JP6155153B2 - 油圧ブレーカ - Google Patents

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Description

本発明は、ブレーカ本体と、ブレーカ本体を支持するブラケットとを備える油圧ブレーカに係り、特に、この種の油圧ブレーカにおける、ブラケットへのブレーカ本体の支持構造に関する。
この種の油圧ブレーカは、油圧パワーショベル等の作業機のアームにブラケットを取り付けて使用され、破砕作業では、ブレーカ本体に挿着されたチゼルを破砕対象物に押しつけ、ブレーカ本体に内蔵されたピストンでチゼル後端を打撃し、破砕対象物に衝撃を与えて破砕する。このとき、ブレーカ本体は、打撃の反力により主として上下方向に激しく振動し、その振動に伴って騒音が発生する。
そのため、この種の油圧ブレーカでは、例えば特許文献1に開示されるように、ブレーカ本体とブラケットとの間に緩衝材を挟むことで振動を吸収している。ここで、同文献に開示される油圧ブレーカは、ブレーカ本体の支持構造として、横断面が矩形状のブレーカ本体のフロントヘッドの4つの側面を緩衝材を介してブラケットの内壁面で密着囲繞するように保持する保持手段と、ブレーカ本体のバックヘッドの1つの側面をブラケットの内壁面に向けて押圧する突っ張り構造によってバックヘッドを固定する固定手段とを備えている。
例えば図6および図7にその一例を示す。図6ないし図7に示すように、この油圧ブレーカ102は、横断面が矩形状のブレーカ本体10と、このブレーカ本体10を支持する略箱型構造のブラケット130とを備えている。ブレーカ本体10は、フロントヘッド11、シリンダ12およびバックヘッド13を有する。ブラケット130は、上面板32、底面板33、前面板34および後面板35、並びに左右の側面板131を有する。
フロントヘッド11の保持手段は、フロントヘッド11の4つの側面および前端面を、ブラケット130の左右の側面板131、上面板32、底面板33および前面板34で構成する半閉空間(チゼル14が挿通する孔のみ開口)で覆っている。さらに、フロントヘッド11の保持手段は、防振ゴム等の弾性体からなる緩衝材として、フロントヘッド11の4つの側面とブラケット130の内壁面との間に前部緩衝材37をそれぞれ介装するとともに、フロントヘッド11の前端面と前面板34との間に前端部緩衝材38を介装して構成されている。これにより、フロントヘッド11は、その4つの側面および前端面が、緩衝材37,38を介してブラケット130で密着支持され、緩衝材37,38の弾性変形によって油圧ブレーカ102の作動により発生する振動やガタつきが吸収されるようになっている。
一方、バックヘッド13の固定手段は、上記保持手段とは異なる構成を採用している。その理由は、油圧ブレーカ102の作動時に破砕対象物から反射してくる衝撃を受け止める役目は主にバックヘッド13側であり、また、コジリ動作に伴う外力は、図6においてフロントヘッド11を中心に同図左右方向に揺動するようにバックヘッド13に作用する。そのため、フロントヘッド11側に比べてバックヘッド13側の各緩衝材の劣化が早いこと、さらには、ブレーカ本体10をブラケット130に装着するためのブレーカ本体10の通過空間を確保する必要があるため、フロントヘッド11の保持手段同様の密着囲繞構造を採用できないからである。
すなわち、図6に示すように、ブラケット130には、バックヘッド13の後端部に対向する面に、ボルト36によって取り外し可能に後面板35を設けており、この後面板35とバックヘッド13との間に後端部緩衝材40a、40bを介装している。そして、バックヘッド13の固定手段として、バックヘッド13の上面に対する突っ張り構造をもつ固定手段150を設けている。
図7に横断面を示すように、固定手段150は、第1スペーサ51、第2スペーサ52、緩衝材53、押圧ボルト54、ナット55、渡し板56および後部上面緩衝材157を有し、バックヘッド13の上面を押圧してブレーカ本体10を底面板33側へと付勢するようになっている。なお、バックヘッド13の上面を除く3つの壁面に対して、ブラケット30の左右の側面板131および底面板33が対向している。そして、そのバックヘッド13の3つの壁面とブラケット30の3つの内壁面との間に、防振ゴム等の弾性体からなる後部緩衝材39a、39bが介装されている。
