JP6215715B2 - クラウドコンピューティング環境を管理する方法およびシステム - Google Patents

クラウドコンピューティング環境を管理する方法およびシステム Download PDF

Info

Publication number
JP6215715B2
JP6215715B2 JP2014002058A JP2014002058A JP6215715B2 JP 6215715 B2 JP6215715 B2 JP 6215715B2 JP 2014002058 A JP2014002058 A JP 2014002058A JP 2014002058 A JP2014002058 A JP 2014002058A JP 6215715 B2 JP6215715 B2 JP 6215715B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
template
application
type
resource
threshold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014002058A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014142928A (ja
JP2014142928A5 (ja
Inventor
裕教 江丸
裕教 江丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Publication of JP2014142928A publication Critical patent/JP2014142928A/ja
Publication of JP2014142928A5 publication Critical patent/JP2014142928A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6215715B2 publication Critical patent/JP6215715B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/70Admission control; Resource allocation
    • H04L47/78Architectures of resource allocation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/70Admission control; Resource allocation
    • H04L47/80Actions related to the user profile or the type of traffic
    • H04L47/803Application aware

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Description

0001 本発明は、クラウドコンピューティング環境において、資源を管理するための方法およびシステムに関する。
0002 クラウドコンピューティングは、情報技術分野において特に急成長している領域のうちの一つである。クラウドコンピューティングにおいて、ハードウェアおよびソフトウェアを含む資源の算出は、ネットワーク上のサービスとして提供される。様々な異なるタイプのクラウドコンピューティングが存在する。それらは、Infrastracture as a Service(IaaS)、Platform as a Service(PaaS)、Software as a Service(SaaS)等を含むが、これらに限定されない。
0003 クラウドコンピューティング環境を管理するため、様々な解決方法を利用することができる。一般的に、クラウドコンピューティング環境は、インフラストラクチャ管理者、仮想化管理者、アプリケーション管理者等の役割分担に基づいて管理される。
0004 インフラストラクチャ管理者は、一般的に物理資源を管理し、それらを仮想化用の資源プールとして提供する。仮想化管理者は、一般的に資源プールを管理する。アプリケーション管理者は、一般的に特定のアプリケーションを実行するために資源プールから仮想化資源を割り当てる。
0005 一般的には、セルフポータル設定においてアプリケーション管理者に与えられるオプションは、例えばミクロ、小、中、大などである。しかしながら、ITインフラストラクチャは、これらの事前に定義されたサービス品質のうちの一つに容易に盛り込むことのできない、多数のハードウェア要素を含む。例えば、ストレージサブシステムはHDDやSSDといった多数の媒体タイプを含み、これらの各媒体はそのスピード、信頼性および他の属性に基づいてカテゴライズすることができる。加えて、ストレージサブシステムは様々な異なる機能(例えば、シンプロビジョニングやダイナミックティアリング)を提供することができる。セルフサービスポータルは、一般的に仮想化資源に対するアクセスのみ許可するため、アプリケーション管理者にとって、所定のアプリケーションに対して求められる適切な媒体タイプおよびサービス機能を割り当てることは難しい。
0006 従来のクラウドコンピューティング環境において、インフラストラクチャ管理者がアプリケーション管理者に対して、資源の利用および取得に関するフィードバックを提供することは難しい、なぜならば前者は物理資源を管理し、後者は仮想化資源を使用するからである。そのため、アプリケーション管理者が資源を所定のアプリケーションのためにより効果的に利用するためには、アプリケーションによる資源使用をモニタする手段およびモニタ結果をアプリケーション管理者に提供する手段が必要となる。
0007 本発明は、クラウドコンピューティング環境において、仮想化資源を管理するための方法およびシステムに関する。本発明の実施例は、管理プログラムによって作成された資源移行計画の形でアプリケーション管理者にフィードバックすることを可能とする。資源移行計画はアプリケーションによる資源の使用をモニタした結果に基づいて、仮想化資源(例えば、仮想マシン(VM)または媒体)の構成を変更することを提案する。移行プランに基づいて、アプリケーションに要求されるサービス品質を維持しつつアプリケーションのコストを下げることができるなら、そのプランをアプリケーション管理者に提供する。特定の実施例において、管理プログラムはサービスカタログを修正することによりアプリケーションの効率を、更に向上することができる。いくつかの実施例において、管理プログラムは移行プランの変更された構成を、クラウドコンピューティング環境内における他のクライアントマシンを含む他の仮想マシンに適用することができる。
0008 ある実施例によると、管理サーバは、一つ以上のサーバおよび一つ以上のストレージサブシステムを有するクラウドシステムにおいて、資源を管理する。管理サーバは、プロセッサと、ネットワークインタフェースと、メモリを有する。管理サーバは、第一タイプの第一アプリケーションにある資源のカテゴリーを割り当て、該資源のカテゴリーは仮想化資源の第一テンプレートと関連付けられ、前記第一テンプレートは一つ以上の閾値と関連付けられて前記第一テンプレートを使用するための第一コストを有し、前記一つ以上の閾値は第一閾値を含み、前記第一テンプレートの一つ以上の性能値を得るために前記第一テンプレートの性能をモニタし、前記一つ以上の性能値は第一性能値を含み、前記第一テンプレートの第一性能値を、前記第一テンプレートに関連付けられた第一閾値と比較し、前記比較ステップの結果に基づいて前記第一タイプの前記第一アプリケーションのための第一資源移行計画を作成し、前記第一資源移行計画は、前記第一タイプの前記第一アプリケーションを前記第一テンプレートから仮想資源の第二テンプレートに移行する計画であるよう、制御可能である。前記第二テンプレートは、前記第一性能値より大きい第二閾値に関連付けられる。第二テンプレートは、前記第一コストより少ない前記第二テンプレートを使用する第二コストを有する。
0009 ある実施例において、第一テンプレートはカタログの所定の機能のために定義づけられたデフォルトテンプレートである。管理サーバは、更に前記第一資源移行計画を実施し、ここで前記第二テンプレートは、前記第一テンプレートの代わりに、前記第一タイプの第一アプリケーションに関連付けられ、前記第一資源移行計画を実行した後、前記第一テンプレートの代わりに、前記カタログに所定の機能を与えるデフォルトテンプレートとして、第二テンプレートを定義するよう制御可能である。前記管理サーバは、更に前記第一タイプの第二アプリケーションに前記カテゴリーを割り当て、該カテゴリーは前記所定の機能のための前記デフォルトテンプレートとして前記第二テンプレートを有するよう制御可能である。
0010 ある実施例において、前記管理サーバは、更に前記第一資源移行計画を実施し、ここで前記第二テンプレートは、前記第一テンプレートの代わりに、前記第一タイプの第一アプリケーションに関連付けられ、前記第一タイプの第一アプリケーションに関連付けられた前記第二テンプレートの性能値を得、ここで第二テンプレートは前記第二閾値を含む複数の閾値を有し、前記第二テンプレートの前記性能値のいずれかが前記第二テンプレートの閾値を超えるか否かを判断し、前記判断ステップの結果に基づいて、前記第一タイプの第二アプリケーションのために第二資源移行計画を作成し、ここで該第二資源移行計画は前記第一タイプの前記第二アプリケーションを前記第二テンプレートに移行する計画であるよう制御可能である。
0011 別の実施例によると、クラウドシステムにおいて資源を管理するためのコンピュータによって実行可能な方法であって、該方法は、第一タイプの第一アプリケーションにある資源のカテゴリーを割り当て、該資源のカテゴリーは仮想化資源の第一テンプレートと関連付けられ、前記第一テンプレートは一つ以上の閾値と関連付けられて前記第一テンプレートを使用するための第一コストを有し、前記一つ以上の閾値は第一閾値を含み、前記第一テンプレートの一つ以上の性能値を得るために前記第一テンプレートの性能をモニタし、前記一つ以上の性能値は第一性能値を含み、前記第一テンプレートの第一性能値を、前記第一テンプレートに関連付けられた第一閾値と比較し、前記比較ステップの結果に基づいて前記第一タイプの前記第一アプリケーションのための第一資源移行計画を作成し、前記第一資源移行計画は、前記第一タイプの前記第一アプリケーションを前記第一テンプレートから仮想資源の第二テンプレートに移行する計画である。前記第二テンプレートは、前記第一性能値より大きい第二閾値に関連付けられる。前記第二テンプレートは、前記第一コストより少ない前記第二テンプレートを使用する第二コストを有する。
0012 更に別の実施例によると、持続性のあるコンピュータ読取可能媒体は、クラウドシステムにおいて資源を管理するためのコンピュータによって実行可能なプログラムを含む。このコンピュータ読取可能媒体は、第一タイプの第一アプリケーションにある資源のカテゴリーを割り当てるコードと、ここで該資源のカテゴリーは仮想化資源の第一テンプレートと関連付けられ、前記第一テンプレートは一つ以上の閾値と関連付けられて前記第一テンプレートを使用するための第一コストを有し、前記一つ以上の閾値は第一閾値を含み、前記第一テンプレートの一つ以上の性能値を得るために前記第一テンプレートの性能をモニタするコードと、ここで前記一つ以上の性能値は第一性能値を含み、前記第一テンプレートの第一性能値を、前記第一テンプレートに関連付けられた第一閾値と比較するコードと、前記比較ステップの結果に基づいて前記第一タイプの前記第一アプリケーションのための第一資源移行計画を作成するコードとを有し、ここで前記第一資源移行計画は、前記第一タイプの前記第一アプリケーションを前記第一テンプレートから仮想資源の第二テンプレートに移行する計画である。第二テンプレートは、前記第一性能値より大きい第二閾値に関連付けられる。前記第二テンプレートは、前記第一コストより少ない前記第二テンプレートを使用する第二コストを有する。
