JP6240302B1 - フットゴルフ用カップ、その組み立て方法およびフットゴルフキット - Google Patents

フットゴルフ用カップ、その組み立て方法およびフットゴルフキット Download PDF

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【課題】フットゴルフのプレーができる施設不足を解消すると共に、比較的体力が乏しいプレーヤーも楽しむことができるうえ、施設側の競技場提供なども容易となるようなフットゴルフ用カップ及びそれを用いたフットゴルフキットを提供する。【解決手段】両端部分に羽目合わせ部を有する複数の構成部材を設け、これら構成部材の隣同士を羽目合わせることによってフットゴルフ用カップを一体的に形成できるようにした。これにより、それら構成部材のサイズも比較的小さく可搬性にも優れると共に、フットゴルフ用カップの設置も容易となる。この為、従来プレーヤー側が感じていたフットゴルフ会場が少ないうえ遠いという課題も解消される。また、フットゴルフ用に整備されたゴルフ場に限らず、身近な広場等でもフットゴルフ競技が可能となる。【選択図】図1

Description

本発明は、サッカーとゴルフを融合させたフットゴルフで使用されるフットゴルフ用カップ、その組み立て方法およびフットゴルフキットに関する。
フットゴルフはサッカーとゴルフを融合させたような形態のニュースポーツの一種であり、サッカーボールの5号球などが使用され、プレーヤーがゴルフ場の9ホールまたは18ホールを回って全ホールにおける打数の少なさを競うストロークプレーで順位が決定される。すなわち、フットゴルフはゴルフ場などにおいて足でサッカーボール等を蹴り、所定の位置の地面に穿かれる等して形成されたフットゴルフ用カップにサッカーボール等を入れるのに要した打数を競うスポーツである。
また、フットゴルフはサッカーボールを使用することとゴルフクラブを使用せずに足でボールを蹴ること以外は基本的にゴルフと同様のスポーツであり、次のような3つの課題が存在すると考えられていた。
第1の課題は、フットゴルフをプレーできるゴルフ場等の施設が不足していることである。すなわち、フットゴルフをプレーするためには、プレーヤーがフットゴルフに対応しているゴルフ場まで出かけて行かなければならないうえ、フットゴルフに対応しているゴルフ場の数は非常に少なく、2016年10月時点で、関東地域で3コース、関西地域で1コースがある程度に過ぎず、フットゴルフをプレーできるゴルフ場等の施設が不足しているという問題があった。また、傾斜のあるゴルフ場のグリーンの部分に大きさや深さを一定にしてフットゴルフを行う為のホールを9乃至18個も作成するのは技術的にも困難なうえ、フットゴルフ用カップとして開けた穴をフットゴルフ用施設を止めた後に埋め周囲と同様に芝を整える必要があるなど費用や時間がかかるという問題もあった。
第2の課題はフットゴルフをプレーするには体力が必要で年配者や障碍者など体力が比較的乏しいプレーヤーに不向きとなっていることである。すなわち、サッカーボールを強く蹴って行うフットゴルフの性質上、サッカー経験者が有利となり、また、少なくとも好成績を出すためには相当の体力が必要で年配者や障碍者など体力が比較的乏しいプレーヤーに不向きとなっている。
第3の課題はゴルフ場経営者など施設側にとってフットゴルフをプレーできる競技場の提供はコスト的に難しいことである。すなわち、フットゴルフをプレーできる競技場を提供する施設側にとっては、フットゴルフに対応させるべく貴重なゴルフコース等を改造する必要があるなど、未だ競技人口の少ないフットゴルフプレーヤーのために多額の費用をかけてフットゴルフ場を準備しなければならずコスト的に難しい面があった。
一方、このフットゴルフで使用されるフットゴルフ用カップ及びそれを用いたフットゴルフキットに類似した概念の従来技術としては、下記特許文献1に記載されている卓球用のボール及び卓球セットや下記特許文献2に記載されている傾斜可能な簡易ゴルフ練習台がある。しかし、卓球用のボール及び卓球セットは娯楽としての卓球の遊戯性向上を図るものであり、傾斜可能な簡易ゴルフ練習台は手動で台の高さを変えゴルフ場の傾斜を想定した練習ができるようにしたものである。この為、これらの従来技術はいずれも上記3つの課題を解決することが困難なものである。
実開平7−37242号公報 特開2002−35189号公報