渡し板56は、その下面がブレーカ本体10の上部に配設された補器類(バルブハウジング、アキュムレータ)と干渉しないようにブラケット130の側面板131に固定され、ブレーカ本体10をブラケット130に装着する際に補機類の通過に邪魔にならないようになっている。渡し板56には、ねじ孔56aが2箇所に設けられており、ねじ孔56bには押圧ボルト54が螺着され、押圧ボルト54の固定のためにナット55が設けられている。第1スペーサ51には、裏面に凹部51aが設けられるとともに、上記ねじ孔56aに対向する位置にボルト孔51bが設けられている。また、凹部51aには第2スペーサ52が摺嵌され、ボルト孔51bには押圧ボルト54が挿通されるようになっている。第2スペーサ52の底部には緩衝材53が固着されている。
このブレーカ本体10をブラケット30に装着する手順は以下の通りである。
予め、ブラケット30の左右の側面板131、上面板32および底面板33の各内壁面にそれぞれ前部緩衝材37を装着するとともに、前面板34に前端部緩衝材38を装着し、さらに、左右の側面板131および底面板33の所定の箇所に後部緩衝材39a、39bを装着しておく。そして、ブレーカ本体10をブラケット30の後方から前方へ向けて移動させながら装填する。これにより、ブレーカ本体10は、バックヘッド13の上面と後端面を除き緩衝材を介してブラケット30に支持される。
次に、バックヘッド13の後端部に後端部緩衝材40a、40bを装着し、後面板35をボルト36で締め付けて固定する。次に、バックヘッド13の上面に、固定手段150を構成する、後部上面緩衝材157、緩衝材53、第スペーサ52および第1スペーサ51をこの順で組み付けた状態で載置し、渡し板56に押圧ボルト54を締め込むことによって第スペーサ52を押圧することによりバックヘッド13を固定する。2本の押圧ボルト54を所定のトルクで締め込んだ後、ナット55で回り止めをする。これにより、ブレーカ本体10の前後面および4つの壁面は、緩衝材を介してブラケット130に支持される。
この油圧ブレーカ102で破砕作業を行うと、ブレーカ本体10は、ピストンの打撃の反力により主として上下方向(図6に示す前後方向)に激しく振動するものの、各緩衝材によって緩衝されるので騒音の発生は抑制される。ブレーカ本体10には、作業機のアームの操作によってコジリ動作が行われて外力が作用するので、バックヘッド13を支持する後部緩衝材39aおよび後部上面緩衝材57bは、他の緩衝材に比べて劣化が進行しやすいが、上記固定手段150には、調整機構として押圧ボルト54およびナット55が備わっているので、緩衝材の劣化が進行してバックヘッド13のガタつきが大きくなった場合には、押圧ボルト54を締め込むことで常に適正な支持力を確保することができる。
特開2005−319559号公報
しかしながら、上述した固定手段150のような構成であると、その調整機構である押圧ボルト54およびナット55は、調整作業を行うために各種スパナや、締め付けトルクを管理するためのトルクレンチを必要とするところ、作業現場によってはこのような工具類が揃っていない場合がある。また、適正なトルク管理のもとで2本の押圧ボルト54を締め付けてナット55で固定するという調整作業は面倒であり、作業者にとっては負担となる場合がある。なお、押圧ボルト54およびナット55による固定方法は、油圧ブレーカの激しい振動によって緩み易いという構造的な問題もある。したがって、この油圧ブレーカ102は、そのブレーカ本体支持構造において、バックヘッド13を固定する固定手段150を備えてはいるものの、現実には固定手段150の調整が不十分なまま使用される場合があり、固定手段150が適正に作用しないとブレーカ本体10のガタつきが大きくなり、防音・防振性が損なわれるという問題がある。