JP6174974B2 - コンテンツ制御装置およびプログラム - Google Patents

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本発明は、画像や音楽等の各種のコンテンツの出力を制御する技術に関する。
画像や音楽等のコンテンツの出力(画像表示や音響再生)を制御する各種の技術が従来から提案されている。例えば特許文献1には、画像のうち現在の表示領域の外側に位置する任意の領域を一時的に表示領域内に移動させる技術が開示されている。
特許文献1に開示された第1実施例(例えば特許文献1の図3aから図3c)では、画像のうち現在の表示位置を表象する現在位置指標(スクロールバーのノブ)のダブルクリックで「注意喚起」位置指標が表示され、「注意喚起」位置指標に対する操作に連動して画像の表示位置が変更される。そして、表示位置の移動後の状態で「注意喚起」位置指標がダブルクリックされると、画像の表示位置が、現在位置指標で表象される移動前の位置に復帰する。
他方、特許文献1に開示された第2実施例(例えば特許文献1の図4aおよび図4b)では、画像の現在の表示位置を表象する第1位置指標のほかに第2位置指標が表示される。第2位置指標に対する操作に連動して画像の表示位置が変更され、第2位置指標に対する操作が解除されると、画像の表示位置が、第1位置指標で表象される移動前の位置に復帰する。
特表2008−524735号公報
しかし、特許文献1の第1実施例の構成では、現在位置指標のダブルクリックで「注意喚起」位置指標を表示させる操作と、表示位置の移動後に「注意喚起」位置指標のダブルクリックで表示位置を移動前の位置に復帰させる操作とが必要であり、利用者による操作が煩雑であるという問題がある。他方、特許文献1の第2実施例の構成では、第2位置指標に対する操作の解除という簡便な操作で画像の表示位置を移動前の位置に復帰させることは可能であるが、第2位置指標の操作による移動後の表示位置を維持できないという問題がある。以上の事情を考慮して、本発明は、コンテンツの出力対象位置(例えば画像の表示位置や音楽の再生位置)を利用者からの操作に応じた変更前の状態に復帰させるか変更後の状態に維持するかを利用者による簡便な操作で選択することを目的とする。
本発明の第1態様に係るコンテンツ制御装置は、利用者による操作を受付ける操作受付部と、コンテンツの出力を制御する出力制御部とを具備し、前記出力制御部は、前記コンテンツの出力対象位置を前記操作受付部に対する第1操作に応じて変更し、前記第1操作と第2操作とが並列に付与された暫定操作状態にて前記第1操作および前記第2操作の一方が解除された場合に、前記コンテンツの出力対象位置を前記第1操作による変更前の位置に復帰させ、前記暫定操作状態にて前記第1操作および前記第2操作の他方が解除された場合に、前記コンテンツの出力対象位置を前記第1操作による変更後の位置に維持する。
本発明の第2態様に係るコンテンツ制御装置は、利用者による操作を受付ける操作受付部と、コンテンツの出力を制御する出力制御部とを具備し、前記出力制御部は、前記コンテンツの出力対象位置を前記操作受付部に対する第1操作に応じて変更し、前記第1操作の解除後の取消受付期間にて第2操作が付与された場合に、前記コンテンツの出力対象位置を前記第1操作による変更前の位置に復帰させ、前記第2操作が付与されることなく前記取消受付期間が経過した場合に、前記コンテンツの出力対象位置を前記第1操作による変更後の位置に維持する。
本発明は、前述の各態様に係るコンテンツ制御装置としてコンピュータを機能させるプログラムとしても特定される。例えば第1態様に係るプログラムは、利用者による操作を受付ける操作受付部を具備するコンピュータを、コンテンツの出力を制御する出力制御部として機能させるプログラムであって、前記出力制御部は、前記コンテンツの出力対象位置を前記操作受付部に対する第1操作に応じて変更し、前記第1操作と第2操作とが並列に付与された暫定操作状態にて前記第1操作および前記第2操作の一方が解除された場合に、前記コンテンツの出力対象位置を前記第1操作による変更前の位置に復帰させ、前記暫定操作状態にて前記第1操作および前記第2操作の他方が解除された場合に、前記コンテンツの出力対象位置を前記第1操作による変更後の位置に維持する。
本発明の第1態様では、コンテンツの出力対象位置を変更するための第1操作と第1操作とは異なる第2操作とが並列に付与された暫定操作状態において第1操作および第2操作の何れかを解除するという簡便な操作で、コンテンツの出力対象位置を第1操作による変更前の位置に復帰させるか第1操作による変更後の位置に維持するかを利用者が選択できるという利点がある。
また、本発明の第2態様では、コンテンツの出力対象位置を変更するための第1操作の解除後の取消受付期間にて第2操作を付与するという簡便な操作で、コンテンツの出力対象位置を第1操作による変更前の位置に復帰させ、第2操作を付与しないことでコンテンツの出力対象位置を第1操作による変更後の位置に維持することが可能である。
