JP6165292B1 - プログラム書き換えシステムおよびプログラム書き換え方法 - Google Patents
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Abstract
Description
この特許文献1におけるプログラム書き換えシステムでは、通信用バスラインを介して、プログラムのデータを書き換え対象であるエンジン制御装置と、メモリ書換機が通信バス接続用コネクタによって信号的に接続されている。
エンジン制御装置は、センサからの信号を処理する入力処理回路と、このセンサ信号等からエンジン最適制御量を演算するCPU(Central Processing Unit)と、このCPUでの演算結果を制御信号として受けてエンジンに取付けられた燃料噴射装置や点火装置などのアクチュエータを駆動する出力回路と、外部機器であるメモリ書換機とのデータ通信用の通信回路とを備えている。
また、通信バス接続用コネクタにより接続されたモード判定用制御信号ラインは、リセット直後におけるCPUの実行モードをメモリ書換機側から設定するものである。
以下に、実施の形態1によるプログラム書き換えシステムについて、図に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態1によるプログラム書き換えシステムが適用される車両制御システムの構成を示すブロック図である。
図1において、実施の形態1のプログラム書き換えシステムは、第1種ノードであるモータ制御装置101と、第2種ノードであるEPS(Electric Power Steering=電動パワーステアリング)制御装置102aおよびバッテリ制御装置102bと、第3種ノードであるテスタ103とを有する。
これらのノードは、車両のCAN(Controller Area Network)ネットワーク106を介して、互いに通信可能に接続されている。
なお、第2種ノードとして、EPS制御装置102aとバッテリ制御装置102bとを示したが、これに限らずに、さらに別のノードを含み得ることは言うまでもない。
なお、図1に示すテスタ103以外の制御装置は、常時、CANネットワーク106に接続されているが、テスタ103は、CANネットワーク106に常時接続されているものではなく、プログラムの書き換えや各ノードの故障診断時等、必要に応じて、随時、接続される。
各制御装置およびテスタの構成については後述する。
なお、各制御装置およびテスタは、図1に示す以外の構成物も備えているが、実施の形態1に直接関係しないものについては図示を省略している。
図2(a)は、モータ制御装置101の記録装置113の領域構成を示し、図2(b)はEPS制御装置102aの記録装置123aの領域構成を示し、図2(c)はバッテリ制御装置102bの記録装置123bの領域構成を示し、図2(d)はテスタ103の記録装置133の領域構成を示している。
なお、分割モータ制御プログラム記録領域233aには、記録装置123aの空き領域等を割り当てることができる。
なお、分割モータ制御プログラム記録領域233bには、記録装置123bの空き領域等を割り当てることができる。
まず、モータ制御装置101の構成と機能について説明する。
マイコン111は、駆動用モータ110の制御に関わる制御量や各種処理値を演算する。CANネットワーク用データ送受信部であるデータ送受信部112は、CANネットワーク106を介して、接続された他の制御装置(EPS制御装置102a、バッテリ制御装置102b、テスタ103を含む)とデータを送受信する。
記録装置113は、書き換え対象であるモータ制御プログラムを保存する第1の記録領域であるモータ制御プログラム記録領域222を有している。このモータ制御プログラムは、モータ制御装置101の動作(制御内容)を決定し、演算を行うものである。
状態検出部115により自身に異常があり、かつ、書き換え可能であることが検出された場合は、CANネットワーク106を介して、EPS制御装置102aおよびバッテリ制御装置102bに通知し、この通知を受けたEPS制御装置102aおよびバッテリ制御装置102bは、自身が保存する分割モータ制御プログラム(以下、分割プログラムと略す。)を、CANネットワーク106を介してモータ制御装置101に送信する。
