JP6193999B2 - 単一の受信チェーンを使用するアンテナ切り替え - Google Patents

単一の受信チェーンを使用するアンテナ切り替え Download PDF

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Description

(技術分野)
説明される実施形態は、電子デバイス間で情報を通信するための技術に関する。
(関連技術)
セルラー電話などの、多くの無線通信デバイスは、改善された通信性能を提供するために、複数のアンテナを含み、このことは、より高いデータレート、より低い伝送遅延、及び/又は、より低い送信電力をもたらし得る。例えば、多モードモデムを含む通信デバイスは、複数のアンテナを使用して、情報を同時に送信又は受信することによって、無線ネットワーク内での通信性能を向上させることができる。これらの通信デバイスは、典型的には、第3世代(3G)又はより新しい無線アクセス技術を実装する、通信プロトコル(例えば、国際電気通信連合(Geneva,Switzerland)によるInternational Mobile Telecommunications−2000仕様に対応する通信プロトコル)を使用する。
しかしながら、多くの旧来の通信デバイスは、単一の送信及び受信チェーンで動作する。これらの旧来の通信デバイスは、典型的には、移動通信用のグローバルシステム(GSM)又は汎用パケット無線サービス(GRPS)などの、第2世代(2G)の無線アクセス技術を実装する、通信プロトコルを使用する。更には、これらの旧来の通信デバイスは、単一の送信及び受信チェーンで動作するため、これらの旧来の通信デバイスをアップグレードして、改善された通信性能を獲得することは、困難な場合がある。結果として、旧来の通信デバイスに関連付けられるユーザエクスペリエンスは、複数の受信チェーンを使用するデバイスよりも劣悪なものとなる恐れがある。
説明される実施形態は、第1アンテナ及び第2アンテナと、それらの第1アンテナ及び第2アンテナに結合されたスイッチと、そのスイッチに結合されたインタフェース回路と、そのインタフェース回路及びスイッチに結合された制御論理とを含む、電子デバイスを含む。インタフェース回路は、セルラー電話ネットワークを介して情報を通信する。更には、制御論理は、通信される情報に基づいて、通信品質指標を判定し、その判定された通信品質指標に基づいて、第1アンテナ及び第2アンテナのうちの一方を選択する信号を、スイッチに提供する。その信号に応じて、電子デバイスの動作の間の所定の時間に、スイッチは、第1アンテナ及び第2アンテナのうちの一方に、インタフェース回路を選択的に結合する。
インタフェース回路は、単一の受信チェーンを含むことに留意されたい。しかしながら、この電子デバイス内に実装される通信技術は、複数の受信チェーンを含む電子デバイスで使用することが可能であり、情報の同時送信及び/又受信のために使用することができる。
一部の実施形態では、通信品質指標は、通信される情報内の肯定応答(ACK)及び否定応答(NACK)メッセージに基づく。例えば、通信品質指標は、特定のサイズの時間ウィンドウに対するNACKメッセージの比率に基づき得るものであり、この時間ウィンドウを使用して、その比率、及びパケットのシーケンス内のパケット位置の差異が算出される具体的には、通信品質指標は、連続的ACK/NACKメッセージ時間ウィンドウの開始位置の差異に、ACK/NACKメッセージ時間ウィンドウのサイズを加えたものに対する、NACKメッセージの比率に基づき得る。この通信品質指標は、その比率を算出するために使用される時間ウィンドウの場所が、パケットのシーケンス内で変動する際、実質的に安定したものとすることができる(例えば、通信品質指標の変化は、5〜10%未満とすることができる)。更には、通信品質指標を判定することは、フィルタリングを伴い得る。
あるいは、又は更には、通信品質指標は、通信される情報内の、再送信されたパケットの数、及び送信された新たなパケットの数に基づき得る。例えば、通信品質指標は、通信される情報内の、送信された新たなパケットの数に対する、再送信されたパケットの数の比率に基づき得る。更には、通信品質指標を判定することは、情報が通信されるときのサブ時間間隔で判定された、増分の通信品質指標を累算することを伴い得る。
別の実施形態は、制御論理を含む集積回路を提供する。
別の実施形態は、この電子デバイスによって実行される動作のうちの少なくとも一部を含む方法を提供する。
本開示の実施形態に係る、無線通信する電子デバイスを示すブロック図である。 本開示の実施形態に係る、電子デバイス内の第1アンテナ及び第2アンテナのうちの一方にインタフェース回路を選択的に結合するための方法を示す、流れ図である。 本開示の実施形態に係る、通信品質指標の判定を示す図面である。 本開示の実施形態に係る、通信品質指標の判定を示す図面である。 本開示の実施形態に係る、通信品質指標の判定を示す図面である。 本開示の実施形態に係る、通信品質指標の判定を示す図面である。 本開示の実施形態に係る、通信品質指標を判定するための方法を示す流れ図である。 本開示の実施形態に係る、アンテナ切り替え状態図を示す図面である。 本開示の実施形態に係る、条件的にフィルタをリセットするための方法を示す、流れ図である。 本開示の実施形態に係る、アンテナ切り替え状態図を示す図面である。 本開示の実施形態に係る、アンテナ切り替え状態図を示す図面である。 本開示の実施形態に係る、アンテナ切り替えを示すタイミング図面である。 本開示の実施形態に係る、電子デバイスを示すブロック図である。
同様の参照番号は、図面全体を通して対応する部品を指すことに留意されたい。更には、同じ部品の複数の実例は、ダッシュによって実例番号から分離される、共通の接頭部によって指定される。
電子デバイスの通信性能及び通信信頼性を改善するために、無線ネットワークを介して通信される情報に基づいて、通信品質指標が判定される。例えば、通信品質指標は、通信される情報内の肯定応答(ACK)及び否定応答(NACK)メッセージ、あるいは通信される情報内の、再送信されたパケットの数、及び送信された新たなパケットの数に基づいて判定することができる。次いで、その判定された通信品質指標に基づいて、少なくとも2つのアンテナのうちの1つが選択される。この方式で、電子デバイスは、単一の受信チェーンを有効に使用して、情報の改善された通信を提供することができる。
