JP6161642B2 - 磁気トンネル接合(mtj)に基づくメモリセルをパルス読出電流に基づき読み出す方法及びシステム - Google Patents

磁気トンネル接合(mtj)に基づくメモリセルをパルス読出電流に基づき読み出す方法及びシステム Download PDF

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Description

スピントランスファートルクは、磁性層の配向がスピン偏極電流を用いて変更される効果である。
電子のような電荷キャリアは、スピンと呼ばれる、比較的小さい固有角度運動量を有する。偏極していない電流は、おおよそ50%のスピンアップ電子及び50%のスピンダウン電子を有する。スピン偏極した電流は、より多くのスピンアップ又はスピンダウンの電子を有する。電流を磁性層に流すことによって、スピン偏極電流を生成することが可能である。スピン偏極電流が磁性層に向けられる場合に、角運動量は磁性層へ受け渡され、これにより磁性層では振動が誘発又は励起され得る。閾値を超えて、振動は磁性層の磁化配向の切り替えをトリガすることができる。そのような効果は、ナノメートルスケールのデバイスで起こりえる。
磁気トンネル接合(magnetic tunnel junction)(MJT)は、夫々基準層及び自由層と呼ばれる第1及び第2の強磁性(ferromagnetic)(FM)層の間に挟まされた酸化物層を有することができる。基準層は、固定された帯磁方向又は状態を有することができ、自由層は、可変な帯磁方向又は状態を有することができる。MTJは、基準層及び自由層における磁気整列が平行である場合に比較的低い抵抗性を示し、磁化が逆平行である場合に比較的高い抵抗性を示す。
MJTは、0及び1のデジタル論理値がMTJの対応する磁気整列状態と関連付けられる不揮発性メモリセルとして実施されてよい。複数のMTJメモリセルは、スピントランスファートルク型ランダムアクセスメモリ(spin-transfer torque random-access memory)(STT−RAM)として実施されてよい。
論理値は、MTJの既存の磁気整列を上書き又は反転するのに十分な書込電流をMTJに流すことによって、MTJメモリセルに書き込まれ得る。
MTJメモリセルに記憶されている論理値は、メモリを通って流れる読出電流に基づき決定され得るメモリセルの抵抗に基づき読み出され得る。
読出電流、又は読出電流密度は、MTJの既存の磁気整列を再方向付け又は上書きするであろう臨界電流又は臨界電流密度よりも小さくなければならない。
それにも関わらず、小さい読出電流でさえ、MTJの磁化配向にトルクを加えることがある。加えて、MTJは、プロセス、電圧、及び/又は温度変化に伴って変化し得るランダムな熱的に誘発されるトルクに晒されることがある。全てのそれらのトルクの和は、MTJの磁化配向の切り替え又は反転を引き起こすことがある。これは、より高い読出電流が読出時間の短縮のために用いられる場合に悪化し得る。
ライドバックスキームは、MTJが意図された磁化状態を有することを確かにするよう、読出動作後に用いられてよい。しかしながら、読出動作がMTJの磁化配向を読出動作の際に先に切り替え又は反転させる場合は、読出動作は、MTJの誤った反転された状態を読み出し又は検知する。
磁気トンネル接合(MTJ)のブロック図である。 第1及び第2の帯磁方向状態に関して、MTJの抵抗対電圧のグラフである。 MTJに基づく不揮発性メモリセルを有するメモリシステムの回路図である。 読出時間を通じて連続的にアクティブであるパルスを有する読出制御に基づくMTJの読出動作のタイミング図である。 複数のパルスを有する読出制御を含むMTJの読出動作のタイミング図である。 連続的な読出電流を有するMTJの磁化配向グラフである。 複数のパルスの夫々の間に断続的に印加される読出電流を有するMTJの磁化配向グラフである。 連続的な読出電流が印加されるMTJのシミュレーションされた磁化振動のグラフである。 複数の読出パルスが印加される図8のMTJのシミュレーションされた磁化振動のグラフである。 パルスの列を有する読出制御を含むMTJ読出動作のタイミング図である。 不揮発性スピントランスファートルク(STT)メモリセルのアレイを有するメモリシステムのブロック図である。 (MTJ)メモリセルに記憶された論理値をパルス読出制御に基づき読み出す方法のフローチャートである。 本願で開示されるメモリシステムと、プロセッサ、通信システム1306及びユーザインターフェースシステムのうちの1以上とを有するシステムのブロック図である。