0013 図1は、第一実施例に係るクラウドコンピューティングシステムの論理構成を示す。 0014 図2Aは、クラウドシステムの物理構成を示す。 0015 図2Bは、クラウドシステムの管理サーバのより詳細な図を示す。 0016 図2Cは、処理を示す。 0017 図3は、物理ストレージテーブルを示す。 0018 図4は、物理サーバテーブルを示す。 0019 図5は、資源プールテーブルを示す。 0020 図6は、カタログテーブルを示す。 0021 図7は、VMテンプレートテーブルを示す。 0022 図8は、媒体テンプレートテーブルを示す。 0023 図9は、セルフサービスポータルのプロビジョニングGUIを示す。 0024 図10は、セルフサービスポータルの確認GUIを示す。 0025 図11は、マッピングテーブルを示す。 0026 図12は、クラウドシステムにおいてアプリケーションを実行するコストを下げるため、管理プログラムによって実行される処理を示す。 0027 図13Aは、性能履歴テーブルを示す。 0027 図13Bは、性能履歴テーブルを示す。 0028 図14は、マッピングテーブルを示す。 0029 図15は、イベント管理テーブルを示す。 0030 図16は、性能履歴テーブルを示す。
0031 本発明の各実施例は、クラウドコンピューティング環境において、仮想化された資源を管理するための方法およびシステムに関する。実装上では、クラウドシステムは、アプリケーションのIT資源利用率をモニタし、アプリケーションが割り当て資源を効率的に使用しているか否かを判断する管理プログラムを含む。所定のアプリケーションが割り当て資源を効率的に利用していないと管理プログラムが判断した場合、管理プログラムはモニタ結果に基づいてアプリケーション管理者にフィードバックを行う。フィードバックは、現在のプランよりも費用効果が高く、かつアプリケーションに要求されるサービス品質を維持することのできる資源移行プランを含む。資源移行プランは、例えば仮想マシン(VM)や記憶媒体等の仮想資源の構成を変更することを含む。
0032 ある実施例においては、管理プログラムはサービスカタログを修正することにより、アプリケーションの効率を更に向上させることができる。いくつかの実施例によると、管理プログラムは移行プランの変更された構成を、クラウドコンピューティング環境の、他のクライアントのマシンを含む、他の仮想マシンへ適用することができる。
0033 資源移行プランの提供
0034 図1は、第一実施例にかかるクラウドコンピューティングシステム(「クラウドシステム」または「クラウド環境」とも呼ぶ)1000の論理構成を示す。クラウドシステムは、ハードウェアおよびソフトウェアサービスをネットワーク上で提供する仮想化技術を利用する。仮想化により、複数のサーバやストレージ装置を、多数の異なるクライアントと共有することができる。仮想化された資源に実装されたアプリケーションは、一つの物理マシンから他の物理マシンへ容易に移行することができる。
0035 クラウドシステム1000は、管理プログラム1200、アプリケーションおよび仮想化資源1300、資源プール1400、ITインフラストラクチャ1500、セルフサービスポータル1600、仮想化環境管理ユーザインタフェース1700、およびITインフラストラクチャ管理ユーザインタフェース1800を有する。
0036 実装上では、管理プログラム1200が、管理者に対してセルフサービスポータル1600およびユーザインタフェース1700および1800を提供して、それを利用してクラウドシステム1000とインタフェースすることを可能とする。ITインフラストラクチャ管理者1030はITインフラストラクチャ管理ユーザインタフェース1800を介してクラウドシステム1000とアクセスし、ITインフラストラクチャ1500を管理する。ITインフラストラクチャ1500は一般的に、供給された資源プール1400である複数の物理資源(例えば物理サーバと物理ストレージサブシステム)からなる。
0037 仮想化管理者1020は仮想化環境管理ユーザインタフェース1700を介してクラウドシステム1000にアクセスし、資源プール1400を管理する。資源プール1400は、例えばメールサーバやWebサーバ等のアプリケーションによって利用されるようITインフラストラクチャ1500によって作成される。
0038 アプリケーション管理者1010はセルフサービスポータル1600を介してクラウドシステム1000にアクセスし、クラウドシステム1000内で実行されているアプリケーションを管理する。各アプリケーションは仮想資源の上で実行される。クラウドシステム1000上で実行されるアプリケーション(「インスタンス」とも呼ぶ)は仮想化資源を使用する。カタログは、特定のコンピューティングに関する機能を実行する一組の仮想資源からなる、一つ以上のテンプレートを含むことができる。例えば、カタログはオンライントランザクション処理(または「OLTP」)サービスを提供するよう構成されてもよく、カタログと関連するテンプレートはそのOLTPサービスに必要な処理およびストレージ機能を提供するよう構成されてもよい。実装上では、アプリケーション管理者が、資源プール1400用のカタログテーブルを使用して、アプリケーションに対して仮想化資源を割り当てる。
0039 図2Aは、クラウドシステム1000の物理構成を示す。クラウドシステム1000は、管理サーバ2000と、一つ以上のサーバ2100と、一つ以上のストレージサブシステム2200を有する。サーバ2100とストレージサブシステム2300はデータネットワーク2070を介して接続される。データネットワーク2070は、WAN(ワイドエリアネットワーク)、LAN(ローカルエリアネットワーク)または他の適切なコミュニケーションネットワークである。管理サーバ2000、サーバ2100およびストレージサブシステム2200は、管理ネットワーク2060を介して接続される。管理ネットワーク2060は、WAN、LANまたは他の適切なコミュニケーションネットワークである。管理サーバ2000、サーバ2100およびストレージサブシステム2200は、2012年5月21日出願の、米国特許出願番号13/476895号、発明の名称「統合プラットフォームにおける作業負荷サービス品質を維持するための方法および装置」の明細書において詳細に説明されており、その内容をここに引用し参照する。
0040 実装上では、管理ネットワーク2060およびデータネットワーク2070は別々のネットワークである。別の例として、これらのネットワークは、一つの共有ネットワークに実装されてもよいし、一つ以上のネットワーク要素を共有するよう実装されてもよい。実装上では、管理サーバ2000およびサーバ2100は別々の物理マシンであるが、例えばどのようなサーバでも管理サーバとすることができる。例えば、サーバ2100とストレージサブシステム2200は、一つの統合システムに実装することができる。
0041 図2Bは、クラウドシステム1000の管理サーバ2000を示すより詳細な図である。管理インタフェース2010は管理ネットワーク2060へのインタフェースである。プロセッサ2020、例えば中央処理装置は管理サーバのための処理を実行するよう構成される。入出力装置2030は、モニタ、キーボードおよびマウス等のユーザインタフェースである。
0042 不揮発性記憶媒体またはローカルディスク2040は、管理サーバ2000が使用する情報を格納するもので、複数のハードディスクを含む。ローカルディスク2040は、管理プログラム1200、カタログテーブル6000、VMテンプレートテーブル7000、および媒体テンプレートテーブル8000を有する。実装上では、ローカルディスク2040の代わりに、ソリッドステートドライブ(SSD)を含む不揮発性かつ長期間記憶性を有するコンピュータ可読記憶媒体を使用することができる。別の例として、記憶媒体を組み合わせて使用することができる。
0043 管理プログラム1200は、コンピュータ可読コードや指示を有する。一般的に、これらの指示はメモリに書き込まれ、特定の処理を行うためにプロセッサ2020によって実行される。管理プログラム1200はこれらの処理を行うために、カタログテーブル6000、VMテンプレートテーブル7000および媒体テンプレートテーブル8000に格納されたデータを使用する。管理プログラム1200の過程の詳細を、図2Cを参照して説明する。実装上では、管理プログラム1200や上述した他のテーブルを、管理サーバ2000とは異なる場所に配置することができる。
0044 メモリ2050は、実装上ではダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)であるが、別の適当なストレージデバイスであってもよい。メモリ2050は、物理ストレージテーブル3000、物理サーバテーブル4000、資源プールテーブル5000、マッピングテーブル11000、および性能履歴テーブル13000を有する。各テーブルの詳細を後述する。
0045 図2Cは、プロセス2001を図示する。ステップ2002において、管理プログラム1200は、クラウドコンピューティングシステムにおいて実行されるアプリケーションに割り当てられた割り当て仮想化資源のモニタ値を決定するようプロセッサに指示する。アプリケーションは特定のサービス品質に基づいてクラウドシステムに実装される。管理プログラム1200はモニタ値と閾値を比較するようプロセッサに指示する(ステップ2004)。比較結果に基づき、管理プログラム1200はプロセッサに指示して、アプリケーションの現在のプランより費用効果が高い資源移行プランを作成する(ステップ2006)。移行プランは、アプリケーション用に定義されたサービス品質を満足しつつ、現在のプランより実行にかかるコストが低い場合、効果的である。管理プログラムは、移行プランをアプリケーション管理者に伝えるようプロセッサに指示する(ステップ2008)。管理プログラム1200は、移行プランを実行するようアプリケーション管理者から命令を受け取ると、移行プランを実行するようプロセッサに指示する。(ステップ2010)。アプリケーション管理者に認められた移行プランに基づいてサービスカタログテーブルおよび他の関連するテーブルを修正する(ステップ2012)。加えて、管理プログラム1200は更に、後に、クラウドシステム内で実行される他のアプリケーションに移行プランを実行する命令を管理者(同じ管理者または別の管理者)から受け取るよう、プロセッサに指示することもできる(ステップ2014)。管理プログラム1200によって移行プランを作成するプロセスに関する詳細を、図12で説明する。
0046 図3は、物理ストレージテーブル3000を示す。物理ストレージテーブル3000は、ITインフラストラクチャ管理者1030によって管理されるITインフラストラクチャ1500の一部を示す。列3010がストレージサブシステム2200のIDを示す。列3020はストレージサブシステムの物理ボリュームを示す。
0047 各ストレージサブシステムは複数の物理ボリューム、例えばRAIDグループを含む。RAIDグループは、複数の属性(例えば、階層および容量)を有することができる。例えば、RG―011の階層はSASであり、RG−011の容量は10(または10TB)である。実装上では、物理ボリュームはRAIDグループであってもよい。しかしながら、これは必須の要件ではなく、別の実施例において、物理ボリュームは例えばHDDであってよい。
0048 各行はストレージサブシステムを表す。例えば、行3100は、ストレージサブシステムSUB−1の物理構成を示す。サブシステムは、RG−011、RG−012、RG−060、RG−062およびRG−063の、5つの物理ボリュームを含む。
0049 ITインフラストラクチャ管理者1030は、ストレージ資源が追加、削除または修正されたときに、物理ストレージテーブル3000を更新する。ストレージ資源を追加、削除または修正する契機は、仮想化管理者1020からの要求であってもよい。他の例では、ITインフラストラクチャ管理者1030は、自らのイニシアチブによって、または他の管理者からの要求に基づいて、テーブルに追加、削除または修正してもよい。
0050 図4は、物理サーバテーブル4000を示す。物理サーバテーブル4000は、ITインフラストラクチャ管理者1030によって管理されるITインフラストラクチャ1500の一部を示す。列4010は、サーバ2100のIDを示す。列4020は、CPUのコア数およびタイプを示す。列4030は、GPUの数を示す。列4040は、メモリの量を示す。
