JP6147094B2 - 情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Description
この場合、LSIを設計するHW(Hardware)設計者は、C言語などの汎用プログラミング言語を用い、設計対象のHW動作の中核となるアルゴリズム記述を行なって、そのアルゴリズムの正当性を確認する。
その後、SystemCなどのシステム設計言語を用いて、上記アルゴリズムを実現する回路を設計(記述)する。
そして、アルゴリズム記述の出力結果と回路記述の出力結果を比較して、回路記述の正当性を確認する。
なぜならば、回路記述には実際の“物”に実装するための情報、例えば、入出力ピンの定義や、回路が所定の速度で動作するための遅延情報、および、周辺回路とのハンドシェイクを行うためのプロトコル記述など、アルゴリズムとは直接関係の無い時間概念を含んだ動作記述が追加されており、アルゴリズムを検証する検証パターンだけでは回路記述を動かすための情報が不足し、回路記述を動かすことが出来ないためである。
従って、アルゴリズムの正当性を確認することと、回路記述の正当性を確認することは似たような作業でありながら全く別物であり、似たような作業を2度行うことになるため、回路設計の設計効率を低下させる要因となっている。
また、特許文献2では、回路設計に用いた設計仕様書と検証仕様、レジスタの種類、IF(Interface)、FIFO(FirstIn FirstOut)段数、バス幅などの情報が記載された検証手法DBから、回路設計の正当性を確認する検証パターンを自動生成する手法が記述されている。
検証対象である検証対象回路のアルゴリズムが記述されるアルゴリズムソースコードに含まれる、前記検証対象回路のアルゴリズムを検証するためのパターンであるアルゴリズム検証パターンを解析するアルゴリズム検証パターン解析部と、
前記アルゴリズムソースコード内の前記検証対象回路のアルゴリズムが記述されているアルゴリズム記述を動作合成可能な記述に変更して生成された、前記検証対象回路のHW(Hardware)ソースコードを解析するHWソースコード解析部と、
前記HWソースコードを検証するHWソースコード検証環境が前記HWソースコードを検証する際に使用するタスクが記述されるタスクライブラリと、前記タスクライブラリに記述されるタスクを起動するタイミングが記述されるトリガ情報と、前記アルゴリズム検証パターン解析部の解析結果であるアルゴリズム検証パターン解析結果情報と、前記HWソースコード解析部の解析結果であるHWソースコード解析結果情報とを解析して、前記HWソースコード検証環境が前記HWソースコードを検証するためのパターンであるHWソースコード検証パターンを生成するHWソースコード検証パターン生成部とを有することを特徴とする。
本実施の形態では、アルゴリズム記述の正当性を確認するためのアルゴリズム検証パターンと、回路記述を検証するための検証環境で定義される検証タスク情報、および信号のトリガ情報から、回路記述の正当性を確認するためのテストパターンを自動生成することで、回路記述用の検証パターン作成効率を向上させる構成を説明する。
これは、説明の簡明化のために簡単なアルゴリズムモデルを用いるのであって、発明の適用対象を限定するものではない。
図1に示すように、このアルゴリズムモデル(0100)は、関数funcA(0101)が含まれ、関数funcA(0101)の入力として、変数A(0102)と変数B(0103)、出力として変数Z(0104)、また、funcA(0101)のパラメータ変数として変数J(0105)および変数K(0106)が定義されている。
図2に示すとおり、main関数で、forループ内にfuncA(0101)の検証パターン(符号0201の範囲)を記述している。
図3に示すように、この回路モデル(0300)は関数funcA(0301)を含む。
また、関数funcA(0301)の入力として変数A(0302)および変数B(0303)、出力として変数Z(0304)が定義されている。
更に、変数A、Bに値を入力するための入力ピンPinA(0307)、PinB(0308)、出力変数Z(0304)の値を出力するピンPinZ(0309)が定義されている。
更に、変数J、Kに値を設定するための外部IF(Interface)としてCPUバスIF(0310)および、クロックピン、リセットピン(0311)が定義されている。
ここで、PinA、PinB、PinZは例えば32bitの幅を持つ入力ピンまたは出力ピンで、CPUバスIFは例えば制御信号として、アクセスリクエストピン、ライトイネーブルピン、アドレスピン、ライトデータピン、リードデータピンを持つ。