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、バックヘッドを固定する固定手段の調整機構の操作性を向上させて、防振・防音性を安定的に維持するとともに、油圧ブレーカを構成する部品の長寿命化が可能な油圧ブレーカを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る油圧ブレーカは、横断面が矩形状のブレーカ本体と、該ブレーカ本体を支持する箱型構造のブラケットとを備え、前記ブレーカ本体が、チゼルが前方から挿着されるフロントヘッドと、該フロントヘッドの後端に連結されて前記チゼルに打撃を与えるピストンを内蔵するシリンダと、該シリンダの後端に連結されたバックヘッドとを有する油圧ブレーカであって、前記フロントヘッドの4つの壁面をフロントヘッド用の緩衝材を介して前記ブラケットの内壁面で密着囲繞するように保持する保持手段と、前記バックヘッドの1つの壁面を前記ブラケットの内壁面側に向けて押圧する突っ張り構造によって前記バックヘッドを固定する固定手段とを備え、前記固定手段は、前記ブラケットの側面板に固定される渡し板と、前記渡し板と前記バックヘッドの1つの壁面との間に装着されるスペーサおよびバックヘッド用の緩衝材と、前記渡し板に脱着可能に設けられるシリンダボディと、前記シリンダボディに摺嵌される押圧ロッドと、前記押圧ロッドと前記シリンダボディの内壁面とによって画成される油室と、チェックバルブを有するとともに前記油室にグリスガンを用いてグリスを封入可能な封入バルブと、グリスの排出を閉止可能な閉止手段を有するとともに前記油室に所定圧力を超えて余剰に供給されたグリスを排出するリリーフバルブとを備え、前記油室に供給されたグリスの封入圧により前記押圧ロッドが伸長されて、その伸長された押圧ロッド先端が前記スペーサを介して前記バックヘッド用の緩衝材を前記バックヘッドの1つの壁面に押圧することにより前記バックヘッドを固定することを特徴とする。
本発明の一態様に係る油圧ブレーカによれば、油室にグリスガンによってグリスを封入可能な封入バルブを有するので、作業者は、グリスガンによって封入バルブから油室にグリスを供給することができる。その際に、リリーフバルブは、排出するグリスの閉止手段を有するとともに油室に所定圧力を超えて余剰に供給されたグリスを排出できるので、作業者は、リリーフバルブから余剰のグリスが漏出することを視認してからグリスの供給を停止するとともに、リリーフバルブを閉止手段で閉止してグリスの排出を止めることができる。封入バルブにもチェックバルブが設けられているので、グリスの排出が防止される。これにより、油圧ブレーカの作動時には油室内を所定圧力まで昇圧可能となる。そして、油室に所定圧力まで供給されたグリスの封入圧により押圧ロッドが伸長されて、その伸長された押圧ロッド先端がスペーサを介してバックヘッド用の緩衝材をバックヘッドに押圧することによりバックヘッドを固定するので、この固定手段によれば、バックヘッドを適正な押圧力で付勢することが可能であり、バックヘッドは緩衝材によって密着保持され、ブレーカ本体の振動を緩衝することができる。
そして、この固定手段によれば、封入バルブへのグリスの供給は、作業現場でごく一般的に使用されるグリスガンを用いて行うことができる上、その供給圧力の管理もリリーフバルブからの余剰グリスの漏出を作業者が目視で確認するだけで済む。そのため、レギュレータ等の機器は不要であり、また、従来の調整作業での各種スパナや締め付けトルクを管理するトルクレンチ等も不要である。したがって、固定手段の調整機構の操作性に優れており、作業者は、日々のメンテナンス作業として行なっている給脂箇所へのグリスアップと略同様の作業手順を追加するだけでバックヘッドとブラケットの間に隙間が発生することを容易に防止することができる。また、防振・防音性を容易かつ安定的に維持することができる。さらに、ブレーカ本体のガタつきによって油圧ブレーカの構成部品が損傷することが防止されるので長寿命化が可能となる。
ここで、本発明の一態様に係る油圧ブレーカにおいて、前記スペーサの上面には、前記押圧ロッドの先端部に対向する位置に、前記押圧ロッドの先端部を挿入可能な円形の凹部が形成されるとともに、前記スペーサの下面が平滑面とされており、前記スペーサの下面は、前記バックヘッド用の緩衝材と当接して前記バックヘッドの上面を押圧する押圧面として機能し、且つ、前記ブレーカ本体の振動によって前記バックヘッド用の緩衝材と前記スペーサに剪断方向の力が作用するときには、前記スペーサの下面が滑り面として機能して剪断力を吸収するようになっていることは好ましい。