0051 各行はサーバを示す。例えば、各行4100は「高」タイプの48コアCPUおよび128GBメモリを有するサーバSVR−01の物理構成を示す。しかしながら、このサーバはGPUを有しない。
0052 ITインフラストラクチャ管理者1030は、サーバ資源が追加、削除または修正された時、物理サーバテーブル4000を更新する。サーバ資源を追加、削除または修正する契機は、仮想化管理者1020からの要求に基づいてもよい。別の例では、ITインフラストラクチャ管理者1030は自らのイニシアチブによって、または他の管理者からの要求に基づいて、テーブルに追加、削除または修正してもよい。
0053 図5は、資源プールテーブル5000を示す。資源プールテーブル5000は、仮想化管理者1020によって管理される資源プール1400の一部を表す。列5010は、仮想マシンマネジャ(VMM)のIDを表す。VMMは、例えばサーバやストレージといったマシンのソフトウェアを実行する仮想マシンを管理するために使用する。列5020は、サーバ2100のIDを表す。列5030は、ストレージサブシステム2200のIDを表す。列5040は、ストレージプールのIDを表す。列5050は、物理ボリュームを表す。
0054 各行は資源プールの構成を示す。資源プールはVMMおよびストレージプールのサブセットを含む。VMMはサーバ資源を使用する。例えば、VMM−01 5100は、SVR−01のサーバ資源を使用する。複数のVMMは一つのサーバを使うことにより実行することができる。例えば、VMM−05およびVMM−06はSVR−05のサーバ資源を使うことにより実行することができる。
0055 ストレージプールは、ストレージサブシステムの一つ以上の物理ボリュームを使うことにより実行される。例えば、POOL−01は、ストレージサブシステムSUB−01の物理ボリュームRG−011およびRG−012を有する。
0056 実装上では、資源プールテーブル5000は、主として仮想化管理者1020によって管理される。例えば、仮想化管理者1020は、次のステップを実行することにより、新しいストレージサブシステムを資源プールに追加する。
1. ITインフラストラクチャ管理者1030は、事前に物理ボリュームを作成する。
2. 仮想化管理者1020は、サーバ5020とストレージプール5040間のマッピングを定義する。この例において、サーバとストレージプール間の関係はN:1であるが、これは必須ではない。
3. 仮想化管理者1020は、複数の物理ボリューム5050からストレージプール5040を作成する。
0057 仮想管理者1020は、資源プールに新しいサーバを追加するため、次のステップを実行する。
1. 仮想化管理者1020は、サーバ5020とストレージプール5040間のマッピングを定義する。この例において、サーバとストレージプール間の関係はN:1であってもよいが、これは必須ではない。
2. 仮想化管理者1020は、VMM5010をサーバ5020に作成する。この例において、VMMとサーバ間の関係はN:1であってもよいが、これは必須ではない。
0058 実装上では、仮想化管理者1020は、資源プール1400のモニタ結果に基づいて資源プールテーブル5000を管理する。しかしながら、仮想化管理者1020は、アプリケーション管理者1010の要求に基づいて資源プール1400を修正することができる。
0059 図6は、カタログテーブル6000を示す。アプリケーション管理者は、アプリケーションのためのクラウド資源を提供するため、セルフサービスポータル1600を使ってカタログテーブル6000にアクセスする。アプリケーションは一つ以上のカタログを使ってクラウドに実装される。カタログは本実施例において一組のテンプレートを参照する。テンプレートは、例えば処理やストレージといった機能に関する特定のコンピューティングを実行する一組の仮想化資源を参照する。各テンプレートは、それに関連する複数の属性を有する。カタログテーブル6000が不揮発性ストレージデバイス(例えばローカルディスク2040)に格納され、プロセッサ2020から迅速にアクセス可能なように、管理サーバ2000のメモリ2050にロードされる。
0060 列6005は、各テンプレートのIDを表す。列6010は、テンプレートの名前を表す。列6020、6030、6040および6050は、各テンプレートの要求された資源属性を特定する。各テンプレートは、特定のクラド資源要求や属性によって定義される。列6020は、テンプレートに要求される仮想マシン(VM)のタイプを表す。列6030は、テンプレート用のVMの数を表す。列6040は、テンプレート用の記憶媒体のタイプを表す。列6050は、テンプレート用の記憶媒体の容量を表す。
0061 また、カタログテーブル6000は、アプリケーションに提供されるカタログがアプリケーションに要求されるサービス品質を保証するために、処理の間にモニタする複数の性能項目を含む。列6060、6070、6080、6090および6100は、各カタログのモニタ項目(または閾値)のリストである。列6060は、CPU使用率の閾値を示す。列6070は、メモリ使用率の閾値を示す。列6080は、ディスク使用率の閾値を示す。列6090は、待機時間の閾値を示す。列6100は、毎秒のI/O(IOPS)の閾値を示す。
0062 実装上では、カタログテーブル6000の各行は、カタログのサービス品質保証を定義する。サービス品質保証(SLA)は、特定のクラウド資源要求を含み、本実施例に基づく特定の属性を有するテンプレートと関連するカタログを割り当てることにより満足される。性能モニタ項目6060から6100は、サービス品質保証が維持可能なように、カタログのテンプレートが許容範囲内で実行されているか否かを決定するよう、モニタリングされる。サービス品質保証の要求は、実施例によって異なってもよい。
0063 本実施例において、カタログテーブル6000は以下の項目を特定することによりサービス品質保証を定義する。すなわち、(1)クラウド資源のテンプレートまたは属性、および(2)性能モニタ項目である。なお、クラウド資源の属性は、VMタイプ、VM数、媒体タイプおよび媒体容量を含む。性能モニタ項目は、CPU使用率閾値、メモリ使用率閾値、ディスク使用率閾値、待機時間閾値、およびIOPSを含む。
0064 例えば、行6240は、Webアプリケーション用に定義されたカタログを示す。このカタログは3つのタイプのVMを有する。すなわち、標準VM6242の二つのVM、高メモリVM6244、および高CPU VM6246、合わせて4つのVMである。「標準」VM6242は、「標準」媒体2TBを有するよう要求されており、ディスク使用率が割り当てディスク容量の80%に達するか否かをモニタされる。「高CPU」VM6246に関しては、CPU使用率が割り当て資源の85%、ディスク使用が割り当て資源の75%に達するか否かをモニタされる。
0065 図7は、VMテンプレートテーブル7000を示す。VMテンプレートテーブル7000は、カタログテーブル6000内の各VMタイプ6020の資源構成を表す。VMテーブル7000は、不揮発性のストレージ装置に格納され、プロセッサ2020から迅速にアクセス可能とするため、管理サーバ2000のメモリ2050へロードすることができる。
0066 各行は特定の属性を有する資源タイプを表す。行7110には、VMタイプ6020を表記する。行7115には、VMタイプのIDを表記する。行7120には、プロセッサタイプ、例えば標準、高、およびGPUを表記する。GPUが選択されると、CPUの代わりにGPUが使用される。行7130には、プロセッサ性能を表記する。この値は、標準CPUに対しての相対値である。行7140には、プロセッサ数を表記する。行7150には、メモリの容量を表記する。行7160には、最大IOPSを表記する。行7170には、単価を表記する。単価は、特定のVMタイプ6020を使用するコストを表す。例えば、標準VMタイプ7010のコストは10ユニットであり、高メモリVMタイプ7020のコストは30ユニットであり、高CPU VMタイプ7030のコストは80ユニットであり、高I/O VMタイプ7040のコストは90ユニットである。このユニットは、例えば月あたりに支払うドルであってもよいし、他の仮想化資源の使用料を表す適切な方法であってもよい。
0067 各列は、特定の属性を有する各VMタイプの資源構成を表す。例えば、列7010は、標準VMの構成を示す。標準VMは一つの標準プロセッサおよび4GBメモリを有し、最大50,000IOPSを処理することができる。単価は10である。ここで使われる「属性」は、物理または仮想化資源のすべての性能特性を指す。
0068 図8は、媒体テンプレートテーブル8000を示す。媒体テンプレートテーブル8000は、カタログテーブル6000内の各媒体タイプ6040の資源構成を表す。媒体テンプレートテーブル8000は不揮発性ストレージ装置に格納され、プロセッサ2020から迅速にアクセス可能とするように管理サーバ2000のメモリ2050へロードすることができる。
0069 各行は、媒体の特定の特性または属性を表す。行8110には、媒体タイプ6040を表記する。行8115には、媒体タイプのIDを表記する。行8120には、例えばSATA、SAS等の媒体技術を表記する。行8130には、単位容量あたりのIOPSを表記する。行8140には、単価を表記する。
0070 各列は、特定の属性を有する各媒体タイプの資源構成を表す。列8010は、「標準」媒体タイプの構成を表す。列8020は、「中」媒体タイプの構成を示す。列8030は、「高」媒体タイプの構成を表す。列8040は、「特別」媒体タイプの構成を表す。例えば、高媒体タイプ8030は、SSD20%およびSAS HDD80%の媒体を有し、単位容量あたりのIOPSは28,000であり、媒体の単価は20である。
0071 図9は、セルフサービスポータル1600のプロビジョニングGUI1600−Aを示す。プロビジョニングGUI1600−Aは、管理プログラム1200によってアプリケーション管理者1010に提供される。アプリケーション管理者1010は、GUI1600−Aを使ってクラウド上で実行するアプリケーションのクラウド資源を提供する。例えば、アプリケーション管理者1010はアプリケーションタイプ9010、例えば「Mail−500box」を選択する。アプリケーション管理者1010に使用可能なアプリケーションタイプは、ドロップダウンメニューに表示される。実施例において、これらのアプリケーションタイプは、カタログテーブル6000のカタログ名6010に対応する。作成されるアプリケーション「Mail−500box」は、カタログテーブル6000のカタログ「Mail−500box」6250に対応する。
0072 アプリケーション管理者1010は、アプリケーション名部9020にアプリケーション名、例えば「Mail−A」を入力し、アプリケーションサイズ部9030においてアプリケーションのサイズを選択する。例えば、「Mail−」アプリケーションの単位が500ボックスである場合、アプリケーション管理者1010はアプリケーションサイズ部9030を使って500の倍数を選択することができる。
0073 実装上では、アプリケーション管理者1010は、期間部9040で作成するアプリケーションの期間(例えば、2年)を入力することができる。期間の単位は、時間、日、月や年であってよいが、それらに限定されない。実施例によって、期間の入力が必要なものとそうでないものとがある。確認ボタン9110が押されると、管理プログラム1200は確認GUIを表示する。キャンセルボタン9120が押されると、資源プロビジョニング処理は中断される。
0074 図10は、セルフサービスポータル1600の確認GUI1600−Bを示す。GUI1600−Bは、アプリケーション管理者1010がプロビジョニングGUI1600−Aの確認ボタン9110を押すと表示される。フィールド10010は、アプリケーションタイプを表す。フィールド10020は、アプリケーション名を表す。フィールド10030は、アプリケーションサイズを表す。フィールド10040は、アプリケーションの期間を表す。
