JP6256379B2 - 表示制御装置、表示制御方法、及びプログラム - Google Patents
表示制御装置、表示制御方法、及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6256379B2 JP6256379B2 JP2015034384A JP2015034384A JP6256379B2 JP 6256379 B2 JP6256379 B2 JP 6256379B2 JP 2015034384 A JP2015034384 A JP 2015034384A JP 2015034384 A JP2015034384 A JP 2015034384A JP 6256379 B2 JP6256379 B2 JP 6256379B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axis direction
- formant frequency
- line
- pitch
- specified
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Electrically Operated Instructional Devices (AREA)
Description
始めに、図1を参照して、本発明の実施形態に係る音声情報表示装置Sの構成及び機能について説明する。図1は、本実施形態に係る音声情報表示装置Sの概要構成例を示す図である。なお、音声情報表示装置の一例として、パーソナルコンピュータや、携帯型情報端末(スマートフォン等)などが挙げられる。図1に示すように、音声情報表示装置Sは、通信部1、記憶部2、制御部3、操作部4、及びインターフェース(IF)部5等を備えて構成され、これらの構成要素はバス6に接続されている。操作部4は、ユーザからの操作指示を受け付け、受け付けた操作に応じた信号を制御部3へ出力する。インターフェース部5には、マイクM、及びディスプレイD等が接続される。マイクMは、語学学習や発声発話訓練等を行う話者が、複数の文字により構成される文字列(例えば、アナウンスされる文字列)を音読したときに発した音声を集音する。ディスプレイDは、制御部3からの描画指令にしたがって、話者に提供する音声情報を画面に表示する。音声情報とは、音声の変化を表す音声ライン及び上記文字列を含む情報である。なお、マイクM、及びディスプレイDは、音声情報表示装置Sと一体型であってもよいし、別体であってもよい。
例えば、描画制御部32は、特定された母音の別に応じて線色が異なるように文字毎に決定(つまり、母音別に予め設定された色を線色として決定)する。これにより、手本となる音声と、話者の音声との発し方の違いを、話者に対して、文字毎に明確に把握させることができる。或いは、描画制御部32は、特定された母音の別に応じた色と、特定された子音に応じた色との混合色を線色として文字毎に決定してもよい。これにより、音声ラインの色のバリエーションを増やすことができるので、話者に対して与える視覚的効果を向上させることができる。この場合、子音には、母音に設定された色以外の色が予め設定される。
例えば、描画制御部32は、特定された第1フォルマント周波数の値と、特定された第2フォルマント周波数の値との組合せに応じた色を線色として所定時間毎に決定する。これにより、時間経過に応じて滑らかに音声ラインの色を変化させることができ、手本となる音声と、話者の音声との発し方の違いを、話者に対して、より一層、分り易く把握させることができる。また、音声波形データが示す音声の波形から、文字間を明確に区切ることが困難な場合であっても、手本となる音声と、話者の音声との発し方の違いを、話者に対して、より一層、分り易く把握させることができる。この場合、例えば、所定の第1フォルマント周波数の値と、所定の第2フォルマント周波数の値との複数の基準組合せ毎に所定の基準色が予め設定される。この基準組合せは、母音の数分あり、母音毎に異なる基準色があることが望ましい。例えば、図2に示すフォルマント分布の2次元平面において、母音“a”の領域R1のほぼ中心部に相当する基準組合せに対して所定の基準色として「青」が予め設定される。この基準組合せは、(x1,y1)=(第1フォルマント周波数の値,第2フォルマント周波数の値)を示すか、或いは、(x1,y1)を含む領域R1内の座標群を示す。また、母音“i”の領域R2のほぼ中心部に相当する基準組合せに対しては、所定の基準色として「赤」が予め設定される。この基準組合せは、(x2,y2)=(第1フォルマント周波数の値,第2フォルマント周波数の値)を示すか、或いは、(x2,y2)を含む領域R2内の座標群を示す。また、母音“u”の領域R3のほぼ中心部に相当する基準組合せに対しては、所定の基準色として「緑」が設定される。