このような構成であれば、通常は、スペーサの下面が押圧面として機能するが、ブレーカ本体の振動によってバックヘッド用の緩衝材とスペーサに剪断方向の力が作用するときには、スペーサの下面が滑り面として機能して剪断力を吸収することができる。
上述のように、本発明によれば、バックヘッドを固定する固定手段の調整機構の操作性を向上させて、防振・防音性を安定的に維持するとともに、油圧ブレーカを構成する部品の長寿命化が可能となる。
本発明の一態様に係る油圧ブレーカを搭載した作業機の一実施形態を説明する側面図である。 本発明の一態様に係る油圧ブレーカの一実施形態を説明する縦断面図であり、ブレーカ本体の部分については外形のイメージを示している。 図2のA−A線断面図である。 図3の要部拡大図である。 本発明係る固定手段の機能を説明する模式図である。 従来の油圧ブレーカの支持構造の一例を示す縦断面図であり、ブレーカ本体の部分については外形のイメージを示している。 図6のB−B線断面図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。なお、図6、図7を参照して説明した従来例と同様の構成については同一の符号を付して説明する。
図1に示す作業機1はパワーショベルの例であり、同図に示すように、作業機1のアーム2の先端部分に油圧ブレーカ3が装着されている。油圧ブレーカ3は、ブレーカ本体10と、このブレーカ本体10を支持するブラケット30とを有し、ブラケット30が作業機1のアーム2の先端部分に取り付けられ、アーム2により油圧ブレーカ3を被破砕面に押し付ける構成となっている。
ブレーカ本体10は、公知の油圧打撃機構を備え、横断面が矩形状に形成されており、図2に示すように、チゼル14が前方から挿着されるフロントヘッド11と、フロントヘッド11の後端に連結されてチゼル14に打撃を与えるピストンを内蔵するシリンダ12と、シリンダ12の後端に連結されたバックヘッド13とを有する。ブラケット30は、内部にブレーカ本体10を収容可能な箱型構造とされており、上面板32、底面板33、前面板34および後面板35並びに左右(同図では紙面方向)の側面板31を有する。
ここで、この油圧ブレーカ3は、フロントヘッド11の4つの壁面を緩衝材を介してブラケット30の内壁面で密着囲繞するように保持する保持手段と、バックヘッド13の1つの壁面をブラケット30の内壁面に向けて押圧する突っ張り構造によってバックヘッド13を固定する固定手段とを備えている。
フロントヘッド11の保持手段は、フロントヘッド11の各外壁面および前端面を、ブラケット130の左右の側面板31、上面板32、底面板33および前面板34で構成する半閉空間(チゼル14が挿通する孔のみ開口)で覆っている。さらに、フロントヘッド11の保持手段は、防振ゴム等の弾性体からなる緩衝材として、フロントヘッド11の外壁面とブラケット30の内壁面との4面の間に前部緩衝材37をそれぞれ介装するとともに、フロントヘッド11の前面と前面板34との間に前端部緩衝材38を介装して構成されている。これにより、フロントヘッド11は、その4つの外壁面および前端面が、緩衝材37,38を介してブラケット30で密着支持され、緩衝材37,38の弾性変形によって油圧ブレーカ3の作動により発生する振動やガタつきを吸収するようになっている。
これに対し、油圧ブレーカ3の作動時に破砕対象物から反射してくる衝撃を受け止める役目は主にバックヘッド13側であり、また、コジリ動作に伴う外力は、図2においてフロントヘッド11を中心に同図左右方向に揺動するようにバックヘッド13に作用する。そのため、バックヘッド13側の各緩衝材の劣化が早いこと、さらには、ブレーカ本体10をブラケット30に装着するための通過空間を確保する必要があることから、バックヘッド13の固定手段は、フロントヘッド11の上記保持手段とは異なる構成を採用している。
