JP6172962B2 - Wiper device - Google Patents
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Description
この発明は、車両のガラス面などを払拭するために用いられるワイパ装置に関するものである。 The present invention relates to a wiper device used for wiping a glass surface of a vehicle.
車両に用いられるワイパ装置は、ワイパモータと、ワイパモータの回転力を伝達するリンク機構と、一端にリンク機構が接続され、他端にワイパアームが固定されるピボット軸と、ピボット軸を回動自在に支持するピボットホルダとを備えている。 A wiper device used in a vehicle includes a wiper motor, a link mechanism that transmits the rotational force of the wiper motor, a pivot shaft that is connected to one end and a wiper arm is fixed to the other end, and a pivot shaft that rotatably supports the pivot shaft. And a pivot holder.
ここで、車体にワイパ装置を固定するにあたって、さまざまな技術が提案されている。例えば、ワイパモータに支持ピンを突設する一方、車体に支持ピンを受け入れる支持孔を形成した技術が開示されている。そして、支持孔に対して支持ピンをスライド移動させることにより、支持孔と支持ピンとを係合させている。
また、ワイパモータに支持孔を閉塞する閉塞部を設け、支持孔に支持ピンを係合させた状態では、支持孔を介して車体の内部に異物や水が浸入できないようになっている(例えば、特許文献1参照)。
Here, various techniques have been proposed for fixing the wiper device to the vehicle body. For example, a technique is disclosed in which a support pin is protruded from a wiper motor and a support hole for receiving the support pin is formed in a vehicle body. Then, the support hole and the support pin are engaged by sliding the support pin with respect to the support hole.
Further, in the state where the wiper motor is provided with a closing portion for closing the support hole and the support pin is engaged with the support hole, foreign matter and water cannot enter the inside of the vehicle body through the support hole (for example, Patent Document 1).
これによれば、車体に対するワイパ装置の位置決めを行うことができる。また、車体にワイパモータを固定するにあたって、ボルト等の固定部材を使用する必要がなくなるので、部品点数を減少できると共に、ワイパ装置の取り付け作業性を向上させることができる。 According to this, the wiper device can be positioned with respect to the vehicle body. Further, since it is not necessary to use a fixing member such as a bolt when fixing the wiper motor to the vehicle body, the number of parts can be reduced and the operability of attaching the wiper device can be improved.
しかしながら、上述の従来技術にあっては、車体に支持孔を形成するので、ワイパ装置の取付状態によっては、支持孔と閉塞部との間に隙間が形成される恐れがある。このような場合、隙間を介して車体の内部に異物や水が浸入してしまい、車体に対するワイパ装置の正常な取付状態を維持できなくなる恐れがある。
また、支持孔を閉塞するために、閉塞部という別部品が必要になり、部品点数が増加してしまうという課題がある。
However, in the above-described prior art, since the support hole is formed in the vehicle body, a gap may be formed between the support hole and the closing portion depending on the state of attachment of the wiper device. In such a case, foreign matter or water may enter the vehicle body through the gap, and the normal attachment state of the wiper device to the vehicle body may not be maintained.
Moreover, in order to block | close a support hole, another component called a blockage part is needed and there exists a subject that a number of parts will increase.
そこで、この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、車体に対する取り付け作業性を悪化させることなく、車体の内部への異物や水の浸入を確実に防止でき、且つ部品点数の増加を抑えることができるワイパ装置を提供するものである。 Accordingly, the present invention has been made in view of the above-described circumstances, and can reliably prevent entry of foreign matter or water into the interior of the vehicle body without deteriorating the workability of attachment to the vehicle body. A wiper device capable of suppressing an increase is provided.
上記の課題を解決するために、本発明に係るワイパ装置は、電動モータと、前記電動モータに連結される減速機構とから構成されるワイパモータと、前記ワイパモータが固定されるフレームと、ワイパアームが固定され、前記ワイパモータの駆動に伴って回動する複数のピボット軸と、前記フレームに設けられ、前記ピボット軸を回転自在に支持する複数のピボットホルダとを備えた装置本体を有し、車体には、前記装置本体を支持するための支持凸部が設けられ、前記ワイパモータには、前記減速機構を収容するケースから突出する側壁が形成され、前記側壁には、前記支持凸部を車幅方向に開口する第1の開口部が形成された係合部が形成され、前記係合部の前記第1の開口部には、グロメットが装着され、前記グロメットには、前記側壁の前記係合部を受け入れる装着溝が形成されていると共に、前記第1の開口部と同じ方向に開口し、前記支持凸部を受け入れる側に開口した第2の開口部が形成されていることを特徴とする。 In order to solve the above problems, a wiper device according to the present invention includes a wiper motor including an electric motor and a speed reduction mechanism coupled to the electric motor, a frame to which the wiper motor is fixed, and a wiper arm fixed. by a plurality of pivot shaft which rotates by the actuation of the wiper motor, provided on the frame, it has a device body having a plurality of pivot holders rotatably supporting the pivot shaft, the vehicle body A support projection for supporting the apparatus main body is provided, and the wiper motor is formed with a side wall protruding from a case for housing the speed reduction mechanism, and the support projection is arranged in the vehicle width direction on the side wall. An engaging portion having a first opening is formed, and a grommet is attached to the first opening of the engaging portion. With a mounting groove for receiving the engaging portion is formed, open in the same direction as the first opening, the second opening is open on the side for receiving the support protrusion is formed It is characterized by.