つまり、HWソースコード(0400)は、図2のアルゴリズムソースコード(0200)内の検証対象回路のアルゴリズムが記述されているアルゴリズム記述を動作合成可能な記述に変更して生成された、検証対象回路のHWソースコードである。
図4の符号0401の記述では、PinAとPinBが、funcAと対応付けられている。
funcAは、図2の符号0202の記述では、変数Aと変数Bに対応付けられている。
このように、HWソースコード(0400)では、図2の符号0202の記述を介して、入力ピンの識別子(PinAとPinB)が変数(AとB)に対応付けられている。
HWソースコード検証環境であるテストベンチ(0500)の出力する信号により、回路モデル(0300)の入力ピンが様々な組み合わせで駆動されて、回路モデル(0300)が検証される。
また、テストベンチ(0500)は外部からの入力信号en(0502)により、回路モデル(0300)に対して出力する信号のタイミングを制御できる構造となっている。
テストベンチ(0500)は、入力ピンPinA(0307)から変数A(0302)の値を回路モデル(0300)に与える動作、入力ピンPinB(0308)から変数B(0303)の値を与える動作、CPUバスIF(0310)から変数J(0305)の値及び変数K(0306)の値を回路モデル(0300)内のレジスタに書き込む動作をエミュレートする。
図14の1402に示すように、後述するハードウェア検証支援装置によりSystemC検証パターンが生成されると、このSystemC検証パターンがテストベンチ用ソースコードに挿入される。
テストベンチ(0500)は、SystemC検証パターンを含めてテストベンチ用ソースコードを実行して、回路モデル(0300)のHWソースコード(0400)の正当性を検証する。
図6に示す例ではタスクライブラリ(0600)に含まれるタスクとして、cpubus_write(0601)タスクとcpubus_read(0602)タスクがあり、cpubus_write(0601)タスクは、0603に示すようにCPUバスIFに含まれる信号を駆動しながら、タスクの引き数(addrとwdat)をアドレス信号、ライトデータ信号にそれぞれ代入している。
なお、HWソースコードの検証パターンは、HWソースコード検証パターン又は回路記述検証パターンともいう。
アルゴリズムC検証パターン(0700)は、図2に示したアルゴリズムソースコード(0200)内の検証パターン(図2の符号0201の範囲)である。
図2に示したように、アルゴリズムC検証パターン(0700)には、アルゴリズムソースコード(0200)内のアルゴリズム記述(図2の符号0200内でfuncAの動作を定義している記述)に含まれる変数A、B、J、Kに値を代入する手順が記述されている。
変数変化順序解析部(0701)は、アルゴリズムC検証パターン(0700)を解析して、各変数と各変数に代入される代入値との対が代入の順序に沿って記述される変数変化順序情報(0702)を生成する。
変数変化順序情報(0702)は、例えば、図8に示す情報である。
図8に示すように、変数変化順序情報(0702)では、変数、A、B、J、Kの値が代入の順序に沿って記述されている。
変数変化順序解析部(0701)は、アルゴリズム検証パターン解析部の例に相当する。
また、変数変化順序情報(0702)は、アルゴリズム検証パターン解析結果情報の例に相当する。
変数対アドレス対応情報(0705)は、例えば、図9に示す情報である。
図9において、1及び2はレジスタのアドレスを表し、J及びKは変数J及び変数Kを表す。
つまり、変数Jの値は、レジスタの1番のアドレスにライトされ、変数Kの値は、レジスタの2番のアドレスにライトされる。
変数対アドレス解析部(0704)は、SystemCアドレスマップ(0703)から変数対アドレス対応情報(0705)を生成する。
変数対アドレス解析部(0704)は、変数アドレス関係情報生成部の例に相当する。
また、変数対アドレス対応情報(0705)は変数アドレス関係情報の例に相当する。
変数対入力ピン対応情報(0708)は、例えば、図10に示す情報である。
図10において、A及びBは変数A及び変数Bを表し、PinA及びPinBは入力ピンPinA及び入力ピンPinBを表す。
このように、変数対入力ピン対応情報(0708)には、変数と入力ピンの識別子との対が記述される。
また、図10において、J及びKは変数J及び変数Kを表し、2つのcpubusは、図6のタスクライブラリ(0600)に示されているタスクcpubus_write(addr,wdat)を表す。
