JP6148449B2 - 仕様検証装置およびその方法、プログラム - Google Patents
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Description
仕様の意味表現グラフ(テーブル)を読み込み(S301)、レコードを順に処理する。未処理のレコードがあれば(S302のY)、仕様検証ルールを順次適用し(S303)、レコードにマッチするルールがあるかを調べる(S304)。マッチするルールが存在すれば(S304のY)、矛盾・欠損の指摘事項を、一時記憶領域またはリストに追加する(S305)。次のレコードを選択し(S306)、未処理のレコードがなくなるまで以上の操作を繰り返す。レコードをすべて処理したならば(S302のN)、ステップS305で追加した指摘事項をまとめて、設計者に提示する(S307)。
「アイドルの状態で、蓋を閉じたら、水位を確認し、条件に合えば沸騰行為をする」
リンク情報:{org:リンク元id、dst:リンク先id}
ルール3適用:「蓋を(id2)」は「閉じたら(id3)」の目的語になります
ルール2適用:「閉じたら(id3)」は「確認し(id5)」の条件になります
ルール3適用:「水位を(id4)」は「確認し(id5)」の目的語になります
ルール1適用:「確認し(id5)」は「する(id9)」の条件になります
ルール4適用:「合えば(id7)」は「する(id9)」の条件になります
ルール3適用:「沸騰行為を(id8)」は「する(id9)」の目的語になります
ルール5適用:「条件に(id6)」は「合えば(id7)」の目的語になります
“動詞、「閉じる」、「確認する」、「する」、「合う」に主語がありません。”
ことを指摘事項として得る。
「する」および「合う」は動作として定義されていないので(図6の用語表を参照)、
“「する」は、動作として、未定義です。”
“「合う」は、動作として、未定義です。”
ことを指摘事項としてさらに得る。
最後に、これ以上マッチするルールがないので、矛盾・欠損検出を終了する。
部品名:部品のクラス,
..
状態遷移操作名:lone 遷移先クラス,
..
}
{
{some 操作 =>{
事前条件や事後条件
}
…
}
“部品名 (not)in 部品の事前の状態”
事後条件は、
“操作名 (not) in 事後の状態”
あるいは
操作名.@部品名 (not)in 部品の事後状態
という形式でAlloyでは記述される。「操作名.@」は、遷移後のポットの状態に対応している。
図16をみると、「沸騰行為」から「沸騰する」操作で「沸騰状態」への遷移が確認できる。遷移先の「沸騰状態」の蓋は開いている。したがって、「沸騰する」操作の事後条件として、「閉じた蓋」という条件が不足していることがわかる。そこで「沸騰する」操作の事後条件に
“沸騰する.@ポットの蓋 in 閉じた蓋”
を追加する。同様に「沸騰ボタンを押す」に対しては、同様の事後条件を、追加する。再び、仕様解釈部18により解釈例を生成することで、図17に示すグラフを得る。なお、事後条件に該当する記載を、要求仕様に追加し、本装置の動作フローを最初から行ってもよい。あるいは、意味表現グラフに当該事後条件を追加して、仕様解釈部18を動作させてもよい。
“蓋を開ける not in 温度制御状態”
を仕様記述に追加する。
Claims (9)
- 自然言語で記述された要求仕様を形態素解析により単語と品詞とに分解し、係受け解析により少なくとも1つの前記単語を含む文節と、文節間の係り受け関係を表した構文データを得る構文解析部と、
係り受け元の文節の品詞と、係受け先の文節の品詞と、前記係り受け元の文節と前記係り受け先の文節との関係と、を定め、少なくとも1つの仕様解析ルールが定める前記関係は、前記係り受け元の文節が表す事項が前記係り受け先の文節が表す事項の条件であることを表す、複数の仕様解析ルールを用いて、前記構文データにおける前記係り受け関係にある前記文節同士の関係を解析し、
前記解析した文節同士の関係に基づき、動詞の単語を含む文節毎に、前記動詞と、前記動詞に対する主語と、前記動詞に対する目的語と、前記動詞と前記目的とにより定まる動作が行われる前に成立している必要がある状態を定めた事前条件とに関する項目を含む意味表現データを生成する、
仕様解析部と、
前記意味表現データにおいて、少なくとも(A)前記主語が抜けている場合、(B)前記動詞が、用語を定義した第1辞書データで定義されていない用語を含む場合、(C)動詞と目的語との組を定義した第2辞書データで定義されていない、前記動詞と前記目的語の組があった場合、のいずれかの場合に、該当する項目を不備ある項目として検出する検出部と、
前記検出部により検出した項目を提示する第1提示部と、
を備えた仕様検証装置。 - 前記意味表現データをユーザに提示する第2提示部と
ユーザからの入力に基づき前記意味表現データを修正する修正入力受付部
をさらに備えた請求項1に記載の仕様検証装置。 - 前記意味表現データは、前記動詞および前記目的語により定まる動作が行われた後に成立している必要がある状態を定めた事後条件に関する項目を含み、
前記第2辞書データは、前記動詞および前記目的語により定まる動作が行われる前の状態である事前状態と、前記動作が行われた後の状態である事後状態とをさらに含み、
前記仕様検証装置は、前記意味表現データにおける前記事後条件の項目に、前記辞書データに基づき、前記事後状態を追加する
請求項2に記載の仕様検証装置。 - 各用語に対応するクラスの継承関係および所有関係を含む前記第1辞書データと
動詞と、目的語と、前記動詞および前記目的語により定まる動作が行われる前の状態である事前状態と、前記動作が行われた後の状態である事後状態とを含む前記第2辞書データと、を用いて、仕様記述言語に従って、仕様を生成する仕様解釈部を備え、
前記仕様解釈部は、
前記継承関係に基づき、上位のクラスをもつクラスについては、前記上位のクラスを継承して当該クラスを定義し、下位のクラスをもたないクラスについては、継承を利用せずに当該クラスを定義し、
個々のクラスの定義の記述において、
