JP6255791B2 - 無線通信装置及び無線通信制御プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信装置及び無線通信制御プログラムに関する。
従来、人体の影響による通信品質の劣化を抑えるための無線通信制御技術として、切り替え可能な複数のアンテナを用いて信号の送受信を行うダイバーシティ技術が知られている。ダイバーシティ技術を適用した無線通信装置では、複数のアンテナの各々を順次切り替えて、アンテナによって受信される信号の受信電力を測定し、複数のアンテナのうち受信電力が最も大きいアンテナを信号の送受信に用いるアンテナとして選択する。これにより、例えば複数のアンテナのうちいずれか一つのアンテナが人体の影響を受けた場合でも、他のアンテナによって通信が確保されるので、通信品質の劣化が抑えられる。
特開2004−328172号公報 特開2004−201188号公報 特開平11−191750号公報 特開2004−297795号公報 特開2008−042582号公報 特開2004−165826号公報 特開2002−261665号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、実行されるアプリケーションに応じて保持者による装置の保持態様が変化した場合に、信号の送受信に最適なアンテナを迅速に選択することが困難であるという問題があった。
すなわち、無線通信装置の保持者は、実行されるアプリケーションに応じて、無線通信装置の保持態様を変化させることがある。無線通信装置の保持態様とは、例えば、無線通信装置の向き、無線通信装置を把持するための持ち手の種別、及び無線通信装置を操作するための指の種別等を指す。無線通信装置の保持態様が変化すると、無線通信装置内の複数のアンテナの各々と人体との位置関係も変化し、複数のアンテナの各々によって受信される信号の受信電力の大小関係も変化する。複数のアンテナの各々によって受信される信号の受信電力の大小関係が変化した場合に、従来の技術では、複数のアンテナの各々を再び順次切り替えて受信電力が最も大きいアンテナを探索し、探索したアンテナを信号の送受信に用いるアンテナとして選択する。このため、従来の技術では、アンテナの総数だけアンテナの切り替えを繰り返すことに伴って、最適なアンテナの選択にかかる処理時間が長期化する。結果として、従来技術では、実行されるアプリケーションに応じて装置の保持態様が変化した場合に、信号の送受信に最適なアンテナを迅速に選択することが困難となる。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、実行されるアプリケーションに応じて装置の保持態様が変化した場合でも、信号の送受信に最適なアンテナを迅速に選択することができる無線通信装置及び無線通信制御プログラムを提供することを目的とする。
本願の開示する無線通信装置は、一つの態様において、複数のアンテナと、記憶部と、判定部と、選択部とを有する。複数のアンテナは、切り替え可能な複数のアンテナである。記憶部は、実行対象となる複数のアプリケーションの各々に対応付けて、前記複数のアプリケーションの各々の実行時に前記複数のアンテナの各々によって受信される信号の受信特性に応じて決定される、前記複数のアンテナの各々の優先度を記憶する。判定部は、前記複数のアプリケーションのうち自装置によって現在実行されているアプリケーションである実行アプリケーションを判定する。選択部は、前記実行アプリケーションに対応付けて前記記憶部に記憶されている前記優先度に基づいて、前記複数のアンテナから前記信号の送受信に用いるアンテナを選択する。
本願の開示する無線通信装置の一つの態様によれば、実行されるアプリケーションに応じて装置の保持態様が変化した場合でも、信号の送受信に最適なアンテナを迅速に選択することができるという効果を奏する。
図1は、本実施例に係る無線通信装置に内蔵されるアンテナの位置の一例を示す図である。 図2は、本実施例に係る無線通信装置の保持態様の一例を示す図である。 図3Aは、従来のダイバーシティ技術によるアンテナの選択例を示す図である。 図3Bは、本実施例に係るアンテナ選択方法によるアンテナの選択例を示す図である。 図4は、本実施例に係る無線通信装置の内部構成の一例を示す図である。 図5は、本実施例における優先度記憶部のデータ構造の一例を示す図である。 図6は、本実施例に係る無線通信装置によって実行されるアンテナ選択処理の処理手順を示すフローチャートである。 図7は、無線通信装置のハードウェア構成例を示す図である。
以下に、本願の開示する無線通信装置および無線通信制御プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例により開示技術が限定されるものではない。
