JP6246045B2 - Sprinkler head - Google Patents
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Description
本発明は、スプリンクラヘッドに関するものである。 The present invention relates to a sprinkler head.
従来のスプリンクラヘッドには、消火水が流れる配管に接続される本体と、本体の放水口を閉塞する弁体と、本体の下側に取付けられたフレームと、弁体を閉塞する機構と、半田に熱を伝達するための感熱板とを有するものが提案されている(たとえば、特許文献1、2参照)。
A conventional sprinkler head includes a main body connected to a pipe through which fire extinguishing water flows, a valve body that closes the water outlet of the main body, a frame that is attached to the lower side of the main body, a mechanism that closes the valve body, and solder. Have been proposed which have a heat sensitive plate for transferring heat to the surface (for example, see
特許文献1に記載の弁体を閉塞する機構は、弁体を付勢する皿ばねが設置されているスライダーと、スライダーに上から抑えられているボール(球状部)と、ボールの動きを規制するバランサーと、スライダー及びバランサーが挿入されたセットスクリューと、セットスクリューに接続され、感熱体(半田など)が設置されるシリンダーとを有している。この特許文献1に記載のスプリンクラヘッドは、上下に延びるセットスクリューに円筒状のシリンダーが取付けられており、シリンダー形状に対応して感熱体の形状もリング状となっている。
The mechanism that closes the valve body described in
特許文献2に記載の弁体を閉塞する機構は、本体の放水筒の内周面に係止されているボールと、感熱体が収容されているシリンダーと、シリンダー内の半田を押圧するピストンとを有している。特許文献2に記載のシリンダーは、有底円筒状に形成されたものであり、円筒状の凹部に円柱状の感熱体が収容されている。 The mechanism for closing the valve body described in Patent Document 2 includes a ball that is locked to the inner peripheral surface of the water discharge cylinder of the main body, a cylinder that houses the heat sensitive body, and a piston that presses the solder in the cylinder. have. The cylinder described in Patent Document 2 is formed in a bottomed cylindrical shape, and a columnar heat sensitive body is accommodated in a cylindrical recess.
特許文献1に記載のスプリンクラヘッドは、ボールが、フレームの下端側の内周(全周)に形成された段部上に、バランサーの周方向にわたって複数配置されている、いわゆる全周支持型のスプリンクラヘッドである。この特許文献1に記載のスプリンクラヘッドは、感熱体の形状がリング状である。リング状の感熱体を有するスプリンクラヘッドでは、一般的に、感熱体とシリンダーとの隙間が大きく、感熱体にかかる荷重に対する経時変化量(クリープ量)が円柱状の感熱体に比べて大きくなる。また、感熱分解部にボールを有するスプリンクラヘッドは、感熱分解部に2本のアームを有するスプリンクラヘッドに比べ、感熱体にかかる荷重を小さくすることが難しく(レバー比が小さく)、感熱体がクリープし易い構造となっている。そこで、クリープ量が大きくてもスプリンクラヘッドを誤作動なく確実に動作させるためには、感熱体を大きくする必要があるが、感熱体を大きくすると、感熱体の熱容量が大きくなり、作動の速動性が損なわれてしまうという課題がある。
The sprinkler head described in
特許文献2に記載の技術は、本体に形成され、フレームよりも径が小さい放水筒に複数のボールが係止される構造を有している。このため、特許文献2に記載の技術は、感熱体の形状が円柱状である分、クリープしづらくなるため、感熱体を小さくすることができ、それにより、感熱体の熱容量が小さくなるので、作動の速動性には優れるが、放水筒でボールを係止する構造のため、全周支持型と比較すると剛性面で劣るものとなっている。 The technique described in Patent Document 2 has a structure in which a plurality of balls are locked to a water discharge cylinder formed in a main body and having a diameter smaller than that of a frame. For this reason, since the technique described in Patent Document 2 is difficult to creep because the shape of the heat sensitive body is a columnar shape, the heat sensitive body can be made smaller, thereby reducing the heat capacity of the heat sensitive body. Although it is excellent in the speed of operation, it is inferior in rigidity as compared with the all-round support type because of the structure in which the ball is locked by the water discharge tube.
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、剛性が損なわれることを抑制しながら、作動の速動性を確保することができるスプリンクラヘッドを提供することを目的としている。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a sprinkler head that can ensure high speed operation while suppressing the loss of rigidity. .
本発明に係るスプリンクラヘッドは、放水口を有する本体と、本体に接続されたフレームと、フレーム内における放水口に配置された弁体と、フレームに設けられ、バランサーとセットスクリューとを有し、弁体を支持する弁体支持機構と、バランサーの下面側に当接するように設けられたピストンと、ピストンに押し付けられる柱状の感熱体が収容され、セットスクリューの下側が接続されたシリンダーと、を備えたものである。 The sprinkler head according to the present invention has a main body having a water outlet, a frame connected to the main body, a valve body disposed at the water outlet in the frame, a frame, a balancer and a set screw, A valve body support mechanism for supporting the valve body, a piston provided so as to contact the lower surface side of the balancer, and a cylinder in which a columnar heat-sensitive body pressed against the piston is housed and the lower side of the set screw is connected. It is provided.
