JP6198084B1 - 認識装置、認識方法及び認識用プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者の眼球に光が入射することによって健康被害が発生する可能性を、低減することができる認識装置を提供する。【解決手段】認識装置101は、投光範囲に投光する投光部105と、前記投光範囲の一部又は全部を含む撮像範囲から撮像画像を取得する撮像部107と、前記撮像部により取得された撮像画像に基づいて、前記撮像範囲に認識対象物があれば、これを認識する対象物認識部109と、前記撮像部により取得された撮像画像に基づいて、前記撮像範囲に人面の全部又は一部があれば、これを認識する人面認識部111と、前記人面認識部が前記人面の全部又は一部があることを認識したならば、前記投光部による前記投光を調整する制御部119と、を備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、対象物に投光し、そこからの反射光に基づいて、対象物を認識するための認識装置に関する。
従前より、POSシステムには、バーコード又はQRコード(登録商標)を撮像して認識するためのコードリーダ(以下、「認識装置」ともいう。)を含むものがある。コードリーダは、例えば、商品や商品の梱包に付されているバーコード等の一次元コード又はQRコード等の二次元コードを認識するためのものであり、この認識のためには、バーコード又はQRコード及びその周辺に投光して、そこからの反射光に基づいて、即ち、対象物の画像を撮像し、画像解析してバーコード又はQRコードを認識する。
特許文献1には、コード読取装置において、装置の電源ON時、光源の光量を徐々に増加させて点灯させ、装置の電源OFF時、光源の光量を徐々に減少させて消灯させることが開示されている。
特開2012−256312号公報
"Robust Real-time Object Detection", 2nd International Workshop on Statistical and Computational Theories of Vision- Modeling, Learning, Computing and Sampling, July 2001; URL: https://www.cs.cmu.edu/~efros/courses/LBMV07/Papers/viola-IJCV-01.pdf(ネット検索 平成28年3月11日)
しかしながら、対象物に投光することが意図されている認識装置であるものの、必ずしも安全に利用されるとは限らず、利用の態様によっては、認識装置から出射した光が、利用者又は周辺にいる者の眼球に入射してしまう可能性がある。認識装置から出射した光は、認識における誤り率を下げるために、比較的強度が高い。通常の利用者であれば、入射した光により視覚が害されるようなことは殆どありえないが、光に敏感な利用者又は後天的な要因で光放射に敏感になった利用者においては、健康被害が発生する可能性がないとはいえない。
特許文献1の発明は、装置の電源ON時に徐々に光量を増加させ、電源OFF時に徐々に光量を減少させるものであるが、このような問題を解決するものではない。
そこで本発明は、利用者の眼球に光が入射することによって健康被害が発生する可能性を、低減することができる認識装置、認識方法及び認識用プログラムを提供することを目的とする。
本発明によれば、
投光範囲に投光する投光手段と、
前記投光範囲の一部又は全部を含む撮像範囲から撮像画像を取得する撮像手段と、
前記撮像手段により取得された撮像画像に基づいて、前記撮像範囲に認識対象物があれば、これを認識する対象物認識手段と、
前記撮像手段により取得された撮像画像に基づいて、前記撮像範囲に人面の全部又は一部があれば、これを認識する人面認識手段と、
前記人面認識手段が前記人面の全部又は一部があることを認識したならば、前記投光手段による前記投光を調整する制御手段と、
を備えることを特徴とする認識装置が提供される。
また、本発明によれば、上記の認識装置を備えることを特徴とするPOSシステムが提供される。
更に、本発明によれば、
投光範囲に投光する投光ステップと、
前記投光範囲の一部又は全部を含む撮像範囲から撮像画像を取得する撮像ステップと、
前記撮像ステップにより取得された撮像画像に基づいて、前記撮像範囲に認識対象物があれば、これを認識する対象物認識ステップと、
前記撮像ステップにより取得された撮像画像に基づいて、前記撮像範囲に人面の全部又は一部があれば、これを認識する人面認識ステップと、