電子デバイスと他の電子デバイスとの間の通信が図1に示され、図1は、無線通信する電子デバイス110を示す、ブロック図を提示する。具体的には、これらの電子デバイスは、セルラーネットワーク(ユニバーサル移動通信システム、すなわちUMTS、ロングタームエボリューション、すなわちLTEなどを使用)、無線ローカルエリアネットワーク、すなわちWLAN(例えば、米国電気電子技術者協会標準規格802.11のうちの1つ以上に対応する通信プロトコル)、Bluetooth(登録商標)ネットワーク(Bluetooth Special Interests Group(Kirkland,Washington)によるもの)、及び/又は別のタイプの無線ネットワークを介して、無線通信することができる。例えば、この無線通信は、基地局112を介してなど、確立された無線ネットワークを介して、情報を通信することを伴い得る。あるいは、この無線通信は、電子デバイス110が、無線チャネルを走査することによって互いを発見すること、無線チャネル上で広告フレームを送信及び受信することにより、電子デバイス110が初期のコンタクトを取ることを可能にし、引き続き、後続のデータ/管理フレーム(接続要求など)を交換することにより、接続を確立すること、セキュリティオプション(例えば、IPSEC)を構成すること;その接続を介してパケット若しくはフレームを送信及び受信することなどを伴い得る。
図13を参照して以下で更に説明されるように、電子デバイス110のそれぞれは、ネットワーキングサブシステム、メモリサブシステム、及びプロセッササブシステムなどの、サブシステムを含み得る。更には、電子デバイス110は、ネットワーキングサブシステム内に無線機を含み得る。より全般的には、電子デバイス110は、電子デバイス110が別の電子デバイスと無線通信することを可能にする、ネットワーキングサブシステムを有する、任意の電子デバイスを含み得る(又は、それらの電子デバイスの内部に含めることができる)。
図1に示し得るように、無線信号114(ぎざぎざの線によって表される)が、電子デバイス110−1内の無線機から送信される。これらの無線信号114は、図1の1つ以上の他の無線デバイス内の無線機によって、直接的又は間接的に受信される(例えば、基地局112によって無線信号114を中継することができる)。
説明される実施形態では、電子デバイス110内で情報(パケット又はフレームなど)を処理することは、情報を有する無線信号114を受信すること、受信された無線信号114から情報を復号/抽出して、情報を取得すること、その情報(フレーム又はパケット内のコマンド若しくはペイロード)を処理することを含む。
一実施例として図1に示されるネットワーク環境が説明されるが、代替的実施形態では、異なる数又はタイプの電子デバイスが存在し得る。例えば、一部の実施形態は、より多くの電子デバイス、又はより少ない電子デバイスを含む。別の実施例として、別の実施形態では、異なる電子デバイスが、情報を送信及び/又は受信している。
電子デバイス110及び基地局112間での通信中の問題は、アップリンク(UL)又はダウンリンク(DL)で発生し得るが、概して、DLは、より高い送信電力が使用されるため、それほど問題ではなく、通信の問題がDLで発生する場合、受信信号強度を通信品質指標として使用することにより、最適化を導くことができる。3G無線アクセス技術を使用する電子デバイスでは、ベースバンド集積回路内の複数の受信チェーンを使用して、信号を同時に受信することができる。このことは、通信の問題が発生する場合に、UL通信性能を最適化することを可能にし得る。しかしながら、2G無線アクセス技術(汎用パケット無線サービス、すなわちGPRS、又は拡張GPRS、すなわちEGPRSなど)を使用する旧来の電子デバイスでは、ベースバンド集積回路が単一の受信チェーンのみを含み得るため、この能力は可能とはなり得ない。複数のアンテナを含めることによって、この問題に部分的に対処することができるが、一度に使用することができるアンテナが1つのみである場合に、いずれのアンテナを使用するべきかを決定することは、困難な場合がある。
以下の論考では、通信品質指標に基づく適応的な切り替えを容易にする、通信技術が説明される。この通信技術は図2に示され、図2は、電子デバイス1300(図13)などの電子デバイス内の第1アンテナ及び第2アンテナのうちの一方に、インタフェース回路を選択的に結合するための方法200を示す、流れ図を提示する。動作の間、電子デバイス内の制御論理が、インタフェース回路及びセルラー電話ネットワークを介して通信される情報に基づいて、通信品質指標を判定する(動作210)。次いで、この制御論理は、判定された通信品質指標に基づいて、電子デバイス内の第1アンテナ及び第2アンテナのうちの一方への、インタフェース回路の選択的結合を指定する信号を、電子デバイス内のスイッチに提供する(動作212)。更には、電子デバイスの動作の間の所定の時間に、スイッチは、第1アンテナ及び第2アンテナのうちの一方に、インタフェース回路を選択的に結合する。
方法200の一部の実施形態では、更なる動作又はより少ない動作が存在し得る。更には、これらの動作の順序を変更することができ、かつ/又は、2つ以上の動作を単一の動作へと組み合わせることができる。
例示的実施形態では、電子デバイス(図13の電子デバイス1300など)は、二極双投スイッチを介して、RF0ポート又はRF1ポートのいずれかを使用して、送信又は受信することができる。しかしながら、この通信は、(同時通信とは対照的に)一度に1つのポートを通じたものであるため、いずれのポートを使用するべきかを決定することが困難な場合がある。開示される通信技術では、この切り替えの決定は、DL及び/又はULでの測定値に基づき得る。例えば、DLでの受信信号強度指標(RSSI)、DL又はUL又は双方でのACK/NACKメッセージ又は指示、及び/又は、新たに送信されたパケット及び再送信されたパケットの数に基づいて、通信品質指標を判定することができる。通信品質指標又はリンク品質検出(LQD)を判定するための技術を、以下で説明する。
