JP6236357B2 - 覚醒度推定装置、覚醒度推定方法及びプログラム - Google Patents

覚醒度推定装置、覚醒度推定方法及びプログラム Download PDF

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本発明は、覚醒度推定装置、覚醒度推定方法及びプログラムに関する。
我々は、複数人で体験を共有し、共通のイベントや刺激から同じ感情を生じることがある。感情の一要素である覚醒度は興奮状態を表しており、記憶の残りやすさと強い相関があることが知られている。このため、複数人の覚醒度が高くなった時点では、多数の人の記憶に残りやすい特別なイベントが生じたと推定することができる。この種のイベントを推定する技術は、例えば、特別なイベントを振り返り、共有するサービス等に拡張可能となっている。
一方、一人のユーザの生体情報を用いて覚醒度を推定する研究は盛んに行われている(例えば、非特許文献1参照)。推定される覚醒度の精度は実験環境などに応じて異なり、各ユーザの覚醒度を個別に集計して得られた精度は80%前後である。このような覚醒度の精度は、生体情報のノイズに影響される。生体情報のノイズの要因としては、例えば、イベントとは無関係の体動や思考、体調や個人差などが挙げられる。
ここで、覚醒度を推定する方法(以下、覚醒度推定方法という)について図8及び図9を用いて述べる。この覚醒度推定方法においては、例えばn人のユーザu1,u2,…,unの生体情報をn個の生体情報取得部101,102,…,10nが取得して覚醒度推定部20内のn個の特徴量算出部211,212,…,21nに個別に送出する。各々の特徴量算出部211,212,…,21nは、ユーザu1,u2,…,unの生体情報をイベントE1,E2,E3,…毎に区分する。
次に、各々の特徴量算出部211,212,…,21nは、イベントE1におけるユーザu1,u2,…,unの生体情報から各々の特徴量D11,D21,…,Dn1を算出し、当該特徴量D11,D21,…,Dn1をn個の覚醒度分類部221,222,…,22nに個別に送出する。なお、特徴量の記号「D11」,「D21」,…,「Dn1」は、左側の添字「1」,「2」,…,「n」によりユーザu1,u2,…,unを識別し、右側の添字「1」によりイベントE1を識別する。
各々の覚醒度分類部221,222,…,22nは、生体情報の特徴量D11,D21,…,Dn1を受けると、予め作成された教師データDB231,232,…,23nを参照する。教師データDB231,232,…,23nは、予め覚醒度(例、高・中・低)及び生体情報の特徴量を互いに関連付けて記憶した記憶部である。教師データDB231,232,…,23nの作成方法としては、一般的には、意図的に覚醒度を誘導する環境を作り、覚醒度の主観評価を正解として取得し、その時の生体情報の特徴量を算出しておく方式が知られている。
また、各々の覚醒度分類部221,222,…,22nは、教師データDB231,232,…,23nに基づいて、各々の特徴量D11,D21,…,Dn1を各々の覚醒度A11,A21,…,An1に分類する。しかる後、各々の覚醒度分類部221,222,…,22nは、各々の覚醒度A11,A21,…,An1を一致度算出部24に送出する。
一致度算出部24は、各々の覚醒度A11,A21,…,An1を受けると、イベントE1における覚醒度の一致度を算出し、最も高い一致度をもつ覚醒度を当該イベントE1における覚醒度と推定する。
覚醒度の一致度は、分類された覚醒度の個数「n」のうち、互いに一致する覚醒度の個数の割合を%で表した値である。例えば、10人のユーザの生体情報から得られた10個の覚醒度A11,A21,…,A101のうち、互いに一致して「高」を示す覚醒度が8個あったとき、覚醒度の一致度が80%と算出され、覚醒度が「高」と推定される。
以下同様に、イベントE2,E3,…においても、覚醒度の一致度が推定され、覚醒度「中」,「中」,…が推定される。
L.Constantine, and H.Hajj. "A Survey of Ground-truth in Emotion Data Annotation" PERCOM Workshops, 2012.