本発明は前述のような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、前記3つの課題を解決できるようなフットゴルフ用カップ、その組み立て方法およびフットゴルフキットを提供することにある。
本発明により、両端部分に羽目合わせ部が設けられている複数の構成部材の隣同士が羽目合わされてフットゴルフ用カップが一体的に形成される。このため、フットゴルフ用に整備されたゴルフ場に限らず概ね平らな場所であれば容易にフットゴルフを行うことができるようになり、フットゴルフをプレーできるゴルフ場等の施設が不足しているという前記第1の課題が解決する。すなわち、本発明に係わるフットゴルフ用カップやそれを用いたフットゴルフキットを使用することにより、フットゴルフ用に整備されたゴルフ場以外にも、公園の広場、河川敷、フットサル競技場、サッカー競技場、陸上競技場、体育館など概ね平らな場所でフットゴルフが可能になるため、プレーヤー側が感じていたフットゴルフ競技場が少ないうえに遠いという前記第1の課題が解消する。
また、本発明によれば、従来フットゴルフを楽しむには体力が必要で体力が比較的乏しいプレーヤーに不向きとなっているという前記第2の課題も解消する。すなわち、本発明に係わるフットゴルフ用カップやそれを用いたフットゴルフキットを用いることにより、施設側は従来よりも小規模なコースの設営ができるようになる。このことも相俟って、サッカー未経験者や障碍者など体力が乏しいプレーヤーでも身近な小規模コースや広場等でフットゴルフを楽しむことができるようになる。
更に、本発明により、フットゴルフ用のカップを適度の柔軟性と硬度を併せ持つシート状部材を用いて円錐台状に形成して地面などへの設置も容易になる。このため、ゴルフ場経営者など施設側にとってフットゴルフをプレーできる競技場の提供はコスト的に難しいという前記第3の課題も解決する。すなわち、これまでサッカーボール2個分にも相当するような大きな穴を地面に穿たなければならないという従来のフットゴルフ用カップに代わり設置も容易な本発明に係わるフットゴルフ用カップにより、既存設備の改造を強いられたりする施設側のコスト面の課題が解消する。
本明細書によれば以下の発明が提供される。
(1)フットゴルフで使用されるカップにおいて、両端部分に羽目合わせ部が設けられた複数の構成部材と、各構成部材の両端部分にそれぞれ設けられ前記構成部材の隣同士を着脱自在に結合させる羽目合わせ部分とを具備することを特徴とするフットゴルフ用カップ。
(2)前記カップの形状は穴あき円錐台状であることを特徴とする(1)に記載のフットゴルフ用カップ。
(3)前記構成部材における隣同士の羽目合わせ部分は入れる側の大きさと受ける側の大きさが略同一となっていることを特徴とする(1)又は(2)に記載のフットゴルフ用カップ。
(4)(1)〜(3)のフットゴルフ用カップを作成するための部材であって、穴あき円錐台に組み立てられるように、2つの大小の円弧とそれをつなぐ半径方向の直線からなり、直線部分に外側に向かって、上底が下底よりも長い台形が1または2以上突き出しており、他の部材の突き出した部分の間に羽目込むことができるようになっている部材。
(5)(1)乃至(3)のいずれかに記載されたフットゴルフ用カップと、当該カップの中央部分に設けられた穴空き部分に入れられるボールを具備したことを特徴とするフットゴルフキット。
(6)前記ボールはサッカーボールまたはバレーボールであることを特徴とする(5)に記載のフットゴルフキット。
(7)フットゴルフ用カップの組み立て方法であって、上底が下底よりも長い台形からなる複数の構成部材を用い、互いに隣あう相手方構成部材に設けられている各凹凸部分を羽目込むことにより、穴あき円錐台を組み立てる方法。
(8)フットゴルフ用カップの製造方法であって、挿入された部分が挿入される凹部よりも大きいことを特徴とする複数の構成部材を用い、互いに隣あう相手方構成部材に設けられている各凹凸部分を羽目込むことにより、フットゴルフ用カップを製造する方法。
本発明によれば、フットゴルフコースの設営を飛躍的に身近にすることができることから、従来のフットゴルフコースが非常に限定的にしか存在しないうえ都心部からも遠いという課題を解消する。また、例えば商業施設内に全長10メートルにも満たない小規模なコースを設営するなど身近な施設とすることができ、高齢者や子供など体力が乏しいプレーヤー或いは初級者などにも体験が容易となる機会を提供できるという効果を発揮する。