送信側が受信側にデータパケットを送信し、受信側が、ビットマップ内にACK/NACK指示が符号化された肯定応答パケットを送信することによって、その受信したパケットに肯定応答する、無線システムを考察する。このビットマップは、0及び1のシーケンスとすることができ、「0」及び「1」は、それぞれ、NACK及びACKを示す。更には、ビットマップの長さは、可変とすることができる。更には、このビットマップは、ビットマップ内の最初のビットに対応するパケットのシーケンス番号を指定する、開始シーケンス番号(SSN)を通常含む(この番号は、仕様に応じて、ビットマップ内のパケットの最終シーケンス番号を表すことも可能である)。例えば、受信側は、{SSN=2,Bitmap=1000111}を受信する場合がある。これは、第2、第6、第7、及び第8のパケットが正確に受信され、第3、第4、及び第5のパケットが正確に受信されなかったことを示し得る。
NACK_ratioは、全送信の中でのNACK指示の比率を定量化するものであり、現在のリンク条件が良好又は不良のいずれであるかを示す、通信品質指標とすることができる。例えば、NACK_ratioが、所定の閾値を著しく超過する場合には、その送信側から受信側へのリンク条件は不良であると判断することができる。具体的には、nACK及びnNACKを、第nの肯定応答パケット内の1及び0の数とする。次いで、NACK_ratioを(SSNを使用せずに)算出する1つの方法は、以下となる。
式中、nACK+nNACKは、そのビットマップの長さに等しい。しかしながら、以下で更に説明されるように、NACK_ratioを算出するこの方法は、典型的には、リンク品質の不正確な推定を結果としてもたらす。SSN情報を含めることによって、このNACK_ratioの計算は、リンク品質のより良好な指示を提供するように改善することができる。
この通信品質指標は、図3でGPRS又はEGPRSに関して示されており、図3は、通信品質指標の判定を示す図面を提示する。この実施例では、無線リンク制御(RLC)は、送信側(電子デバイス110−1)と受信側(基地局112)との間に低エラーのデータ伝送サービスを提供する、自動再送要求(ARQ)プロトコルである。受信側(UL伝送の場合での基地局112)内に保持されるシーケンス306内では、「R」は、正確に受信されたパケットを表し、「X」は、受信されなかったパケットを表す。更には、V(R)は、RLC受信ウィンドウ内の正確に受信された最大のシーケンス番号に1を加えたものであり、V(Q)は、RLC受信ウィンドウ内の最も古い欠落シーケンス番号である。受信ウィンドウ306の現在の状態が、図3に示される通りであり、受信側が、現在の受信ウィンドウを反映するACK/NACK情報ビットマップを含む、ACK/NACKメッセージを、送信機(電子デバイス110−1)に送信すると想定する。現在の受信ウィンドウに対応するビットマップは、GPRS及びEGPRSに関して、表308内に要約されている。GPRS及びEGPRSは、開始(SSN)フィールドに関して異なる定義を有するため、それらは、同じ受信ウィンドウに関して異なるビットマップを有し得ることに留意されたい。受信側からのACK/NACKメッセージパケット内の情報に基づいて、NACK_ratioは、3/5として算出される。NACK_ratioが閾値を超える場合には、送信側は、そのリンクが不良であるという結論を下すことができる。
しかしながら、NACK_ratioを算出するためのこの手法は、直近に受信されたビットマップ内の1及び0の数のみを考慮するものである。それゆえ、チャネル条件又はリンク条件が同様である場合であっても、この手法は、0の場所に応じて、異なるNACK_ratioの値を生成する可能性がある。この問題は図4に示され、図4は、GPRSに関する通信品質指標の判定を示す図面を提示する。シーケンス404では、時間t=n−1での受信ウィンドウ状態を有する。パケット6及びパケット9は、正確に受信されていない。以下の2つの異なるケースを考察するが、ケース1では、シーケンス406に示されるように、パケット6及びパケット11は正確に受信されており、ケース2では、シーケンス404で示されるように、パケット9及びパケット11は正確に受信された。双方のケースで、チャネル条件は、2つのパケットが正確に受信されるため、同様である。唯一の相違は、受信ウィンドウ内での受信パケットの場所である。しかしながら、ケース1に関するNACK_ratioは1/3であり、その一方で、ケース2に関しては1/6である。
GPRSでのNACK_ratioを算出するための改善された手法は、SSNについての情報を含む。具体的には、図5に示される2つの連続的ビットマップを考察するが、図5は、GPRSでの通信品質指標の判定を示す図面を提示する。SSNを使用して、第nパケットに関するNACK_ratio(NACK_ration)を算出することは、以下の等式を与えるものである。
この等式を使用すると、シーケンス406及びシーケンス408に関するビットマップは、同じNACK_ration、1/6を有する。この等式では、nNACKnは、第nパケット内の0の数であり、SSNnは、受信された第nULパケットACK/NACKメッセージのSSNであり、bitmap_sizenは、受信された第nULパケットACK/NACKメッセージ内のビットマップの長さであり、この分母は、NACK_rationが算出される、RLCブロックの数である。圧縮ビットマップ(CRBB)が使用される場合には、bitmap_sizenは、復号されたCRBB、及び利用可能な場合には、非圧縮ビットマップ(URBB)の合計に等しいことに留意されたい。
同様に、EGPRSでのNACK_rationを算出するための改善された手法は、SSNについての情報を含む。具体的には、図6に示される2つの連続的ビットマップを考察するが、図6は、EGPRSでの通信品質指標の判定を示す図面を提示する。SSNを使用して、第nパケットに関するNACK_rationを算出することは、以下の等式を与えるものである。
この等式は、シーケンス406及びシーケンス408に関するビットマップが、同じNACK_ration、1/を有するという結果をもたらす。
