JP6194641B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
近年、アドインと呼ばれるソフトウェアの拡張機構を採用し、柔軟に機能追加を行えるアプリケーションが開発されている。このようなアプリケーションは、プラットフォームと呼ばれる実行可能形式のプログラムが、第三者等から提供されたアドインのDLL(Dynamic Link Library)形式のプログラムを読み込むことで、機能拡張される。
ここで、機能拡張されたアドインのエラー情報や操作履歴などを把握するためには、アドインにてログ情報(以下、単にログという)を生成し出力する機能が必要となる。
アドインにより生成されたログを出力するには、例えば、次のような2つの方法がある。1つ目は、アドインが独自で任意の出力先(格納先)に対し、ログを直接出力する方法である。2つ目は、アプリケーション側が用意するログ出力用API(Application Programming Interface)に一旦ログを渡し、アプリケーションが所定の出力先(格納先)に対し、ファイルなどでアドインのログを出力する方法である。
前者のように、アドインが独自でログを出力する場合、アドイン開発者は、アドイン側でログを出力するための機能を実装しなくてはならない。よって、アドインの開発効率を考慮すれば、後者のように、アプリケーション側が用意するログ出力用APIを利用してログを出力する方が効率的である。
アプリケーション側が用意するログ出力用APIを利用してログを出力する場合、ログの出力先(格納先)は、アプリケーション側で決定される。通常、ログは1箇所の出力先にまとめて出力されることが多い。よって、アプリケーションに対し複数のアドインが追加されている場合、複数のアドインにより出力されたログが1箇所の出力先(格納先)に混在して時系列に出力される。このため、例えば、管理者等が、あるエラー発生時、発生したエラーに対する関連操作のログを参照したいような場合、該当するエラーログの前後は、必ずしもその関連操作のログとは限らないため、ログ参照やログ解析は容易ではない。
これに関する技術として、例えば、特許文献1には、システムのログ情報を収集し、収集したログ情報を、ログ情報の発生条件別に分類して、それぞれ異なる記憶領域に格納するように構成するログ蓄積システムが記載されている。
特開平08−263330号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術では、複数のアドインと連携して動作するようなアドインのログを出力する場合であっても、いずれか1つの出力先にしかログを出力することができないという問題がある。
例えば、アドインA(処理A)のログの出力先を出力先A、アドインB(処理B)のログの出力先を出力先Bとした場合、アドインA(処理A)とアドインB(処理B)とに処理上の関連を有するようなアドインC(処理C)のログについても、出力先を1箇所にすることしかできない。具体的には、アドインC(処理C)のログの出力先は、出力先A又は出力先Bのいずれかにするか、もしくはそれとは別の出力先Cに出力する。この場合、アドインA(処理A)、アドインB(処理B)の関するログを参照したい場合、アドインA(処理A)、アドインB(処理B)のそれぞれが関連するアドインC(処理C)と併せてログを参照するのは容易ではない。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、複数他のアドインと関連して処理を実行するアドインが存在する場合、アドインの実行する処理の種別に応じて、各アドインから出力されるログを、適切な出力先に出力する情報処理装置等を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し目的を達成するため、本発明の一実施形態における情報処理装置は、アプリケーションプログラムに、複数のアドインプログラムが追加された情報処理装置であって、アドインプログラムが実行する処理の種類に応じて付与される識別子毎に、ログ情報の出力先を対応付けた定義情報を記憶した記憶手段と、前記複数のアドインプログラムから、各アドインプログラムのログ情報と、該アドインプログラムが実行する処理の種類を示す識別子とを取得する取得手段と、前記取得手段により前記ログ情報と前記識別子とが取得されると、前記定義情報に基づいて、該ログ情報を、該識別子に対応する出力先に出力する出力手段とを有し、第1のアドインプログラムは、第1種類の処理を実行し、第2のアドインプログラムは、前記第1種類の処理と、第2種類の処理とを実行し、前記取得手段は、前記第2のアドインプログラムから、該第2のアドインプログラムのログ情報と、前記第1種類を示す第1識別子と、前記第2種類を示す第2識別子とを取得し、前記出力手段は、前記取得手段により前記ログ情報と前記第1識別子と前記第2識別子とが取得されると、前記定義情報に基づいて、該ログ情報を、該第1識別子と該第2識別子とに対応する出力先に出力すること