前記人面認識ステップにより前記人面の全部又は一部があることを認識したならば、前記投光ステップによる前記投光を調整する制御手段と、
を備えることを特徴とする認識方法が提供される。
更に、本発明によれば、
投光範囲に投光する投光手段と、
前記投光範囲の一部又は全部を含む撮像範囲から撮像画像を取得する撮像手段と、
前記撮像手段により取得された撮像画像に基づいて、前記撮像範囲に認識対象物があれば、これを認識する対象物認識手段と、
前記撮像手段により取得された撮像画像に基づいて、前記撮像範囲に人面の全部又は一部があれば、これを認識する人面認識手段と、
前記人面認識手段が前記人面の全部又は一部があることを認識したならば、前記投光手段による前記投光を調整する制御手段と、
を備えることを特徴とする認識装置としてコンピュータを機能させるための認識用プログラムが提供される。
本発明によれば、利用者の眼球に光が入射することによって健康被害が発生する可能性を、低減することができる。
本発明の実施の形態による認識装置及びそれに接続されたPOS端末装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態における投光範囲及び撮像範囲の4通りの関係を示す図である。 (a)は、本発明の実施の形態における撮像範囲にあるバーコード(一次元コード)を示す図であり、(b)は、当該撮像範囲にある人面の全体を示す図であり、(c)は、当該撮像範囲にある人面の一部を示す図である。 本発明の第1の実施の形態による認識装置の動作を説明するためのフローチャートである。 (a)は、本発明の第1の実施の形態による認識装置の動作の例を説明するためのタイミングチャートであり、(b)は、本発明の第1の実施の形態による認識装置の動作の他の例を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第2の実施の形態による認識装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図6に示すステップS301又はS307の詳細を示すためのフローチャートである。 (a)は、本発明の第2の実施の形態による認識装置の動作の例を説明するためのタイミングチャートであり、(b)は、本発明の第2の実施の形態による認識装置の動作の他の例を説明するためのタイミングチャートである。
本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態による認識装置及びそれに接続されたPOS端末装置を示す機能ブロック図である。
図1を参照すると、本実施形態による認識装置101は、POS端末装置に接続され、認識装置101自体が認識したバーコード又はQRコードなどの一次元又は二次元のコードを表すデータをPOS端末装置103に送信する。
認識装置101は、投光部105、撮像部107、対象物認識部109、人面認識部111、入力部113、表示部115、通信部117及び制御部119を含む。
投光部105は、所定の投光範囲に投光をする。
撮像部107は、投光範囲の一部又は全部を含む撮像範囲から撮像画像を取得する。ここで、撮像部107は、投光部105が投光をしている時にも投光をしていない時にも撮像範囲から撮像画像を取得することができる。
対象物認識部109は、撮像部107により取得された撮像画像に基づいて、撮像範囲に認識対象物があれば、それを認識する。特に、対象物認識部109は、投光部105が投光をしている時には、撮像部107により取得された撮像画像に基づいて認識対象物を認識することを極めて低い誤り率で行うことができる。特に、対象物認識部109は、利用者などにより撮像範囲に投光された一次元又は二次元のコードが配置されている時には、撮像画像から上述した一次元又は二次元のコードを極めて低い誤り率で認識する。
図2を参照すると、実線の枠は、投光範囲を示し、破線の枠は、撮像範囲を示す。一般には、図2(a)に示すように、投光範囲と撮像範囲は、一部が重複するが、図2(b)に示すように、投光範囲と撮像範囲は完全に一致してもよいし、図2(c)に示すように、投光範囲に撮像範囲が含まれてもよいし、図2(d)に示すように撮像範囲に投光範囲が含まれてもよい。通常は、投光範囲と撮像範囲が重複する領域に認識対象物が配置されたならば、その認識対象物を認識する。この例を図3(a)に示す。図3(a)は、投光範囲と撮像範囲が重複する領域にバーコード(一次元コード)が配置された状態を示しているが、この状態において認識装置101は、バーコードを認識することができる。