この基準組合せは、(x3,y3)=(第1フォルマント周波数の値,第2フォルマント周波数の値)を示すか、或いは、(x3,y3)を含む領域R3内の座標群を示す。また、母音“e”の領域R4のほぼ中心部に相当する基準組合せに対しては、所定の基準色として「紫」が設定される。この基準組合せは、(x4,y4)=(第1フォルマント周波数の値,第2フォルマント周波数の値)を示すか、或いは、(x4,y4)を含む領域R4内の座標群を示す。また、母音“o”の領域R5のほぼ中心部に相当する基準組合せに対しては、所定の基準色として「黄」が設定される。この基準組合せは、(x5,y5)=(第1フォルマント周波数の値,第2フォルマント周波数の値)を示すか、或いは、(x5,y5)を含む領域R5内の座標群を示す。
例えば、描画制御部32は、特定された第1フォルマント周波数の値に応じた色(調波色)と特定された第2フォルマント周波数の値に応じた色(調波色)との混合色を線色として所定時間毎に決定する。これにより、時間経過に応じて滑らかにラインの色を変化させることができ、手本となる音声と、話者の音声との発し方の違いを、話者に対して、より一層、分り易く把握させることができる。また、音声波形データが示す音声の波形から、文字間を明確に区切ることが困難な場合であっても、手本となる音声と、話者の音声との発し方の違いを、話者に対して、より一層、分り易く把握させることができる。例えば、描画制御部32は、特定された第1フォルマント周波数の値を例えば255以下のG輝度値に変換(例えば、輝度値=周波数/k(係数)の変換式による)することで、このG輝度値を第1フォルマント周波数の値に応じた色として決定する。さらに、描画制御部32は、特定された第2フォルマント周波数の値を例えば255以下のB輝度値に変換することで、このB輝度値を第2フォルマント周波数の値に応じた色として決定する。そして、描画制御部32は、決定したG輝度値とB輝度値により求まる上記混合色(例えば、(R輝度値,G輝度値,B輝度値))を線色として決定する。ここで、残りの輝度値であるR輝度値は例えば0〜255の中の任意の値であってもよいが、描画制御部32は、上述した調波音圧データが示す調波音圧の値(音圧レベル(dB))を例えば255以下のR輝度値に変換することで、G輝度値とB輝度値により求まる上記混合色の濃さを調整すればより効果的である。なお、第1フォルマント周波数の値と第2フォルマント周波数の値との輝度値の組合せは、G輝度値とB輝度値との組合せではなく、B輝度値とG輝度値との組合せ、R輝度値とG輝度値との組合せ、R輝度値とB輝度値との組合せ、B輝度値とR輝度値との組合せ、またはG輝度値とR輝度値との組合せであってもよく、これらの場合も残りの輝度値を調波音圧の値に応じて調整するとよい。
次に、図4〜図6を参照して、音声情報表示装置Sの動作の一例について説明する。以下に説明する動作例は、発音特徴量としてフォルマント周波数等が特定された場合の例である。図4は、音声情報表示装置Sにおける処理の流れ及び処理で用いられるデータを示す図である。図5は、図4に示す音声描画データ生成処理内容の一例を示す図である。図6は、図4に示す画面描画処理内容の一例を示す図である。
2 記憶部
3 制御部
4 操作部
5 インターフェース部
6 バス
31 音声処理部
32 描画制御部
S 音声情報表示装置
Claims (12)
- 複数の文字により構成される文字列のテキストデータと、前記文字列を音読するときの手本となる音声の波形を示す第1音声波形データに基づいて文字単位毎に特定された音高、音圧、母音、及び前記母音以外の音成分を記憶する記憶手段と、
話者が前記文字列を音読したときに発した音声の波形を示す第2音声波形データを入力する入力手段と、
前記第2音声波形データに基づいて、前記文字単位毎に音高、音圧、母音、及び前記母音以外の音成分を特定する特定手段と、
前記記憶手段に記憶された音高、音圧、母音、及び前記母音以外の音成分に基づいて、時間軸方向に伸び、且つ、前記時間軸方向と直交する軸方向に時系列的に変化する第1のラインを画面に表示させる第1制御手段と、
前記テキストデータに基づいて、前記文字列を構成する各文字を前記時間軸方向に沿って前記画面に表示させる第2制御手段と、
前記特定手段により特定された音高、音圧、母音、及び前記母音以外の音成分に基づいて、時間軸方向に伸び、且つ、前記時間軸方向と直交する軸方向に時系列的に変化する第2のラインを、前記第1のラインと比較可能に前記画面に表示させる第3制御手段と、
を備え、
前記第1制御手段及び前記第3制御手段は、それぞれ、
前記音高に基づいて、前記時間軸方向と直交する軸方向における前記ラインの位置を前記文字単位毎に決定する第1決定部と、
前記音圧に基づいて、前記ラインの幅を前記文字単位毎に決定する第2決定部と、
