JP6251706B2 - 無線中継装置 - Google Patents

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本発明は、無線中継装置に関し、特に、公衆無線LANにおける広告配信機能に関する。
近年、スマートフォンの普及に伴い、無線トラフィックが増加している。また、2020年の東京オリンピックを見据え、国を上げて公衆無線LANの充実を展開している。
公衆無線LANには、利用ユーザに月額料金を必要とする有料Wi−Fiと、提供主(キャリア・店舗・自治体等)が費用負担を行い、利用ユーザは無料でサービス利用できるフリーWi−Fiがある。昨今は後者が主流となっている。
フリーWi−Fiを実現する方式の1つとして、提供主(キャリア・店舗・自治体等)の対価を考慮した広告配信方式がある。このような広告配信方式では、Webブラウザを利用したユーザ認証時に広告ページを表示し、視聴完了することによって無料でサービス利用させるようになっている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開2008−042862号公報 特開2011−258203号公報 特開2012−134703号公報
昨今は、Webブラウザを利用しない新技術認証が主流である。新技術認証とは、具体的には、IEEE802.1x認証(EAP−SIM/EAP−TTLS等)を指す。従来技術であるWebブラウザ上の認証に対する広告配信では、新技術認証に対応できない。
本発明は、上述した従来の技術に鑑み、Webブラウザを利用しない新技術認証に対応した広告配信を実現することのできる無線中継装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、第1の態様に係る発明は、無線中継装置であって、SSID、認証情報、及び広告ページを紐付ける広告配信テーブルと、認証成功したユーザ端末を登録する認証テーブルとを記憶する記憶部と、ユーザ端末から送信される認証情報に基づいて上位の認証サーバによる認証が成功した場合、その認証成功したユーザ端末を前記認証テーブルに登録し、前記認証成功したユーザ端末から送信される認証情報から接続先を特定する接続先情報を抽出し、前記広告配信テーブルと前記接続先情報を突合し、前記SSIDと前記認証情報の組み合わせに基づいて配信対象の広告ページを選択する認証機能部と、前記認証成功したユーザ端末からの初回HTTP通信時のみに前記配信対象の広告ページを前記認証成功したユーザ端末に配信する広告配信機能部とを備え、前記認証機能部は、前記広告配信テーブルと前記接続先情報を突合した突合結果が一致有りの場合は、前記認証テーブルへ広告フラグ有りで登録し、認証成功をユーザ端末に転送する一方、前記突合結果が一致無しの場合は、前記認証テーブルへ広告フラグ無しで登録し、認証成功をユーザ端末に転送し、前記広告配信機能部は、HTTP通信を受信すると、前記広告フラグが有りの場合は、前記ユーザ端末に前記広告ページを通知し、前記ユーザ端末が前記広告ページに接続すると、前記認証テーブルの広告フラグを有りから無しに変更することにより、前記ユーザ端末においてWebブラウジングを可能とする一方、前記広告フラグが無しの場合は、ただちに前記ユーザ端末においてWebブラウジングを可能とすることを要旨とする。
第2の態様に係る発明は、第1の態様に係る発明において、前記認証機能部が、前記接続先情報として、ユーザIDに含まれるレルム又はSIMカードに含まれるMNCを抽出することを要旨とする。
第3の態様に係る発明は、第2の態様に係る発明において、前記認証機能部が、前記レルムと前記MNCのいずれでもないことを意味する特定値が前記広告配信テーブルに設定されている場合、前記SSID単位で前記配信対象の広告ページを選択することを要旨とする。
第4の態様に係る発明は、第1〜第3のいずれか1つの態様に係る発明において、前記認証機能部が、Webブラウザを利用しない認証方式、Webブラウザを利用する認証方式の両方に対応することを要旨とする。
本発明によれば、Webブラウザを利用しない新技術認証に対応した広告配信を実現することのできる無線中継装置を提供することが可能である。
本発明の実施の形態における広告配信システムの概要を示す図である。 SIMカードにあるIMSIの構成を示す図である。 本発明の実施の形態におけるアクセスポイントの機能ブロック図である。 本発明の実施の形態における認証機能部の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における認証テーブルの構成図である。 本発明の実施の形態における広告配信テーブルの設定画面を示す図である。 本発明の実施の形態における広告ページの通知シーケンスを示す図である。 本発明の実施の形態における広告配信機能部の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における広告配信シーケンスを示す図である。 本発明の実施の形態における広告配信シーケンスを示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための広告配信システムを例示するものであり、装置の構成やデータの構成等は以下の実施の形態に限定されるものではない。