しかしながら、以上のような覚醒度推定方法は、本発明者の検討によれば、生体情報のノイズに由来した覚醒度を一致度の算出に用いてしまうことから、高い一致度をもつ覚醒度を推定する精度を低下させる可能性がある。
例えば図9に示すように、イベントE3においては、ユーザu1の生体情報の波形と、ユーザu2の生体情報の波形とが大きく相違する。このようなイベントE3における波形の相違は、イベントE1,E2における時間遅れ(位相差)や個人差(振幅等の差)に由来する波形の相違とは異なり、生体情報のノイズに由来する可能性がある。これにもかかわらず、覚醒度A13,A23は、互いに一致する覚醒度として一致度の算出に用いられてしまう。
このように、従来の覚醒度推定方法は、生体情報のノイズに由来した覚醒度を一致度の算出に用いてしまうことから、高い一致度をもつ覚醒度を推定する精度を低下させる可能性がある。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、各ユーザの生体情報を用いて、イベントにおける覚醒度を精度良く推定し得る覚醒度推定装置、覚醒度推定方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の一つの観点は、以下のような構成要素を備えている。すなわち、イベントを体験中の各々のユーザから取得された各々の生体情報に基づいて、前記イベントにおける覚醒度を推定する覚醒度推定装置であって、分割手段、第1導出手段、算出手段、第2導出手段、記憶手段及び推定手段を備えている。
前記分割手段は、前記ユーザ毎に、前記イベントに対する生体情報を複数の区間の生体情報に分割する。
前記第1導出手段は、前記ユーザ毎に、前記複数の区間の生体情報から各々の特徴量を算出し、当該各々の特徴量を含む第1特徴ベクトルを導出する。
前記算出手段は、前記ユーザ毎に導出した前記第1特徴ベクトルを2つずつ組み合わせることにより、当該組み合わせに係る前記第1特徴ベクトルの間の相関値と、当該第1特徴ベクトルの間の区間毎の各々の特徴量同士の演算値とを算出する。
前記第2導出手段は、前記ユーザ毎に導出した前記第1特徴ベクトルと、前記算出した相関値及び区間毎の各々の特徴量同士の演算値とを含む第2特徴ベクトルを導出する。
前記記憶手段は、予め特徴量及び覚醒度を互いに関連付けて記憶している。
前記推定手段は、前記第2特徴ベクトルと前記記憶手段の記憶内容とに基づいて、前記イベントにおける覚醒度を推定する。
また、この発明の一つの観点は以下のような態様を備えることを特徴とする。
第1の態様は、前記推定手段が、抽出部、置換部、算出部及び推定部を備えている。
前記抽出部は、前記第2特徴ベクトル内の各々の相関値の中で最も高い相関値の算出に用いられた2つの第1特徴ベクトルの組み合わせを抽出する。
前記置換部は、前記抽出した組み合わせ内のいずれかの第1特徴ベクトルに含まれる各々の特徴量のうち、前記演算値が基準範囲から外れた区間の特徴量を、当該組み合わせ内の2つの第1特徴ベクトルに含まれる当該区間の各々の特徴量のうち、小さい方の特徴量に置き換える。
前記算出部は、前記置き換えた後の第1特徴ベクトルに含まれる各々の特徴量に基づいて、前記複数の区間の全体の特徴量を算出する。
前記推定部は、前記全体の特徴量と前記記憶手段の記憶内容とに基づいて、前記イベントにおける覚醒度を推定する。
第2の態様は、前記覚醒度推定装置が、イベント情報記憶手段及び出力手段を更に備えている。
前記イベント情報記憶手段は、前記イベントの識別情報を含むイベント情報を記憶する。
前記出力手段は、前記推定された覚醒度が所定の高い覚醒状態を示すとき、当該覚醒度が推定されたイベントの識別情報に基づいて、前記イベント情報記憶手段内のイベント情報を出力する。
したがって、この発明の一つの観点によれば、前記ユーザ毎に、前記イベントに対する生体情報を複数の区間の生体情報に分割し、前記複数の区間の生体情報から各々の特徴量を含む第1特徴ベクトルを導出し、前記ユーザ毎に導出した前記第1特徴ベクトルを2つずつ組み合わせることにより、当該組み合わせに係る前記第1特徴ベクトルの間の相関値と、当該第1特徴ベクトルの間の区間毎の各々の特徴量同士の演算値とを算出する。また、前記ユーザ毎に導出した前記第1特徴ベクトルと、前記算出した相関値及び区間毎の各々の特徴量同士の演算値とを含む第2特徴ベクトルを導出し、前記第2特徴ベクトルと前記記憶手段の記憶内容とに基づいて、前記イベントにおける覚醒度を推定する。
