JP6143341B2 - tire - Google Patents
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Description
本発明は、タイヤ幅方向最外側の陸部にリブ溝を備えたタイヤに関する。 The present invention relates to a tire provided with a rib groove in the outermost land portion in the tire width direction.
タイヤのトレッド部には、一般に、タイヤ周方向に延びる複数の主溝により、複数の陸部が区画されるとともに、各種の溝により、所定のトレッドパターンが形成されている。また、ウエット路面で使用されるタイヤでは、ウエット路面におけるタイヤの性能(ウエット性能)が重要であり、ウエット性能に応じてトレッドパターンが設定されている。このウエット性能に関連して、従来、トレッド部の接地端に配置されたショルダリブ(陸部)に複数のリブ溝を備えたタイヤが知られている(特許文献1参照)。 In the tread portion of the tire, a plurality of land portions are generally defined by a plurality of main grooves extending in the tire circumferential direction, and a predetermined tread pattern is formed by various grooves. Moreover, in the tire used on a wet road surface, the performance (wet performance) of the tire on the wet road surface is important, and a tread pattern is set according to the wet performance. In relation to this wet performance, conventionally, a tire having a plurality of rib grooves on a shoulder rib (land portion) disposed at a ground contact end of a tread portion is known (see Patent Document 1).
特許文献1に記載された従来のタイヤでは、複数のラグ溝を通して排水することで、タイヤのウエット性能に影響する陸部の排水性能を確保する。ところが、複数のラグ溝は陸部を横断してトレッド端まで形成されるため、陸部の剛性が低下する虞がある。陸部の剛性が低下すると、タイヤの操縦安定性能に影響が生じることもある。そのため、従来のタイヤでは、ウエット性能と操縦安定性能を両立して、充分な両性能を得るのが難しい。 In the conventional tire described in Patent Document 1, the drainage performance of the land portion that affects the wet performance of the tire is ensured by draining through the plurality of lug grooves. However, since the plurality of lug grooves are formed up to the tread end across the land portion, the rigidity of the land portion may be reduced. If the rigidity of the land portion decreases, the steering stability performance of the tire may be affected. Therefore, with conventional tires, it is difficult to achieve both the wet performance and the steering stability performance and to obtain sufficient performance.
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたもので、その目的は、トレッド部の接地端に配置された陸部の排水性能と剛性を確保して、タイヤのウエット性能と操縦安定性能を両立することである。 The present invention has been made in view of the above-mentioned conventional problems, and its purpose is to ensure the drainage performance and rigidity of the land portion arranged at the ground contact end of the tread portion, and achieve both the wet performance and the steering stability performance of the tire. It is to be.
本発明は、タイヤ周方向に延びる複数の主溝により、トレッド部がタイヤ幅方向に区画されて外側陸部を含む複数の陸部が形成されており、外側陸部がラグ溝を備え、かつトレッド部の接地端のタイヤ幅方向内側からタイヤ幅方向外側まで配置されたタイヤであって、ラグ溝が、接地端のタイヤ幅方向内側から、接地端のタイヤ幅方向外側に位置するトレッド端に向かって形成され、外側陸部に備えた少なくとも一方のラグ溝は、そのタイヤ幅方向内側の端部が、接地端よりもタイヤ幅方向内側において、主溝よりも細いタイヤ周方向に断続して形成された副溝にL字形の溝になるように連結されており、かつタイヤ幅方向外側の端部が、接地端よりもタイヤ幅方向外側に、かつトレッド端よりもタイヤ幅方向内側に位置するタイヤである。 The present invention has a plurality of main grooves extending in the tire circumferential direction, the tread portion is partitioned in the tire width direction to form a plurality of land portions including an outer land portion, the outer land portion includes a lug groove, and a tire positioned from the tire width direction inner ground contact edge of the tread portion to the tire width direction outside, the lug grooves, the tire width direction inner ground contact edge, the tread end located in the tire width direction outer side of the ground terminal The at least one lug groove formed on the outer land portion is intermittently arranged in the tire circumferential direction, the inner end portion in the tire width direction being inner than the ground contact end in the tire width direction and being narrower than the main groove. It is connected to the formed sub-groove so as to form an L-shaped groove, and the end on the outer side in the tire width direction is located on the outer side in the tire width direction with respect to the ground contact end and on the inner side in the tire width direction with respect to the tread end. Tire.