(広告配信システム)
図1は、本発明の実施の形態における広告配信システムの概要を示す図である。この広告配信システムは、公衆無線LANにおける広告配信サービスを実現するシステムである。公衆無線LAN接続時に、Webブラウザを利用しない認証方式を用いた場合においても、提供主(キャリア・店舗・自治体等)が指定した広告ページを配信し、宣伝することを可能にする。
具体的には、図1(a)に示すように、複数のユーザ端末10A〜10Fがアクセスポイント20・固定網30を介してインターネット40に接続されている。インターネット40には、Webサーバ51,52や動画サーバ61,62、図示しない認証サーバ等が存在する。
ユーザ端末10A〜10Cは、Webブラウザが動作可能な無線端末である。ユーザ端末10A〜10Cは、SSID1のアクセスポイント20に接続し、ユーザ端末10D〜10Fは、SSID2のアクセスポイント20に接続している。SSID(Service Set Identifier)は、無線LANにおけるアクセスポイント20の識別名であり、1つのアクセスポイント20に複数のSSIDを設定することも可能である。以下、ユーザ端末10A〜10Fを特に区別しない場合は一括して「ユーザ端末10」と呼ぶ。
Webサーバ51,52は、ユーザ端末10からの要求に応じてHTML文書をはじめとする各種の情報を提供する装置である。Webサーバ51,52がユーザ端末10に情報を提供する際に広告ページを配信することも可能である。以下、Webサーバ51,52を特に区別しない場合は一括して「Webサーバ50」と呼ぶ。
動画サーバ61,62は、ユーザ端末10からの要求に応じて動画を提供する装置である。動画サーバ61,62がユーザ端末10に動画を提供する際に広告ページを配信することも可能である。以下、動画サーバ61,62を特に区別しない場合は一括して「動画サーバ60」と呼ぶ。
アクセスポイント20は、無線LANで端末を相互に接続したり、他のネットワークに接続する無線中継装置であり、以下の(1)(2)(3)の機能を実現する。
(1)ユーザ端末10から送信される認証情報を取得する機能
(2)認証情報から接続先を特定する情報(ユーザIDにあるレルム/SIMにあるMNC)を抽出し、広告配信テーブルT2と接続先情報を突合し、配信する広告ページを選択する機能
(3)認証成功後の初回HTTP通信時のみに指定した広告ページを配信する機能
アクセスポイント20は、図1(b)に示すような広告配信テーブルT2を備える。広告配信テーブルT2は、SSID及び認証情報と、配信したい広告ページを紐付ける管理テーブルである。広告配信テーブルT2の詳細については後述する。
ユーザ端末10A〜10Cは、SSID1のアクセスポイント20に接続しているため、ユーザ端末10A〜10Cには、「SSID及び認証情報」に合わせた広告ページが配信される。一方、ユーザ端末10D〜10Fは、SSID2のアクセスポイント20に接続しているため、ユーザ端末10D〜10Fには、「SSID」単位で広告ページが配信される。
(認証情報、接続先情報)
本実施の形態でいう認証情報とは、「ユーザID+パスワード」や「SIMカードの情報」である。以下に説明するように、この認証情報に含まれる接続先情報を利用する。
すなわち、一般的な公衆無線LANサービスで利用されるユーザIDは「●●●@abc.com」等の構成であり、@以降をレルムと呼ぶ。このレルムを接続先情報として利用する。
また、SIMカードにあるIMSI(International Mobile Subscriber Identity)は、携帯端末の識別に用いられるものであり、図2に示すように、MCC、MNC、MSINの3要素からなる。MNCは、接続キャリアを識別するためのコードである。日本においては、MNO(Mobile Network Operator)である3キャリア(NTTdocomo、au、SoftBank)が該当する。このMNCを接続先情報として利用する。
(アクセスポイント)
図3は、本発明の実施の形態におけるアクセスポイント20の機能ブロック図である。この図に示すように、アクセスポイント20は、認証機能部21と、広告配信機能部22と、DRAM/FROM23と、ルータ処理部24とを備える。