フェージング無線チャネルでの異なるパケットに関するNACK_ratioの変動を低減するために、無限インパルス応答(IIR)フィルタを使用して、第nパケットに関するNACK_rationをフィルタ処理することができる。具体的には、以下の等式を使用して、第nパケットに関するフィルタ処理NACK_ratio(Nn)を判定することができる。
式中、αはフィルタリング係数である。例えば、αは1/2kとすることができ、式中、kは設定可能な整数である。このリンク品質検出(LQD)の手法では、新たなACK/NACKパケットが受信される場合は常に、Nnを更新することができる。更には、Nnが、既定の時間間隔TH_TNRにわたって継続的に、閾値TH_NR_HIGHよりも大きい場合には、そのリンク品質は不良であると宣言することができる。例えば、TH_NR_HIGHは、0.3〜0.5とすることができ、TH_TNRは、1〜2秒とすることができる。このLQDの手法は図7に示され、図7は、通信品質指標を判定するための方法を示す、流れ図を提示する。
通信品質指標を判定するための別の手法は、再送信の比率に基づく。送信側及び受信側が、受信側にデータパケットを確実に送信するために再送信機構を使用する、無線システムを考察する。そのようなシステムでは、送信側から受信側へのチャネル条件又はリンク条件が急激に悪化する場合には、パケットは空中で失われ、受信側は、その欠落したデータパケットの再送信を要求することになり、このことにより再送信の数が増大する。しかしながら、チャネル条件が改善する場合には、より多くの新たなパケットが送信されることになる。それゆえ、所定の時間ウィンドウ又は時間間隔(約1秒間など)にわたる、再送信されたパケットの数と新たに送信されたパケットの数との比率、RETX_ratio(t)を、不良リンク条件に関する指標として使用することができる。具体的には、以下の通りである。
式中、ΔRETX及びΔTXは、それぞれ、時間ウィンドウの最後の平均秒数(AVG_WND)の間の、再送信されたパケット及び新たに送信されたパケットの数であり、TH_RETXは、閾値である。例えば、第1の等式では、TH_RETXは10とすることができ、すなわち、10の再送信に対して1つの新たな送信である。ΔTXがゼロである場合の無限値を防ぐために、第1の等式内の分母に「1」が加えられる点に留意されたい。あるいは、第2の等式では、TH_RETXは0.6〜0.9とすることができる。
例示的実施形態では、再送信の比率は、GPRS又はEGPRSで算出される。N_TX(t)及びN_RETX(t)を、それぞれ、新たな送信(制御パケットを除く)又は再送信が発生する場合は常に1ずつ増分される、時間tでのカウンタ値とする。更には、それらのカウンタは、一時的ブロックフロー(TBF)が解除及び確立される場合は常に、ゼロにリセットすることができる。(TBFは、パケットデータ転送のリンクの継続時間の間の、送信側と受信側との間の物理接続であることに留意されたい)。次いで、以下の等式を使用して、時間間隔[t−AVG_WND,t]内にカウンタのリセットが存在しない場合、差分値ΔTX(t)及びΔRETX(t)を算出することができる。
しかしながら、カウンタが、時間間隔
[t−AVG_WND,t]の間にリセットされる場合には、これらの等式は、負の値のΔTX(t)及びΔRETX(t)をもたらす。このことを回避するために、ΔTX(t)及びΔRETX(t)の増分値は、数μ秒ごとに算出して、すなわち、ΔTXμ(t)及びΔRETXμ(t)とすることができ、これらの増分値を合計又は集計することにより、ΔTX(t)及びΔRETX(t)を算出することができる。具体的には、数μ秒ごとに、以下の通り算出する。
N_TX(t)が、t〜t−μの間にリセットされる場合には(例えば、TBFが解除及び再確立されるか、又はN_TX(t)がその最大値に到達する場合)、ΔTXμ(t)が、N_TX(t)に設定される。同様に、数μ秒ごとに、以下の通り算出する。
N_RETX(t)がリセットされる場合には(例えば、TBFが解除及び再確立されるか、又はN_RETX(t)がその最大値に到達する場合)、ΔRETXμ(t)が、N_RETX(t)に設定される。
更には、RETX_ratio(t)が要求される場合、以下の計算を実行することができる。
(一部の実施形態では、RETX_ratio(t)を算出するための他の等式又は数式が使用されることに留意されたい。)RETX_ratio(t)がTH_RETXを超過する場合には、そのリンク条件は不良とすることができる。
前述のように、IIRフィルタを使用して、通信品質指標を平均化することができる。しかしながら、電子デバイスは、アンテナ切り替え状態図を示す図面を提示する、図8に示される状態を経て移行する際に、このIIRフィルタを条件的にリセットすることが必要な場合がある。このIIRフィルタの条件的リセットを、以下で説明する。
例示的実施例として、図13に示すアーキテクチャを有する電子デバイスを使用すると、監視(MON)810状態では、この電子デバイスは、現在のアンテナのRSSIを定期的に監視して、DLチャネル条件の悪化をチェックする。(フィルタ処理RSSI値は、Mnによって表されることに留意されたい。)チャネル条件が、監視タイマー(TM)秒にわたって悪化する場合には(すなわち、Mnが、不良DLチャネルに関する閾値、TH_BADを下回る場合には)、この電子デバイスは、評価(EVAL)812状態に入り、2つのアンテナからのフィルタ処理RSSI値を比較することができる。例えば、EVAL812状態では、この電子デバイスは、アンテナをトグルで切り替えることができ、次いで、2〜3秒間、各アンテナからのRSSI値を測定することができる。
EVAL812状態では、2つのアンテナからのRSSI値のフィルタ処理された差異(Rn)が、定期的に更新される。ΔRxnを、他方のアンテナ及び現在のアンテナからのRSSI値の差異とし、すなわち、ΔRxnは、他方のアンテナに関するRSSInから現在のアンテナに関するRSSInを差し引いたものに等しい。次いで、例えば以下の通り、ΔRxnをフィルタ処理して、変動を低減する。
式中、βはフィルタ係数である。Rnが、評価タイマー(TE)秒にわたって閾値TH_Rを超える場合には、この電子デバイスは、アンテナを切り替えて滞留(STAY)814状態に入り、そうではない場合には、この電子デバイスは、MON810状態に移行して戻る。この電子デバイスは、T_MIN_STAY秒にわたってSTAY 814状態に滞留した後、MON810状態に移行して戻る。例えば、T_MIN_STAYは、1秒とすることができる。
