの変動表示が行われるときでも、シフトタイミングになればシフト回数カウンタの値を減算する。また、上記(3)の構成で、第2特別図柄の変動表示に対応する保留表示の表示態様を変化させる先読み演出を実行した場合も同様に、第1特別図柄または第2特別図柄のいずれの変動表示が行われるときでも、シフトタイミングになればシフト回数カウンタの値を減算する。 Further, when the configuration of (2) above is added to the configuration in which the variable display of the second special symbol is preferentially executed, the shift is performed according to the upper limit value of the second reserved storage number (4 in this example). A maximum of 4 is set in the number counter. In this case, unlike the configuration of (1) above, the value of the shift counter is subtracted when the shift timing is reached, regardless of whether the first special symbol or the second special symbol is displayed. Similarly, in the configuration of (3) above, when a pre-reading effect that changes the display mode of the hold display corresponding to the variable display of the second special symbol is executed, either the first special symbol or the second special symbol is similarly executed. Even when the variable display is performed, the value of the shift counter is subtracted at the shift timing.
なお、第2特別図柄の変動表示を優先して実行するように構成されている場合には、高ベース中には、第1特別図柄の変動表示を対象として先読み演出を行わないように構成してもよい。また、第2特別図柄の変動表示を優先して実行するように構成されている場合には、大当り遊技中の第1始動入賞口13への入賞にもとづく先読み演出を行わないように構成してもよい。このような構成は、例えば、高ベース中や大当り遊技中には、遊技制御用マイクロコンピュータ560において、第1始動入賞口13への入賞が発生しても、S1217の入賞時判定処理を実行しないようにしたり、演出制御用マイクロコンピュータ100において受信した入賞時判定結果指定コマンドを破棄したり、先読み演出を実行することに決定されても、実行しないように制御することで実現することができる。また、第2特別図柄の変動表示を優先して実行する構成に上記(3)の構成を加える場合に、高ベース中または大当り遊技中には、第1始動入賞口13への入賞にもとづく先読み演出を行わないが、第2始動入賞口14への入賞にもとづく先読み演出は行うようにしてもよい。このような構成は、例えば、高ベース中や大当り遊技中には、遊技制御用マイクロコンピュータ560において、第1始動入賞口13への入賞が発生しても、S1217の入賞時判定処理を実行しないようにしたり、演出制御用マイクロコンピュータ100において受信した第1始動入賞口13への入賞にもとづく入賞時判定結果指定コマンドを破棄したり、先読み演出を実行することに決定されても、実行しないように制御することで実現することができる。
In addition, when it is configured to preferentially execute the variation display of the second special symbol, the pre-reading effect is not performed for the variation display of the first special symbol during the high base. May be. In addition, when it is configured to preferentially execute the variation display of the second special symbol, it is configured not to perform the pre-reading effect based on winning in the first
なお、第2特別図柄の変動表示を優先して実行する構成に、上記(1)の構成を加える場合には、第2始動入賞口14への入賞にもとづく保留記憶が存在している状態で、第1始動入賞口13への入賞が発生したときには、その第1始動入賞口13への入賞にもとづく保留記憶を対象とした先読み演出を実行しないようにしてもよい。また、第2特別図柄の変動表示を優先して実行する構成に、上記(1)の構成を加える場合には、第1始動入賞口13への入賞にもとづく保留記憶を対象とした先読み演出の実行を決定している状態で、第2始動入賞口14への入賞が発生したときには、すでに決定していた先読み演出の実行をキャンセルするようにしてもよい。
In addition, when adding the structure of said (1) to the structure which preferentially performs the variable display of a 2nd special symbol, in the state where the pending | holding memory | storage based on the winning to the 2nd
なお、この実施の形態では、第1特別図柄と第2特別図柄とのいずれか入賞順に変動表示が実行されるが、第1特別図柄の変動表示のみを対象として先読み演出を行う構成(上記(1))、または第2特別図柄の変動表示のみを対象として先読み演出を行う構成(上記(2))を加えるようにしてもよい。また、この実施の形態では、第1特別図柄と第2特別図柄とのいずれか入賞順に変動表示が実行されるが、例えば、高ベース中または大当り遊技中には、第1始動入賞口13への入賞にもとづく先読み演出を行わないようにしてもよい。
In this embodiment, the variable display is executed in the order of winning one of the first special symbol and the second special symbol. However, the pre-reading effect is performed only for the variable display of the first special symbol (the above ( 1)), or a configuration (the above (2)) that performs a pre-reading effect only for the variable display of the second special symbol may be added. In this embodiment, the variable display is executed in the order of winning one of the first special symbol and the second special symbol. For example, during the high base game or the big hit game, the first
図29は、図21に示されたメイン処理における演出制御プロセス処理(S705)を示すフローチャートである。演出制御プロセス処理では、演出制御用CPU101は、演出制御プロセスフラグの値に応じてS800〜S809のうちのいずれかの処理を行う。各処理において、以下のような処理を実行する。なお、演出制御プロセス処理では、演出表示装置9の表示状態が制御され、演出図柄の可変表示が実現されるが、第1特別図柄の変動に同期した演出図柄の可変表示に関する制御も、第2特別図柄の変動に同期した演出図柄の可変表示に関する制御も、一つの演出制御プロセス処理において実行される。
FIG. 29 is a flowchart showing the effect control process (S705) in the main process shown in FIG. In the effect control process, the
変動パターンコマンド受信待ち処理(S800):遊技制御用マイクロコンピュータ560から変動パターンコマンドを受信しているか否か確認する。具体的には、コマンド解析処理でセットされる変動パターンコマンド受信フラグがセットされているか否か確認する。変動パターンコマンドを受信していれば、演出制御プロセスフラグの値を演出図柄変動開始処理(S801)に対応した値に変更する。
Fluctuation pattern command reception waiting process (S800): It is confirmed whether or not a variation pattern command is received from the
演出図柄変動開始処理(S801):演出図柄の変動が開始されるように制御する。そして、演出制御プロセスフラグの値を演出図柄変動中処理(S802)に対応した値に更新する。 Effect symbol variation start processing (S801): Control is performed so that the variation of the effect symbol is started. Then, the value of the effect control process flag is updated to a value corresponding to the effect symbol changing process (S802).
演出図柄変動中処理(S802):変動パターンを構成する各変動状態(変動速度)の切替タイミング等を制御するとともに、変動時間の終了を監視する。そして、変動時間が終了したら、演出制御プロセスフラグの値を演出図柄変動停止処理(S803)に対応した値に更新する。 Production symbol variation processing (S802): Controls the switching timing of each variation state (variation speed) constituting the variation pattern and monitors the end of the variation time. Then, when the variation time ends, the value of the effect control process flag is updated to a value corresponding to the effect symbol variation stop process (S803).
演出図柄変動停止処理(S803):全図柄停止を指示する演出制御コマンド(図柄確定指定コマンド)を受信したことにもとづいて、演出図柄の変動を停止し表示結果(停止図柄)を導出表示する制御を行う。そして、演出制御プロセスフラグの値を大当り表示処理(S804)、小当り表示処理(S807)または変動パターンコマンド受信待ち処理(S800)に対応した値に更新する。 Effect symbol variation stop processing (S803): Control that stops the variation of the effect symbol and derives and displays the display result (stop symbol) based on the reception of the effect control command (design determination designation command) for instructing the stop of all symbols. I do. Then, the value of the effect control process flag is updated to a value corresponding to the big hit display process (S804), the small hit display process (S807), or the variation pattern command reception waiting process (S800).
大当り表示処理(S804):変動時間の終了後、演出表示装置9に大当りの発生を報知するための画面を表示する制御を行う。そして、演出制御プロセスフラグの値を大当り遊技中処理(S805)に対応した値に更新する。
Jackpot display processing (S804): After the end of the variation time, control is performed to display a screen for notifying the
大当り遊技中処理(S805):大当り遊技中の制御を行う。例えば、大入賞口開放中指定コマンドや大入賞口開放後指定コマンドを受信したら、演出表示装置9におけるラウンド数の表示制御等を行う。そして、演出制御プロセスフラグの値を大当り終了演出処理(S806)に対応した値に更新する。
Big hit game processing (S805): Control during the big hit game is performed. For example, when a special winning opening opening designation command or a special winning opening open designation command is received, display control of the number of rounds in the
大当り終了演出処理(S806):演出表示装置9において、大当り遊技状態が終了したことを遊技者に報知する表示制御を行うとともに、セットされていれば、先読み演出制限フラグをリセットする処理を行う。そして、演出制御プロセスフラグの値を変動パターンコマンド受信待ち処理(S800)に対応した値に更新する。
Big hit end effect process (S806): The
小当り表示処理(S807):変動時間の終了後、演出表示装置9に小当りの発生を報知するための画面を表示する制御を行う。そして、演出制御プロセスフラグの値を小当り遊技中処理(S808)に対応した値に更新する。
Small hit display processing (S807): After the end of the variation time, control is performed to display a screen for notifying the
小当り遊技中処理(S808):小当り遊技中の制御を行う。例えば、大入賞口開放中指定コマンドや大入賞口開放後指定コマンドを受信したら、演出表示装置9における小当りに応じた表示制御等を行う。そして、演出制御プロセスフラグの値を小当り終了演出処理(S809)に対応した値に更新する。
Small hit game processing (S808): Control during the small hit game is performed. For example, when receiving a special winning opening opening designation command or a special winning opening open designation command, display control or the like corresponding to the small hit in the
小当り終了演出処理(S809):演出表示装置9において、小当り遊技状態が終了したことを遊技者に報知する表示制御を行う。そして、演出制御プロセスフラグの値を変動パターンコマンド受信待ち処理(S800)に対応した値に更新する。
Small hit end effect process (S809): In the
図30は、図29に示された演出制御プロセス処理における演出図柄変動開始処理(S801)を示すフローチャートである。演出図柄変動開始処理において、演出制御用CPU101は、まず、入賞時判定結果記憶バッファが記憶する1つ目の入賞時判定結果(最も古い判定結果)を削除し、入賞時判定結果記憶バッファの内容をシフトするとともに、合算保留記憶表示部18cにおける1つ目の保留表示を消去し、残りの保留表示を1つずつシフトして、合算保留記憶表示部18cにおける合算保留記憶数表示を更新する(S1800)。例えば、合算保留記憶表示部18cの1つ目〜5つ目の保留表示が表示されていた場合に、シフトタイミングで1つ目の保留表示が消去されるとともに、2つ目に表示されていた保留表示が1つ目の表示領域にシフトされ、3つ目に表示されていた保留表示が2つ目の表示領域にシフトされ、4つ目に表示されていた保留表示が3つ目の表示領域にシフトされ、5つ目に表示されていた保留表示が4つ目の表示領域にシフトされる。なお、第1特別図柄と第2特別図柄とのいずれか一方の変動表示を優先して実行するように構成されている場合には、演出制御用CPU101は、第1特別図柄の変動表示に同期して演出図柄の変動表示を実行するとき(具体的には、第1図柄変動指定コマンド受信フラグがセットされている場合)には、第1入賞時判定結果記憶バッファが記憶する1つ目の入賞時判定結果を削除し、第1入賞時判定結果記憶バッファの内容をシフトする。また、第2特別図柄の変動表示に同期して演出図柄の変動表示を実行するとき(具体的には、第2図柄変動指定コマンド受信フラグがセットされている場合)には、第2入賞時判定結果記憶バッファが記憶する1つ目の入賞時判定結果を削除し、第2入賞時判定結果記憶バッファの内容をシフトする。
FIG. 30 is a flowchart showing the effect symbol variation start process (S801) in the effect control process shown in FIG. In the effect symbol variation start process, the
次いで、演出制御用CPU101は、変化タイミング(シフト回数)を特定するためのシフト回数カウンタの値が0より大きいか否かを確認する(S1801)。シフト回数カウンタの値が0より大きいということは、合算保留記憶表示部18cに表示されている保留表示のうちのいずれかについて、表示態様を変化させる先読み演出を実行することが決定されていることを示している。したがって、S1801では、先読み演出を実行すること(保留表示の表示態様を変化させること)が決定されているか否かが確認されている。
Next, the
シフト回数カウンタの値が0より大きくない場合(S1801のN)、すなわち、シフト回数カウンタの値が0であって、先読み演出を実行すること(保留表示の表示態様を変化させること)が決定されていない場合には、演出制御用CPU101は、処理をS1804に移行する。
If the value of the shift counter is not greater than 0 (N in S1801), that is, it is determined that the value of the shift counter is 0 and the prefetch effect is executed (the display mode of the hold display is changed). If not, the
一方、シフト回数カウンタの値が0より大きい場合(S1801のY)、すなわち、先読み演出を実行すること(保留表示の表示態様を変化させること)が決定されている場合には、演出制御用CPU101は、演出用合算保留記憶数カウンタの値を1減算する(S1802a)。また、演出制御用CPU101は、シフト回数カウンタの値を1減算する(S1802b)。次いで、演出制御用CPU101は、シフト回数カウンタの値が0であるか否かを確認する(S1803)。S1802bでシフト回数カウンタの値を1減算した結果、シフト回数カウンタの値が0になったということは、合算保留記憶表示部18cに表示されている保留表示のうちのいずれかの表示態様を変化させる先読み演出を実行するタイミングであることを示している。したがって、S1803では、保留表示の表示態様を変化させる先読み演出の変化タイミングであるか否かが確認されている。
On the other hand, if the value of the shift counter is greater than 0 (Y in S1801), that is, if it is determined to execute the prefetch effect (change the display mode of the hold display), the
S1803において、シフト回数カウンタの値が0ではない場合、すなわち、保留表示の表示態様を変化させる先読み演出の変化タイミングではない場合には、演出制御用CPU101は、処理をS1804に移行する。一方、シフト回数カウンタの値が0である場合、すなわち、保留表示の表示態様を変化させる先読み演出の変化タイミングである場合には、演出制御用CPU101は、処理をS1808に移行する。
If the value of the shift counter is not 0 in S1803, that is, if it is not the change timing of the prefetch effect that changes the display mode of the hold display, the
S1804では、演出制御用CPU101は、変動パターンコマンド格納領域から変動パターンコマンドを読み出す(S1804)。
In S1804, the
次いで、演出制御用CPU101は、S1804で読み出した変動パターンコマンド、および表示結果指定コマンド格納領域に格納されているデータ(すなわち、受信した表示結果指定コマンド)に応じて、演出図柄の表示結果(停止図柄)を決定する(S1805)。すなわち、演出制御用CPU101によってS1805の処理が実行されることによって、可変表示パターン決定手段が決定した可変表示パターン(変動パターン)に応じて、識別情報の可変表示の表示結果(演出図柄の停止図柄)を決定する表示結果決定手段が実現される。なお、演出制御用CPU101は、決定した演出図柄の停止図柄を示すデータを演出図柄表示結果格納領域に格納する。
Next, the
演出表示装置9における演出図柄の停止図柄の一例を以下に説明する。本例では、受信した表示結果指定コマンドが通常大当りを示している場合には(受信した表示結果指定コマンドが表示結果2指定コマンドである場合)、演出制御用CPU101は、停止図柄として3図柄が偶数図柄(通常大当りの発生を想起させるような停止図柄)で揃った演出図柄の組合せを決定する。受信した表示結果指定コマンドが確変大当りを示している場合には(受信した表示結果指定コマンドが表示結果3指定コマンドである場合)、演出制御用CPU101は、停止図柄として3図柄が奇数図柄(確変大当りの発生を想起させるような停止図柄)で揃った演出図柄の組合せを決定する。受信した表示結果指定コマンドが突然確変大当りまたは小当りを示している場合には(受信した表示結果指定コマンドが表示結果4指定コマンドまたは表示結果5指定コマンドである場合)、演出制御用CPU101は、例えば、停止図柄として3図柄が「1」「2」「3」や「4」「5」「6」等の階段状に並んだチャンス目図柄で揃った演出図柄の組合せを決定する。そして、はずれの場合には(受信した表示結果指定コマンドが表示結果1指定コマンドである場合)、上記以外の演出図柄の組み合わせを決定する。ただし、リーチ演出を伴う場合には、左右の2図柄が揃った演出図柄の組み合わせを決定する。なお、受信した表示結果指定コマンドが突然確変大当りや小当りを示している場合には(受信した表示結果指定コマンドが表示結果4指定コマンドや表示結果5指定コマンドである場合)、演出制御用CPU101は、停止図柄として「135」などの演出図柄の組合せを決定する。また、演出表示装置9に導出表示される3図柄の組合せが演出図柄の「停止図柄」である。
An example of the stop symbol of the effect symbol in the
演出制御用CPU101は、例えば、停止図柄を決定するための乱数を抽出し、演出図柄の組合せを示すデータと数値とが対応付けられている停止図柄決定テーブルを用いて、演出図柄の停止図柄を決定する。すなわち、抽出した乱数に一致する数値に対応する演出図柄の組合せを示すデータを選択することによって停止図柄を決定する。
The
なお、演出図柄についても、大当りを想起させるような停止図柄を大当り図柄という。また、確変大当りを想起させるような停止図柄を確変大当り図柄といい、通常大当りを想起させるような停止図柄を通常大当り図柄という。そして、はずれを想起させるような停止図柄をはずれ図柄という。 As for the effect symbols, a stop symbol that recalls a big hit is called a big hit symbol. In addition, a stop symbol reminiscent of a probable big hit is called a probable big hit symbol, and a stop symbol reminiscent of a normal big hit is called a normal big hit symbol. And a stop symbol that reminds of a loss is called a loss symbol.