本発明によれば、支持凸部と係合部とを係合させるだけで車体に対してワイパ装置を取り付けることができるので、ワイパ装置の取り付け作業性を悪化させることが無い。また、従来のように車体側に孔を形成する必要がなくなるので、部品点数を増加することなく、確実に車体の内部への異物や水の浸入を防止できる。 According to the present invention, since the wiper device can be attached to the vehicle body simply by engaging the support convex portion and the engaging portion, the attachment workability of the wiper device is not deteriorated. In addition, since it is not necessary to form a hole on the vehicle body side as in the prior art, it is possible to reliably prevent foreign matter and water from entering the vehicle body without increasing the number of parts.
(第1実施形態)
(車両)
次に、この発明の第1実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。
図1は、車体にワイパ装置を取り付けた状態を示す説明図である。
尚、以下の説明において、重力方向上下を単に上方向、下方向と称して説明する。また、重力方向に直交する左右方向を車幅方向と称して説明する。さらに、車両の進行方向前方を単に前方、進行方向後方を単に後方と称して説明する。
(First embodiment)
(vehicle)
Next, a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
FIG. 1 is an explanatory view showing a state in which a wiper device is attached to a vehicle body.
In the following description, the upper and lower directions in the gravity direction will be simply referred to as the upper direction and the lower direction. Further, the left-right direction orthogonal to the gravity direction will be referred to as the vehicle width direction. Further, the front in the traveling direction of the vehicle is simply referred to as the front, and the rear in the traveling direction is simply referred to as the rear.
図1に示すように、車両100には、フロントガラス2の運転席側を払拭すべく、運転席側に配置された第1ワイパブレード3aと、フロントガラス2の助手席側を払拭すべく、助手席側に配置された第2ワイパブレード3bとが設けられている。本実施形態の車両100は、右ハンドル車とし、進行方向を向いて右側を運転席側と称する一方、左側を助手席側と称して説明する場合がある。
尚、車両100は、右ハンドル車に限られるものではなく、左ハンドル車であってもよい。左ハンドル車の場合、進行方向を向いて左側が運転席側となる一方、右側が助手席側となる。
As shown in FIG. 1, in order to wipe the driver's seat side of the
The
フロントガラス2は、全体が進行方向前方に僅かに膨出するように湾曲形成されており、上縁2a及び下縁2bもそれぞれ僅かに弧状となるように形成されている。
第1ワイパブレード3aは、運転席側に配置されている第1ワイパアーム4aの先端に取り付けられている。そして、第1ワイパブレード3aは、第1ワイパアーム4aに内装されている不図示のスプリングにより、フロントガラス2側に向かって付勢されている。
一方、第2ワイパブレード3bは、助手席側に配置されている第2ワイパアーム4bの先端に取り付けられている。そして、第2ワイパブレード3bは、第2ワイパアーム4bに内装されている不図示のスプリングにより、フロントガラス2側に向かって付勢されている。
The
The
On the other hand, the
車両100の車体1(例えば、ダッシュパネル70)には、車幅方向運転席側の端部に対応する位置に第1ブラケット71が設けられている一方、車幅方向略中央に第2ブラケット72が設けられている。また、車体1には、第1ブラケット71と第2ブラケット72との中間よりもやや第2ブラケット72寄りに、第3ブラケット73が設けられている。これら3つのブラケット71,72,73を介し、車体1にワイパ装置5が取り付けられている。
The vehicle body 1 (for example, the dash panel 70) of the
ワイパ装置5は、各ワイパアーム4a,4bを駆動して払拭動作を行わせるためのものであって、その払拭パターンは、所謂タンデム式になっている。すなわち、フロントガラス2の車幅方向運転席側端の近傍に第1ピボット軸6aが配置されていると共に、フロントガラス2の車幅方向中央の近傍に第2ピボット軸6bが配置されている。そして、各ワイパアーム4a,4bはワイパ装置5により駆動されて上反転位置と下反転位置との間で同一方向に揺動してフロントガラス2を払拭する。
The
(ワイパ装置)
図2は、ワイパ装置の斜視図である。
図1、図2に示すように、ワイパ装置5は、装置本体105を有している。装置本体105は、フロントガラス2の下方の車幅方向運転席側に配置される第1ピボット軸6aと、この第1ピボット軸6aよりも車幅方向助手席側、つまり、フロントガラス2の下方の車幅方向略中央に配置される第2ピボット軸6bとを備えている。
第1ピボット軸6aは、第1ピボットホルダ7に回転自在に支持されており、その先端に、第1ワイパアーム4aの基端が取り付けられている。一方、第2ピボット軸6bは、第2ピボットホルダ8に回転自在に支持されており、その先端に、第2ワイパアーム4bの基端が取り付けられている。
(Wiper device)
FIG. 2 is a perspective view of the wiper device.