このように、変数対入力ピン対応情報(0708)は、変数とタスクライブラリに記述されるライトタスクとの対が記述される。
変数対入力ピン解析部(0707)は、HWソースコード解析部の例に相当する。
また、変数対入力ピン対応情報(0708)は、HWソースコード解析結果情報の例に相当する。
SystemC検証パターン(0712)は、例えば図12の右側の情報である。
なお、図12の左側には、理解を容易にするために、変数変化順序情報(0702)を記述している。
変数変化順序情報(0702)は、図8に示したものと同じである。
テストパターン生成部(0711)の動作及びSystemC検証パターン(0712)の詳細は、後述する。
なお、図16は、変数変化順序解析部(0701)の動作例を示すフローチャートであり、図17は、変数対入力ピン解析部(0707)の動作例を示すフローチャートであり、図18は、テストパターン生成部(0711)の動作例を示すフローチャートである。
図2の例では、変数変化順序解析部(0701)は、変数A、B、J、Kの代入値を代入順に記憶する。
以上の手順により、変数変化順序解析部(0701)は、図8に例示する変数変化順序情報(0702)を生成する。
ここで、SystemCアドレスマップ(0703)とは、アルゴリズムモデルが組み込まれるシステムで定義されるシステムのアドレスマップを指す。
図2及び図4の例では、変数対入力ピン解析部(0707)は、符号0401の記述と符号0202の記述、符号0402の記述を抽出する。
より具体的には、変数対入力ピン解析部(0707)は、符号0401の記述と符号0202の記述とから図10の「A:PinA」と「B:PinB」を生成し、符号0402の記述から図10の「J:cpubus」と「K:cpubus」を生成する。
タスクライブラリ(0709)は、図6に示したように、テストベンチ(0500)で定義されるタスクライブラリ(0600)をハードウェア検証支援装置(070)が読み込める形にデータベース化したものである。
トリガ情報(0710)は、変数変化順序情報(0702)に示される値のうちの特定の値が代入されるタイミングを規定する情報である。
トリガ情報(0710)は、例えば、図11に示すように、代入の値と、そのトリガとなる信号を対にしてリスト化したものである。
図11の例ではA=5が代入されるタイミングは、en信号のアサート時を意味している。
なお、トリガ情報(0710)は図11のリストをテストパターン生成部(0711)が読み込める形にデータベース化したものである。
具体的には、図12に示すように、変数変化順序情報(0702)内の変数Aへの代入は、PinAへの代入に、変数Bへの代入はPinBへの代入に置き換えられる(図12の(1))。
つまり、CPUバスIF(0310)への代入は、変数対アドレス対応情報(0705)及び変数対入力ピン対応情報(0708)により、CPUバスIF(0310)を操作するタスクライブラリを用いた代入に置き換えられる。
具体的には、図12に示すように、変数変化順序情報(0702)内のJ=5は、cpubus_write(1,5)に、K=10は、cpubus_write(2,10)に置き換えられる(図12の(2))。
なお、cpubus_write(1,5)における「1」は、図9に示されるアドレスである「1」に対応し、「5」は変数Jの代入値である「5」に対応する。
同様に、cpubus_write(2,10)における「2」は、図9に示されるアドレスである「2」に対応し、「10」は変数Kの代入値である「10」に対応する。
待機指示記述は、トリガ情報(0710)に記述されるタイミングにて所定の入力信号の入力を待つ旨の記述である。
具体的には、トリガ情報(0710)により、A=5を代入するタイミングの直前に、en信号の立ち上がりを待つ待機指示記述が挿入される(図12の(3))。
テストベンチ(0500)は、SystemC検証パターン(0712)が挿入された後のテストベンチ用ソースコードの実行ファイルを実行して、図13に示すような波形を生成する。
そして、図13の波形を用いて、図3で示した回路モデル(0300)を検証することが可能となる。
このため、アルゴリズムの正当性を確認する検証パターンを作れば、直ちに回路モデルの正当性を検証するパターンを生成することが可能となるので、従来の検証手法に比較して回路モデルの検証効率を向上させることができる。
アルゴリズム検証パターンを解析するアルゴリズム検証パターン解析部と、
HWソースコードを解析するHWソースコード解析部と、