認証機能部21は、ユーザ端末10から送信される認証情報を上位の認証サーバにプロキシする機能を実現する。その際、認証情報から接続先情報を抽出し、広告配信テーブルT2と接続先情報を突合し、配信する広告ページを選択する。
広告配信機能部22は、認証成功したユーザ端末10からの初回HTTP通信時のみに広告ページを配信する機能を実現する。認証テーブルT1・広告配信テーブルT2と連携し、対象端末と広告ページを選択する。
DRAM/FROM23は、認証テーブルT1や広告配信テーブルT2等、各種のデータを記憶する記憶部である。認証テーブルT1は、認証成功したユーザ端末10を登録するとともに、広告配信有無を判断するフラグと広告ページを管理する管理テーブルである。広告配信テーブルT2は、「SSID」単位もしくは「SSID及び認証情報」から配信する広告ページを指定するための管理テーブルである。広告配信テーブルT2は、Web−GUIや遠隔設定を通じて設定可能となっている。
ルータ処理部24は、ルータ処理を実施する処理部である。ルータ処理部24の機能は一般的なものと同様であるため、詳しい説明を省略する。
(認証機能部の詳細)
認証機能部21は、ユーザ端末10から送信される認証情報を上位の認証サーバにプロキシする。また、Webブラウザを利用しない認証方式(IEEE802.1x等)、Webブラウザを利用する認証方式(ID/PASS等)の両方に対応する。また、認証情報から接続先を特定する情報(ユーザIDにあるレルム/SIMにあるMNC)を抽出する。また、広告配信テーブルT2と接続先情報を突合し、突合結果を認証テーブルT1に登録する。
図4は、本発明の実施の形態における認証機能部21の動作を示すフローチャートである。まず、認証機能部21は、ユーザ端末10から認証情報を受信すると(S1)、認証情報から接続先情報(レルム,MNC)を抽出するとともに(S2)、認証情報を上位の認証サーバにプロキシ転送する(S3)。次いで、認証サーバから認証結果を受信すると(S4)、認証成功であるか認証失敗であるかを判断し(S5)、認証失敗である場合は、認証失敗をユーザ端末10に転送する(S6)。一方、認証成功である場合は、認証テーブルT1にユーザ端末10のMACアドレスを登録する(S7)。また、接続先情報と広告配信テーブルT2を突合し(S8)、一致の有無を判断する(S9)。突合結果が一致有りの場合は、認証テーブルT1へ広告フラグ有り(1)で登録し(S10)、認証成功をユーザ端末10に転送する(S12)。一方、突合結果が一致無しの場合は、認証テーブルT1へ広告フラグ無し(0)で登録し(S11)、認証成功をユーザ端末10に転送する(S12)。
(認証テーブルの詳細)
図5は、本発明の実施の形態における認証テーブルT1の構成図である。この図に示すように、認証テーブルT1は、エントリナンバー毎に「MACアドレス」「広告フラグ」「広告配信No」を紐付けて管理している。
領域E1には、認証成功したユーザ端末10のMACアドレスを登録する。領域E2には、広告配信テーブルT2と接続先情報の突合結果を示す広告フラグを登録する。広告フラグ有り(1)は、突合結果が一致ありの場合を示し、広告フラグ無し(0)は、突合結果が一致なしの場合、又は広告配信済みの場合を示す。すなわち、広告配信後、広告フラグ有り(1)が広告フラグ無し(0)に変更されるようになっている。広告フラグ有り(1)となった場合は、広告管理Noも合せて登録する。広告管理Noは、広告配信テーブルT2にあるエントリナンバーを指す。広告フラグと広告管理Noは広告配信機能部22に連携する。認証テーブルT1は、アクセスポイント20内の揮発性メモリに記憶され、その登録内容は、ユーザ端末10の切断を検知したタイミングで削除されるようになっている。
図5に示すように、認証テーブルT1のNo1のMACアドレスは「aa:aa:aa:aa:aa:aa」、広告フラグは「1」、広告配信Noは「1」である。これは、突合結果が一致ありの場合(広告配信テーブルT2のNo1の広告ページをMACアドレス「aa:aa:aa:aa:aa:aa」のユーザ端末10に配信する場合)を示している。また、認証テーブルT1のNo2のMACアドレスは「bb:bb:bb:bb:bb:bb」、広告フラグは「0」、広告配信Noは「−」である。これは、突合結果が一致なしの場合を示している。また、認証テーブルT1のNo3のMACアドレスは「cc:cc:cc:cc:cc:cc」、広告フラグは「0」、広告配信Noは「2」である。これは、広告配信テーブルT2のNo2の広告ページをMACアドレス「cc:cc:cc:cc:cc:cc」のユーザ端末10に配信済みであることを示している。
(広告配信テーブルの詳細)
