JP6238925B2 - Clamp - Google Patents
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Description
本発明は、物品を支持部材に連結するためのクランプに関する。 The present invention relates to a clamp for connecting an article to a support member.
従来、点滴スタンドに使用するクランプは公知である。例えば、特許文献1に開示されているクランプは、図15に示すように、上下方向へ延びる円筒状の支柱(支持部材)91と、支柱91の下部に位置する脚部92と、支柱91の上端に配置した上部パイプ(物品)93と、上部パイプ93を支柱91に連結するクランプ95と、上部パイプ93の上端に位置して不図示の点滴バック等を吊り下げるアーム96とを備える点滴スタンド90は公知である。
Conventionally, clamps used for infusion stands are known. For example, as shown in FIG. 15, the clamp disclosed in Patent Document 1 includes a cylindrical column (support member) 91 extending in the vertical direction, a
クランプ95は、図16に示すように、円筒状の支柱91の外周面に接触し、ネジ孔97aを有する円筒部97と、ネジ孔97aに先端を入れるネジ98と、ネジ98の基端に取り付けてあるハンドル99とを備えている。支柱91の上部には、ネジ98の先端部を貫通させる透孔91aを配置してあり、ネジ98の先端部をネジ孔97aに入れた状態で、ハンドル99を回転させ、ネジ98の先端部を上部パイプ93の外周面に当接させることによって、支柱91に上部パイプ93を連結していた。
しかしながら、クランプ95では、ネジ98の先端部を、上部パイプ93の外周面に押し当てるため、円筒部97が支柱91の外周面に接触する必要があり、特定の直径を有するパイプにしか取り付けられない問題があった。
However, the
本発明は、従来のクランプの改良であって、種々の大きさの物品を取り付けることができるクランプの提供を課題にしている。 An object of the present invention is to provide a clamp that is an improvement of a conventional clamp and that can attach articles of various sizes.
本発明は、物品を支持部材に連結するためのクランプに関する。 The present invention relates to a clamp for connecting an article to a support member.
本発明に係るクランプは、第1側壁及び第2側壁を有する本体と、前記第1側壁に取り付けられたハンドルと、前記ハンドルに連結されて前記第2側壁に近づき及び離れる往復直線運動が可能な可動部と、前記第2側壁と前記可動部との間に形成された前記物品を挿入するための空間部と、前記可動部が前記第2側壁に対して往復直線運動するための第1案内部とを有し、前記ハンドルは軸を中心に旋回可能な態様で前記第1側壁に取り付けられ、前記可動部と前記ハンドルとの間にはカム機構が介在され、前記カム機構は、カム面を有する第2凹部と、前記第2凹部に係合するピンとで形成され、前記ハンドルの前記軸に対する周方向の回転運動を、往復直線運動へ変換するものであることを特徴とする。 The clamp according to the present invention is capable of reciprocating linear motion that is connected to the handle and moves toward and away from the second side wall, a main body having a first side wall and a second side wall, a handle attached to the first side wall, and the handle. A movable part, a space part for inserting the article formed between the second side wall and the movable part, and a first guide for the movable part to reciprocate linearly with respect to the second side wall possess a part, the handle is attached to the first side wall pivotably manner about an axis, a cam mechanism is interposed between said movable portion handle, said cam mechanism includes a cam surface And a pin that engages with the second recess to convert a rotational movement of the handle in the circumferential direction with respect to the shaft into a reciprocating linear motion .
本発明の1つ以上の実施の形態に係るクランプによれば、第1側壁及び第2側壁を有する本体と、第1側壁に取り付けられたハンドルと、ハンドルに連結されて第2側壁に近づき及び離れる往復直線運動が可能な可動部と、第2側壁と可動部との間に形成された物品を挿入するための空間部と、可動部が第2側壁に対して往復直線運動するための第1案内部とを有する。よって、物品に対して可動部を往復直線運動させることができるため、種々の大きさの物品を支持部材に連結することができる。 According to one or more embodiments of the present invention, a body having a first side wall and a second side wall, a handle attached to the first side wall, and connected to the handle to approach the second side wall and A movable part capable of reciprocating linear movement, a space part for inserting an article formed between the second side wall and the movable part, and a second part for reciprocating linear movement of the movable part relative to the second side wall. 1 guide part. Therefore, since the movable portion can be reciprocated linearly with respect to the article, articles of various sizes can be connected to the support member.
下記の実施形態は、図1〜14に示すクランプに関し、発明の不可欠な構成ばかりではなく、選択的及び好ましい構成を含む。 The following embodiments relate to the clamp shown in FIGS. 1-14 and include not only the indispensable structure of the invention but also the selective and preferred structures.