次いで、演出制御用CPU101は、保留表示の表示態様が変化することを示唆する示唆演出の演出態様を決定する(S1806)。ここで、S1806の処理は、先読み演出によって保留表示の表示態様が変化するタイミングで実行されるものではない。したがって、S1806では、保留表示の表示態様が変化することを示唆するものの、結果的には表示態様が変化しないときに実行される示唆演出の演出態様を決定する。なお、保留表示の表示態様が変化するときに実行される示唆演出(成功パターン)と区別するために、表示態様が変化しないときに実行される示唆演出を示唆演出(通過パターン)ともいう。
Next, the
S1806では、演出制御用CPU101は、先読み演出制限フラグがセットされていないとき、すなわち合算保留記憶表示部18cにおいていずれの保留表示も特殊態様で表示されていないときには、図30(A)に示す示唆演出(通過パターン)決定テーブルの割合で、示唆演出(通過パターン)を実行しない、または第1演出態様もしくは第2演出態様で実行すると決定する。また、演出制御用CPU101は、先読み演出制限フラグがセットされているとき、すなわち合算保留記憶表示部18cにおいていずれかの保留表示が特殊態様で表示されているときには、図30(B)に示す示唆演出(通過パターン)決定テーブルの割合で、示唆演出(通過パターン)を実行しない、または第1演出態様もしくは第2演出態様で実行すると決定する。なお、示唆演出(通過パターン)決定テーブルには、決定事項(「演出なし」、「第1演出態様」または「第2演出態様」)に対応する判定値が割り当てられているが、図30(A)、(B)に示す例では、説明を簡略化するために、割り当てられた判定値の割合が示されている。演出制御用CPU101は、例えば、示唆演出(通過パターン)の演出態様を決定するための乱数を抽出し、抽出した乱数に一致する判定値が割り当てられている決定事項(「演出なし」、「第1演出態様」または「第2演出態様」)に決定する。
In S1806, when the prefetch effect restriction flag is not set, that is, when any hold display is not displayed in a special manner in the combined hold
例えば、先読み演出制限フラグがセットされていないとき、すなわち合算保留記憶表示部18cにおいていずれの保留表示も特殊態様で表示されていないときには、60%の割合で示唆演出(通過パターン)を実行しないと決定され、30%の割合で示唆演出を第1演出態様で実行すると決定され、10%の割合で示唆演出を第2演出態様で実行すると決定される。また、先読み演出制限フラグがセットされているとき、すなわち合算保留記憶表示部18cにおいていずれかの保留表示が特殊態様で表示されているときには、0%の割合で示唆演出(通過パターン)を実行しないと決定され、60%の割合で示唆演出を第1演出態様で実行すると決定され、40%の割合で示唆演出を第2演出態様で実行すると決定される。
For example, when the pre-reading effect restriction flag is not set, that is, when any hold display is not displayed in a special manner in the total hold
図30(A)、(B)に示すように、この実施の形態では、先読み演出制限フラグがセットされている場合、すなわち合算保留記憶表示部18cにおいていずれかの保留表示が特殊態様で表示されている場合には、そうでない場合に比べて高い割合で示唆演出が実行される。したがって、保留表示が特殊態様で表示されているときの期待感を高めることができ、遊技興趣を高めることができる。なお、この実施の形態では、保留表示の表示態様が変化するタイミングでも示唆演出が実行されるため、保留表示が特殊態様で表示されているときには、常に示唆演出が実行されるように構成されているが、保留表示が特殊態様で表示されているときであっても、示唆演出が実行されないことがあってもよい。ただし、この場合にも、保留表示が特殊態様で表示されていないときに比べて高い割合で示唆演出が実行されることが望ましい。
As shown in FIGS. 30A and 30B, in this embodiment, when the prefetch effect restriction flag is set, that is, one of the hold displays is displayed in a special manner in the combined hold
また、先読み演出制限フラグがセットされている場合、すなわち合算保留記憶表示部18cにおいていずれかの保留表示が特殊態様で表示されている場合には、その保留表示の最終表示態様が第1表示態様または第2表示態様のいずれであるかに応じて、異なる割合で示唆演出の演出態様を第1演出態様または第2演出態様に決定するようにしてもよい。例えば、最終表示態様が第1表示態様よりも期待度が高い第2表示態様に決定されている場合には、示唆演出の演出態様が第1演出態様よりも期待度が高い第2演出態様に決定される割合を高くするようにしてもよい。また、この実施の形態では、後述するように、保留表示の表示態様が変化することを示唆する示唆演出として、演出表示装置9において、表示領域の右側から矢が飛んでくる表示制御が行われ、保留表示の表示態様が変化する場合(示唆演出(成功パターン)の場合)には、飛んできた矢が予告対象となる保留情報に対応する保留表示に突き刺さる表示制御が行われる。また、保留表示の表示態様が変化しない場合(示唆演出(通過パターン)の場合)には、飛んできた矢がそのまま表示領域を通過する表示制御が行われる。したがって、S1806では、後述するS1811のように、演出用合算保留記憶数カウンタを用いて予告対象となる保留情報に対応する保留表示を特定する必要はない。なお、例えば、保留表示の表示態様を変化させるタイミングであるときと、そのタイミングではないときとの両方で、保留表示の表示態様が変化することを示唆する示唆演出として、演出表示装置9において、表示領域の右側から矢が飛んできた矢が予告対象となる保留情報に対応する保留表示に突き刺さる表示制御を行い、保留表示の表示態様を変化させるタイミングであるときには、矢が突き刺さった保留表示の表示態様が変化させ(示唆演出(成功パターン)に相当)、保留表示の表示態様を変化させるタイミングではないときには、矢が突き刺さった保留表示の表示態様が変化させない(本例の示唆演出(通過パターン)に相当)ようにしてもよい。この場合には、演出制御用CPU101は、S1806において、後述するS1811のように、演出用合算保留記憶数カウンタを用いて予告対象となる保留情報に対応する保留表示を特定し、S1807において特定した保留表示に対する示唆演出を実行するためのプロセステーブルを選択するようにしてもよいし、表示されている保留表示の中から矢が突き刺さる保留表示をランダムに決定し、決定した保留表示に対する示唆演出を実行するためのプロセステーブルを選択するようにしてもよい。
In addition, when the pre-reading effect restriction flag is set, that is, when any hold display is displayed in a special mode in the total hold
次いで、演出制御用CPU101は、決定した示唆演出(通過パターン)の演出態様と変動パターンとに応じたプロセステーブルを選択する(S1807)。そして、選択したプロセステーブルのプロセスデータ1におけるプロセスタイマをスタートさせる(S1812)。
Next, the
尚、プロセステーブルとは、演出制御用CPU101が演出装置の制御を実行する際に参照するプロセスデータが設定されたテーブルである。すなわち、演出制御用CPU101は、プロセステーブルに設定されているプロセスデータに従って演出表示装置9等の演出装置(演出用部品)の制御を行う。プロセステーブルは、プロセスタイマ設定値と表示制御実行データ、ランプ制御実行データおよび音番号データの組み合わせが複数集まったデータで構成されている。表示制御実行データには、演出図柄の可変表示の可変表示時間(変動時間)中の変動態様を構成する各変動の態様や、合算保留記憶表示部18cにおける先読み演出の態様を示すデータ、示唆演出の態様を示すデータ等が記載されている。具体的には、演出表示装置9の表示画面の変更に関わるデータが記載されている。また、プロセスタイマ設定値には、その変動の態様での変動時間が設定されている。演出制御用CPU101は、プロセステーブルを参照し、プロセスタイマ設定値に設定されている時間だけ表示制御実行データに設定されている変動の態様で演出図柄を表示させる制御を行う。なお、演出制御プロセスタイマ判定値と対応していても制御対象にならない演出用部品に対応するデータ(例えば、先読み演出が実行されないときに用いられるプロセステーブルの表示制御実行データに記載された先読み演出の態様を示すデータ)には、ダミーデータ(制御を指定しないデータ)が設定されてもよい。
The process table is a table in which process data to be referred to when the
これらのプロセステーブルは、演出制御基板80におけるROMに格納されている。また、プロセステーブルは、各変動パターンに応じて用意されている。
These process tables are stored in the ROM of the
なお、リーチ演出を伴う変動パターンについて演出制御を実行する場合に用いられるプロセステーブルには、変動開始から所定時間が経過したときに左図柄を停止表示させ、さらに所定時間が経過すると右図柄を停止表示させることを示すプロセスデータが設定されている。なお、停止表示させる図柄をプロセステーブルに設定するのではなく、決定された停止図柄、擬似連や滑り演出における仮停止図柄に応じて、図柄を表示するための画像を合成して生成するようにしてもよい。 In addition, in the process table used when effect control is executed for a variation pattern with reach effect, the left symbol is stopped when a predetermined time has elapsed from the start of the variation, and the right symbol is stopped when a predetermined time further elapses. Process data indicating that it is to be displayed is set. In addition, instead of setting the symbols to be stopped and displayed in the process table, an image for displaying the symbols is synthesized and generated according to the determined stop symbol, the temporary stop symbol in the pseudo-ream and the sliding effect. May be.