このため、各ユーザの生体情報を用いて、イベントにおける覚醒度を精度良く推定することができる。
また、第1の態様によれば、前記第2特徴ベクトル内の各々の相関値の中で最も高い相関値の算出に用いられた2つの第1特徴ベクトルの組み合わせを抽出し、前記抽出した組み合わせ内のいずれかの第1特徴ベクトルに含まれる各々の特徴量のうち、前記演算値が基準範囲から外れた区間の特徴量を、当該組み合わせ内の2つの第1特徴ベクトルに含まれる当該区間の各々の特徴量のうち、小さい方の特徴量に置き換える。また、前記置き換えた後の第1特徴ベクトルに含まれる各々の特徴量に基づいて、前記複数の区間の全体の特徴量を算出し、前記全体の特徴量と前記記憶手段の記憶内容とに基づいて、前記イベントにおける覚醒度を推定する。このため、生体情報内のノイズが最も少ない2つの第1特徴ベクトルを抽出できると共に、ノイズが生じた区間の特徴量からノイズのない特徴量に置換できるので、前述した一つの観点の効果を容易且つ確実に得ることができる。
また、第2の態様によれば、前記推定された覚醒度が所定の高い覚醒状態を示すとき、当該覚醒度が推定されたイベントの識別情報に基づいて、前記イベント情報記憶手段内のイベント情報を出力する。このため、複数ユーザが高い覚醒状態を示すときのイベント情報を、特別なイベントを振り返り、共有するサービス等に活用することが可能である。
すなわちこの発明によれば、各ユーザの生体情報を用いて、イベントにおける覚醒度を精度良く推定し得る覚醒度推定装置、覚醒度推定方法及びプログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る覚醒度推定装置が適用されたサーバ装置を備えたシステムの構成を示す模式図である。 同実施形態における同システムの構成を示す模式図である。 同実施形態における同システムの変形例を示す模式図である。 同実施形態における特徴量の一例を示す模式図である。 同実施形態における第1特徴ベクトルを説明するための模式図である。 同実施形態におけるノイズの除去を説明するための模式図である。 同実施形態における動作を説明するためのフローチャートである。 従来の覚醒度推定方法を説明するための機能ブロックの模式図である。 従来の覚醒度推定方法を説明するための模式図である。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
図1及び図2は本発明の一実施形態に係る覚醒度推定装置が適用されたサーバ装置を備えたシステムの構成を示す模式図であり、図3は同システムの変形構成を示す模式図である。このシステムは、互いに通信可能なイベント記録装置30、生体情報取得部401〜40n及びサーバ装置Svを備えている。サーバ装置Svは、例えば、イベントを体験中の各々のユーザから取得された各々の生体情報に基づいて、当該イベントにおける覚醒度を推定する覚醒度推定装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムを用いて実施してもよい。すなわち、サーバ装置Svは、センサ又はメモリ等のハードウェア資源に協働する機能ブロックの機能をプログラムにより実現してもよい。
ここで、イベント記録装置30は、例えば、屋内又は屋外といった実空間上の環境に設置され、イベント時の映像や音声、イベントの対象物のIDや名前などを示すイベント情報をイベント情報記憶部60に記録する。また、イベント記録装置30は、イベントの識別情報を生体情報取得部401〜40nに送出する。
イベントは、任意の空間の大きさや、時間の長さによって、開始、終了タイミングが与えられてよいとする。また、展示物などのように各閲覧対象物を1イベントとしてもよいとする。また、イベント情報は、イベントの識別情報を含んでもよい。イベントの識別情報は、区間ID、時刻又は位置などのように複数の情報の組み合わせとしてもよく、イベントコード又はイベント名などのように単一の情報としてもよい。イベント記録装置30は、環境に設置される場合に限らず、図3に示すように、生体情報取得部401と共に、ユーザ端末31に実装されてもよい。