図1を参照すると、この発明の第1実施形態に係るクランプ10は、例えば、点滴スタンド11等に使用するものであって、点滴スタンド11及びクランプ10は、互いに交差する横方向Xと、縦方向Yと、厚さ方向Zとを有する。
Referring to FIG. 1, a
点滴スタンド11は、支持部材12と、支持部材12の下部に取り付けた脚部13とを有している。支持部材12は、例えば、支柱14と、支柱14の上端に取り付けた載置板15と、載置板15の上に配置した電子計算機16とを有している。
The
クランプ10は、例えば、不図示のブラッケットを介して電子計算機16の両側に取り付けてあり、点滴スタンド11において、点滴バッグを吊るすパイプ(物品)17を支持部材12に連結するものである。
The
図2及び図3を参照すると、クランプ10は、金属若しくは合成樹脂等によって形成してあり、例えば、厚さ方向Zにおいて、互いに対向する第1側壁部(第1側壁)21及び第2側壁部(第2側壁)22を有する本体20と、軸71xを中心に旋回可能な態様で第1側壁部21に取り付けられたハンドル70と、ハンドル70の先端部72に連結されて第2側壁部22に近づき及び離れる往復直線運動が可能な可動部53と、第2側壁部22と可動部53との間に形成されたパイプ17を挿入するための空間部87と、可動部53が第2側壁部22に対して往復直線運動するための第1案内部58(図6参照)とを有している。
2 and 3, the
本体20は、第1側壁部21と第2側壁部22とを連結する連結部23を有し、コ字状を有している。第1側壁部21及び第2側壁部22は、略直方体状を有している。第1側壁部21は、基板部24と、基板部24の第2側壁部22に対する対向面を覆うカバー60と、基板部24とカバー60との間に配置し、第1案内部58の第1凹部57と第2案内部69の第2凹部68とを形成する第2案内形成板40とを有している。基板部24は、長方形を有し、第2側壁部22に対向する内面と、その反対側の外面とを有している。基板部24の内面側には、第1案内部58を形成する一対の第1案内形成部26を配置してある。第1案内形成部26は、横方向Xにおいて間隙を有するよう配置することによって、第1案内形成部26の間には、縦方向Yへ延びる第1スロット28が配置される。この第1スロット28は、第1案内形成部26において、厚さ方向Zへも延びるものであるが、図2に示すように、基板部24には形成されていない。基板部24及び第1案内形成部26は、その中央に、厚さ方向Zへ貫通する透孔27と、基板部24及び第1案内形成部26の隅部に配置した透孔29とを有している一方、第1案内形成部26のみに第1スロット28を配置し、基板部24には第1スロット28を形成せず、図2に示すように、基板部24の外面から第1スロット28が露出するのを防止している。ブッシュ25は、その内周面25aの径方向の内側にハンドル70の筒部73が位置し、ブッシュ25によって厚さ方向Zにおいて、ハンドル70の筒部73が、基板部24及び第1案内形成部26を貫通する。
The main body 20 has a connecting
図4及び図5を参照すると、第2案内形成板40は、基板部24に対向する外面側を平坦に形成してある一方、第2側壁部22に対向する内面側には、軸71xの周方向に沿って延び、第2側壁部22側へ向けて突出する一対の弧状部41と、弧状部41に対して軸71xの径方向の外側に配置した平坦面部42と、一対の弧状部41の間に配置した第2スロット43とを有している。第2案内形成板40の第2スロット43が、図6に示すように、厚さ方向Zにおいて、第1案内形成部26における第1スロット28に連続することによって、第1凹部57が形成され、この第1凹部57と、第2連結ピン89とにより、第2連結ピン(ピン)89が厚さ方向(可動部53が往復直線運動する方向)Zへ移動するのを案内する第1案内部58が形成される。なお、図6において、第1凹部57を強調するため、第1凹部57の輪郭形状を太線で示してある。第1凹部57の厚さ方向Zにおける一方の端部には、基板部24が位置する一方、他方の端部には、カバー60の第1突出部65が位置する。
Referring to FIGS. 4 and 5, the second
再び図4及び図5を参照すると、第2案内形成板40における平坦面部42の角部には、ネジ55の先端が貫通する透孔44を有している。第2案内形成板40における弧状部41の径方向の内側には、ハンドル70の先端部72が挿抜可能な空隙部45を配置してある。
Referring to FIGS. 4 and 5 again, the corner portion of the
各弧状部41は、第2スロット43に隣接するように配置した第1平坦面部46と、第1平坦面部46に隣接するように配置した第1傾斜面部47と、第1傾斜面部47に隣接するように配置した第2平坦面部48と、第2平坦面部48に隣接するように配置した第2傾斜面部49と、第2傾斜面部49に隣接するように配置した第3平坦面部(接触部)50と、第3平坦面部50に隣接するように配置した壁部51とを有している。弧状部41の軸71xに対する径方向の外側における輪郭形状は、長円状を有している。
Each
弧状部41における第1平坦面部46と、第1傾斜面部47と、第2平坦面部48と、第2傾斜面部49と、第3平坦面部50とによって、第2連結ピン89が接触するカム面52aを含むカム52が形成される。
The cam surface which the 2nd connecting