まず、本実施例に係る無線通信装置によって実行されるアンテナ選択方法について、前提となる従来のダイバーシティ技術と比較しながら説明する。図1は、本実施例に係る無線通信装置に内蔵されるアンテナの位置の一例を示す図である。図1の例において、ディスプレイ11の長手方向に沿って操作部12の存在する部分が、無線通信装置10の下部であり、ディスプレイ11の長手方向に沿って操作部12とは反対側の部分が、無線通信装置10の上部であるものとする。また、ディスプレイ11の短手方向に沿った2つの側面が、無線通信装置10の2つの側部であるものとする。
図1に示す無線通信装置10は、3つのアンテナであるアンテナ10a,10b,10cを有する。アンテナ10aは、無線通信装置10の下部側に配置されており、アンテナ10bは、無線通信装置10の上部側に配置されており、アンテナ10cは、無線通信装置10の2つ側部のうち一方の側部側に配置されている。なお、図1の例では、アンテナの数が3つである例を示したが、アンテナの数は1つであっても良く、4つ以上であっても良い。
このような無線通信装置10の保持者は、利便性の向上の観点から、無線通信装置10で実行されるアプリケーションに応じて、無線通信装置10の保持態様を変化させることがある。無線通信装置10の保持態様とは、例えば、無線通信装置10の向き、無線通信装置10を把持するための持ち手の種別、及び無線通信装置10を操作するための指の種別等を指す。
図2は、本実施例に係る無線通信装置の保持態様の一例を示す図である。一例として、メールを閲覧するためのアプリケーションが実行される場合を想定する。この場合、図2のパターンAに示すように、無線通信装置10の向きは、無線通信装置10の上部側を人体の頭部側に一致させる向きである縦かつ上向きに設定され、無線通信装置10は、両手で把持され、かつ、親指で操作される。また、他の例として、ゲームを実行するためのアプリケーションが実行される場合を想定する。この場合、図2のパターンEに示すように、無線通信装置10の向きは、無線通信装置10の上部側を人体の左側に一致させる向きである横かつ左向きに設定され、無線通信装置10は、両手で把持され、かつ、親指で操作される。また、他の例として、ブラウザを閲覧するためのアプリケーションが実行される場合を想定する。この場合、図2のパターンCに示すように、無線通信装置10の向きは、無線通信装置10の上部側を人体の頭部側に一致させる向きである縦かつ上向きに設定され、無線通信装置10は、両手で把持され、かつ、人差し指で操作される。
このように、無線通信装置10で実行されるアプリケーションに応じて、無線通信装置10の保持態様が変化することがある。無線通信装置10の保持態様が変化すると、無線通信装置10内のアンテナ10a,10b,10cの各々と人体(保持者)との位置関係も変化し、アンテナ10a,10b,10cの各々によって受信される信号の受信電力の大小関係も変化する。アンテナ10a,10b,10cの各々によって受信される信号の受信電力の大小関係が変化すると、人体の影響によって通信品質が劣化する可能性がある。このような人体の影響による通信品質の劣化を抑えるための無線通信制御技術として、ダイバーシティ技術がある。
ここで、従来のダイバーシティ技術によるアンテナの選択例を説明する。図3Aは、従来のダイバーシティ技術によるアンテナの選択例を示す図である。図3Aにおいて、横軸は、時間軸である。図2で説明したように、無線通信装置10の保持態様が変化すると、従来のダイバーシティ技術では、図3Aに示すようなアンテナの選択処理を行う。すなわち、従来のダイバーシティ技術では、アンテナ10a,10b,10cの各々を順次切り換えて、各アンテナによって受信される信号の受信電力を測定し、複数のアンテナのうち受信電力が最大のアンテナを信号の送受信に用いるアンテナとして選択する。図3Aの例では、全てのアンテナ10a,10b,10cの切り替えが完了し、かつ、受信電力の測定が完了した後に、3つのアンテナから信号の送受信に用いるアンテナが選択される。
このように、従来のダイバーシティ技術では、アンテナの総数だけアンテナの切り替えを繰り返すので、最適なアンテナの選択にかかる処理時間が長期化する。
これに対して、本実施例に係るアンテナ選択方法によるアンテナの選択例を説明する。図3Bは、本実施例に係るアンテナ選択方法によるアンテナの選択例を示す図である。本実施例に係るアンテナ選択方法は、複数のアプリケーションの各々に対応付けて、複数のアプリケーションの各々の実行時に複数のアンテナの各々によって受信される信号の受信特性に応じて決定される複数のアンテナの各々の優先度を記憶する記憶部を参照する。そして、本実施例に係るアンテナ選択方法は、現在実行されているアプリケーションに対応付けて記憶部に記憶されている優先度に基づいて、複数のアンテナから信号の送受信に用いるアンテナを選択する。具体的には、本実施例に係るアンテナ選択方法では、優先度が大きいほど高くなる優先順位で複数のアンテナを順次切り換えつつ、切り替え前後で信号の受信特性が改善された場合に、切り替え後のアンテナを信号の送受信に用いるアンテナとして選択する。
