JP6185882B2 - アクセスポイント装置 - Google Patents

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本発明は、アクセスポイント装置に関する。
近年、無線LAN(Local Area Network)が家庭やオフィス等で普及し、無線LAN端末が多数の情報機器に搭載されてインターネットアクセスの一手段として広く利用されている。一般的に利用されている無線LANは、IEEE802.11規格として標準化されている。
無線LANアクセスポイント装置(以下、「アクセスポイント」と称する。)が複数存在し、動作する場合について説明する。複数のアクセスポイントにより構成されたネットワーク上で、アクセスポイントがデータフレームの送信を行う際に、他のアクセスポイントによるデータフレームと衝突してしまう恐れがある。そこで、そのような事象を事前に防ぐため、アクセスポイントはCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance)と呼ばれる衝突回避方式を利用する。この方式では、アクセスポイントは、データフレームの送信を行う前に他のアクセスポイントによるデータフレームの送信がないかを検知し、送信がないことを検知した場合は自身のデータフレームの送信を開始する。また、アクセスポイントは、他のアクセスポイントによるデータフレームを確認した場合は、そのデータフレームの送信が終了するまで待ち、その後さらにランダムに生成される時間だけ待つという動作をする。これは、アクセスポイントが他のアクセスポイントによるデータフレーム送信の終了の時刻と同時に自装置のデータフレーム送信開始を試みると、衝突が発生する可能性が高いと考えられるためである。このランダムに生成される待ち時間はバックオフタイムと呼ばれ、“バックオフタイム=乱数値×スロット・タイム”で定義される。乱数値は、0〜CW(Contention Window)の範囲から生成されるランダムな整数である(例えば、非特許文献1参照)。
以下、このアクセスポイントが複数存在するメッシュネットワークの構成を想定する。メッシュネットワーク構成で行う通信には、IEEE802.11s規格がある。IEEE802.11s規格は、複数の無線LAN機器がメッシュネットワーク構成で行う通信プロトコルを標準規格化している。
IEEE802.11s規格では、ルーティング手法として、プロアクティブルーティングとオンデマンドルーティングが利用される。プロアクティブルーティングは、メッシュネットワーク構成において、外部ネットワークと接続する役割を担うアクセスポイント(以下、「ルートアクセスポイント」と称する。)が中心となってルーティングを行う。オンデマンドルーティングでは、送信したいデータフレームが発生する度に、送信元のアクセスポイントから送信先のアクセスポイントに対してルーティングを行う。
プロアクティブルーティングは次のように行われる。まず、ルートアクセスポイントは、下位に位置する他のアクセスポイントに対してRREQ(Route Request)をブロードキャスト送信する。下位に位置するアクセスポイントは、受信したRREQを次々にブロードキャスト送信し、RREQは、メッシュネットワーク構成内の全てのアクセスポイントまで届く。各アクセスポイントは、最上位に位置するアクセスポイントまでの経路を選択し、その経路を利用してRREP(Route Reply)をルートアクセスポイントにユニキャスト送信する。この一連の動作によって、ルートアクセスポイントはメッシュネットワーク構成内の全てのアクセスポイントに対する経路表を作成する。さらに、作成された経路表はメッシュネットワーク構成内の全てのアクセスポイントで共有される。この経路作成および作成された経路表の共有は一定周期で行われる。
オンデマンドルーティングの場合、先述した通り、送信元から送信先に対する経路を、送信したいデータフレームが発生する度に経路を確立する。経路を確立する方法はプロアクティブルーティングと同様である。すなわち、送信元のアクセスポイントがRREQをブロードキャスト送信し、送信先のアクセスポイントがRREQを送信元のアクセスポイントに対してユニキャスト送信で返すことで経路が確立される(例えば、非特許文献1、2参照)。
プロアクティブルーティングは、一度経路表を作成し、メッシュネットワーク構成内の全てのアクセスポイントに共有しておくことで、トラフィックが発生した際に速やかに通信が開始できるメリットがある。それに対し、オンデマンドルーティングにおいては、トラフィックが発生してから経路を確立しようとするため、プロアクティブルーティングに比べて、通信開始までの遅延時間が発生する。ただし、各アクセスポイントが移動するなどしてメッシュネットワーク構成が変化するような状況においては、その都度最適な経路が変更されることが想定されるため、プロアクティブルーティングに比べてオンデマンドルーティングの方が有効的に機能する場合もある。
