JP6257811B2 - 超音波処置具 - Google Patents

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Description

本発明は、超音波処置具に関する。
超音波振動を利用して、生体組織を処置する方法がある。このような処置に用いられる超音波処置具が知られている。例えば日本国特開2008−229357号公報には、このような超音波処置具に係る技術が開示されている。超音波処置具では、超音波振動子は繰り返し使用されるのに対して、振動するプローブの生体組織と接触する先端側の部分は交換可能であることが求められる。日本国特開2008−229357号公報に開示された超音波処置具では、プローブの先端部は、プローブの超音波振動子側の部分に対してねじで締結されている。また、例えば国際公開第98/27874号には、プローブの延伸方向を変化させられるように、プローブの一部に球状の突起とすり鉢状の凹部とが互いに押し付けられた構造を有する超音波処置具が開示されている。
日本国特開2008−229357号公報に開示されている超音波処置具のように、プローブの先端部が基端側の部分に対してねじで固定されるよりも、単にプローブの先端部が基端側の部分に対して押し付けられているだけの方がプローブの先端部の交換は容易である。また、国際公開第98/27874号のように、先端側と基端側とが球状の突起とすり鉢状の凹部とで接していると、接触部分は線状となり振動の伝達効率が低下しやすい。また、振動の伝達効率を考えると振動特性と接続部分の位置関係とを検討する必要がある。
本発明は、超音波振動の伝達効率がよい超音波処置具を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、超音波処置具は、基準線に沿って振動を伝達するように構成された中実の第1の振動伝達部材と、前記第1の振動伝達部材に対して非ねじ式で接続されて前記第1の振動伝達部材とともに前記基準線に沿って振動を伝達するように構成された中実の第2の振動伝達部材とを備え、前記第1の振動伝達部材と前記第2の振動伝達部材とによって伝達された振動を用いて生体組織を処置する超音波処置具であって、前記第1の振動伝達部材と前記第2の振動伝達部材との境界位置における前記第1の振動伝達部材の境界面は、前記第2の振動伝達部材と面で接触し、前記基準線に対して垂直な面を含み、前記垂直な面が前記振動の腹位置となるように構成された第1の接触領域と、前記第2の振動伝達部材と接触していない第1の非接触領域とを含む。
本発明によれば、超音波振動の伝達効率がよい超音波処置具を提供できる。
図1は、一実施形態に係る超音波処置システムの構成例の概略を示す図である。 図2は、ハンドピース本体、超音波振動子及び超音波伝達部材の構成例の概略を示す図である。 図3は、ハンドピース先端部及びプローブ部材の構成例の概略を示す図である。 図4は、ハンドピース本体及び超音波伝達部材と、ハンドピース先端部及びプローブ部材とが接続された様子の一例を示す図である。 図5は、接続された状態における超音波振動子、超音波伝達部材及びプローブ部材の構成例の概略を示す図である。 図6は、超音波伝達部材の振動子側伝達部とプローブ部材のプローブ側伝達部とが接続している状態における接続位置の一例を示す図である。 図7は、振動子側伝達部の先端側の第1の面の一例を示す図である。 図8は、周波数差分に対する腹位置のずれ量の数値計算結果の一例を示す図である。 図9は、第1の変形例における振動子側伝達部とプローブ側伝達部との構成例を一例を示す図である。 図10は、第2の変形例における振動子側伝達部とプローブ側伝達部との構成例を一例を示す図である。 図11は、第3の変形例における振動子側伝達部とプローブ側伝達部との構成例を一例を示す図である。 図12は、第4の変形例における振動子側伝達部とプローブ側伝達部との構成例を一例を示す図である。 図13は、第5の変形例における振動子側伝達部とプローブ側伝達部との構成例を一例を示す図である。 図14は、第6の変形例における振動子側伝達部とプローブ側伝達部との構成例を一例を示す図である。 図15は、第7の変形例における振動子側伝達部とプローブ側伝達部との構成例を一例を示す図である。
