JP6209746B2 - 画像投影装置 - Google Patents

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本開示は、画像を投影対象物に投影して表示する画像投影装置に関する。
画像投影装置は、入力した映像信号に基づき画像をスクリーン等の投影対象物に投影することで画像を表示する装置である。画像投影装置には自動合焦機能を備えたものもある(特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
画像投影装置からコンピュータ等で作成した画像を建物等の3次元の対象物に投影するプロジェクションマッピングという映像手法がある。プロジェクションマッピングは、建物、机、椅子、皿、樹木のような種々の物体を投影対象としている。特に、プロジェクションマッピングは、画像を投影する対象物の形状に応じて正確に画像を投影する。対象物本来の形状と投影する画像とが相俟って種々の演出を表現することができる。
特開2011−242455号公報 特開2006−189685号公報 特開2009−075147号公報
従来の画像投影装置においては、投影対象物が静止しており、かつ、投影対象物の表面が平面であれば、予めフォーカスを合わせておくことや所定の画像サイズにすることにより、合焦状態が良好で、かつ、所定のサイズの画像が常に投影対象物に投影される。しかしながら、投影対象物が移動する場合には、画像投影装置と投影対象物の間の距離が変動する。また、投影対象物の表面が平面ではなく、例えば凹凸形状や傾斜形状を有している場合、すなわち、投影対象物が立体物の場合、投影映像が投影対象物上で投影される位置によっては、画像投影装置と投影対象物の間の距離が変動する。その結果、合焦状態の良好な画像が投影対象物に投影されない、又は、所定のサイズの画像が投影対象物に投影されないという問題がある。更には、入力した映像信号に含まれる所定のオブジェクトの画面位置が変わることにより、合焦状態や、画像サイズが変化することもある。
また、画像を投影し得る範囲に対象物が複数ある場合において、画像が本来投影されるべき対象物に対して必ずしも合焦されて投影されないという場合もある。
本開示は、映像信号に含まれる所望のオブジェクトを、投影されるべき投影対象物に対して合焦させた画像、及び、所定のサイズの画像を投影することができる画像投影装置を提供する。
本開示の一の態様において、フォーカスレンズを有する投影光学部と、映像信号に基づく画像を、投影光学部を介して投影対象物に投影する投影部と、映像信号が示す画像中から所定のオブジェクトを検出する検出部と、投影対象物までの距離を検出する距離検出部と、検出されたオブジェクトの画像中の位置と、距離検出部からの検出結果とに基づきオブジェクトの投影位置を特定し、投影位置に基づいてオブジェクトが投影対象物に合焦されるように投影光学部のフォーカスレンズを制御する制御部と、を備える画像投影装置が提供される。
また、本開示の他の一の態様において、ズームレンズを有する投影光学部と、映像信号に基づく画像を、投影光学部を介して投影対象物に投影する投影部と、映像信号が示す画像中から所定のオブジェクトを検出する検出部と、投影対象物までの距離を検出する距離検出部と、検出されたオブジェクトの画像中の位置と、距離検出部からの検出結果とに基づきオブジェクトの投影位置を特定し、投影位置に基づいてオブジェクトが投影対象物に投影されたとき適切なサイズになるように投影光学部のズームレンズを制御する制御部と、を備える画像投影装置が提供される。
本開示の画像投影装置によれば、投影対象物が移動した場合や、投影対象物が立体物である場合、更には、映像信号中のオブジェクトが移動した場合等であっても、オブジェクトを投影対象物に対して合焦させた画像、及び、所定のサイズの画像を投影することができる。
画像投影装置の構成を示す図である。 フォーカスレンズ位置テーブルに含まれる情報を説明した図である。 距離計測部の構成を示す図である。 距離計測部により撮像された距離画像を説明するための図である。 距離計測部の各種信号を説明した図である。 画像投影装置の光学的構成を示すブロック図である。 画像投影装置による画像の投影を説明した図である。 画像投影装置のフォーカスレンズの駆動制御を示すフローチャートである。 映像信号が示す画像中のオブジェクトの検出を説明した図である。 投影対象物までの距離に基づいたフォーカスレンズの駆動を説明するための図である。 投影対象物までの距離に基づいたズームレンズの駆動を説明するための図である。 画像投影装置のズームレンズの駆動制御を示すフローチャートである。 投影対象物までの距離に基づいて駆動されるズームレンズの目標画角の算出方法を説明するための図である。 投影対象物までの距離に基づいて駆動されるズームレンズの目標画角の算出方法を説明するための図である。 投影対象物までの距離に基づいて駆動されるズームレンズの目標画角の算出方法の別の例を説明するための図である。 投影対象物までの距離に基づいて駆動されるズームレンズの目標画角の算出方法の別の例を説明するための図である。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面及び以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