また、演出制御用CPU101は、プロセスデータ1の内容(表示制御実行データ1、ランプ制御実行データ1、音番号データ1)に従って演出装置(演出用部品としての演出表示装置9、演出用部品としての各種ランプおよび演出用部品としてのスピーカ27R,27L)の制御を実行する(S1813)。例えば、演出表示装置9において変動パターンに応じた画像を表示させるために、VDP109に指令を出力する。また、各種ランプを点灯/消灯制御を行わせるために、ランプドライバ基板35に対して制御信号(ランプ制御実行データ)を出力する。また、スピーカ27R,27Lからの音声出力を行わせるために、音声出力基板70に対して制御信号(音番号データ)を出力する。
In addition, the
なお、この実施の形態では、演出制御用CPU101は、変動パターンコマンドに1対1に対応する変動パターンによる演出図柄の可変表示が行われるように制御するが、演出制御用CPU101は、変動パターンコマンドに対応する複数種類の変動パターンから、使用する変動パターンを選択するようにしてもよい。
In this embodiment, the
次いで、演出制御用CPU101は、サブ側変動時間タイマに、変動パターンコマンドで特定される変動時間に相当する値を設定し(S1814)、演出制御プロセスフラグの値を演出図柄変動中処理(S802)に対応した値にする(S1815)。
Next, the
S1803でシフト回数カウンタの値が0であると判断した場合、すなわち、保留表示の表示態様を変化させる先読み演出の変化タイミングである場合には、演出制御用CPU101は、先読み演出制限フラグがセットされていれば、それをリセットする(S1808)。このような処理が実行されることによって、この実施の形態では、保留表示が特殊態様で表示されている期間は新たに先読み演出を実行することを制限することができ、複数の保留表示が特殊態様で表示されることを制限することができる。
When it is determined in S1803 that the value of the shift counter is 0, that is, when it is the change timing of the prefetch effect that changes the display mode of the hold display, the
次いで、演出制御用CPU101は、変動パターンコマンド格納領域から変動パターンコマンドを読み出す(S1809)。次いで、演出制御用CPU101は、S1809で読み出した変動パターンコマンド、および表示結果指定コマンド格納領域に格納されているデータ(すなわち、受信した表示結果指定コマンド)に応じて、演出図柄の表示結果(停止図柄)を決定する(S1810)。
Next, the
次いで、演出制御用CPU101は、示唆演出の演出態様と、演出用合算保留記憶数カウンタによって特定される保留表示の最終表示態様と、変動パターンとに応じた表示態様変化時用のプロセステーブルを選択する(S1811)。そして、S1812に移行する。
Next, the
表示態様変化時用のプロセステーブルとは、演出図柄の変動表示とともに、演出図柄の変動開始時に、示唆演出(成功パターン)を実行し、特定の保留表示の表示態様を変化させる先読み演出を実行する制御を行うためのプロセスデータが設定されたテーブルである。この実施の形態では、実行する示唆演出(成功パターン)や先読み演出の態様に応じて複数種類の表示態様変化時用のプロセステーブルが設けられている。また、この実施の形態では、先読み演出決定処理において決定され(S67110またはS67115)、記憶されている示唆演出(成功パターン)の演出態様(本例では、第1演出態様または第2演出態様)と、演出用合算保留記憶数カウンタによって特定される演出対象の保留表示(例えば、演出用合算保留記憶数カウンタの値が2のときには、合算保留記憶表示部18cにおける2つ目の保留表示)と、先読み演出決定処理において決定され(S67106)、記憶されている最終表示態様(本例では、第1表示態様または第2表示態様)とにもとづいて、どのような態様で示唆演出(成功パターン)を実行し、どの保留表示をどのような表示態様に変化させる先読み演出を実行するかを特定することができる。したがって、演出制御用CPU101は、示唆演出(成功パターン)の演出態様と、演出用合算保留記憶数カウンタによって特定される保留表示の最終表示態様と、変動パターンとに応じて、複数種類の表示態様変化時用のプロセステーブルのいずれかを選択し、選択した表示態様変化時用のプロセステーブルのプロセスデータ1の内容に従って演出装置の制御を実行することによって、先読み演出決定処理で決定された演出態様で示唆演出(成功パターン)を実行し、予告対象の変動表示に対応する保留表示を決定された表示態様に変化させる先読み演出を実行することができる。
The process table for changing the display mode is to execute the suggestion effect (success pattern) at the start of the change of the effect symbol and the pre-read effect that changes the display mode of the specific hold display together with the change display of the effect symbol. It is a table in which process data for performing control is set. In this embodiment, a plurality of types of process tables for changing display modes are provided according to the suggestion effect (success pattern) to be executed and the aspect of the prefetch effect. Moreover, in this embodiment, the pre-reading effect determination process (S67110 or S67115) and the stored effect mode (success pattern) of the effect mode (in this example, the first effect mode or the second effect mode) A display of the target of the production specified by the production total storage count counter (for example, when the value of the total production storage counter for production is 2, the second display on the
尚、本実施の形態では、図30に示すように、演出図柄変動開始処理において、リーチ状態となる前のリーチ前演出期間において、当該変動表示において大当りとなることやスーパーリーチとなること等を予告する予告演出の実行・非実行や、実行する予告演出の種類(例えば、異なるキャラクタが登場するキャラクタ予告や、登場しているキャラクタのセリフとして異なるセリフが表示されるセリフ予告等)を決定する予告演出決定処理を実行していないが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら予告演出決定処理を実行するようにしても良い。尚、これら予告演出決定処理を実行した場合には、該予告演出決定処理にて決定した予告演出を実行するための予告演出実行処理を後述する演出図柄変動中処理(S802)において実行するようにすれば良く、該予告演出実行処理によって、予告演出決定処理にて決定した予告演出を実行する制御が行われることで、リーチ前演出期間において各種の予告演出が実行されるようになる。 In the present embodiment, as shown in FIG. 30, in the effect symbol variation start process, during the pre-reach effect period before reaching the reach state, it becomes a big hit or super reach in the change display. Execution / non-execution of the notice effect to be notified and the type of the notice effect to be executed (for example, a character notice in which a different character appears or a line notice in which a different line is displayed as a line of the appearing character) Although the notice effect determining process is not executed, the present invention is not limited to this, and the notice effect determining process may be executed. In addition, when these notice effect production determination processes are executed, the notice effect execution process for executing the notice effect decided in the notice effect determination process is executed in the effect symbol variation process (S802) described later. It is only necessary that the notice effect execution process controls the execution of the notice effect determined in the notice effect determination process, so that various notice effects are executed in the pre-reach effect period.
図31は、演出制御プロセス処理における演出図柄変動中処理(S802)を示すフローチャートである。演出図柄変動中処理において、演出制御用CPU101は、プロセスタイマの値を1減算するとともに(S1840)、サブ側変動時間タイマの値を1減算する(S1841)。
FIG. 31 is a flowchart showing the effect symbol variation in-process (S802) in the effect control process. In the effect symbol variation processing, the
次いで、演出制御用CPU101は、サブ側変動時間タイマがタイムアウトしていれば(S1842a)、S1860に進む。また、サブ側変動時間タイマがタイムアウトしていなくても(S1842aでN)、図柄確定指定コマンドを受信したことを示す確定コマンド受信フラグがセットされていたら(S1842b)、S1860に移行する。
Next, if the sub-side variation time timer has timed out (S1842a), the
S1860においては、後述するS1852にて表示が開始された変動時間の短縮によって実行されなかったリーチ前演出の報知表示(図36(E)参照)を終了する。そして、演出制御プロセスフラグの値を演出図柄変動停止処理(S803)に応じた値に更新して(S1861)、演出図柄変動中処理を終了する。このように、本実施の形態では、サブ側変動時間タイマがタイムアウトしていなくても図柄確定指定コマンドを受信したら変動を停止させる制御に移行するので、例えば、基板間でのノイズ等に起因して長い変動時間を示す変動パターンコマンドを受信したような場合でも、正規の変動時間経過時(特別図柄の変動終了時)に、演出図柄の変動を終了させることができる。 In S1860, the pre-reach effect notification display (see FIG. 36E) that has not been executed due to the shortening of the variation time started in S1852 described later is terminated. Then, the value of the effect control process flag is updated to a value corresponding to the effect symbol variation stop process (S803) (S1861), and the effect symbol variation in-process is terminated. As described above, in this embodiment, even if the sub-side variation time timer has not timed out, when the symbol confirmation designation command is received, the control shifts to stop the variation.For example, due to noise between substrates or the like. Even when a variation pattern command indicating a long variation time is received, the variation of the effect symbol can be terminated when the regular variation time has elapsed (when the variation of the special symbol is finished).
一方、サブ側変動時間タイマがタイムアウトしておらず、且つ、確定コマンド受信フラグがセットされていない場合には、S1843に進んで、演出制御用CPU101は、短縮準備指定受信フラグがセットされているか否かを判定する。ここで、短縮準備指定受信フラグがセットされていない場合は、S1846に進む。一方、短縮準備指定受信フラグがセットされている場合、つまり、短縮可能期間の開始タイミングとなって短縮準備指定コマンドを受信したときには、短縮準備指定受信フラグをリセットし(S1844)、短縮操作可能表示(図36(C)参照)を開始して(S1845)、S1846に進む。
On the other hand, if the sub-side variation time timer has not timed out and the confirmation command reception flag has not been set, the process proceeds to S1843, and the
S1846において演出制御用CPU101は、操作検知指定受信フラグがセットされているか否か、つまり操作ボタン50の操作検知による変動時間の短縮指示が主基板31から送信されたか否かを判定する。ここで、操作検知指定受信フラグがセットされていない場合は、S1854に進む一方、操作検知指定受信フラグがセットされている場合は、S1847に進む。
In S <b> 1846, the
S1854では、プロセスタイマがタイマアウトしているか否かを判定し、プロセスタイマがタイムアウトしたら(S1854でY)、プロセスデータの切替を行う。すなわち、プロセステーブルにおける次に設定されているプロセスタイマ設定値をプロセスタイマに設定する(S1855)。また、その次に設定されている表示制御実行データ、ランプ制御実行データおよび音番号データにもとづいて演出装置に対する制御状態を変更して(S1856)、演出図柄変動中処理を終了する。尚、プロセスタイマがタイムアウトしていなければ(S1854でN)、演出図柄変動中処理を終了する。 In S1854, it is determined whether or not the process timer has timed out. When the process timer times out (Y in S1854), the process data is switched. That is, the process timer setting value set next in the process table is set in the process timer (S1855). Further, the control state for the effect device is changed based on the display control execution data, the lamp control execution data, and the sound number data set next (S1856), and the effect symbol changing process is terminated. If the process timer has not timed out (N in S1854), the effect symbol changing process is terminated.
操作検知指定受信フラグがセットされている場合に移行するS1847において演出制御用CPU101は、操作検知指定受信フラグをリセットする。次いで、短縮操作可能表示を終了し(S1848)、変動時間を変動パターンに応じた短縮変動時間に変更する(S1849)。具体的には、変動時間が短縮可能なリーチ変動パターンとしては、図3に示すように、変動時間が異なる複数種類(ノーマルリーチ、擬似連1ノーマルリーチ、スーパーリーチ、擬似連2スーパーリーチ、擬似連3スーパーリーチ)が存在するので、これら各リーチ変動パターンのそれぞれで短縮禁止期間が異なるため、これら各リーチ変動パターンの短縮禁止期間に該当する短縮変動時間に変動時間を変更する。
In S1847, which is shifted when the operation detection designation reception flag is set, the
そして、プロセスタイマのタイマ値を短縮禁止期間の開始タイミングのプロセスタイマ値に更新する(S1850)。具体的には、短縮禁止期間の開始タイミングは、操作ボタン50の操作が有効となる短縮可能期間よりも後のタイミングであるので、プロセスタイマのタイマ値を短縮禁止期間の開始タイミングのプロセスタイマ値に更新することは、プロセスタイマを短縮禁止期間の開始タイミングに進めることになる。よって、操作ボタン50の操作があった時点から短縮禁止期間の開始タイミングまでの演出図柄の変動表示と該変動表示に伴う各種演出とがカットされて、変動時間が短縮される。
Then, the timer value of the process timer is updated to the process timer value at the start timing of the shortening prohibition period (S1850). Specifically, since the start timing of the shortening prohibition period is a timing after the shortenable period in which the operation of the
そして、更新後のプロセスタイマを再スタートし(S1851)、再スタートしたプロセスタイマに対応するプロセスデータの内容である表示制御実行データ、ランプ制御実行データ、音制御実行データ、操作部制御データ等に従って、演出装置(演出用部品)に対する制御状態を変更し(S1852)、S1853aに進む。このようにすることで、演出表示装置9等の演出装置の制御状態としては、短縮禁止期間の開始タイミングの制御状態である、「左」、「右」の演出図柄が減速して停止表示される直前の制御状態に制御されることになる。
Then, the updated process timer is restarted (S1851), and in accordance with display control execution data, lamp control execution data, sound control execution data, operation unit control data, etc., which are the contents of the process data corresponding to the restarted process timer. Then, the control state for the effect device (effect parts) is changed (S1852), and the process proceeds to S1853a. By doing in this way, as the control state of the effect device such as the
S1853aにおいて演出制御用CPU101は、短縮により実行されなかった短縮期間の演出を特定し、特定した演出の報知表示(図36(E)参照)を開始する。具体的に、これら実行されなかった演出は、実行中のプロセステーブルが対応する変動パターンの種類が擬似連1ノーマルリーチ、擬似連2スーパーリーチ、擬似連3スーパーリーチであれば、実行されなかった演出として「擬似連」が特定され、実行中のプロセステーブルが対応する変動パターンの種類がノーマルリーチやスーパーリーチであれば、実行されなかった演出として「なし」が特定される。このように、本実施の形態では、実行されなかった演出として「擬似連」を特定するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら「擬似連」以外に、例えば、「滑り」の変動パターンが設定され、実行中のプロセステーブルが対応する変動パターンの種類が「滑り」の変動パターンである場合には、実行されなかった演出として「滑り」を特定するようにしても良いし、前述したように、予告演出決定処理を実行して、リーチ前演出期間において予告演出を実行する場合には、該予告演出決定処理にて決定されることで記憶されている予告演出の種別、例えば、キャラクタ予告が記憶されていれば実行されなかった演出としてキャラクタ予告を特定し、例えば、セリフ予告が記憶されていれば実行されなかった演出としてセリフ予告を特定すれば良い。尚、本実施の形態では、これら実行されなかった演出の対象として示唆演出を含めていないが、本発明はこれに限定されるものではなく、示唆演出を含めるようにしても良い。
In S1853a, the
尚、短縮により実行されなかった演出が、例えば、上記したキャラクタ予告であれば、これらキャラクタの種類や名称を含むメッセージを、図36(E)に示すメッセージに代えて表示するようにすれば良いが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらメッセージではなく、例えば、演出表示装置9の表示領域の隅部等に、短縮により実行されなかった演出であるキャラクタ予告や予告演出等を縮小、等倍、或いは拡大して表示するようにしても良い。つまり、これら報知表示としては、短縮により実行されなかった演出を、遊技者が想起可能なものであれば、どのような態様のものであっても良い。
For example, if the effect not executed due to the shortening is the above-described character notice, a message including the type and name of these characters may be displayed instead of the message shown in FIG. However, the present invention is not limited to this, and instead of these messages, for example, in the corner of the display area of the
そして、S1853bに進んで、実行中のプロセステーブルが、示唆演出を含むプロセステーブルであって、短縮前のタイミングが示唆演出の実行前のタイミングであるか否か、つまり、示唆演出の実行前のタイミングからの短縮によって示唆演出が実行されなくなったか否かを判定する。 Then, the process proceeds to S1853b, where the process table being executed is a process table including the suggestion effect, and whether or not the timing before the shortening is the timing before the suggestion effect is executed, that is, before the suggestion effect is executed. It is determined whether or not the suggestion effect is not executed due to the shortening from the timing.