本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態に係る超音波処置システム1の構成例の概略を図1に示す。この図に示すように、超音波処置システム1は、超音波によって処置を行うための処置具10と、処置具10に電力を供給する電源装置80と、フットスイッチ90とを備える。
処置具10は、ハンドピース20と、ハンドピース20から突出している先端プローブ180とを含む。ハンドピース20内には、後述する超音波振動子が設けられている。超音波振動子で発生した振動は、ハンドピース20内に設けられた超音波伝達部材を介して先端プローブ180へと伝達される。その結果、先端プローブ180は、超音波振動する。以降の説明では、先端プローブ180側を先端側と称し、ハンドピース20側を基端側と称することにする。
ハンドピース20には、入力部22が設けられている。入力部22は、超音波振動子を駆動させるための指示を入力するための部位である。入力部22は、複数種類の超音波振動子の駆動に対応した複数種類の入力が行われるように、複数のスイッチを含んでいてもよい。入力部22は、電源装置80に接続されている。また、ハンドピース20内の超音波振動子は、電源装置80に接続されている。電源装置80は、入力部22への入力を検出し、それに応じた電力を超音波振動子に供給する。
フットスイッチ90は、ハンドピース20に設けられた入力部22と同様の機能を有する。すなわち、フットスイッチ90には、入力部22と同様にスイッチが設けられている。フットスイッチ90は、入力部22と同様に複数のスイッチを含んでいてもよい。電源装置80は、フットスイッチ90への入力を検出したら、それに応じた電力を超音波振動子に供給する。
処置を行う際には、ユーザは、ハンドピース20を保持し、超音波振動する先端プローブ180を処置対象である生体組織に接触させる。このとき、ユーザは、入力部22又はフットスイッチ90を操作して超音波振動子を振動させる。超音波振動子で発生した振動は、先端プローブ180に伝達される。振動する先端プローブ180と生体組織が接触すると、摩擦によって熱が発生する。この熱によって、処置対象である生体組織の切開などの処置がなされる。なお、超音波処置システム1は、超音波振動のみならず、先端プローブ180を電極とする高周波処置具としても機能するものであってもよい。この場合、超音波処置システム1は、超音波振動と高周波電力とによって生体組織を処置する。
先端プローブ180を含む部分は、衛生のため、使い捨てであることが好ましい。一方で、超音波振動子を含む部分は、高価であるため、繰り返し使えることが好ましい。そこで、本実施形態に係る処置具10では、ハンドピース20の基端側であるハンドピース本体30と、先端プローブ180を支持するハンドピース先端部50とが着脱するように構成されている。
ハンドピース本体30とハンドピース先端部50との接続、並びに、超音波振動子及び超音波伝達部材と先端プローブ180との接続について、図2乃至図4を参照して説明する。
図2は、超音波振動子110を含むハンドピース本体30の構成例の概略を示す。ハンドピース本体30は、およそ円筒形状をしており、その中心軸に沿って内部に空間を有する。ハンドピース本体30は、耐熱性を有するとともに電気絶縁性を有するプラスチック材などで形成されていることが好ましい。
ハンドピース本体30の内部空間の基端側には、超音波振動子110が配置されている。超音波振動子110は、例えばボルト締めランジュバン振動子(bolt−clamped Langevine type transducer;BLT)型の超音波振動子である。超音波振動子110には、第1の配線111及び第2の配線112を介して電源装置80から電力が供給される。この電力に応じて超音波振動子110は、超音波振動する。超音波振動子110には、BLT型の振動子に限らず、各種振動子が用いられ得る。
超音波振動子110の先端側には、超音波伝達部材120が設けられている。超音波伝達部材120は、振動子接続部122と、ホーン124と、フランジ126と、振動子側伝達部130とを含む。超音波振動子110の先端側は、振動子接続部122の基端側に強固に固定されている。振動子接続部122の先端側には、振動子接続部122と一体的にホーン124が形成されている。ホーン124は、その中心軸に沿って基端側から先端側に向かって細くなる形状を有している。ホーン124は、超音波振動子110で発生する超音波振動の振幅を拡大する。ホーン124の先端側には、ホーン124と一体的にフランジ126が形成されている。フランジ126の先端側には、フランジ126と一体的に細長い円筒形状をした振動子側伝達部130が形成されている。振動子側伝達部130の直径は、その長手軸に沿ってほぼ同一となっている。なお、後に詳述するように、振動子側伝達部130の先端側の面である第1の面132には、凹部133が形成されている。超音波伝達部材120は、例えばチタン合金材やステンレス合金材、アルミニウム合金材等の音響特性が良好な金属材で形成されている。
