JP6188696B2 - 小児の胃食道逆流防止装置 - Google Patents

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本発明は、乳児の胃食道逆流を防止(対処)する装置に関する。
胃食道逆流は、乳児の中で非常によく発生することが一般的に知られている。
これ(胃食道逆流)は、通常、胃の内容物が上方に戻るのを防ぐ弁の異常、または、下部食道括約筋(噴門部)の機能低下によって起こる食道への胃の内容物の頻繁な通過流と定義されている。
そのため、胃液によって酸化されたミルク(混合液)は、食道に向けて、胃から継続的に逆流する。
食道は、継続的な胃酸の攻撃を受けることにより炎症を起こす。
つまり、彼/彼女に様々な不快感をもたらし、最終的に赤ちゃんは食道炎に罹患することになる。
食道炎は、灼熱感を引き起こし、継続的な情緒不安のトリガーとなり、睡眠に入る時や休息時にも中断することなく続き大きな障害となる。
授乳間隔(離間した授乳)の間に、胃の内容物が上向きに上がる「反芻」が連続的に起きると、それにより大量の空気の飲み込みが発生し、最初に腸内、次いで胃の中に蓄積し、赤ちゃんに苦痛をもたらし、疝痛(腹痛)および困難な(手間のかかる)食事(授乳)の原因となる。
さらに、炎症をおこした食道は頻繁に痙攣をおこし、非常に激しい痛みを引き起こす。
最終的に、食道炎は頻繁かつ長期のしゃっくりをも引き起こし、それは毎食事(授乳)後に実際に発生している。
この疾患には他への影響もある。中には、窒息による発作を引き起こしたり、まれに、胃内容物の吸入による肺感染症を誘発する原因にもなる。
この疾患の関連性について多くの医師、一般の医療従事者、さらに両親達により、長い間、胃食道逆流を患う小児の逆流を減少させ、空気の飲み込みをより少なくして、そしてよりよい休息を楽しむことを可能にする解決策が研究されてきた。
すべてのケースにおいて、提案された解決法は、この(胃食道逆流)不快感に侵された赤ちゃんが自分の胴体をほぼ垂直の位置に保つことを好むという観察結果に由来するものである。そうすることにより彼らは、上昇する胃内容物のバックラッシュを防止又は減少させている。実際に、(胃食道逆流を)患う赤ちゃんは、彼/彼女は親の胸に抱かれている状態を好み、授乳後、少なくとも30分〜1時間の間、彼/彼女の頭を親の肩に凭れかからせている。この位置では、赤ちゃんがより簡単にげっぷをすることができ、実質的に逆流を減少させている。
この方法により、彼/彼女は、より早く眠りに落ち、また、継続して睡眠することが可能である。しかしながら、彼/彼女は、座わらされたり、横に寝かされた状態にされるとすぐに落ち着かなくなり、泣いて目を覚ますため、大抵は、親がやむを得ず彼/彼女を抱き上げて、彼/彼女の希望する姿勢に戻すこととなる。
赤ちゃんを逆流の苦痛から和らげるために今まで提案されてきた解決策は、全て赤ちゃんの背中の面が、水平ラインより約30〜40度の角度に傾斜するようにクッションやシートが形成されたものであり、それは、単に幼児用ベッドのマットレスの先端にクッションや本を敷くという伝統的慣行の進化形にすぎなかった。
米国特許第7003831号によると、発明者は、水平位置の床の上に末端がくるように形成され、赤ちゃんが滑り落ちるのを防ぐための抱っこ紐を含み、床の支持面から約30度傾いた位置に赤ちゃんを固定するための面を備えたクッションを提案している。
しかしながら、座位それ自体は、赤ちゃんの不快感を軽減し、よく眠れるようになるため彼/彼女に安らぎを与えるものではあるが、授乳直後の時間(の姿勢)としては理想的ではない。この姿勢では、赤ちゃんが容易にげっぷができないからである。また、彼/彼女が彼/彼女の胴を前方に曲げるたびに、彼/彼女の胃への圧力が増加し逆流する傾向を悪化させるからである。