本発明に係るスプリンクラヘッドは、フレームは、内周下端に係止段部を有し、弁体支持機構は、弁体の下側に設けられ、弁体を支持するスライダーと、係止段部上に設けられ、スライダーを係止する球状部とをさらに備え、バランサーは、スライダーの下側に設けられ、球状部の動きを規制するように球状部の内側に設けられ、セットスクリューは、スライダーに当接するとともに、バランサーに移動自在に挿入されたものである。 In the sprinkler head according to the present invention, the frame has a locking step at the lower end of the inner periphery, the valve body support mechanism is provided on the lower side of the valve body, a slider for supporting the valve body, and a locking step The balancer is provided on the lower side of the slider, and is provided on the inner side of the spherical portion so as to restrict the movement of the spherical portion. The set screw is provided on the slider. with contact to, those that are inserted movably in the balancer.
本発明に係るスプリンクラヘッドは、セットスクリューは、バランサーの下面側から下側に延びるスリットが形成され、ピストンは、バランサーに当接し、スリットに挿入されている延出部と、延出部の一端側が接続されている基部と、基部から下側に延びる突出部とを有する第1ピストンと、上面側が第1ピストンに押し付けられ、下面側が感熱体を押し付ける、シリンダーに収容された第2ピストンとを有するものである。 Sprinkler head according to the present invention, the set screw is formed slit extending downward from the lower surface side of the balancer, the piston is to abut the balancer, the extending portion is inserted into the slit, extending portion of the A first piston having a base to which one end is connected, and a projecting portion extending downward from the base ; a second piston housed in a cylinder whose upper surface is pressed against the first piston and whose lower surface presses the heat sensitive body; It is what has.
本発明に係るスプリンクラヘッドは、放水口を有する本体と、本体に接続されたフレームと、フレーム内における放水口に配置された弁体と、フレームに設けられ、バランサーとセットスクリューとを有し、弁体を支持する弁体支持機構と、バランサーによって下側に押されているピストンと、ピストンに押し付けられる柱状の感熱体が収容されたシリンダーと、を備えたものである。
また、本発明に係るスプリンクラヘッドは、ピストンは、スリットが形成されている基部を有し、セットスクリューの下側は、基部のスリットに挿入されているものである。
The sprinkler head according to the present invention has a main body having a water outlet, a frame connected to the main body, a valve body disposed at the water outlet in the frame, a frame, a balancer and a set screw, A valve body support mechanism for supporting the valve body, a piston pushed downward by a balancer, and a cylinder containing a columnar heat sensitive body pressed against the piston are provided .
In the sprinkler head according to the present invention, the piston has a base portion in which a slit is formed, and the lower side of the set screw is inserted into the slit of the base portion.
本発明に係るスプリンクラヘッドによれば、上記構成を有しているため、剛性が損なわれることを抑制しながら、作動の速動性を確保することができる。 Since the sprinkler head according to the present invention has the above-described configuration, it is possible to ensure the quickness of operation while suppressing the loss of rigidity.
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態.
図1は、本実施の形態に係るスプリンクラヘッド1の縦断面図である。図2は、図1に示す第1ピストン70及び第2ピストン90などの要部拡大図である。なお、図2は、半田などで構成される感熱体55が溶融し、バランサー63、第1ピストン70及び第2ピストン90が下方に移動した状態の図である。図1及び図2を参照してスプリンクラヘッド1の構成について説明する。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
Embodiment.