平坦面部46,48,50は、軸71xに対して直交するように配置してある。第1傾斜面部47は、第1平坦面部46から第2平坦面部48へ向けて、平坦面部42から徐々に離れるように傾斜している。第2傾斜面部49は、第2平坦面部48から第3平坦面部50へ向けて、平坦面部42に対して徐々に近接するように傾斜している。図7に示すように、厚さ方向Zにおいて、第2平坦面部48に対する第1傾斜面部47の長さ寸法L1が、第2平坦面部48に対する第2傾斜面部49の長さ寸法L2よりも大きい。
The
この実施形態に係るクランプ10の第2案内形成板40においては、第2スロット43は、図4に示すように、軸71xに対して、時計の12時の方向及び6時の方向に配置してあり、第3平坦面部50は、軸71xに対して、時計の3時の方向及び9時の方向に配置してある。
In the second
カバー60は、図8に示すように、長方形状の底部61と、底部61の周縁から基板部24へ向けて突出する3辺の側部62とを有している。底部61の中央には、長円状の透孔63を有している。カバー60の底部61は、基板部24側に位置し、弧状部41を収容する凹部64を有している。凹部64における基板部24側には、図6に示すように、第2案内形成板40の一対の第2スロット43に対向するように位置し、基板部24側へ突出する一対の第1突出部65と、図7に示すように、第2案内形成板40の第3平坦面部50に対向するように位置し、基板部24側へ突出する一対の第2突出部66とを有している。カバー60の底部61の四隅には、ネジ55に係合するネジ孔67を配置してある。そして、基板部24とカバー60との間に、第2案内形成板40を配置し、ネジ55の先端を、基板部24及び第1案内形成部26の透孔29に通し、第2案内形成板40の透孔44に通し、カバー60のネジ孔67まで進入させ、ネジ55とネジ孔67とを係合させることによって、基板部24に第2案内形成板40及びカバー60を取り付ける。
As shown in FIG. 8, the
第2案内形成板40とカバー60との間には、図7に示すように、第2案内形成板40の第1平坦面部46と、第1傾斜面部47と、第2平坦面部48と、第2傾斜面部49と、第3平坦面部(接触部)50と、カバー60の第1突出部65と第2突出部66によって、第2連結ピン89の移動を案内する溝状の第2凹部68が形成される。この第2凹部68にはカム面52aが含まれ、第2凹部68と、第2凹部68に係合する第2連結ピン89とによって第2案内部(カム機構)69が形成される。第2案内部69は、後述するように、ハンドル70の軸71xに対する周方向の回転運動(ハンドル70の旋回)を、ハンドル70の厚さ方向Zにおける往復直線運動に変換するものである。なお、図7において、この第2凹部68を強調するため、第2凹部68の輪郭形状を太線で示してある。
Between the second
第2凹部68は、軸71xの周方向において、一方の端部に第2スロット43に隣接する壁部51の端部51aが位置する一方(図4参照)、他方の端部に第3平坦面部50に隣接する壁部51の端部51bが位置する(図4及び図7参照)。第1凹部57及び第2凹部68は、図6に示すように、第2スロット43に隣接する壁部51の端部51aにおいて連続している。
In the circumferential direction of the
ハンドル70は、図3及び図9に示すように、その先端部72側に、可動部53と連結し、可動部53及び第2側壁部22によってパイプ17を挟持した状態(図12(b)参照)で、ハンドル70を旋回操作することなしに可動部53が非接触位置(図9参照)へ移動するのを規制するストッパ部材80を備えている。可動部53は、厚さ方向Zへ貫通する透孔54を有し、ストッパ部材80の先端部81には、そのストッパ部材80を軸71xの径方向へ貫通する貫通孔82を有し、可動部53の透孔54に、ストッパ部材80の先端部81を通した状態で、ストッパ部材80の貫通孔82に通した第1連結ピン88によってストッパ部材80と可動部53とが、軸71xの周方向に旋回可能な状態で連結されている。
As shown in FIGS. 3 and 9, the
ストッパ部材80の基端部83及びハンドル70の先端部72は、それらをそれぞれ軸71xの径方向へ貫通する孔75,84を有し、それらの孔75,84に通した第2連結ピン(ピン)89によって、ストッパ部材80とハンドル70とが連結されている。第2連結ピン89によってこれらを連結する際、第2連結ピン89は、例えば、連結部23の貫通孔31を通じて連結ピン89を挿入する。ストッパ部材80が有する孔84は、厚さ方向Zへ延びるように形成してあり、ストッパ部材80の孔84の内部において、第2連結ピン89が厚さ方向Zへ移動することが許容される。
The proximal end portion 83 of the
ストッパ部材80は、厚さ方向Zの中央に、長円状のストッパ本体85を有している。ストッパ本体85の長手方向が、カバー60の透孔63の長手方向と一致した状態では、可動部53が第2側壁部22から離れるのが許容される一方、カバー60の透孔63の長手方向と不一致した状態では、可動部53が第2側壁部22から離れるのが規制される。
The
ハンドル70は、把持部74と、筒部73とを有し、一体的に形成してある。また、ハンドル70の筒部73の内部には、第2連結ピン89と把持部74とが厚さ方向Zにおいて離れるように付勢するコイルバネ56を配置してある。
The
コイルバネ56は、力が加えられていない状態において、厚さ方向Zの長さ寸法がL0(自然長)であるが、ハンドル70の筒部73に配置した場合には、厚さ方向Zにおける長さ寸法が、自然長L0よりも所定寸法だけ短い。
The