以下、添付の図面を用い、実施の形態1として画像投影装置の構成及び動作について詳細に説明する。
[1−1.構成]
図1は、画像投影装置100のレンズ制御に関する電気的構成を示すブロック図である。画像投影装置100は、入力信号解析部10と、距離計測部21と、制御部23と、記憶部24と、フォーカスレンズ駆動部26と、ズームレンズ駆動部27と、を備える。
入力信号解析部10は、映像信号(RGB信号)が示す1フレーム画像に含まれるオブジェクトを検出する回路である。映像信号は、画像投影装置100から投影対象へと投影させる映像の信号を示す。入力信号解析部10は、映像信号を、画像投影装置100に備えられたメモリから読出すことにより入力してもよいし、他の機器から無線或いは有線の通信により供給してもよい。
入力信号解析部10は、HPF(High pass filter:高域通過フィルタ)11と、絶対値回路13と、累積加算回路15と、最大ブロック検出回路17とを含む。HPF11は、映像信号の所定の周波数以下の低域成分を遮断して高域成分を通過させる。絶対値回路13は、HPF11を通過した映像信号の振幅を算出する。累積加算回路15は、算出した振幅を累積加算する。以上の処理は、映像信号が示す画像の全領域を複数に分割したブロック毎に行われる。最大ブロック検出回路17は、画像を構成する複数のブロックの中で、累積加算回路15による累積加算された値が最大となるブロックを検出する。
制御部23は、画像投影装置100全体の動作を制御する。例えば、制御部23は、入力した映像信号に対する画像処理や、ズームレンズ及びフォーカスレンズ等の投影光学部500の駆動や光源の動作等を制御する。つまり、制御部23は、オブジェクトが投影対象物に合焦されるように投影光学部500であるフォーカスレンズを制御する。または、制御部23は、オブジェクトが投影対象物に投影されたとき適切なサイズになるように投影光学部500であるズームレンズを制御する。制御部23は、ハードウェアのみで構成してもよいし、ハードウェアとソフトウェアとを組合せることにより実現してもよい。例えば、制御部23はCPU、MPU等と呼ばれる半導体集積回路で構成できる。
記憶部24は、フォーカスレンズ位置テーブル25aと、ズームレンズ位置テーブル25bとを格納する。記憶部24は、例えば、フラッシュメモリ、SSDのような半導体記憶装置やHDDのようなストレージデバイスで構成される。画像投影装置100から投影対象物までの距離である投影距離と、その投影対象物に合焦させるためのフォーカスレンズ510の位置とは、図2に示すような関係を有している。フォーカスレンズ位置テーブル25aは、投影距離と、その投影対象物に合焦させるためのフォーカスレンズ510の位置とを対応付けて管理するテーブルである。ズームレンズ位置テーブル25bは、ズームの画角と、その画角を実現するためのズームレンズ520の位置とを対応付けて管理するテーブルである。
本実施形態では、記憶部24としてフォーカスレンズ位置テーブル25aやズームレンズ位置テーブル25bを格納した半導体記憶装置やストレージデバイスを例示するが、記憶部24はこれに限定されない。すなわち、各テーブルの複数ポイントのデータのみ記憶しておき、ポイント間を補間演算することでテーブルに相当するデータを算出しても良い。或いは、フォーカスレンズ位置テーブル25aやズームレンズ位置テーブル25bに相当する対応関係を示す関係式を格納しておき、必要に応じて関係式を演算することでテーブルに相当するデータを得ても良い。
距離計測部21は、対向するオブジェクトまでの距離を直線的に検出するセンサであり、例えば、TOF(Time−of−Flight)センサから構成される。距離計測部21は、例えば、壁と対向しているときは、距離計測部21から壁までの距離を検出し、テーブルと対向しているときは、距離計測部21からテーブルまでの距離を検出する。