人面認識部111は、撮像部107により取得された撮像画像に基づいて、撮像範囲に人面の全部又は一部があれば、それを認識する。特に、人面認識部111は、投光部105が投光をしている時にも投光をしていない時にも撮像部107が取得した撮像画像に人面の全部又は一部があれば、それを認識することができる。人面認識部111は、例えば、非特許文献1に記載されている方法を用いて、人面を認識することができる。
人面認識部111は、例えば、図3(b)に示すように撮像範囲に人面の全部が配置されている時と、例えば、図3(c)に示すように撮像範囲に人面の一部が配置されている時に、撮像範囲に人面が存在することを認識する。
入力部113は、利用者からの操作を受け付ける部分である。例えば、認識装置101の機能のオン・オフのための操作、動作モード設定のための操作などを利用者から受け付ける。
表示部115は、利用者に対して表示を行う部分である。例えば、現在における機能のオン・オフの状態、設定されている動作モードなどを表示する。また、対象物の認識を正常に行うことができたか否かも表示する。
通信部117は、対象物認識部109が認識対象物の画像を含む撮像画像から認識対象物を認識したならば、認識の結果をPOS端末装置103に送信する。例えば、対象物認識部109が一次元又は二次元のコードを認識したならば、そのコードを表すデータをPOS端末装置103に送信する。
制御部119は、認識装置101に含まれる上述した各部を制御する。詳細は、後述するが、制御部119による制御により、認識装置101は、次のような動作を行う。すなわち、人面認識部111が人面を認識していない通常期間においては、投光部105は、通常通りの投光を行い、これに応じて、撮像部107は、投光状態における撮像画像を取得し、対象物認識部109は、撮像部107が取得した撮像画像に基づいて、対象物の認識を行い、通信部117は、認識した対象物を表すデータをPOS端末装置103に送信する。そして、人面認識部111が人面を認識すると、投光部105が強い光で人の目を照射することを避けるために、投光部105は、人面認識部111が人面を認識している期間及び、必要ならば、それに続く一定期間において、投光部105は、滅灯又は減灯する。これらの期間においては、対象物認識部109は、対象物の認識を休止する。そして、人面認識部111が人面を認識しなくなってから、又は、それから一定期間経過してから、通常時の動作を再開する。
次に、図4を参照して、本実施形態による認識装置の動作の説明をする。
スタートすると、まず、制御部119は、投光部105の点灯を開始する(ステップS201)。次に、撮像部107は、撮像範囲を撮像する(ステップS203)。次に、制御部119は、人面認識部111が人面を認識したか否かを判断する(ステップS205)。
人面を認識していないならば(ステップS205でNO)、制御部119は、対象物認識部109が対象物を認識したか否かを判断する(ステップS207)。
対象物を認識しているならば(ステップS207でYES)、通信部117は、認識結果を表すデータをPOS端末装置103に送信してから(ステップS209)、ステップS203に戻る。
こうすることにより、人面を検出しない限り(ステップS205でNO)、対象物認識部109が認識した対象物を表すデータをPOS端末装置103に送信することが可能となる。
人面を検出したならば(ステップS205でYES)、制御部119は、投光部105を滅灯又は減灯し(ステップS211)、タイマー値Tをゼロに初期化する(ステップS213)。ここで、タイマー値Tは、滅灯期間(又は減灯期間)を制御するために用いられるものである。
人面を検出している間は、タイマー値Tをゼロにすることを繰り返す(ステップS213、ステップS215でYES)。
人面を検出しなくなったら(ステップS215でNO)、タイマー値Tを増加させる(ステップS217)。
ここで、再度、人面を検出したならば(ステップS219でYES)、ステップS213に戻る。
人面を検出しないうちに、タイマー値Tの増加を繰り返し(S217、S219でNO、S221でNO)、タイマー値Tが所定の閾値Twに達したならば(ステップS221でYES)、ステップS201に戻り、投光を再開する。
なお、投光部105を滅灯又は減灯し(ステップS211)、ステップS213〜ステップS221に替えて、所定時間経過した後にステップS201に戻るようにしてもよい。
次に動作例の説明をする。