フランジ126は、ハンドピース本体30に対して固定されている。なお、超音波振動子110及び超音波伝達部材120は、フランジ126以外においては、ハンドピース本体30の内壁と接触していない。このようにして、超音波振動子110及び超音波伝達部材120は、ハンドピース本体30の内部の空間に固定されている。超音波伝達部材120の振動子側伝達部130は、ハンドピース本体30の内部空間に長手軸に沿って配置されることになり、振動子側伝達部130の先端部は、ハンドピース本体30の先端部付近に位置している。
ハンドピース本体30の先端部付近の内面には、溝34が形成されている。溝34は、ハンドピース本体30の先端側の縁部に開口が形成されるように設けられている。溝34は、開口から基端側に延びた後に、円周方向に傾いて基端側に斜めに延び、さらに円周方向に延びて、最奥部において先端側に戻る形状に形成されている。この溝の幅は、後述するピンの外径よりもわずかに大きい。溝34は、1つであってもよいが、複数であることが好ましい。
図3は、先端プローブ180及びハンドピース先端部50を含む部分の構成例の概略を示す。ハンドピース先端部50は、およそ円筒形状をしており、その中心軸に沿って内部に空間を有する。ハンドピース先端部50について、その長手軸に沿って先端部分51、中央部分52及び基端部分53に分けて説明する。中央部分52において、ハンドピース先端部50の外径は、ハンドピース本体30の外径とほぼ一致している。中央部分52よりも先端側の先端部分51において、ハンドピース先端部50の外径は、先端方向に向かって徐々に細くなっている。中央部分52よりも基端側の基端部分53において、ハンドピース先端部50の外径は、ハンドピース本体30の内径よりも細くなっている。
ハンドピース先端部50の基端部分53には、基端部分53よりもさらに外径が細くなっているくぼみ55が設けられている。このくぼみ55には、ハンドピース先端部50の中心軸とその中心軸が一致するようにスライダリング60が嵌め込まれている。スライダリング60の内径は、くぼみの外径よりもわずかに大きい。したがって、スライダリング60は、くぼみ55内で、その長手軸に沿って移動できる。スライダリング60の外周には、ハンドピース本体30の溝34に対応してピン62が設けられている。すなわち、例えば2つの溝34がハンドピース本体の内周面に180°の間隔で設けられているとき、スライダリングの外周には、2つのピン62が180°の間隔で設けられる。
また、くぼみ55には、ハンドピース先端部50の中心軸とその中心軸が一致するようにコイルバネ68が設けられている。コイルバネ68は、スライダリング60よりも基端側に設けられている。コイルバネ68は、スライダリング60を先端側に押すように、スライダリング60に力を加える。また、コイルばね68は、ハンドピース先端部50を基端側に押すように、くぼみ55の基端側の面に力を加える。
ハンドピース先端部50の内部には、先端プローブ180を含むプローブ部材190が配置されている。プローブ部材190は、例えばチタン合金材、ステンレス合金材、アルミニウム合金材等の音響特性が良好な金属材で形成されている。プローブ部材190は、先端側から、先端プローブ180と、フランジ172と、プローブ側伝達部160とを含む。すなわち、先端プローブ180の基端側には、フランジ172が設けられている。さらにフランジ172の基端側には、プローブ側伝達部160が設けられている。
本実施形態では、プローブ側伝達部160の外径は、振動子側伝達部130の外径と等しい。先端プローブ180の外径は、プローブ側伝達部160の外径以下である。したがって、先端プローブ180の外径とプローブ側伝達部160の外径とが異なるとき、フランジ172が設けられている部分において、プローブ部材190は、基端側から先端側に向けて徐々に細くなる。