EVAL812状態に2回連続的に入ること、例えば、MON810→EVAL812→MON810→EVAL812を考察する。Rn-1及びRnを、それぞれ、EVAL812状態の第1及び第2のインスタンスでの、最後及び最初のフィルタ処理ΔRx値とする。Rn-1及びRnが更新された2つの時間の間の時間差が、TH_DIFF(2秒など)を超える場合には、Rnは、現在のサンプルΔRxnのみを使用して更新することができ、すなわち、RnはΔRxnに設定されるが、これは、Rn-1とRnとの間の低い相関性のためである。そうではない場合には、Rn-1を再使用して、Rnを更新することができるが、これは、Rn-1が、Rnと高度に相関するためであり、すなわち、以下の通りとなる。
アンテナが、EVAL812状態の2つのインスタンスの間で、例えば、EVAL812→STAY 814→MON810→EVAL812の間で切り替えられる場合には、Rnは、負符号と共に使用することができ、すなわち、以下の通りとなることに留意されたい。
これは、ΔRxnの定義の結果である。また、この条件的フィルタリセット技術は、フィルタ更新の間隔が可変である任意フィルタリング技術で使用することができる点にも留意されたい。
このフィルタリセット技術は図9で更に示され、図9は、条件的にフィルタをリセットするための方法を示す、流れ図を提示する。この方法では、TSnは、現在のサンプルSnが測定される時間を表し、TSn-1は、先行のサンプルSn-1が測定された時間を表す。更には、βは、平均フィルタ時間定数が約1秒となるように選択することができる点に留意されたい。
前述のように、通信品質指標を使用して、LQDを査定することができ、またそれゆえ、アンテナ切り替えを誘導することができる。このことは図10で更に示され、図10は、アンテナ切り替え状態図を示す図面を提示する。具体的には、判定された通信品質指標を使用して、UL条件が不良である場合に、MON810状態からEVAL812状態への遷移又は切り替えをトリガすることができる。あるいは、又は更には、判定された通信品質指標を使用して、DLノイズ制限条件で、EVAL812状態からSTAY 814状態への遷移又は切り替え(またそれゆえ、アンテナ切り替え)をトリガすることができる。例えば、以下の場合には、DLをノイズ制限することができる。
式中、N_FLOOR及びDELTA_RX_THは閾値である。
実例として、例えば単一の受信チェーンを使用する、単一のアンテナポートの測定値に基づく、アンテナ切り替え技術をここで論じる。例えば、電子デバイスは、2つのアンテナを含み得るが、RSSI測定値は、現在のアンテナのみから定期的に取得される。このことは、その電子デバイスでの制約であり、2つのRxチェーンを同時に有効にすることもできない。このアンテナ切り替え技術は、以下のガイドラインのうちの1つ以上を含み得る。絶対的な閾値ベースの動作(現在のアンテナからの測定値が閾値を超過する場合には、その現在のアンテナを継続して使用すること)、盲目的(タイマーベースの)切り替え、すなわちBLS(電子デバイスが、所定のアンテナを、例えば1秒間使用し、そのチャネルが依然として不良である場合、すなわち閾値を下回る場合、及びアンテナ全体にわたる測定値が得られない場合には、その電子デバイスは、盲目的なアンテナ切り替えを実行する)、切り替え後(PS)の比較(アンテナ切り替えの直後に、他方のアンテナからの先行の測定値のみならず、現在のアンテナからも測定値が入手可能になると、それらの2つの測定値間の比較に基づいて、切り替えの決定を実施することができる)。
このアンテナ切り替え技術は図11で更に示され、図11は、アンテナLAT及びアンテナUATに関する状態、並びに状態遷移を含む、アンテナ切り替え状態図を示す図面を提示する。LAT/UAT−GOOD状態で開始すると、時間tでの現在のフィルタ処理(IIRフィルタを使用する)RSSI測定値(C(t))が、C_TH_BADを超える場合には(すなわち、チャネルが良好である場合には)、電子デバイスは、LAT/UAT−GOOD状態に留まる(現在のアンテナを使用することを含む)。
チャネルが悪化する(すなわち、C(t)がC_TH_BADを下回る)場合には、電子デバイスは、LAT/UAT−BLS状態に入る。電子デバイスがこの状態に入ると、TBLS秒の後、その電子デバイスは、他方のアンテナへの盲目的切り替えを実行し、UAT/LAT−PS状態に入る。次いで、T_MIN_STAY秒にわたって、この状態に滞留した後、電子デバイスは、切り替え後の評価又は比較を実行する。現在の測定値C(t)が、先行の測定値(Clast)に、現在の状態に応じてΔ1又はΔ2のいずれかである、Clastに対する調整を加えたものを下回る場合には、電子デバイスは、アンテナを切り替えて、他方のアンテナの切り替え後状態に移行する。そうではない場合には、電子デバイスは、現在のアンテナのBLS状態に移行する。図11に示される状態マシンは、240msごとに更新することができる。
これらの状態及び状態遷移の実施例が図12に示され、図12は、アンテナ切り替えを示すタイミング図面を提示する。具体的には、電子デバイスが、TBLS秒を超えて、LAT−BLS状態又はUAT−BLS状態のいずれかに滞留する場合には、電子デバイスは、盲目的(タイマーベースの)アンテナ切り替えを実行する。
更には、この盲目的切り替えの後、切り替え後の比較を実行することができる。例えば、アンテナを切り替えたT_MIN_STAY秒後に、それらのアンテナ全体にわたる2つの測定値、C(t)及びClastを得ることができる。Clastは、T_MIN_STAY秒後であっても、依然として有効であると想定されることに留意されたい。時間tで、UAT−PS状態での2つの測定値を比較する際、電子デバイスは、C(t)がClastを超える場合には、現在のアンテナに留まり、そうではない場合には、他方のアンテナに切り替える。同様に、時間tで、LAT−PS状態での2つの測定値を比較する際、電子デバイスは、C(t)がClastを超える場合には、現在のアンテナに留まり、そうではない場合には、他方のアンテナに切り替える。