本発明の一態様によれば、複数他のアドインと関連して処理を実行するアドインが存在する場合、アドインの実行する処理の種別に応じて、各アドインから出力されるログを、適切な出力先に出力することができる。
情報処理装置1のソフトウェア構成を示す図である。 情報処理装置1の機能ブロックを示す図である。 定義情報例を示す図である。 情報処理装置1のハードウェア構成例を示す図である。 ログ情報出力処理を示すフローチャートである。 出力先へのログ情報出力例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<ソフトウェア構成>
図1は、本実施形態にかかる情報処理装置1のソフトウェア構成を示す図である。図1に示されるように、情報処理装置1は、アプリケーション(実行ファイルEXE)10、アドイン(拡張機能DLL)20、定義情報30、出力先40を有する。
アプリケーション10は、プラットフォームなどと呼ばれる実行可能形式のプログラムである。アプリケーション10は、第三者等から提供されたアドイン20と呼ばれるDLL形式のプログラムを読み込むことで、自機能を拡張することが可能となっている。
また、アプリケーション10は、アドイン20に対して、ログ出力用APIを提供(公開)している。このため、アプリケーション10は、アドイン20からログ出力用APIを介してログを取得し、後述するように、定義情報30に基づいて、ログを出力先40に出力する。
アドイン20は、アプリケーション10の機能を拡張するためのDLL形式のプログラム(ライブラリ)である。また、アドイン20は、自処理に伴うログを生成するとともに、アプリケーション10の提供するログ出力用APIを介してログを出力する。本実施形態においては、図1に示されるように、アプリケーション10に対し、アドインA21、アドインB22、アドインC23という3つのアドインが追加されている。
アドイン20は、ログ出力のタイミング(例えば、処理完了時、一定期間毎又は管理者等からの命令時)になると、アプリケーション10に対し、ログ出力APIに従って、APIパラメータを渡すことで、生成したログを出力する。ここで、アプリケーション10に渡すAPIパラメータは、「ログ情報」(時間情報(年月日時分秒)、ログの重要度、ログ文字列等)と、「処理グループ」との情報を含むが、詳細は後述する。
定義情報30は、アプリケーション10がアドイン20から取得したログ情報を出力先40に出力する際に用いられる。定義情報30については、具体例を挙げて後述する。
出力先40は、アドイン20により生成され出力されたログを格納するための記憶領域である。本実施形態においては、図1に示されるように、出力先W41、出力先X42、出力先Y43、出力先Z44という4つの出力先が設置されている。
<機能構成>
図2は、本実施形態にかかる情報処理装置1の機能ブロックを示す図である。図2に示されるように、情報処理装置1は、主に、記憶部100、取得部101、出力部102を有する。なお、図2において、図1と重複するブロックについては同一番号を付してある。
記憶部100は、定義情報30を記憶する機能を有している。定義情報30はアドイン20が実行する処理の種類に応じて付与される識別子と、ログ情報の出力先40とを対応付けた情報である。出力部102によりログ情報を出力するための出力先40を決定する際に用いられる。
取得部101は、複数のアドイン20から、各アドイン20のログ情報と、各アドイン20が実行する処理の種類を示す識別子(例えば、処理グループ)とを取得する機能を有している。
出力部102は、取得部101によりアドイン20からログ情報と識別子(例えば、処理グループ)とが取得されると、記憶部100の定義情報30に基づいて、ログ情報を、識別子に対応する出力先に出力する機能を有している。
なお、取得部101、出力部102は、情報処理1を構成するコンピュータのCPU、ROM、RAM等のハードウェア資源上で実行されるプログラム(例えば、アプリケーション10、アドイン20等)によって実現される。
