JP6218256B2 - フレキソ刷版における印刷性能を改善する方法 - Google Patents

フレキソ刷版における印刷性能を改善する方法 Download PDF

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Description

本発明は、一般的に、レリーフ像刷版の製造中に作製される印刷ドットの形状を調整して種々の基材への最適な印刷のための印刷ドットを構成する方法に関する。
フレキソ印刷は、一般的に大量印刷に使用される印刷方法である。フレキソ印刷は、紙、板紙材料、段ボール、フィルム、箔、及び積層品等の種々の基材に印刷するために採用される。新聞及び買い物袋は顕著な例である。粗い表面や伸縮性フィルムは、フレキソ印刷によってのみ経済的に印刷することができる。
フレキソ刷版は、開口領域の上方に隆起した画像要素を備えたレリーフ版である。一般的に、前記版は、若干柔らかく、印刷シリンダに巻き付けるのに十分な可撓性を有し、百万部を超えて印刷するのに十分な耐久性がある。このような版は、主にその耐久性及び作製容易性により、多くの利点をプリンタに提供する。製造業者が提供するような典型的なフレキソ刷版は、順に、バッキング層又は支持層、1以上の未露光光硬化性層、任意で保護層又はスリップフィルム、及び多くの場合保護カバーシートからなる多層物品である。
支持(又はバッキング)層は、版を支持する。支持層は、紙、セルロースフィルム、プラスチック、又は金属等の透明又は不透明な材料から形成することができる。好ましい材料としては、ポリエステル、ポリスチレン、ポリオレフィン、及びポリアミド等の合成ポリマー材料から作られたシートが挙げられる。支持体は、シート形状又は円筒形状(例えば、スリーブ)であってよい。スリーブは、可撓性材料の単層又は多層から形成され得る。高分子フィルムで作製される可撓性スリーブが好ましいが、それは、典型的に紫外線を透過するので、円筒形印刷要素においてフロアを構築するためのバックフラッシュ露光に適合するためである。1つの広く使用されている支持層は、ポリエチレンテレフタレートの可撓性フィルムである。
光硬化性層は、公知のフォトポリマー、モノマー、開始剤、反応性又は非反応性の希釈剤、フィラー、及び染料のいずれかを含むことができる。本明細書で使用するとき、用語「光硬化性」とは、化学線に反応して重合、架橋、又は任意の他の硬化(curing)反応若しくは硬化(hardening)反応を受ける組成物を指し、その結果として、材料の未露光部分を露光(硬化)部分から選択的に分離及び除去して、硬化材料の三次元レリーフパターンを形成することができる。例示的な光硬化性材料は、それぞれの発明主題全体が参照により本明細書に援用される特許文献1〜特許文献15に開示されている。1を超える光硬化性層を用いてもよい。
光硬化性材料は、一般的に、少なくとも何らかの化学線波長域でのラジカル重合によって、架橋(硬化(cure))及び硬化(harden)する。本明細書で使用するとき、「化学線」とは、光硬化性層を重合、架橋、又は硬化することができる放射線である。化学線としては、例えば、特にUV及び紫色波長域における増幅(例えば、レーザ)光及び非増幅光が挙げられる。
スリップフィルムは、埃からフォトポリマーを保護してその取扱容易性を高める薄層である。従来の(「アナログ」)製版工程においては、スリップフィルムは、紫外光を透過し、プリンタが、刷版ブランクからカバーシートを剥離し、スリップフィルム層上にネガを配置する。次いで、版及びネガを、ネガを通して紫外光によって大露光する。露光された領域は、硬化(cure)又は硬化(harden)し、未露光領域を除去(現像)して刷版にレリーフ像を作製する。或いは、少なくとも1層の光硬化性層上に直接ネガを配置してもよい。
「デジタル」、即ち「直接刷版」工程においては、レーザは、電子データファイルに格納された画像によって導かれ、一般的には放射線不透過性材料を含むように改変されたスリップフィルムであるデジタル(即ち、レーザアブレーション可能な)マスキング層にその場ネガ(in situ negative)を作製するために使用される。次いで、選択された波長及びパワーのレーザでマスキング層をレーザ放射線に露光することによって、レーザアブレーション可能な層の部分がアブレーションされる。その後、その場ネガを有する少なくとも1層の光硬化性層を、その場ネガを通して紫外光によって大露光する。露光された領域は、硬化(cure)又は硬化(harden)し、未露光領域を除去(現像)して刷版にレリーフ像を作製する。化学線源に対する選択的露光は、アナログ法又はデジタル法のいずれを用いても行うことができる。レーザアブレーション可能な層の例は、例えば、それぞれの発明主題全体が参照により本明細書に援用される特許文献16〜特許文献18に記載されている。