As shown in FIGS. 1 and 2, the
The
(第1ピボットホルダ)
第1ピボットホルダ7は、アルミダイキャストにより形成されたものであって、第1ピボット軸6aの基端(後端)側が挿通される筒状の第1ホルダ本体9を有している。第1ホルダ本体9の内部には、不図示のすべり軸受が嵌合固定されている。このすべり軸受を介し、第1ホルダ本体9に第1ピボット軸6aの基端側が回転自在に支持されている。
また、第1ホルダ本体9には、第1ワイパアーム4aを伝う雨水などを受ける第1キャップ10が装着されている。
(First pivot holder)
The
The first holder body 9 is equipped with a
第1ピボット軸6aは、軸方向略中央から先端側に至る半分が第1ホルダ本体9から突出した状態になっている。この突出した部位に、第1ワイパアーム4aの基端が取り付けられる。一方、第1ピボット軸6aの基端は、第1ホルダ本体9の後端側から突出しており、この突出した部位に、後述の第1レバー31が取り付けられている。
The
また、第1ホルダ本体9には、第1取付ステー11が車幅方向運転席側に向かって延出形成されている。第1取付ステー11は、車体1に設けられている第1ブラケット71に、不図示のボルトやピンを用いて固定されるようになっている。第1取付ステー11の先端には、不図示のボルトやピンを挿通可能な挿通孔13が形成されている。
この挿通孔13には、ゴム製のマウント14が装着されており、このマウント14を介して車体1に第1取付ステー11が固定される。車体1に、マウント14を介して第1取付ステー11が固定されているので、ワイパ装置5の振動が第1取付ステー11を介して車体1に伝わってしまうのを抑制できる。
Further, the first holder body 9 is formed with a first mounting
A
さらに、第1ホルダ本体9には、車幅方向助手席側、つまり、第2ピボットホルダ8側に向かって円柱状の第1パイプ取付部19が突出形成されている。この第1パイプ取付部19には、パイプフレーム20の一端が外嵌固定されている。
Further, the first holder main body 9 is formed with a cylindrical first
(パイプフレーム)
パイプフレーム20は、第1ピボットホルダ7と第2ピボットホルダ8とを連結するためのものである。パイプフレーム20は、車幅方向に沿って延びるように円筒状に形成されている。パイプフレーム20の一端には、カシメ部20aが形成されている。このカシメ部20aは、第1ピボットホルダ7のパイプ取付部19にパイプフレーム20の一端を外嵌した後、この一端をカシメることにより形成される。このように構成することで、第1ピボットホルダ7のパイプ取付部19に、パイプフレーム20の一端が確実に外嵌固定される。
(Pipe frame)
The
また、パイプフレーム20の他端は、第2ピボットホルダ8に形成されている後述の第2パイプ取付部22に外嵌固定される。パイプフレーム20の他端にもカシメ部20bが形成されている。このカシメ部20bは、第2ピボットホルダ8のパイプ取付部22にパイプフレーム20の他端を外嵌した後、この他端をカシメることにより形成される。このように構成することで、第2ピボットホルダ8のパイプ取付部22に、パイプフレーム20の他端が確実に外嵌固定される。
Further, the other end of the
(第2ピボットホルダ)
第2ピボットホルダ8は、アルミダイキャストにより形成されたものであって、第2ピボット軸6bの基端(後端)側が挿通される筒状の第2ホルダ本体21を有している。この第2ホルダ本体21の運転席側、つまり、第1ピボットホルダ7側に、第2パイプ取付部22が突出形成されている。
また、第2ホルダ本体21の内部には、不図示のすべり軸受が嵌合固定されており、このすべり軸受を介し、第2ホルダ本体21に第2ピボット軸6bの基端側が回転自在に支持されている。
(Second pivot holder)
The second pivot holder 8 is formed by aluminum die casting, and has a cylindrical second holder
Further, a slide bearing (not shown) is fitted and fixed inside the second holder
さらに、第2ホルダ本体21には、第2ワイパアーム4bを伝う雨水などを受ける第2キャップ23が装着されている。
第2ピボット軸6bは、軸方向略中央から先端側に至る半分が第2ホルダ本体21から突出した状態になっている。この突出した部位に、第2ワイパアーム4bの基端が取り付けられる。一方、第2ピボット軸6bの基端は、第2ホルダ本体21の後端側から突出しており、この突出した部位に、後述の第2レバー32が取り付けられている。
Further, the
The
また、第2ホルダ本体21には、第2取付ステー24が車幅方向助手席側に向かって延出形成されている。第2取付ステー24は、車体1に設けられている第2ブラケット72に、不図示のボルトやピンを用いて固定されるようになっている。第2取付ステー24の先端には、不図示のボルトやピンを挿通可能な挿通孔25が形成されている。
この挿通孔25には、ゴム製のマウント26が装着されており、このマウント26を介して車体1に第2取付ステー24が固定される。車体1に、マウント26を介して第2取付ステー24が固定されているので、ワイパ装置5の振動が第2取付ステー24を介して車体1に伝わってしまうのを抑制できる。
Further, the second holder
A
ここで、第1ピボット軸6aの基端(後端)には、板状の第1レバー31の一端が固定されている。一方、第2ピボット軸6bの基端(後端)には、板状の第2レバー32の一端が固定されている。
第1レバー31は、第1ピボット軸6aの軸方向に対して略直交するように、略斜め後方に向かって延出しており、第1ピボット軸6aと一体となって回動するようになっている。一方、第2レバー32は、第2ピボット軸6bの軸方向に対して略直交するように、斜め後方に向かって延出しており、第2ピボット軸6bと一体となって回動するようになっている。
Here, one end of the plate-like
The