本発明の第1実施形態に係る情報処理装置の構成図である。 情報処理装置の外観図である。 情報処理装置の機能的な構成図である。 操作画面の模式図である。 演算処理装置(出力制御部)の動作状態の遷移の説明図である。 暫定操作状態から操作選択状態への遷移の説明図である。 操作選択状態への遷移時に実行される処理のフローチャートである。 第2実施形態における操作画面の模式図である。 第3実施形態における操作画面の模式図である。 第3実施形態における出力制御部の動作のフローチャートである。 第3実施形態における動作状態の遷移の説明図である。 第4実施形態における操作画面の模式図である。 変形例における動作状態の遷移の説明図である。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る情報処理装置100の構成図である。第1実施形態の情報処理装置100は、画像や音楽等の各種のコンテンツの出力(画像表示や音響再生)を利用者からの指示に応じて制御するコンテンツ制御装置であり、例えば携帯電話機,スマートフォン,タブレット端末等の可搬型の情報端末や、パーソナルコンピュータ等の可搬型または据置型の情報端末で実現される。
図1に例示される通り、情報処理装置100は、演算処理装置(CPU)10と記憶装置12と表示装置14と入力装置16と放音装置18とを具備するコンピュータシステムで実現される。演算処理装置10は、記憶装置12に記憶されたプログラムを実行することで各種の制御処理および演算処理を実行する。表示装置14は、例えば液晶表示パネルや有機EL表示パネル等の表示機器であり、演算処理装置10からの指示に応じた画像を表示する。入力装置16は、利用者による操作を受付ける操作機器(操作受付部)である。
図2は、情報処理装置100(スマートフォン)の外観図である。情報処理装置100の筐体20は平面状の操作面22を包含する。第1実施形態の入力装置16および表示装置14はタッチパネルを構成する。具体的には、入力装置16は、操作面22に対する接触を検出する平板型のセンサである。具体的には、操作面22の複数の地点に対する接触を並列に検出可能な多点検出型の位置入力機器(マルチタッチパネル)が入力装置16として好適に採用される。利用者は、自身の指を操作面22の任意の位置(以下「操作位置」という)に接触させるタッチ操作や、操作面22に対する接触を維持した状態で操作位置を任意の方向に移動させる操作(以下「スライド操作」という)を入力装置16に対して付与することが可能である。表示装置14は、操作面22に重なる画像を表示する。例えば、情報処理装置100の筐体20を構成する光透過性の保護板(カバーガラス)と保護板の背面側に位置する表示装置14との間に光透過性の入力装置16が配置され、保護板の表面が操作面22として利用される。
図1の放音装置18(例えばスピーカ)は、演算処理装置10からの指示に応じた音響を再生する。情報処理装置100に外付けされるイヤホンやヘッドホンを放音装置18として利用することも可能である。
記憶装置12は、演算処理装置10が実行するプログラムや演算処理装置10が使用する各種のデータを記憶する。例えば、半導体記録媒体および磁気記録媒体等の公知の記録媒体や複数種の記録媒体の組合わせが記憶装置12として利用される。情報処理装置100に装着された可搬型の記録媒体を記憶装置12として利用することも可能である。
第1実施形態の記憶装置12は、コンテンツを表現するコンテンツデータと、コンテンツの出力を制御するためのアプリケーションプログラム(以下「出力制御プログラム」という)とを記憶する。以下の説明では、楽曲の再生音を表現する音楽データをコンテンツデータとして例示する。したがって、第1実施形態の出力制御プログラムは、音楽データが表現する音響を放音装置18に再生させる音楽再生用のプログラム(音楽プレイヤ)である。なお、出力制御プログラムやコンテンツデータ(音楽データ)は、例えば、配信装置(例えばサーバ装置)から通信網を介して情報処理装置100に配信されて記憶装置12に格納される。
図3は、情報処理装置100の機能的な構成図である。図3に例示される通り、演算処理装置10は、記憶装置12に記憶された出力制御プログラムを実行することで複数の機能(出力制御部32,表示制御部34)を実現する。出力制御部32は、コンテンツの出力を制御する。具体的には、第1実施形態の出力制御部32は、音楽データで表現される楽曲の音響を放音装置18に再生させるとともに、楽曲のうち再生対象となる位置(以下「再生位置」という)を入力装置16に対する利用者からの操作に応じて制御する。表示制御部34は、表示装置14に画像を表示させる。第1実施形態の表示制御部34は、例えば、楽曲の再生に関する各種の指示を利用者が付与するための図4の操作画面50を表示装置14に表示させる。
操作画面50は、領域51と領域52とを包含する。領域51は、楽曲の再生/停止や再生楽曲の頭出しを利用者が指示するための画像である。領域52は、楽曲の現在の再生位置を利用者に提示するとともに、再生位置の変更を利用者が指示するための画像であり、楽曲の再生区間を表象する時間軸54と、時間軸54の線上に配置されて楽曲の再生位置を表象する指示子55とを含んで構成される。出力制御部32による楽曲再生の進行に連動して、表示制御部34は指示子55を時間軸54上で経時的に移動させる。
利用者は、入力装置16に対する操作(以下「第1操作」という)で楽曲の再生位置の移動を指示することが可能である。具体的には、指示子55を起点とした時間軸54の方向のスライド操作を、入力装置16は第1操作として受付ける。例えば指示子55から時間軸54の下流側(時間の経過側)に向かう第1操作で再生位置の前進(早送り)が指示され、指示子55から時間軸54の上流側(時間の遡及側)に向かう第1操作で再生位置の後退(巻戻し)が指示される。出力制御部32は、楽曲のうち放音装置18に再生させる再生位置を第1操作に応じて変更し、表示制御部34は、第1操作に応じて時間軸54上で指示子55を移動させる。
