JP6230942B2 - 無線通信装置 - Google Patents
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Description
<無線通信システムの構成>
本発明の実施の形態における無線通信システムは、図1に示すように、複数の無線通信装置を含んで構成される。無線通信システムは、複数の無線通信装置が相互に搬送波を送受信できる通信空間(メディア)内に複数の無線通信装置が配置されて構成される。無線通信装置は、コントローラ10、センサー12、コンピュータ(PC)14、モバイル端末16等を含む。また、これらの無線通信装置は、アクセスポイント18を介して外部の通信網(インターネット等)と通信が可能に接続される。
次に、無線通信装置において実行される、委譲リクエスト受信処理、優先度変更処理、委譲パケット送信処理、データ送信処理について説明する。
最初に、プロトコルに則して相互委譲を行う無線通信装置群(以降、委譲グループという)内において優先度の共有を行う委譲リクエスト受信処理について説明する。委譲リクエスト受信処理において、無線通信装置は、委譲リクエストを受信したときに記憶部30に記憶されているリクエストテーブルを更新する。委譲リクエスト受信処理は、図6のフローチャートに沿って実行される。この委譲リクエスト受信処理を実行することによって、無線通信装置は委譲リクエスト受信手段として機能する。
次に、優先度変更処理について説明する。優先度変更処理は、図10のフローチャートに沿って実行される。この優先度変更処理を実行することによって、無線通信装置は委譲要求送信手段として機能する。
次に、委譲パケット送信処理について説明する。委譲パケット送信処理では、無線通信装置は、リクエストテーブルに登録されている実際の優先度に基づいて送信権(送信機会)を与える無線通信装置を決定し、委譲パケットを生成して当該無線通信装置に送信する。委譲パケットは、定期的に送信してもよいし、何らかのイベントが発生した際等に不定期に送信してもよい。委譲パケット送信処理は、図11のフローチャートに沿って実行される。この委譲パケット送信処理を実行することによって、無線通信装置は委譲通知送信手段として機能する。
次に、データ送信処理について説明する。無線通信装置は、委譲先になる可能性のある同一の委譲グループに属する無線通信装置からの委譲パケットの送信を常に監視しており、自機宛の委譲パケットがあれば、委譲された送信権に基づいてデータパケットの送信を行う。データ送信処理は、図12のフローチャートに沿って行われる。このデータ送信処理を実行することによって、無線通信装置はデータ送信手段として機能する。
委譲グループに属する無線通信装置の数を増減させる制御を行ってもよい。具体的には、記憶部30に「スリープ時間」を記憶させ、上記委譲リクエスト受信処理におけるステップS10及び委譲パケット送信処理におけるステップS30の前にスリープ時間だけ処理を待機するステップを設ける。ここで、「スリープ時間」とは、委譲グループへの各無線通信装置の参加の度合いを制御するパラメータである。このスリープ時間の値を調節することで、委譲グループ内において委譲に関係する無線通信装置を実質的に増減させることができる。
第1の実施の形態では、委譲パケット受信処理において委譲パケットを受信したときにのみデータスタックにあるアプリの送信データを送信する例を説明した。本実施の形態では、さらに、委譲パケット送信の後、委譲先の無線通信機器がデータパケットの送信を開始するか否かを監視し、委譲先が送信を開始しないことをもって、委譲パケットの破棄を検知するステップを設ける。委譲パケットが破棄されたなら、委譲元の無線通信機器が自機のデータスタックに蓄積されているデータを送信する。
第1の実施の形態では、送信権を取得した際に、毎回送信権の委譲先を決定していた。本実施の形態では、送信権を取得した際に、自機に送信すべきデータがあれば、ある一定の割合で委譲せず、自機のデータを送信するようにしてもよい。これにより、送信すべきデータがデータスタックに蓄積されているにもかかわらず、委譲グループに属するために他の無線通信装置に送信権を委譲することになってデータ送信ができない状態となることを防ぐことができる。
第1の実施の形態では、1つの通信空間に1つの委譲グループが存在する例について説明したが、複数の委譲グループが存在するようにしてもよい。
Claims (4)
- 通信権の相互委譲を行う無線通信装置であって、
他の無線通信装置との間で通信権の相互委譲を行うための相互委譲を行う無線通信装置のグループにおける無線通信装置それぞれの送信機会の相対的な優先度を記憶する記憶部と、
通信権を得たタイミングで、前記優先度に応じて通信権を委譲する委譲先となる無線通信装置を決定して前記委譲先となる無線通信装置を通知する委譲通知制御信号を送信する委譲通知送信手段と、
委譲通知制御信号を受信すると、委譲された通信権を用いてデータ送信を行うデータ送信手段と、
を備えることを特徴とする無線通信装置。 - 前記優先度を通知するための委譲要求制御信号を送信する委譲要求送信手段と、を更に備え、
委譲要求制御信号を受信すると、当該委譲要求制御信号に含まれる前記通信権の相互委譲を受けるために自機が希望する希望優先度を用いて前記記憶部に記憶されている前記優先度を更新することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。 - 前記委譲要求送信手段は、無線通信装置のグループを示すグループ識別子を含む前記委譲要求制御信号を送信し、
委譲要求制御信号を受信すると、当該委譲要求制御信号に含まれるグループ識別子が自機のグループ識別子と一致していれば、前記記憶部に記憶されている前記優先度の更新を行うことを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。 - 前記通信権を得る頻度が減ると、前記相互委譲を行う無線通信装置の台数を増やす信号を送信することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の無線通信装置。
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JP2014064665A JP6230942B2 (ja) | 2014-03-26 | 2014-03-26 | 無線通信装置 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP2014064665A Active JP6230942B2 (ja) | 2014-03-26 | 2014-03-26 | 無線通信装置 |
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2014
- 2014-03-26 JP JP2014064665A patent/JP6230942B2/ja active Active
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