JP6213193B2 - 動作判定方法及び動作判定装置 - Google Patents
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Description
図1は、動作判定装置の概略構成例を示す図である。なお、以下の説明では、例えば車内でドライバ(運転手)又は助手席に座る人(同乗者)がカーナビゲーション(以下、「カーナビ」と略称する)やAudio Visual(AV)機器等を操作する環境として、各機器への操作を誰が行っているかを判断するための動作判定について説明する。
次に、上述した動作判定装置10のハードウェア構成例について、図を用いて説明する。図2は、動作判定装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図2の例において、動作判定装置10は、入力装置21と、出力装置22と、ドライブ装置23と、補助記憶装置24と、主記憶装置25と、Central Processing Unit(CPU)26と、ネットワーク接続装置27とを有し、これらはシステムバスBで相互に接続されている。
次に、動作判定装置10における処理の一例について、フローチャートを用いて説明する。図3は、動作判定処理の一例を示すフローチャートである。図3の例では、動作判定を行う前に予め操作対象機器毎に、その機器の操作時に占有する領域を設定する(S01)。S01の処理において設定される占有領域は、例えば操作対象の機器を操作する場合に必ず体の一部分(例えば腕)が占有する位置を設定する。例えば、操作対象機器が車両に設置されたカーナビシステムの場合には、メニューや経路を表示する画面(タッチパネル)を操作するときに手や腕が存在する3次元空間が設定される。
次に、上述したS01における占有領域設定、S02における人領域設定において、具体的に説明する。図4は、占有領域及び人領域の設定例を示す図である。図5は、設定された各領域の位置関係を概略的に示す図である。
次に、測距センサ11を用いた対象物体までの距離測定例について図を用いて説明する。図6は、測距センサによる距離測定の概念図である。図6(A)に示すように、測距センサ11は、設置位置及び方向に基づいて一定のセンシング範囲41に所定間隔で測距点42を設定し、設定した測距点42毎に物体までの距離を出力する。例えば、Microsoft社のKinectセンサの場合、水平角度57度、垂直角度43度の範囲内に対し320×240個の測距点を30fpsで出力するが、本実施形態における測距点については、これに限定されるものではない。各位置における測距点は点群データとして記憶部12等に記憶されていてもよい。
次に、上述した連結判定部15による連結判定例について図を用いて説明する。連結判定部15では、各領域(例えば、占有領域、人領域等)において物体が存在すると判定された場合に、その物体が同一物体であるか否かを判定し、各領域間において同一の物体が存在するか否かにより物体の連結判定を行う。
ここで、測距センサ11から得られる所定間隔における物体までの距離をまとめた点群データを用いて、連結判定部15において、同一の物体であるか否かを判断する手法について、図を用いて説明する。図7は、点群データを用いた物体判定の一例を示す図である。図7(A)は、測距センサ11のセンシング例を示し、図7(B)は、物体までの距離に対する隣接点間距離の変動例を示し、図7(C)は、物体の傾きによる点間距離の変動例を示している。
次に、物体判定処理後に行う物体同士の連結判定処理の一例について図を用いて説明する。図9は、連結判定例を説明するための図である。図9の例では、車両30の前方座席(運転席、助手席)を模式的に示したものである。図9の例では、運転席51と、助手席52とが存在し、上述した占有領域(例えば、操作対象機器の前の3次元領域)53と、各座席に対応する人領域54−1,54−2とが存在する。占有領域53は、例えば人の状態・動作毎に定義された人の手等で占有される領域である。占有領域判定部13は、特定の大きさの物体が占有領域53を占有しているかを判定する。