IEEE STANDARDS ASSOCIATION,"Part 11:Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) specifications Amendment 10: Mesh Networking",IEEE Std 802.11s-2011,2011年 C. Perkins,"Ad hoc On-Demand Distance Vector (AODV) Routing",Network Working Group Request for Comments:3561,2003年
図7〜図9を用いて、従来方式により問題が発生すること説明する。
図7は、従来方式の通信ネットワークの構成例を示すブロック図である。同図に示すように、通信ネットワークには、7台のアクセスポイント91〜97が存在し、メッシュネットワークを構成している。アクセスポイント91は、外部ネットワークに接続されるルートアクセスポイントである。
同図において、アクセスポイント91〜97は、それぞれ送信フレームを有している。各アクセスポイントが有する送信フレームは、アクセスポイント91は4つ、アクセスポイント92、93は2つずつ、アクセスポイント94〜97は1つずつである。このようなメッシュネットワーク構成における各アクセスポイントの送信機会について説明する。また、同図においては、下りトラフィックを想定している。
図8は、図7に示すネットワーク構成における各アクセスポイントの送信機会を示す図である。図7に示す通信ネットワークにおいて、全ての各アクセスポイントからの送信信号を、全ての他のアクセスポイントが受信できる環境であるとする。この場合、従来方式のように送信機会を与えると、7台のアクセスポイント91〜97に対する送信機会はそれぞれ、7分の1ずつと確率的に等しくなる。
図9は、図8で示すように、送信機会がアクセスポイント91〜97に対して均等に割り振られた状況における各アクセスポイントの動作例を示す図である。通常は、送信機会は均等であり、送信待機時間(バックオフタイム)はランダムに生成されるため、送信する順序はその都度変化する。ただし、ここではアクセスポイント91〜97の順でバックオフタイムが短く生成された状況を想定して説明する。
同図において、アクセスポイント91〜97は、送信フレームを有し、送信機会を窺っている。アクセスポイント91は、ビジー状態でなくなったことを検出すると、一定の時間(DIFS:distributed interframe space)待った後、バックオフタイム経過後にフレーム送信を行う。それと同時に、アクセスポイント92〜97にも一定の待ち時間が設定されており、アクセスポイント91が通信している間に待ち時間は減少する。アクセスポイント91が送信フレームの送信を終了してからSIFS(short interframe space)後にACKを受信することによって、アクセスポイント91の通信が終了する。アクセスポイント91の通信が終わった後、アクセスポイント91の次にバックオフタイムが短いアクセスポイント92の送信機会となる。この動作を今後もアクセスポイント93〜97の順に続ける。アクセスポイント91〜97全てが1度ずつ通信を完了すると、アクセスポイント91に2度目の送信機会が与えられる。
このように、アクセスポイント91〜97それぞれが有している送信フレーム数は図7で示した通り異なるにも関わらず、送信機会は全てのアクセスポイントに対して均等に与えられる。そのため、均等に与えられた送信機会の中では、他のアクセスポイントよりも多くの送信フレームを有しているアクセスポイント91は、全ての送信フレームを送信し終えるまでに多くの時間を要する。ルートに近いアクセスポイントほどそのような状況に陥りやすく、そのことによってシステムスループットが制限されてしまう。例えば、図7に示すようなルートアクセスポイントからツリー状に構成されるネットワークの場合、先述したプロアクティブルーティングが用いられることが多く、ルートに近いアクセスポイントほどボトルネックと成り得る。
上記事情に鑑み、本発明は、通信ネットワークを構成する各アクセスポイントの送信機会を、ネットワーク全体のスループットが向上するように制御することができるアクセスポイント装置を提供することを目的としている。