演算処理装置10(出力制御部32)が利用者からの指示に応じて楽曲の再生位置を制御する動作の状態(動作モード)は、入力装置16が利用者から受付けた操作の内容に応じて随時に変更される。図5は、演算処理装置10の動作状態の遷移の説明図である。図5に例示される通り、演算処理装置10の動作状態は、複数の状態(操作待機状態QA,通常操作状態QB,暫定操作状態QC,操作選択状態QD)の何れかに設定される。
操作待機状態QAは、入力装置16に対する利用者からの操作を待機する状態(操作が付与されていない状態)である。操作待機状態QAにて入力装置16が第1操作を受付けた場合(X1)、演算処理装置10の動作状態は、操作待機状態QAから通常操作状態QBに遷移する。通常操作状態QBは、入力装置16に対する第1操作(操作面22に対するスライド操作)に応じて楽曲の再生位置が変更される状態である。具体的には、通常操作状態QBでは、出力制御部32は、第1操作による操作位置の移動に連動して楽曲の再生位置を変更する。再生位置の変更に連動して指示子55の表示位置も変更される。また、操作待機状態QAから通常操作状態QBに遷移すると、出力制御部32は、第1操作が付与される直前の再生位置(以下「操作前位置」という)を記憶装置12に格納する。操作前位置は、第1操作による変更前の再生位置(操作待機状態QAから通常操作状態QBに遷移した時点での再生位置)に相当する。
通常操作状態QBにて第1操作が解除された場合(Y1)、演算処理装置10の動作状態は、通常操作状態QBから操作待機状態QAに遷移する。動作状態が操作待機状態QAに遷移することで、楽曲の再生位置は、遷移前の通常操作状態QBでの第1操作による変更後の位置(すなわち、通常操作状態QBから操作待機状態QAに遷移した時点での再生位置)に維持される。すなわち、出力制御部32は、楽曲の再生位置を第1操作の解除の時点での位置に維持する。以上のように第1操作の付与および解除により操作待機状態QAおよび通常操作状態QBの一方から他方に動作状態が遷移するから、利用者は、入力装置16に対する第1操作で楽曲の再生位置を所望の位置に移動させることが可能である。
通常操作状態QBにて第1操作が継続されたまま他の操作(以下「第2操作」という)が付与された場合(X2)、演算処理装置10の動作状態は、通常操作状態QBから暫定操作状態QCに遷移する。第2操作は、例えば、操作面22のうち第1操作とは異なる位置に対するタッチ操作である。具体的には、図6に例示される通り、利用者が、自身の指F1を操作面22に接触させて移動させるスライド操作(第1操作)に並行して、他の指F2を操作面22に接触させるタッチ操作(第2操作)を付与することで、動作状態が通常操作状態QBから暫定操作状態QCに遷移する。暫定操作状態QCは、楽曲の再生位置が第1操作に応じて暫定的に変更された状態(すなわち、第1操作による再生位置の変更が取消される可能性がある状態)である。暫定操作状態QCでは、通常操作状態QBと同様に第1操作に応じて楽曲の再生位置が変更される。すなわち、出力制御部32は、楽曲の再生位置を第1操作に応じて変更する。他方、第2操作は、暫定操作状態QCでは楽曲の再生位置に反映されない。
図5に例示される通り、前述の操作待機状態QAにて第1操作と第2操作とが同時に付与された場合(X3)、演算処理装置10の動作状態は、操作待機状態QAから暫定操作状態QCに遷移する。出力制御部32は、第1操作の直前の再生位置を操作前位置として記憶装置12に格納し、暫定操作状態QCでは楽曲の再生位置を第1操作に応じて変更する。なお、第1操作と第2操作との「同時」とは、第1操作の開始時刻と第2操作の開始時刻とが完全に合致する場合のほか、利用者が同時と知覚する程度の短い時間(例えば0.5秒程度)だけ第1操作の開始時刻と第2操作の開始時刻とが相違する場合(第1操作と第2操作とが実質的に同時である場合)も包含する。以上の例示から理解される通り、暫定操作状態QCは、第1操作と第2操作とが並列に付与された状態として包括的に表現される。
暫定操作状態QCで第1操作と第2操作とが同時に解除された場合(Y3)、演算処理装置10の動作状態は、暫定操作状態QCから操作待機状態QAに遷移する。暫定操作状態QCから操作待機状態QAに遷移することで、楽曲の再生位置は、遷移前の暫定操作状態QCでの第1操作による変更後の位置(すなわち、暫定操作状態QCから操作待機状態QAに遷移した時点での再生位置)に維持される。すなわち、出力制御部32は、楽曲の再生位置を第1操作および第2操作の解除の時点での位置に維持する。
また、利用者は、第1操作および第2操作を並列に付与した暫定操作状態QCにて第1操作および第2操作の何れかを選択的に解除することが可能である。暫定操作状態QCにて第1操作および第2操作の一方が解除された場合(X4)、演算処理装置10の動作状態は、暫定操作状態QCから操作選択状態QDに遷移する。操作選択状態QDは、楽曲の再生位置を、第1操作による変更後の位置に維持するか第1操作による変更前の位置に復帰させるか(第1操作による再生位置の変更を取消すか)を選択した状態である。
図7は、動作状態が操作選択状態QDに遷移した場合に演算処理装置10(出力制御部32)が実行する動作のフローチャートである。操作選択状態QDに遷移した場合、出力制御部32は、遷移前の暫定操作状態QCにて第1操作および第2操作の何れが解除されたのかを判別する(SA1)。