図5(a)を参照すると、人面を認識していない期間は、対象物を低い誤り率で認識するために必要な光量Pを継続的に維持しているが、人面を認識している期間Tf及びそれに続く期間(閾値Twに対応する長さを持つ)においては、光量は減らされる。これらの期間Tf、Twでは、光量はゼロとなってもよい。これらの期間Tf、Twが終了したならば、光量は元の値Pに戻る。
なお、Twをゼロとして、人面を認識しなくなったならば、すぐに、光量を元の値に戻してもよい。
図5(b)は、人面を認識している期間に続く閾値Twに対応する期間が満了する前に、再度人面を認識するようになる場合の例である。再度人面を認識した時には、図4のステップS219でYESとなる。その後、人面を認識している期間Tf及びそれに続く期間(閾値Twに対応する長さを持つ)において光量は減らされる。これらの期間が終了したならば、光量は元の値Pに戻る。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態においては、投光部105は、制御部119による投光の調整がない期間では、連続的に投光をするものであった。これに対して、本実施の形態では、投光部105は、制御部119による投光の調整がない期間では、断続的に投光を繰り返す。
本実施の形態による認識装置101は、第1の実施の形態による認識装置101と同様な構成を持つので、これについての重複する説明は省略する。
次に、図6を参照して、本実施形態による認識装置の動作の説明をする。
スタートすると、まず、時間ΔT1だけ待ち(ステップS301)、その後に、制御部119は、投光部105の点灯を開始する(ステップS303)。次に、撮像部107は、撮像範囲を撮像する(ステップS305)。次に、時間ΔT2だけ待ち(ステップS307)、その後に、制御部119は、投光部105を滅灯又は減灯する(ステップS309)。
次に、制御部119は、対象物認識部109が対象物を認識したか否かを判断する(ステップS311)。
対象物を認識しているならば(ステップS311でYES)、通信部117は、認識結果を表すデータをPOS端末装置103に送信してから(ステップS313)、ステップS301に戻る。
対象物を認識していないならば(ステップS311でNO)、直接、ステップS301に戻る。
上記の動作を繰り返すことにより、投光部105は、周期ΔT1+ΔT2で、期間ΔT2において点灯、ΔT1において滅灯又は減灯の動作を繰り返す。投光部105が点灯している期間に、撮像範囲に認識するべき対象物が入れば、対象物認識部109は、それを認識して、通信部は、認識結果を表すデータをPOS端末装置103に送信することができる。
ここで、ステップS301及びステップS307の詳細を図7を参照して説明する。まず、タイマー値Tをゼロにリセットする(ステップS331)。次に、タイマー値Tを増加させる(ステップS333)。次に、制御部119は、人面認識部111が人面を認識したか否かを判断する(ステップS335)。人面を認識していないならば(ステップS335でNO)、ステップS337に進む。ステップS337では、タイマー値Tが所定の閾値ΔT(ΔT1又はΔT2)以上となったかを判断し、そうでなければステップS333に戻り、そうであれば次のステップ(ステップS303又はステップS309)に進む。
従って、図7の周期的な動作(ステップS333、S335及びS337)を繰り返している最中に、人面認識部111が人面を認識せずに、タイマー値TがΔTに達したならばステップS303又はS309に進む。
また、図7の周期的な動作(ステップS333、S335及びS337)を繰り返している最中に、人面認識部111が人面を認識したならば(ステップS335でYES)ステップS315に進み、ここで制御部119は、投光部105を滅灯又は減灯する。
次に、ステップS315を実行したならば、タイマー値Tをゼロに初期化する(ステップS317)。ここで、タイマー値Tは、滅灯期間(又は減灯期間)を制御するために用いられるものである。
人面を検出している間は、タイマー値Tをゼロにすることを繰り返す(ステップS317、ステップS319でYES)。
人面を検出しなくなったら(ステップS319でNO)、タイマー値Tを増加させる(ステップS321)。
ここで、再度、人面を検出したならば(ステップS323でYES)、ステップS317に戻る。
人面を検出しないうちに、タイマー値Tの増加を繰り返し(S321、S323でNO、S325でNO)、タイマー値Tが所定の閾値Twに達したならば(ステップS325でYES)、ステップS301に戻る。