0075 フィールド10200は、アプリケーション「Mail−A」に割り当てられたVMまたは仮想化資源の情報を表す。列10250は、VM名を表す。実装上では、VM名10250は、アプリケーション名フィールド10020に格納される名前に基づいて管理プログラム1200によって作成される。アプリケーション「Mail−A」は4つのVM(図6のカタログ6250参照)を有し、管理プログラム1200はこれら4つのVMをMail−A−1、Mail−A−2、Mail−A−3、およびMail−A−4と名付ける。列10260は、CPUの数およびタイプを表す。列10270は、メモリの容量を表す。列10280は、媒体の容量およびタイプを表す。
0076 各行は、「Mail−A」のための各VMの構成を表す。例えば、行10210はMail−A−1用に特定された構成、つまり16の高CPU、8GBメモリおよび2TBのSSDとSAS媒体からなる構成を示す。
0077 フィールド10050に、GUI1600−Bに示すとおり割り当てられた仮想化資源に基づくアプリケーション「Mail−A」の算出単価を示す。アプリケーション「Mail−A」は4つの「高I/O」VMおよび8TBの「中」記憶媒体を有する。各「高I/O」VMの単価が90であり8TBの「中」媒体の単価が40であると仮定すると、アプリケーション「Mail−A」の合計コストは400単位となる。
0078 キャンセルボタン10120により、管理プログラム1200はプロビジョニング処理をキャンセルする。戻るボタン10130により、管理プログラム1200はプロビジョニングGUI1600−Aを再表示する。
0079 確認ボタン10110により、管理プログラム1200は次の各ステップを実行する。
1. マッピングテーブル(図11の説明を参照)、物理ストレージテーブル3000、物理サーバテーブル4000、および資源プールテーブル5000を参照することにより、実資源プールが要求された資源を提供できる状態にあるかどうかを判断する。
2. 提供できる場合、資源プールから、要求された資源をVMとして提供する。資源は、選択されたVMMに提供される。新しい列がマッピングテーブル11000に加えられる(下記のとおり)。
3. 提供できない場合、エラーメッセージを送ることでアプリケーション管理者1010に知らせる。
0080 図11は、マッピングテーブル11000を示す。マッピングテーブル11000は、各アプリケーションをクラウド内のアプリケーションに実装するために提供された仮想化資源(例えば、VMテンプレートおよびストレージ媒体テンプレート)の各組に関連付ける。マッピングテーブル11000は、実装上では、管理サーバ2000のメモリ2050にロードされる。
0081 列11010にアプリケーションのIDを示す。列11020に、アプリケーション管理者1010によるGUI1600−Aのアプリケーション名フィールド9020に入力された名前に対応するアプリケーション名を示す。列11030は、カタログのIDを示す。このIDは、アプリケーションタイプをカタログテーブル6000内のカタログID6005に一致させることで得られる。アプリケーションタイプは、アプリケーション管理者1010によるGUI1600−Aのアプリケーションタイプフィールド9010を使用することにより選択される。例えば、アプリケーション「Mail−A」のアプリケーションタイプは、カタログID「5」に示す「Mail−500box」6250である。図6を参照のこと。
0082 列11040に、アプリケーションのVM名を示す。実装上では、VM名はアプリケーション名を使って管理プログラム1200により自動的に作成可能であるが、アプリケーション管理者が各VM名を特定してもよい。
0083 列11050に、VMのIDを示す。実装上では、IDは、VM作成時に管理プログラム1200によって作成することができる。列11060は、VMMのIDを示す。列11070は、仮想ボリューム名を示す。これらの仮想ボリュームは、ストレージプール11100から作成可能である。列11080は、仮想ボリュームの媒体タイプIDを示す。列11090は、仮想ボリュームの容量を示す。列11100は、ストレージプールのIDを示す。
0084 各行11110、11120、11130、11140、11150、11160および11170は、対応するアプリケーションの構成を示す。アプリケーションは一つ以上のVM上で実行され、一つ以上の仮想ボリュームを使用することができる。例えば、アプリケーション「Web−C」は4つのVM上で実行することができる。すなわち、WebDB、WebLogic、WebFont−1、およびWebFront−2である。VM「WebDB」は、VMM−02上で実行され、5TBの仮想ボリュームVOL−052および5TBの仮想ボリュームVOL−055を利用することができる。これらの仮想ボリュームは同じストレージプール、例えばストレージプールPOOL−01から作成可能である。
0085 図12は、クラウドシステムにおいてアプリケーションを実行するコストを減らすために、管理プログラム1200によって実行される処理12000を示す。ステップ12005において、処理12000が開始する。ステップ12010において、管理プログラム1200は物理ストレージテーブル3000、物理サーバテーブル4000、資源プールテーブル5000、マッピングテーブル11000、および性能履歴テーブル13000を作成しメモリ2050にロードする。
0086 その後、管理プログラム1200は、カタログテーブル6000、VMテンプレートテーブル7000、および媒体テンプレートテーブル8000をローカルディスク2040から管理サーバ2000内のメモリ2050へロードする。
0087 上限閾値および下限閾値を設定する。例えば、上限閾値を70%に設定し、下限閾値を30%に設定する。もちろん、設定値はこれらに限定されない。設定値は、管理サーバ2000内のメモリ2050に格納される。
0088 ステップ12020において、アプリケーションの資源利用はモニタおよび読み出され、性能履歴テーブル13000は更新される。
0089 ステップ12030において、モニタリングに基づく値(つまり「モニタ値」)が、アプリケーションの使用の際に設定された閾値を超えるかどうか判断する。モニタ値が閾値を超えた場合、処理はステップ12035に進む。ステップ12035において、アプリケーション管理者に警告が送られる。処理はステップ12045に進む。モニタ値が閾値を超えないように、追加資源をアプリケーションへ提供しなければならない。所定時間を待機した後、処理はステップ12020に戻る(ステップ12045)。
0090 ステップ12040において、モニタ値が上限閾値を超えたかまたは下限閾値に満たないかを判断する。その場合、処理はステップ12045に進む。そうでなければ、処理はステップ12050に進む。
0091 ステップ12050において、現在のプランよりも費用効果の高い資源移行プランが作成可能か否かを判断する。実装上では、下記の少なくとも一つの条件が満たされる場合、資源移行プランが作成される。
a. CPU利用率が上限閾値より高く、メモリ利用率が下限閾値より少ない場合。
b. CPU利用率が下限閾値より少なく、メモリ利用率が上限閾値より高い場合。
c. CPU利用率およびメモリ利用率が共に下限閾値より少ない場合。
d. IOPSが下限閾値より少ない場合。
0092 資源移行プランが作成されると、処理はステップ12060に進む。そうでない場合、処理はステップ12045に進む。すべてのモニタ値が閾値を超えず、アプリケーションの実装の合計コストが減った場合、そのプランは他のプランに比べてより費用効果が高い。いくつかの例を図13−Aおよび13−Bに示す。
0093 ステップ12060において、資源移行プランを実行すべきか否かの判断が行われる。実装上では、資源移行プランがアプリケーション管理者に提示される。アプリケーション管理者は、プランが即実行されるべきか、後で実行される予定とすべきかを選択することができる。スケジュールされた実行時間が特定された場合、プランは後で実行されるようスケジューラに登録される。
0094 ステップ12070において、資源移行プランが実行される。ステップ12080において、マッピング構成が変更され、マッピングテーブル11000が資源移行に伴って更新される。
0095 ステップ12090において、処理はユーザによる終了表示があったか否かをチェックする。あった場合、処理はステップ12100に進み、終了する。それ以外の場合、処理はステップ12045に進み、処理が継続される。
0096 図13−Aおよび13−Bは、性能履歴テーブル13000−Aおよび13000−Bを示す。これらのテーブルは、資源移行プランの作成処理を説明するために使用される。列13010は、VM名を示す。列13020は各エントリのIDを示すが、それらに限定されない。例えば、これは各レコードのタイムスタンプであってよい。列13030は、CPU使用率を示す。このテーブルのVMでは、16個のVMを使用可能であり、16個の列を有する。列13040は、メモリ使用率を示す。列13050は、ディスク使用を示す。列13060は、待機時間を示す。列13070は、IOPSを示す。実装上では、処理12000におけるステップ12020において、モニタ結果を管理プログラム1200が受け取るたびに、新しい行が加えられる。新しい行が加わると、メモリスペースを確保するため、最古のエントリを削除する。
0097 図13−Aにおいて、性能履歴テーブル13000−AはVM「Mail−A−2」に情報を提供する。どのように管理サーバがプランを作成するかが説明される。テーブル13000−Aは、3つのモニタリング試行から得られた3行の情報13110、13120および13130を有する。実装上では、最新のモニタ結果、例えば行13130を使って、CPU使用率およびメモリ使用率が計算される。別の例において、管理プログラム1200は履歴情報、例えば最新の3つの履歴情報、すなわち行13110、13120および13130の情報を利用することができる。
0098 この例において、最新のモニタ結果、つまり行13130が使用される。CPU使用率の平均は18%であり、メモリ使用率は97%であり、IOPSは41,000である。平均CPU使用率は、VM「Mail−A−2」に使用される16個のCPUコアの平均使用率である。このケースは、上述のステップ12050における条件(b)に対応する。そのため、管理プログラム1200は資源移行プランを作成し、アプリケーション管理者1010で検討される。
0099 マッピングテーブル11000に基づくMail−A−2のVMタイプIDは「4」である。VMタイプ「4」は、VMテーブル7000に基づく「高I/O」を要求する。VMタイプ「4」については、プロセッサタイプは「高」と、プロセッサ性能は「10」と、プロセッサ数は「16」と定義される。それにより、VMタイプ4つまり「Mail−A−2」の合計プロセッサ性能は160である。VM「Mail−A−2」のCPU使用率は18%であるので、使用プロセッサ性能は28.8、つまり(160x0.18)である。
0100 この例において、管理サーバは、VM「Mail−A−2」を「高I/O」から「高メモリ」に移行するプランを作成することができる。VMテンプレートテーブル7000によると、「高メモリ」VMのプロセッサ性能は10であり、プロセッサ数は8である。そのため、「高メモリ」VMのプロセッサ性能は80である。「Mail−A−2」VMのプロセッサ性能のモニタ値が28.8であるから、「Mail−A−2」VMが「高メモリ」VMへ移行されたときに期待されるCPU使用率は36%(つまり28.8/80x100)であり、上限閾値以下(つまりCPU使用率のモニタ項目)である。
0101 同じく、管理プログラム1200は、資源移行が行われたときのメモリ使用率を算出することができる。性能履歴によると、8GBメモリの97%(つまり7.76GB)が「高I/O」VMによって使用されている。「高メモリ」VMのメモリサイズは32GBである。そのため、「高メモリ」VMの「Mail−A−2」VMの期待されるメモリ使用率は24.25%(つまり7.76/32x100)であって、上限閾値より低い。