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a
[構成説明]
スプリンクラヘッド1は、ヘッド本体10、フレーム20、弁体30、散水部40及び弁体支持機構50(球状部保持機構60)を備えている。
[Description of configuration]
The
(ヘッド本体10)
ヘッド本体10は、中心部が開口されている。この開口部11は、後述の放水筒16とともに放水口12を形成する。ヘッド本体10の外周部にはフランジ13が形成されており、フランジ13の上側のヘッド本体10の外周部には給水管に接続されるねじ部14が形成されており、また、フランジ13の下側の内側面には、後述するフレーム20が取付けられるためのねじ部15が形成されている。
ヘッド本体10の内側には円筒状の放水筒16が下方に突出して形成されている。また、放水筒16の下端部には、たとえば、平らに形成された弁座17が形成されており、弁体30によって塞がれている。この放水筒16の下端部に、弁体30の外周が嵌るような段部を設けるようにしてもよい。なお、ヘッド本体10は、フランジ13の下側の内周部と放水筒16との間に略穴状または略リング状の空間18が形成されており、この空間18には後述のガイドロッド42が収納される。
(Head body 10)
The
A cylindrical
(フレーム20)
フレーム20は、円筒状に形成されている。フレーム20の上部の外周部にはねじ部21が形成され、ヘッド本体10の下部側に形成されたねじ部15に取付けられる。フレーム20の下部には、内側に突出した係止段部22が設けられ、係止段部22には後述の球状部61が係止される。
(Frame 20)
The
(弁体30)
弁体30は、凸状に形成されており、下部にフランジ部31を有し、このフランジ部31で、ヘッド本体10の弁座17を塞いでいる。なお、弁座17には、たとえばテフロン(登録商標)シートが設けられるか、テフロン(登録商標)コーティングが施される。弁体30の下部中央には凹部32が形成され、後述のセットスクリュー80の頭部が挿入される。弁体30は、後述する弁体支持機構50によって支えられている。
(Valve 30)
The
(散水部40)
散水部40は、デフレクタ41、ガイドロッド42、ストッパリング43(及び弁体30)を備えている。
(Watering part 40)
The
デフレクタ41は、中央に開口部を有する円板によって構成されており、その開口部に弁体30の下部が挿入された状態で、弁体30のフランジ部31の下面に取付けられている(固定されている)。また、デフレクタ41には、ガイドロッド42(たとえば3本)が挿入される挿入穴41a(たとえば3個)が設けられており、ガイドロッド42の下端は、その挿入穴41aから突出した状態でデフレクタ41に固着されている。したがって、これらの弁体30、デフレクタ41及びガイドロッド42は一体的に構成されている。
The
なお、弁体30へのデフレクタ41の取付状態について詳述する。弁体30は弁座17と接触し、止水を保つためのフランジ部31と、フランジ部31の下側に突出した、円筒状の取付部とを有している。弁体30の取付部をデフレクタ41の中央開口部に挿通し、弁体30の取付部の下方を潰すことで、脚部30Aと溝部30Bが構成される。溝部30Bは、デフレクタ41の中央開口部(穴)よりわずかに小径である。溝部30Bの下側に形成された脚部30Aは、デフレクタ41の中央開口部の穴径よりもわずかに大径の円筒形状になっている。このため、デフレクタ41は、弁体30に取付けられている状態において回動可能となっている。
In addition, the attachment state of the
ガイドロッド42の上端にはストッパ用の拡径された段部42aが形成されており、ガイドロッド42にはドーナツ状に形成されたストッパリング43が上下動可能なように取付けられる。ストッパリング43には、ガイドロッド42を挿通させるための挿通穴(たとえば3つ)が設けられている。ガイドロッド42は、放水動作時に、ストッパリング43の挿通穴に沿って下方に移動可能となるようにストッパリング43に取付けられている。なお、この挿通穴は、段部42aより小さく形成されている。すなわち、ガイドロッド42が下方に移動したときにおいて、ガイドロッド42の上端側に形成された段部42aが、挿通穴に引っ掛かるため、ガイドロッド42が落下しないようになっている。このストッパリング43は、監視時においては、デフレクタ41上に設置され、たとえばフレーム20の高さ方向のほぼ中間に配置される。
A stepped
スプリンクラヘッド1の監視時においては、ストッパリング43の下面は、コイルバネ44に押圧されてデフレクタ41の上面にほぼ重なる位置にある。放水動作時においては、デフレクタ41及びガイドロッド42が下降し、ガイドロッド42の上端の段部42aは、ストッパリング43にあたるまで下降する(図6(b)参照)。ストッパリング43の外径は、フレーム20の係止段部22の内径よりも大きく形成され、放水動作時に、弁体支持機構50が落下すると、ストッパリング43は、コイルバネ44に押されてフレーム20の係止段部22まで下降する。
なお、コイルバネ44は、フレーム20の内周面に接するような大きさ(外径)を有しており、ヘッド本体10の外周部の下方とストッパリング43の外周部との間に設けられている。このため、コイルバネ44をフレーム20内に設置しても、フレーム20内の限られた空間を有効に活用することができるようになっている。
When the
The
ストッパリング43の中央に設けた穴の内径は、放水筒16の外径よりわずかに大きく形成されている。そしてストッパリング43は、内周の一部を切欠溝を介して上方に折り曲げることで、断面L字形状のガイド部材43aが内周側のたとえば3カ所に設けられている。ストッパリング43は降下する際には、このガイド部材43aにより、ヘッド本体10の下部に形成された放水筒16の外周にガイドされる。ガイド部材43aは、上方に折り曲げられており、このため、放水時の散水障害となりにくくなっている。なお、ストッパリング43がバランスよく降下できるように、ガイド部材43aの数やピッチは適宜設定される。