図6は、本発明の実施の形態における広告配信テーブルT2の設定画面Dを示す図である。この図に示すように、広告配信テーブルT2は、エントリナンバー毎に「SSID」「認証情報(参照箇所、値)」「広告ページ」を紐付けて管理している。
設定画面Dでは、広告ページ指定のために、「SSID」「認証情報」「広告ページ」の3点を設定する。具体的には、プルダウン式で「SSID」を指定する。「参照箇所」については、プルダウン式で「レルム」「MNC」「ANY」のうちのいずれかを選択する。「レルム」を選択した場合、「値」には「@」以降を指定する。「MNC」を選択した場合、「値」にはキャリアに合わせたMNCコードを指定する。「ANY」を選択した場合、「値」は記載不可となっている。「広告ページ」については、表示させたい広告ページを「URL」「IPv6アドレス」「IPv4アドレス」で指定する。設定画面D内に設けられた設定ボタンBを押すと、その設定内容が広告配信テーブルT2の領域E3に反映されるようになっている。
広告配信テーブルT2は、アクセスポイント20内の不揮発性メモリに記憶される。広告配信テーブルT2は、「We−GUI」や「遠隔設定」を利用して設定可能となっている。「遠隔設定」を利用する方法としては、APIを切り出しJava(登録商標)バンドルを利用する方法や、HTTPインタフェースを利用する方法がある。これらの方法は一例であり、別の方法を用いてもよい。
(広告配信機能部の詳細)
図7は、本発明の実施の形態における広告ページの通知シーケンスを示す図である。この図に示すように、アクセスポイント20に帰属したユーザ端末10が認証サーバ70によって認証される(S21〜S23)。認証方式は、IEEE802.1x認証とWeb認証の両方に対応している。その後、認証成功したユーザ端末10でWebブラウザが起動されると、そのユーザ端末10からの初回HTTP通信時のみに広告ページを配信する(S24〜S27)。広告ページの配信は、ユーザ端末10からの「HTTP GET」に対し、広告配信テーブルT2で指定したURLを格納した「HTTP 302Redirect」を通知することで実現する(S28〜S29)。広告配信テーブルT2において、URLに代えてIPv4アドレスやIPv6アドレスが指定されている場合も同様である。広告配信後は認証テーブルT1にある広告フラグを「有り(1)→無し(0)」に変更する。これにより、ユーザ端末10においてWebブラウジングが可能となる(S30)。
図8は、本発明の実施の形態における広告配信機能部22の動作を示すフローチャートである。まず、広告配信機能部22は、HTTP通信を受信すると、広告フラグの値を確認する(S41)。広告フラグが有り(1)の場合は、ユーザ端末10に広告ページを通知する(S42→S44)。ユーザ端末10が広告ページに接続すると(S45)、認証テーブルT1の広告フラグを「有り(1)→無し(0)」に変更する(S46)。これにより、ユーザ端末10においてWebブラウジングが可能となる(S47)。一方、広告フラグが無し(0)の場合は、ユーザ端末10に広告ページを配信済みであるため、ただちにユーザ端末10においてWebブラウジングが可能である(S42→S43)。
(EAP−SIM認証の詳細)
図9は、本発明の実施の形態における広告配信シーケンスを示す図である。この図に示すように、アクセスポイント20に帰属したユーザ端末10が認証サーバ70によって認証される(S51〜S65)。ここでは、Webブラウザを利用しない認証方式として、IEEE802.1xのEAP−SIM認証を利用した場合を示している。EAP−SIM認証自体は公知であるため、ここでは詳しい説明を省略する。この認証に成功した場合は、既に説明した通り、ユーザ端末10に広告ページが通知された後、ユーザ端末10においてWebブラウジングが可能となる(S66〜S73)。
(Web認証の詳細)
図10は、本発明の実施の形態における広告配信シーケンスを示す図である。この図に示すように、アクセスポイント20に帰属したユーザ端末10が認証サーバ70によって認証される(S81〜S91)。ここでは、Webブラウザを利用した認証方式(Web認証)を利用した場合を示している。Web認証自体は公知であるため、ここでは詳しい説明を省略する。この認証に成功した場合は、既に説明した通り、ユーザ端末10に広告ページが通知された後、ユーザ端末10においてWebブラウジングが可能となる(S92〜S97)。