0102 「高メモリ」VMの最大IOPSは100,000であるので、資源移行が行われた場合、IOPS使用率は41%(つまり41000/100000x100)となる。このIOPS使用率は上限閾値より低い。最後に、「高I/O」VMの単価は90であり、「高メモリ」VMの単価は30である。「Mail−A−2」VMは「中」媒体の8TBを使用するので、ストレージコストは40である。このようにして、現在の合計コスト(サーバコスト+ストレージコスト)は130であり、移行後の期待されるコストは70、つまり現在の合計コストより46.2%低い。
0103 よって、管理プログラム1200はアプリケーション管理者に下記のプランを提供する。
・プラン:VM「Mail−A−2」のVMタイプを「高I/O」から「高メモリ」へと移行する。
・効果:46.2%のコスト減。
0104 図13−Bは「OLTP−B−2」の性能履歴テーブル13000−Bを示す。このテーブルは、管理サーバがどのように資源移行プランを作成するかを説明するのに使用される。履歴情報13230において、平均CPU使用率は52%、メモリ使用率は51%、IOPSは34,000である。マッピングテーブル11000を参照し、「OLTP−B−2」の仮想ボリュームは5TBであり、媒体タイプIDのIDは3である。媒体テンプレートテーブル8000によると、タイプ3は「高」媒体であり、IOPS/ユニット容量は28,000である。これら5つの仮想ボリュームの合計IOPSは140,000(つまり5x28,000)である。現在のIOPSが34,000であるので、媒体性能の24.3%(つまり34,000/140,000x100)が使用されている。このケースがステップ12050の条件(d)に対応する。このため、管理プログラム1200は「OLTP−B−2」のための資源移行プランを作成する。
0105 例えば、管理サーバは、「中」媒体を移行するプランを作成することができる。媒体テンプレートテーブル8000を参照し、このIOPS/単位容量は10,000であるので、5TB仮想ボリュームの合計IOPSは50,000(10,000x5)でありうる。現在のIOPSが34,000であるので、媒体性能の68.0%(つまり、34,000/50,000x100)が使用される。この値は、上限閾値より少ない。「高」媒体の単価は20であり、「中」媒体の単価は5である。「OLTP−B−2」は媒体の5TBを使うので、ストレージコストは、それぞれ100および25である。
0106 一方、「OLTP−B−2」のサーバコストは80である。そのため、現在の合計コスト(サーバコスト+ストレージコスト)は200であり、移行後の期待されるコストは105であり、現在の合計コストより41.7%低い。そのため、管理プログラム1200はアプリケーション管理者に対して下記のプランを提供する。
・プラン: 「OLTP−B−2」の媒体タイプを「高」から「中」に移行する。
・効果: 41.7%のコスト減。
0107 実装上では、管理プログラム1200が、アプリケーションの状態と性能をモニタする。管理プログラムは、例えば性能履歴テーブル13000−Aや13000−Bのエントリ等のモニタ結果に基づいて、VMや媒体の構成を変更する代替プランを作成する。作成された資源移行プランが、アプリケーションに要求されるサービス品質を維持したままアプリケーションのコストを下げることができるならば、管理プログラムはアプリケーション管理者にこのプランを提供する。この作成された移行プランを使うことにより、アプリケーション管理者はIT資源使用コスト、つまりアプリケーションを実行するためのコストを減らすことができる。
0108 カタログテーブルの修正
0109 第二実施例によると、管理プログラム1200が資源移行プランを実施すると、管理プログラムはVMテンプレートまたは媒体テンプレートを選択して関連テーブルを更新することができる。第二実施例は、クラウドシステム内で実行されるアプリケーションの効率を向上するためにカタログテーブルを修正することに関する。この実施例の処理に使用されるいくつかのステップは、上述のステップに似ている。よって、上述されたステップと異なる、選択されたステップを下記に説明する。
0110 図14は、マッピングテーブル14000を示す。マッピングテーブル14000の構成は、上述のマッピングテーブル11000に類似している。複数のアプリケーション(例えばOLTP−G、OLTP−H、OLTP−J、OLTP−L、OLTP−M、OLTP−NおよびOLTP−K)が備えられる。第二実施例によると、クラウドシステム内のアプリケーションを実行するコストを減らすために管理プログラム1200で行われる処理は、上述した処理12000に類似している。いくつかの相違点は、処理12000のステップ12040に加えられる下記のサブステップである。
1. 同じカタログIDを有するアプリケーション、例えば、カタログID「2」を有するアプリケーションが選択される。マッピングテーブル14000には、7つのカタログID「2」を有するアプリケーションがある。
2. 移行によりVMタイプまたは媒体タイプが変更されるか否かをチェックする。カタログID「2」を有するアプリケーションタイプは、「OLTP 中」アプリケーションである。テーブル6000を参照のこと。このアプリケーションタイプは「高CPU」VM(つまりVMタイプID=3、テーブル7000を参照)および「高」媒体(つまり媒体タイプID=3、テーブル8000を参照)をデフォルトで使用する。しかしながら、マッピングテーブル14000のすべてのVMのVMタイプは、VMタイプID「2」を有する「高メモリ」である。
3. 「OLTP 中」アプリケーションは、デフォルトとして「高CPU」VMに備えられる。しかしながら、すべての「OLTP 中」アプリケーションは、「高メモリ」VMに移行される。そのため、管理プログラム12000は、「OLTP 中」アプリケーションにおいてはデフォルトで「高メモリ」VMに備えられるべきであると決定する。
4. カタログテーブル6000の「OLTP 中」行6220のVMタイプは、「高CPU」から「高メモリ」に変更される。その後、「高メモリ」VMは「OLTP 中」アプリケーションのデフォルトとして使用される。
0111 実装上では、テンプレートを置き換える条件は、すべてのアプリケーションが移行されることであってもよい。しかしながら、第二実施例はそれに限定されない。
0112 管理プログラム1200は、例えば80%の閾値によってアプリケーションタイプのデフォルトテンプレートとして所定のテンプレートを定義することができる。例えば、もし所定のタイプのアプリケーションの80%以上が所定のテンプレートを使って移行される場合、そのアプリケーションタイプのデフォルトテンプレートは、そのテンプレートに変更する。
0113 別の例では、管理プログラム1200は、そのテンプレートに移行されたアプリケーション数を使って、あるアプリケーションタイプのデフォルトテンプレートとして所定のテンプレートを定義することができる。例えば、もし同じタイプの10個以上のアプリケーションが所定のテンプレートに移行された場合、そのテンプレートはそのアプリケーションタイプのデフォルトテンプレートとして定義することができる。
0114 他の仮想マシンへの移行プランの適用
0115 第三実施例によると、処理は特定のアプリケーション実行のコストを減らすことに焦点を置くのではなく、他のアプリケーションのベストプラクティスフィードバックを提供する。第三実施例は、特定のアプリケーションのために作成された移行プランを、他のクライアントのものを含む他のVMへ適用することに関する。本実施例の処理に使用されるいくつかのステップは、上述した処理のステップに類似している。よって、上述したステップと異なる選択されたステップを以下に説明する。
0116 図15は、イベント管理テーブル15000を示す。イベント管理テーブル15000は、管理プログラム1200がローカルディスク2040からメモリ2050にロードされたときに、管理プログラム1200によって管理サーバ2000のメモリ2050に作成される。
0117 列15010は、イベントの起こった時間を示す。列15020は、イベントの対象であるVM名を示す。列15030は、イベントタイプを示す。イベントタイプはVM移行であっても媒体移行であってもよい。列15040は、オリジナル状態のIDを示す。列15050は、移行先を示す。列15040および15050については、IDは移行イベントによって「VMタイプID」または「媒体タイプID」である。
0118 各行はイベントを示す。例えば、行15210は、OLAP−E−1のVMタイプが時間15に「高メモリ」から「高CPU」へ移行されたことを示す。
0119 図16は、性能履歴テーブル16000を示す。性能履歴テーブル16000は、上述の性能履歴テーブル13000−Aまたは13000−Bに類似している。異なる点の一つは、VMを実行するためのコストを示す列16070の追加である。テーブル16000は、VMMail−A−2の性能履歴を示す。時間131においてこのVMを実行するコストは130である。
0120 クラウドシステムにおいてアプリケーションを実行するコストを減らすための第三実施例にかかる管理プログラム1200によって行われる処理は、上述した処理12000に類似している。いくつかの相違点は、処理12000のステップ12040に加えられる下記のサブステップである。
1. 管理プログラム1200は、時間133にイベント管理テーブル15000を参照する。管理プログラム1200は、Mail−A−2のVMタイプが時間132において変更されたことを確認する。
2. 管理プログラム1200は、性能履歴テーブル16000を参照する。管理プログラム1200は、VMMail−A−2のコストが46.2%減り、すべての計測結果が時間133において上限閾値以下であることを確認する。
3. 管理プログラム1200は、移行が効率的な移行であったことを判断する。
4. 管理プログラム1200は、この移行を同タイプのVMに適用するよう試みる。
5. 管理プログラム1200は、カタログテーブル6000を参照することにより、Mail−A−2のカタログIDが5であると判断する。マッピングテーブル11000を参照することにより、カタログIDが「5」である他のVMは、以下のとおりであると判断する。すなわち、Mail−A−1、Mail−A−2、Mail−A−3、およびMail−A−4である。
6. 管理プログラム1200は、対象VMとして次のVMを選択する。すなわち、Mail−A−1、Mail−A−2、Mail−A−3、およびMail−A−4である。それぞれ、もしVMタイプが「高CPU」である場合、管理プログラム1200はプランを作成し、VMを「高メモリ」に移行し、性能のシミュレーションをする。もしすべての計測結果が上限閾値以下である場合、このプランをアプリケーション管理者に提供する。
0121 実装上では、管理プログラム1200が、履歴情報の単一の情報を使用する。しかしながら、実施例はこれに限られない。例えば、管理プログラム1200は、複数の履歴情報を使用することができる。
0122 上述した説明は、本願の好ましい実施例に関するものである。本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更や改良を行うことができる。例えば、本願発明はアプリケーションの実装コストを減らすために資源移行プランを作成することに限定されない。上述の概念を適用して、クラウド環境においてより健全で信頼性の高いサービスを提供するためにクラウド資源の割り当てを向上させることができる。本願の範囲は添付の各請求項に記載のとおりである。
1000: クラウドシステム
1200: 管理プログラム
2000: 管理サーバ
2010: 管理インタフェース
2020: プロセッサ
2030: 入出力装置
2040: ローカルディスク
2050: メモリ
2060: 管理ネットワーク
2070: データネットワーク
2100: サーバ
2200: ストレージサブシステム
3000: 物理ストレージテーブル
4000: 物理サーバテーブル
5000: 資源プールテーブル
6000: カタログテーブル
7000: VMテンプレートテーブル
8000: 媒体テンプレートテーブル
11000、14000: マッピングテーブル
13000、16000: 性能履歴テーブル
15000: イベント管理テーブル