ここで電子デバイスの実施形態を説明する。図13は、電子デバイス1300を示すブロック図を提示する。この電子デバイスは、処理サブシステム1310、メモリサブシステム1312、及びネットワーキングサブシステム1314を含む。処理サブシステム1310は、計算動作を実行するように構成された、1つ以上のデバイスを含む。例えば、処理サブシステム1310は、1つ以上のマイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、マイクロコントローラ、プログラム可能論理デバイス、及び/又は1つ以上のデジタル信号プロセッサ(DSP)を含み得る。
メモリサブシステム1312は、処理サブシステム1310並びにネットワーキングサブシステム1314に関するデータ及び/又は命令を記憶するための、1つ以上のデバイスを含む。例えば、メモリサブシステム1312は、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、及び/又は他のタイプのメモリを含み得る。一部の実施形態では、メモリサブシステム1312内の、処理サブシステム1310に関する命令は、1つ以上のプログラムモジュール又は命令のセット(通信技術における1つ以上の動作を実施することができる、電話インタフェースドライバ1328など)を含み、それらは、処理サブシステム1310によって実行することができる。1つ以上のコンピュータプログラムは、コンピュータプログラム機構を構成することができる点に留意されたい。更には、メモリサブシステム1312内の様々なモジュール内の命令は、高レベル手続き型言語、オブジェクト指向プログラミング言語、及び/又はアセンブリ言語若しくは機械語で実装することができる。更には、そのプログラミング言語を、コンパイル又は解釈実行することができ、例えば、処理サブシステム1310によって実行されるように構成可能とするか、又は構成することができる。
更には、メモリサブシステム1312は、メモリへのアクセスを制御するための機構を含み得る。一部の実施形態では、メモリサブシステム1312は、電子デバイス1300内のメモリに結合される、1つ以上のキャッシュを含むメモリ階層を含む。これらの実施形態の一部では、それらのキャッシュのうちの1つ以上は、処理サブシステム1310内に配置される。
一部の実施形態では、メモリサブシステム1312は、1つ以上の大容量の大記憶デバイス(図示せず)に結合される。例えば、メモリサブシステム1312は、磁気若しくは光学ドライブ、ソリッドステートドライブ、又は別のタイプの大記憶デバイスに結合することができる。これらの実施形態では、メモリサブシステム1312は、頻繁に使用されるデータ用の高速アクセス記憶装置として、電子デバイス1300によって使用することができるが、その一方で、大記憶デバイスは、使用頻度の低いデータを記憶するために使用される。
ネットワーキングサブシステム1314は、有線及び/又は無線ネットワークに結合されて、それらのネットワーク上で通信するように(すなわち、ネットワーク動作を実行するように)構成された、1つ以上のデバイスを含み、それらのデバイスとしては、制御論理1316(セルラー電話ベースバンドチップなど)、インタフェース回路1318(無線周波数送受信機及びフロントエンド集積回路など)、スイッチ1320(二極双投スイッチなど)、並びにアンテナ1322及びアンテナ1324が挙げられる。例えば、ネットワーキングサブシステム1314としては、Bluetoothネットワーキングシステム、セルラーネットワーキングシステム(例えば、UMTS、LTEなどの3G/4Gネットワーク)、ユニバーサルシリアルバス(USB)ネットワーキングシステム、IEEE 802.11に記載される標準規格に基づくネットワーキングシステム(例えば、Wi−Fi(登録商標)ネットワーキングシステム)、イーサネット(登録商標)ネットワーキングシステム、及び/又は別のネットワーキングシステムを挙げることができる。具体的には、インタフェース回路1318は、セルラー電話ネットワークを介して、情報を通信することができる。
ネットワーキングサブシステム1314は、プロセッサ、コントローラ、無線機/アンテナ、ソケット/プラグ、及び/又は、サポートされている各ネットワーキングシステムに結合し、そのネットワーキングシステム上で通信し、そのネットワーキングシステムに関するデータ及びイベントを処理するために使用される、他のデバイスを含む。各ネットワークシステムに関する、ネットワークに結合し、ネットワーク上で通信し、ネットワーク上でデータ及びイベントを処理するために使用される機構は、そのネットワークシステムに関する「ネットワークインタフェース」と総称される場合があることに留意されたい。更には、一部の実施形態では、電子デバイス間の「ネットワーク」は、未だ存在していない。それゆえ、電子デバイス1300は、電子デバイス間の単純な無線通信を実行するために、例えば、前述のように、広告フレームを送信するために、かつ/又は他の電子デバイスによって送信された広告フレームを走査するために、ネットワーキングサブシステム1314内の機構を使用することができる。
前述のように、電子デバイス1300の動作の間に、制御論理1316は、1つ以上の通信品質指標を(例えば、RSSI、ACK/NACKメッセージ、並びに/あるいは、新たに送信されたパケット及び再送信されたパケットに基づいて)判定することができ、その判定された通信品質指標に基づいて、アンテナ1322及びアンテナ1324のうちの一方を指定する信号を、スイッチ1320に提供することができる。その信号に応じて、電子デバイス1300の動作の間の所定の時間に、スイッチ1320は、アンテナ1322及びアンテナ1324のうちの一方に、インタフェース回路1318を選択的に結合する。インタフェース回路1318は、単一の受信チェーンを含み得ることに留意されたい。しかしながら、電子デバイス1300内に実装される通信技術は、複数の受信チェーンを含む電子デバイスで使用することが可能であり、情報の同時送信及び/又は受信のために使用することができる。例えば、電子デバイス1300は、アンテナ1322及びアンテナ1324に同時に結合される、デュアル受信ポートを含み得る。