プローブ部材190のフランジ172は、ハンドピース先端部50に固定されている。プローブ部材190のフランジ172部分以外の部位は、ハンドピース先端部50の内壁と接触していない。このように、プローブ部材190は、ハンドピース先端部50の内部空間に、その長手軸とハンドピース先端部50の長手軸とを一致させるように支持されている。また、プローブ側伝達部160の基端側の面である第2の面162は、ハンドピース先端部50の基端側の部分に位置することになる。
図4は、ハンドピース本体30にハンドピース先端部50が装着された状態の概略を示す。図4に示すように、スライダリング60のピン62は、ハンドピース本体30の先端側の内面に形成された溝34の最奥部に挿入されている。コイルバネ68の弾性力によって、スライダリング60には、先端方向への力が掛かっているので、ピン62は、溝34の最奥部に掛かって固定される。このとき、ハンドピース本体30の先端側の内壁は、ハンドピース先端部50の基端部分53の先端側の外壁と対向することになる。また、ハンドピース本体30の先端の面は、ハンドピース先端部50の中央部分52の基端側の面と対向することになる。
スライダリング60はハンドピース本体30に対して固定されるので、コイルバネ68の弾性力は、ハンドピース先端部50のくぼみ55の基端側の面を基端方向に押すように作用する。したがって、ハンドピース先端部50は、全体として基端方向に押し付けられる。
プローブ部材190はハンドピース先端部50に固定されているので、プローブ部材190は、超音波伝達部材120に対して基端方向に押し付けられる。すなわち、超音波伝達部材120とプローブ部材190とは、超音波伝達部材120の先端側の第1の面132とプローブ部材190の基端側の第2の面162とが互いに押し付けられるように設置される。このようにして、超音波振動子110で発生した振動は、超音波伝達部材120を介してプローブ部材190に伝達されるようになる。
超音波振動子110と、超音波伝達部材120と、プローブ部材190とが接続された状態の概略を図5に示す。上述のとおり、超音波振動子110及び超音波伝達部材120は、フランジ126においてハンドピース本体30に固定されている。また、プローブ部材190は、フランジ172においてハンドピース先端部50に固定されている。プローブ部材190は、フランジ172においてハンドピース先端部50から基端方向への外力を受けている。この外力によって、超音波伝達部材120とプローブ部材190とは接続位置150において互いに押し付けられることで接続している。このように、超音波振動子110と、超音波伝達部材120と、プローブ部材190とは、ハンドピース20内で接続される。
超音波振動子110で発生した超音波振動は、超音波伝達部材120を介してプローブ部材190に伝達される。その結果、先端プローブ180は振動する。このように、超音波振動子110、超音波伝達部材120及びプローブ部材190は、全体として1つの振動系を構成する。ここで、この振動系は、振動が阻害されないように、次のように構成されている。
超音波伝達部材120のフランジ126及びプローブ部材190のフランジ172の位置は、振動の節の位置と一致するように設計されている。これは、振動の節位置においては、振動体は変位しないからである。節位置においては、振動体の変位がないので、この部分において、ハンドピース本体30又はハンドピース先端部50と接触していても、ハンドピース本体30又はハンドピース先端部50によって振動は妨げられない。なお、節位置においては、振動体に加わる応力が大きく、振動体の局所的な変形は大きくなる。
一方で、超音波伝達部材120とプローブ部材190との境界である接続位置150は、振動の腹の位置と一致するように設計されている。これは、振動の腹位置においては、振動体の変位が大きい一方で、振動体に加わる応力が小さいため振動体の局所的な変形が小さく、2つの物体の接触状態の変化が生じにくいからである。接続位置150を振動の腹位置に配置することで、超音波伝達部材120からプローブ部材190への振動の伝達は効率的に行われる。
次に、プローブ部材190と超音波伝達部材120との接続位置150の詳細について図6を参照して説明する。プローブ部材190のプローブ側伝達部160は、円筒形状をしている。プローブ側伝達部160の基端側の面である第2の面162は、平面である。超音波伝達部材120の振動子側伝達部130も、円筒形状をしている。振動子側伝達部130の先端側の面である第1の面132の中央部分には、凹部133が設けられている。