前記特定された母音の別に応じた色と、前記母音以外の音成分に応じた色との混合色を前記ラインの色として前記文字単位毎に決定する第3決定部と、
を備えることを特徴とする表示制御装置。 - 1つ以上のコンピュータにより実行される表示制御方法であって、
複数の文字により構成される文字列のテキストデータと、前記文字列を音読するときの手本となる音声の波形を示す第1音声波形データに基づいて文字単位毎に特定された音高、音圧、母音、及び前記母音以外の音成分を記憶手段に記憶する記憶ステップと、
話者が前記文字列を音読したときに発した音声の波形を示す第2音声波形データを入力する入力ステップと、
前記第2音声波形データに基づいて、前記文字単位毎に音高、音圧、母音、及び前記母音以外の音成分を特定する特定ステップと、
前記記憶ステップにより記憶された音高、音圧、母音、及び前記母音以外の音成分に基づいて、時間軸方向に伸び、且つ、前記時間軸方向と直交する軸方向に時系列的に変化する第1のラインを画面に表示させる第1制御ステップと、
前記テキストデータに基づいて、前記文字列を構成する各文字を前記時間軸方向に沿って前記画面に表示させる第2制御ステップと、
前記特定ステップにより特定された音高、音圧、母音、及び前記母音以外の音成分に基づいて、時間軸方向に伸び、且つ、前記時間軸方向と直交する軸方向に時系列的に変化する第2のラインを、前記第1のラインと比較可能に前記画面に表示させる第3制御ステップと、
を備え、
前記第1制御ステップ及び前記第3制御ステップは、それぞれ、
前記音高に基づいて、前記時間軸方向と直交する軸方向における前記ラインの位置を前記文字単位毎に決定するステップと、
前記音圧に基づいて、前記ラインの幅を前記文字単位毎に決定するステップと、
前記特定された母音の別に応じた色と、前記母音以外の音成分に応じた色との混合色を前記ラインの色として前記文字単位毎に決定するステップと、
を含むことを特徴とする表示制御方法。 - 複数の文字により構成される文字列のテキストデータと、前記文字列を音読するときの手本となる音声の波形を示す第1音声波形データに基づいて文字単位毎に特定された音高、音圧、母音、及び前記母音以外の音成分を記憶手段に記憶する記憶ステップと、
話者が前記文字列を音読したときに発した音声の波形を示す第2音声波形データを入力する入力ステップと、
前記第2音声波形データに基づいて、前記文字単位毎に音高、音圧、母音、及び前記母音以外の音成分を特定する特定ステップと、
前記記憶ステップにより記憶された音高、音圧、母音、及び前記母音以外の音成分に基づいて、時間軸方向に伸び、且つ、前記時間軸方向と直交する軸方向に時系列的に変化する第1のラインを画面に表示させる第1制御ステップと、
前記テキストデータに基づいて、前記文字列を構成する各文字を前記時間軸方向に沿って前記画面に表示させる第2制御ステップと、
前記特定ステップにより特定された音高、音圧、母音、及び前記母音以外の音成分に基づいて、時間軸方向に伸び、且つ、前記時間軸方向と直交する軸方向に時系列的に変化する第2のラインを、前記第1のラインと比較可能に前記画面に表示させる第3制御ステップと、
をコンピュータに実行させ、
前記第1制御ステップ及び前記第3制御ステップは、それぞれ、
前記音高に基づいて、前記時間軸方向と直交する軸方向における前記ラインの位置を前記文字単位毎に決定するステップと、
前記音圧に基づいて、前記ラインの幅を前記文字単位毎に決定するステップと、
前記特定された母音の別に応じた色と、前記母音以外の音成分に応じた色との混合色を前記ラインの色として前記文字単位毎に決定するステップと、
を含むことを特徴とするプログラム。 - 複数の文字により構成される文字列のテキストデータと、前記文字列を音読するときの手本となる音声の波形を示す第1音声波形データに基づいて所定時間単位毎に特定された音高、音圧、第1フォルマント周波数、及び第2フォルマント周波数を記憶する記憶手段と、
話者が前記文字列を音読したときに発した音声の波形を示す第2音声波形データを入力する入力手段と、
前記第2音声波形データに基づいて、前記所定時間単位毎に音高、音圧、第1フォルマント周波数、及び第2フォルマント周波数を特定する特定手段と、
前記記憶手段に記憶された音高、音圧、第1フォルマント周波数、及び第2フォルマント周波数に基づいて、時間軸方向に伸び、且つ、前記時間軸方向と直交する軸方向に時系列的に変化する第1のラインを画面に表示させる第1制御手段と、
前記テキストデータに基づいて、前記文字列を構成する各文字を前記時間軸方向に沿って前記画面に表示させる第2制御手段と、
前記特定手段により特定された音高、音圧、第1フォルマント周波数、及び第2フォルマント周波数に基づいて、時間軸方向に伸び、且つ、前記時間軸方向と直交する軸方向に時系列的に変化する第2のラインを、前記第1のラインと比較可能に前記画面に表示させる第3制御手段と、
を備え、