生体情報取得部401〜40nは、n人のユーザu1〜unが個別に携帯可能な端末、あるいは、環境に埋め込まれたセンサ等に実装され、イベントを体験中の各々のユーザu1〜unから各々の生体情報を取得する。例えば、生体情報取得部401〜40nは、各イベントEiにおいて、ユーザごとに、心拍や皮膚電気活動や体温などの生体情報を取得する。また例えば、生体情報取得部401〜40nは、イベント記録装置30から各イベントの識別情報(Ei)を受けると共に、ユーザから取得した生体情報に各イベントの識別情報を付与し、当該イベントの識別情報が付与された生体情報をサーバ装置Svに送信する。「識別情報」は「ID」と読み替えてもよい。
サーバ装置Svは、覚醒度推定部50、イベント情報記憶部60及び送信部70を備えている。
覚醒度推定部50は、特徴量算出部511〜51n、相関値算出部52、特徴量統合部53、教師データDB54及び覚醒度分類部55を備えている。「DB」は、「データベース」の略語であり、例えば「記憶部」又は「格納部」等に読み替えてもよい。
特徴量算出部511〜51nは、以下の各機能(f51-1)〜(f51-2)を備えている。
(f51-1) ユーザ毎に、イベントに対する生体情報を複数の区間の生体情報に分割する分割機能。ここで、「区間」は、「分割区間」、「期間」又は「分割期間」等と読み替えてもよい。分割機能は、イベントを体験中のユーザから取得した生体情報を任意の時間幅で分割する機能である。
(f51-2) ユーザ毎に、当該複数の区間の生体情報から各々の特徴量を算出し、当該各々の特徴量を含む第1特徴ベクトルを導出する第1導出機能。
例えば、イベントEiにおけるユーザunの生体情報をm分割したときの第1特徴ベクトルCniは、m分割により得られたm個の生体情報から算出されたm個の特徴量fn1,fn2,…,fnmを用いて、次のように表される。
ni={fn1,fn2,…,fnm
ここで、特徴量としては、例えば図4に示すように、心拍数や心拍変動値、R−R分散値、呼吸数、呼吸周期、GSR(galvanic skin response:電気性皮膚反射)のピーク数、GSRの振幅平均値、体温平均値、筋電の振幅平均値、などが適宜、使用可能となっている。また、第1特徴ベクトルには、生体情報に付与されたイベントの識別情報を付与してもよい。
このような特徴量算出部511〜51nは、分割手段及び第1導出手段を構成している。
相関値算出部52は、例えば、ユーザ毎に導出した第1特徴ベクトルを2つずつ組み合わせることにより、当該組み合わせに係る第1特徴ベクトルの間の相関値と、当該第1特徴ベクトルの間の区間毎の各々の特徴量同士の演算値とを算出する算出機能を備える。
例えば、相関値算出部52は、イベントEiの第1特徴ベクトルC1i,C2i,…Cniから、2つの第1特徴ベクトルからなる組(ペア)をつくり、各ペアの相関値CORikを算出する。nはユーザの人数を表し、kは2組の組み合わせ数n2である。
各ペアの相関値CORは、例えば、一般的な相関係数として算出可能となっている。一般的な相関係数としては、例えば、ピアソンの積率相関係数(http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Soukan/pearson.html)等が使用可能となっている。各ペアの相関値(例、CORi1)は、例えば図5に一例を示すように、2つの第1特徴ベクトル(例、C1i,C2i)を変数として算出される。
また、相関値算出部52は、相関値以外にも、C1i−C2i,C1i×C2iなどの演算によって、第1特徴ベクトルの相互の関係性を数値で表す演算値を算出してもよい。本実施形態は、当該演算値を算出する場合を例に挙げて説明している。
また、第1特徴ベクトルの間の差分値C(n-1)i−Cniは、次のように算出される。
(n-1)i−Cni={f(n-1)1−fn1,f(n-1)2−n2,…,f(n-1)m−fnm
このような相関値算出部52は、算出手段を構成している。
特徴量統合部53は、例えば、ユーザ毎に導出した第1特徴ベクトルと、当該算出した相関値及び区間毎の各々の特徴量同士の演算値とを含む第2特徴ベクトルを導出する第2導出機能を備えている。「特徴量統合部」は、「特徴ベクトル統合部」又は「特徴ベクトル導出部」等と読み替えてもよい。また、「第1特徴ベクトル」及び「第2特徴ベクトル」の名称は互いに区別がつけばよいので、例えば、「第1特徴ベクトル」を「特徴ベクトル」等に、「第2特徴ベクトル」を「統合特徴ベクトル」等に、それぞれ読み替えてもよい。