アルゴリズム検証パターン解析部の解析結果、HWソースコード解析部の解析結果、HWソースコードを検証するHWソースコード検証環境で使用される検証タスクライブラリ、検証タスクライブラリに含まれる検証タスクを起動するタイミングを記述したトリガ情報から、HWソースコードを検証するHWソースコード検証パターンを自動生成するHWソースコード検証パターン生成部を備えたハードウェア検証支援装置を説明した。
ハードウェア検証支援装置(070)はコンピュータであり、ハードウェア検証支援装置(070)の各要素をプログラムで実現することができる。
ハードウェア検証支援装置(070)のハードウェア構成としては、バスに、演算装置901、外部記憶装置902、主記憶装置903、通信装置904、入出力装置905が接続されている。
外部記憶装置902は、例えばROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリ、ハードディスク装置である。
主記憶装置903は、RAM(Random Access Memory)である。
通信装置904は、例えばNIC(Network Interface Card)である。
入出力装置905は、例えばマウス、キーボード、ディスプレイ装置等である。
プログラムは、図7に示す「〜部」として説明している機能を実現するプログラムである。
更に、外部記憶装置902にはオペレーティングシステム(OS)も記憶されており、OSの少なくとも一部が主記憶装置903にロードされ、演算装置901はOSを実行しながら、図7に示す「〜部」の機能を実現するプログラムを実行する。
また、アプリケーション108も外部記憶装置902に記憶されており、主記憶装置903にロードされた状態で、順次演算装置901により実行される。
また、本実施の形態の説明において、「〜の判断」、「〜の解析」、「〜の抽出」、「〜の特定」、「〜の置換」、「〜の挿入」、「〜の生成」、「〜の入力」、「〜の出力」等として説明している処理の結果を示す情報やデータや信号値や変数値が主記憶装置903にファイルとして記憶されている。
また、暗号鍵・復号鍵や乱数値やパラメータが、主記憶装置903にファイルとして記憶されてもよい。
Claims (7)
- 検証対象である検証対象回路のアルゴリズムが記述されるアルゴリズムソースコードに含まれる、前記検証対象回路のアルゴリズムを検証するためのパターンであるアルゴリズム検証パターンを解析するアルゴリズム検証パターン解析部と、
前記アルゴリズムソースコード内の前記検証対象回路のアルゴリズムが記述されているアルゴリズム記述を動作合成可能な記述に変更して生成された、前記検証対象回路のHW(Hardware)ソースコードを解析するHWソースコード解析部と、
前記HWソースコードを検証するHWソースコード検証環境が前記HWソースコードを検証する際に使用するタスクが記述されるタスクライブラリと、前記タスクライブラリに記述されるタスクを起動するタイミングが記述されるトリガ情報と、前記アルゴリズム検証パターン解析部の解析結果であるアルゴリズム検証パターン解析結果情報と、前記HWソースコード解析部の解析結果であるHWソースコード解析結果情報とを解析して、前記HWソースコード検証環境が前記HWソースコードを検証するためのパターンであるHWソースコード検証パターンを生成するHWソースコード検証パターン生成部とを有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記アルゴリズム検証パターン解析部は、
前記アルゴリズム記述に含まれる変数に値を代入する手順が記述されているアルゴリズム検証パターンを解析し、変数と変数に代入される代入値との対が代入の順序に沿って記述されるアルゴリズム検証パターン解析結果情報を生成し、
前記HWソースコード解析部は、
前記検証対象回路の入力ピンの識別子が前記アルゴリズム記述に含まれる変数と対応付けられているHWソースコードを解析し、前記HWソースコードにおいて対応付けられている変数と入力ピンの識別子との対が記述されるHWソースコード解析結果情報を生成し、
前記HWソースコード検証パターン生成部は、
前記アルゴリズム検証パターン解析結果情報と前記HWソースコード解析結果情報とを解析し、対になっている変数が共通している入力ピンの識別子と代入値とを対応付けて、入力ピンの識別子と代入値との対が代入の順序に沿って記述されるHWソースコード検証パターンを生成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記アルゴリズム検証パターン解析部は、