親の肩の位置をシミュレーションする試みは、米国特許第6931683号に記載されており、2つの位置で使用することができるウェッジクッションにおける:第一の位置は、クッションの表面は上向きであり(赤ちゃんの配置としては適切で)、クッションが置かれる床の支持面に対して、最大15〜45度の傾きが設けられている。設置面は、親の肩と同様の位置に、赤ちゃんをうつ伏せに保持するのに特に適しており、第二の位置は、その代わりに、クッションの表面は上向きであり(赤ちゃんを置く場所は)、前のものとは反対であり、より良好に赤ちゃんを仰向けに保持するために凹型の窪みを設け、床に対して15〜45度の同様の傾斜度が設けられている。更に、米国特許第7251846号には、米国特許第6931683号に記載されたクッションの上に赤ちゃんを保持するために考案された抱っこ紐が開示されている。
米国特許第6931683号には、組み合わせにより二通りに使用できる分厚いクッションが開示されており、用途の1つとして、赤ちゃんが15〜45度(好ましくは30〜40度)に傾いた面に顔を置くことができ、彼/彼女が常に下向きにスライドすることを防ぐための抱っこ紐が備えられている。この解決方法は、部分的に、逆流(胃食道逆流)に罹患した赤ちゃんの望ましい姿勢をシミュレートしているが、3つの基本的な欠陥がある:
傾きが垂直からは程遠いため、親の胸に抱かれた姿勢の時のように、赤ちゃんが簡単にげっぷをすることや、逆流を軽減することができない。
床の上に保持することを目的としているため、赤ちゃんを乗せたままでは動かしにくい。
最後に、もし赤ちゃんが睡眠状態になると、彼/彼女は依然として、現在ではそうしないように強く勧告されている腹臥位(30〜40度)の姿勢に非常に近くなり、それについては「乳幼児突然死」(SIDS)との関連が証明されている。
上記の点からみると、新しい装置に需要があることは明らかである。先行技術の装置との相違点の一つは、先行するものの全ての欠陥を排除し、逆流(胃食道逆流)に罹患した小児の両親が、赤ちゃんの苦しみを明らかに軽減する助けとなり、家族全体の生活の質を向上させることができる。
これに関連して、ここでは本発明に係る解決方法を導入するものであり、赤ちゃんの胃食道逆流防止装置を提供する為に、支持部表面の上に赤ちゃんのお腹を向け、床に対して70〜90度、好ましくは75〜80度の角度にする、すなわち、両親の胸に抱かれた姿勢と全く同じ傾斜度にするものである。この表面は、わずかに湾曲した上を備えており、最上部が床と平行になるように床に対して小さな角度で形成されている、すなわち、赤ちゃんの頭を両親の肩の上部でサポートするようにしている。本発明に係る装置は、支持部表面に取付けられた赤ちゃんを保持するためにスリング形状のハーネスを備えている。首の筋肉がまだ十分に発達していない赤ちゃんの頭が確実に後方に凭れないようにするために、スリングのバックレストは支持部表面よりも高くなっている。また、簡単に赤ちゃんを動かせるベビーカーのような車輪付きの支持構造からなる。
この特定の装置は、従来技術による装置より、より効果的に胃食道逆流を防止(対処)することが可能である、特に、水平と比較して、赤ちゃんが70〜80度の傾斜度、好ましくは75〜80度の傾斜度にした事により、赤ちゃんがスリングでサポートされているクッションに彼/彼女のおなかを接した状態となるからである。
さらに、本発明に係る装置により、米国特許第6931683号の場合のように、手動で彼/彼女を持ち上げることなく、車輪により赤ちゃんを移動させることができる。
従って、本発明の目的(範囲)は、公知技術に係る解決方法の欠点を克服し、前述の記載および技術的結果を達成した、赤ちゃんの胃食道逆流防止装置を提供することにある。
本発明の更なる目的(範囲)は、製造コストや管理コストに関連し、前記装置をかなりの低コストで製造することが出来る点にある。