図3Aは、距離計測部21の電気的構成を示すブロック図である。図3Aに示すように、距離計測部21は、検出光を照射する発光部21aと、対向するオブジェクトで反射した検出光を受光する受光部21bとから構成される。発光部21aは、開口部を介して、検出光を所定の照射範囲に拡散されるように照射する。発光部21aは、例えば、800nm〜900nmの波長の赤外光を検出光として出力する。受光部21bは、2次元的に配列された複数の画素が配列された撮像面を有する。制御部23は、発光部21aが照射した検出光の位相を記憶部24に記憶しておく。対向するオブジェクトが傾きや形状を有して、オブジェクト表面の各点が距離計測部21から等距離にない場合、受光部21bの撮像面上に配列された複数の画素は、それぞれ別々のタイミングで反射光を受光する。別々のタイミングで受光するため、受光部21bで受光する検出光は、各画素で位相が異なってくる。制御部23は、受光部21bが各画素で受光した検出光の位相を記憶部24に記憶する。
図4は、距離計測部21の発光部21aから送信される発光信号(検出光)と、受光された反射光に基づき受光部21bから出力される受光信号と、制御部23で生成される検出信号とを示す。制御部23は、発光部21aが照射した発光信号(検出光)の位相と、受光部21bが各画素で受光した受光信号(反射された赤外検出光)の位相とを記憶部24から読出し、それらの位相差に基づいて、距離計測部21から対向するオブジェクトまでの距離を測定する。制御部23は、測定した距離に基づき距離画像(距離情報)を生成する。
図3Bは、距離計測部21(受光部21b)により取得された距離情報を説明するための図である。距離計測部21は、受光した検出光の検出タイミングを構成する画素の一つ一つについて測定する。発光部21aの発光タイミングと受光部21bの検出タイミングにより、制御部23は、画角全域に対する距離の検出結果を画素単位で得ることができる。以下の説明では、図3Bに示すように、距離画像の横方向にX軸をとり、縦方向にY軸をとる。そして、検出した距離情報にZ軸をとる。制御部23は、距離計測部21の検出結果に基づいて、距離画像を構成する各画素について、XYZの三軸の座標(x、y、z)を取得できる。すなわち、制御部23は、距離計測部21の検出結果に基づいて距離情報を取得し、前記オブジェクトの投影位置を特定することができる。
本実施形態では、距離計測部21としてTOFセンサを例示するが、距離計測部21はこれに限定されない。すなわち、距離計測部は、ランダムドットパターンのように、既知のパターンを投光してそのパターンのズレから距離を算出するものであっても良いし、ステレオカメラによる視差を利用したものであってもよい。
続いて、図5を用いて、画像投影装置100の光学的構成について説明する。画像投影装置100は、光源部300と、映像生成部400と、投影光学部500とを備える。光源部300は、投影画像を生成するために必要な光を、映像生成部400に対して供給する。映像生成部400は生成した映像を投影光学部500に供給する。投影光学部500は、映像生成部400から供給された映像に対してフォーカシング、ズーミング等の光学的変換を行う。投影光学部500は、開口部110と対向しており、開口部110から映像が投影される。つまり、光源部300と映像生成部400からなる投影部が、映像信号に基づく画像を投影光学部500を介して投影する。
まず、光源部300の構成について説明する。図5に示すように、光源部300は、半導体レーザー310、ダイクロイックミラー330、λ/4板340、蛍光体ホイール360などを備えている。
半導体レーザー310は、例えば、波長440nm〜455nmのS偏光の青色光を発光する固体光源である。半導体レーザー310から出射されたS偏光の青色光は、導光光学系320を介してダイクロイックミラー330に入射される。
ダイクロイックミラー330は、例えば、波長440nm〜455nmのS偏光の青色光に対しては98%以上の高い反射率を有する一方、波長440nm〜455nmのP偏光の青色光及び、波長490nm〜700nmの緑色光〜赤色光に対しては、偏光状態に関わらず95%以上の高い透過率を有する。ダイクロイックミラー330は、半導体レーザー310から出射されたS偏光の青色光を、λ/4板340の方向に反射する。
λ/4板340は、直線偏光を円偏光に変換又は、円偏光を直線偏光に変換する偏光素子である。λ/4板340は、ダイクロイックミラー330と蛍光体ホイール360との間に配置される。λ/4板340に入射したS偏光の青色光は、円偏光の青色光に変換された後、レンズ350を介して蛍光体ホイール360に照射される。
蛍光体ホイール360は、高速回転が可能なように構成されたアルミ平板である。蛍光体ホイール360の表面には、拡散反射面の領域であるB領域と、緑色光を発光する蛍光体が塗付されたG領域と、赤色光を発光する蛍光体が塗付されたR領域とが複数形成されている。蛍光体ホイール360のB領域に照射された円偏光の青色光は拡散反射されて、円偏光の青色光として再びλ/4板340に入射する。λ/4板340に入射した円偏光の青色光は、P偏光の青色光に変換された後、再びダイクロイックミラー330に入射する。このときダイクロイックミラー330に入射した青色光は、P偏光であるためダイクロイックミラー330を透過して、導光光学系370を介して映像生成部400に入射する。