前記第1制御手段及び前記第3制御手段は、それぞれ、
前記音高に基づいて、前記時間軸方向と直交する軸方向における前記ラインの位置を前記所定時間単位毎に決定する第1決定部と、
前記音圧に基づいて、前記ラインの幅を前記所定時間単位毎に決定する第2決定部と、
前記特定された第1フォルマント周波数の値と前記特定された第2フォルマント周波数の値との組合せに応じた色を前記ラインの色として前記所定時間単位毎に決定する第3決定部と、
を備えることを特徴とする表示制御装置。 - 所定の第1フォルマント周波数の値と所定の第2フォルマント周波数の値との組合せに対して所定の基準色が設定されており、
前記特定された第1フォルマント周波数の値と前記特定された第2フォルマント周波数の値との組合せに応じた色は、所定の第1フォルマント周波数の値と前記特定された第1フォルマント周波数の値の差と、所定の第2フォルマント周波数の値と前記特定された第2フォルマント周波数の値の差との自乗和が大きいほど、前記基準色からの変化度合いが大きいことを特徴とする請求項4に記載の表示制御装置。 - 前記記憶手段は、前記第1音声波形データに基づいて、前記所定時間単位毎に特定されたノイズ成分をさらに記憶し、
前記特定手段は、前記第2音声波形データに基づいて、前記所定時間単位毎にノイズ成分をさらに特定し、
前記第3決定部は、前記特定された第1フォルマント周波数の値と前記特定された第2フォルマント周波数の値との組合せに応じた色と、前記特定されたノイズ成分の値に応じた色との混合色を前記ラインの色として決定することを特徴とする請求項4に記載の表示制御装置。 - 1つ以上のコンピュータにより実行される表示制御方法であって、
複数の文字により構成される文字列のテキストデータと、前記文字列を音読するときの手本となる音声の波形を示す第1音声波形データに基づいて所定時間単位毎に特定された音高、音圧、第1フォルマント周波数、及び第2フォルマント周波数を記憶手段に記憶する記憶ステップと、
話者が前記文字列を音読したときに発した音声の波形を示す第2音声波形データを入力する入力ステップと、
前記第2音声波形データに基づいて、所定時間単位毎に音高、音圧、第1フォルマント周波数、及び第2フォルマント周波数を特定する特定ステップと、
前記記憶ステップにより記憶された音高、音圧、第1フォルマント周波数、及び第2フォルマント周波数に基づいて、時間軸方向に伸び、且つ、前記時間軸方向と直交する軸方向に時系列的に変化する第1のラインを画面に表示させる第1制御ステップと、
前記テキストデータに基づいて、前記文字列を構成する各文字を前記時間軸方向に沿って前記画面に表示させる第2制御ステップと、
前記特定ステップにより特定された音高、音圧、第1フォルマント周波数、及び第2フォルマント周波数に基づいて、時間軸方向に伸び、且つ、前記時間軸方向と直交する軸方向に時系列的に変化する第2のラインを、前記第1のラインと比較可能に前記画面に表示させる第3制御ステップと、
を備え、
前記第1制御ステップ及び前記第3制御ステップは、それぞれ、
前記音高に基づいて、前記時間軸方向と直交する軸方向における前記ラインの位置を前記所定時間単位毎に決定するステップと、
前記音圧に基づいて、前記ラインの幅を前記所定時間単位毎に決定するステップと、
前記特定された第1フォルマント周波数の値と前記特定された第2フォルマント周波数の値との組合せに応じた色を前記ラインの色として前記所定時間単位毎に決定するステップと、
を含むことを特徴とする表示制御方法。 - 複数の文字により構成される文字列のテキストデータと、前記文字列を音読するときの手本となる音声の波形を示す第1音声波形データに基づいて所定時間単位毎に特定された音高、音圧、第1フォルマント周波数、及び第2フォルマント周波数を記憶手段に記憶する記憶ステップと、
話者が前記文字列を音読したときに発した音声の波形を示す第2音声波形データを入力する入力ステップと、
前記第2音声波形データに基づいて、所定時間単位毎に音高、音圧、第1フォルマント周波数、及び第2フォルマント周波数を特定する特定ステップと、
前記記憶ステップにより記憶された音高、音圧、第1フォルマント周波数、及び第2フォルマント周波数に基づいて、時間軸方向に伸び、且つ、前記時間軸方向と直交する軸方向に時系列的に変化する第1のラインを画面に表示させる第1制御ステップと、
前記テキストデータに基づいて、前記文字列を構成する各文字を前記時間軸方向に沿って前記画面に表示させる第2制御ステップと、
前記特定ステップにより特定された音高、音圧、第1フォルマント周波数、及び第2フォルマント周波数に基づいて、時間軸方向に伸び、且つ、前記時間軸方向と直交する軸方向に時系列的に変化する第2のラインを、前記第1のラインと比較可能に前記画面に表示させる第3制御ステップと、
をコンピュータに実行させ、