また、上述の構成はあくまで一例である。このため、例えば、記憶部100は、外部装置により構成されてもよい。この場合、出力部102は外部装置から定義情報30を取得すればよい。また、例えば、出力先W41、出力先X42、出力先Y43、出力先Z44についても、内外部装置の記憶部100に含まれてよい。
(定義情報例)
図3は、本実施形態にかかる定義情報例を示す図である。定義情報30は、ログ情報を出力すべき出力先40を決定する際に参照される定義の情報である。本実施形態にかかる定義情報30は、(a)出力先定義情報、(b)出力先有効情報を含む。
まず、(a)出力先定義情報は、「No」、「処理グループ条件」、「内容条件」、「出力先(名)」の項目を有する。
「No」は、各出力先定義に対し、1つづつ付与される番号である。出力先定義が出力先定義情報に定義(登録)される度、一意に付与される。
「処理グループ条件」は、ログ情報を出力すべき出力先40を決定するための、処理グループの条件を定義する。具体的には、アドイン20がログを出力する際、アドイン20からアプリケーション10に渡されるAPIパラメータの一つである処理グループをキーとして、「処理グループ条件」を定義することができる。
「内容条件」は、ログ情報を出力すべき出力先40を決定するための、ログ情報内容の条件を定義する。具体的には、アドイン20が出力するログ情報内の内容情報(例えば、時間情報(年月日時分秒)、ログの重要度、ログ文字列等)をキーワードとして、「内容条件」を定義することができる。
「出力先」は、ログ情報を出力するための出力先を定義する。
次に、(b)出力先有効情報は、「出力先(名)」、「ステータス」の項目を有する。
「出力先」は、各出力先40が登録される。なお、登録対象となる出力先は、(a)出力先定義情報の「出力先」に定義される全ての出力先である。
「ステータス」は、出力先40の状態、即ち、有効又は無効が登録される。有効の場合、有効とされる出力先に対してログ情報の出力が可能であることを示す。一方、無効の場合、無効とされる出力先に対してログ情報の出力は不可能であることを示す。これにより、管理者等は、出力先単位で有効無効を設定できるため、ある出力先への出力を停止又は開始させたい場合、出力先定義を修正するなどの手間を削減することができる。
<ハードウェア構成>
図4は、本実施形態にかかる情報処理装置1のハードウェア構成例を示す図である。図3に示されるように、情報処理装置1は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、HDD(Hard Disk Drive)/SSD(Solid State Drive)14と、NIC(Network Interface Card)15と、ディスプレイ16と、キーボード17と、マウス18と、バス19を有する。
CPU11は、情報処理装置1の動作制御を行うOS及びシステムプログラム、並びに、プラットフォーム等のアプリケーションを実行する。ROM12は、CPU11が実行するシステムプログラム等を記憶する。RAM13は、CPU11のワークエリアを構成する。HDD/SSD14は、アプリケーション10やアドイン20等のプログラムやライブラリデータ等を記憶する。NIC15は、有線の通信インターフェースとその制御装置を含み、外部装置と通信を行うために用いられる。ディスプレイ16は、液晶ディスプレイ及びグラフィックスコントローラを含み、ユーザに対して情報を提示する。キーボード17及びマウス18は、管理者等から入力を受け付ける。バス19は、情報処理装置1を構成する上記の装置を相互に接続し、データのやり取りを行う。
<動作例>
図5は、本実施形態にかかるログ情報出力処理を示すフローチャートである。ここで、ログ情報出力処理について説明を行うにあたり、以下の前提を想定する。
本実施形態にかかるアプリケーション10に対し、アドインA21、アドインB22、アドインC23が追加されたことで、アプリケーション10は、アドインA21、アドインB22、アドインC23による機能拡張がなされている。
本実施形態にかかるアドインA21、アドインB22は、それぞれ業務の処理α、処理βという処理(拡張機能)を実行する。また、アドインC23は、処理α及び処理βに関連する処理(拡張機能)を実行する。例えば、アドインC23は、処理αの結果及び/又は処理βの結果を用いた処理を実行する。
上述の通り、アドインA21は、処理αという種類の業務処理を実行するアドインである。このため、アドインA21は、アプリケーション10にログを出力する際、APIパラメータとして、アドインA21が生成したログ情報と、処理αという種類の業務処理に対応する「処理グループ」αとを、アプリケーション10に渡す。