更には、電子デバイス1300は、1つ以上のバッテリパック及び/又は1つ以上のバッテリセルを含むバッテリなどの、任意選択の電力サブシステム1308を含み得る。
電子デバイス1300内部では、任意選択の電力サブシステム1308、処理サブシステム1310、メモリサブシステム1312、及びネットワーキングサブシステム1314は、バス1330を使用して一体に結合される。バス1330は、これらのサブシステムが互いの間でコマンド及びデータを通信するために使用することが可能な、電気的、光学的、及び/又は電気光学的接続部を含み得る。明瞭性のために、1つのバス1330のみが示されるが、異なる実施形態は、それらのサブシステム間に、異なる数若しくは異なる構成の、電気的、光学的、及び/又は電気光学的接続部を含み得る。
一部の実施形態では、この電子デバイスは、ディスプレイ上に情報を表示するためのディスプレイサブシステム1332を含み、このディスプレイサブシステム1332は、ディスプレイドライバと、液晶ディスプレイ、タッチスクリーンなどのディスプレイとを含み得る。
電子デバイス1300は、少なくとも1つのネットワークインタフェースを有する任意の電子デバイスとすることができる(又は、その任意の電子デバイス内に含めることができる)。例えば、電子デバイス1300は、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、サーバ、メディアプレーヤ(MP3プレーヤなど)、家庭電化製品、サブノートブック/ネットブック、タブレットコンピュータ、スマートフォン、セルラー電話、試験装置、ネットワーク家庭電化製品、セットトップボックス、携帯情報端末(PDA)、玩具、コントローラ、デジタル信号プロセッサ、ゲームコンソール、家庭電化製品内計算エンジン、消費者向け電子デバイス、ポータブルコンピューティングデバイス、電子手帳、及び/又は別の電子デバイスとすることができる(又は、これらの中に含めることができる)。
特定の構成要素を使用して電子デバイス1300が説明されるが、代替的実施形態では、異なる構成要素及び/又は異なるサブシステムが、電子デバイス1300内に存在し得る。例えば、電子デバイス1300は、1つ以上の追加的な処理サブシステム1310、メモリサブシステム1312、ネットワーキングサブシステム1314、及び/又はディスプレイサブシステム1332を含み得る。更には、これらのサブシステムのうちの1つ以上は、電子デバイス1300内に存在しない場合がある。更には、一部の実施形態では、電子デバイス1300は、図13には示されない1つ以上の追加的サブシステムを含み得る。例えば、電子デバイス1300は、データ収集サブシステム、オーディオ及び/又はビデオサブシステム、警報サブシステム、メディア処理サブシステム、並びに/あるいは入力/出力(I/O)サブシステムを含み得るが、これらに限定されない。また、図13では個別のサブシステムが示されるが、一部の実施形態では、所定のサブシステム又は構成要素の一部若しくは全てを、電子デバイス1300内の他のサブシステム又は構成要素のうちの1つ以上の中に統合することができる。例えば、一部の実施形態では、電話インタフェースドライバ1328は、電子デバイス1300上で実行される別のソフトウェアアプリケーション(図示せず)又はオペレーティングシステム1326内に含めることができる。
更には、電子デバイス1300内の回路及び構成要素は、バイポーラ、PMOS、及び/又はNMOS型のゲートあるいはトランジスタを含めた、アナログ及び/又はデジタル回路機構の任意の組み合わせを使用して、実装することができる。更には、これらの実施形態での信号は、近似的な離散値を有するデジタル信号、及び/又は連続値を有するアナログ信号を含み得る。更には、構成要素及び回路は、シングルエンド又は差動式とすることができ、電力供給は、ユニポーラ又はバイポーラとすることができる。
集積回路は、無線機などの、ネットワーキングサブシステム1314の機能性の一部又は全てを実装することができる。更には、この集積回路は、電子デバイス1300から無線信号を送信し、かつ電子デバイス1300で他の電子デバイスから信号を受信するために使用される、ハードウェア及び/又はソフトウェア機構を含み得る。本明細書で説明される機構を除き、無線機は、当該技術分野では一般に既知であるため、詳細には説明されない。概して、ネットワーキングサブシステム1314及び/又はこの集積回路は、任意数の無線機を含み得る。複数無線機の実施形態での無線機は、説明される単一無線機の実施形態と同様の方式で機能することに留意されたい。
一部の実施形態では、ネットワーキングサブシステム1314及び/又はこの集積回路は、所定の通信チャネル(例えば、所定の搬送周波数)上で送信及び/又は受信するように無線機を構成する、構成機構(1つ以上のハードウェア及び/又はソフトウェア機構など)を含む。例えば、一部の実施形態では、この構成機構を使用して、所定の通信チャネル上での監視及び/又は送信から、異なる通信チャネル上での監視及び/又は送信へと、無線機を切り替えることができる。(本明細書で使用される「監視」とは、他の電子デバイスからの信号を受信すること、及び恐らくは、その受信信号に対して1つ以上の処理動作を実行すること、例えば、その受信信号が広告フレームを含むか否かを判定することなどを含む点に留意されたい。)
上述の実施形態での動作の一部は、ハードウェア又はソフトウェア内に実装されたが、概して、上述の実施形態での動作は、多種多様な構成及びアーキテクチャ内に実装することができる。それゆえ、上述の実施形態での動作の一部又は全ては、ハードウェア内で、ソフトウェア内で、又は双方で実行することができる。
通信品質指標を使用して、アンテナ切り替えを誘導したが、他の実施形態では、通信品質指標のうちの1つ以上を使用して、リンクを適応させるか、又はリンクの使用方法を決定することができる点に留意されたい。
上述の説明では、「一部の実施形態」に言及する。「一部の実施形態」は、全ての可能な実施形態のうちのサブセットを説明するものであるが、必ずしも、同じ実施形態のサブセットを指定するものではないことに留意されたい。