図2に示すように、クランプ10における可動部53及び第2側壁部22によって、縦方向Yである一方の方向へ延びるパイプ(棒状体)17を挟み込む一対の挟持部19が形成される。ハンドル70の先端部72が本体20の空間部87に対して進退するように、ハンドル70を押し、若しくは引けば、スロット28,43によって形成された第1凹部57に、第2連結ピン89が案内(進退)され、厚さ方向Zにおいて、可動部53が往復直線運動をする。この可動部53の厚さ方向Zにおける往復直線運動の際、第2連結ピン89は第1凹部57に案内されるため、実質的にハンドル70が軸71xの周方向へ旋回することはない。また、可動部53が、非接触位置から接触位置に至る直前までは、コイルバネ56は、筒部73の内部に配置された状態から厚さ方向Zへ実質的に縮むことはない。
As shown in FIG. 2, the
可動部53は、ハンドル70の先端部72を本体20の空間部87に進退させることによって、第2側壁部22から離れてパイプ17に接触しない非接触位置(図9参照)と、第2側壁部22に近づいてパイプ17に接触する接触位置(図10(b)参照)との間を往復直線運動することができる。
The
可動部53及び第2側壁部22の対向面は、縦方向Yの中央に、互いに離れる方向へ凹む凹部22a,53aと、縦方向Yにおいて凹部22a,53aに隣接する傾斜面部22b,53bとを有している(図2及び図3参照)。可動部53を接触位置へ配置した状態では、傾斜面部22b,53bの一部が、パイプ17の外周面に当接する(図10(b)参照)。
The opposing surfaces of the
図9を参照すると、可動部53を非接触位置に配置した状態では、図6に示すように、第1案内部58において、第2連結ピン89の両端部が基板部24に当接するが、この状態からハンドル70の先端部72を本体20の空間部87に進入させ、図10(a)(b)に示すように、可動部53を接触位置に配置した状態では、図6において仮想線で示すように、第2連結ピン89が、カバー60の第1突出部65に当接する。
Referring to FIG. 9, in a state where the
この状態において、操作者が、コイルバネ56の力に抗してハンドル70を旋回すると、第2連結ピン89の両端部は、カム面52aにおいて、第1平坦面部46に接触した後、第1傾斜面部47に接触しながら第1傾斜面部47を上昇し、第2平坦面部48に接触して、図11(a)(b)に示すような状態になる。この状態となる過程において、ハンドル70の旋回と共に、ストッパ部材80も本体20に対して旋回し、ストッパ本体85の長手方向と、カバー60の透孔63の長手方向とが不一致となり、厚さ方向Zにおいて、可動部53が非接触位置側へ移動するのがストッパ本体85によって規制される。一方、上記過程において、ハンドル70の先端部72は本体20の空間部87に進入し、それによりコイルバネ56は厚さ方向Zにおいて圧縮される。図11(a)(b)に示す状態においては、第2連結ピン89の両端部は、第2平坦面部48に接触し、ハンドル70の旋回を継続しても、ハンドル70の先端部72が本体20の空間部87に進入することはない。その後、さらにハンドル70の旋回を継続し、図7において、第2連結ピン89の両端部が、第2平坦面部48を超えた場合、コイルバネ56の復元力によって第2傾斜面部49に第2連結ピン89の両端部が接触しながら第2傾斜面部49を下降することによって、ハンドル70の先端部72は本体20の空間部87から後退するとともに、ハンドル70の軸71xに対する一方向への旋回が継続する。その後、壁部51の端部51b及びカバー60の第2突出部66に当接して第2連結ピン89の移動とハンドル70の軸71xに対する周方向の旋回が止まり、図12(a)(b)に示すような状態となる。このクランプ10は、図7に示すように、厚さ方向(本体20の空間部87に対するハンドル70の先端部72が進退する方向)Zにおける第1傾斜面部47の長さ寸法L1が、厚さ方向Zにおける第2傾斜面部49の長さ寸法L2よりも大きいため、把持部74が、時計の3時と9時の方向へ延びるようにハンドル70を配置した状態におけるコイルバネ56の厚さ方向Zにおける長さ寸法L4(図12(a)(b)参照)は、把持部74が、時計の6時と12時の方向へ延びるようにハンドル70を配置した状態におけるコイルバネ56の厚さ方向Zにおける長さ寸法L3(図10(a)(b)参照)よりも短い。よって、図10(b)に示した状態と、図12(b)に示した状態とを比較した場合、図12(b)に示した状態では、コイルバネ56が厚さ方向Zに圧縮されているため、コイルバネ56の復元力は、厚さ方向Zへ延びる方向に作用する。よって、コイルバネ56の復元力によって、可動部53をパイプ17に押し当てることで可動部53及び第2側壁部22によってパイプ17を挟持するとともに、パイプ17を挟持した状態を維持することができる。
In this state, when the operator turns the
図12で示した状態では、ストッパ部材80の長手方向と、カバー60の透孔63の長手方向とが一致しないため、可動部53が第2側壁部22から離れるのが規制される。この状態から、上述したハンドル70の旋回方向とは反対の方向にハンドルを旋回させ、その後、可動部53が第2側壁部22から離れるようにハンドルを引けば、図10(a)(b)に示す接触位置に可動部53を復帰させ、コイルバネ56の復元力が可動部53、パイプ17及び第2側壁部22に作用しなくなり、クランプ10からパイプ17を取り外すことができるようになる。