Claims (20)

  1. 一つ以上のサーバおよび一つ以上のストレージサブシステムを有するクラウドシステムにおいて、資源を管理するための管理サーバであって、該管理サーバは
    プロセッサと、
    ネットワークインタフェースと、
    メモリとを有し、
    前記管理サーバは
    第一タイプの第一アプリケーションに資源のカテゴリーを割り当て、該資源のカテゴリーは仮想化資源の第一テンプレートと関連付けられ、前記第一テンプレートは一つ以上の閾値と関連付けられて前記第一テンプレートを使用するための第一コストを有し、前記一つ以上の閾値は第一閾値を含み、
    前記第一テンプレートが参照する前記仮想化資源の一つ以上の性能値を得るために前記第一テンプレートが参照する前記仮想化資源の性能をモニタし、前記一つ以上の性能値は第一性能値を含み、
    前記第一テンプレートが参照する前記仮想化資源前記第一性能値を、前記第一テンプレートに関連付けられた前記第一閾値と比較し、
    前記比較した結果として前記第一性能値が前記第一閾値の範囲を外れる場合には、前記第一タイプの前記第一アプリケーションのための第一資源移行計画を作成し、前記第一資源移行計画は、前記第一タイプの前記第一アプリケーションを前記第一テンプレートから仮想資源の第二テンプレートに移行する計画であり、
    前記第二テンプレートは、前記第一性能値より大きい第二閾値に関連付けられ、
    前記第二テンプレートは、前記第一コストより少ない前記第二テンプレートを使用する第二コストを有する
    よう制御可能である
    ことを特徴とする管理サーバ。
  2. 前記管理サーバは、更に、
    命令を受信したときに、前記第一資源移行計画を実施し、前記第二テンプレートは前記第一タイプの前記第一アプリケーションに関連付けられる
    よう制御可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。
  3. カタログが、更に仮想化資源の第三テンプレートに関連付けられ、
    前記第一テンプレートは前記カタログの処理機能を提供し、前記第三テンプレートは前記カタログのストレージ機能を提供する
    ことを特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。
  4. 前記第一閾値は、CPU使用率、メモリ使用率、ディスク使用率、待機時間、およびIOPS(毎秒の入力/出力)のうちいずれか一つに関連し、
    前記モニタにより得られる性能値は、CPU使用率、メモリ使用率、ディスク使用率、待機時間、およびIOPSのいずれか一つに関する
    ことを特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。
  5. 前記第一資源移行計画は、前記モニタにより得られた性能値のいずれもが前記第一テンプレートに関連付けられたすべての閾値を超えない場合にのみ、作成されることを特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。
  6. 前記第一テンプレートに関連付けられた閾値は、CPU使用率、メモリ使用率、ディスク使用率、待機時間、およびIOPSに関する値を含む
    ことを特徴とする請求項5に記載の管理サーバ。
  7. 前記第一テンプレートは、カタログの所定の機能のためのデフォルトテンプレートとして定義され、前記管理サーバは更に、
    前記第一資源移行計画を実施し、ここで前記第二テンプレートは、前記第一テンプレートの代わりに、前記第一タイプの前記第一アプリケーションに関連付けられ、
    前記第一資源移行計画を実行した後、前記第一テンプレートの代わりに、前記カタログに所定の機能を与えるデフォルトテンプレートとして、前記第二テンプレートを定義する
    よう制御可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。
  8. 前記管理サーバは更に、
    前記第一タイプの第二アプリケーションに前記カテゴリーを割り当て、該カテゴリーは前記所定の機能のための前記デフォルトテンプレートとして前記第二テンプレートを有する
    よう制御可能である
    ことを特徴とする請求項7に記載の管理サーバ。
  9. 前記管理サーバは更に、
    前記第一資源移行計画を実施し、ここで前記第二テンプレートは、前記第一テンプレートの代わりに、前記第一タイプの前記第一アプリケーションに関連付けられ、
    前記第一タイプの第一アプリケーションに関連付けられた前記第二テンプレートが参照する前記仮想化資源の性能値を得、ここで前記第二テンプレートは前記第二閾値を含む複数の閾値を有し、
    前記第二テンプレートが参照する前記仮想化資源の前記性能値のいずれかが前記第二テンプレートの前記第二閾値を超えるか否かを判断し、
    前記判断した結果として前記第二テンプレートが参照する前記仮想化資源の前記性能値が前記第二閾値の範囲を超える場合には、前記第一タイプの第二アプリケーションのために第二資源移行計画を作成し、ここで該第二資源移行計画は前記第一タイプの前記第二アプリケーションを前記第二テンプレートに移行する計画である
    よう制御可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。
  10. クラウドシステムにおいて資源を管理するためのコンピュータによって実行可能な方法であって、該方法は、
    第一タイプの第一アプリケーションにある資源のカテゴリーを割り当て、該資源のカテゴリーは仮想化資源の第一テンプレートと関連付けられ、前記第一テンプレートは一つ以上の閾値と関連付けられて前記第一テンプレートを使用するための第一コストを有し、前記一つ以上の閾値は第一閾値を含み、
    前記第一テンプレートが参照する前記仮想化資源の一つ以上の性能値を得るために前記第一テンプレートが参照する前記仮想化資源の性能をモニタし、得られた前記一つ以上の性能値は第一性能値を含み、
    前記第一テンプレートの第一性能値を、前記第一テンプレートに関連付けられた第一閾値と比較し、
    前記比較した結果として前記第一性能値が前記第一閾値の範囲を外れる場合には、前記第一タイプの前記第一アプリケーションのための第一資源移行計画を作成し、前記第一資源移行計画は、前記第一タイプの前記第一アプリケーションを前記第一テンプレートから仮想資源の第二テンプレートに移行する計画であり、
    前記第二テンプレートが、前記第一性能値より大きい第二閾値に関連付けられ、
    前記第二テンプレートは、前記第一コストより少ない前記第二テンプレートを使用する第二コストを有する
    ことを特徴とする方法。
  11. 命令を受信したときに、前記第一資源移行計画を実施し、前記第二テンプレートは前記第一タイプの前記第一アプリケーションに関連付けられる
    ことを特徴とする請求項10に記載のコンピュータによって実行可能な方法。
  12. カタログが更に、仮想化資源の第三テンプレートに関連付けられ、
    前記第一テンプレートは前記カタログの処理機能を提供し、前記第三テンプレートは前記カタログのストレージ機能を提供し、
    前記第一閾値は、CPU使用率、メモリ使用率、ディスク使用率、待機時間、およびIOPS(毎秒の入力/出力)のうちいずれか一つに関連し、
    前記モニタにより得られる性能値は、CPU使用率、メモリ使用率、ディスク使用率、待機時間、およびIOPSのいずれかである
    ことを特徴とする請求項10に記載のコンピュータによって実行可能な方法。
  13. 前記第一資源移行計画は、前記モニタにより得られた性能値のいずれもが前記第一テンプレートに関連付けられたすべての閾値を超えない場合にのみ、作成され、前記第一テンプレートに関連付けられた閾値は、CPU使用率、メモリ使用率、ディスク使用率、待機時間、およびIOPSに関する値を含む
    ことを特徴とする請求項10に記載のコンピュータによって実行可能な方法。
  14. 前記第一テンプレートは、カタログの所定の機能のためのデフォルトテンプレートとして定義され、前記方法は更に、
    前記第一資源移行計画を実施し、ここで前記第二テンプレートは、前記第一テンプレートの代わりに、前記第一タイプの前記第一アプリケーションに関連付けられ、
    前記第一資源移行計画を実行した後、前記第一テンプレートの代わりに、前記カタログに所定の機能を与えるデフォルトテンプレートとして、前記第二テンプレートを定義し、
    前記第一タイプの第二アプリケーションに前記カテゴリーを割り当て、該カテゴリーは前記所定の機能のための前記デフォルトテンプレートとして前記第二テンプレートを有する
    ことを特徴とする請求項10に記載のコンピュータによって実行可能な方法。
  15. 前記方法は更に、
    前記第一資源移行計画を実施し、ここで前記第二テンプレートは、前記第一テンプレートの代わりに、前記第一タイプの前記第一アプリケーションに関連付けられ、
    前記第一タイプの第一アプリケーションに関連付けられた前記第二テンプレートが参照する前記仮想化資源の性能値を得、ここで前記第二テンプレートは前記第二閾値を含む複数の閾値を有し、
    前記第二テンプレートが参照する前記仮想化資源の前記性能値のいずれかが前記第二テンプレートの前記第二閾値を超えるか否かを判断し、
    前記判断した結果として前記第二テンプレートが参照する前記仮想化資源の前記性能値が前記第二閾値の範囲を超える場合には、前記第一タイプの第二アプリケーションのために第二資源移行計画を作成し、ここで該第二資源移行計画は前記第一タイプの前記第二アプリケーションを前記第二テンプレートに移行する計画である
    よう制御可能である
    ことを特徴とする請求項10に記載のコンピュータによって実行可能な方法。
  16. クラウドシステムにおいて資源を管理するための、コンピュータによって実行可能なプログラムを含む持続性のあるコンピュータ読取可能記憶媒体であって、該記憶媒体は、
    第一タイプの第一アプリケーションにある資源のカテゴリーを割り当てるコードと、ここで該資源のカテゴリーは仮想化資源の第一テンプレートと関連付けられ、前記第一テンプレートは一つ以上の閾値と関連付けられて前記第一テンプレートを使用するための第一コストを有し、前記一つ以上の閾値は第一閾値を含み、
    前記第一テンプレートが参照する前記仮想化資源の一つ以上の性能値を得るために前記第一テンプレートの性能をモニタするコードと、ここで得られた前記一つ以上の性能値は第一性能値を含み、
    前記第一テンプレートが参照する前記仮想化資源の第一性能値を、前記第一テンプレートに関連付けられた第一閾値と比較するコードと、
    前記比較した結果として前記第一性能値が前記第一閾値の範囲を外れる場合には、前記第一タイプの前記第一アプリケーションのための第一資源移行計画を作成するコードと、ここで前記第一資源移行計画は、前記第一タイプの前記第一アプリケーションを前記第一テンプレートから仮想資源の第二テンプレートに移行する計画であり、
    を有し、
    前記第二テンプレートが、前記第一性能値より大きい第二閾値に関連付けられ、
    前記第二テンプレートは、前記第一コストより少ない前記第二テンプレートを使用する第二コストを有する
    ことを特徴とするコンピュータ読取可能記憶媒体。
  17. 前記記憶媒体は更に、
    命令を受信したときに、前記第一資源移行計画を実施するコードを有し、ここで前記第二テンプレートは前記第一タイプの第一アプリケーションに関連付けられる
    ことを特徴とする請求項16に記載のコンピュータ読取可能記憶媒体。
  18. 前記第一資源移行計画は、前記モニタにより得られた性能値のいずれもが前記第一テンプレートに関連付けられたすべての閾値を超えない場合にのみ、作成され、
    前記第一テンプレートに関連付けられた閾値は、CPU使用率、メモリ使用率、ディスク使用率、待機時間、およびIOPSに関する値を含む
    ことを特徴とする請求項16に記載のコンピュータ読取可能記憶媒体。
  19. 前記第一テンプレートは、カタログの所定の機能のためのデフォルトテンプレートとして定義され、前記コンピュータ読取可能記憶媒体は更に、
    前記第一資源移行計画を実施するコードと、ここで前記第二テンプレートは、前記第一テンプレートの代わりに、前記第一タイプの前記第一アプリケーションに関連付けられ、
    前記第一資源移行計画を実行した後、前記第一テンプレートの代わりに、前記カタログに所定の機能を与えるデフォルトテンプレートとして、前記第二テンプレートを定義するコードと、
    前記第一タイプの第二アプリケーションに、前記デフォルトテンプレートとして前記第二テンプレートを有するカテゴリーを割り当てるコードを有する
    ことを特徴とする請求項16に記載のコンピュータ読取可能記憶媒体。
  20. 前記記憶媒体は更に、
    前記第一資源移行計画を実施するコードと、ここで前記第二テンプレートは、前記第一テンプレートの代わりに、前記第一タイプの第一アプリケーションに関連付けられ、
    前記第一タイプの前記第一アプリケーションに関連付けられた前記第二テンプレートが参照する前記仮想化資源の性能値を得るコードと、ここで前記第二テンプレートは前記第二閾値を含む複数の閾値を有し、
    前記第二テンプレートが参照する前記仮想化資源の前記性能値のいずれかが前記第二テンプレートの前記第二閾値を超えるか否かを判断するコードと、
    前記判断した結果として前記第二テンプレートが参照する前記仮想化資源の前記性能値が前記第二閾値の範囲を超える場合には、前記第一タイプの第二アプリケーションのために第二資源移行計画を作成するコードを有し、ここで該第二資源移行計画は前記第一タイプの前記第二アプリケーションを前記第二テンプレートに移行する計画である
    ことを特徴とする請求項16に記載のコンピュータ読取可能記憶媒体。
JP2014002058A 2013-01-24 2014-01-09 クラウドコンピューティング環境を管理する方法およびシステム Expired - Fee Related JP6215715B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/749,626 2013-01-24
US13/749,626 US9608933B2 (en) 2013-01-24 2013-01-24 Method and system for managing cloud computing environment