境界面である第1の面132を先端側から見たときの構造を図7に示す。図7に示すように、第1の面132のうち、第2の面162と接する部分である接触面134は、円環形状をしている。凹部133の底面部分136は、円形である。接触面134の周縁部は面取りされており、接触面134に対して傾斜を成す面取り部分135が形成されている。また、接触面134の内周にも傾斜面137が形成され、底面部分136につながっている。なお、ここでは、凹部133の底面部分136が円形であり、接触面134が円環形状である場合も例を示したが、これに限らない。例えば凹部133の底面部分136は、四角形であり、接触面134は、四隅に角を有する環形状であってもよい。
第1の面132に凹部133が設けられていることによって、振動系の実際の共振周波数が理論値と異なることになった場合でも、超音波伝達部材120とプローブ部材190との接続位置150が振動の腹位置となり、超音波伝達部材120からプローブ部材190への振動伝達の効率が低下しにくくなる。図8に、超音波伝達部材120に起因する周波数変化とプローブ部材190に起因する周波数変化との差(周波数差分と称することにする)に対する腹位置のずれ量の関係のシミュレーション結果の一例を示す。図8において、実線は、本実施形態のように第1の面132に凹部133がある場合の関係を示す。破線は、比較例として、第1の面132に凹部133がない場合、すなわち第1の面132が平面である場合の関係を示す。図8に示すように、周波数差分が0のとき、すなわち、超音波伝達部材120の周波数特性とプローブ部材190の周波数特性とが適切に調整されているとき、第1の面132に凹部133があってもなくても、腹位置は超音波伝達部材120とプローブ部材190との境界位置と一致する。第1の面132に凹部133がない場合、周波数差分が大きくなると、それに伴って腹位置のずれ量が大きくなる。これに対して、第1の面132に凹部133がある場合、周波数差分が±1kHz程度あっても腹位置のずれ量はほとんどない。
第1の面132に凹部133が設けられることによって腹位置のずれが抑制される理由について説明する。図6に示すように第1の面132のうち、第2の面162と接触しているのは、接触面134である。それ以外の部分、特に底面部分136は、自由端となっている。すなわち、底面部分136は振動の腹となる。同様に、第2の面162のうち底面部分136と対向する面164も、自由端となっており、振動の腹となる。底面部分136及び底面部分136と対向する面164が振動の腹となることで、接触面134を含む接続位置150も腹位置となりやすい。すなわち、超音波伝達部材120及びプローブ部材190の周波数特性が変化しても、底面部分136及び底面部分136と対向する面164は、自由端であり振動の腹となる。このため、超音波伝達部材120及びプローブ部材190の周波数特性が変化しても、接触面134を含む接続位置150は、腹位置となりやすい。
超音波伝達部材120とプローブ部材190とは設計通りに正確に作製されることが好ましい。しかしながら、製造時に誤差が生じることや、使用回数や経過時間によって振動特性に変化が生じることがある。本実施形態のように超音波伝達部材120の第1の面132に凹部133が設けられることで、製造誤差や経年変化が生じても、腹位置の変化が抑制され、その結果、振動伝達の効率の低下が防止される。
このように、振動子側伝達部130を第1の振動伝達部材とし、プローブ側伝達部160を第2の振動伝達部材としたときに、第1の面132は、第1の振動伝達部材と前記第2の振動伝達部材との境界位置の第1の振動伝達部材の境界面に相当する。すなわち、第1の面132は、基準線となる中心線に沿って第2の振動伝達部材側から第1の振動伝達部材を見たときに見える境界面である。そして、接触面134は、第2の振動伝達部材と面で接触している第1の接触領域に相当し、底面部分136は、第2の振動伝達部材と接触していない第1の非接触領域に相当する。