レリーフ像印刷要素を形成するための処理工程は、典型的に、以下を含む:
1)デジタル「コンピューター・トゥ・プレート(CTP)」刷版についてはマスクアブレーション又は従来のアナログ版についてはネガ作製であってよい画像形成;
2)マスクで覆われていない光硬化性層の部分を選択的に架橋及び硬化させてレリーフ像を作製するための、マスク(又はネガ)を通した前面(face)露光;
3)光硬化性層にフロア層を作製してレリーフの深度を規定する背面露光。背面露光のために版をフリッピング(flipping)する前に、前記版を前面露光することが好ましい。背面露光を最初に行うと、版の取扱い中にブラックマスクが損傷して画像劣化の原因となることがある。一部の露光システムは、両露光システムを同時に実行することができ、これは、画像の完全性を保つこともできる;
4)溶剤(水を含む)又は乾式「熱」現像によって未露光フォトポリマーを除去するための現像;及び
5)必要に応じて、後露光及び粘着除去(detackification)。
輸送及び取扱い中の損傷から光硬化性印刷要素を保護するために取外し可能なカバーシートを設けてもよい。有用なカバーシートとしては、可撓性高分子フィルム、例えば、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、フルオロポリマー、ポリアミド、又はポリエステルが挙げられる。ポリエステル、特に、ポリエチレンテレフタレートが一般的に用いられる。
印刷要素を加工する前に、カバーシートを除去し、感光性表面を化学線に像様露光する。化学線への像様露光により、露光された領域において光重合性層の重合、延いては不溶化が起こる。好適な現像溶剤による処理(又は熱現像)によって、光重合性層の未露光領域を除去し、フレキソ印刷に使用することができる印刷レリーフを残す。
本願明細書で使用するとき、「背面露光」とは、光重合性層の、レリーフを担持しているか又は最終的にレリーフを担持することになる面の反対側を化学線に全面露光することを指す。この工程は、典型的に、透明な支持層を通して行われ、光硬化性層の支持体側に光硬化材料の浅い層、即ち「フロア」を作製するために用いられる。フロアの目的は、一般的に、光硬化性層を感光性にして(sensitize)レリーフの深度を規定することである。
短時間の背面露光工程(即ち、像様露光工程と比較して短い)の前に、光硬化性層と接触し、それを通して化学線が導かれるデジタル画像化マスク又は写真用ネガマスクを利用して、像様露光が行われる。
使用される放射線の種類は、光重合性層中の光開始剤の種類に幾分依存する。デジタル画像化マスク又は写真用ネガは、下の材料が化学線に露光されるのを防ぐので、マスクで覆われた領域は重合しない。一方、マスクで覆われていない領域は、化学線に露光されて重合する。任意の従来の化学線源を、この露光工程に用いることができる。好適な可視光源及びUV光源の例としては、炭素アーク、水銀蒸気アーク、蛍光ランプ、電子閃光装置、電子ビーム装置、及び写真用フラッドランプが挙げられる。
紫外線(UV)スペクトルとは、約10nm〜約400nmの波長を有する全ての電磁放射線を指し、一般的に、(1)UV−A、(2)UV−B、(3)UV−C、及び(4)真空紫外の4つの領域に分けられる。
(1)UV−A域は、約315nm〜約400nmの波長を含む。
(2)UV−B域は、約280nm〜約315nmの波長を含む。
(3)UV−C域は、約200nm〜約280nmのより短い波長を含む。
(4)真空紫外域は、約10nm〜約200nmの波長を含み、真空中でしか用いることができない。