S1853bの判定がNの場合、つまり、示唆演出を含むプロセステーブルではない場合、または、示唆演出を含むプロセステーブルであっても示唆演出の実行後のタイミングから短縮された場合には、演出図柄変動中処理を終了する。一方、S1853bの判定がYの場合、つまり、実行されるべき示唆演出が変動時間の短縮によって実行されなくなった場合であるときには、S1853cに進んで、実行中のプロセステーブルから特定される示唆演出の対象の保留表示の表示態様を、特殊態様または特別態様(第1特別態様または第2特別態様)に変化させる制御を実行した後、演出図柄変動中処理を終了する。 If the determination in S1853b is N, that is, if the process table does not include the suggestion effect, or if the process table includes the suggestion effect and is shortened from the timing after execution of the suggestion effect, the effect symbol variation End the middle process. On the other hand, if the determination in S1853b is Y, that is, if the suggestion effect to be executed is not executed due to a reduction in the variation time, the process proceeds to S1853c, and the suggestion effect specified from the process table being executed is determined. After executing the control to change the display mode of the target hold display to the special mode or the special mode (the first special mode or the second special mode), the effect symbol variation in-process is terminated.
このように、実行されるべき示唆演出が変動時間の短縮によって実行されなくなった場合であるときに示唆演出の対象の保留表示の表示態様を、特殊態様または特別態様(第1特別態様または第2特別態様)に変化させる制御を実行することで、これら変動時間の短縮によって保留表示が変化するタイミングが無くなっても、該短縮に応じて保留表示が変化するので、保留表示が変化しないことによって遊技興趣が低下してしまうことを防ぐことができる。 As described above, when the suggestion effect to be executed is no longer executed due to the shortening of the variation time, the display mode of the pending display of the target of the suggestion effect is changed to the special mode or the special mode (the first special mode or the second mode). By executing the control to change to a special mode), even if there is no timing when the hold display changes due to the shortening of the variation time, the hold display changes according to the shortening. It is possible to prevent the interest from deteriorating.
なお、この実施の形態では、入賞時判定結果指定コマンドを受信したことにもとづいて先読み演出を行うか否かを含む決定処理を、先読み演出決定処理において実行しているが、それらの処理を演出図柄変動中処理において実行するようにしてもよい。例えば、演出図柄変動中処理において、入賞時判定結果記憶バッファを監視する処理を含めることで先読み演出を行うか否かを含む決定処理を実行するこができる。 In this embodiment, the determination process including whether or not to perform the pre-reading effect based on the reception of the winning determination result designation command is executed in the pre-reading effect determination process. You may make it perform in the process during symbol fluctuation. For example, it is possible to execute a determination process including whether to perform a pre-reading effect by including a process of monitoring the winning determination result storage buffer in the effect symbol variation process.
図32は、演出制御プロセス処理における演出図柄変動停止処理(S803)を示すフローチャートである。演出図柄変動停止処理において、演出制御用CPU101は、確定コマンド受信フラグがセットされているか否か確認する(S851)、確定コマンド受信フラグがセットされている場合には、確定コマンド受信フラグをリセットし(S852)、演出図柄表示結果格納領域に格納されているデータ(停止図柄を示すデータ)に従って停止図柄を導出表示する制御を行う(S853)。次いで、演出制御用CPU101は、大当りとすることに決定されているか否か確認する(S855a)。大当りとすることに決定されているか否かは、例えば、表示結果指定コマンド格納領域に格納されている表示結果指定コマンドによって確認できる。なお、この実施の形態では、決定されている停止図柄によって、大当りとすることに決定されているか否か確認することもできる。大当りとすることに決定されている場合には、S858に進み、演出制御プロセスフラグの値を大当り表示処理(S804)に応じた値に更新する。
FIG. 32 is a flowchart showing the effect symbol variation stop process (S803) in the effect control process. In the effect symbol variation stop process, the
一方、大当りとすることに決定されていない場合には、更に、小当りとすることに決定されているか否か確認する(S855b)。小当りとすることに決定されているか否かは、例えば、表示結果指定コマンド格納領域に格納されている表示結果指定コマンドによって確認できる。なお、この実施の形態では、決定されている停止図柄によって、小当りとすることに決定されているか否か確認することもできる。小当りとすることに決定されている場合には、演出制御プロセスフラグの値を小当り表示処理(S807)に応じた値に更新する(S856)。 On the other hand, if it is not determined to be a big hit, it is further confirmed whether or not it is determined to be a big hit (S855b). Whether or not it is determined to be a small hit can be confirmed by, for example, a display result designation command stored in the display result designation command storage area. In this embodiment, it can be confirmed whether or not it is determined to be a small hit based on the determined stop symbol. If it is determined to be a small hit, the value of the effect control process flag is updated to a value corresponding to the small hit display process (S807) (S856).
大当りおよび小当りのいずれともしないことに決定されている場合には(S855bのN)、演出制御用CPU101は、演出制御プロセスフラグの値を変動パターンコマンド受信待ち処理(S800)に応じた値に更新する(S857)。
When it is determined that neither big hit nor small hit is made (N in S855b), the
なお、この実施の形態では、演出制御用マイクロコンピュータ100は、図柄確定指定コマンドを受信したことを条件に、演出図柄の変動(可変表示)を終了させる(S851,S853参照)。しかし、受信した変動パターンコマンドにもとづく変動時間タイマがタイムアウトしたら、図柄確定指定コマンドを受信しなくても、演出図柄の変動を終了させるように制御してもよい。その場合、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、可変表示の終了を指定する図柄確定指定コマンドを送信しないようにしてもよい。
In this embodiment, the
次に、先読み演出の具体例について説明する。図33は、第1先読み演出パターンにもとづく先読み演出の具体例を示す説明図である。図33(A)に示されるように、演出表示装置9において、演出図柄の変動表示中であって、合算保留記憶表示部18cに2つの保留表示が通常態様(本例では「○」)で表示されているときに始動入賞が行われると、先読み演出の態様(先読み演出パターン、最終表示態様、変化タイミング)および示唆演出の態様が決定され、決定結果に応じて新たな保留表示が表示される。図33に示す例では、先読み演出パターンを第1先読み演出パターンと決定し、最終表示態様を第1特別態様または第2特別態様と決定し、変化タイミングを始動入賞時(シフト回数0)またはシフト回数1と決定する。また、示唆演出(成功パターン)の演出態様を、第1演出態様または第2演出態様と決定する。
Next, a specific example of the prefetch effect will be described. FIG. 33 is an explanatory diagram showing a specific example of the prefetch effect based on the first prefetch effect pattern. As shown in FIG. 33 (A), in the
この実施の形態では、第1先読み演出パターンにもとづく先読み演出では、予告対象となる変動表示(保留情報)に対応する保留表示が、一旦特殊態様で表示されることなく、最終表示態様の第1特別態様または第2特別態様で表示される。また、保留表示が第1特別態様または第2特別態様で表示されるタイミングは、始動入賞のタイミングまたは任意のシフトタイミングである。そこで、変化タイミングが始動入賞時(シフト回数0)に決定され、最終表示態様が第1特別態様に決定された場合には、図33(B1)に示すように、始動入賞のタイミングで、合算保留記憶表示部18cに3つ目の保留表示が第1特別態様(本例では「○」内に「×」が含まれる)で表示される。また、変化タイミングが始動入賞時(シフト回数0)に決定され、最終表示態様が第2特別態様に決定された場合には、図33(B2)に示すように、始動入賞のタイミングで、合算保留記憶表示部18cに3つ目の保留表示が第2特別態様(本例では「○」内に「×」が2つ含まれる)で表示される。
In this embodiment, in the prefetching effect based on the first prefetching effect pattern, the hold display corresponding to the variable display (holding information) to be notified is not displayed once in the special form, but the first display of the final display form. It is displayed in a special mode or a second special mode. Moreover, the timing at which the hold display is displayed in the first special mode or the second special mode is a start winning timing or an arbitrary shift timing. Therefore, when the change timing is determined at the time of start winning (the number of shifts is 0) and the final display mode is determined to be the first special mode, as shown in FIG. A third hold display is displayed in the hold
また、最終表示態様が第1特別態様または第2特別態様であっても、変化タイミングが始動入賞のタイミング(シフト回数0)ではなく、任意のシフトタイミング(ここでは、シフト回数1)に決定された場合には、図33(B3)に示すように、始動入賞のタイミングでは、合算保留記憶表示部18cに3つ目の保留表示が通常態様(本例では「○」)で表示される。そして、演出図柄の変動表示が停止し(図33(C))、1つ目の保留表示に対応する保留情報にもとづく変動表示が開始されると、1つ目の保留表示が消去され、2つ目と3つ目の保留表示がそれぞれシフトされる。
Even if the final display mode is the first special mode or the second special mode, the change timing is determined not at the start winning timing (number of shifts 0) but at an arbitrary shift timing (here, the number of shifts 1). In this case, as shown in FIG. 33 (B3), at the timing of the start winning, the third hold display is displayed in the normal hold mode (“◯” in this example) on the total hold
このとき、変化タイミングがシフト回数1に決定され、示唆演出(成功パターン)の演出態様が第1演出態様に決定されている場合には、保留表示の表示態様が変化することを示唆する示唆演出として、演出表示装置9において、表示領域の右側から黒い矢が飛んでくる表示制御がおこなわれる(図33(D1))。
At this time, when the change timing is determined as the number of
そして、最終表示態様が第1特別態様に決定されている場合には、図33(E1)に示すように、シフトのタイミングで、合算保留記憶表示部18cの2つ目の保留表示(図33(B3)で新たに表示された保留表示に相当)に黒い矢が刺さる演出(第1演出態様の示唆演出(成功パターン))が行われるとともに、黒い矢が刺さった保留表示が第1特別態様(本例では「○」内に「×」が含まれる)に変化して表示される。また、最終表示態様が第2特別態様に決定されている場合には、図33(E2)に示すように、シフトのタイミングで、合算保留記憶表示部18cの2つ目の保留表示(図33(B3)で新たに表示された保留表示に相当)に黒い矢が刺さる演出(第1演出態様の示唆演出(成功パターン))が行われるとともに、黒い矢が刺さった保留表示が第2特別態様(本例では「○」内に「×」が2つ含まれる)に変化して表示される。
When the final display mode is determined to be the first special mode, as shown in FIG. 33 (E1), the second hold display (see FIG. 33) of the total hold
また、変化タイミングがシフト回数1に決定され、示唆演出(成功パターン)の演出態様が第2演出態様に決定されている場合には、保留表示の表示態様が変化することを示唆する示唆演出として、演出表示装置9において、表示領域の右側から白い矢が飛んでくる表示制御がおこなわれる(図33(D2))。
In addition, when the change timing is determined as the number of
そして、最終表示態様が第1特別態様に決定されている場合には、図33(E3)に示すように、シフトのタイミングで、合算保留記憶表示部18cの2つ目の保留表示(図33(B3)で新たに表示された保留表示に相当)に白い矢が刺さる演出(第2演出態様の示唆演出(成功パターン))が行われるとともに、白い矢が刺さった保留表示が第1特別態様(本例では「○」内に「×」が含まれる)に変化して表示される。また、最終表示態様が第2特別態様に決定されている場合には、図33(E4)に示すように、シフトのタイミングで、合算保留記憶表示部18cの2つ目の保留表示(図33(B3)で新たに表示された保留表示に相当)に白い矢が刺さる演出(第2演出態様の示唆演出(成功パターン))が行われるとともに、白い矢が刺さった保留表示が第2特別態様(本例では「○」内に「×」が2つ含まれる)に変化して表示される。
When the final display mode is determined to be the first special mode, as shown in FIG. 33 (E3), the second hold display (see FIG. 33) of the total hold
既に説明しているように、この実施の形態では、示唆演出(成功パターン)の演出態様が第2演出態様であるときには、第1演出態様であるときに比べて、保留表示の表示態様が第1特別態様よりも大当りとなる期待度が高い第2特別態様になる割合が高くなるように構成されている。したがって、示唆演出(成功パターン)の演出態様が第1演出態様であるとき、すなわち黒い矢が飛んできて保留表示に刺さったときには、保留表示が期待度の低い第1特別態様に変化する割合が高い。つまり図33(D1)から図33(E1)に移行する割合が高い。一方、示唆演出(成功パターン)の演出態様が第2演出態様であるとき、すなわち白い矢が飛んできて保留表示に刺さったときには、保留表示が期待度の高い第2特別態様に変化する割合が高い。つまり図33(D2)から図33(E4)に移行する割合が高い。このように構成されることによって、矢が飛んできて保留表示に刺さる示唆演出(成功パターン)であっても、第2演出態様で行われて欲しいと感じさせるとともに、示唆演出が第1演出態様で行われたとき、すなわち黒い矢が飛んできたときには、保留表示に刺さらずに通過して欲しい(示唆演出(通過パターン)であってほしい)と感じさせることができる。 As described above, in this embodiment, when the presentation mode of the suggestion presentation (success pattern) is the second presentation mode, the display mode of the hold display is the first compared to the first presentation mode. It is configured such that the ratio of the second special mode having a higher degree of expectation of being a big hit than the one special mode is high. Therefore, when the suggestion effect (success pattern) is the first effect mode, that is, when a black arrow is blown and stuck in the hold display, the rate at which the hold display changes to the first special mode with low expectation. high. That is, the ratio of shifting from FIG. 33 (D1) to FIG. 33 (E1) is high. On the other hand, when the suggestion effect (success pattern) is in the second effect mode, that is, when a white arrow is blown and stuck in the hold display, the ratio at which the hold display changes to the second special mode with high expectation is obtained. high. That is, the ratio of shifting from FIG. 33 (D2) to FIG. 33 (E4) is high. By being configured in this way, even if the suggestion effect (success pattern) that the arrow is flying and stuck in the hold display is made to feel that it is desired to be performed in the second effect mode, the suggestion effect is the first effect mode. When this is done, that is, when a black arrow flies, it is possible to feel that it is desired to pass without being stuck in the hold display (I want it to be a suggestion effect (passing pattern)).