前述の説明は、あらゆる当業者が本開示を製作及び使用することを可能にすることが意図されており、特定の用途及びその要件との関連で提供される。更には、本開示の実施形態の前述の説明は、例示及び説明のみを目的として提示されている。それらの説明は、網羅的であること、又は、開示された形態に本開示を限定することを意図するものではない。したがって、多くの修正形態及び変形形態が、当業者には明らかとなり、本明細書で定義される一般原則は、本開示の趣旨と範囲から逸脱することなく、他の実施形態及び用途に適用することができる。更には、上述の実施形態の論考は、本開示を限定することを意図するものではない。それゆえ、本開示は、示される実施形態に限定されることを意図するものではなく、本明細書で開示される原理及び特徴と合致する最も広い範囲を与えられるものとする。

Claims (18)

  1. 電子デバイスであって、
    第1アンテナ及び第2アンテナと、
    前記第1アンテナ及び前記第2アンテナに結合されたスイッチと、
    インタフェース回路であって、前記スイッチに結合され、セルラー電話ネットワークを介して情報を通信するように構成され、前記電子デバイスの動作の間の所定の時間に、前記スイッチが、前記第1アンテナ及び前記第2アンテナのうちの一方に、前記インタフェース回路を選択的に結合するように構成される、インタフェース回路と、
    制御論理であって、前記インタフェース回路及び前記スイッチに結合され、前記通信される情報に基づいて通信品質指標を判定し、かつ前記判定された通信品質指標に基づいて、前記第1アンテナ及び前記第2アンテナのうちの一方を選択する信号を、前記スイッチに提供し、前記通信品質指標が、今回のACK/NACKメッセージ時間ウィンドウの開始位置と、前回のACK/NACKメッセージ時間ウィンドウの開始位置との差異に、前回のACK/NACKメッセージ時間ウィンドウのサイズを加算して得られる値に基づく、制御論理と、
    を備える、電子デバイス。
  2. 前記インタフェース回路が、単一の受信チェーンを含む、請求項1に記載の電子デバイス。
  3. 前記通信品質指標が、前記通信される情報内の肯定応答(ACK)及び否定応答(NACK)メッセージに基づく、請求項1に記載の電子デバイス。
  4. 前記比率を算出するために使用される前記ACK/NACKメッセージ時間ウィンドウの場所が、パケットのシーケンス内で変動する際、前記通信品質指標が実質的に安定である、請求項に記載の電子デバイス。
  5. 前記通信品質指標を判定することが、フィルタリングを伴う、請求項1に記載の電子デバイス。
  6. 前記通信品質指標が、前記通信される情報内の、再送信されたパケットの数、及び送信された新たなパケットの数に基づく、請求項1に記載の電子デバイス。
  7. 前記通信品質指標が、前記通信される情報内の、再送信されたパケットの数に基づく、請求項1に記載の電子デバイス。
  8. 前記通信品質指標を判定することが、前記情報が通信されるときのサブ時間間隔で判定された、増分の通信品質指標を累算することを伴う、請求項に記載の電子デバイス。
  9. 集積回路であって、
    電子デバイス内のインタフェース回路及びスイッチに結合し、
    前記インタフェース回路及びセルラー電話ネットワークを介して通信される情報に基づいて、通信品質指標を判定し、前記通信品質指標が、今回のACK/NACKメッセージ時間ウィンドウの開始位置と、前回のACK/NACKメッセージ時間ウィンドウの開始位置との差異に、前回のACK/NACKメッセージ時間ウィンドウのサイズを加算して得られる値に基づき、
    前記判定された通信品質指標に基づいて、前記電子デバイス内の第1アンテナ及び第2アンテナのうちの一方への、前記インタフェース回路の選択的結合を指定する信号を、前記電子デバイス内のスイッチに提供する、 ように構成された、制御論理を備え、前記電子デバイスの動作の間の所定の時間に、前記スイッチが、前記第1アンテナ及び前記第2アンテナのうちの一方に、前記インタフェース回路を選択的に結合する、集積回路。
  10. 前記インタフェース回路が、単一の受信チェーンを含む、請求項に記載の集積回路。
  11. 前記通信品質指標が、前記通信される情報内の肯定応答(ACK)及び否定応答(NACK)メッセージに基づく、請求項に記載の集積回路。
  12. 前記比率を算出するために使用される前記ACK/NACKメッセージ時間ウィンドウの場所が、パケットのシーケンス内で変動する際、前記通信品質指標が実質的に安定である、請求項に記載の集積回路。
  13. 前記通信品質指標を判定することが、フィルタリングを伴う、請求項に記載の集積回路。
  14. 前記通信品質指標が、前記通信される情報内の、再送信されたパケットの数、及び送信された新たなパケットの数に基づく、請求項9に記載の集積回路。
  15. 前記通信品質指標が、前記通信される情報内の、再送信されたパケットの数に基づく、請求項に記載の集積回路。
  16. 前記通信品質指標を判定することが、前記情報が通信されるときのサブ時間間隔で判定された、増分の通信品質指標を累算することを伴う、請求項15に記載の集積回路。
  17. 電子デバイス内の第1アンテナ及び第2アンテナのうちの一方に、インタフェース回路を選択的に結合するための、電子デバイスによって実行される方法であって、前記方法が、
    前記インタフェース回路及びセルラー電話ネットワークを介して通信される情報に基づいて、通信品質指標を判定し、前記通信品質指標が、今回のACK/NACKメッセージ時間ウィンドウの開始位置と、前回のACK/NACKメッセージ時間ウィンドウの開始位置との差異に、前回のACK/NACKメッセージ時間ウィンドウのサイズを加算して得られる値に基づくことと、
    前記判定された通信品質指標に基づいて、前記電子デバイス内の第1アンテナ及び第2アンテナのうちの一方への、前記インタフェース回路の前記選択的結合を指定する信号を、前記電子デバイス内のスイッチに提供することと、
    前記電子デバイスの動作の間の所定の時間に、前記スイッチを使用して、前記第1アンテナ及び前記第2アンテナのうちの一方に、前記インタフェース回路を選択的に結合することと、
    を含む、電子デバイスによって実行される方法。
  18. 前記インタフェース回路が、単一の受信チェーンを含む、請求項17に記載の方法。
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