また、プローブ側伝達部160を第1の振動伝達部材とし、振動子側伝達部130を第2の振動伝達部材としたときに、第2の面162は、第1の振動伝達部材と前記第2の振動伝達部材との境界位置の第1の振動伝達部材の境界面に相当する。すなわち、第2の面162は、基準線となる中心線に沿って第2の振動伝達部材側から第1の振動伝達部材を見たときに見える境界面に相当する。そして、第2の面162のうち接触面134と対向する面は、第2の振動伝達部材と面で接触している第1の接触領域に相当し、底面部分136と対向する面164は、第2の振動伝達部材と接触していない第1の非接触領域に相当する。
[変形例]
上述の実施形態のいくつかの変形例について説明する。ここでは、上述の実施形態との相違点について説明し、同一の部分については、同一の符号を付してその説明を省略する。
[第1の変形例]
第1の変形例の構成の概略を図9を参照して説明する。上述の実施形態では、超音波伝達部材120の振動子側伝達部130の第1の面132に凹部133が設けられており、プローブ部材190のプローブ側伝達部160の第2の面162は平面である。これに対して本変形例では、図9に示すように、振動子側伝達部130の第1の面132は平面であり、プローブ側伝達部160の第2の面162に凹部163が設けられている。その他の構成は、上述の実施形態と同様である。
本変形例によっても、凹部163が設けられている部分において、第1の面132も第2の面162も自由端となっている。このため、上述の実施形態と同様に、超音波伝達部材120又はプローブ部材190の周波数特性が多少変化しても、超音波伝達部材120とプローブ部材190との境界である接続位置150が振動の腹位置となるという効果が得られる。
[第2の変形例]
第2の変形例の構成の概略を図10を参照して説明する。上述の実施形態では、超音波伝達部材120の振動子側伝達部130の第1の面132に凹部133が設けられており、プローブ部材190のプローブ側伝達部160の第2の面162は平面である。これに対して本変形例では、図10に示すように、プローブ側伝達部160の第2の面162にも凹部163が設けられている。第1の面132の凹部133と第2の面162の凹部163とは、互いに対応した位置に設けられている。その他の構成は、上述の実施形態と同様である。
本変形例によっても、第1の面132の凹部133と第2の面162の凹部163とが設けられている部分において、第1の面132も第2の面162も自由端となっている。このため、上述の実施形態と同様に、超音波伝達部材120又はプローブ部材190の周波数特性が多少変化しても、超音波伝達部材120とプローブ部材190との境界である接続位置150が振動の腹位置となるという効果が得られる。
[第3の変形例]
第3の変形例の構成の概略を図11を参照して説明する。上述の実施形態では、振動子側伝達部130の第1の面132とプローブ側伝達部160の第2の面162とが接触する接触面134は、振動子側伝達部130及びプローブ側伝達部160の中心軸に対して垂直である。これに対して、本変形例では、当該接触する面が中心軸に対して垂直でない。例えば図11に示すように、振動子側伝達部130の第1の面132が、中心側程深くなるように窪んでおり、プローブ側伝達部160の第2の面162が、中心側程突出するような形状をしている。その他の構成は、上述の実施形態と同様である。例えば第1の面に凹部133が設けられることによって、振動子側伝達部130の第1の面132とプローブ側伝達部160の第2の面162とは、接触している部分と接触していない部分とを有する。
本変形例によっても、凹部133が設けられている部分において、第1の面132も第2の面162も自由端となっている。このため、上述の実施形態と同様に、超音波伝達部材120又はプローブ部材190の周波数特性が多少変化しても、超音波伝達部材120とプローブ部材190との境界である接続位置150が振動の腹位置となるという効果が得られる。
なお、振動子側伝達部130の第1の面132が、中心側程突出するような形状をしており、プローブ側伝達部160の第2の面162が、中心側程深くなるように窪んでいてもよい。この場合も同様の効果が得られる。
[第4の変形例]