画像形成後、感光性印刷要素を現像して、光硬化性材料の層の未重合部分を除去し、硬化した感光性印刷要素中の架橋されたレリーフ像を露呈する。典型的な現像方法としては、様々な溶媒又は水による洗浄が挙げられ、多くの場合ブラシが用いられる。現像の他の選択肢としては、エアナイフの使用、又は典型的に熱とブロッティング材料とを使用する熱現像が挙げられる。得られる表面は、典型的に、印刷される画像を再現する複数のドットを含むレリーフパターンを有する。レリーフ像を現像した後、得られるレリーフ像印刷要素を印刷機に貼り込み、印刷を開始することができる。
ドットの形状及びレリーフの深度は、数ある要因の中でも特に、印刷された画像の品質に影響を及ぼす。更に、白抜き文字(open reverse text)や陰影を維持しながら、フレキソ刷版を使用して微細なドット、線、及び更にはテキスト等の小さなグラフィック要素を印刷することは、非常に困難である。画像の最も明るい領域(一般に、ハイライトと呼ばれる)においては、画像の濃度は、連続調画像のハーフトーンスクリーン表示におけるドットの総面積で表される。振幅変調網(AMスクリーニング)では、一定間隔の格子上に位置する複数の網点の非常に小さな寸法への縮小を含み、ハイライトの濃度がドットの面積で表される。周波数変調網(FMスクリーニング)では、一般的に網点の寸法を何らかの固定値に維持し、ランダム又は疑似ランダムに配置されたドットの数が画像の濃度を表す。いずれの場合も、ハイライト領域を適切に表すためには、非常に小さなドット寸法を印刷する必要がある。
フレキソ版上に小さなドットを維持することは、製版工程の性質上、非常に困難となり得る。UV不透過性マスク層を使用するデジタル製版工程では、マスクとUV露光との組合せにより、略円錐形状を有するレリーフドットを作製する。これらのドットのうちの最小のものは、プロセス中に脱落する傾向があるが、これは、これらの領域には印刷中にインクが全く転写されないことを意味する(即ち、ドットが、版及び印刷機の少なくともいずれかに「保持」されない)。或いは、ドットがプロセスに耐えた場合、前記ドットは、印刷において損傷の影響を受け易い。例えば、小さなドットは、印刷中に折り重なり及び部分的折り砕けの少なくともいずれかを起こすことが多く、過剰のインクが転写されたりインクが全く転写されなかったりする。
それぞれの発明主題全体が参照により本明細書に援用される特許文献19及び特許文献20に記載されている通り、(1)ドット表面の平坦性、(2)ドットのショルダー角、(3)ドット間のレリーフの深度、及び(4)ドットの頂部からドットのショルダーへと移行する点におけるエッジの鮮明度を含むが、これらに限定されない特定の組の幾何学的特性が、優れた印刷性能を生むフレキソドット形状を定義することが見出された。
しかし、作製されるレリーフ印刷ドットの所望の特定の幾何学的特性を得るために感光性印刷ブランクを選択的に架橋及び硬化することが当技術分野において依然として必要とされている。
欧州特許出願公開第0456336A2号(Goss等) 欧州特許出願公開第0640878A1号(Goss等) 英国特許第1,366,769号(Berrier等) 米国特許第5,223,375号(Berrier等) 米国特許第3,867,153号(MacLahan) 米国特許第4,264,705号(Allen) 米国特許第4,323,636号(Chen等) 米国特許第4,323,637号(Chen等) 米国特許第4,369,246号(Chen等) 米国特許第4,423,135号(Chen等) 米国特許第3,265,765号(Holden等) 米国特許第4,320,188号(Heinz等) 米国特許第4,427,759号(Gruetzmacher等) 米国特許第4,622,088号(Min) 米国特許第5,135,827号(Bohm等) 米国特許第5,925,500号(Yang等) 米国特許第5,262,275号(Fan) 米国特許第6,238,837号(Fan) 米国特許第8,158,331号(Recchia) 米国特許公開第2011/0079158号(Recchia等)
本発明の目的は、様々な基材上に及び/又は様々な条件下で最適に印刷するためにレリーフ像印刷要素におけるレリーフ印刷ドットの形状を調整又は変更する方法を提供することにある。
本発明の別の目的は、レリーフ像印刷要素を作製して特定の所望の幾何学的特性を有する印刷ドットを作製する改善された方法を提供することにある。