次に、上述した動作判定装置を適用した実施例について、図を用いて説明する。図12は、動作判定装置を適用した第1の実施例を示す図である。図12(A)では、情報処理装置の一例としての動作判定装置70により判定された操作者に応じて機器操作を制御するための機能構成例を示している。図12(B)では、図12(A)に示す動作判定装置70による操作者判定をカーナビに適用した例を示している。なお、上述した動作判定装置10と同様の処理を行う構成については、同一の名称及び符号を付するものとし、ここでの具体的な説明は省略する。
図13は、動作判定装置を適用した第2の実施例を示す図である。図14は、第2の実施例の概要を説明するための図である。第2の実施例では、顧客に対して接客等を行うサービスにおいて、接客時に使用するタブレット端末等の通信端末に対し、上述した動作判定装置を用いた動作制御を行うものである。
インターネットやLAN等の通信ネットワーク93によりデータの送受信が可能な状態で接続されている。図13の例では、上述した動作判定装置70が通信ネットワーク93を介してサーバ91と接続されている。また、図14(A)の例では、測距センサ11で計測されるセンシング範囲の概略図を示し、図14(B)は、その俯瞰図を示している。
(付記1)
動作判定装置が、
物体までの距離を3次元センサで測定し、
測定された前記3次元センサの出力値から、判定対象の動作に対応して予め設定された1又は複数の占有領域内に前記物体が存在し、予め設定された1又は複数の人領域内に前記物体が存在するかを判定し、
前記占有領域に存在する物体と、前記人領域内に存在する物体とが連結するかを判定し、判定結果に基づいて前記物体の動作を判定することを特徴とする動作判定方法。
(付記2)
前記占有領域に存在する物体と、前記人領域内に存在する物体とが連結する場合に、前記占有領域に対応して設定された操作対象物を、前記人領域に対応して設定された人が操作していると判定することを特徴とする付記1に記載の動作判定方法。
(付記3)
前記人領域内に存在する人の姿勢を認識し、認識された姿勢に対応して、前記操作対象物に対する操作を制御することを特徴とする付記2に記載の動作判定方法。
(付記4)
前記人領域内での人の頭部の有無又は頭部の位置を取得し、取得結果に対応して前記操作対象物に対する操作を制御することを特徴とする付記2又は3に記載の動作判定方法。(付記5)
予め前記操作対象物毎に実行可能な機能を記憶部に記憶し、
前記占有領域に存在する物体と連結した前記人領域に対応して設定された人に応じて、前記記憶部を参照して前記操作対象物に対する操作又は前記機能の実行を制限することを特徴とする付記2乃至4の何れか1項に記載の動作判定方法。
(付記6)
物体までの距離を測定する3次元センサと、
判定対象の動作に対応した1又は複数の占有領域と、人の存在を判定する1又は複数の人領域を記憶する記憶部と、
前記3次元センサの出力値から前記記憶部に記憶された前記占有領域内に前記物体が存在するかを判定する占有領域判定部と、
前記3次元センサの出力値から前記記憶部に記憶された前記人領域内に前記物体が存在するかを判定する人領域判定部と、
前記占有領域判定部で物体が存在すると判定されたときの前記占有領域に存在する物体と、前記人領域判定部で物体が存在すると判定されたときの前記人領域に存在する物体とが連結するかを判定する連結判定部と、
前記連結判定部により得られる判定結果に基づいて、前記物体の動作を判定する動作判定部とを有することを特徴とする動作判定装置。
(付記7)
前記動作判定部は、
前記占有領域に存在する物体と、前記人領域内に存在する物体とが連結する場合に、前記占有領域に対応して設定された操作対象物を、前記人領域に対応して設定された人が操作していると判定することを特徴とする付記6に記載の動作判定装置。
(付記8)
前記動作判定部は、
前記人領域内に存在する人の姿勢を認識し、認識された姿勢に対応して、前記操作対象物に対する操作を制御することを特徴とする付記7に記載の動作判定装置。
(付記9)
前記動作判定部は、
前記人領域内での人の頭部の有無又は頭部の位置を取得し、取得結果に対応して前記操作対象物に対する操作を制御することを特徴とする付記7又は8に記載の動作判定装置。(付記10)
前記記憶部に予め前記操作対象物毎に実行可能な機能を記憶し、
前記占有領域に存在する物体と連結した前記人領域に対応して設定された人に応じて、前記記憶部を参照して前記操作対象物に対する操作又は前記機能の実行を制限する操作制御部を有することを特徴とする付記7乃至9の何れか1項に記載の動作判定装置。