The inner diameter of the hole provided in the center of the
(弁体支持機構50)
弁体支持機構50は、感熱部51、球状部保持機構60、皿バネ64及びセットスクリュー80を備え、フレーム20に設けられているものである。
(Valve support mechanism 50)
The valve
感熱部51は、感熱体55が収容されるシリンダー53Aと、シリンダー53Aと一体的に形成されている複数の感熱板53と、シリンダー53A内の感熱体55を下側に押し付けるように付勢する第1ピストン70及び第2ピストン90を備えている。シリンダー53Aは、感熱体55が収容された凹部を有するものである。シリンダー53Aは、円筒状に形成されており、感熱体55が収容される空間も円筒状となっている。すなわち、本実施の形態では、感熱体55の形状は円柱状である。また、シリンダー53Aの上部53A1には、セットスクリュー80の下端側が螺着されることで接続されている。感熱板53は、シリンダー53Aから水平方向に延びるように形成された円板状部材である。シリンダー53A及び感熱板53は、スプリンクラヘッド1が設置される空間の熱が感熱体55にすみやかに伝達されるように、たとえば銅などで構成される。
第1ピストン70は、バランサー63の下側に設けられているものである。第1ピストン70は、バランサー63によって下側に押されている。第2ピストン90は、シリンダー53A内に収容されているものであり、第1ピストン70によって下側に押されている。第2ピストン90は、感熱体55を下側に押し付けている。
The heat-
The
(球状部保持機構60)
球状部保持機構60は、球状部61、スライダー62、バランサー63及び皿バネ64を備えている。なお、バランサー63は、第1ピストン70を介して第2ピストン90を感熱体55に押し付ける機能を有する。
球状部61の外周下部は、フレーム20の係止段部22に係止されている。この状態で、球状部61を上から押さえるのがスライダー62であり、スライダー62から球状部61に力がかかることで、球状部61には内側に入り込む方向に力が作用する。バランサー63は、球状部61の内側に設けられ、この内側に入りこもうとする球状部61の動きを規制する。
(Spherical part holding mechanism 60)
The spherical
The lower peripheral portion of the
スライダー62及びバランサー63は、たとえば円板状に形成され、中央には貫通穴が形成されているものである。スライダー62の貫通穴62A及びバランサー63の貫通穴63Cには、セットスクリュー80が挿入されている。
スライダー62は、上面に、セットスクリュー80に設けられる後述する凸条部83が当接される。一方、バランサー63の貫通穴63Cの径の方が、セットスクリュー80の胴部81の外径よりも大きく、バランサー63とセットスクリュー80とは結合していない。すなわち、バランサー63は、セットスクリュー80に対して上下に移動自在である。
The
The
バランサー63の下面側には、貫通穴63Cの開口の周りに、第1ピストン70が取付けられる凹部63Aが形成されている。この凹部63Aには、後述する第1ピストン70の基部71及び延出部72が設置される。
バランサー63には、球状部61の動きを規制する段部63Bが形成されている。段部63Bは、バランサー63の円板部の上部に形成されているものである。そして、段部63Bは、球状部61との当接面が上側から下側に向かって径が広がるようなテーパー(傾斜面)を有している。このように、段部63Bは傾斜面を有しているため、バランサー63には、球状部61に押されて下側に移動するような力が作用している。このため、バランサー63の下面に当接する第1ピストン70及び第1ピストン70の下端側に押される第2ピストン90にも下側に移動するような力が作用している。
段部63Bは、さらに下方に段部63Dを有しており、段部63Dは、フレーム20の内周下部にある係止段部22に、当接するように構成されており、バランサー63の下側から外力がかかった場合には、この部分で衝撃を吸収する。
On the lower surface side of the
The
The
上述のように、スプリンクラヘッド1の監視時において、球状部61には、内側に移動するように力がかかっているので、バランサー63、第1ピストン70及び第2ピストン90を下方に、また、スライダー62を上方に移動させるように力が作用する。
As described above, since the force is applied to the
図2に示すように、たとえば半田などで構成される感熱体55が溶融すると、バランサー63、第1ピストン70及び第2ピストン90が下方に移動する。これにより、感熱体55は、シリンダー53Aの内側面と第2ピストン90の外側面との間に形成される隙間Sから流出する。
また、バランサー63、第1ピストン70及び第2ピストン90が下方に移動すると、球状部61が内側に入り込む。これにより、球状部61は、フレーム20の係止段部22との係止状態が解除されるので、球状部保持機構60は感熱部51と共に落下する。球状部保持機構60が落下すれば、それに伴って、散水部40を構成する弁体30、ストッパリング43などが落下して、放水が行われることになる。
As shown in FIG. 2, for example, when the heat
Further, when the
セットスクリュー80は、スライダー62及びバランサー63に挿入される胴部81と、胴部81の上側に形成され、皿バネ64及び弁体30の凹部32に挿入される頭部82と、胴部81の下側に複数形成された脚部84とを有するものである。脚部84の下部は、感熱部51のシリンダー53Aの上部53A1に接続されている。また、胴部81と頭部82の境目に、スライダー62の上面に係止する凸条部83(詳細は後述)が設けられる。すなわち、セットスクリュー80は、スライダー62に係止されると共に、シリンダー53Aと結合している。