また、アドインB22は、処理βという種類の業務処理を実行するアドインである。このため、アドインB22は、アプリケーション10にログを出力する際、APIパラメータとして、アドインB22が生成したログ情報と、処理βという種類の業務処理に対応する「処理グループ」βとを、アプリケーション10に渡す。
また、アドインC23は、処理α及び処理βという2種類の業務処理を実行するアドインである。このため、アドインC23は、アプリケーション10にログを出力する際、APIパラメータとして、アドインC23が生成したログ情報と、処理α及び処理βという2種類の業務処理に対応する「処理グループ」α及びβとを、アプリケーション10に渡す。
なお、各ログ情報は、時間情報(年月日時分秒)、ログの重要度、ログ文字列等)などの内容情報を含む。
以上を踏まえ、図5を参照しながら、本実施形態にかかるログ情報出力処理について、以下説明する。
S1:情報処理装置1の取得部101は、アドイン20からログ出力要求を受信したか否かを判定する。アドイン20からログ出力要求を受信した場合、S2へ進む。
S2:取得部101は、アドイン20からログ出力要求を受信した場合、アドイン20からAPIパラメータとして、ログ情報及び処理グループの情報を取得する。なお、取得部101は、複数種類の処理を実行するアドイン(例えば、アドインC23)からは複数の処理グループを取得できる。
S3:次に、情報処理装置1の出力部102は、記憶部100から定義情報30を取得する。なお、定義情報30は、出力先定義情報と、出力有効情報とを含む(例えば、図3参照)。
S4:出力部102は、S3で取得した定義情報30の出力先定義情報に従い、ログ情報及び処理グループに基づいて、「出力先」を決定する。
S5:次に、出力部102は、S3で取得した定義情報30の出力先有効情報に基づいて、S4で決定した出力先の「ステータス」を確認する。「ステータス」が無効である場合、無効な出力先に対するログ情報の出力は不可能だからである。
S6:出力部102は、S4、S5で決定した有効な「出力先」に、ログ情報を出力(格納)する。
続いて、S4〜6のステップに関し、具体的に詳しく説明する。
(例1)
例えば、アドインA21から、アドインA21が生成したログ情報と、処理αという種類の業務処理に対応する「処理グループ」αとを取得した場合について説明する。
まず、出力部102は、出力先定義情報の「処理グループ条件」と、アドインA21の「処理グループ」とを比較し、合致する出力先定義を抽出する。ここでは、アドインA21の「処理グループ」αであるので、「処理グループ条件」αとなっている「No」1、2、5の出力先定義が抽出される(例えば、図3参照)。
なお、「No」5の「処理グループ条件」anyとは、何れの「処理グループ」であっても該当するという意味である。このようなオールマイティ値を設定することにより、管理者等は、存在する全ての処理グループについて、出力先定義を定義(登録)する手間を削減することができる。また、処理グループを出力しないアドイン(アプリケーション10のログ出力用APIに未対応)にも対応できる。
次に、出力部102は、出力先定義情報の「内容条件」と、アドインA21のログ情報(内容)とを比較し、ログ情報(内容)に「内容条件」のキーワードを含む出力先定義を、上記出力先定義「No」1、2、5の中から抽出する。ここでは、アドインA21のログ情報(内容)が重要度Aを含むとし、「内容条件」重要度Aとなっている「No」1、5の出力先定義が抽出される(例えば、図3参照)。これにより、出力部102は、「No」1、5の「出力先」出力先W、出力先Zを決定する(S4)。
次に、出力部102は、定義情報30の出力先有効情報に基づいて、S4で決定した出力先W、出力先Zの「ステータス」を確認する(S5)。出力先W、出力先Zの「ステータス」は有効あるため、これら出力先に対するログ情報の出力は可能である(例えば、図3参照)。よって、出力部102は、有効な出力先W、出力先Zに、アドインA21のログ情報を出力する(S6)。
なお、仮に出力先W又は出力先Zの「ステータス」が無効である場合には、無効な出力先に対するログ情報の出力は不可能である。よって、出力部102は、有効な出力先にのみ、アドインA21のログ情報を出力すればよい。
(例2)
今度は、例えば、アドインB22から、アドインB22が生成したログ情報と、処理βという種類の業務処理に対応する「処理グループ」βとを取得した場合について説明する。