本発明の更に別の目的は、印刷面、エッジ解像力、ショルダー角、深度、及びドット高さの点で優れたドット構造を有する印刷ドットを含むレリーフ像印刷要素を作製することにある。
本発明は、一般的に、製版工程中に感光性印刷ブランクに作製される複数のレリーフ印刷ドットの形状を調整する方法であって、前記感光性印刷ブランクが、バッキング層上に設けられる少なくとも1層の光硬化性層を含み、前記方法が、
a)前記少なくとも1層の光硬化性層を化学線源に選択的に曝露して、前記少なくとも1層の光硬化性層の一部を選択的に架橋及び硬化させる工程と、
b)曝露された前記少なくとも1層の光硬化性層を現像してその中のレリーフ像を露呈する工程であって、前記レリーフ像が、前記複数のレリーフ印刷ドットを含む工程と
を含み、
前記化学線源が、少なくとも1つのUV−A域UV光源及び少なくとも1つのUV−C域光源を含み、前記少なくとも1層の光硬化性層が、前記少なくとも1つのUV−A域UV光源及び前記少なくとも1つのUV−C域UV光源に同時に曝露され、
それによって、前記レリーフ印刷ドットの頂面の所望の平坦性、前記レリーフ印刷ドットの所望のショルダー角、及び前記レリーフ印刷ドットの所望のエッジ鮮明度からなる群から選択される少なくとも1つの幾何学的特性を有する印刷ドットが作製される方法に関する。
図1は、UV−A照射のみと比較したときの、UV−A照射及び1分間のUV−C照射を同時に用いて画像形成した10%ドットのSEMを示す。 図2は、UV−A照射に続いてUV−C照射を用いて、及びUV−C照射に続いてUV−A照射を用いて画像形成した10%ドットのSEMを示す。 図3は、UV−A照射のみ又はUV−C照射のみを用いて画像形成した10%ドットのSEMを示す。 図4は、1回の刷版形成について、UV−C線量を増す(バンプアップ)効果を示すSEMを示す。 図5は、1回の刷版形成について、20%ドットに対するUV−C線量の効果を示すSEMを示す。 図6は、ドットの印刷面の平坦性を特徴付ける手段を示し、図中、pは、ドットの頂部を横切る距離であり、rは、ドット表面の曲率半径である。 図7は、フレキソドット及びそのエッジを示し、図中、pは、エッジのドットの頂部を横切る距離である。これは、エッジ鮮明度r:pの特性評価に用いられ、rは、ショルダーとドットの頂部との交点における曲率半径である。 図8は、ドットのショルダー角θの測定を示す。
本発明者らは、レリーフ像印刷要素における印刷ドットの形状及び構造が、レリーフ像印刷要素を印刷する方法に大きな影響を与えることを見出した。
更に、本発明者らは、様々な波長の紫外光を組み合わせることによって印刷ドットの形状及び構造を変更又は調整できることを見出した。具体的には、本発明者らは、前面(face)露光工程中にUV−A光とUV−C光とを組み合わせることによって、レリーフ印刷ドットの頂面の平坦性、レリーフ印刷ドットの所望のショルダー角、及びレリーフ印刷ドットの所望のエッジ鮮明度を含む所望の幾何学的特性を有する印刷ドットを作製できることを見出した。更に、レリーフ印刷ドットの幾何学的特性の点で最良の結果を得るために、UV−A光とUV−C光とを同時に印加する。大部分のフレキソ刷版設備は、仕上げユニットを備える。このことから、前記設備は非常に使い勝手がよくなるが、その理由は、これらシステムが、同時に利用することができるUV−A電球とUV−C電球とを備えているためである。
1つの実施形態では、本発明は、一般的に、製版工程中に感光性印刷ブランクに作製される複数のレリーフ印刷ドットの形状を調整する方法であって、前記感光性印刷ブランクが、バッキング層上に設けられる少なくとも1層の光硬化性層を含み、前記方法が、
a)前記少なくとも1層の光硬化性層を化学線源に選択的に曝露して、前記少なくとも1層の光硬化性層の一部を選択的に架橋及び硬化させる工程と、
b)曝露された前記少なくとも1層の光硬化性層を現像してその中のレリーフ像を露呈する工程であって、前記レリーフ像が、前記複数のレリーフ印刷ドットを含む工程と
を含み、
前記化学線源が、少なくとも1つのUV−A域UV光源及び少なくとも1つのUV−C域光源を含み、前記少なくとも1層の光硬化性層が、前記少なくとも1つのUV−A域UV光源及び前記少なくとも1つのUV−C域UV光源に同時に曝露され、