以上説明したように、本発明の実施の形態におけるアクセスポイント20は、SSID、認証情報、及び広告ページを紐付ける広告配信テーブルT2を記憶するDRAM/FROM23と、ユーザ端末10から送信される認証情報から接続先を特定する接続先情報を抽出し、広告配信テーブルT2と接続先情報を突合し、SSIDと認証情報の組み合わせに基づいて配信対象の広告ページを選択する認証機能部21と、認証成功したユーザ端末10からの初回HTTP通信時のみに配信対象の広告ページを認証成功したユーザ端末10に配信する広告配信機能部22とを備える。これにより、Webブラウザを利用しない認証方式を利用した場合でも、「SSID+認証情報」の組み合わせに合わせた広告ページを初回HTTP通信時のみに配信することができる。すなわち、Webブラウザを利用しない新技術認証に対応した広告配信を実現することが可能である。アクセスポイント20のみで実現できる(広告サーバや受信アプリといった関連装置との連携は不要である)という効果もある。
具体的には、認証機能部21は、接続先情報として、ユーザIDに含まれるレルム又はSIMカードに含まれるMNCを抽出する。これにより、レルム又はMNCに基づいて迅速かつ確実に接続先を特定することが可能である。
また、認証機能部21は、レルムとMNCのいずれでもないことを意味する特定値(ANY)が広告配信テーブルT2に設定されている場合、SSID単位で配信対象の広告ページを選択する。これにより、「SSID+認証情報」の組み合わせだけでなく、「SSID」単位でも広告ページを選択することが可能である。
また、認証機能部21は、Webブラウザを利用しない認証方式、Webブラウザを利用する認証方式の両方に対応する。すなわち、Webブラウザを利用しない認証方式だけでなく、Webブラウザを利用する認証方式に対応した広告配信を実現することも可能である。
なお、本発明は、このような無線中継装置として実現することができるだけでなく、このような無線中継装置が備える特徴的な機能部をステップとする広告配信方法として実現したり、それらのステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したりすることもできる。そして、そのようなプログラムは、CD−ROM等の記録媒体やインターネット等の伝送媒体を介して配信することができるのはいうまでもない。
10…ユーザ端末
20…アクセスポイント(無線中継装置)
21…認証機能部
22…広告配信機能部
23…DRAM/FROM(記憶部)
24…ルータ処理部
30…固定網
40…インターネット
50…Webサーバ
60…動画サーバ
70…認証サーバ
T1…認証テーブル
T2…広告配信テーブル

Claims (4)

  1. SSID、認証情報、及び広告ページを紐付ける広告配信テーブルと、認証成功したユーザ端末を登録する認証テーブルとを記憶する記憶部と、
    ユーザ端末から送信される認証情報に基づいて上位の認証サーバによる認証が成功した場合、その認証成功したユーザ端末を前記認証テーブルに登録し、前記認証成功したユーザ端末から送信される認証情報から接続先を特定する接続先情報を抽出し、前記広告配信テーブルと前記接続先情報を突合し、前記SSIDと前記認証情報の組み合わせに基づいて配信対象の広告ページを選択する認証機能部と、
    前記認証成功したユーザ端末からの初回HTTP通信時のみに前記配信対象の広告ページを前記認証成功したユーザ端末に配信する広告配信機能部と
    を備え
    前記認証機能部は、前記広告配信テーブルと前記接続先情報を突合した突合結果が一致有りの場合は、前記認証テーブルへ広告フラグ有りで登録し、認証成功をユーザ端末に転送する一方、前記突合結果が一致無しの場合は、前記認証テーブルへ広告フラグ無しで登録し、認証成功をユーザ端末に転送し、
    前記広告配信機能部は、HTTP通信を受信すると、前記広告フラグが有りの場合は、前記ユーザ端末に前記広告ページを通知し、前記ユーザ端末が前記広告ページに接続すると、前記認証テーブルの広告フラグを有りから無しに変更することにより、前記ユーザ端末においてWebブラウジングを可能とする一方、前記広告フラグが無しの場合は、ただちに前記ユーザ端末においてWebブラウジングを可能とする
    ことを特徴とする無線中継装置。
  2. 前記認証機能部は、前記接続先情報として、ユーザIDに含まれるレルム又はSIMカードに含まれるMNCを抽出することを特徴とする請求項1に記載の無線中継装置。
  3. 前記認証機能部は、前記レルムと前記MNCのいずれでもないことを意味する特定値が前記広告配信テーブルに設定されている場合、前記SSID単位で前記配信対象の広告ページを選択することを特徴とする請求項2に記載の無線中継装置。
  4. 前記認証機能部は、Webブラウザを利用しない認証方式、Webブラウザを利用する認証方式の両方に対応することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の無線中継装置。
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