図1は、本発明実施形態の構成斜視図である。 図2は、本発明実施形態の正面図である。 図3は、本発明実施形態の平面図である。 図4は、本発明の部材を示す図である。 図5は、羽目合わせ前の部材を示す図である。 図6は、部材を羽目合わせた後の状態を示す図である。 図7は、本発明のフットゴルフ用カップにボールが入った状態を示す図である。 図8は、本発明の部材を羽目合わせる際に凸部をたわませている図である。 図9は、羽目合わせた後の部材を裏側から見た図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図を用いて詳しく説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で変更や改良等が加えられたものも本発明の範囲に入るものとする。
図1は本発明実施形態の構成斜視図であり、図2は本発明実施形態の正面図、図3は本発明実施形態の平面図である。これらの図において、1は穴あき円錐台状に形成されたフットゴルフ用カップ、1a,1bは本発明実施形態の縦断面図における台形の上底を形成する線分の両端、1c,1dは本発明実施形態の縦断面図における台形の下底を形成する線分の両端、1e〜1hは隣同士が羽目合わされてフットゴルフ用カップ1を形成する構成部材、2はフットゴルフ用カップ1の中央部分に形成されている穴あき部分である。2aは、カップの中央部となる円筒形の部材である。なお、構成部材1e〜1hにおける隣同士の羽目合わせ部分は、例えば略台形状の凸状部からなる入れる側の大きさと、例えば略台形状の凹状部からなる受ける側の大きさが略同一形状となっている。フットゴルフ用カップの外形は、例えば、900mmが好ましく用いられるが、使用場所および/または使用ボールの大きさなどに応じて適宜拡大、縮小してもよい。拡大、縮小は相似形で行うのが好ましいが、これに限られない。
このような構成からなる本発明の実施形態において、フットゴルフ用カップ1はポリプロピレンシートのような適度の柔軟性と硬度を併せ持つシート状部材を使用し、円錐体の頭部を底面に対し平行に切断して円錐台状に形成されている。また、フットゴルフ用カップ1は例えば4個のカップ構成部材1e〜1hが隣同士羽目合わされることにより一体的に形成されている。ポリプロピレンシートの厚さは本発明の目的が達成できる限り制限はないが、好ましい上限としては、5mm以下、4mm以下、3mm以下、2mm以下、1mm以下、0.8mm以下であり、好ましい下限は、0.2mm以上、0.3mm以上、0.4mm以上、0.5mm以上、0.6mm以上、0,7mm以上である。上限下限はいずれの組合せでもよい。
なお、構成部材1e〜1hの数は本実施形態の4個に限定されるものではなく、2個、3個、5個、6個、7個、8個あるいはそれ以上であっても良い。また、各構成部材1e〜1hの隣同士の羽目合わせる部分の形状は、台形が好ましく、上底が下底よりも大きくなっている。この構造により、羽目合わせた場合に抜けにくく、より強固に結合させることができる。羽目込まれる側も上底が大きい台形が突き出した構造になっており、台形の間のくぼみの下側に他方の台形をもぐりこませることで結合させる。羽目合わせる部分の形状は台形に限らず、抜けにくく、使用に耐える強度を発揮できる形状であればよい。例えば、菱形、五角形、楕円形等であってもよい。
更に、穴あき部分2の直径は使用されるフットゴルフ用ボールの直径の「2倍プラス2〜3cm」であることが好ましいものの約2倍程度の大きさであれば特に問題はなく、必要に応じて約2倍程度以外の種々の大きさにすることも可能である。直径の下限は、例えば、ボールの1.4倍以上、1.5倍以上、1.6倍以上、1.7倍以上、1.8倍以上、1.9倍以上であってもよく、上限は、2.1倍以下、2.2倍以下、2.3倍以下、2.4倍以下、2.5倍以下、2.6倍以下、2.7倍以下、2.8倍以下、2.9倍以下、3.0倍以下などのいずれであってもよい。
図2において、斜辺1b,1cと底辺1c,1dの挟角や斜辺1a,1dと底辺1c,1dの挟角はフットゴルフ用カップ1の斜面と底面の角度に相当し、本実施形態では16度であることが好ましいものの10〜25度の範囲内であれば特に問題はなく、必要に応じて10〜25度の範囲以外の傾斜角にすることも可能である。すなわち、好ましい角度の下限としては、10度以上、11度以上、12度以上、13度以上、14度以上、15度以上であり、好ましい角度の上限としては、25度以下、24度以下、23度以下、22度以下、21度以下、20度以下、19度以下、18度以下、17度以下である。