そして、モータ制御装置101は、EPS制御装置102aまたはバッテリ制御装置102bから分割プログラムを受信する度に、モータ制御プログラム記録領域222に保存されたモータ制御プログラムの該当部分をプログラム書き換え部114により書き換える。
ここで、自身の異常とは、意図しない制御や処理を実施したり、セキュリティ上の脆弱性が検出されたりすることが挙げられるが、これに限るものではない。
マイコン121aは、EPS120aの制御量や各種処理値を演算する。データ送受信部122aは、CANネットワーク106を介して、接続された他の制御装置(モータ制御装置101、バッテリ制御装置102b、テスタ103を含む)とデータの送受信を行う。記録装置123aは、モータ制御プログラムの一部分である分割モータ制御プログラムを保存する第2の記録領域である分割モータ制御プログラム記録領域233aを有している。
マイコン121bは、バッテリ120bの制御量や各種処理値を演算する。データ送受信部122bは、CANネットワーク106を介して、接続された他の制御装置(モータ制御装置101、EPS制御装置102a、テスタ103を含む)とデータを送受信する。
記録装置123bは、モータ制御プログラムを分割した一部分である分割プログラムを保存する第2の記録領域である分割モータ制御プログラム記録領域233bを有している。
このテスタ103は、モータ制御プログラムの書き換え対象とするプログラム(以下、書き換えプログラムと略す。)を送信するものである。
マイコン131は、テスタ103の動作に関わる各種処理を実施する。データ送受信部132は、CANネットワーク106を介して、接続された他の制御装置(モータ制御装置101、EPS制御装置102a、バッテリ制御装置102bを含む)とデータを送受信する。
記録装置133は、図2(d)に示すように、書き換えプログラムを保存する第3の記録領域であるモータ制御プログラム記録領域241を備えている。
テスタ103は、常時、CANネットワーク106に接続されるものではなく、制御装置へのプログラムの書き換えや、診断を実施するときに接続するものである。
ここでは、実施の形態1によるプログラム書き換えシステムの各ノードにおける処理の流れについて、図3〜図6のフローチャートを用いて説明する。
第1種ノードであるモータ制御装置101では、駆動用モータ110の制御に関わる通常の処理と、モータ制御プログラムの書き換えに関する処理が実施される。プログラム書き換えに関する処理の流れを図3に示し、テスタ103から書き換え実施の通知(書き換え指示)があった場合に実施される。
第1種ノードであるモータ制御装置101の書き換え前のプロラムに書戻す処理の流れは、図4に示している。
ステップS301において、状態検出部115は、テスタ103から書き換え指示が通知されているか否かを判断する。通知されている場合(YES)は、ステップS302へ進み、通知されていない場合(NO)は、通知されるまで待機する。
ここで、実施の形態1では、第2種ノードを2つ備えているため、書き換えプログラムを2つに分割して、分割プログラムAと分割プログラムBを作成し、分割プログラムAをEPS制御装置102aに、分割プログラムBをバッテリ制御装置102bに送信するものとする。
すなわち、書き換えプログラムは、分割プログラムAと分割プログラムの2つに分割される。
このとき、テスタ103は、CANネットワーク106から取り外されているものとする。
ステップS311において、状態検出部115は、自身の処理に異常がないか否かを判断する。異常を検出した場合は(YES)、ステップS312へ進む。
EPS制御装置102a(またはバッテリ制御装置102b)では、EPS120a(またはバッテリ120b)の制御に関わる通常の処理と、モータ制御装置101のプログラム書き換えに関する処理が実施される。
なお、EPS制御装置102aとバッテリ制御装置102bにおけるプログラム書き換えに関する処理は、同じであるので、ここではEPS制御装置102aを例に挙げて説明する。
テスタ103では、関連ノードへのプログラム書き換え実施の通知と、書き換えプログラムの送信処理を実施する。
送信完了後に、モータ制御装置101は、テスタ103から受信する書き換えプログラムでモータ制御プログラムを書き換える。