本発明によれば、トレッド部の接地端に配置された陸部の排水性能と剛性を確保して、タイヤのウエット性能と操縦安定性能を両立することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the drainage performance and rigidity of the land part arrange | positioned at the contact end of a tread part can be ensured, and the wet performance and steering stability performance of a tire can be made compatible.
本発明のタイヤの一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態のタイヤは、車両用(例えば乗用車用)の空気入りタイヤであり、一般的なタイヤ構成部材により周知の構造に形成されている。即ち、タイヤは、一対のビードコアと、一対のビードコアの間に配置されたカーカスと、カーカスの外周側に配置されたベルトと、所定のトレッドパターンを有するトレッドゴムを備えている。
An embodiment of a tire of the present invention will be described with reference to the drawings.
The tire of this embodiment is a pneumatic tire for vehicles (for example, for passenger cars), and is formed in a well-known structure with a general tire constituent member. That is, the tire includes a pair of bead cores, a carcass disposed between the pair of bead cores, a belt disposed on the outer peripheral side of the carcass, and a tread rubber having a predetermined tread pattern.
図1は、本実施形態のタイヤ1の断面形状を示す図であり、タイヤ幅方向(図1では左右方向)の断面を模式的に示している。
タイヤ1は、図示のように、一対のビード部2と、トレッド部3と、ビード部2とトレッド部3の間に位置する一対のサイドウォール部4を備えている。タイヤ1のトレッドパターン(図示せず)は、主に、一対のトレッド端5の間のトレッド部3に形成される。トレッド端5は、トレッド部3のタイヤ幅方向外側の端部であり、タイヤ1の外面において、外周面6と側面7の境界に位置する。
FIG. 1 is a diagram showing a cross-sectional shape of the tire 1 of the present embodiment, and schematically shows a cross section in the tire width direction (left-right direction in FIG. 1).
As illustrated, the tire 1 includes a pair of
タイヤ1は、リムに装着されて、走行可能な所定状態に調整される。このタイヤ1を装着した車両が路面を走行するときには、トレッド部3が接地して、タイヤ1が転動する。その際、トレッド部3の外周面の一部が路面に対する接地面になる。タイヤ1の接地面のタイヤ幅方向外側の端部が接地端8であり、一対の接地端8の間のトレッド部3が接地する。トレッド部3の接地端8は、トレッド端5よりもタイヤ幅方向内側に位置しており、接地端8とトレッド端5の間のトレッド部3は、タイヤ1の静止状態では接地面外に位置する。
ここで「接地端」とは、タイヤを適用リムに装着するとともに、規定の空気圧を充填した状態で、そのタイヤを、平板上に垂直姿勢で静止配置し、規定の質量に対応する負荷を加えたときの、タイヤの、平板への接地面の側縁をいう。
The tire 1 is mounted on a rim and adjusted to a predetermined state in which it can run. When the vehicle equipped with the tire 1 travels on the road surface, the
Here, the “grounding end” means that the tire is mounted on the applicable rim, is filled with the specified air pressure, and the tire is placed on a flat plate in a vertical posture, and a load corresponding to the specified mass is applied. The side edge of the ground contact surface to the flat plate of the tire.
図2は、本実施形態のタイヤ1のトレッドパターンを示す平面図であり、タイヤ周方向(図2では上下方向)の一部を模式的に示している。図2に示すタイヤ回転方向Rは、車両前進時にタイヤ1が回転する方向であり、トレッドパターンに対応して指定される。また、タイヤ1は、(IN)側が車両内側に、かつ、(OUT)側が車両外側に位置するように、車両に装着される。 FIG. 2 is a plan view showing a tread pattern of the tire 1 of the present embodiment, and schematically shows a part of the tire circumferential direction (vertical direction in FIG. 2). The tire rotation direction R shown in FIG. 2 is a direction in which the tire 1 rotates when the vehicle moves forward, and is designated corresponding to the tread pattern. The tire 1 is mounted on the vehicle such that the (IN) side is located on the inner side of the vehicle and the (OUT) side is located on the outer side of the vehicle.