図34、図35は、第2先読み演出パターンにもとづく先読み演出の具体例を示す説明図である。図34(A)に示されるように、演出表示装置9において、演出図柄の変動表示中であって、合算保留記憶表示部18cに2つの保留表示が通常態様(本例では「○」)で表示されているときに始動入賞が行われると、先読み演出(先読み演出パターン、最終表示態様、変化タイミング)および示唆演出の態様が決定され、決定結果に応じて新たな保留表示が表示される。図34、図35に示す例では、先読み演出パターンを第2先読み演出パターンと決定し、最終表示態様を第1特別態様または第2特別態様と決定し、変化タイミングをシフト回数1またはシフト回数2と決定する。また、示唆演出の演出態様を、第1演出態様または第2演出態様と決定する。
FIG. 34 and FIG. 35 are explanatory diagrams showing a specific example of the prefetch effect based on the second prefetch effect pattern. As shown in FIG. 34 (A), in the
この実施の形態では、第2先読み演出パターンにもとづく先読み演出では、予告対象となる変動表示(保留情報)に対応する保留表示が、始動入賞のタイミングで特殊態様で表示され、任意のシフトタイミングで、最終表示態様の第1特別態様または第2特別態様に変化して表示される。そのため、先読み演出パターンが第2先読み演出パターンと決定されると、図34(B)に示すように、始動入賞のタイミングで、合算保留記憶表示部18cに3つ目の保留表示が特殊態様(本例では「○」の外側に6本の線が描かれている)で表示される。
In this embodiment, in the pre-reading effect based on the second pre-reading effect pattern, the hold display corresponding to the variable display (holding information) to be notified is displayed in a special manner at the start winning timing, and at any shift timing The final display mode is changed to the first special mode or the second special mode. Therefore, when the prefetch effect pattern is determined as the second prefetch effect pattern, as shown in FIG. 34 (B), the third hold display is displayed on the combined hold
そして、演出図柄の変動表示が停止し(図34(C))、1つ目の保留表示に対応する保留情報にもとづく変動表示が開始されると、1つ目の保留表示が消去され、2つ目と3つ目の保留表示がそれぞれシフトされる。このとき、示唆演出の演出態様が第2演出態様に決定されていると、保留表示が変化することを示唆する示唆演出として、演出表示装置9において、表示領域の右側から白い矢が飛んでくる(第2演出態様)表示制御がおこなわれる(図34(D))。
Then, the variation display of the effect symbol is stopped (FIG. 34C), and when the variation display based on the hold information corresponding to the first hold display is started, the first hold display is deleted. The first and third hold displays are shifted respectively. At this time, if the effect mode of the suggestion effect is determined to be the second effect mode, a white arrow will fly from the right side of the display area in the
ここで、変化タイミングがシフト回数1に決定され、最終表示態様が第1特別態様に決定されている場合には、図34(E1)に示すように、シフトのタイミングで、合算保留記憶表示部18cの2つ目の保留表示(図34(B)で新たに表示された特殊態様の保留表示に相当)に白い矢が刺さる演出(第2演出態様の示唆演出(成功パターン))が行われるとともに、白い矢が刺さった保留表示が特殊態様から第1特別態様(本例では「○」内に「×」が含まれる)に変化して表示される。また、変化タイミングがシフト回数1に決定され、最終表示態様が第2特別態様に決定されている場合には、図34(E2)に示すように、シフトのタイミングで、合算保留記憶表示部18cの2つ目の保留表示(図34(B)で新たに表示された特殊態様の保留表示に相当)に白い矢が刺さる演出(第2演出態様の示唆演出(成功パターン))が行われるとともに、白い矢が刺さった保留表示が特殊態様から第2特別態様(本例では「○」内に「×」が2つ含まれる)に変化して表示される。
Here, when the change timing is determined as the number of
また、変化タイミングがシフト回数2に決定されているときには、図34(E3)に示すように、シフトのタイミングで、白い矢がいずれの保留表示にも刺さらず通過する示唆演出(第2演出態様の示唆演出(通過パターン))が行われる。なお、図34(E3)に示す示唆演出は、演出図柄変動開始処理において示唆演出(通過パターン)を第2演出態様で実行すると決定されたときに行われる。このように、この実施の形態では、示唆演出として、演出表示装置9において、表示領域の右側から黒い矢(第1演出態様)または白い矢(第2演出態様)が飛んでくる表示制御を行うことで、保留表示の表示態様が変化することを示唆し、矢が保留表示に刺さると(示唆演出(成功パターン)が行われると)表示態様が変化し、矢がいずれの保留表示にも刺さらず通過すると(示唆演出(通過パターン)が行われると)表示態様が変化しない。
Further, when the change timing is determined to be the number of
その後、演出図柄の変動表示が停止し(図35(F))、1つ目の保留表示に対応する保留情報にもとづく変動表示が開始されると、1つ目の保留表示が消去され、2つ目の保留表示がシフトされる。このとき、保留表示が変化することを示唆する示唆演出として、演出表示装置9において、表示領域の右側から黒い矢が飛んでくる(第1演出態様)表示制御がおこなわれる(図35(G))。
Thereafter, the variation display of the effect symbol stops (FIG. 35 (F)), and when the variation display based on the hold information corresponding to the first hold display is started, the first hold display is erased. The first hold display is shifted. At this time, as the suggestion effect suggesting that the hold display changes, the
そして、変化タイミングがシフト回数2に決定され、最終表示態様が第1特別態様に決定されている場合には、図35(H1)に示すように、シフトのタイミングで、合算保留記憶表示部18cの1つ目の保留表示(図34(B)で新たに表示された特殊態様の保留表示に相当)に黒い矢が刺さる演出(第1演出態様の示唆演出(成功パターン))が行われるとともに、黒い矢が刺さった保留表示が特殊態様から第1特別態様(本例では「○」内に「×」が含まれる)に変化して表示される。また、変化タイミングがシフト回数2に決定され、最終表示態様が第2特別態様に決定されている場合には、図35(H2)に示すように、シフトのタイミングで、合算保留記憶表示部18cの1つ目の保留表示(図34(B)で新たに表示された特殊態様の保留表示に相当)に黒い矢が刺さる演出(第2演出態様の示唆演出(成功パターン))が行われるとともに、黒い矢が刺さった保留表示が特殊態様から第2特別態様(本例では「○」内に「×」が2つ含まれる)に変化して表示される。
Then, when the change timing is determined as the number of
図33に示すように、この実施の形態では、第1先読み演出パターンにもとづく先読み演出では、予告対象となる変動表示(保留情報)に対応する保留表示が、一旦特殊態様で表示されることなく、最終表示態様の第1特別態様または第2特別態様で表示される。このとき、最終表示態様に表示されるタイミングは、始動入賞のタイミングの他に、任意のシフトタイミングを含む。また、図34および図35に示すように、第2先読み演出パターンにもとづく先読み演出では、予告対象となる変動表示(保留情報)に対応する保留表示が、始動入賞のタイミングで特殊態様で表示され、任意のシフトタイミングで最終表示態様の第1特別態様または第2特別態様で表示される。このように、この実施の形態では、複数のタイミングで保留表示を第1特別態様または第2特別態様に変化させて表示することが可能であるため、保留表示の表示態様を変化させるタイミングに多様性を持たせることができるとともに、保留表示が特殊態様で表示されたときには、保留表示に対応する保留記憶にもとづく可変表示が開始されるまでに、保留表示を特殊態様から第1特別態様または第2特別態様に変化させて表示するため、遊技興趣を向上させることができる。 As shown in FIG. 33, in this embodiment, in the prefetching effect based on the first prefetching effect pattern, the hold display corresponding to the change display (holding information) to be notified is not once displayed in a special mode. The final display mode is displayed in the first special mode or the second special mode. At this time, the timing displayed in the final display mode includes an arbitrary shift timing in addition to the start winning timing. As shown in FIGS. 34 and 35, in the pre-reading effect based on the second pre-reading effect pattern, the hold display corresponding to the change display (holding information) to be notified is displayed in a special manner at the timing of the start winning prize. The final display mode is displayed in the first special mode or the second special mode at an arbitrary shift timing. As described above, in this embodiment, since the hold display can be changed to the first special mode or the second special mode and displayed at a plurality of timings, there are various timings for changing the display mode of the hold display. When the hold display is displayed in the special mode, the hold display is changed from the special mode to the first special mode or the first special mode until the variable display based on the hold storage corresponding to the hold display is started. Since the display is changed into two special modes, it is possible to improve game entertainment.
図36は、変動時間の短縮が実行される場合における演出表示装置9の表示状態例を示す図である。図36(A)は、演出表示装置9において演出図柄の変動表示が実行されている状態を示す図である。尚、図36(A)に示す状態では、合算保留記憶表示部18cに合計短縮判定値と同一数である4個の保留表示が表示されている。そして、この図36(A)に示す演出図柄の変動中に始動入賞が発生し、該始動入賞にもとづく保留記憶の保留表示において第2先読み演出パターンが決定されると、図36(B)に示すように、合算保留記憶表示部18cにおいて新たな保留表示が特殊態様にて表示される。尚、このとき、始動入賞が発生したことにより、合算保留記憶表示部18cには5個の保留表示が表示される。
FIG. 36 is a diagram illustrating a display state example of the
図36(B)に示すように、演出図柄がはずれを示す組み合わせで導出表示された後は、演出図柄の加速しながらの変動表示が開始されるとともに(短縮待機期間)、合算保留記憶表示部18cから先頭の保留表示が消去される(図18参照)。そして、演出図柄の加速が終了し、演出図柄の等速での変動表示が開始されると、短縮可能期間となる。この短縮可能期間となると、図36(C)に示すように、演出表示装置9の表示画面には、操作ボタン50の押下操作により変動表示の短縮が可能である旨の短縮操作可能表示が開始される。
As shown in FIG. 36 (B), after the effect symbol is derived and displayed with a combination indicating a deviation, the effect symbol is accelerated and displayed while accelerating (shortened waiting period), and the total pending storage display unit The first hold display is deleted from 18c (see FIG. 18). Then, when the acceleration of the effect symbol is finished and the variable display of the effect symbol is started at a constant speed, a shortenable period is reached. When this shortenable period is reached, as shown in FIG. 36 (C), on the display screen of the
そして、この短縮可能期間において遊技者により操作ボタン50の押下操作が実行されると、図36(D)に示すように、該操作時点から短縮可能期間の終了時点である「左」の演出図柄の停止が開始される直前までの期間までの変動表示と該変動表示に伴う演出とがカットされることにより変動表示の短縮が実行され、演出表示装置9において「左」と「右」に同一の演出図柄が表示されるリーチ状態となる。
Then, when the player presses down the
尚、特殊態様にて表示されている保留表示が、当該短縮された期間中において示唆演出が実行されて特別態様(例えば、第2特別態様)に変化するはずであった場合、つまり、示唆演出が実行されて特殊態様にて表示されている保留表示が特殊態様に変化する前に操作ボタン50が操作されて短縮が実行された場合には、図36(D)に示すように、変動時間が短縮された際に、特殊態様にて表示されている保留表示の表示態様が特別態様(例えば、第2特別態様)に変化する。
Note that the hold display displayed in the special mode is supposed to change to the special mode (for example, the second special mode) during the shortened period, that is, the suggested mode, that is, the suggestion mode. When the
尚、特に図示はしないが、示唆演出が実行されて特殊態様にて表示されている保留表示が特別態様に変化した後に操作ボタン50が押下操作されて短縮が実行された場合は、短縮が実行される前に既に保留表示が変化しているので、短縮によって保留表示の表示態様が変化することはない。
Although not shown in particular, when the suggestion effect is executed and the hold display displayed in the special mode is changed to the special mode and the
また、短縮が実行された後、当該変動表示が終了するまでは、演出表示装置9において図36(E)に示すように、短縮により実行されなかった演出の報知表示が実行される。そして、演出図柄の変動表示の終了タイミングとなると、図36(F)に示すように、短縮により実行されなかった演出の報知表示が消去されるとともに、演出図柄が大当りまたははずれを示す組み合わせで停止表示される。
In addition, after the shortening is executed, until the change display is finished, the
以上に説明したように、この実施の形態では、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、入賞時判定処理等を実行することによって実現される、始動入賞時に変動表示の表示結果および変動パターンを判定する判定手段を備えている。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、先読み演出決定処理や演出図柄変動開始処理等を実行することによって実現される、判定手段による判定結果にもとづいて保留記憶に対応する保留表示(合算保留記憶表示部18cにおける保留記憶)を第1特別態様または第2特別態様で表示させる先読み演出を実行する演出実行手段を備えている。そして、演出実行手段は、複数のタイミング(始動入賞のタイミングやシフトタイミングなど)で保留表示を第1特別態様または第2特別態様に変化させて表示することが可能であり、保留表示が特殊態様で表示されたときは、保留表示に対応する保留記憶にもとづく可変表示が開始されるまでに、その保留表示を特殊態様から第1特別態様または第2特別態様に変化させて表示するように制御するように構成されている。そのように構成されていることによって、複数のタイミングで保留表示を第1特別態様または第2特別態様に変化させて表示することが可能であるため、保留表示の表示態様を変化させるタイミングに多様性を持たせることができるとともに、保留表示が特殊態様で表示されたときには、保留表示を特殊態様から第1特別態様または第2特別態様に変化させて表示するため、遊技興趣を向上させることができる。
As described above, in this embodiment, the
また、この実施の形態では、演出制御用マイクロコンピュータ100は、先読み演出決定処理や演出図柄変動開始処理等を実行することによって実現される、保留表示の表示態様が変化するか否かを示唆する示唆演出(示唆演出(成功パターン)および示唆演出(通過パターン))を実行する示唆演出実行手段を備えている。そして、示唆演出実行手段は、保留表示が特殊態様で表示されているときには、保留表示が特殊態様で表示されていないときに比べて高い頻度で示唆演出を実行するように構成されている。そのように構成されていることによって、保留表示が特殊態様で表示されたときには、高い頻度で示唆演出が実行されるため、期待感を高めることでき、遊技興趣を向上させることができる。
In this embodiment, the
また、この実施の形態では、演出実行手段は、判定手段によって表示結果が大当りとなると判定されたときには、大当りとならないと判定したときに比べて高い割合で判定対象となった保留記憶に対応する保留表示を第2特別態様で表示する。また、演出実行手段は、保留表示を特殊態様から第1特別態様または第2特別態様に変化させて表示する第2先読み演出パターンで先読み演出を行うときには、保留表示を特殊態様で表示することなく第1特別態様または第2特別態様で表示する第1先読み演出パターンで先読み演出を行うときに比べて高い割合で保留表示を第2特別態様で表示するように構成されている。そのように構成されていることによって、保留表示が特殊態様で表示されたときには、大当りとなる期待度が高い第2特別態様で表示される割合が高くなるため、期待感を高めることができ、遊技興趣を向上させることができる。 Further, in this embodiment, the effect execution means corresponds to the holding storage that is the determination target at a higher rate when the determination result determines that the display result is a big hit than when it is determined that the big hit is not made. The hold display is displayed in the second special mode. Further, the effect execution means does not display the hold display in the special mode when performing the pre-read effect in the second prefetch effect pattern that is displayed by changing the hold display from the special mode to the first special mode or the second special mode. The hold display is configured to be displayed in the second special mode at a higher rate than when the prefetch effect is performed in the first prefetch effect pattern displayed in the first special mode or the second special mode. By being configured in this way, when the hold display is displayed in a special mode, the ratio displayed in the second special mode with a high degree of expectation to be a big hit is increased, so that the expectation can be enhanced, Amusement interest can be improved.