蛍光体ホイール360のG領域又はR領域に照射された青色光は、G領域又はR領域上に塗付された蛍光体を励起して緑色光又は赤色光を発光させる。G領域又はR領域上から発光された緑色光又は赤色光は、ダイクロイックミラー330に入射する。このときダイクロイックミラー330に入射した緑色光又は赤色光は、ダイクロイックミラー330を透過して、導光光学系370を介して映像生成部400に入射する。
蛍光体ホイール360は高速回転しているため、光源部300から映像生成部400へは、青色光、緑色光、赤色光が時分割されて出射する。
映像生成部400は、入力した映像信号に応じた投影画像を生成する。映像生成部400は、DMD(Digital−Mirror−Device)420などを備えている。DMD420は、多数のマイクロミラーを平面に配列した表示素子である。DMD420は、入力した映像信号に応じて、配列したそれぞれのマイクロミラーを偏向させて、入射する光を空間的に変調させる。光源部300は、青色光、緑色光、赤色光を時分割で映像生成部400に出射する。DMD420は、導光光学系410を介して、時分割に出射されてくる青色光、緑色光、赤色光を順に繰返し受光する。DMD420は、それぞれの色の光が出射されてくるタイミングに同期して、マイクロミラーのそれぞれを偏向させる。DMD420は、映像信号に応じて、投影光学部に進行させる光と、投影光学部の有効範囲外へと進行させる光とにマイクロミラーを偏向させる。これにより、映像生成部400は、映像信号に応じた投影画像を生成し、生成した投影画像を、投影光学部500に対して供給することができる。
投影光学部500は、ズームレンズ520やフォーカスレンズ510などの光学部材を備える。投影光学部500は、映像生成部400から入射した光が示す映像を拡大して投影面へ投影する。制御部23は、ズームレンズ520の位置を調整することで、所望のズーム拡大率になるよう投影対象に対して投影領域を制御できる。制御部23は、ズーム拡大率を大きくすることにより、投影面上への投影映像を大きくすることができる。このとき、制御部23は、ズームレンズ520の位置を画角が広くなる(ワイド側)方向に移動させて、投影領域を広くする。一方、制御部23は、ズーム拡大率を小さくすることにより、投影面上への投影映像を小さくすることができる。このとき、制御部23は、ズームレンズ520の位置を画角が狭くなる(テレ側)方向へ移動させて、投影領域を狭くする。また、制御部23は、ズームレンズ520の移動に追従するよう、所定のズームトラッキングデータに基づきフォーカスレンズ510の位置を調整することで、投影映像のフォーカスを合わせることができる。
本実施形態では、一例として、DMD420を用いたDLP(Digital−Light−Processing)方式の画像投影装置の構成を説明したが、構成はこれに限定されない。すなわち、画像投影装置は、液晶方式による構成を採用しても構わない。
また、上記の説明では、一例として、蛍光体ホイールを用いた光源を時分割させた単板方式による画像投影装置の構成を説明したが、画像投影装置の構成はこれに限定されない。すなわち、画像投影装置として、青色光、緑色光、赤色光の各種光源を備えた三光源方式による構成を採用しても構わないし、DMDをRGBの各色別に持つ三板方式による構成を採用しても構わない。
また、上記の説明では、投影映像を生成するための青色光の光源と、距離を測定するための赤外光の光源とを別ユニットとする構成を説明したが、光源の構成はこれに限定されない。すなわち、投影映像を生成するための青色光の光源と、距離を測定するための赤外光の光源とを統合した光源ユニットを用いても構わない。さらに、三光源方式を採用するのであれば、赤青緑各色の光源と、赤外光の光源とを統合した光源ユニットを用いても構わない。
[1−2.動作]
[1−2−1.フォーカスレンズ制御]
以上のように構成された画像投影装置100の動作を以下に説明する。本実施形態の画像投影装置100は、映像信号中のオブジェクトを検出し、検出したオブジェクトが投影される投射対象物までの距離に応じて投影光学部500(フォーカスレンズ510、ズームレンズ520)の位置を制御する。