In the state shown in FIG. 12, since the longitudinal direction of the
この発明に係るクランプ10によれば、第1側壁部21及び第2側壁部22を有する本体20と、第1側壁部21に取り付けられたハンドル70と、ハンドル70に連結されて第2側壁部22に近づき及び離れる往復直線運動が可能な可動部53と、第2側壁部22と可動部53との間に形成されたパイプ17を挿入するための空間部87と、可動部53が第2側壁部22に対して往復直線運動するための第1案内部58とを有する。よって、パイプ17に対して可動部53を往復直線運動させることができるため、径の異なる種々のパイプ(種々の大きさのパイプ)17を支持部材12に連結することができる。
According to the
加えて、可動部53が接触位置に移動した状態において、ハンドル70を旋回した場合には、ハンドル70の先端部72が本体20の空間部87に進入してコイルバネ56を弾性変形させ、弾性変形したコイルバネ56の復元力によって、可動部53をパイプ17に押し当てることで可動部53及び第2側壁部22によってパイプ17を挟持するとともに、パイプ17を挟持した状態を維持することができる。図15及び図16に示す従来のクランプ95では、ハンドル99を何回転も操作しなければ、支柱91に上部パイプ93を連結することができなかったが、本発明に係るクランプ10によれば、ハンドル70を90度旋回させれば、パイプ17を支持部材12に連結させることができる。
In addition, when the
さらに、ハンドル70は筒部73を有し、筒部73の内部にコイルバネ56を配置してあるため、クランプ10を小型にすることができる。
Furthermore, since the
また、カム面52aは、第1平坦面部46と、第1傾斜面部47と、第2平坦面部48と、第2傾斜面部49と、第3平坦面部50とが、軸71xに対して点対称となるように配置してあるため、第2連結ピン89の両端部をカム面52aに接触させることができる。よって、第2連結ピン89の長さ方向の一方の端部に力が集中することを防止して、第2連結ピン89が破断するのを防止することができるとともに、ハンドル70の軸71xに対する周方向の旋回をスムーズにすることができる。
In addition, the
本実施形態におけるクランプ10を基準として、厚さ方向Zにおける第1傾斜面部47の長さ寸法L1と第2傾斜面部49の長さ寸法L2との差を大きくすれば、コイルバネ56の復元力を大きくすることができる一方、その差を小さくすれば、コイルバネ56の復元力を小さくすることができる。
When the difference between the length dimension L1 of the first
[第2実施形態]
本発明に係るクランプ10の第2実施形態のハンドル70を図13に示す。このハンドル70は、把持部74と、筒部73とを別体に形成し、それら把持部74と筒部73とを第3連結ピン76によって連結してある。
[Second Embodiment]
A
[第3実施形態]
本発明に係るクランプ10の第3実施形態における第2案内形成板40を図14(a)(b)に示す。第1実施形態に係るクランプ10においては、第2連結ピン89aは、軸71xの径方向の両端でカム面52aに接触していたが、第3実施形態に係るクランプ10においては、第2連結ピン89aは、軸71xの径方向の一端でカム面52bに接触する。カム面52bは、第1平坦面部46と、第1傾斜面部47と、第2平坦面部48と、第2傾斜面部49と、第3平坦面部50と有し、これらが、軸71xの周方向に沿って順次配置してあり、軸71xに対する周方向において、第2スロット43と、壁部51の端部51bとの間に配置してある。
[Third Embodiment]
The 2nd
このクランプ10では、ハンドル70の旋回角度θが330度であり、非接触位置にある可動部53を接触位置に移動させた状態で、軸71xを中心にハンドル70を330度旋回させることにより、弾性変形したコイルバネ56の復元力によって、可動部53をパイプに押し当てることで可動部53及び第2側壁部22によってパイプ17を挟持するとともに、パイプ17を挟持した状態を維持することができる。なお、ハンドル70の旋回角度θは、軸71xに対するカム面52bの長さ寸法を変更することによって変えることができる。第2連結ピン89aが、軸71xの径方向の一端でカム面52aに接触する場合、ハンドル70の旋回角度は30~330度が好ましい。
In the
なお、上記実施形態には、物品の一例としてパイプ17を用いる例を示したが、本発明に用いる物品はこれに限られない。例えば、物品として、円筒状のパイプに限られず、四角形の筒状のパイプでもよいし、多角形状のパイプでもよい。また、筒状に限られず、円柱状の丸棒でもよいし、四角形若しくは多角形の柱状でもよい。もちろん、これらの一方向へ延びる棒状体の物品に限られず、物品は、他の形状であってもよい。
In addition, although the example which uses the
また、上記実施形態には、可動部53及び第2側壁部22と、パイプ17とを直接接触させる例を示したが、本発明はこれに限られない。例えば、可動部53及び第2側壁部22の対向面に、熱可塑性樹脂やゴム等で形成した不図示の弾性部材を配置すれば、パイプ17と可動部53及び第2側壁部22との滑り摩擦係数を大きくしてパイプ17に対する可動部53と第2側壁部22とによる保持力を向上することができる。
Moreover, although the example which makes the