このような構成からなるフットゴルフ用カップ1の円錐周縁部によって、転がってくるボールの慣性力が正しくカップインするために必要な力よりも弱ければ、カップインする以前にて押し戻され、逆に、強すぎればボールは円柱部を飛び越えて通過してしまう結果となる。また、ボールの進行方向が、円柱方向からずれていれば、そのずれた方向へ、より排除される結果となる。以上から、適正な強さと、適正な方向をもって転がり込んできたボールのみがカップインする結果となり、「ボールがカップに沈む」という快感も損なわないため、フットゴルフ本来の、地面に穴を穿って作られたカップと同等の効果を発揮する。
また、本発明に係わるフットゴルフ用カップやフットゴルフキットは複製が容易なうえ可搬可能である。特に、フットゴルフ用カップをその場に置くだけという設置の簡便さから、コンクリート面、舗装面、体育館のようなウッドデッキ面、カーペットなどの床材施工面、人工芝面、天然芝または雑草を含む天然地面など、概ね平らな場所であれば屋内屋外及びその床面材質を問わずにフットゴルフのコースを設営可能とし、従来の「カップ用に地面に大きな穴を穿たなければならない」という課題を解消する効果を発揮する。
図5は本発明実施形態における羽目合わせ前の接合部を説明する為の図、図6は本発明実施形態における羽目合わせ時の接合部を説明する為の参考説明図、図7は本発明実施形態の使用状態を説明するための参考説明図である。これらの図において、1i,1jは構成部材1hの一方の周縁部に設けられた略台形状の凸状部、1k,1lは構成部材1eの一方の周縁部に設けられ略台形状の凹状部である。
図5において、羽目合わせ部分の入れる側となる略台形状の凸状部1i,1jの各大きさと、受ける側となる略台形状の凹状部1k,1lの各大きさは略同一になっている。この場合、凹部の底辺よりも、凸部の羽目込まれる部分の方が大きいことが好ましい。台形であれば、上底の方がより大きい形状であることが好ましく、この構造により、容易には抜けない強度が得られる。なお、本発明における羽目合わせ部の形状は、本実施形態のような略台形状の凹凸形状に限定されるものではなく、フットゴルフ用カップ1の各構成部材1e〜1hを隣同士密接に羽目合わせることができる種々の形状、例えば、円形、楕円形、多角形あるいはそれらの組合せなどが可能であるがそれらに限られない。要は、部材を羽目合わせることができ、容易には抜けない形状であればよい。また、各構成部材1e〜1hの結合をより確実にするため、羽目合わせた部分に着脱可能なテープなどを貼着してもよい。
また、羽目合わせ作業は略台形状の凸状部1i,1jの各突起部分をそれぞれ指でたわませて略台形状の凹状部1k,1lの各凹部分に羽目込むのが好ましい。そのため、本発明のフットゴルフ用カップの材質はある程度の柔軟性と硬さを有する材質が好ましい。例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニルポリプロピレン、ポリカーボネートなどが好ましく用いられるが、これらに限られず、フットゴルフ用カップに必要な柔軟性と硬さを有する材質であれば使用できる。
図7において、ボール3は例えば直径20cmのサッカーボールが使用されることが多いが、体力が乏しいプレーヤーの場合は運動量が比較的少なくプレーできるバレーボールなどが使用されることもある。また、ボールの大きさ、フットゴルフ用カップの大きさは適宜変更してもよく、例えば、ボールとフットゴルフ用カップをそれぞれ1/2、1/3などに縮小してもよい。このように縮小することにより、比較的狭い場所などでも手軽にゲームを楽しめるようになる。また、フットゴルフ用カップ1の穴あき部2の深さは本発明実施形態で例えば7cmとなっていて、ボール3の下方1/3程度が隠れるように構成されている。また、各構成部材1e〜1hには図5に示すような凹凸の羽目合わせ部分が設けられており、フットゴルフ用カップ1を準備する者などが図8で示すように指でつまみながら各構成部材1e〜1hの隣同士を羽目合わせ、最終的に各構成部材1e〜1hを一体化させてフットゴルフ用カップ1を形成する。 なお、このフットゴルフ用カップ1は地中に一定程度(例えば1/3程度)埋め込まれることにより、固定して使用されることもある。また、地面に固定するための三角形、四角形、五角系等の突起を設けて、突起部分を地面に挿入して固定してもよい。