本発明の主要な目的(範囲)は、シンプルでかつ安全で信頼性の高い、赤ちゃんの胃食道逆流防止装置を作成することにある。
本発明の目的は、少なくとも、赤ちゃんが接触する面がクッションで覆われた平面で固定した支持部を備えており、かつ、車輪の上のフレームに機構が搭載されている、赤ちゃんの胃食道逆流防止装置を提供することにある。平面固定支持部の支持側には水平線から7〜90度の傾斜度(スリングを含む)が設けられ、前記平面固定支持部の前記支持側のクッションと、平面固定支持部に結合された前記スリングの間に赤ちゃんが保持される構成である。前記スリングは、前記平面固定支持部と同じ傾斜度の背面支持部を有し、スリングの上は、前記平面固定支持部と前記クッションの上の高さよりも高い構造である。
詳細には、本発明によれば、前記平面固定支持部の支持側と前記クッションの上部は、支持側の他の部分および平面固定支持部のクッションよりも、少なくとも30度傾いた位置に湾曲しており、好ましくは水平位置に達するものである。
本発明によれば、好ましくは、ホイールを装備したフレームとの組み合わせにより、平面固定支持部の前記支持側とクッションは、水平から75〜80度の傾斜度となる。
特に、本発明では、前記フレームはベビーカーのフレームからなる。
本発明を、製品の好ましい形態である添付の図面を参照に詳述するが、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
赤ちゃんが乗せられている状態の本発明の第一の実施例であり、胃食道逆流防止装置の側面図である。 図1の装置の斜視図であり、第一タイプのフレームのベビーカーに、本発明の装置を取付けようとしている状態を示している。 前記図1の装置が、図2のフレームに装着された状態を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る赤ちゃんの胃食道逆流防止装置の斜視図を示すものであり、第二のタイプのフレームのベビーカーにクッションが装着されて、赤ちゃんが乗せられた状態を示す図である。 図4のフレームに装着された状態の図4のクッションの側面図である。
図1を参照に、本発明による赤ちゃんの胃食道逆流防止装置は、全体が参照番号10で示され、クッション11と、スリング13が取り付けられた平面固定支持部12を備え、赤ちゃん20の配置と安全のために、彼/彼女は腹部をクッション11に向け、前記クッション11と前記スリング13の間に配置され、特設の機構を介してベビーカーに結合され、クッション11の角度が70〜90度、好ましくは水平に対して75〜80度になることを保証している。この装置によれば、安定性と機動性を保証するだけでなく、いかなる形式または重量からなる構造のベビーカーとの組み合わせでも、クッション11の角度を水平に対して70〜90度にして、効果的な位置に保つことが可能である。
クッション11の上部14(約5〜7cm)は、クッション11の残りの部分から上方に湾曲しており、実質的に水平となる支持部表面を形成する。
スリング13は、バックレスト15を備える。赤ちゃん20の頭部22が後ろに凭れないように支持するために、バックレストの上はクッション11の上よりも高く、クッション11と同じ傾斜度となっている。スリングは、底部16も備え、赤ちゃん20の尻を支えるためにクッション11に締結されており、サイドバンド17は、バックレスト15の中央の両側に設けられ、底部16から十分な間隔を開けてクッション11に締結されているため、赤ちゃんの脚21を底部16とサイドバンド17の間に通すことを可能にしている。
更に、小さなバンド18がバックレスト15の上部の両側に設けられている。これらのバンドは、クッション11の上部への装着・取外しが自在であり、小さなバンド18を取外してバックレスト15を外側に曲げた状態で、クッション11とスリング13の間へ赤ちゃんを収容することを容易にするものである。小さなバンド18がクッション11に締結されることにより、クッション11からバックレスト15までの最大距離が決定される。大き目のサイドバンド17と小さなバンド18との間には、赤ちゃん20の腕を通すことが出来る十分な余地がなければならない。