また、この実施の形態では、演出実行手段は、所定条件が成立したとき(例えば、第2先読み演出パターンで先読み演出を実行すると決定し、変化タイミングを入賞時(変動回数0)と決定したときの始動入賞のタイミング)に保留表示を特殊態様で表示し、保留表示に対応する保留記憶にもとづく可変表示が開始されるまでの第1タイミング(例えば、始動入賞後に1回目の保留表示のシフトが行われたタイミング)または第1タイミングとは異なる第2タイミング(例えば、始動入賞後に2回目の保留表示のシフトが行われたタイミング)で保留表示を特殊態様から第1特別態様または第2特別態様に変化させて表示することが可能である。そして、演出実行手段は、判定手段によって判定結果が大当りとなると判定されたときと、大当りとならないと判定したときとで、異なる割合で第1タイミングまたは第2タイミングで保留表示を特殊態様から第1特別態様または第2特別態様に変化させて表示するように構成されている。そのように構成されていることによって、保留表示が特殊態様で表示されたときに、どのタイミングで表示態様が変化するかに注目させることができ、遊技興趣を向上させることができる。 Further, in this embodiment, when the execution condition is satisfied (for example, when it is determined that the pre-reading effect is executed with the second pre-reading effect pattern, and the change timing is determined as winning (the number of times of variation is 0)) The start display is displayed in a special manner at the start winning prize timing), and the first hold display is shifted after the start winning is received until the variable display based on the hold storage corresponding to the hold display is started. From the special mode to the first special mode or the second special mode from the special mode at a second timing different from the first timing (for example, the timing at which the second hold display is shifted after the winning award). It is possible to change and display. Then, the effect execution means performs the hold display from the special mode at the first timing or the second timing at different ratios when the determination means determines that the determination result is a big hit and when it is determined that the big hit is not a big hit. The first special mode or the second special mode is changed and displayed. With such a configuration, when the hold display is displayed in a special mode, it is possible to focus on the timing at which the display mode changes, and the game entertainment can be improved.
また、この実施の形態では、演出制御用マイクロコンピュータ100は、先読み演出制限フラグをセットする処理を実行することによって実現される、保留表示が特殊態様で表示されているときには新たに保留表示を特殊態様で表示することを制限する制限手段を備えるように構成されている。そのように構成されていることによって、複数の保留表示が特殊態様で表示されたときに、どの保留表示に注目すればよいか遊技者を混乱させてしまうことを防止することができる。
Further, in this embodiment, the
また、この実施の形態では、演出実行手段は、判定手段によって表示結果が大当りとなると判定されたときには、大当りとならないと判定されたときに比べて、高い割合で判定対象となった保留記憶に対応する保留表示を第2特別態様で表示する。また、演出実行手段は、保留表示を特殊態様から第1特別態様または第2特別態様に変化させて表示する第1先読み演出パターンで先読み演出を行うときに、第1演出(例えば、黒い矢が飛んできて保留表示に刺さる第1演出態様の示唆演出(成功パターン))を行い、保留表示を特殊態様から第1特別態様または第2特別態様に変化させて表示するときと、第1演出とは異なる第2演出(例えば、白い矢が飛んできて保留表示に刺さる第2演出態様の示唆演出(成功パターン))を行い、保留表示を特殊態様から第1特別態様または第2特別態様に変化させて表示するときとがある。そして、演出実行手段は、第1演出が行われるときと第2演出が行われるときとで、異なる割合で保留表示を第1特別態様または第2特別態様に変化させて表示するように構成されている。そのように構成されていることによって、保留表示が特殊態様で表示されたときに、第1演出と第2演出とのいずれが行われるかに注目させることができ、遊技興趣を向上させることができる。 Also, in this embodiment, the effect execution means stores the holding memory that has been subject to determination at a higher rate when the determination result determines that the display result is a big hit than when it is determined that the big hit does not occur. The corresponding hold display is displayed in the second special mode. In addition, when the effect execution means performs the prefetch effect with the first prefetch effect pattern displayed by changing the hold display from the special mode to the first special mode or the second special mode, the first effect (for example, a black arrow is displayed). When the suggestion effect (success pattern) of the first effect mode that flies and sticks to the hold display is performed, the hold display is changed from the special mode to the first special mode or the second special mode, and the first effect is displayed. Performs a different second effect (for example, a suggestion effect (success pattern) of the second effect mode in which a white arrow is flying and sticks to the hold display), and the hold display is changed from the special mode to the first special mode or the second special mode. There are times when it is displayed. The effect execution means is configured to change and display the hold display to the first special mode or the second special mode at different rates when the first effect is performed and when the second effect is performed. ing. By being configured as such, when the hold display is displayed in a special manner, it is possible to focus on which one of the first effect and the second effect is performed, and to improve the game entertainment it can.
なお、この実施の形態では、第1先読み演出パターンにおいて、保留表示が特別態様で表示されるタイミングは、始動入賞のタイミングと、通常態様から第1特別態様または第2特別態様に変化して表示されるシフトタイミングとのいずれかであったが、これに限らず、他のタイミングを含むようにしてもよい。例えば、予告対象の変動表示が開始されるまでの任意のタイミング(具体的には、予告対象の変動表示が開始されるまでに実行される1つの変動表示中または複数の変動表示にまたがった期間)で保留表示を特別態様で表示するようにしてもよい。 In this embodiment, in the first look-ahead effect pattern, the timing at which the hold display is displayed in the special mode is changed from the start winning timing and the normal mode to the first special mode or the second special mode. However, the present invention is not limited to this, and other timings may be included. For example, an arbitrary timing until the display of the subject change notice is started (specifically, one change display executed before the notice subject change display starts or a period spanning a plurality of change displays) ) May be displayed in a special manner.
また、この実施の形態では、第2先読み演出パターンにおいて、保留表示が特殊態様で表示されるタイミングは、始動入賞のタイミングのみであったが、これに限らず、始動入賞のタイミングでは通常態様で表示し、任意のシフトタイミングで特殊態様に変化して表示するようにしてもよいし、予告対象の変動表示が開始されるまでの任意のタイミング(具体的には、予告対象の変動表示が開始されるまでに実行される1つの変動表示中または複数の変動表示にまたがった期間)で保留表示を特殊態様で表示するようにしてもよい。また、第2先読み演出パターンにおいて、特殊態様で表示された保留表示が特別態様に変化するタイミングについても、シフトタイミングに限らず、保留表示が特殊態様で表示されてから、予告対象の変動表示が開始されるまでの任意のタイミング(具体的には、予告対象の変動表示が開始されるまでに実行される1つの変動表示中または複数の変動表示にまたがった期間)であってもよい。 Further, in this embodiment, in the second look-ahead effect pattern, the timing at which the hold display is displayed in a special mode is only the start winning timing, but is not limited thereto, and the start winning timing is a normal mode. It may be displayed and changed to a special mode at an arbitrary shift timing, or may be displayed at any timing until the display of the change of the notice target starts (specifically, the change display of the notice target starts. The suspended display may be displayed in a special manner during one variable display or a period spanning a plurality of variable displays executed until the display is performed. In addition, in the second look-ahead effect pattern, the timing at which the hold display displayed in the special mode changes to the special mode is not limited to the shift timing, and after the hold display is displayed in the special mode, the fluctuating display of the notice target is displayed. It may be an arbitrary timing until it is started (specifically, one variable display being executed or a period spanning a plurality of change displays executed until the start of change display of the notice target).
また、この実施の形態では、先読み演出の演出パターンとして、予告対象となる変動表示(保留情報)に対応する保留表示が、一旦特殊態様で表示されることなく、最終表示態様の第1特別態様または第2特別態様で表示される第1先読み演出パターンと、始動入賞のタイミングで予告対象となる変動表示(保留情報)に対応する保留表示が特殊態様で表示され、任意のシフトタイミングで最終表示態様の第1特別態様または第2特別態様で表示される第2先読み演出パターンとを含むが、第2先読み演出パターンのみ含むようにしてもよい。この場合であっても、先読み演出が行われると、予告対象となる変動表示(保留情報)に対応する保留表示が、一旦特殊態様で表示されるが、特殊態様から特別態様には複数のタイミング(シフトタイミング等の任意のタイミング)で変化されるため、保留表示の表示態様を変化させる演出に多様性を持たせ、遊技興趣を向上させることができる Further, in this embodiment, as a pre-reading effect production pattern, the hold display corresponding to the fluctuating display (hold information) to be notified is not displayed once in a special form, but the first special form of the final display form. Alternatively, the first look-ahead effect pattern displayed in the second special mode and the hold display corresponding to the fluctuating display (holding information) to be notified at the start winning timing are displayed in a special mode, and finally displayed at an arbitrary shift timing. The second prefetch effect pattern displayed in the first special mode or the second special mode of the mode may be included, but only the second prefetch effect pattern may be included. Even in this case, when the pre-reading effect is performed, the hold display corresponding to the fluctuating display (holding information) to be notified is temporarily displayed in a special mode, but there are multiple timings from the special mode to the special mode. Since it is changed at any timing (shift timing, etc.), it is possible to provide a variety of effects for changing the display mode of the hold display, and to improve the gaming interest.
また、この実施の形態では、保留表示が特殊態様で表示されたときには、保留表示は、必ず特殊態様から第1特別態様または第2特別態様に変化させて表示されるが、例えば、特殊態様のまま変化させないようにしてもよい。この場合には、保留表示が特殊態様から特別態様に変化されることなく、その保留表示(保留情報)に対応する変動表示が開始されたときには、特殊態様から特別態様に変化されたときに比べて大当りとなる割合が低くなるように構成することが望ましい。このようにすることで、保留表示の表示態様が特殊態様から特別態様に変化することに対して、より関心を持たせることができる。また、この場合には、保留表示が特殊態様で表示されている状態の方が、通常状態で表示されている状態に比べて、特別態様に変化して表示される割合が高くなるように構成することが望ましい。このようにすることで、保留表示の表示態様が通常態様から特殊態様に変化することに対して関心を持たせることができ、さらに特殊態様で表示されているときの期待感を高めることもできる。 Further, in this embodiment, when the hold display is displayed in a special mode, the hold display is always displayed by changing from the special mode to the first special mode or the second special mode. You may make it not change as it is. In this case, when the variable display corresponding to the hold display (hold information) is started without the hold display being changed from the special form to the special form, compared to when the special display is changed to the special form. It is desirable to configure so that the ratio of winning big hits is low. By doing in this way, it can give more interest to the display mode of a hold display changing from a special mode to a special mode. In this case, the state in which the hold display is displayed in the special mode is configured so that the ratio of the display in the special mode is higher than the state in which the hold display is displayed in the normal state. It is desirable to do. By doing this, it is possible to give interest to the change in the display mode of the hold display from the normal mode to the special mode, and it is possible to increase the expectation when the display mode is displayed in the special mode. .
なお、この実施の形態では、示唆演出として、演出表示装置9において所定の表示制御が行われているが、これとともに(またはこれに代えて)、スピーカ27L、28Rから音声を出力する演出や、ランプを点灯させる演出などを行うようにしてもよい。また、この実施の形態では、示唆演出は、保留表示の変化に作用する演出(矢が突き刺さる(または通過する))であり、演出結果に応じて保留表示が変化するが(矢が突き刺さると保留表示が変化する)、必ずしも保留表示の変化に作用する演出としなくてもよい。例えば、保留表示の表示態様を変化させる場合と変化させない場合とのいずれであっても、示唆演出として、特定の保留表示に矢が突き刺さる演出を行う。そして、保留表示を変化させる場合には、示唆演出によって矢が突き刺さった保留表示を変化させ、変化させない場合には、示唆演出によって矢が突き刺さった保留表示を変化させないようにしてもよい。すなわち、保留表示が変化するときと変化しないときとで、示唆演出の態様(飛んできた矢が特定の保留表示に突き刺さる)は同じであるが、結果(矢が突き刺さった保留表示の表示態様が変化するか否か)が異なるような保留変化演出を行うようにしてもよい。
In this embodiment, as the suggestion effect, predetermined display control is performed in the
なお、上記の実施の形態において、「割合が異なる」とは、A:B=70%:30%や
A:B=40%:60%のような関係で割合が異なるものだけにかぎらず、A:B=100%:0%のような関係で割合が異なるもの(すなわち、一方が100%の割り振りで他方が0%の割り振りとなるようなもの)も含む概念である。
In the above-described embodiment, “the ratios are different” is not limited to those having different ratios such as A: B = 70%: 30% or A: B = 40%: 60%, This is a concept including a ratio that is different in a relationship of A: B = 100%: 0% (that is, one with 100% allocation and the other with 0% allocation).
