JP6143038B1 - アプリケーションに依存することなくファイルにアクセスするosプログラム及び方法 - Google Patents
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Abstract
Description
アプリケーションプログラムによって入出力されるデータファイルには、当該アプリケーションプログラム専用であってファイルシステムのシステムコールを実行するファイル操作モジュールが含まれており、
アプリケーションプログラム毎に、ファイル操作開始時に、対象となるデータファイルからファイル操作モジュールを、メモリ上にロードする第1のステップと、
アプリケーションプログラムから、ファイル操作共通インタフェースとしてのファイル操作のシステムコールが呼び出された際に、当該ファイル操作共通インタフェースから、当該アプリケーションプログラム専用のメモリ上のファイル操作モジュールへアクセスする第2のステップと、
メモリ上の当該ファイル操作モジュールからファイルシステムのシステムコールを実行する第3のステップと
をコンピュータが実行することを特徴とする。
データファイルは、当該データファイルに基づくファイル形式に依存しないアクセスを可能とする
ようにコンピュータを実行することも好ましい。
データファイルは、運行時に逐次に記録される運行データを記録したものであり、当該データファイルに基づくファイル形式に依存することなく、運行データを読み取ることができる
ようにコンピュータを実行することも好ましい。
第1のステップの前段階で、アプリケーションプログラム毎に、ファイル操作モジュールの宣言を記述したアクセス管理構造体を作成する初期化ステップを更に有し、
第1のステップについて、当該アプリケーションプログラム専用のファイル操作モジュールをメモリ上にロードして定義し、当該定義とアクセス管理構造体の宣言とを対応付け、
第2のステップについて、当該ファイル操作共通インタフェースから、当該アプリケーションプログラム専用のアクセス管理構造体の宣言を介して、メモリ上に定義されたファイル操作モジュールへアクセスする
ようにコンピュータを実行することも好ましい。
第1のステップについて、ファイル操作開始時とは、当該データファイルに対するopen操作時である
ようにコンピュータを実行することも好ましい。
アプリケーションプログラムによって入出力されるデータファイルには、当該アプリケーションプログラム専用であってファイルシステムのシステムコールを実行するファイル操作モジュールが含まれており、
アプリケーションプログラム毎に、ファイル操作開始時に、対象となるデータファイルからファイル操作モジュールを、メモリ上にロードする第1のステップと、
アプリケーションプログラムから、ファイル操作共通インタフェースとしてのファイル操作のシステムコールが呼び出された際に、当該ファイル操作共通インタフェースから、当該アプリケーションプログラム専用のメモリ上のファイル操作モジュールへアクセスする第2のステップと、
メモリ上の当該ファイル操作モジュールからファイルシステムのシステムコールを実行する第3のステップと
を有することを特徴とする。
ヘッダ :モジュール及びデータ本体に対する「宣言」が記述される
モジュール格納領域:各ファイル操作モジュールの「定義」(本体)が格納される
データ本体 :データファイルのデータ
ファイル操作モジュールとは、例えばopen、close、read、writeのようなファイル操作に基づく手続プログラムであって、そのファイル形式専用のものである。
図4は、本発明における処理コードの例である。
obj_file_open(char *ファイル名) ;
最初に、アプリケーションプログラム毎に、ファイル操作モジュールの宣言を記述したアクセス管理構造体を作成する。「宣言」とは、メモリ上のソースファイルに存在する関数を知らせるためのものであって、ヘッダとして記述される。
図4のS0によれば、method_areaによって領域が確保されている。
尚、アクセス管理構造体は、openしたデータファイルごとに用意される。
アプリケーションプログラム毎に、ファイル操作開始時に、対象となるデータファイルのファイル形式専用のファイル操作モジュールを、メモリ上にロードする。ここで、ファイル操作開始時とは、当該データファイルに対するopen操作時である。
図4のS1によれば、load_methodsによって、ファイル操作モジュールがメモリ上にロードされる。
アプリケーションプログラムから、ファイル操作共通インタフェースにアクセスされた際に、当該ファイル操作共通インタフェースから、当該アプリケーションプログラム専用のメモリ上のファイル操作モジュールへアクセスする。即ち、当該ファイル操作共通インタフェースから、当該アプリケーションプログラム専用のアクセス管理構造体の「宣言」を介して、メモリ上に「定義」されたファイル操作モジュールへアクセスする(動的リンクの拡張方法)。具体的には、アクセス管理構造体における未解決の関数アドレスを、メモリ上に読み込んだ関数実体を指すポインタによって解決する。
メモリ上の当該ファイル操作モジュールからファイルシステムへアクセスする。ファイルシステムへのアクセスは、標準OSのファイルシステムに関する低水準システムコールである。
obj_file_close();
当該データファイルをcloseした場合、当該アクセス管理構造体もメモリ上から削除される。
S1 第1のステップ
S2 第2のステップ
S3 第3のステップ
Claims (6)