例えば、画像投影装置100が、図6の(a)に示すようなオブジェクト90aを含む画像を、位置Aに存在する人物90(図6の(b)参照)に対して、図6の(c)に示すように投影する場合を想定する。このとき、画像投影装置100は、入力した映像信号から、オブジェクト90aを検出し、検出したオブジェクト90aが投影される対象である人物90と画像投影装置100との間の距離に基づいて、オブジェクト90aが人物90上に合焦されるようにフォーカスレンズ510を駆動する。このように、フォーカスレンズ510を、画像投影装置100と、映像信号に含まれるオブジェクト90aが投影される投影対象物との間の距離に応じて駆動することにより、オブジェクト90aを投影対象物上で合焦させた状態で投影することができる。
以下、このような画像投影装置100の動作を、図7を用いて具体的に説明する。図7は、画像投影装置100のフォーカスレンズ制御を説明したフローチャートである。なお、図7のフローチャートは入力信号の1フレームにおける動作を示しており、フレーム毎に図7に示す処理が繰返される。
画像投影装置100は映像信号をフレーム毎に入力する(S11)。入力信号解析部10は、入力した映像信号を解析して、映像信号が示す画像から所定の条件を満たすオブジェクト(投影対象物に投影される映像のうち合焦状態を維持させるオブジェクト)の検出を行う(S12)。ここで、オブジェクトの検出処理について説明する。
入力信号解析部10は、図8の(a)に示すように、映像信号が示す1フレームの画像92の領域を2次元的に所定サイズの複数のブロックに分割し、ブロック単位でオブジェクト92aの検出を行う。ブロックは画像領域において2次元的(水平方向x(行方向)、垂直方向y(列方向))に配列され、ブロックの行毎にオブジェクト92aが検出される。オブジェクトは、映像信号の高周波成分に基づいて検出される。以下、図8の(b)に示すように、水平同期信号の1期間について説明する。
まず、映像信号(図8の(c)参照)はHPF11に入力され、高周波成分が抽出される。HPF11の出力信号(図8の(d)参照)は、絶対値回路13に入力され、出力信号の振幅値(絶対値)を示す信号が生成される(図8の(e)参照)。その後、累積加算回路15により各ブロック内の絶対値が加算される(図8の(f)参照)。以上の処理を、画像内のブロックの行毎に実施する。その後、最大ブロック検出回路17は、1フレームの画像の領域において、各ブロックについて算出された加算値を比較し、最大の加算値を求める。その最大の加算値が所定値を超えている場合、最大ブロック検出回路17は、その最大値を示すブロックにおいてオブジェクトが存在する(検出された)と判断する。以上のようにして、入力信号解析部10は、所定の条件として、映像信号から高周波成分を含む領域をオブジェクトとして検出する。
オブジェクトが検出されなかった場合(S13でNO)、制御部23は、フォーカス制御を変更せず、映像信号に基づく画像を投影する(S18)。
一方、オブジェクトが検出された場合(S13でYES)、制御部23は、オブジェクトが検出されたブロックの位置に基づき、検出されたオブジェクトが投影される投影面上の位置を取得する(S14)。例えば、制御部23は、オブジェクトが検出されたブロック内の一点の座標(例えば、中心位置の座標)に基づき、オブジェクトの投影面上の一点の位置を取得してもよいし、ブロックの領域に基づき、オブジェクトの投影面上の領域を取得してもよい。
制御部23は、オブジェクトの投影位置に基づき、その投影位置に存在する、オブジェクトが投影される投影対象物までの距離を取得する(S15)。制御部23は、距離計測部21から取得した情報に基づき、投影対象物に対する距離情報を認識している。制御部23は、その距離情報と、オブジェクトが検出されたブロックの位置(または領域)とに基づき、検出されたオブジェクトが投影される投影対象物までの距離を取得する。例えば、ステップS14において、オブジェクトの投影面上の一点の位置を取得した場合、制御部23はその位置の距離を取得する。または、オブジェクトの投影面上の領域を取得した場合、制御部23は、その領域内の各座標に対する距離を求め、それらの平均値を投影対象物までの距離として取得する。
制御部23は、投影対象物までの距離に基づき、その投影対象物に投影光が合焦するフォーカスレンズ510の位置を取得する(S16)。具体的には、制御部23は、フォーカスレンズ位置テーブル25aを参照することでフォーカスレンズ位置を求めることができる。
制御部23は、求めたフォーカスレンズ位置にフォーカスレンズ510を移動させるようにフォーカスレンズ駆動部26を制御する(S17)。その後、制御部23は、映像信号に基づく画像を投影する(S18)。
本実施形態では、制御部23の動作としてオブジェクトが検出されなかった場合(S13でNO)、フォーカス制御を変更せず、映像信号に基づく画像を投影したが、これに限定されない。すなわち、オブジェクトが検出されなかった場合、制御部23は、投影範囲全体の投影距離を求め、それらの平均距離に基づいたフォーカスレンズ位置を取得し、フォーカスレンズを制御しても良い。或いは、制御部23は、投影範囲の中心での投影距離を求め、その距離に基づいてフォーカスレンズを制御しても良い。