すなわち、バックヘッド13側においては、図2に示すように、ブラケット30には、バックヘッド13の後端部に対向する面に、ボルト36によって取り外し可能に後面板35が設けられ、この後面板35とバックヘッド13との間に後端部緩衝材40a、40bを介装している。後端部緩衝材40aは、バックヘッド13の後部中央の凸部と直径が略同じの円筒形状の弾性部材である。また、後端部緩衝材40bは、円環状の弾性部材であり、その内径がバックヘッド13後部の凸部および後端部緩衝材40aの外周面に摺接可能な寸法に設定されている。両弾性部材の硬度は、後端部緩衝材40aの方が後端部緩衝材40bよりも高く設定されており、後端部緩衝材40aとバックヘッド13の間に若干の隙間を設けることにより、初期荷重(振動)を後端部緩衝材40bで吸収し、大きな荷重(振動)を後端部緩衝材40aで吸収するようになっている。
さらに、バックヘッド13側には、図3に横断面を示すように、バックヘッド13の上面13jを除く3つの壁面に対して、ブラケット30の左右の側面板31および底面板33を対向配設している。そして、そのバックヘッド13の3つの壁面とブラケット30の3つの内壁面との間に、防振ゴム等の弾性体からなる後部緩衝材39a、39bを介装し、バックヘッド13の上面13jの側に固定手段20を設けている。固定手段20は、バックヘッド13の上面13jをブラケット30の底面板33の内壁面側に向けて押圧し、ブレーカ本体10を底面板33側へと付勢する突っ張り構造によって固定するものである。
詳しくは、この固定手段20は、同図に示すように、渡し板27と、この渡し板27に脱着可能に設けられた二つのグリス式押圧装置50と、グリス式押圧装置50とバックヘッド13の上面13jとの間に装着されるスペーサ26および後部上面緩衝材29とを備えて構成されている。
渡し板27は、その下面がブレーカ本体10の上面に配設された補器類(バルブハウジング、アキュムレータ)と干渉しない位置に、ブラケット30の左右の側面板31に架け渡された状態で固定されており、ブレーカ本体10をブラケット30に装着する際に補機類の通過に邪魔にならないようになっている。渡し板27には、グリス式押圧装置50の装着穴27aが、左右の側面板31の対向方向に離隔して2箇所設けられるとともに、各装着穴27aのまわりに複数のボルト孔27bが等配に設けられており、渡し板27にグリス式押圧装置50をボルト28で固定可能とされている。
各グリス式押圧装置50は、図4に拡大図示するように、シリンダボディ21と、このシリンダボディ21に摺嵌される押圧ロッド22と、押圧ロッド22とシリンダボディ21の内壁とによって画成される油室23と、油室23にグリスガンによってグリスを封入可能な封入バルブ24と、グリスの排出を閉止可能な閉止手段を有するとともに油室23に所定圧力を超えて余剰に供給されたグリスを排出するリリーフバルブ25とを有する。
詳しくは、シリンダボディ21は、同図に示すように、一端が開口し他端が有底面とされた円筒状部材であり、有底面側を上にして、その上部に上記渡し板27の装着穴27aにインロー嵌合する円筒状の小径部21aが設けられている。この小径部21aには、雌ねじが軸方向に沿って二箇所設けられており、この二箇所の雌ねじに、上記封入バルブ24およびリリーフバルブ25が小径部21aの上面21eの側から装着されるようになっている。小径部21aの基端部と連続する円環状の端面21dには、渡し板27のボルト孔27bに対向する位置に複数のねじ孔21bが周方向に離隔して設けられており、また、シリンダボディ21の開口側には、チューブ形状の内壁面の下部に、円環状のダストシール21cが装着されている。
押圧ロッド22は、中実円筒状の部材であり、シリンダボディ21のチューブ内壁面に沿ってスライド移動可能に開口側から摺嵌され、シリンダボディ21の内壁面と押圧ロッド22の基端部とによって油室23が画成されている。油室23には、封入バルブ24およびリリーフバルブ25の油路がそれぞれ開口している。押圧ロッド23の外径部には円環状のパッキン22aが装着されている。
