JP6226244B2 - チャネル品質インジケータを決定するための方法およびユーザ機器 - Google Patents
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Description
本実施形態では、ユーザ機器(UE)によって報告されるチャネル品質インジケータ(CQI)を動的に決定する方法について説明する。この方法によれば、UEが、様々な基地局連携に対応するCQI計算の仮定に従って元のCQIを計算し、基地局によって示される調整ファクタに基づいて元のCQIを調整し、適切なCQIを報告する。この方法により、調整ファクタが基地局における負荷の状態を反映する場合、UEは、基地局によって示されるトラフィック負荷の状態を考慮したCQIを報告することができる。したがって、トラフィックオフロードが可能になり、性能を低下させる欠点が回避される。
実施の形態1では、CQI削減値を調整ファクタの例として説明した。実際には、調整ファクタは、重み係数などの任意のその他の種類の値である可能性がある。例えば、マクロの負荷が高く、一方で、LPN1およびLPN2の負荷が低い場合、マクロがデータを送信する基地局連携が、より小さな重み係数を用いて設定される可能性がある。さらに、マクロの負荷が高いほど、関連する基地局連携により小さな重み係数が割り振られる可能性がある。この事例においては、ステップ24で、UEが元のCQIの各々に対応する重み係数を掛けることによって元のCQIを調整する。その他のステップの動作は、実施の形態1の動作と同じであり、したがって、本明細書において繰り返して説明しない。
本実施の形態に係る方法は、基地局がUEに調整ファクタの複数のシーケンスを送信することを除いて実施の形態1の方法と実質的に同じである。それぞれのシーケンスは、異なる負荷の状態に対応する。特に、実施の形態1においては、様々な実行可能な基地局連携に調整ファクタの1つのシーケンスが割り振られるが、本実施形態においては、様々な実行可能な基地局連携に、調整ファクタの複数のシーケンス、例えば2つのシーケンスが割り振られる。この場合、1つのシーケンスが負荷の重いマクロに対応し、別のシーケンスが負荷の軽いマクロに対応する。2つのシーケンスは、何らかの共通部分を有する可能性がある。したがって、ステップ22において、おそらくは、第1のシーケンスと、第2のシーケンスの異なる部分とだけがUEに送信される。ステップ24においては、UEが、調整ファクタの上述の2つのシーケンスに基づいて元のCQIをそれぞれ調整する。次いで、ステップ25において、UEは、それぞれのシーケンスに関して1つの最も高いCQIを報告する。本実施形態によれば、基地局は、トラフィックオフロードを実行するために、異なるマクロの負荷に対応する、報告されるCQIを自由に選択することができる。
上述の説明においては、ステップ21で、実行可能な基地局連携の各々に基地局の負荷の状態に応じた調整ファクタが割り振られ、全ての調整ファクタが、例えばRRC、MACまたはPDCCHを介してUEに送信される。しかし、実行可能な基地局連携の数が多い場合、調整ファクタを送信するためのオーバーヘッドが問題となる。オーバーヘッドの問題を考慮して、本実施形態では、実行可能な基地局連携の各々に調整ファクタを1つずつ割り振る代わりに、いくつかの実行可能な基地局連携に対して1つの調整ファクタが割り振られる。例えば、2つの実行可能な基地局連携毎に同じ調整ファクタが割り振られる場合、UEに送信される必要がある調整ファクタを、半分に減らすことができる。したがって、オーバーヘッドが削減される。
上述の実施の形態4は、オーバーヘッドを削減するための改良された技術的解決策を提案する。本実施の形態においては、オーバーヘッドを削減するための別の改良された技術的解決策を記載する。
上述の実施形態は、基地局連携を実行するマクロならびに2つのLPN(LPN1およびLPN2)を例に取って記載されている。実際には、上述の方法は、2つの基地局(マクロおよびLPNなど)の場合、または4つ以上の基地局(マクロおよび複数のLPNなど)の場合に適用され得る。
Claims (15)
- 複数の基地局のうち、どの基地局が連携送信を行うかを示す基地局連携毎のトラフィックオフロードに応じたファクタを基地局から受信するステップと、
受信された前記ファクタに基づいて、CQIを算出するステップと、
算出された前記CQIを基地局に報告するステップと、
を含む、ユーザ機器において実行される方法。 - 前記基地局連携は、複数の基地局が連携送信する複数の仮定における一つであり、前記ファクタは、前記複数の仮定の各々に対して設定される、
請求項1に記載の方法。 - 前記受信するステップにおいて、前記ファクタは、無線リソース制御(Radio Resource Control)、媒体アクセス制御(Media Access Control)またはPDCCH(Physical Downlink Control Channel)を介して受信される、
請求項1又は2に記載の方法。 - 前記基地局連携は、高出力ノード、および、1つまたは複数の低出力ノードによって実行される、
請求項1から3のいずれかに記載の方法。 - 前記算出するステップにおいて、元のCQIから、前記ファクタを減算して、CQIを算出する、
請求項1から4のいずれかに記載の方法。 - 前記算出するステップにおいて、元のCQIに、前記ファクタを乗算して、CQIを算出する、
請求項1から4のいずれかに記載の方法。 - 前記報告するステップにおいて、どの基地局連携に対する前記CQIを報告するかの情報を、前記基地局に報告する、
請求項1から6のいずれかに記載の方法。 - 複数の基地局のうち、どの基地局が連携送信を行うかを示す基地局連携毎のトラフィックオフロードに応じたファクタを基地局から受信する受信部と、
受信された前記ファクタに基づいて、CQIを算出する算出部と、
算出された前記CQIを基地局に報告する報告部と、
を含むユーザ機器。 - 前記基地局連携は、複数の基地局が連携送信する複数の仮定における一つであり、前記ファクタは、前記複数の仮定の各々に対して設定される、
請求項8に記載のユーザ機器。 - 前記受信部は、前記ファクタを、無線リソース制御(Radio Resource Control)、媒体アクセス制御(Media Access Control)またはPDCCH(Physical Downlink Control Channel)を介して受信する、
請求項8又は9に記載のユーザ機器。 - 前記基地局連携は、高出力ノード、および、1つまたは複数の低出力ノードによって実行される、
請求項8から10のいずれかに記載のユーザ機器。 - 前記算出部は、元のCQIから、前記ファクタを減算して、CQIを算出する、
請求項8から11のいずれかに記載のユーザ機器。 - 前記算出部は、元のCQIに、前記ファクタを乗算して、CQIを算出する、
請求項8から11のいずれかに記載のユーザ機器。 - 前記報告部は、どの基地局連携に対する前記CQIを報告するかの情報を、前記基地局に報告する、
請求項8から13のいずれかに記載のユーザ機器。 - 複数の基地局のうち、どの基地局が連携送信を行うかを示す基地局連携毎のトラフィックオフロードに応じたファクタを基地局から受信する処理と、
受信された前記ファクタに基づいて、CQIを算出する処理と、
算出された前記CQIを基地局に報告する処理と、
を制御する集積回路。
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