また、上記実施形態における本体20は、第1側壁部21と、第2側壁部22と、連結部23とを備え、一体として形成してある例を示したが、本発明に係るクランプ10はこれに限られず、本体20における第1側壁部21及び第2側壁部22を別体に形成してもよい。
Moreover, although the main body 20 in the said embodiment was provided with the 1st
さらに、上記実施形態におけるクランプ10は、本体20と、カム52を含む第2案内形成板40とを別体として形成してある例を示したが、本発明はこれに限られず、本体20と、カム52を含む第2案内形成板40とを一体に形成してもよい。
Furthermore, although the
さらに、上述した実施形態における第2案内形成板40の弧状部41は、第2スロット43に隣接するように第1平坦面部46を配置して第2連結ピン89の移動を円滑にするもので説明したが、本発明に係るクランプはこれに限られず、第1平坦面部46を配置せずに、第2スロット43に隣接して第1傾斜面部47を配置してもよい。
Furthermore, the arc-shaped
また、上述した実施形態におけるクランプ10では、可動部53及び第2側壁部22によってパイプ17を挟持していない状態からハンドル70を90度旋回させれば、コイルバネ56の復元力によってパイプ17を可動部53及び第2側壁部22によって挟持することができるもので説明したが、本発明に係るクランプはこれに限られず、軸71xの周方向におけるカム面52aの長さ寸法を適宜変更することによって、ハンドル70の旋回角度を変更することができる。本発明に係るクランプ10では、操作者が把持部74を持ち替えることなしに、一回のハンドル70の旋回操作によって、パイプ17を可動部53及び第2側壁部22によって挟持することが好ましいため、ハンドル70の旋回角度は、30〜150度が好ましい。
In the
さらに、上述した実施形態におけるクランプ10では、コイルバネ56を用いるもので説明したが、他のバネを使用してもよい。
Furthermore, although the
以上に記載した本発明に関する開示は、少なくとも下記事項に整理することができる。
本発明は、物品を支持部材に連結するためのクランプにおいて、第1側壁及び第2側壁を有する本体と、前記第1側壁に取り付けられたハンドルと、前記ハンドルに連結されて前記第2側壁に近づき及び離れる往復直線運動が可能な可動部と、前記第2側壁と前記可動部との間に形成された前記物品を挿入するための空間部と、前記可動部が前記第2側壁に対して往復直線運動するための第1案内部とを有し、前記ハンドルは軸を中心に旋回可能な態様で前記第1側壁に取り付けられ、前記可動部と前記ハンドルとの間にはカム機構が介在され、前記カム機構は、カム面を有する第2凹部と、前記第2凹部に係合するピンとで形成され、前記ハンドルの前記軸に対する周方向の回転運動を、往復直線運動へ変換するものであることを特徴とする。
The disclosure relating to the present invention described above can be organized into at least the following matters.
The present invention relates to a clamp for connecting an article to a support member, a main body having a first side wall and a second side wall, a handle attached to the first side wall, and a handle connected to the handle to the second side wall. A movable part capable of reciprocating linear movement approaching and leaving, a space part for inserting the article formed between the second side wall and the movable part, and the movable part with respect to the second side wall A first guide part for reciprocating linear movement, the handle is attached to the first side wall in a manner capable of turning about an axis, and a cam mechanism is interposed between the movable part and the handle The cam mechanism is formed by a second recess having a cam surface and a pin engaged with the second recess, and converts the rotational movement of the handle in the circumferential direction with respect to the shaft into a reciprocating linear motion. It is characterized by a certain .