以下、本発明の実施例について図を参照しながら説明する。なお、本発明はいかなる意味においても、これらの実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更や改良等が加えられたものも本発明の範囲に入るものとする。
先ず、全体構成は次のようになっている。すなわち、適度な柔軟性と硬度を持つシート状部材で薄い円錐型に形成した後、その頭部を底面に対して平行に切断する。また、同じシート状部材で円錐周縁部と同じ高さ、かつ開口部と同じ直径をもつ円柱を構成する。これらの円錐周縁部と円柱部を、中心を同一にしながら一体的に組み合わせてフットゴルフ用カップ1を構成する。なお、フットゴルフ用カップ1の円錐周縁部においては、可搬性を向上させるため、上面から見て90度ずつに4分割し、それぞれが羽目合わせ方式で容易に組み立てられるようになっていることを特徴とする。
作用
フットゴルフ用カップ1の円錐周縁部によって、360度いかなる方向からも転がってくるフットゴルフ用ボール3を均等に受け入れる作用を発揮する。また、フットゴルフ用カップ1の円錐周縁部を駆け上ってきたボール3の重心が、円柱部の内径よりも内側を通過しようとすれば、重力によって、円柱の内側でそのボール3が確保される所謂カップイン作用を発揮する。
本発明によれば、フットゴルフをプレーできる施設が少ないことや年配者や障碍者などには難しいような体力を必要としていた従来の課題を一挙に解決できるため、フットゴルフをプレーする人口が増えフットゴルフ用カップ及びそれを用いたフットゴルフキットの製造やその関連産業の発展に寄与するところ大である。
1 フットゴルフ用カップ 1a,1b 台形の上底を形成する線分の両端 1c,1d 台形の下底を形成する線分の両端 1e〜1h 隣同士が羽目合わされてフットゴルフ用カップ1を一体的に形成する構成部材 1i,1j 構成部材1eの一方の周縁部に設けられた略台形状の凸状部
1k,1l 構成部材1fの一方の周縁部に設けられ略台形状の凹状部
2 フットゴルフ用カップ1の中央部分に形成されている穴あき部分 2a フットゴルフ用カップの内側の円筒部分
3 フットゴルフ用カップ1の穴あき部分2に収容されるフットゴルフ用のボール

Claims (9)

  1. フットゴルフで使用されるカップにおいて、シート状部材からなり、両端部分に羽目合わせ部が設けられた複数の構成部材と、各構成部材の両端部分にそれぞれ設けられ前記構成部材の隣同士を着脱自在に結合させる羽目合わせ部分とを具備することを特徴とするフットゴルフ用カップ。
  2. 前記カップの形状は穴あき円錐台状であることを特徴とする請求項1に記載のフットゴルフ用カップ。
  3. 前記構成部材における隣同士の羽目合わせ部分は入れる側の大きさと受ける側の大きさが略同一となっていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のフットゴルフ用カップ。
  4. 地面に固定するための突起を設けたことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかのフットゴルフ用カップ。
  5. 請求項1〜のフットゴルフ用カップを作成するための部材であって、穴あき円錐台に組み立てられるように、2つの大小の円弧とそれをつなぐ半径方向の直線からなり、直線部分に外側に向かって、上底が下底よりも長い台形が1または2以上突き出しており、他の部材の突き出した部分の間に羽目込むことができるようになっている部材。
  6. 請求項1乃至のいずれかに記載されたフットゴルフ用カップと、当該カップの中央部分に設けられた穴空き部分に入れられるボールを具備したことを特徴とするフットゴルフキット。
  7. 前記ボールはサッカーボール、フットサルボールまたはバレーボールであることを特徴とする請求項5に記載のフットゴルフキット。
  8. フットゴルフ用カップ組み立て方法であって、上底が下底よりも長い台形からなる複数の羽目合わせ部分有するシート状部材からなり、互いに隣あう相手方構成部材に設けられている各羽目合わせ部分を羽目込むことにより、フットゴルフ用カップを組み立てる方法。
  9. フットゴルフ用カップの製造方法であって、複数の羽目合わせ部分有するシート状部材からなり、互いに隣あう相手方構成部材に設けられている各羽目合わせ部分を羽目込むことにより、フットゴルフ用カップを製造する方法。
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