タイヤ1は、図示のように、タイヤ周方向に延びる複数の周方向溝10〜14と、タイヤ周方向に沿って形成された複数の陸部20〜24と、複数の幅方向細溝30、31と、複数のラグ溝32、33、40を備えている。周方向溝10〜14は、周方向主溝(主溝という)10〜13と周方向副溝(副溝という)14からなり、トレッド部3に直線状に形成されている。
As illustrated, the tire 1 includes a plurality of
複数(ここでは4つ)の主溝10〜13は、タイヤ幅方向(図2では左右方向)に離れた所定位置で、タイヤ周方向に連続して形成されている。複数の主溝10〜13により、トレッド部3がタイヤ幅方向に区画されて、タイヤ周方向に延びる複数(ここでは5つ)の陸部20〜24が形成されている。陸部20〜24は、タイヤ周方向に連続して延びるリブ(連続陸部)、又は、タイヤ周方向に並ぶ複数のブロックからなるブロック列(断続陸部)であり、2つの中央陸部20、21、1つの中間陸部22、及び、2つの外側陸部23、24からなる。
A plurality of (here, four)
中央陸部20、21は、複数の幅方向細溝30、31を有するリブであり、トレッド部3のタイヤ幅方向中央部に位置する。幅方向細溝30、31は、主溝10〜13よりも細く形成されるとともに、主溝12、13からタイヤ幅方向に向かって形成されている。幅方向細溝30、31の一端部は主溝12、13に繋がり、幅方向細溝30、31の他端部は中央陸部20、21内に位置する。中間陸部22は、複数のラグ溝32により分断されたブロック列であり、一方の中央陸部20と一方の外側陸部23の間に位置する。ラグ溝32は、タイヤ幅方向に沿って延び、中間陸部22を横断する。
The
外側陸部23、24は、複数のラグ溝33、40を有するリブであり、トレッド部3の複数の陸部20〜24の内、タイヤ幅方向最外側に位置する。また、外側陸部23、24は、トレッド部3の接地端8のタイヤ幅方向内側からタイヤ幅方向外側まで配置されている。本実施形態では、外側陸部23、24は、接地端8のタイヤ幅方向内側から、少なくともトレッド端5まで形成され、タイヤ1のショルダ部に位置する。
The
ラグ溝33、40は、主溝10、13に交差する方向に延びるように、外側陸部23、24にタイヤ幅方向外側に向かって形成されている。また、一方の外側陸部23には、ラグ溝33が、主溝10から接地端8に向かって形成されている。ラグ溝33のタイヤ幅方向内側の端部は主溝10に繋がり、ラグ溝33のタイヤ幅方向外側の端部は外側陸部23内に位置する。他方の外側陸部24には、副溝14とラグ溝40が形成されている。
The
副溝14は、主溝10〜13よりも細い周方向細溝であり、外側陸部24に、タイヤ周方向に断続して形成されている。即ち、複数の副溝14がタイヤ周方向に沿って間隔をあけて配置され、副溝14の間に溝のない部分が設けられている。また、外側陸部24内で、副溝14は、接地端8よりもタイヤ幅方向内側に位置し、タイヤ周方向に延びるように、接地端8と主溝13の間に形成されている。ラグ溝40は副溝14に連結され、副溝14はラグ溝40のタイヤ幅方向内側の端部(内側端部)41と繋がる。
The
ラグ溝40は、接地端8のタイヤ幅方向内側から、接地端8のタイヤ幅方向外側に位置するトレッド端5に向かって形成されるとともに、接地端8とトレッド端5の間の所定位置まで形成される。その結果、ラグ溝40のタイヤ幅方向外側の端部(外側端部)42は、接地端8よりもタイヤ幅方向外側に、かつ、トレッド端5よりもタイヤ幅方向内側に位置する。即ち、ラグ溝40の外側端部42は、接地端8とトレッド端5の間に位置する。これに対し、ラグ溝40の内側端部41は、接地端8よりもタイヤ幅方向内側に位置する。
The
本実施形態では、外側陸部24内で、ラグ溝40は、副溝14(周方向溝)からタイヤ幅方向外側に向かって傾斜するように形成されている。また、ラグ溝40の幅は、内側端部41において最も狭く、外側端部42に向かって次第に広くなり、外側端部42において最も広くなる。このラグ溝40の幅と深さは、外側陸部24を区画する主溝13の幅と深さを基準に、ラグ溝40に要求される排水性能に応じて設定されている。具体的には、ラグ溝40の幅は、主溝13の幅の30〜50%の範囲内にあり、ラグ溝40の深さは、主溝13の深さの70〜90%の範囲内にある。
In the present embodiment, the
タイヤ1の使用に伴い、トレッド部3が摩耗して、ラグ溝40が浅くなる。このタイヤ1では、ラグ溝40は、トレッド部3が使用限度まで摩耗した状態でも、外側陸部24に残存するように形成されている。また、トレッド部3の摩耗前と同様に、トレッド部3の摩耗後にも、ラグ溝40の外側端部42は、接地端8よりもタイヤ幅方向外側に、かつ、トレッド端5よりもタイヤ幅方向内側に位置する。ここでは、トレッド部3の踏面がトレッドウェアインジケータの上端の高さの位置まで摩耗した後にも、ラグ溝40の外側端部42は、接地端8よりもタイヤ幅方向外側に、かつ、トレッド端5よりもタイヤ幅方向内側に位置する。なお、トレッドウェアインジケータは、JATMAに規定されており、この規定に基づいてタイヤ1に設けられる。
As the tire 1 is used, the