封入バルブ24は、略ボルト状をなし軸方向に貫通孔が形成され外周面に雄ねじが形成されたバルブ本体24aと、バルブ本体24aの貫通孔上部側に装着されたグリスニップル24bと、貫通孔下部側であってグリスニップル24bの基端部側と油室23との連通路間に設けられたチェックバルブ24cとを有する。チェックバルブ24cによって、油圧ブレーカ3の作業時にコジリ動作が行われて固定手段20に外力が作用して油室23内が高圧状態になった場合であっても、グリスニップル24bからのグリス漏洩が防止されている。
リリーフバルブ25は、略ボルト状をなし軸方向に貫通孔が形成され外周面に雄ねじが形成されたバルブ本体25aと、貫通孔上部に着脱可能とされてグリスの排出を閉止するプラグ25bとを有する。このリリーフバルブ25は、貫通孔内にリリーフ弁機構が構成されており、所定圧力としてそのセット圧が2MPaに設定されている。これにより、封入バルブ24から供給された油室23内のグリスの封入圧は2MPaとなる。所定圧力を超えて余剰に供給されたグリスは貫通孔上部から外部に排出される。このリリーフバルブ25は、グリス封入圧が2MPaとされた後にプラグ25bを締め込むことによりグリスの排出が閉止されるようになっている。これにより、グリス式押圧装置50は、固定手段20に作用する外力に対抗し油室23内が昇圧して高圧状態となるようになっている。なお、このプラグ25bが、上記「課題を解決するための手段」に記載の「閉止手段」に対応している。
スペーサ26は、その上面に押圧ロッド22の先端部に対向する位置に、押圧ロッド22の先端部を挿入可能な円形の凹部26aが二箇所に形成されている。スペーサ26の下面は平滑面とされており、通常は、後部上面緩衝材29と当接してバックヘッド13の上面を押圧する押圧面として機能するが、ブレーカ本体10の振動によって後部上面緩衝材29とスペーサ26に剪断方向の力が作用するときには、スペーサ26の下面が滑り面として機能して剪断力を吸収するようになっている。また、上記凹部26aの内径と押圧ロッド22の外径との間にも多少大きめの隙間を設けており、シリンダボディ21側への偏荷重が作用し難くなっている。
後部上面緩衝材29は、防振ゴム等の弾性体からなる緩衝材である。後部上面緩衝材29は、固定手段20による調整機構の調整代、すなわち、押圧ロッド22のストローク量が、従来の調整機構(上述の固定手段150による押圧ボルト54およびナット55を用いた調整機構)に比べて大きくなっていること、また、固定手段20の押圧力が従来の調整機構に比べて大きくなっていることに対応して、断面形状の高さ方向(図3での紙面上下方向)の寸法を大きく設定している。これにより、長期に渡って緩衝機能を維持することが可能となり部品の交換頻度が少なくなることが期待される。
次に、上記ブレーカ本体10をブラケット30に装着する手順、および上記油圧ブレーカ3の作用効果について説明する。
ブレーカ本体10をブラケット30に装着するときは、予め、ブラケット30の左右の側面板31、上面板32および底面板33の内壁面に前部緩衝材37をそれぞれ装着するとともに、前面板34の内壁面に前端部緩衝材38を装着し、さらに、左右の側面板31および底面板33の内壁面の所定箇所に後部緩衝材39a、39bを装着しておく。そして、ブレーカ本体10をブラケット30の後方から前方へ向けて移動させながら装填する。これにより、ブレーカ本体10はバックヘッド13の上面13jと後端面を除き緩衝材を介してブラケット30に支持される。
次に、バックヘッド13の後端部に後端部緩衝材40a、40bを装着し、後面板35をボルト36で締め付けて固定する。次に、バックヘッド13の上面13jに、固定手段20を構成する後部上面緩衝材29とスペーサ26をこの順に装着し、渡し板27の二つの装着穴27aに、各グリス式押圧装置50のシリンダボディ21の小径部21aをバックヘッド13側から挿入し、複数のボルト28を締め付けてそれぞれ固定する。なお、シリンダボディ21には、通常、押圧ロッド22、封入バルブ24およびリリーフバルブ25は予め組付けられている。