本発明の一態様は、通信ネットワークを構成するアクセスポイント装置であって、前記通信ネットワークを構成する他のアクセスポイント装置とアンテナを介して無線通信を行う無線通信処理部と、前記無線通信処理部による通信状況を監視する通信状況監視部と、前記通信状況監視部が監視により得た自装置の通信状況と、前記他のアクセスポイント装置から受信した通信情報から得られる前記他のアクセスポイント装置の通信状況とに基づいて、前記通信ネットワークを構成する各アクセスポイント装置の送信機会を制御する制御部と、を備えることを特徴とするアクセスポイント装置である。
本発明の一態様は、上述するアクセスポイント装置であって、前記通信ネットワークを構成する各アクセスポイント装置と他の通信ネットワークとの通信を中継する通信処理部をさらに備え、前記通信状況監視部は、前記通信処理部における通信状況を監視し、前記制御部は、前記通信状況監視部が監視により得た自装置の通信状況及び前記他のアクセスポイント装置の通信状況に基づいて、前記通信ネットワークを構成する各アクセスポイント装置の送信機会を制御する、ことを特徴とする。
本発明の一態様は、上述するアクセスポイント装置であって、前記通信状況は、トラフィック量であり、前記制御部は、トラフィック量が多いほど送信機会が増えるように、前記通信ネットワークを構成する各アクセスポイント装置の送信機会を制御する、ことを特徴とする。
本発明の一態様は、上述するアクセスポイント装置であって、前記通信状況は、送信データのバッファ量であり、前記制御部は、バッファ量が多いほど送信機会が増えるように、前記通信ネットワークを構成する各アクセスポイント装置の送信機会を制御する、ことを特徴とする。
本発明の一態様は、上述するアクセスポイント装置であって、前記無線通信処理部は、前記他のアクセスポイント装置から受信した経路に関する情報に基づいて前記通信ネットワークにおける経路表を生成し、前記制御部は、前記無線通信処理部が生成した経路表から自装置及び前記他のアクセスポイント装置それぞれの下位のアクセスポイント装置の数を取得し、下位のアクセスポイント装置の数が多いほど送信機会が増えるように、前記通信ネットワークを構成する各アクセスポイント装置の送信機会を制御する、ことを特徴とする。
本発明の一態様は、上述するアクセスポイント装置であって、前記制御部は、自装置及び他のアクセスポイント装置の前記通信状況に基づいて得られた送信機会を、自装置及び前記他のアクセスポイントの通信能力に応じて変更する、ことを特徴とする。
本発明の一態様は、上述するアクセスポイント装置であって、前記制御部は、バックオフタイムの最大値により送信機会を制御する、ことを特徴とする。
また、本発明の一態様は、通信ネットワークを構成するアクセスポイント装置であって、前記通信ネットワークを構成する他のアクセスポイント装置とアンテナを介して無線通信を行う無線通信処理部と、前記無線通信処理部による通信状況を監視する通信状況監視部と、前記通信ネットワークを構成し、他の通信ネットワークと接続されるアクセスポイント装置に、前記通信状況監視部が監視により得た自装置の通信状況を示す通信情報を通知する処理と、前記他の通信ネットワークと接続される前記アクセスポイント装置が前記通信ネットワークを構成する各アクセスポイントの通信状況に基づいて決定した送信機会に従って前記無線通信処理部を制御する処理とを実行する制御部と、を備えることを特徴とするアクセスポイント装置である。
本発明により、通信ネットワークを構成する各アクセスポイントの送信機会を、ネットワーク全体のスループットが向上するように制御することが可能となる。
本発明の第1の実施形態による通信ネットワークの構成と、通信ネットワークを構成するアクセスポイントの内部構成とを示すブロック図である。 図1に示す通信ネットワークにおいてバッファ量を用いて送信機会を制御する処理を示すフローチャートである。 同実施形態による通信ネットワークにおいてバッファ量を用いて送信機会が制御された場合の各アクセスポイントの送信機会を示す図である。 同実施形態による通信ネットワークにおいてバッファ量を用いて送信機会が制御された場合の各アクセスポイントの動作例を示す図である。 第2の実施形態による通信ネットワークにおいてトラフィック量を用いて送信機会を制御する処理を示すフローチャートである。 第3の実施形態による通信ネットワークにおいて配下のアクセスポイント数を用いて送信機会を制御する処理を示すフローチャートである。 従来方式のアクセスポイントによる通信ネットワーク構成例を示す図である。 図7に示す通信ネットワーク構成における各アクセスポイントの送信機会を示す図である。 図7に示す通信ネットワーク構成における各アクセスポイントの動作例である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態によるアクセスポイント装置(以下、「アクセスポイント」と称する)を説明する。本実施形態では、通信ネットワークがメッシュネットワークであり、メッシュネットワークを構成する各アクセスポイントが、外部ネットワークに接続しているアクセスポイントに自装置の通信情報を通知することで、全アクセスポイントの送信機会を制御する場合に適用される例を説明する。また、本実施形態では、メッシュネットワーク構成内の全てのアクセスポイントは固定であるとする。