前記第1制御ステップ及び前記第3制御ステップは、それぞれ、
前記音高に基づいて、前記時間軸方向と直交する軸方向における前記ラインの位置を前記所定時間単位毎に決定するステップと、
前記音圧に基づいて、前記ラインの幅を前記所定時間単位毎に決定するステップと、
前記特定された第1フォルマント周波数の値と前記特定された第2フォルマント周波数の値との組合せに応じた色を前記ラインの色として前記所定時間単位毎に決定するステップと、
を含むことを特徴とするプログラム。 - 複数の文字により構成される文字列のテキストデータと、前記文字列を音読するときの手本となる音声の波形を示す第1音声波形データに基づいて所定時間単位毎に特定された音高、音圧、第1フォルマント周波数、及び第2フォルマント周波数を記憶する記憶手段と、
話者が前記文字列を音読したときに発した音声の波形を示す第2音声波形データを入力する入力手段と、
前記第2音声波形データに基づいて、前記所定時間単位毎に音高、音圧、第1フォルマント周波数、及び第2フォルマント周波数を特定する特定手段と、
前記記憶手段に記憶された音高、音圧、第1フォルマント周波数、及び第2フォルマント周波数に基づいて、時間軸方向に伸び、且つ、前記時間軸方向と直交する軸方向に時系列的に変化する第1のラインを画面に表示させる第1制御手段と、
前記テキストデータに基づいて、前記文字列を構成する各文字を前記時間軸方向に沿って前記画面に表示させる第2制御手段と、
前記特定手段により特定された音高、音圧、第1フォルマント周波数、及び第2フォルマント周波数に基づいて、時間軸方向に伸び、且つ、前記時間軸方向と直交する軸方向に時系列的に変化する第2のラインを、前記第1のラインと比較可能に前記画面に表示させる第3制御手段と、
を備え、
前記第1制御手段及び前記第3制御手段は、それぞれ、
前記音高に基づいて、前記時間軸方向と直交する軸方向における前記ラインの位置を前記所定時間単位毎に決定する第1決定部と、
前記音圧に基づいて、前記ラインの幅を前記所定時間単位毎に決定する第2決定部と、
前記特定された第1フォルマント周波数の値に応じた色と前記特定された第2フォルマント周波数の値に応じた色との混合色を前記ラインの色として前記所定時間単位毎に決定する第3決定部と、
を備えることを特徴とする表示制御装置。 - 前記記憶手段は、前記第1音声波形データに基づいて、前記所定時間単位毎に特定されたノイズ成分をさらに記憶し、
前記特定手段は、前記第2音声波形データに基づいて、前記所定時間単位毎にノイズ成分をさらに特定し、
前記第3決定部は、前記特定された第1フォルマント周波数の値に応じた色と前記特定された第2フォルマント周波数の値に応じた色との混合色と、前記ノイズ成分の値に応じた色との混合色を前記ラインの色として決定することを特徴とする請求項9に記載の表示制御装置。 - 1つ以上のコンピュータにより実行される表示制御方法であって、
複数の文字により構成される文字列のテキストデータと、前記文字列を音読するときの手本となる音声の波形を示す第1音声波形データに基づいて所定時間単位毎に特定された音高、音圧、第1フォルマント周波数、及び第2フォルマント周波数を記憶手段に記憶する記憶ステップと、
話者が前記文字列を音読したときに発した音声の波形を示す第2音声波形データを入力する入力ステップと、
前記第2音声波形データに基づいて、所定時間単位毎に音高、音圧、第1フォルマント周波数、及び第2フォルマント周波数を特定する特定ステップと、
前記記憶ステップにより記憶された音高、音圧、第1フォルマント周波数、及び第2フォルマント周波数に基づいて、時間軸方向に伸び、且つ、前記時間軸方向と直交する軸方向に時系列的に変化する第1のラインを画面に表示させる第1制御ステップと、
前記テキストデータに基づいて、前記文字列を構成する各文字を前記時間軸方向に沿って前記画面に表示させる第2制御ステップと、
前記特定ステップにより特定された音高、音圧、第1フォルマント周波数、及び第2フォルマント周波数に基づいて、時間軸方向に伸び、且つ、前記時間軸方向と直交する軸方向に時系列的に変化する第2のラインを、前記第1のラインと比較可能に前記画面に表示させる第3制御ステップと、
を備え、
前記第1制御ステップ及び前記第3制御ステップは、それぞれ、
前記音高に基づいて、前記時間軸方向と直交する軸方向における前記ラインの位置を前記所定時間単位毎に決定するステップと、
前記音圧に基づいて、前記ラインの幅を前記所定時間単位毎に決定するステップと、
前記特定された第1フォルマント周波数の値に応じた色と前記特定された第2フォルマント周波数の値に応じた色との混合色を前記ラインの色として前記所定時間単位毎に決定するステップと、