図6に例示される通り、第2操作の解除により暫定操作状態QCから操作選択状態QDに遷移した場合(第1操作は暫定操作状態QCから引続き維持された状態)、出力制御部32は、楽曲の再生位置を、遷移前の暫定操作状態QCでの第1操作による変更後の位置(第2操作の解除の時点での位置)に維持する(SA2)。また、出力制御部32は、第2操作の解除後(操作選択状態QDへの遷移後)も引続き継続される第1操作に応じて、通常操作状態QBや暫定操作状態QCと同様に楽曲の再生位置を変更する。
他方、図6に例示される通り、第1操作の解除により暫定操作状態QCから操作選択状態QDに遷移した場合(第2操作は暫定操作状態QCから引続き維持された状態)、出力制御部32は、楽曲の再生位置を、利用者が解除した第1操作による変更前の位置に復帰させる(SA3−SA5)。具体的には、出力制御部32は、第1操作の解除の直前の再生位置(以下「操作後位置」という)を記憶装置12に格納する(SA3)。そして、出力制御部32は、第1操作の開始時(操作待機状態QAから通常操作状態QBまたは暫定操作状態QCへの遷移時)に格納された操作前位置を記憶装置12から取得し(SA4)、楽曲の再生位置を現在の位置(第1操作による変更後の位置)から操作前位置に変更する(SA5)。以上の説明から理解される通り、暫定操作状態QCにて第1操作が解除された場合には、第1操作による再生位置の変更が取消されて変更前の状態が再現される。
以上の手順(SA2,SA3−SA5)で楽曲の再生位置を決定すると、出力制御部32は、決定後の再生位置からの楽曲再生を放音装置18に開始させる(SA6)。したがって、利用者は、自身の操作による変更後の再生位置を再生音の聴取で確認(試聴)することが可能である。なお、以上の説明では、第1操作の継続中(通常操作状態QB)の第2操作により遷移した暫定操作状態QCにて第1操作が解除された場合に、楽曲の再生位置を、第1操作の開始の時点(操作待機状態QAから通常操作状態QBへの遷移の時点)での位置に復帰させる構成を例示したが、第1操作が解除された場合の再生位置の復帰先は以上の例示に限定されない。例えば、暫定操作状態QCで第1操作が解除された場合に、楽曲の再生位置を、第1操作の継続中に第2操作が付与された時点(通常操作状態QBから暫定操作状態QCへの遷移の時点)での位置に復帰させることも可能である。以上の例示から理解される通り、「第1操作による変更前の位置(操作前位置)」には、第1操作の開始の時点(操作待機状態QAから通常操作状態QBへの遷移の時点)での位置のほか、第2操作以降に付与された第1操作による変更前の位置(すなわち第1操作の継続中に第2操作が追加された場合における当該第2操作の開始の時点での位置)も包含される。
図5から理解される通り、暫定操作状態QCから操作選択状態QDへの遷移時に解除された操作(第1操作または第2操作)が操作選択状態QDにて再付与された場合(Y4)、演算処理装置10の動作状態は、操作選択状態QDから暫定操作状態QCに遷移する。具体的には、第2操作の解除による遷移後の操作選択状態QDで第2操作が再付与された場合、楽曲の再生位置が現在の位置(第1操作による変更後の位置)に維持された状態で暫定操作状態QCに遷移する。他方、第1操作の解除による遷移後の操作選択状態QDで第1操作が再付与された場合、出力制御部32は、楽曲の再生位置を、操作選択状態QDでの変更後の操作前位置から、第1操作が解除された時点で記憶装置12に格納された操作後位置に変更する。すなわち、第1操作の解除を契機とした再生位置の復帰(SA3−SA5)が取消されたうえで暫定操作状態QCに遷移する。操作選択状態QDからの遷移後の暫定操作状態QCでは、操作待機状態QAまたは通常操作状態QBからの遷移後の暫定操作状態QCと同様に、利用者は、第1操作に応じて楽曲の再生位置を変更しながら第1操作および第2操作の何れかを選択的に解除することが可能である。
他方、第1操作および第2操作の何れかが維持された操作選択状態QDにて当該操作(操作選択状態QDへの遷移時の解除後に残された操作)も解除された場合(Y5)、演算処理装置10の動作状態は、操作選択状態QDから操作待機状態QAに遷移する。すなわち、楽曲の再生位置が現在の位置(操作選択状態QDへの遷移後の位置)に確定される。具体的には、第2操作の解除による遷移後の操作選択状態QDで残りの第1操作も解除された場合、出力制御部32は、楽曲の再生位置を、第1操作による変更後の位置(ステップSA2にて維持された位置)に確定し、第1操作の解除による遷移後の操作選択状態QDで残りの第2操作も解除された場合、出力制御部32は、楽曲の再生位置を、第1操作による変更前の位置(ステップSA3−SA5による復帰後の位置)に確定する。
以上に説明した通り、第1実施形態では、第1操作と第2操作とが並列に付与された暫定操作状態QCにて第1操作および第2操作の何れかを解除するという簡便な操作で、楽曲の再生位置を第1操作による変更前の位置に復帰させる(SA3−SA5)か第1操作による変更後の位置に維持する(SA2)か(第1操作による再生位置の変更の反映/取消)を利用者が選択できるという利点がある。
また、第1操作が付与された通常操作状態QBでは、再生位置が第1操作に応じて変更され、かつ、第1操作が解除された場合には再生位置が第1操作による変更後の位置に維持される一方、通常操作状態QBにて第2操作が追加された場合には動作状態が通常操作状態QBから暫定操作状態QCに遷移する。したがって、第1操作の付与後でも第2操作の追加により暫定操作状態QCに遷移できる(ひいては第1操作の解除により変更前の再生位置に復帰できる)という利点がある。