特徴量統合部53は、例えば2人のユーザu1,u2の場合、イベントEiにおけるユーザu1,u2毎に導出した第1特徴ベクトルC1i,C2iと、当該算出した相関値CORi1及び区間毎の各々の特徴量同士の演算値C1i−C2i,C1i×C2i,…とを入力としたとき、次に示すように、これらを一つの第2特徴ベクトルFiに統合する。
i={C1i,C2i,CORi1,C1i−C2i,C1i×C2i,…}
なお、ユーザがn人のユーザu1,u2,…,unの場合、第2特徴ベクトルFiは、例えば、次に示すように表される。
i={C1i,C2i,…,Cni,CORi1,CORi2,…,CORik,C1i*C2i,C1i*C3i,…,C1i*Cni,…,C2i*C3i,C2i*C4i,…,C2i*Cni,…,C(n-1)i*Cni
ここで、*は演算子を表し、いずれの演算(例、−、×)を用いてもよい。また、1組の第1特徴ベクトル(例、C1i,C2i)から算出する演算値(C1i*C2i)は、1個(例、C1i−C2i)に限らず、演算子*の種類に応じて複数個(例、C1i−C2i,C1i×C2i,…)としてもよい。
このような特徴量統合部53は、第2導出手段を構成している。
教師データDB(記憶手段)54は、予め特徴量及び覚醒度を互いに関連付けて記憶した記憶部であり、例えば記憶内容{特徴量,覚醒度}が教師データとして覚醒度分類部55に参照される。覚醒度としては、例えば「高、中、低」などのように、段階的な値を用いている。教師データDB54の作成方法は、例えば、意図的に覚醒度を誘導する環境をつくり、覚醒度の主観評価を正解として取得し、その際の生体情報を計測して特徴量を算出し、特徴量及び覚醒度を互いに関連付けて登録すればよい。
覚醒度分類部(推定手段)55は、例えば、第2特徴ベクトルと教師データDB54の記憶内容とに基づいて、イベントにおける覚醒度を推定する推定機能を備えている。この推定には、SVM(Support Vector Machine)や決定木などの分類器を用いてもよい。
また、覚醒度分類部55は、当該推定した覚醒度と、第2特徴ベクトル内の第1特徴ベクトルに付与されているイベントの識別情報とを送信部70に送出する機能を備えてもよい。あるいは、覚醒度分類部55は、当該推定された覚醒度が所定の高い覚醒状態を示すとき、当該覚醒度が推定されたイベントの識別情報を送信部70に送出する機能を備えてもよい。
また、推定機能は、例えば、以下の各機能(f55-1)〜(f55-4)を備えてもよい。
(f55-1) 第2特徴ベクトル内の各々の相関値の中で最も高い相関値の算出に用いられた2つの第1特徴ベクトルの組み合わせを抽出する機能。
(f55-2) 当該抽出した組み合わせ内のいずれかの第1特徴ベクトルに含まれる各々の特徴量のうち、演算値が基準範囲から外れた区間の特徴量を、当該組み合わせ内の2つの第1特徴ベクトルに含まれる当該区間の各々の特徴量のうち、小さい方の特徴量に置き換える機能。
例えば、演算子*が差分演算(−)の場合、演算値(差分値)C(n-1)i−Cniは、次のように表される。
(n-1)i−Cni={f(n-1)1−fn1,f(n-1)2−n2,…,f(n-1)m−fnm
また例えば、図6に示す場合、第1特徴ベクトルの間の演算値C1i−C2iは、次のように表される。なお、各々の特徴量は、例えばピーク数とする。
1i−C2i={f11−f21,f12−22,f13−f23,f14−f24
={2−2,2−1,3−1,1−1}
={0,1,2,0}
また例えば、基準範囲を1以下としたとき、演算値{0,1,2,0}が基準範囲“1以下”から外れた区間の特徴量f13を、当該2つの第1特徴ベクトルC1i,C2iに含まれる当該区間の各々の特徴量f13,f23のうち、小さい方の特徴量f23に置き換える。
なお、演算値が基準範囲から外れた区間の特徴量f13は、ノイズである可能性が高いため、前述した置き換え等により、除去する必要がある。
(f55-3) 当該置き換えた後の第1特徴ベクトルに含まれる各々の特徴量に基づいて、複数の区間の全体の特徴量を算出する機能。
(f55-4) 当該全体の特徴量と教師データDB54の記憶内容とに基づいて、イベントにおける覚醒度を推定する機能。
このような推定機能は、抽出部、置換部、算出部及び推定部を構成している。
イベント情報記憶部(イベント情報記憶手段)60は、イベント記録装置30から書き込まれたイベント情報を記憶する。イベント情報は、イベントの識別情報を含んでいる。