図3Bの例では、実行対象となる複数のアプリケーションのうち特定のアプリケーションの実行時にアンテナ10a,10b,10cの各々によって受信される信号の受信電力が、アンテナ10a→10b→10cの順で高かったものとする。この場合、記憶部に記憶されるアンテナ10a,10b,10cの各々の優先度は、アンテナ10a→10b→10cの順で大きい。このため、図3Bの例では、まず、現在選択されているアンテナを優先度が最も大きいアンテナ10aに切り換えて、切り替え前後で信号の受信電力が改善された場合に、切り替え後のアンテナ10aを信号の送受信に用いるアンテナとして選択する。図3Aと図3Bとの比較から明らかなように、本実施例に係るアンテナ選択方法は、従来のダイバーシティ技術によるアンテナ選択方法よりも、アンテナの切り替えの繰り返し回数を抑制することができ、最適なアンテナの選択にかかる処理時間を短くできる。結果として、本実施例に係るアンテナ選択方法は、実行されるアプリケーションに応じて装置の保持態様が変化した場合でも、信号の送受信に最適なアンテナを迅速に選択することができる。
次に、本実施例に係るアンテナ選択方法を実行する無線通信装置10の内部構成について説明する。図4は、本実施例に係る無線通信装置の内部構成の一例を示す図である。なお、図4では、説明の便宜を図るために、図1に示したディスプレイ11及び操作部12の図示を省略している。
図4に示すように、無線通信装置10は、アンテナ10a,10b,10cと、無線送受信部13と、ベースバンド処理部14と、アプリケーション処理部15とを有する。また、無線通信装置10は、優先度記憶部101と、受信電力測定部102と、アプリケーション判定部103と、向き検出部104と、アンテナ選択部105とを有する。
アンテナ10a,10b,10cは、切り替え可能なアンテナであり、無線送受信部13に接続される。アンテナ10a,10b,10cは、図1に示したアンテナ10a,10b,10cに対応する。
無線送受信部13は、PA(Power Amplifier)131,132,133と、DUP(DUPlexer)134,135,136と、SW(SWitch)137と、RF−LSI(Radio Frequency-Large Scale Integration)138とを有する。
PA131,132,133の各々は、RF−LSI138から受け取った信号を増幅し、増幅した信号をDUP134,135,136の各々へ出力する。DUP134,135,136の各々へ出力された信号は、信号の送受信用のアンテナとしてアンテナ10aが選択されている場合、SW137及びアンテナ10aを介して送信される。また、DUP134,135,136の各々へ出力された信号は、信号の送受信用のアンテナとしてアンテナ10bが選択されている場合、SW137及びアンテナ10bを介して送信される。DUP134,135,136の各々へ出力された信号は、信号の送受信用のアンテナとしてアンテナ10cが選択されている場合、SW137及びアンテナ10cを介して送信される。
DUP134,135,136の各々は、信号の送受信用のアンテナとしてアンテナ10aが選択されている場合、アンテナ10a及びSW137を介して受信信号を受け取り、RF−LSI138へ出力する。また、DUP134,135,136の各々は、信号の送受信用のアンテナとしてアンテナ10bが選択されている場合、アンテナ10b及びSW137を介して受信信号を受け取り、RF−LSI138へ出力する。また、DUP134,135,136の各々は、信号の送受信用のアンテナとしてアンテナ10cが選択されている場合、アンテナ10c及びSW137を介して受信信号を受け取り、RF−LSI138へ出力する。
SW137は、アンテナ選択部105からの切替指示に従って、アンテナ10a,10b,10cを切り替えて、切り替え後のアンテナをDUP134,135,136の各々に接続する。また、SW137は、アンテナ選択部105からのアンテナの選択指示に従って、切り替え後のアンテナとDUP134,135,136の各々との接続を保持する。
RF−LSI138は、受信信号を受け取り、受け取った受信信号に対して所定の受信無線処理、つまり、ダウンコンバート、アナログディジタル変換等を施し、受信無線処理後の受信信号をベースバンド処理部14及び受信電力測定部102へ出力する。また、RF−LSI138は、ベースバンド処理部14から受け取るベースバンド信号に対して、所定の送信無線処理、つまり、ディジタルアナログ変換、アップコンバート等を施し、送信無線処理後の信号を出力する。