次に、リリーフバルブ25のプラグ25bを取り外し、図5に模式図を示すように、封入バルブ24のグリスニップル24bにグリスガンPを当接して油室23にグリスを封入する。油室23にグリスが封入されると、グリスの封入圧により押圧ロッド22がバックヘッド13の上面13j側に向けて伸長してスペーサ26および後部緩衝材39aを介してバックヘッド13を底板33の内壁面に押圧する。油室23内のグリスの封入圧が2MPaまで昇圧されると、リリーフバルブ25から余剰のグリスが漏出し始める。作業者はこのグリスの漏出を視認してからグリスガンPのポンプアップ操作を停止する。
2つのグリス式押圧装置50に対して上記のグリス封入作業を同様に行い、その後、各リリーフバルブ25にプラグ25bを装着してプラグ25bを締め込むことによってグリスの排出を閉止する。これによって、2つの押圧ロッド22によって均等な圧力でバックヘッド13が底板33に押圧された状態で固定される。これにより、ブレーカ本体10の前後面および4つの壁面は、緩衝材を介してブラケット30に支持される。
油圧ブレーカ3で破砕作業を行うとブレーカ本体10は、ピストンの打撃の反力により主として上下方向に激しく振動するものの、各緩衝材によって緩衝されるので騒音の発生は抑制される。
ここで、ブレーカ本体10には、作業機1のアーム2の操作によってコジリ動作が行われて外力が作用するので、バックヘッド13を支持する後部緩衝材39bおよび後部上面緩衝材29は、他の緩衝材に比べて劣化が進行しやすいところ、上記固定手段20によれば、日々の給脂作業の一環として、作業者がグリスガンPによってグリスを封入バルブ24から油室23に補給すれば、押圧ロッド22でバックヘッド13を均等な圧力で押圧することができるので、緩衝材の劣化が進行してもバックヘッド13のガタつきが大きくなる前に常に適正な支持力を確保することができる。
すなわち、この油圧ブレーカ3によれば、油室23にグリスガンPによってグリスを封入可能な封入バルブ24を有するので、作業者は、グリスガンPによって封入バルブ24から油室23にグリスを供給することができる。その際に、リリーフバルブ25は、排出するグリスを閉止可能なプラグ25bを有するとともに2MPaの所定圧力を超えて油室23に余剰に供給されたグリスを排出できるので、作業者は、リリーフバルブ25から余剰のグリスが漏出することを視認してからグリスの供給を停止するとともに、リリーフバルブ25をプラグ25bで閉止してグリスの排出を閉止することができる。また、封入バルブ24にもチェックバルブ24cが設けられているので、封入バルブ24側からのグリスの排出も防止される。
これにより、油圧ブレーカ3の作動時には油室23内を所定圧力まで昇圧可能となる。そして、油室23に所定圧力まで供給されたグリスの封入圧により押圧ロッド22が伸長されて、その伸長された押圧ロッド22の先端がスペーサ26を介して後部上面緩衝材29をバックヘッド13に押圧することによりバックヘッド13を突っ張り構造にて固定するので、この固定手段20によれば、バックヘッド13を適正な押圧力で付勢することが容易に可能であり、バックヘッド13は後部上面緩衝材29、および後部緩衝材39a,39bによって密着保持され、ブレーカ本体の振動を緩衝することができる。
そして、本実施形態の固定手段20によれば、封入バルブ24へのグリスの供給は、作業現場でごく一般的に使用されるグリスガンPを用いて行うことができる上、その供給圧力の管理もリリーフバルブ25からの余剰グリスの漏出を作業者が目視で確認するだけで済む。そのため、レギュレータ等の機器は不要であり、また、従来の調整作業を行うために用いられた各種スパナや、締め付けトルクを管理するためのトルクレンチ等も不要である。
したがって、当該固定手段20は調整機構の操作性に優れており、作業者は、日々のメンテナンス作業として行なっている給脂箇所へのグリスアップと略同様の作業手順を追加するだけでバックヘッド13とブラケット30の間に隙間が発生することを容易に防止することができる。また、防振・防音性を容易かつ安定的に維持することができる。さらに、ブレーカ本体10のガタつきによって油圧ブレーカ3の構成部品が損傷することが防止されるので長寿命化が可能となる。