送信部70は、覚醒度分類部55から覚醒度とイベントの識別情報とを受けると、当該推定された覚醒度が所定の高い覚醒状態を示すとき、当該イベントの識別情報に基づいて、イベント情報記憶部60内のイベント情報を出力する出力機能を備えていてもよい。この場合、送信部70は、出力手段を構成している。
あるいは、送信部70は、覚醒度分類部55からイベントの識別情報を受けると、当該イベントの識別情報に基づいて、イベント情報記憶部60内のイベント情報を出力する出力機能を備えていてもよい。この場合、覚醒度分類部55及び送信部70は、出力手段を構成している。
イベント情報の出力先は、例えば、所定のユーザ又はサービス提供者としてもよい。
なお、振り返り共有等のサービスを用いず、覚醒度を推定するだけであれば、イベント情報記憶部60及び送信部70は必須ではなく、省略可能である。
次に、以上のように構成されたシステムの動作について図7のフローチャートを参照しながら説明する。
いま、各々のユーザu1,…,unは、イベントEiを体験中とする。
生体情報取得部401,…,40nは、イベントEiを体験中の各々のユーザu1,…,unから各々の生体情報を取得する。また、生体情報取得部401,…,40nは、イベント記録装置30から各イベントの識別情報(Ei)を受けると共に、ユーザu1,…,unから取得した生体情報に各イベントの識別情報を付与し、当該イベントの識別情報が付与された生体情報をサーバ装置Svに送信する。
サーバ装置Svにおいては、特徴量算出部511,…,51nが、ユーザu1,…,un毎に、イベントEiに対する生体情報を複数の区間の生体情報に分割する(ST10)。
また、特徴量算出部511,…,51nは、ユーザu1,…,un毎に、当該複数の区間の生体情報から各々の特徴量fn1,fn2,…,fnmを算出し、当該各々の特徴量を含む第1特徴ベクトルC1i,…,Cniを導出する(ST20)。
相関値算出部52は、第1特徴ベクトルC1i,…,Cniを2つずつ組み合わせることにより、当該組み合わせに係る第1特徴ベクトルの間の相関値CORi1,CORi2,…,CORikと、当該第1特徴ベクトルの間の区間毎の各々の特徴量同士の演算値C1i*C2i,C1i*C3i,…,C1i*Cni,…,C2i*C3i,C2i*C4i,…,C2i*Cni,…,C(n-1)i*Cniとを算出する(ST30)。
特徴量統合部53は、第1特徴ベクトルC1i,…,Cniと、当該算出した相関値及び区間毎の各々の特徴量同士の演算値とを含む第2特徴ベクトルFiを次式のように導出する(ST40)。
i={C1i,C2i,…,Cni,CORi1,CORi2,…,CORik,C1i*C2i,C1i*C3i,…,C1i*Cni,…,C2i*C3i,C2i*C4i,…,C2i*Cni,…,C(n-1)i*Cni
覚醒度分類部55は、第2特徴ベクトルFiと教師データDB54の記憶内容とに基づいて、イベントにおける覚醒度を推定する(ST50)。
ステップST50では、例えば、第2特徴ベクトルFi内の各々の相関値の中で最も高い相関値の算出に用いられた2つの第1特徴ベクトルの組み合わせを抽出する。
また、当該抽出された組み合わせ内のいずれかの第1特徴ベクトルに含まれる各々の特徴量のうち、演算値が基準範囲から外れた区間の特徴量を、当該組み合わせ内の2つの第1特徴ベクトルに含まれる当該区間の各々の特徴量のうち、小さい方の特徴量に置き換える。
また、当該置き換えた後の第1特徴ベクトルに含まれる各々の特徴量に基づいて、複数の区間の全体の特徴量を算出する。例えば、各々の特徴量を合計することにより、全体の特徴量を算出する。
また、当該全体の特徴量と教師データDB54の記憶内容とに基づいて、イベントにおける覚醒度を推定する。例えば、このようにして、ステップST50が実行される。
しかる後、覚醒度分類部55は、当該推定した覚醒度と、第2特徴ベクトル内の第1特徴ベクトルに付与されているイベントの識別情報とを送信部70に送出する。
送信部70は、覚醒度分類部55から覚醒度とイベントの識別情報とを受けると、当該推定された覚醒度が所定の高い覚醒状態を示すとき、当該イベントの識別情報に基づいて、イベント情報記憶部60内のイベント情報を出力する(ST60)。
以下、他のイベントE(i+1),…についても同様に、ステップST10〜ST60の処理が実行される。