ベースバンド処理部14は、無線送受信部13から受け取るベースバンド信号に対して、所定の受信ベースバンド処理、つまり、復調及び復号化等を施し、得られた受信データをアプリケーション処理部15へ出力する。また、ベースバンド処理部14は、アプリケーション処理部15から受け取る送信データに対して、所定の送信ベースバンド処理、つまり、符号化及び変調等を施し、得られたベースバンド信号を無線送受信部13へ出力する。
アプリケーション処理部15は、実行対象となる複数のアプリケーションに含まれる各種のアプリケーションを実行し、無線通信装置10の全体を制御する。また、アプリケーション処理部15は、実行中のアプリケーションで発生した送信データをベースバンド処理部14へ出力する。また、アプリケーション処理部15は、ベースバンド処理部14から受け取る受信データに対してアプリケーションに応じた処理を実行する。
優先度記憶部101は、アプリケーション処理部15による実行対象となる複数のアプリケーションの各々と、複数のアプリケーションの各々の実行時の無線通信装置10の向きとの組合せに対応付けて、アンテナ10a,10b,10cの各々の優先度を記憶する。優先度記憶部101に記憶されるアンテナ10a,10b,10cの各々の優先度の初期値は、複数のアプリケーションの各々の実行時にアンテナ10a,10b,10cの各々によって受信される信号の受信電力に応じて決定される。
図5は、本実施例における優先度記憶部のデータ構造の一例を示す図である。図5に示すように、優先度記憶部101は、アプリケーション、向き及び優先度を対応付けて記憶する。
図5において、アプリケーションは、アプリケーション処理部15による実行対象となる複数のアプリケーションの各々を示す。
向きは、複数のアプリケーションの各々の実行時の無線通信装置10の向きを示す。無線通信装置10の向きとしては、例えば、縦かつ上向き、縦かつ下向き、横かつ右向き及び横かつ左向き等がある。縦かつ上向きとは、無線通信装置10の上部側を人体の頭部側に一致させる向きである。縦かつ下向きとは、無線通信装置10の上部側を人体の足部側に一致させる向きである。横かつ右向きとは、無線通信装置10の上部側を人体の右側に一致させる向きである。横かつ左向きとは、無線通信装置10の上部側を人体の左側に一致させる向きである。なお、無線通信装置10の向きは、上述した向きに限られず、無線通信装置10内の複数のアンテナの各々と、無線通信装置10の保持者の体(持ち手や指等)との位置関係を変動させる向きであれば如何なる向きであっても良い。
優先度は、複数のアプリケーションの各々の実行時にアンテナ10a,10b,10cの各々によって受信される信号の受信電力に応じて決定される、アンテナ10a,10b,10cの各々の優先度を示す。本実施例では、受信電力が大きいほど、アンテナ10a,10b,10cの各々の優先度が大きくなるものとする。ここで、受信電力は、例えば、電波強度(RSSI:Received Signal Strength Indication)や、希望波受信電力(RSCP:Reference Signal Code Power)等である。
例えば、図5では、「ブラウザ」を閲覧するためのアプリケーションが実行され、かつ、無線通信装置10の向きが「縦かつ上向き」である場合、「アンテナ10a」の優先度が最も大きいので、「アンテナ10a」に対応する信号の受信電力が最も大きい。また、例えば、図5では、「ブラウザ」を閲覧するためのアプリケーションが実行され、かつ、無線通信装置10の向きが「横かつ右向き」である場合、「アンテナ10c」の優先度が最も大きいので、「アンテナ10c」に対応する信号の受信電力が最も大きい。また、例えば、図5では、「ゲーム」を実行するためのアプリケーションが実行され、かつ、無線通信装置10の向きが「縦かつ上向き」である場合、「アンテナ10b」の優先度が最も大きいので、「アンテナ10b」に対応する信号の受信電力が最も大きい。また、例えば、図5では、「ワンセグ」を視聴するためのアプリケーションが実行され、かつ、無線通信装置10の向きが「縦かつ上向き」である場合、「アンテナ10c」の優先度が最も大きいので、「アンテナ10c」に対応する信号の受信電力が最も大きい。
図4の説明に戻る。受信電力測定部102は、アンテナ選択部105によって現在選択されているアンテナによって受信される信号の受信電力を測定する。具体的には、受信電力測定部102は、RF−LSI138から受け取る受信信号を用いて、現在選択されているアンテナによって受信される信号の受信電力を測定する。ここで、受信電力は、例えば、RSSIや、RSCP等である。そして、受信電力測定部102は、測定した受信電力をアンテナ選択部105へ出力する。