なお、投光部105を滅灯又は減灯し(ステップS315)、ステップS317〜ステップS325に替えて、所定時間経過した後にステップS301に戻るようにしてもよい。
次に動作例の説明をする。
図8(a)を参照すると、人面を認識していない期間は、対象物を低い誤り率で認識するために必要な光量Pを断続的に繰り返し維持しているが、人面を認識している期間Tf及びそれに続く期間(閾値Twに対応する長さを持つ)においては、光量は減らされる。これらの期間Tf、Twでは、光量はゼロとなってもよい。これらの期間Tf、Twが終了したならば、対象物を低い誤り率で認識するために必要な光量Pを断続的に繰り返し維持する状態に戻る。
なお、Twをゼロとして、人面を認識しなくなったならば、すぐに、対象物を低い誤り率で認識するために必要な光量Pを断続的に繰り返し維持する状態に戻ってもよい。
図8(b)は、人面を認識している期間に続く閾値Twに対応する期間が満了する前に、再度人面を認識するようになる場合の例である。再度人面を認識した時には、図6のステップS323でYESとなる。その後、人面を認識している期間Tf及びそれに続く期間(閾値Twに対応する長さを持つ)において光量は減らされる。これらの期間が終了したならば、対象物を低い誤り率で認識するために必要な光量Pを断続的に繰り返し維持する状態に戻る。
[第3の実施の形態]
第1及び第2の実施の形態では、対象物認識部109は、一次元又は二次元のコードを認識するものであった。
これに対して、第3の実施の形態では、対象物認識部109は、対象物の形状、模様及び/又は色彩により物品の認識をする。例えば、各種果物、各種野菜などの各種食品、各種日用品を特定種類の物品として認識する。
[第4の実施の形態]
第1乃至第3の実施の形態では、人面を認識することが無くなってから所定期間経過後、投光を再開することとしているが、人面を認識することが無くなってから、殆どの場合において利用者などによる投光再開の操作を受け付けた時点で、投光を再開するようにしてもよい。例えば、安全性を高めるために、所定期間を長めに設定しておいて、投光再開のためには、利用者による投光再開のための操作の受付けが殆どの場合必要となるようにしてもよい。
[第5の実施の形態]
第1乃至第3の実施の形態では、人面を認識することが無くなってから所定期間経過後、投光を再開することとしているが、人面を認識することが無くなってから、常に利用者などによる投光再開の操作を受け付けた時点で、投光を再開するようにしてもよい。例えば、安全性を高めるために、自動的には、投光を再開せず、投光再開のためには、利用者による投光再開のための操作の受付けが絶対的に必要となるようにしてもよい。
なお、上記の認識装置は、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組合わせにより実現することができる。また、上記の認識装置により行なわれる認識方法も、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらに組合わせにより実現することができる。ここで、ソフトウェアによって実現されるとは、コンピュータがプログラムを読み込んで実行することにより実現されることを意味する。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
投光範囲に投光する投光手段と、
前記投光範囲の一部又は全部を含む撮像範囲から撮像画像を取得する撮像手段と、
前記撮像手段により取得された撮像画像に基づいて、前記撮像範囲に認識対象物があれば、これを認識する対象物認識手段と、
前記撮像手段により取得された撮像画像に基づいて、前記撮像範囲に人面の全部又は一部があれば、これを認識する人面認識手段と、
前記人面認識手段が前記人面の全部又は一部があることを認識したならば、前記投光手段による前記投光を調整する制御手段と、
を備えることを特徴とする認識装置。
(付記2)
付記1に記載の認識装置であって、
前記投光手段は、前記制御手段による前記投光の調整がある期間では、滅灯又は減灯することを特徴とする認識装置。
(付記3)
付記1又は2に記載の認識装置であって、
前記投光手段は、前記制御手段による前記投光の調整がない期間では、連続的に投光をすることを特徴とする認識装置。
(付記4)
付記1又は2に記載の認識装置であって、
前記投光手段は、前記制御手段による前記投光の調整がない期間では、断続的に投光を繰り返すことを特徴とする認識装置。
(付記5)
付記1乃至4の何れか1項に記載の認識装置であって、