を含むことを特徴とする表示制御方法。 - 複数の文字により構成される文字列のテキストデータと、前記文字列を音読するときの手本となる音声の波形を示す第1音声波形データに基づいて、所定時間単位毎に特定された音高、音圧、第1フォルマント周波数、及び第2フォルマント周波数を記憶手段に記憶する記憶ステップと、
話者が前記文字列を音読したときに発した音声の波形を示す第2音声波形データを入力する入力ステップと、
前記第2音声波形データに基づいて、所定時間単位毎に音高、音圧、第1フォルマント周波数、及び第2フォルマント周波数を特定する特定ステップと、
前記記憶ステップにより記憶された音高、音圧、第1フォルマント周波数、及び第2フォルマント周波数に基づいて、時間軸方向に伸び、且つ、前記時間軸方向と直交する軸方向に時系列的に変化する第1のラインを画面に表示させる第1制御ステップと、
前記テキストデータに基づいて、前記文字列を構成する各文字を前記時間軸方向に沿って前記画面に表示させる第2制御ステップと、
前記特定ステップにより特定された音高、音圧、第1フォルマント周波数、及び第2フォルマント周波数に基づいて、時間軸方向に伸び、且つ、前記時間軸方向と直交する軸方向に時系列的に変化する第2のラインを、前記第1のラインと比較可能に前記画面に表示させる第3制御ステップと、
をコンピュータに実行させ、
前記第1制御ステップ及び前記第3制御ステップは、それぞれ、
前記音高に基づいて、前記時間軸方向と直交する軸方向における前記ラインの位置を前記所定時間単位毎に決定するステップと、
前記音圧に基づいて、前記ラインの幅を前記所定時間単位毎に決定するステップと、
前記特定された第1フォルマント周波数の値に応じた色と前記特定された第2フォルマント周波数の値に応じた色との混合色を前記ラインの色として前記所定時間単位毎に決定するステップと、
を含むことを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015034384A JP6256379B2 (ja) | 2015-02-24 | 2015-02-24 | 表示制御装置、表示制御方法、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015034384A JP6256379B2 (ja) | 2015-02-24 | 2015-02-24 | 表示制御装置、表示制御方法、及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016156943A JP2016156943A (ja) | 2016-09-01 |
JP6256379B2 true JP6256379B2 (ja) | 2018-01-10 |
Family
ID=56825950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015034384A Active JP6256379B2 (ja) | 2015-02-24 | 2015-02-24 | 表示制御装置、表示制御方法、及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6256379B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107484069B (zh) * | 2017-06-30 | 2019-09-17 | 歌尔智能科技有限公司 | 扬声器所处位置的确定方法及装置、扬声器 |
JP6624607B1 (ja) * | 2019-06-20 | 2019-12-25 | モリカトロン株式会社 | 出力音誤り検出支援プログラム、出力音誤り検出支援方法、および、出力音誤り検出支援装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS627081A (ja) * | 1985-07-03 | 1987-01-14 | 新技術事業団 | 音声信号の画像化表示方法及び装置 |
JPH065451B2 (ja) * | 1986-12-22 | 1994-01-19 | 株式会社河合楽器製作所 | 発音訓練装置 |
US6077080A (en) * | 1998-10-06 | 2000-06-20 | Rai; Shogen | Alphabet image reading method |
JP2003186379A (ja) * | 2001-12-13 | 2003-07-04 | Animo:Kk | 音声可視化処理のためのプログラム、音声可視化図形表示と音声及び動画像の再生処理のためのプログラム、及び訓練結果表示のためのプログラム、並びに発声発話訓練装置及びコンピュータ・システム |
JP4543919B2 (ja) * | 2004-12-22 | 2010-09-15 | ヤマハ株式会社 | 語学学習装置 |