それによって、前記レリーフ印刷ドットの頂面の所望の平坦性、前記レリーフ印刷ドットの所望のショルダー角、及び前記レリーフ印刷ドットの所望のエッジ鮮明度からなる群から選択される少なくとも1つの幾何学的特性を有する印刷ドットが作製される方法に関する。
本明細書で使用するとき、様々な波長の紫外光の組み合わせを用いて、印刷ドットの形状及び角度を制御する。より具体的には、化学線源は、少なくとも1つのUV−A域UV光源と少なくとも1つのUV−C域光源とを含み、UV−A光源及びUV−C光源は、同時に作動して少なくとも1層の光硬化性層を選択的に架橋及び硬化させる。
特定の化学線源の好適性は、光硬化性層の調製において用いられる光開始剤の感光性によって決定される。したがって、適切な出力スペクトルの選択は、思い通りに硬化させるために非常に重要である。特に、ランプ出力は、光開始剤の吸収スペクトルと一致していなければならない。光硬化性層は、UV−A光に反応する光開始剤、及びUV−C光に反応する光開始剤の両方を有していることが好ましい。光開始剤は、光開始剤によって最も強く吸収される紫外光の波長(即ち、吸収ピークが、UV域における特定の光開始剤についてのものである波長)に反応する。
UV−A源の例としては、炭素アーク、水銀蒸気アーク、蛍光ランプ、電子閃光装置、電子ビーム装置、レーザ、写真フラッドランプ、及びUV LEDが挙げられる。最も好適な紫外線源は、水銀蒸気ランプ、特に太陽灯である。これら線源は、一般的に、310nm〜400nmの長波紫外線を放出する。印刷要素を少なくとも1つのUV−A光源に曝露する時間は、紫外線の強度及びスペクトルエネルギー分布、その光硬化性要素からの距離、並びに少なくとも1層の光硬化性層の性質及び厚みに依存して、数秒間から数分間で変動し得る。
UV−C源としては、低圧水銀灯、高圧水銀灯、殺菌灯、及び重水素ランプが挙げられる。印刷要素を少なくとも1つのUV−C光源に同時曝露する時間は、典型的に、紫外線の強度及びスペクトルエネルギー分布、その光硬化性要素からの距離、並びに少なくとも1層の光硬化性層の性質及び厚みに依存して、約30秒間〜約8分間、より好ましくは約1分間〜約5分間で変動する。
マスクを通してUV−A線及びUV−C線に同時に像様主露光し、別々のフィルムである場合はフォトマスクを除去した後、感光性印刷要素を処理して光重合性層における未重合領域を除去し、それによって、レリーフ像を形成する。処理工程では、光重合性層の化学線に曝露されなかった領域、即ち、未露光領域又は未硬化領域における光重合性層の部分を除去する。マスクのデジタル形成のために別々のIR感受性層を含む感光性要素については、光重合性層にレリーフ像を形成する処理工程でも(化学線に曝露された)マスクを除去することができる。
感光性印刷要素の現像としては、(1)光重合性層を好適な現像液と接触させて未重合領域を洗い流す「湿式」現像、及び(2)光重合性層の未重合領域を融解又は軟化又は流動させる現像温度に感光性要素を加熱し、吸収性材料と接触させることによって除去する乾式「熱」現像が挙げられる。これらのプロセスは、一般的に、当技術分野において周知である。
現像後、レリーフ刷版をブロッティングするか又は拭き取って乾燥させ、次いで、強制空気オーブン又は赤外炉においてより完全に乾燥させてよい。
現像工程後、感光性要素を均一に後露光して、光重合プロセスを確実に完了させ、且つ印刷及び保管中にフレキソ刷版を確実に安定に保つことができる。
更に、フレキソ刷版の表面が未だ粘着性である場合、1以上の粘着除去処理を適用してよい。「仕上げ」とも呼ばれるかかる方法は、当技術分野において周知である。例えば、粘着性は、フレキソ刷版を臭素又は塩素の溶液で処理することによって取り除くことができる。
刷版配合物をUV−A及び/又はUV−Cの光源に曝露することの効果について調べるために、様々な刷版配合物を試験した。これら刷版配合物は、光開始剤として2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン(BASFから商標名Irgacure(登録商標)651として入手可能)を用いる配合物1、及び光開始剤として2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オンと2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル)−ブタノン−1との組み合わせ(BASFから商標名Irgacure(登録商標)369として入手可能)を用いる配合物2を含んでいた。Irgacure(登録商標)651は、UV−C域に強い吸収を有し、一方、Irgacure(登録商標)369は、約365nmに強い吸収を有することが見出された。