第4の変形例の構成の概略を図12を参照して説明する。上述の実施形態では、超音波伝達部材120の振動子側伝達部130の第1の面132に凹部133が設けられており、プローブ部材190のプローブ側伝達部160の第2の面162は平面である。これに対して本変形例では、図12に示すように、プローブ側伝達部160の第2の面162には、第1の面132の凹部133に対応した位置に凸部166が設けられている。したがって、第2の面162の凸部は、第1の面132の凹部133に嵌合している。ここで、第1の面132の凹部133の深さは第2の面162の凸部166の高さよりも深い。このため、第1の面132の凹部133の底面部分136と第2の面162の凸部166の頂部167とは接触しない。
本変形例によっても、凹部133の底面部分136と凸部166の頂部167とは自由端となっている。このため、上述の実施形態と同様に、超音波伝達部材120又はプローブ部材190の周波数特性が多少変化しても、超音波伝達部材120とプローブ部材190との境界である接続位置150が振動の腹位置となるという効果が得られる。
なお、第1の面132に凸部が設けられ、第2の面162に凹部が設けられてもよい。この場合も同様の効果が得られる。
[第5の変形例]
第5の変形例の構成の概略を図13を参照して説明する。上述の実施形態では、超音波伝達部材120の振動子側伝達部130の第1の面132に凹部133が設けられており、プローブ部材190のプローブ側伝達部160の第2の面162は平面である。これに対して本変形例では、図13に示すように、振動子側伝達部130の第1の面132の中央部分に、凸部141が設けられている。プローブ側伝達部160の第2の面162は平面である。その他の構成は、上述の実施形態と同様である。
本変形例によっても、凸部141が形成されている部分において第1の面132と第2の面162とが接触しているが、それ以外の部分において、第1の面132も第2の面162も自由端となっている。このため、上述の実施形態と同様に、超音波伝達部材120又はプローブ部材190の周波数特性が多少変化しても、超音波伝達部材120とプローブ部材190との境界である接続位置150が振動の腹位置となるという効果が得られる。なお、第1の面132と第2の面162との接触面の形状は、どのような形状でもよい。例えば、円形でもよいし、四角形を含む多角形でもよい。
また、第1の面132が平面であり、第2の面162に凸部が設けられていてもよい。また、第1の面132と第2の面162との両方に凸部が設けられていてもよい。これらの場合も同様の効果が得られる。
[第6の変形例]
第6の変形例の構成の概略を図14を参照して説明する。上述の実施形態では、超音波伝達部材120の振動子側伝達部130の太さとプローブ部材190のプローブ側伝達部160の太さとは同一である。すなわち、プローブ側伝達部160から振動子側伝達部130を見たときに見える境界面の輪郭と、振動子側伝達部130からプローブ側伝達部160を見たときに見える境界面の輪郭とは、一致している。これに対して本変形例では、図14に示すように、振動子側伝達部130は、プローブ側伝達部160よりも太い。このため、振動子側伝達部130の第1の面132には、プローブ側伝達部160の第2の面162と接触する接触領域142と、第2の面162と接触しない非接触領域143とが形成される。
本変形例によっても、非接触領域143において、第1の面132が自由端となっている。このため、上述の実施形態と同様に、超音波伝達部材120又はプローブ部材190の周波数特性が多少変化しても、超音波伝達部材120とプローブ部材190との境界である接続位置150が振動の腹位置となるという効果が得られる。
なお、プローブ側伝達部160が振動子側伝達部130よりも太くてもよい。この場合も同様の効果が得られる。
[第7の変形例]
第7の変形例の構成の概略を図15を参照して説明する。本変形例では、超音波伝達部材120の振動子側伝達部130の太さとプローブ部材190のプローブ側伝達部160の太さとは同一であるが、振動子側伝達部130の先端部にフランジ144が設けられている。このため、図15に示すように、振動子側伝達部130の第1の面132には、プローブ側伝達部160の第2の面162と接触する接触領域145と、接触しない非接触領域146とが形成される。
本変形例によっても、非接触領域146において、第1の面132が自由端となっている。このため、上述の実施形態と同様に、超音波伝達部材120又はプローブ部材190の周波数特性が多少変化しても、超音波伝達部材120とプローブ部材190との境界である接続位置150が振動の腹位置となるという効果が得られる。