なお、本発明に係る油圧ブレーカは、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、リリーフバルブ25の閉止手段としてプラグ25bを備える例で説明したが、これに限らず、例えばプラグ25bの代わりに、リリーフバルブ25の下流側をグリス封入時には大気開放するとともに油圧ブレーカ3の作業時には閉止する弁機構を設けてもよい。
また、例えば上記実施形態では、グリス式押圧装置50を2つ併設している例で説明したが、これに限らず、グリス式押圧装置50の個数は増減しても構わない。
また、例えば上記実施形態では、封入バルブ24とリリーフバルブ25は、それぞれ独立した構成としてシリンダボディ21に着脱可能に組付けられている例で説明したが、これに限らず、シリンダボディ21内に封入バルブ24とリリーフバルブ25の機能をビルトインした構造を採用してもよい。
1 作業機
2 アーム
3 油圧ブレーカ
10 ブレーカ本体
11 フロントヘッド
12 シリンダ
13 バックヘッド
14 チゼル
20 固定手段
21 シリンダボディ
21a 小径部
21b ねじ孔
21c ダストシール
22 押圧ロッド
22a パッキン
23 油室
24 封入バルブ
24a バルブ本体
24b グリスニップル
24c チェックバルブ
25 リリーフバルブ
25a バルブ本体
25b プラグ(閉止手段)
26 スペーサ
26a 凹部
27 渡し板
27a 装着穴
27b ボルト孔
28 ボルト
29 後部上面緩衝材(バックヘッド用の緩衝材)
30 ブラケット
31 側面板
32 上面板
33 底面板
34 前面板
35 後面板
36 ボルト
37 前部緩衝材(フロントヘッド用の緩衝材)
38 前端部緩衝材
39a,39b 後部緩衝材
40a,40b 後端部緩衝材
50 グリス式押圧装置
P ポンプ(グリスガン)

Claims (2)

  1. 横断面が矩形状のブレーカ本体と、該ブレーカ本体を支持する箱型構造のブラケットとを備え、前記ブレーカ本体が、チゼルが前方から挿着されるフロントヘッドと、該フロントヘッドの後端に連結されて前記チゼルに打撃を与えるピストンを内蔵するシリンダと、該シリンダの後端に連結されたバックヘッドとを有する油圧ブレーカであって、
    前記フロントヘッドの4つの壁面をフロントヘッド用の緩衝材を介して前記ブラケットの内壁面で密着囲繞するように保持する保持手段と、前記バックヘッドの1つの壁面を前記ブラケットの内壁面側に向けて押圧する突っ張り構造によって前記バックヘッドを固定する固定手段とを備え、
    前記固定手段は、前記ブラケットの側面板に固定される渡し板と、前記渡し板と前記バックヘッドの1つの壁面との間に装着されるスペーサおよびバックヘッド用の緩衝材と、前記渡し板に脱着可能に設けられるシリンダボディと、前記シリンダボディに摺嵌される押圧ロッドと、前記押圧ロッドと前記シリンダボディの内壁面とによって画成される油室と、チェックバルブを有するとともに前記油室にグリスガンを用いてグリスを封入可能な封入バルブと、グリスの排出を閉止可能な閉止手段を有するとともに前記油室に所定圧力を超えて余剰に供給されたグリスを排出するリリーフバルブとを備え、
    前記油室に供給されたグリスの封入圧により前記押圧ロッドが伸長されて、その伸長された押圧ロッド先端が前記スペーサを介して前記バックヘッド用の緩衝材を前記バックヘッドの1つの壁面に押圧することにより前記バックヘッドを固定することを特徴とする油圧ブレーカ。
  2. 前記スペーサの上面には、前記押圧ロッドの先端部に対向する位置に、前記押圧ロッドの先端部を挿入可能な円形の凹部が形成されるとともに、前記スペーサの下面が平滑面とされており、
    前記スペーサの下面は、前記バックヘッド用の緩衝材と当接して前記バックヘッドの上面を押圧する押圧面として機能し、且つ、前記ブレーカ本体の振動によって前記バックヘッド用の緩衝材と前記スペーサに剪断方向の力が作用するときには、前記スペーサの下面が滑り面として機能して剪断力を吸収するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の油圧ブレーカ。
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