図2および図3は、既に図1に示した本発明の試作品に係る装置10の第1タイプのベビーカーの構造30との組み合わせであり、図4および図5は、第2のタイプのベビーカーの構造30´との組み合わせによる装置10の変形例を示す図である。
赤ちゃん20は、スリング13により固定されて十分に支持され、彼/彼女の腹部をクッション11に向け、頭部を、正に赤ちゃんの好ましい位置である湾曲した上部14の上に乗せ、すなわち、両親の胸に向かって彼/彼女の頭を親の肩の上に乗せた状態と近似した姿勢となる。この位置は、前述したように、赤ちゃんが簡単にげっぷをすることを可能にし、逆流を最小限に抑えることができ、また、彼/彼女がおなかを下にしたり水平から30〜40度の角度で眠る時とは反対に(米国特許第6931683号の装置のように)、彼/彼女は窒息の危険なしに入眠することや、長時間に渡って睡眠することを可能にしている。
本発明に係る胃食道逆流防止装置を装着したベビーカーに乗せられた赤ちゃんの位置は高いため、赤ちゃんは彼/彼女の目の前に障害物がなく、見回すことが出来るので、赤ちゃんを楽しませたりリラックスさせることを可能にしている。
バックレスト15の高さは、クッション11よりも高く、後方に(頭が)凭れるのを防止するために、どんな場合でも赤ちゃん20の頭部22を超える高さに調整することが可能でなければならない。
更に、バックレスト15は、着実にクッション自体の近くに赤ちゃんの頭を維持し、頭部22が後方に凭れるのを防止するために、クッション11と同一の傾斜度でなければならない。
スリング13には、高さと幅の調整機構の装備が必須であり、これにより成長するにつれてサイズが大きくなる赤ちゃんに合わせる事ができる。また別の方法として、付属のスリングを異なる年齢の育った赤ちゃん用として提供することもできる。
バックレスト15の上部は、生後6ヶ月経過後に、後ろに折畳むか、または完全に取外すことができ、これにより、通常親が自分の胸に抱っこ紐を結びつけて赤ちゃんを持ち運ぶように、赤ちゃんを外側に向けて装置に乗せて持ち運ぶことが可能である。
本発明に係る、赤ちゃんの胃食道逆流防止装置の使用に関し、太陽と雨から赤ちゃんを守るためのフード(カポーティ)および/またはプラスチックカバーをベビーカーに装備することを妨げるものではない。
母親の胸に抱かれているのではないかという赤ちゃんの感想(想像)を向上させるために、クッション11の上部の湾曲した部分14の内側の、赤ちゃんが彼/彼女の頭を乗せる部分に、再生音楽、または、録音された母親の声およびまたは心臓の鼓動を再生するオーディオ機器を追加することも可能である。
最後に、より簡単に赤ちゃんをあやして寝かしつけるために、クッション11の下に振動器(車の音や振動の模倣)を加えることも可能である。
上述のように、本発明に係る解決方法により、赤ちゃんの健康や生命へのリスクなく、期待された目標を達成することが可能になったことは明らかである。
本発明に係る赤ちゃんの胃食道逆流防止装置は、親が長時間に渡って腕の中で、彼/彼女を抱っこする必要がなくなり、食事を与えた後に、赤ちゃんを望むだけの時間、理想的な姿勢に維持することができる。いままでは姿勢により赤ちゃんに逆流(胃食道逆流)が頻繁に生じていたが、このような多くの赤ちゃんで実施されたテストでは、食事を与えた直後であっても、彼らは特別なベビーカーに明らかな安堵の兆候を見せて順応し(座わらせたり横に寝かせたら、彼らは大騒ぎして抗議するだろうが)、文句なしに長期間そこに居ることが示されている。赤ちゃんは、ほとんどの場合、装置上で眠りに落ち、実験においては、最大で1時間はずっと静かなままであった。