アプリケーション判定部103は、実行対象となる複数のアプリケーションのうちアプリケーション処理部15によって現在実行されているアプリケーション(以下「実行アプリケーション」という)を判定する。アプリケーション判定部103は、実行アプリケーションを判定結果としてアンテナ選択部105へ出力する。
向き検出部104は、無線通信装置10の向きを検出する。例えば、向き検出部104は、図示しない地磁気センサや角速度センサ等のセンサを用いて、無線通信装置10の向きを検出する。向き検出部104は、検出した無線通信装置10の向きを検出結果としてアンテナ選択部105へ出力する。
アンテナ選択部105は、判定結果としての実行アプリケーションをアプリケーション判定部103から受け取る。アンテナ選択部105は、検出結果としての無線通信装置10の向きを向き検出部104から受け取る。アンテナ選択部105は、実行アプリケーションと、無線通信装置10の向きとの組合せに対応付けて優先度記憶部101に記憶されている優先度に基づいて、アンテナ10a,10b,10cから信号の送受信に用いるアンテナを選択する。
具体的には、アンテナ選択部105は、実行アプリケーションと、無線通信装置10の向きとの組合せに対応する、アンテナ10a,10b,10cの各々の優先度を優先度記憶部101から取得する。アンテナ選択部105は、取得した優先度が大きいほど高くなるアンテナの優先順位を決定し、決定した優先順位でアンテナ10a,10b,10cを順次切り替える指示をSW137へ出力する。アンテナ選択部105は、SW137によってアンテナ10a,10b,10cを順次切り替えつつ、切り替え前のアンテナによって受信される信号の受信電力と、切り替え後のアンテナによって受信される信号の受信電力とを受信電力測定部102から受け取る。そして、アンテナ選択部105は、切り替え後のアンテナによって受信される信号の受信電力と、切り替え前のアンテナによって受信される信号の受信電力とを比較する。アンテナ選択部105は、切り替え後のアンテナによって受信される信号の受信電力が切り替え前のアンテナによって受信される信号の受信電力よりも改善された場合、以下の処理を行う。すなわち、アンテナ選択部105は、切り替え後のアンテナを信号の送受信に用いるアンテナとして選択する。さらに、アンテナ選択部105は、切り替え後のアンテナの優先度が大きくなるように、優先度記憶部101を更新する。
一方、アンテナ選択部105は、切り替え後のアンテナによって受信される信号の受信電力が切り替え前のアンテナによって受信される信号の受信電力よりも改善されていない場合、以下の処理を行う。すなわち、アンテナ選択部105は、アンテナ10a,10b,10cの全てを切り替え済みでないならば、切り替え後のアンテナを優先順位が次に高いアンテナに切り替えた上で、切り替え前後の受信電力の比較を再び行う。アンテナ選択部105は、アンテナ10a,10b,10cの全てを切り替え済みであるならば、アンテナ10a,10b,10cのうち受信電力が最も大きいアンテナに切り替え、切り替え後のアンテナを信号の送受信に用いるアンテナとして選択する。
また、アンテナ選択部105は、現在選択されているアンテナによって受信される信号の受信電力の値が所定の閾値を下回ったことを契機として、信号の送受信に用いるアンテナを選択する処理を繰り返し実行する。若しくは、アンテナ選択部105は、実行アプリケーション及び無線通信装置10の向きの少なくともいずれか一方が変更されたことを契機として、信号の送受信に用いるアンテナを選択する処理を繰り返し実行する。
ここで、図5を用いて、アンテナ選択部105が信号の送受信に用いるアンテナを選択する処理の一例を説明する。ここでは、実行アプリケーションが「ブラウザ」を閲覧するためのアプリケーションであり、かつ、無線通信装置10の向きが「横かつ右向き」から「縦かつ上向き」に変更された場合を想定する。無線通信装置10の向きが「横かつ右向き」から「縦かつ上向き」に変更されたことを契機として、アンテナ選択部105は、以下の処理を実行する。すなわち、アンテナ選択部105は、優先度記憶部101を参照する。そして、アンテナ選択部105は、実行アプリケーション「ブラウザ」と、無線通信装置10の向き「縦かつ上向き」との組合せに対応付けて記憶部に記憶されている優先度に基づいて、アンテナ10a,10b,10cから信号の送受信に用いるアンテナを選択する。詳細には、アンテナ選択部105は、アンテナ10a→10b→10cの順で優先度が大きいので、アンテナ10a,10b,10cの各々の優先順位を「1」、「2」、「3」に決定する。アンテナ選択部105は、現在選択されているアンテナ10cを優先順位が最も高いアンテナ10aに切り替え、アンテナ10aの受信電力がアンテナ10cの受信電力よりも改善されている場合に、アンテナ10aを信号の送受信に用いるアンテナとして選択する。さらに、アンテナ選択部105は、切り替え後のアンテナ10aの優先度が現行値よりも大きくなるように、優先度記憶部101を更新する。