前記所有関係により前記クラスが他のクラスを所有する場合に、前記他のクラスを表す部品を追加し、
前記部品を前記目的語とする前記動作に基づき前記部品に対する操作を追加し、
前記操作の事前条件と事後条件とを、前記動作に対する前記事前状態と前記事後状態とに基づき追加し、
前記クラスに対応する用語が表す状態を前記事前状態とする前記動作がある場合に、前記動作に基づく操作を追加し、前記操作の結果を表す状態として前記動作の事後状態を追加することにより、
前記仕様を生成し、
前記意味表現データにおける前記動作に基づく操作を、前記動作の事前条件に基づき特定されるクラスの定義の記述に追加し、前記操作の結果を表す状態として前記意味表現データにおける前記動作の事後条件が表す状態を追加し、前記操作が行われる前に成立している必要がある状態を、前記意味表現データにおける前記動作の事前条件に基づき追加することで、拡張された仕様を生成する
請求項1ないし3のいずれか一項に記載の仕様検証装置。 - 前記仕様解釈部は、前記拡張した仕様に含まれる各操作の事前条件および事後条件をそれぞれ状態とし、前記各操作を前記状態間の遷移とする状態遷移グラフを生成する
請求項4に記載の仕様検証装置。 - 前記仕様解釈部により生成された状態遷移グラフをユーザに提示する第3提示部
をさらに備えた請求項5に記載の仕様検証装置。 - ユーザからの入力により前記要求仕様または前記拡張された仕様を修正する修正入力受付部
をさらに備えた請求項6に記載の仕様検証装置。 - 自然言語で記述された要求仕様を形態素解析により単語と品詞とに分解し、係受け解析により少なくとも1つの前記単語を含む文節と、文節間の係り受け関係を表した構文データを得る構文解析ステップと、
係り受け元の文節の品詞と、係受け先の文節の品詞と、前記係り受け元の文節と前記係り受け先の文節との関係と、を定め、少なくとも1つの仕様解析ルールが定める前記関係は、前記係り受け元の文節が表す事項が前記係り受け先の文節が表す事項の条件であることを表す、複数の仕様解析ルールを用いて、前記構文データにおける前記係り受け関係にある前記文節同士の関係を解析し、
前記解析した文節同士の関係に基づき、動詞の単語を含む文節毎に、前記動詞と、前記動詞に対する主語と、前記動詞に対する目的語と、前記動詞と前記目的とにより定まる動作が行われる前に成立している必要がある状態を定めた事前条件とに関する項目を含む意味表現データを生成する、
仕様解析ステップと、
前記意味表現データにおいて、少なくとも(A)前記主語が抜けている場合、(B)前記動詞が、用語を定義した第1辞書データで定義されていない用語を含む場合、(C)動詞と目的語との組を定義した第2辞書データで定義されていない、前記動詞と前記目的語の組があった場合、のいずれかの場合に、該当する項目を不備ある項目として検出する検出ステップと、
前記検出ステップにより検出した項目を提示する第1提示ステップと、
をコンピュータが実行する仕様検証方法。 - 自然言語で記述された要求仕様を形態素解析により単語と品詞とに分解し、係受け解析により少なくとも1つの前記単語を含む文節と、文節間の係り受け関係を表した構文データを得る構文解析ステップと、
係り受け元の文節の品詞と、係受け先の文節の品詞と、前記係り受け元の文節と前記係り受け先の文節との関係と、を定め、少なくとも1つの仕様解析ルールが定める前記関係は、前記係り受け元の文節が表す事項が前記係り受け先の文節が表す事項の条件であることを表す、複数の仕様解析ルールを用いて、前記構文データにおける前記係り受け関係にある前記文節同士の関係を解析し、
前記解析した文節同士の関係に基づき、動詞の単語を含む文節毎に、前記動詞と、前記動詞に対する主語と、前記動詞に対する目的語と、前記動詞と前記目的とにより定まる動作が行われる前に成立している必要がある状態を定めた事前条件とに関する項目を含む意味表現データを生成する、
仕様解析ステップと、
前記意味表現データにおいて、少なくとも(A)前記主語が抜けている場合、(B)前記動詞が、用語を定義した第1辞書データで定義されていない用語を含む場合、(C)動詞と目的語との組を定義した第2辞書データで定義されていない、前記動詞と前記目的語の組があった場合、のいずれかの場合に、該当する項目を不備ある項目として検出する検出ステップと、
前記検出ステップにより検出した項目を提示する第1提示ステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012227238A JP6148449B2 (ja) | 2012-10-12 | 2012-10-12 | 仕様検証装置およびその方法、プログラム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012227238A JP6148449B2 (ja) | 2012-10-12 | 2012-10-12 | 仕様検証装置およびその方法、プログラム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2014081680A JP2014081680A (ja) | 2014-05-08 |
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US20240193499A1 (en) * | 2021-04-07 | 2024-06-13 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Processing apparatus, processing method and program |
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2012
- 2012-10-12 JP JP2012227238A patent/JP6148449B2/ja active Active
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