第1レバー31の他端及び第2レバー32の他端には、それぞれ連結ロッド33の両端が、ボールジョイント34a,34bを介して回動自在に連結されている。すなわち、第1レバー31及び第2レバー32は、連結ロッド33により連結されている。そして、各レバー31,32と一体となって回動する第1ピボット軸6aと第2ピボット軸6bとが、同期して動作するようになっている。
Both ends of the connecting
(ワイパモータ)
第1ピボットホルダ7と第2ピボットホルダ8とを連結しているパイプフレーム20には、モータブラケット41が取り付けられている。モータブラケット41は、例えばアルミダイキャスト等により形成されたものであって、パイプフレーム20を把持する第1把持片41a及び第2把持片41bにより構成されている。これら把持片41a,41bが、ボルト39によってパイプフレーム20に締結固定されている。尚、モータブラケット41は、アルミダイキャストに限られるものではなく、例えば樹脂や鋳鉄等により形成することも可能である。
(Wiper motor)
A
モータブラケット41を構成する2つの把持片41a,41bのうち、第1把持片41aには、ワイパモータ40が設けられている。ワイパモータ40は、各ピボット軸6a,6bを駆動する駆動源となるものであって、電動モータ42と、この電動モータ42に連結されている減速機構43とにより構成されている。そして、減速機構43のケース43aと、第1把持片41aとが一体成形されている。また、ケース43aには、車体1に設けられている第3ブラケット73に係合可能な係合部81が一体成形されている。
The
(第3ブラケット及び係合部)
図3は、第3ブラケットと係合部との係合状態を示す拡大斜視図、図4は、係合部の拡大斜視図である。
図2〜図4に示すように、第3ブラケット73は、金属板にプレス加工を施すことにより、断面略ハット状に形成されたものである。より具体的には、第3ブラケット73は、車体1に当接する一対のフランジ部73a,73aと、これら一対のフランジ部73a,73aの互いに対向する内側の側辺から立ち上がる一対の側壁73b,73bと、これら一対の側壁73b,73bに跨る取付壁73cとが一体成形されたものである。そして、一対のフランジ部73a,73aが車体1に溶接等により固定されるようになっている。
(3rd bracket and engaging part)
FIG. 3 is an enlarged perspective view showing an engaged state between the third bracket and the engaging portion, and FIG. 4 is an enlarged perspective view of the engaging portion.
As shown in FIGS. 2 to 4, the
取付壁73cの略中央には不図示の貫通孔が形成されており、この貫通孔に固定ピン74が挿通されている。固定ピン74は、ピン本体74aと、ピン本体74aの端部に一体成形されている頭部74bとにより構成されている。そして、取付壁73cの貫通孔に、車体1側からワイパ装置5側に向かって、つまり、後方から前方に向かって挿通されている。これにより、固定ピン74のピン本体74aが、取付壁73cからワイパ装置5側に向かって突出した状態になっている。
尚、第3ブラケット73と固定ピン74との固定は、第3ブラケット73と固定ピン74の頭部74bとを溶接により固定してもよいし、第3ブラケット73の貫通孔に固定ピン74を圧入としてもよい。
A through hole (not shown) is formed substantially at the center of the mounting
The
一方、図4に詳示するように、係合部81は、ワイパ装置5のケース43aから第3ブラケット73側(図4における紙面手前側)に向かって突出する断面略L字状の側壁82と、側壁82の第3ブラケット73側の端部に一体成形されている係合壁83とにより構成されている。そして、ケース43aと係合部81との間は、上側及び助手席側が開口された状態になっている。
On the other hand, as shown in detail in FIG. 4, the engaging
係合壁83は、助手席側の側縁83aに開口部84aを有するように、平面視略C字状に形成されている。すなわち、係合壁83には、車幅方向に沿って切欠き溝84が形成されており、切欠き溝84によって、助手席側の側縁83aに開口部84aが形成されている。そして、この開口部84aから切欠き溝84内に、固定ピン74のピン本体74aを受け入れることができるようになっている。すなわち、開口部84aは、切欠き溝84内に固定ピン74のピン本体74aを受け入れるための受け入れ口としての役割を有している。
The
また、開口部84aは、固定ピン74の受け入れ側に向かって末広がりとなるように形成されている。そして、切欠き溝84は、開口部84aの開口幅が一旦狭くなった後、再び開口幅が大きくなるように形成されている。この開口幅が大きくなっている箇所は、略円形状に形成されており、固定ピン74が収容される収容部85として機能している。尚、切欠き溝84の最狭部84bの溝幅H1は、固定ピン74のピン本体74aの直径よりもやや大きい程度に設定されている。
このように形成された係合壁83の切欠き溝84には、ゴム製のグロメット86が装着されている。
Further, the opening 84 a is formed so as to expand toward the receiving side of the fixing
A
(グロメット)
図5は、グロメットの斜視図である。
図4、図5に示すように、グロメット86は、略円筒状のグロメット本体87を有している。このグロメット本体87の周壁87aの一部に開口部87bが形成され、全体として断面略C字状になっている。グロメット本体87の径方向中央の挿通孔89は、固定ピン74を収容する機能を有しており、その内径E1は、ピン本体74aの直径と略同一に設定されている。そして、グロメット86は、係合壁83の切欠き溝84の形状に対応するように、固定ピン74を受け入れる側に開口部87bを向けた状態で、係合壁83に装着されている。
(Grommet)
FIG. 5 is a perspective view of the grommet.
As shown in FIGS. 4 and 5, the
グロメット本体87の開口部87bは、その断面形状が切欠き溝84の開口部84aに対応するように、固定ピン74の受け入れ側に向かって末広がりとなるように形成されている。グロメット本体87の開口部87bにおいて、最狭部87cの幅H2は、固定ピン74のピン本体74aの直径よりもやや狭くなるように設定されている。
また、グロメット本体87の内周縁には、平面取り部87dが形成されている。さらに、グロメット本体87の周壁87aには、係合壁83を受け入れる装着溝88が形成されている。この装着溝88に係合壁83を嵌め込むようにしてグロメット86が装着される。尚、係合壁83への固定ピン74の係合方法についての詳細は後述する。
The
Further, a chamfered
(電動モータ)
図2に戻り、電動モータ42は、バッテリ等の外部電源に制御装置(何れも不図示)を介して接続されている。そして、車室内に設けられる不図示のワイパスイッチが操作されると、その操作信号に応じて制御装置から電動モータ42に駆動電流が供給され、電動モータ42が作動するようになっている。電動モータ42の出力は、減速機構43の出力軸44に伝達される。
尚、電動モータ42としては、例えばブラシ付き直流モータが用いられる。また、制御装置としては、例えばCPU(中央演算処理装置)やメモリ等を備えたマイクロコンピュータが用いられる。
(Electric motor)
Returning to FIG. 2, the
For example, a DC motor with a brush is used as the
減速機構43の出力軸44には、出力アーム45の一端が取り付けられている。出力アーム45は、金属板等により帯状に形成され、且つ断面クランク状に形成されたものであって、クランクアームとも呼ばれている。出力アーム45の一端には、出力軸44を挿入可能な挿入孔(不図示)が形成されている。
一方、出力軸44の先端には不図示の雄ネジ部が刻設されており、出力アーム45の一端が挿入された上からナット46が螺入されるようになっている。これにより、出力アーム45とナット46とが一体となって回転する。
One end of an
On the other hand, a male screw portion (not shown) is formed at the tip of the
また、出力アーム45の他端には、駆動ロッド47の一端がボールジョイント48を介して回動自在に連結されている。さらに、駆動ロッド47の他端は、第1ピボット軸6aに一端が取り付けられている第1レバー31の他端側に、ボールジョイント49を介して回転自在に連結されている。
このように構成された第1レバー31、第2レバー32、連結ロッド33、出力アーム45、及び駆動ロッド47は、ワイパモータ40の回転力を伝達するリンク機構60として機能する(詳細は後述する)。
In addition, one end of a
The
(ワイパ装置の組み付け方法)
次に、図1、図3、図6(a)、図6(b)に基づいて、車体1へのワイパ装置5の組み付け方法について説明する。
図6は、係合部の挙動説明図であって、(a)は、車体の固定ピンに係合部が係合する前の状態を示し、(b)は、車体の固定ピンに係合部が係合した状態を示す。
図1、図6(a)に示すように、まず、ワイパ装置5の係合部81を車体1側に向け、係合部81が固定ピン74の車幅方向外側に位置するように配置する。つまり、ワイパ装置5を、正常な取付位置よりも車幅方向運転席側にずらして配置する。
(Assembly method of wiper device)
Next, a method for assembling the
6A and 6B are diagrams for explaining the behavior of the engaging portion, where FIG. 6A shows a state before the engaging portion is engaged with the fixing pin of the vehicle body, and FIG. The state which the part engaged is shown.
As shown in FIGS. 1 and 6A, first, the engaging
ここで、フロントガラス2の下縁2bは僅かに弧状に形成されているので、車体1内のスペースSは、フロントガラス2の車幅方向の中央部近傍よりも、フロントガラス2の下縁2bにおける運転席側の角部2c(以下、運転席側角部2cという)の近傍が広くなっている。また、運転席側角部2cの近傍は、不図示のエンジンルームの車幅方向両端に相当する箇所なので、スペースSを広く確保しやすい。このため、ワイパ装置5を正常な取り付け位置よりも車幅方向運転席側にずらして配置することを、容易に行うことができる。
Here, since the
そして、この状態からワイパ装置5を車幅方向助手席側に向かってスライド移動させる(図6(a)における矢印参照)。尚、ワイパ装置5の係合部81には、予めグロメット86が装着されている。
ワイパ装置5をスライド移動させると、係合部81の開口部84a(グロメット86の開口部87b)に、固定ピン74のピン本体74aの外周面が当接する。その後、図6(b)に示すように、ピン本体74aが、グロメット86の開口部87bを若干押し広げながら挿通孔89内へと侵入し、この挿通孔89にピン本体74aが収容される。
このとき、開口部84a(グロメット86の開口部87b)が、固定ピン74の受け入れ側に向かって末広がりとなるように形成されているので、挿通孔89にピン本体74aが案内され易く、且つピン本体74aによってグロメット86の開口部87bを押し広げ易い。
Then, the
When the
At this time, since the
グロメット86の挿通孔89にピン本体74aが収容されることにより、固定ピン74に対する係合部81の位置決めが行われると共に、車体1に対してワイパ装置5が仮固定される。この状態で、車体1に設けられている第1ブラケット71に、不図示のボルトやピンを用いて第1取付ステー11を固定する。また、車体1に設けられている第2ブラケット72に、不図示のボルトやピンを用いて第2取付ステー24を固定する。これにより、車体1へのワイパ装置5の組み付けが完了する。
By accommodating the pin
ここで、係合部81に形成されている切欠き溝84は車幅方向に沿って形成されているので、車体1にワイパ装置5を取り付けた状態のとき、このワイパ装置5の重力が係合部81を介して固定ピン74にかかる。すなわち、係合部81には、切欠き溝84の延在方向に対して略直交する方向に荷重がかかる。さらに、換言すれば、切欠き溝84の抜け方向に荷重がかかりにくい。このため、係合部81と固定ピン74との係合状態が維持されやすい。また、切欠き溝84により、係合部81が略C字状に形成されているので、係合部81の収容部85(グロメット86の挿通孔89)から固定ピン74が脱落しにくい。
Here, since the
(ワイパ装置の動作)
次に、ワイパ装置5の動作について説明する。
図2〜図4に示すように、ワイパモータ40の電動モータ42が作動すると、減速機構43の出力軸44が回転する。そして、出力軸44と一体となって出力アーム45が回転する。出力アーム45が回転することにより、駆動ロッド47の一端が連れ回る。ここで、駆動ロッド47の他端は、第1ピボット軸6aに固定された第1レバー31の他端に取り付けられている。このため、出力アーム45の回転運動が駆動ロッド47を介して第1レバー31の揺動運動に変換される。
(Operation of wiper device)
Next, the operation of the
As shown in FIGS. 2 to 4, when the
そして、図1に示すように、第1ピボット軸6aの先端に取り付けられている第1ワイパアーム4aが所定範囲内を揺動運動する。これにより、第1ワイパブレード3aがフロントガラス2の運転席側を払拭する。
また、第1ピボット軸6aに固定された第1レバー31と、第2ピボット軸6bに固定された第2レバー32とが、それぞれボールジョイント34a,34bを介して連結ロッド33により連結されているので、第2ピボット軸6bの先端に取り付けられている第2ワイパアーム4bも、第1ワイパアーム4aと同期して所定範囲内を揺動運動する。これにより、第2ワイパブレード3bがフロントガラス2の助手席側を払拭する。
As shown in FIG. 1, the
Further, the
(効果)
したがって、上述の第1実施形態によれば、車体1に設けられている固定ピン74に対し、ワイパ装置5に設けられている係合部81を車幅方向に沿ってスライド移動させるだけで固定ピン74に対する係合部81の位置決めを行うことができる。これに加え、車体1に対してワイパ装置5を仮固定することができる。このため、簡素な構造でワイパ装置5の取り付け作業性を向上させることができる。
(effect)
Therefore, according to the first embodiment described above, the fixing
また、車体1にワイパ装置5を取り付けるために、ワイパ装置5を前後方向にスライド移動させる必要がないので、車体1の前後方向に余分なスペースを確保する必要がなくなる。このため、ワイパ装置5のレイアウト性を高めることができると共に、ワイパ装置5を取り付けるための車体1の前後方向のスペースを省スペース化できる。
さらに、従来のように、車体1側にワイパ装置5を取り付けるための孔を形成する必要がなくなるので、部品点数を増加させることなく、確実に車体の内部への異物や水の浸入を防止できる。
Moreover, since it is not necessary to slide the
Further, since it is not necessary to form a hole for attaching the
また、係合部81の切欠き溝84は、開口部84aの開口幅が一旦狭くなった後、再び開口幅が大きくなるように形成されており、この開口幅が大きくなっている箇所を、固定ピン74が収容される収容部85として機能させている。このように、収容部85の開口部84a側に最狭部84bを形成することにより、係合部81から固定ピン74が脱落しにくくなる。このため、ワイパ装置5の取り付け作業性をさらに向上させることができる。
さらに、係合部81の切欠き溝84に最狭部84bを形成することにより、係合部81全体として切欠き溝84が形成されている占有スペースを小さくすることができる。このため、係合部81の剛性を高めることができる。
In addition, the
Furthermore, by forming the
そして、係合部81に形成されている切欠き溝84は車幅方向に沿って形成されているので、切欠き溝84の抜け方向に荷重がかかりにくい。このため、係合部81から固定ピン74がさらに脱落しにくくなり、車体1に対するワイパ装置5の取付状態を確実に維持することができる。
And since the
また、係合部81に形成されている切欠き溝84を、係合壁83の助手席側の側縁83aに開口部84aを有するように形成している。そして、固定ピン74に係合部81を係合させる際、ワイパ装置5を、正常な取付位置よりも車幅方向運転席側にずらして配置した後、ワイパ装置5を車幅方向助手席側に向かってスライド移動させている。このように、フロントガラス2の運転席側角部2cの近傍の比較的広いスペースSを有効活用し、車体1にワイパ装置5を固定することができるので、車体2の大型化を防止できる。
Further, the
ここで、車体1のワイパ装置5を取り付けるスペースSが、右ハンドル車と左ハンドル車とによって異なってくる。すなわち、左ハンドル車の場合、車体1の左側にワイパ装置5を取り付けることになる。このような場合、例えば、車体1に係合部81が設けられていると、部品が大きい分、右ハンドル車と左ハンドル車とで係合部81の仕様変更の加工を行うことが煩わしいものとなる。しかしながら、本第1実施形態では、ワイパ装置5に係合部81が設けられているので、係合部81の仕様変更の加工を容易に行うことができる。
Here, the space S in which the
さらに、ワイパ装置5のケース43aに係合部81を一体成形したので、重量の重いワイパモータ40を直接支持することができる。このため、ワイパモータ40の揺れを抑制することができ、ワイパモータ40が揺れてワイパ装置5に不具合が生じてしまうことを確実に防止できる。
そして、車体1にグロメット86を介して係合部81が係合されているので、ワイパ装置5の振動が係合部81を介して車体1に伝わってしまうのを抑制できる。
Furthermore, since the engaging
Since the engaging
(第2実施形態)
次に、この発明の第2実施形態を、図7に基づいて説明する。尚、第1実施形態と同一態様には、同一符号を付して説明する。
図7は、第3ブラケットと係合部との係合状態を示す拡大斜視図である。
同図に示すように、第1実施形態と第2実施形態との相違点は、第1実施形態のワイパ装置5の係合部81に取り付けられるグロメット86の形状と、第2実施形態のワイパ装置5の係合部81に取り付けられるグロメット186の形状とが異なる点にある。
(Second Embodiment)
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. In addition, the same code | symbol is attached | subjected and demonstrated to the same aspect as 1st Embodiment.
FIG. 7 is an enlarged perspective view showing an engaged state between the third bracket and the engaging portion.
As shown in the figure, the difference between the first embodiment and the second embodiment is that the shape of the
(グロメット)
グロメット186は、略円筒状のグロメット本体187を有している。グロメット本体187の径方向中央の挿通孔189は、固定ピン74を収容する機能を有しており、その内径は、ピン本体74aの直径と略同一に設定されている。また、グロメット本体187の内周縁には、平面取り部187dが形成されている。
さらに、グロメット本体187の周壁187aには、係合壁83を受け入れる装着溝188が全周に渡って形成されている。装着溝188の外径は、切欠き溝84の収容部85の内径と略同一に設定されている。すなわち、切欠き溝84の最狭部84bの幅H1(図4参照)は、グロメット本体187の装着溝188の外径よりも狭くなっている。
(Grommet)
The
Further, a mounting
このような構成のもと、予め固定ピン74にグロメット86が装着される。そして、固定ピン74に係合部81を係合させる際、ワイパ装置5を、正常な取付位置よりも車幅方向運転席側にずらして配置した後、ワイパ装置5を車幅方向助手席側に向かってスライド移動させる(図7における矢印参照)。
Under such a configuration, the
すると、係合部81に形成されている切欠き溝84の開口部84aに、固定ピン74のピン本体74aの外周面が当接する。その後、ピン本体74aに装着されているグロメット186は、この装着溝188が係合壁83の最狭部84b(図4参照)に若干押し潰されながら切欠き溝84の収容部85内へと侵入し、収容部85に収容される。
このとき、切欠き溝84の開口部84aが、固定ピン74の受け入れ側に向かって末広がりとなるように形成されているので、収容部85にグロメット186が案内され易く、且つ係合壁83の最狭部84bによってグロメット186の装着溝188を押し潰しやすい。
Then, the outer peripheral surface of the pin
At this time, since the opening 84 a of the
切欠き溝84の収容部85にグロメット186が収容されることにより、固定ピン74に対する係合部81の位置決めが行われると共に、車体1に対してワイパ装置5が仮固定される。この状態で、図1に示すように、車体1に設けられている第1ブラケット71に、不図示のボルトやピンを用いて第1取付ステー11を固定する。また、車体1に設けられている第2ブラケット72に、不図示のボルトやピンを用いて第2取付ステー24を固定する。これにより、車体1へのワイパ装置5の組み付けが完了する。
したがって、上述の第2実施形態によれば、前述の第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
By accommodating the
Therefore, according to the second embodiment described above, the same effects as those of the first embodiment described above can be achieved.
尚、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上述の実施形態では、車体1に設けられている3つのブラケット71,72,73のうち、第3ブラケット73だけに固定ピン74を設ける一方、ワイパモータ40のケース43aに係合部81を設けた場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、第1ブラケット71や第2ブラケット72に固定ピン74を設け、それぞれ対応する第1取付ステー11や第2取付ステー24に、係合部81を設けてもよい。
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and includes various modifications made to the above-described embodiment without departing from the spirit of the present invention.
For example, in the above-described embodiment, the fixing
また、上述の実施形態では、係合部81の係合壁83に、車幅方向に沿って切欠き溝84を形成し、係合部81と固定ピン74とを係合させる場合について説明した。そして、ワイパ装置5を車幅方向運転席側から車幅方向助手席側に向かってスライド移動させることにより、係合部81と固定ピン74とを係合させる場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、係合壁83の切欠き溝84の向きを逆向きとし、車幅方向助手席側から車幅方向運転席側に向かってスライド移動させるなど、係合部81及び固定ピン74は、互いに係合可能に構成されていればよい。
In the above-described embodiment, the case where the
1 車体
4a 第1ワイパアーム(ワイパアーム)
4b 第2ワイパアーム(ワイパアーム)
6a 第1ピボット軸(ピボット軸)
6b 第2ピボット軸(ピボット軸)
7 第1ピボットホルダ(ピボットホルダ)
8 第2ピボットホルダ(ピボットホルダ)
20 パイプフレーム(フレーム)
40 ワイパモータ
43 減速機構
43a ケース
74 固定ピン(支持凸部)
81 係合部
82 側壁
84 切欠き溝
84a 開口部(第1の開口部)
84b 最狭部
85 収容部
86 グロメット
87b 開口部(第2の開口部)
88 装着溝
105 装置本体
H1 溝幅(幅)
1
4b Second wiper arm (wiper arm)
6a First pivot shaft (pivot shaft)
6b Second pivot shaft (pivot shaft)
7 First pivot holder (pivot holder)
8 Second pivot holder (pivot holder)
20 Pipe frame (frame)
40 Wiper motor
43 Deceleration mechanism
81 engaging part
82
84b
86 Grommet
87b opening (second opening)
88
Claims (1)
前記ワイパモータが固定されるフレームと、
ワイパアームが固定され、前記ワイパモータの駆動に伴って回動する複数のピボット軸と、
前記フレームに設けられ、前記ピボット軸を回転自在に支持する複数のピボットホルダとを備えた装置本体を有し、
車体には、前記装置本体を支持するための支持凸部が設けられ、
前記ワイパモータには、前記減速機構を収容するケースから突出する側壁が形成され、
前記側壁には、前記支持凸部を車幅方向に開口する第1の開口部が形成された係合部が形成され、
前記係合部の前記第1の開口部には、グロメットが装着され、
前記グロメットには、前記側壁の前記係合部を受け入れる装着溝が形成されていると共に、前記第1の開口部と同じ方向に開口し、前記支持凸部を受け入れる側に開口した第2の開口部が形成されていることを特徴とするワイパ装置。 A wiper motor comprising an electric motor and a speed reduction mechanism coupled to the electric motor;
A frame to which the wiper motor is fixed;
A plurality of pivot shafts, wherein a wiper arm is fixed, and rotates with the driving of the wiper motor;
An apparatus main body provided with a plurality of pivot holders provided on the frame and rotatably supporting the pivot shaft;
The vehicle body is provided with a support convex portion for supporting the device main body,
The wiper motor has a side wall that protrudes from a case that houses the speed reduction mechanism,
The side wall is formed with an engaging portion formed with a first opening for opening the support convex portion in the vehicle width direction,
A grommet is attached to the first opening of the engaging portion,
The grommet is formed with a mounting groove for receiving the engaging portion of the side wall, and is opened in the same direction as the first opening, and is opened to the side for receiving the support convex portion. A wiper device in which a portion is formed.
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