操作待機状態QAで第1操作と第2操作とが同時に付与された場合には動作状態が操作待機状態QAから暫定操作状態QCに遷移するから、第1操作と第2操作との時期を利用者が敢えて相違させる必要がない。したがって、暫定操作状態QCへの遷移を利用者が簡便かつ迅速に指示できるという利点がある。また、暫定操作状態QCで第1操作と第2操作とが同時に解除された場合には動作状態が暫定操作状態QCから操作待機状態QAに遷移するから、暫定操作状態QCから操作待機状態QAへの遷移を利用者が簡便かつ迅速に指示できるという利点がある。
暫定操作状態QCで第1操作および第2操作の一方が解除された操作選択状態QDにて当該操作が再付与された場合に動作状態が操作選択状態QDから暫定操作状態QCに遷移するから、暫定操作状態QCにて第1操作または第2操作が意図せず解除された場合でも、利用者が当該操作を再付与することで暫定操作状態QCに復帰できるという利点がある。
操作選択状態QDにて解除後の残りの操作も解除された場合に、楽曲の再生位置は、操作選択状態QDへの遷移後に設定された位置に確定される。具体的には、第1操作の解除による遷移後の操作選択状態QDにて第2操作も解除された場合には、楽曲の再生位置が第1操作による変更前の位置に確定され、第2操作の解除による遷移後の操作選択状態QDにて第1操作も解除された場合には、楽曲の再生位置が第1操作による変更後の位置に確定される。したがって、第1操作および第2操作の何れかを解除した操作選択状態QDにて他方も解除するという簡便な操作で、楽曲の再生位置(第1操作による再生位置の変更の反映/取消)を確定できるという利点がある。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態を以下に説明する。なお、以下に例示する各形態において作用や機能が第1実施形態と同様である要素については、第1実施形態の説明で参照した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
前述の通り、第1操作のみが付与された通常操作状態QBでは、利用者は、第1操作に応じて楽曲の再生位置を変更することが可能である。また、第1操作に第2操作を追加した暫定操作状態QCにて第1操作を解除した場合には、楽曲の再生位置は第1操作による変更前の位置に復帰する。すなわち、通常操作状態QBで実行中の第1操作に第2操作を追加してから第1操作を解除することで、通常操作状態QBでの第1操作を取消すことが可能である。第2実施形態は、第1操作の取消が可能であることを利用者に報知する形態である。
第2実施形態の表示制御部34は、図8に例示される通り、第1操作のみが付与された通常操作状態QBにおいて、操作内容を利用者に提示する図8の操作案内60を表示装置14に表示させる。図8では、操作画面50内に操作案内60を配置した場合が例示されている。操作案内60は、通常操作状態QBにおける第2操作の付与(2本指による操作)で、第1操作による再生位置の変更が取消可能であること(第1操作を取消可能な暫定操作状態QCに遷移すること)を、利用者に報知するメッセージである。
図8に例示された操作案内60は、詳細表示ボタン62を包含する。詳細表示ボタン62を利用者が操作すると(例えば詳細表示ボタン62に対するタッチ操作を付与すると)、表示制御部34は、第1操作を取消すための詳細な操作手順64を表示装置14に表示させる。具体的には、図8に例示される通り、通常操作状態QBでの第1操作(スライド操作)に第2操作(タッチ操作)を追加したうえで(手順1)、第2操作を維持した状態で第1操作を解除する(手順2)、という操作手順64が表示装置14に表示される。
第2実施形態においても第1実施形態と同様の効果が実現される。また、第2実施形態では、通常操作状態QBにおける第2操作の追加で第1操作による再生位置の変更が取消可能になることが利用者に報知されるから、利用者が操作を迷うことなく第1操作による再生位置の変更の取消を指示できるという利点がある。
<第3実施形態>
図9は、第3実施形態の表示制御部34が表示装置14に表示させる操作画面70の模式図である。図9に例示される通り、第3実施形態の操作画面70は、操作子72と操作子74と操作子76とを包含する。操作子72は、楽曲の再生を利用者が指示するための図像である。また、操作子74は、楽曲の再生位置の前進(早送り)を利用者が指示するための図像であり、操作子76は、楽曲の再生位置の後退(巻戻し)を利用者が指示するための図像である。
図10は、第3実施形態の演算処理装置10(出力制御部32)が実行する動作のフローチャートであり、図11は、演算処理装置10の動作状態の遷移の説明図である。操作子72の操作を契機として開始される楽曲再生に並行して図10の処理が実行される。
図11の操作待機状態QAは、第1実施形態と同様に、入力装置16に対する利用者からの操作を待機する状態(操作が付与されていない状態)である。操作待機状態QAにおいて、出力制御部32は、入力装置16に対する第1操作の付与を待機する(SB1:NO)。第3実施形態では、操作子74または操作子76に対するタッチ操作を、入力装置16は第1操作として受付ける。
操作待機状態QAにて入力装置16が第1操作を受付けた場合(SB1:YES)、演算処理装置10の動作状態は、図11に例示される通り、操作待機状態QAから通常操作状態QBに遷移する。通常操作状態QBは、第1操作(操作子74または操作子76に対するタッチ操作)に応じて楽曲の再生位置を変更する状態である。具体的には、図10に例示される通り、出力制御部32は、第1操作の付与前の再生位置を操作前位置として記憶装置12に格納したうえで(SB2)、第1操作が解除されるまで(SB4:NO)、楽曲の再生位置を所定量だけ変更する処理を反復する(SB3)。例えば、出力制御部32は、操作子74に対する第1操作が付与された場合には再生位置を所定量だけ前進(早送り)させ、操作子76に対する第1操作が付与された場合には再生位置を所定量だけ後退(巻戻し)させる。