図面において、参照符号の最左の数字は、その参照符号が最初に現れる図を特定する。
図1は、第1及び第2の強磁性(FM)層102及び106の間に位置するMgOのような酸化物障壁層104を含む磁気トンネル接合(MTJ)100のブロック図である。
第1のFM層102は、固定された帯磁方向を有してよく、基準層と呼ばれ得る。
第2のFM層106は、可変な帯磁方向を有してよく、自由層と呼ばれ得る。
自由層106の磁化配向又は方向は、駆動偏極電流を自由層106に流すことによって変更され得る。電流は、ノード108及び110にわたって印加される電圧を加えることで供給され得、そして、電流は基準層106によって偏極され得る。
例えば、ノード108へ印加された正電圧は、基準層102の磁化配向と反対、すなわち、逆平行である自由層106の磁化配向を生じさせ、結果として、ノード108及び110の間の比較的高い抵抗と、MTJ100を通る比較的低い電流とをもたらす。
反対に、ノード110へ印加された正電圧は、基準層102の磁化配向と平行である自由層106の磁化配向を生じさせ、結果として、ノード108及び110の間の比較的低い抵抗と、MTJ100を通る比較的高い電流とをもたらす。
図2は、第1及び第2の帯磁方向状態に関して、MTJ100のようなMTJの抵抗対電圧のグラフ200である。
グラフ200で、MTJは、自由層及び参照層の磁化配向が互いと平行である場合に、相対的に低い抵抗Rを示すことができ、自由層及び参照層の磁化配向が逆平行である場合に、相対的に高い抵抗RAPを示すことができる。
MTJの平行及び逆平行の整列状態は、論理状態と関連付けられてよい。例えば、平行整列、すなわち、低抵抗は論理値0と関連付けられてよく、逆平行整列、すなわち、高抵抗は論理値1と関連付けられてよい。本願で開示されている方法及びシステムは、しかしながら、それらの例に制限されない。
図3は、MTJに基づく不揮発性メモリセルを有するメモリシステム300の回路図である。
メモリセル302は、ここでは可変抵抗器として表されているMTJ304と、アクセストランジスタ306とを有する。メモリセル302は、1トランジスタ1抵抗(1T1R)MTJメモリセル、又は1トランジスタ1MTJ(1T1J)メモリセルと呼ばれることがある。
メモリシステム300は、読出動作の開始前又はその時にMTJ304の第1ノード310をプレチャージするプレチャージ回路308を更に有する。プレチャージ回路308は、プレチャージ制御(Pch)312の制御下でプレチャージ電圧VPchへノード310をプレチャージするよう実施されてよい。プレチャージは、固有キャパシタンス及び/又は製造キャパシタに相当するキャパシタンス314に保持又は蓄積されてよい。キャパシタンス314は、印加されるプレチャージの量及びキャパシタンスのサイズに依存するプレチャージ電圧を示してよい。
メモリシステム300は、評価制御(Eval)322の制御下でMTJ304の第2ノード318をノード320へ結合する評価コントローラ316を有してよい。図3の例では、ノード320は接地に対応する。評価制御322は、プレチャージ制御312より前に、それと同時に、又はその後にアクティブにされてよい。
メモリシステム300は、制御326によりアクセストランジスタ306を制御するコントローラ324を更に有する。メモリシステム300は、ノード310がプレチャージされた後且つノード318がノード320へ結合されている間の読出動作中に、アクセストランジスタ306を閉じるよう実施されてよい。
アクセストランジスタ306が閉じられる場合に、プレチャージはノード310からノード320へMTJ304を通って流れることができる。MTJ304を通って流れる電荷の量はMTJ304の抵抗に依存し、MTJ304の抵抗は、上述されたように、MTJ304の自由層の磁化配向に依存する。MTJ304を通って流れる電荷の量は更に、アクセストランジスタ306が閉じられる時間の量及び/又はノード310でのプレチャージ電圧に依存してよい。
メモリシステム300は、MTJ304を通る電流フローに基づきMTJ304に蓄えられている論理値を決定するセンサ328を有してよい。例えば、アクセストランジスタ306が閉じられる場合に、キャパシタBL310からノード320へMTJ304を通って流れる如何なる電荷も、ノード310での電荷及び対応する電圧を低減するであろう。この例では、センサ328は、BL310の電圧を検知する電圧センサを有してよい。電圧センサは、ノード310での電圧を基準電圧VRefと比較するよう実施されてよい。
センサ328は、MTJ304を通って流れる電荷の量に依存して0又は1の論理値として読出値RDOUTを出力するよう実施されてよい。MTJ304を通って流れる電荷の量は、上述されたように、ノード310での電圧に基づき決定されてよい。センサ328は、検知出力(sense_out)制御330に応答してRDOUTを決定及び/又は出力するよう実施されてよい。
読出動作の間、コントローラ324は、図4、図6及び図8で表されるような、読出時間RTと呼ばれる所定の時間量の間、アクセストランジスタ306を閉じるよう実施されてよい。代替的に、コントローラ324は、図5、図7及び図9で表されるように、断続的にアクセストランジスタ306を開閉するよう実施されてよい。
図4は、読出時間RT406を通して連続的にアクティブであるパルス404を有する読出制御(Read Control)426を有するMTJの読出動作402のタイミング図である。図4は、図3を参照して上述されたようなプレチャージ制御(Pch)412、評価制御422(Eval)、及びsense_out制御430を更に含む。
図5は、次の式で表される総読出時間RTTotに、対応する読出時間RT−1乃至RT−jの間にアクティブである複数のパルス504を有する読出制御526を有するMTJの読出動作502のタイミング図である。
Figure 0006161642
読出時間RT−1乃至RT−jの夫々は、図4における読出時間RTよりも短くてよい。
パルス504は、RTTotにわたってMTJを流れる総電荷フローが、図4におけるパルス404の間にMTJを流れる電荷フローと等しくなるように、生成され得る。例えば、パルス504は、図5のRTTotが図4の読出時間RTと等しくなるように、生成され得る。代替的に、パルス404の間よりも高い読出電流がパルス504の間に印加されてよく、図5のRTTotは図4のRTよりも短くてよい。
更に上述されたように、MTJを通る比較的小さい読出電流でさえ、既存の磁化配向にトルクを加えることがある。図5における読出制御526のようなパルス読出制御は、MTJの自由層がパルス504どうしの間に既存の磁化配向に緩和する又は戻ることを可能にすることができる。これは、読出動作の間にMTJの自由層でのモーメントの強さを弱めることができ、図6及び図7を参照して上述されるように、磁化配向の不用意な再編を低減及び/又は削除することができる。
図6は、時間604にわたって連続的に読出電流を有するMTJの磁化配向グラフである。
図6の例では、磁化配向606は、ここで+1として表される第1の状態で始まる。時間604の間、読出電流はトルクをMTJの自由層に加えて、磁化配向を次第に状態+1から離して状態−1へと引き寄せる。磁化配向が図6において608で表されている臨界レベルを超えて引き寄せられない限り、MTJは、読出電流が除去される場合に磁化配向+1へ戻るであろう。しかしながら、磁化配向が臨界レベル608を超えて引き寄せられる場合は、磁化配向は、読出電流が除去される場合に磁化配向−1へ反転するであろう。図6において、610は、臨界電流又は電流密度が到達される時間に相当する。
図7は、複数のパルス702の夫々の間に断続的に印加される読出電流を有するMTJの磁化配向グラフである。
図7の例では、磁化配向706は状態+1で始まる。夫々のパルス702の間、読出電流はトルクをMTJの自由層に加えて、磁化配向をわずかに状態+1から離して状態−1へと引き寄せる。パルス702どうしの間、磁化配向は、時間706及び708の間に表されているように、元の状態+1へ緩和する。パルス702どうしの間の緩和は、臨界レベル608に対してマージン704を与える。マージン704は、MTJの自由層のモーメントの強さを低減及び/又は削除することができ、その間に、擾乱の可能性を低減することができる。
図8は、連続的な読出パルスが印加されるMTJのシミュレーションされた磁化振動800のグラフである。図8に表されるように、振動800は、磁化配向がちょうど2ナノ秒(ns)で切り替わるまで、MTJにおいて強まる。
図9は、図8において見られるように同等量の電荷又は電流密度を提供するよう4つの読出パルスが2ナノ秒内に印加される図8のMTJのシミュレーションされた磁化振動900のグラフである。図9に表されるように、磁化は読出パルスの間に振動し、一方、振動は、臨界電流密度読出マージンを増大させるようパルスどうしの間で緩和する。
図3において、読出制御326がパルスの列を有する場合に、センサ328は、MTJ304を通る電流又は電荷フローの表れを積分するよう実施されてよい。図3の例では、キャパシタンス314は、プレチャージにおける電圧電荷を積分するようプレチャージ蓄積デバイス及び電圧積分器の両方として働いてよい。
ここで、パルス成形について記載する。
図5におけるパルス504、及び図7におけるパルス702は、パルスが同様の振幅及び存続期間を有する対応する対称なパルス列として表されている。本願で開示される方法及びシステムは、しかしながら、それらの例に制限されない。
図3におけるコントローラ324は、例えば、制限なしに、存続期間、振幅、立ち上がり時間及び/又は立ち下がり時間が変化し得る様々なパルス形状を有するパルスの列として読出制御326を供給するパルス成形器を有してよい。パルス成形は、後述されるような様々な特徴及び/又は効果の1以上を提供及び/又は制御するよう実施されてよい。
図6において、特定の量の初期トルク又は読出電流が、磁化配向をMTJの現在の状態、すなわち、磁化容易軸から引き離すために必要とされることが分かる。磁化配向が磁化容易軸から引き離されると、しかしながら、磁化容易軸から更に磁化配向を引き離すために必要とされるトルク又は読出電流は、より小さくてよい。
図3において、コントローラ324は、漸減する読出電流が後に続くより高い初期読出電流を供給するよう成形されるパルスの列として読出制御326を供給するよう実施されてよい。コントローラ324は、読出動作の全体にわたって比較的一貫したマージンを保持するようにパルスを成形するよう実施されてよい。パルス成形は、振幅及び/又はパルス存続期間の変動を含んでよい。例は、図10を参照して以下で与えられている。
図10は、パルス1004の列を有する読出制御1026を含むMTJ読出動作1002のタイミング図である。図10は、図3を参照して上述されたプレチャージ制御(Pch)1012、評価制御(Eval)1022及びsense_out制御1030を更に含む。図10の例では、パルス1004の振幅及び存続期間は、後続のパルスとともに低減する。
複数のMTJに基づくメモリセルは、図11を参照して後述されるようなメモリセルのアレイとして実施されてよい。
図11は、セル(1,1)乃至(m,n)とも表される不揮発性スピントランスファートルク(STT)メモリセル1102のアレイを有するメモリシステム1100のブロック図である。メモリシステム1100は、スピントランスファートルク型ランダムアクセスメモリ(STT−RAM)として実施されてよい。
メモリシステム1100は、1又はそれ以上の先の例において記載されるように、読出動作の間、電気パルスの列を選択可能なワードライン(WL)1126へ適用するパルスコントローラ1150を有してよい。
パルスコントローラ1150は、1又はそれ以上の先の例において記載されるように、読出動作の最初に、選択可能なビットライン(BL)1110を対応するプレチャージ制御(Pch)1108によりプレチャージするよう実施され得るメモリコントローラ内で実施されてよい。
メモリコントローラは更に、1又はそれ以上の先の例において記載されるように、読出動作の間、選択可能なソースライン(SL)1110を対応する評価制御1122の制御下でノード1120へ結合するよう実施されてよい。ノード1120は接地に対応してよい。
メモリシステム1100はセンサ1128を更に有してよく、センサ1128の夫々は、1又はそれ以上の先の例において記載されるように、対応するBL1110のMTJに記憶されている論理値を決定する。
図12は、磁気トンネル接合(MTJ)に基づくメモリセルに記憶されている論理値をパルス読出制御に基づき読み出す方法1200のフローチャートである。
1202で、論理値は、磁化配向としてMTJに基づくメモリセルに記憶される。
1204で、MTJのノードは、読出動作の開始時にプレチャージされる。
1206で、プレチャージは、MTJが磁化配向へ緩和することを可能にするパルスどうしの間の時間を伴って、読出動作中にパルスにおいてMTJに適用される。
1208で、読出動作中のプレチャージのための電荷が積分される。
1210で、MTJに記憶されている論理値が、プレチャージのための積分された電荷に基づき決定される。
本願で開示されている方法及びシステムは、1以上の集積回路(IC)ダイ内で単独で、及び/又はプロセッサのような他の集積回路と組み合わせて実施されてよく、そして、スタンドアローンのICメモリチップとしてパッケージ化されてよく、及び/又は他の集積回路と共にICチップにおいてパッケージ化されてよい。
本願で開示されている方法及びシステムは、汎用のICパッケージ、領域特化型又は特定用途向けの集積回路(ASIC)パッケージ、及び/又は複数の集積回路パッケージの組み合わせの部分として実施されてよい。
本願で開示されている方法及びシステムは、図13を参照して上述されるように、プロセッサ及び/又は通信システム内で実施されてよい。本願で開示されている方法及びシステムは、しかしながら、図13の例に制限されない。
図13は、本願で開示されているメモリシステムと、プロセッサ1304、通信システム1306及びユーザインターフェースシステム1310のうちの1以上とを有するシステム1300のブロック図である。
通信システム1306は、ネットワークと、プロセッサシステム1304及びユーザインターフェースシステム1310のうちの1以上との間で通信するよう実施されてよい。通信システム1306は、有線及び/又は無線の通信システムを含んでよい。
ユーザインターフェースシステム1310は、プロセッサ1304からの情報を表示するモニタ又はディスプレイ1332を有してよい。
ユーザインターフェースシステム1310は、ユーザ入力をプロセッサ1304へ供給するヒューマンインターフェース装置(HID)1334を有してよい。HID1334は、例えば、制限なしに、キーボード、カーソル装置、タッチ検知装置、及び/又は動き及び/又は画像センサのうちの1以上を有してよい。HID1334は、モニタ表示又は仮想キーボードのような物理的な装置及び/又は仮想的な装置を有してよい。
ユーザインターフェースシステム1310は、可調な音響を受け及び/又は出力するオーディオシステム1336を有してよい。
システム1300又はその部分は、1以上のICダイ及び/又はICパッケージ内で実施されてよく、システムオンチップ(SoC)として実施されてよい。
システム1300は、例えば、コンピュータシステム、パーソナル通信装置、及び/又はテレビジョンセットトップボックスに対応してよい。
システム1300は筐体を有してよく、プロセッサシステム1304、通信システム1306、及びユーザインターフェースシステム1310のうちの1以上、又はそれらの部分は、筐体内に設置されてよい。筐体は、制限なしに、ラックマウント式の筐体、デスクトップ型の筐体、ラップトップ型の筐体、ノートブック型の筐体、ネットブック型の筐体、セットトップボックス型の筐体、持ち運び可能な筐体、及び/又は他の従来の電子筐体及び/又は将来開発される筐体を含んでよい。
システム1300は、本願において1以上の例において記載されたような1以上の磁気トンネル接合(MTJ)に基づくメモリセル及びパルスコントローラを有することができるメモリシステム1302を有してよい。図13の例では、メモリシステム1302は、プロセッサシステム1304の部分として表されている。代替的に、又は追加的に、通信システム1306、ディスプレイ1332、HID1334、及び/又はオーディオシステム1336は、本願で記載されるようなMTJに基づくメモリセル及びパルスコントローラを有するメモリセルシステムを有してよい。
本願で開示されているメモリシステムは、論理値を磁化配向として記憶する磁気トンネル接合(MTJ)を有してよい。
本願で開示されているメモリシステムは、読出動作中に電気パルスの列をMTJへ印加するパルス手段と、MTJが電気パルスどうしの間で磁化配向が緩和することを可能にするよう電気パルスどうしの間に時間を設ける手段とを更に有してよい。
本願で開示されているメモリシステムは、読出動作中にMTJを通る電荷フローに基づき、記憶された論理値を決定する検知手段を更に有してよい。
本願で開示されているメモリシステムは、MTJを通る電荷フローの表れを積分する積分手段を有してよく、検知手段は、前記積分された電荷フローの表れに基づき、記憶された論理値を決定する手段を有してよい。
積分手段は、プレチャージする容量手段及び容量手段からの電圧放電を積分する手段を有してよい。検知手段は、積分された電圧電荷に基づき記憶された論理値を決定する電圧検知手段を有してよい。容量手段は、積分回路トレースの固有キャパシタンスを含んでよい。
本願で開示されているメモリシステムは、MTJにアクセスする手段を有してよい。MTJの第1ノードはビットラインへ結合され、アクセス手段は、MTJの第2ノードをソースラインへ制御可能に結合する手段を有してよい。コントローラ手段は、読出動作の間、ビットラインをプレチャージし、ソースラインを接地へ結合し、電気パルスの列によりアクセス装置を制御する手段を有してよい。検知手段は、ビットラインの電圧を検知する電圧検知手段を有してよい。
コントローラ手段は、略同じ振幅及び存続期間を有する対称な電気パルスの列として電気パルスの列を生成する手段を有してよい。
コントローラ手段は、振幅及び存続期間の1以上が電気パルスの他の1つのそれらと異なる1以上のパルスを含むよう電気パルスの列を生成する手段を有してよい。
コントローラ手段は、MTJを通る逓減する電流を提供するよう電気パルスの列を生成する手段を有してよい。
コントローラ手段は、逓減する振幅を有する電気パルスの列を生成する手段を有してよい。
コントローラ手段は、逓減するパルス存続期間を有する電気パルスの列を生成する手段を有してよい。
本願で開示されているパルス読出制御は、MTJ内のモーメントの強さを低減又は削除することができ、これにより、擾乱の可能性、すなわち、磁化配向の不用意な再編を低減することができる。パルス読出制御は、連続的な読出制御に対して、臨界電流密度マージンを増大させるよう、及び/又はより高い読出電流を可能にするよう実施されてよい。
方法及びシステムは、機能、特徴、及びそれらの関係を表す機能構成ブロック図を用いて本願で開示されている。それらの機能構成ブロックの境界の少なくとも一部は、記載の便宜上本願で任意に定義されている。代替の境界は、特定される機能及その関係がおおよそ実行される限り、定義されてよい。
様々な実施形態が本願で開示されているが、それらは限定ではなく単なる一例として提示されていることが理解されるべきである。形態及び詳細における様々な変更が、本願で開示されている方法及びシステムの精神及び適用範囲から外れることなしにそれらにおいてなされてよいことは、当業者に認識されるであろう。よって、特許請求の範囲の広さ及び適用範囲は、本願で開示されている例となる実施形態のいずれによっても制限されるべきではない。

Claims (31)

  1. 論理値を磁化配向として記憶する磁気トンネル接合と、
    読出動作中に電気パルスの列を前記磁気トンネル接合へ適用するコントローラと
    を有し、
    前記コントローラは、前記電気パルスの夫々の存続期間を、当該存続期間の間に起こる前記磁化配向の変化が、該磁化配向が切り替わる臨界レベルから所定のマージンだけ上回ったままであるように設定し、前記電気パルスどうしの間に設けられる時間を、前記電気パルスの夫々の存続期間の間に起こった前記磁化配向の変化、該変化の前の状態へ緩和されるように設定する、
    メモリ装置。
  2. 前記読出動作中に前記磁気トンネル接合を通る電荷フローを積分する積分器と、
    前記積分された電荷フローに基づき前記記憶された論理値を決定するよう実施されるセンサと
    を更に有する請求項1に記載のメモリ装置。
  3. 前記積分器は、前記電気パルスの列に応答して前記磁気トンネル接合を通るパルス読出電流としてプレチャージ電圧の少なくとも一部を放電するプレチャージ容量構造を有し、
    前記センサは、前記読出動作の終わりに残りのプレチャージ電圧に基づき前記記憶された論理値を決定する電圧センサを有する、
    請求項2に記載のメモリ装置。
  4. 前記容量構造は、集積回路トレースの固有キャパシタンスを含む、
    請求項3に記載のメモリ装置。
  5. アクセスデバイスを更に有し、
    前記磁気トンネル接合の第1ノードはビットラインへ結合され、
    前記アクセスデバイスは、前記磁気トンネル接合の第2ノードをソースラインへ制御可能に結合するよう実施され、
    前記コントローラは、プレチャージされたビットラインから前記磁気トンネル接合を通るパルス読出電流を供給するために、読出動作中に、前記ビットラインをプレチャージし、前記ソースラインを接地へ結合し、前記電気パルスの列により前記アクセスデバイスを制御するよう実施され、
    前記センサは、前記読出動作の終わりに前記ビットラインの電圧を検知する電圧センサを有する、
    請求項2に記載のメモリ装置。
  6. 前記コントローラは、略同じ振幅及び存続期間を有する対称な電気パルスの列として前記電気パルスの列を生成するよう実施される、
    請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載のメモリ装置。
  7. 前記コントローラは、振幅及び存続期間のうちの1以上が前記電気パルスの他の1つの振幅及び存続期間と異なる1以上のパルスを含むように前記電気パルスの列を生成するよう実施される、
    請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載のメモリ装置。
  8. 前記コントローラは、前記磁気トンネル接合を通る逓減する電流を提供するように前記電気パルスの列を生成するよう実施される、
    請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載のメモリ装置。
  9. 前記コントローラは、逓減する振幅を有する前記電気パルスの列を生成するよう実施される、
    請求項8に記載のメモリ装置。
  10. 前記コントローラは、逓減するパルス存続期間を有する前記電気パルスの列を生成するよう実施される、
    請求項8に記載のメモリ装置。
  11. 論理値を磁化配向として記憶する磁気トンネル接合を夫々有する不揮発メモリセルのアレイと、
    読出動作中に前記アレイのワードラインへ電気読出パルスの列を適用し、該電気パルスの夫々の存続期間を、当該存続期間の間に起こる前記磁化配向の変化が、該磁化配向が切り替わる臨界レベルから所定のマージンだけ上回ったままであるように設定し、前記電気パルスどうしの間に設けられる時間を、前記電気パルスの夫々の存続期間の間に起こった前記磁化配向の変化、該変化の前の状態へ緩和されるように設定するコントローラと、
    前記ワードラインの磁気トンネル接合のうちの対応する1つの磁気トンネル接合において記憶されている論理値を、前記読出動作中に当該磁気トンネル接合を通る総電荷フローに基づき夫々決定するビットラインセンサと
    を有するメモリシステム。
  12. 前記読出動作中に前記ワードラインの磁気トンネル接合のうちの対応する1つの磁気トンネル接合を通る電荷フローを夫々積分する積分器を更に有し、
    前記センサは、前記対応する積分された電荷フローに基づき前記記憶された論理値を決定するよう実施される、
    請求項11に記載のメモリシステム。
  13. 前記積分器は、プレチャージ容量構造を有し、該プレチャージ容量構造の夫々は、前記電気パルスの列に応答して前記ワードラインの磁気トンネル接合のうちの対応する1つの磁気トンネル接合を通るパルス読出電流としてプレチャージ電圧の少なくとも一部を放電し、
    前記センサは、前記読出動作の終わりに残りのプレチャージ電圧に基づき前記記憶された論理値を決定する電圧センサを有する、
    請求項12に記載のメモリシステム。
  14. 前記容量構造は、集積回路トレースの固有キャパシタンスを含む、
    請求項13に記載のメモリシステム。
  15. 前記磁気トンネル接合は、対応するビットラインへ結合される第1ノードを有し、
    前記メモリセルは夫々、前記ワードラインのうちの1つの制御下で対応する磁気トンネル接合の第2ノードを対応するソースラインへ制御可能に結合するアクセスデバイスを有し、
    前記コントローラは、プレチャージされたビットラインから前記ワードラインの磁気トンネル接合を通るパルス読出電流を供給するために、読出動作中に、前記ビットラインをプレチャージし、前記ソースラインを接地へ結合し、前記電気パルスの列を前記ワードラインへ適用するよう実施され、
    前記センサの夫々は、前記読出動作の終わりに対応するビットラインの残りの電圧を検知する電圧センサを有する、
    請求項11に記載のメモリシステム。
  16. 前記コントローラは、略同じ振幅及び存続期間を有する対称な電気パルスの列として前記電気パルスの列を生成するよう実施される、
    請求項11乃至15のうちいずれか一項に記載のメモリシステム。
  17. 前記コントローラは、振幅及び存続期間のうちの1以上が前記電気パルスの他の1つの振幅及び存続期間と異なる1以上のパルスを含むように前記電気パルスの列を生成するよう実施される、
    請求項11乃至15のうちいずれか一項に記載のメモリシステム。
  18. 前記コントローラは、前記磁気トンネル接合を通る逓減する電流を提供するように前記電気パルスの列を生成するよう実施される、
    請求項11乃至15のうちいずれか一項に記載のメモリシステム。
  19. 前記コントローラは、逓減する振幅を有する前記電気パルスの列を生成するよう実施される、
    請求項18に記載のメモリシステム。
  20. 前記コントローラは、逓減するパルス存続期間を有する前記電気パルスの列を生成するよう実施される、
    請求項18に記載のメモリシステム。
  21. 通信ネットワークと通信する通信システムと、
    前記通信システムとユーザインターフェースシステムとの間をインターフェース接続するプロセッサと、
    前記プロセッサ、前記通信システム、及び前記ユーザインターフェースシステムのうちの1以上の制御下でデータを記憶するメモリシステムと、
    筐体と
    を有し、
    前記メモリシステムは、
    論理値を磁化配向として記憶する磁気トンネル接合と、
    読出動作中に電気パルスの列を前記磁気トンネル接合へ適用し、該電気パルスの夫々の存続期間を、当該存続期間の間に起こる前記磁化配向の変化が、該磁化配向が切り替わる臨界レベルから所定のマージンだけ上回ったままであるように設定し、前記電気パルスどうしの間に設けられる時間を、前記電気パルスの夫々の存続期間の間に起こった前記磁化配向の変化、該変化の前の状態へ緩和されるように設定するコントローラと、
    前記読出動作中に前記磁気トンネル接合を通る総電荷フローに基づき前記記憶された論理値を決定するセンサと
    を有し、
    前記プロセッサ、前記通信システム、及び前記メモリシステムは、前記筐体内に位置付けられる、システム。
  22. 前記通信システムは、無線通信システムを有し、
    前記筐体は、持ち運び可能な筐体を有し、
    前記ユーザインターフェースシステムの少なくとも一部、前記メモリシステム、前記プロセッサ、及び前記通信システムは、前記筐体内に位置付けられる、
    請求項21に記載のシステム。
  23. 前記読出動作中に前記磁気トンネル接合を通る電荷フローを積分する積分器を更に有し、
    前記センサは、前記積分された電荷フローに基づき前記記憶された論理値を決定するよう実施される、
    請求項21に記載のシステム。
  24. 前記積分器は、前記電気パルスの列に応答して前記磁気トンネル接合を通るパルス読出電流としてプレチャージ電圧の少なくとも一部を放電するプレチャージ容量構造を有し、
    前記センサは、前記読出動作の終わりに残りのプレチャージ電圧に基づき前記記憶された論理値を決定する電圧センサを有する、
    請求項23に記載のシステム。
  25. 前記容量構造は、集積回路トレースの固有キャパシタンスを含む、
    請求項24に記載のシステム。
  26. アクセスデバイスを更に有し、
    前記磁気トンネル接合の第1ノードはビットラインへ結合され、
    前記アクセスデバイスは、前記磁気トンネル接合の第2ノードをソースラインへ制御可能に結合するよう実施され、
    前記コントローラは、プレチャージされたビットラインから前記磁気トンネル接合を通るパルス読出電流を供給するために、読出動作中に、前記ビットラインをプレチャージし、前記ソースラインを接地へ結合し、前記電気パルスの列により前記アクセスデバイスを制御するよう実施され、
    前記センサは、前記読出動作の終わりに前記ビットラインの電圧を検知する電圧センサを有する、
    請求項21に記載のシステム。
  27. 前記コントローラは、略同じ振幅及び存続期間を有する対称な電気パルスの列として前記電気パルスの列を生成するよう実施される、
    請求項21乃至26のうちいずれか一項に記載のシステム。
  28. 前記コントローラは、振幅及び存続期間のうちの1以上が前記電気パルスの他の1つの振幅及び存続期間と異なる1以上のパルスを含むように前記電気パルスの列を生成するよう実施される、
    請求項21乃至26のうちいずれか一項に記載のシステム。
  29. 前記コントローラは、前記磁気トンネル接合を通る逓減する電流を提供するように前記電気パルスの列を生成するよう実施される、
    請求項21乃至26のうちいずれか一項に記載のシステム。
  30. 前記コントローラは、逓減する振幅を有する前記電気パルスの列を生成するよう実施される、
    請求項29に記載のシステム。
  31. 前記コントローラは、逓減するパルス存続期間を有する前記電気パルスの列を生成するよう実施される、
    請求項29に記載のシステム。
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