次に、本実施例に係る無線通信装置10によって実行されるアンテナ選択処理の処理手順について説明する。図6は、本実施例に係る無線通信装置によって実行されるアンテナ選択処理の処理手順を示すフローチャートである。
図6に示すように、アンテナ選択部105は、現在選択されているアンテナによって受信される信号の受信電力の値が閾値以上であり、かつ、実行アプリケーション及び無線通信装置10の向きが変更されていない場合(ステップS101否定)、処理を終了する。
一方、アンテナ選択部105は、現在選択されているアンテナによって受信される信号の受信電力の値が閾値を下回った場合、若しくは、実行アプリケーション及び向きの少なくともいずれか一方が変更された場合(ステップS101肯定)、処理を進める。
すなわち、アプリケーション判定部103は、実行アプリケーションを判定する(ステップS102)。アプリケーション判定部103は、実行アプリケーションを最新の判定結果としてアンテナ選択部105へ出力する。アンテナ選択部105は、最新の判定結果としての実行アプリケーションをアプリケーション判定部103から受け取る。
向き検出部104は、無線通信装置10の向きを検出する(ステップS103)。検出部104は、検出した無線通信装置10の向きを最新の検出結果としてアンテナ選択部105へ出力する。アンテナ選択部105は、最新の検出結果としての無線通信装置10の向きを向き検出部104から受け取る。
アンテナ選択部105は、優先度記憶部101を参照し(ステップS104)、実行アプリケーションと、無線通信装置10の向きとの組合せに対応する、アンテナ10a,10b,10cの各々の優先度を優先度記憶部101から取得する(ステップS105)。
アンテナ選択部105は、取得した優先度が大きいほど高くなるアンテナの優先順位を決定する(ステップS106)。
アンテナ選択部105は、現在選択されているアンテナを優先順位が最も高いアンテナに切り替える(ステップS107)。
アンテナ選択部105は、切り替え後のアンテナによって受信される信号の受信電力が切り替え前のアンテナによって受信される信号の受信電力よりも改善された場合(ステップS108肯定)、以下の処理を行う。すなわち、アンテナ選択部105は、切り替え後のアンテナを信号の送受信に用いるアンテナとして選択する(ステップS109)。さらに、アンテナ選択部105は、切り替え後のアンテナの優先度が大きくなるように、優先度記憶部101を更新する(ステップS110)。
一方、アンテナ選択部105は、切り替え後のアンテナによって受信される信号の受信電力が切り替え前のアンテナによって受信される信号の受信電力よりも改善されていない場合(ステップS108否定)、以下の処理を行う。すなわち、アンテナ選択部105は、アンテナ10a,10b,10cの全てを切り替え済みでないならば(ステップS111否定)、切り替え後のアンテナを優先順位が次に高いアンテナに切り替え(ステップS112)、処理をステップS108に戻す。アンテナ選択部105は、アンテナ10a,10b,10cの全てを切り替え済みであるならば(ステップS111肯定)、切り替え後のアンテナを全アンテナのうち受信電力が最も大きいアンテナに切り替え(ステップS113)、処理をステップS109に進める。
以上、本実施例の無線通信装置10では、優先度記憶部101は、複数のアプリケーションの各々と、複数のアプリケーションの各々の実行時の無線通信装置10の向きとの組合せに対応付けて、アンテナ10a,10b,10cの各々の優先度を記憶する。アプリケーション判定部103は、複数のアプリケーションのうち無線通信装置10によって現在実行されている実行アプリケーションを判定する。向き検出部104は、無線通信装置10の向きを検出する。アンテナ選択部105は、実行アプリケーションと、無線通信装置10の向きとの組合せに対応付けて優先度記憶部101に記憶されている優先度に基づいて、アンテナ10a,10b,10cから信号の送受信に用いるアンテナを選択する。
このため、本実施例によれば、無線通信装置10の保持態様が変化した場合に全てのアンテナの切り替えを行う従来のダイバーシティ技術と比較して、アンテナの切り替え回数を抑制することができ、最適なアンテナの選択にかかる処理時間を短くすることができる。さらに、本実施例によれば、実行されるアプリケーションとアプリケーション実行時の無線通信装置10の向きとの組合せの多様性に追従して、人体の影響による通信品質の劣化を抑えた最適なアンテナを選択することができる。その結果、本実施例によれば、実行されるアプリケーションに応じて装置の保持態様が変化した場合でも、信号の送受信に最適なアンテナを迅速に選択することができる。