試験において用いたUV−A光源は、345nm〜400nmの波長で作動する仕上げ露光ユニット蛍光ランプであり、試験において用いたUV−C光源は、250nmの波長で作動する仕上げ露光粘着除去ランプであった。全ての実施例において刷版をUV−A光に曝露した時間は、10mWで15分間であった。刷版をUV−C光に曝露した時間は、下記の通り約1分間〜約5分間で変動した。
UV−A光、UV−C光、又はこれらの両方を含む化学線に刷版配合物を曝露した後、刷版を現像して、その中のレリーフ像を露呈した。実施例で用いた現像工程は、溶媒プロセスであった。
図1は、10%ドットについて、異なる化学組成(配合物1及び配合物2)に対するUV−A及びUV−C光の同時印加の効果を示す。図1に示す通り、配合物1及び配合物2を含む刷版を、1分間UV−C光と同時にUV−Aを用いて画像形成し、UV−A光は用いるがUV−Cを用いないで画像形成した場合と比較した。図1から分かる通り、UV−A及びUV−C光を両方用いて画像形成した刷版は、UV−A光のみを用いて画像形成した刷版と比較して、特に配合物2において、平坦な頂部を有する印刷ドットを含む。
図2は、10%ドットについて、異なる化学組成(配合物1及び配合物2)に対するUV−A及びUV−C光の逐次印加の効果を示す。図2に示す通り、配合物1及び配合物2を含む刷版を、UV−A光に続いて3分間UV−C光を用いて画像形成した場合と、3分間UV−C光を用い、次いでUV−A光を用いて画像形成した場合とを比較した。図から分かる通り、いずれの例も、印刷ドットは、平坦な頂部ではなく丸みを帯びた頂部を示し、UV−Cに続いてUV−A光を用いて画像形成した配合物2の場合、ドットが点にならないので、印刷に有効ではないであろう。
図3は、配合物1及び配合物2の化学組成についてUV−A光を用いる硬化とUV−C光を用いる硬化との比較を示す。図3から分かる通り、刷版を5分間UV−C光にのみ曝露し、UV−A光に曝露しなかった場合、ドットが保持されなかった。刷版をUV−A光にのみ曝露し、UV−C光に曝露しなかった場合、ドットは、丸みを帯びた頂部を示した。
図4は、配合物1について、刷版をUV−A光には曝露したがUV−C光に曝露しなかった場合、1分間UV−C光と同時にUV−A光に曝露した場合、3分間UV−C光と同時にUV−A光に曝露した場合、及び5分間UV−C光と同時にUV−A光に曝露した場合の、10%ドットにおけるUV−C線量の増量(バンプアップ)効果を示す。図4から分かる通り、UV−A光にのみ曝露した刷版は、丸みを帯びた頂部を示すが、UV−A光及びUV−C光に同時に曝露した刷版は、特に、UV−C光源を3分間以上印加した場合に、より平坦な頂部を有するドットを示す。これは、配合物1の化学組成について、UV−Cの増量(バンプアップ)効果を示す図5においてより明白に分かる。図5から分かる通り、UV−A光にのみ曝露した刷版は、印刷ドットにおいて丸みを帯びた頂部及び丸みを帯びたエッジを示すが、UV−A及びUV−C光に同時に曝露された印刷ドットは、平坦な頂部及び鮮明なエッジ解像力を有するドットを示す。
図6に示す通り、ドットの頂部の平坦性は、ドットの頂面を横切る曲率半径rとして測定することができる。印刷面とドットとの間の接触パッチの大きさは、印圧力とともに指数関数的に変化するので、印刷の観点から丸みを帯びたドット表面は理想的ではないことに留意されたい。したがって、ドットの頂部は、ドット頂部の曲率半径がフォトポリマー層の厚みよりも大きい平坦性を有することが好ましく、フォトポリマー層の厚みの2倍であることがより好ましく、フォトポリマー層の全厚みの3倍よりも大きいことが最も好ましい。
ドットのショルダー角は、図7に示す通り、ドットの頂部と側面とによって形成される角度θとして定義される。極端な場合、垂直な円柱は、90°のショルダー角を有するが、実際には、殆どのフレキソドットは、著しく小さな角度、多くの場合、90°よりも45°に近い角度を有する。