上述したように本実施形態によれば、ユーザu1,…,un毎に、イベントEiに対する生体情報を分割し、複数の区間の生体情報から各々の特徴量fn1,fn2,…,fnmを含む第1特徴ベクトルC1i,…,Cniを導出し、第1特徴ベクトルC1i,…,Cniを2つずつ組み合わせることにより、第1特徴ベクトルの間の相関値と、当該第1特徴ベクトルの間の区間毎の各々の特徴量同士の演算値とを算出する。また、第1特徴ベクトルC1i,…,Cniと、相関値及び演算値とを含む第2特徴ベクトルFiを導出し、第2特徴ベクトルFiと教師データDB54の記憶内容とに基づいて、イベントEiにおける覚醒度を推定する。
このため、各ユーザの生体情報を用いて、イベントにおける覚醒度を精度良く推定することができる。
また、ステップST50において、第2特徴ベクトルFi内の各々の相関値の中で最も高い相関値の算出に用いられた2つの第1特徴ベクトルの組み合わせを抽出し、当該組み合わせに対する相関値及び演算値に基づいて、基準範囲から外れた区間の特徴量を、当該区間の各々の特徴量のうち、小さい方の特徴量に置き換える。また、置き換えた後の第1特徴ベクトルに含まれる各々の特徴量に基づいて全体の特徴量を算出し、全体の特徴量と教師データDB54の記憶内容とに基づいて、イベントにおける覚醒度を推定する。このため、生体情報内のノイズが最も少ない2つの第1特徴ベクトルを抽出できると共に、ノイズが生じた区間の特徴量からノイズのない特徴量に置換できるので、前述した効果を容易且つ確実に得ることができる。
また、推定された覚醒度が所定の高い覚醒状態を示すとき、当該覚醒度が推定されたイベントの識別情報に基づいて、イベント情報記憶部60内のイベント情報を出力する。このため、複数ユーザが高い覚醒状態を示すときのイベント情報を、特別なイベントを振り返り、共有するサービス等に活用することが可能である。
次に、以上の効果を補足的に説明する。
例えば、イベントの対象をスポーツ観戦とした場合、観戦するユーザ1人ずつを見ると、イベントに関係のない動きや対話等がノイズになり、イベントに対する真の覚醒状態が埋もれてしまう。一方、1人ずつにノイズが含まれていた場合でも、複数人が同時に覚醒した時点では、ゴールシーンなど重要なイベントである確率が高い可能性がある。
本実施形態では、n人のデータから個別に特徴量を算出するのに加えて、複数ユーザの同時覚醒又はノイズという情報を相関値として与えている。
例えば、図5に示すユーザu1の生体情報の場合、従来ではノイズ部分の特徴量f13が覚醒度「高」と推定されてしまう。一方、本実施形態では、例えば、低い相関(ノイズの可能性が高い)という情報を演算値(例、差分値)として与えることが可能となる。
換言すると、従来技術では、各ユーザの覚醒度を求めて複数ユーザの覚醒度との一致性から覚醒度を推定すると、各自の覚醒度にはノイズが生じることが一般的であるため、推定精度が低くなってしまう。
これに対し、本実施形態では、複数ユーザの生体情報について、イベント内での時間的変化の相関を用いて、ノイズ部分を除去することにより、単一ユーザごとにイベントの覚醒度を推定するよりも高精度な推定を可能としている。
また、各イベントにおける、各ユーザの生体情報を任意の時間幅で分割しているので、生体情報由来の時間遅れに対応したユーザ間の相関を算出することも可能である。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば図3に示したように、イベント記録装置30をユーザ端末31が備えてもよい。
その他、第2特徴ベクトルFiから覚醒度を推定するステップST50の処理等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
101〜10n,401〜40n…生体情報取得部、20,50…覚醒度推定部、211〜21n,511〜51n…特徴量算出部、221〜22n,55…覚醒度分類部、231〜23n,54…教師データDB、24…一致度算出部、30…イベント記録装置、31…ユーザ端末、60…イベント情報記憶部、70…送信部、Sv…サーバ装置、u1〜un…ユーザ。

Claims (4)

  1. イベントを体験中の各々のユーザから取得された各々の生体情報に基づいて、前記イベントにおける覚醒度を推定する覚醒度推定装置であって、
    前記ユーザ毎に、前記イベントに対する生体情報を複数の区間の生体情報に分割する分割手段と、
    前記ユーザ毎に、前記複数の区間の生体情報から各々の特徴量を算出し、当該各々の特徴量を含む第1特徴ベクトルを導出する第1導出手段と、