図1は、本発明の一実施形態による通信ネットワークの構成と、通信ネットワークを構成するアクセスポイントの内部構成とを示すブロック図である。同図においては、本実施形態と関係する機能ブロックのみを抽出して示してある。同図に示すように、通信ネットワークは、アクセスポイント1、2、3を有している。アクセスポイント1、2、3はメッシュネットワークを構成しており、外部ネットワークに接続可能なアクセスポイント1は、アクセスポイント2、3の上位のアクセスポイントである。アクセスポイント1〜3の変調方式や伝送速度などの通信能力は、全て同じとする。
アクセスポイント1は、アンテナ11、無線通信処理部12、通信状況監視部13、有線通信処理部14(通信処理部)、データベース部15、及び制御部16を備えて構成される。
無線通信処理部12は、アンテナ11を介して他のアクセスポイントとメッシュネットワーク構成で接続する。通信状況監視部13は、無線通信処理部12、及び有線通信処理部14を監視し、監視により得られた通信状況を示す通信情報を制御部16に出力する。有線通信処理部14は、外部ネットワークと有線ケーブルで接続し、各アクセスポイント装置と外部ネットワークとの通信を中継する。データベース部15は、通信状況監視部13が出力した通信情報や、他のアクセスポイントから受信した通信情報を蓄積する。制御部16は、データベース部15に蓄積された通信情報から得られる各アクセスポイントの通信状況に基づいて各アクセスポイントの送信機会を算出し、算出した送信機会を各アクセスポイントで共有するように無線通信処理部12を制御する。本実施形態では、制御部16は、通信状況として各アクセスポイントにおける送信データのバッファ量を用いて送信機会を算出する。
なお、上記においては、アクセスポイント1は、他の通信ネットワークである外部ネットワークと有線ケーブルで接続しているが、無線により接続してもよい。
アクセスポイント2は、アンテナ21、無線通信処理部22、通信状況監視部23、データベース部24、及び制御部25を備えて構成される。アクセスポイント3は、アクセスポイント2と同様の構成である。
無線通信処理部22は、アンテナ21を介して他のアクセスポイントとメッシュネットワーク構成で接続する。通信状況監視部23は、無線通信処理部22を監視し、監視により得られた通信状況を示す通信情報をデータベース部24に出力する。データベース部24は、通信状況監視部23から出力された通信情報を蓄積する。制御部25は、データベース部24に蓄積された通信情報をアクセスポイント1に通知する。また、制御部25は、アクセスポイント1から通知された送信機会を基に無線通信処理部22を制御する。
図2は、図1に示す通信ネットワークにおいてバッファ量を用いて送信機会を制御する処理を示すフローチャートである。同図に示すフローチャートは、メッシュネットワーク構成で接続される複数のアクセスポイントが存在し、IEEE802.11s規格において、プロアクティブルーティングが行われることを契機に起動し、制御手順が実行される。
まず、プロアクティブルーティングによってメッシュネットワーク構成内における全ての経路表が作成される。外部ネットワークに接続する最上位のアクセスポイント1の制御部16は、プロアクティブルーティングにより生成された経路表を制御部16に出力する。これにより、制御部16は、システム全体のネットワーク構成を把握する(ステップS1)。
具体的には、プロアクティブルーティングは次のように行われる。ルートアクセスポイントであるアクセスポイント1の無線通信処理部22は、下位のアクセスポイントに対してRREQ(Route Request)をブロードキャスト送信する。RREQは、メッシュネットワーク構成内の全てのアクセスポイントまで届く。ルートアクセスポイント以外の各アクセスポイント(本実施形態では、アクセスポイント2、3)は、アクセスポイント1までの経路を選択すると、その経路を利用してRREP(Route Reply)をアクセスポイント1にユニキャスト送信する。アクセスポイント1の無線通信処理部12は、送受信したRREQ及びRREPに基づいて経路表を作成し、制御部16に出力する。
アクセスポイント2、3の通信状況監視部23は、自装置の通信状況として送信フレームのバッファ量を把握する。アクセスポイント2、3の制御部25は、無線通信処理部22を制御して、通信情報として通信状況監視部23が把握したバッファ量を示すバッファ量情報をアクセスポイント1に通知する(ステップS2)。
アクセスポイント1の無線通信処理部12は、アンテナ11がアクセスポイント2、3から受信したバッファ量情報を制御部16に出力する。制御部16は、アクセスポイント2、3から受信したバッファ量情報を、データベース部15に蓄積する(ステップS3)。また、アクセスポイント1の通信状況監視部13は、自装置の通信状況として送信フレームのバッファ量を把握し、把握したバッファ量を示すバッファ量情報をデータベース部15に蓄積する。
アクセスポイント1の制御部16は、データベース部15に記憶されているバッファ量情報に基づいて、各アクセスポイントのバッファ量を得る。制御部16は、アクセスポイント1〜3のバッファ量を用いて全体の送信機会を按分する。つまり、バッファ量が多いほど送信機会は増加する。各アクセスポイント1、2、3それぞれのバッファ量をB1、B2、B3とすると、アクセスポイント1の送信機会は、“B1/(B1+B2+B3)”で算出される。同様に、アクセスポイント2の送信機会は、“B2/(B1+B2+B3)”で算出され、アクセスポイント3の送信機会は、“B3/(B1+B2+B3)”で算出される。このようにして、制御部16は、通信ネットワークを構成する各アクセスポイントの送信機会を決定する(ステップS4)。
アクセスポイント1の制御部16は、ステップS4において算出された送信機会が多いアクセスポイントほど、バックオフタイムを短く設定するように割り振る。バックオフタイムは、“バックオフタイム=乱数値×スロット・タイム”のように、乱数(CW)とスロット・タイムで決定されるため、実際には乱数の上限値である「CWmax」を適切に設定することでバックオフタイムを設定することができる。つまり、アクセスポイント1の制御部16は、送信機会の多いアクセスポイント順にCWmaxを小さく設定することにより、バックオフタイムを割り振る。そして、制御部16は、無線通信処理部12に指示し、アクセスポイント2、3に割り振ったバックオフタイムの情報を設定した指示パケットをブロードキャスト送信する(ステップS5)。バックオフタイムの情報は、制御部16が各アクセスポイントについて0〜CWmaxの範囲から生成した乱数を用いて算出したバックオフタイムを設定してもよく、各アクセスポイントに割り振ったCWmaxを設定してもよい。
アクセスポイント2、3の無線通信処理部22は、アンテナ21が受信した指示パケットを制御部25に出力する。制御部25は、受信した指示パケットに設定されている自装置のバックオフタイムを利用して無線通信処理部22を制御する(ステップS6)。バックオフタイムの情報がCWmaxを示す場合、制御部25は、0〜CWmaxの範囲から生成した乱数を用いてバックオフタイムを算出する。また、アクセスポイント1の制御部16は、自装置のバックオフタイムを利用して無線通信処理部12を制御する。
図3は、図7と同様の通信ネットワークの構成例において、図2のフローチャートを利用した場合における各アクセスポイントの送信機会を示す図である。すなわち、7台のアクセスポイント31〜37がメッシュネットワークを構成しており、アクセスポイント31が図1のアクセスポイント1と同様の構成であり、アクセスポイント32〜37が図1のアクセスポイント2と同様の構成であるとする。
アクセスポイント31〜37はそれぞれ、送信フレームをバッファリングしている。アクセスポイント31のバッファ量B31は4、アクセスポイント32、33それぞれのバッファ量B32、B33は2、アクセスポイント34〜37それぞれのバッファ量B34〜B37は1である。アクセスポイント31の制御部16は、それらのバッファ量を用いて全体の送信機会を按分することにより、各アクセスポイント31〜37それぞれの送信機会を算出する。アクセスポイント3i(iは1から7までの整数)の送信機会は、B3i/(B31+B32+B33+B34+B35+B36+B37)である。従って、アクセスポイント31の送信機会は、4/(4+2+2+1+1+1+1)=4/12となる。また、アクセスポイント32、33の送信機会は、2/(4+2+2+1+1+1+1)=2/12となり、アクセスポイント34〜37それぞれの送信機会は、1/(4+2+2+1+1+1+1)=1/12となる。
図4は、バッファ量を用いて送信機会が制御された場合の各アクセスポイントの動作例を示す図である。同図では、図3に示す送信機会を基に各アクセスポイントのバックオフタイムが設定されたときの動作例を示す図である。アクセスポイント31は、送信機会が4/12となるため、3回に1回は自装置の送信機会となる。アクセスポイント32、33は、送信機会が2/12となるため、6回に1回は自装置の送信機会となる。また、アクセスポイント33〜37は、送信機会が1/12となるため、12回に1回は自装置の送信機会となる。ただし、同図では送信するタイミングをアクセスポイント31〜37の順としているが、実際にはアクセスポイント31からの指示パケットに従って設定されたバックオフタイム内においてランダムに待ち時間が生成される。
(第2の実施形態)
上述した実施形態では、各アクセスポイントの送信機会をバッファ量に基づいて決定しているが、本実施形態では、トラフィック量に基づいて決定する。以下、第1の実施形態との差分を中心に説明する。
本実施形態の通信ネットワークの構成、及び通信ネットワークを構成するアクセスポイントの内部構成は、図1に示す第1の実施形態と同様である。
図5は、本実施形態による通信ネットワークにおいてトラフィック量を用いて送信機会を制御する処理を示すフローチャートである。同図に示すフローチャートは、送信機会の算出にバッファ量に代えてトラフィック量を用いる点以外は、図2に示す第1の実施形態と同様の処理となる。すなわち、図5のステップS11、S15〜S16は、図2のステップS1、S5〜S6と全く同様の処理となる。
図2のステップS1と同様に、アクセスポイント1の制御部16は、プロアクティブルーティングにより生成された経路表により、システム全体のネットワーク構成を把握する(ステップS11)。アクセスポイント2、3の通信状況監視部23は、無線通信処理部22を監視して得られた通信状況を示す通信情報をデータベース部24に書き込んでいる。通信情報は、トラフィック量を取得可能な情報を含む。アクセスポイント2、3の制御部25は、データベース部24に蓄積されている通信情報からトラフィック量を取得し、取得したトラフィック量を示すトラフィック量情報をアクセスポイント1に通知する(ステップS12)。アクセスポイント1の制御部16は、アクセスポイント2、3から受信したトラフィック量情報をデータベース部15に書き込む(ステップS13)。また、アクセスポイント1の通信状況監視部13は、無線通信処理部12、及び有線通信処理部14を監視して得られた通信状況を示す通信情報をデータベース部15に書き込んでいる。
アクセスポイント1の制御部16は、データベース部15に記憶されているアクセスポイント2、3のトラフィック量情報、及び、アクセスポイント1の通信情報から、各アクセスポイントのトラフィック量を得る。制御部16は、アクセスポイント1〜3のトラフィック量を用いて全体の送信機会を按分し、各アクセスポイントの送信機会を決定する(ステップS14)。つまり、トラフィック量が多いほど送信機会は増加する。各アクセスポイント1、2、3それぞれのバッファ量をT1、T2、T3とすると、アクセスポイント1の送信機会は、“T1/(T1+T2+T3)”で算出される。同様に、アクセスポイント2の送信機会は、“T2/(T1+T2+T3)”で算出され、アクセスポイント3の送信機会は、“T3/(T1+T2+T3)”で算出される。
ステップS15〜S16の処理は、図2のステップS5〜S6と同様である。つまり、アクセスポイント1の制御部16は、送信機会が多いアクセスポイント順にCWmaxを小さく設定してバックオフタイムを割り振り、割り振ったバックオフタイムの情報を設定した指示パケットをブロードキャスト送信する(ステップS15)。アクセスポイント2、3の制御部25は、受信した指示パケットに設定されている自装置のバックオフタイムを利用して無線通信処理部22を制御する(ステップS16)。また、アクセスポイント1の制御部16は、自装置のバックオフタイムを利用して無線通信処理部12を制御する。
なお、アクセスポイント1は、各アクセスポイントのトラフィック量を、通信状況監視部13が有線通信処理部14を監視して得た通信状況から把握することが可能である。これは、アクセスポイント1が外部ネットワークと通信する場合のみならず、アクセスポイント2、3が外部ネットワークと通信するときには、必ずアクセスポイント1の有線通信処理部14が中継して通信を行うからである。そこで、通信状況監視部13は、有線通信処理部14における外部ネットワークとの通信を監視して通信状況を得ると、得られた通信状況を示す通信情報をデータベース部15に書き込む。制御部16は、通信情報が示す有線通信処理部14における通信状況から、アクセスポイント1、2、3のトラフィック量を得る。なお、アクセスポイント1のトラフィック量は、通信状況監視部13が無線通信処理部12を監視して得た通信状況を示す通信情報から取得してもよい。
(第3の実施形態)
上述した実施形態では、各アクセスポイントの送信機会をバッファ量あるいはトラフィック量に基づいて決定しているが、本実施形態では、配下のアクセスポイント数に基づいて決定する。以下、第1の実施形態との差分を中心に説明する。
本実施形態の通信ネットワークの構成、及び通信ネットワークを構成するアクセスポイントの内部構成は、図1に示す第1の実施形態と同様である。
図6は、本実施形態による通信ネットワークにおいて配下のアクセスポイント数を用いて送信機会を制御する処理を示すフローチャートである。
図2のステップS1と同様に、アクセスポイント1の制御部16は、プロアクティブルーティングにより生成された経路表により、システム全体のネットワーク構成を把握する(ステップS21)。アクセスポイント1の制御部16は、このステップS21において通信状況として把握したネットワーク構成により、各アクセスポイントの配下に存在するアクセスポイント数も把握する。制御部16は、その各アクセスポイントの配下に存在するアクセスポイント数の情報を用いて全体の送信機会を按分する。つまり、配下に存在するアクセスポイント数が多いほど送信機会は増加する。ただし、按分に用いる数字は、「実際の配下のアクセスポイント数+1」とする。これは、ネットワーク構成上、最も下位に存在するアクセスポイントは配下のアクセスポイント数が「0」となるため、そのまま用いると送信機会も「0」となるためである。よって、図1の構成例の場合、アクセスポイント1〜3それぞれの配下のアクセスポイント数をH1〜H3とすると、アクセスポイント1の送信機会は、“(H1+1)/{(H1+1)+(H2+1)+(H3+1)}”で決定される。同様に、アクセスポイント2の送信機会は、“(H2+1)/{(H1+1)+(H2+1)+(H3+1)}”で算出され、アクセスポイント3の送信機会は、“(H3+1)/{(H1+1)+(H2+1)+(H3+1)}”で算出される。このように、制御部16は、通信ネットワークを構成する各アクセスポイントの送信機会を算出する(ステップS22)。ステップS23〜S24の処理は、図2のステップS5〜S6と同様である。
上述した実施形態においては、通信ネットワークを構成する各アクセスポイントの通信完了が全て同じ条件であることを前提とし、各アクセスポイントのバッファ量、トラフィック量、あるいは、配下のアクセスポイント数により全体の送信機会を按分し、各アクセスポイントの送信機会を算出している。しかし、通信ネットワークを構成する各アクセスポイントの通信能力が異なる場合、按分により算出された送信機会を通信能力に応じて変更する。例えば、通信ネットワークに変調方式が16QAMのアクセスポイントと、64QAMのアクセスポイントが混在しているとする。64QAMのアクセスポイントは、16QAMのアクセスポイントに対して4倍の情報量を伝達することができる。そこで、アクセスポイント1の制御部16は、上述した実施形態と同様に、各アクセスポイントのバッファ量、トラフィック量、あるいは、配下のアクセスポイント数により全体の送信機会を按分して各アクセスポイントの送信機会を算出する。さらに、アクセスポイント1の制御部16は、64QAMのアクセスポイントの送信機会を、16QAMのアクセスポイントの4倍とする。なお、変調方式に代えて、伝送速度を用いてもよい。アクセスポイント2、3はアクセスポイント1に自装置の現在の通信能力を通知するが、通信能力が変わらない通信環境である場合、アクセスポイント2、3の通信能力を予めアクセスポイント1のデータベース部15に記憶させておいてもよい。
以上説明した実施形態によれば、メッシュネットワーク構成で動作する無線LANアクセスポイントの送信機会を、メッシュネットワーク構成全体のシステムスループットを向上させるよう制御することが可能となる。特に、変動するネットワーク構成やトラフィックなどに因らずシステムスループットの低下がみられないようなネットワーク構成が必要な用途に好適である。
上述した実施形態におけるアクセスポイント1、2の機能をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