まず、出力部102は、出力先定義情報の「処理グループ条件」と、アドインB22の「処理グループ」とを比較し、合致する出力先定義を抽出する。ここでは、アドインB22の「処理グループ」βであるので、「処理グループ条件」βとなっている「No」3、4、5の出力先定義が抽出される(例えば、図3参照)。
次に、出力部102は、出力先定義情報の「内容条件」と、アドインB22のログ情報(内容)とを比較し、ログ情報(内容)に「内容条件」のキーワードを含む出力先定義を、上記出力先定義「No」3、4、5の中から抽出する。ここでは、アドインB22のログ情報(内容)が重要度Aを含むとし、「内容条件」重要度Aとなっている「No」3、5の出力先定義が抽出される(例えば、図3参照)。これにより、出力部102は、「No」3、5の「出力先」出力先X、出力先Zを決定する(S4)。
次に、出力部102は、定義情報30の出力先有効情報に基づいて、S4で決定した出力先X、出力先Zの「ステータス」を確認する(S5)。出力先X、出力先Zの「ステータス」は有効あるため、これら出力先に対するログ情報の出力は可能である(例えば、図3参照)。よって、出力部102は、有効な出力先X、出力先Zに、アドインB22のログ情報を出力する(S6)。
(例3)
今度は、例えば、アドインC23から、アドインC23が生成したログ情報と、処理α及び処理βという2種類の業務処理に対応する「処理グループ」α及びβとを取得した場合について説明する。
出力部102は、出力先定義情報の「処理グループ条件」と、アドインC23の「処理グループ」とを比較し、合致する出力先定義を抽出する。ここでは、アドインC23の「処理グループ」α及びβであるので、「処理グループ条件」α又はβとなっている「No」1、2、3、4、5の出力先定義が抽出される(例えば、図3参照)。
次に、出力部102は、出力先定義情報の「内容条件」と、アドインC23のログ情報(内容)とを比較し、ログ情報(内容)に「内容条件」のキーワードを含む出力先定義を、上記出力先定義「No」1、2、3、4、5の中から抽出する。ここでは、アドインC23のログ情報(内容)が重要度Aを含むとし、「内容条件」重要度Aとなっている「No」1、3、5の出力先定義が抽出される(例えば、図3参照)。これにより、出力部102は、「No」1、3、5の「出力先」出力先W、出力先X、出力先Zを決定する(S4)。
次に、出力部102は、定義情報30の出力先有効情報に基づいて、S4で決定した出力先W、出力先X、出力先Zの「ステータス」を確認する(S5)。出力先W、出力先X、出力先Zの「ステータス」は有効あるため、これら出力先に対するログ情報の出力は可能である。よって、出力部102は、有効な出力先W、出力先X、出力先Zに、アドインC23のログ情報を出力する(S6)。
(出力先へのログ情報出力例)
図6は、本実施形態にかかる出力先へのログ情報出力例を示す図である。具体的には、上述の例1〜3により、アドインA21、アドインB22、アドインC23からのログ情報が定義情報30に従って出力された様子を示す。ここで特に、出力先W41及び出力先X42には、何れもアドインC23のログ情報が出力(格納)されていることが分かる。
定義情報30(例えば、図3参照)によれば、出力先W41に対しては、「処理グループ」α、且つ、重要度A又は重要度のログ情報が出力されるように定義されている。一方、アドインA21は、業務の処理αという処理を実行し、アドインC23は、処理α(及び処理β)に関連する処理を実行するアドインである。このため、出力先W41は、アドインA21及びアドインC23から出力された処理αに関連するログ情報(重要度A、重要度B)の格納庫となっている。
よって、管理者等は、例えば、処理α関係のエラー発生時、発生したエラーに対する関連操作のログを参照したいような場合、出力先W41内のログ情報を参照することで、処理αに関連するログ情報(重要度A、重要度B)を一元的に確認することができる。また、該当するエラーログの前後を含めて、ログ参照やログ解析を容易に行うことが可能である。
また、定義情報30(例えば、図3参照)によれば、出力先X42に対しては、「処理グループ」β、且つ、重要度A又は重要度Bのログ情報が出力されるように定義されている。一方、アドインB22は、業務の処理βという処理を実行し、アドインC23は、処理β(及び処理α)に関連する処理を実行するアドインである。このため、出力先X42は、ドインB22及びアドインC23から出力された処理βに関連するログ情報(重要度A、重要度B)の格納庫となっている。