JP2006276693A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Yamaha Corp | 歌唱評価表示装置およびプログラム |
JP2010256391A (ja) * | 2009-04-21 | 2010-11-11 | Takeshi Hanamura | 音声情報処理装置 |
-
2015
- 2015-02-24 JP JP2015034384A patent/JP6256379B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016156943A (ja) | 2016-09-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8898062B2 (en) | Strained-rough-voice conversion device, voice conversion device, voice synthesis device, voice conversion method, voice synthesis method, and program | |
JPH07261778A (ja) | 音声情報処理方法及び装置 | |
JP2008233542A (ja) | 韻律修正装置、韻律修正方法、および、韻律修正プログラム | |
CN105957515A (zh) | 声音合成方法、声音合成装置和存储声音合成程序的介质 | |
EP3719796A1 (en) | Voice synthesis method, voice synthesis device, and program | |
JP2014038282A (ja) | 韻律編集装置、方法およびプログラム | |
JP6256379B2 (ja) | 表示制御装置、表示制御方法、及びプログラム | |
JP4856560B2 (ja) | 音声合成装置 | |
CN112712783B (zh) | 生成音乐的方法和装置、计算机设备和介质 | |
JP2015041081A (ja) | 定量的f0パターン生成装置及び方法、f0パターン生成のためのモデル学習装置、並びにコンピュータプログラム | |
JP5726822B2 (ja) | 音声合成装置、方法及びプログラム | |
JP6314884B2 (ja) | 音読評価装置、音読評価方法、及びプログラム | |
JP2016157097A (ja) | 音読評価装置、音読評価方法、及びプログラム | |
JP6436806B2 (ja) | 音声合成用データ作成方法、及び音声合成用データ作成装置 | |
JP6433063B2 (ja) | 音声加工装置、及びプログラム | |
JP6756607B2 (ja) | アクセント型判定装置及びプログラム | |
WO2012032748A1 (ja) | 音声合成装置、音声合成方法及び音声合成プログラム | |
JP6314879B2 (ja) | 音読評価装置、音読評価方法、及びプログラム | |
JP2017015823A (ja) | 発話練習装置、表示制御方法、及びプログラム | |
JP2006139162A (ja) | 語学学習装置 | |
JP6418179B2 (ja) | 音読練習装置、表示制御方法、及びプログラム | |
JP6531654B2 (ja) | 音読評価装置、表示制御方法、及びプログラム | |
Ngo et al. | A study on prosody of vietnamese emotional speech | |
JP2011180368A (ja) | 合成音声修正装置および合成音声修正方法 | |
JP2013195928A (ja) | 音声素片切出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161206 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170913 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170919 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171020 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171107 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171120 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6256379 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |