JP6185689B1 - 照明制御及び状況照会 - Google Patents

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Abstract

照明ネットワークの少なくとも1つの照明装置を制御するため、照明ネットワークを通じて時間的シーケンスで次々に送信のために、照明制御プロトコルの2つ以上の照明制御フレームを記憶又はバッファリングするための第1の保持ロケーション部と、照明ネットワークの少なくとも1つの照明装置の状況を照会するため、照明ネットワークを通じて送信のために、装置管理プロトコルの少なくとも1つの状況照会を記憶又はバッファリングするための第2の保持ロケーション部とを含むコントローラである。このコントローラは、照明制御フレームのうちの1つが当該時間的シーケンス内の所定の数の当該照明制御フレーム内の他の照明制御フレームに対して冗長であるときを自動的に検出し、応答として、当該時間的シーケンス内の冗長である照明制御フレームの代わりに状況照会を自動的に送信させるように構成されたアービトレータを更に含む。

Description

本発明は、照明装置を制御するためのDMXなどの照明制御プロトコル及び照明装置の状況を照会するためのRDM又はArtRDMなどの装置管理プロトコルに関する。
DMX(デジタルマルチプレックス)は、劇場及びコンサートの照明システムなどの適用例で使用するための照明制御標準である。これは、毎秒44回以上の高速で更新され、512通りのアドレスに関する8ビット値の制御を提供する。DMXは、単純な8ビットの調光白色電球からストロボ及びゴーボーを備えたRGB可動ヘッドライトまで、多くのタイプの照明器具に関するサポートを定義する。
図1〜図3を参照すると、コントローラ8は照明ネットワーク7を通じて照明制御コマンドを送信し、当該コマンドはDMXフレーム26内にパッケージ化されていて、異なるフレームは時間的シーケンス内の異なるそれぞれの時間で次々に送信される。照明ネットワーク7は、適切なバス又は相互接続部を介してコントローラ8に接続された1つ以上の(スレーブ)照明装置10(図1には10、10、及び10として示されている)を含む。DMXネットワーク7は時には「ユニバース」と呼ばれる。それぞれの照明装置10には所与のシステム内のDMXアドレスのうちの1つ以上が割り振られていて、即ち、照明装置当たり1つのみのアドレスにする必要はないことに留意されたい。従って、所与の装置10は複数のDMXアドレス(例えば、DMXアドレス空間内の連続した範囲のアドレス)を使用することができ、例えば、同じ装置の複数の異なる機能のそれぞれを制御するために異なるアドレスが割り当てられる。
図2に示されているように、それぞれのDMXフレーム26は、フレームの開始を知らせるための開始コード23を含み、512個の1バイトタイムスロット25が続き、シーケンス内の隣接フレーム26同士を分離するためのブレーク時間27が続く。それぞれのタイムスロット25は異なるDMXアドレスに対応し、従って、1つのDMXフレームがネットワークを通じて発行されると、そのスロット内のデータのバイトは関連アドレスへ送られる。即ち、フレーム26内のタイムスロット25の位置は制御されるべき装置及び機能を決定する一方、スロット内のバイトのデータ値は当該装置又は機能に関する制御設定値を指定する。従って、所与のDMXコマンドは単一フレームのスペース内の最高512通りのアドレスにそれぞれのバイトを送信する(しかし、フレーム当たりの1つのアドレスについて1バイトのみ)。
DMXは、例えば、照明装置をオン又はオフにするため、出力強度を上げるか若しくは下げるため、出力光のスペクトルを変更するため、又は照明装置の方向を変更するため(例えば、装置をパン及び/又は傾斜させるため)に、照明装置の様々な異なる出力機能を制御するために使用することができる。
しかし、DMXを使用すると、コントローラ8は照明装置10にデータを送信できるだけであり、照明装置から戻るデータを受信できないというように、DMXは単方向プロトコルである。RDM(リモート装置管理)は、(数ある特徴の中で)状況フィードバックを可能にするためにDMX照明制御プロトコルに追加されたプロトコルである。これは、動的シーンがレンダリングされる間にリアルタイムランプドライバフィードバックを入手するために使用される。
図3に示されているように、RDMフレームは、時分割多重化によりDMXフレームでインターリーブされる。RDM照会は、DMXフレームと当時には照明ネットワーク7により実行することができない。その代わりに、DMXフレームの空間において、コントローラ8は、DMXフレームについて使用されるものと同じ照明ネットワークインフラストラクチャ7全体を通じてRDM GET又はSETコマンドを照明装置19に送信し、対応する応答を受信する。RDMトラフィックは、異なる開始コード23によってDMXフレームと区別される。RDM SETコマンドにより、コントローラ8は特定のDMXアドレスで照明装置10を構成し、応答として肯定応答を受信することができる。受信機10からコントローラ8に戻る肯定応答は1つのDMXフレーム内で行われ、従って、コントローラ8から送信されるRDM及び応答はすべて1つの単一DMXフレームに必要な時間内にある。例えば、RDM SETコマンドは、装置のDMXアドレスを変更するか、装置のモードを変更するか、又はパン及び傾斜を逆転させる。RDM GETコマンドは、特定のRDMアドレス(UID、MACアドレスのように製造時に与えられた固有ID)に向けられた状況照会を実行し、装置10がそのアドレスに存在する場合、これはコントローラ8に応答を返すことになる。受信機10からコントローラ8に戻る応答は1つのDMXフレーム内で行われ、従って、この場合もコントローラ8から送信されるRDM及び応答はすべて1つの単一DMXフレームに必要な時間内にある。例えば、状況照会は、装置が特定のDMXアドレスに存在するかどうか、どのタイプの機能又は装置が特定のアドレスにあるか(例えば、調光器)、装置の現在の動作温度は何度か、又は報告するための障害があるかを尋ねてもよい。
ArtRDMは、IPネットワークを通じて使用するためにRDM標準を拡張するものである。通常、RS−485により実行されるRDM SET及びGETコマンドは、ArtRDM SET及びGET IPパケットによって置き換えられる。
図4を参照すると、ArtRDMシステムでは、コントローラ8は、インターネットプロトコル(IP)ネットワーク6により外部端末2からArtRDM SET及びGET IPパケットを受信するプロキシとして動作するように設けられる。次に、ArtRDM IPパケットはコントローラ8で正規のRDMコマンドに変換され、照明ネットワーク7を通じてこの形式で前方に転送される。また、コントローラ8は照明ネットワーク7を通じてそれぞれの応答を受信し、次にこれをIPパケットに変換して、IPネットワーク6により発信端末2に返す。
DMX、RDM、及びArtRDMは、様々な適用例で使用することができ、特に、照明シーンの動的リアルタイム変更が要求される舞台照明などのリアルタイムの適用例で有用である。例えば、劇場公演では、動的照明効果が公演の影響力に大いに貢献する可能性があることはよく知られたことである。人々は、興奮し、静的照明のみが使用される状況に比べ、より強烈な雰囲気を経験する。
フレームタイミングは通常、固定されている。従来、これは、RDM照会が(例えば、ユーザに示唆されて)実行される時に、そのRDM照会に対処するために、RDM照会が受信された時点の直後に次のDMXフレームがドロップされることを意味する(その最悪のケースでは44Hzという典型的なDMXフレームレートで23msを要する現行フレームがまず終了し、その後、シーケンス内の次のDMXフレームがドロップされ、ドロップされたDMXフレームと正確に同じ長さを要するRDMシーケンスによって置き換えられる)。ドロップされたDMXフレームは照明表示の円滑な流れを中断することになるので、これにより時には動的シーンにおける低い忠実性を導くことになる。
しかしながら、本明細書において、ユーザは、特に複雑な照明システムにおいて、瞬間ごとの細部とは対照的に、照明システムの全体的な状況にのみ興味を持つ傾向があることも認識されている。例えば、ユーザは、動作中と非使用中の両方についてランプが故障するか又は故障しそうなときを把握したいと希望するが、状況情報はリアルタイムで入手可能である必要はない。例えば、数分前までの状況情報でも非常に貴重なものになり得る。これに反して、上記のように、間違ったときにドロップされたDMXコマンドは動的(時間的に変動する)照明表示を阻害することになり得る。
より一般的には、照明制御プロトコルが装置管理プロトコルと共存し、間違ったときに照明制御を中断する装置管理プロトコルの状況照会が照明の効果を阻害する潜在能力を有する可能性があるという同様の考慮事項が、DMX及びRDMだけでなく、任意のタイプの照明制御プロトコル及び装置管理プロトコルに関して適用される。
動的照明シーンがその完全な忠実性又は少なくともその受け入れ可能な近似を維持するように、装置管理プロトコルの状況照会(例えば、RDM照会)を照明制御プロトコルのフレームシーケンス(例えば、DMXフレームのシーケンス)内に自動的に織り込むことができるコントローラを提供することが望ましいだろう。
本明細書に開示されている一態様により、照明制御プロトコルの2つ以上の照明制御フレーム(例えば、DMXフレーム)を記憶又はバッファリングするための第1の保持ロケーション部(holding location)と、装置管理プロトコル(例えば、RDM又はArtRDM)の少なくとも1つの状況照会を記憶又はバッファリングするための第2の保持ロケーション部とを含むコントローラが提供される。照明制御コマンドは、送信されたときに照明ネットワークの少なくとも1つの照明装置の発光を制御するために、照明ネットワークを通じて時間的シーケンス内で次々に送信機によって照明制御コマンドが送信されるように第1の保持ロケーション部に記憶又はバッファリングされる。また、状況照会は、照明ネットワークの少なくとも1つの照明装置の状況を照会するために、照明ネットワークを通じて送信機によって送信するように記憶又はバッファリングされる。
送信機は、第1の保持ロケーション部に指定されたシーケンス通りに照明制御フレームを送信し始める。しかし、このコントローラは、照明制御フレームのうちの1つが当該シーケンス内の所定の数の当該フレーム内で他の照明制御フレームに対して冗長であるときを自動的に検出するように構成されるアービトレータ(arbitrator)を更に含む。応答として、アービトレータは、当該シーケンス内の冗長照明制御フレームの代わりに状況照会を自動的に送信させる。
実施形態では、当該所定の数は1であり、即ち、当該検出のための条件は、照明制御フレームのうちの1つが当該シーケンス内で他の隣接照明制御フレームに対して冗長であるときを検出することである。実施形態では、この条件は、照明制御フレームのうちの1つが当該シーケンス内で先行する隣接照明制御フレームに対して冗長であることである。更に、実施形態では、冗長性の条件は、照明制御フレームのうちの当該1つが先行する隣接制御フレーム又はより一般的には当該他の照明制御フレームと同一であることである。
好ましくは、アービトレータは、冗長又は同一であるフレームが照明ネットワークを通じて送信されないように、冗長又は同一であるフレームを廃棄するように構成される。代替的に、冗長又は同一であるフレームはシーケンス内で置き換えられてもよい(例えば、状況照会に続く各フレームがフレーム1つ分だけシフトされる)。
従って、開示されている技法により、このコントローラは必ずしも状況照会(例えば、RDM照会)が受信されると直ちに照明制御フレーム(例えば、DMXフレーム)をドロップする又は置き換えるわけではない。むしろ、このコントローラは、照明制御プロトコルの1つのフレームが所定の時間ウィンドウ内で送信されている他の照明制御フレームに対して実質的に冗長であり、少なくとも、2つのフレーム間の照明効果の変化が人間の観察者にとってごくわずかであるという点で、好ましくは、2つのフレームが少なくともコントローラ8の所与の出力を介して使用中であるすべての宛先照明装置に関して同一である(即ち、冗長フレームは前のフレームに関して接続されたランプのいずれについてもその照明パターンに影響しない)という点で、冗長である場合を識別するまで待つように構成される。例えば、所与の出力に接続されたすべての照明器具によって使用されているすべてのDMXスロットについて、それぞれのバイト値がDMXフレームごとに変化しない場合に隣接DMXフレームは実際上「同一」と見なされる。これは、DMXフレーム全体が同一でなければならないことを意味するわけではないことに留意されたい。例えば、特定のDMXスロットは使用されていない可能性があり、及び/又は1つのコントローラが複数の出力を有する(例えば、多くのコントローラが1つのイーサネット(登録商標)入力と多くのRS−485出力とを有する)場合、開示されているロジックをその出力のそれぞれに独立して適用することができる。
冗長であるフレームを識別すると、コントローラは自動的に機会を捉えて冗長であるフレームを保留中の状況照会と置き換える。例えば、コントローラは、並んだ2つの同一DMXフレームを識別し、後のフレームをRDM照会と置き換えるように構成される。
その結果、照明効果は状況チェックの使用による不当な影響は受けない。状況情報は遅延する可能性があるが、発明者はこれを様々な適用例について受け入れ可能であると見なしている。
本明細書に開示されている他の態様により、少なくとも1つのコンピュータ可読記憶媒体上に実施され、照明コントローラ上で実行された時に、照明ネットワークを通じて少なくとも1つの照明装置の発光を制御するために照明制御プロトコルの2つ以上の照明制御フレームを記憶又はバッファリングし、照明制御フレームが時間的シーケンス内で次々に照明ネットワークを通じて送信されるように設けられる動作と、照明ネットワークを通じて少なくとも1つの照明装置の状況を照会するために装置管理プロトコルの少なくとも1つの状況照会を受信する動作と、当該シーケンス通りに照明ネットワークを通じて照明制御フレームのうちの1つを送信する動作と、照明制御フレームのうちの1つが当該シーケンス内の所定の数のフレーム内で他の照明制御フレームに対して冗長であるときを自動的に検出する動作と、当該検出に応答して、当該シーケンス内の冗長である照明制御フレームの代わりに状況照会を自動的に送信する動作とを実行するように構成されたコードを含む、コンピュータプログラム製品が提供される。
実施形態では、このコンピュータプログラム製品は、本明細書に開示されているコントローラの特徴のいずれかに応じた動作を実行するように更に構成される。
本明細書に開示されている更に他の態様により、照明ネットワークを通じて少なくとも1つの照明装置の発光を制御するために照明制御プロトコルの2つ以上の照明制御フレームを記憶又はバッファリングし、照明制御フレームが時間的シーケンス内で次々に照明ネットワークを通じて送信されるように設けられることと、照明ネットワークを通じて少なくとも1つの照明装置の状況を照会するために装置管理プロトコルの少なくとも1つの状況照会を受信することと、当該シーケンス通りに照明ネットワークを通じて照明制御フレームのうちの1つを送信することと、照明制御フレームのうちの1つが当該シーケンス内の所定の数のフレーム内で他の照明制御フレームに対して冗長であるときを自動的に検出することと、当該検出に応答して、当該シーケンス内の冗長である照明制御フレームの代わりに状況照会を自動的に送信することとを含む方法が提供される。
実施形態では、この方法は、本明細書に開示されているコントローラの特徴のいずれかに応じた動作を更に含む。
本発明をより良く理解するため並びに実施形態をどのように実施するかを示すために、例として添付図面について言及する。
照明ネットワークの概略ブロック図である。 DMXフレームの概略表現である。 DMXフレーム間にインターリーブされたRDM照会を概略的に示している。 照明システムの概略ブロック図である。 照明システムのコントローラの概略ブロック図である。 RDM及びDMXに関するアービトレーション方式を概略的に示している。
図4は、本発明の実施形態を実現可能な照明システムの一例を示している。このシステムは、照明コントローラ8と、照明ネットワーク7を形成するために適切なバス又は相互接続インフラストラクチャによってまとめて接続された1つ以上の照明装置10(10〜10)とを含む、少なくとも1つの照明ネットワーク7を含む。それぞれの照明装置10(10〜10)は1つ以上の光源14(14〜14)、例えば、1つ以上のLEDランプ、白熱電球及び/又はガス放電ランプと、それぞれの照明装置10の1つ以上の光源14をネットワークに接続するそれぞれのベースユニット12(12〜12)とを含む。
照明コントローラ8は、照明ネットワーク7を通じて、従って、照明装置10のうちの少なくとも1つに向かってDMXなどの照明制御プロトコルのフレームを送信するように構成される。例えば、DMX/RS−485では、すべてのスレーブ装置10が照明ネットワーク7を介してコントローラ8からDMX信号を受信し、照明ネットワーク7を通じて送信されたDMXフレーム26は、そのフレーム内のデータを送信するために使用されているタイムスロット25に対応する任意のアドレスに作用する(もう一度、図2を参照)。照明制御プロトコルは、例えば、照明装置若しくは個々の光源14をオン若しくはオフにするため、照明装置10若しくは個々の光源14の出力強度を上げるか若しくは下げるため、照明装置若しくは個々の光源14のスペクトルを調整するため(例えば、色相値又はRGB値を調整するため)、又は照明装置若しくは個々の光源14の方向若しくは空間分布を変更するため(例えば、可動照明装置10又は光源14をパン又は傾斜させるため)に使用される。照明装置10に照明制御プロトコルの複数のアドレス(例えば、複数のDMXアドレス)が割り当てられる場合、それぞれのアドレスは、異なる構成光源14、照明装置10の異なる機能(例えば、切り換え、調光、色調節、及び/又は方向)、又は光源14と機能との異なる組み合わせを制御する。
照明制御プロトコルはDMXなどの単方向プロトコルであり、それ自体は照明ネットワーク7上の照明装置10のいずれについても状況を照会することができない。それ故に、照明制御プロトコルを補うために、照明コントローラ8は、照明制御プロトコルに加えてRDMなどの別個の双方向装置管理プロトコルも使用するように構成される。従って、コントローラ8は、装置管理プロトコルの状況照会28を送信するように構成される。例えば、コントローラ8は、照明ネットワーク7により照明装置10(又は照明装置10の個々の光源14及び/又は機能)のRDMアドレス(UID)にRDM GETコマンドを送信し、アドレス指定された装置はDMXフレーム1つ分の期間内に要求された状況情報で応答する。装置管理プロトコルの状況照会は、例えば、照明装置のセンサ(例えば、照明装置10又は個々の光源の現在の動作温度を測定するための温度センサ)から情報を要求するため、照明装置10若しくは個々の光源14の動作時間数のカウントを照会するため、又は照明装置10若しくは個々の光源14に関する障害報告を要求するために使用される。
実施形態では、装置管理プロトコルは照明ネットワーク7を通じて照明装置10の設定を構成する能力も有する場合もあることに留意されたい。例えば、コントローラ8は照明ネットワーク7により照明装置10のうちのアドレス指定された照明装置にRDM SETコマンドを送信し、アドレス指定された照明装置はそれに応じて構成された設定を調整し、DMXフレーム1つ分の期間内に肯定応答で応答する。装置管理の構成コマンドは、例えば、ネットワーク7上の照明装置10若しくは個々の光源14のアドレスを変更するため、照明装置10のモードを変更するため、又はパン及び傾斜を逆転させるために使用される。
実施形態では、照明制御プロトコルのフレームシーケンス及び/又は状況照会が(例えば、コントローラ8の1つ以上のユーザ入力に応答して)コントローラ8で生成されるか又は(例えば、コントローラ8に直接接続された外部装置から)コントローラ8に直接入力される。代替的に又は追加的に、コントローラ8は、(照明ネットワーク7とは別個の)通信ネットワーク6により遠隔から照明制御プロトコルのフレーム及び/若しくは状況照会を受信するため、又は通信ネットワーク6により受信した対応するメッセージに応答してフレーム及び/若しくは状況照会を生成するためのプロキシとして動作するように構成される。実施形態では、通信ネットワーク6はIPネットワークなどのパケット交換網である。
コントローラ8がプロキシとして設けられる場合、コントローラ8は、第1の有線又は無線接続ポイント4i、例えば、イーサネット(登録商標)スイッチ又はWi−Fi(登録商標)若しくはZigBee(登録商標)アクセスポイントなどの無線アクセスポイントを介して通信ネットワーク6に接続される。更に、少なくとも1つの外部ネットワーク化装置2は、第2の有線又は無線接続ポイント4ii、例えば、この場合もイーサネット(登録商標)スイッチ、又はWi−Fi(登録商標)若しくはZigBee(登録商標)アクセスポイントなどの無線アクセスポイントを介して通信ネットワーク6に接続される。外部ネットワーク化装置2は、タブレット2a、デスクトップ若しくはラップトップコンピュータ2b、又は専用照明若しくは舞台管理コンソール2cなどのユーザ端末の形を取り、それによりユーザは照明制御シーケンス及び/又は状況照会を示唆し、任意の状況照会に対する応答を見ることができる。代替的に、外部ネットワーク化装置2は、照明制御シーケンスを自動的に生成するため又は前もってプログラムされたシーケンスをメモリから取り出すためのサーバなどの他のタイプの装置でもよい。
いずれにしても、外部ネットワーク化装置2は接続ポイント4及び通信ネットワーク6を介して照明制御フレーム(例えば、DMXフレーム)及び/又は状況照会(例えば、RDM照会)を照明コントローラ8に(例えば、パケット交換網の場合はIPパケットなどの1つ以上のパケットのペイロードで)送信する。代替的に、外部ネットワーク化装置2は、コントローラ8側で所望の制御フレーム及び/又は状況照会を生成するためにコントローラ8が解釈できる対応するメッセージを送信してもよい(例えば、これらのメッセージはIPパケットなどの1つ以上のパケットのペイロードで送信される)。状況照会の場合、コントローラ8は接続ポイント4及び通信ネットワーク6を介して外部ネットワーク化装置2に応答(例えば、RDM応答)又は対応するメッセージも(例えば、この場合もIPパケットなどの1つ以上のパケットのペイロードで)返す。
例えば、ArtRDMシステムでは、コントローラ8はインターネットプロトコル(IP)ネットワーク6により外部端末2からArtRDM SET及びGET IPパケットを受信する。次に、ArtRDM IPパケットはコントローラ8で正規のRDMコマンドに変換され、照明ネットワーク7によりこの形式で目標照明装置10に向かって転送される(これは、RDMコマンドがArtRDMパケットのペイロードでいくらか逐語的に含まれ、パケットからの抽出のみを必要とする場合に、少量の変換のみを必要とする可能性がある)。応答として、コントローラ8は照明ネットワーク7により目標装置10から応答を受信し、次にこれをIPパケットに変換して、IPネットワーク6により発信端末2に返す。
以下ではDMX及びRDM又はArtRDMに関して説明するが、より一般的には、開示されている技法は、それぞれDMX及び/又はRDM若しくはArtRDMの代わりに任意の照明制御プロトコル及び/又は任意の装置管理プロトコルに関して適用できることが認識されるであろう。
図5は、本明細書に開示されている実施形態によるコントローラ8の一例を示している。コントローラ8は、DMXフレーム及びRDM照会を、DMXネットワーク7の1つ以上の関連アドレスと、従って、これらのアドレスが割り当てられるそれぞれ1つ以上の目標照明装置10(又はこのような装置10の個々の機能又は光源14)とに送信するように構成された送信機18を含む。それぞれの可能なアドレスに関するタイムスロット25を含み、従って、すべてのアドレスに関するデータを潜在的に含む(図2を参照)DMXフレーム26を送信する場合、送信機18は照明ネットワーク7によりそれぞれ照明装置10...10のそれぞれのベースユニット12...12にDMXフレームを送信する。これに反してRDM状況照会(GET)コマンドを送信する場合、このコマンドは特定のRDMアドレス(UID)に向けられる。RDMコマンドはDMXプロトコルとは異なるアドレス指定方式を使用し、RDMコマンド及び応答は同じ照明ネットワークインフラストラクチャ7を通じて送信される。コントローラ8は、1つ以上のメモリデバイス及び/又はバッファの形の保持手段15を更に含む。この保持手段は、照明ネットワーク7を通じて送信されるべき2つ以上のDMXフレームのシーケンスを保持するための第1の保持ロケーション部16と、照明ネットワーク7を通じて送信されるべき1つ以上のRDM状況照会を保持するための第2の保持ロケーション部17とを含む。
第1の保持ロケーション部16は、DMXフレームのシーケンスを記憶するためのメモリ若しくはメモリ領域又はそのシーケンスをバッファリングするためのバッファ(例えば、FIFO)を含む。いずれにしても、DMXフレームのシーケンスは、送信機18から照明ネットワーク7を通じて1つ以上の宛先照明装置10に送信する用意ができたメモリ又はバッファ16内に配置され、それぞれのDMXフレームは指定のシーケンス通りに異なる連続期間で順に送信される。第1の保持ロケーション部に記憶又はバッファリングされたシーケンスは必ずしも送信されるべきすべてのDMXフレームではなく、より大きいシーケンスの一部のみを形成してもよいことに留意されたい。また、バッファの場合、シーケンスのフレームはバッファ内で待ち行列に入れられるか又はそれぞれのフレームは個別に次々にバッファを通過することができる(すぐに明らかになるように、後者の場合、コントローラ8は少なくとも1つの他の送信フレームのどこかに、例えば、オペランドレジスタに少なくとも一時的記録を保持する必要があるだろう)。
第1の保持ロケーション部16は、幾つかの可能な発生源からDMXフレームのシーケンスを受け取るように設けられる。実施形態では、コントローラ8は外部装置からDMXシーケンスを受信するための受信機22を含む。例えば、受信機22は、ローカル有線接続を通じて、例えば、コントローラ8に接続された外部照明デスクからシーケンスを受信するためのポートを含むか、又は他の例として、受信機22はBluetooth(登録商標)接続などのローカル無線接続を通じて、例えば、ローカルに接続されたモバイルデバイスからシーケンスを受信するための無線受信機を含む。代替的に、受信機22は、IPネットワーク若しくはその他のパケット交換網などの通信ネットワーク6によりDMXシーケンスを受信するため、又は要求されたシーケンスのDMXフレームをコントローラ8で生成するためにネットワークインターフェース22のソフトウェア若しくはハードウェアが解釈できる1つ以上のメッセージを通信ネットワーク6により受信するためのネットワークインターフェースを含んでもよい。例えば、DMXシーケンスは、タブレット2a、デスクトップ若しくはラップトップコンピュータ2b、又はネットワーク6に接続された照明デスク2cなどのリモートユーザ端末2から送信若しくは指示され、リモートユーザによってリモートユーザ端末2から示唆されるか、又は、他の例として、このシーケンスはサーバなどの他のリモートネットワーク化装置から送信若しくは指示される。他の代替例では、コントローラは、それによりユーザが1つ以上のユーザ入力により照明シーケンスを示唆できるユーザインターフェース24(例えば、物理的スライダ、ノブ、及び/若しくはボタン、又はタッチスクリーンなどのグラフィカルインターフェース)を含む。応答として、ユーザインターフェース24のソフトウェア又はハードウェアは1つ以上のユーザ入力に対応するDMXフレームのシーケンスを生成する。更に他の代替例では、DMXシーケンスはコントローラ8の内部モジュール21、例えば、コントローラ8上で実行されるアプリケーションによって提供してもよい。
更に、DMXフレームのシーケンスは、受信機22若しくはユーザインターフェース24を介して前もってプログラムされるか、又は、例えば、外部装置からストリーミングされるか若しくは生のユーザ入力に応答して生成されるなど、生で受信される場合もある。更に、シーケンスのすべてのDMXコマンドは必ずしも同じ発生源から発生するか又は同じように受信される必要がないことに留意されたい。
第2の保持ロケーション部17に目を向けると、これは1つ以上のRDM照会(GETコマンド)を記憶するためのメモリ若しくはメモリ領域又はその1つ以上のRDM照会をバッファリングするためのバッファを含む。いずれにしても、1つ以上のRDM照会は、送信機18から照明ネットワーク7によりそれぞれの宛先照明装置10に送信するためにメモリ又はバッファ17内に保持される。第2の保持ロケーション部17は第1の保持ロケーション部16と同じメモリデバイス若しくは同じバッファデバイス内に実現されるか、又は異なるメモリデバイス若しくはバッファデバイス内に実現されることに留意されたい。
第2の保持ロケーション部17は、幾つかの発生源から、しかもDMXフレームのシーケンスと同じ発生源又は異なる発生源から、1つ以上のRDM照会を受信するように設けられる。実施形態では、受信機22は外部装置から1つ以上のRDM照会を受信する。例えば、受信機22は、ローカル有線接続により、例えば、コントローラ8に接続された外部照明デスクから1つ以上の照会を受信するためのポートを含むか、又は他の例として、受信機はBluetooth(登録商標)接続などのローカル無線接続により、例えば、ローカルに接続されたモバイルデバイスから1つ以上の照会を受信するための無線受信機を含む。代替的に、受信機22は、IPネットワーク若しくはその他のパケット交換網などの通信ネットワーク6により1つ以上のRDM照会を受信するため、又は要求されたRDM照会をコントローラ8で生成するためにネットワークインターフェース22のソフトウェア若しくはハードウェアが解釈できる1つ以上のメッセージを通信ネットワーク6により受信するためのネットワークインターフェースを含んでもよい。例えば、1つ以上のRDM照会は、タブレット2a、デスクトップ若しくはラップトップコンピュータ2b、又はネットワーク6に接続された照明デスク2cなどのリモートユーザ端末2から送信若しくは指示され、リモートユーザによってリモートユーザ端末2から示唆されるか、又は、他の例として、1つ以上の照会はサーバなどの他のリモートネットワーク化装置から送信若しくは指示される。他の代替例では、コントローラは、それによりユーザが1つ以上のユーザ入力により1つ以上の状況照会を示唆できるユーザインターフェース24(例えば、物理的ボタン、又はタッチスクリーンなどのグラフィカルインターフェース)を含む。応答として、ユーザインターフェース24のソフトウェア又はハードウェアは1つ以上のユーザ入力に対応する1つ以上のRDM照会を生成する。更に他の代替例では、1つ以上のRDM照会はコントローラ8の内部モジュール21、例えば、コントローラ8上で実行されるアプリケーションによって提供してもよい。
更に、1つ以上のRDM照会は、受信機22又はユーザインターフェース24を介して前もってプログラムされるか、例えば、外部装置からのストリームの一部として生で受信されるか、又は生のユーザ入力に応答して生成される場合もある。更に、複数のRDM照会が存在する場合、これらは必ずしも同じ発生源から発生するか又は同じように受信される必要がないことに留意されたい。
どのような手段でDMXシーケンス及び1つ以上のRDM照会が受信される場合でも、送信機18は、上記のように指定のシーケンスでDMXフレームのシーケンスを送信するように設けられる。このシーケンスは、当該シーケンスのDMXフレーム26のタイムスロット25内の1つ以上の照明装置10(又はその構成光源14及び/若しくは機能)にアドレス指定されたデータに基づいて、動的(時間で変動する)照明効果を生み出すように動的に照明を制御する。
しかしながら、RDM照会28が進行中の動的照明シーケンス中に到着した場合、送信機18はDMXフレーム26とRDM照会との両方を同時に送信することはできない。これは、時分割多重化方式でRDM照会に対処するためにDMXフレームをドロップするか又は遅延させることを意味する(もう一度、図3を参照)。従来、RDM照会が送信される用意ができると直ちに次のDMXフレームがドロップされる。しかしながら、これは動的照明シーンに対して顕著な阻害を引き起こす可能性がある。この阻害は大きいものではないが、それにもかかわらず、人間の観察者にとって奇妙なグリッチ又はアーチファクトとして感知される可能性がある。
例えば、前もってプログラムされたシーケンスのDMXフレームがコントローラ8の内部メモリ(例えば、メモリ17、又は第1の保持ロケーション部17がバッファを表す場合は他の内部記憶装置)から読み出されることにより、動的照明シーンが現在、生み出されている。又は、他の例として、DMXフレームのシーケンスが外部装置(例えば、ネットワーク化装置2の1つ又はローカル外部装置)からコントローラ8に自動的にストリーミングされ、その外部装置で前もってプログラムされていることにより、動的照明シーンが生み出されている。動的照明シーンが進行している間、ユーザは、動的照明シーンに対する潜在的な阻害について検討せずに、コントローラ8のユーザインターフェース24を介して又はネットワーク化若しくはローカル外部ユーザ端末(例えば、2a、2b、2c)からRDM状況照会を示唆する。又は、おそらくRDM照会はこの時点で行われるように前もってプログラムされているが、プログラマはこれによって引き起こされる潜在的な阻害について考慮していなかった。
このようなシナリオの影響力を除去するか又は少なくとも低減するために、本明細書に開示されている実施形態により、コントローラ8にはアービトレータ20が設けられている。アービトレータ20は、第1の保持ロケーション部16内のDMXフレームのシーケンスを観察できるように保持手段15に動作可能に結合される。アービトレータ20は、コントローラ8の1つ以上のメモリに記憶されたソフトウェアで実現され、コントローラ8の1つ以上のプロセッサ上で実行するために設けられる。代替的に、アービトレータ20の一部若しくは全部は専用のハードウェア回路で実現できるか、又はPGA若しくはFPGAなどの構成可能又は再構成可能なハードウェア回路で実現できることは除外されない。
図6を参照すると、アービトレータ20は、RDM照会28が受信又は生成されると直ちに送信されないように、照明ネットワーク7を通じてRDM照会28の送信を遅延させるように構成される。むしろ、アービトレータは、1つ以上の照明装置10の照明ドライバにまさに送信されようとするDMXフレーム26を解析及び解釈し、そのユニバース出力内の照明装置10のDMXアドレススロット25が同一である(それ故に2つのフレームのうちの後者は前のフレームに関して接続されたランプ10のいずれについてもその照明パターンに影響しない)連続の2つのDMXフレーム26を検出するまで待つように構成される。
事実上すべての動的シーンでは、特に8つの装置10のみが1つの出力に接続される場合、必ずこのような機会が存在することになる。DMXは固定フレーム(サンプル)レートを有するストリーミングプロトコルである。このため、OFFになるように照明装置10を制御するための定義されたやり方は、それがオフになることが意図されている持続時間の間ずっと毎秒44回OFF−OFF−OFF...と指示することであり、ONになるように照明装置10を制御するための定義されたやり方は、それがオンになる予定の持続時間の間ずっと毎秒44回ON−ON−ON...と指示することである(又は、特定の調光レベル若しくは色で持続するように同様に照明装置10を制御するために、プロトコルは同じ調光レベル又は色値を毎秒44回送信し続けることなどである)。しかし、照明装置がこの44個のコマンドのうちの1つを逃しても、何も間違ったことは起こらない。ほとんどのDMXランプは、いずれかのDMXフレームの受信を検出しない場合に「FAIL」モードになるが、単一DMXフレームの1/44秒の期間よりかなり長い特定のタイムアウトウィンドウの間、例えば、1.5秒の間、DMXフレームを検出しなかった後に限られる。一例として、コントローラ10が1.5秒の間、毎秒44回OFF−OFF−OFF...と照明装置に指示しない場合(従って、66個のDMXフレームが欠落する)、デフォルトでFAILモードになり、これはしばしばONである(アプリケーション次第である)。動的シーケンスでは、照明レベルが1/44秒おきに変化することは非常に稀である。11Hzの高速ストロボでも2つの同一フレームONと2つの同一フレームOFFを有する。従って、66フレームより少ないフレームがドロップされる(又は幾つであっても照明装置10をデフォルトで故障モードにさせる)限り、実際の影響を引き起こさずにドロップできる冗長であるフレームがしばしば存在するであろう。
接続された照明装置10のDMXスロット25の値に関してDMXフレーム26が前のフレーム26m−1と同一である時にはいつでも、アービトレータ20はDMXフレーム26をドロップし、RDM照会28を織り込む(1つが保留中であると仮定する)。RDM待ち時間に関する厳しい要件は全くないので、RDM照会が数分まで遅延しても何も問題はない。従って、動的シーンの忠実性を不当に損なわずに状況情報をRDM/DMXシステムにとって使用可能なものにすることができる。
少なくともシステム内で使用されているすべての照明装置10に対応するスロット25が同一である場合に本明細書ではフレーム26が「同一」と見なされることに留意されたい。未使用のスロットが同一ではなくても問題ではない。これは好ましい条件であり、より一般的には、この条件は照明シーンにとって大きすぎる害がなければ緩和してもよい。例えば、一方のフレーム26の使用されているスロット25内のデータ値がそれぞれのスロットに関する所定のしきい値範囲内でもう一方のフレーム26のそれぞれのデータ値に十分類似している場合、2つのフレーム26はそのうちの一方を削除するために十分に類似していると見なすことができる。更に、この条件は必ずしも、削除されているフレーム26が前のフレーム26m−1と同一であるか又は類似していなければならないわけではない。より一般的には、所定の時間ウィンドウ内、例えば、前の2〜3フレーム内で他のフレームと同一であるか若しくは十分に類似している場合にドロップすることができ、又は送信されそうな次のフレーム26m+1と同一であるか若しくは十分に類似している場合にフレーム26をドロップすることができる。
更に、当該DMXフレームがドロップされる(廃棄される、即ち、送信されない)ことはすべての可能な実施形態で必要なわけではない。代替的に、アービトレータ20は、フレーム26の残りのシーケンス全体をフレーム1つ分だけシフトさせることができる。しかし、照明表示に短いラグを引き起こすので、これはあまり好ましくない可能性がある。
また、RDMのような装置管理プロトコルの場合、コントローラ8は照明ネットワーク7により構成コマンド(例えば、RDM SETコマンド)を送信できることにも留意されたい。実施形態では、アービトレータ20は、構成コマンドではなく、状況照会についてのみ上記のプロセスを実行するように構成され、即ち、DMXフレームは構成コマンドに対処するためにドロップされることはない。代替的に、このプロセスは状況照会と構成コマンドの両方(例えば、RDM SET及びGETコマンドの両方)に適用してもよい。即ち、アービトレータ20は、状況照会が受信されたときにそれが冗長であるDMXフレームを検出するまで待ち、次に状況照会に対処するためにそのフレームをドロップ又は置き換えることと、構成コマンドが受信されたときにそれが冗長であるDMXフレームを検出するまで待ち、次に構成コマンドに対処するためにそのフレームをドロップ又は置き換えることとの両方を実施するように構成される。
上記の実施形態は例としてのみ記載されていることは認識されるであろう。開示されている実施形態以外の変形例は、図面、開示内容、及び特許請求の範囲の検討により、請求されている発明を実践する際に当業者が理解し実行できるものである。特許請求の範囲では、「含む(comprising)」という単語はその他の要素又はステップを除外せず、「a」又は「an」という不定冠詞は複数であることを除外しない。単一のプロセッサ又はその他のユニットは、特許請求の範囲に列挙されている幾つかの項目の機能を遂行する。特定の手段が互いに異なる従属クレームに列挙されているという単なる事実は、これらの手段の組み合わせを有利に使用できないことを示すものではない。コンピュータプログラムは、その他のハードウェアとともに又はその一部として供給される光学記憶媒体又はソリッドステート媒体などの適切な媒体上で記憶及び/又は配布されるが、インターネット又はその他の有線若しくは無線通信システムなどを介してその他の形式で配布される場合もある。特許請求の範囲内の参照符号は範囲を限定するものと解釈してはならない。

Claims (15)

  1. 照明ネットワークの少なくとも1つの照明装置の発光を制御するため、前記照明ネットワークを通じて時間的シーケンスで次々に送信機による送信のために、照明制御プロトコルの2つ以上の照明制御フレームを記憶又はバッファリングするための第1の保持ロケーション部と、
    前記照明ネットワークの少なくとも1つの照明装置の状況を照会するため、前記照明ネットワークを通じて前記送信機による送信のために、装置管理プロトコルの少なくとも1つの状況照会を記憶又はバッファリングするための第2の保持ロケーション部と、
    前記照明制御フレームのうちの1つが前記時間的シーケンス内の所定の数の前記フレーム内で他の照明制御フレームに対して冗長であるときを自動的に検出し、応答として、前記時間的シーケンス内の冗長である照明制御フレームの代わりに前記状況照会を自動的に送信させるアービトレータと、
    を含む、コントローラ。
  2. 前記アービトレータは、前記照明制御フレームのうちの1つが前記時間的シーケンス内で他の隣接照明制御フレームに対して冗長であるときを検出することにより、当該検出を実行する、請求項1に記載のコントローラ。
  3. 前記アービトレータは、前記照明制御フレームのうちの1つが前記時間的シーケンス内で先行する隣接照明制御フレームに対して冗長であるときを検出することにより、当該検出を実行する、請求項2に記載のコントローラ。
  4. 前記アービトレータは、前記照明制御フレームのうちの1つが先行する隣接制御フレーム又は前記他の照明制御フレームと同一であるときを検出することにより、前記冗長性を検出する、請求項1、2、又は3に記載のコントローラ。
  5. 前記アービトレータは、冗長又は同一であるフレームが前記照明ネットワークを通じて送信されないように、前記冗長又は同一であるフレームを廃棄する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のコントローラ。
  6. 外部発生源から前記照明制御フレーム及び/又は状況照会を受信するための受信機を含み、前記第1の保持ロケーション部及び/又は第2の保持ロケーション部は、それぞれ、前記受信機から前記照明制御フレーム及び/又は状況照会を受け取る、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のコントローラ。
  7. 前記受信機は、通信ネットワークを通じて前記照明制御フレーム及び/又は状況照会を受信するか又は前記ネットワークを通じて受信された対応するメッセージに応答して前記照明制御フレーム及び/又は状況照会を生成するネットワークインターフェースを含み、前記第1の保持ロケーション部及び/又は第2の保持ロケーション部が、それぞれ、前記ネットワークインターフェースから前記照明制御フレーム及び/又は状況照会を受け取る、請求項6に記載のコントローラ。
  8. ユーザに示唆されて前記照明制御フレーム及び/又は状況照会を生成するユーザインターフェースを含み、前記第1の保持ロケーション部及び/又は第2の保持ロケーション部が、それぞれ、前記ユーザインターフェースから前記照明制御フレーム及び/又は状況照会を受け取る、請求項1乃至7のいずれか一項に記載のコントローラ。
  9. 前記照明制御プロトコルが単方向であって、照明器具から状況情報を照会できない一方、前記装置管理プロトコルは前記照明ネットワークを介して前記状況照会に対する応答を受信するために双方向である、請求項1乃至8のいずれか一項に記載のコントローラ。
  10. 前記照明制御プロトコルがDMXであり、前記照明制御フレームがDMXフレームである、請求項1乃至9のいずれか一項に記載のコントローラ。
  11. 前記装置管理プロトコルがRDM又はArtRDMであり、前記少なくとも1つの状況照会がRDM状況照会である、請求項1乃至10のいずれか一項に記載のコントローラ。
  12. 少なくとも1つのコンピュータ可読記憶媒体上に具現化されるコードであって、照明コントローラ上で実行されるときに、
    照明ネットワークを通じて少なくとも1つの照明装置の発光を制御するために照明制御プロトコルの2つ以上の照明制御フレームを記憶又はバッファリングする動作であって、前記照明制御フレームが時間的シーケンスで次々に前記照明ネットワークを通じて送信される動作と、
    前記照明ネットワークを通じて少なくとも1つの照明装置の状況を照会するために装置管理プロトコルの少なくとも1つの状況照会を受信する動作と、
    前記時間的シーケンスに従って前記照明ネットワークを通じて前記照明制御フレームのうちの1つを送信する動作と、
    前記照明制御フレームのうちの1つが前記時間的シーケンス内の所定の数のフレーム内で他の照明制御フレームに対して冗長であるときを自動的に検出する動作と、
    前記検出に応答して、前記時間的シーケンス内の冗長である照明制御フレームの代わりに前記状況照会を自動的に送信する動作と、
    を実行するコードを含む、コンピュータプログラム。
  13. 照明ネットワークを通じて少なくとも1つの照明装置の発光を制御するために照明制御プロトコルの2つ以上の照明制御フレームを記憶又はバッファリングするステップであって、前記照明制御フレームが時間的シーケンスで次々に前記照明ネットワークを通じて送信されるステップと、
    前記照明ネットワークを通じて少なくとも1つの照明装置の状況を照会するために装置管理プロトコルの少なくとも1つの状況照会を受信するステップと、
    前記時間的シーケンスに従って前記照明ネットワークを通じて前記照明制御フレームのうちの1つを送信するステップと、
    前記照明制御フレームのうちの1つが前記時間的シーケンス内の所定の数のフレーム内で他の照明制御フレームに対して冗長であるときを自動的に検出するステップと、
    前記検出に応答して、前記時間的シーケンス内の冗長である照明制御フレームの代わりに前記状況照会を自動的に送信するステップと、
    を含む、方法。
  14. 前記検出は、前記照明制御フレームのうちの1つが前記時間的シーケンス内で他の隣接照明制御フレームに対して冗長であるときを検出するステップを含む、請求項13に記載の方法。
  15. 冗長であるフレームが前記照明ネットワークを通じて送信されないように、前記冗長であるフレームを廃棄するステップを含む、請求項13又は14に記載の方法。
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