The
皿バネ64は、貫通穴64A内にセットスクリュー80の頭部82が挿通されて、弁体30とスライダー62との間に設けられる。つまり、皿バネ64の貫通穴64Aは、セットスクリュー80の頭部82の外径とほぼ同じか、それより少し大きく形成されている。また、セットスクリュー80の頭部82の高さは、皿バネ64の高さよりも大きく形成されている。このため、セットスクリュー80は、皿バネ64をガイドする役割を果たす。セットスクリュー80の頭部82の高さが低いと、組み立て時に、皿バネ64を必要以上に潰すと機能しなくなることから、そのようなことがない程度にセットスクリュー80の頭部82の高さを設定することで、安定した状態で皿バネ64を保持することが可能となる。
The
上記のようなスプリンクラヘッド1には、図1の状態においては、放水口12の消火水の水圧や部品の組立荷重が球状部61に作用し、球状部61は内側(中心側)に移動しようとするが、球状部61は、バランサー63によってその移動が阻止されており、球状部保持機構60は球状部61を保持している。そして、この状態においては、皿バネ64が弁体30を上方に押圧しており、弁体30がヘッド本体10の放水口12を封止している。このため、スプリンクラヘッド1には、加圧された消火水が供給されるが、消火水は漏れない。また、散水部40は、弁体30にデフレクタ41が固定され、デフレクタ41にガイドロッド42が固定されており、弁体30が放水口12を封止している状態では、ガイドロッド42がヘッド本体10の空間18に収納された状態になっている。
In the
[第1ピストン70及びセットスクリュー80などの詳細説明]
図3は、本実施の形態に係るスプリンクラヘッド1の第1ピストン70の説明図である。図4は、本実施の形態に係るスプリンクラヘッド1のセットスクリュー80の説明図である。図5は、本実施の形態に係るスプリンクラヘッド1の第1ピストン70及びバランサー63を、バランサー63の下面側から見た状態の分解断面図である。なお、図3(a)及び図4(a)は、第1ピストン70及びセットスクリュー80の縦断面図であり、図3(b)及び図4(b)は、第1ピストン70及びセットスクリュー80を横側面側から見た図であり、図3(c)及び図4(c)は第1ピストン70及びセットスクリュー80を下側から見た図である。図3〜図5を参照して第1ピストン70及びセットスクリュー80などについて詳しく説明する。
[Detailed description of
FIG. 3 is an explanatory diagram of the
(第1ピストン70)
第1ピストン70は、セットスクリュー80の胴部81の下面と対向する基部71と、基部71から放射状に延びる複数の延出部72と、基部71から下側に突出する突出部73とを有しているものである。基部71は、たとえば円板状に形成されるものであり、その周縁部に3つの延出部72が形成されている。また、基部71の下面中央部には、突出部73が形成されている。
(First piston 70)
The
延出部72は、一端側が基部71に接続され、上面側がバランサー63の凹部63Aの下面と当接しているものである。3つの延出部72は、基部71の周方向に120度をなすように基部71に接続されている。突出部73は、たとえば鉛直方向下側に突出するように形成され、突出部73の先端部73Aが第2ピストン90と当接している。また、先端部73Aは、先端側に向かうに従い縮径するように形成される。
そして、この凹部63Aは、中心軸から凹部63Aの外周までの長さが、第1ピストンの中心軸から延出部72までの長さとほぼ同じか、それよりわずかに長く形成されていることにより、第1ピストン70が、バランサー63の下面に対して水平方向に位置ずれすることを防止している。
The
The
(セットスクリュー80)
セットスクリュー80は、中間部分に形成されている胴部81と、胴部81の上側に形成された頭部82と、胴部81の下側に形成された複数の脚部84と、胴部81の外周面にリング状に形成された凸条部83とを有しているものである。脚部84は、胴部81の下端側の外周縁に接続されているものである。セットスクリュー80には、脚部84が3つ形成されている。3つの脚部84は、胴部81の下端側の外周縁の周方向に、120度をなすように形成されている。また、隣接する脚部84の間には、上下方向に延びるスリット84Aが形成されている。すなわち、セットスクリュー80には、3つのスリット84Aが形成されている。スリット84Aと延出部72は共に同じ間隔で形成されており、スリット84Aに、延出部72が挿入される。なお、脚部84の下端側は、感熱部51のシリンダー53Aの上部に接続される。
(Set screw 80)
The
図5に示すように、第1ピストン70がバランサー63に取付けられている状態において、延出部72とセットスクリュー80とは交差している。すなわち、延出部72は、バランサー63(凹部63A)の下面とセットスクリュー80(胴部81)の下面とに跨がるように設けられている。
As shown in FIG. 5, the
第1ピストン70の延出部72は、バランサー63の下面側に当接するように設けられている。また、シリンダー53Aについては、セットスクリュー80の下端側が接続されている。このため、感熱体55が溶融し、球状部61が内側に移動してバランサー63が下側に移動すると共に、第1ピストン70及び第2ピストン90も下側に移動する。このとき、セットスクリュー80については、スライダー62の作用により下側への移動量が小さくなっているため、セットスクリュー80に接続されたシリンダー53Aの下側への移動量も小さくなる。このため、第2ピストン90は、シリンダー53Aに対して相対的に下側に移動し、すみやかに両者の間に設けられた感熱体55が隙間Sから押し出される。