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014142928A JP2014142928A (ja) 2014-08-07
JP2014142928A5 JP2014142928A5 (ja) 2016-09-29
JP6215715B2 true JP6215715B2 (ja) 2017-10-18

Family

ID=51208631

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014002058A Expired - Fee Related JP6215715B2 (ja) 2013-01-24 2014-01-09 クラウドコンピューティング環境を管理する方法およびシステム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9608933B2 (ja)
JP (1) JP6215715B2 (ja)

Families Citing this family (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8789065B2 (en) 2012-06-08 2014-07-22 Throughputer, Inc. System and method for input data load adaptive parallel processing
US9448847B2 (en) 2011-07-15 2016-09-20 Throughputer, Inc. Concurrent program execution optimization
US9292331B2 (en) * 2013-03-15 2016-03-22 Bracket Computing, Inc. Expansion of services for a virtual data center guest
US9606840B2 (en) * 2013-06-27 2017-03-28 Sap Se Enterprise data-driven system for predictive resource provisioning in cloud environments
US9417902B1 (en) * 2014-03-24 2016-08-16 Amazon Technologies, Inc. Managing resource bursting
US9471362B2 (en) * 2014-09-23 2016-10-18 Splunk Inc. Correlating hypervisor data for a virtual machine with associated operating system data
EP3198793A1 (en) * 2014-09-26 2017-08-02 Hewlett-Packard Enterprise Development LP Customized cloud service
US11700188B2 (en) 2014-09-26 2023-07-11 Suse Llc Customized cloud service
CN107645407B (zh) * 2014-12-08 2021-02-12 华为技术有限公司 一种适配QoS的方法和装置
US10129157B2 (en) 2015-03-31 2018-11-13 At&T Intellectual Property I, L.P. Multiple feedback instance inter-coordination to determine optimal actions
US10129156B2 (en) 2015-03-31 2018-11-13 At&T Intellectual Property I, L.P. Dynamic creation and management of ephemeral coordinated feedback instances
US10277666B2 (en) 2015-03-31 2019-04-30 At&T Intellectual Property I, L.P. Escalation of feedback instances
US9769206B2 (en) 2015-03-31 2017-09-19 At&T Intellectual Property I, L.P. Modes of policy participation for feedback instances
US9992277B2 (en) 2015-03-31 2018-06-05 At&T Intellectual Property I, L.P. Ephemeral feedback instances
US9524200B2 (en) 2015-03-31 2016-12-20 At&T Intellectual Property I, L.P. Consultation among feedback instances
US9823941B2 (en) * 2015-04-30 2017-11-21 International Business Machines Corporation Optimized placement of virtual machines on physical hosts based on user configured placement policies
US10671509B1 (en) * 2015-06-02 2020-06-02 Amazon Technologies, Inc. Simulating storage server configurations
CN106326002B (zh) 2015-07-10 2020-10-20 阿里巴巴集团控股有限公司 资源调度方法、装置及设备
US9594577B1 (en) 2015-10-01 2017-03-14 International Business Machines Corporation Dynamic aggressiveness for optimizing placement of virtual machines in a computing environment
US11836446B2 (en) * 2015-11-03 2023-12-05 Kyndryl, Inc. Dynamic creation of change management templates
US10146465B1 (en) * 2015-12-18 2018-12-04 EMC IP Holding Company LLC Automated provisioning and de-provisioning software defined storage systems
US10140066B2 (en) * 2016-02-01 2018-11-27 International Business Machines Corporation Smart partitioning of storage access paths in shared storage services
US10326834B2 (en) 2016-10-17 2019-06-18 At&T Intellectual Property I, L.P. Efficient un-allocation of cloud resources
US10984053B2 (en) * 2017-06-05 2021-04-20 Hitachi, Ltd. Operation assistance system and method
US10628251B2 (en) 2017-09-26 2020-04-21 At&T Intellectual Property I, L.P. Intelligent preventative maintenance of critical applications in cloud environments
US10756981B2 (en) * 2017-11-28 2020-08-25 Hewlett Packard Enterprise Development Lp Efficiency indexes
US10678598B2 (en) 2017-12-07 2020-06-09 International Business Machines Corporation Enforcing compute equity models in distributed blockchain
US10609032B2 (en) 2017-12-07 2020-03-31 International Business Machines Corporation Enforcing compute equity models in distributed blockchain
US11057225B2 (en) 2017-12-07 2021-07-06 International Business Machines Corporation Enforcing compute equity models in distributed blockchain
US10833962B2 (en) * 2017-12-14 2020-11-10 International Business Machines Corporation Orchestration engine blueprint aspects for hybrid cloud composition
US11025511B2 (en) * 2017-12-14 2021-06-01 International Business Machines Corporation Orchestration engine blueprint aspects for hybrid cloud composition
US10972366B2 (en) * 2017-12-14 2021-04-06 International Business Machines Corporation Orchestration engine blueprint aspects for hybrid cloud composition
CN108429815A (zh) * 2018-03-23 2018-08-21 重庆邮电大学 基于OpenStack的动态资源调度方法
US10855537B2 (en) * 2018-04-24 2020-12-01 Vmware, Inc. Methods and apparatus for template driven infrastructure in virtualized server systems
JP6957431B2 (ja) * 2018-09-27 2021-11-02 株式会社日立製作所 Hci環境でのvm/コンテナおよびボリューム配置決定方法及びストレージシステム
JP7290997B2 (ja) * 2019-05-30 2023-06-14 株式会社日立製作所 クラウド利用支援装置、及びクラウド利用支援方法
CN113132268A (zh) * 2019-12-30 2021-07-16 华为技术有限公司 一种资源配置方法及设备
KR102569885B1 (ko) * 2022-12-30 2023-08-23 오케스트로 주식회사 리소스의 개별적 가상화를 구현한 클라우드 서버 운영 시스템 및 클라우드 서버 운영 방법
KR102613662B1 (ko) * 2023-03-31 2023-12-14 오케스트로 주식회사 그리디/옵티멀 알고리즘에 기반한 가상화 서비스 제공 방법 및 가상화 서비스 제공 시스템