以上のように、画像投影装置100は、入力された映像信号を解析し、投影するオブジェクトの投影位置(表示位置)を求める。そして、その投影位置に対応する位置にある投影対象物までの距離を求める。その投影対象物までの距離に基づきフォーカスレンズを制御する。これにより、例えば、図9に示すように、投影対象物である人物90が、位置Aから、光軸方向において位置Aと異なる位置Bへ移動した場合でも、入力信号が示す映像に含まれるオブジェクト90aを人物90上で合焦させた状態を維持することができる。また、図10に示すように、位置Aにいる人物90にオブジェクト90aが合焦された状態で投影されている状態(図10の(a))から、画像投影装置100から位置Aよりもより離れた位置である位置Bにいる人物91にオブジェクト90bが投影される状態に入力画像が切替わる場合でも、人物91に対してオブジェクト90bを合焦させた状態で投影することができる。
[1−2−2.ズームレンズ制御]
上記の例では、投影対象物までの距離に応じてフォーカスレンズ510を制御する例を説明したが、以下、投影対象物までの距離に応じてズームレンズ520を制御する例を説明する。
図11は、映像信号内のオブジェクトの位置に基づきズームレンズ520の位置を制御する際の処理を示すフローチャートである。
画像投影装置100は映像信号をフレーム毎に入力する(S21)。入力信号解析部10は、入力した映像信号を解析して、映像信号が示す画像からオブジェクト(投影対象物に投影されるオブジェクト)の検出を行う(S22)。オブジェクトの検出処理については前述のとおりである。
オブジェクトが検出されなかった場合(S23でNO)、制御部23は、ズームレンズ制御を変更せず、映像信号に基づく画像を投影する(S29)。
一方、オブジェクトが検出された場合(S23でYES)、制御部23は、検出されたオブジェクトの投影面上の位置を取得する(S24)。さらに、制御部23は、オブジェクトの投影位置に基づき、投影位置にある投影対象物までの距離を取得する(S25)。オブジェクトの投影面上の位置を取得方法は前述のとおりである。
制御部23は、投影対象物までの距離に基づきズームレンズ520の目標画角を計算する(S26)。目標画角は例えば以下のようにして算出する。
図12Aに示すように、映像信号が示す画像92の中にオブジェクト92aが含まれている場合を想定する。映像信号が示す画像92の画像サイズをv1とし、オブジェクト92aの画像サイズをv2とする。また、図12Bに示すように、投影位置における、オブジェクト92aの表示サイズをa2、投影画像全体の表示サイズをa1とする。また、ズームレンズの画角を2θとし、画像投影装置100の投影光学部500から投影対象物である人物90までの距離をd1とする。この場合、下記の関係が成り立つ。
a1=a2(v1/v2) (式1)
a1=2・d1・tanθ (式2)
上記の関係より、ズームレンズ520の目標画角2θは次式で求められる。
2θ=2tan−1{(a2・v1)/(2・d1・v2)} (式3)
制御部23は、映像信号の解析時におけるオブジェクトの検出時に、オブジェクトのサイズv2及び画像のサイズv1を取得する。また、制御部23は、投影位置におけるオブジェクト92aの表示サイズa2を予め認識している。よって、制御部23は、オブジェクトの画像サイズv2と、画像の画像サイズv1と、オブジェクト92aの表示サイズa2と、式3とに基づき目標画角2θを算出することができる。
目標画角2θが求まると、制御部23は、ズームレンズ位置テーブル25bを参照し、目標画角2θに基づいてズームレンズ520の制御目標位置を求める(S27)。制御部23は、求めたズームレンズ位置にズームレンズ520を移動させるようにズームレンズ駆動部27を制御する(S28)。その後、制御部23は、映像信号に基づく画像を投影する(S29)。
以上のようにして、投影対象物の距離に応じてズームレンズ520を制御する。このような制御により、投影対象物の距離に応じて適切な表示サイズa2のオブジェクト92aを人物90上に投影することができる。
目標画角の算出方法の別の例について図13A、図13Bを参照して説明する。例えば、図13Aに示すように、投影対象物である人物90が位置Aから位置B(画像投影装置100からより離れる位置)に移動した場合、オブジェクト92aの表示サイズはa1からa2に大きくなってしまう。そこで、以下では、人物90の移動により、人物90と画像投影装置100の間の距離が変動した場合でも、適切な大きさのオブジェクトが人物90に投影されるようにズームの画角を調整する例を説明する。