The
なお、第1ピストン70及び第2ピストン90は、たとえば、銅などと比較すると熱伝導性が小さいステンレスなどで構成するとよい。これにより、感熱板53及びシリンダー53Aの熱が、第1ピストン70及び第2ピストン90側に逃げてしまうことを抑制することができ、感熱体55を高効率に溶融させることができ、作動の速動性を向上させることができる。
In addition, the
[スプリンクラヘッド1の動作説明]
図6は、本実施の形態に係るスプリンクラヘッド1の動作説明図である。図6(a)及び図6(b)はスプリンクラヘッド1の動作過程を示した図である。
スプリンクラヘッド1の監視状態においては、ヘッド本体10の放水口12には加圧された消火水が供給されており、弁体30には消火水の圧力が加えられている(図1参照)。火災が発生し、その熱気流が感熱板53に当たると加熱され、感熱板53の熱は感熱体55へ伝播する。そして、感熱体55が周囲から加熱されて溶融し始めると、溶融した感熱体55は、シリンダー53Aと第2ピストン90との間に形成された隙間S(図2参照)から流出する。
このときバランサー63によって上方から押された球状部61が内側に移動することになるが、球状部61が移動しても弁体30は弁座17に圧接されて、放水口12を塞いだ状態を維持する。これは、皿バネ64が弁体30による放水口12のシールを維持できるだけの所定量のストロークを有するためである。こうして、球状部保持機構60が完全に落下するまで弁体30が弁座17から離れるのを防止して、確実に動作できるようにしている。
[Description of Operation of Sprinkler Head 1]
FIG. 6 is an operation explanatory view of the
In the monitoring state of the
At this time, the
感熱体55が溶融して隙間Sから流出すると、バランサー63、第1ピストン70及び第2ピストン90は感熱体55の流出量に対応して降下する。バランサー63、第1ピストン70及び第2ピストン90が降下すると、バランサー63とスライダー62との間の間隙が広がり、内側に付勢されている球状部61がバランサー63の段部63Bを越えて内側に移動し、フレーム20の係止段部22と球状部61との係合が解かれる。それによって、弁体30及び弁体支持機構50は降下する。
When the heat
弁体30の下に配置されている皿バネ64を含む弁体支持機構50は落下すると、弁体30が降下する。また、弁体30の降下に伴って、弁体30に取付けられているデフレクタ41、デフレクタ41に取付けられているガイドロッド42、及びストッパリング43が降下する。ガイドロッド42が降下すると、その上部にある段部42aがストッパリング43に係止され、ストッパリング43はフレーム20の係止段部22に係止され、弁体30及びデフレクタ41がガイドロッド42によりフレーム20から吊り下げられた状態になる(図6(b)参照)。
When the valve
本実施の形態では、放水動作時において、デフレクタ41は、ガイド部材43aによりガイドされながらガイドロッド42と共に下降するので、デフレクタ41の下降動作が円滑に行われる。また、ストッパリング43をフレーム20の高さ方向のほぼ中間に設けることで、ストッパリング43自体の下降量も減らせるので、放水時の動作がスムーズになる。このように、弁体30が降下すると放水口12は開放され、加圧された消火水がデフレクタ41から散水されて火災を消火する。
In the present embodiment, during the water discharge operation, the
[本実施の形態に係るスプリンクラヘッド1の有する効果]
本実施の形態に係るスプリンクラヘッド1は、フレーム20に係止された弁体支持機構50を有するものであり、剛性が損なわれることが抑制される構造となっている。
具体的には、本実施の形態に係るスプリンクラヘッド1は、内周下端に係止段部22を有し、本体に接続されたフレーム20と、弁体30を支持するスライダー62と、係止段部22上に設けられて係止段部22に係止されるとともに、スライダー62を係止する球状部61と、スライダー62の下側に設けられ、球状部61の動きを規制するように球状部61の内側に設けられたバランサー63とを有している、いわゆる全周支持型のスプリンクラヘッドである。本実施の形態に係るスプリンクラヘッド1は、特許文献2に記載のスプリンクラヘッドのように、放水口12で球状部61が係止される構造ではないので、剛性が損なわれることが抑制されている。
[Effects of the
The
Specifically, the
また、本実施の形態に係るスプリンクラヘッド1は、弁体支持機構50の下面側に当接するように設けられたピストン(第1ピストン70及び第2ピストン90)と、ピストンに押し付けられる柱状の感熱体55が収容され、弁体支持機構50の下端側が接続されたシリンダー53Aと、を備えたものであり、感熱体55が暖まりやすく、作動の速動性を確保することができるものである。
具体的には、本実施の形態に係るスプリンクラヘッド1は、スライダー62を係止するとともに、バランサー63が移動自在に挿入されたセットスクリュー80と、バランサー63の下面側に当接するように設けられたピストン(第1ピストン70及び第2ピストン90)と、ピストンに押し付けられる柱状の感熱体55が収容され、セットスクリュー80の下端側が接続されたシリンダー53Aとを有するものである。すなわち、感熱体55の形状は、シリンダー53Aに対応して柱状になっている。柱状の感熱体55にすることで、クリープ量を小さくすることができるので、感熱体55を小さく構成でき、感熱体55の熱容量が小さくなるため、感熱体55が暖まりやすく、作動の速動性を確保することができるようになっている。
Further, the
Specifically, the