50°超であるドットのショルダー角が、全範囲を通して好ましい。本明細書で使用するとき、ドットのショルダー角とは、図7に示す通り、ドットの頂部に接する水平線と、隣接するドットの側壁を表す線との交点により形成される角度を意味する。
エッジ鮮明度は、図8に示す通り、平坦なドットの頂部とショルダーとの間の輪郭のはっきりした境界の存在に関し、一般的には、ドットのエッジが鋭く且つ輪郭のはっきりしていることが好ましい。これら輪郭のはっきりしたドットのエッジは、ドットの「支持」部と「印刷」部とを良好に分離し、印刷中のドットと基材との間の接触面積をより整合させることができる。
エッジ鮮明度は、図8に示す通り、(ドットのショルダーと頂部との交点における)曲率半径rの、ドットの頂部、即ち印刷面の幅pに対する比として定義することができる。真円状の先端を有するドットでは、一般的に理解される意味でのエッジが実際には存在せず、r:pの比が50%に近づくため、正確な印刷面を定義することが困難である。対照的に、鮮明なエッジのドットは、非常に小さな値のrを有するので、r:pはゼロに近づく。実際には、r:pは5%未満が好ましく、r:pは2%未満が最も好ましい。図8は、フレキソドット及びそのエッジを示しており、図中、pは、ドットの頂部を横切る距離であってエッジ鮮明度r:pの特徴付けを示しており、rは、ドットのショルダーと頂部との交点における曲率半径である。

Claims (12)

  1. 製版工程中に感光性印刷ブランクに作製される複数のレリーフ印刷ドットの形状を調整する方法であって、前記感光性印刷ブランクが、バッキング層上に設けられる少なくとも1層の光硬化性層を含み、前記方法が、
    a)前記少なくとも1層の光硬化性層を化学線源に選択的に曝露して、前記少なくとも1層の光硬化性層の一部を選択的に架橋及び硬化させる工程と、
    b)曝露された前記少なくとも1層の光硬化性層を現像してその中のレリーフ像を露呈する工程であって、前記レリーフ像が、前記複数のレリーフ印刷ドットを含む工程と
    を含み、
    前記化学線源が、少なくとも1つのUV−A域UV光源及び少なくとも1つのUV−C域光源を含み、前記少なくとも1層の光硬化性層が、前記少なくとも1つのUV−A域UV光源及び前記少なくとも1つのUV−C域UV光源に同時に曝露され、
    それによって、前記レリーフ印刷ドットの頂面の所望の平坦性、前記レリーフ印刷ドットの所望のショルダー角、及び前記レリーフ印刷ドットの所望のエッジ鮮明度からなる群から選択される少なくとも1つの幾何学的特性を有する印刷ドットが作製されることを特徴とする方法。
  2. 前記UV−A光源が、炭素アーク、水銀蒸気アーク、蛍光ランプ、電子閃光装置、電子ビーム装置、レーザ、写真フラッドランプ、及びUV LEDからなる群から選択される請求項1に記載の方法。
  3. 前記UV−A光源が、300nm〜400nmの波長を発する請求項1に記載の方法。
  4. 前記UV−C光源が、低圧水銀灯、高圧水銀灯、殺菌灯、及び重水素ランプからなる群から選択される請求項1に記載の方法。
  5. 前記UV−C光源が、200nm〜300nmの波長を発する請求項1に記載の方法。
  6. 前記少なくとも1層の光硬化性層を前記少なくとも1つのUV−C光源に曝露する時間が、30秒間〜8分間である請求項1に記載の方法。
  7. 前記少なくとも1層の光硬化性層を前記少なくとも1つのUV−C光源に曝露する時間が、1分間〜5分間である請求項6に記載の方法。
  8. 前記レリーフ印刷ドットのショルダー角が、50°超である請求項1に記載の方法。
  9. 前記レリーフ印刷ドットのショルダーと頂部との交点における曲率半径rの前記ドットの頂部の印刷面の幅pに対する比として定義される前記レリーフ印刷ドットのエッジ鮮明度が、5%未満である請求項1に記載の方法。
  10. :pの比が、2%未満である請求項9に記載の方法。
  11. 前記レリーフ印刷ドットが、前記少なくとも1層の光硬化性層の厚みよりも大きい平坦性を含む請求項1に記載の方法。
  12. 前記光硬化性層が、UV−A光に反応する光開始剤及びUV−C光に反応する光開始剤の両方を含む、又はUV−A光及びUV−C光のいずれに対しても感光性である光開始剤を含む請求項1に記載の方法。
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