図13Aに示すように、画像投影装置100から距離d1の投影位置Aにおけるオブジェクト92aの表示サイズをa1とし、その場合に、画像投影装置100から距離d2の位置Bにおいて投影され得るオブジェクト92aの表示サイズをa2とする。また、図13Bに示すように、画像投影装置100から距離d2の位置Bにおいて、オブジェクト92aの表示サイズがa1となるようにするためのズームレンズの画角(目標画角)を2θ2とする。この場合、下記の関係が成り立つ。
図13Aより、
a1=2・d1・tanθ1 (式4)
a2=2・d2・tanθ1 (式5)
θ1=tan−1{a1/(2・d1)} (式6)
図13Bより、
a1=2・d2・tanθ2 (式7)
2・d1・tanθ1=2・d2・tanθ2 (式8)
tanθ2=(d1/d2)・tanθ1 (式9)
よって、ズームレンズ520の目標画角2θ2は次式で求めることができる。
2θ2=2tan−1{a1・d1/(2・d2)} (式10)
制御部23は、オブジェクト92aの表示サイズa1と、変更前の距離d1と、変更後の距離d2と、式10とに基づき目標画角2θ2を求めることができる。
このようにズームレンズ520を制御することにより、人物90が移動して、人物90と画像投影装置100間の距離が変動した場合であっても、人物90に投影されたときのオブジェクト92aの表示サイズを適切なサイズに制御することができる。すなわち、人物90の大きさに対するオブジェクト92aの表示サイズの割合が変化しないようにオブジェクト92aが表示される。例えば、人物90が画像投影装置100へ近づく方向に移動した場合、目標画角は大きくなるようにズームレンズ520が調整される。一方、人物90が画像投影装置100から遠ざかる方向に移動した場合、目標画角は小さくなるようにズームレンズ520が調整される。
[1−3.効果等]
以上のように、本実施の形態の画像投影装置100は、投影光学部500と、映像信号に基づく画像を、投影光学部500を介して投影対象物に対して投影する光源部300及び映像生成部400と、映像信号が示す画像中から所定のオブジェクトを検出する入力信号解析部10と、検出されたオブジェクトの画像中の位置に基づきオブジェクトの投影位置を特定し、投影位置に基づいて投影光学部500を制御する制御部23と、を備える。
このように、画像投影装置100は、映像信号が示す画像からオブジェクトの投影位置(表示位置)を求め、その投影位置にある投影対象物までの投影距離に基づき投影光学部500を制御する。これにより、例えば、投影対象物が移動した場合や、投影対象物が立体物の場合でも、オブジェクトを合焦させた画像、及び、所定のサイズの画像で投影対象物に投影することが可能となる(図9、図12A、図12B参照)。また、画像投影装置100から異なる距離にある複数の投影対象物がある場合でも、オブジェクトが投影される投影対象物に対してオブジェクトを合焦させた画像、及び、所定のサイズの画像で投影することができる(図10、図13A、図13B参照)。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置換、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1で説明した各構成要素を組合せることも可能である。以下、他の実施の形態を例示する。
上記の実施形態における画像投影装置100は画像投影装置の一例である。入力信号解析部10はオブジェクトを検出する検出部の一例である。オブジェクトは、ソフトウェア的に画像解析を行うことで検出してもよい。距離計測部21は距離検出部の一例である。オブジェクトの投影位置に対応する対象物の距離を測定できるものであれば、任意の距離計測デバイスを使用できる。
上記の実施形態では、フォーカスレンズ制御において、距離計測部21により投影対象物までの距離を測定し、その距離に基づき合焦位置にフォーカスレンズを駆動した。しかし、合焦方法はこれに限定されない。例えば、撮像した画像に基づいて合焦動作を行うコントラストAF方式により合焦動作を行っても良い。この場合、画像投影装置100は、距離計測部21に代えて、画像を撮像する撮像装置を備える。撮像装置はCCDやCMOSイメージセンサのような画像センサを備え、少なくとも投影領域を含む画像を撮像する。制御部23は、入力信号解析部10により映像信号から検出されたオブジェクトの位置(または領域)に対応する撮像画像上の領域を特定し、その特定した領域にて合焦するようにフォーカスレンズ510を制御すればよい。但し、コントラストAFの場合、AF評価値を抽出する領域の画像によってはコントラストを検出するための高域成分が含まれておらず、うまく合焦できない場合もある。よって、実施の形態1のように映像投影対象までの距離を実際に測定してレンズ制御を行う方が、所望の対象により精度よく合焦させることができるという利点がある。