前記認識手段は、一次元又は二次元のコードを認識するものであることを特徴とする認識装置。
(付記6)
付記1乃至4の何れか1項に記載の認識装置であって、
前記認識手段は、物品を認識するものであることを特徴とする認識装置。
(付記7)
付記1乃至6の何れか1項に記載の認識装置を備えることを特徴とするPOSシステム。
(付記8)
投光範囲に投光する投光ステップと、
前記投光範囲の一部又は全部を含む撮像範囲から撮像画像を取得する撮像ステップと、
前記撮像ステップにより取得された撮像画像に基づいて、前記撮像範囲に認識対象物があれば、これを認識する対象物認識ステップと、
前記撮像ステップにより取得された撮像画像に基づいて、前記撮像範囲に人面の全部又は一部があれば、これを認識する人面認識ステップと、
前記人面認識ステップにより前記人面の全部又は一部があることを認識したならば、前記投光ステップによる前記投光を調整する制御手段と、
を備えることを特徴とする認識方法。
(付記9)
付記8に記載の認識方法であって、
前記投光ステップでは、前記制御ステップによる前記投光の調整がある期間では、滅灯又は減灯することを特徴とする認識方法。
(付記10)
付記8又は9に記載の認識方法であって、
前記投光ステップでは、前記制御ステップによる前記投光の調整がない期間では、連続的に投光をすることを特徴とする認識方法。
(付記11)
付記8又は9に記載の認識方法であって、
前記投光ステップでは、前記制御ステップによる前記投光の調整がない期間では、断続的に投光を繰り返すことを特徴とする認識方法。
(付記12)
付記8乃至11の何れか1項に記載の認識方法であって、
前記認識ステップは、一次元又は二次元のコードを認識するものであることを特徴とする認識方法。
(付記13)
付記8乃至11の何れか1項に記載の認識方法であって、
前記認識ステップは、物品を認識するものであることを特徴とする認識方法。
(付記14)
投光範囲に投光する投光手段と、
前記投光範囲の一部又は全部を含む撮像範囲から撮像画像を取得する撮像手段と、
前記撮像手段により取得された撮像画像に基づいて、前記撮像範囲に認識対象物があれば、これを認識する対象物認識手段と、
前記撮像手段により取得された撮像画像に基づいて、前記撮像範囲に人面の全部又は一部があれば、これを認識する人面認識手段と、
前記人面認識手段が前記人面の全部又は一部があることを認識したならば、前記投光手段による前記投光を調整する制御手段と、
を備えることを特徴とする認識装置としてコンピュータを機能させるための認識用プログラム。
(付記15)
付記14に記載の認識用プログラムであって、
前記投光手段は、前記制御手段による前記投光の調整がある期間では、滅灯又は減灯することを特徴とする認識用プログラム。
(付記16)
付記14又は15に記載の認識用プログラムであって、
前記投光手段は、前記制御手段による前記投光の調整がない期間では、連続的に投光をすることを特徴とする認識用プログラム。
(付記17)
付記14又は15に記載の認識用プログラムであって、
前記投光手段は、前記制御手段による前記投光の調整がない期間では、断続的に投光を繰り返すことを特徴とする認識用プログラム。
(付記18)
付記14乃至17の何れか1項に記載の認識用プログラムであって、
前記認識手段は、一次元又は二次元のコードを認識するものであることを特徴とする認識用プログラム。
(付記19)
付記14乃至17の何れか1項に記載の認識用プログラムであって、
前記認識手段は、物品を認識するものであることを特徴とする認識用プログラム。
本発明は、対象物を認識するために利用することができる。
例としては、特に、本発明は、スーパーマーケットにおけるバーコード又は商品自体、流通におけるバーコード印刷商品、倉庫管理における管理バーコード印刷品、運送業におけるバーコード印刷伝票を認識するために利用することができる。
101 認識装置
105 投光部
107 撮像部
109 対象物認識部
111 人面認識部
113 入力部
115 表示部
117 通信部
119 制御部

Claims (9)

  1. 認識対象物を認識する認識装置であって、
    投光範囲に投光する投光手段と、
    前記投光範囲の一部又は全部を含む撮像範囲から撮像画像を取得する撮像手段と、
    前記撮像手段により取得された撮像画像に基づいて、前記撮像範囲に認識対象物があれば、これを認識する対象物認識手段と、
    前記撮像手段により取得された撮像画像に基づいて、前記撮像範囲に人面の全部又は一部があれば、これを認識する人面認識手段と、