通常操作状態QBにて第1操作が解除された場合(SB4:YES)、演算処理装置10の動作状態は、図11に例示される通り、通常操作状態QBから取消受付状態QEに遷移する。取消受付状態QEは、遷移前の通常操作状態QBでの第1操作による再生位置の変更の取消を利用者から受付ける状態である。利用者は、第1操作とは異なる第2操作を入力装置16に付与することで、第1操作による再生位置の変更の取消を指示することが可能である。例えば、操作子74および操作子76の一方に対するタッチ操作が第1操作として付与された場合、操作子74および操作子76の他方に対するタッチ操作を入力装置16は第2操作として受付ける。
具体的には、図10に例示される通り、出力制御部32は、第1操作の解除後の所定の時間長にわたる期間(以下「取消受付期間」という)内に入力装置16が第2操作を受付けた場合(SB5:YES)には、楽曲の再生位置を、通常操作状態QBでの第1操作による変更後の位置から、記憶装置12に記憶された操作前位置に変更する(SB6)。すなわち、通常操作状態QBでの第1操作による再生位置の変更が取消される。他方、第2操作を受付けることなく取消受付期間が満了した場合(SB7:YES)、出力制御部32は、第1操作による変更後の再生位置を維持する(SB8)。再生位置が確定(SB6,SB8)すると、演算処理装置10の動作状態は、取消受付状態QEから操作待機状態QAに遷移する。
以上の説明から理解される通り、第3実施形態では、第1操作の解除後の取消受付期間における第2操作の有無に応じて、通常操作状態QBでの第1操作に応じた再生位置の変更の反映/取消が選択される。具体的には、操作子74に対する第1操作の解除後の取消受付期間にて操作子76に対する第2操作が付与された場合には、操作子74の操作に応じた再生位置の前進が取消され、操作子76に対する第1操作の解除後の取消受付期間にて操作子74に対する第2操作が付与された場合には、操作子76の操作による再生位置の後退が取消される。
以上に説明した通り、第3実施形態では、楽曲の再生位置の変更を指示するための第1操作の解除後の取消受付期間に第2操作を付与するという簡便な操作で、楽曲の再生位置を第1操作による変更前の位置に復帰させ、第2操作を付与せずに取消受付期間を経過させることで楽曲の再生位置を第1操作による変更後の位置に維持することが可能である。
<第4実施形態>
第4実施形態では、第3実施形態と同様に、取消受付状態QEの遷移後の取消受付期間における第2操作の有無に応じて第1操作による再生位置の変更の反映/取消が選択される。通常操作状態QBから取消受付状態QEに遷移すると、第4実施形態の表示制御部34は、図12に例示される通り、操作案内78を表示装置14に表示させる。図12では、操作画面70内に操作案内78を配置した場合が例示されている。操作案内78は、第2操作の付与で第1操作による再生位置の変更が取消可能である(第1操作による変更前の再生位置に復帰させ得る)ことを利用者に報知するメッセージである。図12では、操作子74に第1操作が付与された場合が想定されているため、操作子76(巻戻し)に対する第2操作で再生位置の変更が取消される旨のメッセージが操作案内78として例示されているが、操作子76に第1操作が付与された場合には、操作子74(早送り)に対する第2操作で再生位置の変更が取消されることが操作案内78により利用者に報知される。取消受付期間内に第2操作が付与された場合、または、第2操作が付与されることなく取消受付期間が満了した場合、表示制御部34は操作案内78を消去し、演算処理装置10の動作状態は取消受付状態QEから操作待機状態QAに遷移する。
第4実施形態においても第3実施形態と同様の効果が実現される。また、第4実施形態では、第1操作の解除後の取消受付期間における第2操作の付与で第1操作による再生位置の変更を取消可能であることが利用者に報知されるから、利用者が操作を迷うことなく第1操作による再生位置の変更の取消を指示できるという利点がある。
<変形例>
以上に例示した形態は多様に変形され得る。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様を適宜に併合することも可能である。
(1)前述の各形態では、楽曲の再生位置の制御に着目したが、楽曲以外のコンテンツにおける出力対象位置の制御にも以上の各形態と同様の構成が採用され得る。例えば、動画像(音声の有無は不問)の再生位置の制御にも前述の各形態が同様に採用される。また、ウェブページや写真,文書,地図,様々なソフトウェアの実行画面等の各種の画像(特に静止画)における表示対象位置(画像のうち実際に表示装置14に表示される部分)の制御にも本発明を適用可能である。
例えば、第1実施形態を画像表示に適用した構成では、出力制御部32は、画像の表示対象位置を第1操作に応じて変更(スクロール)する。そして、出力制御部32は、暫定操作状態QCにて第1操作が解除された場合には表示対象位置を第1操作による変更前の位置に復帰させる一方、暫定操作状態QCにて第2操作が解除された場合には表示対象位置を第1操作による変更後の位置に維持する。
また、第3実施形態を画像表示に適用した構成では、出力制御部32は、第1操作の解除後の取消受付期間にて第2操作が付与された場合には表示対象位置を第1操作による変更前の位置に復帰させる一方、第2操作が付与されることなく取消受付期間が経過した場合には表示対象位置を第1操作による変更後の位置に維持する。
以上の説明から理解される通り、前述の各形態で例示した楽曲や変形例で例示した画像(動画像や静止画)はコンテンツの一例であり、楽曲または動画像の再生位置や画像の表示対象位置は、コンテンツのうち出力の対象となる位置(出力対象位置)の具体例として観念される。表示装置14や放音装置18は、コンテンツを出力(画像表示および音響再生)する出力装置として包括される。
(2)前述の各形態では、操作面22に対する操作を第1操作および第2操作として受付けたが、第1操作および第2操作の内容は以上の例示に限定されない。例えば、入力装置16としてマウスを利用する場合を想定すると、マウスのホイールを回転させる操作を第1操作として受付け、かつ、マウスのボタンを押下する操作を第2操作として受付けることも可能である。また、入力装置16としてマウスおよびキーボードを利用する場合を想定すると、表示装置14に表示されたスクロールバーの操作(マウスのホイールの回転またはキーボードの矢印キーの押下)を第1操作として受付け、かつ、キーボードの特定のキー(例えばシフトキーやコントロールキー)の押下を第2操作として受付けることも可能である。以上の説明から理解される通り、第1操作は、コンテンツの出力対象位置の変更を指示するための操作として包括され、具体的な操作内容や操作機器の種類は任意である。また、第2操作は、第1操作とは異なる操作として包括され、具体的な操作内容や操作機器の種類は任意である。前述の例示から理解される通り、第2操作は、第1操作による出力対象位置の変更の反映/取消を決定するための操作としても観念される。
(3)第1実施形態では、暫定操作状態QCにて第1操作が解除された場合に再生位置を第1操作による変更前の位置に復帰させ、暫定操作状態QCにて第2操作が解除された場合に再生位置を第1操作による変更後の位置に維持する場合を例示したが、暫定操作状態QCにおける解除対象の操作(第1操作/第2操作)と、第1操作による再生位置の変更の反映/取消との関係は、以上の例示に限定されない。例えば、前述の第1実施形態での例示とは反対に、暫定操作状態QCにて第1操作が解除された場合に再生位置を第1操作による変更後の位置に維持し、暫定操作状態QCにて第2操作が解除された場合に再生位置を第1操作による変更前の位置に復帰させることも可能である。以上の例示から理解される通り、第1実施形態の出力制御部32は、暫定操作状態QCにて第1操作および第2操作の一方が解除された場合に、楽曲の再生位置(コンテンツの出力対象位置)を第1操作による変更前の位置に復帰させ、暫定操作状態QCにて第1操作および第2操作の他方が解除された場合に、楽曲の再生位置を第1操作による変更後の位置に維持する要素として包括的に表現される。
(4)第2実施形態および第4実施形態では、表示制御部34が操作案内(60,78)を表示装置14に表示させる構成を例示したが、第1操作による再生位置の変更を取消可能であることを利用者に報知する方法は画像表示に限定されない。例えば、再生位置の変更が取消され得る旨のメッセージを音声で放音装置18から再生することも可能である。以上の例示から理解される通り、第2実施形態や第4実施形態の表示制御部34は、第1操作による再生位置の変更が取消され得ることを利用者に報知する手段(操作報知部)の例示である。
(5)第1実施形態では、操作待機状態QAで第1操作が単独で付与された場合に通常操作状態QBに遷移し、操作待機状態QAで第1操作と第2操作とが同時に付与された場合に暫定操作状態QCに遷移する構成を例示したが、通常操作状態QBを省略することも可能である。例えば図13に例示される通り、操作待機状態QAにて第1操作が単独で付与されただけでは動作状態の遷移は発生せず、楽曲の再生位置は変更されない。他方、操作待機状態QAにて第1操作および第2操作が同時に付与された場合(X3)には、第1実施形態と同様に、演算処理装置10の動作状態が操作待機状態QAから暫定操作状態QCに遷移する。また、暫定操作状態QCにて第1操作および第2操作が同時に解除された場合(Y3)には、第1実施形態と同様に、演算処理装置10の動作状態が暫定操作状態QCから操作待機状態QAに遷移する。
100……情報処理装置(コンテンツ制御装置)、10……演算処理装置、12……記憶装置、14……表示装置、16……入力装置(操作受付部)、18……放音装置、20……筐体、22……操作面、32……出力制御部、34……表示制御部(操作報知部)。

Claims (9)

  1. 利用者による操作を受付ける操作受付部と、
    コンテンツの出力を制御する出力制御部とを具備し、
    前記出力制御部は、前記コンテンツの出力対象位置を前記操作受付部に対する第1操作に応じて変更し、前記第1操作と第2操作とが並列に付与された暫定操作状態にて前記第1操作および前記第2操作の一方が解除された場合に、前記コンテンツの出力対象位置を前記第1操作による変更前の位置に復帰させ、前記暫定操作状態にて前記第1操作および前記第2操作の他方が解除された場合に、前記コンテンツの出力対象位置を前記第1操作による変更後の位置に維持し、前記暫定操作状態にて前記第1操作と前記第2操作とが同時に解除された場合に、前記操作受付部に対する操作を待機する操作待機状態に遷移するとともに、前記コンテンツの出力対象位置を前記第1操作による変更後の位置に維持する
    コンテンツ制御装置。
  2. 利用者による操作を受付ける操作受付部と、
    コンテンツの出力を制御する出力制御部とを具備し、
    前記出力制御部は、前記コンテンツの出力対象位置を前記操作受付部に対する第1操作に応じて変更し、前記第1操作と第2操作とが並列に付与された暫定操作状態にて前記第1操作および前記第2操作の一方が解除された場合に、前記コンテンツの出力対象位置を前記第1操作による変更前の位置に復帰させ、前記暫定操作状態にて前記第1操作および前記第2操作の他方が解除された場合に、前記コンテンツの出力対象位置を前記第1操作による変更後の位置に維持し、前記暫定操作状態から前記第1操作および前記第2操作の何れかが解除された操作選択状態において、前記解除後の残りの操作も解除された場合に、前記コンテンツの出力対象位置を、前記操作選択状態への遷移後に設定された位置に確定する
    コンテンツ制御装置。
  3. 前記出力制御部は、前記第1操作が付与された通常操作状態では、前記コンテンツの出力対象位置を当該第1操作に応じて変更し、かつ、前記第1操作が解除された場合には前記コンテンツの出力対象位置を当該第1操作による変更後の位置に維持する一方、前記通常操作状態にて前記第2操作が付与された場合に前記暫定操作状態に遷移する
    請求項1または請求項2のコンテンツ制御装置。
  4. 前記通常操作状態における第2操作の付与で、前記第1操作による前記出力対象位置の変更の取消が可能になることを、前記通常操作状態にて利用者に報知する操作報知部
    を具備する請求項3のコンテンツ制御装置。
  5. 前記出力制御部は、前記操作受付部に対する操作を待機する操作待機状態にて前記第1操作と前記第2操作とが同時に付与された場合に前記暫定操作状態に遷移する
    請求項1から請求項4の何れかのコンテンツ制御装置。
  6. 利用者による操作を受付ける操作受付部と、
    コンテンツの出力を制御する出力制御部と
    操作報知部とを具備し、
    前記出力制御部は、前記コンテンツの出力対象位置を前記操作受付部に対する第1操作に応じて変更し、前記第1操作の解除後の取消受付期間にて第2操作が付与された場合に、前記コンテンツの出力対象位置を前記第1操作による変更前の位置に復帰させ、前記第2操作が付与されることなく前記取消受付期間が経過した場合に、前記コンテンツの出力対象位置を前記第1操作による変更後の位置に維持し、
    前記操作報知部は、前記第1操作の解除後に第2操作を付与することで、前記コンテンツの出力対象位置が前記第1操作による変更前の位置に復帰することを、前記取消受付期間にて利用者に報知する
    コンテンツ制御装置。
  7. 利用者による操作を受付ける操作受付部を具備するコンピュータを、コンテンツの出力を制御する出力制御部として機能させるプログラムであって、
    前記出力制御部は、前記コンテンツの出力対象位置を前記操作受付部に対する第1操作に応じて変更し、前記第1操作と第2操作とが並列に付与された暫定操作状態にて前記第1操作および前記第2操作の一方が解除された場合に、前記コンテンツの出力対象位置を前記第1操作による変更前の位置に復帰させ、前記暫定操作状態にて前記第1操作および前記第2操作の他方が解除された場合に、前記コンテンツの出力対象位置を前記第1操作による変更後の位置に維持し、前記暫定操作状態にて前記第1操作と前記第2操作とが同時に解除された場合に、前記操作受付部に対する操作を待機する操作待機状態に遷移するとともに、前記コンテンツの出力対象位置を前記第1操作による変更後の位置に維持する
    プログラム。
  8. 利用者による操作を受付ける操作受付部を具備するコンピュータを、コンテンツの出力を制御する出力制御部として機能させるプログラムであって、
    前記出力制御部は、前記コンテンツの出力対象位置を前記操作受付部に対する第1操作に応じて変更し、前記第1操作と第2操作とが並列に付与された暫定操作状態にて前記第1操作および前記第2操作の一方が解除された場合に、前記コンテンツの出力対象位置を前記第1操作による変更前の位置に復帰させ、前記暫定操作状態にて前記第1操作および前記第2操作の他方が解除された場合に、前記コンテンツの出力対象位置を前記第1操作による変更後の位置に維持し、前記暫定操作状態から前記第1操作および前記第2操作の何れかが解除された操作選択状態において、前記解除後の残りの操作も解除された場合に、前記コンテンツの出力対象位置を、前記操作選択状態への遷移後に設定された位置に確定する
    プログラム。
  9. 利用者による操作を受付ける操作受付部を具備するコンピュータを、コンテンツの出力を制御する出力制御部、および、操作報知部として機能させるプログラムであって、
    前記出力制御部は、前記コンテンツの出力対象位置を前記操作受付部に対する第1操作に応じて変更し、前記第1操作の解除後の取消受付期間にて第2操作が付与された場合に、前記コンテンツの出力対象位置を前記第1操作による変更前の位置に復帰させ、前記第2操作が付与されることなく前記取消受付期間が経過した場合に、前記コンテンツの出力対象位置を前記第1操作による変更後の位置に維持し、
    前記操作報知部は、前記第1操作の解除後に第2操作を付与することで、前記コンテンツの出力対象位置が前記第1操作による変更前の位置に復帰することを、前記取消受付期間にて利用者に報知する
    プログラム。


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