ここで、ラグ溝40の外側端部42が接地端8よりもタイヤ幅方向内側に位置する場合には、外側端部42を含むラグ溝40の全体が接地面内に配置される。その結果、ラグ溝40を通して水を接地面外に排水し難くなる。これに対し、このタイヤ1では、外側端部42が接地端8よりもタイヤ幅方向外側に位置するため、外側端部42を含むラグ溝40の一部が接地面外に配置される。その結果、接地面内の水が、ラグ溝40を通して接地面外まで円滑に流れて、ラグ溝40によりタイヤ幅方向外側へ確実に排水される。
Here, when the
また、ラグ溝40がトレッド端5まで形成されず、ラグ溝40の外側端部42が接地端8とトレッド端5の間に位置する。そのため、外側陸部24の剛性低下を抑制でき、例えば、ラグ溝40をトレッド端5まで形成した場合に比べて、外側陸部24の剛性を高くすることができる。従って、本実施形態では、接地端8に配置された外側陸部24の排水性能と剛性を確保して、充分な両性能を得ることができる。これに伴い、タイヤ1のウエット性能と操縦安定性能を両立することもできる。
Further, the
ラグ溝40の幅を外側端部42に向かって次第に広くすると、水がラグ溝40内を外側端部42に向かって円滑に流れる。また、ラグ溝40を副溝14からタイヤ幅方向外側に向かって形成すると、副溝14からラグ溝40を通して水が接地面外に円滑に流れる。これらにより、外側陸部24の排水性能を向上することができる。ラグ溝40の外側端部42が、トレッド部3の摩耗前から摩耗後まで、接地端8とトレッド端5の間に位置するため、トレッド部3が摩耗するまで、ラグ溝40による排水を行うことができる。
When the width of the
なお、ラグ溝40は、タイヤ幅方向に沿って直線状に形成してもよく、タイヤ幅方向に沿って傾斜又は湾曲するように形成してもよい。また、ラグ溝40を副溝14に繋げずに、ラグ溝40の両端部41、42が外側陸部24内に位置するようにしてもよい。ラグ溝40を主溝13から形成し、ラグ溝40の内側端部41を主溝13に繋げるようにしてもよい。本実施形態では、ラグ溝40を一方の外側陸部24に形成したが、ラグ溝40を他方の外側陸部23に形成してもよい。ラグ溝40を両外側陸部23、24に形成してもよい。
The
副溝14は、タイヤ周方向に連続して形成してもよい。ただし、副溝14をタイヤ周方向に断続して形成するときには、外側陸部24の剛性を高くすることができる。これに対し、外側陸部24に副溝14を形成しないようにしてもよい。この場合には、ラグ溝40を主溝13に繋げてもよく、ラグ溝40を主溝13に繋げなくてもよい。
The
以上、本発明について、空気入りタイヤを例に説明したが、本発明は、空気以外の気体を充填したタイヤや、その他のタイヤにも適用できる。また、トレッド部3には、サイプや、上記した溝以外の溝を形成してもよい。
As described above, the present invention has been described by taking a pneumatic tire as an example, but the present invention can also be applied to a tire filled with a gas other than air and other tires. Further, the
(タイヤ試験)
本発明の効果を確認するため、タイヤ1に対応する実施例のタイヤ(実施品という)と、2つの比較例のタイヤ(比較品1、2という)を作成して、実施品と比較品1、2を試験した。実施品と比較品1、2は、リブ溝40のみが異なるように形成した。比較品1では、リブ溝40の外側端部42が接地端8よりもタイヤ幅方向内側に位置する。比較品2では、リブ溝40の外側端部42がトレッド端5よりもタイヤ幅方向外側に位置する。
(Tire test)
In order to confirm the effect of the present invention, the tire of the example corresponding to the tire 1 (referred to as a practical product) and the tires of two comparative examples (referred to as comparative products 1 and 2) were prepared. 2 were tested. The implementation product and the
実施品と比較品1、2は、JATMA YEAR BOOK(2012、日本自動車タイヤ協会規格)で定めるタイヤサイズ235/65R17の乗用車用ラジアルプライタイヤである。実施品と比較品1、2を使用して、同一の条件で、ウエット性能試験と操縦安定性能試験を行った。
表1に試験結果を示す。試験結果は、比較品1を100とした指数で表しており、数値が大きいほど性能が高いことを示している。
The implementation product and the
Table 1 shows the test results. The test result is represented by an index with the comparative product 1 being 100, and the larger the value, the higher the performance.