以上、図面を参照して本発明の実施形態を説明してきたが、上記実施の形態は本発明の例示に過ぎず、本発明が上記実施の形態に限定されるものではないことは明らかである。したがって、本発明の技術思想及び範囲を逸脱しない範囲で構成要素の追加、省略、置換、その他の変更を行ってもよい。
無線の通信ネットワークを構成するアクセスポイント装置に適用することができる。
1、2、3、31、32、33、34、35、36、37、91、92、93、94、95、96、97…アクセスポイント, 11、21…アンテナ, 12、22…無線通信処理部, 13、23…通信状況監視部, 14…有線通信処理部, 15、24…データベース部, 16、25…制御部

Claims (6)

  1. 通信ネットワークを構成するアクセスポイント装置であって、
    前記通信ネットワークを構成する他のアクセスポイント装置とアンテナを介して無線通信を行う無線通信処理部と、
    前記無線通信処理部による通信状況を監視する通信状況監視部と、
    前記通信状況監視部が監視により得た自装置の通信状況と、前記他のアクセスポイント装置から受信した通信情報から得られる前記他のアクセスポイント装置の通信状況とに基づいて、前記通信ネットワークを構成する各アクセスポイント装置の送信機会を決定する制御部と、
    を備え
    前記各アクセスポイント装置は、通知された数値範囲の中から生成した乱数を用いてバックオフタイムを算出し、
    前記制御部は、前記各アクセスポイント装置に対して、決定した前記送信機会に応じた前記数値範囲の情報を通知する
    ことを特徴とするアクセスポイント装置。
  2. 通信ネットワークを構成するアクセスポイント装置であって、
    前記通信ネットワークを構成する他のアクセスポイント装置とアンテナを介して無線通信を行う無線通信処理部と、
    前記通信ネットワークを構成する各アクセスポイント装置と他の通信ネットワークとの通信を中継する通信処理部と、
    記通信処理部における通信状況を監視する通信状況監視部と、
    記通信状況監視部が監視により得た自装置の通信状況及び前記他のアクセスポイント装置の通信状況に基づいて、前記通信ネットワークを構成する各アクセスポイント装置の送信機会を決定する制御部と、
    を備え、
    前記各アクセスポイント装置は、通知された数値範囲の中から生成した乱数を用いてバックオフタイムを算出し、
    前記制御部は、前記各アクセスポイント装置に対して、決定した前記送信機会に応じた前記数値範囲の情報を通知する
    ことを特徴とするアクセスポイント装置。
  3. 前記通信状況は、トラフィック量であり、
    前記制御部は、トラフィック量が多いほど送信機会が増えるように、前記通信ネットワークを構成する各アクセスポイント装置の送信機会を決定する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアクセスポイント装置。
  4. 前記通信状況は、送信データのバッファ量であり、
    前記制御部は、バッファ量が多いほど送信機会が増えるように、前記通信ネットワークを構成する各アクセスポイント装置の送信機会を決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のアクセスポイント装置。
  5. 前記制御部は、自装置及び前記他のアクセスポイント装置の前記通信状況に基づいて得られた送信機会を、自装置及び前記他のアクセスポイントの通信能力に応じて変更する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載のアクセスポイント装置。
  6. 通信ネットワークを構成するアクセスポイント装置であって、
    前記通信ネットワークを構成する他のアクセスポイント装置とアンテナを介して無線通信を行う無線通信処理部と、
    前記無線通信処理部による通信状況を監視する通信状況監視部と、
    前記通信ネットワークを構成しかつ前記通信ネットワークを構成する各アクセスポイント装置の通信状況に基づいて該各アクセスポイント装置の送信機会を決定する一のアクセスポイント装置に、前記通信状況監視部が監視により得た自装置の通信状況を示す通信情報を通知する処理と、前一のアクセスポイント装置から自装置の送信機会に応じた数値範囲の情報を受信し、受信した前記数値範囲の中から生成した乱数を用いてバックオフタイムを算出し、算出した前記バックオフタイムを利用して前記無線通信処理部を制御する処理とを実行する制御部と、
    を備えることを特徴とするアクセスポイント装置。
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