また、上記の実施の形態では、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、演出制御用マイクロコンピュータ100に対して直接コマンドを送信していたが、遊技制御用マイクロコンピュータ560が他の基板(例えば、図3に示す音声出力基板70やランプドライバ基板35など、または音声出力基板70に搭載されている回路による機能とランプドライバ基板35に搭載されている回路による機能とを備えた音/ランプ基板)に演出制御コマンドを送信し、他の基板を経由して演出制御基板80における演出制御用マイクロコンピュータ100に送信されるようにしてもよい。その場合、他の基板においてコマンドが単に通過するようにしてもよいし、音声出力基板70、ランプドライバ基板35、音/ランプ基板にマイクロコンピュータ等の制御手段を搭載し、制御手段がコマンドを受信したことに応じて音声制御やランプ制御に関わる制御を実行し、さらに、受信したコマンドを、そのまま、または例えば簡略化したコマンドに変更して、演出表示装置9を制御する演出制御用マイクロコンピュータ100に送信するようにしてもよい。その場合でも、演出制御用マイクロコンピュータ100は、上記の実施の形態における遊技制御用マイクロコンピュータ560から直接受信した演出制御コマンドに応じて表示制御を行うのと同様に、音声出力基板70、ランプドライバ基板35または音/ランプ基板から受信したコマンドに応じて表示制御を行うことができる。
In the above-described embodiment, the
また、上記の実施の形態においては、変動時間及びリーチ演出の種類や擬似連の有無等の変動態様を示す変動パターンを演出制御用マイクロコンピュータ100に通知するために、変動を開始するときに1つの変動パターンコマンドを送信する例を示したが、2つ乃至それ以上のコマンドにより変動パターンを演出制御用マイクロコンピュータ100に通知する様にしてもよい。具体的には、2つのコマンドにより通知する場合、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、1つ目のコマンドでは擬似連の有無、滑り演出の有無等、リーチとなる以前(リーチとならない場合には所謂第2停止の前)の変動時間や変動態様を示すコマンドを送信し、2つ目のコマンドではリーチの種類や再抽選演出の有無等、リーチとなった以降(リーチとならない場合には所謂第2停止の後)の変動時間や変動態様を示すコマンドを送信する様にしてもよい。この場合、演出制御用マイクロコンピュータ100は2つのコマンドの組み合わせから導かれる変動時間にもとづいて変動表示における演出制御を行うようにすればよい。尚、遊技制御用マイクロコンピュータ560の方では2つのコマンドのそれぞれにより変動時間を通知し、それぞれのタイミングで実行される具体的な変動態様については演出制御用マイクロコンピュータ100の方で選択を行う様にしてもよい。2つのコマンドを送る場合、同一のタイマ割込内で2つのコマンドを送信する様にしてもよく、1つ目のコマンドを送信した後、所定期間が経過してから(例えば次のタイマ割込において)2つ目のコマンドを送信する様にしてもよい。尚、それぞれのコマンドで示される変動態様はこの例に限定されるわけではなく、送信する順序についても適宜変更可能である。このように2つ乃至それ以上のコマンドにより変動パターンを通知する様にすることで、変動パターンコマンドとして記憶しておかなければならないデータ量を削減することができる。
In the above-described embodiment, in order to notify the
また、上記の実施の形態で示した構成は、パチンコ遊技機にかぎらず、様々な形態の遊技機に適用することができる。例えば、上記の各実施の形態で示した構成を封入循環式のパチンコ機に適用するようにしてもよい。封入循環式のパチンコ機は、そのパチンコ機で用いられる所定数(例えば、50個)の遊技玉が封入領域内(例えば、パチンコ機内)に封入されており、このパチンコ機に設けられた遊技領域に遊技球を発射させ、遊技領域を経由した遊技球を回収部(例えば、各入賞口、アウト口、ファール玉戻り口)を介して回収し、回収した遊技玉を再び遊技領域に発射させるために封入領域内において循環させる。また、そのような封入循環式のパチンコ機では、各入賞口への入賞があった場合に、賞球に代えて、カードユニットに挿入されたカードに賞球数に相当するポイントなどを加算する処理が行われる。 In addition, the structure described in the above embodiment is not limited to pachinko gaming machines and can be applied to various types of gaming machines. For example, the configuration shown in each of the above embodiments may be applied to a sealed circulation pachinko machine. In the enclosed circulation type pachinko machine, a predetermined number (for example, 50) of game balls used in the pachinko machine are enclosed in an enclosed area (for example, in a pachinko machine), and the game area provided in the pachinko machine In order to fire game balls through the game area, collect the game balls via the collection unit (for example, each winning opening, out port, foul ball return opening), and fire the collected game balls again into the game area In the enclosed area. In addition, in such a sealed circulation pachinko machine, when there is a prize at each prize opening, points corresponding to the number of prize balls are added to the card inserted in the card unit instead of the prize balls. Processing is performed.
また、上記の実施の形態では、遊技機としてパチンコ機を例にしたが、本発明を、メダルが投入されて所定の賭け数が設定され、遊技者による操作レバーの操作に応じて複数種類の図柄を回転させ、遊技者によるストップボタンの操作に応じて図柄を停止させたときに停止図柄の組み合わせが特定の図柄の組み合わせになると、所定数のメダルが遊技者に払い出されるスロット機に適用することも可能である。 In the above embodiment, a pachinko machine is taken as an example of the gaming machine. However, according to the present invention, a predetermined number of bets are set by inserting medals, and a plurality of types are set according to the operation of the operation lever by the player. When a symbol is rotated and the symbol is stopped in response to a stop button operation by the player, if the combination of the stopped symbols becomes a specific symbol combination, it applies to a slot machine in which a predetermined number of medals are paid out to the player It is also possible.
また、上記の実施の形態では、高ベース状態においては、短縮非リーチはずれの変動パターンが決定されやすくなることにより、変動時間が短縮されるものの、保留記憶数が増えた場合に、通常の非リーチはずれよりも変動時間が短い短縮変動パターンの決定割合を増やして変動時間を短くすることを行っていないが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、第1保留記憶数が所定数以上となったときや、第2保留記憶数が所定数以上となったとき、或いは、合計保留記憶数が規定数以上となったときに短縮変動パターンに決定される割合を高めることにより、保留記憶数が増えたときには変動時間が短くなって、単位時間において消化される保留記憶数が多くなるようにしても良い。尚、このように、保留記憶数が増えたときには変動時間の短い短縮変動パターンの決定割合を増やすことで、他のノーマルリーチ等の変動パターンの決定割合が変化する場合においては、入賞時判定処理において、保留記憶数が変化しても変動パターンが変化しない共通の判定値等に基づいて変動パターンのカテゴリ(非リーチ、ノーマルリーチ、スーパーリーチ等)に基づいて、先読み演出の実行・非実行や、先読み演出の演出パターンを決定するようにすれば良い。 In the above embodiment, in the high base state, the fluctuation pattern of the shortened non-reach shift is easily determined, so that the fluctuation time is shortened. Although the determination rate of the shortened variation pattern whose variation time is shorter than reach deviation is not increased to shorten the variation time, the present invention is not limited to this. For example, the first reserved memory number is predetermined. By increasing the ratio determined to the shortened variation pattern when the number of the second reserved memory becomes equal to or greater than the predetermined number, or when the total reserved memory number becomes equal to or more than the specified number, When the number of reserved memories increases, the variation time may be shortened, and the number of reserved memories digested per unit time may be increased. In this way, when the number of pending storage increases, by increasing the determination rate of the shortened variation pattern with a short variation time, when the determination rate of the variation pattern such as other normal reach changes, in the winning determination process Based on a common judgment value that does not change the variation pattern even if the number of pending storage changes, based on the variation pattern category (non-reach, normal reach, super reach, etc.) What is necessary is just to determine the production pattern of production.
また、上記の実施の形態では、第1始動入賞と第2始動入賞を区別せずに、入賞した順に変動表示を実行することから、保留記憶表示部18に、第1保留記憶と第2保留記憶とを区別することなく表示する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら保留記憶表示部18において、例えば、第1保留記憶は青色、第2保留記憶は赤色等のように、色や形状、或いは、表示位置の違い等によって、第1保留記憶と第2保留記憶とを識別可能に表示するようにしても良い。 Further, in the above embodiment, since the variable display is executed in the order of winning without distinguishing between the first starting winning and the second starting winning, the first storing and the second holding are displayed in the holding memory display unit 18. The mode of displaying without distinguishing the memory is illustrated, but the present invention is not limited to this. For example, in the reserved memory display unit 18, the first reserved memory is blue and the second reserved memory is red. As described above, the first reserved memory and the second reserved memory may be displayed so as to be distinguishable depending on the color, shape, display position, or the like.
また、上記の実施の形態では、遊技機の一例としてパチンコ遊技機1を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、予め定められた球数の遊技球が遊技機内部に循環可能に内封され、遊技者による貸出要求に応じて貸し出された貸出球や、入賞に応じて付与された賞球数が加算される一方、遊技に使用された遊技球数が減算されて記憶される、所謂、封入式遊技機にも本発明を適用可能である。
In the above embodiment, the
また、本実施の形態では、変動時間及びリーチ演出の種類等の変動態様を示す変動パターンを演出制御用CPU101に通知するために、変動を開始するときに1つの変動パターン指定コマンドを送信する例を示したが、2つ乃至それ以上のコマンドにより変動パターンを演出制御用CPU101に通知するようにしてもよい。具体的には、2つのコマンドにより通知する場合、CPU56は、1つ目のコマンドでは、例えば、擬似連の有無、滑り演出の有無等、リーチとなる以前(リーチとならない場合には所謂第2停止の前)の変動時間や変動態様を示すコマンドを送信し、2つ目のコマンドではリーチの種類や再抽選演出の有無等、リーチとなった以降(リーチとならない場合には所謂第2停止の後)の変動時間や変動態様を示すコマンドを送信するようにしてもよい。この場合、演出制御用CPU101は2つのコマンドの組合せから導かれる変動時間に基づいて変動表示における演出制御を行うようにすればよい。
In the present embodiment, an example of transmitting one variation pattern designation command when starting variation in order to notify the
尚、CPU56の方では2つのコマンドのそれぞれにより変動時間を通知し、それぞれのタイミングで実行される具体的な変動態様については演出制御用CPU101の方で選択を行うようにしてもよい。2つのコマンドを送る場合、同一のタイマ割込内で2つのコマンドを送信するようにしてもよく、1つ目のコマンドを送信した後、所定期間が経過してから(例えば次のタイマ割込において)2つ目のコマンドを送信するようにしてもよい。尚、それぞれのコマンドで示される変動態様はこの例に限定されるわけではなく、送信する順序についても適宜変更可能である。このように2つ乃至それ以上のコマンドにより変動パターンを通知する様にすることで、変動パターン指定コマンドとして記憶しておかなければならないデータ量を削減することができる。
Note that the
また、上記の実施の形態では、図36に示すように、短縮された期間中に示唆演出が実行されて保留表示が変化する場合であったときに、短縮時において保留表示を、特殊態様や特別態様に変化させる形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら短縮が実行されたときに表示されている保留表示に、特殊態様や特別態様に変化させることが決定している、つまり先読み演出の対象とされた保留表示が存在するときには、該保留表示が短縮された変動表示よりも後の変動表示にて特殊態様や特別態様に変化させるものであっても、当該短縮された変動表示において変化させるようにしても良く、このようにすることで、変動表示を短縮するための操作ボタン50の操作を促進することができる。尚、短縮可能期間において操作ボタン50が操作されないことで短縮が実行されなかった場合には、先読み演出の決定時において決定された変化タイミングにおいて保留表示を、特殊態様や特別態様に変化させるようにすれば良い。
Also, in the above embodiment, as shown in FIG. 36, when the suggestion effect is executed during the shortened period and the hold display changes, the hold display is changed to a special mode or Although the form changed to the special mode is illustrated, the present invention is not limited to this, and it is decided to change the hold display displayed when the shortening is performed to the special mode or the special mode. In other words, when there is a hold display that is the target of the pre-reading effect, even if the hold display is changed to a special mode or a special mode in a variable display after the variable display that is shortened, The shortened variation display may be changed, and in this way, the operation of the
また、上記したように、短縮が実行されたときに、既に特殊態様や特別態様に変化させることが決定している保留記憶を特殊態様や特別態様に変化させるのではなく、例えば、短縮が実行されたときに記憶されている保留記憶について先読み演出の対象とされた保留記憶が存在しない場合には、その時点において記憶されている各保留記憶についての入賞時判定結果を、入賞時判定結果記憶バッファを読み込んで特定し、該特定した各保留記憶の入賞時判定結果に基づいて先読み演出を実行、非実行を再決定するようにしても良く、このように操作ボタン50を操作して短縮を行うことにより先読み演出が再決定されて実行されるようにすることで、変動表示を短縮するための操作ボタン50の操作を促進するようにしても良い。
In addition, as described above, when shortening is performed, instead of changing the reserved memory that has already been determined to be changed to the special mode or special mode to the special mode or special mode, for example, the reduction is performed. If there is no reserved memory that is the target of the pre-reading effect for the stored memory stored at the time of the winning, the winning determination result for each reserved memory stored at that time is stored as the winning determination result The buffer may be read and specified, and the pre-reading effect may be re-determined to be executed or not executed based on the determination result at the time of winning of each specified reserved memory, and the
また、上記の実施の形態では、短縮可能期間において操作ボタン50が操作されなかった場合であっても、保留記憶の表示態様を特殊態様や特別態様に変化させる形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら短縮可能期間において操作ボタン50が操作されなかった場合には、該変動表示において変化する予定であった保留記憶の表示態様を特殊態様や特別態様に変化させないようにしても良い(先読み演出の実行中止)。
In the above-described embodiment, although the
また、上記の実施の形態では、リーチ状態となる前のリーチ前演出期間に短縮可能期間を設定した形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、リーチ状態となった後に実行されるリーチ演出期間に短縮可能期間を設定することで、リーチ演出期間を短縮するようにしても良い。 Further, in the above embodiment, the mode in which the shortenable period is set in the pre-reach production period before the reach state is illustrated, but the present invention is not limited to this, and after reaching the reach state You may make it shorten a reach production period by setting a shortenable period in the reach production period performed.