よって、管理者等は、例えば、処理β関係のエラー発生時、発生したエラーに対する関連操作のログを参照したいような場合、出力先X42内のログ情報を参照することで、処理βに関連するログ情報(重要度A、重要度B)を一元的に確認することができる。また、該当するエラーログの前後を含めて、ログ参照やログ解析を容易に行うことが可能である。
以上、本実施形態にかかる情報処理装置1は、アドインC23のように、複数他の処理に関連する処理を実行するアドインが存在する場合、処理の種類(例えば、処理グループ)に応じて、複数の出力先箇所に対し、同一のログ情報を出力する。これにより、出力先には、ログ情報生成元となるアドインの同一又は非同一に関わらず、同一種類のログ情報を出力(格納)することができる。
即ち、本実施例によれば、電子装置の誤動作防止を目的とし、設定装置で生成された不正な設定情報を検知する電子装置等を提供することが可能である。
以上、実施形態について詳述したが、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
1 情報処理装置
10 アプリケーション
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 HDD/SSD
15 NIC
16 ディスプレイ
17 キーボード
18 マウス
19 バス
20 アドイン
30 定義情報
40 出力先
100 記憶部
101 取得部
102 出力部

Claims (3)

  1. アプリケーションプログラムに、複数のアドインプログラムが追加された情報処理装置であって、
    アドインプログラムが実行する処理の種類に応じて付与される識別子毎に、ログ情報の出力先を対応付けた定義情報を記憶した記憶手段と、
    前記複数のアドインプログラムから、各アドインプログラムのログ情報と、該アドインプログラムが実行する処理の種類を示す識別子とを取得する取得手段と、
    前記取得手段により前記ログ情報と前記識別子とが取得されると、前記定義情報に基づいて、該ログ情報を、該識別子に対応する出力先に出力する出力手段と、
    を有し、
    第1のアドインプログラムは、第1種類の処理を実行し、
    第2のアドインプログラムは、前記第1種類の処理と、第2種類の処理とを実行し、
    前記取得手段は、前記第2のアドインプログラムから、該第2のアドインプログラムのログ情報と、前記第1種類を示す第1識別子と、前記第2種類を示す第2識別子とを取得し、
    前記出力手段は、前記取得手段により前記ログ情報と前記第1識別子と前記第2識別子とが取得されると、前記定義情報に基づいて、該ログ情報を、該第1識別子と該第2識別子とに対応する出力先に出力することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記記憶手段は、前記識別子毎に加え、さらにキーワード毎に、ログ情報の出力先を対応付けた前記定義情報を記憶し、
    前記出力手段は、前記定義情報に基づいて、該ログ情報を、前記キーワードに対応する出力先に出力すること、
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. アプリケーションプログラムに、複数のアドインプログラムが追加されたコンピュータに、
    アドインプログラムが実行する処理の種類に応じて付与される識別子毎に、ログ情報の出力先を対応付けた定義情報を記憶した記憶手段と、
    前記複数のアドインプログラムから、各アドインプログラムのログ情報と、該アドインプログラムが実行する処理の種類を示す識別子とを取得する取得手段と、
    前記取得手段により前記ログ情報と前記識別子とが取得されると、前記定義情報に基づいて、該ログ情報を、該識別子に対応する出力先に出力する出力手段として機能させ、
    第1のアドインプログラムは、第1種類の処理を実行し、
    第2のアドインプログラムは、前記第1種類の処理と、第2種類の処理とを実行し、
    前記取得手段は、前記第2のアドインプログラムから、該第2のアドインプログラムのログ情報と、前記第1種類を示す第1識別子と、前記第2種類を示す第2識別子とを取得し、
    前記出力手段は、前記取得手段により前記ログ情報と前記第1識別子と前記第2識別子とが取得されると、前記定義情報に基づいて、該ログ情報を、該第1識別子と該第2識別子とに対応する出力先に出力するように機能させるためのプログラム。
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