    前記ユーザ毎に導出した前記第1特徴ベクトルを2つずつ組み合わせることにより、当該組み合わせに係る前記第1特徴ベクトルの間の相関値と、当該第1特徴ベクトルの間の区間毎の各々の特徴量同士の演算値とを算出する算出手段と、
    前記ユーザ毎に導出した前記第1特徴ベクトルと、前記算出した相関値及び区間毎の各々の特徴量同士の演算値とを含む第2特徴ベクトルを導出する第2導出手段と、
    予め特徴量及び覚醒度を互いに関連付けて記憶した記憶手段と、
    前記第2特徴ベクトルと前記記憶手段の記憶内容とに基づいて、前記イベントにおける覚醒度を推定する推定手段と
    を備え
    前記推定手段は、
    前記第2特徴ベクトル内の各々の相関値の中で最も高い相関値の算出に用いられた2つの第1特徴ベクトルの組み合わせを抽出する抽出部と、
    前記抽出した組み合わせ内のいずれかの第1特徴ベクトルに含まれる各々の特徴量のうち、前記演算値が基準範囲から外れた区間の特徴量を、当該組み合わせ内の2つの第1特徴ベクトルに含まれる当該区間の各々の特徴量のうち、小さい方の特徴量に置き換える置換部と、
    前記置き換えた後の第1特徴ベクトルに含まれる各々の特徴量に基づいて、前記複数の区間の全体の特徴量を算出する算出部と、
    前記全体の特徴量と前記記憶手段の記憶内容とに基づいて、前記イベントにおける覚醒度を推定する推定部と
    を備えたことを特徴とする覚醒度推定装置。
  2. 請求項1記載の覚醒度推定装置において、
    前記イベントの識別情報を含むイベント情報を記憶するイベント情報記憶手段と、
    前記推定された覚醒度が所定の高い覚醒状態を示すとき、当該覚醒度が推定されたイベントの識別情報に基づいて、前記イベント情報記憶手段内のイベント情報を出力する出力手段と
    を更に備えたことを特徴とする覚醒度推定装置。
  3. 予め特徴量及び覚醒度を互いに関連付けて記憶した記憶手段、分割手段、第1導出手段、算出手段、第2導出手段及び推定手段を備え、イベントを体験中の各々のユーザから取得された各々の生体情報に基づいて、前記イベントにおける覚醒度を推定する覚醒度推定装置が実行する覚醒度推定方法であって、
    前記分割手段が、前記ユーザ毎に、前記イベントに対する生体情報を複数の区間の生体情報に分割する工程と、
    前記第1導出手段が、前記ユーザ毎に、前記複数の区間の生体情報から各々の特徴量を算出し、当該各々の特徴量を含む第1特徴ベクトルを導出する工程と、
    前記算出手段が、前記ユーザ毎に導出した前記第1特徴ベクトルを2つずつ組み合わせることにより、当該組み合わせに係る前記第1特徴ベクトルの間の相関値と、当該第1特徴ベクトルの間の区間毎の特徴量同士の演算値とを算出する工程と、
    前記第2導出手段が、前記ユーザ毎に導出した前記第1特徴ベクトルと、前記算出した相関値及び区間毎の特徴量同士の演算値とを含む第2特徴ベクトルを導出する工程と、
    前記推定手段が、前記第2特徴ベクトルと前記記憶手段の記憶内容とに基づいて、前記イベントにおける覚醒度を推定する推定工程と
    を備え
    前記推定手段は、抽出部、置換部、算出部及び推定部を備え、
    前記推定工程は、
    前記抽出部が、前記第2特徴ベクトル内の各々の相関値の中で最も高い相関値の算出に用いられた2つの第1特徴ベクトルの組み合わせを抽出する工程と、
    前記置換部が、前記抽出した組み合わせ内のいずれかの第1特徴ベクトルに含まれる各々の特徴量のうち、前記演算値が基準範囲から外れた区間の特徴量を、当該組み合わせ内の2つの第1特徴ベクトルに含まれる当該区間の各々の特徴量のうち、小さい方の特徴量に置き換える工程と、
    前記算出部が、前記置き換えた後の第1特徴ベクトルに含まれる各々の特徴量に基づいて、前記複数の区間の全体の特徴量を算出する工程と、
    前記推定部が、前記全体の特徴量と前記記憶手段の記憶内容とに基づいて、前記イベントにおける覚醒度を推定する工程と
    を備えたことを特徴とする覚醒度推定方法。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の覚醒度推定装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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