前記アルゴリズム記述に含まれる変数に値を代入する手順が記述されているアルゴリズム検証パターンを解析し、変数と変数に代入される代入値との対が代入の順序に沿って記述されるアルゴリズム検証パターン解析結果情報を生成し、
前記HWソースコード解析部は、
前記検証対象回路の入力ピンの識別子が前記アルゴリズム記述に含まれる変数と対応付けられ、更に、前記タスクライブラリに記述されるタスクが前記アルゴリズム記述に含まれる変数と対応付けられているHWソースコードを解析し、前記HWソースコードにおいて対応付けられている変数と入力ピンの識別子との対が記述され、更に、前記HWソースコードにおいて対応付けられている変数とタスクとの対が記述されるHWソースコード解析結果情報を生成し、
前記情報処理装置は、更に、
前記アルゴリズム記述に含まれる変数と、前記HWソースコード検証環境がアクセスする前記検証対象回路内の記憶領域のアドレスとの対が記述される変数アドレス関係情報を生成する変数アドレス関係情報生成部を有し、
前記HWソースコード検証パターン生成部は、
前記アルゴリズム検証パターン解析結果情報と前記HWソースコード解析結果情報と前記変数アドレス関係情報とを解析し、
対になっている変数が共通している入力ピンの識別子と代入値とを対応付け、
対になっている変数が共通しているタスクとアドレスと代入値とを対応付け、
入力ピンの識別子と代入値との対と、タスクとアドレスと代入値との組とが、代入の順序に沿って記述されるHWソースコード検証パターンを生成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記HWソースコード解析部は、
前記タスクライブラリに記述される、前記HWソースコード検証環境から前記検証対象回路内の記憶領域に値がライトされるライトタスクが前記アルゴリズム記述に含まれる変数と対応付けられて記述されているHWソースコードを解析し、
前記HWソースコードにおいて対応付けられている変数とライトタスクとの対が記述されるHWソースコード解析結果情報を生成し、
前記変数アドレス関係情報生成部は、
前記アルゴリズム記述に含まれる変数と、前記HWソースコード検証環境がライトタスクの実行の際に値をライトする、前記検証対象回路内の記憶領域のアドレスとの対が記述される変数アドレス関係情報を生成し、
前記HWソースコード検証パターン生成部は、
対になっている変数が共通しているライトタスクとアドレスと代入値とを対応付け、
入力ピンの識別子と代入値との対と、ライトタスクとアドレスと代入値との組とが、代入の順序に沿って記述されるHWソースコード検証パターンを生成することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記HWソースコード検証パターン生成部は、
前記トリガ情報に記述されるタイミングにて所定の入力信号の入力を待つことが記述されるHWソースコード検証パターンを生成することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の情報処理装置。 - コンピュータが、検証対象である検証対象回路のアルゴリズムが記述されるアルゴリズムソースコードに含まれる、前記検証対象回路のアルゴリズムを検証するためのパターンであるアルゴリズム検証パターンを解析するアルゴリズム検証パターン解析ステップと、
前記コンピュータが、前記アルゴリズムソースコード内の前記検証対象回路のアルゴリズムが記述されているアルゴリズム記述を動作合成可能な記述に変更して生成された、前記検証対象回路のHW(Hardware)ソースコードを解析するHWソースコード解析ステップと、
前記コンピュータが、前記HWソースコードを検証するHWソースコード検証環境が前記HWソースコードを検証する際に使用するタスクが記述されるタスクライブラリと、前記タスクライブラリに記述されるタスクを起動するタイミングが記述されるトリガ情報と、前記アルゴリズム検証パターン解析ステップの解析結果であるアルゴリズム検証パターン解析結果情報と、前記HWソースコード解析ステップの解析結果であるHWソースコード解析結果情報とを解析して、前記HWソースコード検証環境が前記HWソースコードを検証するためのパターンであるHWソースコード検証パターンを生成するHWソースコード検証パターン生成ステップとを有することを特徴とする情報処理方法。 - コンピュータを、請求項1に記載された情報処理装置として機能させることを特徴とするプログラム。
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