その後、テスタ103がCANネットワーク106から分離され、モータ制御装置101は、書き換えたモータ制御プログラムで制御する。
そして、モータ制御装置101は、制御中に動作異常やセキュリティ上の脆弱性が検出された場合には、EPS制御装置102aとバッテリ制御装置102bに通知し、通知を受けたEPS制御装置102aとバッテリ制御装置102bは、自身が保存する分割プログラムをそれぞれモータ制御装置101に送信し、モータ制御装置101は、分割プログラムを受信する度に、受信した分割プログラムで該当するモータ制御プログラムを書き換える。
図7は、この発明の実施の形態2によるプログラム書き換えシステムが適用される車両制御システムの構成を示すブロック図である。
図7において、実施の形態2によるプログラム書き換えシステムは、第1種ノードであるモータ制御装置101と、第2種ノードであるEPS制御装置102aおよびバッテリ制御装置102bと、第3種ノードであるテスタ103とを有する。
これらのノードは、車両のCANネットワーク106を介して、互いに通信可能に接続されている。
なお、第2種ノードとしては、EPS制御装置102aとバッテリ制御装置102bとが示されているが、これに限らずに、さらに別のノードを含み得ることは言うまでもない。
なお、図7に示すテスタ103以外の制御装置は、常時、CANネットワーク106に接続されているが、テスタ103は、CANネットワーク106に常時、接続されるのではなく、プログラムの書き換え、各ノードの故障診断時など、必要に応じて随時、接続される。
各制御装置およびテスタの構成については後述する。
なお、図7において、各制御装置およびテスタは、図7に示す以外の構成物も備えているが、本実施の形態2に直接関係しないものについては図示を省略している。
図8(a)は、モータ制御装置101の記録装置113の領域構成を示し、図8(b)は、EPS制御装置102aの記録装置123aの領域構成を示し、図8(c)は、バッテリ制御装置102bの記録装置123bの領域構成を示し、図8(d)は、テスタ103の記録装置133の領域構成を示している。
なお、分割モータ制御プログラム記録領域533aには、記録装置123aの空き領域等を割り当てることができる。
なお、分割モータ制御プログラム記録領域533bには、記録装置123bの空き領域等を割り当てることができる。
まず、モータ制御装置101の構成と機能について簡単に説明する。
マイコン111は、駆動用モータ110の制御に関わる制御量や各種処理値を演算する。CANネットワーク用データ送受信部であるデータ送受信部112は、CANネットワーク106を介して、接続された他の制御装置(EPS制御装置102a、バッテリ制御装置102b、テスタ103を含む)とデータを送受信する。
記録装置113は、書き換え対象であるモータ制御プログラムを保存する第1の記録領域を有している。このモータ制御プログラムは、モータ制御装置101の動作(制御内容)を決定し、演算を行うものである。
第2の状態検出部513は、第1種ノード自身が通常の処理が実施されているか否かにより、自身がモータ制御プログラムを書き換え可能な状態であるか否か、或いはモータ制御プログラムが全て書き換えられているか否かの状態を検出し、他の制御装置に通知する。
第2の状態検出部513により、書き換え可能であることが検出された場合は、CANネットワーク106を介してEPS制御装置102aおよびバッテリ制御装置102bに通知する。
そして、この通知を受けたEPS制御装置102aおよびバッテリ制御装置102bは、自身が保存する分割プログラムおよび保存する分割プログラムが変更されていないことを証明するチェックコードを、CANネットワーク106を介して、モータ制御装置101に送信する。
また、チェックコードを受信する度に、プログラム検証部511により、対応する分割プログラムによって書き換えられた内容を検証する。
マイコン121aは、EPS120aの制御量や各種処理値を演算する。データ送受信部122aは、CANネットワーク106を介して、接続された他の制御装置(モータ制御装置101、バッテリ制御装置102b、テスタ103を含む)とデータの送受信を行う。
記録装置123aは、モータ制御プログラムの書き換えプログラムの一部分である分割プログラム、および他の第2種ノードが保存する分割プログラムが変更されていないことを証明するチェックコードを保存する第2の記録領域・第4の記録領域として、分割モータ制御プログラム記録領域533aを有している。
分割プログラム送信部124aにより、モータ制御装置101への分割プログラムおよびチェックコードの送信が可能であると判断された場合には、自身が保存する分割プログラムおよびチェックコードを、CANネットワーク106を介してモータ制御装置101に送信する。
第1種ノード状態検出部522aにより異常を検出している、または、他の第2種ノードから書き戻し指示が通知されている場合、かつ、モータ制御装置101の第2の状態検出部513より、書き換え可能であることが通知された場合は、自身が保存する分割プログラムおよびチェックコードを、CANネットワーク106を介して、モータ制御装置101に送信する。
ここで、モータ制御装置101の異常には、意図しない制御または処理が実施されたり、セキュリティ上の脆弱性があったりすることが挙げられるが、これに限るものではない。
マイコン121bは、バッテリ120bの制御量や各種処理値を演算する。データ送受信部122bは、CANネットワーク106を介して、接続された他の制御装置(モータ制御装置101、EPS制御装置102a、テスタ103を含む)とデータを送受信する。
記録装置123bは、モータ制御プログラムを分割した一部分である分割プログラムおよび他の制御装置が保存する分割プログラムが変更されていないことを証明するチェックコードを保存する第2の記録領域・第4の記録領域として、分割モータ制御プログラム記録領域533bを有している。
分割プログラムおよびチェックコード送信部521bにより、モータ制御装置101への分割プログラムおよびチェックコードの送信が可能であると判断された場合には、自ノードが保存する分割プログラムおよびチェックコードを、CANネットワーク106を介してモータ制御装置101に送信する。
第1種ノード状態検出部522bにより異常を検出している、または、他の第2種ノードから書き戻し指示が通知されている場合、かつ、モータ制御装置101の第2の状態検出部513より書き換え可能であることが通知された場合は、自身が保存する分割プログラムおよびチェックコードを、CANネットワーク106を介してモータ制御装置101に送信する。
ここで、モータ制御装置101の異常とは、意図しない制御または処理が実施されたり、セキュリティ上の脆弱性があったりすることが挙げられるが、これに限るものではない。
マイコン131は、テスタ103の動作に関わる各種処理を実施する。データ送受信部132は、CANネットワーク106を介して、接続された他の制御装置(モータ制御装置101、EPS制御装置102a、バッテリ制御装置102bを含む)とデータを送受信する。
記録装置133は、図8(d)に示すように、書き換えプログラムを保存する第3の記録領域であるモータ制御プログラム記録領域241を備えている。
テスタ103は、常時、CANネットワーク106に接続されるものではなく、制御装置へのプログラムの書き換えや、診断を実施するときに接続されるものである。
ここでは、実施の形態2によるプログラム書き換えシステムの各ノードにおける処理の流れについて、図9〜図12のフローチャートを用いて説明する。
第1種ノードであるモータ制御装置101では、駆動用モータ110の制御に関わる通常の処理と、モータ制御プログラムの書き換えに関する処理が実施される。プログラム書き換えに関する処理は、図9に示し、テスタ103から書き換え実施の通知(書き換え指示)があった場合に実施される。
第1種ノードであるモータ制御装置101における書き換え前のプロラムに書戻す処理は、図10に示している。
ステップS701において、第2の状態検出部513は、テスタ103から書き換え指示が通知されているか否かを判断する。通知されている場合(YES)は、ステップS702へ進み、通知されていない場合(NO)は、通知されるまで待機する。
そして、データ送受信部112により、分割プログラムおよびチェックコードを第2種ノードであるバッテリ制御装置102bとEPS制御装置102aへ送信する。
ここで、実施の形態2では、第2種ノードを2つ備えているため、書き換えプログラムを2つに分割し、分割プログラムAと分割プログラムBを作成するとともに、分割プログラムAと分割プログラムBのそれぞれに対応するチェックコードAとチェックコードBを作成し、分割プログラムAとチェックコードBをEPS制御装置102aに、分割プログラムBとチェックコードAをバッテリ制御装置102bへといったように、分割プログラムとチェックコードを異なる制御装置に送信するものとする。
この時、テスタ103は、CANネットワーク106から取り外されているものとする。
ステップS711において、第2の状態検出部513は、第2種ノード(ここでは、EPS制御装置102aまたはバッテリ制御装置102b)から書き戻し指示を通知されているか否かを判断する。通知されている場合(YES)は、ステップS712へ進み、通知されていない場合(NO)は、受信するまで待機する。
ステップS716において、プログラム書き換え部114は、プログラム書き換え用プログラムを用いて、受信した分割プログラムに該当するモータ制御プログラムの部分を書き換え、ステップS719へ進む。
ステップS718において、検証結果に対する問題の有無を判断し、問題がない場合(YES)は、ステップS719へ進み、問題がある場合(NO)は、書き戻し処理を終了する。
EPS制御装置102a(またはバッテリ制御装置102b)では、EPS120a(またはバッテリ120b)の制御に関わる通常の処理と、モータ制御装置101のプログラム書き換えに関する処理が実施される。
なお、EPS制御装置102aとバッテリ制御装置102bにおけるプログラム書き換えに関する処理は、同じであるので、ここでは、EPS制御装置102aを例に挙げて説明する。
すべて送信している場合(YES)は、処理を完了し、送信していない場合(NO)は、ステップS808へ進み、送信処理を実施する。
テスタ103では、関連ノードへのプログラム書き換え実施の通知と、書き換えプログラムの送信処理を実施する。
まず、ステップS811において、書き換え指示部134は、モータ制御装置101、EPS制御装置102a、バッテリ制御装置102bに対して、モータ制御装置101の書き換えを実施することを通知する。
送信完了後に、モータ制御装置101は、テスタ103から送信される書き換えプログラムで、モータ制御プログラムを書き換える。
その後、テスタ103がCANネットワーク106から分離され、モータ制御装置101は、書き換えたモータ制御プログラムで制御する。
そして、EPS制御装置102aまたはバッテリ制御装置102bが、書き換えたモータ制御プログラムによるモータ制御装置101の動作異常やセキュリティ上の脆弱性が検出された場合には、他の第2種ノードとモータ制御装置101に通知する。
第2種ノードの数を増やすことにより、各分割プログラムの容量を低減することができ、各第2種ノードに必要となる記録容量を抑えることができる。
また、テスタは、CANネットワーク106を介さずに、直接、モータ制御装置101に接続する場合でも同様の効果が得られる。
102b バッテリ制御装置(第2種ノード)、103 テスタ(第3種ノード)、
106 CANネットワーク、110 駆動用モータ、
111、121a、121b、131 マイコン、
112、122a、122b、132 データ送受信部、
113、123a、123b、133 記録装置、
114 プログラム書き換え部、115 状態検出部、116 分割プログラム送信部、
120a EPS、120b バッテリ、
124a、124b 分割プログラム送信部、134 書き換え指示部、
135 書き換えプログラム送信部、511 プログラム検証部、
512 分割プログラムおよびチェックコード送信部、513 第2の状態検出部、
521a、521b 分割プログラムおよびチェックコード送信部、
522a、522b 第1種ノード状態検出部
Claims (4)
- 第1種ノードおよび複数の第2種ノードが通信可能にネットワークに接続され、上記ネットワークに随時接続される第3種ノードから送信される書き換えプログラムによって上記第1種ノードのプログラムを書き換えるプログラム書き換えシステムであって、
上記第1種ノードは、
上記プログラムを保存する第1の記録領域と、
この第1の記録領域に保存されているプログラムを複数に分割し、各分割プログラムを各別に上記第2種ノードに送信する分割プログラム送信部と、
上記第3種ノードから受信した上記書き換えプログラムによって、上記第1の記録領域の上記プログラムを書き換えるプログラム書き換え部とを有し、
上記第2種ノードは、
上記第1種ノードから受信した上記分割プログラムを保存する第2の記録領域と、
この第2の記録領域に保存された上記分割プログラムを上記第1種ノードに送信する送信部と、
上記第1種ノードの状態を検出する第1種ノード状態検出部とを有し、
上記第3種ノードは、
上記書き換えプログラムを保存する第3の記録領域と、
上記第1種ノードへの書き換えを指示する書き換え指示部と、
上記書き換えプログラムを上記第1種ノードに送信する書き換えプログラム送信部とを有し、
上記第1種ノードのプログラム書き換え部は、上記第3種ノードから書き換え指示を受信した場合に、上記分割プログラムを上記第2種ノードに送信したのち、上記第3種ノードから受信した上記書き換えプログラムによって上記プログラムを書き換え、
上記第2種ノードは、
上記プログラム書き換え部によって上記プログラムが書き換えられたのちに、上記第1種ノード状態検出部によって上記第1種ノードの異常が検出された場合に、上記第1種ノードおよび他の第2種ノードに通知するとともに、自ノードが保存する分割プログラムを上記第1種ノードに送信し、
上記通知を受けた他の第2種ノードは、自ノードが保存する分割プログラムを上記第1種ノードに送信し、
上記第1種ノードは、各第2種ノードより受信した上記分割プログラムにより、上記第1の記録領域のプログラムの該当部分を書き換えることを特徴とするプログラム書き換えシステム。 - 上記第1種ノードは、上記分割プログラムを暗号化する暗号化部と、
上記第2種ノードから受信した上記分割プログラムを復号化する復号化部とを有し、
上記分割プログラムを暗号化してから上記第2種ノードに送信し、第2種ノードから受信した上記分割プログラムを復号化してから、上記第1の記録領域の上記プログラムの該当部分を書き換えることを特徴とする請求項1に記載のプログラム書き換えシステム。 - 上記第1種ノードは、上記分割プログラムの生成時に上記分割プログラムを検証するためのチェックコードを生成するチェックコード生成部を有し、
このチェックコード生成部により生成されたチェックコードを上記第2種ノードに送信し、
上記第2種ノードは、上記第1種ノードから受信したチェックコードを保存する第4の記録領域を有し、
上記分割プログラムの第1種ノードへの送信時に、上記第4の記録領域に保存されているチェックコードを第1種ノードに送信し、
上記第1種ノードは、上記第2種ノードから受信した上記分割プログラムおよび上記チェックコードから、上記分割プログラムが変更されていないことを検証した後、この分割プログラムにより、上記第1の記録領域の上記プログラムの該当部分を書き換えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプログラム書き換えシステム。 - 第3種ノードが、ネットワークを介して第1種ノードに、上記第1種ノードのプログラムの書き換え指示を送信する第1のステップ、
上記書き換え指示の受信に応じて、上記第1種ノードが上記プログラムを分割し、各分割プログラムを各別に複数の第2種ノードに上記ネットワークを介して送信する第2のステップ、
上記第3種ノードが、上記プログラムを書き換えるための書き換えプログラムを上記第1種ノードに送信する第3のステップ、
上記第1種ノードが、上記プログラムを、上記第3のステップで送信された書き換えプログラムによって書き換える第4のステップ、
上記第4のステップで上記プログラムを書き換えたのちに、上記第2種ノードが、上記第1種ノードの動作の異常を検出する第5のステップ、
この第5のステップにより異常が検出された場合に、上記各第2種ノードがそれぞれ保存している上記分割プログラムを上記第1種ノードに送信する第6のステップ、
および上記第1種ノードが、上記第6のステップにより送信された分割プログラムにより、上記第4のステップで書き換えたプログラムの該当部分を、書き換える第7のステップを含むことを特徴とするプログラム書き換え方法。
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