ベビーカーにはホイールが装備されているという事実があるために、従来の装置で赤ちゃんをベビーカー内に横たえたり、ベビーカーに座らせている状態で起っていたような事とは反対に、本発明に係る赤ちゃんの胃食道逆流防止装置10では、赤ちゃんのための理想的な姿勢のまま、大人が赤ちゃんを連れ歩くことが可能となったのと同時に、彼/彼女の顔を至近距離で見ていることを可能としたものである。
さらに、実施されたテストでは、胃食道逆流を罹患している赤ちゃんについて、いくつかの利点が示されたが、この装置は、全ての赤ちゃんに拡大適用することができる。実際に、すべての赤ちゃんは、食事の後や移動時に、上述した姿勢に保持されることを望むものである。この考察は、本発明にかかる赤ちゃんの胃食道逆流防止装置は、完全に健康であったとしても、給餌期間、家から散歩に出るいかなる小児、新生児、または、赤ちゃんの管理のための有効な補助(具)として提案することができるものであることを示唆している。
実施例に沿って本発明を詳述したが、望ましい製品の形態によるものであり、実施例に限定されるものではなく、この分野の専門家によって様々な変形および/または改変が行われると考えなければならないが、添付の特許請求の範囲に定義された通り、この方法以外の方法では、関連する分野での権利保護を回避することは出来ない。

Claims (5)

  1. 小児の胃食道逆流を防止する装置(10)は、
    少なくとも、小児の支持面がクッション材(11)で覆われた平面で固定する平面固定支持部(12)を備え、かつ、平面固定支持部(12)が車輪を装備したフレーム(30,30’)に搭載連結される際に、車輪を装備したフレーム(30,30’)と平面固定支持部(12)を連結するための機構(19)を備える構成であり、平面固定支持部(12)の支持側には水平線から75〜90度の傾斜度が設けられ、
    前記平面固定支持部(12)には、前記平面固定支持部(12)からの間隔を設けるスリング(13)が結合され、該スリング(13)は、それにより前記間隔に設置(収容)される小児(彼/彼女)の腹部をクッション材(11)に向けてしっかり固定するように構成されるものであり、
    前記スリング(13)は、平面固定支持部(12)と同一方向に傾斜したバックレスト(15)を備え、前記バックレスト(15)の上端は前記平面固定支持部(12)および前記クッション材(11)の上端よりも高い構成であり、更に、
    前記スリング(13)の底部(16)は、前記スリング(13)と前記平面固定支持部(12)との間の間隔を設けるものであって、前記平面固定支持部(12)に固定されるとともに、小児の尻を設置し支持するように構成されることを特徴とする小児の胃食道逆流防止装置。
  2. 前記平面固定支持部(12)と前記クッション材(11)の支持側の上部(14)は、平面固定支持部(12)とそのクッション材(11)の支持側の残りの他の部分よりも、少なくとも30度に達する傾斜度に湾曲していることを特徴とする請求項1記載の小児の胃食道逆流防止装置。
  3. 前記平面固定支持部(12)の前記支持側と前記クッション材(11)の上部(14)は、水平位置に到達する程度に湾曲していることを特徴とする請求項2記載の小児の胃食道逆流防止装置。
  4. 平面固定支持部(12)と車輪付きで供される前記フレーム(30,30’)の組み合わせにより、前記平面固定支持部(12)の前記支持側とそのクッション材(11)が水平から75〜80度の傾斜度となることを特徴とする請求項1乃至3記載の小児の胃食道逆流防止装置。
  5. 前記フレーム(30,30’)がベビーカーのフレーム(30,30’)からなることを特徴とする請求項1乃至4記載の小児の胃食道逆流防止装置。
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