したがって、本実施の形態に係るスプリンクラヘッド1は、剛性が損なわれることを抑制しながら、作動の速動性を確保することができる。
Therefore, the
なお、本実施の形態では、基部71が円板状であるものとして説明したが、それに限定されるものではなく、たとえば多角形であってもよい。
In the present embodiment, the
本実施の形態では、延出部72及び脚部84(スリット84A)が3つである場合を一例として説明したが、それに限定されるものではなく、2つでもよいし、4つ以上であってもよい。2つの場合には、延出部72及び脚部84は、たとえば周方向に180度をなすように設けられているとよい。なお、延出部72及び脚部84(スリット84A)が1つであってもよいが、複数の方が、第1ピストン70の姿勢を保ちやすく、より確実に感熱体55を押し付けることができる。
In the present embodiment, the case where there are three extending
本実施の形態では、延出部72の形状が3つともに同じである場合を一例として説明したが、それに限定されるものではなく、それぞれの形状が異なっていてもよい。
In the present embodiment, the case where all three of the extending
本実施の形態では、バランサー63に凹部63Aが形成されている場合を一例として説明したが、それに限定されるものではない。たとえば、凹部63Aをバランサー63に形成せず、バランサー63の下面を平坦面としてもよい。
In the present embodiment, the case where the
本実施の形態では、シリンダー53Aの形状を円筒状として、感熱体55の形状を円柱状としたが、それに限定されるものではない。すなわち、感熱体55の形状は、柱状であればよい。たとえば、シリンダー53Aの形状を多角形などとし、それに対応して、感熱体55の形状も多角柱状としてもよい。
In the present embodiment, the
本実施の形態では、球状部61が球である場合を一例で説明したが、球状部61の形状はそれだけに限定されるものではなく、フレーム20、スライダー62及びバランサー63との当接面が曲面状に形成された形状を有していればよく、例えば、Cリング等の断面円形のリング形状のものも球状部61に含まれるものとする。
In the present embodiment, the case where the
本実施の形態では、感熱板53とシリンダー53Aとが一体的に形成されているものとして説明したが、それに限定されるものではなく、別体であってもよい。
In the present embodiment, the heat
[変形例]
図7は、本実施の形態に係るスプリンクラヘッド1の変形例の説明図である。図7(a)は第1ピストン170を横側面側から見た図であり、図7(b)は第1ピストン170を下側から見た図である。
本実施の形態では、セットスクリュー80側にスリット84Aを形成し、第1ピストン70をスリット84Aに挿入する態様について説明したが、それに限定されるものではない。たとえば、図7に示す変形例のように、セットスクリュー80と第1ピストン70との関係が逆であってもよい。すなわち、第1ピストン170にセットスクリュー80の脚部84(図4参照)が挿入されるスリット174(開口部)を形成してもよい。なお、第1ピストン170は、セットスクリュー80に対して上下に移動自在になるように、スリット174の径がセットスクリュー80の脚部84よりも大きくなるように設定するとよい。この変形例では、第1ピストン170の基部172は、延出部72が形成されておらず、その代わり、基部172の外径を延出部72の他端側と同程度まで拡大したような形状を有している。この態様によっても、第1ピストン70はバランサー63に押されると、下側の第2ピストン90を押すことができ、感熱体55を押すことができる。
[Modification]
FIG. 7 is an explanatory diagram of a modification of the
In the present embodiment, the
1 スプリンクラヘッド、10 ヘッド本体、11 開口部、12 放水口、13 フランジ、14 ねじ部、15 ねじ部、16 放水筒、17 弁座、18 空間、20 フレーム、21 ねじ部、22 係止段部、30 弁体、30A 脚部、30B 溝部、31 フランジ部、32 凹部、40 散水部、41 デフレクタ、41a 挿入穴、42 ガイドロッド、42a 段部、43 ストッパリング、43a ガイド部材、44 コイルバネ、50 弁体支持機構、51 感熱部、53 感熱板、53A シリンダー、53A1 上部、55 感熱体、60 球状部保持機構、61 球状部、62 スライダー、62A 貫通穴、63 バランサー、63A 凹部、63B 段部、63C 貫通穴、63D 段部、64 皿バネ、64A 貫通穴、70 第1ピストン、71 基部、72 延出部、73 突出部、73A 先端部、80 セットスクリュー、81 胴部、82 頭部、83 凸条部、84 脚部、84A スリット、90 第2ピストン、170 第1ピストン、172 基部、174 スリット、S 隙間。
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記本体に接続されたフレームと、
前記フレーム内における前記放水口に配置された弁体と、
前記フレームに設けられ、バランサーとセットスクリューとを有し、前記弁体を支持する弁体支持機構と、
前記バランサーの下面側に当接するように設けられたピストンと、
前記ピストンに押し付けられる柱状の感熱体が収容され、前記セットスクリューの下側が接続されたシリンダーと、
を備えた
ことを特徴とするスプリンクラヘッド。 A main body having a water outlet;
A frame connected to the body;