上記に開示した本発明は、少なくとも下記の実施の形態を含むことができる。該実施の形態は、分離して又は互いに組み合わせて採択することができる。
(1)前記第1案内部は、前記可動部が往復直線運動する方向へ延びる第1凹部と、前記第1凹部に係合するピンとから形成される。
(2)前記第1凹部と前記第2凹部とが連続し、前記第1案内部の前記ピンと、前記カム機構の前記ピンとが共通する。
(3)前記ハンドルの旋回によって弾性変形可能なバネを備え、前記可動部は、前記物品に接触していない非接触位置と、前記物品に接触する接触位置とに往復直線運動し、前記可動部が前記接触位置に移動した状態において、前記ハンドルを旋回した場合には、前記ハンドルの先端部が前記本体の前記空間部に進入して前記バネを弾性変形させ、弾性変形した前記バネの復元力によって、前記可動部を前記物品に押し当てることで前記可動部及び前記第2側壁によって前記物品を挟持するとともに、前記物品を挟持した状態を維持する。
(4)前記ピンは、前記軸の径方向の両端で前記カム面に接触し、前記ハンドルを30〜150度旋回させることによって、前記可動部及び前記第2側壁によって前記物品を挟持する。
(5)前記ピンは、前記軸の径方向の一端で前記カム面に接触し、前記ハンドルを30〜330度旋回させることによって、前記可動部及び前記第2側壁によって前記物品を挟持する。
(6)前記可動部及び前記第2側壁によって前記物品を挟持した状態において、前記可動部が前記第2側壁から離れるのを防止するストッパ部を、前記ハンドルの前記先端部に配置してある。
(7)前記ハンドルは筒部を有し、前記筒部の内部に前記バネを配置してある。
(8)前記ピンは、前記ハンドルの前記先端部と、前記ストッパ部とを連結するものである。
(9)前記カム面は、前記可動部が前記接触位置に配置された状態から前記ハンドルの旋回に伴って前記バネを圧縮する際に前記ピンが接触する第1傾斜面部と、前記第1傾斜面部に隣接する平坦面部と、前記平坦面部に隣接して圧縮された前記バネが復帰する力によって前記ピンに押圧される第2傾斜面部と、前記第2傾斜面部に隣接して前記可動部及び前記第2側壁とによって前記物品が挟持された状態において前記ピンに接触する接触部とを有する。
(10)前記カム面は、前記第1傾斜面部と、前記平坦面部と、前記第2傾斜面部と、前記接触部とが、前記軸に対して点対称となるように一対配置してある。
(11)前記可動部が往復直線運動する方向において、前記第1傾斜面部の長さ寸法が、前記第2傾斜面部の長さ寸法よりも大きい。
The present invention disclosed above can include at least the following embodiments. The embodiments can be adopted separately or in combination with each other.
(1) The first guide portion is formed of a first recess that extends in a direction in which the movable portion reciprocates linearly and a pin that engages with the first recess.
( 2 ) The first concave portion and the second concave portion are continuous, and the pin of the first guide portion and the pin of the cam mechanism are common.
( 3 ) A spring that can be elastically deformed by turning the handle, wherein the movable portion reciprocates linearly between a non-contact position that is not in contact with the article and a contact position that is in contact with the article. When the handle is turned in a state where the handle is moved to the contact position, the distal end portion of the handle enters the space portion of the main body to elastically deform the spring, and the elastically deformed restoring force of the spring By pressing the movable part against the article, the article is sandwiched by the movable part and the second side wall, and the state in which the article is sandwiched is maintained.
( 4 ) The pin contacts the cam surface at both ends in the radial direction of the shaft, and rotates the handle by 30 to 150 degrees to sandwich the article by the movable portion and the second side wall.
( 5 ) The pin contacts the cam surface at one end in the radial direction of the shaft, and the handle is pivoted by 30 to 330 degrees to sandwich the article by the movable part and the second side wall.
(6) in a state where the sandwich the article by the movable portion and the second side wall, a stopper portion to which the movable portion is prevented from separating from the second side wall, is disposed on the distal end of the handle.
( 7 ) The handle has a cylindrical portion, and the spring is disposed inside the cylindrical portion.
(8) the pin is for connecting said distal portion of said handle, and said stopper portion.
( 9 ) The cam surface includes a first inclined surface portion that contacts the pin when the spring is compressed as the handle rotates, from the state where the movable portion is disposed at the contact position, and the first inclined surface. A flat surface portion adjacent to the surface portion, a second inclined surface portion pressed against the pin by a force of restoring the spring compressed adjacent to the flat surface portion, the movable portion adjacent to the second inclined surface portion, and A contact portion that contacts the pin in a state where the article is sandwiched by the second side wall.
( 10 ) A pair of the cam surfaces are arranged so that the first inclined surface portion, the flat surface portion, the second inclined surface portion, and the contact portion are point-symmetric with respect to the axis.
( 11 ) In the direction in which the movable part reciprocates linearly, a length dimension of the first inclined surface part is larger than a length dimension of the second inclined surface part.
本発明の明細書および特許請求の範囲において、用語「第1」及び「第2」は、同称の要素、位置等を単に区別するために用いられている。 In the specification and claims of this invention, the terms “first” and “second” are used merely to distinguish between like-named elements, positions, and the like.