また、上記の実施の形態では、先読み演出の実行が決定されているか否かや、先読み演出が実行されているか否かに関係なく、変動時間の短縮を可能とした形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、先読み演出の実行が決定されていて先読み演出制限フラグがセットされている期間や、特殊態様や特別態様の保留表示が表示されて先読み演出が実行されている期間においては、変動時間の短縮を不能としても良い。特に、先読み演出として、ターゲットの変動表示までのカウントダウン表示を行う場合には、短縮を行うとカウントダウン表示が不自然に見えてしまう場合があるので、これらカウントダウン表示を行う場合においては、変動時間の短縮を不能としても良い。 Further, in the above embodiment, although the execution example of the pre-reading effect has been decided, and the mode in which the variation time can be shortened regardless of whether the pre-reading effect is executed is illustrated, The invention is not limited to this, the period when the pre-reading effect execution is determined and the pre-reading effect restriction flag is set, the special mode or the special mode hold display is displayed, and the pre-reading effect is executed. In a certain period, the fluctuation time may not be shortened. In particular, as a look-ahead effect, when performing a countdown display until the target fluctuation display, the countdown display may appear unnatural if shortened. Shortening may be disabled.
また、上記の実施の形態では、変動表示中において操作ボタン50を操作することで、変動表示中の変動時間を短縮可能とした形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、保留記憶の入賞時判定結果がリーチ変動パターンに該当する場合には、該保留記憶による変動表示が開示される前に、当該保留記憶に対応する保留表示を短縮可能である旨を示す特定態様にて表示して、該保留記憶にもとづく変動表示を短縮するか否かを変動表示が開始される前、例えば、始動入賞時に事前に受付けて、短縮することを受付けたときには、該保留記憶にもとづく変動表示を短縮するようにしても良い。
Further, in the above-described embodiment, the mode in which the variation time during the variable display can be shortened by operating the
尚、特に図示はしないが、遊技場に設置されたパチンコ遊技機1と、インターネットに接続された管理サーバと、該管理サーバにアクセス可能であって、遊技者が携行する携帯端末(携帯電話機)と、から遊技システム構成し、携帯端末は、パチンコ遊技機1に表示される2次元コード読み取り機能や、管理サーバにて管理される遊技者の遊技履歴やミッションの達成等の遊技実績に応じて該管理サーバにより発行されるパスワードの出力機能等を備え、遊技者がパチンコ遊技機1にて遊技を行った際の遊技履歴データを、2次元コードを読み取ることで携帯端末にて取得し、取得した遊技履歴データを、当該携帯端末を介して管理サーバに送信して、管理サーバにて管理される遊技者の遊技履歴や遊技実績を更新できるようにしても良い。この場合において、例えば、ミッションとして、特定予告を出現させるミッションがある場合に、該特定予告が変動時間の短縮によって実行されなかった場合には、現実として特定予告が出現されなかったことにもとづいて当該ミッションを非達成として扱うようにして2次元コードを出力しても良いし、逆に、当該ミッションを達成として扱うようにして2次元コードを出力しても良い。
Although not specifically shown, a
また、上記の実施の形態では、リーチ変動パターンが大当り変動パターンであってもハズレ変動パターンであっても、変動時間の短縮が可能になっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、短縮操作可能表示を開始して遊技者がボタン操作を行ったときに、ハズレ変動パターンであれば、変動時間の短縮が実行され、大当り変動パターンであれば、変動時間の短縮が実行されないようにしても良い。 Further, in the above embodiment, the variation time can be shortened regardless of whether the reach variation pattern is a big hit variation pattern or a loss variation pattern, but the present invention is not limited to this. When the player performs a button operation after starting the display for shortening operation, if the loss variation pattern, the variation time is shortened, and if the big hit variation pattern, the variation time is not shortened. You may do it.
また、上記の実施の形態では、遊技者の操作によりリーチ前演出が短縮されても、短縮されなくても、その後のリーチ演出は同一のものが実行されるようになっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、短縮されていない場合に実行されるリーチ演出と、短縮された場合に実行されるリーチ演出と、を異なるリーチ演出にしても良い。 Further, in the above embodiment, even if the pre-reach effect is shortened or not shortened by the player's operation, the same reach effect is executed thereafter. Is not limited to this, and the reach effect executed when not shortened and the reach effect executed when shortened may be different reach effects.
また、上記の実施の形態では、先読み演出の対象となった保留表示に対応する変動表示においても、リーチ変動パターンや合計保留記憶数等の条件を満たせば変動時間を短縮できる形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら先読み演出の対象となった保留表示に対応する変動表示については、変動時間の短縮を不能とするようにしても良い。 In the above embodiment, the variation time corresponding to the hold display that is the target of the pre-reading effect can be shortened if the conditions such as the reach variation pattern and the total number of reserved memories are satisfied. However, the present invention is not limited to this, and it is possible to make it impossible to shorten the variation time for the variable display corresponding to the hold display that is the target of these prefetch effects.
また、上記の実施の形態では、リーチ変動パターンや合計保留記憶数等の条件を満たす場合において、短縮可能期間内において操作ボタン50が操作されたときには、100%の確率で変動時間の短縮を決定する形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、操作ボタン50が操作された場合に、抽選等を実行して、操作ボタン50が操作されても所定の割合で変動時間の短縮を決定しないようにしても良い。
In the above embodiment, if the
また、上記の実施の形態では、遊技者が操作ボタン50の操作を行った場合に変動時間の短縮が実行される形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、変動時間を短縮する契機は、遊技者が操作ボタン50の操作を行った場合に限らず、例えば、変動表示中に始動入賞が入った場合や、保留記憶数が所定個数以上になった場合などであっても良い。
Further, in the above-described embodiment, a mode in which the variation time is shortened when the player operates the
また、上記の実施の形態では、リーチ状態となる前に実行されるリーチ前演出として、演出図柄の仮停止と再変動とが実施される擬似連の演出を実行する形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらリーチ前演出として、演出図柄の仮停止と再変動を伴うことなく、複数の予告を連続して実行する演出(連続予告演出)を実行するものであっても良く、この場合にあっては、連続予告演出が実行されて演出図柄がリーチ状態となるまでの期間を短縮するようにすれば良い。 In the above embodiment, as a pre-reach effect that is executed before reaching the reach state, a pseudo-continuous effect in which the temporary stop and re-variation of the effect symbol is executed is illustrated. However, the present invention is not limited to this, and as these pre-reach effects, an effect of continuously executing a plurality of notices (continuous notice effect) is executed without temporary stopping and re-variation of the effect symbols. In this case, the period from when the continuous notice effect is executed until the effect symbol reaches the reach state may be shortened.
また、上記の実施の形態では、擬似連の演出をリーチ状態となる前に実行する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら擬似連の演出や、上記した連続予告演出等を、リーチ状態となった後のリーチ演出期間において実行するようにしても良く、これらリーチ状態となった後のリーチ演出期間において擬似連や連続予告演出等を実行する場合にあっては、これらリーチ演出期間における擬似連演出や連続予告演出等を実行する期間について短縮の対象期間とするようにすれば良い。 Further, in the above embodiment, an example in which a pseudo-run effect is executed before reaching the reach state is illustrated, but the present invention is not limited to this, and the pseudo-run effect or the above-described continuous The notice effect may be executed in the reach effect period after reaching the reach state, and in the case where the pseudo-ream or continuous notice effect is executed in the reach effect period after reaching the reach state. In such a reach production period, a period for executing a pseudo-continuous production, a continuous notice production, or the like may be set as a target period for shortening.
尚、これらリーチ演出期間において擬似連演出や連続予告演出等を実行するものについては、演出図柄が複数回においてリーチ状態となることがあるので、短縮可能期間とするリーチ状態となる前の期間としては、1の変動表示において最後に演出図柄がリーチ状態となるまでの期間とすれば良い。 In addition, for those that perform pseudo-continuous effects, continuous notice effects, etc. during these reach production periods, the production symbols may reach reach multiple times, so the period before reaching the reach state that can be shortened May be a period until the effect symbol is finally reached in one variation display.
本発明は、パチンコ遊技機などの遊技機に適用可能であり、特に、複数の可変表示手段を備えた遊技機であって、それらの可変表示手段において同時に可変表示が実行されない遊技機に好適に適用される。 The present invention can be applied to a gaming machine such as a pachinko gaming machine, and is particularly suitable for a gaming machine having a plurality of variable display means, in which variable display is not executed simultaneously on these variable display means. Applied.
1 パチンコ遊技機
8a 第1特別図柄表示器
8b 第2特別図柄表示器
9 演出表示装置
13 第1始動入賞口
14 第2始動入賞口
20 特別可変入賞球装置
31 遊技制御基板(主基板)
56 CPU
560 遊技制御用マイクロコンピュータ
80 演出制御基板
100 演出制御用マイクロコンピュータ
101 演出制御用CPU
109 VDP
DESCRIPTION OF
56 CPU
560
109 VDP
Claims (3)
未だ開始していない可変表示に関する情報を、保留記憶として記憶可能な保留記憶手段と、
前記保留記憶手段に記憶されている保留記憶に対応した保留表示を表示する保留表示手段と、
前記有利状態に制御するか否かを決定する決定手段と、
前記決定手段の決定前に、前記有利状態に制御されるか否かを判定する判定手段と、
を備え、
前記保留表示手段による保留表示の表示態様は、通常態様と、該通常態様とは異なる態様である特殊態様と、該通常態様および該特殊態様とは異なる態様である特別態様とを含み、
前記判定手段の判定にもとづいて、判定対象となった保留記憶に対応する保留表示を特別態様で表示する保留予告演出を実行可能な演出実行手段と、
保留表示の表示態様が特別態様に変化することを示唆する示唆演出を実行する示唆演出実行手段と、
をさらに備え、
前記演出実行手段は、
複数のタイミングで保留表示を特別態様に変化させて表示することが可能であり、
特殊態様で保留表示が表示されたときは、該保留表示に対応する保留記憶にもとづく可変表示が開始されるまでに該保留表示を特殊態様から特別態様に変化させて表示することが可能であるとともに、該保留表示を特殊態様のまま変化させずに表示することも可能であり、
前記示唆演出実行手段は、保留表示が特殊態様で表示されているときには、保留表示が特殊態様で表示されていないときに比べて高い頻度で示唆演出を実行するとともに、第1示唆演出と該第1示唆演出とは異なる第2示唆演出とを実行可能であって、
前記第2示唆演出が実行される場合は、前記第1示唆演出が実行される場合よりも保留表示の表示態様が特別態様に変化する割合が高いとともに、前記有利状態に制御される割合も高く、
前記示唆演出実行手段は、特殊態様の保留表示がそのまま変化せずに表示される場合に、前記第1示唆演出または前記第2示唆演出を異なるタイミングで実行可能であって、各タイミングにおいて前記第1示唆演出または前記第2示唆演出を共通する割合で実行可能である
ことを特徴とする遊技機。 A gaming machine that performs variable display and can be controlled to an advantageous state advantageous to the player,
A hold storage means capable of storing information relating to variable display that has not yet started as a hold storage;
A hold display means for displaying a hold display corresponding to the hold storage stored in the hold storage means;
Determining means for determining whether to control to the advantageous state;
A determination means for determining whether or not to be controlled to the advantageous state before the determination means;
With
The display mode of the hold display by the hold display means includes a normal mode, a special mode that is a mode different from the normal mode, and a special mode that is a mode different from the normal mode and the special mode,
On the basis of the determination by the determination means, an effect execution means capable of executing a hold notice effect that displays the hold display corresponding to the hold memory that is the determination target in a special mode;
Suggestion effect execution means for executing an suggestion effect suggesting that the display mode of the hold display changes to a special mode;
Further comprising
The production execution means
It is possible to change the hold display to a special mode and display it at multiple timings,
When the hold display is displayed in a special mode, the display can be changed from the special mode to the special mode before the variable display based on the hold memory corresponding to the hold display is started. At the same time, it is possible to display the hold display without changing it in a special mode,
The suggestion effect execution means executes the suggestion effect at a higher frequency when the hold display is displayed in the special mode than when the hold display is not displayed in the special mode, and the first suggestion effect and the first It is possible to execute a second suggestion effect different from the first suggestion effect,
When the second suggestion effect is executed, the ratio of the display mode of the hold display changing to the special mode is higher than that when the first suggestion effect is executed, and the rate of control to the advantageous state is also higher. The
The suggestion effect executing means can execute the first suggestion effect or the second suggestion effect at different timings when the special mode hold display is displayed as it is, and the first suggestion effect execution unit can execute the first suggestion effect at each timing. A gaming machine characterized in that one suggestion effect or the second suggestion effect can be executed at a common rate .
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 The respective ratios at which the first suggestion effect or the second suggestion effect is executed are different depending on whether the display mode of the hold display is displayed in a special mode or not. Game machines.
ことを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の遊技機。 The suggestive effects include a first mode that can be executed when the hold display changes to a special mode, and a second mode that can be executed when the hold display does not change to a special mode. The first mode and the second mode the gaming machine according to any one of claims 1-2, characterized in that it has a common representation embodiment halfway suggestion effect it is.
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