Family Cites Families (54)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7596784B2 (en) * 2000-09-12 2009-09-29 Symantec Operating Corporation Method system and apparatus for providing pay-per-use distributed computing resources
US8122106B2 (en) * 2003-03-06 2012-02-21 Microsoft Corporation Integrating design, deployment, and management phases for systems
JP3896111B2 (ja) * 2003-12-15 2007-03-22 株式会社日立製作所 リソース割り当てシステム、方法及びプログラム
JP2005309644A (ja) * 2004-04-20 2005-11-04 Hitachi Ltd リソース制御方法及びそのシステム
US7281018B1 (en) * 2004-05-26 2007-10-09 Microsoft Corporation Form template data source change
US20070094668A1 (en) * 2005-10-17 2007-04-26 Jacquot Bryan J Method and apparatus for dynamically allocating resources used by software
US20070204266A1 (en) * 2006-02-28 2007-08-30 International Business Machines Corporation Systems and methods for dynamically managing virtual machines
US8683340B2 (en) * 2007-04-13 2014-03-25 X20 Media Inc. Method for automating digital signage applications using intelligent self-configuring objects and smart templates
US8347263B1 (en) * 2007-05-09 2013-01-01 Vmware, Inc. Repository including installation metadata for executable applications
US20080294777A1 (en) * 2007-05-25 2008-11-27 Alexei Karve Method and apparatus for template-based provisioning in a service delivery environment
US20090144745A1 (en) * 2007-11-29 2009-06-04 Gunnels John A Performance Evaluation of Algorithmic Tasks and Dynamic Parameterization on Multi-Core Processing Systems
US20130054426A1 (en) * 2008-05-20 2013-02-28 Verizon Patent And Licensing Inc. System and Method for Customer Provisioning in a Utility Computing Platform
US8473615B1 (en) * 2008-05-20 2013-06-25 Verizon Patent And Licensing Inc. System and method for customer provisioning in a utility computing platform
US8112586B1 (en) * 2008-06-13 2012-02-07 Emc Corporation Predicting and optimizing I/O performance characteristics in a multi-level caching system
US9665837B2 (en) * 2008-08-05 2017-05-30 International Business Machines Corporation Charging resource usage in a distributed computing environment
US8266254B2 (en) * 2008-08-19 2012-09-11 International Business Machines Corporation Allocating resources in a distributed computing environment
JP5140633B2 (ja) * 2008-09-04 2013-02-06 株式会社日立製作所 仮想化環境において生じる障害の解析方法、管理サーバ、及びプログラム
US9798560B1 (en) * 2008-09-23 2017-10-24 Gogrid, LLC Automated system and method for extracting and adapting system configurations
US20100110933A1 (en) * 2008-10-30 2010-05-06 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Change Management of Model of Service
US8370835B2 (en) * 2009-03-12 2013-02-05 Arend Erich Dittmer Method for dynamically generating a configuration for a virtual machine with a virtual hard disk in an external storage device
US8261266B2 (en) * 2009-04-30 2012-09-04 Microsoft Corporation Deploying a virtual machine having a virtual hardware configuration matching an improved hardware profile with respect to execution of an application
US8856783B2 (en) * 2010-10-12 2014-10-07 Citrix Systems, Inc. Allocating virtual machines according to user-specific virtual machine metrics
US9009294B2 (en) 2009-12-11 2015-04-14 International Business Machines Corporation Dynamic provisioning of resources within a cloud computing environment
WO2011091056A1 (en) 2010-01-19 2011-07-28 Servicemesh, Inc. System and method for a cloud computing abstraction layer
CN102640120B (zh) * 2010-01-28 2014-12-10 株式会社日立制作所 计算增设/减设的存储容量的管理系统
US8543778B2 (en) * 2010-01-28 2013-09-24 Hitachi, Ltd. Management system and methods of storage system comprising pool configured of actual area groups of different performances
US9027017B2 (en) * 2010-02-22 2015-05-05 Virtustream, Inc. Methods and apparatus for movement of virtual resources within a data center environment
JP5552343B2 (ja) * 2010-03-16 2014-07-16 株式会社日本総合研究所 管理装置、管理方法およびプログラム
US8572612B2 (en) * 2010-04-14 2013-10-29 International Business Machines Corporation Autonomic scaling of virtual machines in a cloud computing environment
US9794138B2 (en) * 2010-05-14 2017-10-17 International Business Machines Corporation Computer system, method, and program
JP5742125B2 (ja) * 2010-07-21 2015-07-01 富士通株式会社 プログラム、情報生成装置及び情報生成方法
US9329908B2 (en) 2010-09-29 2016-05-03 International Business Machines Corporation Proactive identification of hotspots in a cloud computing environment
US8924964B2 (en) 2010-11-01 2014-12-30 Microsoft Corporation Dynamic allocation and assignment of virtual environment
US8527957B2 (en) 2010-11-05 2013-09-03 Sap Ag Software testing to validate tenant operations
US9329886B2 (en) * 2010-12-10 2016-05-03 Amazon Technologies, Inc. Virtual machine morphing for heterogeneous migration environments
US9384058B2 (en) * 2011-03-02 2016-07-05 Radware, Ltd. Method for executing virtual application delivery controllers having different application versions over a computing device
JP5673233B2 (ja) * 2011-03-09 2015-02-18 富士通株式会社 情報処理装置、仮想マシン管理方法および仮想マシン管理プログラム
US8601483B2 (en) * 2011-03-22 2013-12-03 International Business Machines Corporation Forecasting based service for virtual machine reassignment in computing environment
US10592825B2 (en) * 2011-06-22 2020-03-17 International Business Machines Corporation Application placement among a set of consolidation servers utilizing license cost and application workload profiles as factors
ITMI20111209A1 (it) * 2011-06-30 2012-12-31 Ibm Monitoraggio a livello utente in un ambiente di elaborazione a nuvola
US9251033B2 (en) * 2011-07-07 2016-02-02 Vce Company, Llc Automatic monitoring and just-in-time resource provisioning system
US9300548B2 (en) * 2011-10-14 2016-03-29 Alcatel Lucent Providing dynamic reliability and security in communications environments
US8930541B2 (en) * 2011-11-25 2015-01-06 International Business Machines Corporation System, method and program product for cost-aware selection of templates for provisioning shared resources
US8756609B2 (en) * 2011-12-30 2014-06-17 International Business Machines Corporation Dynamically scaling multi-tier applications vertically and horizontally in a cloud environment
US9336061B2 (en) * 2012-01-14 2016-05-10 International Business Machines Corporation Integrated metering of service usage for hybrid clouds
TW201336264A (zh) * 2012-02-16 2013-09-01 Hon Hai Prec Ind Co Ltd 自動擴充虛擬機的方法
US9052961B2 (en) * 2012-03-02 2015-06-09 Vmware, Inc. System to generate a deployment plan for a cloud infrastructure according to logical, multi-tier application blueprint
US8825817B1 (en) * 2012-03-19 2014-09-02 Amazon Technologies, Inc. Using a template to update a stack of resources
WO2013171807A1 (en) * 2012-05-18 2013-11-21 Hitachi, Ltd. Management system and management method
US20130326053A1 (en) * 2012-06-04 2013-12-05 Alcatel-Lucent Usa Inc. Method And Apparatus For Single Point Of Failure Elimination For Cloud-Based Applications
US9176762B2 (en) * 2012-07-02 2015-11-03 International Business Machines Corporation Hierarchical thresholds-based virtual machine configuration
EP2895945B1 (en) * 2012-09-12 2019-11-06 Greeneden U.S. Holdings II, LLC System and method for dynamic configuration of contact centers via templates
US9444896B2 (en) * 2012-12-05 2016-09-13 Microsoft Technology Licensing, Llc Application migration between clouds
US9934054B2 (en) * 2012-12-14 2018-04-03 International Business Machines Corporation Evaluating distributed application performance in a new environment

Also Published As

Publication number Publication date
US20140207944A1 (en) 2014-07-24
JP2014142928A (ja) 2014-08-07
US9608933B2 (en) 2017-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6215715B2 (ja) クラウドコンピューティング環境を管理する方法およびシステム
US11310286B2 (en) Mechanism for providing external access to a secured networked virtualization environment
JP6231207B2 (ja) リソースの負荷バランシング
US11567677B2 (en) Flexible deprovisioning of distributed storage
JP6607901B2 (ja) スケーラブル分散ストレージアーキテクチャ
US10176550B1 (en) GPU resource usage display and dynamic GPU resource allocation in a networked virtualization system
US10362101B2 (en) Mechanism for providing load balancing to an external node utilizing a clustered environment for storage management
US9183016B2 (en) Adaptive task scheduling of Hadoop in a virtualized environment
US8387060B2 (en) Virtual machine resource allocation group policy based on workload profile, application utilization and resource utilization
US10146591B2 (en) Systems and methods for provisioning in a virtual desktop infrastructure
US10606649B2 (en) Workload identification and display of workload-specific metrics
US8307187B2 (en) VDI Storage overcommit and rebalancing
US9807170B2 (en) Storage management calculator, and storage management method
JP2017228323A (ja) 仮想化ストレージエリアネットワークのための仮想ディスクブループリント
US20180157511A1 (en) System and Method for Managing Size of Clusters in a Computing Environment
US9571581B2 (en) Storage management in a multi-tiered storage architecture
US9619266B2 (en) Tearing down virtual machines implementing parallel operators in a streaming application based on performance
US20220413902A1 (en) Partition migration with critical task prioritization
US20180052715A1 (en) Computer system including server storage system
US10826795B2 (en) Architecture for implementing service level management for a virtualization environment
US20210227023A1 (en) System and method for managing tagged virtual infrastructure objects
US20210224088A1 (en) Real-time feedback associated with configuring virtual infrastructure objects using tags
US11507431B2 (en) Resource allocation for virtual machines

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160809

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160809

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170606

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170714

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170921

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6215715

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees