JP6160890B1 - Liquid supply machine - Google Patents
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Abstract
【課題】 注ぎ口の大きさが異なる容器に装着可能な液体供給機を得る。【解決手段】 本発明にかかる液体供給機1は、第1容器10の開口に嵌合する第1嵌合部221と、第1容器の開口と大きさが異なる第2容器11の開口に嵌合する第2嵌合部223と、第2嵌合部の周囲に配置される第1孔51と、第2嵌合部の内側に配置される第2孔52と、第1孔および第2孔と連通する注出口3と、を備え、第1容器が第1嵌合部に嵌合されているとき、第1容器の開口と注出口とは第1孔を介して連通し、第2容器が第2嵌合部に嵌合されているとき、第1孔は第2容器により封止される。【選択図】図5PROBLEM TO BE SOLVED: To obtain a liquid supply machine that can be attached to containers having different spout sizes. A liquid supply device 1 according to the present invention is fitted into a first fitting portion 221 that fits into an opening of a first container 10 and an opening of a second container 11 that is different in size from the opening of the first container. The second fitting part 223 to be mated, the first hole 51 arranged around the second fitting part, the second hole 52 arranged inside the second fitting part, the first hole and the second A spout 3 that communicates with the hole, and when the first container is fitted in the first fitting portion, the opening of the first container and the spout are communicated through the first hole, and the second When the container is fitted to the second fitting portion, the first hole is sealed by the second container. [Selection] Figure 5
Description
本発明は、液体供給機に関する。 The present invention relates to a liquid supply machine.
ビール等の飲料を、缶又は瓶等の販売容器からコップ等の食器に移し替える際に、販売容器の注ぎ口に装着する液体供給機が知られている。液体供給機に超音波発生装置を内蔵させると、炭酸飲料を食器に注ぐとき、炭酸による泡がきめ細かくなり、飲料が一段とおいしくなる効果がある。 2. Description of the Related Art When a beverage such as beer is transferred from a sales container such as a can or a bottle to tableware such as a cup, a liquid supply machine that is attached to a spout of the sales container is known. When the ultrasonic generator is built in the liquid supply machine, when carbonated beverages are poured into the tableware, bubbles caused by carbonation become finer, and the beverage becomes more delicious.
飲料は、缶に入れて販売されるものと、瓶に入れて販売されるものとがある。缶と瓶とでは注ぎ口の形が異なるため、飲料の購入者は、それぞれの注ぎ口の形状に対応した液体供給機を用意する必要があった。そこで、注ぎ口の大きさが異なるいずれの容器であっても装着して使用可能な液体供給機が必要とされている。 There are beverages that are sold in cans and those that are sold in bottles. Since the shape of the spout is different between the can and the bottle, the beverage purchaser has to prepare a liquid supply machine corresponding to the shape of each spout. Therefore, there is a need for a liquid supply machine that can be used with any container having a different spout size.
例えば特許文献1には、可搬容器としてのピッチャーに取り付けられ、ピッチャーに収容されているビールを注出する注出装置が開示されている。しかしながら、装着可能な容器の注ぎ口の大きさは一定の大きさに限られ、注ぎ口の大きさが異なる容器に装着することはできなかった。
For example,
本発明は、注ぎ口の大きさが異なる容器であっても装着して使用可能な液体供給機を提供することを目的とする。 An object of this invention is to provide the liquid supply machine which can be used even if it is a container from which the magnitude | size of a spout differs.
本発明にかかる液体供給機は、第1容器の開口に嵌合する第1嵌合部と、第1容器の開口と大きさが異なる第2容器の開口に嵌合する第2嵌合部と、第2嵌合部の周囲に配置される第1孔と、第2嵌合部の内側に配置される第2孔と、第1孔および第2孔と連通する注出口と、を備え、第1容器が第1嵌合部に嵌合されているとき、第1容器の開口と注出口とは第1孔を介して連通し、第2容器が第2嵌合部に嵌合されているとき、第1孔は第2容器により封止されることを最も主要な特徴とする。 The liquid supply device according to the present invention includes a first fitting part that fits into the opening of the first container, and a second fitting part that fits into the opening of the second container that is different in size from the opening of the first container. A first hole arranged around the second fitting part, a second hole arranged inside the second fitting part, and a spout communicating with the first hole and the second hole, When the first container is fitted to the first fitting part, the opening and the spout of the first container communicate with each other through the first hole, and the second container is fitted to the second fitting part. The first feature is that the first hole is sealed by the second container when being.
本発明にかかる液体供給機によれば、注ぎ口の大きさが異なる容器であっても装着して使用可能である。 According to the liquid supply device of the present invention, even containers having different spout sizes can be mounted and used.
以下、本発明にかかる液体供給機の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。 Embodiments of a liquid supply device according to the present invention will be described below with reference to the drawings.
●液体供給機の概要
図1から図3に示すように、液体供給機1は、筐体2と、注出口3と、超音波スイッチ4と、排気口5と、着脱スイッチ6と、を備える。液体供給機1は、液体の入った容器に装着され、液体供給機1を容器ごと傾けることにより、注出口3からコップ等に液体を移しかえる装置である。
Overview of Liquid Supply Machine As shown in FIGS. 1 to 3, the
筐体2は、略円筒状であり、上筐体21および下筐体22を備える。上筐体21および下筐体22は、半径が互いに略同一の略円筒形状である。上筐体21および下筐体22は、例えばプラスチック等の合成樹脂で形成されている。上筐体21には、図5に示す超音波発生部41や、超音波発生部41を駆動する電池42等が収容されている。下筐体22には、液体供給機1を容器に取り付けるための構造が組み込まれている。下筐体22の構造については後述する。
The
上筐体21は、上面の略中央に超音波スイッチ4を備える。超音波スイッチ4は、超音波発生部41と電気的に接続されている。超音波発生部41は、超音波スイッチ4を押している間、液体供給機1の内部を流れる液体に向けて超音波を発生させる。
The
注出口3は、下筐体22の側面に設けられていて、液体供給機1の内側と外側とを貫通する孔である。注出口3は、下筐体22に取り付けられる容器の内部と連通し、容器内部の液体が注出口3を通って液体供給機1の外部に供給される。注出口3は、下筐体22の側面から突出した囲いを備える。注出口3の先端は、液体を注ぎやすくするために斜めになっていてもよい。
The
排気口5は、下筐体22の側面に設けられていて、液体供給機1の内側と外側とを貫通する孔である。排気口5は、注出口3とは反対側の側面に設けられていて、注出口3と連通している。また、排気口5は、図5に示す第1孔51および第2孔52を介して、下筐体22に取り付けられる容器内部と連通する。容器内部の液体3が注出口3から供給されるのに伴って、液体供給機1の外部の空気が排気口5から容器内部に流入する。
The
図4に示すように、上筐体21と下筐体22は着脱可能である。例えば、上筐体21を下筐体22に対して左方向に回すことにより、上筐体21と下筐体22との結合を容易に外すことができる。また、上筐体21の底面を下筐体22の上面に接触させて、上筐体21を右方向に回すことで、上筐体21を下筐体22に容易に取り付けることができる。超音波発生部41や電池42といった電気的な構成は、上筐体21に集約されている。このような構成によれば、電気的な構成が収容されている上筐体21を下筐体22から取り外して下筐体22を洗浄することができ、下筐体22を衛生的に保つことができる。電気的な構成が集約されている上筺体21は、洗浄する必要はない。
As shown in FIG. 4, the
●下筐体22の構成
図5に示すように、下筐体22は、内筒231と、外筒232と、第1嵌合部221と、固定部30と、第2嵌合部223と、第1孔51と、第2孔52と、を備える。
Configuration of
下筐体22は、略円錐台状の内筒231および略円筒状の外筒232の2重構造になっている。外筒232は、下筐体22の外周面を形成している。内筒231は、底付きの筒を伏せた形をしていて、後述する第1孔51および第2孔52を有する上底部230を備える。内筒231および外筒232は、内筒231の下端が外筒232につながった形に一体成形されている。
The
図6に示すように、第1嵌合部221は、内筒231の下端に配置された円環状の部材である。第1嵌合部221は、例えばシリコン等の弾力性のある部材で形成されている。第1嵌合部221は、下筐体22の内周面に固定されている。
As shown in FIG. 6, the
固定部30は、内筒231と外筒232の間に配置された縦長の板状の部材である。固定部30は、長さ方向の中間部を支点として垂直面内において揺動可能に下筐体22内に保持されている。固定部30の上端部31と内筒231の外側面との間には弾性体32が配置されている。弾性体32は、例えばコイルばねである。弾性体32は、その反発力により、固定部30を、上記支点を中心にして図6において時計針方向に付勢している。すなわち、弾性体31は、固定部の下端部が下筐体22の中心に向かって移動する向きに付勢している。固定部30の上端部31は着脱スイッチ6の内側面に対応した位置に配置されていて、着脱スイッチ6を押したときに固定部30の上端部31が押圧される。
The fixed
固定部30の下端部には鉤状の鉤部33が形成されている。鉤部33は、固定部30の側面から突出していて、第1嵌合部221よりも下筐体22の内側に突き出している。
A hook-shaped
第1嵌合部221の内径は、液体を封入して販売される市販の容器10の注ぎ口の外径に対応している。容器10は、例えばアルミニウム製や鉄製の飲料缶である。容器10は、第1容器の例である。
The inner diameter of the first
下筐体22に容器10を装着する手順を説明する。着脱スイッチ6が押下されている間、固定部30の上端部31は内筒231側に向かって押圧されるので、鉤部33は外筒232側へ近づく。着脱スイッチ6を押下した状態で容器10を第1嵌合部221に押し当て、着脱スイッチ6を解放する。すると、鉤部33は弾性体32の弾性力によって容器10の上端部外周面に押し当てられる。鉤部33の容器10との接触面は傾斜面になっていて、弾性体32の弾性力が容器10の上端部外周面を押し上げる力が生じる。この押し上げ力によって、容器10は下筐体22の下端に密着して保持される。
A procedure for mounting the
容器10が下筐体22に装着された状態で着脱スイッチ6を押下すると、鉤部33が容器10から離脱し、容器10を下筐体22から取り外すことができる。
When the attachment /
第2嵌合部223は、第1嵌合部221の内方において、後述する容器11の内周面が嵌合する円筒状の嵌合部である。第2嵌合部223は、下筐体22の内側中心部に内筒231の上底部230から下方に突出して形成されている円筒状の部位である。第2嵌合部223の内側には、注出口3および排気口5に連通する第2孔52が形成されている。第1孔51および第2孔52は、上底部230に互いに平行に設けられているそれぞれ別の孔である。第2嵌合部223の外周面は、シリコン等の弾力性のある部材で形成されている。また、内筒231の上底部230にも弾力性のある部材が配置されている。
The 2nd
第2嵌合部223は、側面に円環状の突起224を有している。突起224は弾力性のある部材で形成されている。図6において突起224の数は2個で上下に分けて設けられているが、1個であっても3個以上であってもよい。
The second
第2嵌合部223の外径は、液体を封入して販売される、容器10とは注ぎ口の形状が異なる市販の容器11の内径に対応している。容器11は、例えばガラス製の瓶であり、内部の液体はビールである。容器11の注ぎ口は、容器10の注ぎ口よりも小さいものを想定している。容器11は、第2の容器の例である。
The outer diameter of the 2nd
上底部230の、第2嵌合部223の周囲には、注出口3および排気口5に連通する第1孔51が第2嵌合部223を取り囲むようにして形成されている。第1孔51の周縁は弾性体で形成されている。図5に示すように、第1孔51は、第2嵌合部223の根元、言い換えれば第2嵌合部223と上底部230との接続部分に、沿うようにカーブした長四角形の貫通孔である。容器11が第2嵌合部223に装着されて容器11の上端111が内筒231の上底部230に当接すると、第1孔51の周縁の弾性体が押圧されて容器11の上端111が第1孔51に密着する。すなわち、第1孔51は容器11の上端111で塞がれる。
A
第2嵌合部223に容器11を装着したときに容器11の上端で塞ぐことができる形状であれば、第1孔51の形状は任意である。
The shape of the
本実施の形態において、第1孔51は第2嵌合部223を中心とした仮想の円上に等間隔に4個配置されているが、第1孔51の数は3個以下であっても5個以上であってもよい。第1孔51が複数配置されていることにより、容器10の開口と内筒231との間の液溜まりを防止することができる。また、第1孔51が複数配置されていることにより、第1孔51の開口面積を確保でき、容器10内の空間を、排気口5を通じて大気に解放することができるので、液体が快適に流れ出る。
In the present embodiment, four
●注ぎ口の形状が互いに異なる容器を装着したときの液体の流路
容器10が第1嵌合部221に嵌合しているとき、容器10の開口と注出口3とは第1孔51を介して連通する。容器10を液体供給機1ごと傾けると、容器10内の液体は第1孔51および注出口3を通ってコップ等に注がれる。また、容器10の内部には、注出口3から出た液体の分だけ、排気口5、第2孔52および液体が流れ出る孔とは別の第1孔51を通じて空気が充填される。
● Liquid flow path when containers having different spout shapes are attached When the
容器11が第2嵌合部223に嵌合しているとき、突起224は押し潰されて、突起224と容器11の内周面とが密着する。容器11の上端111は、内筒231の上底部230に当接してすべての第1孔51と密着し、第1孔51を封止する。容器11の開口と注出口3とは第2孔52を介して連通する。容器11を液体供給機1ごと傾けると、容器11内の液体は、第2孔52および注出口3を通ってコップ等に注がれる。また、容器11の内部には、注出口3から出た液体の分だけ、排気口5および第2孔52を通じて空気が充填される。
When the
このように、容器10に装着したときに流路となる第1孔51を、容器11を装着したときには容器11の上端と当接させて密閉することができる。したがって、本発明にかかる液体供給機1によれば、注ぎ口の大きさが互いに異なる容器であっても装着して使用することができる。
Thus, when the
なお、上述の実施の形態においては、容器に装着し、容器を保持して傾ける形式の液体供給機であった。しかし、本発明にかかる液体供給機は、容器を装着し、液体供給機側に設けられている把手を持って傾ける形式であってもよい。 In the above-described embodiment, the liquid supply machine is a type that is attached to a container and holds and tilts the container. However, the liquid supply device according to the present invention may be of a type in which a container is mounted and tilted with a handle provided on the liquid supply device side.
また、本発明を説明するに当たり、ビール缶およびビール瓶からビールを供給するビールサーバを想定して説明したが、本発明の技術思想は、ビールサーバに限らず、容器の注ぎ口に取り付けて液体を供給するあらゆる装置に適用可能である。 Further, in explaining the present invention, the beer server for supplying beer from beer cans and beer bottles has been described. However, the technical idea of the present invention is not limited to beer servers, and liquids are attached to the spout of a container. Applicable to any equipment to supply.
1 液体供給機
3 注出口
10 容器
11 容器
51 第1孔
52 第2孔
221 第1嵌合部
223 第2嵌合部
DESCRIPTION OF
Claims (9)
前記第1容器の開口と大きさが異なる第2容器の開口に嵌合する第2嵌合部と、
前記第2嵌合部の周囲に配置される第1孔と、
前記第2嵌合部の内側に配置される第2孔と、
前記第1孔および前記第2孔と連通する注出口と、
を備え、
前記第1容器が前記第1嵌合部に嵌合されているとき、前記第1容器の開口と前記注出口とは前記第1孔を介して連通し、
前記第2容器が前記第2嵌合部に嵌合されているとき、前記第1孔は前記第2容器により封止される、
液体供給機。 A first fitting portion that fits into the opening of the first container;
A second fitting portion that fits into the opening of the second container that is different in size from the opening of the first container;
A first hole disposed around the second fitting portion;
A second hole disposed inside the second fitting portion;
A spout communicating with the first hole and the second hole;
With
When the first container is fitted to the first fitting portion, the opening of the first container and the spout are communicated via the first hole,
When the second container is fitted to the second fitting portion, the first hole is sealed by the second container,
Liquid supply machine.
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