    前記人面認識手段が前記人面の全部又は一部があることを認識したならば、前記投光手段の滅灯又は減灯を行う制御手段と、を備え
    前記制御手段は、前記投光手段による投光後、前記撮像画像に基づいて、前記撮像範囲に人面の全部又は一部を認識したかを判断し、前記撮像範囲に人面の全部又は一部を認識した場合は、前記投光手段の滅灯又は減灯を行い、前記撮像範囲に人面の全部又は一部を認識せず、前記認識対象物を認識した場合は、前記認識対象物のデータをPOS端末装置に送信することを特徴とする認識装置。
  2. 請求項1に記載の認識装置であって、
    前記制御手段は、前記投光手段の滅灯又は減灯を行った後、前記撮像画像に基づいて、前記撮像範囲に人面の全部又は一部を認識したかを判断し、前記撮像範囲に人面の全部又は一部を認識した場合は、前記投光手段の滅灯又は減灯を継続し、前記撮像範囲に人面の全部又は一部を認識しない場合は、前記投光手段による投光を再開することを特徴とする認識装置。
  3. 請求項1又は2に記載の認識装置であって、
    記制御手段は、前記投光手段の滅灯又は減灯を行わないときは、前記投光手段に、連続的に投光させることを特徴とする認識装置。
  4. 請求項1又は2に記載の認識装置であって、
    記制御手段は、前記投光手段の滅灯又は減灯を行わないときは、前記投光手段に、断続的に投光を繰り返させることを特徴とする認識装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の認識装置であって、
    前記対象物認識手段は、一次元又は二次元のコードを認識するものであることを特徴とする認識装置。
  6. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の認識装置であって、
    前記対象物認識手段は、物品を認識するものであることを特徴とする認識装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか1項に記載の認識装置を備えることを特徴とするPOSシステム。
  8. 認識対象物を認識する認識装置の認識方法であって、
    投光範囲に投光する投光ステップと、
    前記投光範囲の一部又は全部を含む撮像範囲から撮像画像を取得する撮像ステップと、
    前記撮像ステップにより取得された撮像画像に基づいて、前記撮像範囲に認識対象物があれば、これを認識する対象物認識ステップと、
    前記撮像ステップにより取得された撮像画像に基づいて、前記撮像範囲に人面の全部又は一部があれば、これを認識する人面認識ステップと、
    前記投光ステップによる投光後、前記人面認識ステップにより、前記撮像範囲に人面の全部又は一部を認識したかを判断するステップと、
    前記人面認識ステップにより前記人面の全部又は一部を認識したならば、前記投光ステップによる前記投光の滅灯又は減灯を行う制御ステップと、
    前記人面認識ステップにより前記人面の全部又は一部を認識せず、前記対象物認識ステップにより前記認識対象物を認識したならば、前記認識対象物のデータをPOS端末装置に送信する制御ステップと、
    を備えることを特徴とする認識方法。
  9. 認識対象物を認識する認識装置としてコンピュータを機能させるための認識用プログラムであって、
    投光範囲に投光する投光手段と、
    前記投光範囲の一部又は全部を含む撮像範囲から撮像画像を取得する撮像手段と、
    前記撮像手段により取得された撮像画像に基づいて、前記撮像範囲に認識対象物があれば、これを認識する対象物認識手段と、
    前記撮像手段により取得された撮像画像に基づいて、前記撮像範囲に人面の全部又は一部があれば、これを認識する人面認識手段と、
    前記人面認識手段が前記人面の全部又は一部があることを認識したならば、前記投光手段の滅灯又は減灯を行う制御手段と、を備え
    前記制御手段は、前記投光手段による投光後、前記撮像画像に基づいて、前記撮像範囲に人面の全部又は一部を認識したかを判断し、前記撮像範囲に人面の全部又は一部を認識した場合は、前記投光手段の滅灯又は減灯を行い、前記撮像範囲に人面の全部又は一部を認識せず、前記認識対象物を認識した場合は、前記認識対象物のデータをPOS端末装置に送信することを特徴とする認識装置としてコンピュータを機能させるための認識用プログラム。
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