なお、プローブ側伝達部160にフランジが設けられてもよい。この場合も同様の効果が得られる。
なお、上述の実施形態では、超音波伝達部材120とプローブ部材190とは、コイルバネ68の弾性力により互いに押し付けられているものとした。しかしながら、非ねじ式に接続されていれば、これに限らない。超音波伝達部材120とプローブ部材190とは、他の弾性体の弾性力により、互いに押し付けられてもよい。また、超音波伝達部材120とプローブ部材190とは、磁力など、他の力により押し付けられてもよい。これは、何れの変形例にも適用され得る。

Claims (9)

  1. 基準線に沿って振動を伝達するように構成された中実の第1の振動伝達部材と、
    前記第1の振動伝達部材に対して非ねじ式で接続されて前記第1の振動伝達部材とともに前記基準線に沿って振動を伝達するように構成された中実の第2の振動伝達部材と
    を備え、前記第1の振動伝達部材と前記第2の振動伝達部材とによって伝達された振動を用いて生体組織を処置する超音波処置具であって、
    前記第1の振動伝達部材と前記第2の振動伝達部材との境界位置における前記第1の振動伝達部材の境界面は、前記第2の振動伝達部材と面で接触し、前記基準線に対して垂直な面を含み、前記垂直な面が前記振動の腹位置となるように構成された第1の接触領域と、前記第2の振動伝達部材と接触していない第1の非接触領域とを含む、
    超音波処置具。
  2. 前記第1の接触領域の形状は、環形状である、請求項に記載の超音波処置具。
  3. 前記第1の振動伝達部材の前記第1の接触領域は、前記第1の接触領域に囲まれた前記第1の非接触領域よりも前記第2の振動伝達部材側に突出している、請求項に記載の超音波処置具。
  4. 基準線に沿って振動を伝達するように構成された中実の第1の振動伝達部材と、
    前記第1の振動伝達部材に対して非ねじ式で接続されて前記第1の振動伝達部材とともに前記基準線に沿って振動を伝達するように構成された中実の第2の振動伝達部材と
    を備え、前記第1の振動伝達部材と前記第2の振動伝達部材とによって伝達された振動を用いて生体組織を処置する超音波処置具であって、
    前記第1の振動伝達部材と前記第2の振動伝達部材との境界位置における前記第1の振動伝達部材の境界面は、前記第2の振動伝達部材と面で接触している第1の接触領域と、
    前記第2の振動伝達部材と接触していない第1の非接触領域とを含み、
    前記第1の接触領域は、前記基準線に対して垂直な面を含み、
    前記第1の接触領域の形状は、環形状であり、
    前記第1の振動伝達部材の前記第1の接触領域は、前記第1の接触領域に囲まれた前記
    第1の非接触領域よりも前記第2の振動伝達部材側に突出しており、
    前記境界位置における前記第2の振動伝達部材の境界面は、前記第1の振動伝達部材と面で接触している第2の接触領域と、前記第1の振動伝達部材と接触していない第2の非接触領域とを含み、
    前記第2の振動伝達部材の前記第2の接触領域は、前記第2の接触領域に囲まれた前記第2の非接触領域よりも前記第1の振動伝達部材側に突出している、
    超音波処置具。
  5. 前記境界位置における前記第2の振動伝達部材の境界面は、前記第1の振動伝達部材と面で接触している第2の接触領域と、前記第1の振動伝達部材と接触していない第2の非接触領域とを含み、
    前記第2の振動伝達部材の前記第2の接触領域に囲まれた前記第2の非接触領域は、前記第2の接触領域よりも前記第1の振動伝達部材側に突出している、
    請求項3に記載の超音波処置具。
  6. 前記第1の非接触領域は、前記基準線に対して垂直な面を含む、請求項1に記載の超音波処置具。
  7. 前記第1の接触領域は、前記基準線に対して垂直な面を含み、
    前記境界面において、前記第1の非接触領域は、前記第1の接触領域の周縁に設けられている、
    請求項に記載の超音波処置具。
  8. 前記境界位置について、前記第1の振動伝達部材の境界面の輪郭と、前記第2の振動伝達部材の境界面の輪郭とは、一致している、請求項1に記載の超音波処置具。
  9. 前記第1の振動伝達部材と前記第2の振動伝達部材とは、互いに押し付けられることで接続されている、請求項1に記載の超音波処置具。
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