JP6251867B1 - 水洗トイレ付帯ベッド - Google Patents

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Abstract

【課題】ベッドに付帯したトイレの汚物や汚水が溜まると、匂いの問題や定期的な廃棄や清掃等、後処理が必要になるため、トイレに連れて行くか、おまるを使用するのと大差がなくなり、ベッド付帯のトイレはいままであまり普及していない。【解決手段】ベッドが置かれる部屋の壁に温水の供給と汚水の排水が同時に可能な部分を作り、そこにベッドを接続させることで、温水供給管とベッドに付帯の入水菅を連結し、体を洗いながら汚水をベッド外に排出することが可能となる。【選択図】図１

Description

本発明は、トイレの匂いや音が気にならないよう温水を流しながら排泄が
可能で、また体に付着した汚物を洗い流すことができ、かつ温風で身体の水分を除去可能な水洗トイレ付ベッドに関するものである。
ベッドに寝ながら排泄するためには、おまるを用意したり、お尻の部分に便座又は便座に相当する部分を用意し、汚物を収納するタンクを用意する必要があるが、匂いがしたり汚物の後処理が付きまとう。又、水洗化するとタンクが汚水ですぐにいっぱいになり、同様に汚水の後処理がつきまとう。
特開2015-202389号公報
ベッドに付帯したトイレの汚物や汚水が溜まると、匂いの問題や定期的な廃棄や清掃等の後処理が必要になるが、本発明では汚物や汚水をベッドの外に流し、不快な後処理を不要にする。
部屋の壁や装置に設置された温水供給管とベッドに付帯の入水菅を連結し、ポンプを使い、ベッド側に給水を行う。また部屋の壁や装置に設置された排管に対し、ベッドからの排水菅が同時につながり、排水が流れるシステムとなる。ベッド側の入水口の高さ位置と各種室内の壁側の高さ位置を基本的に合わせた上に、製造誤差やベッドのタイヤの空気圧等で生ずるわずかな高さ位置のずれを吸収するための構造をメス型コンセント内臓のベッド側インローと入水菅に設置する必要があり、例えば該入水菅を３本のバネでつるすようにし、該温水供給管に習うような構造とする。
本発明により、大量の温水を使用してもタンク等に溜まりあふれ出すことなく、身体の汚れを落とし汚物を流し、匂いがなく清潔なベッド付帯トイレが実現可能になる。
本発明の概要を示す。
ベッドに車輪をつけ移動可能にし、温水供給管と排水管のある場所まで行き、そこに接続することで、温水と排水管の両方を使えるようにし、大量の温水を使用してもそのまま排水菅に流れ、一般の便座トイレと変わらない使用感のものとする。
図1において、温水供給管２と入水管５とがぶつかりなくスムーズに結合するためには、まずオス型コンセント内臓の壁側インロー１とメス型コンセント内臓のベッド側インロー４とを合わせるように、タイヤ１２付きのベッド本体１０を動かし、コントロールしてインローを挿入する。これによって、正確に温水供給管２と入水管５とが結合し、ポンプ６の力で温水槽16の温水が、温水供給管２及び入水管５を通して、ベッド本体１１側に供給される。尚、入水管５は３本のばねでつるすように保持されており、温水供給管２とのラジアル方向のずれを補正・アジャストしながら結合される。
ポンプ５によって供給された温水は、上側ノズル９と下側ノズル１０を通して、汚物洗浄に使用される。その汚水は、排水受け８で一旦受けて、排水管７から、部屋の壁に設置された排水菅３へと流れていく。
人体１４は、回転ローラー付サポート１５によって支えられ、一番排泄しやすい体勢になるよう、各回転ローラー付サポート１５の高さバランスを変えることができ、排泄用穴１３部から排せつ物が落下する構造になっている。
尚、本図では１〜３、１６は壁に設置されているが、壁ではなく全体を装置化することも可能であり、さらに排水を排水ポンプを使い外部や排水孔に強制的に送り出すことも可能である。
本発明により介護者が排せつ物や排水を扱う必要がなく、省力化になるほか、汚物や排水を扱わずにすむことが、介護する側と介護されるが側の双方の精神的な負担を減らすことが可能となる。
１ オス型コンセント内臓の壁側インロー
２ 部屋の壁に設置された温水供給管
３ 部屋の壁に設置された排水菅
４ メス型コンセント内臓のベッド側インロー
５ 入水管
６ ポンプ
７ 排水管
８ 排水受け
９ 上側ノズル
１０ 下側ノズル
１１ ベッド本体
１２ タイヤ
１３ 排泄用穴
１４ 人体
１５ 回転ローラー付サポート
１６ 温水槽

Claims (1)

  1. 一般の家やマンションの室内、病室や介護室に温水が取り出し可能な温水供給管と排水を流すことができる排水菅とを兼ね備えた装置をユニット化して設置し、該ユニットに対して、ベッドを運搬して、ベッド側インローと該ユニット側インローとをドッキングすることで、該ベッド側と該ユニット側の双方の温水供給菅と排水管とが同時につながり、該温水供給菅から温水をベッドに取り込み、該排水管に排水を流すことを可能にした水洗トイレ付帯ベッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62194336U (ja) * 1986-06-03 1987-12-10
JP2003144497A (ja) * 2001-11-14 2003-05-20 Birumen Kagoshima:Kk 介護用ベッド

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