(付記11)
物体までの距離を3次元センサで測定し、
測定された前記3次元センサの出力値から、判定対象の動作に対応して予め設定された1又は複数の占有領域内に前記物体が存在し、予め設定された1又は複数の人領域内に前記物体が存在するかを判定し、
前記占有領域に存在する物体と、前記人領域内に存在する物体とが連結するかを判定し、判定結果に基づいて前記物体の動作を判定する、処理をコンピュータに実行させるための動作判定プログラム。
11 測距センサ(3次元センサ)
12 記憶部
13 占有領域判定部
14 人領域判定部
15 連結判定部
16 動作判定部
21 入力装置
22 出力装置
23 ドライブ装置
24 補助記憶装置
25 主記憶装置
26 CPU
27 ネットワーク接続装置
28 記録媒体
30 車両
31 座席
32 人
33,43,53,61,114 占有領域
34,54,62,113 人領域
41 センシング範囲
42 測距点
51 運転席
52 助手席
55 連結領域
63 物体(人)
71 機器操作制御部(操作制御部)
80 カーナビシステム
81 ECU部
82 UI部
90 情報提供システム
91 サーバ
92 通信端末
93 通信ネットワーク
101 アプリケーション
102 クライアントアプリ
111 店員
112 顧客
Claims (8)
- 動作判定装置が、
物体までの距離を3次元センサで測定し、
測定された前記3次元センサの出力値から、判定対象の動作に対応して予め設定された1又は複数の占有領域内に前記物体が存在し、予め設定された1又は複数の人領域内に前記物体が存在するかを判定し、
前記占有領域に存在する物体と、前記人領域内に存在する物体とが連結するかを判定し、判定結果に基づいて前記物体の動作を判定することを特徴とする動作判定方法。 - 前記占有領域に存在する物体と、前記人領域内に存在する物体とが連結する場合に、前記占有領域に対応して設定された操作対象物を、前記人領域に対応して設定された人が操作していると判定することを特徴とする請求項1に記載の動作判定方法。
- 前記人領域内に存在する人の姿勢を認識し、認識された姿勢に対応して、前記操作対象物に対する操作を制御することを特徴とする請求項2に記載の動作判定方法。
- 予め前記操作対象物毎に実行可能な機能を記憶部に記憶し、
前記占有領域に存在する物体と連結した前記人領域に対応して設定された人に応じて、前記記憶部を参照して前記操作対象物に対する操作又は前記機能の実行を制限することを特徴とする請求項2又は3に記載の動作判定方法。 - 物体までの距離を測定する3次元センサと、
判定対象の動作に対応した1又は複数の占有領域と、人の存在を判定する1又は複数の人領域を記憶する記憶部と、
前記3次元センサの出力値から前記記憶部に記憶された前記占有領域内に前記物体が存在するかを判定する占有領域判定部と、
前記3次元センサの出力値から前記記憶部に記憶された前記人領域内に前記物体が存在するかを判定する人領域判定部と、
前記占有領域判定部で物体が存在すると判定されたときの前記占有領域に存在する物体と、前記人領域判定部で物体が存在すると判定されたときの前記人領域に存在する物体とが連結するかを判定する連結判定部と、
前記連結判定部により得られる判定結果に基づいて、前記物体の動作を判定する動作判定部とを有することを特徴とする動作判定装置。 - 前記動作判定部は、
前記占有領域に存在する物体と、前記人領域内に存在する物体とが連結する場合に、前記占有領域に対応して設定された操作対象物を、前記人領域に対応して設定された人が操作していると判定することを特徴とする請求項5に記載の動作判定装置。 - 前記動作判定部は、
前記人領域内に存在する人の姿勢を認識し、認識された姿勢に対応して、前記操作対象物に対する操作を制御することを特徴とする請求項6に記載の動作判定装置。 - 前記記憶部に予め前記操作対象物毎に実行可能な機能を記憶し、
前記占有領域に存在する物体と連結した前記人領域に対応して設定された人に応じて、前記記憶部を参照して前記操作対象物に対する操作又は前記機能の実行を制限する操作制御部を有することを特徴とする請求項6又は7に記載の動作判定装置。
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