ウエット性能は、比較品1の100に対し、比較品2では111、実施品では110であった。これより、実施品のウエット性能は、比較品1よりも高く、比較品2と同等であることが分かった。
操縦安定性能は、比較品1の100に対し、比較品2では95、実施品では100であった。これより、実施品の操縦安定性能は、比較品2よりも高く、比較品1と同等であることが分かった。
以上の結果から、本発明により、タイヤのウエット性能と操縦安定性能を両立できることが証明された。
The wet performance was 100 for the comparative product 1 and 111 for the
The steering stability performance was 95 for the
From the above results, it was proved that the present invention can achieve both the wet performance and the steering stability performance of the tire.
1・・・タイヤ、2・・・ビード部、3・・・トレッド部、4・・・サイドウォール部、5・・・トレッド端、6・・・外周面、7・・・側面、8・・・接地端、10〜13・・・主溝、14・・・副溝、20、21・・・中央陸部、22・・・中間陸部、23、24・・・外側陸部、30、31・・・幅方向細溝、32、33、40・・・ラグ溝、41・・・内側端部、42・・・外側端部。 DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Tire, 2 ... Bead part, 3 ... Tread part, 4 ... Side wall part, 5 ... Tread edge, 6 ... Outer peripheral surface, 7 ... Side surface, 8 ..Grounding end, 10-13 ... main groove, 14 ... sub-groove, 20, 21 ... central land portion, 22 ... intermediate land portion, 23, 24 ... outer land portion, 30 , 31 ... width direction narrow groove, 32, 33, 40 ... lug groove, 41 ... inner end, 42 ... outer end.
Claims (3)
ラグ溝が、接地端のタイヤ幅方向内側から、接地端のタイヤ幅方向外側に位置するトレッド端に向かって形成され、
外側陸部に備えた少なくとも一方のラグ溝は、そのタイヤ幅方向内側の端部が、接地端よりもタイヤ幅方向内側において、主溝よりも細いタイヤ周方向に断続して形成された副溝にL字形の溝になるように連結されており、かつタイヤ幅方向外側の端部が、接地端よりもタイヤ幅方向外側に、かつトレッド端よりもタイヤ幅方向内側に位置するタイヤ。 A plurality of main grooves extending in the tire circumferential direction divide the tread portion in the tire width direction to form a plurality of land portions including an outer land portion, the outer land portion includes a lug groove, and the tread portion is grounded. a tire positioned from the tire width direction inner end to the outer side in the tire width direction,
The lug groove is formed from the inner side in the tire width direction of the ground contact end toward the tread end located on the outer side in the tire width direction of the ground contact end,
At least one of the lug grooves provided in the outer land portion is an auxiliary groove formed by intermittently forming the end portion in the tire width direction on the inner side in the tire width direction with respect to the ground contact end in the tire circumferential direction narrower than the main groove. Are connected so as to form an L-shaped groove, and the end portion on the outer side in the tire width direction is located on the outer side in the tire width direction with respect to the ground contact end and on the inner side in the tire width direction with respect to the tread end.
ラグ溝のタイヤ幅方向外側の端部が、トレッド部の踏面がトレッドウェアインジケータの上端の高さの位置まで摩耗した後にも、接地端よりもタイヤ幅方向外側に、かつ、トレッド端よりもタイヤ幅方向内側に位置するタイヤ。 In the tire according to claim 1,
The outer edge of the lug groove in the tire width direction is the tire width direction outer side from the ground contact end and the tire from the tread end even after the tread surface wears up to the height of the upper end of the tread wear indicator. A tire located inside in the width direction.
ラグ溝の幅が、タイヤ幅方向外側の端部に向かって次第に広くなるタイヤ。 In the tire according to claim 1 or 2,
A tire in which the width of the lug groove gradually increases toward the outer end in the tire width direction.
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