10 クランプ
12 支持部材
17 パイプ(物品)
20 本体
21 第1側壁部(第1側壁)
22 第2側壁部(第2側壁)
47 第1傾斜面部
48 第2平坦面部(平坦面部)
49 第2傾斜面部
50 第3平坦面部(接触部)
52 カム
52a カム面
53 可動部
56 コイルバネ(バネ)
57 第1凹部
58 第1案内部
68 第2凹部
69 第2案内部(カム機構)
70 ハンドル
71x 軸
72 先端部
73 筒部
80 ストッパ部材(ストッパ部)
87 空間部
89 第2連結ピン(ピン)
L1 厚さ方向における第1傾斜面部の長さ寸法
L2 厚さ方向における第2傾斜面部の長さ寸法
L3 図10において、把持部が時計の6時と12時の方向へ延びるようにハンドルを配置した状態におけるコイルバネの厚さ方向における長さ寸法
L4 図12において、把持部が時計の3時と9時の方向へ延びるようにハンドルを配置した状態におけるコイルバネ56の厚さ方向における長さ寸法
Z 厚さ方向(本体の空間部に対するハンドルの先端部が進退する方向)
10 Clamp 12
20
22 2nd side wall part (2nd side wall)
47 first
49 2nd
52
57 1st recessed
70
87
L1 Length dimension of the first inclined surface portion in the thickness direction L2 Length dimension of the second inclined surface portion in the thickness direction L3 In FIG. 10, the handle is arranged so that the gripping portion extends in the direction of 6 o'clock and 12 o'clock of the watch The length dimension L4 in the thickness direction of the coil spring in the state in which the
Claims (12)
第1側壁及び第2側壁を有する本体と、前記第1側壁に取り付けられたハンドルと、前記ハンドルに連結されて前記第2側壁に近づき及び離れる往復直線運動が可能な可動部と、前記第2側壁と前記可動部との間に形成された前記物品を挿入するための空間部と、前記可動部が前記第2側壁に対して往復直線運動するための第1案内部とを有し、
前記ハンドルは軸を中心に旋回可能な態様で前記第1側壁に取り付けられ、
前記可動部と前記ハンドルとの間にはカム機構が介在され、
前記カム機構は、カム面を有する第2凹部と、前記第2凹部に係合するピンとで形成され、前記ハンドルの前記軸に対する周方向の回転運動を、往復直線運動へ変換するものであることを特徴とするクランプ。 In a clamp for connecting an article to a support member,
A main body having a first side wall and a second side wall; a handle attached to the first side wall; a movable part connected to the handle and capable of reciprocating linear movement toward and away from the second side wall; possess a first guide portion for reciprocal linear motion is formed the article and space for inserting, with respect to the movable portion is the second sidewall between the sidewall and the movable portion,
The handle is attached to the first side wall in a manner capable of turning about an axis,
A cam mechanism is interposed between the movable part and the handle,
The cam mechanism is formed of a second recess having a cam surface and a pin engaged with the second recess, and converts the rotational movement of the handle in the circumferential direction with respect to the shaft into a reciprocating linear motion. the characteristics and to torque lamp.
前記第1案内部の前記ピンと、前記カム機構の前記ピンとが共通する請求項2に記載のクランプ。 The first recess and the second recess are continuous,
The clamp according to claim 2, wherein the pin of the first guide portion and the pin of the cam mechanism are common.
前記可動部は、前記物品に接触していない非接触位置と、前記物品に接触する接触位置とに往復直線運動し、
前記可動部が前記接触位置に移動した状態において、前記ハンドルを旋回した場合には、前記ハンドルの先端部が前記本体の前記空間部に進入して前記バネを弾性変形させ、弾性変形した前記バネの復元力によって、前記可動部を前記物品に押し当てることで前記可動部及び前記第2側壁によって前記物品を挟持するとともに、前記物品を挟持した状態を維持する請求項1〜3のいずれかに記載のクランプ。 A spring that can be elastically deformed by turning the handle;
The movable part reciprocates linearly between a non-contact position that is not in contact with the article and a contact position that is in contact with the article;
When the handle is turned in a state in which the movable portion is moved to the contact position, the tip of the handle enters the space portion of the main body to elastically deform the spring, and the elastically deformed spring by the restoring force of the movable portion with sandwiching the article by the movable portion and the second side wall by pressing in said article, to any one of claims 1 to 3 to maintain a state of sandwiching the article Clamp described.
前記ハンドルを30〜150度旋回させることによって、前記可動部及び前記第2側壁によって前記物品を挟持する請求項2又は3に記載のクランプ。 The pin contacts the cam surface at both ends of the shaft in the radial direction;
The clamp according to claim 2 or 3 , wherein the article is clamped by the movable part and the second side wall by turning the handle by 30 to 150 degrees.
前記ハンドルを30〜330度旋回させることによって、前記可動部及び前記第2側壁によって前記物品を挟持する請求項2又は3に記載のクランプ。 The pin contacts the cam surface at one end in the radial direction of the shaft;
The clamp according to claim 2 or 3 , wherein the article is clamped by the movable part and the second side wall by turning the handle by 30 to 330 degrees.
前記筒部の内部に前記バネを配置してある請求項4に記載のクランプ。 The handle has a cylindrical portion;
The clamp according to claim 4, wherein the spring is disposed inside the cylindrical portion.
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