また、本実施例の無線通信装置10では、アンテナ選択部105は、アンテナの優先度が大きいほど高くなる優先順位でアンテナ10a,10b,10cを順次切り替える。アンテナ選択部105は、アンテナ10a,10b,10cを順次切り替えつつ、切り替え後のアンテナによって受信される信号の受信電力が切り替え前の受信電力よりも改善された場合に、切り替え後のアンテナを信号の送受信に最適なアンテナとして選択する。
このため、本実施例によれば、受信電力が改善されたアンテナを信号の送受信に用いるアンテナとして迅速に選択することができる。
また、本実施例の無線通信装置10では、アンテナ選択部105は、切り替え後のアンテナによって受信される信号の受信電力が切り替え前の受信電力よりも改善された場合に、切り替え後のアンテナの優先度が大きくなるように、優先度記憶部101を更新する。
このため、本実施例によれば、優先度記憶部101に記憶されるアンテナ10a,10b,10cの各々の優先度を最新の状態に保持することができる。その結果、本実施例によれば、無線通信装置10の保持者の変更に伴って、アプリケーションと装置の向きとの組合せと、複数のアンテナの各々の優先度との対応関係が変化した場合でも、最新の優先度を基に信号の送受信に最適なアンテナを迅速に選択可能である。
また、本実施例の無線通信装置10では、アンテナ選択部105は、現在選択されているアンテナによって受信される信号の受信電力が閾値を下回ったことを契機として、信号の送受信に用いるアンテナを選択する処理を繰り返し実行する。若しくは、アンテナ選択部105は、実行アプリケーション及び無線通信装置10の向きの少なくともいずれか一方が変更されたことを契機として、信号の送受信に用いるアンテナを選択する処理を繰り返し実行する。
このため、本実施例によれば、適切な契機でアンテナの選択を動的に繰り返すことができる。
[他の実施例]
(1)優先度記憶部のデータ構造例
上記の実施例では、優先度記憶部101が複数のアプリケーションの各々と、無線通信装置10の向きとの組合せに対応付けて、アンテナ10a,10b,10cの各々の優先度を記憶する例を説明したが、開示技術はこれに限られない。例えば、優先度記憶部101が、複数のアプリケーションの各々に対応付けて、アンテナ10a,10b,10cの各々の優先度を記憶するようにしても良い。この場合、アンテナ選択部105は、実行アプリケーションに対応付けて優先度記憶部101に記憶されている優先度に基づいて、アンテナ10a,10b,10cから信号の送受信に用いるアンテナを選択する。
このような構成によれば、実行されるアプリケーションの多様性に追従して、人体の影響による通信品質の劣化を抑えた最適なアンテナを選択することができる。その結果、実施例と同様に、実行されるアプリケーションに応じて装置の保持態様が変化した場合でも、信号の送受信に最適なアンテナを迅速に選択することができる。
(2)整合回路の選択
上記の実施例では、無線通信装置10が複数のアンテナから信号の送受信に用いるアンテナを選択する例を説明したが、開示技術はこれに限られない。例えば、実施例の変形例として、アンテナに対する接続を切り替え可能な複数の整合回路を有し、複数の整合回路からアンテナに接続される整合回路を選択するようにしても良い。かかる構成を実施例の変形例として以下説明する。
変形例の無線通信装置は、1つのアンテナと、1つアンテナに対する接続を切り替え可能な複数の整合回路とを有する。また、変形例の無線通信装置は、複数のアプリケーションの各々に対応付けて、複数のアプリケーションの各々の実行時にアンテナ及び複数の整合回路の各々によって受信される信号の受信電力に応じて決定される、複数の整合回路の各々の優先度を記憶する。そして、変形例の無線通信装置は、実行アプリケーションに対応付けて記憶された優先度に基づいて、複数の整合回路からアンテナに接続される整合回路、すなわち、アンテナのインピーダンスの整合に用いる整合回路を選択する。
変形例の無線通信装置によれば、実行されるアプリケーションの多様性に追従して、人体の影響による通信品質の劣化を抑えた最適な整合回路を選択することができる。その結果、実行されるアプリケーションに応じて装置の保持態様が変化した場合でも、信号の送受信に最適な整合回路を迅速に選択することができる。
[ハードウェア構成]
上記の実施例の無線通信装置10は、例えば、図7に示したようなハードウェア構成により実現することができる。図7は、無線通信装置のハードウェア構成例を示す図である。
図7に示すように、無線通信装置10は、ハードウェアの構成要素として、アンテナ10a,10b,10cと、RF回路21と、DSP(Digital Signal Processor)22と、CPU(Central Processing Unit)23と、メモリ24とを有する。また、無線通信装置10は、タッチパネル機能付きのディスプレイ11と、操作部12とを有する。