A valve body disposed at the water outlet in the frame;
A valve body support mechanism provided on the frame, having a balancer and a set screw, and supporting the valve body;
A piston provided to contact the lower surface side of the balancer;
A cylinder in which a columnar heat sensitive body pressed against the piston is accommodated, and a lower side of the set screw is connected;
A sprinkler head characterized by comprising:
内周下端に係止段部を有し、
前記弁体支持機構は、
前記弁体の下側に設けられ、前記弁体を支持するスライダーと、
前記係止段部上に設けられ、前記スライダーを係止する球状部とをさらに備え、
前記バランサーは、
前記スライダーの下側に設けられ、前記球状部の動きを規制するように前記球状部の内側に設けられ、
前記セットスクリューは、
前記スライダーに当接するとともに、前記バランサーに移動自在に挿入された
ことを特徴とする請求項1に記載のスプリンクラヘッド。 The frame is
Has a locking step at the lower end of the inner periphery,
The valve body support mechanism is
A slider provided below the valve body and supporting the valve body;
A spherical portion provided on the locking step and locking the slider;
The balancer is
Provided on the lower side of the slider, provided on the inner side of the spherical part so as to restrict the movement of the spherical part,
The set screw is
Sprinkler head of claim 1, as well as contact with the slider, characterized in that movably inserted into the balancer.
前記バランサーの下面側から下側に延びるスリットが形成され、
前記ピストンは、
前記バランサーに当接し、前記スリットに挿入されている延出部と、前記延出部の一端側が接続されている基部と、前記基部から下側に延びる突出部とを有する第1ピストンと、
上面側が前記第1ピストンに押し付けられ、下面側が前記感熱体を押し付ける、前記シリンダーに収容された第2ピストンとを有する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のスプリンクラヘッド。 The set screw is
A slit extending downward from the lower surface side of the balancer is formed,
The piston is
Abut said balancer, a extending portion which is inserted into the slit, a base end side of the extending portion are connected, a first piston and a projection extending downwardly from said base portion,
The sprinkler head according to claim 1, further comprising: a second piston housed in the cylinder, wherein the upper surface side is pressed against the first piston, and the lower surface side presses the heat sensitive body.
前記本体に接続されたフレームと、A frame connected to the body;
前記フレーム内における前記放水口に配置された弁体と、A valve element disposed at the water outlet in the frame;
前記フレームに設けられ、バランサーとセットスクリューとを有し、前記弁体を支持する弁体支持機構と、A valve body support mechanism provided on the frame, having a balancer and a set screw, and supporting the valve body;
前記バランサーによって下側に押されているピストンと、A piston pushed downward by the balancer;
前記ピストンに押し付けられる柱状の感熱体が収容されたシリンダーと、A cylinder containing a columnar heat sensitive body pressed against the piston;
を備えたWith
ことを特徴とするスプリンクラヘッド。Sprinkler head characterized by that.
ことを特徴とする請求項4に記載のスプリンクラヘッド。The sprinkler head according to claim 4.
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