DMDは、R、G、B画像以外にIR(赤外線光)による画像を出力可能なものであってもよい。このようなDMDを使用することにより、距離計測部21のTOFセンサにおける発光部を省略することができる。
また、入力された映像信号が示す画像中のオブジェクトの検出方法は上述したものに限定されない。他の検出方法によりオブジェクトを検出してもよい。例えば、下記の条件に基づいてオブジェクトを検出する方法が考えられる。
(1)輝度ピーク値が所定値以上
(2)輝度平均値が所定値以上
(3)彩度の平均値が所定値以上
(4)彩度のピーク値が所定値以上
1フレーム画像を分割したブロック毎に、上記各条件を満たすか否かを判断することで、オブジェクトを含むブロックの位置を検出する。具体的には、各ブロック内で、上記の各条件に該当する画素の数をカウントし、カウントした画素数が所定値以上(例えば50%以上)であれば、そのブロックはオブジェクトを含むと判定する(孤立点を除去することによる検出の安定化)。その際、各フレームにおいてオブジェクトを検出した後、さらに複数フレームにわたってテンポラルフィルタをかけることで、時間的に連続的なオブジェクトのみを検出するようにしてもよい(検出の安定化)。
図7のフローチャートで示したフォーカスレンズ制御と図11のフローチャートで示したズームレンズ制御とは組合せて用いても良い。
上記の実施形態では、映像信号が示す画像中から1つのオブジェクトのみを検出する例を示したが、複数のオブジェクトを検出してもよい。その場合、検出した複数のオブジェクトに対応する複数の投影対象の中で画像投影装置100に最も近い投影対象物に対して、フォーカスレンズ及びズームレンズを制御するようにしてもよい。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面及び詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面及び詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置換、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、画像を対象物に投影して表示する画像投影装置に適用可能である。
10 入力信号解析部
11 HPF
13 絶対値回路
15 累積加算回路
17 最大ブロック検出回路
21 距離計測部
21a 発光部
21b 受光部
23 制御部
24 記憶部
25a フォーカスレンズ位置テーブル
25b ズームレンズ位置テーブル
26 フォーカスレンズ駆動部
27 ズームレンズ駆動部
90,91 人物
90a,90b,92a オブジェクト
92 画像
100 画像投影装置
110 開口部
300 光源部
310 半導体レーザー
320 導光光学系
330 ダイクロイックミラー
340 λ/4板
350 レンズ
360 蛍光体ホイール
370 導光光学系
400 映像生成部
410 導光光学系
420 DMD
500 投影光学部
510 フォーカスレンズ
520 ズームレンズ

Claims (3)

  1. フォーカスレンズを有する投影光学部と、
    映像信号に基づく画像を、前記投影光学部を介して投影対象物に投影する投影部と、
    前記映像信号が示す画像中から所定のオブジェクトを検出する検出部と、
    前記投影対象物までの距離を検出する距離検出部と、
    前記検出されたオブジェクトの画像中の位置と、前記距離検出部からの検出結果とに基づき前記オブジェクトの投影位置を特定し、前記投影位置に基づいて前記オブジェクトが前記投影対象物に合焦されるように前記投影光学部の前記フォーカスレンズを制御する制御部と、
    を備えた画像投影装置。
  2. ームレンズを有する投影光学部と、
    映像信号に基づく画像を、前記投影光学部を介して投影対象物に投影する投影部と、
    前記映像信号が示す画像中から所定のオブジェクトを検出する検出部と、
    前記投影対象物までの距離を検出する距離検出部と、
    前記検出されたオブジェクトの画像中の位置と、前記距離検出部からの検出結果とに基づき前記オブジェクトの投影位置を特定し、前記投影位置に基づいて前記オブジェクトが前記投影対象物に投影されたとき適切なサイズになるように前記投影光学部の前記ズームレンズを制御する制御部と、
    を備えた画像投影装置。
  3. 前記検出部は、前記映像信号が示す画像中における高周波成分に基づいて前記オブジェクトを検出する、
    請求項1又は2に記載の画像投影装置。
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