図4に示す無線送受信部13は、例えば、RF回路21により実現される。図4に示すベースバンド処理部14及びアプリケーション処理部15は、例えば、DSP22により実現される。また、図4に示す受信電力測定部102、アプリケーション判定部103、向き検出部104及びアンテナ選択部105は、例えば、CPU23により実現される。また、図4に示す優先度記憶部101は、例えば、メモリ24により実現される。
また、上記の実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することで実現できる。この場合、受信電力測定部102、アプリケーション判定部103、向き検出部104及びアンテナ選択部105により実行される各処理に対応する無線通信制御プログラムがメモリ24に記録される。そして、無線通信制御プログラムがCPU23に読み出されてプロセスとして機能する。
10 無線通信装置
10a,10b,10c アンテナ
101 優先度記憶部
102 受信電力測定部
103 アプリケーション判定部
104 向き検出部
105 アンテナ選択部

Claims (5)

  1. 無線通信装置であって、
    切り替え可能な複数のアンテナと、
    実行対象となる複数のアプリケーションの各々と、前記複数のアプリケーションの各々の実行時の前記無線通信装置の向きであって、前記無線通信装置を保持する保持者の体と前記複数のアンテナとの位置関係に応じて決定される前記無線通信装置の向きとの組合せに対応付けて、前記複数のアプリケーションの各々の実行時に前記複数のアンテナの各々によって受信される信号の受信特性に応じて決定される、前記複数のアンテナの各々の優先度を記憶する記憶部と、
    前記複数のアプリケーションのうち自装置によって現在実行されているアプリケーションである実行アプリケーションを判定する判定部と、
    前記無線通信装置の向きを検出する検出部と、
    前記実行アプリケーションと、前記検出部によって検出された前記無線通信装置の向きとの組合せに対応付けて前記記憶部に記憶されている前記優先度に基づいて、前記複数のアンテナから前記信号の送受信に用いるアンテナを選択する選択部と
    を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記選択部は、前記優先度が大きいほど高くなる優先順位で前記複数のアンテナを順次切り替えつつ、切り替え後のアンテナによって受信される前記信号の受信特性が、切り替え前のアンテナによって受信される前記信号の受信特性よりも改善された場合に、前記切り替え後のアンテナを前記信号の送受信に用いるアンテナとして選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記選択部は、前記切り替え後のアンテナによって受信される前記信号の受信特性が、前記切り替え前のアンテナによって受信される前記信号の受信特性よりも改善された場合に、前記切り替え後のアンテナの優先度が大きくなるように、前記記憶部を更新する
    ことを特徴とする請求項に記載の無線通信装置。
  4. 前記選択部は、現在選択されているアンテナによって受信される前記信号の受信特性の値が所定の閾値を下回ったことを契機として、若しくは、前記判定部によって判定された前記実行アプリケーション及び前記検出部によって検出された前記無線通信装置の向きの少なくともいずれか一方が変更されたことを契機として、前記信号の送受信に用いるアンテナを選択する処理を繰り返し実行する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の無線通信装置。
  5. 切り替え可能な複数のアンテナを有する無線通信装置に、
    実行対象となる複数のアプリケーションのうち前記無線通信装置によって現在実行されているアプリケーションである実行アプリケーションを判定し、
    前記無線通信装置の向きを検出し、
    前記複数のアプリケーションの各々と、前記複数のアプリケーションの各々の実行時の前記無線通信装置の向きであって、前記無線通信装置を保持する保持者の体と前記複数のアンテナとの位置関係に応じて決定される前記無線通信装置の向きとの組合せに対応付けて、前記複数のアプリケーションの各々の実行時に、前記複数のアンテナの各々によって受信される信号の受信特性に応じて決定される、前記複数のアンテナの各々の優先度を記憶する記憶部を参照し、前記実行アプリケーションと、検出された前記無線通信装置の向きとの組合せに対応付けて前記記憶部に記憶されている前記優先度に基づいて、前記複数のアンテナから前記信号の送受信に用いるアンテナを選択する
    処理を実行させることを特徴とする無線通信制御プログラム。
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