- アプリケーションプログラム毎に、ファイルシステムへアクセスするファイル操作モジュール(手続プログラム)が異なっており、各アプリケーションプログラムからファイルシステムへアクセスするようにコンピュータを実行するOS(Operating System)プログラムにおいて、
アプリケーションプログラムによって入出力されるデータファイルには、当該アプリケーションプログラム専用であってファイルシステムのシステムコールを実行するファイル操作モジュールが含まれており、
アプリケーションプログラム毎に、ファイル操作開始時に、対象となるデータファイルからファイル操作モジュールを、メモリ上にロードする第1のステップと、
前記アプリケーションプログラムから、ファイル操作共通インタフェースとしてのファイル操作のシステムコールが呼び出された際に、当該ファイル操作共通インタフェースから、当該アプリケーションプログラム専用のメモリ上のファイル操作モジュールへアクセスする第2のステップと、
メモリ上の当該ファイル操作モジュールからファイルシステムのシステムコールを実行する第3のステップと
をコンピュータが実行することを特徴とするOSプログラム。 - 前記データファイルは、当該データファイルに基づくファイル形式に依存しないアクセスを可能とする
ようにコンピュータを実行することを特徴とする請求項1に記載のOSプログラム。 - 前記データファイルは、運行時に逐次に記録される運行データを記録したものであり、当該データファイルに基づくファイル形式に依存することなく、前記運行データを読み取ることができる
ようにコンピュータを実行することを特徴とする請求項1又は2に記載のOSプログラム。 - 第1のステップの前段階で、アプリケーションプログラム毎に、ファイル操作モジュールの宣言を記述したアクセス管理構造体を作成する初期化ステップを更に有し、
第1のステップについて、当該アプリケーションプログラム専用のファイル操作モジュールをメモリ上にロードして定義し、当該定義とアクセス管理構造体の前記宣言とを対応付け、
第2のステップについて、当該ファイル操作共通インタフェースから、当該アプリケーションプログラム専用の前記アクセス管理構造体の宣言を介して、メモリ上に定義されたファイル操作モジュールへアクセスする
ようにコンピュータを実行することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のOSプログラム。 - 第1のステップについて、ファイル操作開始時とは、当該データファイルに対するopen操作時である
ようにコンピュータを実行することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のOSプログラム。 - アプリケーションプログラム毎に、ファイルシステムへアクセスするファイル操作モジュール(手続プログラム)が異なっており、各アプリケーションプログラムからファイルシステムへアクセスする、OSのファイルアクセス方法において、
アプリケーションプログラムによって入出力されるデータファイルには、当該アプリケーションプログラム専用であってファイルシステムのシステムコールを実行するファイル操作モジュールが含まれており、
アプリケーションプログラム毎に、ファイル操作開始時に、対象となるデータファイルからファイル操作モジュールを、メモリ上にロードする第1のステップと、
前記アプリケーションプログラムから、ファイル操作共通インタフェースとしてのファイル操作のシステムコールが呼び出された際に、当該ファイル操作共通インタフェースから、当該アプリケーションプログラム専用のメモリ上のファイル操作モジュールへアクセスする第2のステップと、
メモリ上の当該ファイル操作モジュールからファイルシステムのシステムコールを実行する第3のステップと
を有することを特徴とするOSのファイルアクセス方法。
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JP2016194896A JP6143038B1 (ja) | 2016-09-30 | 2016-09-30 | アプリケーションに依存することなくファイルにアクセスするosプログラム及び方法 |
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JP6143038B1 true JP6143038B1 (ja) | 2017-06-07 |
JP2018055655A JP2018055655A (ja) | 2018-04-05 |
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---|---|---|---|---|
JP2003208343A (ja) * | 2002-01-10 | 2003-07-25 | Ricoh Co Ltd | ファイル作成・閲覧方法、ファイル作成方法、ファイル閲覧方法、ファイル構造及びプログラム |
JP2011081703A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-21 | Mitsubishi Electric Corp | データ処理装置、データ処理方法及びプログラム |
JP2013073611A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-22 | Yupiteru Corp | 電子機器、情報システム、プログラム |
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